2008/11/25(火)
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 14:00:29.57 ID:DB2RL4Z40
水銀燈「めぐぅ、これ何かしら?」
めぐ「これはね白髪染めなの」
水銀燈「白髪? 一体誰が使うっていうの」
めぐ「私よ」
水銀燈「へ? 冗談はよして。あなたのは綺麗な黒髪じゃない」
めぐ「だからこれは白髪染で染めた髪なのよ……」
水銀燈「……」
水銀燈「めぐぅ、これ何かしら?」
めぐ「これはね白髪染めなの」
水銀燈「白髪? 一体誰が使うっていうの」
めぐ「私よ」
水銀燈「へ? 冗談はよして。あなたのは綺麗な黒髪じゃない」
めぐ「だからこれは白髪染で染めた髪なのよ……」
水銀燈「……」
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 14:06:18.18 ID:DB2RL4Z40
めぐ(黒髪の水銀燈ってどんなんだろ……)ジー
水銀燈「何よめぐぅ……その目は」
めぐ「ううん、何でもないの……そうだ、今日は一緒に寝ない?」
水銀燈「はぁ? 嫌よ。なんで私が一緒に寝なきゃいけないの。第一私達ドールは鞄で寝なきゃ体が休まらないの」
めぐ「……お願い! 一回だけでいいの……」ウルウル
水銀燈「うっ……(そ、そんな目をされると断りづらいわぁ……)」
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 14:08:57.13 ID:DB2RL4Z40
水銀燈「分かったわよ。でもこんなことはもうこれっきりよ」
めぐ「ありがとう! 水銀燈。今日は楽しい夢が見れそうだわ!」
水銀燈(はぁ……しょうがないわねぇ……)
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 14:14:50.48 ID:DB2RL4Z40
―――就寝中―――
水銀燈「スー……スー……」zzz
めぐ(うふふ……水銀灯の寝顔……っと、あんまりかわいらしくて目的を忘れちゃうところだったわ)
めぐは白髪染めを適量に手をとると、それを水銀灯の髪へ満遍なくつけ始めた
ペタペタペタ……
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 14:20:14.50 ID:DB2RL4Z40
水銀燈「スー……スー……」zzz
めぐ(……やっぱり髪だけ黒いなんてかわいそうよね、下の毛も染めてあげなきゃ)
水銀燈を起こさないように細心の注意を払って衣類を一枚一枚脱がせていった
シュル……シュル……
めぐ(あら? 生えてないのね……)
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 14:21:10.35 ID:H+7V7Hdu0
できた

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 14:22:40.93 ID:hogMbRf90
>>20
仕事が早いなGJ
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 14:28:35.73 ID:DB2RL4Z40
めぐ(……)ウズウズ…
水銀燈「スー……スー……」zzz
めぐ(何故か手元に育毛剤が……これをうっかり水銀燈の股にこぼしても事故よね、ねっ)
水銀燈「スー……スー……」zzz
めぐ(今、私が水銀燈を大人のオンナにしてあげるね!)
ヌリヌリヌリ……
水銀燈「あっ……あっ……あっぅ……んん……」ビクッ
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 14:53:04.01 ID:DB2RL4Z40
―――明朝―――
めぐ「おはよう! 水銀燈!」
水銀燈「おはよぉ……」
めぐ「どうしたの? 水銀燈、元気が無いわね(黒髪の水銀燈って綺麗〜〜〜)」
水銀燈「う…うん。ちょっと髪がベタベタするし、その……」
めぐ「その?」
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 14:56:02.45 ID:Twpwh2H90
その?…ゴクリ
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 15:51:34.81 ID:kWHOsyAG0
水銀燈「そのぉ……えっとぉ……」
めぐ「はっきり言わなきゃ分からないわ、水銀燈」
水銀燈「なんだか……まt……下腹部がぁ……」
めぐ「お股?」
水銀燈「…………そのぉ……なんだか……チクチクするのよぉ……」
めぐ(あの育毛剤、天使には効果抜群のようね)
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 15:54:00.32 ID:kWHOsyAG0
水銀燈「……ちょっと出かけてくるわね」
めぐ「ええ、行ってらっしゃい(人気の無いところで確認するつもりね)」
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 16:02:37.45 ID:kWHOsyAG0
朽ちた教会の屋根裏部屋で服を脱ぎ始める水銀燈
水銀燈「くっ……こんなところ真紅には見せられないわぁ……」
自分の股間を確認し動きが止まる
水銀燈「……」
水銀燈「…………」
水銀燈「………………」
水銀燈「なっ!? 何よこれぇえええええええええええええええええ!!!!」
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 16:11:44.74 ID:kWHOsyAG0
水銀燈の股から黒々しく生い茂るソレはまさに密林、黒いアマゾンであった
水銀燈「な、なんで私の股にたわしが……」
股のたわしを取ろうと手掴みで黒い密林に手を伸ばす水銀燈
ブチッ ブチ……
水銀燈「いっいったぁぁああいいい!……こ、これ私から生えてる……?」
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 16:46:05.77 ID:kWHOsyAG0
翠星石(nのフィールドで迷子になったと思ったら、とんでもねぇーとこに出ちまったですよ……)
水銀燈「うっ……うっ……何よぉ…これぇ……」
翠星石(髪の色が違うけど、あれは間違いなく水銀燈ですぅ……)ミシ…
水銀燈「!? 誰!」
翠星石(し、しまったですぅ!)
水銀燈「……そこに隠れてるのは分かってるのよ、出てらっしゃい! 今なら許してあげるわ!!」
翠星石(う、嘘に決まってるですぅ……きっと秘密を知った翠星石は消されちまうのですぅ)
水銀燈「出てこないのなら、こっちが行ってあげるわ!!」
翠星石(ひ、ひぃいいい逃げるですぅうう!)ビシュンッ
水銀燈「ちっ……nのフィールドを使ったってことは姉妹のだれかね……逃しはしないわぁ……」
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 19:21:04.74 ID:kWHOsyAG0
―――桜田家―――
真紅「JUM、紅茶を入れて頂戴」
JUM「たまには自分で入れろよ……」
真紅「あら、なにか言ったかしら? JUMは聞き分けのいい下僕の筈よね」
JUM「誰が下僕だ、誰が! ったく……しょうがないな……そういえばおやつの時間だっていうのに性悪人形を見ないな」
雛苺「翠星石は蒼星石のとこへ行くって言ってたのー」
JUM「一体いないだけでも静か…」
ドタドタドタドタ
翠星石「しししししし真紅ぅーーーーーーーーーーーーーーー!!」
JUM「……」
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 19:30:28.75 ID:kWHOsyAG0
真紅「どうしたの? 翠星石 まだティータイムは始まったばかりだから安心しなさい」
雛苺「おやつはまだ食べてないのー」
翠星石「のののののののん気に、茶ぁしばいてるばあいじゃねぇーですよ!!!」モグモグモグ
雛苺「あーーーーーーーーーー雛苺のうにゅーがぁーーーー」
翠星石「とととととととんでもねぇー物を見ちまったですぅううううう!!!」ゴキュゴキュゴキュ
真紅「ちょっと! 翠星石!! ティーポットをラッパ飲みするのはやめなさい!!!」
翠星石「早く! 早く! 早く! ここから逃げねぇーーといけないですぅ!!!」プハァー
JUM「落ち着け! 性悪人形!!」
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 19:36:15.24 ID:kWHOsyAG0
翠星石「翠星石は蒼星石のところへいこうとnのフィールドを通ったですよ」
真紅「……紅茶が空っぽだわ……」
翠星石「そしたら道に迷って水銀燈の所へ出ちまったですよ……」
雛苺「ヒナのうにゅーが……」
翠星石「ななななんと水銀燈のとんでもない物を見ちまったんですぅ!」
JUM「またおやつの用意するから元気出せよ」
翠星石「話を聞きやがれぇええええーーーーーーーーーですぅ!」
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 19:41:44.18 ID:kWHOsyAG0
JUM「一体水銀燈の何を見たっていうんだよ……」
翠星石「実はですね……水銀燈の髪が黒く染め上がり股からは三本目の翼が生えてきたですよ……」
真紅「……冗談はやめて頂戴、翠星石」
雛苺「うゆ、髪の色が変わるなんて、この間見たTVと同じなのー」
翠星石「そ、それです! きっと水銀燈はパワーアップしてスーパー水銀燈フォーになったですよ!」
JUM「……お前なあ……あれは漫画の話だぞ」
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 19:49:25.66 ID:kWHOsyAG0
翠星石「ともかく翠星石は嘘は言ってねぇーですよ! は、早くここから逃げないとスーパー水銀燈が追っかけてくるですよ……」
真紅「……全て信じる訳じゃないけど水銀燈に何か変化があったみたいね」
雛苺「すーぱー水銀燈を見てみたいのー」
JUM「僕も黒い髪の水銀燈を見てみたいな」
真紅「JUM!」
JUM「な、何だよ……」
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 19:57:08.30 ID:kWHOsyAG0
水銀燈「御機嫌よう……お馬鹿さぁん達ぃ……」
翠星石「でででで出たですよーーーーーーー」
真紅「本当に髪が黒いわね……」
雛苺「うゆ? 三本目の翼はどこなのー?」
JUM「髪が黒いと和服の方が似合いそうだな」
翠星石「何のんきなこと言ってるですか! 早く逃げるですよ!!」
水銀燈「……どうやら不埒な覗き魔は翠星石のようねぇ……」
翠星石「ななななんで分かったですかーーーーー」
60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 20:04:04.08 ID:kWHOsyAG0
真紅「水銀燈……その髪はどうしたの? まさか本当にスーパーとかいうのになったのかしら?」
水銀燈「はぁ? 何を言っているのあなた達は……髪なんて…………な、何よこれぇええええ!?」
JUM「自分でも気づいてなかったのか……?」
雛苺「股の翼も見せてほしいのーーー」
水銀燈「ま……股の翼……」
雛苺「翠星石が言ってたの。ヒナにも見せて欲しいのよー」
翠星石「ばっ……雛苺! 余計なk…」
水銀燈「……覚悟しなさぁい……翠星石!!!」
61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 20:12:44.62 ID:kWHOsyAG0
水銀燈は背中の翼を大きく羽ばたかせると翠星石達に向かって翼を乱射し始めた
ドガガガガガガガガガガ!!!
JUM「わぁああああ! 家がぁあああああああ!」
真紅「この威力……確かにいつもの水銀燈とは違うようね……」
翠星石「だから言ったじゃねぇーですか! スーパー水銀燈フォーだと!」
JUM「あ、あいつただ怒ってるだけじゃないのか?」
雛苺「……ヒナにいい考えがあるのー」
82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 22:05:41.55 ID:kWHOsyAG0
翠星石「何ですか! いい考えというのは!!」
雛苺「あのね、さいやじんは尻尾を切られると弱くなっちゃうの!」
真紅「なるほど、股の翼が水銀燈にとっての尻尾という訳ね」
翠星石「その話なら翠星石も見たですぅ! 確かやじろべーが尻尾を斬ったですね。あれはカッコよかったですぅ」
JUM「だ か ら ! あれは漫画の話だと……」
84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 22:10:25.96 ID:kWHOsyAG0
水銀燈「いい加減に観念して翠星石を差し出しなさぁい!!!!」
ズガガガガガガガガガガガガ!!!
翠星石「ひぃいいいいいいいいいい、こ、怖いですぅうううう」
真紅「本当なら蒼星石に斬る役目をお願いしたいところだけど、こんな状況じゃ助けを呼ぶ隙さえ与えてくれそうにないわね」
雛苺「ここは……ヒナ達だけでやるしかないの……」
JUM「もう勝手にしてくれ……」
86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 22:13:40.12 ID:kWHOsyAG0
真紅「私がローズテイルで水銀燈の注意を惹きつけるわ」
雛苺「ヒナが水銀燈のズロースを下ろすの」
翠星石「翠星石が水銀燈のしっぽを引きちぎるですぅ」
JUM「……」
93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 22:19:55.55 ID:kWHOsyAG0
水銀燈「どうしたの? お馬鹿さぁん達ぃ、逃げてばかりは勝ち目はないわよぉ!」
真紅「水銀燈!」
真紅は水銀燈の前に身を躍らせた
水銀燈「あらぁ……いい度胸ね、あなたからジャンクにしてあげるわぁ!!」
真紅「そうは容易に事を運ばせなくって……ローズテイル!」
真紅の手から薔薇の花弁が放たれ、花弁は吹雪のように水銀燈の視界を遮った
水銀燈「ちっ……」
97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 22:25:41.92 ID:kWHOsyAG0
雛苺「真紅、ナイスなの!」
気配を悟られないように背後から接近していた雛苺は一瞬の隙をついて水銀燈のズロースに飛びついた
水銀燈「な!? な!?」
空中に浮いていた水銀燈のズロースにしがみついた雛苺は自重によってズローズごと下にずり落ちた
雛苺「今なの! 翠星石!!」
JUM「……あれは羽根じゃなくて……毛だよなあ……しかもすごい剛毛……」
104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 22:30:04.68 ID:kWHOsyAG0
翠星石「とりゃ!」
水銀燈の股間の翼を掴んで一気に引きちぎる翠星石
ブチブチブチブチブチィ……
水銀燈「@*+−0l@;:お0:l:;@……」
翠星石「やったです! 悪いさいやじんはもう変身できんですぅ!!」
雛苺「すごいの! 翠星石ってばやじろべーみたいなの!」
真紅「私達姉妹のコンビネーションも中々のものね」
JUM「……」
107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 22:34:17.39 ID:kWHOsyAG0
水銀燈「うぐっ……うぅ……えぐぅ……」ポロポロ…
翠星石「な、泣いてやがるですか……?」
雛苺「そういえば、さいやじんのおうじさまも泣いてたの……」
真紅「あの翼は水銀燈のプライドだったと言う訳ね」
JUM「いや、ただ痛いだけだろ……」
109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 22:40:29.26 ID:kWHOsyAG0
水銀燈「お…おぼえでなざぁい……うっ……うぐぅ……」バサバサ…
雛苺「うわーい、とうとう追っ払ったのー」
真紅「まあ今回はこれで許してあげましょ」
翠星石「ふっふっふ……水銀燈なんて最初っから怖くねぇーですよ!」
JUM(大丈夫かなあ……アイツ……相当痛そうだったけど……)
111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 22:47:59.56 ID:kWHOsyAG0
―――逃避中の水銀燈―――
水銀燈「うっ……うっ……酷いわぁ……うぐぅ……」バサバサ
水銀燈「なんでこんな目に……おまけに股が痛くてうまく飛べな……」ガクガクッ
水銀燈「あっ!? あーーーーーー」ヒューーーーーーン
ドサッ!
118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 22:53:56.38 ID:kWHOsyAG0
―――「あら? この子ひょっとして……」
水銀燈「う……」
―――「大変、怪我してるわ……急いで治療しないと……」
水銀燈「……だ、誰……?」
―――「心配しなくていいわ……あなたと似た子を知っているの。だから今は眠りなさい……」
水銀燈「う……」
そして、水銀燈の意識はそのまま深い闇の中へ落ちていった……
127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 23:00:14.79 ID:kWHOsyAG0
水銀燈「うっ……眩しい?」
水銀燈が目を覚ました時、明るい天井が見えた。回りを見渡すと女性らしいパステル調の家具が並び、所々に自分と同じようなサイズの人形が鎮座していた
―――「あら? 目を覚ましたのね」
水銀燈「……ここは?」
―――「私の家よ……といっても賃貸だけどね、あはは」
133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 23:10:31.78 ID:kWHOsyAG0
水銀燈「あなたはぁ……? なぜ私のことを不思議とか不気味に思わないのぉ……?」
―――「不気味? こんなに綺麗でかわいいのに、そんなこと思うわけ無いじゃない あ、あたしはね草笛みつっていうの。あなたと同じローゼンメイデン金糸雀のマスターよ」
水銀燈「カ……金糸雀!?」ガバッ
みつ「あっ……動かないで……服のほつれとかは直せたんだけど、肝心の体のほうは私じゃちょっと……」
水銀燈「よ、余計なお世話よぉ……」ヨロヨロ…
みつ「駄目よ、動いちゃ!」
水銀燈「金糸雀のマスターなんかに助けられたくないわぁ……私は大丈夫よぉ……」フラフラ…
みつ「そんなこと言ってもフラフラじゃない、まだ寝てなさい」
水銀燈「だから……余計なお世話って……」バタン…
みつ「あぁ! 大変! 早くカナ帰ってこないかなあ……」
136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 23:16:41.88 ID:kWHOsyAG0
金糸雀「ただいまかしらー」
みつ「あぁ! おかえりー、カナー!!」
金糸雀「み、みっちゃん!? 今日は早いかしら?」
みつ「あーんカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナ……」
スリスリスリスリ
金糸雀「まさちゅーせっちゅうううーーーーーーーー……」
137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 23:21:13.31 ID:kWHOsyAG0
金糸雀「み、みっちゃん、お帰りの抱擁はもういいかしらーーー!」
みつ「あっそうだ! カナと同じローゼンメイデンが怪我して倒れてたの。なんとか直してあげれないかな?」
金糸雀「ローゼンメイデン!? だ、誰かしら……」
みつ「今は客間で横になって貰ってるの。綺麗な黒髪のドールよ」
金糸雀(黒髪……? そんなドールいたかしら?)
141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 23:27:44.55 ID:kWHOsyAG0
みつ「この子がそのドールよ。今はまだ眠ってるみたいだけど……」
金糸雀(水銀燈によく似ているかしら……でも髪が黒い……)
水銀燈「うっ……う……」
みつ「傷が痛むのかしら……ねぇカナ、何とかしてあげられないかなあ」
金糸雀「……わかったかしら……幸い大きな傷は無いようだしピチカートで十分直せるかしら」
みつ「さぁっすが私のカナだわ! あーんカナカナカナカナカナカナカナカナ……」
金糸雀「も、もうそれはいいかしらぁあーーーーーー」
147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 23:38:29.78 ID:kWHOsyAG0
水銀燈「……うっ」パチッ
金糸雀「……目を覚ましたかしら?」
水銀燈「!?(金糸雀……)」
金糸雀「カナはローゼンメイデン第2ドール金糸雀かしら……あなたは?」
水銀燈「……(な、何を言っているの?)」
金糸雀「……何か名乗るのに不都合があるのかしら? もしカナの推測が正しければ……あなたは第7ドールじゃないかしら?」
水銀燈「……(この子私が誰か分かってない? ひょっとしてこの黒い髪とあの人間が着せたみょうちくりんな服のせい……?)」
金糸雀「……まあ言いたくなければいいかしら。みっちゃんの手前回復するまで待ってあげるけど、ここで暴れたりみっちゃんに手を出そうとしたらカナ絶対に許さないかしら!」
水銀燈「……」
150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 23:49:25.02 ID:kWHOsyAG0
みつ「あっカナ、どうだった? あの子の様子」
金糸雀「……とりあえずは大丈夫かしら。表面の傷は直ったようだけど疲労や精神は鞄で休まないと回復しないし……」
みつ「そう……困ったわね、あの子を拾ったとき鞄も一緒にあればよかったんだけど……」
金糸雀「……傷は直ったんだし帰って貰っても…」
みつ「だ、だ、駄目よぉーーーーーあの子に元気になってもらってカナと一緒に撮影会やるんだから!」
金糸雀「……」
みつ「あ、そうだ! カナが起きている間に鞄をあの子に貸してあげるっていうのはどう? 昼夜逆転は辛いかもしれないけど少しの間だけ…」
金糸雀「だ、駄目かしらーーーー!!(カナのいない間にあの子がみっちゃんに危害を加えるかもしれないかしら……)」
みつ「そ、そんな……あの子はカナの妹かもしれないんでしょ……そんな事いっちゃ悲しいよ……」ウルウル…
金糸雀「うっ……」
154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 23:57:28.53 ID:kWHOsyAG0
金糸雀「はぁ……しょうがないかしら……。いい事みっちゃん、あの子が怪しい動きを見せたら真っ先にカナに知らせるかしら!」
みつ「えぇ〜、ドールが悪いことする訳ないじゃない。カナもそうだけど真紅ちゃんも翠星石ちゃんもみ〜〜〜んないい子ばかりなんだから!」
金糸雀「はぁ……」
184 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 10:31:33.44 ID:xGcedkfu0
みつ「……という訳で昼間はカナの鞄を使ってね」
水銀燈「……」
金糸雀「ちょっとぉ……お礼ぐらい言ったらどうかしら?」
水銀燈「……」
みつ「まって、カナ! 見知らぬ場所に連れて来られてきっと不安なのよ。この子から話をしてくれるまで待ってあげようね、ねっ」
金糸雀「……わかったかしら……」
185 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 10:38:59.47 ID:xGcedkfu0
水銀燈(はぁ……とんでもないことになったわねぇ……傷が直ったとはいえ動くにはまだ……)
水銀燈(それに今、金糸雀に素性を明かすのは危険……ここは動けるようになるまで隠し通すのが得策のようねぇ……)
水銀燈(……それに……人間の布団……悪くはないわねぇ……)
水銀燈(………………)
水銀燈(…………)
水銀燈(……)スースー
187 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 10:44:39.77 ID:xGcedkfu0
――――――
みつ「はぁ〜〜〜い、あーんしてー」
水銀燈「……」
みつ「ねぇ〜食べてよ……」
金糸雀「食べたくないなら食べさせなくてもいいんじゃないかしら?」
みつ「駄目よ、病人には栄養をたっくさんとってもらわなきゃ! ほらほらおいしいわよぉ〜」グイグイ
水銀燈「……」プイッ
みつ「あ〜〜ん」
189 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 10:50:18.76 ID:xGcedkfu0
みつ「困ったわねぇ……あ、そうだ! この子の名前はなんていうの?」
金糸雀「全然喋らないから分からないかしら。何しろお礼も言わない子だし」
水銀燈「……」
みつ「いつまでも名無しじゃこっちも呼びづらいし仮の名前をつけてあげない?」
金糸雀「……真っ黒だからカラスでいいんじゃないかしら」
水銀燈「……」ムッ…
みつ「あ〜怒ってるみたい、やっと感情を顔に出してくれたのね〜」
水銀燈「……」
金糸雀「あなたが名乗らない限りどんな名前をつけられても文句は言えないかしら」
みつ「そんないじわる言っちゃかわいそうよ、カナ……」
191 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 10:57:10.26 ID:DHzoyoll0
カナヒドス
192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 11:00:06.05 ID:xGcedkfu0
みつ「ん〜スワンちゃんっていうのはどうかな?」
金糸雀「スワン? 白鳥は白くて綺麗な鳥かしら。この子に似合うとは……」
みつ「いいのよ、カナと同じ鳥の名前だし語呂もいいから気に入っちゃった。今日からあなたはスワンちゃんよ♪」
水銀燈「……」
金糸雀「勝手にしなさいって顔をしているかしら……」
みつ「怒ってないならいいよね。スワンちゃん! スワンちゃん! きゃ〜〜〜〜」
193 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 11:05:39.72 ID:xGcedkfu0
―――夕刻―――
金糸雀「ほらっ起きるかしら! もうカナが寝る時間かしら!」
水銀燈「……(うっ…う…)」
金糸雀「……念には念を押しておくけどみっちゃんに手を出したら絶対に許さないかしら!」
水銀燈「……(ふんっ…あんな人間なんかに興味はないわよ)」プイッ
金糸雀「……かわいくないかしら……」
195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 11:11:18.88 ID:xGcedkfu0
みつ「ただいま〜〜〜」
水銀燈「……」
みつ「きゃ〜〜〜〜スワンちゃんスワンちゃんスワンちゃんスワンちゃんスワンちゃんスワンちゃん……」
スリスリスリスリ
水銀燈「……(や、やめなさいよぉ…)」ググググッ…
みつ「あはは〜いつも帰りが遅くなっちゃってね、カナと遊ぶ時間が無いんだけどスワンちゃんが起きててくれるのがすっごく楽しみなんだー」
水銀燈(ふんっ……金糸雀も大変ね……)
みつ「さぁ、今日はスワンちゃんのためにいっぱい食材買ってきたんだあ! ちょっと待っててね」
197 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 11:22:57.53 ID:6pbCKoaQ0
銀様のおマタは大丈夫なのか?
198 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 11:23:01.61 ID:xGcedkfu0
みつ「じゃぁ〜〜〜ん みっちゃん特製オムライスよ♪」
水銀燈「……(うっ……)」ゴクリッ
みつ「あ〜〜今喉鳴らしたね。今日は食べてくれるよね」
水銀燈「……(ふ、ふんっ…)」プイッ
みつ「ほらほらおいしいわよ〜〜〜」グイグイ
水銀燈「……(ちょ、ちょっとやめなs)」ぐぅ〜〜〜〜
みつ「ふふふ、お腹は正直ね。ささ、遠慮しないでパクっと」
水銀燈「……(しょうがないわねぇ……これはお腹が減ったからじゃなくて体力を回復させるためだからね!)」パクッ
199 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 11:23:46.76 ID:xGcedkfu0
みつ「きゃ〜〜〜、やっと食べてくれたぁ!」
水銀燈「……(お、おいしい!)」ポワァ
みつ「その顔はおいしいって事なのよね? かわいい〜〜〜〜 ほらほらもっとたくさん食べて」グイグイ
水銀燈「……(やめなさいって……これくらい自分で食べられるわ)」ガシッ
みつ「あっ…」
水銀燈はみつの手からスプーンをひったくるとオムライスを口の中にかきこみ始めた
水銀燈「はふっはふっはふっ」カチャカチャカチャ
みつ「ふふふ……」
201 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 11:26:24.59 ID:ZcbNBxpi0
。 _|\ _
。 O / 。 u `ー、___
゚ 。 \ヽ / u ⌒'ヽ゛ u / ゚
- ・。 / ; ゚(●) u⌒ヽ i @ 。
, ゚ 0 ─ { U u r-(、_, )(●) .| / 。 ,'´ ̄ ̄`',
゚ ,,、,r-'⌒l u //トェェェ、 ) 。゚ / o ,! ハ ハ !
。 ゚ r-'⌒`ー-'´ヾ,. ir- r 、//u / 。 ・゚ l フ ム l
ヾヽ、_,,,、-、/ミ,ヽヽ/ ノ_, -イ-、\ ∠ ハ ッ j
ー = ^〜、 ̄r'´ ̄`''jヽ、 〃ヾ ゚ 。 ヽ フ /
jヽjvi、人ノl__ / / ヽ´{ミ,_  ̄`'''-ヽヾ ` ̄ ̄
) ハ 7 / / `'='´l  ̄i'-、_,,ン ノ 。
) フ て / / !。 l l - ニ
7 ッ ( __ヽ、__l ___ .!。 l__l__,-=-,___
) !! ( ,-=-, ∠ヾゞゝヽ ,-≡-,l l-=二=-,
^⌒~^⌒^~⌒^└==┘  ̄ ̄ ̄ ヽ==ノヽ=ノ\__/
202 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 11:34:00.85 ID:xGcedkfu0
――――――
水銀燈「……」 ップハァー
みつ「ふふふ……いぃっぱぁい食べたね〜」
水銀燈「……(ふんっ…)」プイッ
みつ「後ね、デザートも買ってきたんだ。栄養をいっぱいとって元気にならなきゃね」
みつの手元にはヨーグルトやらヤクルトが大量に置かれていた
水銀燈「……!?」ジー
みつ「おっすごい反応、さてはスワンちゃんの大好物がこの中にあるのね。ふっふっふ……」
水銀燈「……」プイッ
みつ「まだ出会って数日だけど大分スワンちゃんのことが分かってきたんだ……あなたの大好物は〜〜〜」
そう言うと、みつはデザート類を順々に指で指し示し始めた
206 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 11:47:50.27 ID:xGcedkfu0
みつ「これかな〜」
水銀燈「……」
みつ「これかな〜」
水銀燈「……」
みつ「これかな〜」
水銀燈「……(うっ…)」プイッ
みつ「このヤクルトね!」
水銀燈「……(な、なんで……)」
みつ「ふふふ……はいヤクルトよ」スッ
水銀燈「……ゴキュゴキュゴキュ」
みつ「ふふっ……」
この微笑ましい光景を鞄の中から、悲しみ…怒り……複雑な思いで金糸雀は見つめていた
金糸雀「……(みっちゃん……)」
207 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 11:56:08.00 ID:xGcedkfu0
―――数日後―――
金糸雀「もう体の調子もよくなったんじゃないかしら?」
水銀燈「……」
金糸雀「相変わらずだんまりかしら……? もう……元の体調に戻っているならカナだって遠慮することないかしら!」
水銀燈「!?」
金糸雀「何を驚いているかしら? あなたもローゼンメイデンならアリスゲームのことは承知の筈……」
水銀燈「……(金糸雀がこんなこと言うなんてぇ……)」
金糸雀「……まだ黙り続ける気かしら……このまま……みっちゃんを取られるくらいなら……あなたを……」
216 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 13:41:55.44 ID:xGcedkfu0
みつ「ただいま〜…あら? カナも今日は夜更かし?」
金糸雀「……」
みつ「二人とも起きてるなら今日は腕をふるってご馳走つくっちゃおっかな♪」
金糸雀「……みっちゃんは明日もお仕事だし、いつもの夕飯でいいかしら。それにカナはお弁当食べたし……」
みつ「ど、どうしたの……カナァ〜〜〜〜〜……」
金糸雀「どうもしないかしら……カナはもう寝るね……みっちゃん」
みつ「……カナ」
水銀燈「……」
217 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 13:46:48.25 ID:xGcedkfu0
みつ「……どうしちゃったのかな……カナ……あっ…ごめんねスワンちゃん、今ご飯を用意するから……」
水銀燈「……って……」
みつ「……え?」
水銀燈「……待って……」
218 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 13:55:22.75 ID:xGcedkfu0
みつ「ス、スワンちゃんが喋った……」
水銀燈「……私……ここから出て行くわぁ……」
みつ「!? きゅ、急に何を言い出すの!!」
水銀燈「もう体のほうは大丈夫だし……それにいつまでもこんな……おままごとに付き合ってられないわぁ……」
みつ「……」
水銀燈「……ふんっ……人間ってば本当にお馬鹿さぁん……こんなことで私を手懐けられると思ったの?」
みつ「……め」
水銀燈「?」
みつ「駄目ぇ! スワンちゃんもうちの子なの! どこにも行っちゃいやぁああ!!」ギュッ
水銀燈「は、離しなさい……」グググッ
みつ「駄目ぇ! 駄目ぇ! 駄目ぇ!」ギュゥウウウウッ
水銀燈「み……つ……」ポロポロ
219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 14:01:57.47 ID:xGcedkfu0
金糸雀「みっちゃんから離れて!」
みつ「か…カナ!?」
金糸雀「スワン! 今すぐここから出て行きなさい!!」
みつ「な、何をいうの! カナ!」
水銀燈「……うっ……」ゴシゴシ
金糸雀「それとも……ここでアリスゲームを始めるかしら!」
みつ「落ち着いて……カナ。いつものいい子のカナはどうしちゃったの?」
水銀燈「言われなくったって出て行くわぁ……」
みつ「スワンちゃんまで何を言い出すの!? 二人とも落ち着いて……」
220 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 14:11:09.76 ID:xGcedkfu0
水銀燈「ふんっ……じゃあね……」バタンッ
みつ「まってスワンちゃ…」
金糸雀「追わないで! みっちゃん!!」
みつ「……カナ?」
金糸雀「みっちゃんはカナとスワンどっちが大事なの!」
みつ「そんな……どっちだなんて……」
金糸雀「カナは……カナは……みっちゃんが大好き……」
みつ「そんなの私だって…」
金糸雀「……だったら選んで! カナが一番大事だって!! カナ以外何もいらないって……うっ……」ポロポロ
みつ「カナ……」
223 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 14:23:35.88 ID:dPrMcN1q0
なんかこのカナヤンデレ風味だな
224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 14:23:37.64 ID:xGcedkfu0
――――――
ザァァアアアアアア
水銀燈「……ふふっ 出て行く時のあの人間の顔ったらおかしくってしょうがなかったわぁ……」
水銀燈「……涙で顔をくしゃくしゃにして……ホント……もう……」グスッ…グスッ…
水銀燈「……くくく……あ〜っはっはっはっは…………うっ……うぐ……」ポロポロポロ
水銀燈「うっ……うっ……もっともっと降って……雨よ……頬の涙を……隠して頂戴……」ポロポロポロ
―――「……ン……」
―――「……ンちゃ……」
水銀燈「えっ……?」
みつ「スワンちゃん!」
225 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 14:31:51.15 ID:zAkXVc490
んちゃ!
226 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 14:32:23.48 ID:zBJ+MtRt0
>>225
爆笑したじゃねーかwwwww
227 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 14:34:53.28 ID:xGcedkfu0
水銀燈「み…みつ!?」
みつ「よかったぁ……雨の中飛び出しってっちゃうから……心配したのよ……本当、無事でよかった……」
水銀燈「みつ……」
みつ「さぁ…帰ろう……私達のおうちへ」
水銀燈「……い、嫌よ!」
みつ「どうして? ねえ……私のことが嫌いなの……」
水銀燈「……嫌いだなんて……そんな……」
みつ「ならいいじゃない……さあ家で金糸雀も待ってるわ」
水銀燈「カ、金糸雀…………駄目よ……私やっぱり行けないわぁ……」
みつ「……あの子に気兼ねしてるのね……でも…大丈夫よ……スワンちゃんが思う以上に私とカナは強い絆で結ばれているんだもの……」
水銀燈「…………うっ……うっ…… み、みつぅ〜〜〜〜」ギュゥウ…
みつ「……おかえり……スワン」ギュッ
228 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 14:38:34.47 ID:lM5pqqvb0
もはやめぐとかどうでもいい感じだな
まあ自業自得だが
229 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 14:43:39.35 ID:xGcedkfu0
―――草笛家―――
みつ「ただいま〜」
金糸雀「……お、おかえりかしら……」
金糸雀の目は真っ赤に充血し、酷く泣きはらしたことが伺えた
水銀燈「……」
水銀燈&金糸雀「……あ、あの……」
水銀燈「あっ……」
金糸雀「……えっと……」
みつ「ほらほらいつまでもすぶ濡れのままでいたんじゃ風邪を引いちゃうわ! 今日はみんなでお風呂に入るわよ!」
金糸雀「お……」
水銀燈「……風呂?」
230 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 14:49:39.11 ID:xGcedkfu0
ザッパァ〜〜〜ン
みつ「はぁ〜〜〜やっぱり一日の締め括りはお風呂よねぇ〜〜いい湯だなっと♪」
金糸雀「……みっちゃんオヤジ臭いかしら……」
みつ「あ〜〜〜言ったなぁ! ほぉら水鉄砲よ!」ぴゅっぴゅっぴゅっ
金糸雀「ひゃあ! や、やめてかしら〜〜〜」
みつ「ほらほら! どんどんいくわよぉ!」ぴゅっぴゅっぴゅっ
金糸雀「す、スワンも早く入ってくるかしら……このままじゃカナだけがいい的かしら〜〜〜」
水銀燈「え、えぇ……」
233 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 14:56:11.18 ID:xGcedkfu0
水銀燈「……」スッ
みつ「あらぁ〜女の子同士だしタオルで隠す必要なんてないのよ」
金糸雀「そうそう、だから恥ずかしがらずに裸の付き合いをするかしら」
水銀燈「……で、でもぉ……」
みつ「あ〜〜ん、恥ずかしがるスワンもかわいい〜〜〜 でもタオルを湯船につけちゃ駄目なのよ♪」バッ
水銀燈「ひゃぁ!」
金糸雀「……」
みつ「……」
234 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 14:57:24.35 ID:t56FsKWN0
うわああああああああああああああああああああああ
236 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 15:02:49.67 ID:xGcedkfu0
金糸雀(す、すごいジャングルかしら……)
水銀燈「うっ……うっ……」
みつ「……っとドールでも生えるものなのね……な、泣かないでスワンちゃん……」
水銀燈「……わ、私だけがこんなみっともない姿だなんてぇ……」
みつ「み、みっともないだなんて、みっちゃん傷ついちゃうな……」
水銀燈「……え?」
239 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 15:08:53.46 ID:xGcedkfu0
みつ「女の子はね……みーんな大きくなるとスワンちゃんと同じようになるのよ」
水銀燈「え?」
みつ「……私も手入れをしないとそんな感じ……かな?(もっと酷いかも……)」
水銀燈「手入れ? 私も同じことをすればみつと同じようになれるのぉ?」
みつ「えぇ……」
水銀燈「私、私、朝起きたらいつの間にかこんなになっててぇ……前みたいに……金糸雀みたいにツンツルに戻りたいのぉ!」
みつ(こんなに……)
金糸雀(ツンツル……)
241 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 15:15:55.02 ID:xGcedkfu0
みつ「女の子に必須のアイテム……脱毛クリィム〜〜〜〜!」
金糸雀「テレレテッテテー♪」
水銀燈「そ、それを塗れば元通りになるのねぇ!」
みつ「え…えぇ……(定期的に塗らないといけないけどね……)」
水銀燈「は、早くぅ!」
みつ「でも……本当にいいの……? それはオトナの証なのよ……これを使うとツンツルになっちゃうけど……(また生えてくるけど)」
水銀燈「いいの! 私……金糸雀と他の姉妹と同じがいいのぉ!!」
金糸雀「スワン……」
みつ「そう……わかったわ、ちょっとしみるけどガマンしてね」
244 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 15:19:00.40 ID:xGcedkfu0
みつ「……じゃあ……いくわね」ハァハァ
金糸雀「みっちゃん鼻息が荒いかしら……」
水銀燈「えぇ……」
ヌリヌリヌリ……
水銀燈「あっ……あっ……あっぅ……んん……」ビクッ
みつ「…………」ハァハァハァハァハァハァ
金糸雀「……」
245 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 15:21:42.59 ID:zczgucSy0
こ、これは
247 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 15:22:42.97 ID:xGcedkfu0
水銀燈「はぁ……はぁ……」
みつ「……あ、あとは少し時間を置いてお湯で流せばいいから……」ハァハァ
金糸雀「みっちゃん湯船が血の池になりそうかしら……」
248 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 15:29:55.95 ID:xGcedkfu0
金糸雀「じゃあその間、スワンに言いたいことがあるの……」
水銀燈「……?」
金糸雀「あの…その……ごごご……ごめんなさいかしら!」
水銀燈「え?」
金糸雀「……カナ、みっちゃんがスワンに取られるかと思って……同じ姉妹なのにいっぱい意地悪しちゃって……」
みつ「カナ……」
水銀燈「……いいのよぉ……みつは素晴らしいマスターだもの……誰だって取られるって思ったら嫉妬しちゃうに決まってるわぁ……」
金糸雀「スワン……」
水銀燈「……それにねぇ……私も言わなきゃいけないことがあるの……」
249 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 15:36:04.05 ID:xGcedkfu0
みつ「お話の途中でごめんね……そろそろクリームを流さないと肌が痛んじゃうから……」
水銀燈「あ……えぇ、お願いするわ」
金糸雀「じゃあカナが流す役をするかしら〜〜」
金糸雀は桶にお湯いっぱい溜めて、水銀燈の頭から全身へ一気にぶっかけた
ザッパァアアア〜〜〜〜ン
水銀燈「っぷぅぁあああ〜〜〜……」
みつ「ちょ……ちょっとぉカナぁああーーー」
251 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 15:41:14.66 ID:xGcedkfu0
水銀燈「……もぅ……何なのよぉ……」ポタポタ
金糸雀「ご、ごめんかしら〜…………ス、スワン……髪の色が……」
みつ「綺麗な銀髪……本当に白鳥の羽のよう……それがあなたの本当の姿なのね」
水銀燈「え……? あ、髪の色が……」
金糸雀「あ、あなた……」
みつ「どうしたの……カナ?」
252 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 15:41:51.08 ID:ZcbNBxpi0
なぜ雨で落ちなかったのか
253 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 15:45:24.20 ID:YGyC22aCO
>>252
(´・∀・)bシー
256 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 15:49:37.24 ID:xGcedkfu0
>>252
雨で大分落ちかけてたんだけどお湯で分かる程度に落ちたってことにしといてくだちい><
水銀燈「……そう……私は水銀燈……ローゼンメイデン第1ドールの水銀燈よ……」
金糸雀「あっ……あう……」
みつ「ど、どうしたの? カナ……」
水銀燈「……ふふっしょうがないわねぇ……今まで私があなた達にしてきた事を思えばそんな反応も無理は無いわねぇ……」
金糸雀「……」
水銀燈「でもねぇ……これだけは言わせて頂戴……ありがとう……金糸雀……みつ……」
そう言い残すと水銀燈は背中の翼を広げて浴室の窓から飛び立っていった
257 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 15:52:16.38 ID:UwaVdUxk0
え?裸で?
258 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 15:53:00.73 ID:2TwaAAx20
ゴクリ
259 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 15:53:43.26 ID:6pbCKoaQ0
服着ろw
262 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 15:57:01.51 ID:xGcedkfu0
―――数日後―――
みつ「スワ……水銀燈は今どうしてるのかなあ……」
金糸雀「心配しなくても彼女は立派にやっているかしら」
みつ「カナはあの後水銀燈に会ってるんだよね……」
金糸雀「えぇ……服がなくってビニール袋をワンピース代わりに着ていたかしら…ぷっ…くくっ」
みつ「……まったく……すっぽんぽんで飛び出して行っちゃうなんて……」
金糸雀「ちゃぁ〜〜んと服を渡しておいたから心配しなくていいかしら……みっちゃんの差し入れと一緒に」
みつ「……そう……ねぇ、また水銀燈来てくれるかなあ……?」
金糸雀「きっと来るかしら……だって……」
263 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 16:01:56.40 ID:xGcedkfu0
―――回想―――
水銀燈「わざわざ服を持ってきてくれたのねぇ……」
金糸雀「そ、その格好……ぷっ…くくっ」
水銀燈「……」
金糸雀「くくっ…くくっ……」
水銀燈「……ここでアリスゲームを始めてあげたっていいのよぉ……」
金糸雀「ま、まって……服だけじゃないかしら。みっちゃんからの差し入れも……」
水銀燈「……みつから……?」
金糸雀「えぇ……はい、これかしら」スッ
水銀燈「……これは……ヤクルトやお菓子と……手紙?」
264 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 16:05:09.73 ID:xGcedkfu0
水銀燈「……ふん……また遊びに来いですってぇ……そんなの……」プイッ
金糸雀(あっ……)
水銀燈「なによぉ……ニヤニヤして気持ち悪いわねぇ……」
金糸雀「い、いえ何でもないかしら……」
―――回想終わり―――
266 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 16:10:06.25 ID:xGcedkfu0
みつ「だって……?」
金糸雀「えぇ……みっちゃんがスワンのことをよく知るようにカナだって水銀燈のことを知っているかしら♪」
みつ「ふふ……そうよね、姉妹だもんね」
金糸雀「そうかしら!」
みつ「よぉーし! 今度水銀燈が来てくれた時の為に料理の腕をい〜〜っぱい磨いておかなきゃ!」
金糸雀「カナも手伝うかしら〜〜〜〜!」
和やかな部屋の外で今にもその部屋のドアに、手をかけようとする銀髪の天使の姿があった……
おしまい
267 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 16:11:34.88 ID:xuXV08XW0
めぐは?
268 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 16:12:30.12 ID:TBFVTgWJ0
おわたwwwwwいちおつwwwwwwwww
269 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 16:13:24.52 ID:OnJwdew20
乙
271 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 16:14:35.72 ID:xGcedkfu0
めぐはあの後、寝ている所を水銀燈によって股間に脱毛クリームを塗られてパイパンになりますた
272 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 16:15:14.87 ID:QD+uEhJz0
>>271
うp
274 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 16:16:53.65 ID:xGcedkfu0
>>272
いやぁ〜〜〜各自補完ということでw
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当ブログについて
※欄146さんありがとうです。
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お絵かき掲示板よりナナシさんありがとうです。

お絵かき掲示板よりKYさんありがとうです。

お絵かき掲示板よりnanashiさんありがとうです。

読み物:ローゼン
お絵かき掲示板
めぐ(黒髪の水銀燈ってどんなんだろ……)ジー
水銀燈「何よめぐぅ……その目は」
めぐ「ううん、何でもないの……そうだ、今日は一緒に寝ない?」
水銀燈「はぁ? 嫌よ。なんで私が一緒に寝なきゃいけないの。第一私達ドールは鞄で寝なきゃ体が休まらないの」
めぐ「……お願い! 一回だけでいいの……」ウルウル
水銀燈「うっ……(そ、そんな目をされると断りづらいわぁ……)」
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 14:08:57.13 ID:DB2RL4Z40
水銀燈「分かったわよ。でもこんなことはもうこれっきりよ」
めぐ「ありがとう! 水銀燈。今日は楽しい夢が見れそうだわ!」
水銀燈(はぁ……しょうがないわねぇ……)
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 14:14:50.48 ID:DB2RL4Z40
―――就寝中―――
水銀燈「スー……スー……」zzz
めぐ(うふふ……水銀灯の寝顔……っと、あんまりかわいらしくて目的を忘れちゃうところだったわ)
めぐは白髪染めを適量に手をとると、それを水銀灯の髪へ満遍なくつけ始めた
ペタペタペタ……
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 14:20:14.50 ID:DB2RL4Z40
水銀燈「スー……スー……」zzz
めぐ(……やっぱり髪だけ黒いなんてかわいそうよね、下の毛も染めてあげなきゃ)
水銀燈を起こさないように細心の注意を払って衣類を一枚一枚脱がせていった
シュル……シュル……
めぐ(あら? 生えてないのね……)
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 14:21:10.35 ID:H+7V7Hdu0
できた

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 14:22:40.93 ID:hogMbRf90
>>20
仕事が早いなGJ
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 14:28:35.73 ID:DB2RL4Z40
めぐ(……)ウズウズ…
水銀燈「スー……スー……」zzz
めぐ(何故か手元に育毛剤が……これをうっかり水銀燈の股にこぼしても事故よね、ねっ)
水銀燈「スー……スー……」zzz
めぐ(今、私が水銀燈を大人のオンナにしてあげるね!)
ヌリヌリヌリ……
水銀燈「あっ……あっ……あっぅ……んん……」ビクッ
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 14:53:04.01 ID:DB2RL4Z40
―――明朝―――
めぐ「おはよう! 水銀燈!」
水銀燈「おはよぉ……」
めぐ「どうしたの? 水銀燈、元気が無いわね(黒髪の水銀燈って綺麗〜〜〜)」
水銀燈「う…うん。ちょっと髪がベタベタするし、その……」
めぐ「その?」
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 14:56:02.45 ID:Twpwh2H90
その?…ゴクリ
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 15:51:34.81 ID:kWHOsyAG0
水銀燈「そのぉ……えっとぉ……」
めぐ「はっきり言わなきゃ分からないわ、水銀燈」
水銀燈「なんだか……まt……下腹部がぁ……」
めぐ「お股?」
水銀燈「…………そのぉ……なんだか……チクチクするのよぉ……」
めぐ(あの育毛剤、天使には効果抜群のようね)
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 15:54:00.32 ID:kWHOsyAG0
水銀燈「……ちょっと出かけてくるわね」
めぐ「ええ、行ってらっしゃい(人気の無いところで確認するつもりね)」
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 16:02:37.45 ID:kWHOsyAG0
朽ちた教会の屋根裏部屋で服を脱ぎ始める水銀燈
水銀燈「くっ……こんなところ真紅には見せられないわぁ……」
自分の股間を確認し動きが止まる
水銀燈「……」
水銀燈「…………」
水銀燈「………………」
水銀燈「なっ!? 何よこれぇえええええええええええええええええ!!!!」
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 16:11:44.74 ID:kWHOsyAG0
水銀燈の股から黒々しく生い茂るソレはまさに密林、黒いアマゾンであった
水銀燈「な、なんで私の股にたわしが……」
股のたわしを取ろうと手掴みで黒い密林に手を伸ばす水銀燈
ブチッ ブチ……
水銀燈「いっいったぁぁああいいい!……こ、これ私から生えてる……?」
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 16:46:05.77 ID:kWHOsyAG0
翠星石(nのフィールドで迷子になったと思ったら、とんでもねぇーとこに出ちまったですよ……)
水銀燈「うっ……うっ……何よぉ…これぇ……」
翠星石(髪の色が違うけど、あれは間違いなく水銀燈ですぅ……)ミシ…
水銀燈「!? 誰!」
翠星石(し、しまったですぅ!)
水銀燈「……そこに隠れてるのは分かってるのよ、出てらっしゃい! 今なら許してあげるわ!!」
翠星石(う、嘘に決まってるですぅ……きっと秘密を知った翠星石は消されちまうのですぅ)
水銀燈「出てこないのなら、こっちが行ってあげるわ!!」
翠星石(ひ、ひぃいいい逃げるですぅうう!)ビシュンッ
水銀燈「ちっ……nのフィールドを使ったってことは姉妹のだれかね……逃しはしないわぁ……」
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 19:21:04.74 ID:kWHOsyAG0
―――桜田家―――
真紅「JUM、紅茶を入れて頂戴」
JUM「たまには自分で入れろよ……」
真紅「あら、なにか言ったかしら? JUMは聞き分けのいい下僕の筈よね」
JUM「誰が下僕だ、誰が! ったく……しょうがないな……そういえばおやつの時間だっていうのに性悪人形を見ないな」
雛苺「翠星石は蒼星石のとこへ行くって言ってたのー」
JUM「一体いないだけでも静か…」
ドタドタドタドタ
翠星石「しししししし真紅ぅーーーーーーーーーーーーーーー!!」
JUM「……」
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 19:30:28.75 ID:kWHOsyAG0
真紅「どうしたの? 翠星石 まだティータイムは始まったばかりだから安心しなさい」
雛苺「おやつはまだ食べてないのー」
翠星石「のののののののん気に、茶ぁしばいてるばあいじゃねぇーですよ!!!」モグモグモグ
雛苺「あーーーーーーーーーー雛苺のうにゅーがぁーーーー」
翠星石「とととととととんでもねぇー物を見ちまったですぅううううう!!!」ゴキュゴキュゴキュ
真紅「ちょっと! 翠星石!! ティーポットをラッパ飲みするのはやめなさい!!!」
翠星石「早く! 早く! 早く! ここから逃げねぇーーといけないですぅ!!!」プハァー
JUM「落ち着け! 性悪人形!!」
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 19:36:15.24 ID:kWHOsyAG0
翠星石「翠星石は蒼星石のところへいこうとnのフィールドを通ったですよ」
真紅「……紅茶が空っぽだわ……」
翠星石「そしたら道に迷って水銀燈の所へ出ちまったですよ……」
雛苺「ヒナのうにゅーが……」
翠星石「ななななんと水銀燈のとんでもない物を見ちまったんですぅ!」
JUM「またおやつの用意するから元気出せよ」
翠星石「話を聞きやがれぇええええーーーーーーーーーですぅ!」
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 19:41:44.18 ID:kWHOsyAG0
JUM「一体水銀燈の何を見たっていうんだよ……」
翠星石「実はですね……水銀燈の髪が黒く染め上がり股からは三本目の翼が生えてきたですよ……」
真紅「……冗談はやめて頂戴、翠星石」
雛苺「うゆ、髪の色が変わるなんて、この間見たTVと同じなのー」
翠星石「そ、それです! きっと水銀燈はパワーアップしてスーパー水銀燈フォーになったですよ!」
JUM「……お前なあ……あれは漫画の話だぞ」
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 19:49:25.66 ID:kWHOsyAG0
翠星石「ともかく翠星石は嘘は言ってねぇーですよ! は、早くここから逃げないとスーパー水銀燈が追っかけてくるですよ……」
真紅「……全て信じる訳じゃないけど水銀燈に何か変化があったみたいね」
雛苺「すーぱー水銀燈を見てみたいのー」
JUM「僕も黒い髪の水銀燈を見てみたいな」
真紅「JUM!」
JUM「な、何だよ……」
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 19:57:08.30 ID:kWHOsyAG0
水銀燈「御機嫌よう……お馬鹿さぁん達ぃ……」
翠星石「でででで出たですよーーーーーーー」
真紅「本当に髪が黒いわね……」
雛苺「うゆ? 三本目の翼はどこなのー?」
JUM「髪が黒いと和服の方が似合いそうだな」
翠星石「何のんきなこと言ってるですか! 早く逃げるですよ!!」
水銀燈「……どうやら不埒な覗き魔は翠星石のようねぇ……」
翠星石「ななななんで分かったですかーーーーー」
60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 20:04:04.08 ID:kWHOsyAG0
真紅「水銀燈……その髪はどうしたの? まさか本当にスーパーとかいうのになったのかしら?」
水銀燈「はぁ? 何を言っているのあなた達は……髪なんて…………な、何よこれぇええええ!?」
JUM「自分でも気づいてなかったのか……?」
雛苺「股の翼も見せてほしいのーーー」
水銀燈「ま……股の翼……」
雛苺「翠星石が言ってたの。ヒナにも見せて欲しいのよー」
翠星石「ばっ……雛苺! 余計なk…」
水銀燈「……覚悟しなさぁい……翠星石!!!」
61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 20:12:44.62 ID:kWHOsyAG0
水銀燈は背中の翼を大きく羽ばたかせると翠星石達に向かって翼を乱射し始めた
ドガガガガガガガガガガ!!!
JUM「わぁああああ! 家がぁあああああああ!」
真紅「この威力……確かにいつもの水銀燈とは違うようね……」
翠星石「だから言ったじゃねぇーですか! スーパー水銀燈フォーだと!」
JUM「あ、あいつただ怒ってるだけじゃないのか?」
雛苺「……ヒナにいい考えがあるのー」
82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 22:05:41.55 ID:kWHOsyAG0
翠星石「何ですか! いい考えというのは!!」
雛苺「あのね、さいやじんは尻尾を切られると弱くなっちゃうの!」
真紅「なるほど、股の翼が水銀燈にとっての尻尾という訳ね」
翠星石「その話なら翠星石も見たですぅ! 確かやじろべーが尻尾を斬ったですね。あれはカッコよかったですぅ」
JUM「だ か ら ! あれは漫画の話だと……」
84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 22:10:25.96 ID:kWHOsyAG0
水銀燈「いい加減に観念して翠星石を差し出しなさぁい!!!!」
ズガガガガガガガガガガガガ!!!
翠星石「ひぃいいいいいいいいいい、こ、怖いですぅうううう」
真紅「本当なら蒼星石に斬る役目をお願いしたいところだけど、こんな状況じゃ助けを呼ぶ隙さえ与えてくれそうにないわね」
雛苺「ここは……ヒナ達だけでやるしかないの……」
JUM「もう勝手にしてくれ……」
86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 22:13:40.12 ID:kWHOsyAG0
真紅「私がローズテイルで水銀燈の注意を惹きつけるわ」
雛苺「ヒナが水銀燈のズロースを下ろすの」
翠星石「翠星石が水銀燈のしっぽを引きちぎるですぅ」
JUM「……」
93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 22:19:55.55 ID:kWHOsyAG0
水銀燈「どうしたの? お馬鹿さぁん達ぃ、逃げてばかりは勝ち目はないわよぉ!」
真紅「水銀燈!」
真紅は水銀燈の前に身を躍らせた
水銀燈「あらぁ……いい度胸ね、あなたからジャンクにしてあげるわぁ!!」
真紅「そうは容易に事を運ばせなくって……ローズテイル!」
真紅の手から薔薇の花弁が放たれ、花弁は吹雪のように水銀燈の視界を遮った
水銀燈「ちっ……」
97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 22:25:41.92 ID:kWHOsyAG0
雛苺「真紅、ナイスなの!」
気配を悟られないように背後から接近していた雛苺は一瞬の隙をついて水銀燈のズロースに飛びついた
水銀燈「な!? な!?」
空中に浮いていた水銀燈のズロースにしがみついた雛苺は自重によってズローズごと下にずり落ちた
雛苺「今なの! 翠星石!!」
JUM「……あれは羽根じゃなくて……毛だよなあ……しかもすごい剛毛……」
104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 22:30:04.68 ID:kWHOsyAG0
翠星石「とりゃ!」
水銀燈の股間の翼を掴んで一気に引きちぎる翠星石
ブチブチブチブチブチィ……
水銀燈「@*+−0l@;:お0:l:;@……」
翠星石「やったです! 悪いさいやじんはもう変身できんですぅ!!」
雛苺「すごいの! 翠星石ってばやじろべーみたいなの!」
真紅「私達姉妹のコンビネーションも中々のものね」
JUM「……」
107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 22:34:17.39 ID:kWHOsyAG0
水銀燈「うぐっ……うぅ……えぐぅ……」ポロポロ…
翠星石「な、泣いてやがるですか……?」
雛苺「そういえば、さいやじんのおうじさまも泣いてたの……」
真紅「あの翼は水銀燈のプライドだったと言う訳ね」
JUM「いや、ただ痛いだけだろ……」
109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 22:40:29.26 ID:kWHOsyAG0
水銀燈「お…おぼえでなざぁい……うっ……うぐぅ……」バサバサ…
雛苺「うわーい、とうとう追っ払ったのー」
真紅「まあ今回はこれで許してあげましょ」
翠星石「ふっふっふ……水銀燈なんて最初っから怖くねぇーですよ!」
JUM(大丈夫かなあ……アイツ……相当痛そうだったけど……)
111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 22:47:59.56 ID:kWHOsyAG0
―――逃避中の水銀燈―――
水銀燈「うっ……うっ……酷いわぁ……うぐぅ……」バサバサ
水銀燈「なんでこんな目に……おまけに股が痛くてうまく飛べな……」ガクガクッ
水銀燈「あっ!? あーーーーーー」ヒューーーーーーン
ドサッ!
118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 22:53:56.38 ID:kWHOsyAG0
―――「あら? この子ひょっとして……」
水銀燈「う……」
―――「大変、怪我してるわ……急いで治療しないと……」
水銀燈「……だ、誰……?」
―――「心配しなくていいわ……あなたと似た子を知っているの。だから今は眠りなさい……」
水銀燈「う……」
そして、水銀燈の意識はそのまま深い闇の中へ落ちていった……
127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 23:00:14.79 ID:kWHOsyAG0
水銀燈「うっ……眩しい?」
水銀燈が目を覚ました時、明るい天井が見えた。回りを見渡すと女性らしいパステル調の家具が並び、所々に自分と同じようなサイズの人形が鎮座していた
―――「あら? 目を覚ましたのね」
水銀燈「……ここは?」
―――「私の家よ……といっても賃貸だけどね、あはは」
133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 23:10:31.78 ID:kWHOsyAG0
水銀燈「あなたはぁ……? なぜ私のことを不思議とか不気味に思わないのぉ……?」
―――「不気味? こんなに綺麗でかわいいのに、そんなこと思うわけ無いじゃない あ、あたしはね草笛みつっていうの。あなたと同じローゼンメイデン金糸雀のマスターよ」
水銀燈「カ……金糸雀!?」ガバッ
みつ「あっ……動かないで……服のほつれとかは直せたんだけど、肝心の体のほうは私じゃちょっと……」
水銀燈「よ、余計なお世話よぉ……」ヨロヨロ…
みつ「駄目よ、動いちゃ!」
水銀燈「金糸雀のマスターなんかに助けられたくないわぁ……私は大丈夫よぉ……」フラフラ…
みつ「そんなこと言ってもフラフラじゃない、まだ寝てなさい」
水銀燈「だから……余計なお世話って……」バタン…
みつ「あぁ! 大変! 早くカナ帰ってこないかなあ……」
136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 23:16:41.88 ID:kWHOsyAG0
金糸雀「ただいまかしらー」
みつ「あぁ! おかえりー、カナー!!」
金糸雀「み、みっちゃん!? 今日は早いかしら?」
みつ「あーんカナカナカナカナカナカナカナカナカナカナ……」
スリスリスリスリ
金糸雀「まさちゅーせっちゅうううーーーーーーーー……」
137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 23:21:13.31 ID:kWHOsyAG0
金糸雀「み、みっちゃん、お帰りの抱擁はもういいかしらーーー!」
みつ「あっそうだ! カナと同じローゼンメイデンが怪我して倒れてたの。なんとか直してあげれないかな?」
金糸雀「ローゼンメイデン!? だ、誰かしら……」
みつ「今は客間で横になって貰ってるの。綺麗な黒髪のドールよ」
金糸雀(黒髪……? そんなドールいたかしら?)
141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 23:27:44.55 ID:kWHOsyAG0
みつ「この子がそのドールよ。今はまだ眠ってるみたいだけど……」
金糸雀(水銀燈によく似ているかしら……でも髪が黒い……)
水銀燈「うっ……う……」
みつ「傷が痛むのかしら……ねぇカナ、何とかしてあげられないかなあ」
金糸雀「……わかったかしら……幸い大きな傷は無いようだしピチカートで十分直せるかしら」
みつ「さぁっすが私のカナだわ! あーんカナカナカナカナカナカナカナカナ……」
金糸雀「も、もうそれはいいかしらぁあーーーーーー」
147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 23:38:29.78 ID:kWHOsyAG0
水銀燈「……うっ」パチッ
金糸雀「……目を覚ましたかしら?」
水銀燈「!?(金糸雀……)」
金糸雀「カナはローゼンメイデン第2ドール金糸雀かしら……あなたは?」
水銀燈「……(な、何を言っているの?)」
金糸雀「……何か名乗るのに不都合があるのかしら? もしカナの推測が正しければ……あなたは第7ドールじゃないかしら?」
水銀燈「……(この子私が誰か分かってない? ひょっとしてこの黒い髪とあの人間が着せたみょうちくりんな服のせい……?)」
金糸雀「……まあ言いたくなければいいかしら。みっちゃんの手前回復するまで待ってあげるけど、ここで暴れたりみっちゃんに手を出そうとしたらカナ絶対に許さないかしら!」
水銀燈「……」
150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 23:49:25.02 ID:kWHOsyAG0
みつ「あっカナ、どうだった? あの子の様子」
金糸雀「……とりあえずは大丈夫かしら。表面の傷は直ったようだけど疲労や精神は鞄で休まないと回復しないし……」
みつ「そう……困ったわね、あの子を拾ったとき鞄も一緒にあればよかったんだけど……」
金糸雀「……傷は直ったんだし帰って貰っても…」
みつ「だ、だ、駄目よぉーーーーーあの子に元気になってもらってカナと一緒に撮影会やるんだから!」
金糸雀「……」
みつ「あ、そうだ! カナが起きている間に鞄をあの子に貸してあげるっていうのはどう? 昼夜逆転は辛いかもしれないけど少しの間だけ…」
金糸雀「だ、駄目かしらーーーー!!(カナのいない間にあの子がみっちゃんに危害を加えるかもしれないかしら……)」
みつ「そ、そんな……あの子はカナの妹かもしれないんでしょ……そんな事いっちゃ悲しいよ……」ウルウル…
金糸雀「うっ……」
154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/22(土) 23:57:28.53 ID:kWHOsyAG0
金糸雀「はぁ……しょうがないかしら……。いい事みっちゃん、あの子が怪しい動きを見せたら真っ先にカナに知らせるかしら!」
みつ「えぇ〜、ドールが悪いことする訳ないじゃない。カナもそうだけど真紅ちゃんも翠星石ちゃんもみ〜〜〜んないい子ばかりなんだから!」
金糸雀「はぁ……」
184 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 10:31:33.44 ID:xGcedkfu0
みつ「……という訳で昼間はカナの鞄を使ってね」
水銀燈「……」
金糸雀「ちょっとぉ……お礼ぐらい言ったらどうかしら?」
水銀燈「……」
みつ「まって、カナ! 見知らぬ場所に連れて来られてきっと不安なのよ。この子から話をしてくれるまで待ってあげようね、ねっ」
金糸雀「……わかったかしら……」
185 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 10:38:59.47 ID:xGcedkfu0
水銀燈(はぁ……とんでもないことになったわねぇ……傷が直ったとはいえ動くにはまだ……)
水銀燈(それに今、金糸雀に素性を明かすのは危険……ここは動けるようになるまで隠し通すのが得策のようねぇ……)
水銀燈(……それに……人間の布団……悪くはないわねぇ……)
水銀燈(………………)
水銀燈(…………)
水銀燈(……)スースー
187 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 10:44:39.77 ID:xGcedkfu0
――――――
みつ「はぁ〜〜〜い、あーんしてー」
水銀燈「……」
みつ「ねぇ〜食べてよ……」
金糸雀「食べたくないなら食べさせなくてもいいんじゃないかしら?」
みつ「駄目よ、病人には栄養をたっくさんとってもらわなきゃ! ほらほらおいしいわよぉ〜」グイグイ
水銀燈「……」プイッ
みつ「あ〜〜ん」
189 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 10:50:18.76 ID:xGcedkfu0
みつ「困ったわねぇ……あ、そうだ! この子の名前はなんていうの?」
金糸雀「全然喋らないから分からないかしら。何しろお礼も言わない子だし」
水銀燈「……」
みつ「いつまでも名無しじゃこっちも呼びづらいし仮の名前をつけてあげない?」
金糸雀「……真っ黒だからカラスでいいんじゃないかしら」
水銀燈「……」ムッ…
みつ「あ〜怒ってるみたい、やっと感情を顔に出してくれたのね〜」
水銀燈「……」
金糸雀「あなたが名乗らない限りどんな名前をつけられても文句は言えないかしら」
みつ「そんないじわる言っちゃかわいそうよ、カナ……」
191 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 10:57:10.26 ID:DHzoyoll0
カナヒドス
192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 11:00:06.05 ID:xGcedkfu0
みつ「ん〜スワンちゃんっていうのはどうかな?」
金糸雀「スワン? 白鳥は白くて綺麗な鳥かしら。この子に似合うとは……」
みつ「いいのよ、カナと同じ鳥の名前だし語呂もいいから気に入っちゃった。今日からあなたはスワンちゃんよ♪」
水銀燈「……」
金糸雀「勝手にしなさいって顔をしているかしら……」
みつ「怒ってないならいいよね。スワンちゃん! スワンちゃん! きゃ〜〜〜〜」
193 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 11:05:39.72 ID:xGcedkfu0
―――夕刻―――
金糸雀「ほらっ起きるかしら! もうカナが寝る時間かしら!」
水銀燈「……(うっ…う…)」
金糸雀「……念には念を押しておくけどみっちゃんに手を出したら絶対に許さないかしら!」
水銀燈「……(ふんっ…あんな人間なんかに興味はないわよ)」プイッ
金糸雀「……かわいくないかしら……」
195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 11:11:18.88 ID:xGcedkfu0
みつ「ただいま〜〜〜」
水銀燈「……」
みつ「きゃ〜〜〜〜スワンちゃんスワンちゃんスワンちゃんスワンちゃんスワンちゃんスワンちゃん……」
スリスリスリスリ
水銀燈「……(や、やめなさいよぉ…)」ググググッ…
みつ「あはは〜いつも帰りが遅くなっちゃってね、カナと遊ぶ時間が無いんだけどスワンちゃんが起きててくれるのがすっごく楽しみなんだー」
水銀燈(ふんっ……金糸雀も大変ね……)
みつ「さぁ、今日はスワンちゃんのためにいっぱい食材買ってきたんだあ! ちょっと待っててね」
197 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 11:22:57.53 ID:6pbCKoaQ0
銀様のおマタは大丈夫なのか?
198 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 11:23:01.61 ID:xGcedkfu0
みつ「じゃぁ〜〜〜ん みっちゃん特製オムライスよ♪」
水銀燈「……(うっ……)」ゴクリッ
みつ「あ〜〜今喉鳴らしたね。今日は食べてくれるよね」
水銀燈「……(ふ、ふんっ…)」プイッ
みつ「ほらほらおいしいわよ〜〜〜」グイグイ
水銀燈「……(ちょ、ちょっとやめなs)」ぐぅ〜〜〜〜
みつ「ふふふ、お腹は正直ね。ささ、遠慮しないでパクっと」
水銀燈「……(しょうがないわねぇ……これはお腹が減ったからじゃなくて体力を回復させるためだからね!)」パクッ
199 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 11:23:46.76 ID:xGcedkfu0
みつ「きゃ〜〜〜、やっと食べてくれたぁ!」
水銀燈「……(お、おいしい!)」ポワァ
みつ「その顔はおいしいって事なのよね? かわいい〜〜〜〜 ほらほらもっとたくさん食べて」グイグイ
水銀燈「……(やめなさいって……これくらい自分で食べられるわ)」ガシッ
みつ「あっ…」
水銀燈はみつの手からスプーンをひったくるとオムライスを口の中にかきこみ始めた
水銀燈「はふっはふっはふっ」カチャカチャカチャ
みつ「ふふふ……」
201 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 11:26:24.59 ID:ZcbNBxpi0
。 _|\ _
。 O / 。 u `ー、___
゚ 。 \ヽ / u ⌒'ヽ゛ u / ゚
- ・。 / ; ゚(●) u⌒ヽ i @ 。
, ゚ 0 ─ { U u r-(、_, )(●) .| / 。 ,'´ ̄ ̄`',
゚ ,,、,r-'⌒l u //トェェェ、 ) 。゚ / o ,! ハ ハ !
。 ゚ r-'⌒`ー-'´ヾ,. ir- r 、//u / 。 ・゚ l フ ム l
ヾヽ、_,,,、-、/ミ,ヽヽ/ ノ_, -イ-、\ ∠ ハ ッ j
ー = ^〜、 ̄r'´ ̄`''jヽ、 〃ヾ ゚ 。 ヽ フ /
jヽjvi、人ノl__ / / ヽ´{ミ,_  ̄`'''-ヽヾ ` ̄ ̄
) ハ 7 / / `'='´l  ̄i'-、_,,ン ノ 。
) フ て / / !。 l l - ニ
7 ッ ( __ヽ、__l ___ .!。 l__l__,-=-,___
) !! ( ,-=-, ∠ヾゞゝヽ ,-≡-,l l-=二=-,
^⌒~^⌒^~⌒^└==┘  ̄ ̄ ̄ ヽ==ノヽ=ノ\__/
202 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 11:34:00.85 ID:xGcedkfu0
――――――
水銀燈「……」 ップハァー
みつ「ふふふ……いぃっぱぁい食べたね〜」
水銀燈「……(ふんっ…)」プイッ
みつ「後ね、デザートも買ってきたんだ。栄養をいっぱいとって元気にならなきゃね」
みつの手元にはヨーグルトやらヤクルトが大量に置かれていた
水銀燈「……!?」ジー
みつ「おっすごい反応、さてはスワンちゃんの大好物がこの中にあるのね。ふっふっふ……」
水銀燈「……」プイッ
みつ「まだ出会って数日だけど大分スワンちゃんのことが分かってきたんだ……あなたの大好物は〜〜〜」
そう言うと、みつはデザート類を順々に指で指し示し始めた
206 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 11:47:50.27 ID:xGcedkfu0
みつ「これかな〜」
水銀燈「……」
みつ「これかな〜」
水銀燈「……」
みつ「これかな〜」
水銀燈「……(うっ…)」プイッ
みつ「このヤクルトね!」
水銀燈「……(な、なんで……)」
みつ「ふふふ……はいヤクルトよ」スッ
水銀燈「……ゴキュゴキュゴキュ」
みつ「ふふっ……」
この微笑ましい光景を鞄の中から、悲しみ…怒り……複雑な思いで金糸雀は見つめていた
金糸雀「……(みっちゃん……)」
207 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 11:56:08.00 ID:xGcedkfu0
―――数日後―――
金糸雀「もう体の調子もよくなったんじゃないかしら?」
水銀燈「……」
金糸雀「相変わらずだんまりかしら……? もう……元の体調に戻っているならカナだって遠慮することないかしら!」
水銀燈「!?」
金糸雀「何を驚いているかしら? あなたもローゼンメイデンならアリスゲームのことは承知の筈……」
水銀燈「……(金糸雀がこんなこと言うなんてぇ……)」
金糸雀「……まだ黙り続ける気かしら……このまま……みっちゃんを取られるくらいなら……あなたを……」
216 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 13:41:55.44 ID:xGcedkfu0
みつ「ただいま〜…あら? カナも今日は夜更かし?」
金糸雀「……」
みつ「二人とも起きてるなら今日は腕をふるってご馳走つくっちゃおっかな♪」
金糸雀「……みっちゃんは明日もお仕事だし、いつもの夕飯でいいかしら。それにカナはお弁当食べたし……」
みつ「ど、どうしたの……カナァ〜〜〜〜〜……」
金糸雀「どうもしないかしら……カナはもう寝るね……みっちゃん」
みつ「……カナ」
水銀燈「……」
217 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 13:46:48.25 ID:xGcedkfu0
みつ「……どうしちゃったのかな……カナ……あっ…ごめんねスワンちゃん、今ご飯を用意するから……」
水銀燈「……って……」
みつ「……え?」
水銀燈「……待って……」
218 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 13:55:22.75 ID:xGcedkfu0
みつ「ス、スワンちゃんが喋った……」
水銀燈「……私……ここから出て行くわぁ……」
みつ「!? きゅ、急に何を言い出すの!!」
水銀燈「もう体のほうは大丈夫だし……それにいつまでもこんな……おままごとに付き合ってられないわぁ……」
みつ「……」
水銀燈「……ふんっ……人間ってば本当にお馬鹿さぁん……こんなことで私を手懐けられると思ったの?」
みつ「……め」
水銀燈「?」
みつ「駄目ぇ! スワンちゃんもうちの子なの! どこにも行っちゃいやぁああ!!」ギュッ
水銀燈「は、離しなさい……」グググッ
みつ「駄目ぇ! 駄目ぇ! 駄目ぇ!」ギュゥウウウウッ
水銀燈「み……つ……」ポロポロ
219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 14:01:57.47 ID:xGcedkfu0
金糸雀「みっちゃんから離れて!」
みつ「か…カナ!?」
金糸雀「スワン! 今すぐここから出て行きなさい!!」
みつ「な、何をいうの! カナ!」
水銀燈「……うっ……」ゴシゴシ
金糸雀「それとも……ここでアリスゲームを始めるかしら!」
みつ「落ち着いて……カナ。いつものいい子のカナはどうしちゃったの?」
水銀燈「言われなくったって出て行くわぁ……」
みつ「スワンちゃんまで何を言い出すの!? 二人とも落ち着いて……」
220 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 14:11:09.76 ID:xGcedkfu0
水銀燈「ふんっ……じゃあね……」バタンッ
みつ「まってスワンちゃ…」
金糸雀「追わないで! みっちゃん!!」
みつ「……カナ?」
金糸雀「みっちゃんはカナとスワンどっちが大事なの!」
みつ「そんな……どっちだなんて……」
金糸雀「カナは……カナは……みっちゃんが大好き……」
みつ「そんなの私だって…」
金糸雀「……だったら選んで! カナが一番大事だって!! カナ以外何もいらないって……うっ……」ポロポロ
みつ「カナ……」
223 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 14:23:35.88 ID:dPrMcN1q0
なんかこのカナヤンデレ風味だな
224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 14:23:37.64 ID:xGcedkfu0
――――――
ザァァアアアアアア
水銀燈「……ふふっ 出て行く時のあの人間の顔ったらおかしくってしょうがなかったわぁ……」
水銀燈「……涙で顔をくしゃくしゃにして……ホント……もう……」グスッ…グスッ…
水銀燈「……くくく……あ〜っはっはっはっは…………うっ……うぐ……」ポロポロポロ
水銀燈「うっ……うっ……もっともっと降って……雨よ……頬の涙を……隠して頂戴……」ポロポロポロ
―――「……ン……」
―――「……ンちゃ……」
水銀燈「えっ……?」
みつ「スワンちゃん!」
225 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 14:31:51.15 ID:zAkXVc490
んちゃ!
226 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 14:32:23.48 ID:zBJ+MtRt0
>>225
爆笑したじゃねーかwwwww
227 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 14:34:53.28 ID:xGcedkfu0
水銀燈「み…みつ!?」
みつ「よかったぁ……雨の中飛び出しってっちゃうから……心配したのよ……本当、無事でよかった……」
水銀燈「みつ……」
みつ「さぁ…帰ろう……私達のおうちへ」
水銀燈「……い、嫌よ!」
みつ「どうして? ねえ……私のことが嫌いなの……」
水銀燈「……嫌いだなんて……そんな……」
みつ「ならいいじゃない……さあ家で金糸雀も待ってるわ」
水銀燈「カ、金糸雀…………駄目よ……私やっぱり行けないわぁ……」
みつ「……あの子に気兼ねしてるのね……でも…大丈夫よ……スワンちゃんが思う以上に私とカナは強い絆で結ばれているんだもの……」
水銀燈「…………うっ……うっ…… み、みつぅ〜〜〜〜」ギュゥウ…
みつ「……おかえり……スワン」ギュッ
228 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 14:38:34.47 ID:lM5pqqvb0
もはやめぐとかどうでもいい感じだな
まあ自業自得だが
229 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 14:43:39.35 ID:xGcedkfu0
―――草笛家―――
みつ「ただいま〜」
金糸雀「……お、おかえりかしら……」
金糸雀の目は真っ赤に充血し、酷く泣きはらしたことが伺えた
水銀燈「……」
水銀燈&金糸雀「……あ、あの……」
水銀燈「あっ……」
金糸雀「……えっと……」
みつ「ほらほらいつまでもすぶ濡れのままでいたんじゃ風邪を引いちゃうわ! 今日はみんなでお風呂に入るわよ!」
金糸雀「お……」
水銀燈「……風呂?」
230 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 14:49:39.11 ID:xGcedkfu0
ザッパァ〜〜〜ン
みつ「はぁ〜〜〜やっぱり一日の締め括りはお風呂よねぇ〜〜いい湯だなっと♪」
金糸雀「……みっちゃんオヤジ臭いかしら……」
みつ「あ〜〜〜言ったなぁ! ほぉら水鉄砲よ!」ぴゅっぴゅっぴゅっ
金糸雀「ひゃあ! や、やめてかしら〜〜〜」
みつ「ほらほら! どんどんいくわよぉ!」ぴゅっぴゅっぴゅっ
金糸雀「す、スワンも早く入ってくるかしら……このままじゃカナだけがいい的かしら〜〜〜」
水銀燈「え、えぇ……」
233 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 14:56:11.18 ID:xGcedkfu0
水銀燈「……」スッ
みつ「あらぁ〜女の子同士だしタオルで隠す必要なんてないのよ」
金糸雀「そうそう、だから恥ずかしがらずに裸の付き合いをするかしら」
水銀燈「……で、でもぉ……」
みつ「あ〜〜ん、恥ずかしがるスワンもかわいい〜〜〜 でもタオルを湯船につけちゃ駄目なのよ♪」バッ
水銀燈「ひゃぁ!」
金糸雀「……」
みつ「……」
234 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 14:57:24.35 ID:t56FsKWN0
うわああああああああああああああああああああああ
236 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 15:02:49.67 ID:xGcedkfu0
金糸雀(す、すごいジャングルかしら……)
水銀燈「うっ……うっ……」
みつ「……っとドールでも生えるものなのね……な、泣かないでスワンちゃん……」
水銀燈「……わ、私だけがこんなみっともない姿だなんてぇ……」
みつ「み、みっともないだなんて、みっちゃん傷ついちゃうな……」
水銀燈「……え?」
239 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 15:08:53.46 ID:xGcedkfu0
みつ「女の子はね……みーんな大きくなるとスワンちゃんと同じようになるのよ」
水銀燈「え?」
みつ「……私も手入れをしないとそんな感じ……かな?(もっと酷いかも……)」
水銀燈「手入れ? 私も同じことをすればみつと同じようになれるのぉ?」
みつ「えぇ……」
水銀燈「私、私、朝起きたらいつの間にかこんなになっててぇ……前みたいに……金糸雀みたいにツンツルに戻りたいのぉ!」
みつ(こんなに……)
金糸雀(ツンツル……)
241 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 15:15:55.02 ID:xGcedkfu0
みつ「女の子に必須のアイテム……脱毛クリィム〜〜〜〜!」
金糸雀「テレレテッテテー♪」
水銀燈「そ、それを塗れば元通りになるのねぇ!」
みつ「え…えぇ……(定期的に塗らないといけないけどね……)」
水銀燈「は、早くぅ!」
みつ「でも……本当にいいの……? それはオトナの証なのよ……これを使うとツンツルになっちゃうけど……(また生えてくるけど)」
水銀燈「いいの! 私……金糸雀と他の姉妹と同じがいいのぉ!!」
金糸雀「スワン……」
みつ「そう……わかったわ、ちょっとしみるけどガマンしてね」
244 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 15:19:00.40 ID:xGcedkfu0
みつ「……じゃあ……いくわね」ハァハァ
金糸雀「みっちゃん鼻息が荒いかしら……」
水銀燈「えぇ……」
ヌリヌリヌリ……
水銀燈「あっ……あっ……あっぅ……んん……」ビクッ
みつ「…………」ハァハァハァハァハァハァ
金糸雀「……」
245 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 15:21:42.59 ID:zczgucSy0
こ、これは
247 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 15:22:42.97 ID:xGcedkfu0
水銀燈「はぁ……はぁ……」
みつ「……あ、あとは少し時間を置いてお湯で流せばいいから……」ハァハァ
金糸雀「みっちゃん湯船が血の池になりそうかしら……」
248 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 15:29:55.95 ID:xGcedkfu0
金糸雀「じゃあその間、スワンに言いたいことがあるの……」
水銀燈「……?」
金糸雀「あの…その……ごごご……ごめんなさいかしら!」
水銀燈「え?」
金糸雀「……カナ、みっちゃんがスワンに取られるかと思って……同じ姉妹なのにいっぱい意地悪しちゃって……」
みつ「カナ……」
水銀燈「……いいのよぉ……みつは素晴らしいマスターだもの……誰だって取られるって思ったら嫉妬しちゃうに決まってるわぁ……」
金糸雀「スワン……」
水銀燈「……それにねぇ……私も言わなきゃいけないことがあるの……」
249 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 15:36:04.05 ID:xGcedkfu0
みつ「お話の途中でごめんね……そろそろクリームを流さないと肌が痛んじゃうから……」
水銀燈「あ……えぇ、お願いするわ」
金糸雀「じゃあカナが流す役をするかしら〜〜」
金糸雀は桶にお湯いっぱい溜めて、水銀燈の頭から全身へ一気にぶっかけた
ザッパァアアア〜〜〜〜ン
水銀燈「っぷぅぁあああ〜〜〜……」
みつ「ちょ……ちょっとぉカナぁああーーー」
251 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 15:41:14.66 ID:xGcedkfu0
水銀燈「……もぅ……何なのよぉ……」ポタポタ
金糸雀「ご、ごめんかしら〜…………ス、スワン……髪の色が……」
みつ「綺麗な銀髪……本当に白鳥の羽のよう……それがあなたの本当の姿なのね」
水銀燈「え……? あ、髪の色が……」
金糸雀「あ、あなた……」
みつ「どうしたの……カナ?」
252 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 15:41:51.08 ID:ZcbNBxpi0
なぜ雨で落ちなかったのか
253 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 15:45:24.20 ID:YGyC22aCO
>>252
(´・∀・)bシー
256 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 15:49:37.24 ID:xGcedkfu0
>>252
雨で大分落ちかけてたんだけどお湯で分かる程度に落ちたってことにしといてくだちい><
水銀燈「……そう……私は水銀燈……ローゼンメイデン第1ドールの水銀燈よ……」
金糸雀「あっ……あう……」
みつ「ど、どうしたの? カナ……」
水銀燈「……ふふっしょうがないわねぇ……今まで私があなた達にしてきた事を思えばそんな反応も無理は無いわねぇ……」
金糸雀「……」
水銀燈「でもねぇ……これだけは言わせて頂戴……ありがとう……金糸雀……みつ……」
そう言い残すと水銀燈は背中の翼を広げて浴室の窓から飛び立っていった
257 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 15:52:16.38 ID:UwaVdUxk0
え?裸で?
258 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 15:53:00.73 ID:2TwaAAx20
ゴクリ
259 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 15:53:43.26 ID:6pbCKoaQ0
服着ろw
262 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 15:57:01.51 ID:xGcedkfu0
―――数日後―――
みつ「スワ……水銀燈は今どうしてるのかなあ……」
金糸雀「心配しなくても彼女は立派にやっているかしら」
みつ「カナはあの後水銀燈に会ってるんだよね……」
金糸雀「えぇ……服がなくってビニール袋をワンピース代わりに着ていたかしら…ぷっ…くくっ」
みつ「……まったく……すっぽんぽんで飛び出して行っちゃうなんて……」
金糸雀「ちゃぁ〜〜んと服を渡しておいたから心配しなくていいかしら……みっちゃんの差し入れと一緒に」
みつ「……そう……ねぇ、また水銀燈来てくれるかなあ……?」
金糸雀「きっと来るかしら……だって……」
263 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 16:01:56.40 ID:xGcedkfu0
―――回想―――
水銀燈「わざわざ服を持ってきてくれたのねぇ……」
金糸雀「そ、その格好……ぷっ…くくっ」
水銀燈「……」
金糸雀「くくっ…くくっ……」
水銀燈「……ここでアリスゲームを始めてあげたっていいのよぉ……」
金糸雀「ま、まって……服だけじゃないかしら。みっちゃんからの差し入れも……」
水銀燈「……みつから……?」
金糸雀「えぇ……はい、これかしら」スッ
水銀燈「……これは……ヤクルトやお菓子と……手紙?」
264 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 16:05:09.73 ID:xGcedkfu0
水銀燈「……ふん……また遊びに来いですってぇ……そんなの……」プイッ
金糸雀(あっ……)
水銀燈「なによぉ……ニヤニヤして気持ち悪いわねぇ……」
金糸雀「い、いえ何でもないかしら……」
―――回想終わり―――
266 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 16:10:06.25 ID:xGcedkfu0
みつ「だって……?」
金糸雀「えぇ……みっちゃんがスワンのことをよく知るようにカナだって水銀燈のことを知っているかしら♪」
みつ「ふふ……そうよね、姉妹だもんね」
金糸雀「そうかしら!」
みつ「よぉーし! 今度水銀燈が来てくれた時の為に料理の腕をい〜〜っぱい磨いておかなきゃ!」
金糸雀「カナも手伝うかしら〜〜〜〜!」
和やかな部屋の外で今にもその部屋のドアに、手をかけようとする銀髪の天使の姿があった……
おしまい
267 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 16:11:34.88 ID:xuXV08XW0
めぐは?
268 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 16:12:30.12 ID:TBFVTgWJ0
おわたwwwwwいちおつwwwwwwwww
269 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 16:13:24.52 ID:OnJwdew20
乙
271 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 16:14:35.72 ID:xGcedkfu0
めぐはあの後、寝ている所を水銀燈によって股間に脱毛クリームを塗られてパイパンになりますた
272 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 16:15:14.87 ID:QD+uEhJz0
>>271
うp
274 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/23(日) 16:16:53.65 ID:xGcedkfu0
>>272
いやぁ〜〜〜各自補完ということでw
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この記事へのコメント
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名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/25(火) 15:19: :edit1!
-
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/25(火) 15:23: :editめぐ!
-
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/25(火) 15:37: :edit黒髪の銀様www
-
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/25(火) 15:39: :editこれは珍しい組み合わせ
-
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/25(火) 15:43: :edit5!
黒銀かわいいよ -
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/25(火) 15:56: :editカナ可愛いねカナ
-
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/25(火) 16:02: :edit脱毛クリームは定期的に塗らなくては効果ない・・・
つまりめぐは銀様に幾度と塗られてても
全く気づかなかったということに・・・ -
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/25(火) 16:02: :edit黒銀様がやばいかわいい件
-
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/25(火) 16:03: :edit※7
しょうもない考察いらんて -
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/25(火) 16:18: :edit珍しくカナが主役だったなwww
独り言だが、どうせ髪を黒くするなら服を白系で統一した方が映えると思う。
お絵かき掲示板に勇者が現れるのを切に願う。 -
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/25(火) 16:24: :edit髪が黒くなったら水黒燈だね!とか言われるのかと思ったら
スーパー水銀燈とは斜め上を行かれたわ -
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/25(火) 16:31: :edit第八ドール 水黒燈!
-
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/25(火) 16:36: :edit黒髪の銀様・・・
ありだな -
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/25(火) 16:47: :editな、なんてことだ・・・これは世界が動く・・・・間違いない・・・
-
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/25(火) 16:49: :editこのテーマ何度目だよwww
-
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/25(火) 16:54: :edit長女と次女!いいじゃないか!
-
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/25(火) 17:43: :edit「ハイパーホビー」や「ホビージャパン」の12月号に地獄少女・閻魔あいの50cmサイズドールが載っています。黒髪銀ちゃんが着物を着たらこんな感じかな?
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名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/25(火) 17:45: :edit無人島でも銀様とカナがいい感じだったな。
いいことだ。 -
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/25(火) 18:26: :edit黒曜石ですねわかります
-
名前: 名無し #-: 2008/11/25(火) 19:07: :editそう言えば銀と金って
1第一ドールと第二ドール
最初の姉妹だから
一緒にいた時間も長いかも
2名前の関係
(水銀燈は銀 金糸雀は金)
なのにいまだにこの二人にはあんまり絡みはないよな? -
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/25(火) 19:17: :edit原作では会話どころか
お互いの顔すら見た事がない
アニメでの邂逅はトロ11話で闘いの最中に、翠星石退場直後、薔薇水晶を圧倒する金糸雀に
「フッ、ようやく本気になったみたいね」と
遠くから独り言を呟いたくらいで
全く会話なし -
名前: 名無しさん #-: 2008/11/25(火) 19:20: :editどうみてもエイプリルにしか見えん
-
名前: 名無し超速報! #-: 2008/11/25(火) 20:00: :edit育毛剤でそう簡単に生えてきたら苦労しないんだよ…
-
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/25(火) 20:26: :edit野原ひろしが買ってきた育毛剤思い出した。
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名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/25(火) 20:29: :edit>>23
ハゲ乙 -
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/25(火) 20:34: :edit※23
そうだよな、ヅラは偉大だよな -
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/25(火) 21:25: :edit銀様って胴体なかったよな?そこはノータッチなの?
-
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/25(火) 21:35: :edit※24
あのスペインだかブラジルだかの空港で暮らしてる野原ひろし(漢字忘れた)かい? -
名前: 名無し@おはようw #-: 2008/11/25(火) 21:59: :edit・・・ふぅ
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名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/25(火) 22:10: :editこれからは銀様じゃなく黒様でw
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名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/25(火) 22:27: :editJUMとえろい展開になるかと思いきやほのぼのハートフルストーリーだったとは
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名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/25(火) 22:53: :editみっちゃんの話は面白くていいな
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名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/25(火) 23:36: :editカナはみっちゃんと絡んでこそ真価を発揮するな
ピンだとどうしても空気になりがち -
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/26(水) 00:02: :edit乙
そういや黒髪のドールっていないんだな -
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/26(水) 00:03: :edit胴体あるかないかって原作かアニメで別れるんじゃなかったっけ
-
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/26(水) 00:33: :editカナ好きな俺には嬉しい
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名前: VIPPERな名無しさん #-: 2008/11/26(水) 00:34: :edit※35
原作ある
アニメない -
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/26(水) 01:42: :editカナのヤンデレが見たくなった
-
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/26(水) 03:24: :editそろそろ真紅にちんこ生えた話がきてもいいはず
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名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/26(水) 09:19: :edit※39
下品な言い方はやめろよ -
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/26(水) 10:28: :edit脱毛クリームとかwwwww
童貞乙wwwwwwww -
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/26(水) 11:02: :editそろそろ真紅にちんちんが生えてもいいはず
※40
こうですかわかりません>< -
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/26(水) 14:11: :editスレで着物似合うとか※で白系が良いとか言われてたら
本当に神絵師が降臨していた件
ローゼンの格ゲーが出たら銀様2Pカラーはこれで決まりだな! -
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/26(水) 15:17: :editそろそろぷん太がパイパンになる話がきてもいいはず
-
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/26(水) 16:00: :edit蒼がちんこが生える話なかったっけ?
-
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/26(水) 16:32: :edit下のおけけは銀髪じゃないのか
生やして、さらに染めたとか?
マリリンモンローみたいにお股に氷を挟んで寝る銀ちゃんモエス -
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/26(水) 18:11: :edit墨銀燈か
-
名前: ニコニコ名無しさん #-: 2008/11/26(水) 21:08: :edit※44
同意 -
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/26(水) 21:48: :edit※48
なんちゅうもんに同意してんだよ -
名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/26(水) 22:56: :editスーパー銀湯
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名前: 通常のナナシ #-: 2008/11/28(金) 00:51: :edit銀と金か
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名前: 通常のナナシ #-: 2008/12/02(火) 17:25: :edit下の絵は椎名林檎ですか
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名前: #-: 2008/12/12(金) 00:07: :edit>>43
可愛そうな事を言うなよ -
名前: VIPPERな名無しさん #-: 2008/12/14(日) 23:03: :editやっぱ金糸雀かわいいな。
真紅の次にかわいい
水銀燈が寝てる間に髪の毛を黒く染めちゃったらどうなるの?












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