2008/06/16(月)
409 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 20:31:53.66 ID:BFmnvnDXP
STAGE 3 動き出す 無職達
STAGE 3 動き出す 無職達
410 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 20:34:02.92 ID:BFmnvnDXP
ルルーシュ 「疲れた……」
『負け屋』のおかげで演技はお手の物だったが、それでも慣れないキャラとして振舞うのは骨が折れる。
しかし、役目を終えたルルーシュの心中には、今までには無い充足感と達成感で満たされていた。
ルルーシュ (俺にもやれた……)
しかし、ここでやり遂げたと思ってはいけない。
これからが本番なのだ。それまでに、「あれ」を使いこなせるようにしていないと。
ルルーシュ (しかし、あんな化け物を俺に託すとは……)
「あれ」がC.C.から送り届けられ、その内容を聞いたときには愕然とした。
これは、魔人の力だ。だが、ゼロである君ならその力を使いこなせることが出来るだろう。
C.C.の言葉には、正直まんざらでもなかったが……。
ルルーシュ 「やはり俺は特別な才能を持っているのだ。ふふふ……」
ルルーシュ 「はははははhっ、gげほっ、ごうぇえ!!」
413 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 20:35:26.31 ID:RXufqmCb0
むせんなwwwwwwwww
414 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 20:37:01.53 ID:CFWgVM0B0
相変わらずの厨二病っぷりですねwwwwwwwwwwwwwwww
416 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 20:38:19.90 ID:BFmnvnDXP
C.C 「……」
最初の計画は既に完成していた。後は、実行に移すのみだった。
C.C,の考えた計画は至ってシンプル。いきなり直接、ブリタニアちゃんねるの鯖を叩きにいくだけだ。
もちろん、そんな単純な計画でうまくいくとは到底思っていない。今回の目的は、黒の無職団の名ををネット上に知らしめることだ。
C.C. (うまくいけばラッキー。最悪失敗しても、なんらかの波は起こせるはず)
やはりブリちゃんとは圧倒的なユーザーの差がある。
それを埋めるために、今回ド派手な行動を起こし、支持者を得なければならない。
C.C. (カレン達はうまくやっていけるだろう。あとはルルーシュ……)
メールが届いたのは、丁度物思いに耽ろうと思った瞬間だった。
彼女は思考を遮ることができず、そのメールを見過ごしてしまった。
418 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 20:40:52.00 ID:BFmnvnDXP
ブリタニアちゃんねる・運営部では、二人の男女が額を寄せ合って話をしていた。
決して男女の関係を匂わせているのではない。
ただ、周囲の耳に入っては困るような内容だったのだ。
ジェレミア 「その話は本当なのか……?」
ヴィレッタ 「平社員の証言ですから、なんとも言えませんが」
ジェレミア 「情報の筋は?」
ヴィレッタ 「なんでも、直接コンタクトを取っているとか……」
ジェレミア 「ふむ、そいつをここに呼べ」
ヴィレッタ 「そうしようとしたんですが、どうやら他の人間に呼ばれているようでして」
ジェレミア 「まあいい、その話が本当でも嘘でも、私のすべきことは変わらないさ」
男が自信たっぷりに口の端を歪める。
そして、紫色のパソコンを見つめ、
「このサザーランドに敵うわけがあるまい」と言ったのであった。
419 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 20:42:06.08 ID:ONsDXPMP0
オレンジw
420 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 20:42:25.04 ID:hoq8mdfMO
この自信たっぷりなオレンジは二度と拝めないと思ってたぜww
422 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 20:43:33.16 ID:BFmnvnDXP
ロイド 「おめでとぉー!! 君に、素晴らしいプレゼントだ!」
スザク 「……!!」
この部屋に足を踏み入れたときには、たいした期待は抱いていなかった。
しかし、これを目の前にし、もしかしたら……という考えが頭を過ぎったときから、足の震えが止まらなくなっていた。
スザク (まさか、これが僕のものになるなんて――)
セシル 「あらゆるパソコン技術に関するテストであなたはずば抜けていたわ。あと、運動神経と壁走りも」
スザク 「しかし僕は――」
ロイド 「だいじょーぶだよぉ! あのことは関係ないさ! それに、これを扱わせるなら君以外にいないと思っていたんだよねぇ」
スザク 「……ありがとうございます」
ロイドの言葉に対して、強い感謝の念を示す。
しかしスザクの目はもう、既にロイドを捉えてはいない。ただ、それを見つめていた。
白を貴重としたデザインに、光を反射させているその物体を。
424 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 20:47:13.16 ID:BFmnvnDXP
決行日、黒の無職団の面々はパソコンに向かい、C.C.の合図を待っていた。
彼女の合図が来れば、とうとうブリタニアとの戦争が始まりを告げるのだ。
おそらく浮き足立っているであろう彼らに対し、C.C.はマイクで語りかける。
C.C. 「みんな、聞いているか」
C.C.の問いかけに対し、それぞれメッセで返事をする。
それを確認すると、C.C.は言葉を続けた。
C.C, 「今回の作戦は、あくまでブリタニアを潰すための第一歩だ。決して、足早にはならないように」
C.C. 「それぞれのできることをやれば、必ずこちらに流れは傾くはずだ」
C.C, 「私は君たちを信じている。以上だ」
そこまで言って、C.C.は手元のキーボードをいじった。
メッセに表示されたのは、「GO」の文字。
それが、作戦の始まりを告げる合図だった。
425 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 20:50:00.44 ID:BFmnvnDXP
切り込み隊長は、藤堂だった。
彼に与えられた役割はいたってシンプル。
たった一つ、ブリちゃんにスレを立てるだけ。
藤堂 (……)
いつになく鋭い目つきで、真剣にパソコンの画面を見つめている。
そこに表示されているのは英語ばかりで、どうやら外国のサイトのようだった。
C.C. 『君にはスレ立てを頼みたい。――ただし、アクセス元を割り出されないようにだ』
ホストを隠してスレ立てをする。
その作業は慎重さを必要とはするが、決して難しい作業ではない。
その精密な作業には、やはり彼は適役だったようだ。
藤堂 「できたっ!!」
藤堂は何重もの海外サイトからアクセスし、とうとうそのスレを立てることに成功した。
そしてそのURLをカレンに送り、それをもって彼の役割は終了となったのだった。
427 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 20:51:39.38 ID:byuKWcrP0
藤堂役目終わるの早すぎwwwwwww
428 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 20:51:39.39 ID:XWKlF1Wk0
これは藤堂にしかできないwwwwwww
429 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 20:52:43.82 ID:3oQwT01z0
スレ立てのみの藤堂wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
430 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 20:53:46.27 ID:BFmnvnDXP
待ちに待った藤堂からの合図が送られてきた。
カレンは燃える闘志を心に秘め、大きく深呼吸をする。
彼女の役割は、このスレをブリタニアちゃんねる中に宣伝することだ。
宣伝文句はすでにC.C.が作っていて、人を惹きつけるには充分な書き回しとなっている。
この役割も、行動派の彼女だからこそできることだ。
藤堂が立てたスレには、ブリちゃんに対する宣誓布告が記されているはずだ。
そうやって注目を集めた上で、自分たちの作戦を展開する。
手はずは完璧だ。
カレン 「よし……」
あとは自分のできることをするだけだ。
彼女はただひたすら、スレの宣伝文をブリちゃん中にばらまきはじめた。
主要板はもちろん、独男板、鬼女板、壁子板など細部まで。
その作業は、彼女にとっては朝飯前だった。
自分の仕事をやりとげた彼女は、そういえば藤堂はどんな文句でスレを立てたんだろう、と考える。
そして、カレンはそのスレを開いてから、あんぐりと口を開けたのだった。
433 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 20:59:16.97 ID:BFmnvnDXP
黒の無職団 本部
1 :以下、皇帝にかわりましてが無職がお送りします。 :2008/06/10
無理だ、不可能だ。人々は口をそろえて言う。
職種、地位などは決して関係ない。やろうという強固な意志を持ったものが、やり遂げるのだ。
のんびり構えているブリタニアちゃんねるの運営共よ、我々はあなたたちに宣戦布告をする。
藤子・F・不二夫がドラえもんの作者である事は不動たる事実だが、ブリタニアちゃんねるがここにあり続けることは不動の事実ではないのだ。
堂々と我らは、宣戦布告をする。ブリタニアちゃんねるを潰しにかかることを。
だんご三兄弟のように、潰す。そして、日本ちゃんねるの栄光を取り戻す。
よって、我々は手始めに、今日一日ブリちゃんの鯖を停止させる作戦を開始する。全てのネットユーザーよ、とくと見るがいい。
| ^o^ |b<いぇーい
434 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:00:42.17 ID:x9NTXCUl0
| ^o^ |b<いぇーい じゃねえよwwwwwwww
438 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:01:39.52 ID:unKxFmA10
無
職
の
藤
堂
だ
よ
| ^o^ |b<いぇーい
439 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:01:52.38 ID:CFWgVM0B0
無職の藤堂wwwwwwwズレてるぞwwwwwwwwwww
442 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 21:04:25.74 ID:BFmnvnDXP
カレン 「無、職、の、藤、堂、だ、よー……」
頭を抱えたカレンから出てきたのは、藤堂に対する素直な感想だった。
カレン 「あの馬鹿……」
これはひどい縦読み、と言わざるを得ない。
四行目と六行目ひどすぎるだろ……。どんな例えだよ。
それに最後の「だよー」って伸ばすところがむかつく。あんないかつい顔してるくせに、ぶりっこするな。
つっこみたい衝動をカレンはどうにか抑える。
そして、ラクシャータとゼロがうまくできますようにと祈りながら、
彼女の自作同人誌「紅蓮を纏った少女☆ドキドキ大冒険」の執筆を始めるのだった。
444 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:07:49.77 ID:mFNOR7/X0
駄目だこいつら…早く何とかしないと
445 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 21:08:00.51 ID:BFmnvnDXP
その日、ブリちゃんのあるスレにどんどん人が集まってきていた。
そのスレタイは「黒の無職団 本部」で、内容はブリちゃんに対する宣戦布告だった。
そのスレにつくレスは、「通報しました」「記念パピコ」などといったものばかりだったが、
確実にスレの勢いは高まりつつあった。
なにかが起こる、ブリちゃんねらー達はそう感じていのだ。
広範囲な宣伝で、あらゆる板から人が集まっていた。
そこへまた、人が集まってくる。
これからなにが起こるんだろう。人々がそのスレに期待を抱いた瞬間――
ブリタニアちゃんねるは、たった一つのURLを残し――動きを止めた。
446 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 21:10:52.10 ID:BFmnvnDXP
ブリタニアちゃんねる外の掲示板群が、ひさびさに盛り上がりを見せた日だった。
とくに盛り上がりを見せるのは、日本ちゃんねる。
それもそのはず、あの強大なブリタニアちゃんねるに喧嘩を売ったのは、我らが日本ちゃんねるのユーザーなのだ。
予想スレ、釣りスレ、実況スレ(といっても、肝心のブリちゃんは動きを見せないが)など様々なスレが立ち並び、
事の顛末を見届けようとしている。
黒の無職団と名乗るものたちは、とんでもないことをやってのけた。
あの無職の藤堂でさえ、ゲリラ戦を仕掛けたというのに、彼らは宣戦布告した後、悠然と言葉通りの事を起こしたのだ。
中にはブリちゃんの釣りだというものもいたが、その言葉は決して祭りを白けさせる力を持っていなかった。
それほど、彼らは黒の無職団に期待をかけ始めていたのだ。
448 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:12:33.91 ID:x9NTXCUl0
ニートでも積もればハッカーになるってことか
449 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 21:12:58.38 ID:BFmnvnDXP
その男は、この国のマスメディアを憂えていた。
本質を捉えず、視聴率を優先した報道ばかり。
彼もネット放送という、マスコミに関わる職業についていたが、自分の心を誤魔化す事はできなかった。
だからこそ、黒の無職団の登場は彼に衝撃を与えたのだった。
そして、ブリちゃんに残されたURLをクリックすると、彼は更に大きな衝撃を受けることとなった。
「我が名はゼロ!! 黒の無職団の、代表を務めるものだ!!」
URLをクリックした瞬間、流れ始めた映像には――英雄が映っていた。
ディートハルトはゼロの言葉を噛み締め、それを心に浸し、感動を感じていた。
この革命家の映像を、世界中からブリちゃんにアクセスしている人々が見ているのか――。
そうして感銘を受けたディートハルトは、自分の勤めるネット放送をジャックし――もちろんこんなことをすればクビになるが――
黒の無職団を追いかけたネット放送を流し始めたのだった。
452 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 21:16:56.40 ID:BFmnvnDXP
ジェレミア 「ほう、本当に起こるとはな……」
ヴィレッタ 「あの男の言葉、虚言ではなかったようですね」
ジェレミア 「面白い……黒の無職団、ゼロ」
ヴィレッタ 「そんな悠長なことを言っていられる状況ではないのでは?」
ジェレミア 「なーに、奴らは”今日一日”という長い時間を我々に与えてくれているんだ」
ジェレミア 「ゆっくり楽しもうではないか。なあ、サザーランド」
紫色のボディが、鋭い光を放つ。
まるで、抑えられない興奮が溢れ出しているかのようだった。
455 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 21:20:30.21 ID:BFmnvnDXP
ラクシャータの技術力さえあれば、鯖を停止させ、外部リンクへ誘導することなど朝飯前だった。
しかし、あくまでそれは一時的なものであり、彼女の仕事の第一段階に過ぎない。
ラクシャータ 「さて、ここからね……」
原因不明の鯖停止を復旧させようと、必ず誰かしらブリちゃん関係者がアクセスをしてくるはずだ。
彼らの技術力があれば、鯖を復旧・移転させるのは容易であろう。
それを邪魔することが、ラクシャータの最重要任務だった。
ラクシャータ 「アクセス確認十七回線……おっと、まだまだ増えるわぁ」
ラクシャータ 「まったく、多忙ほど面白いものはないわねぇ」
微かに緩んだ頬を引き締めると、彼女はそれら全てに干渉をはじめた。
相手に気づかれてもいい。しかし、相手がそれに気づいたときには全て終わっている。
ラクシャータはそれぞれのデータを、我らが総統へと送り続けた。
456 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:22:54.36 ID:byuKWcrP0
藤堂と違ってラクシャータは多忙だなw
藤堂無職団内でも無職かwwwwwww
458 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 21:24:40.41 ID:BFmnvnDXP
データを次々と受信するのを見て、ルルーシュはふぅと溜め息をついた。
やっと自分の出番が回ってきたのだ。最後にして、最大の任務が。
彼はラクシャータから送られてきたデータを確認する。
そして、一通りの事務的行動を済ますと、とうとう「あれ」の実行ファイルを開いた。
ルルーシュ 「ギアス……」
C.C.から送られてきたのが、ギアスという名前のファイルだった。
ギアス――所謂新型ウイルスだ。
その力は強大で、命令ファイルを添付させて他人のパソコンに干渉すれば、どんなパソコンもその命令に従わざるをえない。
例えそれが、どんなに醜悪で、名誉に関わることであろうとも。
466 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 21:28:51.75 ID:BFmnvnDXP
ルルーシュ (俺は……絶対遵守の力を手に入れたのだ)
ルルーシュは心を震わせ、感激の情念を鳥肌として放出させる。
そして彼は片目を覆うと、実行のボタンを押した。
ルルーシュ 「ルルーシュ・ランペルージが命じる! 貴様らのパソコンは……爆発せよ!!」
もうちょっとましな命令は思いつかなかったのだろうか。
467 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:29:20.79 ID:ECMAhh5x0
ニーナ「いやあああ消えちゃうううううユーフェミアさまの全裸コラがあああ!」
468 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:29:42.94 ID:byuKWcrP0
ルルーシュなら仕方がないwwwwww
469 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:30:19.53 ID:3Isp1ans0
ギアス.exe
471 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 21:31:52.27 ID:BFmnvnDXP
C.C. 「やった……」
進行状況が映されたディスプレイに、沢山の「デリート」の文字が浮かび上がる。
さきほどまでアクセスしていた沢山の回線が、一度に消えてなくなったのだ。
ルルーシュがどんな命令を下したのかは知らないが、成功にはかわりない。
C.C. 「まさか、こんなにうまくいくとは……」
正直、冗談半分で考えた作戦だった。
鼻くそをほじりながら(実際ほってないけど)考えられるような、稚拙な内容。
まあ結果オーライというやつだろう。
C.C, 「よし、こうなったらいけるところまでいってしまおう」
彼女はピザを食すかたわら、彼らに適当なエールを送った。
472 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:33:38.66 ID:byuKWcrP0
適当すぐる
475 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 21:35:29.83 ID:BFmnvnDXP
ルルーシュ 「C.C.からメッセだ。……がんばれー、だと……?」
ルルーシュ 「この女……もしかして俺に気があるのか?」
そう思い、過去の彼女とのメッセのやりとりを思い出す。
今思えば、フラグたるものがいっぱいあるような気がする。
「俺職につけたら結婚するんだ」と送ったときも、「さいですか」とわざと素っ気無い返事をして、照れ隠ししていたなぁ。
ルルーシュ 「は、いかん」
ルルーシュ 「俺にはナナリーたんがいるというのに……」
浮気をしかけた自分を戒め、ナナリーTシャツ(直接プリント)を手に取る。
新たな回線のデータがラクシャータから送られてきたのは、ちょうどそのときであった。
477 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:36:43.91 ID:hoq8mdfMO
なんか違うフラグ立ってるぞw
478 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:38:37.99 ID:CFWgVM0B0
ルルーシュ「二次元にしか興味ない」
479 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 21:38:50.84 ID:BFmnvnDXP
ジェレミア 「ふん、雑魚共はやれらてしまったようだが、私はそうはいかんぞ。反乱分子共」
マイPC「サザーランド」を操り、何度も行われる干渉を避けていく。
しかし、とうとう彼も、自由自在に動くその蛇に捉えられてしまった。
ジェレミア 「し、しまった!」
一方、ルルーシュは送られてきたデータの主に、どんな命令を課そうかと考えていた。
爆発だけじゃ芸がない。そういえば、最近妹が爆発したスレを見てないな。
ルルーシュ 「そうだ……!」
これなら面白いことになりそうだ、と彼はニヤリと微笑む。
その瞳は、人の不幸をあざ笑うものだった。
そして彼は命令を、実行に変換した。
482 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:40:06.32 ID:hoq8mdfMO
オレンジ弱いwww
485 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 21:41:44.20 ID:BFmnvnDXP
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/ l::/ .l,: ;l,: : {ィ=テアト=-こ|::入,// ,/ソト^゛_,,==テ〒ヘ~》y': ,∧: ハl, ヘ
´ ,l/ .l; { l,: : : 'l,`,,.'ヒTフc;》|::{,/ハ} / '/l'=='ヒtイフc),.X'./ /} |/ {,
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}:/ l,|: : : :\`ヾ `-=―――_,.=-'´/イイ: :,ハ:. ,l |
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l; イ|: : : |::`ゝ、 _,.イ´ |: : :|:.| .l,:|
|/|/( ̄ー-r->、__,. イーyーー`)/|| l,l
l }|ー-―| r―――--l .ト-―.イ l ヽ
| ∧. |│ │ | イl |
イ,ヘ|/,-,.|│ | |,-,|.|,n|
._/ (^)//)'| | | .||-ヽ||`> ― 、__
__,--――'´ ̄ ̄ ̄ ,/ | | | | | |,ハ´  ̄`'ー―--
お前のパソコンにある……
エロ画像フォルダを世界中に開放せよ!
487 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:42:24.87 ID:RXufqmCb0
オレンジオワタwwwwwwwwwwwwwwww
491 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:43:56.75 ID:byuKWcrP0
オレンジ乙w
493 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 21:46:04.31 ID:BFmnvnDXP
新型ウイルス「ギアス」が、サザーランドにとりついた瞬間――
異変が起こった。
ジェレミア 「な、なんだ!? 何が起こった!!?」
彼が事態を把握しない内に、あるフォルダが展開されはじめる。
そのフォルダ名は――「わが国のオレンジ栽培における最重要考案(ジェレミア策)」
なんという隠蔽体質。
そしてそのフォルダはその名を残したまま――飛び出した。
ブリタニアちゃんねる関係者のパソコンにも、もちろん黒の無職団のパソコンにも。
各国の大統領のパソコンにも、一般家庭のパソコンにも。
「わが国のオレンジ栽培における最重要考案(ジェレミア策)」と名づけられたフォルダが――中身はエロzipばかりだが――
世界中にその軌跡を残した瞬間だった。
もちろんその後、ジェレミア卿が「オレンジ」という名で日本ちゃんねるで祭り上げられたのは、言うまでもない。
495 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:47:36.79 ID:3CREL8gj0
オwwwwwレwwwwwンwwwwwジwwwww
496 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:48:11.54 ID:hoq8mdfMO
なんという目くらましwww
498 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 21:50:43.62 ID:BFmnvnDXP
ルルーシュ 「くくく……はーっはっは!!!」
愉快、愉快、愉快……。
彼はその言葉を繰り返し、届いたフォルダを見ながら、捩れる腹筋を抱える。
全く、ブリちゃん関係者が大量のエロ画像を保持しているだけでも問題なのに、それを隠すためにフォルダ名まで偽装するとは。
ちなみに自分はごみ箱にいちいち隠しています。
ちなみに自分はごみ箱にいちいち隠しています。
ルルーシュ 「それにしても素晴らしいな、ギアスは」
この力さえあれば、なんでもできる。
優越感に浸っていたとき、もう一本新たな回線がアクセスするのを見つけた。
ルルーシュ 「この期に及んで、まだ攻めてくるか……」
ルルーシュ 「ふん、ラクシャータ。早くこいつのデータを抜き取ってしまえ」
504 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:52:46.88 ID:byuKWcrP0
>ちなみに自分はごみ箱にいちいち隠しています。
>ちなみに自分はごみ箱にいちいち隠しています。
重要なことなので二回言いましたwwwwwwww
507 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 21:54:18.77 ID:BFmnvnDXP
一方、ラクシャータは思わぬ苦戦を強いられていた。
ラクシャータ 「こいつ……速いわ」
黒の無職団の罠に踏み込んできたその回線は、ラクシャータの干渉を優々とかわしていた。
その速さ、光。
そしてとうとう、その回線はラクシャータの包囲網を突破していった。
ラクシャータ 「これは……とんでもない化け物ね」
ラクシャータ 「早くC.Cに連絡しなきゃ……」
そう思いながらも、指が震えて思うように動いてくれない。
彼女は畏怖していたのだ。その体験したことのない、圧倒的な速さに。
それを生み出したであろう、人物に。
ラクシャータ (一体、どうやってあんなものを創り出したのかしら……)
509 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 21:56:36.60 ID:BFmnvnDXP
ロイド 「適合率90%!! 素晴らしいー!!」
セシル 「スザク君、無理しちゃだめよ」
スザク 「大丈夫です」
スザクはその純白のパソコン「ランスロット」の驚異的な速さに驚きながらも、それを見事使いこなしていた。
たくさんの同士が沈んでいった罠も容易く抜け、もう既に復旧作業に取り掛かかっている。
このランスロットなら、やれる。彼はそう確信した。
スザク 「それにしてもロイドさん」
ロイド 「なぁ~んだい?」
スザク 「向こうも相当の技術者のようですが、それも軽くあしらうランスロットの速さはどうやって創り出したんですか?」
スザクの純粋な疑問に、ロイドは笑みを浮かべて答えた。
ロイド 「プロバイダが……フレッツ光だからさー!」
スザク 「光通信うめえwwwwww」
512 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:58:16.54 ID:z+JEHzHL0
ひwwwwwかwwwwwりwwwwww
513 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:58:29.14 ID:ec7NpVVE0
ウザクうぜえwwwww
515 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 22:00:15.26 ID:1oU5zFhh0
光通信wwwwwwwwwwwwwwwwwww
516 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 22:00:25.96 ID:BFmnvnDXP
C.Cは呆然としていた。
さきほどまで止まっていたブリちゃんが、今既に動きを再開している。
何が起こったのだろう。さきほどまで、完全に優位に立っていたのに。
C.C (あの回線がアクセスしてからだ……)
どうやら、ブリタニア側にも切り札があったらしい。
彼女の開発した「ギアス」と、対等の力を持つほどの。
そのとき、彼女の部屋の電話が鳴った。
C.C 「はい、もしもし」
「あ、こちらYAHOO BBです。契約のほう、引き続き頼みたいのですが」
C.C 「あ、よろしくお願いします」
518 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 22:01:56.53 ID:byuKWcrP0
C.C.はYAHOO BBかよwww
519 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 22:02:21.64 ID:hoq8mdfMO
C.C.回線変えろw
521 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 22:04:50.56 ID:BFmnvnDXP
かくして黒の無職団の攻撃は、わずか半日で沈められた。
しかし、有言実行とまではいかないものの、その快進撃は多くの無職に希望を与えていた。
扇 「黒の……無職団」
玉城 「ゼロ、こいつらすげえ……」
ディートハルト 「素晴らしい……」
作戦は失敗したものの、C.C.の目論見は結果的に成功していたのだった。
それに加えて、ディートハルトが画策した黒の無職団を追ったネット中継。
そして、救世主ゼロの登場。
始まりの攻防は、ブリタニアちゃんねるに軍配があがった。
しかし、世界の無職たちは、確実に動き出していた。
522 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 22:05:57.01 ID:CFWgVM0B0
扇が無職なのに違和感がまったくないんだが
524 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 22:07:51.58 ID:BFmnvnDXP
ルルーシュ 「ギアス使っても俺は駄目なのかああああああああああ!!」
ナナリー 「お兄様、落ち着いて……」
ルルーシュ 「……ナナリーたんに、ギアス使ってもいい?」
ナナリー 「……」
ルルーシュ (はぁはぁはぁはぁ、ギアス使えばあんなことやこんなことm)
ナナリー 「ダメです」
ルルーシュ 「……」
ナナリー 「……プツッ――」
ただ一人、歩みを止めたニートを残して。
STAGE 3 動き出す 無職達 TURN END
525 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 22:08:36.08 ID:mFNOR7/X0
ナナリーを創り出したルルーシュは天才だろwwwwwww
526 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 22:09:18.93 ID:1oU5zFhh0
全世界のNEETが集まれば最強だな
527 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 22:10:28.73 ID:CFWgVM0B0
話が壮大過ぎて終わりが見えなくなってきたwwwwww
570 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:17:54.13 ID:oMlh/G7bP
SATGE 4 立ち止まるゼロ
574 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:19:37.21 ID:oMlh/G7bP
ゼロ率いる黒の無職団が、ブリちゃんの鯖を停止させるという大事件から一週間後。
ネット世界は、確実に変わりつつあった。
ブリタニアちゃんねるに立てられたスレが落ちてからというものの、
日本ちゃんねるに「黒の無職団に入団したい人が集まるスレ」なるものが立てられ、
にちゃんはかつての活気を取り戻しつつあった。
C.C. 「ラクシャータ、入団希望者たちをブリちゃんの網に引っかからないように、ここへ誘導してくれないか?」
ラクシャータ 「お安い御用よぉ」
578 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:21:54.04 ID:oMlh/G7bP
C.C. 「それからカレン、しばらくは君がここの責任者となってくれ」
カレン 「き、急にどうしたのよ? あなたはどうするの?」
C.C 「ちょっとばかり、訪ねなければいけないところがあるんだ」
C.C. 「それから……」
藤堂 「……」
C.C. 「カレン、ゼロから連絡があったら教えてくれ」
カレン 「はいはーい」
藤堂 「……」
579 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:22:35.18 ID:l6JfujW40
藤堂オワタ\(^o^)/www
580 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:23:38.12 ID:oMlh/G7bP
カレン (私がリーダー代理かー。それにしてもゼロ……)
あの一夜から、ゼロとは全く連絡を取れていない。とC.C,が言っていた。
あれだけの活躍を見せておきながら、何故。
カレンは彼の苦悩を想像できないことが、敬愛者として非常に心苦しかった。
ラクシャータ 「さーて、仕事仕事」
藤堂 「稽古だ」
不安を感じているのは二人とて同じだった。
あの日以来、ゼロは黒の無職団にとってなければならない人へとなっていたのだ。
580 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:23:38.12 ID:oMlh/G7bP
カレン (私がリーダー代理かー。それにしてもゼロ……)
あの一夜から、ゼロとは全く連絡を取れていない。とC.C,が言っていた。
あれだけの活躍を見せておきながら、何故。
カレンは彼の苦悩を想像できないことが、敬愛者として非常に心苦しかった。
ラクシャータ 「さーて、仕事仕事」
藤堂 「稽古だ」
不安を感じているのは二人とて同じだった。
あの日以来、ゼロは黒の無職団にとってなければならない人へとなっていたのだ。
581 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:23:49.96 ID:K1GTZYLu0
藤堂wwwwwwwwwwwwww
583 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:25:06.43 ID:oMlh/G7bP
一方、ルルーシュは完全なる引きこもり生活を送っていた。
一日で唯一会話を交わすのは、A.Iのナナリーのみ。
ルルーシュ 「なあ、ナナリー」
ナナリー 「なんですか、お兄様」
ルルーシュ 「あのさ……」
ナナリー 「なんでしょう?」
ルルーシュ 「俺のことどう思ってる?」
ルルーシュ 「お兄様……大好きです///」
ルルーシュ 「俺もだよ、ナナリー」
ナナリー 「一人でなにやってるんですか?」
584 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:25:48.38 ID:a8lVs6VZ0
そのA.Iくれ
585 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:27:17.52 ID:ZHHo+LHe0
ルルーシュwwwwwwwwwもう完全に廃人だwwwwwwwwwwwwww
587 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:28:42.64 ID:oMlh/G7bP
ルルーシュ 「♪朝も夜もネットばかりして」
ルルーシュ「♪腰に来るよ 座位生活」
ルルーシュ 「♪目まいも 激しくなる」
ルルーシュ 「♪画面の向こうと こっち側で」
ルルーシュ 「♪交われない ナナリーと俺」
ナナリー 「お兄様、もっとポジティブにいきましょう……」
589 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:30:19.70 ID:ZbFKRiY/0
よく考えたら本編と大差ないよなこのシスコン度合いは。
590 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:31:02.59 ID:oMlh/G7bP
この一週間で、ルルーシュのネクラぶりに拍車がかかっていた。
ギアスで変われると思った自分。ギアスをもってしても、やり遂げられなかった自分。
結局中途半端な自分が、情けなくて鬱陶しかった。
ルルーシュ 「はぁ……」
ナナリー 「お兄様、元気出してください……」
ルルーシュ 「うん……」
ナナリー 「そうだ! ダンスを踊ると元気が出るって聞きましたよ!」
ルルーシュ 「へえ……」
ナナリー 「私が歌を歌いますから、それにあわせて踊ってください!」
ルルーシュ 「あ、ああ……」
591 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:31:34.38 ID:TjtY+WOl0
普通にリフレイン使ってそうなルルーシュだな
592 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:33:25.46 ID:oMlh/G7bP
_____.......--‐‐‐‐‐‐ヽ...____...----_
__イ´ ´ /´ \ ヘ
/ _/ `ヽ j
/ κ´ l ___...... |
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/ i ::/;;; ::::: _ノ_...┐ |.. ´} |\ j
λ i ::く:::: :::::/ ´ | | i |::::丶 》 頭身台 爪を立てて~
/ | ::::\:::::: { __...- ,==|::::::::| __..イ 僕の顔 削っていく~
/ i / ::::::::ζ::::: ヽ-==≠″ ヽ. |:::::::::::/´ 綺麗に 片方だけ~
/ i i ゙;:;:;:;::;:\:::::::::: `-...__, / }::::λ_ゝ
/ /:::::::::::::::::::::}:::::::::::ヽ ゞ´ ...-ァ /..ヘヽ_ 等間隔~ 強姦だ~
/ / ;;::::::::::::::::ノ_λ::::::::| i { / /:::::| j`´
/ // /:::::::::::::::::::}´ / |:::::::: ノ `゙´ /λ j
// /::::::::::::::::::::/ 个 i彳 λi --- ....__,/ / 》ノ
´ / /:::::::::::::::::::<´ \ミゝ ゙ >´ i
/ /:::::::::∠´´ `.._ `ヽ /´i.. |
/::::/´ ´`ゝ.. `.. 人i `-... |..
:::::/ ヽ ヽ } `ヽ 入 |
594 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:34:28.94 ID:SuJ6uxfE0
5+5~簡単だ~ウェーイ!
596 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:35:04.95 ID:mZGF57QL0
>>592
これはいいナナリー
597 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:35:58.24 ID:oMlh/G7bP
_,,‐=──- 、_ ルルーシュ・ランペルージが
,;´:::::::::::::::::::::::::::::::::\ あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/:::::/:::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::l 『妹ナナリーの癒しの萌え歌が聞けると思ったら
//:/:l:::::::/::::::;/:::/::::;ヘ::::|:::::::::::} 聞かされたのは解読不能な洗脳的な暗号だった』
//:::|:::l:::::;ヘ/, '/:::/:::/ |::l:::::::::;'
/|::l:::l/:/ト、_// eラ ,/::/`i;| な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
{ |:ハ::|| ヾ宀| {´,)⌒`' /;::::´ハ{ おれも何をされたのかわからなかった…
,l::::/ ) iLレ u /:/l::/
;/_/ ハ !ニ⊇ /'´/イ:l!':::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった…
// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
/'´r ー---ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \ 空耳だとか強姦だとか
/ // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ ちなみにポルナレフは二度目だぜ……
600 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:38:33.92 ID:oMlh/G7bP
ルルーシュとナナリーが馬鹿なことをやっていると、久しぶりに部屋にノックの音が響いた。
ルルーシュ 「……!」
小夜子 「ルルーシュ様、お手紙が届いております」
ルルーシュ 「なんだ、小夜子さんか。ドアのしたの隙間から通してくれ」
ナナリーの次にルルーシュが心を許しているのは、家政婦の小夜子さんだった。
ルルーシュのことならなんでも心得ているので、会話をしていて煩わしい気持ちを感じることもない。
部屋に通された手紙を見ると、ルルーシュは驚いた。
ルルーシュ 「アッシュフォード学園生徒会同窓会だと……」
ナナリー 「まあ、素敵ですね」
ルルーシュ 「……」
開催日は、明日だった。
601 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:40:48.75 ID:tdO3PXdQ0
小夜子さんが可哀想すぎるwwwwwwwwwwwww
602 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:40:56.80 ID:ZHHo+LHe0
鬱イベントきたwwwwwwwwwwwwwww
603 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:41:07.34 ID:oMlh/G7bP
翌日、某焼肉店に四人の男女が集まっていた。
「予約席」と紙が置かれたそこには、二人分ほどスペースが余っている。
ミレイ 「みんなひさしぶりーっ!」
シャーリー 「いぇーいっ!!」
リヴァル 「ひゃっほーぃ!」
ニーナ 「ゆーふぇみぁっ!」
意味不明なテンションだが、見ててどこか微笑ましいものはある。
だが、その中にいざ入ろうとすると難しいものがあった。
スザク (遅れてきちゃったけど……入りづらい)
ルルーシュ (しまった、遅れてしまった……)
スザク 「あ」
ルルーシュ 「あ」
入り口で鉢合わせた二人は、どこか気まずそうに顔を伏せた。
607 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:43:26.37 ID:oMlh/G7bP
仕方なく、スザクが先に入ることにした。
スザク 「みなさん、遅れてすいません……」
ミレイ 「おー! スザク君!」
シャーリー 「待ってましたー!」
リヴァル 「へいへい、座りなー!」
ニーナ 「……ぺっ」
スザク 「あはは、どうもー」
すんなり輪に溶け込むスザクを横目に、ルルーシュはここへ来たことを後悔していた。
スザクが来る事は予想はしていたが……。やはり、顔を合わせづらいものがあった。
608 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:44:59.89 ID:oMlh/G7bP
それというもの、二人の間には蟠りがあった。
小学生時代、二人は親友だった。
いつも二人で駆け回り、なにをやるにしても彼らが中心となっていた。
お互いを認め合う、いい関係だった。
小学校五年時にスザクが転校したときは、ルルーシュはショックを受けた。
二人はいつか必ず会おうと約束し、涙の別れをした。
そして高校在学時、スザクは戻ってきた。
約束を果たすためかどうかは定かではないが、彼はルルーシュの元へとやってきたのだ。
しかし、ルルーシュはもうかつてのルルーシュではなかった。
小学生まではリア充、という典型的な道筋を歩んだルルーシュは、スザクを受け入れなかった。
いや、受け入れられなかったのだ。今の惨めな自分と、スザクが釣り合わないとわかっていたから。
ルルーシュがスザクを避けるように生活していたら、いつの間にか二人の間には溝ができていた。
609 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:47:16.05 ID:oMlh/G7bP
店の前にずっと立っているルルーシュを、不審者扱いする輩が現れ始めたので、
彼は仕方なく店内へと入った。
ミレイ 「あ、遅いぞー! 副会長!!」
シャーリー 「待ちくたびれたよー。こっちはお腹空かせてるんだからねー」
リヴァル 「……全く、主役は遅れての登場かぁ?」
ニーナ 「……ひさしぶり」
ルルーシュ 「みんな……」
萎れた心が、少しだけ潤ったような気がした。
スザク 「はむっ、はふはふ、はむっ!肉うめえwwww」
ルルーシュ 「……」
が、やっぱり気のせいだったらしい。
こうして、アッシュフォード学園生徒会の同窓会は始まったのだった。
610 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:48:44.49 ID:YGo2nVe00
スザク空気嫁wwwwwwwwwwww
611 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:49:07.14 ID:a8lVs6VZ0
スザクwwwwwwwwwwww
612 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:49:09.07 ID:oMlh/G7bP
場は予想以上に盛り上がっていた。
ルルーシュもその中にしっかりと溶け込み、その雰囲気を楽しんでいた。
シャーリー 「そういえばさー、学園祭のときルルがさー」
ルルーシュ 「シャーリー! その話はやめろ!!」
リヴァル 「え、なになに? 教えてよー」
ルルーシュ 「やめろ! 頼むからやめてくれ!!」
ミレイ 「気になるー」
シャーリー 「えー、どうしようかなー」
ワイワイガヤガヤ
スザク 「みんなさ、もうちょっと野菜食べてよ。俺だけじゃん、野菜消費してんの」
ニーナ 「空気嫁」
613 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:50:24.26 ID:ZHHo+LHe0
ウザクひでぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
614 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:51:03.60 ID:xyUfL1+m0
これはうぜえwwww
615 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:51:12.35 ID:oMlh/G7bP
やっぱり来て良かった。そう思い始めたルルーシュに、突如地獄の時間が訪れた。
それは、近況報告の流れだった。
ミレイ 「みんな今なにしてんのー?」
リヴァル 「僕は神山満月ちゃん!」
シャーリー 「リヴァル君はフリーターでオタクでーす」
リヴァル 「あ、ひでえな! このやろう!!」
ニーナ 「ふふふ」
リヴァルもオタクであることをすっかりカミングアウトし、以前よりすっきりとした表情を見せるようになっていた。
616 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:53:10.24 ID:oMlh/G7bP
ニーナ 「私は研究所に」
シャーリー 「私は大学生ー」
スザク 「僕はネット関係の仕事に」
リヴァル 「会長はー??」
ミレイ 「うふふ、秘密。副会長は?」
一同の視線が、ルルーシュに集まる。
これはヤバイ、脈拍が乱れる。汗が滴る。
617 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:53:41.43 ID:rcWFJnWh0
最強呪文 「みんな今なにしてんのー?」
効果 おれは死ぬ
618 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:54:27.37 ID:YGo2nVe00
即死ですね、わかります
619 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:54:50.83 ID:a8lVs6VZ0
この状況は死ねる
620 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:55:14.46 ID:oMlh/G7bP
シャーリー 「ねえ、なにやってんのー?」
ルルーシュ 「……け」
リヴァル 「け?」
ルルーシュ 「け、警備員……」
621 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:55:45.03 ID:l6JfujW40
自宅警備員来たwww
622 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:57:41.41 ID:i9KcpYyu0
ですよねーwwwwwww
623 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:57:51.39 ID:ZHHo+LHe0
期待を裏切らないなルルーシュはwwwwwwwwwwwwwww
624 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:58:45.35 ID:oMlh/G7bP
なんとなく事情を察したのか、彼らはそれ以上なにも言わなかった。
ルルーシュ 「……うっ」
頑張ってるみんなに比べて、この情けない俺はどうだ。
そう考えると、自然と涙が頬を伝った。
ミレイ 「副会長……今は辛い?」
ルルーシュ 「……はい」
ミレイ 「そうなら……ここで、できる限り吐き出しちゃいなよ、ね?」
ミレイの優しさに、ルルーシュは心がほんのり温まるのを感じた。
628 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 01:02:52.86 ID:oMlh/G7bP
一方、その頃C.C.は重要な会談に挑んでいた。
相手は古い伝統を持つ、「キョウト」というサイトの首脳。
C.C.は、ブリちゃんを倒すためには彼らの力が必要だと判断したのだった。
C.C 「初めまして、神楽耶様、桐原さん」
神楽耶 「こちらこそ」
桐原 「……」
C.C. 「それでは、早速用件なのですが――」
C.C,は、黒の無職団の進退を決めるであろう交渉に、
全身全霊をかけて臨むのであった。
630 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:06:29.11 ID:ZHHo+LHe0
もうC.C.がリーダーでよくね?wwwwwwwwwwwww
632 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 01:07:54.88 ID:oMlh/G7bP
そして、カレンのもとへは沢山の無職(入団希望者)がやってきていた。
あまりの数の多さのため、流石に一人では捌ききれない。
仕方がないので、藤堂に手伝ってもらうことにした。
カレン 「はい、次の三人どうぞー」
扇 「はい」
玉城 「おう」
ディートハルト 「失礼します」
カレン (また個性の強そうなのがきたなー……)
634 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 01:09:24.69 ID:oMlh/G7bP
藤堂 「次の四人、入りたまえ」
藤堂は真面目に場を仕切っていた。
稽古中だったが、頼まれたら手伝わないわけにはいかない。
決して、暇だったわけではない。
朝比奈 「藤堂さん、お久しぶりです」
藤堂 「む?」
顔を見上げると、そこには懐かしい面々がいた。
かつては共に無職の道を歩んでいたはずの、同胞たち。
藤堂 「お前ら、ここは職持ちが来るところじゃないぞ」
千葉 「あはは、クビになっちゃったんですよー」
仙波 「だが、決して半端な気持ちでここへ来たわけではありません」
卜部 「よろしくお願いしますよ」
藤堂 「ふっ……」
黒の無職団は、着実に歩みを進めていた。
635 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:10:39.26 ID:cF8tJ3I60
「ふっ……」じゃねーよwwwwww
638 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 01:11:46.40 ID:oMlh/G7bP
同窓会の雰囲気は、序盤とはうってかわって静かになっていた。
みんなは親身になって、ルルーシュの告白を受け止めていてくれた。
ルルーシュ 「俺は……何をやっても中途半端で……」
ルルーシュ 「本当になにも続いたことがなくて……」
ルルーシュ 「今だって自作の人工知能としか、会話を交わさないんだ」
ミレイ 「そう……」
ルルーシュ 「最近、やっとやり遂げられそうなことが見つかったのに……」
ルルーシュ 「みんなの期待を裏切った上、途中で逃げ出して……」
スザク 「それは人として最悪d シャーリー 「黙ってなさい」
ルルーシュ 「今日もみんなに引け目を感じて、悔しくて……!」
リヴァル 「ルルーシュ……」
640 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:12:49.68 ID:TjtY+WOl0
ウザクがうざいのはちゃんと再現出来てるな
642 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 01:14:23.57 ID:oMlh/G7bP
半分くらい吐き出したが、それは辛いだけだった。
しかし、そんなルルーシュを慰めるかのように、ミレイが声をかけてくれる。
ミレイ 「ルルーシュ、あなたは自分の良いところを知らないで生きてる」
ミレイ 「あなたは、とっても優しい。今日だって、来ることさえ辛かったはずなのにちゃんと来てくれた」
ミレイ 「きっとみんなのことを気遣ったのね。でもそれって、言い換えれば仲間思いって言うんじゃない?」
ルルーシュ 「会長……」
ニーナ 「私もなんて言っていいかわからないけど……」
ニーナ 「あなたを必要としてくれる人たちがいる、それって中途半端な人間には無いことですよね? でしゃばってごめんなさい……」
ルルーシュ 「オナニーナさん……」
646 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:16:18.61 ID:ZHHo+LHe0
オナニーナwwwwwwwwwそんなんだから友達少ないんだろwwwwwwwww
648 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:18:07.52 ID:cF8tJ3I60
ルルwwwww
これは素で間違えてるのかwww
649 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 01:18:17.67 ID:oMlh/G7bP
リヴァル 「俺もうまいことは言えないけどさ……」
リヴァル 「俺、お前のお陰で正直に生きることができるようになったんだぜ。お前に感謝してる人間もいるってことを忘れないでくれよ」
シャーリー 「そーそー。みーんなルルに感謝してるんだから」
ルルーシュ 「リヴァル、シャーリー……」
ああ、どうして俺はこんなにも優しいみんなを忘れていたのだろう。
例え慰み言葉だとしても、それらは自分に勇気を与えてくれる。
人間のぬくもりは不思議と、自分に生きる気を与えてくれる。
スザク 「ルルーシュ」
ルルーシュ 「なんだ」
スザクの瞳は、今までのようなふざけたものではなかった。
それはかつての親友の瞳。
ルルーシュはそれを、真正面から受け止めた。
652 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 01:20:55.61 ID:oMlh/G7bP
スザク 「お前が誰かの期待を裏切った事は、最悪なことだと思う」
ルルーシュ 「……」
スザク 「しかし、失敗を大きな成功に変えるのが、俺の知っているルルーシュだ」
スザク 「お前はそういう男だ」
ルルーシュ 「スザク……」
スザク 「だからお前はもっと胸を張って、自分らしく生きるんだ。いつかお前の心の高鳴りが世界を揺らすはずだ。
かつてお前は俺のライバルだった。だが今は……。追いついて見せろ!ルルーシュ!お前h
~~ くさい(うざい)ので カット~~
654 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:21:31.01 ID:rcWFJnWh0
スザク見せ場カットされたwwwwwwww
656 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:22:46.15 ID:F0i6uO8B0
ウザクうぜええええwwwwww
657 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 01:23:28.81 ID:oMlh/G7bP
同窓会は、十一時過ぎまで続いた。
店から出てきたみんなは笑顔で、とても良いものであったことが覗える。
ルルーシュもまた、清々しい気分だった。
ルルーシュ (本当に来て良かったな……)
崩れかけた体が、挫けかけてた心が、蘇るようだった。
彼らの言葉が、そしてなによりスザクの言葉が、ルルーシュを奮い立たせた。
そう、ゼロとしてのルルーシュを。
みんなと連絡先を交換し別れた後、ルルーシュはC.C.と出会った。
彼女は、一人の少女を連れていた。
C.C. 「久しぶりだな、ルルーシュ」
ルルーシュ 「ああ」
C.C. (どうやら悩みは解消したようだな……)
658 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 01:24:56.99 ID:oMlh/G7bP
神楽耶 「初めまして、ルルーシュさん」
ルルーシュ 「あ、幼女」
神楽耶 「え?」
ルルーシュ 「あ、いえ。あ、どうも」
C.C. 「神楽耶様、こいつがゼロです」
神楽耶 「あなたがゼロ様!? お目にかかれて非常に光栄です!!」
ルルーシュ 「は、はあ……はあはあはあ」
C.C, 「さあ、ルルーシュ。みんなのもとへ向かおう」
ルルーシュ 「ああ」
659 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:26:12.62 ID:l6JfujW40
幼女www
ダメだこいつ、早く何とかしないとwwww
663 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:28:10.67 ID:i9KcpYyu0
はあはあはあwwwwwwwwwww
664 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 01:28:23.53 ID:oMlh/G7bP
ルルーシュらが向かったのは、以前C.C.が会議を行った部屋だった。
そこには既にカレン達もいて、ルルーシュ――いや、ゼロ――を出迎えてくれた。
カレン 「初めまして、ゼロ」
藤堂 「お初にお目にかかります」
ラクシャータ 「よろしくねぇ」
ゼロ 「ああ、よろしく」
C.C. 「見ろ、ゼロ。そのパソコンを。彼らは全員、黒の無職団員だ」
指差されたその先にあったディスプレイには、千人をゆうに超える人間たちがいた。
彼らはなにかを叫びながら、熱狂していた。
666 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 01:30:47.10 ID:oMlh/G7bP
''';;';';;'';;;,., ゼロ!
''';;';'';';''';;'';;;,., ゼロ!
ゼロ! ;;''';;';'';';';;;'';;'';;;
;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;
vymyvwymyvymyvy ゼロ!
ゼロ! MVvvMvyvMVvvMvyvMVvv、
Λ_ヘ^-^Λ_ヘ^-^Λ_ヘ^Λ_ヘ
ゼロ! ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ
__,/ヽ_ /ヽ__,.ヘ /ヽ__,.ヘ _,.ヘ ,.ヘ ゼロ!
/\___/ヽ /\___ /\___/ヽ _/ヽ /\___/ヽ
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667 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:31:08.49 ID:YGo2nVe00
ダディ自重しるww
669 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:31:17.51 ID:s/TugPNR0
ダディwwwwww
670 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:32:08.44 ID:sT3/790N0
ダディこええよwwwww
672 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 01:34:27.67 ID:oMlh/G7bP
信じられない光景だった。
これほど自分を必要としてくれている人たちがいる。
一種の感動で胸を打ち震わせていると、カレン達も忠誠の言葉を発した。
カレン 「あなたなしでは、私たちは勝つことは出来ません」
藤堂 「我々はあなたに命を託した。無職の代表である、ゼロに」
ラクシャータ 「しっかりしてくんないと、怒るわよぉ」
神楽耶 「将来の妻として、精一杯頑張ります!!」
C.C. 「……随分期待されているようだな」
ゼロ 「……ああ」
ゼロ (今は例え偽りでも、ゼロとしての資質と信頼を、俺はいつか本物にしてみせよう!!)
逃げていたルルーシュが、決意を固めた。
立ち止まっていたゼロが、再び歩き出した。
止まっていた時計の針が、再び時を刻み始めた瞬間だった。
675 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 01:37:19.89 ID:oMlh/G7bP
広い室内に、集まる数人の男女。
彼らは「ニート・オブ・ラウンズ」と呼ばれる、ブリちゃんを取り仕切る精鋭たちだ。
スザクも前回の活躍が認められ、晴れてその一員となったばかりだった。
ジノ 「おいおい、なんだよスザク。提案って?」
アーニャ 「今携帯小説書いてるからあとにして……」
スザク 「真剣な話なんだよ。君らも今、反乱分子が叛乱を企ててるのは知っているだろう?」
ジノ 「ああ」
スザク 「彼らは着実に力をつけているはずだ。だから、こちらも大きな力を手に入れなければならない」
アーニャ 「大きな力?」
スザク 「そうさ……」
「人工知能」と呟いたスザクの表情は、満面喜色に覆われていた。
678 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:39:27.75 ID:ZHHo+LHe0
アーニャの携帯小説wwwwwwwwwwwwwwww
679 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 01:41:23.37 ID:oMlh/G7bP
ルルーシュの知らないところで、ナナリーを手に入れようと魔の手が伸びていた。
しかし、それだけはかった。
ブリちゃん側は、もう一つ大きな力を手に入れようとしていた。
研究員たちが覗いている、大きなカプセルの中にいる人物、かつては貴族だったもの。
そしてそのカプセルにヒビが入り、割れた。
・ ・
中にいた人間が、そのおぞましい姿を現した。
680 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:41:58.68 ID:sT3/790N0
展開はええwww
681 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:42:33.21 ID:l6JfujW40
ついに覚醒したかwww
684 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 01:44:37.08 ID:oMlh/G7bP
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_/7´i, __\、v、
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i| (ζ7⌒、i ̄ヽ彡!
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キ-'≪0> レ<0>|ク
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l (ヽヽヽ三/ ) l
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,/ .| 全力 . | \
/ l ト、 \
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) `ー''"´ ̄ ̄ / .| | \  ̄` ー‐'´ (
とニ二ゝソ____/ | | \____(、,二つ
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686 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:45:36.25 ID:l6JfujW40
オレンジwwww
ダメだ頭どころか外見も逝ってるwwww
687 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:45:50.14 ID:LZyreMWJ0
箱ガンダムwwwwwwwwwwwwwwwwwww
688 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:45:54.93 ID:YpJmiJ8E0
ちょwwwwwwwwwオレンジwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
692 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 01:48:15.36 ID:oMlh/G7bP
ネットの世界は、確実に大きなうねりを作り始めていた。
ゼロ率いる黒の無職団――日本ちゃんねる復興派。
世界最大の防衛力でその身を固めようとしている――ブリタニアちゃんねる支持派。
その世界の主導権を握ろうとしている二つの勢力
――勝つのはどっちだ。
SATGE 4 立ち止まるゼロ TURN END
※ニートギアス 引きこもりのルルーシュ R2 その1へ
ルルーシュ 「疲れた……」
『負け屋』のおかげで演技はお手の物だったが、それでも慣れないキャラとして振舞うのは骨が折れる。
しかし、役目を終えたルルーシュの心中には、今までには無い充足感と達成感で満たされていた。
ルルーシュ (俺にもやれた……)
しかし、ここでやり遂げたと思ってはいけない。
これからが本番なのだ。それまでに、「あれ」を使いこなせるようにしていないと。
ルルーシュ (しかし、あんな化け物を俺に託すとは……)
「あれ」がC.C.から送り届けられ、その内容を聞いたときには愕然とした。
これは、魔人の力だ。だが、ゼロである君ならその力を使いこなせることが出来るだろう。
C.C.の言葉には、正直まんざらでもなかったが……。
ルルーシュ 「やはり俺は特別な才能を持っているのだ。ふふふ……」
ルルーシュ 「はははははhっ、gげほっ、ごうぇえ!!」
413 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 20:35:26.31 ID:RXufqmCb0
むせんなwwwwwwwww
414 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 20:37:01.53 ID:CFWgVM0B0
相変わらずの厨二病っぷりですねwwwwwwwwwwwwwwww
416 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 20:38:19.90 ID:BFmnvnDXP
C.C 「……」
最初の計画は既に完成していた。後は、実行に移すのみだった。
C.C,の考えた計画は至ってシンプル。いきなり直接、ブリタニアちゃんねるの鯖を叩きにいくだけだ。
もちろん、そんな単純な計画でうまくいくとは到底思っていない。今回の目的は、黒の無職団の名ををネット上に知らしめることだ。
C.C. (うまくいけばラッキー。最悪失敗しても、なんらかの波は起こせるはず)
やはりブリちゃんとは圧倒的なユーザーの差がある。
それを埋めるために、今回ド派手な行動を起こし、支持者を得なければならない。
C.C. (カレン達はうまくやっていけるだろう。あとはルルーシュ……)
メールが届いたのは、丁度物思いに耽ろうと思った瞬間だった。
彼女は思考を遮ることができず、そのメールを見過ごしてしまった。
418 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 20:40:52.00 ID:BFmnvnDXP
ブリタニアちゃんねる・運営部では、二人の男女が額を寄せ合って話をしていた。
決して男女の関係を匂わせているのではない。
ただ、周囲の耳に入っては困るような内容だったのだ。
ジェレミア 「その話は本当なのか……?」
ヴィレッタ 「平社員の証言ですから、なんとも言えませんが」
ジェレミア 「情報の筋は?」
ヴィレッタ 「なんでも、直接コンタクトを取っているとか……」
ジェレミア 「ふむ、そいつをここに呼べ」
ヴィレッタ 「そうしようとしたんですが、どうやら他の人間に呼ばれているようでして」
ジェレミア 「まあいい、その話が本当でも嘘でも、私のすべきことは変わらないさ」
男が自信たっぷりに口の端を歪める。
そして、紫色のパソコンを見つめ、
「このサザーランドに敵うわけがあるまい」と言ったのであった。
419 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 20:42:06.08 ID:ONsDXPMP0
オレンジw
420 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 20:42:25.04 ID:hoq8mdfMO
この自信たっぷりなオレンジは二度と拝めないと思ってたぜww
422 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 20:43:33.16 ID:BFmnvnDXP
ロイド 「おめでとぉー!! 君に、素晴らしいプレゼントだ!」
スザク 「……!!」
この部屋に足を踏み入れたときには、たいした期待は抱いていなかった。
しかし、これを目の前にし、もしかしたら……という考えが頭を過ぎったときから、足の震えが止まらなくなっていた。
スザク (まさか、これが僕のものになるなんて――)
セシル 「あらゆるパソコン技術に関するテストであなたはずば抜けていたわ。あと、運動神経と壁走りも」
スザク 「しかし僕は――」
ロイド 「だいじょーぶだよぉ! あのことは関係ないさ! それに、これを扱わせるなら君以外にいないと思っていたんだよねぇ」
スザク 「……ありがとうございます」
ロイドの言葉に対して、強い感謝の念を示す。
しかしスザクの目はもう、既にロイドを捉えてはいない。ただ、それを見つめていた。
白を貴重としたデザインに、光を反射させているその物体を。
424 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 20:47:13.16 ID:BFmnvnDXP
決行日、黒の無職団の面々はパソコンに向かい、C.C.の合図を待っていた。
彼女の合図が来れば、とうとうブリタニアとの戦争が始まりを告げるのだ。
おそらく浮き足立っているであろう彼らに対し、C.C.はマイクで語りかける。
C.C. 「みんな、聞いているか」
C.C.の問いかけに対し、それぞれメッセで返事をする。
それを確認すると、C.C.は言葉を続けた。
C.C, 「今回の作戦は、あくまでブリタニアを潰すための第一歩だ。決して、足早にはならないように」
C.C. 「それぞれのできることをやれば、必ずこちらに流れは傾くはずだ」
C.C, 「私は君たちを信じている。以上だ」
そこまで言って、C.C.は手元のキーボードをいじった。
メッセに表示されたのは、「GO」の文字。
それが、作戦の始まりを告げる合図だった。
425 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 20:50:00.44 ID:BFmnvnDXP
切り込み隊長は、藤堂だった。
彼に与えられた役割はいたってシンプル。
たった一つ、ブリちゃんにスレを立てるだけ。
藤堂 (……)
いつになく鋭い目つきで、真剣にパソコンの画面を見つめている。
そこに表示されているのは英語ばかりで、どうやら外国のサイトのようだった。
C.C. 『君にはスレ立てを頼みたい。――ただし、アクセス元を割り出されないようにだ』
ホストを隠してスレ立てをする。
その作業は慎重さを必要とはするが、決して難しい作業ではない。
その精密な作業には、やはり彼は適役だったようだ。
藤堂 「できたっ!!」
藤堂は何重もの海外サイトからアクセスし、とうとうそのスレを立てることに成功した。
そしてそのURLをカレンに送り、それをもって彼の役割は終了となったのだった。
427 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 20:51:39.38 ID:byuKWcrP0
藤堂役目終わるの早すぎwwwwwww
428 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 20:51:39.39 ID:XWKlF1Wk0
これは藤堂にしかできないwwwwwww
429 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 20:52:43.82 ID:3oQwT01z0
スレ立てのみの藤堂wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
430 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 20:53:46.27 ID:BFmnvnDXP
待ちに待った藤堂からの合図が送られてきた。
カレンは燃える闘志を心に秘め、大きく深呼吸をする。
彼女の役割は、このスレをブリタニアちゃんねる中に宣伝することだ。
宣伝文句はすでにC.C.が作っていて、人を惹きつけるには充分な書き回しとなっている。
この役割も、行動派の彼女だからこそできることだ。
藤堂が立てたスレには、ブリちゃんに対する宣誓布告が記されているはずだ。
そうやって注目を集めた上で、自分たちの作戦を展開する。
手はずは完璧だ。
カレン 「よし……」
あとは自分のできることをするだけだ。
彼女はただひたすら、スレの宣伝文をブリちゃん中にばらまきはじめた。
主要板はもちろん、独男板、鬼女板、壁子板など細部まで。
その作業は、彼女にとっては朝飯前だった。
自分の仕事をやりとげた彼女は、そういえば藤堂はどんな文句でスレを立てたんだろう、と考える。
そして、カレンはそのスレを開いてから、あんぐりと口を開けたのだった。
433 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 20:59:16.97 ID:BFmnvnDXP
黒の無職団 本部
1 :以下、皇帝にかわりましてが無職がお送りします。 :2008/06/10
無理だ、不可能だ。人々は口をそろえて言う。
職種、地位などは決して関係ない。やろうという強固な意志を持ったものが、やり遂げるのだ。
のんびり構えているブリタニアちゃんねるの運営共よ、我々はあなたたちに宣戦布告をする。
藤子・F・不二夫がドラえもんの作者である事は不動たる事実だが、ブリタニアちゃんねるがここにあり続けることは不動の事実ではないのだ。
堂々と我らは、宣戦布告をする。ブリタニアちゃんねるを潰しにかかることを。
だんご三兄弟のように、潰す。そして、日本ちゃんねるの栄光を取り戻す。
よって、我々は手始めに、今日一日ブリちゃんの鯖を停止させる作戦を開始する。全てのネットユーザーよ、とくと見るがいい。
| ^o^ |b<いぇーい
434 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:00:42.17 ID:x9NTXCUl0
| ^o^ |b<いぇーい じゃねえよwwwwwwww
438 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:01:39.52 ID:unKxFmA10
無
職
の
藤
堂
だ
よ
| ^o^ |b<いぇーい
439 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:01:52.38 ID:CFWgVM0B0
無職の藤堂wwwwwwwズレてるぞwwwwwwwwwww
442 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 21:04:25.74 ID:BFmnvnDXP
カレン 「無、職、の、藤、堂、だ、よー……」
頭を抱えたカレンから出てきたのは、藤堂に対する素直な感想だった。
カレン 「あの馬鹿……」
これはひどい縦読み、と言わざるを得ない。
四行目と六行目ひどすぎるだろ……。どんな例えだよ。
それに最後の「だよー」って伸ばすところがむかつく。あんないかつい顔してるくせに、ぶりっこするな。
つっこみたい衝動をカレンはどうにか抑える。
そして、ラクシャータとゼロがうまくできますようにと祈りながら、
彼女の自作同人誌「紅蓮を纏った少女☆ドキドキ大冒険」の執筆を始めるのだった。
444 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:07:49.77 ID:mFNOR7/X0
駄目だこいつら…早く何とかしないと
445 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 21:08:00.51 ID:BFmnvnDXP
その日、ブリちゃんのあるスレにどんどん人が集まってきていた。
そのスレタイは「黒の無職団 本部」で、内容はブリちゃんに対する宣戦布告だった。
そのスレにつくレスは、「通報しました」「記念パピコ」などといったものばかりだったが、
確実にスレの勢いは高まりつつあった。
なにかが起こる、ブリちゃんねらー達はそう感じていのだ。
広範囲な宣伝で、あらゆる板から人が集まっていた。
そこへまた、人が集まってくる。
これからなにが起こるんだろう。人々がそのスレに期待を抱いた瞬間――
ブリタニアちゃんねるは、たった一つのURLを残し――動きを止めた。
446 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 21:10:52.10 ID:BFmnvnDXP
ブリタニアちゃんねる外の掲示板群が、ひさびさに盛り上がりを見せた日だった。
とくに盛り上がりを見せるのは、日本ちゃんねる。
それもそのはず、あの強大なブリタニアちゃんねるに喧嘩を売ったのは、我らが日本ちゃんねるのユーザーなのだ。
予想スレ、釣りスレ、実況スレ(といっても、肝心のブリちゃんは動きを見せないが)など様々なスレが立ち並び、
事の顛末を見届けようとしている。
黒の無職団と名乗るものたちは、とんでもないことをやってのけた。
あの無職の藤堂でさえ、ゲリラ戦を仕掛けたというのに、彼らは宣戦布告した後、悠然と言葉通りの事を起こしたのだ。
中にはブリちゃんの釣りだというものもいたが、その言葉は決して祭りを白けさせる力を持っていなかった。
それほど、彼らは黒の無職団に期待をかけ始めていたのだ。
448 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:12:33.91 ID:x9NTXCUl0
ニートでも積もればハッカーになるってことか
449 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 21:12:58.38 ID:BFmnvnDXP
その男は、この国のマスメディアを憂えていた。
本質を捉えず、視聴率を優先した報道ばかり。
彼もネット放送という、マスコミに関わる職業についていたが、自分の心を誤魔化す事はできなかった。
だからこそ、黒の無職団の登場は彼に衝撃を与えたのだった。
そして、ブリちゃんに残されたURLをクリックすると、彼は更に大きな衝撃を受けることとなった。
「我が名はゼロ!! 黒の無職団の、代表を務めるものだ!!」
URLをクリックした瞬間、流れ始めた映像には――英雄が映っていた。
ディートハルトはゼロの言葉を噛み締め、それを心に浸し、感動を感じていた。
この革命家の映像を、世界中からブリちゃんにアクセスしている人々が見ているのか――。
そうして感銘を受けたディートハルトは、自分の勤めるネット放送をジャックし――もちろんこんなことをすればクビになるが――
黒の無職団を追いかけたネット放送を流し始めたのだった。
452 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 21:16:56.40 ID:BFmnvnDXP
ジェレミア 「ほう、本当に起こるとはな……」
ヴィレッタ 「あの男の言葉、虚言ではなかったようですね」
ジェレミア 「面白い……黒の無職団、ゼロ」
ヴィレッタ 「そんな悠長なことを言っていられる状況ではないのでは?」
ジェレミア 「なーに、奴らは”今日一日”という長い時間を我々に与えてくれているんだ」
ジェレミア 「ゆっくり楽しもうではないか。なあ、サザーランド」
紫色のボディが、鋭い光を放つ。
まるで、抑えられない興奮が溢れ出しているかのようだった。
455 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 21:20:30.21 ID:BFmnvnDXP
ラクシャータの技術力さえあれば、鯖を停止させ、外部リンクへ誘導することなど朝飯前だった。
しかし、あくまでそれは一時的なものであり、彼女の仕事の第一段階に過ぎない。
ラクシャータ 「さて、ここからね……」
原因不明の鯖停止を復旧させようと、必ず誰かしらブリちゃん関係者がアクセスをしてくるはずだ。
彼らの技術力があれば、鯖を復旧・移転させるのは容易であろう。
それを邪魔することが、ラクシャータの最重要任務だった。
ラクシャータ 「アクセス確認十七回線……おっと、まだまだ増えるわぁ」
ラクシャータ 「まったく、多忙ほど面白いものはないわねぇ」
微かに緩んだ頬を引き締めると、彼女はそれら全てに干渉をはじめた。
相手に気づかれてもいい。しかし、相手がそれに気づいたときには全て終わっている。
ラクシャータはそれぞれのデータを、我らが総統へと送り続けた。
456 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:22:54.36 ID:byuKWcrP0
藤堂と違ってラクシャータは多忙だなw
藤堂無職団内でも無職かwwwwwww
458 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 21:24:40.41 ID:BFmnvnDXP
データを次々と受信するのを見て、ルルーシュはふぅと溜め息をついた。
やっと自分の出番が回ってきたのだ。最後にして、最大の任務が。
彼はラクシャータから送られてきたデータを確認する。
そして、一通りの事務的行動を済ますと、とうとう「あれ」の実行ファイルを開いた。
ルルーシュ 「ギアス……」
C.C.から送られてきたのが、ギアスという名前のファイルだった。
ギアス――所謂新型ウイルスだ。
その力は強大で、命令ファイルを添付させて他人のパソコンに干渉すれば、どんなパソコンもその命令に従わざるをえない。
例えそれが、どんなに醜悪で、名誉に関わることであろうとも。
466 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 21:28:51.75 ID:BFmnvnDXP
ルルーシュ (俺は……絶対遵守の力を手に入れたのだ)
ルルーシュは心を震わせ、感激の情念を鳥肌として放出させる。
そして彼は片目を覆うと、実行のボタンを押した。
ルルーシュ 「ルルーシュ・ランペルージが命じる! 貴様らのパソコンは……爆発せよ!!」
もうちょっとましな命令は思いつかなかったのだろうか。
467 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:29:20.79 ID:ECMAhh5x0
ニーナ「いやあああ消えちゃうううううユーフェミアさまの全裸コラがあああ!」
468 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:29:42.94 ID:byuKWcrP0
ルルーシュなら仕方がないwwwwww
469 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:30:19.53 ID:3Isp1ans0
ギアス.exe
471 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 21:31:52.27 ID:BFmnvnDXP
C.C. 「やった……」
進行状況が映されたディスプレイに、沢山の「デリート」の文字が浮かび上がる。
さきほどまでアクセスしていた沢山の回線が、一度に消えてなくなったのだ。
ルルーシュがどんな命令を下したのかは知らないが、成功にはかわりない。
C.C. 「まさか、こんなにうまくいくとは……」
正直、冗談半分で考えた作戦だった。
鼻くそをほじりながら(実際ほってないけど)考えられるような、稚拙な内容。
まあ結果オーライというやつだろう。
C.C, 「よし、こうなったらいけるところまでいってしまおう」
彼女はピザを食すかたわら、彼らに適当なエールを送った。
472 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:33:38.66 ID:byuKWcrP0
適当すぐる
475 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 21:35:29.83 ID:BFmnvnDXP
ルルーシュ 「C.C.からメッセだ。……がんばれー、だと……?」
ルルーシュ 「この女……もしかして俺に気があるのか?」
そう思い、過去の彼女とのメッセのやりとりを思い出す。
今思えば、フラグたるものがいっぱいあるような気がする。
「俺職につけたら結婚するんだ」と送ったときも、「さいですか」とわざと素っ気無い返事をして、照れ隠ししていたなぁ。
ルルーシュ 「は、いかん」
ルルーシュ 「俺にはナナリーたんがいるというのに……」
浮気をしかけた自分を戒め、ナナリーTシャツ(直接プリント)を手に取る。
新たな回線のデータがラクシャータから送られてきたのは、ちょうどそのときであった。
477 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:36:43.91 ID:hoq8mdfMO
なんか違うフラグ立ってるぞw
478 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:38:37.99 ID:CFWgVM0B0
ルルーシュ「二次元にしか興味ない」
479 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 21:38:50.84 ID:BFmnvnDXP
ジェレミア 「ふん、雑魚共はやれらてしまったようだが、私はそうはいかんぞ。反乱分子共」
マイPC「サザーランド」を操り、何度も行われる干渉を避けていく。
しかし、とうとう彼も、自由自在に動くその蛇に捉えられてしまった。
ジェレミア 「し、しまった!」
一方、ルルーシュは送られてきたデータの主に、どんな命令を課そうかと考えていた。
爆発だけじゃ芸がない。そういえば、最近妹が爆発したスレを見てないな。
ルルーシュ 「そうだ……!」
これなら面白いことになりそうだ、と彼はニヤリと微笑む。
その瞳は、人の不幸をあざ笑うものだった。
そして彼は命令を、実行に変換した。
482 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:40:06.32 ID:hoq8mdfMO
オレンジ弱いwww
485 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 21:41:44.20 ID:BFmnvnDXP
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/ l::/ .l,: ;l,: : {ィ=テアト=-こ|::入,// ,/ソト^゛_,,==テ〒ヘ~》y': ,∧: ハl, ヘ
´ ,l/ .l; { l,: : : 'l,`,,.'ヒTフc;》|::{,/ハ} / '/l'=='ヒtイフc),.X'./ /} |/ {,
,/ |: ヽ{: : :...'l, `~~ ̄~`'l:|イ゛ | //´ ´ ̄ ̄ ̄~` ./ /ノノ| ヽ
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|: : ∧: :ヘ\,,.ミゞ- ノ| // イ: :/ |:|
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}:/ l,|: : : :\`ヾ `-=―――_,.=-'´/イイ: :,ハ:. ,l |
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l }|ー-―| r―――--l .ト-―.イ l ヽ
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イ,ヘ|/,-,.|│ | |,-,|.|,n|
._/ (^)//)'| | | .||-ヽ||`> ― 、__
__,--――'´ ̄ ̄ ̄ ,/ | | | | | |,ハ´  ̄`'ー―--
お前のパソコンにある……
エロ画像フォルダを世界中に開放せよ!
487 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:42:24.87 ID:RXufqmCb0
オレンジオワタwwwwwwwwwwwwwwww
491 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:43:56.75 ID:byuKWcrP0
オレンジ乙w
493 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 21:46:04.31 ID:BFmnvnDXP
新型ウイルス「ギアス」が、サザーランドにとりついた瞬間――
異変が起こった。
ジェレミア 「な、なんだ!? 何が起こった!!?」
彼が事態を把握しない内に、あるフォルダが展開されはじめる。
そのフォルダ名は――「わが国のオレンジ栽培における最重要考案(ジェレミア策)」
なんという隠蔽体質。
そしてそのフォルダはその名を残したまま――飛び出した。
ブリタニアちゃんねる関係者のパソコンにも、もちろん黒の無職団のパソコンにも。
各国の大統領のパソコンにも、一般家庭のパソコンにも。
「わが国のオレンジ栽培における最重要考案(ジェレミア策)」と名づけられたフォルダが――中身はエロzipばかりだが――
世界中にその軌跡を残した瞬間だった。
もちろんその後、ジェレミア卿が「オレンジ」という名で日本ちゃんねるで祭り上げられたのは、言うまでもない。
495 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:47:36.79 ID:3CREL8gj0
オwwwwwレwwwwwンwwwwwジwwwww
496 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:48:11.54 ID:hoq8mdfMO
なんという目くらましwww
498 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 21:50:43.62 ID:BFmnvnDXP
ルルーシュ 「くくく……はーっはっは!!!」
愉快、愉快、愉快……。
彼はその言葉を繰り返し、届いたフォルダを見ながら、捩れる腹筋を抱える。
全く、ブリちゃん関係者が大量のエロ画像を保持しているだけでも問題なのに、それを隠すためにフォルダ名まで偽装するとは。
ちなみに自分はごみ箱にいちいち隠しています。
ちなみに自分はごみ箱にいちいち隠しています。
ルルーシュ 「それにしても素晴らしいな、ギアスは」
この力さえあれば、なんでもできる。
優越感に浸っていたとき、もう一本新たな回線がアクセスするのを見つけた。
ルルーシュ 「この期に及んで、まだ攻めてくるか……」
ルルーシュ 「ふん、ラクシャータ。早くこいつのデータを抜き取ってしまえ」
504 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:52:46.88 ID:byuKWcrP0
>ちなみに自分はごみ箱にいちいち隠しています。
>ちなみに自分はごみ箱にいちいち隠しています。
重要なことなので二回言いましたwwwwwwww
507 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 21:54:18.77 ID:BFmnvnDXP
一方、ラクシャータは思わぬ苦戦を強いられていた。
ラクシャータ 「こいつ……速いわ」
黒の無職団の罠に踏み込んできたその回線は、ラクシャータの干渉を優々とかわしていた。
その速さ、光。
そしてとうとう、その回線はラクシャータの包囲網を突破していった。
ラクシャータ 「これは……とんでもない化け物ね」
ラクシャータ 「早くC.Cに連絡しなきゃ……」
そう思いながらも、指が震えて思うように動いてくれない。
彼女は畏怖していたのだ。その体験したことのない、圧倒的な速さに。
それを生み出したであろう、人物に。
ラクシャータ (一体、どうやってあんなものを創り出したのかしら……)
509 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 21:56:36.60 ID:BFmnvnDXP
ロイド 「適合率90%!! 素晴らしいー!!」
セシル 「スザク君、無理しちゃだめよ」
スザク 「大丈夫です」
スザクはその純白のパソコン「ランスロット」の驚異的な速さに驚きながらも、それを見事使いこなしていた。
たくさんの同士が沈んでいった罠も容易く抜け、もう既に復旧作業に取り掛かかっている。
このランスロットなら、やれる。彼はそう確信した。
スザク 「それにしてもロイドさん」
ロイド 「なぁ~んだい?」
スザク 「向こうも相当の技術者のようですが、それも軽くあしらうランスロットの速さはどうやって創り出したんですか?」
スザクの純粋な疑問に、ロイドは笑みを浮かべて答えた。
ロイド 「プロバイダが……フレッツ光だからさー!」
スザク 「光通信うめえwwwwww」
512 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:58:16.54 ID:z+JEHzHL0
ひwwwwwかwwwwwりwwwwww
513 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 21:58:29.14 ID:ec7NpVVE0
ウザクうぜえwwwww
515 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 22:00:15.26 ID:1oU5zFhh0
光通信wwwwwwwwwwwwwwwwwww
516 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 22:00:25.96 ID:BFmnvnDXP
C.Cは呆然としていた。
さきほどまで止まっていたブリちゃんが、今既に動きを再開している。
何が起こったのだろう。さきほどまで、完全に優位に立っていたのに。
C.C (あの回線がアクセスしてからだ……)
どうやら、ブリタニア側にも切り札があったらしい。
彼女の開発した「ギアス」と、対等の力を持つほどの。
そのとき、彼女の部屋の電話が鳴った。
C.C 「はい、もしもし」
「あ、こちらYAHOO BBです。契約のほう、引き続き頼みたいのですが」
C.C 「あ、よろしくお願いします」
518 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 22:01:56.53 ID:byuKWcrP0
C.C.はYAHOO BBかよwww
519 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 22:02:21.64 ID:hoq8mdfMO
C.C.回線変えろw
521 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 22:04:50.56 ID:BFmnvnDXP
かくして黒の無職団の攻撃は、わずか半日で沈められた。
しかし、有言実行とまではいかないものの、その快進撃は多くの無職に希望を与えていた。
扇 「黒の……無職団」
玉城 「ゼロ、こいつらすげえ……」
ディートハルト 「素晴らしい……」
作戦は失敗したものの、C.C.の目論見は結果的に成功していたのだった。
それに加えて、ディートハルトが画策した黒の無職団を追ったネット中継。
そして、救世主ゼロの登場。
始まりの攻防は、ブリタニアちゃんねるに軍配があがった。
しかし、世界の無職たちは、確実に動き出していた。
522 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 22:05:57.01 ID:CFWgVM0B0
扇が無職なのに違和感がまったくないんだが
524 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/11(水) 22:07:51.58 ID:BFmnvnDXP
ルルーシュ 「ギアス使っても俺は駄目なのかああああああああああ!!」
ナナリー 「お兄様、落ち着いて……」
ルルーシュ 「……ナナリーたんに、ギアス使ってもいい?」
ナナリー 「……」
ルルーシュ (はぁはぁはぁはぁ、ギアス使えばあんなことやこんなことm)
ナナリー 「ダメです」
ルルーシュ 「……」
ナナリー 「……プツッ――」
ただ一人、歩みを止めたニートを残して。
STAGE 3 動き出す 無職達 TURN END
525 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 22:08:36.08 ID:mFNOR7/X0
ナナリーを創り出したルルーシュは天才だろwwwwwww
526 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 22:09:18.93 ID:1oU5zFhh0
全世界のNEETが集まれば最強だな
527 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/11(水) 22:10:28.73 ID:CFWgVM0B0
話が壮大過ぎて終わりが見えなくなってきたwwwwww
570 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:17:54.13 ID:oMlh/G7bP
SATGE 4 立ち止まるゼロ
574 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:19:37.21 ID:oMlh/G7bP
ゼロ率いる黒の無職団が、ブリちゃんの鯖を停止させるという大事件から一週間後。
ネット世界は、確実に変わりつつあった。
ブリタニアちゃんねるに立てられたスレが落ちてからというものの、
日本ちゃんねるに「黒の無職団に入団したい人が集まるスレ」なるものが立てられ、
にちゃんはかつての活気を取り戻しつつあった。
C.C. 「ラクシャータ、入団希望者たちをブリちゃんの網に引っかからないように、ここへ誘導してくれないか?」
ラクシャータ 「お安い御用よぉ」
578 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:21:54.04 ID:oMlh/G7bP
C.C. 「それからカレン、しばらくは君がここの責任者となってくれ」
カレン 「き、急にどうしたのよ? あなたはどうするの?」
C.C 「ちょっとばかり、訪ねなければいけないところがあるんだ」
C.C. 「それから……」
藤堂 「……」
C.C. 「カレン、ゼロから連絡があったら教えてくれ」
カレン 「はいはーい」
藤堂 「……」
579 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:22:35.18 ID:l6JfujW40
藤堂オワタ\(^o^)/www
580 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:23:38.12 ID:oMlh/G7bP
カレン (私がリーダー代理かー。それにしてもゼロ……)
あの一夜から、ゼロとは全く連絡を取れていない。とC.C,が言っていた。
あれだけの活躍を見せておきながら、何故。
カレンは彼の苦悩を想像できないことが、敬愛者として非常に心苦しかった。
ラクシャータ 「さーて、仕事仕事」
藤堂 「稽古だ」
不安を感じているのは二人とて同じだった。
あの日以来、ゼロは黒の無職団にとってなければならない人へとなっていたのだ。
580 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:23:38.12 ID:oMlh/G7bP
カレン (私がリーダー代理かー。それにしてもゼロ……)
あの一夜から、ゼロとは全く連絡を取れていない。とC.C,が言っていた。
あれだけの活躍を見せておきながら、何故。
カレンは彼の苦悩を想像できないことが、敬愛者として非常に心苦しかった。
ラクシャータ 「さーて、仕事仕事」
藤堂 「稽古だ」
不安を感じているのは二人とて同じだった。
あの日以来、ゼロは黒の無職団にとってなければならない人へとなっていたのだ。
581 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:23:49.96 ID:K1GTZYLu0
藤堂wwwwwwwwwwwwww
583 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:25:06.43 ID:oMlh/G7bP
一方、ルルーシュは完全なる引きこもり生活を送っていた。
一日で唯一会話を交わすのは、A.Iのナナリーのみ。
ルルーシュ 「なあ、ナナリー」
ナナリー 「なんですか、お兄様」
ルルーシュ 「あのさ……」
ナナリー 「なんでしょう?」
ルルーシュ 「俺のことどう思ってる?」
ルルーシュ 「お兄様……大好きです///」
ルルーシュ 「俺もだよ、ナナリー」
ナナリー 「一人でなにやってるんですか?」
584 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:25:48.38 ID:a8lVs6VZ0
そのA.Iくれ
585 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:27:17.52 ID:ZHHo+LHe0
ルルーシュwwwwwwwwwもう完全に廃人だwwwwwwwwwwwwww
587 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:28:42.64 ID:oMlh/G7bP
ルルーシュ 「♪朝も夜もネットばかりして」
ルルーシュ「♪腰に来るよ 座位生活」
ルルーシュ 「♪目まいも 激しくなる」
ルルーシュ 「♪画面の向こうと こっち側で」
ルルーシュ 「♪交われない ナナリーと俺」
ナナリー 「お兄様、もっとポジティブにいきましょう……」
589 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:30:19.70 ID:ZbFKRiY/0
よく考えたら本編と大差ないよなこのシスコン度合いは。
590 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:31:02.59 ID:oMlh/G7bP
この一週間で、ルルーシュのネクラぶりに拍車がかかっていた。
ギアスで変われると思った自分。ギアスをもってしても、やり遂げられなかった自分。
結局中途半端な自分が、情けなくて鬱陶しかった。
ルルーシュ 「はぁ……」
ナナリー 「お兄様、元気出してください……」
ルルーシュ 「うん……」
ナナリー 「そうだ! ダンスを踊ると元気が出るって聞きましたよ!」
ルルーシュ 「へえ……」
ナナリー 「私が歌を歌いますから、それにあわせて踊ってください!」
ルルーシュ 「あ、ああ……」
591 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:31:34.38 ID:TjtY+WOl0
普通にリフレイン使ってそうなルルーシュだな
592 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:33:25.46 ID:oMlh/G7bP
_____.......--‐‐‐‐‐‐ヽ...____...----_
__イ´ ´ /´ \ ヘ
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λ i ::く:::: :::::/ ´ | | i |::::丶 》 頭身台 爪を立てて~
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// /::::::::::::::::::::/ 个 i彳 λi --- ....__,/ / 》ノ
´ / /:::::::::::::::::::<´ \ミゝ ゙ >´ i
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/::::/´ ´`ゝ.. `.. 人i `-... |..
:::::/ ヽ ヽ } `ヽ 入 |
594 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:34:28.94 ID:SuJ6uxfE0
5+5~簡単だ~ウェーイ!
596 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:35:04.95 ID:mZGF57QL0
>>592
これはいいナナリー
597 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:35:58.24 ID:oMlh/G7bP
_,,‐=──- 、_ ルルーシュ・ランペルージが
,;´:::::::::::::::::::::::::::::::::\ あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/:::::/:::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::l 『妹ナナリーの癒しの萌え歌が聞けると思ったら
//:/:l:::::::/::::::;/:::/::::;ヘ::::|:::::::::::} 聞かされたのは解読不能な洗脳的な暗号だった』
//:::|:::l:::::;ヘ/, '/:::/:::/ |::l:::::::::;'
/|::l:::l/:/ト、_// eラ ,/::/`i;| な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
{ |:ハ::|| ヾ宀| {´,)⌒`' /;::::´ハ{ おれも何をされたのかわからなかった…
,l::::/ ) iLレ u /:/l::/
;/_/ ハ !ニ⊇ /'´/イ:l!':::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった…
// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
/'´r ー---ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \ 空耳だとか強姦だとか
/ // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ ちなみにポルナレフは二度目だぜ……
600 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:38:33.92 ID:oMlh/G7bP
ルルーシュとナナリーが馬鹿なことをやっていると、久しぶりに部屋にノックの音が響いた。
ルルーシュ 「……!」
小夜子 「ルルーシュ様、お手紙が届いております」
ルルーシュ 「なんだ、小夜子さんか。ドアのしたの隙間から通してくれ」
ナナリーの次にルルーシュが心を許しているのは、家政婦の小夜子さんだった。
ルルーシュのことならなんでも心得ているので、会話をしていて煩わしい気持ちを感じることもない。
部屋に通された手紙を見ると、ルルーシュは驚いた。
ルルーシュ 「アッシュフォード学園生徒会同窓会だと……」
ナナリー 「まあ、素敵ですね」
ルルーシュ 「……」
開催日は、明日だった。
601 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:40:48.75 ID:tdO3PXdQ0
小夜子さんが可哀想すぎるwwwwwwwwwwwww
602 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:40:56.80 ID:ZHHo+LHe0
鬱イベントきたwwwwwwwwwwwwwww
603 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:41:07.34 ID:oMlh/G7bP
翌日、某焼肉店に四人の男女が集まっていた。
「予約席」と紙が置かれたそこには、二人分ほどスペースが余っている。
ミレイ 「みんなひさしぶりーっ!」
シャーリー 「いぇーいっ!!」
リヴァル 「ひゃっほーぃ!」
ニーナ 「ゆーふぇみぁっ!」
意味不明なテンションだが、見ててどこか微笑ましいものはある。
だが、その中にいざ入ろうとすると難しいものがあった。
スザク (遅れてきちゃったけど……入りづらい)
ルルーシュ (しまった、遅れてしまった……)
スザク 「あ」
ルルーシュ 「あ」
入り口で鉢合わせた二人は、どこか気まずそうに顔を伏せた。
607 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:43:26.37 ID:oMlh/G7bP
仕方なく、スザクが先に入ることにした。
スザク 「みなさん、遅れてすいません……」
ミレイ 「おー! スザク君!」
シャーリー 「待ってましたー!」
リヴァル 「へいへい、座りなー!」
ニーナ 「……ぺっ」
スザク 「あはは、どうもー」
すんなり輪に溶け込むスザクを横目に、ルルーシュはここへ来たことを後悔していた。
スザクが来る事は予想はしていたが……。やはり、顔を合わせづらいものがあった。
608 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:44:59.89 ID:oMlh/G7bP
それというもの、二人の間には蟠りがあった。
小学生時代、二人は親友だった。
いつも二人で駆け回り、なにをやるにしても彼らが中心となっていた。
お互いを認め合う、いい関係だった。
小学校五年時にスザクが転校したときは、ルルーシュはショックを受けた。
二人はいつか必ず会おうと約束し、涙の別れをした。
そして高校在学時、スザクは戻ってきた。
約束を果たすためかどうかは定かではないが、彼はルルーシュの元へとやってきたのだ。
しかし、ルルーシュはもうかつてのルルーシュではなかった。
小学生まではリア充、という典型的な道筋を歩んだルルーシュは、スザクを受け入れなかった。
いや、受け入れられなかったのだ。今の惨めな自分と、スザクが釣り合わないとわかっていたから。
ルルーシュがスザクを避けるように生活していたら、いつの間にか二人の間には溝ができていた。
609 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:47:16.05 ID:oMlh/G7bP
店の前にずっと立っているルルーシュを、不審者扱いする輩が現れ始めたので、
彼は仕方なく店内へと入った。
ミレイ 「あ、遅いぞー! 副会長!!」
シャーリー 「待ちくたびれたよー。こっちはお腹空かせてるんだからねー」
リヴァル 「……全く、主役は遅れての登場かぁ?」
ニーナ 「……ひさしぶり」
ルルーシュ 「みんな……」
萎れた心が、少しだけ潤ったような気がした。
スザク 「はむっ、はふはふ、はむっ!肉うめえwwww」
ルルーシュ 「……」
が、やっぱり気のせいだったらしい。
こうして、アッシュフォード学園生徒会の同窓会は始まったのだった。
610 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:48:44.49 ID:YGo2nVe00
スザク空気嫁wwwwwwwwwwww
611 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:49:07.14 ID:a8lVs6VZ0
スザクwwwwwwwwwwww
612 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:49:09.07 ID:oMlh/G7bP
場は予想以上に盛り上がっていた。
ルルーシュもその中にしっかりと溶け込み、その雰囲気を楽しんでいた。
シャーリー 「そういえばさー、学園祭のときルルがさー」
ルルーシュ 「シャーリー! その話はやめろ!!」
リヴァル 「え、なになに? 教えてよー」
ルルーシュ 「やめろ! 頼むからやめてくれ!!」
ミレイ 「気になるー」
シャーリー 「えー、どうしようかなー」
ワイワイガヤガヤ
スザク 「みんなさ、もうちょっと野菜食べてよ。俺だけじゃん、野菜消費してんの」
ニーナ 「空気嫁」
613 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:50:24.26 ID:ZHHo+LHe0
ウザクひでぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
614 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:51:03.60 ID:xyUfL1+m0
これはうぜえwwww
615 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:51:12.35 ID:oMlh/G7bP
やっぱり来て良かった。そう思い始めたルルーシュに、突如地獄の時間が訪れた。
それは、近況報告の流れだった。
ミレイ 「みんな今なにしてんのー?」
リヴァル 「僕は神山満月ちゃん!」
シャーリー 「リヴァル君はフリーターでオタクでーす」
リヴァル 「あ、ひでえな! このやろう!!」
ニーナ 「ふふふ」
リヴァルもオタクであることをすっかりカミングアウトし、以前よりすっきりとした表情を見せるようになっていた。
616 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:53:10.24 ID:oMlh/G7bP
ニーナ 「私は研究所に」
シャーリー 「私は大学生ー」
スザク 「僕はネット関係の仕事に」
リヴァル 「会長はー??」
ミレイ 「うふふ、秘密。副会長は?」
一同の視線が、ルルーシュに集まる。
これはヤバイ、脈拍が乱れる。汗が滴る。
617 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:53:41.43 ID:rcWFJnWh0
最強呪文 「みんな今なにしてんのー?」
効果 おれは死ぬ
618 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:54:27.37 ID:YGo2nVe00
即死ですね、わかります
619 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:54:50.83 ID:a8lVs6VZ0
この状況は死ねる
620 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:55:14.46 ID:oMlh/G7bP
シャーリー 「ねえ、なにやってんのー?」
ルルーシュ 「……け」
リヴァル 「け?」
ルルーシュ 「け、警備員……」
621 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:55:45.03 ID:l6JfujW40
自宅警備員来たwww
622 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:57:41.41 ID:i9KcpYyu0
ですよねーwwwwwww
623 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 00:57:51.39 ID:ZHHo+LHe0
期待を裏切らないなルルーシュはwwwwwwwwwwwwwww
624 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 00:58:45.35 ID:oMlh/G7bP
なんとなく事情を察したのか、彼らはそれ以上なにも言わなかった。
ルルーシュ 「……うっ」
頑張ってるみんなに比べて、この情けない俺はどうだ。
そう考えると、自然と涙が頬を伝った。
ミレイ 「副会長……今は辛い?」
ルルーシュ 「……はい」
ミレイ 「そうなら……ここで、できる限り吐き出しちゃいなよ、ね?」
ミレイの優しさに、ルルーシュは心がほんのり温まるのを感じた。
628 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 01:02:52.86 ID:oMlh/G7bP
一方、その頃C.C.は重要な会談に挑んでいた。
相手は古い伝統を持つ、「キョウト」というサイトの首脳。
C.C.は、ブリちゃんを倒すためには彼らの力が必要だと判断したのだった。
C.C 「初めまして、神楽耶様、桐原さん」
神楽耶 「こちらこそ」
桐原 「……」
C.C. 「それでは、早速用件なのですが――」
C.C,は、黒の無職団の進退を決めるであろう交渉に、
全身全霊をかけて臨むのであった。
630 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:06:29.11 ID:ZHHo+LHe0
もうC.C.がリーダーでよくね?wwwwwwwwwwwww
632 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 01:07:54.88 ID:oMlh/G7bP
そして、カレンのもとへは沢山の無職(入団希望者)がやってきていた。
あまりの数の多さのため、流石に一人では捌ききれない。
仕方がないので、藤堂に手伝ってもらうことにした。
カレン 「はい、次の三人どうぞー」
扇 「はい」
玉城 「おう」
ディートハルト 「失礼します」
カレン (また個性の強そうなのがきたなー……)
634 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 01:09:24.69 ID:oMlh/G7bP
藤堂 「次の四人、入りたまえ」
藤堂は真面目に場を仕切っていた。
稽古中だったが、頼まれたら手伝わないわけにはいかない。
決して、暇だったわけではない。
朝比奈 「藤堂さん、お久しぶりです」
藤堂 「む?」
顔を見上げると、そこには懐かしい面々がいた。
かつては共に無職の道を歩んでいたはずの、同胞たち。
藤堂 「お前ら、ここは職持ちが来るところじゃないぞ」
千葉 「あはは、クビになっちゃったんですよー」
仙波 「だが、決して半端な気持ちでここへ来たわけではありません」
卜部 「よろしくお願いしますよ」
藤堂 「ふっ……」
黒の無職団は、着実に歩みを進めていた。
635 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:10:39.26 ID:cF8tJ3I60
「ふっ……」じゃねーよwwwwww
638 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 01:11:46.40 ID:oMlh/G7bP
同窓会の雰囲気は、序盤とはうってかわって静かになっていた。
みんなは親身になって、ルルーシュの告白を受け止めていてくれた。
ルルーシュ 「俺は……何をやっても中途半端で……」
ルルーシュ 「本当になにも続いたことがなくて……」
ルルーシュ 「今だって自作の人工知能としか、会話を交わさないんだ」
ミレイ 「そう……」
ルルーシュ 「最近、やっとやり遂げられそうなことが見つかったのに……」
ルルーシュ 「みんなの期待を裏切った上、途中で逃げ出して……」
スザク 「それは人として最悪d シャーリー 「黙ってなさい」
ルルーシュ 「今日もみんなに引け目を感じて、悔しくて……!」
リヴァル 「ルルーシュ……」
640 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:12:49.68 ID:TjtY+WOl0
ウザクがうざいのはちゃんと再現出来てるな
642 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 01:14:23.57 ID:oMlh/G7bP
半分くらい吐き出したが、それは辛いだけだった。
しかし、そんなルルーシュを慰めるかのように、ミレイが声をかけてくれる。
ミレイ 「ルルーシュ、あなたは自分の良いところを知らないで生きてる」
ミレイ 「あなたは、とっても優しい。今日だって、来ることさえ辛かったはずなのにちゃんと来てくれた」
ミレイ 「きっとみんなのことを気遣ったのね。でもそれって、言い換えれば仲間思いって言うんじゃない?」
ルルーシュ 「会長……」
ニーナ 「私もなんて言っていいかわからないけど……」
ニーナ 「あなたを必要としてくれる人たちがいる、それって中途半端な人間には無いことですよね? でしゃばってごめんなさい……」
ルルーシュ 「オナニーナさん……」
646 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:16:18.61 ID:ZHHo+LHe0
オナニーナwwwwwwwwwそんなんだから友達少ないんだろwwwwwwwww
648 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:18:07.52 ID:cF8tJ3I60
ルルwwwww
これは素で間違えてるのかwww
649 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 01:18:17.67 ID:oMlh/G7bP
リヴァル 「俺もうまいことは言えないけどさ……」
リヴァル 「俺、お前のお陰で正直に生きることができるようになったんだぜ。お前に感謝してる人間もいるってことを忘れないでくれよ」
シャーリー 「そーそー。みーんなルルに感謝してるんだから」
ルルーシュ 「リヴァル、シャーリー……」
ああ、どうして俺はこんなにも優しいみんなを忘れていたのだろう。
例え慰み言葉だとしても、それらは自分に勇気を与えてくれる。
人間のぬくもりは不思議と、自分に生きる気を与えてくれる。
スザク 「ルルーシュ」
ルルーシュ 「なんだ」
スザクの瞳は、今までのようなふざけたものではなかった。
それはかつての親友の瞳。
ルルーシュはそれを、真正面から受け止めた。
652 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 01:20:55.61 ID:oMlh/G7bP
スザク 「お前が誰かの期待を裏切った事は、最悪なことだと思う」
ルルーシュ 「……」
スザク 「しかし、失敗を大きな成功に変えるのが、俺の知っているルルーシュだ」
スザク 「お前はそういう男だ」
ルルーシュ 「スザク……」
スザク 「だからお前はもっと胸を張って、自分らしく生きるんだ。いつかお前の心の高鳴りが世界を揺らすはずだ。
かつてお前は俺のライバルだった。だが今は……。追いついて見せろ!ルルーシュ!お前h
~~ くさい(うざい)ので カット~~
654 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:21:31.01 ID:rcWFJnWh0
スザク見せ場カットされたwwwwwwww
656 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:22:46.15 ID:F0i6uO8B0
ウザクうぜええええwwwwww
657 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 01:23:28.81 ID:oMlh/G7bP
同窓会は、十一時過ぎまで続いた。
店から出てきたみんなは笑顔で、とても良いものであったことが覗える。
ルルーシュもまた、清々しい気分だった。
ルルーシュ (本当に来て良かったな……)
崩れかけた体が、挫けかけてた心が、蘇るようだった。
彼らの言葉が、そしてなによりスザクの言葉が、ルルーシュを奮い立たせた。
そう、ゼロとしてのルルーシュを。
みんなと連絡先を交換し別れた後、ルルーシュはC.C.と出会った。
彼女は、一人の少女を連れていた。
C.C. 「久しぶりだな、ルルーシュ」
ルルーシュ 「ああ」
C.C. (どうやら悩みは解消したようだな……)
658 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 01:24:56.99 ID:oMlh/G7bP
神楽耶 「初めまして、ルルーシュさん」
ルルーシュ 「あ、幼女」
神楽耶 「え?」
ルルーシュ 「あ、いえ。あ、どうも」
C.C. 「神楽耶様、こいつがゼロです」
神楽耶 「あなたがゼロ様!? お目にかかれて非常に光栄です!!」
ルルーシュ 「は、はあ……はあはあはあ」
C.C, 「さあ、ルルーシュ。みんなのもとへ向かおう」
ルルーシュ 「ああ」
659 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:26:12.62 ID:l6JfujW40
幼女www
ダメだこいつ、早く何とかしないとwwww
663 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:28:10.67 ID:i9KcpYyu0
はあはあはあwwwwwwwwwww
664 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 01:28:23.53 ID:oMlh/G7bP
ルルーシュらが向かったのは、以前C.C.が会議を行った部屋だった。
そこには既にカレン達もいて、ルルーシュ――いや、ゼロ――を出迎えてくれた。
カレン 「初めまして、ゼロ」
藤堂 「お初にお目にかかります」
ラクシャータ 「よろしくねぇ」
ゼロ 「ああ、よろしく」
C.C. 「見ろ、ゼロ。そのパソコンを。彼らは全員、黒の無職団員だ」
指差されたその先にあったディスプレイには、千人をゆうに超える人間たちがいた。
彼らはなにかを叫びながら、熱狂していた。
666 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 01:30:47.10 ID:oMlh/G7bP
''';;';';;'';;;,., ゼロ!
''';;';'';';''';;'';;;,., ゼロ!
ゼロ! ;;''';;';'';';';;;'';;'';;;
;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;
vymyvwymyvymyvy ゼロ!
ゼロ! MVvvMvyvMVvvMvyvMVvv、
Λ_ヘ^-^Λ_ヘ^-^Λ_ヘ^Λ_ヘ
ゼロ! ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ ヘ__Λ
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667 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:31:08.49 ID:YGo2nVe00
ダディ自重しるww
669 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:31:17.51 ID:s/TugPNR0
ダディwwwwww
670 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:32:08.44 ID:sT3/790N0
ダディこええよwwwww
672 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 01:34:27.67 ID:oMlh/G7bP
信じられない光景だった。
これほど自分を必要としてくれている人たちがいる。
一種の感動で胸を打ち震わせていると、カレン達も忠誠の言葉を発した。
カレン 「あなたなしでは、私たちは勝つことは出来ません」
藤堂 「我々はあなたに命を託した。無職の代表である、ゼロに」
ラクシャータ 「しっかりしてくんないと、怒るわよぉ」
神楽耶 「将来の妻として、精一杯頑張ります!!」
C.C. 「……随分期待されているようだな」
ゼロ 「……ああ」
ゼロ (今は例え偽りでも、ゼロとしての資質と信頼を、俺はいつか本物にしてみせよう!!)
逃げていたルルーシュが、決意を固めた。
立ち止まっていたゼロが、再び歩き出した。
止まっていた時計の針が、再び時を刻み始めた瞬間だった。
675 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 01:37:19.89 ID:oMlh/G7bP
広い室内に、集まる数人の男女。
彼らは「ニート・オブ・ラウンズ」と呼ばれる、ブリちゃんを取り仕切る精鋭たちだ。
スザクも前回の活躍が認められ、晴れてその一員となったばかりだった。
ジノ 「おいおい、なんだよスザク。提案って?」
アーニャ 「今携帯小説書いてるからあとにして……」
スザク 「真剣な話なんだよ。君らも今、反乱分子が叛乱を企ててるのは知っているだろう?」
ジノ 「ああ」
スザク 「彼らは着実に力をつけているはずだ。だから、こちらも大きな力を手に入れなければならない」
アーニャ 「大きな力?」
スザク 「そうさ……」
「人工知能」と呟いたスザクの表情は、満面喜色に覆われていた。
678 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:39:27.75 ID:ZHHo+LHe0
アーニャの携帯小説wwwwwwwwwwwwwwww
679 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 01:41:23.37 ID:oMlh/G7bP
ルルーシュの知らないところで、ナナリーを手に入れようと魔の手が伸びていた。
しかし、それだけはかった。
ブリちゃん側は、もう一つ大きな力を手に入れようとしていた。
研究員たちが覗いている、大きなカプセルの中にいる人物、かつては貴族だったもの。
そしてそのカプセルにヒビが入り、割れた。
・ ・
中にいた人間が、そのおぞましい姿を現した。
680 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:41:58.68 ID:sT3/790N0
展開はええwww
681 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:42:33.21 ID:l6JfujW40
ついに覚醒したかwww
684 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 01:44:37.08 ID:oMlh/G7bP
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686 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:45:36.25 ID:l6JfujW40
オレンジwwww
ダメだ頭どころか外見も逝ってるwwww
687 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:45:50.14 ID:LZyreMWJ0
箱ガンダムwwwwwwwwwwwwwwwwwww
688 名前:愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中:2008/06/12(木) 01:45:54.93 ID:YpJmiJ8E0
ちょwwwwwwwwwオレンジwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
692 名前: [―{}@{}@{}-] 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/12(木) 01:48:15.36 ID:oMlh/G7bP
ネットの世界は、確実に大きなうねりを作り始めていた。
ゼロ率いる黒の無職団――日本ちゃんねる復興派。
世界最大の防衛力でその身を固めようとしている――ブリタニアちゃんねる支持派。
その世界の主導権を握ろうとしている二つの勢力
――勝つのはどっちだ。
SATGE 4 立ち止まるゼロ TURN END
※ニートギアス 引きこもりのルルーシュ R2 その1へ
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この記事へのコメント
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名前: #-: 2008/06/16(月) 21:16: :editオレンジw何だよw全力ってww
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名前: #: 2013/10/18(金) 18:02: :editこのコメントは管理者の承認待ちです

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 黒猫 白猫Ver.