一方通行「さいあいちゃンの寝顔を2万回ペロペロ?」

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2012/11/11(日)
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 07:35:09.90 ID:ohxRqy3x0
アレイスター「そうだ、そうすればレベル6に進化できる」

一方通行「ふざけてンのか?」

アレイスター「いいのか?誰も傷つくことなくお前はさらなる力を得ることができるんだぞ?」

一方通行「・・・・・」

アレイスター「それとも一度断った第三位のクローンを二万体殺害するかね?」

一方通行「・・・・つまりいかに起こさないようにペロペロするかってことか?」

アレイスター「そういうことだ一方通行」

一方通行「・・・・」

アレイスター「お前がやらないのならこの実験は第三位か第四位に提案するまでだ」

一方通行「チッ、やってやンよ」




5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 07:40:30.00 ID:ohxRqy3x0
一方通行「で、そのさいあいちゃんってェのはどこのどいつなンだ?」

アレイスター「お前はさいあいちゃんを知らんのか?」

一方通行「あァしらねェ」

アレイスター「はぁ・・・これだからひきこもりは・・・・人生の何割損してると思ってるんだ」

一方通行「いや、てめェらのせいだろうがァ」

アレイスター「・・・細かいことは気にするな」

一方通行「おいィ」

アレイスター「これがさいあいちゃんの写真だ」

一方通行「ほォ」

アレイスター「かわいいだろ?」

一方通行「知るか」

アレイスター「中学生くらいかな」

一方通行「・・・どうでもいィ」




8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 07:42:54.16 ID:ohxRqy3x0
アレイスター「これがさいあいちゃんに関する情報だ、くれぐれも他の人間に見せるなよ?」

一方通行「・・・・・・わかった」

アレイスター「成功を祈っている」

一方通行「学園都市第一位の頭脳に不可能はねえ」



一方通行「さァて、まずはターゲットの周囲を調査しねェとな」

一方通行「情報によると映画館かファミレスでだべるかのどっちかか」

一方通行「ずいぶんご機嫌な人生送ってンだな・・・俺も人のこたァいえねェがな」

一方通行「まァ映画館にでも行ってみっか」




9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 07:45:10.71 ID:ohxRqy3x0
映画館

絹旗「ポップコーンは超基本ですよね」

絹旗「さて、何味にしましょうか・・・・・」

絹旗「ここは学園都市らしく黒豆味にしてみましょうか」

絹旗「そして飲み物は無難にコーラです」

絹旗「二つも冒険する必要はありませんからね」




一方通行「あいつか・・・・とりあえず俺も同じ映画を・・・」

一方通行「おィ、あのホールで上映されてるやつを一枚」

係員「はい、こちらですね」

一方通行「ン」




10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 07:47:45.38 ID:ohxRqy3x0
絹旗「この映画には超期待してますからね、楽しみです」ポリポリ

絹旗「お、意外とたべられますね・・・・」ポリポリ

絹旗「おいしいわけでもなく・・・まずいわけでもない・・・・」ポリポリ

絹旗「まあこんなものですか」ポリポリ

ビー!!!!

絹旗「お、始まりますね!!」シャキッ

絹旗「どんな展開になるんでしょうか・・・」ドキドキ


一方通行「退屈でしょうがねェ」

一方通行「ってか観てる人間があいつと俺しかいねェじゃねェか」

一方通行「終わってンじゃねェの?この映画」




11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 07:51:06.08 ID:ohxRqy3x0
10分後

絹旗「だぁー、超つまんねー」

絹旗「これはもう駄作中の駄作です」チュー

絹旗「何なんですかこの展開は・・・・」

絹旗「もう少し観てたら何とかなるのかもしれませんが・・・・」

絹旗「とりあえずこの10分くらいでは面白くなりそうな気配が微塵もかんじられません・・・」


一方通行「なンだこれは・・・」

一方通行「こいつはこンなもン観て楽しンでやがンのか・・・・」

一方通行「理解できねェ・・・」




12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 07:54:57.82 ID:ohxRqy3x0
さらに10分後

絹旗「ふあぁ・・・・」ウトウト

絹旗「超つまんないです・・・・」ウトウト

絹旗「眠くなってきました・・・・」ウトウト

絹旗「これが後一時間以上続くとか・・・・」ウトウト

絹旗「あ、ちょうどいいです、どうせ誰もいませんしちょっとお昼ねしましょう・・・・」

絹旗「・・・・・」

絹旗「zzzzz」


一方通行「これもう拷問じゃねェの?」

一方通行「どンな面して観てンのか気になるンですけど」

zzzzzzzz

一方通行「ン?」




13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 07:58:21.96 ID:ohxRqy3x0
絹旗「zzzzz」

一方通行「寝てやがる・・・」

絹旗「zzzzz」

一方通行「ずいぶンと暢気なこった」

絹旗「zzzzz」

一方通行「いや、これはこれでいいのか」

絹旗「zzzzz」

一方通行「この顔を・・・・ペロペロすンだよなァ・・・」

絹旗「zzzzz」

一方通行「・・・・・・・・」ドキドキ

絹旗「zzzzz」

一方通行「何を・・・緊張してやがる・・・」ドキドキ




14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 08:05:10.26 ID:ohxRqy3x0
絹旗「zzzzz」

一方通行「チッ、早速やって・・・」

絹旗「zzzzz」

一方通行「顔がちけェ・・・」

絹旗「zzzzz」

一方通行「これだけ近づくと・・・・」ドキドキ

絹旗「zzzzz」

一方通行「・・・・・ぺろぺろ」

絹旗「ん・・・・」

一方通行「!!!!」ビクゥ

絹旗「・・・・zzzzz」

一方通行「・・・あぶねェ・・・・起こしちまうところだったか・・・」ドキドキ




15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 08:07:39.58 ID:ohxRqy3x0
絹旗「zzzzz」

一方通行「クローンをぶち殺すより楽な作業だと思っちまったが・・・」

絹旗「zzzzz」

一方通行「確かに時間はかかりそうにねェがなンて難易度だ」

絹旗「zzzzz」

一方通行「チッ、冷静になれ・・・・これじゃあ俺が襲ってるようにしかみえねェじゃねェか・・」

絹旗「zzzzz」

一方通行「いかにして起こさずペロペロするか・・・もしペロペロしてる状況で目覚められちまったら実験どころじゃねェ」

一方通行「こいつをあしらうなンてこたァ簡単だが今後警戒されてとてもじゃねェが二万回なンて無理がある・・・」

絹旗「zzzzz」

一方通行「それこそ無理やりにでもやるか?って寝顔じゃなきゃ意味ねェんだから気絶させるってェのはカウントにならねェ・・・」

絹旗「zzzzz」




17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 08:10:37.53 ID:ySBCU+1w0
ベクトル操作すれば、感触も伝わらないようにできるから周りに人が居なければ楽勝だよな
音すら聞こえなく出来るんだし




18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 08:11:22.88 ID:ohxRqy3x0
絹旗「zzzzz」

一方通行「とりあえず・・・・そっとやるしかねェってことか・・・ぺろっ」

絹旗「zzzzz」

一方通行「あせるンじゃねェ・・・そっとだ・・・・ぺろっ」

絹旗「zzzzz」

一方通行「起きそうになったらすぐにはなれねェとな・・・ぺろっ」

絹旗「う・・・・」

一方通行「!!!」ヒュン

絹旗「ん・・・・・?」ムクッ

絹旗「あれ・・・・?」キョロキョロ

一方通行(あっぶねええええええ!!!!!!)




19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 08:14:04.91 ID:ohxRqy3x0
絹旗「あれ・・・顔が・・・・」

ぺたぺた

絹旗「ぬれてる?泣いちゃったんでしょうか・・・」

絹旗「そういえば何か暖かいのが・・・・うーん」キョロキョロ

絹旗「私以外誰もいませんし・・・・・」

絹旗「超気のせいだと思いたいんですが・・・・」

絹旗「ちょっとホラーですね」ゾクッ

絹旗「帰りましょう、ここに長居は無用です」


一方通行(ベクトルで天井に張り付いてなかったら一発でバレちまってただろうな・・・・)

一方通行(こりゃ楽にはいかねェ・・・・)




21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 08:16:14.78 ID:ohxRqy3x0
路上

絹旗「ふう、なんかこのゾクゾクがおさまりませんね」

絹旗「誰かに見られているんでしょうか?」キョロキョロ


一方通行「警戒させちまってるか・・・こりゃきっちりと計画を練らねェと頓挫しちまう・・・」

一方通行「尾行なンざ趣味じゃねェが建物の屋上から見てる分にはまずバレねェだろ」

一方通行「まァもう少し距離を取って観察させてもらうとするか」


滝壺「きぬはた?」

絹旗「滝壺さん」

滝壺「映画はもういいの?」

絹旗「つまらなかったこともあったんですけど、ちょっとひっかかるというか・・・・」

滝壺「何かあったの?」

絹旗「そこのファミレスで話しましょう」

滝壺「うん」




23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 08:24:06.92 ID:ohxRqy3x0
一方通行「ファミレスに入ったか・・・」

一方通行「ここで追いかけるように入っちまったら一発だな・・・」

一方通行「俺のこの髪は目立ちすぎる・・・」

一方通行「盗聴器でもありゃいいンだろうが・・・」

一方通行「って完璧なストーカーじゃねェか・・・」


絹旗「で、映画がつまらなかったのでつい寝てしまったんですけど・・・」

滝壺「なにか暖かいものがふれたようなきがしたんだね?」

絹旗「はい、うろおぼえですけど、それにほっぺがすこしぬれてて・・・」

絹旗「最初は涙かと思ったんですけど、それにしては濡れてるのが片方だけでしかも濡れてる範囲が広くてですね」

滝壺「なるほど・・・となると星は絞られてくる」

絹旗「心当たりがあるんですか?」

滝壺「これはぺろりすとの仕業にちがいない」

絹旗「はい?ペロリスト?」

滝壺「東南東からそう信号がきている」




24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 08:27:39.47 ID:ohxRqy3x0
絹旗「ぺろりすとって何ですか?」

滝壺「かわいいおんなのこをぺろぺろするひとのことだよ」

絹旗「はい?」

滝壺「きぬはたはかわいいからぺろりすとのターゲットにされてしまった・・・」

絹旗「いや、それなら起きたときに目の前にいないとおかしくないですか?」

滝壺「いたのかもしれないよ?」

絹旗「どういうことですか?」

滝壺「きぬはたをぺろぺろしたのが能力者だったら?」

絹旗「ってことは・・・」

滝壺「姿を消していたのかもしれない」

絹旗「そんな!」キョロキョロ

滝壺「今もこのちかくできぬはたをねらっているかもしれない」

絹旗「ひいいいいい」ゾクゾク




25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 08:29:36.28 ID:ohxRqy3x0
滝壺「でも見える範囲内に姿を消している能力者はいないみたい」キョロキョロ

絹旗「本当ですか?」

滝壺「うん、そんな感じはない」

絹旗「まあ滝壺さんが言うなら信じられますけど・・・」

滝壺「大丈夫だよきぬはた、本当に勘違いかもしれないし」

絹旗「うーん、でもなんか心のそこから安心できません」

滝壺「私がどれだけ大丈夫と口でいってもこればかりはきぬはたの問題」

絹旗「今日滝壺さんのところにお泊りしてもいいですか?」

滝壺「いいよ」

絹旗「超ありがとうございます!!」

滝壺「ここで私がきぬはたをぺろぺろ /////////」

絹旗「やめてくださいってば /////////」




26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 08:32:51.16 ID:ohxRqy3x0
一方通行「お、出てきやがった」

一方通行「ありゃあ滝壺ってやつか」

一方通行「あいつの能力は・・・・」ピッピッ

一方通行「やっかいなやつが傍にいるじゃねェか・・・」

一方通行「ベクトルであの二人の会話だけを抽出・・・」


滝壺「きぬはた、今日は何が食べたい?」

絹旗「そうですね・・・パスタがいいです、アサリとかえびの入ってるやつ」

滝壺「うん、じゃあそれ作るね」

絹旗「本当ですか!?」

滝壺「きぬはたの好きなプリンも買っていこう」

絹旗「おお、至れりつくせりじゃないですか」


一方通行「滝壺の部屋に行くみてェだな、チッ、めんどくせェ」




28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 08:36:16.17 ID:ohxRqy3x0
一方通行「俺のAIM拡散力場を覚えられちまったら計画に支障をきたしちまう・・・」

一方通行「そもそも寝顔をペロペロするってこたぁ・・・」

一方通行「赤の他人にやるなンてこたァ無理に等しい・・・・」

一方通行「寝室に侵入する必要があるからなァ・・・」

一方通行「そォいうことかよ・・・」

一方通行「俺がダメなら第三位か第四位・・・」

一方通行「第三位は女でさいあいちゃンと年齢も近い・・・仲良くなりゃ割とすンなりいけちまうだろォな」

一方通行「さらに第四位・・・こいつも女でしかも同じチームときたもンだ・・・」

一方通行「第二位ってのがどンな能力でどンなやつかはしらねェが男にゃほぼ無理だ」

一方通行「いかにベクトルを駆使してさいあいちゃンの寝顔をぺろぺろするかってことがこの実験の鍵・・・」




29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 08:39:55.94 ID:ohxRqy3x0
エイワス「私もぺろぺろしたいんだけどね?」

アレイスター「うん」

エイワス「だめ?」

アレイスター「だめ」

エイワス「ところで何で第二位はだめなの?」

アレイスター「なんかたらしこんで取って食って飽きたらポイしそうだから」

エイワス「あ、そういうことか」

アレイスター「垣根はぶち殺せば済むけどさいあいちゃんの心に深い傷を残してしまう・・」

エイワス「ちょっと垣根殺してくる」

アレイスター「待て、やつはまだ何もしていない」

エイワス「おっと、ついうっかり」

アレイスター「こやつめ」




30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 08:44:41.86 ID:ohxRqy3x0
一方通行「まずはあの滝壺ってのを何とかしねェとな・・・」

一方通行「それこそ気絶させるか?」

一方通行「さいあいちゃンが起きねェように滝壺を気絶させて寝ているさいあいちゃンをペロペロ」

一方通行「・・・・だがどうやって建物の外から寝ていることを確認するかだ・・・」

一方通行「まァそこは後で考えるとして・・・」

一方通行「侵入、ペロペロ、撤退 この間に痕跡をのこしちゃならねェ」

一方通行「髪の毛一本といえど・・・・ん?」

一方通行「おいィ・・・」

一方通行「俺の唾液がさいあいちゃンのほっぺに残っちまう・・・」

一方通行「クソッ!!」ドン

一方通王「どうすりゃいいンだ・・・」




31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 08:48:04.24 ID:ohxRqy3x0
スーパー

滝壺「ここのアサリは生きているものを売っている」

絹旗「おお、海水の中で元気そうにしているのがわかりますね」

滝壺「海水から上げた状態でパック詰めされているものよりもおいしい」

絹旗「なるほど」

滝壺「砂抜き作業はめんどくさいけど手間をおしんだらおいしいものは作れない」

絹旗「さすが滝壺さんです」

滝壺「そしてえびはこれも剥いて冷凍されているものは避ける」

絹旗「あんまりおいしくないですもんね」

滝壺「うん、やっぱりどうしても味が落ちてしまう」

絹旗「でも私えびの殻むいたことありませんよ?」

滝壺「大丈夫、結構簡単」




33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 08:52:59.07 ID:ohxRqy3x0
病院

一方通行「邪魔すンぞ」

冥土「おや、珍しいね君がわざわざここまで来るなんて」

一方通行「聞きてェことがある」

冥土「ま、座りなさい」

一方通行「睡眠についてだ」

冥土「睡眠・・・ね」

一方通行「なるべく詳しく聞きてェ、できることなら薬物に頼らず深い眠りに導ける方法をなァ」

冥土「眠れないのかい?」

一方通行「そォじゃねェ」

冥土「ま、詳しく話を聞こうじゃないか」




34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 08:58:10.62 ID:ohxRqy3x0
滝壺宅

滝壺「もう少ししたらあさりの砂がぬけきる」

絹旗「結構飲み込んでるものなんですね」

滝壺「あさりは砂の中で生きているからね」

絹旗「こうしてみると何かかわいいですね」

滝壺「飼ってみる?ものすごくつまらないよ?」

絹旗「いや、飼うのは・・・って飼ったことあるんですか?」

滝壺「うん、ずっと砂の中にいるだけだから生きてるのか死んでるのかすらわからなくなる」

絹旗「・・・で、結局そのあさりたちはどうしたんですか?」

滝壺「海洋研究施設に寄付した、さすがに一度名前までつけてしまうと食べることはできない」

絹旗「そうでしたか、それじゃあ今も幸せに生きてるんですかね?」

滝壺「たぶん」

絹旗「なんて名前つけたんですか?」

滝壺「だにーがお父さんでどなじょーとすてふとみしぇるの三人姉妹、お母さんはいない」

絹旗「フルハウスじゃないですか」




35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 09:00:24.81 ID:ohxRqy3x0
エイワス「一方通行が薬物等で強制的に眠らせてペロペロしたらどうするんだい?」

アレイスター「そんなことさせるわけがないじゃないか」

エイワス「と、いいますと?」

アレイスター「さいあいちゃんの体に異常が出たらどうする」

エイワス「ちょっと一方通行殺してくるわ」

アレイスター「落ち着くんだ。一方通行はまだそんなことやってないぞ?」

エイワス「おっと、ついうっかり」

アレイスター「こやつめ」




36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 09:07:06.65 ID:ohxRqy3x0
滝壺「えびを剥くときはまず頭のここをこうにぎる」

絹旗「トゲがありますね・・・ちくちくします」

滝壺「持ち方が悪いとそうなるよ」

絹旗「じゃあ、こう持てば」

滝壺「剥くときに力が入るから手を切ってしまうこともある」

滝壺「そしてこうやってぼきっと」

絹旗「はい、ぼきっと」

滝壺「うん、上手」

絹旗「頭のところに・・・これがミソってやつですか?」

滝壺「うん」

絹旗「これどうするんですか?」

滝壺「ソースに混ぜるんだよ」

絹旗「なんか本格的ですね」

滝壺「ふふん」




38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 09:10:51.15 ID:ohxRqy3x0
冥土「人間が睡眠を必要とすることはわかっているね?」

一方通行「あァ」

冥土「そしてその睡眠を深く充実したものにするためにはやはりストレスの無い環境を作ることが一番だ」

一方通行「ストレス・・・・か・・」

冥土「肉体の疲労を回復させるために睡眠が必要になってくるわけだからストレスを覚えないくらいの疲労も大事な要素だね」

一方通行「つまりストレスにさらされ続けちまうと睡眠が浅くなっちまうってことか」

冥土「そうだね、第二次世界大戦から生還した兵士の多くが戦争が終わっても少しの物音に動揺して飛び起きるという話もあるくらいだ」

冥土「現代社会でも過度のストレスにさらされているものは寝ることすら困難な状態に陥ることもあるんだね」

一方通行(ってこたぁ・・・・完璧に・・・気配すら察知されずに成し遂げるしかねェってことか・・・)




39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 09:14:32.24 ID:ohxRqy3x0
絹旗「おぉ・・・・」

滝壺「いいかんじにできあがったね」

絹旗「すっごくおいしそうです」

滝壺「もちろんサラダも用意してある」

絹旗「超おいしそうじゃないですか」

滝壺「じゃ、食べよ?」

絹旗「はい」

滝壺 絹旗「「いただきます」」

絹旗「もぐもぐ」

滝壺「ちゃんと噛まないとだめだよ?」

絹旗「ん」コク

絹旗「もぐもぐ ごくん」

滝壺「おいしい?」

絹旗「超おいしいです!」




41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 09:18:36.83 ID:ohxRqy3x0
病院 外

一方通行「アレイスター・・・・」

一方通行「とンでもねェ難問をふっかけてきやがったなァ・・・」

一方通行「だがこの程度の障害乗り越えてやンよ」

一方通行「くっだらねェことしかできねェてめェらにこれ以上指図させねェようになァ」

一方通行「さァて、さいあいちゃンはどうしてっか・・・・」

一方通行「滝壺の部屋に行ってみるか」

一方通行「と、その前に必要なものをそろえておかねェとな」




42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 09:24:56.83 ID:ohxRqy3x0
絹旗「ふわぁ・・・・」ウットリ

滝壺「おいしい?」

絹旗「はい、超おいしいです」

滝壺「きぬはたはプリンが大好きだね」

絹旗「プリンをはじめて作った人にノーベル賞をあげたいくらいです」

滝壺「のーべるさんもびっくり」

絹旗「あむ」モムモム

滝壺「お風呂どうする?」

絹旗「あ、先に入ってください」

滝壺「一緒に入る?」

絹旗「いや、それはちょっと /////////」

滝壺「うん、恥ずかしい /////////」




44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 09:29:39.91 ID:ohxRqy3x0
滝壺宅があるマンションの屋上
 

一方通行「ベクトルで周囲の音を遮断」

一方通行「そして特定の空間の音だけを抽出」

一方通行「そして増幅」

一方通行「早速仕入れた盗聴器を仕掛けておきてェが発見されるリスクを考えると個人の部屋に仕掛けるのはリスクがでけェ」

一方通行「めんどくせェ・・・」

一方通行「・・・・・」

シャアアアアア

一方通行「水?」

チャポン

一方通行「風呂か・・・」

一方通行「寝るにはまだ早い・・・」

ふう、きもちいい

一方通行「チッ」

一方通行「しばらく待つか・・・」




45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 09:32:38.79 ID:ohxRqy3x0
絹旗「うーん、今度の映画はどれにしましょうか・・・」

絹旗「この監督は期待できませんし」

絹旗「これは・・・・この俳優こんなのに出るくらいになっちゃいましたか・・・」

絹旗「お、これはいい感じですね」

絹旗「どうやら次も期待できそうですね」

絹旗「えっとこれとこれを来週見るとして・・・・」

絹旗「これは・・・時間がかぶりますか・・・」

絹旗「じゃあこれを見てからこれにすると・・・」

絹旗「よし、これで一通りまわれますね」




46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 09:37:12.98 ID:ohxRqy3x0
一方通行「おい」

一方通行「なンで俺は風呂のある壁に張り付いてンだ・・・」

一方通行「この壁の向こうにさいあいちゃンが・・・」ドキドキ

一方通行「まてェ・・・・やめろォ・・・」

一方通行「何をしようとしてやがる・・」


滝壺「おふろ・・・・・」

滝壺「ぶくぶく・・・・」ブクブク

滝壺「ぷはっ」

滝壺「こうやってぶくぶくしてれば泡風呂になるんじゃないかと思った時期がわたしにもあった」

滝壺「でも泡風呂って気持ちいいものじゃない」


一方通行「落ち着けェ、むやみに近づいたらバレちまうだろうがァ・・・・」


滝壺「むっ!!!」ピキーン

滝壺「通背拳!!!」

ガラッ バシャッ!!!




47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 09:42:38.69 ID:ohxRqy3x0
パシャーン

滝壺「あれ?誰もいない・・・」キョロキョロ

滝壺「・・・・考えてみれば足を引っ掛けるような場所もない構造のマンションの12階にロープも無しにはりつけるわけがないか・・・」

滝壺「上?」

ヒュウウウウウ

滝壺「も、いない」

滝壺「近くに能力者が潜んでる感じもない・・・」

滝壺「気のせい・・・?」

滝壺「・・・・・」

滝壺「西南西から信号がきている・・・これは気のせいじゃない・・・」

滝壺「きぬはたを狙っているぺろりすとの仕業?」




49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 09:46:32.02 ID:ohxRqy3x0
屋上

一方通行「あっぶねェェェェ!!!!」

一方通行「理性が勝ってなンとか離れることができたが・・・」

一方通行「あと一瞬遅かったらバレてたなァ・・・」

一方通行「しかも入ってたのがさいあいちゃンじゃなかっただと・・・・」

一方通行「ってなンでこンなに落胆してやがるゥ・・・」

一方通行「チッ、今日のところは調査だけだ、ペロペロは次の機会だ」

一方通行「いや待て、ってこたァさいあいちゃンは何してンだ?」

一方通行「それをさぐらねェとなァ・・」




50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 09:50:50.44 ID:ohxRqy3x0
ドラマ視聴中

絹旗「だぁー、超つまんねー」

絹旗「あまりのつまらなさに飛び飛びでしか見てませんけど・・・」

絹旗「これキャストも脚本も最低じゃないですか」

絹旗「これが平家って言われても・・・・」

絹旗「このシリーズが始まる前にワクワクしていた私のときめきを返してください」

絹旗「がっかりするとわかっていて見る私も私ですが・・・」

絹旗「しかしこれはひどすぎる・・・・」

絹旗「ある意味ひどいところを見せるために作っているんでしょうか?」

滝壺「きぬはた」

絹旗「あ、滝壺さん」

滝壺「きぬはた、ぺろりすとが現れた」

絹旗「はい?」




52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 09:55:09.47 ID:ohxRqy3x0
滝壺「お風呂に入っていたら壁越しにぺろりすとの気配を感じた」

絹旗「え?じゃあそいつを見たんですか?」

滝壺「ううん、窓を開けて外を確認したけど誰もいなかった」

絹旗「じゃあ気のせいなんじゃ・・・」

滝壺「いや、確かに気配を感じた」

絹旗「と、いうことは・・・」

滝壺「うん、ひょっとしたらテレポーターの可能性もある」

絹旗「テレポーター・・・・だとすると映画館でのことも納得できます・・・」

滝壺「これは寝る前にトラップを仕掛けておかないといけない・・・」

絹旗「そんな・・・・なんか私超怖いです・・・」

滝壺「お風呂一緒に入る?」

絹旗「お願いします」

滝壺「ここは恥ずかしがってはいられない」




53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 10:01:52.40 ID:ohxRqy3x0
一方通行「なンてこったああああ!!!!」

一方通行「バレてるだとおおおおお!!!」

一方通行「やべェ、マジで慎重にいかねェとさいあいちゃンが落ち着いて寝られなくなっちまう」

一方通行「ちくしょう・・」

一方通行「いや、滝壺が傍にいる状態でペロペロしようと考えるのがいけねェンだ」

一方通行「ここはさいあいちゃンが落ち着くまで我慢だ・・・・」

一方通行「チッ、手間がかかりやがる・・・」




54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 10:05:36.34 ID:ohxRqy3x0
浴室

滝壺「きぬはた、髪洗ってあげるね」

絹旗「うぅ・・・なんか恥ずかしいですよぉ・・」

滝壺「これもぺろりすとのせい」

絹旗「そうですけどぉ・・・」

滝壺「きぬはたはこういうの楽しくない?」

絹旗「うーん・・・・」

滝壺「私は楽しい、誰かとこうやってお風呂に入るの始めてだから・・・」

絹旗「・・・・」

滝壺「だからきぬはたと一緒にお風呂に入れて楽しい」

絹旗「私は・・・・」

滝壺「ん?」

絹旗「和みます・・・・」

滝壺「うん、私も・・・」




55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 10:10:56.70 ID:ohxRqy3x0
一方通行「チッ・・・」

一方通行「誰かとお風呂に入って和みますだァ?」

一方通行「そンなもンはなァ・・・」

一方通行「そンなもンは・・・」

一方通行「・・・・」

一方通行「そォか、滝壺もさいあいちゃンも・・・・」

一方通行「全てはこのふざけた学園都市が・・・・チッ」

一方通行「アァレイスタァァ・・・・・」

一方通行「かならずぶっ潰してやンよォ・・・・」

やめてくださいよ、くすぐったいですって

一方通行「!!!」

ふふふー、いいではないかー

一方通行「/////////」ドキドキ




56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 10:15:36.36 ID:ohxRqy3x0
滝壺「きぬはたの背中ちっちゃい」

絹旗「むっ、私はまだ超成長期なんです」

滝壺「成長するとどうなるの?」

絹旗「麦野なんて目じゃないくらいの背の高いスレンダー美人になります」

滝壺「おお、それはたのしみ」

絹旗「その時はワンピースではなく長めのスカートを着こなしてみせます」

滝壺「きぬはたセクシー」

絹旗「はい、超セクシーです」

滝壺「その時は髪伸ばすの?」

絹旗「そうですね、艶のある長い髪にしたいと思います」

滝壺「あこがれる」

絹旗「ですよね」




57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 10:20:37.08 ID:ohxRqy3x0
一方通行「なンてこったァ・・・・」

一方通行「気づいてねェ・・・・」

一方通行「今の自分の魅力に全ッ然気づいてねえええええ!!!」

一方通行「背が伸びるだとォ!!!今のままで十分じゃねェかァ!!!」

一方通行「セクシーだとォ!!」

一方通行「それは無駄に脂肪がついた人間のことを言うンだろうがァ!!」

一方通行「わかってねェ、わかっちゃいねェよさいあいちゃンよォ・・・」

一方通行「だが・・・・」

一方通行「どォすればわかってもらえンだ・・・・」

一方通行「って目的がずれてンぞ、しっかりしろォ・・・」




58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 10:26:27.60 ID:ohxRqy3x0
滝壺「ふう、さっぱり」

絹旗「すみません、私のわがままに付き合ってもらって」

滝壺「だいじょうぶ、きぬはたとお風呂に入れてたのしかったよ」

絹旗「も、もう ////////」

滝壺「きぬはた、麦茶飲む?」

絹旗「はい、いただきます」


一方通行「くっ・・・・侵入してェ・・・・」

一方通行「そうまでいかなくてもベランダに潜みてェ・・・・」

一方通行「だが我慢だァ・・・・」

一方通行「これを乗り越えてこそさいあいちゃンをペロペロできンだ・・・」




59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 10:29:26.40 ID:JFUlTQyJ0
さすがセロリわかってる




62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 10:34:53.93 ID:ohxRqy3x0
寝室


滝壺「それじゃあ寝る前にトラップをしかけようか」

絹旗「はい」

滝壺「テレポーターは突然やってくる」

絹旗「ですね」

滝壺「だけど不安で寝られずに弱ったきぬはたを狙うかもしれない」

絹旗「おのれ・・・・」

滝壺「だからまずはぺろりすとがきぬはたに近づいたら作動するトラップをしかける」

絹旗「どんなのがあるんですか?」

滝壺「たとえば・・・・」




65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 10:40:29.32 ID:ohxRqy3x0
一方通行「こりゃ・・・警戒してるってレベルじゃねェな・・・」

これでいちころだよ

一方通行「殺す気まんまんじゃねェか」

とどめにこれも設置しませんか?

一方通行「えげつねェな」

さあこいぺろりすと

一方通行「今日はいかねェよ」

超返り討ちにしてやります!!

一方通行「返り討ちだァ?」


絹旗「ふふっ、つかまえましたよ、お仕置きとしてここをペロペロしてあげます・・・」

一方通行「お・・・おォ・・・やめろォ・・・」

滝壺「ふふふ、まだまだおわらない・・・今度はここをぺろぺろ・・・・」


一方通行「・・・・・・」

一方通行「捕まってもいいかもしンねェ・・・」




66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 10:43:22.37 ID:ohxRqy3x0
滝壺「ぱじゃまこれでいい?」

絹旗「はい」

絹旗(胸のあたりが少し大きいですけど・・・私もいつか・・・・)

滝壺「それじゃあもう寝ようか」

絹旗「はい」

滝壺「だいじょうぶ、私がついてる」フンス

絹旗「ありがとうございます滝壺さん」

滝壺「一緒に寝る?」

絹旗「え?いやそれは恥ずかしいというか・・・ ///////」

滝壺「えんりょはいらない ////////」




67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 10:49:15.20 ID:ohxRqy3x0
一方通行「さいあいちゃンと一緒に寝るだとォ・・・」

一方通行「うらやまけしからン・・・・」

一方通行「がっ、これも俺が警戒させちまった結果か・・・」

一方通行「とりあえず今日のところは就寝時間と起床時間、それに睡眠時間のデータが取れりゃあいいか」

きぬはたあったかい

一方通行「!!!!」

も、もう、やめてくださいよ

一方通行「たきつぼェ・・・・」




68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 10:54:29.07 ID:ohxRqy3x0
エイワス「なあアレイスター」

アレイスター「なんだいエイワス」

エイワス「一方通行がさいあいちゃんを問答無用で襲っちゃったらどうするんだい?」

アレイスター「それはないだろう、あいつは幼女にしか興味が無いっていう噂だ」

エイワス「かりにそれが事実だったとしてだ・・・」

エイワス「さいあいちゃんに目覚めてしまって・・・」

アレイスター「ちょっと一方通行殺してくる」

エイワス「待ちたまえ、やつはまだペロペロしかしていない」

アレイスター「ふう、あぶないあぶない・・・ってペロペロすら許さん!!」

エイワス「おいおいそれが実験じゃないか」

アレイスター「OH!!そうだった」

エイワス「こやつめ」




70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 11:01:57.18 ID:ohxRqy3x0
翌朝

滝壺「ん」ムクッ

絹旗「zzzzz」

滝壺「どうやらぺろりすとは来なかったもよう」チラッ

絹旗「zzzzz」

滝壺「なるほど、ぺろりすとが狙うだけのことはある」

絹旗「zzzzz」

滝壺「・・・・」ツンツン

ぷにぷに

絹旗「ん・・・・」

滝壺「おお、やわらかい」ツンツン

ぷにぷに

絹旗「んん・・・・・」

滝壺「楽しいけど起こしたらかわいそう、朝ごはんの準備しなくちゃ」




72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 11:04:05.21 ID:ohxRqy3x0
一方通行「滝壺は起きやがったか・・・・」

一方通行「しかしこンだけ寝てるってこたァそこまで警戒してねェってことか・・・」

一方通行「あるいは滝壺と一緒にいて安心してるか・・・」

一方通行「間違いなく滝壺のおかげか・・・・」

zzzzzz

一方通行「チッ・・・」

ん・・・・

一方通行「起きたか?」

ん・・・・・・zzzzzzz

一方通行「すっかり安心してらァ」




74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 11:11:20.24 ID:ohxRqy3x0
絹旗「ふわぁ・・・・・」ムクッ

絹旗「超朝ですか・・・」

絹旗「トラップは作動しませんでしたからペロリストは来なかったみたいですね」

絹旗「ん?」キョロキョロ

絹旗「滝壺さんはもう起きてるみたいですね」

絹旗「あ、いいにおい」

絹旗「朝ごはんですかね」フラフラ

絹旗「まずはおトイレ・・・・」




75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 11:15:50.71 ID:ohxRqy3x0
一方通行「トイレだとォ!!!!」

一方通行「くっ・・・・・」

一方通行「落ち着けェ・・・こンなもン必要ねェことだろォが・・・・」

パタン シュルッ

一方通行「だ、だめだァァァァァ!!!!」

一方通行「俺にはできねェェェェェェ!!!!!」

一方通行「いくらなンでもトイレの音に耳を傾けるなンてどンだけ変態なンですかァァァァ!!!」

一方通行「・・・・もう終わったか?」

一方通行「いや、まだ終わってねェかもしれねェ・・・」

一方通行「少なくとも五分はまたねェとなァ・・・」




76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 11:19:49.26 ID:ohxRqy3x0
パシャパシャ

絹旗「ん」フキフキ

絹旗「ふう、さっぱりしました」

絹旗「たきつぼさーん」トコトコ

滝壺「おはようきぬはた」

絹旗「おはようございます」

滝壺「朝ごはんができたよ」

絹旗「うわぁ・・・・超おいしそうです・・・」

滝壺「えへん、じゃあ食べよ?」

絹旗「はい」




77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 11:25:13.57 ID:ohxRqy3x0
一方通行「・・・・そろそろいいか」

いただきます

一方通行「朝メシか・・・・・」グー

一方通行「俺もメシにすっかァ・・・」

一方通行「チキンとコーヒーだな・・・」


コンビニ


店員「いらっしゃいませー」

一方通行「チキンあるだけくれ」

店員「え?」

一方通行「店にある揚げてないやつも全部あげてくれ」

店員「あの、時間がかなりかかりますけどよろしいですか?」

一方通行「あァ」

一方通行「後はコーヒーか」




79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 11:32:05.07 ID:ohxRqy3x0
店員「ありがとうございましたー!!」

一方通行「ン」

一方通行「さァて、今日は何をしてくれンですかねェ」


絹旗「ふうむ、暴れん坊将軍は面白いですね」

滝壺「うん、しんさんかっこいい」

絹旗「鬼平だともっと人死にますからね」

滝壺「鬼平は死にすぎるところがある」

絹旗「密偵になるのかと思ったら・・・とか・・・」

滝壺「協力してくれるひとがあっさり死んだり・・・とか・・・」

絹旗「結構理不尽ですよね」

滝壺「うん」




80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 11:37:17.82 ID:ohxRqy3x0
一方通行「テレビかァ・・・」モグモグ

一方通行「楽しそうじゃねェか・・・」モグモグ

一方通行「ほとンどみねェからどンなもンかわからねェがおもしれェんだろうな」モグモグ

きました!刀チャキってきました!!

一方通行「時代劇ねェ・・・」モグモグ

何人斬られるか数えよう!!

一方通行「悪党共をバッサバッサと・・・ってか」モグモグ

一方通行「俺は斬られる側だろうがなァ・・・ン」ゴクゴク




83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 11:40:04.90 ID:YiyZSFRKi
鶏食い過ぎだろwwwww




84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 11:43:36.92 ID:ohxRqy3x0
滝壺「それじゃあ今日もファミレス行こう」

絹旗「遅れるといけませんからね」

滝壺「忘れ物ない?」

絹旗「はい」

バタン ガチャッ


一方通行「外出か・・」

一方通行「アイテムの集まりだろォな」

一方通行「ずっと一定の距離を保つっていうのも危ねェかもしれねェ」

一方通行「ファミレスって言ってたなァ・・・先回りして何か仕掛けるか」




86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 11:49:49.79 ID:ohxRqy3x0
一方通行「いつも集まるファミレスってのは・・・・」ピッピッ

一方通行「あそこか」


ファミレス


店員「いらっしゃいませ、お一人様ですか?」

一方通行「あァ」

店員「ではこちらへどうぞ」

一方通行「ン」

店員「ご注文が決まりましたら」一方通行「コーヒー」

店員「はい、かしこまりました。セルフサービスになってますのであちらでお願いします」

一方通行「おゥ」

店員「ごゆっくりどうぞー」

一方通行「さァて・・・」




88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 11:54:21.30 ID:ohxRqy3x0
15分後

店員「い、いらっしゃいませー」

店員(またこの人たち・・・・)

絹旗「二人はまだ来てないみたいですね」

滝壺「そうだね」

絹旗「じゃあジュース飲みながら待ちますか」

滝壺「うん」


一方通行「あそこでドリンクバーのみでだべるのが基本・・・」

一方通行「そして他の二人が弁当や缶詰を持ち込む・・・・」

一方通行「嫌がらせじゃねェの?」

一方通行「だがさいあいちゃンがそンなことしてないみてェだからよし」




90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 12:01:07.46 ID:ohxRqy3x0
さらに15分後

麦野「おまたせー」

フレンダ「ってわけよ」

絹旗「超待ちくたびれましたよ」

滝壺「待ちくたびれてきぬはたが大きくなってしまった」

麦野「どのへんが?」

滝壺「えっ?見てわからない?」

フレンダ「かわりないみたいだけど」

絹旗「私も超気になりますね」

滝壺「いつもの絹旗は手のひらに乗るくらいだったじゃない」

麦野「あ、そういえば」

フレンダ「こんなにおおきくなって・・・成長ってはやいわけよ」

絹旗「なんでそんな無茶ぶりに乗るんですか二人とも!!」




91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 12:02:46.18 ID:ohxRqy3x0
麦野「まあいいじゃない」ナデナデ

絹旗「なんかものすごく子供扱いされてるんですけど」

フレンダ「じゃあここはお姉ちゃんがソフトクリームを買ってきてあげるってわけよ」

滝壺「そこの信号のところのがいい」

フレンダ「あれ?」

麦野「私チョコね」

絹旗「私はミックスで」

フレンダ「あれれー?」


数百mはなれた喫茶店 

一方通行「ベクトルでさいあいちゃンと滝壺の音声だけを抽出・・・・」

一方通行「麦野とフレンダも追加っと・・・・」

ほらほらさっさと買いにいきな

一方通行「・・・・・」

うぅ、ひとっぱしりいってくるわけよ

一方通行「なンなンですかァこのコントは」




92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 12:08:02.66 ID:ohxRqy3x0
一方通行「監視カメラにハッキング・・・・さいあいちゃン・・・いた」

一方通行「盗聴器ってェのがどンなもンかと半信半疑だったが意外と使えるじゃねェか」

一方通行「これで様子がはっきりとわかる」

一方通行「おいィ・・・」

一方通行「わざわざファミレスの外に出てソフトクリーム買ってくるやつがあるかァ・・・・」



フレンダ「お、おまたせってわけよ」

麦野「あれ?あんたも食べるの?」

フレンダ「なんか私だけ仲間はずれみたいじゃない」

絹旗「そういうもんですか?」

滝壺「ふれんだは寂しがりやだから」




95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 12:16:21.70 ID:ohxRqy3x0
麦野「で、最初に言っとくけど今日は何もないわ」

フレンダ「え、そうなの?」

絹旗「なーんだ」

滝壺「じゃあ解散?」

麦野「でもいいわよ、まあこのままここでゆっくりしてるのもありだけど」

フレンダ「まあせっかくだから鯖缶をいただくわけよ」

滝壺「今日は何味?」

フレンダ「ラムレーズン、しょっぱさと甘さがたまらないわけよ」

絹旗「うげえ」


一方通行「なンだそりゃァ・・・・」

一方通行「店員の顔が引きつってらァな・・・」




98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 12:18:19.84 ID:ohxRqy3x0
佐天「知ってます?最近すっごく話題になってる噂話」

白井「またですの?」

御坂「まあ聞くだけ聞いてみようよ」

初春「どんな内容なんですか?」

佐天「うん、ペロリストがやってくるってやつなんだけどね」


絹旗 滝壺「「!!!!」」

麦野「ん?」

フレンダ「どうしたの?」

絹旗「少し静かにしてもらえますか?」ヒソヒソ

滝壺「ちょと私たちの後ろの人たちが気になることを話してる」ヒソヒソ


一方通行「後ろの人たち? ・・・・って第三位じゃねェか・・・」

一方通行「この四人の音声も拾っておくか」




100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 12:23:36.97 ID:ohxRqy3x0
御坂「ペロリスト?」

白井「って何ですの?」

佐天「かわいい女の子をペロペロしたいっていう人たちのことです」

初春「ただの変態じゃないんですか?」

佐天「まあ普通に考えればそうだよね、でも何か愛があるからできる行為らしいよ?」

初春「いや、愛と言われましても・・・」

御坂「ペロペロなんて犬か猫以外は基本お断りよね」

白井「え?」

佐天「それでこのネットの掲示板にこんなのがあるんですよ」

初春「どれどれ 学園都市でペロペロしたい女の子をあげるスレ965 うわぁ・・・」

白井「いろんな女の子の名前がありますね」

御坂「・・・・なんか寒気がしてきた」ブルブル




103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 12:30:21.07 ID:ohxRqy3x0
エイワス「時にアレイスター」

アレイスター「何だエイワス」

エイワス「さいあいちゃんのかわいい写真はないのか?」

アレイスター「おk、ここで募集してみよう」

アレイスター「さいあいちゃんのかわいい写真くださいっと」カタカタ

エイワス「きっとわんさか集まるだろうな」

アレイスター「お、早速貼ってくれるやつがきたぞ」

エイワス「流石だな、アレイスター」

アレイスター「ああ」カチッ

ガリガリガリガリガリガリガリガリ

エイワス「ブラクラじゃねーか!!」ガバッ

アレイスター「わかった!時に落ち着けエイワス!!」




104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 12:34:20.74 ID:2fnbiFeV0
流石兄弟がおるで




105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 12:35:25.57 ID:ohxRqy3x0
御坂「それでさ、実際にペロペロされた人っているの?」

白井「いるとなればここは風紀委員として調査をしなくてはなりませんね」

佐天「うーん、ペロペロしたい!、っていうのは書いてあるんですけど・・・」

初春「実際にペロペロされましたって言う話はどこにも書いてないですね」

白井「まあもし本当にそんなことをされたのであれば騒ぎになってますわね」

佐天「でも気になるのがこれなんですよ」

御坂「どれどれ? ペロペロすることで相手の能力をコピーすることができる?」

白井「これは・・・」

初春「まあ悪ふざけだとは思いますが少し気になりますね・・・」

佐天「能力者に音もなく忍び寄りこっそりとペロペロして去っていく・・・」

初春「ペロペロされた人は気づくこともなくペロリストは学園都市最強を目指し今日も次の標的を目指して・・・」

御坂「確かにペロペロしただけで相手の能力をコピーできたとしたら脅威ね」

白井「そんなお姉さま、音もなく忍び寄ってなどとできるわけが・・・」

佐天「白井さん、白井さんの能力・・・」

白井「確かに・・・テレポーターなら可能ですわね・・・」




106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 12:41:00.31 ID:dWRKW5nI0
流石wwwwwwwwwwwwwwwww




107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 12:41:38.90 ID:ohxRqy3x0
初春「ですけどいくらなんでもペロペロされたら気づかないなんてことは無いと思いますけど」

御坂「うーん・・・寝てる時とかは?」

佐天「あ!なるほど!それなら気づきませんね!」

白井「何かの形でテレポートの能力を手にいれることができたとしたら・・・」

御坂「テレポーター相手にセキュリティなんて意味ないものね」チラッ

白井「なぜ私を見るんですのお姉さま」

初春「後はテレポートに加えて催眠系の能力を持っていれば・・・」

佐天「でも不自然に眠らされたり気絶させられたりしたら不思議に思わないかな?」

御坂「そこらへんはうまくやっているのかもね」

初春「うーん、なんかすごく気になる話ですけど・・・」

佐天「そもそも能力は一人につきひとつのはず、こんなことが可能なんでしょうか・・・」

白井「あ、そういえば・・・」




108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 12:46:49.18 ID:ohxRqy3x0
御坂「ええ、この間の・・・」

初春「そっか・・・」

佐天「レベルアッパー・・・」

白井「つまりこれはペロペロとはただのふざけた表現の一つで・・・」

御坂「また何か事件が起こっているのかもしれない・・・」

初春「風紀委員として調査の必要がありそうですね」

白井「ええ、ひょっとしたらまた大きな事件になるかもしれませんし・・・」

佐天「ですけど、ネットの噂話ってだけで動きますかね?」

御坂「あんなことがあってまだ一月も経ってないのよ?警備員も風紀委員もまったく取り合わないなんてことはないはずよ」

白井「ですわね」

初春「早速このことを固法先輩にメールで報告してみます」

佐天「またあんなことが起こるのかな・・・」

御坂「そうでないことを確かめるための調査よ、黒子、早速行きましょ」

白井「真実かどうか確かめるにせよ早いほうがいいですわね、早速支部へ向かいますわよ」

初春「はい!」




112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 13:29:06.80 ID:ohxRqy3x0
絹旗「・・・・・・」

滝壺「・・・・・・」

フレンダ「どういうこと?」

麦野「ちょと前にあったでしょ?レベルアッパー事件」

フレンダ「ああ、あの・・・」

麦野「あの中学生の中に風紀委員がいたみたいだし詳しい事情を知っているみたいね」

フレンダ「同じようなことが起こってるってこと?」

麦野「さあ、それはわからないわそこらへんは私にとってどうでもいいことだもの」

麦野「でも絹旗と滝壺にはそうでもないみたいだけど?」

フレンダ「そうね、そんな真剣な顔されちゃあね」

絹旗「まあさっきあの人たちが話していたことが真実かどうかはわかりませんが」

滝壺「うん、ちょっと気がかりなことが起こった」

麦野「話してもらえる?」

絹旗「はい、実は・・・・」




116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 13:34:49.73 ID:ohxRqy3x0
一方通行「レベルアッパー・・・詳しいことは後で調べるとしてだ・・・」

絹旗がぺろぺろされたかもしれない!?

一方通行「ったくなンでこうタイミングが悪いンだ、これじゃあさいあいちゃンが益々警戒しちまうじゃねェか」

考えすぎじゃないの?

一方通行「・・・・しばらくはペロペロにいかずに観察だけか、つまンねェ・・・」

ですけど・・・

一方通行「はァ・・・ペロペロしてェ・・・」

気配は確実に感じた、今も東北東から信号を感じる

一方通行「って何言ってンだ・・・」

ってことは絹旗はもう用済みなんじゃないの?

一方通行「ン?」




120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 13:40:25.31 ID:ohxRqy3x0
絹旗「え?」

滝壺「どういうこと?」

麦野「さっきの子達が話してた限りだとペロリストっていうのは能力を奪ったり危害を加えたりするわけじゃなくて」

麦野「能力をコピーして去って行くってだけでしょ?」

フレンダ「あ、そっか、それなら絹旗の能力はコピーされたわけだからもう一度絹旗のところに行く必要はなくなるわけね」

絹旗「そういうことですか、なら滝壺さんが浴室で感じたのは・・・」

滝壺「狙いは私だったということ・・・」

麦野「ま、そのネットでの噂話が真実だったらそういうことになるわね」

フレンダ「うーん、こうなってくると段々信じてしまうっていうか・・・」

フレンダ「仮に絹旗の窒素装甲、滝壺の能力追跡、麦野の原子崩し、この三つを一人が使い分けられるとしたら?」

麦野「落ち着きなさいフレンダ、私の原子崩しは演算がすっごく面倒なのよ?うかつに使おうものなら間違いなく自爆するわね」

フレンダ「あ、そうか」

滝壺「それに私の能力追跡は体晶が無ければその効果を発揮することはない」

フレンダ「ってなると絹旗の窒素装甲か」

絹旗「冷静に考えれば窒素装甲はそこまで便利な能力というわけでもありませんね」




121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 13:46:57.28 ID:ohxRqy3x0
麦野「私の原子崩しでぶち抜けるでしょうね」

絹旗「ですね、超万能な盾というものではありませんから」

フレンダ「ってことはただ能力をコピーしただけでは使いこなすことはできないってわけね」

滝壺「手に負えない能力を使おうとすれば暴走を引き起こすだけ」

麦野「レベルアッパーの件で言えば足りない演算能力を補うために脳波でネットワークを形成したらしいわ」

絹旗「ってことは私にも何か?」

麦野「それは病院で調べましょう」

フレンダ「で、これで何も無かったら気のせいってわけね」

絹旗「もしペロリストなんていなかったのなら滝壺さんが浴室で感じた気配は」

麦野「滝壺のストーカーなんじゃないの?」

滝壺「なんと・・・狙いは私かもしれないということ・・・」

フレンダ「それはそれで怖いわけよ」

麦野「不安なら滝壺は今夜私のところに泊まりに来なさい」

滝壺「うん、お言葉にあまえさせてもらう」




123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 13:53:36.85 ID:ohxRqy3x0
一方通行「いいねェいいねェ最ッ高だねェ!!流れが俺に来てるじゃねェか!!」

一方通行「これでさいあいちゃンが安心して寝ることができれば思う存分ペロペロできるってもンですよォ!!」

一方通行「くかきくこけくけくきくきくきこきかかか――――――!!」

一方通行「思わぬ形でさいあいちゃンの不安を取り除くことができそうだぜェ!!」

店主「お兄さん、少し静かにしてもらえないかい?」

一方通行「すまねェ」

店主「うれしいことがあったのかもしれないけど他のお客さんのことも考えてくれないとな?」

一方通行「あァ悪ィ、マスター、コーヒーをピッチャーで」

店主「あいよ」




125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 14:01:37.75 ID:ohxRqy3x0
病院

冥土「検査は終わったよ」

絹旗「それで・・・どうなんですか?」

冥土「うん、何も異常は見当たらないね」

絹旗「そうでしたか・・・」ホッ

滝壺「よかったねきぬはた」

絹旗「はい、これで超枕を高くして眠れます」

冥土「また何かあったら来るといい、もっとも医者としてはなるべく会わないようにしてほしいけどね」

絹旗「超お世話になりました」ペコリ

滝壺「体にきをつけるね」ペコリ

冥土「うん、そうしなさい」




126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 14:02:17.98 ID:nVYZIy5e0
珈琲ピッチャーwwwwwwwww




127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 14:07:51.15 ID:ohxRqy3x0
病院 廊下


麦野「お」

フレンダ「どうだった?」

絹旗「脳波とか何かをいじくったりした形跡は超無かったそうです」

滝壺「ほっとした」

麦野「よかったじゃない」

フレンダ「結局、取り越し苦労だったってわけね」

絹旗「いいんですよ、安心できたんですから」

滝壺「でもきぬはたのほっぺが濡れていたというのは少し気になる」

フレンダ「う~ん、じゃあ単純に能力で姿を消して絹旗をペロペロしただけってのは?」

麦野「それって変質者でしょ?変質者ならそういうことじゃ終わらないわよ」

絹旗「私と滝壺さんはテレポーターなんじゃないかって推測したんですけど」

麦野「テレポーターの変質者ならそれこそ絹旗の下着脱がしてもって帰るくらいはするんじゃないの?」

フレンダ「まあないとはいえないわけよ」




132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 14:16:14.80 ID:ohxRqy3x0
滝壺「それはぞっとする」

麦野「でもそんなことはなかったわけでしょ?」

絹旗「そうですね」

フレンダ「そして病院で検査しても何もなかったわけだから全部気のせいなわけ」

絹旗「気のせいでしたか、確かに考えすぎだったかもしれません」

麦野「滝壺のもそうだと思うけどね」

滝壺「そうだといいけど確かに気配を感じた」

麦野「仮に誰かいたとしても滝壺が目的じゃなかったんじゃないの?」

絹旗「では偶然そこにいただけだと?」

麦野「そ、何かするつもりならもっと色々やるでしょ。今日までに滝壺の身の回りでおかしなことがあった?」

滝壺「うーん・・・確かに何もない」

麦野「って言っても万が一ってことがあるから私のところで一晩過ごしてみなさい」

滝壺「ありがとうむぎの」




135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 14:24:20.87 ID:ohxRqy3x0
フレンダ「いいなあ滝壺」

絹旗「フレンダも行ったらどうですか?」

フレンダ「そうしたいけど今夜はちょっと予定があるわけよ」

フレンダ(フレメアが泊まりにくるのよね)

絹旗「どうせ一人で鯖缶つつくんでしょう。超理解できません」

フレンダ「まあそんなとこよ。絹旗こそ一緒に行ったら?」

絹旗「んー、遠慮しておきます。何かあっても麦野一人でどうにでもできますから」

絹旗「今夜は部屋でじっくりと映画を鑑賞します」

フレンダ「余暇の時間って大事なわけよ」




138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 14:31:07.39 ID:ohxRqy3x0
麦野「じゃあまたなー」

絹旗「はい」

フレンダ「お疲れー」

滝壺「ばいばい」


絹旗「さーて、いもしないペロリストなんてものに怯える必要はもうありません!」

絹旗「今日は湯船に浸かりながらのんびりと映画を超楽しみましょう」

絹旗「お風呂で見る映画も中々いいものですからね」


一方通行「まさかこォも都合よくいくとはなァ」ニヤ

一方通行「滝壺は麦野の所へ、さいあいちゃンはリラックスした状態で一人でぐっすり・・・」

一方通行「早速今夜からペロペロを再開できるってわけだ」




142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 14:39:06.67 ID:ohxRqy3x0
夜 絹旗宅

絹旗「はー、私も滝壺さんみたいに料理がうまくなりたいです」モグモグ

絹旗「買ってきたお弁当もまずいわけではありませんが何かこう暖かさがないというか」モグモグ

絹旗「はー、今頃滝壺さんは麦野のところでご飯作って一緒に食べてるんでしょうね・・・・」モグモグ

絹旗「誰かと一緒にご飯食べるって楽しいんですよね」

絹旗「仲間・・・・家族・・・恋人・・・・」

絹旗「アイテムの皆は一応仲間ということになるのでしょうがいざとなればお互いに切り捨てる関係」

絹旗「はあ、せっかくペロリストの事を忘れられたと思ったら別のことで気が滅入ってしまいますね」

絹旗「・・・お風呂に入りましょう」ガタッ




144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 14:45:27.47 ID:ohxRqy3x0
屋上

一方通行「・・・・・さいあいちゃン・・・」

一方通行「しょうがねェ、ここは俺がさいあいちゃンの家族になるしかねェな」

一方通行「二人であったかい家庭をつくろうじゃねェか」

一方通行「子供はもちろん娘だ。さいあいちゃンそっくりのなァ」

一方通行「俺に似たガキなンぞまっぴらごめんだ」

一方通行「そして親子仲良く休みの日は出かけたり一緒に遊ンだり」

一方通行「っておい」

一方通行「この俺のような悪党がなァに考えてやがる・・・」

チャポン

一方通行「!!!!」

はあー、超あったかいです・・・

一方通行「・・・・・ゴクリ」





146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 14:48:20.55 ID:sd+xOgtwP
一通そっくりの娘はそれはそれで(ry




147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 14:54:19.02 ID:ohxRqy3x0
浴室

絹旗「この入浴剤超いい香りですねぇ」ホワー

絹旗「温泉の元ってなんか出汁の素みたいな感じでいい印象が無いんですけど」

絹旗「使ってみると結構いいものですね」

絹旗「ふはぁ・・・溶けてしまいそうです」ホワー

絹旗「熱いお湯よりあたたかいと感じるお湯がいいんですよねー」

絹旗「さ、映画映画」ポチ

絹旗「防水DVDプレイヤーは重宝しますね」




149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 15:01:25.55 ID:ohxRqy3x0
浴室の壁一枚向こう 建物の外壁

一方通行「くそっ、昨日の今日で壁に張り付くなンざ俺は何やってやがる」

一方通行「気づかれてみろ、全てが水の泡じゃねェか」

一方通行「ゆっくりだ、ゆっくりここから離れるンだ・・・」

おお!まさかこんな展開になるなんて!

一方通行「!!!」

一方通行「この壁の向こうにさいあいちゃンが・・・くっ・・・」

一方通行「落ち着けェ、落ち着いて最初の目的を思い出すンだァ・・・」

ふわぁ・・・・なんかエロいです・・・

一方通行「エロいだとォ・・・」

一方通行「ぐううゥゥ・・・離れるンだ、何があっても今ここでこうすることは俺にとってマイナスでしかねェ」

一方通行「全ては・・・ペロペロのためだァ・・・」




150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 15:08:23.18 ID:ohxRqy3x0
絹旗「超さっぱりしました・・・湯船に一時間も浸かるとのぼせてしまいそうですね」

絹旗「そしてお風呂上りにはもちろん牛乳です」トクトク

絹旗「ん」ゴクゴク

絹旗「ぷはっ、牛乳飲んでも背が高くなるなんてことは無いんですよねー」

絹旗「ですが牛乳の栄養素は素晴らしいものがあります」

絹旗「そう、牛乳の栄養が素晴らしいから飲んでいるのです」

ペタペタ

絹旗「・・・」トクトク

絹旗「ん」ゴクゴク

絹旗「ぷはっ、もう少しだけでいいから大きくなりませんかねー・・・」

絹旗「はあ、あまり考えるとまた気が滅入ってしまいそうですからそろそろ歯を磨いて寝るとしましょう」




154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 15:17:14.05 ID:ohxRqy3x0
一方通行「ふゥ・・・あぶねェところだったぜェ・・・」

一方通行「あのまま張り付いてやがったらバレてたかもしれねェ」

一方通行「さいあいちゃンがかわいすぎて冷静に考えられねェ・・・」

一方通行「さいあいちゃんがかわいすぎて・・・」

一方通行「クソッ、何考えてやがる、俺みてェなのがさいあいちゃンをどうしようってンだ・・・」

ふあぁ・・・ 超おやすみです・・・

一方通行「さいあいちゃンが寝るか・・・このままぐっすりと寝てくれるンなら後二時間後ってとこだな」

一方通行「さァ、さっさとペロペロしてこのくだらねェ実験を終わらせねェとな」




157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 15:20:54.01 ID:ohxRqy3x0
二時間後 寝室内

絹旗「zzzzz」

一方通行(侵入性交。さァて、ここからが本番だ)

絹旗「zzzzz」

一方通行(よォく眠ってやがる・・・・)ツン

ぷに

絹旗「zzzzz」

一方通行(あったけェ・・・)

絹旗「zzzzz」

一方通行(・・・・・・)ソー

一方通行(髪からふわっといい匂いがしやがンな・・・)クンカクンカ

絹旗「zzzzz」

一方通行「ぺろっ」

絹旗「zzzzz」




160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 15:28:14.83 ID:ohxRqy3x0
一方通行(ベクトルでペロペロした際に付着する唾液を分解、万が一にもバレねェように・・・)ペロ

絹旗「zzzzz」

一方通行(慎重に・・・少しずつ・・・ペロペロだァ・・・)ペロ

絹旗「ん・・・・」

一方通行(!!!)

絹旗「・・・・ zzzzzz」

一方通行(ふゥ、心臓にわりィ・・・・)ペロ

絹旗「zzzzz」

一方通行(もし今目が覚めてもいいように光のベクトルを調節して俺の姿が目に映らねェよォにしてある)ペロ

絹旗「・・ん・・・・ぅ・・・・」ゴロン

一方通行(眠りが浅くなってきやがったか、少し休憩だ)ツン

ぷに




163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 15:32:24.28 ID:ohxRqy3x0
絹旗「zzzzz」

一方通行(ベクトルで唾液を分解しつつペロペロするから気をつけないといけねェのは舌が触れる一瞬)

絹旗「zzzzz」

一方通行(人間の睡眠は深い眠りと浅い眠りを繰り返している)

絹旗「zzzzz」

一方通行(一晩かけてどれだけペロペロできるか、だが正直・・・・)

絹旗「zzzzz」

一方通行(ペロペロだけじゃもの足りねェな・・・クソッ)




165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 15:39:52.24 ID:ohxRqy3x0
エイワス「今夜はいい月だな」

アレイスター「ああ」

エイワス「今頃さいあいちゃんもぐっすり寝てるんだろうな」

アレイスター「さいあいちゃんマジさいあい」

エイワス「きっとかわいい寝顔なんだろうなぁ・・・」

アレイスター「想像しただけでこう胸がときめいてしまうよな」

エイワス「ペロペロできたら最高だろうな」

アレイスター「でもペロペロしたら起きちゃうじゃないか」

エイワス「・・・・・」

アレイスター「・・・・」




168 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 15:45:56.48 ID:ohxRqy3x0
エイワス「そうだ!朝ペロペロして起こしてあげればいいじゃないか」

アレイスター「と、いいますと?」

エイワス「さいあいちゃんと家族になろう」

アレイスター「うん、それ無理」

エイワス「なぜだい?」

アレイスター「この私が許さない」

エイワス「上等だ、表に出ろ」

アレイスター「いいぜ、相手になってやる」

pipipipipipi♪

アレイスター「おや、この音は」

エイワス「どうした」




170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 15:52:49.38 ID:ohxRqy3x0
アレイスター「・・・・どうやら一方通行がさいあいちゃんをペロペロしているらしい」

エイワス「なんだとおおおおおおお!!!!あのモヤシいいいいいい!!!!」

アレイスター「ぶっころしてやらあああああああ!!!!!」

エイワス「おいこら」

アレイスター「はい」

エイワス「一方通行がレベル6に進化することがプランに必要なことではないのかい?」

アレイスター「ああ、頭では理解している。だが心がそれを受け入れられないんだ」

エイワス「・・・なあ」

アレイスター「うん、言いたいことはよくわかるよ?」

エイワス「とりあえず実験が終わったら一方通行ぶん殴っていい?」

アレイスター「もちろんだ、私もやろう」




174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 16:01:45.06 ID:ohxRqy3x0
十五分後

絹旗「zzzzz」

一方通行(目の前に無防備なさいあいちゃンの寝顔・・・・)ジー

絹旗「zzzzz」

一方通行(クソッ、無駄に心拍数が上がっちまって・・・・)ドキドキ

絹旗「zzzzz」

一方通行(俺は・・・何をしてやがる・・・)

絹旗「zzzzz」

一方通行(俺は・・・・・俺は何のために・・・)

絹旗「zzzzz」

一方通行(さいあいちゃンを怖がらせてまで何のために力を・・・)

絹旗「zzzzz」

一方通行(・・・・)




175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 16:08:24.39 ID:ohxRqy3x0
絹旗「zzzzz」

一方通行(チッ、何をためらってやがる・・・)

絹旗「zzzzz」

一方通行(二万回!たったの二万回で俺はあのふざけたやつらをぶっ潰せる力が手に入るンだ!)

絹旗「zzzzz」

一方通行(そのためにはためらうことなンて許されるわけがねェ、俺は、俺は最強になる!!)

絹旗「zzzzz」

一方通行(・・・・・)ペロ

絹旗「zzzzz」

一方通行(・・・・・・)ペロ

絹旗「zzzzz」

一方通行(くっ・・・・・)ペロ

一方通行(・・・・・)

一方通行「やめだ、こンなのは俺の柄じゃねェ」ボソ

絹旗「zzzzz」




177 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 16:15:37.74 ID:ohxRqy3x0
翌朝

絹旗「ん・・・・・」パチッ

絹旗「ふわぁ・・・・んー」ノビノビ

絹旗「ぐっすり寝ることができました、いい寝覚めです」

絹旗「それに・・・」ペタペタ

絹旗「やっぱりペロペロはされてないみたいですね」

ぐー

絹旗「おっと、さっそくおなかが朝ごはんをほしがっています」

絹旗「顔を洗って朝食の用意をしましょう」

絹旗「今日は何を食べましょうかねー」




178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 16:21:30.09 ID:ohxRqy3x0
屋上

一方通行「目覚めたかァ、ずいぶンとたっぷり寝てやがンだな」

一方通行「さいあいちゃンは朝からチキンは食わねェだろうから無難にトーストかァ?」モグモグ

一方通行「チキンはチキンでうめェンだが」ゴク

一方通行「・・・・って」

一方通行「柄じゃねェと言いながら何で俺はまだ屋上でさいあいちゃンの行動を監視してやがる」

やっぱり朝はトーストですよねー

一方通行「卵があるともっといいよなァ・・・」

一方通行「チッ!!!」

一方通行「クソッ! さいあいちゃンをペロペロすることは俺にはできねェ!」

一方通行「だからこの実験をこれ以上続ける必要は無いってことだ!!」

一方通行「なのに・・・なのになンでさいあいちゃンが気になっちまう・・・・」




180 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 16:28:50.53 ID:ohxRqy3x0
研究所

一方通行「クソッたれがァ!!」ドン

一方通行「何なンだ、何でさいあいちゃンのことが頭から離れねェ!!」

一方通行「何でこンなに落ちつかねェンだ!!」

芳川「あら、何をそんなにイライラしてるのかしら?」

一方通行「ヨシカワァ・・・・いつからそこにいやがったァ・・・・」

芳川「たった今よ」

一方通行「何の用だ?」

芳川「クローンを使った実験を君が断ったおかげで暇をもてあましているから」

芳川「別の方法でレベル6に挑んでいる君の話が聞きたくなったのよ」




184 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 16:35:52.68 ID:ohxRqy3x0
一方通行「ケッ、ンなもンはもうやめた、俺は別の方法でレベル6を目指す」

芳川「クローンを二万体殺害するよりも面倒なのかしら?」

一方通行「てめェにゃ関係ねェ!!」

芳川「・・・・・一方通行」

一方通行「あァ!?」

芳川「何でそんなに泣きそうな顔をしているのかしら?」

一方通行「泣きそう・・・だァ?」

芳川「ええそうよ、今にも涙があふれそうになってるもの」

一方通行「研究のしすぎで頭がイカれちまったか?」

芳川「・・・・そうかもね、きっと私は疲れているんだわ」

一方通行「・・・・」




186 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 16:42:46.84 ID:ohxRqy3x0
一方通行「ヨシカワ」

芳川「何?」

一方通行「どォでもいいことが頭から離れねェ、こンな時てめェならどうする?」

芳川「どんなことかにもよるわね、実験のことだったら気にしないようにするよりは」

芳川「むしろ納得するまで・・・というか飽きるまでやれることをやるわ」

一方通行「・・・・」

芳川「でもこれが人間関係の事だとしたらそうはいかないわね」

一方通行「・・・・」

芳川「相手との間にどういうことがあったかにもよるけど一番大事なのは会話することかしら」

一方通行「・・・面識が無い相手だとしたらどォする?」

芳川「面識が無い?ひょっとして君は誰かに恋をしているのかしら?」

一方通行「なっ!!!なにふざけた事言ってやがるうゥゥゥゥゥ!!!!」

芳川(え?マジで?)




191 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 16:49:33.57 ID:ohxRqy3x0
一方通行「こンの俺が恋だなンてわらっちまえるだろうがァァァァ!!!」

芳川「別に笑うことではないわ、驚くことではあるけどね」

一方通行「なンだとォ・・・」

芳川「君は否定したがっているけれど君だって一人の人間なのだから誰かを好きになっても不思議でないもの」

一方通行「恋・・・・この・・・・俺が・・・・」

芳川「思いもよらないことに君自身が動揺しているみたいね」

一方通行「チッ、この俺がンな程度で動揺なンてするわけねェだろうが!」

芳川「そう、じゃあ立ちっぱなしも何だからそこに座ってコーヒーでも飲みましょう」

一方通行「・・・・」




192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 16:56:56.42 ID:ohxRqy3x0
芳川「なるほど、実験でその子の寝顔を・・・」

一方通行「あァ、ペロペロした」

芳川「その内容だけ考えれば確かに誰も傷つくことは無さそうね」

芳川(統括理事会には馬鹿しかいないのかしら・・・)

一方通行「あァ、だが実際やってみるとどうだ、さいあいちゃンだけじゃねェ」

一方通行「さいあいちゃンの周りの人間も怖がらせちまった」

芳川「君の口からそんな言葉が出てくるとは思ってもみなかったわ」

一方通行「俺に敵意を持たねェ人間まで無差別にブチ殺すつもりはねェンだよ」

芳川「そう、優しいのね」

一方通行「優しいだァ?」

芳川「ええ、だって君はその最愛ちゃんとその子の周りの子達を不安にさせたことを後悔しているでしょう?」

一方通行「・・・・」

芳川「それは紛れも無く優しさというものよ」

一方通行「チッ」




193 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 17:04:38.28 ID:ohxRqy3x0
芳川「君は自分の感情を受け入れがたいようだけど・・・。でも自分でもわかっているでしょう?」

一方通行「・・・・」

芳川「まあ、とりあえずはその彼女と知り合いになることから始めないといけないわね」

一方通行「別にてめェに頼ンじゃいねェよ」

芳川「はあ、実験をやめようと決意したのに彼女の部屋を盗聴していたのでしょう?」

一方通行「ぐっ・・・」

芳川「人間何がきっかけでストーカーになるかわからないものね」

一方通行「で、どうすりゃいい?」

芳川「どうにかして機会を作ってあげるから仲良くなりなさい」

一方通行「仲良くだァ?」

芳川「と、言っても君には難しいでしょうね。とりあえず無理をせずに肩の力を抜いて」

芳川「会話を楽しむことを考えなさい」




196 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 17:13:41.56 ID:ohxRqy3x0
一方通行「会話・・・何の話すりゃいいンだ?」

芳川「君が特殊な環境の中で育ったことは私も知っている。だけど君だって食事をすれば睡眠をとるでしょう?」

一方通行「あァ」

芳川「その子がどんな環境で育ってきたかはわからないけれど何気ない普段の生活の中から話題というのは出せるものよ」

一方通行「・・・・プリンが好きだって言ってたなァ」

芳川「いいじゃない、プリンの話でもすれば」

一方通行「ンなお子様の食べ物なンざ俺が口にするか」

芳川「いきなり相手の好きなものを否定しない。そんなことすれば会話が止まるでしょう?」

一方通行「確かになァ・・・」

芳川「はあ、先が思いやられるわ、とりあえず二人きりで話をするのはまだ早いみたいだから」

芳川「そのあたりは考慮するわね」

一方通行「すまねェ」

芳川(あの一方通行がこんなに想い悩むなんて、世の中何があるかわからないわね)




215 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 18:31:44.45 ID:ohxRqy3x0
芳川「まず相手の女の子の事はどれくらい知っているの?」

一方通行「口で言うよりこのデータを見ろ」

芳川「データ?」

一方通行「あァ、アレイスターの野郎から直々にいただいたもンだ」

芳川「なんていうか無茶苦茶な話ね」

一方通行「それだけふざけた野郎だってことだ」

芳川「とりあえず見せてもらうわね」

一方通行「見たらすぐ返せよ?」

芳川「そんなに警戒しなくても何もしないわよ」




218 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 18:43:21.95 ID:ohxRqy3x0
芳川「・・・・なるほど、彼女も学園都市の被害者なのね」

一方通行「あァ、昨夜実験を中断することを決めた時に改めて隅々までデータを確認した」

芳川「”一方通行の精神性・演算方法の一部を意図的に植え付ける” とんでもないことをしてくれるわね」

一方通行「まさかこンな形で俺とさいあいちゃンにつながりがあるとはなァ」

芳川「そして暗部 ”アイテム” に所属。なんだか目もあてられないわ 」

一方通行「てめェの都合で解釈するンじゃねェ」

芳川「そうね、今の彼女は少しでも笑っている?」

一方通行「同じアイテムの滝壺とは結構仲良くやってるみてェだがな」

芳川「なら少しは望みはありそうだけど・・・」




220 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 18:51:48.36 ID:ohxRqy3x0
一方通行「問題は暗部に所属してるところか?」

芳川「そうね、暗部に所属している以上命のやりとりは当然あるでしょうね」

一方通行「・・・・」

芳川「それに暗部という学園都市の裏の組織にいる以上そこから抜け出すことは容易ではないわ」

一方通行「面倒だな」

芳川「面倒という言葉で片付けられるほど簡単なことじゃないわよ」

一方通行「いっそ暗部組織を全部解体しちまうってのはどォだ?」

芳川「君一人ならそれができるでしょうね、でもそう甘くはないわ」

一方通行「どォいうことだ?」

芳川「暗部を潰されては困る連中はどんな手段を持ってでもそれを阻止するはずでしょ?」

一方通行「それがどォした?」




223 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 19:03:49.71 ID:ohxRqy3x0
芳川「君が実験を中断したであろうことはひょっとしたらもう伝わっているかもしれないわ」

一方通行「・・・」

芳川「まあ、君が学園都市に対して反乱を起こすのなら君が守りたいものを狙うのは当然でしょうね」

一方通行「つまり・・・さいあいちゃンか」

芳川「そこにたどり着く可能性が高いということよ」

一方通行「ちくしょう!!」ドン

芳川「落ち着きなさい。とりあえず今できることを考えましょう」

一方通行「・・・・・」




225 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 19:10:58.77 ID:ohxRqy3x0
アレイスター「あっるぇー?」

エイワス「どうしたんだいアレイスター」

アレイスター「一方通行がさいあいちゃんをストーキングしてないみたいなんだ」

エイワス「なーんだストーキングか」

アレイスター「そう、ストーキングだ」

エイワス「許せるっ!! フルボッコにしてやらああああ!!!」

アレイスター「待て!!待つんだエイワス!」

エイワス「止めるなアレイスター!!さいあいちゃんをストーキング等私にしか許されていないっ!!」

アレイスター「そんなわけないだろう!!いくら君でも許さんぞ!!」

エイワス「なら殺してでも止めてみるんだな!!」

アレイスター「落ち着け!」




226 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 19:20:19.89 ID:ohxRqy3x0
エイワス「なんだ、今はストーキングしてないのか」

アレイスター「そうだ」

エイワス「つまり前はやっていたということだな?」

アレイスター「その通り」

エイワス「屋上へ一方通行を呼び出そうぜ・・・久々に」アレイスター「いい加減にしなさい」

エイワス「正直すまんかった」

アレイスター「うむ、一方通行のやつさいあいちゃんをペロペロするつもりなら四六時中行動を監視するはずなんだ」

エイワス「それをやらなくなったってことかい?」

アレイスター「どうやらそうみたいなんだ」

エイワス「つまり・・・・さいあいちゃんが好みじゃなかったってことじゃないか?」

アレイスター「おお!そういうことか!!」

エイワス「やつは幼女にしか興味が無いと言ったのは君じゃないか」

アレイスター「そうだったな」




228 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 19:24:32.95 ID:ohxRqy3x0
エイワス「一方通行がレベル6を諦めたのは君のプランに狂いが生じるだろうが」

エイワス「さいあいちゃんから危機が去ってよかったじゃないか」

アレイスター「ああ、正直ほっとしている」

エイワス「よし、それじゃあ今日はお祝いにさいあいちゃんのちょっとエッチな画像でも漁ろうじゃないか」

アレイスター「流石エイワス、わかってるな」

エイワス「もうブラクラはごめんだぞ?」

アレイスター「任せておけ」




232 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 19:34:20.74 ID:ohxRqy3x0
一方通行「で、俺とさいあいちゃンが知り合うきっかけを作るって言ってたが具体的にどうるすンだ?」

芳川「どうやって彼女とコンタクトを取るかはこれから考えるけど実験に協力してもらうつもりよ」

一方通行「実験?」

芳川「そうよ」

一方通行「何の実験だ?」

芳川「まあいろいろやりようはあるわ」

一方通行「危ないことじゃねェだろうな?」

芳川「そんなことするわけないでしょう?」

一方通行「研究者ってのは信用できねェンだよ」

芳川「ま、大船に乗ったつもりでいなさい」

一方通行「泥舟じゃねェだろうな?」

芳川「もちろん違うわよ」




234 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 19:44:48.53 ID:ohxRqy3x0
数日後

絹旗「滝壺さんのストーカー疑惑もあの後何事もありませんでしたし、今日も映画を観に行きましょうかね」

絹旗「でも最近 ”アイテム” の仕事も碌なのがないんですよねー」

絹旗「研究所の警備とかで行ってみたらお菓子食べてテレビ見て終わりとか」

絹旗「侵入者の撃退と聞いていたのに行ってみたら野良猫を追い払うとか」

絹旗「麦野は最初からやる気無くて雑誌読みふけったりしますし」

絹旗「フレンダは無駄にはりきって大げさなトラップを仕掛けようとして麦野に怒られるし」

絹旗「結局私と滝壺さんでのんびりとお仕事をするはめに・・・」

絹旗「滝壺さんが輝いているからそれはそれでいいんですけど何か違うんですよねー」

絹旗「ひょっとして私たち ”アイテム” がお払い箱になるということでしょうか・・・・」

絹旗「・・・・・」




236 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 19:51:46.20 ID:ohxRqy3x0
絹旗「もう少し、このつまらない日常をそれなりに過ごせると思ったんですけどね・・・」

絹旗「やはりいつかはこういう日が来るんですね」

絹旗「はあ・・・・」

絹旗「一度世界の映画を現地の映画館で観たかったですね・・・」

芳川「あ、そこのあなたちょっといい?」

絹旗「??? 私ですか?」

芳川「そう、あなたよ」

絹旗「・・・・」

絹旗(早速・・・ですかね・・・・)

芳川「どうかした?」

絹旗「いえ、私に何か用でしょうか?」




239 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 19:57:26.13 ID:ohxRqy3x0
芳川「あなた映画好きよね?」

絹旗「え?」

芳川「ああごめんなさい、映画館に一人でいるものだから映画が好きだと思っちゃったの、違った?」

絹旗「いえ、確かに私は映画が好きですけどそれがどうかしましたか?」

芳川「あ、やっぱり映画好きなのね、よかったわ」

芳川「突然だけど今度学園都市で新しく開発された映像プレイヤーのモニターになってほしいのよ」

絹旗「はい?モニターですか?」

芳川「ええ、そうよ」




240 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 20:04:12.87 ID:ohxRqy3x0
絹旗「どんなやつなんですか?」

芳川「市販のHDDレコーダーより少し小さいくらいなんだけど・・・少し時間ある?」

絹旗「はい、上映時間まであと15分ですので5分くらいなら」

芳川「それだけあれば十分ね、ちょっとこっちに来てもらえる?」

絹旗「・・・はい」

絹旗(もし私を始末するなら一番手っ取り早いのは・・・毒ガスでしょうかね)

芳川(流石暗部だけあって警戒心が強いわね、下手な動作をすれば怪我させられそう)



絹旗「これは・・・」

芳川「最新式のホログラフムービープレイヤーよ」

絹旗「すごい、もっと大げさなものになるかと思っていましたがパソコンくらいの大きさなんですね」

芳川「そうよ、一般に流通するのは何年も先のことになるからまだ試作段階なんだけど」

絹旗「これはすごいですね・・・」

芳川「これまでの作品も全て自動で3Dに変換してくれるすぐれものよ」




242 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 20:12:32.77 ID:ohxRqy3x0
絹旗「えっと、今流れてる作品って白黒のものですよね?」

芳川「こういうところに気づくなんてすごいわ、あなた本当に映画が好きなのね」

絹旗「いや、それほどでも」エヘヘ

芳川「このプレイヤーは機械が自動で最適な色彩を表現してくれるのよ」

絹旗「超すごいです・・・」

芳川「もちろん今までどおりテレビにつなげて2Dでも楽しめるわよ」

絹旗「最高じゃないですか!!」キラキラ

芳川「それじゃあモニターになってもらえるかしら?」

絹旗「喜んで!!」

芳川「じゃあ観たい映画が終わったらまたいらっしゃい。ここで待ってるわね」

絹旗「はい!」




245 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 20:30:37.58 ID:ohxRqy3x0
絹旗「やったー!超たのしみですー!」ウキウキ

芳川「あんなにはしゃいじゃうなんて、一方通行が好きになるのも無理ないわね」

芳川「顔立ちも整ってて元気が良い、是非一方通行を引っ張っていってほしいものね」

芳川(でも彼女小学生に見えなくもないのよね・・・ひょっとしたら彼は・・・)

一方通行「うまくいったみてェだな」

芳川「ええ、すごく喜んでいたわ」

一方通行「偽造した保険証使って年齢詐称して映画観るくらいだからなァ、こいつにゃ目がくらむだろ」

芳川「君にも彼女と一緒にモニターになってもらうけどくれぐれも作品をけなしたりはしないでね?」

一方通行「そいつァ保障できねェ」




248 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 20:39:08.89 ID:ohxRqy3x0
芳川「ひとつ間違えたら本末転倒なのよ?」

一方通行「落ち着け、確かにさいあいちゃンは映画が好きだ」

芳川「なら・・」

一方通行「だがつまらねェものはつまらねェとはっきりと言うタイプだ」

芳川「そうなの?」

一方通行「俺が初めてペロペロした時なンざ映画館の中で無防備に寝てやがったからな」

芳川「わかりやすい意思表示ね」

一方通行「だろ?」

芳川「それじゃあ観に行った映画がつまらなかったらすぐに戻ってくるかもしれないわね」

一方通行「そうなるな」




250 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 20:46:36.12 ID:ohxRqy3x0
上映中

絹旗「うーむ・・・・」

絹旗「これはどう見てもドラキュラでは無いと思うのですが・・・」

絹旗「普段はさえないサラリーマン、だが満月の光を浴びるとドラキュラとなって町に巣食う悪を成敗するのだ!」

絹旗「なんですかその狼男っぽい設定は・・・」

絹旗「ドラキュラになるために変身ベルトが必要とか変に日本の特撮の影響受けてますね」

絹旗「これもうひどすぎます・・・・」

絹旗「ちょっと監督出てこいや」




253 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 20:58:34.65 ID:ohxRqy3x0
芳川「ところで君の名前は何て紹介するの?」

一方通行「あン?」

芳川「彼女は君にいい印象を持っていないと思うけど?」

一方通行「・・・・知るか」

芳川「そう」

一方通行「まだお互いに顔を合わせて話をしたことがねェンだ、印象なンざいくらでも覆してやる」

芳川「たいした自信ね」

一方通行「学園都市第一位の頭脳をなめンじゃねェ」


絹旗「はあ・・・期待しただけにがっかりです・・・」トボトボ


芳川「あら」

一方通行「どうやらつまらなくて途中で出てきちまったみてェだな」




256 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 21:07:58.14 ID:ohxRqy3x0
芳川「おかえりなさい、随分と早かったのね」

絹旗「期待してたのが超つまらなかったんですよ・・・」

一方通行「災難だったなァ」

絹旗「ええそれは・・・えっ!?」

一方通行「・・・・」

一方通行(ヒャッハアアアアアア!!!生さいあいちゃンかわええええええ!!!!)

芳川「この髪じゃ驚くのも無理は無いわね、彼はあなたと同じでこのプレイヤーのモニターになってくれるの」

絹旗「あ、えとえと、驚いてごめんなさい」ペコ

一方通行「気にすンな、誰だってそンなもンだ」

絹旗「私は絹旗最愛って言います。よろしくお願いします」

芳川「私は芳川よ、よろしくね絹旗さん」

一方通行「俺は一方通行だ」

絹旗「え!?」




259 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 21:18:40.81 ID:ohxRqy3x0
絹旗「あ、一方通行・・・・」

一方通行「あン?」

一方通行(さいあいちゃンが目の前にさいあいちゃンが目の前にさいあいちゃンが目の前に)

芳川「学園都市第一位だし有名人なのかしら?」

絹旗「いえ・・・」

絹旗(第一位、まさか私を消すために・・・考えすぎかもしれませんが・・・)

芳川「絹旗さんの都合がよければこの後私の研究室でこのプレイヤーの説明をさせてもらいたいんだけど」

芳川「都合はどうかしら?」

絹旗「え、えっと・・・」

絹旗(第一位がそのつもりなら私はとっくに・・・今は焦らずに第一位が何を考えているか確かめるほうが先かもしれません・・・)

芳川「都合悪い?」

絹旗「いえ、是非よろしくお願いします」




261 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 21:29:37.30 ID:ohxRqy3x0
芳川「それじゃあ車で移動するからちょっと待っててもらえる?」

絹旗「・・・はい」

絹旗(こっそりみんなにメールを送りたいところですが・・・)チラ

一方通行「これ運べばいいのか?」

芳川「そうよ、この箱に入れてその台車に乗せて運ぶわ」

絹旗(一方通行は私の事を気にする様子もない・・・そういうふりをしているだけかもしれませんが・・・)

芳川「絹旗さん」

絹旗「あ、はい」

芳川「このテーブルをこっちに寄せるからそっちを持ってもらえる?」

絹旗「あ、はい」

一方通行「これでいいのか?」

芳川「ええ、それでいいわ、そのまま駐車場までお願いね」

一方通行「あいよ」




263 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 21:39:46.11 ID:ohxRqy3x0
車内

芳川「車の中って熱くなるから嫌なのよね」

一方通行「そういうもンだろォが」

絹旗「・・・・」

絹旗(第一位は助手席、芳川さんは運転席、後部座席には私一人だけ・・・)

芳川「絹旗さん、暑くないかしら?」

絹旗「え?あ、あのあの」

一方通行「遠慮すンな、熱けりゃクーラー入れてやる」

絹旗「あ、お、お願いします・・・」

一方通行「ン」ピッ

芳川「私の車なんだけど?」

一方通行「構わねェだろ?」

芳川「そうね」




264 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 21:49:45.40 ID:ohxRqy3x0
芳川「あーすずしー」

一方通行「文句言うくせに堪能してンじゃねェか」

芳川「いいでしょう?私の車なんだから」

芳川(それにしても絹旗さんなんか硬くなってるわね、緊張しているのかそれとも警戒しているのか・・・)

一方通行「・・・・・」

一方通行(後ろにさいあいちゃン・・・やべェ心拍数が跳ね上がってきちまった・・・)ドキドキ

絹旗「・・・・・」

絹旗(こっそりと・・・悟られないように・・・・皆にメールを送らなくては・・・・)

絹旗(焦らず・・・・慎重に・・・・)カチカチ

芳川「ねえ絹旗さん」

絹旗「あ、はい!」ビクッ

芳川「あらあらどうしたの?そんなに驚いちゃって」

絹旗「え?あはは、こう学園都市で乗用車に乗る機会なんてそうありませんから緊張しちゃってですね・・」アハハ

絹旗(くぅ、さすがに自分の命がかかると冷静ではいられませんね)ドキドキ




266 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 21:56:50.43 ID:ohxRqy3x0
エイワス「さいあいちゃんかわいいなー」

アレイスター「さいあいちゃんだからなー」

エイワス「そういえばアレイスター」

アレイスター「何だい?」

エイワス「さいあいちゃんに暗部という危険なことをさせているのは本当かい?」

アレイスター「フゥーハハー、残念ながら事実だったよエイワス」

エイワス「オーケー、覚悟はできているだろうな?」

アレイスター「時に落ち着けエイワス!」

エイワス「落ち着いてられるか!」

アレイスター「待て待て待て待て!アイテムは解散させるつもりでいるから!!これガチだから!!」

エイワス「本当かい?」

アレイスター「本当だ!もうさいあいちゃんに血なまぐさいことはさせない!!」




269 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 22:03:00.06 ID:ohxRqy3x0
エイワス「だが他の暗部の連中が良く思わないんじゃないか?」

アレイスター「そう言うと思ったよエイワス」

エイワス「その自信に満ちた顔はすでに対策をしてあるということかい?」

アレイスター「ああ、学園都市の暗部は全部解体する」

エイワス「え?いいの?」

アレイスター「うん、別にいなくても困らないし」

エイワス「じゃあ何のためにあったの?」

アレイスター「・・・・」

エイワス「・・・・」

アレイスター「細けぇこたあいいんだよ!」

エイワス「細かくねぇわ!!」




270 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 22:08:07.08 ID:P8MkSo9G0

      | |       ∧_∧
     ヽ  _  /  (´<_`  ) 流石だな、アレイスター
     ( 、 ゝ,)    /   ⌒i 
      ∨ ̄∨        | |




273 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 22:12:40.58 ID:ohxRqy3x0
芳川「さ、着いたわよ」

一方通行「意外と道路空いてたな」

芳川「私の日ごろの行いがいいからかしら?」

一方通行「ンなわけねェだろォが」

芳川「じゃあ君の行いがいいの?」

一方通行「なおさら無ェだろ」

芳川「そう、じゃあ悪いことばかりしてるのかしら?」

一方通行「さァな」ニヤァ

絹旗「!!!」ゾクッ

絹旗(こわい・・・この笑顔の裏・・・赤い瞳ということもあるのでしょうか・・・殺気が滲み出ています)

一方通行(さいあいちゃンと映画鑑賞さいあいちゃンと映画鑑賞さいあいちゃンと映画鑑賞)




275 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 22:22:55.26 ID:ohxRqy3x0
ガチャッ

芳川「絹旗さん、適当に座ってて」

絹旗「あ、はい失礼します」

絹旗(ポケットの中で操作しましたからうまく送れているかわかりませんが・・・)

絹旗(みんなは私の送ったメールに気づいてくれたでしょうか・・・)

一方通行「で、これどォすンだ?」

芳川「こっちに設置するわ。箱から出して」

一方通行「へいへい」

絹旗(黙っていては警戒しているのがバレてしまいますね・・・)

絹旗「あの、どうしてあんなところにこのプレイヤーを設置していたんですか?」

芳川「よく映画を観る人にモニターをお願いしたかったからよ」




279 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 22:33:08.24 ID:ohxRqy3x0
絹旗「でも、よくあんなところにプレイヤー設置できましたね」

芳川「映画館と言っても商業施設の一部でしょう?あのくらいなら販促イベントやるよりも許可は降りやすいわよ」

絹旗「そういうものなんですか?」

芳川「ええ、キャッチセールスやるわけじゃないし映画に関するものでしょう?」

芳川「そこの人たちにもモニターになってもらうことで話をつけたわ」

絹旗「それにしても・・・」キョロキョロ

絹旗「私と・・・その・・・」一方通行「一方通行でいい」

絹旗「あ、はい、私と一方通行の二人だけなんですか?」

芳川「他にも何名かモニターになってもらっている人はいるんだけど既に自宅でモニターしてもらってるのよね」

絹旗「ってことは私たちも明日以降は自宅でモニターということですか?」

芳川「そうなるわ、今日のところは使い方の説明をするのと実際に映画を観てもらうためにここに来てもらったのよ」

絹旗「超理解しました」




282 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 22:47:01.96 ID:ohxRqy3x0
一方通行「これでいいか?」

芳川「ええ、ばっちりよ」

絹旗(窓は・・・飛び降りることはできそうですね、いざとなればあそこから脱出しますか)

絹旗(脱出できれば・・・ですけどね・・・)

絹旗「あの、お二人は知り合いなんですか?」

一方通行「知り合いか?」

芳川「うーん、私の研究に付き合ってもらっているというのが正直なところね」

絹旗「あ、そうなんですか」

絹旗(一方通行の能力を研究している・・・悪い予感しかしませんね)




285 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 22:56:15.58 ID:ohxRqy3x0
ブランドショップ

麦野「三人で買い物って何か珍しいわよね」

フレンダ「そうそうジャージしか着ないからこの売り場で浮いてるわけよ」

滝壺「失礼な、私だってほしいものはある」

麦野「フレンダの言うことなんて気にしなくていいわよ。着たいもの着ればいいんだから」

フレンダ「でも滝壺っておしゃれしたら結構似合いそうなわけよ」

滝壺「そう?」

麦野「そうね、素材は悪くないんだからたまには違った格好してみるのもいいんじゃない?」

滝壺「うーん・・・おや?」

麦野「どうした?」

滝壺「きぬはたからメールが来てる」

フレンダ「おや、私も」

麦野「ってことは・・・あ、私にも来てる」




287 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 23:03:49.13 ID:ohxRqy3x0
麦野「・・・・」

フレンダ「・・・・」

滝壺「・・・・」

麦野「ピン子です?」

フレンダ「大地医とくるみで井戸中?」

滝壺「楽観視されてます奇を浸けて桑菜?」

麦野「・・・・」

フレンダ「・・・・」

滝壺「・・・・」

麦野「どういうことかしら?」

フレンダ「うーん・・・メールってこれだけよね?」

滝壺「うん、他にはきてないみたい」




292 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 23:16:13.92 ID:ohxRqy3x0
麦野「何がなんだかさっぱりね」

フレンダ「ま、気にしてもしょうがないわけよ」

滝壺「何かあったらまた連絡が来ると思う」

麦野「そうね」

フレンダ「じゃあ気にせずに買い物を続けるわけよ」

滝壺「次はあっちに行きたい」

麦野「いいわね」

フレンダ「お、結構いい雰囲気」




297 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 23:25:25.73 ID:ohxRqy3x0
芳川「それじゃあこのプレイヤーの使い方を説明するわね?」

絹旗「はい」

絹旗(うぅ、蛇ににらまれた蛙状態です・・・超緊張しちゃいます・・・)

一方通行「・・・・」

一方通行(俺の隣にさいあいちゃン俺の隣にさいあいちゃン俺の隣にさいあいちゃン)

一方通行「・・・」チラッ

絹旗「えと、そのボタンは何ですか?」

芳川「あ、これ?こうやってホログラフを映し出すためのものよ」ピッ

絹旗「使い方は従来のレコーダーとそれほど変わりがなさそうですね」

芳川「将来は一般家庭に流通するものだからそこはもちろん考えてあるわ」

絹旗「技術がここまで進むなんてさすが学園都市ですね」

一方通行「・・・・」

一方通行(あのほっぺたペロペロしてえェェェェ!!)




300 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 23:34:33.63 ID:ohxRqy3x0
芳川「じゃあ実際に映画を観ましょうか」

絹旗「はい」

絹旗(このプレイヤーは魅力的ですが今は自分の命を守ることを考えませんと・・・)

一方通行「何観るンだ?」

芳川「わからないわ、何せ適当に借りてきたものだもの」

一方通行「だとよ?」

絹旗「い、いえ私にはこだわりがありませんから」

芳川「そうなの?」

絹旗「はい!もうとにかく色々観ておもしろかったらいいなって感じですから」アハハ

一方通行「つまらなかったらつまらないって正直に言っていいからな?」

絹旗「わ、わかりました」

芳川「じゃあ再生するわね?」




303 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 23:40:21.31 ID:ohxRqy3x0
二十分後

芳川「・・・・・」

芳川(特に言葉にすることも無いわね・・・)

絹旗「・・・・・」

絹旗(二人はどうやら映画に集中している様子・・・私をどうにかするのが目的ではないのでしょうか・・・)

絹旗(いえいえ油断は禁物です・・・ここは最後まで気を緩めることはできませんね)

一方通行「・・・・」

一方通行(まさかさいあいちゃンと一緒に映画を観れるなンてなァ・・・)

一方通行(ヨシカワ・・・てめェやるじゃねェか・・・)




304 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 23:41:56.62 ID:gRB2uiQJ0
一方通行一途すぎ可愛いな…




309 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/06(土) 23:55:14.02 ID:ohxRqy3x0
芳川「・・・・終わったわね」

芳川(なんてつまらないのかしら、こんなにつまらないものを絹旗さんはよく我慢して観てくれたわね)

絹旗「超すごい技術ですね、映画の内容よりも技術のほうに目が奪われてしまいました」

絹旗(気を張りすぎて映画どころじゃありませんでした・・・)

一方通行「俺は絹旗が途中で席を立つもンだと思ってたがそうでもねェンだな」

絹旗「いやあ、これほどの技術を目の当たりにしたら映画の内容は頭に入りませんよー」アハハ

絹旗(かなり気軽に話しかけますね、警戒心を解こうというのでしょうか)

芳川「さて、少しお茶でも飲みながら感想を聞かせてもらおうかしらね」

芳川「絹旗さん、プリンは好き?」

絹旗「えっ?あ、好きです」

芳川「じゃあ悪いけど運ぶの手伝ってもらっていい?」

絹旗「あ、はい、お手伝いします」

芳川「ありがとう」

一方通行「俺は何もしなくていいのか?」

芳川「そうね、お茶運ぶの手伝ってもらうわ」




315 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 00:08:15.03 ID:5RwyvRSK0
芳川「絹旗さんあはコーヒーと紅茶どっちにする?」

絹旗「あ、紅茶お願いします」

芳川「ミルクと砂糖は?」

絹旗「えと、ひとつずつください」

芳川「ひとつずつね、わかったわ」

芳川(やっぱりこれは緊張というより警戒か、この分だと映画もろくに観てなさそうね)

絹旗「・・・・」

絹旗(自白剤でも入れられてしまうのでしょうか・・・超不安です・・・)

芳川「その冷蔵庫の中にプリンが入っているから運んでもらっていいかしら?」

絹旗「はい、わかりました」

ガチャッ

絹旗「えーっと・・・ん?」




318 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 00:15:24.22 ID:5RwyvRSK0
絹旗「このプリン・・・あの映画館の近くのやつじゃないですか」

芳川「ええそうよ、昨日買ってきたの。絹旗さんも食べたことある?」

絹旗「はい、これ超大好きなんですよ」ニコ

一方通行「よかったじゃねェか」

絹旗(でも口に入れるのは抵抗がありますね・・・)

一方通行(さいあいちゃンの笑顔来たあァァァァァァ!!!!)

芳川「一方通行、こっち運んでもらえる?」

一方通行「ン」カチャ

芳川「お願いね」

芳川(さて、絹旗さんはプリン食べてくれるかしら・・・)




321 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 00:31:56.86 ID:5RwyvRSK0
絹旗「おや、このプリンどれも微妙に味が違うやつですね」

芳川「一応三種類買ってきたのよ」

絹旗「どれか好きな味ありますか?」

芳川「特にはないわ」

一方通行「俺もだ」

芳川「個人的にはそれぞれの味を楽しみたいから三つとも三等分したいわね」

絹旗「それいいですね」

一方通行「分けンのか?」

芳川「そうよ、このお皿に・・・」カチャカチャ

絹旗「おお、このぷるんとした感じがまたいいですね」

絹旗(これで私だけ何かが入っているプリンを口に入れる心配はなくなりましたか・・・)

絹旗(ひょっとしたらペロリストの時のように私が勘違いしているだけなのかもしれませんね・・・)

絹旗(ですが油断は禁物です。完全に安心できるまでは超警戒です)




322 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 00:37:22.45 ID:5RwyvRSK0
芳川「絹旗さん、好きなの選んでちょうだい」

絹旗「はい、ではこれにします」カチャ

芳川「じゃあ私はこれね」カチャ

一方通行「同じじゃねェのか?」

芳川「気分の問題よ」パク

芳川「うん、おいしいわ」

一方通行「ン」パク

一方通行「あめェ」

絹旗(二人が食べましたから私が食べても問題なさそうですね)

絹旗「プリンが甘くなかったら超詐欺じゃないですか」パク

一方通行「甘いもン食べるとしょっぱいもンを口にいたくなンだよなァ」

芳川「わからなくはないわ」

絹旗「私は甘いものだけでいいです」ホワー

一方通行(さいあいちゃンが和ンでらっしゃる・・・最ッ高じゃねェか・・・)




328 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 00:52:29.48 ID:5RwyvRSK0
一方通行「で、プリンに良し悪しなンてあンのか?」

絹旗「愚問ですね一方通行」

一方通行「ってェと?」

絹旗「プリンをただ甘いだけのお菓子だと思っているんですか?」

一方通行「正直違いがわからねェ」

絹旗「むう、是非食べ比べながら教えてあげたいところですがさすがに今日は無理ですね」

一方通行「甘さ控えめがいいンだけどな?」

絹旗「まかせてください、そのあたりもきちんと考慮しますよ」

芳川「味覚は人それぞれだものね」

一方通行「お礼にブラックコーヒーの良し悪しを教えてやろうかァ?」

絹旗「超遠慮させていただきます」

一方通行「そう言うと思ったぜ」




329 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 01:05:12.04 ID:5RwyvRSK0
芳川「絹旗さんはプリンがすごく好きなのね」

絹旗「え?わかります?」

一方通行「わからねェとでも思ってンのか?」

一方通行(プリンを食べてるさいあいちゃンを見ているだけで満たされちまうぜェ)

絹旗「プリンがおいしいんだからしょうがないですね」フンス

芳川「喜んでもらえてうれしいわ」

芳川(プリンが好きだと聞いておいてよかったわ、絹旗さんも段々気持ちが緩んできたみたいだし)

芳川(このまま少しお話して今日はお開きにしておこうかしら)

絹旗「何か初対面なのにそう言われると照れますね」エヘヘ

芳川「これからも何度か顔を合わせることになるのだから少しでも打ち解けておきたいの」

芳川「迷惑だったかしら?」

絹旗「い、いえいえ、おいしいプリンもご馳走になりましたし最新のプレイヤーも使うことができるんですから至れり尽くせりですよ」




332 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 01:16:54.50 ID:5RwyvRSK0
絹旗「おっと、少し長居してしまいましたね。そろそろお暇します」

芳川「プレイヤーの方はどうする?自分で持って帰れる?」

絹旗「はい、ケースか何かありますか?」

一方通行「肩にかけるやつでいいならこれだな」

絹旗「ありがとうございます、これなら持って帰れそうですね」

芳川「帰る前に私の連絡先を教えておくわ、何かあったら連絡してね」ピッ

絹旗「はい、では私の連絡先も」ピッ

一方通行(ここで俺も、といきてェところだがまだ我慢だ、今はその時じゃねェ)

芳川「また何かお願いすることがあったら連絡するわね」

絹旗「わかりました。ではプリンご馳走様でした」ペコ

一方通行「またな」




334 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 01:24:27.52 ID:5RwyvRSK0
芳川「どう?愛しの絹旗さんとお話できた気分は」

一方通行「正直もっと話してェ」

芳川「焦ってはだめよ、彼女私たちを警戒していたようだからあれ以上はちょっと辛いわね」

一方通行「あァ、暗部にいるってこともあンだろォな」

芳川「それに君のこともね」

一方通行「・・・」

芳川「今日の調子、と限定するつもりはないけど少しずつお互いに会話を楽しめるようになれればいいわね」

一方通行「あァ」

芳川「焦ってペロペロなんてしたらもう覆すことはできないから気をつけるのよ?」

一方通行「何度かペロペロしようと思っちまった」

芳川「はあ、もう少し心を落ち着けられるように努力することが必要ね」

一方通行「安心しろ、学園都市第一位の頭脳に不可能はねェ!」

芳川(とてもじゃないけど安心できないから言ってるのよね・・・)




337 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 01:33:56.17 ID:5RwyvRSK0
絹旗「GPS、GPS・・・」ピッピッ

絹旗「おや、案外近いじゃないですか、これなら歩いて帰れる距離ですね」

絹旗「まさか第一位が・・・あの一方通行本人が私の目の前に現れるなんて・・」

絹旗「超どっきどきでした、マジで命狙われてるものだとばかり・・・」

絹旗「結局は今回も私の思い過ごしだったんでしょうか?」

絹旗「もしかしたらこのプレイヤーに何か仕掛けられてしてアイテムを一網打尽にするつもりとか・・・」

絹旗「うーん、考え出したらキリがありませんね、ひとまずこれはコインロッカーにでも預けるとして」

ムギノンムギノンムギムギムギノン♪

絹旗「おや、麦野からですか」ピッ

絹旗「もしもし、麦野ですか?」

絹旗「ええ はい そうですよ はい へー   えっ!?」

絹旗「そんな・・・ ”アイテム” が解散ですか?」




339 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 01:39:28.74 ID:5RwyvRSK0
滝壺「やはりぺろりすとは一方通行だったのか、このろりこんめ!」

滝壺「レベル6への実験から一転きぬはたと仲良しルートを模索する一方通行」

滝壺「一方通行はきぬはたと仲良くなれるのか?そして突然告げられたアイテムの解散」

滝壺「これからきぬはたの身に何が起こるのか、ここで専門家の意見を聞いてみようと思う」

滝壺「と、いうわけでどうなの?あれいすたー」

アレイスター「そうですね、私がペロペロします」

滝壺「なるほど、ではえいわすはどうなると思う?」

エイワス「私がペロペロする」

滝壺「ありがとう、私はもうなんかだめだめなあれいすたーとえいわすを応援できない」

滝壺「それでは次をお楽しみに、またね」




404 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 09:45:14.05 ID:5RwyvRSK0
絹旗がプリンを食べている頃

麦野「これ滝壺に合うんじゃない?」

滝壺「そう?」

フレンダ「たまにはスカート穿いてみるのもいいわけよ」

滝壺「むぅ、ちょっと恥ずかしい」

麦野「さ、試着してきなさい」

滝壺「うん」

フレンダ「上着はこれとか合うんじゃない?」

麦野「そうね、あとはこんなのでもいいかもね」

オシゴトノデンワダニャーン♪

麦野「うわぁ・・・」

滝壺「この着信音は電話の女だね」

フレンダ「せっかく買い物を楽しんでるのに水を差してくれるわけよ」




407 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 09:51:48.26 ID:5RwyvRSK0
麦野「チッ」ピッ

電話の女「もしもーし、元気にしてるかーい?」

麦野「何だよ、うちら今買い物してんだけど?」

電話の女「そうカリカリすると小じわが増えるわよ?」

麦野「こちとらてめぇみてぇにそういうこと気にする年齢じゃねえんだよ」

電話の女「ふっふっふー、毎日のケアをしっかりとしているこの美肌にそんな隙は全く無いわ」

麦野「切るぞ?」

電話の女「待て待て待て、せっかちさんはこれだから困るのよ」

麦野「いいからさっさとしろ、こっちはてめぇの声なんざ一秒たりとも聞きたくないんだよ」

電話の女「まあそう言いなさんな、とにかく重大なニュース速報をお知らせするよん?」

麦野「はいはい」

電話の女「”アイテム” 解散します」

麦野「・・・・え?」




408 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 10:02:30.57 ID:5RwyvRSK0
電話の女「解散です」

麦野「海産?」

電話の女「はっはっは、伝わりにくいボケをかますあんたにわかりやすく言ってやろう」

電話の女「”アイテム”はもうなくなります。つまりあんたらはたった今から無職ってわけだ」

麦野「で?」

電話の女「で?って?」

麦野「散々裏家業で働いてきた私たちをこのままにしておく学園都市じゃないだろ?」

電話の女「って思うでしょ?」

麦野「当然でしょ」

電話の女「なんと、暗部組織全てが解散することになりました」

麦野「は?」




410 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 10:10:48.92 ID:5RwyvRSK0
電話の女「どういういきさつがわからないけどあんたらと同じようなことしてた連中も一緒に無職です」

麦野「なんでそんなことになっちゃったの?」

電話の女「私が教えてほしいくらいだ。そのおかげで私もこの楽な仕事がなくなっちゃってげんなりしてんのよ」

麦野「再就職は難しいぞー?」

電話の女「え?既に再就職決まってるけど?」

麦野「チッ」

電話の女「おい、舌打ちすんな」

麦野「一度くらい路頭に迷えばいいのに」

電話の女「お断りだ」

麦野「で、うちらこれからどうすればいいわけ?」

電話の女「学校に通えば?」

麦野「今更か?」

電話の女「ま、退職金も出るみたいだししばらくじっくり考えるのね」

麦野「へいへい」




412 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 10:18:31.16 ID:5RwyvRSK0
現在に戻る

絹旗「えー、今更学校に通うんですか・・・ あ、はい」

絹旗「わかりました、とりあえず一度そちらに合流しますんで では」ピッ

絹旗「あれー?あれれー?」

絹旗「暗部が全て解散ってことは私は第一位に命を狙われる必要は無いわけで・・・」

絹旗「////////」カァァ

絹旗「ぎゃあああああ!!超はずかしいですうううう!!!」

絹旗「芳川さんいろいろ疑って超ごめんなさいです・・・」

絹旗「ま、いいや、早いとこいつものファミレスに行くとしましょう」




416 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 10:58:31.98 ID:5RwyvRSK0
ファミレス

絹旗「超お待たせしました」

麦野「待ってたわ、そこに座って」

絹旗「はい」

麦野「さて、全員揃ったところで会議を始めます」

滝壺「司会はむぎの、書記は私。会計はふれんだ」

フレンダ「え?」

絹旗「フレンダ、ごちそうさまです」

フレンダ「ちょっといきなり何を」麦野「静かにしなさいフレンダ、まじめな話をするのよ?」

フレンダ「あ、はい。静かにするわけよ」

フレンダ(あれ?麦野も滝壺も珍しくファミレスで食事してると思ったら・・こういうこと?)

絹旗「私には役職無いんですか?」

滝壺「きぬはたは解説をしてもらう」

絹旗「わかりました」




417 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 11:05:04.65 ID:5RwyvRSK0
麦野「こほん、それじゃあ絹旗には電話で伝えたと思うけどもう一度言うわね」

麦野「”アイテム” 含めて学園都市の暗部全てが解散、私たちはめでたく無職となりました」

滝壺「おー」パチパチ

絹旗「唐突ですよねー」パチパチ

フレンダ「拍手するとこ?」

麦野「電話の女が言うには退職金も出るらしいわよ?」

滝壺「これはありがたい」

フレンダ「いくらくらい出るのかな、まああまり期待はできないわけだけど」

絹旗「それで、私たちこれからどうします?」

麦野「学校に通うのもいいんじゃない?そうすれば奨学金もらえて生活はできるわけだし」

滝壺「学校・・・・」

絹旗「はあ、超今更って感じですけど・・・」

フレンダ「それも悪くないかもしれないわけよ」




419 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 11:18:30.03 ID:5RwyvRSK0
麦野「正直今更学生生活なんてできる気がしないのよね」

滝壺「でも、やってみたい」

絹旗「明るく楽しい青春ってやつですよね、あこがれますね」

フレンダ「むー・・・」

フレンダ(ってことはフレメアと一緒に暮らすことができるわけで・・・)

フレンダ(実入りは少なくなるだろうけどそれが一番いいのかもね)

麦野「退職金もらってそれを元手に会社でも起こそうかしら」

フレンダ「この学園都市で?」

麦野「うーん・・・難しいわね」

滝壺「お弁当屋さんやりたい」

絹旗「お弁当ですか?」

滝壺「うん、ご飯は誰でも食べるから需要はあると思う」

麦野「確かにこの町は230万人の学生がいるわけだから有りかもしれないわね」




422 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 11:29:15.25 ID:5RwyvRSK0
フレンダ「でも利益率とか考えると結構面倒なわけよ」

滝壺「そこはできる範囲でやろうと思う」

絹旗「お弁当ってどうやっても飽きがきますからいろんなところの食べたくなりますよね」

滝壺「車で運ぶ移動販売形式にすればいろんなところに売りにいける」

麦野「商いは足で稼ぐってやつね」

フレンダ「滝壺は料理がうまいから味は期待できそうなわけよ」

滝壺「えへへ」

麦野「うまくいくかはやってみなきゃわからないけどまずは学校に通いなさい」

滝壺「うん、そうする」

フレンダ「焦って起業する必要もないわけよね」

絹旗「滝壺さんがやるなら私はいつでも手伝いますからね?」

滝壺「ありがとうきぬはた」




423 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 11:35:11.51 ID:5RwyvRSK0
滝壺「でも学校に通うって言ってもどうすればいいんだろう?」

絹旗「いきなり学校に行って通学させてくださいは無理でしょうし・・・」

麦野「退職金うんぬんでまた連絡が来るはずだからその時に聞いてみるわ」

フレンダ「ま、なるようになるわけよ」

フレンダ(フレメアに毎日ご飯作ってあげてー、一緒に買い物に行ったり遊んだり・・・)

フレンダ(ま、何とかやっていけるわけよ)

麦野「フレンダ何にやけてるの?」

フレンダ「え?え?べ、別ににやけてなんかないわけよ!!」

絹旗「超にやけてましたよ」

滝壺「こんなふれんだは初めてみた」

麦野「はっはーん、さては男ね?」

フレンダ「違う!!なんでそんな発想になるわけよ!!」




426 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 11:45:39.43 ID:5RwyvRSK0
麦野「違うの?」

フレンダ「うん」

麦野「つまんないわ」

フレンダ「知らないわけよ」

絹旗「まあフレンダは何やら幸せそうな妄想をしているみたいですし」

フレンダ「妄想じゃないの、何やるかっていう計画をあれこれ考えてるわけよ」

滝壺「つまりふれんだにとって幸せな生活が待っているということ」

フレンダ「ま、まあそういうことになるかな」

麦野「やっぱり男か」

フレンダ「だーかーらーちがうっての!」

麦野「違うの?じゃあひょっとして女?」フレンダ「こら」

絹旗「うわー、同性愛は超無いです・・・」

滝壺「大丈夫、私は女の子が好きなふれんだを応援している」

フレンダ「なんでこういう扱いされるわけよ・・・」




427 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 11:53:37.18 ID:5RwyvRSK0
麦野「さて、一人幸せそうなフレンダは置いといて、うちらはうちらで色々考えましょうか」

フレンダ「仲間はずれよくない」

滝壺「私は学校に通いたい」

絹旗「私は・・・もう少し考えてみたいと思います」

麦野「ブラブラしてスキルアウトみたいなのになるんじゃないわよ?」

絹旗「それだけはありませんから安心してください」

麦野「じゃあまた何かあったら集まりましょう。それじゃあ解散ね」

絹旗「はーい」

滝壺「はーい」

フレンダ「りょうかーい」

フレンダ(さーて、今日は何作ってあげよっかなー)




431 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 12:04:23.30 ID:5RwyvRSK0
麦野「じゃあ会計のフレンダ、よろしくね」

フレンダ「え?」

滝壺「ごはんおいしかったよ」

フレンダ「え?」

絹旗「私何も頼んでないんですけど」

麦野「今から頼めばいいじゃない」

絹旗「おお、それはいいアイディアです」

フレンダ「いやいやいやありえないわけよ」

滝壺「ここのパフェは結構人気あるみたいだよ?」

絹旗「ほう、ひとつ五千円ですか、いいですね」

フレンダ「やーめーてー!」

麦野「冗談よ」

滝壺「さすがにそこまで鬼ではない」

フレンダ「冗談には聞こえなかったってわけよ」

絹旗「リアリズムが超大事なのです」




434 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 12:17:45.75 ID:5RwyvRSK0
芳川「さて、絹旗さんは結構映画を観ているだろうから君もある程度は観ておいたほうがいいわね」

一方通行「って言われても何観りゃいいンだ?」

芳川「それなのよね、絹旗さんってどんなジャンルが好きなのかしら」

一方通行「メジャーなのは好きじゃねェンじゃねェか?」

芳川「そうかもしれないわね」

一方通行「俺が初めてさいあいちゃンをみつけた時は観るやつが誰もいないの観てたくらいだからな」

芳川「今日も今日であまり観る人がいないやつを観て途中で出てきちゃったわね」

一方通行「ま、しょうがねェ、あの映画館の設備にハッキングしてさいあいちゃンの行動を洗ってみるしかねェな」

芳川「・・・」

芳川(それがいけないことだということは今教えてあげたほうがいいのかしら・・・)




435 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 12:29:24.39 ID:5RwyvRSK0
麦野「これからは面倒ごと起こさないようにするのよ?」

フレンダ「わかってるわけよ」

滝壺「あ、そうだ」

絹旗「どうかしましたか?」

滝壺「むぎの、きぬはたから送られてきたメールのことを忘れていた」

麦野「あ、そういえばそんなのあったわね」

絹旗「あれですか、いやちょっと私の勘違いだったわけですけど」

フレンダ「何があったの?」

絹旗「第一位に会ったんですよ」

麦野「え?」

フレンダ「第一位っていうと・・・」

滝壺「あくせられーた?」




437 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 12:37:58.58 ID:5RwyvRSK0
麦野「あんた何やってんのよ」

絹旗「まあ何と言われても映画を観に行っただけですけど」

フレンダ「そもそも私たちには意味不明な内容のメールしか届いてないわけよ」

絹旗「え?そうなんですか?」

滝壺「うん、これ」

絹旗「どれどれ・・・・あー・・・」

麦野「何を伝えたかったの?」

絹旗「えっと、その、話せば長くなるというか話すのも恥ずかしいというか・・・」

滝壺「長いの?」

絹旗「少々」

麦野「解散するつもりだったけどもう少しここにいましょうか」

フレンダ「さすがに第一位の話題となると聞かずにはいられないわけよ」




439 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 12:43:22.97 ID:5RwyvRSK0
麦野「・・・・」

フレンダ「・・・・」

滝壺「・・・・」

絹旗「と、いうわけで自分の命を狙っているのではないかと恥ずかしい妄想をしてしまったことを」

絹旗「超反省しているわけです」

麦野「ねえ絹旗」

絹旗「何ですか?」

麦野「お菓子につられてほいほいついていくちびっ子と同じだと思うんだけど?」

絹旗「なっ!?」

フレンダ「知らない人の車に乗るなんて、まあ何と言っていいやら・・・」

絹旗「あ、あれこれ色々考えた上での決断だったんですよ!!」

滝壺「きぬはたはかわいいから仕方ない。もうしちゃだめだよ?」

絹旗「うぅ、滝壺さんまでぇ・・・」




440 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 12:49:20.85 ID:5RwyvRSK0
麦野「それで第一位ってどんなやつだったの?」

絹旗「髪と肌が真っ白で目が真っ赤でした」

フレンダ「そんな人間本当にいるの?」

絹旗「いましたよ」

滝壺「うさぎさんみたい」

絹旗「いやいや、そんなかわいいものではありません」

麦野「って言うと?」

絹旗「あれは狼です、油断するとがぶりと喉をやられます」

フレンダ「狼・・・絹旗教われたわけ?」

絹旗「なんでそうなるんですか!?」

滝壺「私が育てたかわいいきぬはたが毒牙に・・・ゆるせない・・・」ミシミシ

絹旗「って滝壺さん!テーブルをゆがめないでください!!」

麦野「絹旗、一緒に病院に行きましょ?早いほうがいいわ」

絹旗「何もされてませんってば!」ウガー




443 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 13:04:53.28 ID:5RwyvRSK0
麦野「ま、冗談は置いといて」

絹旗「あんまりですよ」プンスカ

フレンダ「落ち着いて落ち着いて」

滝壺「きぬはたが襲われたと聞いてつい怒りが限界突破してしまった」

麦野「あーあ、テーブルにヒビ入れちゃって・・・」

絹旗「すごい力ですね」

フレンダ「かなり歪んでるわけよ」

滝壺「ついうっかり」

麦野「うっかりでここまでやれる滝壺が怖いわ」

フレンダ「こんなに恐ろしい力を秘めていたなんて、結局、人は見かけによらないわけよ」




446 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 13:10:14.99 ID:5RwyvRSK0
麦野「それで絹旗、第一位のことだけど」

絹旗「あ、はい」

麦野「今更あんたがどうこう考えることでもないわ、近づきたくなかったら無理して近づかなくてもいいからね?」

絹旗「わかりました」

滝壺「きぬはたが襲われてしまおうものなら目も当てられない、だから私は関らないことをお勧めする」

絹旗「もうそれから離れてくださいよ」

フレメア「それだけ心配ってことでしょ」

絹旗「まあ私からわざわざ接触する必要がないことは理解してますからそんなに心配しなくてもいいですよ」

滝壺「ならいいけど」

絹旗「大丈夫です、危なくなったら全力で逃げますから」




448 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 13:17:06.04 ID:5RwyvRSK0
芳川「で、この短時間にこれだけのデータを集めたの?」

一方通行「あァ、これがここ二ヶ月の間にさいあいちゃンが観た映画だ」

芳川「言葉も出ないわね・・・」

芳川(この子に正しい道を進ませるのも私の勤め・・・折を見て話をしましょう・・・)

一方通行「だがこの映画の中のどれが気に入っているのか俺にはわからねェ」

一方通行「片っ端から観るしかねェってことか」

芳川「待ちなさい」

一方通行「ン?」

芳川「無理矢理話題を合わせようとしてもいずれほころぶわ」

一方通行「あン?」

芳川「簡単なことよ、これから同じ映画を観続ければいいのよ」




451 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 13:30:10.02 ID:5RwyvRSK0
芳川「君が調べてくれたおかげで彼女がどういう映画を好むのかよくわかったわ」

芳川「ここから彼女が好きそうな映画をピックアップしてここで観るなり自宅で観てもらうなりしましょう」

一方通行「そうやって共通の話題を作るわけか、てめェはどれだけ天才なンだ」

芳川「そうあがめられても困るのだけど・・・ とりあえず絹旗さんには明日にでもまたここに来てもらうわ」

一方通行「明日か・・・長ェな」

芳川「言っておくけど絹旗さんの部屋に近づいちゃだめよ?」

一方通行「・・・・あァ」

芳川(我慢するのよ一方通行、じゃないと全てが水の泡になってしまうわ・・・)




455 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 13:45:06.00 ID:5RwyvRSK0
芳川「さっきも話したけど絹旗さんは私たちを警戒しているわ」

一方通行「・・・」

芳川「だから私たちはできる限り絹旗さんの行動範囲内に入ってはいけないわ」

一方通行「会えば益々警戒させるからか?」

芳川「そういうことよ、だからくれぐれもベランダに潜り込んだり浴室の外壁に張り付いたりしたらだめよ?」

一方通行「も、ももももちろンじゃねェか!この俺がそンな事するわけねェじゃねェか!!」

芳川「・・・・・」

一方通行「・・・・・」

芳川「君、今夜はここで私の研究につきあいなさい」

一方通行「・・・・ケッ」




459 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 13:57:54.77 ID:5RwyvRSK0
絹旗宅

絹旗「はぁ、今日は本当に色々ありましたねー」

絹旗「”アイテム” が解散、まさかの一方通行との出会い」

絹旗「明日からどうなるんでしょうかね」

絹旗「滝壺さんは学校に行きたいみたいですけど私は・・・・」

絹旗「年齢的に滝壺さんと同じ学校に通うことは無理ですから一人で通うことになりますね」

絹旗「私が学生生活を楽しめるでしょうか・・・」

絹旗「学校に通うと今までのように気軽に映画を楽しむことはできなくなりそうですし・・・」

絹旗「悩むところですね」

ハタラキタクナイハタラキタクナイ♪

絹旗「おや、芳川さんからメールですか」

絹旗「明日時間のある時に一度研究室へ・・・」

絹旗「プリンもごちそうになりましたし勘違いで無駄に硬くなっちゃいましたからここは是非お伺いしなければ」ポチポチ

絹旗「かしこまりました、午後2時くらいに伺います。 っと」

絹旗「さて、私もこのプレイヤーを楽しむとしましょう」




463 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 14:12:35.37 ID:5RwyvRSK0
翌日 正午

芳川「昨夜はありがとう、おかげで研究がはかどったわ」

一方通行「明け方近くまでこきつかいやがって」

芳川「寝る時間はちゃんと考慮してあげたでしょう?」

一方通行「こンな辛気臭ェところでぐっすり寝られるわけねェだろォが」

芳川「そうだったかしら?私が見た限りでは7時間は寝ていたようだけれど?」

一方通行「チッ」

芳川「ま、私も君と同じくらい寝ているのだけれどね」

一方通行「聞いてねェよ」

芳川「絹旗さんは2時くらいに来るみたいだから君のほうで準備があるならそれまでに済ませておきなさい」

一方通行「準備・・・準備・・・そうか!!ベッドメイク」芳川「何を言っているの一方通行!」

一方通行「あン?どうした、てめェがでかい声出すなンざ初めてじゃねェか?」

芳川「はあ、君くらいの年齢だとそういうことを考えてもおかしくないかもしれないけど君は少し目を覚ましたほうがいいわ」




465 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 14:22:41.90 ID:5RwyvRSK0
一方通行「何言ってやがる、俺はいつでも冷静だ」

芳川「冷静ならベッドメイクなんてまず考えないわ」

一方通行「さいあいちゃンが昼寝したがったらどォするンだ」

芳川「はあ、その時は別に宿泊用のを貸すわ」

一方通行「なンだ、それならそうと早く言え」

芳川「そもそも昼寝という発想はどこから出てくるのかしら?」

一方通行「覚えてねェのか?さいあいちゃンは映画がつまらなくて寝てしまうくれェなンだぞ?」

芳川「あー、そういえばそうだったわね」

一方通行「だからその時のことを考えておくのは当然だろォが!」

芳川「真っ先に考えるところがそれか、まあ悪くは無いのだけれど・・・こう・・・」

一方通行「あン?」

芳川「まずは自分の身だしなみから考えるものよ」

芳川(私のはやとちりか、でもズレていることに変わりはないわね・・・・)




467 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 14:31:41.60 ID:5RwyvRSK0
一方通行「身だしなみって言われてもなァ?」

芳川「とりあえずシャワーを浴びてきなさい」

一方通行「そォいや寝る前に浴びたきりだったな」

芳川「その間に君の服を洗濯して乾燥させておくわ」

一方通行「悪ィな」

芳川「それにしても君のシャツは随分奇抜なデザインなのね」

一方通行「そういうもンか?」

芳川「そういうものよ、とりあえず浴室の前の洗濯機に衣類は全部入れておいてね」

一方通行「わかった」

芳川(センスが無いなら一緒に服を買いにいく・・あれこれプランは思いつくけど・・)

芳川(彼の思考でうまくやっていけるかは疑問ね)




469 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 14:43:47.13 ID:5RwyvRSK0
午後一時

絹旗「すごい機能ですねこのプレイヤーは」

絹旗「まさに未来の技術って感じがします」

絹旗「昨日の今日ですけど何をするつもりなんでしょうか?」

絹旗「ま、行ってみてのお楽しみですか、さ、準備しましょう」



芳川「そろそろ乾くころかしら?」

芳川「まあ乾いてなくても彼の能力なら水分だけを取り除くことはできそうよね」

芳川「そんなこと頼んだら怒られちゃいそうなものだけどね」

一方通行「ヨシカワァ、まだ乾いてねェのか?」

芳川「あら、せっかちね、そんな格好をしていて絹旗さんが来たらどうするつもり?」

一方通行「チッ」

芳川「まだ時間はあるわ、ちゃんと髪を乾かしていなさい」




471 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 14:52:54.16 ID:5RwyvRSK0
午後二時

絹旗「こんにちわー」

芳川「あら、いらっしゃい」

一方通行「よォ」

絹旗「あなたも来てましたか」ペコ

一方通行「監禁されたよォなもンだ」

絹旗「はい?」

芳川「あれから私の研究に付き合ってもらってたのよ」

絹旗「あ、そういうことですか」

一方通行「明け方までな」

絹旗「それは超ハードワークですね」

芳川「おかげで随分はかどったわ」




473 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 15:00:42.52 ID:5RwyvRSK0
絹旗(ふたりで明け方まで・・・・これは・・・)

絹旗(大人の関係というやつでしょうか?)

芳川「それじゃあ絹旗さん、今日もここで映画を観てもらうけど時間は大丈夫?」

絹旗「はい、今日は予定がありませんので何本でも観れますよ」

芳川(あら、今日は昨日みたいに警戒したりしないのね。こちらに敵意が無いことが伝わったのかしら)

芳川「それじゃあ昨日の部屋に移動しましょう」

絹旗「はい」

一方通行「・・・・」

一方通行(やっぱりさいあいちゃンはかわいい・・・)




474 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 15:09:02.22 ID:5RwyvRSK0
芳川「絹旗さんがどういうのが好みかわからないけど好みじゃなかったら教えてね?」

絹旗「え?いえそこまでわがままを言うわけにはいきませんので」

一方通行「気にすンな、俺たちはあくまでこのプレイヤーのモニターをやってるだけだ」

一方通行「つまらない映画を観ているよりも楽しめるもンを観たほうがいいだろうが」

絹旗「言われてみればその通りですけど・・・」

芳川「彼の言うことにも一理あるわ。あまりにもつまらないと絹旗さんは帰りたくなるでしょう?」

絹旗「ま、まあ確かに映画館でお金を払って観た映画がつまらないときは帰ったりもしますけど・・・」

芳川「それでいいのよ、それは何も悪いことではないわ」

一方通行「無駄に拘束されるなンて退屈でしかねェだろォが」

絹旗「そうですね、では観るに耐えないものだったらその時はお伝えしますね」

芳川「ええ、それでいいわ」




475 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 15:14:20.88 ID:5RwyvRSK0
アレイスター「よし、さいあいちゃんのちょっぴりえっちな画像ゲット」

エイワス「流石だなアレイスター」

アレイスター「みてみろエイワス、たまらないだろう?」

エイワス「ハァハァ・・・」

アレイスター「さいあいちゃんまじさいあい」

エイワス「さいあいちゃんまじさいあい」


ふう・・・・


エイワス「時にアレイスター」

アレイスター「なんだいエイワス」

エイワス「さいあいちゃんって今何してるんだろうな?」

アレイスター「そうだな、暗部は昨日解体しておいた、今は平和に過ごしているんじゃないか?」

エイワス「と、いうことは映画館だな」

アレイスター「時に待て、エイワス」




477 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 15:21:44.26 ID:5RwyvRSK0
エイワス「何だアレイスター、私は今忙しいんだ」

アレイスター「そんな格好でどこへ行くつもりだ」

エイワス「いいだろう?安心のしまむらだ」

アレイスター「そういうことじゃない、どこへ行くか聞いているんだ」

エイワス「愚問だなアレイスター、さいあいちゃんと偶然出会うために映画館に行くに決まっているじゃないか」

アレイスター「そんなことはさせない!」

エイワス「ほう?この私とやろうというのかね?」

アレイスター「もちろんだ、貴様のような野獣をさいあいちゃんに近づけさせるわけにはいかない」

エイワス「いいだろう、ユニクロで固めたアレイスターがそこまで言うのならこの私がそのふざけた幻想ごと叩き潰してあげよう」

アレイスター「残念だなエイワス、君とは分かり合えると思っていたのだがね」

エイワス「ふっ、さいあいちゃんは一人だけ、ならいつかこうなることは予想できただろう?」

アレイスター「・・・・全くだ」

エイワス「さあ来いアレイスター!私を止められるものなら止めてみろおおおおお!!!」

アレイスター「うおおおおおおお!!!!」




484 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 15:32:42.08 ID:5RwyvRSK0
絹旗「これは素晴らしいです・・・」キラキラ

芳川(どうやら今日のは気に入ってくれたみたいね)チラッ

一方通行「・・・・・」

一方通行(さいあいちゃンが喜ンでらっしゃるウゥゥゥゥゥ!!!この映画にして良かったぜェェェェェ!!!)

芳川(こんなに喜んでいる一方通行をみたのは初めてだわ・・・)

絹旗「はぁ・・・・」ポー

芳川(無邪気ね、映画に熱中してる・・・)

芳川(確かにありふれたストーリーではあるけど良くできているわね)

一方通行(おっと、映画を観ておかねェと終わってから感想を話す機会がなくなっちまうな)

一方通行「・・・・・」

一方通行(片手に怪我をして大工として生きていくことのできなくなった男が新しい人生を歩む・・・)

一方通行(わかりやすいお涙頂戴ってか?)




486 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 15:43:00.25 ID:5RwyvRSK0
絹旗「・・・」ジー

一方通行(だがさいあいちゃンが満足してるみてェだから良し!)

芳川(わかりやすい・・・わかりやすいわ一方通行・・・・)



絹旗「はぁー・・・超面白かったです・・・」

芳川「そうね、話もわかりやすくて良かったわ」

絹旗「こう、制作費が少ない中でできることをやりきったという感じが見られましたね」

一方通行「あァ、セットが安っぽかったりするのが目立つところもあったが」

一方通行「役者がよく演じてそンなに気にならなかったな」

絹旗「そこを観ているとは流石ですね」

一方通行「そォか?」

絹旗「ええ、まずは役者の演技が第一ですから」




489 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 15:53:22.67 ID:5RwyvRSK0
絹旗「と、ここが、ここのこのシーンが光るためにはですね・・・」

一方通行「さっきの煙管職人がこのタイミングでってことか?」

絹旗「その通りです!」

芳川「それで納得がいったわ」

芳川(映画を観終わってから一時間も熱く議論を重ねるなんてすごいわね・・・)

芳川(どうやら私たちに対してはもう警戒していないみたいだし一方通行次第では二人きりにしてあげてもいいかもしれないわね)

絹旗「まさかここで私好みの映画に出会えるなんて思いもしませんでした」

芳川「よかったらこの映画あげるわよ?」

絹旗「いいんですか!?」

芳川「ええ、こんなに喜んでもらえるのなら絹旗さんが持っていたほうがいいでしょう?」

一方通行「そォだな、遠慮しないで持ってかえれ」

絹旗「やったー!超うれしいです!!」

一方通行(はしゃいでるさいあいちゃンマジ天使)




491 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 16:06:54.70 ID:5RwyvRSK0
芳川「さて、落ち着いたところで今日もおやつにしましょう」

一方通行「今日は何があンだ?」

芳川「チョコレートよ」

絹旗「チョコですか」

一方通行「ビターはあンのか?」

芳川「もちろんよ」

絹旗「チョコですか、いいですね」ニコニコ

一方通行「チョコが好きなのかァ?」

絹旗「愚問ですね、チョコレートが嫌いな女の子なんていません」フンス

一方通行「そォいうもンなのか?」

芳川「そういうものね」




493 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 16:17:58.80 ID:5RwyvRSK0
絹旗(そういえば一方通行は実験に次ぐ実験で人間らしい生活をしてこなかったと麦野が言っていたことがありましたね)

絹旗(私も人に言えたことではありませんが今までどのような生活をしていたのでしょうか?)

芳川「はい、君には甘さを抑えたものよ」

一方通行「ン」ポリポリ

一方通行「甘さのかけらもねェな」

芳川「でしょ?」

絹旗「どれどれ、では私もこれを食べてみますか」ヒョイ

芳川「あっ!」

絹旗「あむ」コリ

絹旗「にがっ!!」

芳川「そりゃそうよ、カカオたっぷりのものだもの」

絹旗「超苦いです。これはチョコレート詐欺です!」

一方通行「大人になりゃわかンだよ」ヒョイ

芳川(こら、それは絹旗さんの食べかけよ?)




494 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 16:18:58.89 ID:saoofuv+0
絹旗の食ったwww




495 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 16:19:24.01 ID:CcX1fLZTP
一通の野郎なんて自然に…!




502 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 16:36:23.33 ID:5RwyvRSK0
絹旗(お互いにわかりあってる・・・・やっぱりこの二人ってそういう関係なのでしょうか・・・)

絹旗(なんか・・・・)

芳川「コーヒーばかり飲んでるとカフェイン中毒になるわよ?」

一方通行「知るか」ゴク

絹旗(私も・・・こういう感じに接することができる人が欲しいですね・・・)

絹旗「・・・・あの」

一方通行「ン?」

芳川「何?」

絹旗「え、ええと・・えっと・・・」モジモジ

一方通行「なンだ?」

絹旗「お二人は・・・恋人なんですか?」

芳川「・・・・はい?」




506 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 16:44:33.92 ID:5RwyvRSK0
一方通行「・・・おい」

絹旗「はい」

一方通行「どこからどォ見たら俺とこいつがそういう関係に見えるンですかァァァァ!!!」

芳川「残念だけどそういう関係じゃないわ、ただの研究者と被験者よ」

絹旗「あ、す、すみません!!」ペコリ

一方通行「なァにが悲しくてこいつと恋人やらなきゃならないンですかァ・・・」

絹旗「うええええええっと!!えっとその!私あまり男の人がいる中で過ごしたことがなかったものですから!!」

一方通行「あー・・・」

一方通行(置き去りから暗闇の五月計画を経て暗部に所属してりゃそォいうもンか?)

芳川「こういうのも経験のひとつよね、大丈夫よ絹旗さん、私たちは特に気にしてないわ」

絹旗「うわぁ・・・なんだか超恥ずかしいです・・・・・ ///////」カァァ

芳川「気にしなくていいわ、いつか絹旗さんも好きな男の子ができればちゃんとわかる時がくるわよ」

絹旗「私に・・・好きな男の人ですか?」

芳川「ええ、そうよ」




508 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 16:53:53.27 ID:5RwyvRSK0
絹旗「うーん・・・想像がつかないです」

芳川「大丈夫よ、焦らなくていいわ」

一方通行「・・・ま、少しずつでいィ・・」

一方通行(いやまて、ここはもう俺だけしか知らねェほうがいいンじゃねェか?)

一方通行(だがそれだとふと横道にそれることも・・・・)

一方通行(考えろ、考えるンだ、どうすればさいあいちゃンが俺に振り向くのか・・・)

芳川「ま、あれこれ考えすぎないでコミュニケーションを重ねていくことよ」

絹旗「そうします。何かあんなことを口走ったのが恥ずかしくてたまりません・・・・」ポリポリ

芳川「勘違いは誰にでもあることよ、次失敗しないようにするためにももっと会話を重ねていきましょう?」

絹旗「はい!」




511 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 17:02:33.38 ID:5RwyvRSK0
芳川「何事も経験が必要とは言ってみたものの・・そうね・・・」

芳川(少し危険かもしれないけど次のステップに進めてみてもいいかもしれないわね)

芳川(うまくいかなくても・・・それも良い経験になるはず・・・)

芳川「絹旗さん、彼の着ているシャツをどう思う?」

絹旗「え?」チラッ

一方通行(何をネガティブに考えている!自信を持て!俺はこの学園都市第一位だぞ!ここに俺に適うやつがいるわけがねェ!)

一方通行(俺の頭脳を持ってすればさいあいちゃンを振り向かせて幸せにしてやるくらいは余裕でできるはずだ!)

絹旗「うーん・・・」ジー

一方通行「ン?」

絹旗「・・・ウルトラマンですか?」

一方通行「はァ?」

芳川「的確かもしれないわね」




514 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 17:07:41.04 ID:5RwyvRSK0
絹旗「一方通行、そのシャツどこで売ってるんですか?」

一方通行「知るか」

芳川「まあ何が言いたいかというと、明日二人で彼の服を買いに行ってみたらどうかと思ったのよ」

絹旗「はい?」

一方通行「二人で?」

芳川「そうよ、嫌かしら?」

絹旗「えっと・・・・その・・・・・」チラッ

一方通行「・・・・・」

一方通行(ってこたァつまり・・・・)

一方通行(デートじゃないですかァァァァァァァァ!!!!!!!)




519 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 17:16:39.10 ID:5RwyvRSK0
芳川「絹旗さん、どうかしら?」

絹旗「あの・・えと・・・・超・・恥ずかしいです・・・・ ////////」

芳川「恥ずかしがっていては何もできないわよ。ただ買い物に行くだけなんだからそんなに硬くなる必要はないわ」

絹旗「うぅ・・・・」チラ

一方通行「しょォがねェ、俺にはよくわかンねェから手伝ってくれ」

絹旗「う・・・そこまで言うなら、この私が超コーディネートしてあげます!!」

芳川(よし、うまくいったわね)

一方通行「期待してンぞ?」

一方通行(さいあいちゃンとデートさいあいちゃンとデートさいあいちゃンとデート)

絹旗「ちょ、ちょお任せてください!!」

絹旗(声が裏返ったああああああ!!!おちつけええええええ!!!)

芳川「じゃあ明日また午前中にここに来てもらえるかしら?」

絹旗「い、いいでしょう!首を洗って待っていてください!」

一方通行「殺す気か」




524 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 17:24:49.92 ID:5RwyvRSK0
芳川「ほらほら殺伐としない。絹旗さんはもっといろんな人とコミュニケーションを深めるために」

芳川「一方通行は一方通行でもう少し身だしなみに気を使うために行くの。これはただの練習よ?」

絹旗「練習・・・ そう、これは練習なのです!」

芳川「そうよ、練習よ」

芳川(言いくるめるっていうのはあまりいい気分じゃないけどこれもお互いためね)

一方通行「そォだ、練習だ、これは練習だからなァ・・・」ブツブツ

一方通行(焦るなァ、焦らずにさいあいちゃンを楽しませることを考えるンだ、俺ならできる。俺ならできる)

芳川「・・・・」

芳川(一方通行が暴走さえしなければ悪い結果にはならないわね・・・)




527 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 17:31:56.36 ID:5RwyvRSK0
岐路

絹旗「はー・・・・」

絹旗「まさか一方通行と買い物に行くことになるなんて・・・」

絹旗「それにしても何ででしょうか、一方通行の前にいると何か変に意識しちゃいます・・・」

絹旗「普通に考えればあの二人は恋人なんかじゃないのはわかるはずなのに・・・」

絹旗「芳川さんが言うように私が経験不足だからなのでしょうか?」

絹旗「一方通行・・・」ボソ

絹旗「うぅ・・・何か気になっちゃいます・・・」




533 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 17:37:07.41 ID:5RwyvRSK0
一方通行「ヨシカワァ・・・」

芳川「何?」

一方通行「お前天才だな」

芳川「いきなり何を言い出すのかしらこの子は」

一方通行「何って、デートじゃねェか」

芳川「デートという表現がふさわしいかわからないけどね」

一方通行「これは紛れも無くデートだ、おいどうしてこうなっちまった?」

芳川「不満かしら?」

一方通行「信じられねェンだ。レベル6になるためにペロペロすることしか考えてなかったこの俺が」

一方通行「さいあいちゃンとデートできるなンてどういうことだおい」

芳川「何も不思議なことではないわ。君は想い悩み私に相談した」

一方通行「・・・・」

芳川「私は私にできることをしただけよ、あとは君自身で絹旗さんの心をつかみなさい」




538 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 17:49:21.83 ID:5RwyvRSK0
エイワス「やるじゃないかアレイスター」

アレイスター「このまま君を行かせるわけにはいかないからね」

エイワス「君にこれ以上打つ手があるというのかい?」

アレイスター「打つ手があるとか無いとかそういうことじゃあない」

エイワス「ふう、しつこいね君も、さいあいちゃんは私が幸せにすると言っているじゃないか」

アレイスター「貴様そこまで・・・」

エイワス「ああ、もう辛抱たまらん」

アレイスター「そこまでの覚悟を持っているのなら生かしてはおけないな」

エイワス「正気かい?私に傷ひとつ負わせていないのにそんなことを言える余裕が君のどこにあるんだ?」

アレイスター「余裕?そんなものは必要ない!!」

エイワス「はっはっはっは、すぐに楽にしてあげよう」

アレイスター「必要なのはさいあいちゃんを愛する心だけだああああ!!!」

エイワス「笑わせるなあああ!!!」




541 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 18:00:28.09 ID:5RwyvRSK0
垣根「はぁ?」

ドレスの少女「おめでとう、私もあなたも今日から無職よ」

垣根「ふっざけやがって・・・これまで散々こき使ってきていらなくなったらポイか」

ドレスの少女「退職金も出るという話よ?」

垣根「金で解決しようっていうのかよ。どれだけ人をコケにすれば気がすむんだあいつらは・・・」

ドレスの少女「よかったじゃない命を狙われることがなくて」

垣根「悪いが俺はこのままじゃ気がすまねえ、ここまで俺をコケにしたアレイスターの野郎には少々痛い目を見てもらわねえとな」

ドレスの少女「何をするつもりかしらないけどやるなら一人でやってもらえるかしら?」

垣根「当たり前だ、てめえらなんざ俺の足を引っ張るだけだからな」

ドレスの少女「そう、よかったわ。私は無駄な殺し合いなんてごめんだもの」

垣根「さぁて、一暴れしてやるか」




543 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 18:14:18.36 ID:5RwyvRSK0
翌日 午前

一方通行「・・・・」ソワソワ

芳川「落ち着かない気持ちはわかるけどベクトルを駆使して逆さまになる必要があるのかしら?」

一方通行「こうしねェと落ち着かねェンだよ」

芳川「そんな姿勢で落ち着くことができる思考が私には理解できないわ」

一方通行「わかってねェな、何やっても落ち着かねェからこンなことやってンだろォが」

芳川「自覚はあるのね・・・」

一方通行「それとも闇雲にその辺の機材いじられてェか?」

芳川「八つ当たりよりもたちが悪いわね」

一方通行「だからじっとしてるンじゃねェか」

芳川「そう、ならもう何も言わないわ」




548 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 18:22:57.91 ID:5RwyvRSK0
芳川室前

絹旗「はぁ・・・・」

絹旗「服、これでいいんでしょうか・・・・」

絹旗「髪も・・・・」

絹旗「あんまり寝られませんでしたけど顔・・変じゃないですよね・・・」ジー

絹旗「鏡で見る限りではおかしいところはありませんけど・・・どうなんでしょうか・・・」

絹旗「はうぅ・・・何でこんなに落ち着かないんですか」

絹旗「何でこんなに不安になってしまうんですか・・・」

絹旗「そう!芳川さんが言ったとおりこれは練習なのです!」

絹旗「だからい、いつもどおり、いつもどおーりに一方通行と・・・・」

絹旗「一方通行と・・・・ ///////」

絹旗「くぅぅ・・・ か、覚悟を決めます・・・・」

絹旗「すぅぅ・・・ はぁぁぁ・・・・」

ガチャッ

一方通行「何騒いでやがンだァ?」




551 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 18:29:02.55 ID:5RwyvRSK0
絹旗「ぎゃあああああああああああああ!!!!!」

一方通行「があああああああああああああ!!!!!」

絹旗「あばぁっ!!あああああおあああああ!!!!」

一方通行「あがあああががげがあああああああ!!!!」

芳川「ちょっと!何叫んでるのあなたたち!!」


数分後

絹旗「はぁ・・・はぁ・・・・・」

絹旗(何で突然目の前に現れるんですか・・・・)

一方通行「びっくりさせんじゃねェ・・・」

一方通行(ちくしょうがァ、さいあいちゃンを前に余裕が無ェのがバレちまったかァ?)

一方通行(くそっ、変な汗かいちまってる・・・)

芳川「突然のことでびっくりする気持ちはわかるけど叫ぶのは簡便してほしいわね」

絹旗「ごめんなさいです」ペコ

一方通行「絹旗は悪くねェよ」




552 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 18:39:04.07 ID:5RwyvRSK0
芳川「さ、紅茶を飲みなさい」

絹旗「はい」コク

芳川「君はコーヒー」

一方通行「ン」ズ

芳川「とりあえず落ち着いたみたいだし二人で出かけることはできるわね?」

芳川(ものすごく不安になってきたわ、二人っきりにしないほうがいいかしら?)

絹旗「・・・・」チラッ

一方通行「あン?」

絹旗「えっと・・・私と一緒で一方通行は嫌じゃないですか?」

一方通行「おい」

絹旗「はい」

一方通行「嫌なら一人で行くに決まってンだろォが」

一方通行(むしろ楽しみで一睡もできなかったンだがなァ・・・)




554 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 18:47:36.96 ID:5RwyvRSK0
絹旗「じゃ、じゃあ・・・いきま・・・しょう・・・ ////////」

一方通行「あァ」

芳川(あれ?いつの間にか絹旗さんもまんざらでないというか・・・)

芳川「えーっと、車に気をつけて周りに迷惑をかけないようにするのよ?」

絹旗「子ども扱いはやめてください!!」

芳川「あ、ごめんね」

絹旗「あ、いえ・・・」モジモジ

一方通行「過保護すぎンだよてめェは」

一方通行(何話せばいいのかわかンねェ・・・どうすりゃいいンだヨシカワァ・・・)

芳川「君は余裕なのね」

一方通行「当然だ」

一方通行(ンなわけねェだろォが)

芳川(強がってるわね、それも精一杯・・・)




559 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 18:59:46.45 ID:5RwyvRSK0
芳川「とりあえず手ごろなところで食事でもしてから二人でどこに行くか考えなさい」

絹旗「しょ、食事ですか?」

芳川「そうよ」

一方通行「ってもどこに行きゃいいンだ?」

一方通行(調べてるわけねェだろォがああああ!!)

芳川「そう言うと思ったわ。このメモリーカードに買い物と食事に役立ちそうなwebページをまとめておいたわ」

絹旗「確かに私も何も考えてませんでしたね、超反省です」

絹旗(あれこれと頭の中で膨らみすぎてそれどころじゃありませんでしたからね・・・)

一方通行「まァ俺の買い物だからそンなもンだろ」

芳川「さ、それじゃあショッピングモールまで送っていくからついてきて」

一方通行「あン?」

芳川「車で乗せていってあげるって言ってるのよ」

絹旗「へ?いいんですか?」

芳川「買い物したら荷物ができちゃうでしょ?どうせ迎えに行く予定だったからこのくらいはいいわよ」

芳川(上の空状態で歩き回られると心配でしょうがないのよね・・・)




568 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 19:10:04.46 ID:5RwyvRSK0
車内

絹旗「・・・・・」

絹旗(一人で後部座席ですけど・・・でも・・・)チラ

一方通行「・・・・」

絹旗(つい、目がいっちゃいます・・・)

一方通行(ふゥ・・・・落ち着けェ・・・焦ったら何やっても失敗すンだ・・・じっくりだァ・・・)

芳川(見事に空気が重いわね、何か話題を提供しないと・・)

芳川「絹旗さんはどいう服が好みなの?」

絹旗「はいっ!わ、わたしですか?」

芳川「ええ、割とシンプルな感じの服装しか見たことがないからどうなのかなと思ってね」

絹旗「えっと・・・そうですね、確かに柄とかはあんまり好きじゃないですね」

芳川「そう、でもたまには派手じゃないのを一枚持っていると変化ができるわよ?」

絹旗「そうなんですか?あんまり考えたことなかったです」

芳川「彼の買い物に付き合うついでに絹旗さんも色々コーディネートを考えてみるといいかもしれないわね」




572 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 19:19:50.98 ID:5RwyvRSK0
絹旗「えと、じゃあちょっと色々見てみます。はい」

芳川「それがいいわ」

芳川(一緒に絹旗さんの服を選んできなさいって言いたいけど・・・)チラ

一方通行「・・・・」

一方通行(さいあいちゃンと食事してから買い物さいあいちゃンと食事してから買い物さいあいちゃンと食事してから買い物)

芳川(そんなこと言ったら間違いなくパンクするわね・・・)

芳川「帰りは連絡を頂戴ね」

絹旗「はい 超了解です」




573 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 19:24:37.43 ID:5RwyvRSK0
芳川「それじゃあ楽しんでらっしゃい」

絹旗「送っていただいてありがとうござます」ペコ

芳川「いいわよこのくらい。じゃあね」

一方通行「あァ」

ブロロロロロ

一方通行「・・・・・」

絹旗「・・・・・」

一方通行「じゃァ行くか」

絹旗「はい」

一方通行「・・・・・」

絹旗「・・・・・」

一方通行「あー、絹旗は何か食べたいものあるかァ?」

絹旗「え?わ、私は別に何でもいいですよ?」




578 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 19:31:40.19 ID:5RwyvRSK0
一方通行「・・・」ピッピッ

芳川から一方通行へ

絹旗さんくらいの女の子に人気のあるお店とメニューをまとめておきました

適当な店に入らずにこの中から選ぶことをお勧めします

あなたが決められなければ絹旗さんに選んでもらいなさい

一方通行(ヨシカワァ・・・お前神だったのか・・・・)

一方通行「絹旗」

絹旗「はい」

一方通行「この辺りのめぼしいところを芳川がピックアップしてやがった。この中から好きなの選ンでくれ」スッ

絹旗「え?」

一方通行「こンだけありゃ気に入ったもンがあるだろ」

絹旗「・・・・・」ピッピッ

絹旗「うわぁ・・・すごく細かいですね・・・写真もありますし・・・」




582 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 19:40:20.21 ID:5RwyvRSK0
ステーキハウス

一方通行「で、ここでいいのか?」

絹旗「はい、ここのハンバーグが絶品みたいなんですよ」

一方通行「まあ俺は肉が食えりゃなンでもいいがな」

絹旗「え?一方通行は肉が好きなんですか?」

一方通行「あァ、変か?」

絹旗「えっと、体のラインが細いので肉をあまり食べないかと思っちゃいました」

一方通行「無駄な脂肪がねェだけだ」

一方通行(少しは鍛えたほうがいいのか?まァさいあいちゃンが望むならやってやるまでだ・・)

絹旗「・・・もしや隠れ肥満というやつでは・・」一方通行「ねェよ」

絹旗「あっ、ごめんなさい」ビクッ

一方通行「気にしなくていィ、さっさと入ンぞ」

絹旗「はい」

絹旗(はあぁぁぁ・・・・超ドキドキします・・・・・)




584 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 19:45:53.13 ID:5RwyvRSK0
一方通行「・・・・・」

絹旗「・・・・・」

一方通行「・・・・・」

一方通行(何話せばいいンだ・・・・)

絹旗「・・・・・」

絹旗(何話せばいいんですか・・・)

一方通行「・・・・・」

絹旗「・・・・・」

一方通行 絹旗「「あ」」

一方通行 絹旗「「!!!」」

一方通行「なンだ?」

絹旗「何ですか?」




587 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 19:54:27.80 ID:5RwyvRSK0
一方通行「いや、たいしたことじゃねェ」

絹旗「えと、私もくだらないことなので・・」

一方通行「・・・・・」

絹旗「・・・・・」

一方通行(そォいや芳川のやつが昨日・・・・)

 芳川「会話につまったり沈黙が生まれても無理に何かを話そうとする必要はないわ」

 芳川「それに負けて何か口走ったりしたらすぐ近くにあるものを話題にしなさい」

 芳川「なるべく彼女が答えやすいように投げかける形でね」

一方通行(って言ってたな・・・)

一方通行「なァ絹旗」

絹旗「はい」

一方通行「ナイフとフォークって普段使う機会あるか?」

絹旗「はい?」




594 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 20:02:07.52 ID:5RwyvRSK0
一方通行「ナイフとフォークだ、普段使ってるか?」

絹旗「えと、あんまり使う機会無いです」

一方通行「だよなァ、こういうところに来ねェと使う機会なンざさっぱりだ」

絹旗「えっと?」

一方通行「こンなところで言うのもなンだがわざわざナイフとフォークにこだわらなくても」

一方通行「ステーキなンざ特に食べやすい大きさに肉切ってもらえりゃ楽に食べられるンじゃねェのか?」

絹旗「確かにそれは言えてますね。私も一方通行もパンではなくライスを注文しましたから」

絹旗「ハンバーグが来た時に言ってみますか?」

一方通行「そうだな」

絹旗「ステーキは難しいですけどハンバーグなら箸で切れますしね」

一方通行「どォだ、たいしたことじゃねェって言っただろ?」

絹旗「ぷっ、確かにたいしたことじゃありませんね」




599 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 20:10:59.24 ID:5RwyvRSK0
一方通行(なンとか会話がつながったが・・・クソッ 俺もまだまだだ・・・)

絹旗(怖そうな顔してこんなこと考えてるなんて意外ですね)

一方通行「絹旗は何言おうとしたンだ?」

絹旗「え?私ですか?」

一方通行「話してくれねェか?」

絹旗「え?いやその、本当にくだらないことなんですけど・・」

一方通行「話しづらくなければでいい」

絹旗「あ、はい、えっと」店員「お待たせしましたー」

店員「ハンバーグランチです」コト

一方通行「ン」

店員「こちらがセットのサラダとライスとスープになります」

絹旗(タイミング逃しちゃいましたね・・・・)

店員「以上でお揃いでしょうか?」

絹旗「あの、お箸ください」

店員「かしこまりました、少々お待ちくださいませ」




603 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 20:16:36.54 ID:5RwyvRSK0
一方通行「やっぱり箸が一番使いやすいな」

絹旗「そうですね、ですがこの・・・」

一方通行「コーンか」

絹旗「はい、こればっかりはつかみづらいです」

一方通行「忍耐だな」

絹旗「残しても構わないのでしょうが何か負けた気がします」

一方通行「そンなことしてっと他のもンが冷めンぞ」

絹旗「おっと、それはいけません!温かいうちにいただかねば」

一方通行「よく噛めよォ」

絹旗「わかってますよ」

一方通行(これ夢じゃねェンだよなァ・・・)

絹旗(結構穏やかな人なんですね、これがあの一方通行だなんて超信じられません・・・)




606 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 20:24:42.18 ID:5RwyvRSK0
エイワス「すっかり日が変わってしまっているではないかアレイスター」

アレイスター「そうだな、エイワス」

エイワス「おかげでしまむらでそろえた衣服がボロボロになってしまったではないか」

アレイスター「私のユニクロも同じようにボロボロだ」

エイワス「仕方ない、一時休戦といこうではないか」

アレイスター「そうしよう」

エイワス「お腹がすいたな」

アレイスター「そうだな」

エイワス「食事にするか」

アレイスター「と、言っても君と二人だけだとなあ・・・」

エイワス「言うなアレイスター、私もむなしいのだ」

アレイスター「せめてここにさいあいちゃんとは言わないが女の子が一人でもいれば・・・」

滝壺「あれ?信号がここから来ていたような気がするけど・・・・」




609 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 20:28:25.02 ID:5RwyvRSK0
エイワス「おや?」

アレイスター「君は滝壺さんじゃないのかい?」

滝壺「私を知ってるの?」

エイワス「知っているけれどそれ以前に君はどうしてここにいるんだい?」

滝壺「道に迷って信号を頼りにふらふらしていたらここにたどり着いてしまった」

アレイスター「信号?」

滝壺「うん、この人の頭の上から信号が出ている」

エイワス「なあアレイスター」

アレイスター「うん、言いたいことはわかる」

エイワス「この子もよくみるとかわいいな」

アレイスター「ああ、マジかわいい」

滝壺「かわいいだなんて照れてしまう //////」




614 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 20:35:48.35 ID:5RwyvRSK0
滝壺「二人はここで何してるの?」

エイワス「私たちはさいあいちゃんを見守っている」

滝壺「さいあいちゃん?きぬはたのこと?」

アレイスター「そのとおりだ」

滝壺「ふたりはきぬはたのファン?」

エイワス「そうだ」

滝壺「こんなところにきぬはたのファンがいたなんて・・」

アレイスター「度々どちらがさいあいちゃんにふさわしいかをめぐって殴り合いになるくらいさ」

エイワス「今も昨日の昼あたりからついさっきまで殴り合いをしていたところさ」

滝壺「これはひどい」




617 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 20:40:08.78 ID:5RwyvRSK0
アレイスター「着ているものもボロボロになったしお腹もすいたから中断していてね」

エイワス「私たちはこれから食事をとるところだよ」

滝壺「私もまだごはんたべてない」

アレイスター「これは奇遇だね、よかったら一緒にどうだい?」

滝壺「いいの?」

エイワス「もちろんさ」

滝壺「せっかくだからきぬはたも誘おう」ポチポチ

アレイスター「なんだと!!」

エイワス「さいあいちゃんとご飯だと!!」




620 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 20:46:23.12 ID:5RwyvRSK0
一方通行「どォだった?」

絹旗「超おいしかったですよ」

一方通行「俺もだ」

絹旗「私には結構量が多かったんですけど一方通行はどうでした?」

一方通行「ちょうどいいくらいだ」

絹旗「案外食べられるんですね」

一方通行「拒食症か何かだと思ってたのかァ?」

絹旗「いえいえ、そうじゃないですよ。ぱっと見あんまり食べないんじゃないかと思ってただけです」

一方通行「・・・・なァ」

絹旗「はい?」

一方通行「もう少したくましいほうがいいのか?」

絹旗「へ?」




625 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 20:53:18.50 ID:5RwyvRSK0
一方通行(って何聞いてンだ俺はァァァァァァ!!!!)

絹旗「えっと・・・今のままでもいいと思いますよ?」

一方通行「そ、そォか・・」

一方通行(どンな体が好みですか?って聞いてるようなもンだろォがァァァァ!!セクハラかァァァァ)

絹旗(ああびっくりしました・・・・なんという不意打ち、返答にちょっと困ってしましましたね・・・ん?)

一方通行「・・・・」

絹旗(ひょっとして一方通行は体のことで何か悩んでいるのでしょうか?身長とか・・・)

絹旗(体のことで悩むということは私もあることですし・・・一方通行が悩んでいても超不思議じゃありませんね)

絹旗「一方通行」

一方通行「ン?」

絹旗「えっと、私は今のままの一方通行が好きですよ?」

一方通行「!!!」

絹旗「はうあっ!!」




635 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 21:00:41.09 ID:5RwyvRSK0
一方通行「お・・・おいィ・・・・」ドキドキ

絹旗「あわ、あわわわわわわわわ ///////」 プシュー

一方通行(これは・・・・今たしかに・・・・)

絹旗(なにを口走ってるんですか私は!!一方通行も超困ってるじゃないですか!!)

一方通行(俺は・・・もしかして俺はこのまま・・・・・)

絹旗(一方通行が固まってます!!何とかしなくては何とかしなくては超何とかしなくては)

一方通行「きぬはたァ・・・」ジッ

絹旗「あ、ああのなのあのあのあのあの」アセアセ

トウナントウカラシンゴウガキテイル♪

一方通行「あっ」

絹旗「え、えと、知り合いから電話がかかってきましたので・・」エヘヘ

一方通行「お、おゥ・・・」

絹旗(はぁぁぁ・・・なんでこんなに心拍数があがってるんですか私は・・・)ドキドキ




640 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 21:08:26.57 ID:5RwyvRSK0
絹旗「ふぅ・・・・」ピッ

絹旗「もしもし、滝壺さんですか?」

滝壺「あ、きぬはた。今大丈夫?」

絹旗「はい、いいですよ」

滝壺「きぬはた今どこにいるの?」

絹旗「今ですか?いつもの映画館の近くです」

滝壺「わかった。それじゃあまた近くに来たら連絡するね」

絹旗「え?こっちに来る用事でもあるんですか?」

滝壺「うん、ちょっときぬはたに会わせたい人がいる」

絹旗「私に?どんな人なんですか?」

滝壺「ふっふっふ、それは見てのお楽しみだよ」

絹旗「それじゃあ楽しみにしてますね」

滝壺「うん、またね」




642 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 21:11:48.57 ID:DTMFpJ1x0
一方通行ぶっ殺されるぞwwww




645 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 21:16:14.95 ID:5RwyvRSK0
滝壺「きぬはたは今映画館の近くにいるんだって」

エイワス「なるほど、食事をしてから一緒に映画を観るまであるな」

アレイスター「その後一緒に映画の感想を言い合うのだろう?」

エイワス「もちろんだ」

滝壺「二人ともうきうきしている」

アレイスター「さあこうしちゃいられねえぜ!とっておきのユニクロを決めてやる!」

エイワス「これだからアレイスターは、今はしまむらが一番だろ常識的に考えて」

アレイスター「ふっ、そう言っていられるのも今のうちだ」

滝壺「なんだか熱くなってきている。また殴り合いするの?」

エイワス「はっはっは、何をご冗談を。われわれは女の子の前で殴り合いをするほどおろかではないよ」

アレイスター「そのとおりだ、なぜなら私たちは紳士のような気高さを持っているからな」

滝壺「ならよかった」ニコ

エイワス(かわいい・・・)

アレイスター(かわいい・・・)




649 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 21:20:22.29 ID:5RwyvRSK0
アレイスター「待たせたね滝壺さん」

滝壺「二人ともさっきまでと印象が全く違う・・・」

エイワス「これがしまむらの実力さ」


            (~)           (~)
          γ´⌒`ヽ        /´⌒\
           {i:i:i:i:i:i:i:i:}      ⊂∽∽∽⊃
          (´・ω・ )      ( ・ω・`)
           (:::::::::::::)       (l|§|l|l|l)
            し─J         し─J


滝壺「何かかわいい」

アレイスター「われわれがかわいいだと?」

エイワス「馬鹿な、そんなことがありえるわけが・・・」

滝壺「ふたりを観ればきぬはたも和むと思う」

アレイスター「ひゃっはー!!」

エイワス「テンションあがってきたぜええええ!!!」




658 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 21:29:46.66 ID:5RwyvRSK0
絹旗「はぁ・・・」

一方通行「なンか予定が入ったか?」

絹旗「いえ、そういうことではなくて私の知り合いが私に会わせたい人がいるとのことで」

絹旗「後でちょっと顔を合わせることになりました」

一方通行「そォか」

絹旗「滝壺さんが私に会わせたい人・・・どんな人でしょうか?」

絹旗(あ、滝壺さんとお話したおかげで気持ちが落ち着きました・・・ナイスタイミングでした滝壺さん)

一方通行「わざわざ絹旗に会わせたいってことは滝壺ってのの恋人なンじゃねェの?」

絹旗「恋人!?」

一方通行「俺には他に思い当たらねェ」

絹旗「こ、恋人・・・確かに滝壺さんは優しくてかわいい人ですからいてもおかしくありませんけど・・・」

絹旗「そうかぁ・・・恋人ですかぁ・・・・」




659 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 21:30:28.17 ID:71xIGWhN0
はーまづらぁwwwwwwww




664 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 21:38:46.39 ID:ZpS3tZXHP
はまづらなんていない




666 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 21:40:48.98 ID:5RwyvRSK0
一方通行「なァ絹旗」

絹旗「はい、何でしょうか?」

一方通行「絹旗は恋人とか欲しくねェのか?」

絹旗「はひ!?」

一方通行(くおおおおおおお!!!!さらっととンでもねェこと聞いちまったァァァァ!!!)

絹旗(と、とと突然の出来事に声が裏返っちゃいましたああ!!!)

一方通行「・・・・」ドキドキ

一方通行(落ち着けェ、落ち着くンだ、まだ挽回できる。ここで焦ったら何にもならねェ!)

絹旗「え・・えと・・・・えと・・・」

絹旗(ど、どどどおうすればいいんですかちょっとここは何て答えればいいんですか?)

垣根「よーう、くっさい青春ごっこしてるじゃねえか一方通行」

一方通行「あン?」イラ

絹旗「へ?」クル




678 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 21:52:29.72 ID:5RwyvRSK0
一方通行「誰だよてめェ」

垣根「おっと、自己紹介がまだだったな、俺は第二位の垣根帝督だ」

絹旗「第二位・・・この人が・・・」

垣根「おや、そこにいるのは暗闇の五月計画の残骸じゃねえか」

絹旗「むっ!」カチン

垣根「哀れに思った第一位様に拾ってもらえましたってところか?」

一方通行「おいチンピラ、どうやら死にてェみてェだな」

垣根「誰に向かって言ってるんだこのロリコン」

一方通行「上等だ、てめェはここでミンチにしてやる」




689 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 22:06:16.53 ID:5RwyvRSK0
垣根「やってみろよこのモヤシ野郎」

一方通行「他人が会話しているところにわざわざしゃしゃり出てくるなンざてめェは友達ゼロのひとりぼっちクンか?」

垣根「置き去り風情が友達ごっこなんてやってるほうが反吐が出るんだよ」

一方通行「てめェの目的はこの俺だな?」

垣根「ああそうだ」

一方通行「くっだらねェ事しか考えてねェンだろうが聞いておいてやる。何の用だ?」

垣根「そうだな、優しい俺はお前にわかるように一から丁寧に説明してやろう」

絹旗「・・・」

垣根「お前も知っているだろうがこの学園都市には秘密裏に物事を処理する組織、暗部がいくつかあってだな」

垣根「俺も退屈しのぎにそこで能力を使ってごみ掃除をして日々を過ごしていたわけだ」

一方通行「・・・・」

垣根「ところが突然何の説明も無くただ全ての暗部組織を解散、好きにしろときたもんだ」

垣根「散々こっちが手を貸してやったのにもかかわらずいらなくなったから勝手にしろだぞ?」

垣根「この俺を見下すのもいい加減にしろってんだ」




693 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 22:15:00.46 ID:5RwyvRSK0
垣根「この学園都市のふざけた上層部の連中のふざけた考えなんて理解するつもりはねえが」

垣根「さすがにこの俺も頭にきちまってな、そこでこう考えたわけだ」

垣根「いっそこの学園都市を手中に収めてやろうってな」

一方通行「・・・・・」

垣根「この街はふざけてはいるが利用する価値は十分にある。そしてこの俺が学園都市を手中に収めるには」

垣根「アレイスターのプランの要であるてめえが邪魔なんだよ一方通行」

絹旗「・・・・」

絹旗(こいつ・・・一方通行を殺すつもりですか・・・揉め事はNGとかそういうことを考えている場合ではありませんね)

垣根「だから死んでくれ」絹旗「はっ!!」ヒュン

ガシッ




698 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 22:24:25.49 ID:5RwyvRSK0
絹旗「ちょっ、放してください一方通行!!」

一方通行「似合わねェことすンじゃねェ」

絹旗「でも」一方通行「下がってろ」

絹旗「むー・・・」

垣根「何してるんだ一方通行?そいつが俺を殴るのをわざわざ止める理由がどこにある?」

一方通行「てめェが絹旗に殴られて泣かされンのは目に見えてンだ、だが絹旗が泣かしても意味がねェ」

垣根「言ってくれるな」

一方通行「お前が俺を殺そうとしてンなら俺がてめェを始末すンのが筋だ、絹旗の手は汚させねェ」

絹旗「一方通行・・・」

垣根「おいおいお前の頭はかなりおめでたいことになってるんだな?そいつも俺たちのように何人も殺してきているんだぞ?」

絹旗「・・・」

垣根「今更手が汚れるだのが気になるとでも思っているなら第一位の頭の中ってのはお花畑で蝶が飛んでるみてえだな!!」

一方通行「てめェの頭はその蝶を追いかけるガキと同様だがなァ!!!」




699 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 22:25:24.93 ID:jCXVfT0RO
この一方さんはチョーカーなしか




703 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 22:28:18.44 ID:W0RGArGM0
チョーカー無しとかチートやん




704 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 22:28:29.33 ID:5RwyvRSK0
アレイスター「いやー、外はいいな。なあエイワス」

エイワス「ああ、こうやって外に出るのも久しぶりだな」

滝壺「どのくらい外に出てなかったの?」

エイワス「一ヶ月か?」

アレイスター「そのくらいだな」

エイワス「流石だよな。俺ら」

滝壺「健康によくない」

アレイスター「いや、何度か外に出ようとしたんだよ?」

エイワス「だがその度に殴り合いになってしまってね」

滝壺「きぬはたを巡って?」

アレイスター「フゥーハハー、滝壺さんはなんでもお見通しだぞエイワス」

エイワス「ああ、滝壺さんには適わねぇぜ」




710 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 22:34:18.27 ID:5RwyvRSK0
轟!!!!!!!

メキメキメキグシャバキドゴオオオオオオオン

垣根「一方通行あああああああああ!!!!」

絹旗「くっ!!な、何が起こったんですか・・」

一方通行「あいつの攻撃は全部俺が防ぐ!!このまま俺の後ろにいろォ!!」

絹旗「はい!!」

絹旗(これは突風?爆風?とてつもない衝撃波が垣根から放出されているようですね・・・)

一方通行「はァ!!!」トン

ピタ・・・

絹旗「風が・・・止まった・・・」

垣根「やっぱりか一方通行」

一方通行「あン?」




716 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 22:48:42.98 ID:5RwyvRSK0
垣根「ただの衝撃波ならてめェにいともあっさりとベクトルを解析されて無効化されちまう」

垣根「なら話は簡単だ、お前に解析できないもので攻撃すればいい」

一方通行「どォやら本当に蝶を追い掛け回すガキと同じ脳しかねェみてェだな」

垣根「できないといいたげな顔だな?だがそれができるんだよ」

フワッ

絹旗「羽?」

垣根「俺の能力はこの世に存在しない素粒子を生み出すことができる」

垣根「つまりこの世界に存在しない物理法則でてめえを攻撃すれば、解析する暇すら無く殺せるってことだ」

一方通行「で?その素粒子を生み出すだめにそンな羽が生えてくンのか?」

垣根「ああ、そう思ってもらっていい」

一方通行「似合わねェな、メルヘン野郎」

垣根「心配するな、自覚はある」




720 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 22:52:45.58 ID:5RwyvRSK0
キャアアアアアアア

わあああああ

滝壺「何かさわがしいね?」

エイワス「何かあったんだろうか?」

アレイスター「せっかくさいあいちゃんとご飯食べるんだから静かなほうがいいよな」

エイワス「もちろんだアレイスター」

男「急げ!!早く逃げるんだ!!」

女「待って・・・待ってよ・・・・」

滝壺「これはただ事ではなさそう」

エイワス「事件かな?」

アレイスター「かもね」

エイワス「迷惑だな」

アレイスター「全くだ」




722 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 22:53:54.48 ID:sAPfSAFG0
ユニクロくんしまむらくん落ち着きすぎ




725 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 22:57:05.65 ID:5RwyvRSK0
男「はぁ・・・・はぁ・・・・」

滝壺「ねえ、何があったの?」

男「向こうで能力者同士が争ってる!建物が崩壊したり道路にでかい穴が開いちまったり、ありゃもう戦争だ!!」

滝壺「せっかくみんなでご飯食べようと思ったのに・・・」

エイワス「巻き込まれたらせっかく決めた衣服が汚れちゃうじゃないか」

アレイスター「そうだね、ちょっと遠回りしようか?」

滝壺「でもあっちって・・・きぬはたがいる方向だよ?」

エイワス「!!!!」

アレイスター「!!!!」




730 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 23:04:11.94 ID:5RwyvRSK0
垣根「さっきまでの威勢はどうした一方通行アアアアア!!!!」

一方通行「チッ、メルヘン野郎が!!」

絹旗「一方通行!!私のことはいいですからあいつを何とかしてください!!」

一方通行「絹旗を放っておけるかァ!!」

絹旗「でも私が狙われるなんてこと」一方通行「そのつもりで攻撃してきてるだろォが!!」

絹旗「くっ・・」

垣根「王子様がお姫様を抱っこして悪魔から逃げ切りましょうってか!?」

垣根「ゴミが残骸背負ってゴミ同士仲良く焼き払ってやる!!!!」

一方通行「あいつは俺たち二人を殺すことしか考えてねェ!!だから今はじっとしてろォ!!」

絹旗「・・・・」ギュッ

絹旗(私のせいで一方通行が戦えずにただ逃げ回ってるなんて・・・しかも・・・)

一方通行(チッ、本当に俺の反射をかいくぐるなンざ・・・・)

絹旗(私のせいで一方通行が怪我しちゃってます・・・)




739 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 23:15:32.21 ID:5RwyvRSK0
一方通行(冷静になれ、まずはさいあいちゃンを安全なところに非難させてェがそれを許すやつじゃねェ)

一方通行(直接やつの体に触れて血流でも操作できれば一撃だろうが近づくには正面からじゃ無理)

一方通行(障害物もやつの羽の前じゃあって無いようなもンだ・・・・実際・・・)

一方通行「ふっ」トン

轟!!!!

絹旗(アスファルトから柱のように土砂の塊が!!)

垣根「無駄だ!!」ブン

メキメキメキメキドゴオオオオオオオオン

一方通行(一瞬で砕くか、小細工は通用しねェな)

絹旗(このままじゃ・・・打つ手は無いんでしょうか・・・)ギュッ

一方通行「安心しろ、俺が必ずあいつを殺す。もう少しだけ我慢してくれ」

絹旗「はい、信じてます」ギュッ

垣根「チョロチョロ逃げ回るだけが第一位のやることか!?おとなしく二人そろって灰になりやがれ!!」

一方通行「やってみやがれ三下ァァァァァァ!!!!!」




750 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 23:24:23.84 ID:5RwyvRSK0
一方通行(小細工が通用しねェならデカいのを一発ブチかますしかねェ!!)

一方通行「絹旗」

絹旗「はい」

一方通行「加速する。舌噛むなよ」

絹旗「ん!」ギュッ

一方通行「それでいィ」ビュン

垣根「チッ!!逃がすか!!」

一方通行(よし、今の一瞬で距離は稼げた・・・後は・・・)キョロキョロ

一方通行(あれにするか・・・)

垣根「いつまで鬼ごっこを続けるつもりだ一方通行!!ただ追いかけるだけってのもつまらねえんだよ!!」

一方通行「ほざきやがれ!!」シュタッ

一方通行「絹旗!!少し離れろ!!」

絹旗「はい!!」タタッ




751 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 23:29:47.00 ID:5RwyvRSK0
垣根「ようやく観念したか一方通行アアアアアアア!!!!!」

一方通行「甘ェよ。メルヘン」

ビキビキビキビキゴゴゴゴゴゴ

絹旗「ビルを持ち上げている!?」

垣根「なっ!!なんだこ」

轟!!!!!

絹旗「一方通行!!何が起こったんですか?」

一方通行「廃ビルをひとつあいつに向かってブン投げた。それだけだ」

絹旗「それだけって・・・超無茶苦茶じゃないですか。すごい勢いで飛んでいきましたけどどこまで飛んでいくんですか?」

一方通行「宇宙じゃねェか?」

絹旗「はぁ、もう何も言いません」

一方通行「これで足止めくらいにはなンだろ」垣根「ほう?」




758 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 23:38:57.89 ID:5RwyvRSK0
一方通行「!!!」

垣根「おっと動くなよ一方通行、動いたらまずこいつをバラバラに引き裂く」

絹旗「そ・・・そんな・・・」

垣根「なかなかいい攻撃だったな、さすがの俺も面食らっちまったがな、残念だが俺の未元物質に常識は通用しねえ」

一方通行「てンめェ・・・」

垣根「おいおい何て顔してやがる一方通行、是非カメラに収めておきたいくらいおもしれえ顔してんぞ?」

絹旗「一方通行!私のことはいいですからこいつをなんとかしてください!!」

垣根「だってさ、どうするんだ一方通行」

一方通行「・・・・・・」

一方通行(考えろ・・・考えねェとさいあいちゃンが・・・)

一方通行(まだ手は残されているはずだ、諦めるな、諦めるのは俺一人が死ぬ状況だけでいい)

一方通行(だが今はだめだ、あの野郎にさいあいちゃンを傷つけさせるようなことは絶対に)




763 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 23:44:47.75 ID:5RwyvRSK0
絹旗「一方通行・・・」

垣根「おいおいお姫様よ。王子様はもうしゃべることができなくなっちまったとさ」

絹旗「・・・・」

絹旗(今の私は何なんですか、一方通行に守られて挙句の果てに彼を危険な目にあわせて)

絹旗(このままでは彼も私も・・・・なら・・せめて一方通行が攻撃できる機会を作らないと・・・)

垣根「どいつもこいつもだんまりか?なら俺がいい言葉を授けてやろう」

一方通行「・・・・」

絹旗「・・・・」

垣根「鳴かぬなら、殺してしまえホトトギスだ馬鹿共」

轟!!!!!!




766 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 23:51:28.88 ID:5RwyvRSK0
垣根「・・・・」

垣根「・・・・・・ん・・・・」パチッ

垣根「何だ・・ここは・・・」

アレイスター「目が覚めたようだね」

エイワス「ずいぶんと待たせてくれるね」

垣根「誰だてめえら!」

アレイスター「少し静かにしようか垣根帝督」

垣根「俺の質問に答えろ!!」

エイワス「しずかに・・しようか?」ギロッ

垣根「!!!」ゾクッ

垣根(何だ・・・こいつのこの感じは・・・・)

アレイスター「そうだ、静かにしておくことを薦めよう」

エイワス「君は自分が何をしていたか覚えているかい?」




769 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 23:56:35.04 ID:5RwyvRSK0
垣根「何を?・・・そうだ、俺は一方通行とあの残骸」アレイスター「こら」ブン

メキィ

垣根「はおっ・・・ごぉ・・・・・ぇっ・・・」

エイワス「ボディーブロー一発でこんな状態ではすぐに壊れてしまうのではないか?」

アレイスター「なあに、こいつの未元物質に常識は通用しないんだ、すぐに元通りになるさ」

垣根「な・・・ん・・・」

エイワス「君は華奢だなぁ、もう少し体を鍛えたまえ」ガシッ

ギリギリギリギリ

垣根「ごああぁぁぁぁ!!!!!!!」

アレイスター「ちょと腕を掴まれたくらいでこの反応だとうるさくて適わないな」

エイワス「ならしゃべれなくしてしまうかい?」

アレイスター「それもありだね」




770 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 23:57:28.75 ID:JxkNRkXJ0
KOEEEEEE




771 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/07(日) 23:57:53.22 ID:3+zQk8Es0
もう怖くてしまむらとユニクロに行けない




775 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 00:01:55.66 ID:5RwyvRSK0
アレイスター「まあ脳さえ無事なら私のプランには影響がないからあとは煮るなり焼くなりかな」

エイワス「ふむ、では実際に煮てしまおうか」

垣根「て、てめえら・・・・何者だ・・・」

アレイスター「ただのさいあいちゃんのファンさ」

垣根「さいあいちゃんだと?」

エイワス「そう、君が残骸扱いした女の子のことさ。私たちは君が彼女を傷つけたことで激怒していてね」

アレイスター「早い話が君には朝日を拝めない体になってもらおうと思っているんだよ」

垣根「わけのわからねえことでこの俺をコケにしやがって!!まとめてぶち殺してやる!!」

轟!!!!!!




777 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 00:06:13.16 ID:yLpWpUVO0
垣根「はっ!!何が朝日を拝めないからだ!!この俺に対して」エイワス「対して?」

垣根「なっ!!」

アレイスター「何だというんだい?」

垣根「馬鹿な!!あれを食らって生きていられるはずがねえ!!」

エイワス「折角しまむらで買った服がボロボロだよ」

アレイスター「私もユニクロで買ったお気に入りのものがボロボロだ」

垣根「お・・・おまえら・・・何者なんだ・・・」

エイワス「君がそれを知る必要は無いよ」

アレイスター「どうせすぐに何も考える必要がなくなるのだからね」

垣根「あ・・あ・・・・・・うわあああああああ!!!!」




781 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 00:11:49.38 ID:jQHKbEUT0
時間は少し前に遡る

垣根「鳴かぬなら、殺してしまえホトトギスだ馬鹿共」

轟!!!!!!

絹旗(やられる!!!!)



絹旗(あれ?何ともありません・・・・ それに垣根がいません・・・)キョロキョロ

滝壺「きぬはた、大丈夫?」

絹旗「あれ?滝壺さん」

滝壺「危なかったねきぬはた」ギュッ

絹旗「あれー?何がどうなってるんですか?」

滝壺「あの二人が助けてくれた」

絹旗「二人?」




785 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 00:17:36.45 ID:jQHKbEUT0
一方通行「てめェ・・・」

アレイスター「やあ一方通行」

一方通行「なンのつもりだ?」

アレイスター「やだなあ、さいあいちゃんが危ないから駆けつけただけじゃないか」

一方通行「チッ 垣根の野郎はどこへやった?」

アレイスター「それなら彼に聞いてくれたまえ」

エイワス「あれー、どこまで飛んでいったんだ?」

一方通行「何わけのわからねェことを言ってやがンだあいつは」

アレイスター「エイワス、あいつはどうなった?」

エイワス「うーん、ちょっとやりすぎちゃったみたいなんだよね」

アレイスター「って言うと?」

エイワス「上空に放り投げただけなんだけどまだ落ちてこないんだ。結構遠くまで飛んで行ったようだね」

アレイスター「なんだそんなことか、それなら私が後で回収しておこう」

エイワス「助かるよ」




790 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 00:22:46.78 ID:jQHKbEUT0
滝壺「それじゃあきぬはたに紹介するね、きぬはたのファンのあれいすたーとえいわすだよ」

エイワス「始めましてさいあいちゃん」

アレイスター「マジで感激ですさいあいちゃん」

絹旗「あ、どうもよろしくお願いします」ペコ

一方通行「なンでこンなとこまで来やがンだよこいつは・・」

アレイスター「ファンだからさ」

エイワス「当然のことだよな」

絹旗「なぜ二人が滝壺さんと一緒に?」

滝壺「二人ともきぬはたと一緒にご飯が食べたいというからつれてきた」

絹旗「私とですか?」

アレイスター「YEA!」

エイワス「マジ楽しみにしてました」




792 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 00:28:06.01 ID:jQHKbEUT0
絹旗「あ!そんなこと言ってる場合じゃなくてですね!」

絹旗「私と一方通行を助けてくれてどうもありがというございました」ペコ

エイワス「それはお安い御用というやつだね」

アレイスター「さいあいちゃんのためならたとえ火の中水の中さ」

一方通行「チッ、出しゃばンじゃねェよ」

エイワス「すまなかったね、さいあいちゃんを傷つける者を許せ無くてつい・・ね」

アレイスター「カッとなってやった。反省はしていない」

滝壺「流石だね」

絹旗「はぁ・・・それにしても・・あ!そうです!」




795 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 00:37:39.00 ID:jQHKbEUT0
絹旗「一方通行!体をよく見せてください!」ガシッ

一方通行「あン?何しやがンだ?」

絹旗「やっぱり怪我してるじゃないですか!すぐに病院に行きましょう!」

一方通行「こンなもンかすり傷だろうが」

絹旗「だめです!病院に行きます!!」グイグイ

一方通行「行かねェ」

絹旗「うー・・・・」グイグイ

一方通行「行かねェって」滝壺「こら」ビシ

一方通行「あン?」

滝壺「きぬはたを泣かさない」

一方通行「ン?」

絹旗「うっ・・・・ぐすっ・・・」ポロポロ

エイワス「!!!!」ガタッ

アレイスター「待て!!」




798 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 00:38:48.20 ID:O6HHG8ug0
                   ,'⌒,ー、           _ ,,..  X
                 〈∨⌒ /\__,,..  -‐ '' " _,,. ‐''´
          〈\   _,,r'" 〉 // //     . ‐''"
           ,ゝ `く/ /  〉 /  ∧_,. r ''"
- - - -_,,.. ‐''" _,.〉 / /  . {'⌒) ∠二二> -  - - - - - -
  _,.. ‐''"  _,,,.. -{(⌒)、  r'`ー''‐‐^‐'ヾ{} +
 -‐ '' "  _,,. ‐''"`ー‐ヘj^‐'   ;;    ‐ -‐   _- ちょっと一方通行殴ってくる
 - ‐_+      ;'"  ,;'' ,''   ,;゙ ‐-  ー_- ‐
______,''___,;;"_;;__,,___________
///////////////////////




801 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 00:43:21.57 ID:jQHKbEUT0
一方通行「お、おい絹旗ァ・・・」

一方通行(なンで泣いてるンですかァァァァァァァ!!!!)

絹旗「怪我・・・させたの・・・私なんですから・・・・だから・・・」ポロポロ

一方通行「・・・」

絹旗「だから・・・わたひ・・・ぐすっ」

一方通行「・・・・」

絹旗「びょおいん・・・・いぐん・・・・・れす・・・」ポロポロ

滝壺「あくせられーた」

一方通行「あン?」

滝壺「これ以上きぬはたを泣かしたらゆるさない」

一方通行「・・・・わかったよ。行きゃいいンだろ?」

エイワス「三十秒で支度しろ、一秒でも遅れたら貴様の命は無いからな」

アレイスター「オーケー、オーケー、時に落ち着こうかエイワス」




802 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 00:48:43.16 ID:jQHKbEUT0
病院

冥土「まさか君が泣いている女の子を連れてここに来るなんてね?」

一方通行「好きでやってンじゃねェよ」

絹旗「ぐすっ・・・」

滝壺「きぬはた、このままだと先生が診察できないから外で待ってよう?」

絹旗「はい・・・」

エイワス「さあさいあいちゃん、このハンカチを使うといい」

絹旗「ありがとうとざいます・・・」グシグシ

アレイスター「くそっ!!私としたことが!!」

エイワス「ハンカチとティッシュを持ち歩くのは基本中の基本だ、うかつだったなアレイスター」

アレイスター「・・・くやしい・・・」




805 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 00:54:08.17 ID:MT4bWc4Y0
さいあいちゃんのクローンつくればいいやん




806 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 00:55:13.38 ID:O6HHG8ug0
>>805
あ?さいあいちゃんはさいあいちゃんだけだろうが
いくら容姿が似ていようと、遺伝子構造が同じだろうと、さいあいちゃんはこの世に1人しかいねぇんだよカス




807 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 00:55:39.04 ID:8SsSthO2i
>>805
何も分かってないなって二人にボコられるぞ




810 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 00:55:57.69 ID:yAS7NLt/0
>>805
しかしそれはさいあいちゃんなのだろうか?さいあいちゃんの形をした『何か』でではないだろうか?




俺は『何か』でもいいけどね!!!




808 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 00:55:52.97 ID:jQHKbEUT0
冥土「さて、傷を見せてもらうよ?」

一方通行「あァ」

冥土「それにしても君ほどの能力者が怪我をするなんて何があったんだい?」

一方通行「勘違いしたメルヘン野郎がとち狂っただけだ」

冥土「うん、よくわからないよね?」

一方通行「黙って治せばいいンだよ」

冥土「はいはい・・・・」

一方通行「で、大げさに騒ぎやがるが俺の傷はどォなってやがる?」

冥土「うん、出血が目立つけど大したことはないね。入院する必要も無さそうだよ」

一方通行「そォか、入院なンてことになったらさいあいちゃンをまた泣かせちまうからなァ・・・」

冥土「さいあいちゃん?」

一方通行「・・・・今すぐ俺が話したことを全部忘れろ。さもねェとこの病院を崩壊させる」

冥土「やれやれ、君はここにテロのために来たのかい?勘弁してほしいね」




811 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 01:02:43.78 ID:jQHKbEUT0
ガチャ

滝壺「あくせられーた」

絹旗「傷は!傷はどうなんですか!?」

一方通行「心配すンな、掠り傷だ」

絹旗「そんなこと言って本当のことを隠したら超許しませんからね!!」

冥土「こらこら、病院では静かにしてほしいよね?」

滝壺「あ、先生」

エイワス「一方通行の怪我はどうなんですか?」

冥土「心配いらないよ。出血が目立っただけで本当に掠り傷さ」

絹旗「はぁ・・・・よかったです・・・」

一方通行「さっきから言ってンじゃねェか」




815 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 01:10:01.40 ID:jQHKbEUT0
滝壺「さて、せっかく集まったけど今日はもう帰ろう」

エイワス「そうだな」

アレイスター「楽しみにはしていたけどこの状況ではね」

一方通行「てめェと飯なンぞ食うことにならなくてホッとすンぜ」

絹旗「もう、助けてくれた人にそんなこと言っちゃだめですよ」

滝壺「そうだよ。ちゃんとありがとうを言わなきゃだめ」

一方通行「へいへい、どォもアリガトウゴザイマシタ」

滝壺「もう」

エイワス「どういたしまして。かな」

アレイスター「一方通行のためではないのだから私たちも気にしないよ」

滝壺「ふたりは大人だね」

絹旗「あの、後日改めてお礼させていただきますのでその時一緒に食事しませんか?」

エイワス「マジで!!!」

アレイスター「さいあいちゃんからお誘い!!」




817 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 01:14:19.46 ID:jQHKbEUT0
一方通行「チッ、ンなことしなくてもいいだろォが」

絹旗「だめですよ。助けてもらったんだからこれでも足りないくらいです」

一方通行「ケッ」

滝壺「きぬはた、あくせられーたがやきもちをやいている」

絹旗「へ?」

一方通行「何を言い出すンですかこの人ォォォォォォ!!!!」

エイワス「まあ俺らイケメンだからな」

アレイスター「流石だよな。俺ら」

滝壺「ちがうの?」

一方通行「違うに決まってンだろォが!!」

滝壺「あくせられーたはきぬはたのこと好きじゃないの?」

一方通行「なっ!!! //////」

絹旗「た、滝壺さんっ!! //////」




818 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 01:15:50.28 ID:O6HHG8ug0
俺「//////」




819 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 01:17:39.67 ID:LNOEE5gy0
フレ//////ンダ




821 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 01:18:18.93 ID:uQiAc1u30
>>819
やめろ




824 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 01:21:25.03 ID:jQHKbEUT0
エイワス「おいアレイスター、様子がおかしいぞ」

アレイスター「ああ、俺らのイケメン力が及ばなくなってきている」

滝壺「あくせられーた、きぬはたのこと好き?」

一方通行「お、俺は・・・・」

絹旗「一方通行・・・・」

エイワス「・・・・」

アレイスター「・・・・」

一方通行「・・・・好きだ」

滝壺「だって、よかったねきぬはた」ナデナデ

絹旗「・・・・うっ・・・うぅ・・・ぐすっ」ポロポロ

エイワス「(`;ω;´)」

アレイスター「(`;ω;´)」

一方通行「なンで泣くンだよ・・・」

絹旗「だって・・・・だって・・・・」グスッ




831 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 01:28:43.42 ID:jQHKbEUT0
絹旗「わたし・・も・・・好き・・・です・・から・・・・」グスッ

一方通行「・・・・ありがとよ」ボソッ

滝壺「がんばったねきぬはた」ナデナデ

絹旗「・・・はい・・・」

エイワス「なあアレイスター、ちょっと飲み物でも買いにいこうか」

アレイスター「そうだな」

一方通行「なあ絹旗」

絹旗「・・・あい・・・」グスッ

一方通行「これからよろしくな」

絹旗「こちら・・・こそ・・・」

滝壺「きぬはたすごい顔になってる」

一方通行「ああ、だが悪くねェ」

絹旗「み、みないでくださいよぅ・・」




833 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 01:31:01.77 ID:jQHKbEUT0
エイワス「・・・・」

アレイスター「・・・・・」

エイワス「ちくしょう・・・・」

アレイスター「ちくしょう・・・・」


ちくしょおおおおおおおおおおおおお!!!!!!


エイワス「貴様が!!ペロペロなんてさせなければよかったんだ!!」

アレイスター「あいつ幼女が好きだってみんな言ってたんだ!!だから俺は悪くない!!」

エイワス「知るかああああ!!!この怒りをどうしてくれるうううう!!!」

アレイスター「俺だって怒っているううううう!!!」

エイワス「そんなもんしらんわああああ!!!!」

アレイスター「うるせええええ!!!もうやぶれかぶれやああああ!!!」

滝壺「大丈夫、私はお互いに心が晴れるまで殴りあうであろう二人を応援している」




842 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 01:40:19.41 ID:jQHKbEUT0
一方通行「そォいやまだ夕方なンだな」

絹旗「ですね」

滝壺「怪我がひどくないとはいえ今日は帰って安静にしておいたほうがいい」

一方通行「そォさせてもらうか」

絹旗「私が責任を持って送り届けます」

一方通行「ヨシカワを呼べばいいじゃねェか」

絹旗「それもそうですね。歩いて帰るより車で送ってもらったほうが超安心です」

滝壺「それじゃあ私もここで失礼するね?」

絹旗「あれ?あの二人は?」

一方通行「さァな」

滝壺「向こうにいるけど今ちょっと忙しいみたい」

絹旗「そうですか・・・」

滝壺「大丈夫、きぬはたに会うのを楽しみにしている二人だから次に会う時にたくさんお話してあげるといい」

絹旗「わかりました。じゃあよろしく伝えてくれますか?」

滝壺「もちろん」




846 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 01:50:54.82 ID:jQHKbEUT0
帰路 車内

芳川「そんな事が起こってたなんてね・・・」

一方通行「あァ、おかげで折角ピックアップしてもらった店のデータが無駄になっちまった」

絹旗「買い物行けませんでしたからねー」

芳川「ところで、君たちに一応聞いておくけど」

一方通行「なンだ?」

絹旗「何ですか?」

芳川「付き合うことになったのかしら?」

一方通行「/////////」

絹旗「/////////」

芳川「ふふっ、その反応だけで十分ね」

一方通行「ケッ」

絹旗「えへへ・・・」

芳川(まさかこんなに早く付き合うことになるとは思わなかったわ・・・)

芳川(トラブルから恋愛に発展するとこんなにも早く進展してしまうのね、始めて知ったわ)




851 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 01:55:36.25 ID:jQHKbEUT0
窓の無いビル

エイワス「どうしてこうなった・・・」

アレイスター「どうしてこうなった・・・」

滝壺「どうしてこうなった・・・」

エイワス「おや、滝壺さん」

アレイスター「いらしてたのですか」

滝壺「うん、二人のことが心配だったから」

エイワス「女の子を心配させるなんて、俺たち罪だよな」

アレイスター「ああ、流石だよな俺ら」

滝壺「私もだけど二人ともご飯食べてなかったからそこのキッチンで作らせてもらったよ?」

エイワス「なんと・・・」

アレイスター「俺たちのために女の子がご飯を作りに来てくれるなんて・・・」




855 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 02:00:12.22 ID:jQHKbEUT0
滝壺「おいしい?」

エイワス「ああ、滝壺さんが作ってくれてものがまずいわけがないじゃないか」モグモグ

アレイスター「いくらでも食べられる」モグモグ

滝壺「よかった。二人が喜んでくれて」ニコ

エイワス「・・・・」

アレイスター「・・・・」

エイワス「時にアレイスター」

アレイスター「なんだいエイワス」

エイワス「俺に嫁ができそうなんだ」

アレイスター「奇遇だな、俺もだ」

エイワス「はっはっは、つまらない冗談はよせアレイスター」

アレイスター「冗談なんかじゃないさ。大真面目さ」

エイワス「ちょっと節操が無さ過ぎるんじゃないかい?」

アレイスター「その言葉そのまま君に返そうじゃないか」




858 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 02:04:12.84 ID:jQHKbEUT0
エイワス「どうやら私たちは戦う運命にあるようだな」

アレイスター「そのようだな」

滝壺「またけんかするの?」

エイワス「はっはっは、まさかまさか、滝壺さんの前でそんなことするわけがないじゃないですかー」

アレイスター「そうですよ。私たちは仲良しですから」

滝壺「よかった。やっぱりご飯はおいしくたのしくが一番だね」

エイワス「はい!」

アレイスター「もちろんですよ!」




860 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 02:07:12.33 ID:jQHKbEUT0


一方通行「で」

絹旗「はい」

一方通行「なンで部屋にまで押しかけて来るンですかァ?」

絹旗「愚問ですね。恋人だから一緒にいるに決まってるじゃないですか」

一方通行「・・・・おい」

絹旗「はい」

一方通行「意味わかってて言ってンのか?」

絹旗「むしろわからないとでも?」

一方通行「・・・・」

絹旗「野暮なことは聞かないでください」

一方通行(これは・・・・おいどうしろってンだァ・・・・)

絹旗(すごくドキドキします・・・改めて考えると私ちょっとはしたないんでしょうか?)




871 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 02:14:43.98 ID:jQHKbEUT0
エイワス「滝壺さんの料理最高だったなアレイスター」

アレイスター「ああ、さいあいちゃんも天使だが滝壺さんもマジ天使」

エイワス「俺たちさいあいちゃん一筋だったけど世界が少し広がったな」

アレイスター「ああ、世界が広がるって素晴らしいよな」

エイワス「これは決して浮気じゃないよな?」

アレイスター「もちろんだ、これは浮気じゃない」

エイワス「明日もご飯つくりに来てくれるっていってたしこれは期待できるよな」

アレイスター「そうだな。今度さいあいちゃんも一緒に食事することになってるし俺らって勝ち組じゃね?」

エイワス「ああ、流石だよな。俺ら」

アレイスター「そして一方通行のやつがさいあいちゃんを泣かすようなことがあれば」

エイワス「速攻でぶっとばす」

アレイスター「もちろんだ」




873 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 02:24:49.83 ID:jQHKbEUT0
一方通行「とりあえず真面目な話すンぞ?」

絹旗「はい」

一方通行「俺はお前に手はださねェ」

絹旗「はい?」

一方通行「期待を裏切っちまったか?」

絹旗「・・・超意気地無しです」

一方通行「わかってねェな、まだ体が完全に出来上がってねェンだからリスクを負う必要なンてねェだろうが」

絹旗「むー・・・」

一方通行「むーじゃねェ、とりあえず一緒にいてやるからきちンと成長するまで無しだ。いいな?」

絹旗「ふんだ、いいですよ。私の魅力ですぐにごめんなさいって言わせてあげます」

一方通行「上等だ」

絹旗「いつか絶対に泣かせてみせますからね」




876 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 02:30:10.32 ID:jQHKbEUT0
一方通行「趣旨が変わってねェか?」

絹旗「私に恥をかかせたんだから超当然です」

一方通行「へいへい」

一方通行(俺だって・・・だがヨシカワのやつが言うにはそれがさいあいちゃンのため・・・)

一方通行(許してくれ、いつかわかる時が来る・・・・)

絹旗「ですがここだけは譲れないものがあります」

一方通行「あン?」

絹旗「ちょっと耳かしてください」

一方通行「なンだ?」絹旗「えいっ」

チュッ

一方通行「お、い・・・・」

絹旗「えへへ・・・」




877 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 02:34:23.43 ID:jQHKbEUT0
一方通行「もっとムードとか場所とかあンじゃねェのか?」

絹旗「いいんですよ。私が今したかったんですから」

一方通行「この・・・なンか納得いかねェ」

絹旗「と、いいますと?」

一歩通行「そこを動くなよ?」

絹旗「超嫌です!」

一方通行「てめェ・・・」

絹旗「おっと、無理矢理ですか?無理矢理やるつもりですか?」

一方通行「ンなことできるわけねェだろうが」

絹旗「おやおや、一方通行は超へたれですねー」

一方通行(落ち着けェ、こンな判りやすい挑発に乗ったら負けだ)

絹旗「どうしたんですか一方通行。私はここですよ?」




881 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 02:41:32.09 ID:jGoY0lmj0
一歩通行wwwwwwwwwwwwwwwwwwww




882 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 02:41:33.17 ID:jQHKbEUT0
一方通行「もォいい、寝る」

絹旗「あれ?寝ちゃうんですか?」

一方通行「そォだ、だからお前も寝ないとベクトルチョップで強制的に気絶させンぞ?」

絹旗「むー・・・」

一方通行「むーじゃねェ、言うこときかねェなら俺は音を遮断して寝るだけだ」

絹旗「はあ、しょうがないですね。私も寝ます」

一方通行「素直じゃねェか」

絹旗「ふふん、で、す、が。寝るのはそこでです」ビシッ

一方通行「おい」

絹旗「はい」

一方通行「・・・・いや、やっぱりいい、ほら、さっさと寝るぞ」

一方通行(少しは譲歩してやらねェとな・・・)

絹旗「やったー、だから一方通行って好きなんですよねー」




887 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 02:45:01.05 ID:jQHKbEUT0
ギュッ

一方通行「こら、くっつくな」

絹旗「嫌です。こうしてないと寝られそうにありませんから」

一方通行「ったく・・・」

絹旗「一方通行」

一方通行「あン?」

絹旗「大好きですよ?」

一方通行「・・・俺もだ」

絹旗「じゃ、おやすみのちゅーください」

一方通行「ン」

チュッ

絹旗「えへへ、おやすみなさい一方通行」

一方通行「おやすみ、最愛」


おわり




892 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 02:47:47.08 ID:P8ZF7cImP
おいペロペロどこいった




893 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 02:50:18.07 ID:uQiAc1u30
乙!




896 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 02:53:11.05 ID:jQHKbEUT0
滝壺「大変、一歩通行が現れた」

エイワス「なんだって!?」

アレイスター「ついにここにも現れたか・・・」

滝壺「一歩通行、それは恐ろしい魔術師」

エイワス「存在を入れ替える魔術を使うからな」

アレイスター「やつが現れた後には何一つ残らないといわれている・・・」

滝壺「ところであくせられーたはもうきぬはたをぺろぺろしないの?」

エイワス「そりゃそうさ、レベル6がかかっているとはいえあいつはさいあいちゃんが嫌がるようなことはもうやらないよ」

アレイスター「でもまあ付き合うことになっちゃったからさいあいちゃんが許可すればやるんじゃないかな?」

滝壺「こっそりペロペロしたことは言うのかな?」

エイワス「いつか言うんじゃないかな」

アレイスター「言ってもさいあいちゃんなら許してくれそうだけどその弱みにつけこんでいろいろやりそうではあるね」

滝壺「なるほど、ペロペロはありうるということか」

エイワス「まああってもなくても二人はうまくやっていくだろうね」

アレイスター「一方通行そこ変われ」




899 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 02:57:07.45 ID:jQHKbEUT0
滝壺「それじゃあ二人の幸せを願って」

エイワス「私たちの幸せも誰か願ってほしい」

アレイスター「その通りだエイワス」

滝壺「大丈夫、私はふたりが幸せになれるように応援している」

エイワス「ありがとうございます滝壺さん」

アレイスター「滝壺さんマジ天使」

エイワス(っていうか嫁になってください)

アレイスター(マジ幸せにしますんで)

滝壺「それでは皆様またいつかお会いしましょう」

エイワス「じゃあねー」

アレイスター「おやすみー」




900 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 02:58:22.46 ID:cXkgrbHU0
おやすみー!ありがとうー!




901 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/08(月) 02:59:39.94 ID:co77Xbih0
長々とお疲れ様ですたん






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コメント
この記事へのコメント
  1. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/11/11(日) 13:47: :edit
    さいあいちゃんのふとももにおにんにんはさみたいよぉ
  2. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/11/11(日) 14:52: :edit
    さいあいちゃんprpr
  3. 名前: 名無し++ #-: 2012/11/11(日) 16:07: :edit
    さいあいちゃんまじさいあい
  4. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/11/11(日) 16:21: :edit
    これ、けっこう前に、他のまとめサイトで見たな
  5. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/11/11(日) 17:06: :edit
    第三位か第四位にやらせるって、それ色々とダメだろww特に第四位wwww
  6. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/11/11(日) 18:14: :edit
    麦野が一般生活できるか不安
  7. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/11/11(日) 19:06: :edit
    この絹旗は橘臭いな
  8. 名前: 名無しさん@ニュース2ちゃん #-: 2012/11/11(日) 21:51: :edit
    古めの一方さんSSなら変態氏のこれここで読みたいなぁ
    一方通行「俺の携帯知らねェか?」御坂妹「し、知りませんとミサカは(ry」

    もう2年前の作品だが……
  9. 名前:    #-: 2012/11/11(日) 22:21: :edit
    読みやすくて面白かった
    仕方ないから俺は麦野ぺろぺろするよ
  10. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/11/12(月) 05:43: :edit
    ※9はメルトダウナーをくらって消滅した。
  11. 名前: 安心の名無しクオリティー #-: 2012/11/12(月) 22:29: :edit
    ※9 無茶しやがって………
  12. 名前: 通常のナナシ #-: 2013/03/13(水) 19:30: :edit
    なかなか良かった
    一方さん乙
  13. 名前: 通常のナナシ #-: 2013/05/20(月) 20:49: :edit
    芳川ぺろぺろ
  14. 名前: 通常のナナシ #-: 2013/05/20(月) 21:17: :edit
    おお、懐かしいなコレ。
    絹旗可愛いよ絹旗。
  15. 名前: 通常のナナシ #-: 2013/06/12(水) 20:49: :edit
    しまむらくんとユニクロくん怖すぎw
  16. 名前: 通常のナナシ #-: 2013/06/13(木) 09:21: :edit
    きィぬはたァああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!
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