ほむら「ほむらちゃんはわたしより可愛いよ?」

***
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2012/11/05(月)
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 21:01:18.63 ID:VP6h+0JRO
チュンチュン

ほむら「ん……」

ほむら「んん…?」パチッ

ほむら「もうあさぁ…?」ポケー

ほむら「………あれ?」

ほむら「えっ?あれっ?」キョロキョロ

ほむら「…ここ……どこ?」

ほむら「病院じゃない…」

ほむら「……え、えっと!えっと!」

ほむら「わたしは何を……?」

ほむら「お、思い出さなきゃ…」




6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 21:07:32.81 ID:VP6h+0JRO
ほむら「わたしは…転校して、鹿目さんと出逢って…」

ほむら「鹿目さんや巴さんと仲良くなって…」

ほむら「それに美樹さんや志筑さんとも……」

ほむら「そして……魔法少女…」

ほむら「そうだよ…魔法少女…鹿目さんと巴さんは魔法少女で…」

ほむら「魔女に……」




10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 21:11:27.43 ID:VP6h+0JRO
ほむら「そして…わたしは……」

ほむら「キュゥべえと契約して…?」

ほむら「わたし…魔法少女に…なった…の?」

ほむら「うぅ…はっきりと思い出せない……」

ほむら「鹿目さんが…やられちゃってから…記憶が……」

ほむら「何をしたのか思い出せないよ…」

ほむら「悲しくて…嫌で嫌で…泣いたくらいしか……」




12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 21:16:15.09 ID:VP6h+0JRO
ほむら「うぅ…鹿目さん……」

ほむら「会いたい…会いたいよぉ…」

ほむら「もう一度…鹿目さんに会いたい……」

ほむら「ぐすっ…」コスコス

ほむら「……あれ?」

ほむら「そう言えば…眼鏡がない…?」

ほむら「…なのに、よく見えるよ?」

ほむら「……どうして?」

ほむら「わたしの目じゃないみたい…?」




14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 21:20:52.50 ID:VP6h+0JRO
ほむら「でもそんなことあるわけ…」

ほむら「……ん?」スンスン

ほむら「良い匂い…」

ほむら「優しくて…あったかい…感じがする」

ほむら「わたしは…?」

知久「朝だよー」

ほむら「きゃっ?」

知久「そろそろ起きなきゃ遅刻するよ」

ほむら「え?あ…?」

ほむら(お、男の人の声…?)




18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 21:27:35.34 ID:VP6h+0JRO
知久「あれ?まだ起きてないのかな?」

ほむら「え?え?」

知久「入るね」

ほむら「ち、ちょっと待って…」

ガチャ

ほむら「あっ?」

知久「ん?なんだ、起きてるみたいだね」

ほむら「え?え?えっと…?」

知久「おはよう」

ほむら「…お、おはよう…ございます…?」

知久「?」

ほむら「あ、あぅ…」




21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 21:31:58.77 ID:VP6h+0JRO
知久「ははは、まだ寝ぼけてるみたいだね」

ほむら「は、はは…」

知久「でも早く目を覚まさなきゃダメだよ」

知久「遅刻しそうになってさやかちゃん達に迷惑をかけたら悪いしね」

ほむら「えっ?み、美樹さん?」

知久「…?とにかく、早く目をさますこと。わかったね?」

ほむら「ぁ…は、はい?」

知久「それじゃ、ママを起こしてきてね」

知久「僕は朝食の準備をしてくるよ、じゃあね」




24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 21:35:52.39 ID:VP6h+0JRO
ほむら「………」

ほむら「……い、今の男の人…どこかで…?」

ほむら「…わたしのこと…知ってるみたいだったし……」

ほむら「…えーと……?」

ほむら「……うぅ、わけがわかんないよ…」

ほむら「ここは何処なの…?」

ほむら「……ぬいぐるみがいっぱいある」

ほむら「可愛いお部屋だな…」

ほむら「……散らかってるけど」




26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 21:41:41.47 ID:VP6h+0JRO
ほむら「どこかで見覚えはあるんだけど…」

ほむら「………」ジィー

タツヤ「ねーちゃー!」

ほむら「わわっ?」

タツヤ「ねーちゃ!ママおこして!」

ほむら「え?え?」

タツヤ「はやくー!」グイグイ

ほむら「きゃ?ひ、ひっぱらないでよぉ」

詢子「くーくー」

タツヤ「ママーおきてー」

詢子「うーん…」





28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 21:44:53.02 ID:VP6h+0JRO
タツヤ「ねーちゃもおこしてー」

ほむら「え、えと…?」

ほむら「お、おきてくださーい?あ、朝ですよ…?」

詢子「くーくー」

タツヤ「マーマー!ねーちゃも!」ユサユサ

ほむら「あぅ…お、おきて…?」ユサユサ

詢子「んん…」

ほむら「ど、どうしよう…」

詢子「くーくー」

バンッ

ほむら「わっ?」




29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 21:48:31.95 ID:VP6h+0JRO
知久「…!」

タツヤ「パパ!」

知久「……」スタスタ

ほむら「え、えと…?」

詢子「くーくー」

知久「おっきろー!」

詢子「わぁぁっ?」

知久「おはよう、ママ。良い朝だよ」

詢子「ふあっ…おはよぉ」

詢子「って、あれ?今日はパパ?」

詢子「ううん、まどかもタツヤもいるよ」

タツヤ「ママー!」

ほむら「えっ?鹿目さん?」




31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 21:51:22.46 ID:VP6h+0JRO
ほむら「か、鹿目さんがいるんですか?」キョロキョロ

知久「?」

詢子「?」

タツヤ「ねーちゃ?」

ほむら「鹿目さん…」キョロキョロ

詢子「…ねえ、どうしたのさ?もしかして私が寝ぼけてるの?」

知久「うーん…今朝からどうも様子がおかしいみたいだよ」

詢子「ふーん?変な夢でも見たとか?」

知久「どうだろうね」




35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 21:57:07.06 ID:VP6h+0JRO
詢子「まぁ私は目が覚めたよ」

知久「はは、なら後はまどかだけだね」

詢子「うん、この子の目は私が覚ませるからパパは朝食を頼むよ」

知久「わかった、頼むね。おいでタツヤ、一緒に作るぞー!」

タツヤ「てぃへへ!」

詢子「ふふっ。さーて」

ほむら「鹿目さん…」キョロキョロ

詢子「おい、そこの鹿目さんを探してる鹿目さん」




36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 22:00:44.51 ID:VP6h+0JRO
ほむら「や、やっぱり鹿目さんがいるんですか?」

詢子「そりゃいるだろ、ここに」

ほむら「えっ?」

詢子「私は鹿目さんだ」

ほむら「……え?う、うそ…?」

詢子「嘘なもんか、正真正銘の鹿目さんだぞ」

ほむら「…た、たしかに言われてみれば面影があるかも……」

詢子「お、面影?」

ほむら「なら…こ、ここは未来…?」

詢子「はぁ」ポリポリ




38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 22:04:36.46 ID:VP6h+0JRO
詢子「どんな夢見たのか知らないけど、こりゃ重症だね」

ほむら「か、鹿目さん…その、わたしっ…」

詢子「まどか、顔洗って……いや、シャワーの方がいっか」

ほむら「まどかって…?」

詢子「その様子じゃシャワー浴びてすっきりさせなきゃキリがなさそうだしね」

ほむら「え、えと?」

詢子「ほら、こっちこっち」

ほむら「わわわっ?」




42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 22:09:00.97 ID:VP6h+0JRO
詢子「下着や制服は私が出しとくから早く浴びてきな」

ほむら「あ、あの…」

詢子「ほら、早くパジャマ脱いで」

ほむら「えぇっ?」

詢子「あはは、なんならママが脱がせてやってもいいんだよ」

ほむら「は、はずかしぃです…」

詢子「うん、ならとっとと脱いでとっとと入る!」

詢子「このままじゃさやかちゃんに怒こられるぞ」

ほむら「そ、それは嫌です!」

詢子「ははっ、ならさっさとすませときなー」スタスタ




43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 22:12:39.09 ID:VP6h+0JRO
ほむら「うぅ…何がなんだか…」

ほむら「でも、たしかにシャワー浴びて頭を整理しなきゃ…」

ほむら「このままじゃ、ほんとにわけがわからないままだよ…」

ほむら「んっ…」ヌギヌギ

ほむら「……」クンクン

ほむら「このパジャマ、やっぱり良い匂いがするよぉ」

ほむら「わたしの匂いじゃないの…?」チラッ

ほむら「!!」




46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 22:16:05.84 ID:VP6h+0JRO
ほむら「あ、あれ…もしかして…もしかして!?」

ほむら「や、やった!やったぁ!やったよ!」

ほむら「ちょっとだけ、ちょっとだけだけど大きくなってる!」

ほむら「嬉しい…わたしだけ、みんなみたいに全く成長してなかったから…」

ほむら「まだまだちっちゃいけど、これだけでも凄く嬉しいよ」

ほむら「えへへ…よかったぁ」

ほむら「やっぱりわたし、女の子だったんだね」




50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 22:20:18.38 ID:VP6h+0JRO
ほむら「うん、早くシャワー浴びなきゃ」

ほむら「えへへ、何時もより体が軽い」

ほむら「こんな気持ちでシャワー浴びるの初めて」

ほむら「~♪」

ジャー

ほむら「ふぅ、やっと落ち着いてきたかも」

ほむら「浴び終わったら、ゆっくり考えなきゃ」

ほむら「それに美樹さんと会えるみたいだし…相談しよう」

ほむら「美樹さん、すごく頼れる友達だもん」




52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 22:24:59.91 ID:VP6h+0JRO
ほむら「鹿目さんと遊ぶ時はよく一緒に遊んでくれて…」

ほむら「転校してきたばかりのわたしにも優しくしてくれたもん」

ほむら「鹿目さんはもちろんだけど、美樹さんとももっと仲良くしたかったなぁ」

ほむら「……髪洗わなきゃね。えっと、シャンプーは…あった」

ほむら「それじゃ、借りますね」

ほむら「ん…」ワシャワシャ

ほむら「………」ワシャワシャ




54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 22:29:08.70 ID:VP6h+0JRO
ほむら「…気のせいかと思ってたけど…やっぱり違う…」

ほむら「髪が…短くなってる……」

ほむら「……やっぱり、わたしの体…変わってるのかな?」

ほむら「…鏡!鏡だよ!鏡を見ればすぐわかるよ!」

ほむら「えっと、鏡は…」キョロキョロ

ほむら「な、ない?どうして…っ?」

ほむら「めっ、目にシャンプーがぁ…うぅっ…」




55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 22:34:14.38 ID:VP6h+0JRO
ほむら「シャワー…シャワー…」ジャー

ほむら「うぅ…わたしの体が気になるよ…」

ほむら「早く体も洗って、確かめなきゃ!」

ほむら「よ、よーし!」ゴシゴシ

ほむら「……」ゴシゴシ

ほむら「ん…何だか変な気分だよぉ…」

ほむら「わたしの体なのに、わたしの体じゃないみたい…」

ほむら「…髪も短くなったから勝手が違うし……あれ?」

ほむら「……髪?」

ほむら「………ピンク?」




59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 22:38:16.22 ID:VP6h+0JRO
ほむら「あれっ?な、な…なんでぇっ?」

ほむら「なんで髪がピンクになってるの?」

ほむら「こんなの絶対おかしいよぉ!」

ほむら「どうして今まで気がつかなかったの?」

ほむら「わたしが慌ててたからっ?」

ほむら「あれ?あれっ?どうして?わたしは黒髪だよ?」

ほむら「ピンクは鹿目さんだよっ?」

ほむら「あっ、でも鹿目さんとお揃いになれたの…かな?」

ほむら「えへへ…鹿目さんと一緒…」




60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 22:44:05.84 ID:VP6h+0JRO
ほむら「鹿目さん…」

詢子「おーい」

ほむら「あっ…は、はいっ」

詢子「ごめん、昨日酔った勢いで鏡取っちゃってたみたいでさー」

ほむら「と、とった?」

詢子「あはは、ほんと何してんのかな私!外れる鏡も鏡だけどさ!」

ほむら「あはは…」

詢子「だからさ、鏡付けててくんない?」スッ

ほむら「きゃっ?」

詢子「大丈夫大丈夫、年頃の乙女の裸は見ないって」

詢子「ってことで、よろしくー」




63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 22:48:06.87 ID:VP6h+0JRO
ほむら「ほっ…」

ほむら「名前も知らない人に裸は見られたくないよ…」

ほむら「でも、これで鏡が見れるよ」

ほむら「タイミングが良いのか悪いのかわかんないけど…」

ほむら「とりあえず、先に体流してから鏡をつけなきゃ」ジャー

ほむら「うん、これで大丈夫」

ほむら「それじゃあ鏡でわたしを…」スッ

ほむら「……」ジィー

ほむら「………」ジィー

ほむら「………え?」




67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 22:52:52.94 ID:VP6h+0JRO
ほむら「き、き…き…」

ほむら「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

ほむら「わわ?わわわわわわわわ!?」

詢子「だ、大丈夫か?まどか?」

ほむら「はっ?」

詢子「どうした?何があった?」

ほむら「あ、えと…ご、ゴキブリ!ゴキブリがでたの!」

詢子「なっ?ゴキブリ?そんな家にゴキブリが…こ、殺さないと…」

詢子「ぱ、パパ!ゴキブリがでたー!助けてー!」




69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 22:57:39.50 ID:VP6h+0JRO
ほむら「はぁ…はぁ…」

ほむら「ご、ゴキブリは嘘だけど…でも…こっちは嘘じゃないの…?」

ほむら「……わ、わたし…」

ほむら「わたしが…わたしの体が…」

ほむら「鹿目さんに…なってる…?」

ほむら「わたしが…鹿目さん…」

まどか「わたしは…鹿目まどか……」

知久「まどか、ゴキブリがでたんだって?」

詢子「ゴキブリはダメなんだよな…私もまどかも…」




71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 22:59:36.43 ID:MiawMrqc0
男勝りだけどゴキブリ苦手な詢子ママ可愛い




72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 23:02:07.36 ID:VP6h+0JRO
まどか「………」

知久「…?まどか、大丈夫?」

詢子「まさかゴキブリにやられたんじゃ…」

知久「あはは、ママは大袈裟だね」

詢子「だってさ?ゴキブリなんだぞ…」

知久「はいはい。まどか、ゴキブリなら僕が追い出すから先ずは出ておいで」

まどか「…鹿目さん……」

まどか「わたし…」

詢子「まどか、大丈夫か?返事しなって!」




74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 23:06:36.33 ID:VP6h+0JRO
知久「まどか…?」

詢子「まどかー!大丈夫かー!」

まどか「……はっ!」

まどか「だ、大丈夫!大丈夫です!」

知久「そっか、良かった」

詢子「まどかは早く逃げろ、後はパパに任せときな」

知久「あはは、任されます」

まどか「え、えっと…で、出ます!出ますから…えっと!」

詢子「ああ、わかってる。まどかが着替えるまで待っとくよ」

知久「終わったら呼んでね」

まどか「は、はい…」




76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 23:10:43.61 ID:VP6h+0JRO
まどか「…はぁ…はぁ」

まどか「ど、どうしよう…どうしよぉ!」

まどか「何でわたしが鹿目さんになってるの?」

まどか「な、なら…ここは鹿目さんのお家?」

まどか「じゃああの人たちは鹿目さんのお父さんとお母さんと弟…?」

まどか「そ、そうだよ…前に鹿目さんがお部屋に招待してくれた時に一度会ったような…」

まどか「あの時のことは緊張しててうまく覚えてないけど…たぶんそうだよ」




79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 23:15:08.35 ID:VP6h+0JRO
まどか「あぅぅ………」オロオロ

まどか「と、とりあえず着替えなきゃ!」

まどか「え、えと!あった!制服と下着……」

まどか「…か、鹿目さんの……」

まどか「わわ?わわわわっ?」

まどか「は、恥ずかしいよぉ…」

まどか「うぅ……あっ?わ、わたし…鹿目さんの体…洗って…」

まどか「ひゃ、ひゃぁっ?」

まどか「あわ…あわわわわ…」




84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 23:19:45.74 ID:VP6h+0JRO
まどか「ぅぅぅ…はずかしい…」

まどか「はずかしすぎるよぉ…」

まどか「わたし…なんてことを……」

まどか「ごめんなさい…」

まどか「鹿目さん…ごめんなさい…わざとじゃないの…」

まどか「わたしは…ただ……」

まどか「ひっちゅっ!」

まどか「うぅ…裸のままじゃ風邪引いちゃうよ…」

まどか「……鹿目さんの…裸…」

まどか「ひゃぁぁぁっ!」




87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 23:24:14.84 ID:VP6h+0JRO
詢子「まどか、さっきから騒がしいけど本当に大丈夫なのか?」

詢子「まどかの為なら…ゴキブリが相手でも私は…!」

知久「大丈夫、まどかもママも僕が守るよ」

詢子「パパ…!」

知久「ママ…」

まどか「うぅぅ…」

詢子「って…こんなことしてる場合じゃないか」

詢子「まどか!早く出てこい!」

知久「早くしないと本当に遅刻するよ」




89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 23:28:08.15 ID:VP6h+0JRO
まどか「あっ?は、はいっ!」

まどか「と、とにかく着替えないと…このままじゃおかしくなったゃいそうだし…」

まどか「う…でもやっぱり恥ずかしい…」

まどか「でも…でもっ…着替えなきゃ!」

まどか「ごめんなさいっ!」



まどか「………はぁはぁ」

まどか「き、着替えただけなのに…疲れたよ…」

まどか「……ほんとに鹿目さんになったんだ…わたし」




92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 23:32:01.83 ID:VP6h+0JRO
詢子「まどか、大丈夫か?」

まどか「は、はい」

知久「よし、後は僕に任せて!ママも急がないと遅刻するよ」

詢子「げっ?ほんとだ、もうこんな時間…か」

詢子「まどか、急いで食べるぞ」

まどか「あ…は、はい!」

詢子「…ところで、まどか」

まどか「な、何ですか…?」

詢子「何で今日は私たちに敬語なのさ?」

まどか「えっ?…あ!」




96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 23:35:05.92 ID:VP6h+0JRO
詢子「親子なんだからそんな今更畏まらなくてもいいんだぞ?」

まどか「そ、そうで…そうだね、お、お母さん…!」

詢子「え?お母さん?」

まどか「え?だ、だってお母さんじゃ…あ、あれっ?」

詢子「いや、確かに私はお母さんだけどさ…まぁいいか」

詢子「でもな、まどか?悩み事があるなら何でも言うんだぞ?」

まどか「は、はい…?」




98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 23:39:07.57 ID:VP6h+0JRO
タツヤ「おそーい」

詢子「はは、ごめんねタツヤ。さっ、食べよっか」

タツヤ「あーい!」

詢子「ほら、せっかくパパが準備してくれてるんだから早く食べるよ、まどか」

まどか「そ、そうです…だね」

まどか「い、いだだきます…」

詢子「いだだきます!」

タツヤ「いたたきまーす!」

まどか「もぐ…!」

まどか「もぐもぐ!」

詢子「あはは、さてはお腹空かせてたなー?」




100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 23:43:09.80 ID:VP6h+0JRO
まどか「もぐ…っ?けほっけほっ!」

詢子「だ、大丈夫か?そんなにがっつくから…」

まどか「ご、ごめんなさい…美味しかったから、つい…」

詢子「うん、たしかにパパの料理は最高だもんな」

詢子「でも急いで食べちゃダメだ、ちゃんと味わって食べるんだぞ」

まどか「は、はい!」

知久「あはは。ありがとう、まどか。僕は嬉しいよ」

まどか「あっ、お、お父さん…」




104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 23:47:18.46 ID:VP6h+0JRO
知久「え?お父さん…?」

詢子「やっぱり何か変なんだよ、今日のまどか」

知久「うん…たしかにそうだね」

まどか「えっ?えっ?」

タツヤ「ねーちゃ?」

詢子「ま、まどかも悩み事の一つや二つあるよな?」

詢子「でも大丈夫、私たちは何時でもまどかの味方さ」

詢子「ねっ?お父さん!」

知久「ああ、マ…お母さん」

まどか「あ、ありがとうございます…?」




105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 23:50:11.49 ID:VP6h+0JRO
知久「それはそうと、ゴキブリいなかったよ?」

詢子「えっ?」

知久「もしかして、逃げ出してここにいるのかも知れないね」

詢子「うわぁぁっ?」

知久「あはは、冗談だよ」

詢子「は…はは…」

まどか「わ、わたしの見間違えかもしれないので…」

知久「それなら良いんだけどね」

ピンポーン

知久「おや?誰だろう?」




109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 23:54:38.89 ID:raj9bEmi0
        |\           /|
        |\\       //|
       :  ,> `´ ̄`´ <  ′
.       V            V    ゴキブリかと思った?
.       i{ ●      ● }i
       八    、_,_,     八    残念!僕だよ!
.       / 个 . _  _ . 个 ',
   _/   il   ,'    '.  li  ',__




110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 23:54:47.83 ID:VP6h+0JRO
さやか「あっ、まどかのパパ!おはよーございます!」

仁美「おはようございます」ペコ

知久「やあ、さやかちゃんに仁美ちゃん。おはよう」

さやか「まどかが来るの遅いんで迎えに来ちゃいました」

知久「そっか、わざわざごめんね?今すぐ呼んでくるよ」

仁美「お願いしますわ」

知久「まどか、さやかちゃんと仁美ちゃんが迎えに来てるよ」

まどか「えっ?」




114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/28(金) 23:59:21.07 ID:VP6h+0JRO
詢子「うわ!やばい、こりゃ遅刻コースだわ…」

詢子「悪い!私はもう行ってくる!」

知久「うん、いってらっしゃい」

タツヤ「てってらっちゃーい!」

まどか「い、いってらっしゃい…」

知久「まどかも早くしなきゃね。支度は僕がしておくよ」

まどか「あ、ありがとうございます!」

まどか(美樹さんと志筑さん…!)

まどか(相談しなきゃ!)





116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 00:02:48.06 ID:FCiBYhnoO
知久「まどか、準備はいいかい?」

まどか「はいっ!」

知久「それじゃ、気を付けてね。いってらっしゃい」

タツヤ「ねーちゃもてってらっちゃーい!」

まどか「い、いってきます!」

さやか「お、きたきた!」

仁美「おはようございます、まどかさん」

さやか「おはよ、まどか!おそいぞー?」

まどか「ご、ごめんなさい…」




118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 00:06:47.17 ID:J0HTOg6UO
さやか「あはは、そんなに謝らなくてもいいっていいって!」

仁美「今からならまだ間に合いますわ」

まどか「そ、そうですよね?」

仁美「?…え、ええ」

さやか「?」

仁美「さやかさん、何か違和感があるような…」

さやか「え?そーお?」

仁美「はい、私の気のせいなら良いのですが…」

さやか「ふーん?」

まどか「あっ、お、おはようございます」




123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 00:11:34.86 ID:FCiBYhnoO
さやか「ん?ああ、おはよ。さっきもいったけどね」

仁美「………」ジィ

まどか「ぅ…」

さやか「仁美、どーしたの?まどかに何かついてる?」

仁美「やっぱり何処かおかしいですわ…」

まどか「ぁ…え、えと!」

さやか「そうかな?まーなんなら、このさやかちゃんに任せなさい!」

まどか「え…?」

さやか「こーゆー時はスキンシップすりゃいいのよ」

さやか「ってことで、まどかには…こうだぁー!」




126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 00:16:39.00 ID:FCiBYhnoO
まどか「わわっ?」

さやか「ほれほれー」

仁美「ふふっ、あらあら」

まどか「きゃっ?や、やめてくださいっ!」

仁美「……」

さやか「逃がさんぞぉ、まどかー」

まどか「も、もう!くすぐったいです、美樹さん!」

さやか「わははー!って…ん?」ピタ

まどか「ふぅ…」

仁美「……やっぱり」

さやか「……まどか?」




128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 00:20:25.32 ID:FCiBYhnoO
まどか「はい?」

さやか「まどか…」シュン

まどか「み、美樹さん…?」

さやか「ちょっと…どうしたの?あたし、何か悪いことした?」

まどか「えっ?」

さやか「だって、あたしのこと…美樹さんって…」

まどか「あっ…」

さやか「まどか!あたしが悪いことしたなら謝るからさ…」

さやか「だから怒らないで?ねっ?」

まどか「あ、えと…み…さ、さやか…ちゃん…」

さやか「…まどかっ!」パァッ




132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 00:25:27.57 ID:FCiBYhnoO
さやか「うん!やっぱそうこなくっちゃ!」

まどか「え、えと…」

さやか「えへへ、まーどか!」

まどか「…ふふっ」

仁美「………」

さやか「ん?仁美、まだ何かあるの?」

仁美「…いえ、何でもありませんわ」

仁美「何となく、まどかさんが別人なようがしたので、つい…」

まどか「うっ…」

さやか「まぁあたしもちょっと驚いたもんね」




135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 00:30:56.15 ID:FCiBYhnoO
さやか「まー、まどかのことだから寝ぼけてたりしたんじゃないの?」

仁美「そうかも知れませんわね」

さやか「ねー?まどか!」

まどか「う、うん…あはは…」

仁美「さて、そろそろ急がないといけませんわね」

さやか「うん、そうだね」

まどか「ぁ…」

さやか「行こっ?まどか!」

まどか「あ…ま、待ってください!」




137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 00:35:38.30 ID:FCiBYhnoO
さやか「ん?どしたの?しかも敬語なんか使ってさ」

まどか「あ…え、えと!その…美樹さん…やかちゃん」

さやか「美樹さんやかちゃんん?」

仁美「……」

まどか「…さやか、ちゃん…あの…あのね?」

さやか「う、うん」

まどか「…わ、わたし…その…わたしは…」

さやか「?」

まどか「…わたしっ!ほむらなのっ!」

さやか「な、なんだってー?」




141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 00:40:26.01 ID:FCiBYhnoO
仁美「ほむら…」

さやか「まどかがほむら?」

まどか「目が覚めたら…わたし、こうなってて…」

まどか「わけわかんなくて…」


さやか「……そっか、そうだったんだね」

まどか「だから、わたし…」

さやか「辛かったんだね…」

まどか「…うん……」

さやか「でも大丈夫、さやかちゃんは味方だからね!」

まどか「美樹さん…」




143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 00:42:24.25 ID:K6lEHmzV0
たぶんなんもわかってないなww




145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 00:43:43.89 ID:FCiBYhnoO
まどか(よかった…美樹さんはわかってくれたみたい)

まどか(やっぱり、美樹さんも頼れるなぁ)

まどか(美樹さんは魔法少女のこと知らないから…そのことは話せないけど)

まどか(でも…美樹さんなら…それでも美樹さんなら…)

さやか「ところで、まどか」

まどか「…は、はい?」

さやか「ほむらって何?」キョトン

まどか「……え?」




150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 00:48:44.72 ID:FCiBYhnoO
さやか「いやー、ほむらが何なのかはわかんないけど」

まどか「え?え?」

さやか「まどかが困ってるのはわかったからね」

まどか「…えと……」

さやか「で、ほむらって何なの?病気…じゃないよね?」

仁美「私もそのような病気は聞いたことがありませんわ」

まどか「……あ、あれ?」

さやか「まどか、あたし力になるからさ、教えてよ」

さやか「ほむらが何なのかさ」




153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 00:53:33.84 ID:FCiBYhnoO
まどか「ほ、ほむらは…」

さやか「ほむらは?」

まどか「あ、暁美…ほむら…だよ?」

さやか「あけみほむら?」

まどか「そ、そうだよ!転校生の…」

さやか「……て、転校生?」

仁美「まどかさん…?」

まどか「あれっ?あれっ?」

さやか「いや、ちょっと待って?全然話しについていけないんだけど?」

仁美「私も…」




156 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 00:57:19.22 ID:FCiBYhnoO
まどか「う、うそ…」

さやか「いやいや、ほんとにわかんないんだって」

仁美「ごめんなさい、私も心当たりは…」

まどか「そんな……」

まどか(もしかして、ここは…わたしがいた世界じゃないの?)

まどか(体だけじゃなくて、世界も変わったの…?)

まどか(なら…わたしは……)

まどか「あ…あぁ…」

さやか「まどか…ごめんね、力になれなくてさ」




159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 01:00:56.67 ID:FCiBYhnoO
仁美「まどかさんは転校生のあけみほむらさんを知っているのですな?」

まどか「あ、えと…そ、それは!」

さやか「それに、わたしはほむらなのっ!って…」

まどか「え、えーっと!んっと!」

まどか(か、考えなきゃ!何が言い訳を…!)

仁美「まどかさん…?」

さやか「まどか、何でも話してよ」

まどか「そ、そのぉ…」




163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 01:05:40.57 ID:FCiBYhnoO
まどか「……あ、アニメ!」

さやか「え?アニメ?」

仁美「?」

まどか「そ、そう!アニメ!アニメにね?暁美ほむらって子がいるの!?」

さやか「ふ、ふーん?」

まどか「だ、だから!暁美ほむらはその子なんです!」

さやか「そ、そっかぁ…でもそれとまどかに何の関係があるわけ?」

まどか「えっ?あ!そ、それは…」




167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 01:09:34.16 ID:FCiBYhnoO
仁美「もしかして、まどかさんはそのキャラクターの真似をしていたのですか?」

まどか「!そ、そうだよ!真似をしてたんです!」

さやか「あー、そのいつもと違う話し方もその真似をしてるからなんだ?」

まどか「は、はいっ!」

さやか「へー、でもどうしてそんなことを?」

まどか「え、えと!」

仁美「ほむらさんが好きなんですね?」

まどか「あ、うんっ!す、好き!好きだよ!」




171 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 01:13:50.96 ID:FCiBYhnoO
まどか「わたしはほむらが好きなのっ!」

まどか(か、鹿目さんの姿で何言ってるんだろ…わたし…)

さやか「あはは、そっかそっか!」

仁美「ふふ、まどかさんらしくありませんけど、面白いですわね」

まどか「あ、ありがとう!」

さやか「さーて、そんじゃそろそろ本気で急ぎますか!」

仁美「はい、遅刻してしまいますわ」

さやか「いそげー!」

まどか「あっ、ま、待ってくださーい!」




173 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 01:17:26.22 ID:FCiBYhnoO
放課後

まどか「つ、疲れた……」

さやか「やっと終わったね、帰ろ?」

まどか「う、うん…」

仁美「私は委員会の仕事があるので、先に帰っていてください」

さやか「わかった、がんばってね!」

まどか「が、がんばってね、仁美ちゃん…」

仁美「ふふ、まどかさんは帰ってゆっくりしてくださいな」

仁美「今日はすごく疲れたでしょ?」




176 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 01:21:09.01 ID:FCiBYhnoO
まどか「うん…」

さやか「何時もと違うキャラだってみんなに突っ込まれてたもんね」

まどか「うぅ…」

さやか「そのほむらの真似をしてるキャラもそうだし」

さやか「ほむらの真似じゃないっぽいキャラもまどからしくないからねー」

まどか「……」

まどか(…わたしなりに鹿目さんの真似をしたつもりなんだけど…)

まどか(…それはそれで、何時もより明るいって言われちゃったし…)

まどか(どうしてなのかな…?)




178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 01:24:29.53 ID:FCiBYhnoO
さやか「まぁまぁ、そんな顔しないで!」

さやか「あたしは良いと思うよ?率先して体調の悪い子を保健室に連れてったりしてさ」

まどか「それは…わたし、保険委員だから…」

さやか「まぁそうだけどさ、普段のまどかにはこう…積極性?」

さやか「なんかそんな感じのがなかったからねー」

まどか「…そうかな?」

さやか「あっ!別に普段のまどかを攻めてるわけじゃないよ?」




184 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 01:30:17.49 ID:FCiBYhnoO
さやか「あたしは普段のまどかも好きだしさ!うんうん!」

まどか「さやかちゃん…」

まどか(普段の鹿目さんって…わたしが知ってる鹿目さんとは違うのかな…?)

まどか(普段の鹿目さん…)

仁美「ふふ、それでは私はこれで」

さやか「うん!また明日ね!」

仁美「さようなら、さやかさん、まどかさん」

まどか「あっ、ばいばい、仁美ちゃん」




186 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 01:33:18.42 ID:FCiBYhnoO
さやか「さーてと、そんじゃあたしらも帰りますか!」

まどか「………」

さやか「まどか?ほら、早く帰ろーよ」

まどか「…ごめんね、さやかちゃん」

さやか「んー?」

まどか「わたし、行かなきゃいけないとこがあるから!」タタッ

さやか「あっ?まどか?」

まどか(美樹さんが駄目でも…あの人なら…!)

まどか「きゃっ?」ドンッ

杏子「おっと?」




190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 01:38:36.14 ID:FCiBYhnoO
まどか「あ…ご、ごめんなさい!」

杏子「ああ、まどかじゃねーか。気を付けて走りなよ?」

まどか「は、はい!すみませんでした…」

まどか(優しい人で良かった…三年生みたいだけど…)

まどか(と言うことは三年生も授業は終わってるんだ)

まどか(急がなきゃ!)

まどか「はっ…はっ…」タタタッ

杏子「今日のまどかは何時もより元気あるみたいだなー」




192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 01:41:58.83 ID:FCiBYhnoO
さやか「あ、杏子先パーイ!」

杏子「よっ、さやか」

さやか「あたしまどかにフラれてひとりぼっちなんですよぉー」

杏子「なんなら一緒に帰るかい?」

さやか「うん!そうする!」

杏子「へっ、一緒に帰ってやるよ、ひとりぼっちは寂しいもんな」

さやか「えへへー、今日も一発勝負といきますか!」

杏子「いいぜ、曲はどうする?」

さやか「えーと…」




198 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 01:51:14.33 ID:FCiBYhnoO
まどか「はぁ…はぁ…ついた、三年生の教室…」

まどか「まだ残ってるかな…?」キョロキョロ

まどか「……いない、もう帰っちゃったのかな?」

まどか「うぅ…急がないと…」

織莉子「ふふ、巴さんったら」

キリカ「むー」

まどか「!」

マミ「美国さんだってそう思うでしょ?」

織莉子「だからってホールは…」

まどか「巴さーん!」




206 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 01:56:08.53 ID:FCiBYhnoO
織莉子「あら?」

まどか「ここにいたんですね…探しました」

マミ「鹿目さん、どうしたの?私に用があるのかしら?」

まどか「は、はい!」

キリカ「こらピンク、織莉子を無視するな」

まどか「えっ?」

織莉子「ふふっ、まどかちゃん。こんにちは」

まどか「あ…?えと、こ、こんにちは」

マミ「私たち、これから三人でスイーツを食べにいくの。よかったら鹿目さんもどうかしら?」




211 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 02:00:11.36 ID:FCiBYhnoO
まどか「あ、そ、その…」

マミ「鹿目さん?」

織莉子「どうやらまどかちゃんは巴さんに話があるみたいね」

織莉子「私たちは先に二人で行ってるから、巴さんは先にまどかちゃんを頼むわ」

マミ「ええ、わかったわ」

キリカ「織莉子はいっつもピンクに甘い…」

織莉子「ふふ、大切な後輩ですもの」

キリカ「むー」

織莉子「それじゃあ、またね」




216 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 02:05:09.35 ID:FCiBYhnoO
マミ「うん、またね」

まどか「あ、ありがとうございます…」

マミ「それで、一体どうしたの?鹿目さん一人で私に会いに来るだなんて」

まどか「そ、その…巴さんに相談が…」

マミ「相談?それに巴さん…」

まどか「あっ!ま、マミさんに相談があるんです!」

マミ「…ええ、何でも話して?」

まどか「……その、キュゥべえとの契約…なんですけど…」

マミ「きゅぅべえ…?」




219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 02:08:28.23 ID:FCiBYhnoO
まどか「……わたし、魔法少女のことでマミさんに相談があるんです」

マミ「!!」

マミ「魔法少女…そう、ついにこの日が来たのね」

まどか「マミさん…?」

マミ「わかったわ、鹿目さん。魔法少女の話は私も秘密にしておきたいし」

マミ「私の部屋で話しましょう?」

まどか「…!は、はいっ!」

まどか(良かった、巴さんはやっぱり魔法少女なんだ)

まどか(巴さん…頼りになるなぁ)




222 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 02:13:16.43 ID:FCiBYhnoO
マミホーム前

マミ「ふふっ、鹿目さん。私を頼りにしてくれてありがとう」

まどか「そんな!マミさんだから話せることなんです!」

まどか(マミさんにわたしのことを…契約をしたら鹿目さんになってたって)

まどか(このことを話さなきゃ!)

マミ「うふふ、それじゃあ上がって?」

まどか「はい、おじゃまします!」

まどか(巴さんの家…ちょっと懐かしいかな)

マミ「ただいまー」




226 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 02:18:10.45 ID:FCiBYhnoO
マミママ「こら!マミちゃん!」

マミ「きゃっ?」

まどか「え?」

マミママ「あなた、また勝手にママの服を使ったでしょ?」

マミ「うぅ…ま、ママ……」

マミママ「あなたも来年で高校生になるのよ?だったら…あら?」

マミ「ご、ごめんなさい…」

まどか「あ、あはは…」

マミママ「ま、まどかちゃん?あっ…い、いらっしゃい!」

まどか「こ、こんにちは…」




227 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 02:19:15.88 ID:fGAnoN4D0
マミママだと…⁉




232 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 02:23:58.14 ID:FCiBYhnoO
まどか(巴さんのお母さん…?初めて見た…)

まどか(巴さんにそっくり…それに若いなぁ)

まどか(巴さん、てっきり一人暮らししてるのかと思ったけど、違ったんだ)

マミ「ま、ママ…あっ?いや、お母さん!」

マミママ「う、うん。わかってるわ」

マミママ「さぁまどかちゃん、散らかってるけど上がっていって?」

マミママ「今紅茶とケーキの準備をしてくるわ、ほらマミちゃんも手伝いなさい」

マミ「う、うんっ」





236 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 02:29:50.47 ID:FCiBYhnoO
マミ「ふふ、鹿目さん?私はマお母さんと準備してくるから、ここでゆっくりしていて?」

まどか「あ、はい」

マミ「うふふ、それじゃあ少し待っててね?」

まどか「ありがとうございます」



マミ「もぉママ!あれほどみんなの前でマミちゃんって言わないでって言ったでしょ?」

マミママ「マミちゃんはマミちゃんじゃない、それに友達を呼ぶときは事前に連絡しなさいと言ったでしょ?」

マミ「うっ…」

マミママ「もう、来るのがわかっていたら人数分用意できたのに」




239 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 02:34:49.50 ID:FCiBYhnoO
まどか「巴さんの部屋…わたしが知ってる部屋より子どもっぽいなぁ」

まどか「それに意外と散らかってる…」

まどか「あれ?なんだろう?洋服…なのかな?」

まどか「あっ?これって?」

マミ「そう…見てしまったのね」

まどか「あ…とマミさん…」

マミ「それが私の…魔法少女のコスチュームよ」

まどか「は、はい…そうみたいですね…」




240 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 02:37:44.94 ID:FCiBYhnoO
マミ「ちょっと待ってて?すぐに着替えるわ」

まどか(着替えるって…まさか…)

マミ「……あっ」ヌギヌギ

マミ「そ、その…着替えるところを見られるのは…ちょっと…恥ずかしいわ」

まどか「ご、ごめんなさい!」バッ

まどか(いろんな意味で見られないよ…)

まどか(うそ…まさか巴さんは魔法少女じゃないの?)

まどか(だったら…わたしは…)




241 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 02:37:59.15 ID:IAh4UgZt0
黒歴史の方でした




243 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 02:41:31.59 ID:FCiBYhnoO
数分後

マミ「鹿目さん、おまたせ」

まどか「は、はい…」

マミ「これが私の魔法少女姿…」

マミ「魔法少女マミ☆マギカよ!」

まどか「あ…あはは…」

マミ「……話せば長くなるわ、私はプレイアデス聖団の…」

まどか(どうしよう…巴さんがただのコスプレだった…)

まどか(こんなんじゃダメだよ…巴さんだけが頼りだったのに…)

まどか(わたし…)




251 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 02:49:40.13 ID:FCiBYhnoO
1時間後

マミ「そこで私は無限の舞踏-最終章-…ティロ・ダンサデル・エドゥーインフィニータで…」

まどか(……長い…長いよ)

まどか(わかったのは、巴さんは魔法少女かずみ☆マギカって漫画に物凄く影響されてるってことだけだよ)

まどか(うぅぅ…これじゃ誰にも相談なんて…)

まどか(キュゥべえも全く見当たらないし…)

まどか(わたし…どうすればいいの…?)




255 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 02:53:04.60 ID:FCiBYhnoO
まどか(わたし…鹿目さんと会いたかったんだよ?)

まどか(会いたくて会いたくてしょうがなかったんだよ?)

まどか(でも、わたしが鹿目さんになっちゃダメだよ…)

まどか(わたしが会いたいのは鹿目さんだけど…中身がわたしの鹿目さんじゃ嫌だよ)

まどか(本物の鹿目さんに会いたい…)

まどか(鹿目さんに会いたいよ…!)

まどか(鹿目さん…)




259 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 02:57:10.33 ID:FCiBYhnoO
まどか(………)

まどか(そう言えば…わたしは……)

まどか(暁美ほむらの体は…どこにあるんだろう…?)

まどか(…………)

まどか(もしかして、もしかすると…鹿目さんが?)

まどか(……そうだよ、わたしが鹿目さんなら、鹿目さんはわたしに…?)

まどか(中身が鹿目さんのわたしが何処かにいる?)

まどか(……どうして今までこれに気づかなかったのかな)




261 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 02:59:58.57 ID:FCiBYhnoO
まどか(そうだよ!わたしを探せばいいんだよ!)

まどか(簡単なことだよ!)

まどか(よーし…!)

まどか「…」スクッ

マミ「あら?まだ話は終わりじゃないわよ?」

まどか「…マミさん、わたし…行かなきゃいけないところがあるんです」

マミ「!…何をしにいくの?」

まどか「えっ?その…わ、わたしを探しに…?」

マミ「……そう、自分探しの旅…ね」




263 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 03:03:43.51 ID:FCiBYhnoO
まどか「え?ま、まぁ…そうですけど…」

マミ「わかったわ。それなら止めはしない…でもね?」

まどか「はい?」

マミ「それは長くて険しい道かもしれないわ…大きな壁があるかもしれない」

マミ「あなたにはそれを乗り越える覚悟はあるの?」

まどか「………」

まどか(巴さんの言う通りかもしれない…でも)




265 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 03:08:12.70 ID:FCiBYhnoO
まどか「…あります」

マミ「!」

まどか「どんなに大きな壁があっても乗り越えてみせます…!」

マミ「それは明日を信じて…祈れるの?」

まどか「?…は、はい!」

マミ「そう、わかったわ…鹿目さん、これを」スッ

まどか「これは?」

マミ「私のマスケット銃よ、餞別に取っておきなさい」

マミ「同じ魔法少女同士、頑張りましょう」




267 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 03:12:02.18 ID:FCiBYhnoO
まどか「…ありがとう、マミさん」

まどか(紙でできてる…手作りなんだ、巴さんは手先が器用だなぁ)

マミ「さあ、行きなさいな」

まどか「はい、いってきます」

まどか「おじゃましましたー」

マミ「ふふっ…鹿目さん、知らない間に大きくなったわね」

マミ「先輩として嬉しいわ」

マミママ「ふふっ…マミちゃん、知らない間にまたママの服を使ったわね」

マミ「あっ…ま、ママ…」

マミママ「ママとして嬉しいわ」ニコニコ

マミ「ご、ごめんなさぁい…」




269 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 03:16:05.36 ID:FCiBYhnoO
まどか「えと…何処に行こうかな?」

さやか「お、まどかー!」

まどか「あっ、み…さやかちゃん」

杏子「よっす、マミん家に行ってたの?」

まどか「えっ?あ、はい」

杏子「そっか。へっ、マミのやつまた無駄に長い話してたろ?」

まどか「あはは…」

さやか「あれ?その鉄砲なに?」

まどか「マミさんがくれたの」

さやか「へー?カッコいいね」

杏子「そうかぁ?」




271 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 03:20:19.16 ID:FCiBYhnoO
まどか「…いる?」

さやか「え?いいの?」

まどか「うん、たぶん使わないと思うし…」

さやか「やったー!ほら、杏子先パイ!」

杏子「欲しいならあたしの家にたくさんあるぜ?」

さやか「えっ?まじ?」

杏子「ああ、マミがよく渡しに来るからね」

さやか「いいなぁ」

杏子「家くるかい?」

さやか「行く行く!」




272 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 03:23:15.07 ID:FCiBYhnoO
さやか「まどかは?」

まどか「わ、わたしは…いいかな?」

杏子「そっか、んじゃあたしらは帰るぜ」

さやか「気を付けて帰りなよー」

まどか「うん、ありがとう。さやかちゃん…と…先輩」

杏子「ん?ああ、またな」

さやか「またねー」

まどか「さてと、わたしはわたしを探さなきゃ」

まどか「何処にいるんだろう…?」




273 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 03:26:25.36 ID:FCiBYhnoO
まどか「……今日の日付はわたしが転校する一週間前…」

まどか「なら…やっぱり…」

まどか「あそこしかない…そうだよね?」

まどか「この日はまだわたしは…退院してない…」

まどか「……ほんとは一番最初に行くべきだったのに最後になっちゃったな」

まどか「とにかく、早く行かなきゃ!」

まどか「わたしが入院してた病院に!」




276 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 03:30:08.07 ID:FCiBYhnoO
病院

まどか「はぁ…はぁ…」

まどか「つ、ついたよ…一ヶ月ぶりだなぁ」

まどか「もし、わたしが入院してるなら…病室に行けばあえるはずだよね?」

まどか「わたしの病室は…たしか…」

「可哀想よね、ほむらちゃん」

まどか「!」

「うん…ご両親、共働きでなかなかお見舞いにこれないみたいだし…」

「引っ越してきたばかりで、友達もいないのよね…」

「だから寂しいのよ…」




278 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 03:33:50.29 ID:FCiBYhnoO
まどか「…わたしのこと…?」

「…今日は朝からずっと一人で泣いているわ」

「パパ…ママ…ってね」

「うん…私たちが話しかけても怖がってベッドに潜っちゃうし…」

「……すごく怯えてるものね」

「…さやかちゃん助けてって言ってたわ」

「東京の友達の名前かしら…中の良い友達だったのね」

「……ほむらちゃん、ほんとはもうすぐ退院だけど…今のままじゃ…」

「…もう少しケアが必要かもしれないわね」

まどか「………」





282 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 03:40:35.15 ID:FCiBYhnoO
まどか「…やっぱり、わたしは…鹿目さんがいるんだ」

まどか「ここに…!」

まどか「……鹿目さん、泣いてるんだ」

まどか「仕方ない…よね?急にわたしなんかになっちゃったんだもん…」

まどか「何の取り柄もない…誰の役にも立たないわたしなんかに…」

まどか「そんなの…嫌に決まってるよね…」

まどか「……今行くからね、鹿目さん」




285 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 03:44:27.29 ID:FCiBYhnoO
ほむルーム

ほむら「うぅぅ…ぐすっ……」

ほむら「ママ…パパ…怖いよぉ…」

ほむら「ここは何処なの…?」

ほむら「どうして誰もいないの…?」

ほむら「寂しいよ…誰か側にいてよぉ…」

ほむら「さやかちゃん…仁美ちゃん…マミさん…杏子さん…」

ほむら「ぐすっ…」




289 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 03:49:08.43 ID:FCiBYhnoO
ほむら「わたし…どうしちゃったの…?」

ほむら「わたし…こんなに髪長くないよ?」

ほむら「黒髪じゃないよ?」

ほむら「背ももっとちっちゃいよ?」

ほむら「胸は……」

ほむら「…眼鏡もつけてないよ?」

ほむら「……わたし、こんなに美人じゃないよ?」

ほむら「わたしは…まどかだよ…」

ほむら「暁美さんでも、ほむらちゃんでもないもん…」

ほむら「まどかだもん…」




292 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 03:50:34.54 ID:KLIL88ie0
胸は……?




294 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 03:53:54.64 ID:FCiBYhnoO
ほむら「なのに…みんな、わたしのこと暁美さんやほむらちゃんって…」

ほむら「怖いよ…知らない場所で…知らない人に知らない名前なんて…」

ほむら「ぐすっ…えぐっ…うぅっ…」

ほむら「誰か助けて…助けてよ…」

ほむら「タッくん…お姉ちゃんを助けて…」

ほむら「和子先生…上条くんでもいい…中沢くんなんかでもいいから」

ほむら「誰かわたしを助けてよぉ…」




299 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 03:58:22.20 ID:FCiBYhnoO
まどか「……わたし…だ」

まどか「わたしがいる…ううん、鹿目さん…だよね?」

まどか「やっぱり…やっぱりだよ」

まどか「鹿目さんがわたしになってる…」

ほむら「うぅぅっ…」

まどか「あんなに明るかった鹿目さんが…」

まどか「よ、よーし…!」

ほむら「ぐすっ…」

まどか「か、鹿目さん!」

ほむら「ふぇ…?」




301 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 04:02:13.68 ID:FCiBYhnoO
ほむら「うぅっ!」カバッ

まどか「あっ?どうして布団に?」

ほむら「違うもん…わたしはまどかだもん…」ブルブル

ほむら「鹿目さんじゃないもん…」

まどか「…鹿目さん」

ほむら「……えっ?」

ほむら「鹿目…さん…?」

まどか「そうだよ…鹿目さん…なんでしょ?」

ほむら「わ、わたしのことがわかるの…?」

まどか「…うん…だから布団からでてきて…?」




304 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 04:06:31.01 ID:FCiBYhnoO
ほむら「あなた…だあれ…?」ソー

ほむら「!?」

まどか「…わたしは、ほむらだよ」

ほむら「え…?」

まどか「…鹿目さん」

ほむら「えっ?えっ?えっ?」

ほむら「わ、わたし…わたしなの…?」

まどか「うん…わたしは鹿目さんだよ」

まどか「体は…ね」

ほむら「え?え?え?」

まどか「でも…中身は違うよ?」

まどか「わたしは…わたしが、ほむらだよ」




309 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 04:13:10.41 ID:FCiBYhnoO
ほむら「ほむ…ら…?」

まどか「…うん」

ほむら「あなたが…ほむらちゃんなの…?」

まどか「…そうだよ」

ほむら「あなたが…わたしなの…?」

まどか「うん…そして、あなたがわたしなんだよ」

ほむら「……うぅぅっ」

まどか「か、鹿目さん?」

ほむら「わたし…わたしがわたしじゃなくなってる…」

ほむら「わたしなのに知らない人になってるよぉ…」

まどか「っ…」




310 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 04:16:17.18 ID:FCiBYhnoO
ほむら「ほむらちゃんなんて知らないもん…」

まどか「…鹿目…さん…」

ほむら「ねえ!返して!返してよぉっ!」

ほむら「わたしの体を返して!返してぇっ!」

まどか「……うぅ」ウル

ほむら「ぐすっ…やだよぉ…」

まどか「うぅぅ…」ウルウル

ほむら「やだぁ……」

まどか「ごめ…なさい…」ポロ

まどか「ごめんなさい…」ポロポロ

ほむら「あっ…」




313 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 04:18:55.34 ID:FCiBYhnoO
まどか「ごめんなさい…ごめんなさい…」

ほむら「あ、あの…」

まどか「そうだよね…嫌だよね……」

まどか「わたしなんか…嫌だよね……」

まどか「嫌で嫌でしょうがないよね……」

ほむら「あ、あのっ…」

まどか「ごめんなさい…鹿目さん……」

まどか「わたしなんかでごめんなさい…」

ほむら「え、えっと……」




317 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 04:25:07.34 ID:FCiBYhnoO
まどか「ぐすっ…うぅぅっ…」

ほむら「だ…大丈夫…?」

まどか「ぅぅぅ…」

ほむら「な、泣かないで…?」サスサス

ほむら「え、えと…えと…!」

まどか「ごめんなさい…」

ほむら「だ…大丈夫…大丈夫だから…」

まどか「ごめんなさい…」

ほむら「泣かないで…ね?」

まどか「うぅっ……」

ほむら「ほむらちゃん…」サスサス

まどか「………」




320 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 04:30:22.80 ID:FCiBYhnoO
数分後

「ほむらちゃん、今日最後の診察…あら?」

ほむら「しっー」

まどか「すぅすぅ」

「……ほむらちゃん、あなた…友達が…?」

ほむら「…うん、友達…なのかな?」

「そう!よかったわね、ほむらちゃん!」

ほむら「うぇひひ」

「お名前は?」

ほむら「まどかちゃん…鹿目まどかちゃんです」

「そっか、まどかちゃんね。よかったわ…ほむらちゃんにもお見舞いがあって」




322 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 04:35:56.09 ID:FCiBYhnoO
さらに数分後

「うん、この調子なら明日にでも退院できるわ」

ほむら「…そう、ですか」

「正直、もう少し入院を長引かせようかな悩んだりもしたけど」

「その必要はやっぱり無さそうね」

「これもまどかちゃんがお見舞いに来てくれたからかも知れないわね」

まどか「すやすや」

ほむら「……ほむらちゃん」ボソッ

「へっ?」

ほむら「あっ!な、なんでもないです!」




324 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 04:40:35.53 ID:FCiBYhnoO
「そう?あっ、もうそろそろ面会の時間は終わりよ?」

ほむら「あっ…」

「まどかちゃんも一人で来てるみたいだし、暗くなると危ないわ」

「そろそろ起こして帰ってもらわないとね」

ほむら「……そうですね」

「そんな暗い顔しないの、もし明日退院できればすぐにでも会えるでしょ?」

ほむら「…うん」

「だから、今日はもうおしまい、わかった?」

ほむら「……わかりました」

「ふふ、それじゃまた明日ね」




326 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 04:44:29.86 ID:FCiBYhnoO
まどか「すやすや」

ほむら「……正直、まだわけわかんないよ」

ほむら「目が覚めたら、知らない病院にいて…」

ほむら「顔も名前も知らない子…ほむらちゃんになってて」

ほむら「…そして今はわたしの目の前でわたしが眠ってる」

ほむら「でも、そのわたしは…わたしだけど、わたしじゃない」

ほむら「ほむらちゃんになってて…」

ほむら「………」




327 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 04:47:27.60 ID:FCiBYhnoO
ほむら「…うー、考えてたら頭が痛くなってきちゃう」

ほむら「とにかく…わたしとほむらちゃんは逆になっちゃったんだよね?」

ほむら「どうしてかは全然わかんないけど…ほんとのことだもん」

ほむら「……わたし、すごく怖かったし、すごく寂しかった」

ほむら「だってみんな知らないんだもん」

ほむら「…でもそれは、ほむらちゃんも同じだったんだよね?」




328 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 04:51:03.46 ID:FCiBYhnoO
ほむら「ほむらちゃんも…知らない部屋で目が覚めて…」

ほむら「わけわかんないまま、パパたちと会って…」

ほむら「それに、制服を着てる…学校に行ったんだよね?」

ほむら「…ここに見滝原中のしおりがある…と言うことは」

ほむら「きっと、ほむらちゃんは来週見滝原中に転校してくるんだよ」

ほむら「だから…何も知らないのに学校に行ったんだ…」




330 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 04:53:58.34 ID:FCiBYhnoO
ほむら「やっぱり怖かったよね?何もわかんないんだから…」

ほむら「なのにほむらちゃんは頑張ったんだよ…そしてわたしを探しにここまで来たんだね」

ほむら「すごい…すごいよ、ほむらちゃん」

ほむら「…わたしにはそんな勇気なかったもん……」

ほむら「…怖くて怖くてしかたなくて…ずっとベッドで震えてたわたしなんかと全然違う」

ほむら「ベッドから離れる勇気もないわたしなんかより、ずっとすごいよ」




332 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 04:57:15.27 ID:FCiBYhnoO
ほむら「…ほむらちゃん」

まどか「すぅすぅ」

ほむら「……まだ涙がでてる」

ほむら「わたしだけど…わたしじゃないわたし…ほむらちゃん」

ほむら「ごめんね…あなたを責めても仕方ないよね?」

ほむら「わたし…ほむらちゃんを傷つけちゃった…」

ほむら「……後であやまらなきゃ!」

ほむら「あっ、もう面会時間が終わっちゃう?」

ほむら「お、起きて?」

まどか「すぅ…すぅ…」




334 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 05:00:52.25 ID:FCiBYhnoO
ほむら「おっきろー!」

まどか「ふにゃっ?」

ほむら「おはよう、もう帰らないと面会時間が終わっちゃうよ?」

まどか「え?あっ…?」

ほむら「……ごめんね、ほむらちゃん」

まどか「鹿目さん…」

ほむら「さっきは酷いこと行っちゃって…ごめん…ごめんね」

まどか「…ううん、そんな」

ほむら「今は落ち着けたと思うの、だからわたしはもう大丈夫だよ」

まどか「…そっか、よかった」




337 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 05:05:14.54 ID:FCiBYhnoO
ほむら「…わたし、と言うよりほむらちゃんなのかな?明日には退院できるみたいだよ」

まどか「うん、そうみたいだね」

ほむら「そしたらさ、また…会いに来てくれないかな?」

まどか「うん、もちろん。すぐに会いに行くね」

ほむら「ありがとう、ほむらちゃん」

まどか「そんな…悪いのはわたしですし…」

ほむら「そんなことないよ?」

まどか「でも…」




339 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 05:09:22.96 ID:FCiBYhnoO
ほむら「わたしのことならもう大丈夫」

ほむら「明日からどうするかは一晩考えてみるよ」

まどか「う、うんっ」

ほむら「そして、明日二人でどうすれば良いか一緒に考えようね」

まどか「…わかりました」

ほむら「てぃひひ、わたしがわたしに敬語使ってるみたいで不思議だね」

まどか「…ふふっ」

ほむら「今日はごめんね?今度おかえしするよ」

まどか「そんな、おかえしなんて大丈夫です」




342 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 05:14:11.32 ID:FCiBYhnoO
ほむら「そうかな?」

まどか「はい、わたしは鹿目さんと会えただけでも十分です」

ほむら「……そっか、そうだよね…だってわたしは…ほむらちゃんだから」

まどか「そう言う意味じゃ…ありませんけど…」

ほむら「えっ?」

まどか「でも、今はそれでいいです」

ほむら「?そうなんだ…?」

まどか「はい、それじゃあわたしは鹿目さんのお家に行きますね」




343 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 05:17:46.95 ID:FCiBYhnoO
ほむら「うん、みんなによろしくって言っててよ」

まどか「うん」

ほむら「それじゃあまた明日ね、ほむらちゃん」

まどか「うん、さようなら、鹿目さん」

ほむら「ばいばーい」

まどか「ば、ばいばい」

ほむら「………」

ほむら「…わたしが帰っちゃった」

ほむら「ぐすっ…もう会えなかったらどうしよう…」

ほむら「元の体に戻れなかったらどうしよう…」

ほむら「………でも、泣いちゃ…ダメだよ」




345 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 05:21:52.69 ID:FCiBYhnoO
まどホーム

知久「おかえり、まどか。遅かったね」

まどか「あ…ご、ごめんなさい。何の連絡もしなくて…」

知久「マミちゃんのママから電話があったから大丈夫だよ」

まどか「えっ?そ、そうなんですか?」

知久「うん、だけどあんまり遅くまでお世話になったらダメだからね?」

まどか「う、うん」

知久「分かればいいよ、さっ手を洗っておいで?夕食はもうできてるよ」

まどか「は、はーい」




347 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 05:26:38.31 ID:FCiBYhnoO
ほむルーム

ほむら「………」

ほむら「…暁美ほむらちゃん…かぁ」

ほむら「ほむらちゃんはあんなこと言ってたけど…」

ほむら「わたしなんかよりも…ほむらちゃんの方がずっとすごいよ」

ほむら「心も…体も…」

ほむら「わたし…何の取り柄もないし…誰の役にも立てないで…」

ほむら「みんなに迷惑かけて…すぐ泣いて…」

ほむら「ダメダメだよ…わたし…」




348 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 05:30:22.78 ID:FCiBYhnoO
ほむら「…うぅ……」

ほむら「ぐすっ…」ゴシゴシ

ほむら「ダメだよ…ないちゃダメだよ…」

ほむら「……顔、洗おう」

ほむら「…鏡……」

ほむら「……ほむらちゃんが泣いてる…」

ほむら「眼鏡をかけなくてもわかるよ…」

ほむら「……泣いちゃダメだよ、ほむらちゃん…」

ほむら「…ううん、泣いてるのは…わたしだもん」

ほむら「……ほむらちゃん」




363 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 06:16:41.11 ID:FCiBYhnoO
ほむら「……ほむらちゃんの顔、綺麗だな…」

ほむら「ほんとに綺麗…可愛いよ」

ほむら「…わたしなんかと全然違うよ」

ほむら「わたしの顔なんて…可愛くないもん」

ほむら「……いいなぁ」

ほむら「わたしもほむらちゃんみたいに綺麗になりたいよ…」

ほむら「髪も長くて艶々してるし…」

ほむら「体も…」

ほむら「……ほむらちゃんの…体…」

ほむら「……わたし…」




364 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 06:20:38.60 ID:FCiBYhnoO
まどルーム

まどか「ふぅ…気持ち良かったぁ」

まどか「ご飯もお風呂も終わったし、後はもう眠るくらいかな?」

まどか「…お風呂……やっぱりお風呂は恥ずかしいよね」

まどか「鹿目さんのだって意識しちゃうと尚更…」

まどか「でも、洗わないわけにはいかないし…仕方ないよねね」

まどか「…う、うん、そうだよ…仕方ないよ…」




365 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 06:24:31.50 ID:FCiBYhnoO
まどか「それに…鹿目さんだってこれは同じだと思うし……」

まどか「し、仕方ない…仕方ないよ…」

まどか「……うぅ!もっと他のこと考えなきゃ!」

まどか「明日…そうだよ、明日どうするか考えなきゃいけないよ」

まどか「…なるべく早く学校から帰って病院に行かなきゃ」

まどか「そして、二人でどうすれば元に戻れるのか考えよう」

まどか「…それに、キュゥべえも探さなきゃな」




367 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 06:30:11.73 ID:FCiBYhnoO
まどか「どうしてこうなったのか…キュゥべえならわかるはずだし…」

まどか「わたしの願いもわかるはずだよ」

まどか「…わたしの願い……かぁ」

まどか「わたし…何を願ったのかな…?」

まどか「ただ、鹿目さんに会いたい…」

まどか「わたしの一番強い想いは…これなんだけど…」

まどか「………」

まどか「…今は…考えても仕方がないよ…もう寝なきゃ」

まどか「おやすみなさい、鹿目さん」




368 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 06:35:34.52 ID:FCiBYhnoO
病院

「あら?まだ誰かシャワーを浴びてるのかしら?」

「今日最後の予約は…ほむらちゃんね」

「でも、もう時間はとっくに…」

ほむら「……」ジャー

「…ほむらちゃん?やっぱりあなたなの?」

ほむら「……」ジャー

「ほむらちゃん、大丈夫?」

ほむら「……」ジャー

「大丈夫?返事をして?」

ほむら「……」ジャー




369 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 06:38:55.94 ID:FCiBYhnoO
「ほむらちゃん?入るわよ?」

ガチャッ

ほむら「…はっ?」ジャー

「どうしたの?何かあったの?」

ほむら「き、きゃぁっ?」

「どこか体が痛いの?」

ほむら「わわわわわ…」

「大丈夫、大丈夫だからね」

ほむら「あわわわわ」

「落ち着きがない…それに顔が赤くなってる…これは…」

ほむら「だ、だいじょうぶ、だいじょうぶです」

ほむら「だいじょうぶだから…その…」

「…あっ、ごめんなさい」




371 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 06:41:49.43 ID:FCiBYhnoO
ほむら「うぅぅぅ…」

「は、恥ずかしかったよね?ごめんね?」

ほむら「い、いえ…」

「…外で待ってるから、ゆっくり着替えてきて」

ほむら「……だいじょうぶです、本当に何もありませんから」

「ほんとに?」

ほむら「は、はい」

「……そう、なら一人で部屋に戻れるわね?」

ほむら「だいじょうぶです」

「わかったわ、でも無理は絶対しちゃダメよ?じゃあね」

ほむら「………ふぅ」




373 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 06:45:26.10 ID:FCiBYhnoO
ほむら「うぅ…本当に何もしてないもん…」

ほむら「ただ…シャワーを浴びてただけだもん…」

ほむら「何もしてないもん…」

ほむら「何も……」

ほむら「……なのに、何故かすごくドキドキして…」

ほむら「…本当に何もしないまま…ずっとずっと……」

ほむら「……まだドキドキしてる」

ほむら「どうして…?わかんないよ…」

ほむら「…このままじゃ、わたし…変になっちゃいそう…」

ほむら「……早く出よう」




374 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 06:49:23.08 ID:FCiBYhnoO
ほむルーム

ほむら「……」ギュウ

ほむら「…この気持ちは何なの…?」

ほむら「元に戻れるのかわからなくて…怖くて…」

ほむら「みんなに会えなくて…寂しくて…」

ほむら「わたしがわたしじゃなくって…」

ほむら「…なら、わたしは怖いからドキドキしてる…のかな?」

ほむら「…わたしがほむらちゃんだから…ドキドキしてるの?」

ほむら「ドキドキしてるのはほむらちゃんなの?わたしなの?」




376 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 06:52:45.60 ID:FCiBYhnoO
ほむら「わかんない…わかんないよぉ…」

ほむら「考えれば考えるほど…わけがわからなくなるんだもん…」

ほむら「わたしがわたしじゃないみたい…」

ほむら「中身は…心はわたしのままなのに…」

ほむら「わかんないよぉ…」

ほむら「うぅ…ダメだよ、もう寝なきゃ」

ほむら「明日には元に戻れるのかもしれないし…うん、寝よう」

ほむら「おやすみ…」




377 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 06:57:10.98 ID:FCiBYhnoQ
さやか「おはよ、まどか!」

仁美「まどかさん、おはようございます」

まどか「おはよう、さやかちゃん、仁美ちゃん」

さやか「今日も昨日みたいなキャラで行くわけ?」

まどか「あはは…どうしようかな…」

仁美「昨日のようなまどかさんも悪くないですけど」

仁美「やっぱり、いつものまどかさんが一番だと思いますわ」

まどか「……あ、ありがとう、仁美ちゃん」

仁美「いえ、それでは行きましょうか」




378 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 07:01:13.73 ID:FCiBYhnoQ
さやか「あーあ、早く学校終わんないかなぁ?」

まどか「…」

仁美「学校が嫌なのですか?」

さやか「んー…いや、昨日寝不足でさぁ、正直早く寝たいんだよね」

仁美「あらあら、それはいけませんわね」

さやか「あはは、だから早く帰りたいのよ」

さやか「いっそのこと、サボっちゃおっかなーなんてね」

仁美「それはダメですわ」

さやか「わかってるって、ねーまどか?」

まどか「……」




379 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 07:04:01.71 ID:FCiBYhnoQ
さやか「あれ?まどか?」

仁美「どうかなさいましたの?」

まどか「……えっ?」

さやか「大丈夫?ボーッとしてたよ?」

まどか「あっ…えと…」

仁美「何か考え事ですか?」

まどか「う、うん…考え事と言えば考え事…かな」

さやか「そっか、あたさはてっきり寝不足なのかと思ったよ」

仁美「それはさやかさんですわ」

さやか「まあねー」




380 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 07:09:43.51 ID:FCiBYhnoQ
さやか「学校サボりたいなぁ」

まどか「……サボる…」

仁美「もう、和子先生に怒られますわよ?」

さやか「そうなんだよねぇー…」

まどか「……」ピタ

さやか「ん?まどか?」

仁美「どうしました?」

まどか「……ごめんね、さやかちゃん、仁美ちゃん」

まどか「わたし…今日学校お休みするね!」タタッ

さやか「えっ?ちょっ!まどかぁー!」

仁美「さやかさん!」





382 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 07:13:16.90 ID:FCiBYhnoQ
さやか「あたし、まどかを追いかけて…って、もういないし」

仁美「やっぱりまどかさん…何か悩みごとがあるのかしら…?」

さやか「うーん…よくわかんないよね」

仁美「……和子先生には私たちから上手く伝えておきましょう」

さやか「うん、そうだね」

さやか「もぉ、まどかのやつ!せめて理由くらい言いなさいよね」

仁美「言えない理由でもあるのかもしれませんわ」

さやか「むむー」




384 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 07:18:05.78 ID:FCiBYhnoQ
病院

ほむら「ほむらちゃん…」

ほむら「早く会いに来てくれないかな…?落ち着けないよぉ…」

ほむら「それに…この不思議な気持ちも…」

ほむら「ほむらちゃん…」

まどか「鹿目さんっ!」

ほむら「ほ、ほむらちゃん?」

まどか「はぁ…はぁ…」

ほむら「え?が、学校は…学校はどうしたの?」

まどか「ご、ごめんなさい…サボってきちゃった…」

ほむら「……そっか」




406 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 08:55:46.95 ID:FCiBYhnoQ
コンコン

ほむら「!」

まどか「あっ」

「ほむらちゃん、先生から話が…あら?」

まどか「こ、こんにちは!」

「そうお見舞いに来てくれてたのね?」

まどか「は、はい」

「なら少し待ってて?ほむらちゃんの用事は直ぐに終わるから」

まどか「わかりました」

「と、言うことで、ほむらちゃんこっちへ」

ほむら「は、はい」

まどか「いってらっしゃい」

ほむら「う、うん…」




407 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 08:58:26.67 ID:FCiBYhnoQ
まどか「緊張してるの?」

ほむら「…うぅ、ほんとはわたしじゃないのに……」

ほむら「…他に何処か悪いところがあったりしたら…嫌だなって…」

まどか「大丈夫だよ、何もなくて無事に退院できるから」

ほむら「う、うん…そうだよね?」

「ふふっ、リラックスして大丈夫よ、ほむらちゃん」

ほむら「なら…い、いってきます」

まどか「うん、いってらっしゃい」




408 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 09:02:55.64 ID:FCiBYhnoQ
まどか「………」

まどか「一ヶ月ぶりの病室…だね」

まどか「ここは何も変わってないや」

まどか「ちょっと懐かしいな」

まどか「あの時は転校が不安でいっぱいだったよね」

まどか「友達できる自信なんてこれっぽっちもなかったもん…」

まどか「でも、鹿目さんのお陰でわたし、楽しかったんだよ?」

まどか「鹿目さん…」




411 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 09:06:52.82 ID:FCiBYhnoQ
まどか「………」

まどか「ふぁ…」

まどか「んん…昨日なかなか眠れなかったから、ちょっと眠い…」

まどか「……ベッドかりちゃおっかな?」

まどか「元々わたしが使ってたんだし、大丈夫だよね?」

まどか「よ、よーし」モゾモゾ

まどか「えへへ、懐かしいよ」

まどか「それにこの匂いも……あれ?」

まどか「わたし…こんな匂いだったかな?」




412 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 09:13:13.59 ID:FCiBYhnoQ
まどか「うーん?」

まどか「あれ?少し湿ってる?」

まどか「どうして…あっ!」

まどか「そっか…鹿目さん、泣いてたんだ…」

まどか「早く元に戻りたいに決まってるもんね」

まどか「先生からのお話は退院のことだから、そんなに長くなかったし」

まどか「今の内に支度をしといた方がいいかな?」

まどか「うん、そうしよう。少しでも早く鹿目さんとわたしを元に戻さなきゃいけないんだからね」




414 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 09:19:23.18 ID:FCiBYhnoQ
数分後

ほむら「ただいま、ほむらちゃん…あれ?」

まどか「退院おめでとうございます」

ほむら「う、うん。退院するのはほむらちゃんだけどね?」

まどか「ふふっ、わかってるよ。でも今のあなたはわたしだから」

ほむら「…てぃひひ、そうだね」

まどか「もう退院の準備はできてるよ、早くわたしの家に行こうよ」

ほむら「あれ?迎えは…?」




415 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 09:24:01.70 ID:FCiBYhnoQ
まどか「……お父さんもお母さんも、忙しいから…」

ほむら「…そ、そっか」

まどか「だから、家じゃ基本一人だから遠慮しなくて大丈夫だよ」

ほむら「……ほむらちゃん」

まどか「後は着替えて出ていくだけだね」

ほむら「う、うん…着替えは?」

まどか「はい、これだよ」

ほむら「ありがとう…着るね?」

まどか「うん」

ほむら「……うぅ」

まどか「?」




417 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 09:28:20.31 ID:FCiBYhnoQ
ほむら「どうしてかな?着替えるのはわたしだけど、ほむらちゃんの体なのに…」

ほむら「わたしに見られてるって思うと…なんだか恥ずかしくて…」

まどか「あっ…ご、ごめんなさい…向こう見てるね」

ほむら「う、うん」

ほむら(ほんとにどうしちゃったのかな…わたし)

ほむら(ほむらちゃんとはまだ会って一日しか経ってないのに…)

ほむら(…何か変だよぉ)




418 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 09:32:17.35 ID:FCiBYhnoQ
コンコン

「ほむらちゃん、入るわね」

「もう支度は…できたみたいね」

ほむら「あっ、はい」

「退院おめでとう、これからも元気でね」

ほむら「ありがとう…ございます」

「あっ、まどかちゃん、ちょっといい?」

まどか「え?…は、はい」

「まどかちゃん、ほむらちゃんのことよろしくね?」コソッ

まどか「え…?」

「……知ってると思うけど、ほむらちゃんはご両親が共働きで忙しいの」




419 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 09:38:45.73 ID:FCiBYhnoQ
まどか「……」

「それに引っ越してきただかりで…その…お友だちも、まだ…」

まどか「………」

「だから、まどかちゃん。あなたはほむらちゃんに取ってかけがえない存在なの」

「昨日も…ほむらちゃんは…」

まどか「?」

「どうか、ほむらちゃんとこれからも仲良くしてあげてね?」

まどか「…はい」

「まどかちゃん…!」

まどか「わたし、ほむらちゃんの最高の友達になってみせます」




420 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 09:42:15.89 ID:FCiBYhnoQ
「ありがとう、まどかちゃん」

まどか「いえ、そんな」

まどか(だって…鹿目さんはもう、わたしにとってかけがえない…大切な友達だもん)

「それじゃあ、ほむらちゃん、元気でね」

ほむら「は、はい!えと…その、お、お世話になりました!」

まどか「ありがとうございました」

「ふふ、中学生を思いっきり楽しんでね」

ほむら「は、はいっ」

まどか「はい」





423 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 09:46:23.41 ID:FCiBYhnoQ
まどか「鹿目さん、こっちだよ?」

ほむら「う、うんっ。ありがとう、ほむらちゃん」

まどか「ううん、わたしの方こそ」

「……気のせいかしら?名前が逆のような…」

ほむら「えっ?」

まどか「あっ…!」

まどか「あ、あははっ!んと…あ、暁美さん、こっちだよ!」

ほむら「う、うん!まどかちゃん」

まどか「そりじゃ、ありがとうございました!」

ほむら「さ、さよなら!」

「元気でね」

「………やっぱり気のせい…かしら?」




425 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 09:50:16.86 ID:FCiBYhnoO
まどか「………」テクテク

ほむら「………」テクテク

まどか「…あ、あの…鹿目さん…」ピタ

ほむら「な、なにかな?」

まどか「……本当にごめんなさい」

ほむら「えっ?」

まどか「こんなにたくさん…迷惑かけちゃって…」

ほむら「そ、そんな…別にほむらちゃんが悪いわけじゃないよ?」

まどか「でも……」

ほむら「それに、わたしも落ち着いてきたから…ねっ?」

まどか「…ありがとう、鹿目さん」




426 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 09:54:08.65 ID:FCiBYhnoO
ほむら「えへへ…」グゥー

まどか「!」

ほむら「あ、お、お腹が…鳴っちゃった…」

ほむら「そ、その…昨日はご飯食べる気分じゃなかったから…」

まどか「うぅ…なんだかわたしの方が恥ずかしいよぉ」

ほむら「うぇひひ…」

まどか「よ、よーし…ねえ鹿目さん?先にご飯食べていこうよ」

ほむら「えっ?いいの?」

まどか「うん、お金はあるから大丈夫だよ」

ほむら「で、でも…わたしお小遣いほとんど残ってないよ?」




427 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 09:58:50.60 ID:FCiBYhnoO
まどか「大丈夫、使うのは鹿目さんのお小遣いじゃなくて、わたしがお母さんから貰ったお金だから」

ほむら「あっ…そっか!そうだよね!」

まどか「うん。何か食べたいものある?」

ほむら「えっと…なんでもいいよ?」

まどか「それじゃあ、あそこのファミレスに行こうよ」

ほむら「うんっ」




428 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 10:01:55.10 ID:FCiBYhnoO
ファミレス

ほむら「んと…何を頼もうかな?」

まどか「鹿目さんはクリームシチューが好きなんでしょ?」

ほむら「えっ?うん!」

まどか「ここの新作にクリームシチューがあって、美味しいんだよ」

ほむら「そうなんだぁ、知らなかった」

ほむら「でも、どうしてわたしがクリームシチューが好きだってわかったの?」

まどか「だって、前に鹿目さんとここに来た時、すごく嬉しそうに食べて…あっ」

ほむら「前に…?」




431 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 10:07:42.32 ID:FCiBYhnoO
まどか「って…夢!夢を見たの!」

ほむら「夢?」

まどか「クリームシチューは…その、お、お父さんが言ってたから!」

ほむら「わたしのパパが?」

まどか「う、うんっ」

ほむら「そっかぁ、そうだったんだね」

まどか「あはは…」

ほむら「それじゃ、わたしはクリームシチューにするね?」

ほむら「ほむらちゃんはどうするの?」

まどか「わたしは…パスタにしよっかな?」




434 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 10:12:01.33 ID:FCiBYhnoO
数十分後

まどか「うぅ…」

ほむら「むむー…」

まどか「た、食べないの…?」

ほむら「だ、だって…にんじんが…ほむらちゃんこそ」

まどか「わたしは…パプリカがちょっと苦手で…」

まどか「それに…にんじんが苦手だったの?」

ほむら「う、うん…いっつもパパに抜いて貰ってたから…」

まどか「そ、そっか…」

ほむら「……ねえ、ほむらちゃん?」

まどか「はい?」





437 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 10:17:27.94 ID:FCiBYhnoO
ほむら「わたしの…た、食べて…くれないかな?」

まどか「えっ?」

ほむら「だ、ダメ…?」ウルウル

まどか「わわっ?た、食べる!食べるからわたしの顔で泣かないで!」

ほむら「えへへ…ありがとう、ほむらちゃん」

まどか「う、ううん…」

ほむら「はい、あーん」

まどか「あ、あーん」

まどか「もぐもぐ」

ほむら「えへへ」




440 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 10:20:41.19 ID:FCiBYhnoO
まどか(わたしがニコニコしながら食べさせてくれてる…)

まどか(嬉しいんだけど、複雑な気分…)

ほむら「あっ、ならわたしはパプリカ食べてあげるね」

まどか「えっ?ありがとう」

ほむら「あーん」

まどか「は、はい。あーん」

ほむら「もぐもぐ」

まどか「ありがとう、鹿目さん」

ほむら「てぃひひ!」




443 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 10:26:33.99 ID:FCiBYhnoO
ほむら「あっ、次はわたしのを…はい、あーん」

まどか「あーん…もぐもぐ」

まどか「それじゃあパプリカを」

ほむら「うん、あーん」

ほむら「もぐもぐ…えへへ」

まどか「えへへ…」

「あっ、見てみて」

「あの子達食べさせあってる」

「かわいー」

まどか「あっ?あぅぅ…」

ほむら「わたし同士だから大丈夫だよ」

まどか「そうかな…」

ほむら「うんっ」




446 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 10:35:25.45 ID:FCiBYhnoO
ほむホーム

まどか「んと、ここがわたしの家だよ」

ほむら「暁美…ほむら…?」

まどか「……ほとんど、一人暮らしみたいなものだから」

ほむら「ほむらちゃん…」

まどか「だから遠慮しないでね?あ、上がって?」

ほむら「う、うん」

まどか「えと、ただいま」

ほむら「お、おじゃまします」




447 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 10:39:00.22 ID:FCiBYhnoO
まどか「部屋の整理整頓はお母さんがしていてくれたみたい」

まどか「……質素な部屋だけど、くつろいでいってね」

ほむら「う、うん」

まどか「わたし、飲み物ついでくるね?」

ほむら「……ほむらちゃん」

ほむら「………ずっと入院でひとりぼっちだったのに」

ほむら「家に帰ってもひとりぼっちだなんて…」

ほむら「…そんなのって…悲しいよね」

ほむら「なのにどうしてほむらちゃんは平気そうなんだろ…」




448 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 10:42:19.00 ID:FCiBYhnoO
ほむら「もう一人になれちゃったのかな…?」

ほむら「…わたしは昨日だけでもすごく寂しかったのに……」

ほむら「ほむらちゃんは…これからもひとりぼっちに…?」

ほむら「…ダメだよ、そんなんじゃ」

ほむら「わたしが何とかしなきゃ…!」

まどか「鹿目さん、お茶持ってきたよ」

ほむら「あっ、ありがとう」

まどか「うん」




449 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 10:46:06.14 ID:FCiBYhnoO
数分後

まどか「……もいそろそろいいかな?」

ほむら「えっ?」

まどか「…ねえ、鹿目さん…これからのこと考えようよ」

ほむら「……そうだね」

まどか「……わたし、どうして鹿目さんと入れ替わっちゃったのかわからないの」

まどか「心当たりがないわけじゃないんだけど…根拠も何もないし…」

ほむら「ほむらちゃん…」

まどか「魔法少女なんて…わからないよね?」




451 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 10:52:18.99 ID:FCiBYhnoO
ほむら「えっ?アニメか何か…かな?」

まどか「……そうだよね」

ほむら「あの…ほむらちゃん?」

まどか「…どうしてかわからなくても、わたし達は元に戻らなきゃいけないよ」

ほむら「……うん」

まどか「だってこのままじゃ…ずっと入れ替わったままだし…」

まどか「鹿目さんはここで一人で暮らさなきゃいけなくなるし…それに…」

ほむら「…ほむらちゃん、そのことなんだけど」




453 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 10:55:25.72 ID:FCiBYhnoO
ほむら「わたしの家で…一緒に暮らさない?」

まどか「えっ?」

ほむら「きっと、事情を話せばパパもママもわかってくれるよ!」

まどか「え、えと…」

ほむら「それに、わたし達はなるべく一緒にいた方がいいと思うの」

ほむら「それに…ひとりだと、わたし…」

まどか「…鹿目さん」

ほむら「だからね?パパとママはわたしが説得するから、一緒に暮らそうよ、ほむらちゃん!」




455 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 11:00:03.44 ID:FCiBYhnoO
まどか「き、気持ちは嬉しいけど…今の鹿目さんはわたしなんだよ?」

ほむら「あっ…」

まどか「…知らない子が一緒に住ませてって言っても…」

ほむら「そ、そっか…」

まどか「それに…わたしじゃ鹿目さんになりきれないし…」

ほむら「!」

まどか「だから…」

ほむら「そうだよ!ほむらちゃん!」

まどか「えっ?」

ほむら「ほむらちゃんがわたしになりきっちゃえばいいんだよ!」




457 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 11:03:50.58 ID:FCiBYhnoO
まどか「で、でも…自信ないよ…わたし、鹿目さんと似てないし…」

ほむら「そうかな?わたしは結構似てると思うよ?」

まどか「そう…?」

ほむら「うん、それにね?ほむらちゃんは不思議な気がするの」

まどか「不思議な?」

ほむら「そう、昨日目が覚めた時は全くわかんない人になっちゃったって思って」

ほむら「すごく怖かったんだ」

まどか「……」




458 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 11:07:56.97 ID:FCiBYhnoO
ほむら「そして、ほむらちゃんが病院に来て…」

ほむら「ちゃんとわたしの体があることがわかって少しほっとして」

ほむら「でも、そのわたしの体は違う人のものになってて…それがやっぱり怖くて」

ほむら「わけわかんなくなって…嫌で…」

まどか「っ…」

ほむら「でも、ほむらちゃんもわたしと同じだって気付いて…」

ほむら「一晩中ほむらちゃんのこと考えて…」




460 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 11:13:08.58 ID:FCiBYhnoO
ほむら「そして…今はね?もう怖くないの」

まどか「怖くないの…?」

ほむら「うん、まだ不安でいっぱいだけど、何とかなる気がするんだ」

ほむら「だから一緒に頑張ろうよ、ほむらちゃん!」

まどか「鹿目さん…うん、そうだね。頑張らなきゃ」

ほむら「えへへ」

まどか「…やっぱり鹿目さんはすごいなぁ」

ほむら「えっ?」

まどか「やっぱり、わたしなんかと全然違うよ」




461 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 11:17:58.40 ID:FCiBYhnoO
ほむら「そうかなぁ?」

まどか「うん…すごい、凄いよ」

まどか「鹿目さんの方が…ほむらって名前似合ってるよ」

まどか「強くて…カッコいいよ…」

ほむら「……そんなことないと思うな」

まどか「えっ?」

ほむら「ほむらちゃんは、わたしよりずっとずっと強くてカッコいいと思うな」

まどか「…そんなこと…ないよ」




462 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 11:21:15.84 ID:FCiBYhnoO
ほむら「……ならさ、なっちゃおうよ」

まどか「えっ?」

ほむら「鹿目まどかになりきって…そして、カッコいいほむらちゃんになっちゃおうよ!」

まどか「……でも、わたし…」

ほむら「大丈夫だよ、ほむらちゃんならできるよ!」

まどか「そう…かな…?」

ほむら「うん、だから二人で頑張ろう?」

まどか「………」

ほむら「ほむらちゃん!」

まどか「……うんっ」




463 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 11:25:50.10 ID:FCiBYhnoO
ほむら「えへへ、頑張ろうね」

まどか「でも、どうするの?何からすればいいのか…」

ほむら「うーんと…そうだね」

まどか「鹿目さん…」

ほむら「あっ!そうだよ!それだよ!」

まどか「えっ?」

ほむら「まずはその、鹿目さんって言い方やめよ?」

まどか「で、でも…鹿目さんは鹿目さんだよ?」

ほむら「そうなんだけど、んとね?わたしの声で鹿目さんって言われるのは違和感あるし」

ほむら「それに、ほむらちゃんに名前で呼ばれた方が嬉しいもん」




464 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 11:28:48.35 ID:FCiBYhnoO
ほむら「だからさ、まずはわたしのこと、まどかって呼んで?」

まどか「い、いいの…わたしなんかが…」

ほむら「もちろんだよ、お願いほむらちゃん」

まどか「う、うん…鹿目さんがそう言うなら…」

まどか「ま…ま、まど…」

ほむら「わくわく」

まどか(あれ?美樹さんや巴さんで慣れてるはずなのに…)

まどか(どうしてだろう…緊張しちゃうよ…)




466 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 11:33:32.23 ID:FCiBYhnoO
まどか(でも…鹿目さんが喜んでくれるなら、わたし…)

まどか(よ、よーし…)

まどか「ま、まどかっ!」

ほむら「うんっ!」

まどか「い、言えたよ!鹿目さん!」

ほむら「…うぇひひ、ほむらちゃん。戻ってるよ」

まどか「あ…」

ほむら「でもありがとう」

まどか「…やっぱり…呼び捨ては…」

まどか「…ね、ねぇ…まどかちゃんって呼んでもいい…かな?」

ほむら「うんっ!その方がいいかも」




467 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 11:37:07.56 ID:FCiBYhnoO
まどか「えへへ…まどか、ちゃん…!」

ほむら「えへへ、ありがとう」

まどか「まどかちゃん…えへへ!」

ほむら「てぃひひ!この調子で次はわたしになりきってみてよ」

まどか「う、うん!頑張ります!」

ほむら「頑張ろぉ!」

まどか「お、おーっ!」





470 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 11:44:49.58 ID:FCiBYhnoQ
まどホーム

詢子「なるほどねぇ…病院で知り合った女の子と遊ぶために学校をサボった、と」

まどか「う、うん…」

ほむら「うぅ…ママ…」

詢子「え?私はほむらちゃんのママじゃ…ってそのくらい言わなくてもわかるか」

詢子「それよりもまどか、和子から連絡あるんだから黙ってサボってもバレるぞ」

まどか「そ、そうだよね…」

詢子「まぁさやかちゃんと仁美ちゃんがいろいろ庇ってくれたみたいだけどさ」




472 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 11:50:58.91 ID:FCiBYhnoQ
ほむら「さやかちゃん…仁美ちゃん…」

詢子「でもな?サボるのはよくないことだ、それもわかるよな?」

まどか「う、うん…」

詢子「休む時はまず私やパパに言うもんさ」

まどか「えっ?でも、病気でもないのに…」

詢子「ほむらちゃんが心配だったんだろ?」

まどか「え?う、うん」

詢子「なら正直にそのことを話せばいいんだよ」

まどか「…?」

詢子「それなら一日くらい私が和子に上手いこと言っとくからさ」

ほむら「ママ…!」




474 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 11:54:42.40 ID:FCiBYhnoQ
詢子「いや、だから私は…まぁおばさんよりかはいっか」

詢子「とにかく、次からは嘘つかないで正直に話すんだ、わかったな?」

まどか「う、うんっ」

詢子「うん、それでいいんだよ」

知久「ほむらちゃん、今日からここを自分の家だと思っていいよ」

知久「夕食もお風呂も準備はできてる、ゆっくりくつろいでいってね」

ほむら「わぁ!ありがとう、パパ!」

知久「あ、あはは…」




477 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 11:59:01.78 ID:FCiBYhnoQ
ほむら「ママもありがとう!」

詢子「あ、ああ」

ほむら「良かったね、ほむらちゃん!」

詢子「ん?」

知久「おや?」

まどか「ち、ちょっと、ほむらちゃん!」

ほむら「?」

タツヤ「ねーちゃー!」

ほむら「あっ!えへへ、ただいま」

タツヤ「まろか!まろか!」

知久「なんか…」

詢子「まどかみたいな子…だね」




478 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 12:12:28.52 ID:FCiBYhnoQ
まどか「お、お風呂!お風呂に入ってくるね!お風呂は向こうだよね?」

知久「う、うん」

まどか「ほら!行くよ、ほむらちゃん!」

ほむら「わわっ?ひっばらないでよぉ!ほむらちゃん」

詢子「うーん?」

まどか「わわっ?は、早く早く!」グイグイ

ほむら「わわわっ」

タツヤ「てぃへへ!」

詢子「今朝のまどかはまどかでおかしかったけど…」

知久「ほむらちゃんもちょっと変わってるね…」




482 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 12:16:35.38 ID:FCiBYhnoQ
ほむら「痛いよぉ…ほむらちゃん…」

まどか「ちょっと、まどかちゃん?何いってるの?」

ほむら「だってほむらちゃんがひっぱるんだもん…」

まどか「そうじゃなくて!今のあなたは、ほむらなんだよ?」

まどか「だからパパやママに普通に話しかけちゃダメだよっ」

ほむら「あっ?そ、そうだった…」

まどか「二人きりじゃない時は、わたしがまどかちゃんで」

ほむら「わたしがほむらちゃん…だもんね」




483 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 12:20:18.29 ID:FCiBYhnoQ
まどか「そうだよ…だから次からは気を付けてね?まどかちゃん」

ほむら「ほむらちゃん…う、うん!頑張るね!」

まどか「それじゃあお風呂…」

ほむら「入ろっか」

まどか「………」

ほむら「………」

まどか「……えっ?」

ほむら「……えっ?」

まどか「あれ?まどかちゃんも入るの?」

ほむら「ほむらちゃんこそお風呂に?」

まどか「う、うん」

ほむら「えっ?えー?」




485 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 12:24:40.89 ID:FCiBYhnoQ
まどか「一緒に入るのは…嬉しいけど、でもやっぱり恥ずかしいよ」

ほむら「わ、わたしも…一緒に入るのはちょっと…」

まどか「じゃ、じゃあまどかちゃんから入って?」

ほむら「ううん、わたしは後からでいいよ、先に入って?」

まどか「…うん、そうするね?」

ほむら「うん、向こう向いてるからその間に着替えて?」

まどか「うん」ヌギヌギ

ほむら「………」




486 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 12:28:44.66 ID:FCiBYhnoQ
ほむら「ほむらちゃん…」

まどか「それじゃあ入ってくるね」

ほむら「う、うんっ!」

ガチャ

まどか「はぁ…」ジャー

ほむら「ほむらちゃん…」

ほむら「…鏡に映ってるわたしはやっぱりほむらちゃん」

ほむら「わたしの体はほむらちゃん…」

ほむら「でも、わたしの体はほむらちゃんが洗って…?」

ほむら「うぅぅ…頭いたいよぉ」

ほむら「……ほむらちゃんが、わたしの体を洗うんだよね…?」




487 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 12:32:29.84 ID:FCiBYhnoQ
ほむら「それって…つまりほむらちゃんがわたしの…?」

ほむら「っ〜!?」

ほむら「うぅぅ!は、はずかしいよぉ!」

ほむら「ど、どうしよ!どうしよ!」

ほむら「はずかしいよぉ…」

ジャー

まどか「ふぅ…髪はこれで大丈夫だね」

まどか「次は…か、体…」

まどか「……」ゴク

まどか「…ま、まどかちゃんの体…やっぱり緊張するよぉ…」

まどか「でも、洗わないわけにはいかないし…」




488 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 12:36:51.62 ID:FCiBYhnoQ
まどか「まどかちゃん……」

まどか「っ…ごめんなさいっ!」

ほむら「ほむらちゃんっ!」ガチャ

まどか「きゃあ?」

ほむら「ほ、ほむらちゃん!?わたし…わたしも一緒に入るよ!?」

まどか「ま、まどかちゃん?」

ほむら「ほ、ほら!ここはわたしの家のお風呂なんだからわたしが入っちゃダメなんてルールないでしょ!?」

まどか「え?え?」

ほむら「もしあるならそんなルール壊しちゃうもん!?」

まどか「えと…?」




489 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 12:42:13.90 ID:FCiBYhnoQ
ほむら「それに!ほらっ!わたたちは体が入れ替わっちゃったんだから」

ほむら「それならわたしがほむらちゃんの体を洗えば!」

まどか「ま、まどかちゃん?」

ほむら「わたしがわたしの体を洗ったことになるよね!?」

まどか「え?えーっと?」

ほむら「そしてほむらちゃんがわたしの体を洗えば、ほむらちゃんがほむらちゃんの体を洗ったことになるんだよ!?」

まどか「う、うん…?」

ほむら「だから!わたしが体を洗ってあげるね!」




491 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 12:47:59.36 ID:FCiBYhnoQ
まどか「ちょ、ちょっと?」

ほむら「大丈夫だよ!わたしだから!わたしの体だから!」

ほむら「わたしの体だから恥ずかしくないもん!」

ほむら「ほむらちゃんもそうだよね?ねっ?ねっ?」

まどか「え?あ…んと、は、はい…」

ほむら「じゃ、じゃあいくよ!ほむらちゃん!」

まどか「あっ?ちょっと、まどかちゃ…鹿目さんっ?」

ほむら「ほむらちゃんっ!」

まどか「きゃぁぁぁっ?」




493 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 12:50:56.38 ID:FCiBYhnoQ
詢子「何か随分と風呂場が騒がしくない?」

知久「あはは…まぁ元気なことはいいことだと思うよ」

詢子「うーん、それならいいんだけどさ」

知久「…まどかも思春期だからね、いろいろあるんだよ」

詢子「そうだなぁ…」

詢子「……今夜はうるさくなりそうだ」

知久「あはは…」




494 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 12:56:20.12 ID:FCiBYhnoO
チャポン

まどか「……」ムスッ

ほむら「あぅぅ…ご、ごめんなさい…」

まどか「…ふんっ」プイッ

ほむら「その…わたし…自分でもわけわかんなくて…」

ほむら「ただ…ほむらちゃんにわたしの体を洗われるところを想像したら」

ほむら「すごく恥ずかしくなって…それで…」

ほむら「わ、わたし…」

まどか「まどかちゃんなんてもう知らない」ムスッ

ほむら「ほむらちゃ…」




495 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 13:01:28.14 ID:FCiBYhnoO
まどか「……」

ほむら「うぅぅっ…」

まどか「………許してほしい?」

ほむら「う、うんっ!」

ほむら「許してくれるなら、わたし何でもするよ!」

まどか「………」

ほむら「ほむらちゃん…?」

まどか「……今、何でもするって言ったよね?」

ほむら「う、うん…」

まどか「…そう、わかったよ」

ほむら「ほ、ほむらちゃん…?」




498 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 13:08:01.69 ID:FCiBYhnoO
まどか「なら…わたしも洗うよ」

ほむら「えっ?」

まどか「だってそうでしょ?まどかちゃんだけ好き勝手したんだもん!」

まどか「それなら、わたしもやらなきゃ!」

ほむら「そ、そうだよね…」

まどか「…大丈夫、あなたはわたし…暁美ほむらだから…」

まどか「鏡だと思って洗えば、恥ずかしくないよ…!」

ほむら「う、うん…」

まどか「行くよ…まどかちゃん…」

ほむら「や、優しくしてね…?」




499 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 13:10:01.08 ID:FCiBYhnoO
数十分後

詢子「まどか達はまだ上がらないの?」

知久「うん、何をしてるんだろうね」

詢子「せっかくみんなで食べようと思ったのにさ」

詢子「よし、様子を見てくるわ。もしかしたら逆上せてるのかもしれないし」

知久「わかった、二人をよろしくね」

詢子「うん」




505 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 13:17:37.88 ID:FCiBYhnoO
詢子「おーい、まどかとほむらちゃん。何時まで入ってるんだ?」

詢子「そろそろ上がらないと…って?」

詢子「な…?」

詢子「お、おい!二人共逆上せてるじゃんか!」

詢子「まどか!ほむらちゃん!しっかりしろ!」

詢子「なんで早く上がらなかったのさ…」

詢子「しかたない、パパに頼むわけにもいかないし私がやるしかないか」

詢子「ほんと人騒がせな娘と友達だよ…あはは」




509 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 13:25:09.23 ID:FCiBYhnoO
まどルーム

ほむら「んん…」

ほむら「ふにゃ?」

ほむら「あ、あれ…?わたし…?」

まどか「すー…すー…」

ほむら「わわっ?わ、わたしが目の前にいるよっ?」

ほむら「って…そ、そっか。ほむらちゃん…なんだよね?」

ほむら「あれ?いつの間に眠っちゃってたのかな…?」

ほむら「わたしはたしか…ほむらちゃんとお風呂で…」

ほむら「~!?」

ほむら「あぅぅっ…」




514 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 13:41:53.67 ID:FCiBYhnoO
ほむら「んと…とりあえず、落ち着いて…」

ほむら「落ち着いて整理しなきゃ…」

ほむら「今は…えっ?もうこんな時間?」

ほむら「これじゃもうご飯食べられないよ…」

まどか「んん…?」

ほむら「あっ、ほむらちゃん」

まどか「むにゃ…あ、あれ…?」

ほむら「おはよう、ほむらちゃん」

まどか「お、おはようございます…」




517 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 13:48:56.82 ID:FCiBYhnoO
ほむら「ほむらちゃん…その、さっきはごめんね…?」

まどか「えっ?あ……う、うん。気にしてないから…」

ほむら「そ、そっか…」

まどか「……それよりも、どうしたら元に戻れるのか考えなきゃ」

ほむら「うん…そうだね…」

まどか「……まどかちゃん…わたしね?」

ほむら「?」

まどか「…わたしが…未来から来たって言ったら…笑う?」

ほむら「え…?」




519 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 13:55:08.96 ID:FCiBYhnoO
まどか「……もう隠し事はなしにするね」

ほむら「ほむらちゃん…」

まどか「わたしは…一ヶ月後から…」

まどか「未来から来たんだよ…?」

ほむら「………」

まどか「ごめんね…わけわかんないよね…」

ほむら「うん…今のままじゃわけわかんないよ」

まどか「ごめんなさい…」

ほむら「……全部、話してほしいな」

まどか「え?」

ほむら「ほむらちゃんのこと」




521 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 13:58:11.30 ID:FCiBYhnoO
数分後

ほむら「そっか…そうだったんだね」

ほむら「ほむらちゃんは元々この世界の人間じゃなくって…」

ほむら「ほむらちゃんがいた世界じゃ、魔法少女や魔女がいて…」

ほむら「わたしも魔法少女で…それで…ほむらちゃんも最後に魔法少女になったんだね?」


まどか「……うん」

ほむら「でも、何も覚えてないんだ…」

まどか「ごめんなさい…めちゃくちゃな話…だよね…」




523 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 14:00:27.43 ID:FCiBYhnoO
ほむら「そうかもしれないけど、でも今はそれが一番の手掛かりだよ」

ほむら「その時のことを思い出せば、元に戻れるのかも知れないよ?」

まどか「…うん……」

まどか「わたしは…たしか……」

―――

――






525 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 14:05:47.58 ID:FCiBYhnoO
ほむら「どうして……」

ほむら「死んじゃうって分かってたのに……」

ほむら「わたしなんか助けるよりも…あなたに生きてほしかったのに……」

ほむら「魔女…魔法少女……」

ほむら「魔女も…魔法少女もなくなっちゃえば…こんなことには…」

キュゥべえ「その言葉は本当かい?暁美ほむら」

キュゥべえ「君のその祈りのために魂を懸けられるかい?」




526 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 14:10:04.05 ID:FCiBYhnoO
キュゥべえ「戦いのさだめを受け入れてまで叶えたい望みがあるのなら」

キュゥべえ「僕が力になってあごられるよ」

ほむら「……あなたと契約刷ればどんな願いも叶えられるの?」

キュゥべえ「そうとも、君にはその資格がありそうだ」

キュゥべえ「教えてごらん、君はどんな祈りでソウルジェムを輝かせるのかい?」

ほむら「………」




530 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 14:16:07.49 ID:FCiBYhnoO
ほむら(鹿目さんと会いたい…今すぐ会いたい…)

ほむら(でも…こんな世界じゃ…)

ほむら(魔法少女や魔女なんているから…鹿目さんは……)

ほむら(なら…こんな世界……)

ほむら「……わたしは」

ほむら「わたしの願いは、鹿目さん―――」

―――

――






535 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 14:19:08.27 ID:FCiBYhnoO
まどか「ダメだよ…やっぱり肝心なところが抜けちゃってる…」

ほむら「どうしても思い出せないの?」

まどか「うん…」

ほむら「……もしかして、ほむらちゃんはわたしになりたいって願ったの?」

まどか「…それは…わたしも考えたけど、違う気がするの」

まどか「わたしは鹿目さんに会いたかったけど、なりたかったわけじゃないから…」

ほむら「そっか…」




540 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 14:23:13.27 ID:FCiBYhnoO
まどか「わたしの願い事が何なのか…わたしは願い事がちゃんと叶ったのか…わかんない」

まどか「もしかしたら…キュゥべえに騙されたのかも…」

ほむら「うーん…これじゃ考えてもしょうがないよね」

まどか「うん…」

ほむら「……一つ気になったんだけどさ」

まどか「はい?」

ほむら「元々ほむらちゃんがいた世界はどうなったのかな…?」

まどか「それは……わかんないよ」

ほむら「そうだよね…」




543 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 14:27:36.15 ID:FCiBYhnoO
一方

キュゥべえ「暁美ほむら…なかなか面白い子だったね」

キュゥべえ「たしかにその願い事が叶えば、君は本望だっただろう」

キュゥべえ「でも、現実はそんなに甘くないんだよ」

キュゥべえ「別の世界の君が幸せになる変わりに、この世界の君にはその荷を背負ってもらわなきゃならないんだ」

キュゥべえ「もっとも、君ひとりじゃその荷すら背負いきれないから」

キュゥべえ「別の世界の君にも何らかの不具合は生じているだろうね」




545 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 14:30:27.90 ID:FCiBYhnoO
杏子「……よぉ、キュゥべえ」

キュゥべえ「おや、杏子かい?思ったよりも早かったね」

杏子「…ちっ、何が早かっただ」

キュゥべえ「……」

杏子「あたしがもっと早く来てりゃ……」

キュゥべえ「君は悪くないよ」

杏子「うるせぇ!」

マミ「」

杏子「っ…マミ……なに勝手にくたばってんだよ…」

杏子「まだ謝ってないだろ…畜生っ…」




549 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 14:34:51.75 ID:FCiBYhnoO
キュゥべえ「マミは立派だったよ、二人を庇って最後はひとりでワルプルギスに立ち向かって行ったんだ」

マミ「」

杏子「マミっ…くっ!」ゴシゴシ

杏子「じゃあワルプルギスは…そいつが倒したのか?」

まどか「」

キュゥべえ「ああ、相討ちだったよ」

キュゥべえ「まだ僕と契約して一月ほどしか立ってないのによく頑張ったと思うな」

杏子「……くそっ、まだまだひよっこじゃねぇか…」




554 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 14:40:30.12 ID:FCiBYhnoO
杏子「……もう一人の方はなんなのさ?」

キュゥべえ「この子はついさっき契約したばかりだよ」

杏子「……でも、死んでるじゃねぇか」

キュゥべえ「うん、契約した瞬間に魔力を使い果たしたとでも思ってほしいよ」

杏子「……どう言うことだ、おい」

キュゥべえ「詳しくは言えないよ、ただそれなりの願いにはそれにりの因果が必要と言うことさ」

杏子「はぁ?…っ!」

キュゥべえ「さて、ここに新しい魔女が生まれるよ」

キュゥべえ「君の出番だ、杏子」

杏子「……くそっ!」




558 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 14:46:46.99 ID:FCiBYhnoO
―――

杏子「はぁっ…はぁっ…」

キュゥべえ「やるね杏子、さすがだよ」

杏子「うるせぇ…」

キュゥべえ「もう見滝原には魔法少女は君しかいない、今日からここは君の縄張りと言うわけだ」

杏子「………」

杏子「ふん…縄張りなんてどうだっていいさ」

杏子「……マミやこいつらが守ったここを…あたしが…」

キュゥべえ「おや?」

杏子「へっ、何でもねぇよ」

杏子「じゃあな」

キュゥべえ「……まあいいや、暁美ほむらの分の回収は完了したからね」

キュゥべえ「僕もここらで帰らせてもらうよ」




563 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 14:56:56.97 ID:FCiBYhnoO
まどルーム

ほむら「ねえ、ほむらちゃん」

まどか「なに…?」

ほむら「わたしたち、ずっとこのままなのかな?」

まどか「…それは……」

ほむら「わたしね?今日一日…ううん、もう二日だね」

ほむら「このほむらちゃんの姿で過ごしてわかったんだ」

まどか「何が…?」

ほむら「わたしは、やっぱりわたしの体…自分の体が一番なんだなって」




565 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 14:59:41.84 ID:FCiBYhnoO
まどか「まどかちゃん…」

ほむら「別にほむらちゃんのことが嫌いなわけじゃないよ?」

ほむら「むしろ、こうやって一緒にいて好きになっちゃったくらいだもん」

まどか「え…?」

ほむら「てぃひひ、わけわかんないことがいっぱいあったからなのかな?」

ほむら「わたし、おかしくなっちゃったみたい」

まどか「まどかちゃん…?」

ほむら「あっ、好きといっても、ほむらちゃんが思ってる好きとは違うかもしれないから」

ほむら「勘違いはしないでね?」




567 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 15:03:42.20 ID:FCiBYhnoO
まどか「う、うん…」

ほむら「でね?ほむらちゃんと一緒にご飯食べたり、お風呂に入ったり」

ほむら「こうして一緒に眠ってるとね、嫌になるんだ」

まどか「……そう」

ほむら「どうして、わたしはほむらちゃんなのかなって」

ほむら「わたしがわたしじゃないのかなってね」

まどか「………」

ほむら「だって、何をしてもわたしの目に映るのはわたしなんだもん」

ほむら「鹿目まどかなんだもん」




569 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 15:07:25.62 ID:FCiBYhnoO
ほむら「これが…わたしの目に映るのがほむらちゃんだったら」

ほむら「それはとっても嬉しかったのになって…そう思うの」

まどか「……まどかちゃん」

ほむら「だからね?早く元に戻りたいなぁ…」

まどか「……わたしも」

ほむら「……」

まどか「…わたしも…まどかちゃんと同じだよ」

ほむら「そっか、そうだよね」




571 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 15:13:01.66 ID:FCiBYhnoO
まどか「……でも、わたしはまどかちゃんになれて良かったかもって思っちゃったんだ」

ほむら「え…?」

まどか「だって…家にはお父さんもお母さんもタツヤくんがいてくれるし」

まどか「学校にだって、美樹さんや志筑さん、巴さんに」

まどか「杏子先輩や…えと、織莉子先輩、キリカ先輩…」

まどか「他にもたくさんの人がまどかちゃんの回りにはいてくれて…」




572 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 15:15:08.46 ID:FCiBYhnoO
まどか「それに比べたら…わたしは…ひとりぼっちだから…」

ほむら「ほむらちゃん…」

まどか「うぅ…」

ほむら「大丈夫だよ、ほむらちゃん」

まどか「まどかちゃん…?」

ほむら「もうほむらちゃんはひとりぼっちなんかじゃないよ?」

まどか「えっ?」

ほむら「だって…わたしがいるでしょ?」

まどか「まどか…ちゃん…」




575 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 15:20:03.74 ID:FCiBYhnoO
ほむら「わたし達はもう友達だよ?」

まどか「……」

ほむら「だって今日は一日中ずっと一緒にいたし」

ほむら「お互いの体が入れ替わっちゃった仲なんだもん」

ほむら「この仲はなかなかはずせないよ?ほむらちゃん」

まどか「……うん」

ほむら「だからさ、わたしたちはこれからもずっと友達だよ?」

まどか「うんっ」




577 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 15:24:10.00 ID:FCiBYhnoO
まどか「えへへ…ありがとう、まどかちゃん」

まどか「やっぱりまどかちゃんは、わたしの一番の友達だよ」

ほむら「そっか、えへへ、ありがとう」

まどか「えへへ」

ほむら「……ほむらちゃんってさ」

まどか「はい?」

ほむら「笑うと可愛い表情になるよね」

まどか「え?そ、そうかな?」

ほむら「うん」




579 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 15:26:22.58 ID:FCiBYhnoO
まどか「あっ…そりゃそうだよ、だってこの顔はまどかちゃんだもん」

まどか「可愛いに決まってるよ」

ほむら「え?え?ちょっと恥ずかしいよぉ…」

まどか「え?だって笑顔が可愛いって」

ほむら「わたしが言ったのは、わたしの笑顔が可愛いんじゃなくて」

ほむら「ほむらちゃんが笑うと、可愛い表情になるってことだよ」

まどか「?」




581 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 15:29:45.28 ID:FCiBYhnoO
まどか「よくわかんないけど…とにかく、まどかちゃんが可愛いのはほんとだよ?」

ほむら「え、えへへ…やっぱり照れるよぉ」

まどか「…でも、中身がまどかちゃんだからなのかな?」

ほむら「ん?」

まどか「わたしの顔も…いつもよりよく見える気がするの」

ほむら「んー、わたしは関係ないと思うよ?」

まどか「え?でも」

ほむら「だってほむらちゃん、すっごく美人だもん」




584 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 15:32:31.66 ID:FCiBYhnoO
まどか「えぇっ?な、何を言ってるの?」

ほむら「何って、ほんとのことだよ?」

まどか「わ、わた…わたしが美人だなんて、そんなわけ…」

ほむら「んー…眼鏡をかけてる時も可愛いけど、眼鏡を外したらね?」

ほむら「ほむらちゃんの顔、すごく綺麗だなぁって思ったんだ」

まどか「そ、そそそんなわけないよ!」

まどか「ほんとだよ?」




586 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 15:36:39.11 ID:FCiBYhnoO
まどか「も、もしそうだったとしても!」

ほむら「そうだったとしても?」

まどか「まどかちゃんの方が絶対可愛いよ!」

ほむら「えー?そんなことないよ!」

まどか「そんなことあるよ!」

ほむら「ううん、絶対違うよ!」

まどか「違わないもん」

ほむら「ほむらちゃんはわたしより可愛いよ?」

まどか「まどかちゃんの方が可愛いよ!」




591 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 15:40:48.82 ID:FCiBYhnoO
ほむら「それなら証拠を見せて上げるよ!」

まどか「わたしだって!」

ほむら「わたしの顔を見てよ!可愛いでしょ?」

まどか「まどかちゃんの方が可愛いもん!」

ほむら「ほむらちゃん!」

まどか「まどかちゃん!」

ほむら「むむー!」

まどか「むむー!」

ほむら「……ふふっ」

まどか「…あははっ」

ほむら「てぃひひ!変なの」

まどか「うん、そうだね」




596 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 15:45:57.94 ID:FCiBYhnoO
ほむら「この話しは元に戻ってしなきゃダメだね」

まどか「うん、これじゃまるでナルシストみたいだもん」

ほむら「早く元に戻ろうね、ほむらちゃん」

まどか「そうだね、まどかちゃん」

ほむら「それじゃあ今日はもう寝ようよ、明日は早起きして朝ごはん作ってあげるね」

まどか「ありがとう、楽しみにしてるね」

ほむら「うん、それじゃあおやすみ、ほむらちゃん」

まどか「おやすみ、まどかちゃん」




598 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 15:49:48.98 ID:FCiBYhnoO
翌朝

ほむら「おっきろー!」

まどか「ふにゃっ?」

ほむら「おはよう、ほむらちゃん。良い朝だよ」

まどか「おはよぉ」

ほむら「もう朝ごはんできてるから食べよ?」

まどか「うん、ありがとう」

ほむら「えへへ、行こうよ」

まどか「うんっ」




604 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 15:57:07.77 ID:FCiBYhnoO
知久「おはよう、まどか」

まどか「あっ、おはようございます」

知久「朝食はほむらちゃんが手伝ってくれたよ」

ほむら「うぇひひ」

知久「初めてなのに、まるで昔から僕が料理を教えていたような気がしたんだ」

知久「たまたま僕の教え方がほむらちゃんのご両親と似ていただけらしいんだけど…」

ほむら「そうですよぉ」




605 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 16:00:47.55 ID:FCiBYhnoO
ほむら「ほら、まどかちゃん、食べようよ」

まどか「あっ、ま…ほむらちゃん、そうだね」

まどか「ところでママは?」

知久「ママは今日は朝イチだよ」

まどか「あっ、そうなんだ」

知久「それじゃあ僕はタツヤと遊んでるから、二人仲良くね」

まどか「うん」

ほむら「はーい」

ほむら「それじゃ、食べよっか。ほむらちゃん」

まどか「うん、いただきます」

さやか「いただきます」




609 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 16:03:33.18 ID:FCiBYhnoO
登校時間

さやか「まどかのやつ、今日も遅刻コースなのかな?」

仁美「やっぱり何かあったのでしょうか?」

さやか「どうだろうね…ん?まどかからメールだ」

さやか「…熱が出たから今日は休む…?」

仁美「あら、大丈夫でしょうか?」

さやか「なーんか怪しいなぁ」

杏子「よお、お前ら」

さやか「あっ、杏子先パイ!」

マミ「ふふ、おはよう。美樹さん、志筑さん」




616 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 16:12:14.29 ID:FCiBYhnoO
仁美「マミさん、杏子さん、おはようございます」

さやか「おはよっす!」

杏子「うん、おはよ」

マミ「今日は鹿目さんは一緒にいないの?」

さやか「なんか熱があるみたいなんだけど、嘘っぽいんだよねぇ」

マミ「……それは仕方のないことよ、美樹さん」

さやか「んん?」

マミ「鹿目さんは…自分探しの旅に出掛けたの」

マミ「一度歩を進めた旅人はそう簡単には足を止めないものなのよ」




618 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 16:16:07.17 ID:FCiBYhnoO
マミ「ふふっ…私もいつかは…」

マミ「って、あれ?」

マミ「み、みんな?どこ?」キョロキョロ

杏子「今日の放課後もゲーセン行こうぜ」

さやか「いいねー」

仁美「私もよろしいですか?」

杏子「ああ、三人で行こっか」

マミ「ちょっと、まってよー!みんなー!」




621 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 16:20:05.31 ID:FCiBYhnoO
まどホーム

知久「まどか、本当に今日が最後だからね」

知久「今日一日だけ、家でほむらちゃんと遊んでていいよ」

まどか「うん、ありがとうパパ」

ほむら「わーい!ありがとう、パパ!」

知久「あはは…僕はタツヤと買い物にでもでかけとくよ」

知久「学校を休むんだから、外出はいっさい禁止だからね」

まどか「は、はい」

ほむら「うんっ」





625 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 16:27:07.33 ID:FCiBYhnoO
知久「それじゃあ行ってくるね、タツヤーおいで」

タツヤ「あーい!」

知久「ばいばい」

タツヤ「ばいばい、まろか!ねーちゃ!」

まどか「ばいばい」

ほむら「ばいばーい!」

ほむら「それじゃ、遊ぼっか!」

まどか「うん、何して遊ぶ?」

ほむら「んーとー…とりあえず、わたしの部屋に行こうよ」

まどか「いいよ」




628 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 16:31:44.35 ID:FCiBYhnoO
まどルーム

ほむら「そうだ、ファッションショーしようよ!ファッションショー!」

まどか「ファッションショー?」

ほむら「うん、ほむらちゃん何着か着替え持ってきてるよね?」

まどか「うん、持ってきてるけど…」

ほむら「だからさ、いろいろ組み合わせてファッションショーをするんだよ」

まどか「うーん…わかった、いいよ」




630 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 16:37:44.10 ID:FCiBYhnoO
一時間後

ほむら「これならどうかな?」

まどか「うん、似合ってる…と思うけど」

ほむら「…やっぱり、地味になっちゃう?」

まどか「う、うん…ごめんなさい…」

ほむら「ほむらちゃんは悪くないよ?そうだ、眼鏡を外してみたらどうかな?」

まどか「眼鏡を?でもよく見えないでしょ?」

ほむら「うぅ…コンタクト持ってないの?」

まどか「あるにはあるけど…」




632 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 16:40:13.41 ID:FCiBYhnoO
ほむら「えっ?あるなら貸してよ、ほむらちゃん!」

まどか「う、うん」

ほむら「えと…たしかコンタクトはこうして…」

まどか「い、痛くない?」

ほむら「うん、平気。大丈夫だよ」

まどか「わたしは目に何かを入れるのが怖くて…」

ほむら「わたしは初めてコンタクトつけてみたけど、痛くないよ?」

まどか「そうなんだ」




635 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 16:42:38.00 ID:FCiBYhnoO
ほむら「それよりもコンタクトはどうかな?」

ほむら「眼鏡は眼鏡で可愛いけど、コンタクトにしたら美人になるでしょ?」

まどか「じ、自分のことを美人なんて言えないけど…でも、悪くないかも」

ほむら「でしょ?後は…うーん何か色が足りないなぁ」

ほむら「…そうだリボン!リボンだよ!」

まどか「リボン?」

ほむら「うん、ちょっとリボン借りるね?」




638 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 16:46:32.74 ID:FCiBYhnoO
ほむら「んと…カチューシャの変わりにリボンをして…」

まどか「!」

ほむら「どうかな?可愛いと思わない?」

まどか「う、うん…いいかも…!」

ほむら「えへへ、でしょ?ならこのリボンはほむらちゃんにあげるね」

まどか「えっ?いいの?」

ほむら「うん、転校までに元に戻れたらこのリボンつけて学校に来てよ」

まどか「…うん、そうするね」

ほむら「えへへ、約束だよ?」




641 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 16:52:24.79 ID:FCiBYhnoO
その夜

詢子「へー、まどかとほむらちゃん、ずっと家で遊んでたんだ」

知久「うん、ほむらちゃんは転校まで学校にはいけないし昨日は疲れただろうから」

知久「僕の方から学校に連絡しておいたんだ」

詢子「そっかそっか。まぁたまにはいっか。それで今二人は?」

知久「夕食食べて、今は一緒にお風呂に入ってるよ」

詢子「また逆上せなきゃいいんだけど…」




642 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 16:59:25.03 ID:FCiBYhnoO
ほむら「どう?痛くないかな?」

まどか「ううん、痛くないよ」

ほむら「気持ちいい?」

まどか「うん、気持ちいいよ」

ほむら「えへへ、よかったぁ」

まどか「えへへ」

まどか「あっ、次はわたしの番だね」

ほむら「うん、お願い」

まどか「痛かったら言ってね?優しくするから」

ほむら「えへへ、わかったよ。ほむらちゃん」

まどか「ど、どう?大丈夫?痛くない?」

ほむら「うん、気持ちいいよ」




646 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 17:03:56.44 ID:FCiBYhnoO
ほむら「やっぱり、ほむらちゃんの髪は長くて綺麗だよね」

まどか「えっ?そうかな?」

ほむら「うん、羨ましいよ」

まどか「そんな、まどかちゃんの髪もすっごく可愛いよ?」

ほむら「えへへ、ほんと?」

まどか「うん、やっぱりまどかちゃんはピンクが一番似合うと思うなぁ」

ほむら「そっかぁ、えへへ…」

まどか「あっ、痒いところはない?」

ほむら「うん、大丈夫だよ」

まどか「それじゃあシャンプー流すね?」

ほむら「うん、お願いするね」




649 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 17:08:34.50 ID:FCiBYhnoO
ほむら「それじゃあ次は体だね」

まどか「もう昨日ほど恥ずかしくないし、今日は逆上せないように早くしちゃおうよ」

ほむら「うんっ」

まどか「それじゃまずはわたしが洗ってあげるね」

ほむら「ありがとう、ほむらちゃん」




650 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 17:13:05.20 ID:FCiBYhnoO
まどルーム

まどか「今日も楽しかったねぇ」

ほむら「うん、でも明日はほむらちゃんは学校だもんね」

まどか「う、うん…でも明後日はまたお休みだから」

ほむら「そうだね、でもやっぱり寂しいかな」

まどか「まどかちゃん…」

ほむら「さやかちゃん達にはまだ会えないもん…」

ほむら「わたしは学校にまだ行けないからここにいなきゃいけないし」

ほむら「パパもママもタツヤも…友達の家族…ってことになってるし…」




651 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 17:16:51.82 ID:FCiBYhnoO
ほむら「なにより、ほむらちゃんに会えないのが今は一番寂しいかな」

まどか「……」

ほむら「…今の…わたしにはほむらちゃんしかいないから…」

まどか「まどかちゃん…」

ほむら「…ほむらちゃん」ギュウ

まどか「あっ…」

ほむら「ほむらちゃんが…いけないんだよ?」

ほむら「ほむらちゃんがわたしをおかしくしちゃったから…」

ほむら「わたし…変になっちゃったの…」




655 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 17:21:27.72 ID:FCiBYhnoO
ほむら「変だって自分でもわかってるよ…?」

ほむら「だって…普通じゃないんだもん」

まどか「まどかちゃん…?」

ほむら「わたしね?今まで好きな男の子がいなかったの」

ほむら「でも、だからって女の子が好きなわけでもなかったの」

まどか「……」

ほむら「だから…好きな男の子がいるさやかちゃんが羨ましくて…」

ほむら「わたしもいつか恋したいってもってたんだ…」




657 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 17:25:51.27 ID:FCiBYhnoO
ほむら「わたしにもいつか好きな男の子ができて…」

ほむら「ちょっとずつ時間をかけて仲良くなっていって…」

ほむら「勇気をだして…好きですって伝えて…」

ほむら「そして恋人になるの」

まどか「……」

ほむら「…それがわたしの理想だったと思うんだ」

ほむら「でも…ほむらちゃんはその理想も、わたしも壊しちゃったの…」

まどか「まどか…ちゃん…」




659 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 17:28:31.63 ID:FCiBYhnoO
ほむら「ほむらちゃんが…ほむらちゃんがいけないんだよ!」

ほむら「ほむらちゃんがわたしを変にしたの!」

ほむら「今のわたし…絶体おかしいよっ!」

ほむら「会ってまだ二日しかたってない女の子を好きになるだなんて…」

まどか「え?」

ほむら「ほむらちゃんを好きになるだなんて…」

まどか「…えぇっ?」

ほむら「ぐすっ…ほむらちゃんのばかぁ…」




662 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 17:32:11.25 ID:FCiBYhnoO
まどか「ま…まどかちゃん…」

ほむら「わたし…わたしっ!ほむらちゃんが好きなのっ!」

ほむら「好きになっちゃったの!」

ほむら「どうしてだかわかんないよぉ…!」

ほむら「わたしの体がほむらちゃんになっちゃったからなの?」

ほむら「ほむらちゃんがわたしになっちゃったからなの?」

ほむら「別の世界のわたしとほむらちゃんの仲が良かったからなの?」

ほむら「わかんない!わかんないよぉ…!」




666 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 17:36:16.95 ID:FCiBYhnoO
ほむら「わかんないのに…すごく胸がドキドキするの…」

ほむら「今もすっごくドキドキしてるんだよ?」

ほむら「どうして…どうしてなの…」

ほむら「わたし…おかしくなっちゃったよ……」

ほむら「こんな気持ち…初めて……」

まどか「……」

ほむら「ほむらちゃん…」

まどか「…まどかちゃん」ギュッ

ほむら「あっ…」

まどか「…おかしいのは…わたしもかも……」




671 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 17:39:50.47 ID:FCiBYhnoO
ほむら「ほむらちゃん?」

まどか「…口もうまくまわんないくらい…わたしも…おかしくなっちゃった」

まどか「ううん…口だけじゃない、体…胸がすごくドキドキしてるの」

まどか「そして、それは…今に始まったことじゃないんだよ?」

ほむら「……ほむらちゃん」

まどか「…わたしにとってのまどかちゃんは…かけがえのない存在で…」

まどか「優しくて…明るくて…あったかくて…強くて…」




675 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 17:44:20.94 ID:FCiBYhnoO
まどか「わたしは…そんなまどかちゃんに憧れて…」

まどか「まどかちゃんみたいになりたいって、ずっと思ってたんだよ?」

ほむら「……」

まどか「でも、ここにいるまどかちゃんは、わたしの知ってるまどかちゃんと違ってって…」

まどか「魔法少女の時みたいな頼りがいはなくって…」

まどか「泣き虫で…」

まどか「わたしの知ってるまどかちゃんじゃなかったの…」




676 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 17:47:12.71 ID:FCiBYhnoO
ほむら「ほむらちゃん…わたし……」

まどか「……でも」

ほむら「!」

まどか「やっぱりまどかちゃんは優しくて…あったかくて…」

まどか「まどかちゃんはやっぱりまどかちゃんなんだなって」

まどか「一緒に過ごしてて、それがよき分かったんだ」

ほむら「…ほむらちゃん」

まどか「そして、わたしはそのまどかちゃんが好きになってたってことも」

ほむら「え?」




679 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 17:50:48.17 ID:FCiBYhnoO
まどか「まどかちゃん」ギュッ

ほむら「ほむらちゃん…」

まどか「…わたしね?あなたのことが好きなの」

ほむら「ほ、ほむらちゃん」

まどか「それが何時からなのかはわからない」

まどか「初めて保健室に連れていってもらった時なのか」

まどか「魔女に助けてもらったあの時からなのか」

まどか「命を懸けてみんなの為に魔女と戦った時なのか」

まどか「わたしの体がまどかちゃんになった時なのか」

まどか「この世界のまどかちゃんと出逢った時なのか」

まどか「それとも今なのか…」




682 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 17:54:07.52 ID:FCiBYhnoO
まどか「何時なのかわからない…わからないけど…でも、これだけは言えるよ」

まどか「今、わたしは…暁美ほむらはあなたが、鹿目まどかが大好きだって」

まどか「ずっとこのまま一緒にいたいって」

まどか「そう言えるよ」

ほむら「ほむらちゃ…」

まどか「まどかちゃんっ!」ギュッ

ほむら「ほむらちゃん!」ギュウ

まどか「このまま…二人でおかしくなっちゃおうよ」

ほむら「うん…」




688 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 17:57:23.92 ID:FCiBYhnoO
まどか「もう何も怖くないよ」

ほむら「うんっ」

まどか「今のわたしなら大丈夫」

まどか「本当の気持ちと向き合えるから」

まどか「どんなに大きな壁があっても、まどかちゃんとなら乗り越えられるから」

まどか「だから…まどかちゃん」

ほむら「うんっ」

まどか「まどかちゃん」

ほむら「ほむらちゃん」

まどか「大好き」

ほむら「大好き」

チュッ




698 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 18:03:05.18 ID:FCiBYhnoO
まどか「ほむらちゃん…」

ほむら「まどかちゃん…」

まどか「もっと…」

ほむら「うん…」

チュッ

ほむら「ん…」

まどか「んん…ほむらちゃぁ…」ギュッ

ほむら「まどかちゃん…」ギュウ

まどか「ほむらちゃん!」

ほむら「んっ…」




702 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 18:07:04.30 ID:FCiBYhnoO
ほむら「まどかちゃん…」

まどか「んんっ…」

まどか「……あれ?ほむらちゃん…?」

ほむら「んっ…」

まどか「ほむらちゃん…ほむらちゃん!」

ほむら「ふぇ?」

まどか「ほむらちゃん…ほむらちゃんだよ!」

ほむら「えっ?あっ…!」

まどか「元に戻った!元に戻ったんだよ!」

ほむら「うん…ほんとだ、目の前にまどかちゃんがいるよ」

まどか「わぁい!ほむらちゃんだぁ!」




704 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 18:10:31.43 ID:FCiBYhnoO
まどか「わぁい!ほむらちゃん!わたしほむらちゃん大好きっ!」

ほむら「わたしもだよ、まどかちゃん」

まどか「えへへ、わーい!」

ほむら「えへへ…」

まどか「やっぱり、ほむらちゃんの笑顔はわたしよりすっごく可愛いよ!」

ほむら「ううん、そんなことないよ?」

まどか「ほんとだよ?」

ほむら「まどかちゃんはわたしより可愛いよ!」




707 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 18:14:40.17 ID:FCiBYhnoO
まどか「えへへ、ならこうしようよ」

ほむら「えっ?」

まどか「わたしもほむらちゃんも可愛い!」

ほむら「!」

まどか「世界一可愛いカップルになっちゃおうよ!」

ほむら「…うん、そうだね。まどかちゃん」

まどか「ほむらちゃんっ」ダキッ

ほむら「まどかちゃん」ギュウ

まどか「…今…すごくドキドキしてるよね?」

ほむら「うん…ドキドキしてるね」




709 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 18:19:39.02 ID:FCiBYhnoO
まどか「これって…わたしの胸がドキドキしてるのかな?」

まどか「それともほむらちゃんの胸がドキドキしてるのかな?」

ほむら「わかんないね」

まどか「うん、わかんないね」

ほむら「だって、どっちがわたしの胸のドキドキなのかわからないもん」

まどか「くっついてるもんね」

ほむら「まどかちゃん」

まどか「ほむらちゃん?」

ほむら「大好きだよ」チュッ




712 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 18:21:59.32 ID:FCiBYhnoO
まどか「んっ…うん、わたしもだよ」チュッ

ほむら「んん…」

まどか「ん……えへへ」

ほむら「もっとこうしていたいな…」

まどか「朝までずっとこのまま一緒にいようよ」

ほむら「うん」

まどか「ほむらちゃんが眠っても離さないからね」

ほむら「わたしもまどかちゃんから離れないよ」

まどか「えへへ」

ほむら「えへへ」

まどか「ほむらちゃん…」チュゥ

ほむら「まどかちゃん…」チュゥ




714 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 18:26:21.07 ID:FCiBYhnoO
別時間軸

キュゥべえ「巴マミと鹿目まどかはエネルギーを回収する前に死亡」

キュゥべえ「佐倉杏子はあの様子だと暫くエネルギーの回収はできなさそうだ」

キュゥべえ「結局、回収できたのは暁美ほむらだけだったね」

キュゥべえ「でも構わないよ、ここには他にまだ…うん、少なくとも4人は素質をもった少女がいる」

キュゥべえ「……おや?なんだい?君には僕が見えるみたいだね」




717 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 18:30:19.91 ID:FCiBYhnoO
キュゥべえ「…暁美ほむらの願い?それを教えてほしいのかい?」

キュゥべえ「それは断らせてもらうよ、僕には君に答える義理も義務もないからね」

キュゥべえ「ん?これでよかったのかだって?」

キュゥべえ「たしかに別の時間軸の暁美ほむらは願いを叶えて幸せになれたのかもしれない」

キュゥべえ「でもそれは僕にとってどうでもいいことだ」

キュゥべえ「僕はこの時間軸の暁美ほむらのエネルギーの回収に成功した」

キュゥべえ「これだけで十分だ…それよりも」

キュゥべえ「君にも素質はあるみたいだね、どうだい」

キュゥべえ「僕と契約して魔法少女になってよ」




722 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 18:34:53.88 ID:FCiBYhnoO
そして

まどか「えへへ」

さやか「まどかー何か最近妙に…ってかかなり上機嫌だよね」

まどか「えへへ、うん」

さやか「そんなに良いことがあったの?」

まどか「えへへ、うん」

さやか「なになに?おしえてよー」

まどか「えへへ」

さやか「ダメだこりゃ」

仁美「これはきましたのかしら?」

さやか「んん?」




724 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 18:37:14.43 ID:FCiBYhnoO
さやか「まぁいいや、まどかー一人だけ隠し事とはけしからぁん!」

さやか「夫に隠し事とはゆるさんぞぉー!」

まどか「えへへ、隠し事なんてしてないもん」

さやか「むむ?よくわかんないけと、まどかにはこうだぁー!」

仁美「!」

さやか「まどかはあたしの嫁になるのだぁー!」ダキッ

仁美「きましたわー!」




726 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 18:39:55.02 ID:FCiBYhnoO
まどか「ごめんね、さやかちゃん」ポン

さやか「あれ?」

まどか「わたし、さやかのお嫁さんにはなれないよ」

さやか「な、なんだってー!」

仁美「そんな馬鹿な!?」

まどか「わたしね?もうお嫁さんになるって決めた人がいるの」

さやか「な、なんだってー!」

仁美「きましたわー!!」

まどか「えへへ」




729 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 18:42:45.32 ID:FCiBYhnoO
仁美「まどかさん!相手は?相手は誰ですの?」

さやか「うんうん、気になる!まどかにも好きな人ができたんだ?」

まどか「えへへ」

仁美「その方は女性ですか?女性ですよね?女性に決まってますよね?」

さやか「ちょっ、仁美…あんた何言ってんの?」

まどか「えへへ」

さやか「まどかも笑ってないでさぁ…えと、マジで誰?あたしの知ってる人?」




730 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 18:46:22.75 ID:FCiBYhnoO
まどか「ううん、今はまだ知らないかな?」

さやか「今は…ってことは、え?いつか会えるの?」

まどか「うん、今日転校してくるんだよ」

さやか「へー?転校なんだ…ねね?イケメン?」

まどか「ううん、イケメンじゃないけどすっごく可愛いんだよ?」

仁美「きましたわー!!!」

仁美「うふ…うふふ…」

さやか「仁美が幸せそうな顔して気絶しちゃった…」

まどか「えへへ」

さやか「もぉ…とにかく、今は学校に行かなきゃ」




735 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 18:50:11.24 ID:FCiBYhnoO
学校

さやか「仁美、暫くは保健室から帰ってこれなさそうだね」

まどか「大丈夫かな?」

さやか「よくわかんないけど、たぶん原因はあんただよ」

まどか「えへへ」

さやか「……ダメだ、まどかがお花畑になってる」

さやか「っと、そろそろホームルーム始まるよ」

まどか「そうだね」

さやか「これでついにまどかの王子様とご対面かぁ」

さやか「恭介に負けないくらい良い男の子なのかな?」




739 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 18:55:45.01 ID:FCiBYhnoO
和子「はーい、それではホームルームを始めます」

和子「でもその前に、今日はみなさんにサプライズがあります!」

さやか「おっ、マジで転校生っぽい」

さやか「まどか、いよいよだね」

まどか「えへへ」

和子「はい、それじゃあ暁美さん?いらっしゃい!」

ほむら「えへへ」テクテク

さやか「うわー、すっごい美人」

さやか「ん?ってかあのリボンってまどかとお揃いじゃない?」

まどか「えへへ」

さやか「ん?えっ?ちょっと待って?まさか…まさかあの転校生が?」

さやか「まどかの…?」




742 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 19:01:51.94 ID:FCiBYhnoO
まどか「さやかちゃん、紹介するね?」

まどか「あの子が未来のわたしのお嫁さんで」

まどか「あの子のお嫁さんもわたしなの」

さやか「ほえー…」キョトン

まどか「えへへ、クラスのみんなには内緒だよ?」

さやか「うん…名前はなんて言うの?」

まどか「えへへ、これから自己紹介するんだよね、ほむらちゃん」

ほむら「うん、まどかちゃん」

ほむら「暁美ほむらです、よろしくお願いします!」

おわり




745 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 19:05:27.99 ID:oXuggCih0





746 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 19:05:53.37 ID:K6lEHmzV0
長かったけど、これでいいんじゃない?
お疲れさまでした




747 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/29(土) 19:06:29.94 ID:YsoLgURHO
入れ替わりかと思いきや百合であった









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この記事へのコメント
  1. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/11/05(月) 21:49: :edit
    ほむらちゃんのほっぺにおにんにんこすり付けたいよぉ
  2. 名前: 究極のゲッターおにんにん #-: 2012/11/05(月) 22:18: :edit
    奇数コメの人達のほっぺにおにんにんこすりつけるよぉ
  3. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/11/05(月) 22:23: :edit
    混乱するね!
  4. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/11/05(月) 22:33: :edit
    結局何も解決してないな、これ
  5. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/11/06(火) 01:25: :edit
    605のさやかの「いただきます」で
    少しびっくりさせられたよHAHAHA
  6. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/11/06(火) 01:28: :edit
    さやかのいただきますにびっくりし、キマシわかめに吹いた
  7. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/11/06(火) 02:49: :edit
    007getだぜ!
  8. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/11/06(火) 03:46: :edit
    クソss
  9. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/11/06(火) 05:14: :edit
    ほむらの魔女あっさり倒されてるけど、
    魔女になっても時間止めできたら厄介だな
  10. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/11/06(火) 09:34: :edit
    また木間市のタワーが高くなったな
  11. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/11/06(火) 21:05: :edit
    ※9
    叶えた願いが違うから、ホムリリィの能力も違うんじゃね?
    どうもこのSSだと、ほむらは
    「自分が契約するまでの記憶と経験を、魔法少女も魔女もいない平行世界に送る」
    的な契約をしたっぽいし。
    元々ほむらが持ってた因果量じゃ、魔女になっても大した力はないだろ。


    ……って、あれ?
    この設定だと、まどかがワルさん倒すの不可能じゃね?
    初期まどかって、大した魔力持ってなかったはずじゃ……。
  12. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/11/07(水) 01:01: :edit
    ほむほむのふとももにおにんにんはさみたいよぉ
  13. 名前: 名無しさん #-: 2012/11/07(水) 04:37: :edit
    >初期まどかって、大した魔力持ってなかったはず
    初期ほむらより素質はなかったね
    何度目かのループ後と思うしか無いよね
  14. 名前:   #-: 2012/11/11(日) 12:42: :edit
    初期ほむらよりはマシじゃね
    てか、願いの種類で特殊系統に全フリになっただけで
    素質の意味で言えばほむらが最低だと思うが
    逆に言えばマミがそっち系の願いだったらもっと酷いレベルだと思うし
    ラストのまどかの願いも多分そっち依存系
  15. 名前: 通常のナナシ #-: 2013/02/27(水) 16:56: :edit
    微妙
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