ほむら「ありのままの私」その2

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2012/05/30(水)
474 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 08:40:51.19 ID:VNwWZbyiO

その2です。


474 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 08:40:51.19 ID:VNwWZbyiO
―――

マミ「それから数週間が経ったわ」

マミ「暁美さんは…相変わらず…」

マミ「学校には毎日通ってるけど…心を閉ざしてしまったみたいで…」

マミ「美樹さんは…もう暁美さんに…」

マミ「鹿目さんはまだ…毎日必ず暁美さんを訪れてるけど…」

マミ「すぐに追い返されて…」

マミ「それに…私と佐倉さんが話しかけると、幻聴が聞こえるみたいなの…」

マミ「私たちが毎日、グリーフシードでなんとか抑えてるけど、このままじゃ…」




478 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 08:46:39.43 ID:VNwWZbyiO
杏子「マミ…」

マミ「…暁美さんは?」

杏子「やっと眠ったよ」

マミ「そう…グリーフシードは?」

杏子「使ったよ……だからあたしらのソウルジェムの穢れはさ」

マミ「……仕方ないわ」

杏子「……」

マミ「……」

杏子「ちくしょう…!」

マミ「佐倉さん…」

杏子「あたしもマミも…さやかも、それにまどかまで…」

杏子「誰が話しかけても…どうしてほむらは…っ!」

マミ「………」




509 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 11:24:11.35 ID:VNwWZbyiO
杏子「キュゥべえのやつは姿眩ませやがるし…」

マミ「…たまに暁美さんの部屋に来てるのは間違いないわ」

杏子「……ああ、わかってるよ」

杏子「あのやろう…あたしらを避けてやがるな?」

マミ「キュゥべえ…グリーフシードの回収だけが目的じゃなさそうだけど……」

杏子「何か企んでやがるのか?」

マミ「…いえ、キュゥべえはそんなことしないはずよ」

杏子「だけどさ、不自然じゃんか」




512 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 11:30:31.54 ID:VNwWZbyiO
マミ「たしかに…ワルプルギスを倒してからは殆ど会わなくなったわよね」

杏子「だろ?まぁ…あいつも色々あるんだろうけどさ」

杏子「何のためにほむらん家に来てるんだよ?」

マミ「うーん…」

杏子「あたしらを見かけてら直ぐに帰るからよくわかんないんだよなぁ…」

マミ「…次会ったら問いつめましょうか」

杏子「ああ、そうだな」




516 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 11:35:29.14 ID:VNwWZbyiO
ほむら「……」スタスタ

マミ「!?」

杏子「あっ…」

ほむら「……」

マミ「こ、こんばんは!」

杏子「よ、よっ!」

杏子(起きてたのか…?)

ほむら「…私に何か用?」

マミ「い…いえ!何も!」

杏子「たまたま通りかかっただけだよ!たまたま!」

ほむら「…そう」

マミ「あ、暁美さんは何処かへ出掛けるのかしら?」

ほむら「…別に」




517 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 11:40:17.26 ID:VNwWZbyiO
マミ「なら眠っていた方がいいわ」

ほむら「…喉が乾いたからコンビニに行くだけよ」

マミ「な、なるほどね」

杏子「ならあたしが買ってきて―」

ほむら「遠慮しておくわ」

杏子「そ、そっか!でも夜遅いから気をつけなよ!」

ほむら「…大丈夫よ」

マミ「暁美さん…」

ほむら「…どいてくれる?」

マミ「え…ええ…」

ほむら「失礼するわ」スタスタ

杏子「ほむら…」




518 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 11:44:50.27 ID:VNwWZbyiO
杏子「…まずいなぁ」

マミ「ええ…私たちが見張っていることがバレたわけじゃなさそうだけど…」

杏子「…あんまり話すわけにもいかないからね」

マミ「幻聴…ね…」

杏子「幻聴が聞こえるのはあたしらだけで間違いはないんだろうけどさ…」

マミ「……」

杏子「…あたし後つけてくる!」

マミ「ええ、お願いするわ」

杏子「じゃ、マミはここで待っててくれよ!」タタッ

マミ「……いったい、どうすれば…」




519 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 11:50:47.91 ID:VNwWZbyiO
マミ「………」

マミ「暁美さん…あれから殆ど誰とも口をきいてないのよね」

マミ「学校でもずっと一人だし…」

マミ「最初は屋上で食べていたお弁当も…今は…」

マミ「病院にも絶対に行こうとしないし…正直、このままじゃ…」

キュゥべえ「…」ウロウロ

マミ「!?」

マミ「…キュゥべえ!」

キュゥべえ「やあ、ひさしぶりだね」

マミ「ええ…それよりも、暁美さんに何かよう?」

キュゥべえ「ちょっと様子を見に来ただけだよ」




520 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 11:54:54.54 ID:VNwWZbyiO
マミ「様子を…なんで?」

キュゥべえ「暁美ほむらの精神が相当弱っているのはマミも知ってるだろう?」

マミ「…ええ」

キュゥべえ「今のほむらは、言葉一つで簡単に壊れてしまうんじゃないかな」

マミ「……キュゥべえ、まさかあなたが暁美さんを?」

キュゥべえ「幻のことかい?」

マミ「…あなたが魔法か何かで暁美さんを…!」




521 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 11:57:34.37 ID:VNwWZbyiO
キュゥべえ「勘違いしてほしくないな」

マミ「…」

キュゥべえ「僕に幻を見せる力なんてないよ?」

マミ「…でも…急に暁美さんはおかしくなったのよ?」

キュゥべえ「それは暁美ほむら自身の精神が弱いからだよ」

キュゥべえ「僕は特別何かをしたわけじゃないからね」

キュゥべえ「彼女が勝手に思い込んでるだけだと思うな」




522 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 12:01:02.54 ID:VNwWZbyiO
マミ「…じゃあキュゥべえは何もしていないのね?」

キュゥべえ「うん、そうだね」

キュゥべえ「ただ」

マミ「ただ…?」

キュゥべえ「僕はきっかけを作っただけだよ」

マミ「えっ?」

キュゥべえ「僕はほむらに、今日から魔法が使えなくかると言っただけだからね」

マミ「…どういうこと?」

キュゥべえ「正確には言ったと言うより、眠っているほむらの脳内に直接伝えただけかな」




523 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 12:04:54.22 ID:VNwWZbyiO
マミ「直接脳内に…?」

キュゥべえ「幸せそうに眠っているところに悪かったとは思うけど」

キュゥべえ「一応伝えないといけないからね」

マミ「…どうして魔法が使えなくなったの?」

キュゥべえ「契約の関係だよ、彼女の魔法は期間限定だからね」

キュゥべえ「今の彼女は変身できること以外は一般人と変わらないのは知ってるだろう?」

マミ「…ええ」

キュゥべえ「僕はそれを伝えただけだよ」




524 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 12:06:00.75 ID:ZSGnLGAii
やっぱりお前のせいじゃねーか




527 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 12:10:41.09 ID:VNwWZbyiO
キュゥべえ「その後の僕はただ見ているだけ」

キュゥべえ「特になにもしてないよ」

マミ「なら…どうして暁美さんの様子を見に来るの?」

キュゥべえ「そうだね、確認のためかな」

マミ「確認?」

キュゥべえ「うん、彼女が魔女になるか否かのね」

マミ「……」

キュゥべえ「今の様子だと、魔女化の心配はなさそうだ」

キュゥべえ「君たちが助けているからね」

マミ「そう…よかった」




529 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 12:16:05.88 ID:VNwWZbyiO
キュゥべえ「魔法少女としては大丈夫だよ」

マミ「なら…!」

キュゥべえ「でも、ただの少女としては相当まずいと思うな」

マミ「え…?」

キュゥべえ「だってそうだろう?幻を見るほどの精神状態なんだ」

キュゥべえ「普通ならそんな状態にはならないんだろう?」

キュゥべえ「君たち人間は」

マミ「…それは…」




533 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 12:21:30.22 ID:VNwWZbyiO
キュゥべえ「おそらく、彼女一人だったら、もうとっくに魔女になっていただろうね」

キュゥべえ「でも、君たちが守っているから魔女にはならない」

マミ「…そうよ、絶対に暁美さんを守ってみせるわ!」

キュゥべえ「でも、彼女を追い詰めてるのはマミと杏子だよ」

マミ「……え?」

キュゥべえ「気づいてないのかい?」

マミ「……?」




535 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 12:26:13.97 ID:VNwWZbyiO
キュゥべえ「何週間もあの精神状態のまま、彼女を生かしているのは君たち2人だ」

マミ「……」

キュゥべえ「生き地獄とでも言うのかな」

マミ「な…」

キュゥべえ「楽になりたくても楽になれない」

キュゥべえ「そして彼女は壊れてしまった」

マミ「あ…」

キュゥべえ「暁美ほむら…彼女はもともと少女の中でも特に弱い精神だったんじゃないかな」

キュゥべえ「無理をして強く見せても、本質は変わらないからね」




536 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 12:30:07.51 ID:VNwWZbyiO
キュゥべえ「暁美ほむらの本質は、とてもか弱い少女だ」

キュゥべえ「そんな彼女があの精神状態で何週間も生きているのは…ね」

マミ「……」

キュゥべえ「いっそのこと、楽にしてあげるのも一つの優しさなんじゃないかな」

マミ「えっ…」

キュゥべえ「死ぬなり魔女になるなり楽になる方法はあるだろう?」

マミ「そ、そんなこと…」

キュゥべえ「させないと?僕はそれでも構わないけど」

キュゥべえ「苦しむのはほむらだよ?」

マミ「っ…」




538 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 12:35:05.57 ID:VNwWZbyiO
キュゥべえ「…でも、それじゃほむらが報われないよね」

マミ「……もちろんよ」

マミ「そうに決まってるわ!こんなの酷すぎる…」

マミ「酷すぎるわよ…」

キュゥべえ「うん、なら願えばいい」

マミ「えっ?」

キュゥべえ「暁美ほむらを救うと願えばいいんだよ」

キュゥべえ「僕と契約してね」

マミ「…でも、私は……」

キュゥべえ「マミに頼むわけないじゃないか」

マミ「だって…」

キュゥべえ「鹿目まどか」

マミ「!」




541 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 12:40:33.19 ID:VNwWZbyiO
キュゥべえ「まどかが僕と契約して魔法少女になればいいんだ」

キュゥべえ「ほむらを助けると願ってね」

マミ「……」

キュゥべえ「これならほむらを助けられるし」

キュゥべえ「まどかも自身のコンプレックスをなくせる」

キュゥべえ「それに晴れて5人目の仲間になるんだよ」

キュゥべえ「これ以上ないんじゃないかな?」

マミ「………」

キュゥべえ「だから、僕はこれからまどかの所に行こうかなって」

キュゥべえ「そう思ってるんだ」




545 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 12:46:47.45 ID:VNwWZbyiO
マミ「…そうは」

キュゥべえ「そうはさせないと、君は言うよね」

マミ「…ええ」

キュゥべえ「君たちはいつもそうだ、どうして僕とまどかの契約を阻止しようとするんだい?」

マミ「約束…約束したからよ!」

キュゥべえ「約束?」

マミ「暁美さんと…みんなと!」

キュゥべえ「……」

マミ「暁美さんと手を組んだ時…暁美さんが仲間になった時」

マミ「暁美さんとお友だちになった時に約束したの!」

マミ「鹿目さんを魔法少女にしないで、4人で頑張るって!」




546 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 12:51:28.11 ID:VNwWZbyiO
キュゥべえ「理由は?」

マミ「これ以上、私たちと同じような思いを誰かにしてほしくないから」

マミ「そして、暁美さんが頭を下げてまで頼んできたからよ」

マミ「断る理由なんてなかったわ」

キュゥべえ「ほむらがそれを願う理由は聞いたのかい?」

マミ「それは…聞いてないけど…」」

マミ「でも、私たちの思いは変わらないわ!」

キュゥべえ「そうかい、わかったよ」

マミ「…」

キュゥべえ「まあ、契約するかどうかを決めるのはまどか自身だけどね」




551 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 12:55:28.57 ID:VNwWZbyiO
キュゥべえ「それじゃあ僕は行ってくるよ」

マミ「あっ、キュゥべえ…!」

キュゥべえ「まどかが契約しなければいいね」

マミ「待って…」

マミ「待ちなさいっ!」

マミ「くっ…このままじゃ…」

マミ「早く鹿目さんの家に行かなきゃ!」

杏子「マミ!」

マミ「…佐倉さん?」

杏子「ほむらが…ほむらがっ…!」

ほむら「」

マミ「暁美…さん…?」




554 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 13:01:26.15 ID:VNwWZbyiO
マミ「ど、どうしたの?」

杏子「わかんねぇよ…突然ぶっ倒れて…」

杏子「あ、あたし…どうしりゃいいかわかんなくて…」

杏子「ど、どうしよう…」オロオロ


マミ「ちょっと見せて?」

マミ「暁美さん?暁美さんっ?」

ほむら「ぅ…」

マミ「…大丈夫、息はあるわ」

杏子「マミ…」

マミ「これは…脱水症状…?」

杏子「えっ?」

マミ「このあせの量といい…間違いなさそうね」




556 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 13:06:47.67 ID:VNwWZbyiO
杏子「ま、マミ…あたし…」

マミ「佐倉さんはありったけの飲み物を買ってきて!」

杏子「わ、わかった!」タタッ

ほむら「ぅ…」

マミ「暁美さん、大丈夫よ」ギュッ

ほむら「とも…え…さん…」

マミ「…!」

マミ「ええ、私よ!」

ほむら「巴さん…」

マミ「部屋に行きましょう?」

ほむら「…ぅん」

マミ「…」ヒョイ

マミ(…軽すぎる…)




558 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 13:10:29.66 ID:VNwWZbyiO
まどホーム

まどか「……ほむらちゃん…」

まどか「やっぱり…わたしのせい…なのかな…」

まどか「わたしが…ほむらちゃんを…」

まどか「うぅっ…」

まどか「ほむらちゃん…助けたいのに…わたし…何もできないよ…」

まどか「お話もできないなんて…」

まどか「いやだよ…またほむらちゃんと笑いたいよ…」

まどか「ぐすっ…」

キュゥべえ「ほむらを助けようじゃないか」




559 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 13:15:26.31 ID:VNwWZbyiO
まどか「…キュゥべえ」

キュゥべえ「入っていいかい?話があるんだ」

まどか「……」

キュゥべえ「ついさっき、ほむらの様子を見てきたんだ」

まどか「ほむらちゃんを…?」

キュゥべえ「もう限界だよ、このままじゃ完全に壊れてしまう」

キュゥべえ「今のほむらは首のかわ一枚で繋がってる…とでも言うのかな?」

キュゥべえ「今すぐ壊れてもおかしくない状態なんだ」

まどか「そんな…」

キュゥべえ「マミと杏子が助けようとしているけど、あの2人じゃ無理だ」




561 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 13:20:13.88 ID:VNwWZbyiO
キュゥべえ「ほむらを救えるのはまどか、君しかいない」

まどか「…」

キュゥべえ「だからまどか、僕と契約して魔法少女に―」

まどか「ダメだよ」

キュゥべえ「…」

まどか「…わたし、わかるもん…ここで契約しちゃダメだって」

まどか「ほむらちゃんがここにいたら、絶対にダメだって言ってくれるって!」

まどか「わたしは魔法少女にならない!なっちゃダメなの!」

キュゥべえ「…どうして?」

まどか「ほむらちゃんを信じてるから…!」




564 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 13:25:15.21 ID:VNwWZbyiO
キュゥべえ「君もマミと同じなんだね」

まどか「…」

キュゥべえ「まあ僕も無理にお願いするつもりはないから構わないけどね」

キュゥべえ「でも、このままじゃほむらは壊れちゃうよ」

まどか「っ…」

キュゥべえ「僕の力が必要な時はいつでも呼んでよ」

キュゥべえ「待ってるからね、まどか」

まどか「……」

まどか「わたし…」

まどか「ほむらちゃん…」




565 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 13:30:41.77 ID:VNwWZbyiO
ほむホーム

ほむら「…すぅ…すぅ…」

杏子「だ、大丈夫…?ほむらは大丈夫なのか?」

マミ「ええ…録に飲食もしないでこれだけの涙とあせをかけば…」

マミ「仕方のないことよ」

杏子「ほむら…」

マミ「病院に行って入院するのは…」

杏子「グリーフシードを渡せなくなっちまうからなぁ…」

マミ「…ええ、それに本人も行きたがらないわ」

杏子「…あたしらがしっかりしなきゃいけないんだよな…」

マミ「…ええ」




567 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 13:35:25.45 ID:VNwWZbyiO
杏子「ほむら…」ギュッ

ほむら「すぅ…すぅ…」

杏子「ずっと側にいてやるからな…絶対にひとりぼっちなんてさせないから…」

杏子「だから元気になってくれよ…」

マミ「…佐倉さん」

杏子「ん…?」

マミ「鹿目さんの家に行ってくるわ、暁美さんのことお願いね」

杏子「…うん、わかった!」

マミ「…」タタッ

ほむら「ま…どか…」

杏子「……大丈夫だ、まどかもほむらも大丈夫だから…!」




569 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 13:45:31.69 ID:VNwWZbyiO
マミ「はっ…はっ…」タタッ

仁美「…」テクテク

マミ「きゃっ?」ドンッ

仁美「うっ?」ドンッ

マミ「いたた…」

仁美「っ…」

マミ「ご、ごめんなさい…急いでいて…」

仁美「い、いえ…私も考え事をしていて…」

マミ「…あら?あなたはたしか…美樹さんのお友だちの…」

仁美「さやかさんの先輩の…」

マミ「こ、こんばんは」

仁美「あ、いえ…こちらこそ…」




572 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 13:51:06.49 ID:VNwWZbyiO
マミ「…ご、ごめんなさい!急いでいるの!」

仁美「は、はい…」

マミ「また何かの機会があれば、一緒にお茶でもしましょう?」

仁美「…ええ」

マミ「それじゃあ…!」タタッ

仁美「さようなら…」

仁美「……巴マミさん、ですよね?」

仁美「あんなに慌てて、いったい何が…?」

仁美「…あちらは、まどかさんのご自宅…」

仁美「……不安ですわ」




575 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 13:55:31.69 ID:VNwWZbyiO
仁美「…でも、今はそれより……」

仁美「暁美さん…」

仁美「たしか、暁美さんはこの辺りに住んで…」

仁美「……まどかさんは追い出されて」

仁美「さやかさんは険悪に…」

仁美「…私は……」

仁美「私なんかが力になれるかわかりませんが…」

仁美「やっぱり…私……」

仁美「…!」

仁美「あった…暁美さんのお部屋…!」

仁美「…ど、どうしましょう……」オロオロ




578 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 14:00:22.33 ID:VNwWZbyiO
ほむら「すぅ…すぅ…」

杏子「……もう大丈夫かな」

杏子「目を覚まして…また幻聴でも起きたら不味いもんな」

杏子「そろそろ離れなきゃな…」

ほむら「すぅ…すぅ…」

杏子「…でも、ずっと見守ってるからな」

杏子「側に…あたしの気持ちはずっと側にいるからな…」

杏子「ほむら…!」

ほむら「まど…か…」

杏子「……まどかもほむらもあたしが守る」

杏子「だから今はゆっくり眠りなよ?」

杏子「おやすみ、ほむら」




579 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 14:04:39.38 ID:uRi/QuRI0
あんこちゃんマジ格好いいな




580 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 14:06:26.35 ID:VNwWZbyiO
ガチャッ

仁美「あっ…?」

杏子「ん?」

仁美「え…あ…わ、私は…」

杏子「…ほむらの友だちか?」

仁美「…は、はいっ!」

杏子「そっか、ほむらの見舞いにきてくれたのか」

杏子「ありがとね」

仁美「い、いえ…そんな…」

杏子「でも、ほむらは眠ってるぜ」

仁美「…そうですか」

杏子「学校は同じなんだよね?」

仁美「…ええ」

杏子「なら、ほむらのこと頼むよ」

杏子「あたしは学校には行けないからさ」




581 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 14:10:39.56 ID:VNwWZbyiO
仁美「えっ?」

杏子「…とにかく、ほむらを頼むよ」

仁美「…ですが、私は…」

杏子「ん?」

仁美「私…暁美さんとまだちゃんとお話もしたことがなくて…」

仁美「…暁美さんのお友だちと名乗って良いのか…」

杏子「何言ってんのさ?」

仁美「え?」

杏子「あんたはほむらが心配で見舞いに来てくれたんだろ?」

仁美「は、はい…」




583 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 14:15:12.31 ID:VNwWZbyiO
杏子「友達じゃないやつの見舞いなんて行くわけないよね?」

仁美「そうですけど…」

杏子「ならあんたは、ほむらの友だちじゃん」

仁美「えっ?」

杏子「ほむらがどう思ってんのかわかんないけどさ」

杏子「あんたはほむらを友だちだって思ってるんだ」

杏子「だから、あんたはほむらの友だちなんだよ」

仁美「…!」

杏子「…あたしも同じだよ」

仁美「えっ?」

杏子「ほむらにどう思われてるかわかんねぇ…」




585 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 14:20:34.28 ID:VNwWZbyiO
杏子「今、ほむらが起きてあたしを見たらさ」

杏子「また取り乱すかもしれないんだ…」

仁美「そんな…」

杏子「…でも、それでもあたしはほむらを守る」

杏子「だってほむらは、あたしの仲間」

杏子「あたしの友だちなんだ!」

杏子「例え怖がられても、嫌われても…ほむらを助ける」

杏子「これがあたしの気持ちなんだ」

仁美「…!」

杏子「…あんたも似たようなもんじゃないの?」

仁美「……はい」




586 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 14:25:16.47 ID:VNwWZbyiO
仁美「私も…暁美さんの力になりたい…」

仁美「暁美さんを助けたい…!」

仁美「暁美さんのお友だちになりたいんです!」

杏子「…うん!」

仁美「だから…私…」

杏子「ああ、ほむらのこと頼むぜ」

仁美「…はい!」

杏子「…佐倉杏子だ」スッ

仁美「!」

杏子「よろしくね」ニッ

仁美「はい!」




590 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 14:32:00.93 ID:VNwWZbyiO
仁美「わ、私は…」

仁美「私は、志筑仁美です」

杏子「!」

杏子(そうか…さやかの言ってた…!)

仁美「よろしくお願いします」

杏子「うん!」

杏子(たしかに、もしかすると…仁美なら…)

杏子(…さやか、あんたの考えを信じるぜ)

杏子(仁美には可能性があるってさ!)




592 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 14:35:09.75 ID:VNwWZbyiO
まどホーム

マミ「そう…よかった…」

まどか「わたし、ほむらちゃんを信じてますから…!」

マミ「うん、そうね!」

まどか「…最近、学校であんまり話しかけたりできなかったけど」

まどか「でも…でも明日はほむらちゃんに…!」

マミ「ええ、お願いね」

マミ「…やっぱり、私と佐倉さんだけじゃ…」

マミ「学校では私は…あんまり役に立てないし…」

マミ「鹿目さんと美樹さんが頼りなの」

まどか「はい…!」

まどか(がんばらなきゃ…!)

まどか(ほむらちゃん、わたしがほむらちゃんを助けるから…!)




594 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 14:40:12.76 ID:VNwWZbyiO
さやホーム

さやか「……」

さやか「ほむら…あんたはどうして…」

さやか「何かあるのかも知れないけどさ」

さやか「だからって…なんで…」

さやか「なんであんなことするのよ…!」

さやか「何回まどかを泣かせれば気がすむの?」

さやか「毎日毎日…ほむら、あんたはまどかを…」

さやか「もうこれ以上…まどかの泣くところなんて見たくないよ」

さやか「……」




597 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 14:45:23.10 ID:VNwWZbyiO
翌日

ほむら「…」スタスタ



杏子「ほむら、今日も学校に行くんだな」

マミ「ええ、やっぱり寂しいのよ…」

杏子「…ずっと家にいるわけにはいかないもんな」

マミ「…そうよね、暁美さんは無理をしてまで……」

杏子「マミ、学校…頼んだぞ?」

マミ「ええ、行ってくるわ」

杏子「あたしは魔女を探してくる」

マミ「お願いね…じゃあまた放課後、ここで」

杏子「ああ、またな」




602 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 14:50:08.86 ID:VNwWZbyiO
ほむら「……」スタスタ

ほむら(私は…なぜ毎日学校に行くのかしら…?)

ほむら(まどかに会っても…さやかに会っても…)

ほむら(どうしても幻聴が聞こえてしまう…)

ほむら(まどか達と会うのが怖い…)

ほむら(…でも、まどかと会いたい)

ほむら(寂しい…)

ほむら(だけど怖い…話したくない…)

ほむら(なら…せめて顔だけでも…)




606 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 14:55:25.71 ID:VNwWZbyiO
ほむら(……後ろ、マミがつけてるわね)

ほむら(本当はわかってる…毎日、マミと杏子が私を見てるって)

ほむら(それは私を心配してくれてるから…?)

ほむら(私を守るために?だから毎日…)

ほむら(…でも、もしかしたら違うかもしれない)

ほむら(本当は私を…後ろから狙って…)

ほむら(私を…)

ほむら「うぅっ…」

ほむら(ダメよ!被害妄想はやめなさい!)

ほむら(そんなわけないじゃない!)




613 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 15:00:26.43 ID:VNwWZbyiO
ほむら(でも…もしかしたら本当に…)

ほむら(幻聴じゃなくて…本当に言ってて…)

ほむら(みんな…私を嫌ってて…)

ほむら(…そうよね…そうに決まってるわ)

ほむら(私は…今までに何度も何度もあなた達を見殺しにしてきた…)

ほむら(魔女になったあなた達を倒してきた…)

ほむら(まどか以外は見捨てた…)

ほむら(本当は助けることのできた命もあったはずよ…)




614 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 15:05:17.37 ID:VNwWZbyiO
ほむら(それに…まどかすら助けることができなくて…)

ほむら(結局…私は…何度も何度もただあなた達を殺したに過ぎないわ)

ほむら(恨まれて当然よ…)

ほむら(そして私は…もう魔法も武器もない…)

ほむら(ただの役立たずよ…)

ほむら(こんどは私が見捨てられる番なのよ…)

ほむら(当然よ…私はそれだけのことをしてきたのだから…)

ほむら(私は死ぬべきなのよ…)




618 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 15:10:11.24 ID:VNwWZbyiO
ほむら(…でも…死にたくない…)

ほむら(生きたい…)

ほむら(みんなと仲良くしたい…)

ほむら(けど…怖い…捨てられたくない…)

ほむら(なのに…会うとやっぱり怖くて…幻聴が聞こえて…)

ほむら(ううん…幻聴じゃなくて、本当に言ってるのかもしれない…)

ほむら(いや…みんなの優しい言葉が幻聴なのかもしれない…)

ほむら(私は…もう…わかんない…)

ほむら(まどかもさやかもマミも杏子も…みんな信じられない…)




626 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 15:15:17.01 ID:VNwWZbyiO
ほむら(だから…みんなに冷たくするしかないのよ…)

ほむら(嫌われる前に…私から嫌えばいいんだわ…)

ほむら(私は…みんなの顔が見られるならそれでいい…)

ほむら(みんなとの思いでは今までの時間軸で十分よ…)

ほむら(…私は大丈夫…大丈夫よ)

ほむら(一人でも生きていける…)

ほむら(捨てられるくらいなら…最初から一人で…)

ほむら(…友だちなんて…)




629 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 15:20:09.34 ID:VNwWZbyiO
ガララッ

ほむら「……」スタスタ

「あっ、暁美さんおはよー」

「ほむっちおはよっす!」

ほむら「…おはよう」

ほむら(そうよ…まどか達がいなくても…私にだって友だちくらい…)

ほむら(友だちくらい…)

ほむら「うぅ…」

ほむら(違う…クラスメイトと友だちは違うわ…)

ほむら(…私の…友だちは…)

ほむら(まどか…)

ほむら(でも…まどかは……)

まどか『しんじゃえ』

ほむら「っ!?」ビクッ




630 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 15:25:11.63 ID:VNwWZbyiO
「…暁美さん、まただね」

「うん…いっつもビクビクしてるもんね」

「訳聞いても話してくれないし…」

「…雰囲気もすごく変わったよね」

「うん、前はクールでまさに才色兼備って感じだったけど」

「今はただ大人しくて怯えてるだけだもんね」

「…あんまり言うと可哀想だよ」

「あ…そうだね」

ほむら「………」




634 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 15:30:22.70 ID:VNwWZbyiO
ガララッ

さやか「おっはよー!」

仁美「おはようございます」

まどか「…み、みんな、おはよう!」

「おはよー」

「今日も仲よし三人組だね」

さやか「あははっ!」

ほむら「……」

ほむら(仲よし三人組…)

ほむら(私も本当は…あの中に…)

ほむら(……でも…)

さやか「…」スタスタ

ほむら「!」

さやか「おはよう、ほむら」




639 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 15:35:20.47 ID:VNwWZbyiO
ほむら(さやか…)

ほむら「…おはよう、美樹さやか」

さやか「……」スッ

ほむら「?」

ほむら(手を…私の頭に…?)

ほむら(叩かれる?)

ほむら「ひっ…」

さやか「…ごみ、ついてたよ」ポイッ

ほむら「えっ…?」

さやか「んじゃ」スタスタ

ほむら「……」




642 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 15:40:29.57 ID:VNwWZbyiO
まどか「ほ、ほむらちゃん」

ほむら「…鹿目まどか」

まどか「お…おはよう、良い朝だね」ニコッ

ほむら「……そうね」

まどか「ほむらちゃん…その…えと…」

まどか「…えへへ」ニコッ

ほむら(まどか…やっぱり…あなたは…)

ほむら(私の友だち…)

まどか『ほむらちゃんにきぼうなんてないんだよ』

ほむら「…!?」

ほむら「っ…」

まどか「ほむらちゃん?」




644 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 15:45:10.43 ID:VNwWZbyiO
ほむら「…目障りよ、早く立ち去りなさい」

まどか「ぅ…」ジワッ

まどか「で、でもっ…」ウルウル

ほむら「邪魔なのよ…」

さやか「…もういい、行くよ。まどか」

まどか「でもっ!わたし…マミさんと約束したもん!」

まどか「ほむらちゃんを…」

ほむら「私に構わないで」

まどか「っ…」

さやか「まどか、ほら…行こう?」

まどか「ほむら…ちゃん…」

ほむら「……」




645 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 15:50:17.03 ID:VNwWZbyiO
仁美「……」オロオロ

仁美(や、やっぱり…まどかさんも、さやかさんも…)

仁美(わ、私なんかじゃ…どうしようも…)

仁美(でも…昨日…)

―――

ほむら「すぅ…すぅ…」

仁美「暁美さん…」

杏子「ほむら…すっごく弱ってるだろ?」

仁美「は、はい…ですが、学校ではここまで…」

杏子「たぶん…無理して強がってるんだろうね…」

仁美「無理して…」




646 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 15:55:11.28 ID:VNwWZbyiO
杏子「ああ…たぶん無理矢理、自分を誤魔化してるんだと思う」

杏子「そうでもしなきゃ、簡単に壊れちまうんだよ…きっと…」

仁美「そんな…」

杏子「…あたしも、マミも、さやかもまどかも…」

杏子「みんな、ほむらのこと大切だと思ってるのにさ」

杏子「ほむら本人にはそれが届いてないんだ…」

仁美「ど、どうしてなのですか?」

杏子「わかんねぇ…ただ、ひたすら謝ってくる時があるからさ」

杏子「何かあたし達に罪でも感じてるのかもしれないね」




650 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 16:00:13.68 ID:VNwWZbyiO
杏子「別に何の罪もないのにさ…」

杏子「…むしろ、あたしらは感謝してるってのに」

杏子「どうしてこんな目に合わなくちゃいけないんだろうな…」

仁美「……」

杏子「あたしさ…ほむらが可哀想で仕方がないんだ…」

杏子「できることは全部やるさ、何がなんでも守ってやりたい」

杏子「なのに…何もできないのが悔しいんだよ…」

杏子「ちくしょう…っ!」

仁美「…佐倉さん」

杏子「…でも、あたしらがダメでも」

杏子「仁美…あんたなら、もしかしたら…!」




652 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 16:05:12.47 ID:VNwWZbyiO
―――

仁美「だから…私が…」

キーンコーンカーンコーン

仁美「あっ…」

ほむら「…」

まどか「仁美ちゃん…?」

さやか「早く席つきなよ?」

仁美「…暁美さん……」

ほむら「……」

仁美(ずっと下を向いて…すごく小さく見えますわ…)

仁美(きっと…すごく辛いんでしょうね…)

仁美(…助けたい)

仁美(暁美さんを助けたい…)

仁美(私が……!)




654 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 16:10:25.69 ID:VNwWZbyiO
キーンコーンカーンコーン

仁美(結局お昼休みになってしまいましたわ…)

仁美(あれからも、何度もまどかさんは暁美さんに話しかけたのに…暁美さんは…)

仁美(さやかさんは複雑そうな顔をして…何もできなそうですし…)

仁美(だから…私が…でも、勇気がなくて…)

仁美(あの時みたいに逃げられるのが怖くて…)

仁美(…親友……)

さやか『えへへ、ほむらはあたしの大切な親友だからね!』

仁美(あの時、たしかにさやかさんはこう言いましたわ)




655 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 16:16:22.87 ID:VNwWZbyiO
ほむら「……」

ほむら(お弁当…食べなきゃ…)

ほむら(コンビニで買ったものだけどね…)

ほむら(コンビニは私の味方よ…)

ほむら(屋上で食べよう…マミも最近屋上にはいないし…)

ほむら「……」スタスタ

まどか「あ、あのっ…!」

ほむら「…鹿目まどか」

まどか「ほっ…ほむら…ちゃん…ちょっといいかな…?」




656 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 16:20:13.42 ID:VNwWZbyiO
ほむら「…なにかしら?」

まどか「その、よかったら一緒に…」

まどか「一緒に!…お弁当食べよう?」

ほむら「…」

ほむら(まどか…)

まどか「ほむらちゃん…」

ほむら(そう言ってくれるのは嬉しいわ…でも、怖いの…)

ほむら(まどかが…みんなが怖くて怖くて仕方がないのよ…)

ほむら(わけわかんないよ…)

ほむら「……断るわ」




659 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 16:25:26.19 ID:VNwWZbyiO
まどか「あっ…」

ほむら「話しはそれだけ?」

ほむら(早く帰って…)

まどか「えと…その…」

ほむら(……冷たく、嫌われるように…)

ほむら「私はあなたに構う暇なんてないの、失礼するわ」

ほむら(ごめんなさい…でも…こうするしか…)

まどか「うっ…」

さやか「ちょっと、ほむら!」

ほむら「…美樹さやか」

ほむら(ひっ…)




663 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 16:30:14.99 ID:VNwWZbyiO
さやか「あんた…いっつもそうやって、まどかに冷たくしてさ!」

まどか「さやかちゃん…」

さやか「あたしに冷たくするのは構わないよ?でも、何でまどかにまで?」

ほむら「…」

ほむら(だって…怖いのよ…)

さやか「まどかはいっつも1人でいるあんたを心配して…」

さやか「一番あんたに優しくしてるのにさ!」

ほむら「…!」

ほむら(でも…それは幻かもしれないのよ…?)

まどか「…」

さやか「なのに、何でまどかに一番冷たい態度を取るのさ?」




667 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 16:35:11.27 ID:VNwWZbyiO
ほむら「……」

まどか「ほむらちゃん…」

ほむら(だって…だって…)

ほむら「…余計なお世話だからよ」

まどか「っ…」

さやか「ほむらっ!」

ほむら「話しは終わり?なら私は失礼するわ」

ほむら(逃げなきゃ…)

まどか「…ほむらちゃん!」

ほむら「…」

まどか「明日…明日は!お弁当作ってくるから…!」

まどか「一緒に食べよう?」

ほむら(…ごめんなさいっ……)

ほむら「……」スタスタ




671 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 16:40:10.84 ID:VNwWZbyiO
まどか「あっ…」

さやか「あー!もぅっ!あったまきた!」

さやか「何よあの態度?信じらんない!」

さやか(なんで…どうしてよ…ほむらっ…?)

まどか「ほむらちゃん…どうして…


仁美「…暁美さん、この数週間で以前より冷たくなってしまいましたわ」

さやか「ほんとよ、ほんと!なんなのさ?」

さやか(なんで?なんであたしに話してくれないの?)

さやか「一緒に手を組んでワルプルギスと戦った時は良いやつだと思ったのにさ…」

さやか(あたし達は仲間じゃなかったの?)




675 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 16:45:26.28 ID:VNwWZbyiO
仁美「ワルプルギス…?」

さやか「え?あ…あはは!何でもないよ、何でも!」

さやか(仁美に魔法少女のことは話せない…)

仁美「ですが…」

さやか「こ、こっちの話…だからね?仁美は気にしないでよ!」

仁美「…はい」

まどか「ほむら…ちゃん…」

さやか「もーいー!ほむらのことなんかほっといて食べよう!」

さやか(ほむらのことなんか…!)

仁美「…そうですわね」

まどか「……」




676 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 16:47:26.61 ID:UZB/SjKB0
そういや仁美は原因の夢には出てきてないよな




678 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 16:50:39.77 ID:VNwWZbyiO
さやか「ほら、まどか…座りなよ?」

まどか「……うん」

仁美「……」

仁美(暁美さん…)

まどか「明日は…明日は4人で食べようね?」

さやか「……うん」

仁美(でも…このままじゃ…)

仁美(……なら)

仁美「…」ガタッ

さやか「ん?仁美、どうしたの?」

仁美「…ちょっとお手洗いに行ってきますわ」

さやか「そっか、わかったよ」

まどか「…ほむらちゃん……」

仁美「…では」




684 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 16:55:19.12 ID:VNwWZbyiO
マミ「……」

「マミー、お昼食べようよ」

「こっち、こっち!」

マミ「ふふ、ありがとう。でもごめんね?」

「えー?また用事?」

「最近そればっかじゃーん」

マミ「あはは…ごめんなさい」

「まぁ仕方ないけどさぁ」

「チャイムが鳴る前には帰ってきなよ?」

マミ「うん、わかったわ」

マミ「それじゃ、また後でね」

「うん」

「ばいばーい」




686 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 16:56:48.04 ID:WgqmZ28t0
とうとうマミさんにも幻聴が・・・




692 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 17:00:12.93 ID:VNwWZbyiO
マミ「暁美さん…今日は何処でお昼を?」

マミ「毎日場所を変えて人目のないところで食べてるのよね…」

マミ「探さなきゃ…万が一のことがあったらいけないわ」

マミ「取りあえずは…そうね、裏庭から見ていきましょう」

マミ「暁美さん…」タタッ




693 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 17:00:19.27 ID:G8jJ0eP/0
マミさん…




694 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 17:00:28.09 ID:DCiYpIek0
マミさんも幻聴持ちか




696 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 17:05:22.46 ID:VNwWZbyiO
屋上

ほむら「っ…」

ほむら「ごめんなさい…ごめんなさいっ…」ポロポロ

ほむら「また…まどかに冷たく当たっちゃった…」

ほむら「まどか…ごめんなさい…」

ほむら「あなたは何も悪くないの…なのに…私は……」

ほむら「っ…ぐすっ……」

ほむら「…もう…死ななきゃ……」

ほむら「私は…生きてちゃダメなんだから……」




700 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 17:10:30.52 ID:VNwWZbyiO
ほむら「もうダメだよ…無理だよ…」

ほむら「私…わたしはっ……」

ほむら「わたしっ…おかしくなっちゃったんだもん…」

ほむら「何も信じられない…」

ほむら「鹿目さんも…美樹さんも…巴さんも…佐倉さんも…」

ほむら「そして…わたしも…」

ほむら「ダメ…怖い…」

ほむら「…捨てられたくない…」

ほむら「魔女になりたくないっ…」




703 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 17:15:21.99 ID:VNwWZbyiO
ほむら「ごめんなさい…」

ほむら「みんなを見殺しにしてごめんなさい…」

ほむら「みんなを…助けられなくて…」

ほむら「助けるのを諦めてごめんなさいっ…」

ほむら「………」

ほむら「…屋上……」

ほむら「この…高さなら…痛くないのかな…」

ほむら「一瞬なのかな…」

ほむら「楽になれるのかな…」

ほむら「みんなに…許してもらえるのかな…」

ほむら「…これで…わたしは……」

「待って!」




708 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 17:20:11.23 ID:VNwWZbyiO
ほむら「え……」

キュゥべえ「早まるのはよくないよ、暁美ほむら」

ほむら「キュゥべえ…」

キュゥべえ「ここから落ちても、ソウルジェムが無事な限り君は不死身だよ」

ほむら「っ…」

キュゥべえ「君はソウルジェムの秘密をしっているはずなのに、忘れちゃったのかな?」

ほむら「なら…ソウルジェムを割るわ…」

キュゥべえ「無理だね、今の君にはそれはできないと思うな」

ほむら「なんで…」

キュゥべえ「怖くてできないだろう?」




709 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 17:25:10.54 ID:VNwWZbyiO
ほむら「……」

キュゥべえ「今の君はとても弱い、こんなに弱っている魔法少女を見るのは初めてだ」

キュゥべえ「普通ならとっくに魔女になってるからね」

ほむら「魔女…」

キュゥべえ「でも、どうして君が魔女にならないのか知ってるのかな?」

ほむら「…目が覚めたら、いつも綺麗になってて…」

キュゥべえ「だろうね、だって毎日マミと杏子がグリーフシードを使っているからね」

ほむら「え…」

キュゥべえ「それに気づかないなんて、本当に弱っているようだね」




712 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 17:30:13.93 ID:VNwWZbyiO
ほむら「……!」

キュゥべえ「君はいろいろと勘違いが多いようだね」

ほむら「…勘違い…?」

キュゥべえ「そうだよ、僕が君に伝えたのは君の魔法が使えなくなった」

キュゥべえ「これだけなんだ」

ほむら「……」

キュゥべえ「そうしたら、君はみんなの足手纏いになるんじゃないかって思ったんだ」

キュゥべえ「そして、みんなに捨てられると思った」

キュゥべえ「魔法と武器のない君は用済みだと思い込んだんだ」




717 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 17:35:18.82 ID:VNwWZbyiO
キュゥべえ「違うかい?」

ほむら「…ううん、そうだよ…」

ほむら「だって…そうでしょ…魔法も武器もないわたしなんて…」

ほむら「何の役にも立たない…ただの足手纏いだもん…」

キュゥべえ「でもそれは君の思い込みだよ」

ほむら「え?」

キュゥべえ「マミも杏子もさやかも全くそんなことは思ってないよ」

キュゥべえ「君を大切な仲間だと思っていたよ」

ほむら「…!」




718 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 17:37:28.86 ID:AtXZZxcO0
QBどうした




720 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 17:40:22.26 ID:VNwWZbyiO
ほむら「じゃあ…本当は…」

キュゥべえ「うん、みんな君のことを大切にするつもりでいたんだよ」

ほむら「ほんと…?」

キュゥべえ「僕は嘘をつかないよ」

ほむら「キュゥべえ…」

キュゥべえ「次は…そうだね、君の罪の意識かな」

ほむら「…?」

キュゥべえ「暁美ほむら、君はもともとこの時間軸の人間じゃないよね?」

ほむら「……うん」

キュゥべえ「やっぱりね」

キュゥべえ「君は時間を何度も繰り返してきたようだ」




723 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 17:45:56.87 ID:VNwWZbyiO
ほむら「……」

キュゥべえ「その繰り返してきた時間の中でまどか達が死ぬところを何度も見てきたようだね」

ほむら「……」コクッ

キュゥべえ「そしてその都度救えなかった命に罪を感じていた」

キュゥべえ「不安で仕方なかったんだろう?」

ほむら「……」コクッ

キュゥべえ「…でも、君はようやくこの世界でみんなを救えたんじゃないか」

ほむら「…!」

キュゥべえ「君は今まで守れなかった命を守ったんだよ」




727 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 17:50:23.35 ID:VNwWZbyiO
ほむら「わたしが…守った…」

キュゥべえ「そうだよ」

ほむら「わたしが…みんなを…鹿目さんを…」

キュゥべえ「守ったんだ」

ほむら「…!」

キュゥべえ「それに、君はみんなから凄く慕われていたようだね」

キュゥべえ「まどかもさやかもマミも杏子もみんな、君を大切にしていた」

キュゥべえ「君を守っていた、助けようとしていた」

ほむら「でも…それは…」

キュゥべえ「幻じゃないよ、本当のことなんだ」




728 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 17:55:11.20 ID:G8jJ0eP/0
QB「上げて落とすのはいいね、簡単に魔女になる」




729 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 17:55:12.61 ID:VNwWZbyiO
ほむら「本当の…こと…」

キュゥべえ「うん、そうだよ」

キュゥべえ「まどかは君のために毎日泣きながら頑張ってたよ」

キュゥべえ「さやかはまどかを庇いながらも、君のことも大切に考えていた」

キュゥべえ「マミと杏子は2人でかなりの時間、君を見守っていた」

キュゥべえ「みんな、君のことを思っていたんだよ」

ほむら「みんな…」

ほむら「なら…わたし…わたしは…ひとりぼっちじゃ…」

キュゥべえ「うん、君はひとりぼっちじゃなかった」

ほむら「…!」パァッ

キュゥべえ「でも、それは過去の話だ」




730 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 17:55:50.30 ID:G8jJ0eP/0
あああああああああああああああああああ




739 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 18:00:13.45 ID:VNwWZbyiO
ほむら「えっ…」

キュゥべえ「たしかに君はみんなから慕われていた」

キュゥべえ「君の側にはいつも誰かがいた」

ほむら「…」

キュゥべえ「でも今はどうかな?」

ほむら「ぁ…」

キュゥべえ「まどかも、さやかも、マミも、杏子もいない」

キュゥべえ「いるのは僕だけだ」

ほむら「っ…」

キュゥべえ「君は本当はひとりぼっちじゃなかった」

キュゥべえ「でも結果は違ったね、今の君はひとりぼっちだ」

ほむら「…」




747 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 18:05:32.73 ID:VNwWZbyiO
キュゥべえ「君をひとりぼっちにしたのは他の誰でもない」

キュゥべえ「暁美ほむら、君自身だよ」

ほむら「ぁ…」

キュゥべえ「君が自らみんなとの交流を拒んだ」

キュゥべえ「君がみんなを否定して、孤立したんだ」

ほむら「はっ…はっ…」

キュゥべえ「君は捨てられたんじゃない」

キュゥべえ「君がみんなを捨てたんだ」

ほむら「あ…ぁ…」

キュゥべえ「君が自分で希望を捨てたんだよ」




754 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 18:10:39.02 ID:VNwWZbyiO
まどか『ほむらちゃんにきぼうなんてないんだよ』

ほむら「ち…が…」

キュゥべえ「君に残ったのは絶望だけだね」

まどか『はやくぜつぼうしちゃいなよ』

ほむら「かな…め…さ…」

キュゥべえ「また幻を見ているようだね」

キュゥべえ「もう魔女になる直前かな」

まどか『いきててもくるしいだけだよ』

ほむら「あ…あぁ…」

キュゥべえ「まどかほどじゃないけれど、君のおかげでノルマに近づけそうだ」

キュゥべえ「ありがとう暁美ほむら」

キュゥべえ「そしてさようなら」




764 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 18:16:38.32 ID:VNwWZbyiO
ほむら「わたしは…」

まどか『ほむらちゃんがみんなをうらぎったんだよ?』

ほむら「うらぎ…って…」

まどか『ほむらちゃんがわたしをかなしませたの』

ほむら「かなめさん…」

まどか『ほむらちゃんのおばか』

ほむら「あぁ…っ…」

まどか『だいきらい』

ほむら「わ…わたし…」

ほむら「わたしって…」

ほむら「わたしってほんとばか」
パシンッ




767 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 18:18:03.26 ID:ola5SLYK0
さやか「!?」




768 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 18:19:47.97 ID:C7DuT73P0
さやか「ちょっと!」ガタッ




770 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 18:21:02.15 ID:VNwWZbyiO
マミ「…!?」

マミ「この反応は…?」

マミ「うそ…でしょ…?」

マミ「魔女……?」

マミ「そ、そんな?どうして?」

マミ「どうしてこんなことが?」

マミ「なんで?嫌よっ!」

マミ「嫌ぁぁぁぁぁぁっ!」




776 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 18:25:08.57 ID:VNwWZbyiO
さやか「…!」

まどか「ほむらちゃん…」

さやか「…この感じ…間違いないね」

まどか「さやかちゃん?どうしたの?」

さやか「近くに魔女が出た」

まどか「えっ?」

さやか「ごめん!ちょっと行ってくる!」タタッ

まどか「さやかちゃんっ!」




782 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 18:30:44.64 ID:VNwWZbyiO
結界

杏子「っと…ほむらのグリーフシード回収しなきゃな」

魔女『―――』

杏子「そんなに時間はないんだ、さっさとケリつけてやるよ!」

杏子「いくぞっ!」

杏子「でりゃぁぁっ!」

―――

カランッ

杏子「よし、グリーフシード…!」

杏子「ほむら…」

マミ「…佐倉…さん…?」

杏子「マミ?ど、どうしたんだよ?真っ青じゃねぇか!」




785 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 18:35:41.95 ID:VNwWZbyiO
マミ「魔女…は…?」

杏子「え?倒したけど?」

マミ「なんで…」

杏子「へ?」

マミ「なんで倒したのよ!?」

杏子「なんでって…ほむらのグリーフシードを…」

マミ「暁美さんのグリーフシード!?」

杏子「う、うん…」

マミ「そんな…他に方法はあったはずよ…」

マミ「暁美さん…」ポロポロ

杏子「マミ…?」



さやか「あれ?マミさんと杏子じゃん」




792 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 18:40:14.54 ID:VNwWZbyiO
さやか「先客がいたか…」

さやか(グリーフシード取れたらほむらにあげるつもりだったけど)

さやか(ま、マミさんと杏子なら結果は同じか)

マミ「暁美さぁん…」ポロポロ

杏子「お、おい…」

さやか「ん?」

さやか(なんでマミさん泣いてるんだろ?)

マミ「暁美さん…こんな姿になってしまって…」

杏子「…え?」

さやか(グリーフシード?ほむらが?)




800 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 18:45:03.07 ID:VNwWZbyiO
マミ「暁美さん…」

杏子「ちょ…おい!何言ってんのさ?」

さやか「マミさん、それって―」

マミ「だってそうでしょ!?ソウルジェムが魔女を生むのよ!?」

杏子「……」

さやか「…え?」

さやか(ソウルジェムが…魔女を…)

マミ「なら…このグリーフシードはもともとは暁美さんなのよ!」

さやか「!?」

さやか(え?え?え?)




810 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 18:50:27.04 ID:VNwWZbyiO
さやか「じゃあ…あたしも…魔女になるの…?」

杏子「な…さやか!?」

マミ「そうよ…だから暁美さんは…」

さやか「あ…あぁっ…」

杏子「…っ!」

さやか「そんな…嘘よ…なんで…?」

さやか「聞いてない…聞いてないよ…」

さやか「うそでしょ?マミさんっ!?」

マミ「うそだったらこんなに悲しむわけないでしょ!?」

杏子「………」




816 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 18:55:18.04 ID:VNwWZbyiO
杏子「おちつけっ!」

マミ「でもっ…」

さやか「だって!」

杏子「あたしが倒した魔女はほむらじゃねぇ!」

マミ「……え?」

さやか「ほむらじゃない…?」

杏子「当たり前だろ?あたしがほむらを倒すわけないじゃねぇか!」

マミ「でも…」

杏子「そもそも、魔力のパターンがほむらとは全然違う!」

さやか「なら…」

杏子「ほむらはまだ魔女化してない!」

杏子「最期までほむらを信じなっ!」




825 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 19:00:35.84 ID:VNwWZbyiO
パシンッ

ほむら「……!」

仁美「暁美さんっ…!」

ほむら「はなして…」

仁美「嫌です…死んでも離しません!」

ほむら「はなしてっ…」

仁美「離したら…暁美さんは落ちてしまいます…」

仁美「絶対…絶対に離しません…!」

仁美「私がっ!暁美さんを助ける…!」

仁美「絶対に!」

ほむら「志筑さん…」




827 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 19:02:22.49 ID:ola5SLYK0
仁美ぃぃぃぃ!!




830 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 19:03:02.40 ID:OiwcwNfP0
ひ、ひとみぃぃぃぃぃぃいいい!!




838 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 19:05:55.29 ID:VNwWZbyiO
仁美「暁美さんは…みんなの大切なお友だちです…!」

ほむら「…!」

仁美「まどかさんも、さやかさんも…クラスのみんなも!」

仁美「それに佐倉さん達だって…!」

仁美「そして私も…っ!」

ほむら「でも…それは過去の…」

仁美「今もずっと暁美さんを大切にしてます!」

仁美「みんな、暁美さんが大好きですわ!」

仁美「暁美さんが必要ですの!」




852 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 19:11:38.37 ID:VNwWZbyiO
ほむら「わたしが…必要…?」

仁美「はいっ!みんな、みんな…暁美さんを待っています!」

仁美「だから…お願い!」

仁美「死なないで…!」

ほむら「……」

仁美「ほむらさんっ!」

ほむら「志筑さん…」

仁美「だからっ…!」

ほむら「……うん」ギュッ

仁美「ほむらさん…!」




862 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 19:16:50.23 ID:VNwWZbyiO
―――

仁美「はぁっ…はぁっ…」

ほむら「…ありがとう」

仁美「ふふっ…い、いえ…こちらこそ…」

ほむら「…あなたのおかげで助かった……」

仁美「えへへ…はい!」

ほむら「……わたし、魔女になるのが嫌で…」

仁美「…魔女?」

ほむら「魔女化する前に…ソウルジェムごと飛び降りようとしたの」

仁美「…?」

ほむら「わたしは…ばかだから…」

仁美「…ほむらさん」ギュッ




865 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 19:25:42.72 ID:VNwWZbyiO
ほむら「志筑さん…」

仁美「魔女やソウルジェム…はよくわかりませんが」

仁美「ほむらさんは決してばかなんかじゃありません」

ほむら「……」

仁美「ほむらさん、みなさんがあなたをどれだけ思っているのかわかりますか?」

ほむら「……」

仁美「みなさん、本当にほむらさんのことが好きなのですよ?」

ほむら「わたしのことが…」

仁美「はい!そうですわ」

ほむら「……」

仁美「ほむらさんは私たちに必要なんです、あなたがいなくなったら…」

仁美「私たちは…」




869 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 19:30:10.47 ID:VNwWZbyiO
ほむら「……」

仁美「何か悩みがあるのはわかります」

仁美「ほむらさん…私でよければ、話してください」

仁美「あなたの悩みを…あなたのことを…」

仁美「私、できることは全部やります!」

仁美「私にだって、きっと…できることはあるはず!」

仁美「だから…!」

ほむら「志筑さん…」

仁美「ほむらさん」ニコッ

ほむら「…うん、話すね」

ほむら「わたしのことを―」




872 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 19:35:28.97 ID:VNwWZbyiO
杏子「どうだい?少しは落ち着いたか?」

マミ「…ええ」

さやか「うん…」

杏子「そっか、わかった」

マミ「取り乱してしまってごめんなさい…」

マミ「私…てっきり…暁美さんが魔女になってしまったのかなって…」

マミ「本当にごめんなさい…」

杏子「…まぁ、場所とタイミングがあれだったし…仕方ないよ」

マミ「うん…」

さやか「マミさん…」

マミ「…それに美樹さんも…ごめんなさい…」




874 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 19:40:23.58 ID:VNwWZbyiO
さやか「……」

マミ「ソウルジェムのこと…魔女のこと…私たち魔法少女のことを…」

マミ「そして暁美さんのことを…」

マミ「黙っていてごめんなさい…」

さやか「……うん、たしかに黙ってたのは酷いと思う」

杏子「さやか…」

さやか「だって!だってさ…あたしも仲間なんだよ?」

さやか「あたしも魔法少女…そして、ほむらの友だちなんだよ!」

さやか「なのに…なんで除け者にしたのよ…」

さやか「あたしだって…本当はほむらの力になりたかったをだから…」




875 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 19:45:29.19 ID:VNwWZbyiO
マミ「そうよね…本当にごめんなさい…」

さやか「…でも、今からでも知ることができてよかったよ」

さやか「…あたし、決めたよ!」

さやか「ソウルジェムが…絶望が魔女を生むならさ」

さやか「あたしは希望を生む魔法少女になる!」

さやか「ほむらと…みんなと一緒に明るい夢を叶えてみせる!」

さやか「夢も希望もあるんだよ!」

杏子「さやか…!」

さやか「だからさ、絶対に魔女になんてなるもんか!」




877 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 19:51:22.11 ID:VNwWZbyiO
さやか「そして誰も魔女なんかにさせるもんか!」

さやか「あたしは…あたし達は魔法少女なんだよ」

さやか「魔女なんかじゃない…魔法少女なのよ」

さやか「あたしも、杏子も、マミさんも…そして、ほむらも!」

杏子「ああ、さやかの言う通りだ」

杏子「あたし達は夢と希望を生む魔法少女になるんだ!」

杏子「そうだろ?マミ!」

マミ「…ええ、そうね」

マミ「私たちが夢と希望を叶えるのよ!」

マミ「そして、暁美さんを助けるの!」




878 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 19:56:12.63 ID:VNwWZbyiO
杏子「ああ!」

さやか「さっ、行こうよ」

マミ「暁美さんのもとへ!」

さやか「ほむらが幻覚を見るなら目を覚まさせてあげなきゃ」

杏子「うん、幻なんて…信じるものじゃねぇ」

杏子「本物を…本当のあたし達をほむらに伝えるんだ」

杏子「こんどこそ…絶対に!」

マミ「ええ!」

さやか「よし、行こっ!」




879 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 20:00:07.64 ID:VNwWZbyiO
仁美「ほむらさんが…魔法少女…?」

仁美「そして…何度も時間を繰り返して…」

ほむら「…うん」

仁美「そう…ですか…」

ほむら「ごめんね?わけわかんないよね…」

仁美「…いえ、そんなことありませんわ」

ほむら「えっ?」

仁美「ほむらさん…ずっと頑張ってきたのですね…」

ほむら「志筑さん…」

仁美「そして、やっとその魔女を倒したのに…こんどは幻覚を…」

ほむら「…うん」




884 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 20:05:42.98 ID:VNwWZbyiO
ほむら「わたし…もう何がなんだかわからなくて…」

ほむら「みんなが…まどかが怖くて仕方がなかったのよ…」

仁美「ほむらさん…」

ほむら「何が幻覚で…何が本物のなのかわかんなくて…」

ほむら「何を信じればいいのか…ぜんぶわかんなくって…」

ほむら「…でも、それは全部わたしの思い違いで…」

ほむら「本当はみんな優しくて…わたしを守ってくれてたのに…」

ほむら「それをわたしは拒んで…」

ほむら「わたしって…ほんとばか…」

仁美「そんなこ―」

「あなたはばかじゃないよ」

「ほむらちゃん」




885 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 20:10:40.70 ID:VNwWZbyiO
ほむら「っ…また幻聴…?」

まどか「幻聴なんかじゃないよ…」

まどか「わたしだよっ!まどかだよ?」

ほむら「鹿目さん…」

仁美「まどかさん…!」

まどか「ほむらちゃん…そんな悲しいこと言わないで?」

ほむら「鹿目さん…でもっ…ダメなの…」

ほむら「今目の前にいるあなたも…もしかしたら幻かもしれないのよ…?」

まどか「ほむらちゃん…」

ほむら「わたしは…何を信じればいいの…?」

まどか「ほむらちゃん!」ダキッ




888 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 20:15:33.15 ID:VNwWZbyiO
ほむら「あっ…」

まどか「ねえ、ほむらちゃん…わたしがわかる?」

ほむら「……」

まどか「わたしね?すっごくほむらちゃんを感じてるの」

まどか「ほむらちゃんの温もり、ほむらちゃんの匂い」

まどか「ほむらちゃんの髪、ほむらちゃんの息…」

まどか「ぜんぶ、ぜんぶがわかるの!」

まどか「夢でも幻でもなんでもない…本物の…本当の」

まどか「ほむらちゃんなの!」

ほむら「ま…どか…」




893 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 20:21:54.93 ID:VNwWZbyiO
まどか「ほむらちゃん…」

ほむら「まどか…」

ほむら「まどかっ…!」

まどか「ほむらちゃん!」

ほむら「まどか…うん、わかるよ…!」

ほむら「あなたはまどか…まどかよ」

まどか「うんっ」

ほむら「まどかっ…!」ギュッ

まどか「ほむらちゃん…」

まどか「えへへ、よかった」

仁美「ふふっ、そうですわね」

ほむら「……」

まどか「ねえ、ほむらちゃん」

ほむら「……」

まどか「……ほむらちゃん?」




896 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 20:27:40.85 ID:VNwWZbyiO
ほむら「すぅ…すぅ…」

仁美「ふふ、眠ってしまいましたね」

まどか「ほむらちゃん…!」

仁美「きっと、安心して緊張の糸が途切れたんですわ」

まどか「うん。えへへ、そうみたいだね」

仁美「…もうすぐお昼休みが終わりますわ」

まどか「そっか…でも、ほむらちゃんが…」

仁美「…先生には私から話しておきますから、まどかさんはここで。ね?」

まどか「えへへ、ありがとう。仁美ちゃん」




897 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 20:32:19.94 ID:VNwWZbyiO
仁美「いえ、それに…」

まどか「それに?」

仁美「ふふっ、まどかさんには内緒です」

まどか「えー?なんで?気になるよぉ」

仁美「ほむらさんに抱きついたままじゃわからないことです」ニコニコ

まどか「えぇ?なになに?わかんないよ?」

まどか「ほむらちゃんを起こすわけにはいかないし…」

仁美「うふふ。とにかく、まどかさんはほむらさんと2人仲良くしていてくださいね」

仁美「ごきげんよう」

まどか「ひ、仁美ちゃんっ!」




898 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 20:38:26.82 ID:VNwWZbyiO
仁美「ふふっ」

仁美(あの幸せそうな、ほむらさんの顔…素敵ですわ)

仁美(昨日の寝顔は…まるで…今にも死んでしまいそうな…)

仁美(とても苦しそうな表情でした…)

仁美(でも、今の表情は安らかで)

仁美(本当に安心してるのでしょうね)

仁美(まどかさんに包まれて、とても幸せそうですもの)

仁美(それに、2人の邪魔はできませんしね)

仁美「うふふっ」ニコニコ




902 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 20:42:54.73 ID:VNwWZbyiO
ほむら「すやすや」

まどか「ほむらちゃん…」ギュッ

まどか「よかった…ほんとうによかったよ…」ウルウル

まどか「わたし…ほんとうにほむらちゃんが心配で…」

まどか「ちょっとでも触ったら壊れちゃいそうなくらい…ほむらちゃんが弱ってて…」

まどか「ほむらちゃんのことが心配で心配でしかたがなかったの…」

まどか「わたしは何を言われても大丈夫だよ…?」

まどか「わたしの悲しみなんて、ほむらちゃんに比べたら、ちっちゃいことだもん」




908 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 20:48:17.45 ID:VNwWZbyiO
まどか「でも…ほむらちゃんは…」

まどか「ほむらちゃんのことを考えたら…わたし…涙が止まらなくって…」

まどか「だんだん壊れていくのが…わたしでもすぐわかって…」

まどか「どうして、ほむらちゃんがあんな目に合わなきゃいけなかったのかな?」

まどか「酷いよ…あんまりだよ…」

まどか「…でも」

まどか「今はこうして、ほむらちゃんを感じることができるのが」

まどか「すっごく嬉しいの」




910 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 20:51:09.41 ID:VNwWZbyiO
ほむら「すやすや」

まどか「それに、実はわたし…」

まどか「ほむらちゃん…聞こえてないよね?」

まどか「えへへ…聞こえてたら恥ずかしくて言えないもん」

まどか「でも、今は眠ってるし…他に誰もいないから言うね?」

まどか「ほむらちゃん…あのね?」

まどか「わたし…ほむらちゃん、あなたのことがね」

まどか「好きなの」




918 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 20:58:07.46 ID:VNwWZbyiO
まどか「ほむらちゃんが転校してくる少し前からね?あなたの夢を見ていたの」

まどか「最初はわたしがあなたを助ける夢」

まどか「次に2人で魔女をやっつける夢」

まどか「マミさんと一緒にケーキを食べる夢」

まどか「さやかちゃんと一緒に遊びに行く夢」

まどか「杏子ちゃんと一緒にぬいぐるみを取る夢」

まどか「…どの夢もみんな、ほむらちゃん…あなたとわたしは一緒だったの」

まどか「夢の中だけ出逢えるわたしの恋人」

まどか「ほむらちゃん」




921 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 21:02:01.80 ID:VNwWZbyiO
まどか「そして…ほむらちゃんが本当に転校してきて」

まどか「本物のほむらちゃんと出逢えて、わたし…ほんとうに嬉しかったの」

まどか「でも…夢の中のほむらちゃんと違って…本物のあなたは冷たくて…」

まどか「だから、わたし…最初はショックだったんだ」

まどか「夢の中と本物のほむらちゃんは違う人だって思ったから…」

まどか「…でも、やっぱりそれは間違いだったってわかったんだ」

まどか「やっぱり、ほむらちゃんはほむらちゃんだったの」




924 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 21:06:26.90 ID:VNwWZbyiO
まどか「だから、わたし…ほむらちゃんを信用できた」

まどか「魔法少女にもならないって約束できた」

まどか「…わたしだけ、魔法少女じゃないのは今も悪いって思うこともあるけど」

まどか「でも、やっぱり魔法少女にはならないよ」

まどか「わたしはほむらちゃんを信じてるから…!」

まどか「…そして、みんながワルプルギスをやっつけた時はほんとうに嬉しくて」

まどか「わたしにできることは全部やろうって思ったんだ」

まどか「今度はわたしがお返しする番だもん」




925 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 21:11:26.13 ID:VNwWZbyiO
まどか「なのに…ほむらちゃんが壊れちゃって…」

まどか「すっごく嫌だったんだよ?」

まどか「涙が止まらなくって…わたしがほむらちゃんの代わりになれればなって」

まどか「いろいろ考えたけど、結局…何もできなくって…」

まどか「でも…今はこうして…!」

ほむら「すやすや」

まどか「ほむらちゃん…!」

まどか「…よ、よーし!」

まどか「えへへ、わたしの…」

まどか「わたしの初めての―」




931 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 21:15:29.29 ID:VNwWZbyiO
さやか「後は屋上だけだね」

マミ「ええ…教室にも居なかったものね」

杏子「そういや授業始まってたね」

さやか「もう授業なんてどうでもいいよ!早く探さなきゃ!」

マミ「うん…何もなければいいんだけど…」

さやか「ついた!屋上…!」

杏子「ほむら…」

杏子「わわわっ?」

さやか「杏子?何かあったの?」

マミ「!?」




932 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 21:21:04.95 ID:VNwWZbyiO
まどか「すやすや」

ほむら「すやすや」

さやか「oh...」

マミ「まぁ…!ふふっ。あらあら、どんなシチュエーションなのかしら?」

杏子「み、見てるこっちが恥ずかしくなるっつーの…」

さやか「madoka is lavu homura」

マミ「み、美樹さん…」

杏子「…でも、この様子なら大丈夫そうだね」

マミ「うん、そうだわ。間違いないわね」




934 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 21:23:06.32 ID:kIKJ3HqW0
綴りちがくね?




935 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 21:24:01.91 ID:4/n1y518i
>>934
さやかちゃんはおバカさんだから仕方ない




938 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 21:25:38.40 ID:VNwWZbyiO
さやか「いやぁー…いつの間にこんなことに…」

さやか「あたしらがいない間に何があったんだろ?」

杏子「よくわかんねーけどさ、Happy endってやつだね!」

マミ「うん…よかった…」

マミ「本当によかった…!」

さやか「…うん!」

杏子「ああ、2人とも幸せそうな顔してさ」

マミ「ふふっ」

まどか「ほむらちゃん…」スヤスヤ

ほむら「まどか…」スヤスヤ




943 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 21:30:09.55 ID:VNwWZbyiO
ほむホーム

まどか「はい、ほむらちゃん。オムライスだよ」

ほむら「ありがとう、まどか…!」

まどか「えへへ、どういたしまして!」

ほむら「食べてもいい?」

まどか「もちろん!ほむらちゃんの為に作った特性オムライス」

まどか「ホムライスだもん!」

ほむら「ふふっ、おかしな名前ね」

まどか「てぃひひっ!」

ほむら「いただきます…!」

まどか「召し上がれ!」




958 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 21:35:08.19 ID:VNwWZbyiO
キュゥべえ「……」

キュゥべえ「わけがわからないよ」

キュゥべえ「どうしてあの状態からこんなことに…」

キュゥべえ「あり得ないよ…僕の想像を越えるほどのものが」

キュゥべえ「ほむらにはあったとでも言うのかい?」

キュゥべえ「ほむらはひとりじゃ…」

マミ「簡単なことよ」

キュゥべえ「…マミ」

杏子「ほむらはひとりじゃなかった、これだけのことだろ?」

さやか「何もかもあんたの思い通りにはならないってことだよ」




967 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 21:40:50.73 ID:VNwWZbyiO
キュゥべえ「…そうかい」

マミ「今から暁美さんの家に行くわ」

杏子「お前もくるか?いろいろやりたいことあるしさ」

さやか「そうだね」

キュゥべえ「いや、遠慮しておくよ」

キュゥべえ「僕はもう見滝原には用はないかな…4人も魔法少女がいるしね」

キュゥべえ「僕は新しい魔法少女を探しにでもいくよ」

マミ「…そう、たまには遊びに来てね。ケーキくらいご馳走するわ」

キュゥべえ「ありがとう、マミ…れじゃ、さようなら」

さやか「さよならー」

杏子「…じゃあな」




969 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 21:44:54.90 ID:VNwWZbyiO
ほむら「ごちそうさま」

まどか「どう?美味しかったかな?」

ほむら「ええ、すごく美味しかったわ」ニコッ

まどか「えへへ、やったぁ!」

ほむら「ふふっ」

ピンポーン

まどか「!」

ほむら「マミたちが来たわね」

まどか「うん…ほむらちゃんのこと、全部話すんだよね?」

ほむら「…ええ、まだ仁美にしか話していないことよ」

まどか「仁美ちゃんには話したんだ…そっか、あの時は仁美ちゃんのおかげで…」

ほむら「ええ、仁美には感謝しているわ」




972 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 21:48:46.12 ID:VNwWZbyiO
―――

ほむら「みんな…わたしの話を聞いて欲しいの…いいかしら?」

さやか「もちろん!そのつもりで来たからね」

マミ「私たちは暁美さんを最期まで信じるって決めたわ」

杏子「だから大丈夫だよ、心配無用さ」

ほむら「みんな…!」

まどか「ほむらちゃん」

ほむら「ええ、話すわ…私が…おかしくなった訳を…

ほむら「そして、私の過去を」

ほむら「…私は―」




975 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 21:53:58.38 ID:VNwWZbyiO
―――

まどか「……」ポロポロ

マミ「なるほど…ね」

杏子「ほむら…」

さやか「ほむらはまどかを救うために時を越えてやってきた」

さやか「そして何度も時間を繰り返してきて、何度もあたし達の死ぬところを見てきた」

さやか「そのことに罪を感じて…そして幻聴が聞こえて…」

ほむら「…ええ」

さやか「…だからあの時あたしに謝ってきたんだね…やっぱり幻聴だったんだ」

ほむら「…」コクッ




981 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 21:59:10.45 ID:VNwWZbyiO
ほむら「私は…さやか、マミ、杏子を見殺しにしてきた…でも、ほんとは助けたかったのよ…」

ほむら「でも、私はみんなを助けられるほど強くなかった…」

ほむら「ううん…私が弱いから…何度も何度もあなた達を助けられなくって…」

ほむら「だから…私…」

さやか「そのことに責任感じてるんだ?」

ほむら「うん…みんな…ほんとうにごめんなさい…」

ほむら「許してとは言わない…でも、わかって欲しいの…」

マミ「暁美さん、頭を上げて?」

杏子「なーに謝ってんのさ?むしろあたしらは感謝してるぜ?なぁ?」

さやか「うんっ!」




993 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 22:03:24.12 ID:VNwWZbyiO
ほむら「え…?」

まどか「ほむらちゃん、わたしも、さやかちゃんも、マミさんも、杏子ちゃんも」

まどか「みんな、ほむらちゃんに感謝してるんだよ?」

ほむら「なんで…?だって、私はみんなを…」

マミ「暁美さんが今までずっと頑張ってきたから、こうやってみんなを助けることができたの」

杏子「ほむらがいなけりゃ、あたしらは今こうして一緒にいることはできなかっただろうね」

さやか「あたしらはさ、ほむらが好きなんだよ」

まどか「ありのままのほむらちゃんがね」ニコッ

ほむら「ありのままの私」




31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 22:17:06.44 ID:VNwWZbyiO
ほむら「まどか…ありのままの私って…どういう意味なの?」

まどか「そのままだよ?」

ほむら「えっ?」

マミ「暁美さん、私たちはほんとうにあなたに感謝しているの」

ほむら「私に感謝…?どうして…?」

杏子「言ったろ?ほむらのおかげであたしらはここにいるってさ」

ほむら「で、でも…」

さやか「ほむら…あんたはあたし達を見殺しにしたって思ってるのかもしれないけどさ」

ほむら「……」




44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 22:24:24.20 ID:VNwWZbyiO
さやか「でもさ、それは違うと思うんだよね」

杏子「ああ、あたしもそう思う」

ほむら「どういうこと…?」

マミ「暁美さん、あなたの考えはこうよね?」

マミ「今まで何度も繰り返してきて、その都度…私たちを死ぬところを見てきた」

ほむら「…ええ」

マミ「その中にはたしかに、救える命はあったのかもしれないわ」

ほむら「…」

マミ「でも、いくら救えなかったとは言え…それは見殺しじゃないわ」




58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 22:31:58.05 ID:VNwWZbyiO
ほむら「それは…」

さやか「ほむらは難しく考えすぎなんだよ」

さやか「もっと楽に考えなって」

ほむら「さやか…」

さやか「前の時間じゃあたし達を助けられなかったのかもしれないけどさ」

さやか「今、ここにいるあたし達をほむらは救ったんだよ!」

ほむら「…それは…そうだけど……」

さやか「それに、ほむらが時間を巻き戻さなかったらさ」

さやか「…きっと…あたし達は死んだままだったんだよ?」




65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 22:36:07.38 ID:VNwWZbyiO
ほむら「…!」

マミ「そうね…私たちは暁美さんが時間を巻き戻すことで救われてきたのよ」

杏子「ほむらはさ、あたしらを見殺しにしたんじゃない」

杏子「あたしらを救えなかったんじゃない」

杏子「ほむらは、あたしらを助けてくれたんだよ」

ほむら「助けた…」

さやか「そうそう、ほむらは殺したんじゃなくて、逆に生き返らせてくれたんだよ!」




71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 22:45:03.03 ID:VNwWZbyiO
ほむら「…!」

さやか「だからさ、あたし達はぜんっぜん、ほむらは悪くないと思うよ」

マミ「暁美さん、誰もあなたを責めたりなんてしないわ」

杏子「だから気にするなよ、なっ?」

杏子「ほむらは、あたし達の大切な仲間だ」

杏子「そしてほむらも、あたし達を助けてくれた」

杏子「だから、あたしは大切な仲間に感謝してるんだ」

杏子「他の誰でもない、ほむらにさ!」




76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 22:49:53.47 ID:VNwWZbyiO
杏子「へへっ。ほむら、ありがとな!」

ほむら「杏子…!」

マミ「暁美さん、今まで本当にありがとう」

マミ「そして、これからもよろしくね?」ニコッ

ほむら「マミ…!」

さやか「…ほむら、あの時は叩いてごめん」

さやか「あの時はさ…まどかの気持ちを考えるとどうしても…」

さやか「だってさ、まどかはあんたのことが…」

まどか「まっ、待ってよ!さやかちゃん!」

ほむら「?」




82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 22:55:27.02 ID:VNwWZbyiO
さやか「はは、はいはい!自分で言うんだもんね!」

まどか「う、うん…」

ほむら「まどか…?」

さやか「…とにかく、あの時はほんとにごめん」

ほむら「…さやか」

さやか「だから、その分!恩返しするよ!」

ほむら「恩返しだなんて…そんな…」

さやか「恩返しは、なんとぉ…!」

さやか「じゃじゃーん!さやかちゃんでーす!」

ほむら「えっ?」




86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 22:59:30.62 ID:VNwWZbyiO
さやか「ほむらはあたしの親友になるのだぁーっ!」ダキッ

ほむら「きゃっ?」

さやか「えへへー!こんどは逃がさんぞぉ」

ほむら「さやか…」クスッ

さやか「…ね?いいでしょ?」

ほむら「…うん!」

さやか「へへんっ!やったー!」

ほむら「ふふっ」




92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 23:04:31.30 ID:VNwWZbyiO
まどか「ほむらちゃん…!」

ほむら「まどか…!」

マミ「ふふっ、後は鹿目さんね」

さやか「もうこうなったら勢いで行きなよ、まどか!」

まどか「えっ?」

杏子「あん時のあれ見る限り、間違いなくまどかは…」

まどか「な、なんのこと?」

ほむら「?」

マミ「うふふっ」

さやか「しかたない、さやかちゃんが先陣をきってあげよう!」




96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 23:09:31.10 ID:VNwWZbyiO
まどか「さやかちゃん?」

さやか「ほーむらっ!」

ほむら「な、なにかしら?」

さやか「あたし、あんたのことが大好きだよっ!」

ほむら「えっ?」

さやか「次、マミさん!」

マミ「ええ、暁美さん」

ほむら「ま、マミ…?」

マミ「私もあなたが大好きよ!」ニコッ

ほむら「え?え?」

さやか「次、杏子!」

杏子「へへっ、なるほどね…!」

杏子「ほむら」

ほむら「き、杏子…」

杏子「あたしもあんたが好きだぜ」ニッ




100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 23:12:30.32 ID:VNwWZbyiO
ほむら「ち、ちょっと…?」

さやか「最後はまどか!」

まどか「えぇ?で、でもっ…」

さやか「みんなやったんだからさ、まどかもやりなよ?」

杏子「がんばれー」

マミ「鹿目さん、ファイト!」

まどか「えっ?そ、そんな…」

ほむら「まどか…」

さやか「ほら、ほむらを不安そうな顔してるじゃん」

さやか「早くやっちゃいなって!」




106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 23:17:52.34 ID:VNwWZbyiO
まどか「う…うぅっ…」

ほむら「ま、まどか…その…」

まどか「ほ、ほむらひゃんっ!」

ほむら「う、うん!」

まどか「あ…あ…んと?その…えっとね?」

さやか「さっきはナチュラルに言ってたじゃん、行けるって」

まどか「だ、だってあれはみんながって…それにニュアンス違うし…」

ほむら「ニュアンス?」キョトン

まどか「あっ?いや!んっと…」




115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 23:23:54.85 ID:VNwWZbyiO
まどか「うぅー…!」

まどか「よ、よー…っし…!」

まどか「ほ、ほむらちゃん…わ、わたし!」

まどか「わたしも、ほむらちゃんが大好きっ!」

ほむら「…え」

さやか「よく言ったまどか!」

まどか「うぅぅっ…」

ほむら「……」

マミ「暁美さん、みんなあなたが大好きなのよ」

杏子「ああ、だからこれからもよろしくね!」

ほむら「……」




121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 23:27:33.88 ID:VNwWZbyiO
さやか「ま、一人だけ好きの意味が違うんだけどねー」

まどか「さ、さやかちゃんっ!」

さやか「誰もまどかとは言ってないぞぉー」

まどか「うっ…」

まどか「も、もうっ!さやかちゃんのばかっ!」

さやか「あはは、ごめんごめん」

ほむら「……」

マミ「…暁美さん?」

杏子「お、おい!顔が真っ青じゃねぇか…?」




129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 23:32:01.36 ID:VNwWZbyiO
さやか「…え?」

まどか「ほ、ほむらちゃん?」

ほむら「あ…あぁ…」ガクガク

マミ「暁美さん?どうしたの?」

杏子「し、しっかりしな!」

ほむら「ま…また…幻聴が…」

さやか「そ、そんな…」

まどか「ほむらちゃん…」

ほむら「…うぅっ……」

マミ「大丈夫?何が聞こえたの?」

ほむら「ま…まどかが…」

まどか「わたしが…?」




134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 23:35:12.08 ID:VNwWZbyiO
ほむら「私のことを…す、好きだって…」

まどか「…え?」

さやか「ん?それって幻聴じゃなくない?」

マミ「え、ええ…本当に言ったわよ?」

杏子「顔を真っ赤にしてさ」

まどか「み、みんなぁ!」

ほむら「う、うそよ…そんなの絶対おかしいわ…」

まどか「…えっ?」

ほむら「まどかが…わたしを好きだなんてそんな…」

さやか「…ほむら?」




139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 23:39:21.38 ID:VNwWZbyiO
杏子「あ、あたしらも好きだって言ったぜ?」

ほむら「それは友だちとして…でしょ?」

杏子「ま、まぁ…」

マミ「そうだけど…」

ほむら「でも…まどかのは……」

ほむら「別の意味の好きだって…聞こえてしまって…」

まどか「うぅ…」

さやか「ほむら?どうしたの…?」

ほむら「おかしい…おかしいに決まってるわ…」

ほむら「だって…私たちは女の子同士なのよ?」




151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 23:44:23.68 ID:VNwWZbyiO
まどか「あっ…」

ほむら「そんなのおかしいに決まってる…」

まどか「ほむら…ちゃん…」

さやか「ま、まどか…」

まどか「うぅっ…」ウルウル

さやか「あ…えと…そ、その…ごめん…」

まどか「ぐすっ…」

さやか「まどか…」

マミ「暁美さん…ううん、おかしなことじゃないわ?」

マミ「お互いが好きなら…性別なんて…」

杏子「そ、そうだよ!ほむらだって別にまどかのことが嫌いじゃないんだろ?」




166 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 23:49:00.59 ID:VNwWZbyiO
ほむら「当たり前じゃない…!」

ほむら「まどかが嫌いなわけないでしょ?」

マミ「嫌いじゃないのなら、この際いっそのこと…」

杏子「ほむら…」

ほむら「違う…まどかが好きだから…」

まどか「…えっ?」

ほむら「私もまどかが好きだから…」

ほむら「だから…幻聴に決まってるのよ…」

まどか「ほむら…ちゃん…」

さやか「…ほむら?」




175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 23:53:57.01 ID:VNwWZbyiO
ほむら「だって…女の子が女の子を好きになるのはおかしなことよ?」

ほむら「普通じゃないわ…そうでしょ?」

さやか「えっ…と…」

ほむら「なのに…私はまどかを好きになってしまった…」

ほむら「ダメなのに…好きになっちゃいけないのに…」

ほむら「だから…ずっとその気持ちを抑えてきたのよ…」

ほむら「なのに…まどかまで私を好きだなんて…絶対おかしいわ…」

ほむら「私は…まだ幻をみているの…」




184 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/18(金) 23:57:24.58 ID:VNwWZbyiO
まどか「ほむら…ちゃん…」

杏子「…ってことは、まどかとほむらは」

マミ「相思…相愛…」

マミ「相思相愛じゃない!」

杏子「あ、ああ!」

杏子「まどか、やったじゃん!」

まどか「ほむらちゃん…!」

ほむら「うぅっ…」

さやか「…あたし、昼のあれ見た時に間違いなく相思相愛だと思ったから」

さやか「あんなことやったんだよね…あはは…」




194 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/19(土) 00:01:19.74 ID:tQvYIgajO
ほむら「昼の…?」

まどか「あっ…」

さやか「あっ、写メ撮ったんだった!」

まどか「え?え?まさか!?」

ほむら「…?」

マミ「暁美さん、よーく見て?」

杏子「これが幻な見えるか?」

ほむら「え?」

ほむら「な…?」

まどか「わわわわわわっ!」

さやか「まどか、意外と大胆だよねぇ」

さやか「やる時はやる!って感じ?」




203 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/19(土) 00:04:46.39 ID:tQvYIgajO
ほむら「ま、まどか…私のほっぺに…」

まどか「うぅ…」

さやか「しかも、そのまま寝てるってのが凄いよね」

マミ「ほんと、驚いたんだから」クスッ

杏子「今見ても恥ずかしいよな…よくやるぜ」

まどか「ちょ…ちょっと!そんなに見ないでよぉー!」

さやか「はいはい、わかってるって」

ほむら「まどか…じゃあ…」

さやか「ほむら、幻なんかじゃないよ」




214 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/19(土) 00:09:07.23 ID:tQvYIgajO
ほむら「幻じゃ…ない…」

マミ「そう、夢でも幻でもない」

杏子「あんたの大好きな鹿目まどかだよ」

ほむら「まどか…!」

まどか「ほ、ほむらちゃん…!」

さやか「さーて、あたしらは撤退しよっか」

マミ「そうね、もう暁美さんも大好きだろうし」

杏子「は、恥ずかしいぜ…まったく、見てらんないっての!」




220 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/19(土) 00:13:48.89 ID:tQvYIgajO
さやか「んじゃ、あたしらは帰るわ!」

マミ「明日からもよろしくね?」

杏子「たとえ魔法が使えなくても、魔法少女じゃなくても」

杏子「あんたらはあたしの大切な仲間だ」

杏子「それも忘れんなよな!」

ほむら「杏子…!」

マミ「ええ、あなた達はずっとずっと、大切なお友だちですもの!」

ほむら「マミ…!」

さやか「そして親友、ね!」

ほむら「さやか…!」




237 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/19(土) 00:24:06.51 ID:tQvYIgajO
まどか「さやかちゃん、マミさん、杏子ちゃん…!」

さやか「まどか、もう泣いちゃダメだよ?」

まどか「うん…!」

さやか「それに、あたし達は夢と希望を生む魔法少女になるんだから!」

マミ「あなた達がその夢と希望の一組目ね」

杏子「とにかく、幸せ目指して互いに頑張ろう。ってことさ」

ほむら「みんな…」




242 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/19(土) 00:28:18.95 ID:tQvYIgajO
さやか「だからさ、もうほむらは大丈夫だよ」

さやか「見えるもの、聞こえるもの、感じるもの」

さやか「全部本当のことなんだからさ」

ほむら「…うん!」

さやか「後は言わなくてもわかるよね?」

ほむら「ええ、ありがとう…!」

さやか「ふふっ、なら大丈夫だね!」

マミ「それじゃあ、またね!」

杏子「明日からもよろしく頼むぜ」

さやか「ばいばーい!」




251 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/19(土) 00:32:20.02 ID:tQvYIgajO
まどか「ばいばい!」

ほむら「またね…!」

まどか「…えへへ、また2人っきりになったね」

ほむら「うん…!」

まどか「ほむらちゃん…!」

ほむら「…私にはもう幻なんてないのよね」

ほむら「みんな本物なのよね」

まどか「うん、そうだよ…!」

ほむら「…ぐすっ」

まどか「ほむらちゃん?」

ほむら「えへへ…安心したら…また涙が出てきちゃったわ」




258 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/19(土) 00:36:19.64 ID:tQvYIgajO
ほむら「私…泣いてばっかりね」

まどか「ほむらちゃん…」

ほむら「でも、今度の涙は嬉しいの」

まどか「…うん」

ほむら「本当にみんなを救えて…」

ほむら「みんなと仲良くなれて…本当に嬉しい」

ほむら「さやか、マミ、杏子…それに仁美も」

ほむら「みんな、本当はずっと仲良くしたかったの」

ほむら「どの時間軸でもね」




267 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/19(土) 00:41:47.70 ID:tQvYIgajO
ほむら「そして…やっとその夢が叶った…それに、私のことを許してくれた」

ほむら「すごくうれしい…!」

まどか「ほむらちゃん…!」

ほむら「そして…まどか…」

ほむら「あなたを助けることができた…!」

ほむら「あなたとの出逢いをやり直せた!」

ほむら「そして…」

ほむら「まどかが私を…好きだって言ってくれた!」




272 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/19(土) 00:45:16.24 ID:tQvYIgajO
まどか「うん…!」

ほむら「幻じゃない…本物のまどかなのよね?」

まどか「そう、幻なんかじゃないよ」

まどか「ほむらちゃん」ギュッ

ほむら「まどか…!」ギュッ

まどか「…わたしもね?今でも夢なんじゃないかなって」

まどか「そう思ってるんだ」

ほむら「夢…?」

まどか「うん、わたしの夢…」




275 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/19(土) 00:49:51.12 ID:tQvYIgajO
まどか「ほむらちゃんはね?わたしの夢の中の恋人だったの」

ほむら「夢の中の…わたしが?」

まどか「うん、ほむらちゃんとは夢の中で出逢ってたんだ」

まどか「夢の中のわたしとほむらちゃんはね?本当に仲良しで」

まどか「わたし…夢を見るのが楽しみだったの」

まどか「夢の中のほむらちゃんと会いたかったんだ」

まどか「だって、夢の中ならわたし達は恋人同士だったからね」




281 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/19(土) 00:54:29.49 ID:tQvYIgajO
ほむら「まどか…」

まどか「でも、それは夢の中のお話」

まどか「現実じゃ…無理だって思ってたの」

ほむら「…」

まどか「だけど今は…こうして、ほむらちゃんと…」ギュッ

まどか「現実の…本当のほむらちゃんを感じることができて」

まどか「とっても嬉しいんだ」

ほむら「まどか…!」

まどか「ほむらちゃん、わたし達は夢でも幻でもないんだよね?」

ほむら「…うん!」




282 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/19(土) 00:58:28.26 ID:tQvYIgajO
まどか「ほむらちゃんっ…!」

ほむら「まどかっ…!」

まどか「えへへ、嬉しいよぉ」

ほむら「うん、私も幸せよ」

まどか「てぃひひっ!」ニコッ

ほむら「まどか…」

まどか「なにかな?」

ほむら「もう…私は魔法も使えない…みんなの足を引っ張るかもしれない」

ほむら「魔法少女としては…もう私は…」




287 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/19(土) 01:03:12.16 ID:tQvYIgajO
ほむら「それに…私はメンタルも脆いし…」

ほむら「すぐ泣いちゃうわ…」

まどか「……」

ほむら「勉強だって…新しい範囲はわかんないし…」

ほむら「もう私には…なんの取り柄も…」

ほむら「でもっ!まどか…!」

ほむら「あなたを…私のあなたへの想いは誰にも負けないわ!」

ほむら「だから…まどか…!」

ほむら「こんな私だけど…わ、私と―」

まどか「ほむらちゃん」




289 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/19(土) 01:05:55.16 ID:tQvYIgajO
ほむら「まどか…」

まどか「大丈夫、大丈夫だよ」

まどか「わたし達にはさやかちゃん、マミさん、杏子ちゃんがいてくれるんだよ?」

まどか「それに魔法少女は夢と希望を叶えるんだから…!」

まどか「それは、ほむらちゃんも同じだよ?」

ほむら「…!」

まどか「ほむらちゃんはわたしの夢と希望なの!」

ほむら「まどか…!」




291 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/19(土) 01:10:00.40 ID:tQvYIgajO
まどか「それに…勉強だって同じ」

まどか「わたし…勉強も運動もできないし…」

まどか「なんの取り柄も…ないし…」

まどか「…でも、わたしもほむらちゃんへの想いはね?」

まどか「誰にも負けない自信があるの!」

ほむら「まどかっ…!」

まどか「わたしが好きなほむらちゃんはね?」

まどか「勉強ができるほむらちゃんでも、クールなほむらちゃんでも」

まどか「魔法少女のほむらちゃんでもないの」




296 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/19(土) 01:13:36.65 ID:tQvYIgajO
ほむら「…」

まどか「本当は泣き虫でもいい…取り柄なんてなくてもいい」

まどか「わたしが好きなのはね?」

まどか「ありのままのほむらちゃんだから!」

ほむら「…!」

ほむら「まどかぁ…!」

まどか「だからね?こんなわたしで良かったら」

まどか「ほむらちゃん、わたしと…」

ほむら「…うんっ!」

まどか「えへへ、やったぁ!」

ほむら「えへへっ…」ポロポロ




300 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/19(土) 01:18:47.80 ID:tQvYIgajO
まどか「ほむらちゃん、ほんとに泣き虫さんだね」クスッ

ほむら「うん…」

まどか「でも、そんなほむらちゃんが大好き!」

ほむら「まどか…!」

まどか「ほむらちゃん、お昼はわたしのファーストキスだったから」

まどか「今度は…ほむらちゃんにお願いしてもいいかな?」

ほむら「…うんっ」

まどか「えへへ、ありがと。うれしなぁ」

ほむら「私もよ、まどか…!」

まどか「ほむらちゃん」

ほむら「まどか」

チュッ

おわり




301 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/19(土) 01:19:08.06 ID:ekXX9Zee0
乙!




302 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/19(土) 01:19:51.78 ID:k2xgG2xM0
乙乙乙
30時間もよく頑張った




303 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/19(土) 01:19:54.28 ID:FXktziEp0








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コメント
この記事へのコメント
  1. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/05/30(水) 13:17: :edit
    マミさんのふとももにおにんにんはさみたいよぉ
  2. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/05/30(水) 13:34: :edit
    002getだぜ!
  3. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/05/30(水) 14:54: :edit
    まどかええこやぁ・・
  4. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/05/30(水) 15:16: :edit
    マミ・・・れ
    ワロタ
  5. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/05/30(水) 16:01: :edit
       △  ¥ ▲
      ( ㊤ 皿 ㊤)  がしゃーん
      (        )      
     /│  魔  │\         がしゃーん
    <  \____/  >
        ┃   ┃
        =   =
    3ゲットロボだよ
    ときどき3ゲットの幻覚を見るすごいやつだよ
  6. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/05/30(水) 17:07: :edit
    一時はどうなる事かと思ったが安心できる終わり方だった
    百合は良い…… この二人なら尚更…… 最高だ……!
  7. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/05/30(水) 18:16: :edit
    感動した
    楽しませて頂きました、大作執筆お疲れ様でした
  8. 名前: 名無しさん #-: 2012/05/30(水) 18:17: :edit
    仁美ちゃんめっちゃ良いよね
    可愛いし性格いいし男前だったりするし
  9. 名前: 通常のナナシ #mQop/nM.: 2012/05/30(水) 18:26: :edit
    なんだよ結局最後はレズかよ
  10. 名前:    #-: 2012/05/30(水) 18:38: :edit
    やっぱQBの立ち位置はこうじゃないと。
    見滝原保健所行きで頼むよ
  11. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/05/30(水) 19:04: :edit
    MVPは仁美と見せかけてあんこちゃんだな
  12. 名前: 名無しさん@ニュース2ちゃん #-: 2012/05/30(水) 20:10: :edit
    涙がボロボロこぼれたぞ!!
    どうしてくれるんだ。
  13. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/05/30(水) 20:29: :edit
    ちょっと泣いた
  14. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/05/30(水) 21:15: :edit
    原作のQBはそこまで酷いと思わなかったが
    このQBはだめだわ。邪悪すぎる。
  15. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/05/30(水) 22:05: :edit
    ちょっと長すぎかな。
    もっと短くできるっしょ。
    あと仁美の扱いが微妙だ。
    助けた後はさっぱり出てこないし。
  16. 名前: 名無しさん #-: 2012/05/30(水) 22:35: :edit
    良い話だった。
    そして仁美gj
  17. 名前: 安心の名無しクオリティー #-: 2012/05/30(水) 22:59: :edit
    何が素晴らしいってQBの邪悪&人間ナメっぷりだと思う。前半のダークな流れに負けず、最後まで読んで良かった。作者氏&ぷん太氏乙でした。
  18. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/05/30(水) 23:16: :edit
    百合は嫌いじゃないけど、この話に百合は要らなかったと思う
  19. 名前: 名無しさん #-: 2012/05/30(水) 23:33: :edit
    壊れたにしては立ち直りあっさりな気がしたな
  20. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/05/31(木) 00:35: :edit
    30時間…だと…!
  21. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/05/31(木) 01:44: :edit
    確かに仁美ももっと絡ませて欲しかったし、何でマミさんがさやかに幻聴の事を黙ってたのかよく分からんかったが、とりあえずハッピーエンドでよかったな。
  22. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/05/31(木) 04:38: :edit
    21
    だって美樹さんだもの…
  23. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/05/31(木) 04:40: :edit
    作者氏&ぷん太氏乙
  24. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/05/31(木) 06:00: :edit
    乙乙乙
  25. 名前: QB #-: 2012/06/01(金) 03:06: :edit
    映像化して欲しい位、今まで読んだSSの中でもとくに気に入りました!ほむほむ!
  26. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/06/06(水) 00:13: :edit
    21
    美樹さん余計なことしそうだし…
  27. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/06/07(木) 08:10: :edit
    さやかの人望の無さに泣いた
  28. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/06/09(土) 19:25: :edit
    途中まで好きだったけど最後は冗長になった感が否めない
    スパッと終わらせた方が個人的にはよかったかな
  29. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/07/13(金) 06:32: :edit
    えがったぁあああああ
    えがったよぉおおおおお
    いい話だったよぉおおおおお
    この切り口は斬新だったしね!
  30. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/07/22(日) 08:21: :edit
    途中とかすげぇハラハラしたけどこれ以上ないくらいのハッピーエンドでよかったわぁ…
    読後の満足感ぱねぇ
  31. 名前: 名無しさん #-: 2012/10/08(月) 00:44: :edit
    裏で暗躍してたマミさんと杏子がいたみたいに
    途中の合いの手がなかったら最後まで耐え切れずに魔女ってたわ…
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俺の妹がこんなに可愛いわけがない 黒猫 白猫Ver.
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