さやか「さやかクロース」

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2011/12/27(火)
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 18:57:16.33 ID:vzQxfTXqO
さやか「ついにこの日がやってきた!」

さやか「12月25日!クリスマスだね」

さやか「クリスマスと言えばサンタさん」

さやか「サンタさんといえばさやかちゃん」

杏子「はぁ?」

さやか「サンタさんと言えば真っ赤な髪の毛のあんこちゃんだね」

杏子「誰があんこだ」




2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 19:00:34.41 ID:vzQxfTXqO
さやか「えへへ、間違えちゃった」テヘッ

杏子「か、可愛くなんかないぞ!」

さやか「はいはい、まぁいいじゃん」

杏子「よくねぇよ!」

さやか「と、それは置いといて…」

杏子「置くな!拾えー!」

さやか「今日は私がみんなにプレゼントをしてあげるのだ」

杏子「あげるのだ、って」




4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 19:02:19.21 ID:vzQxfTXqO
さやか「サンタクロースかと思った?残念、さやかクロースでした!」

杏子「てか、さっきから何独り言言ってんだよ?あたししかいないだろ?」

さやか「細かいことは気にしない、ほら杏子行くよ」

杏子「あたしは手伝えばいいんだろ?」

さやか「うん、まずはまどかの家に行くよ」

杏子「しかたないな、もう」




6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 19:06:04.55 ID:vzQxfTXqO
まどホーム

まどか「むにゃむにゃ…」

さやか「よし、寝てるね」

さやか「えっと?杏子、その辺に願い事書いた紙ない?」

杏子「ん?えーと…あった」

さやか「おっ、見せて見せて」

杏子「ほら…ってか今からプレゼント確認すんのかよ?」

杏子「それじゃ時間足りなくないか?」




8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 19:09:11.59 ID:vzQxfTXqO
さやか「いーのいーの、なんとかなるって」

杏子「もう…どうなっても知らねーぞ?」

さやか「どれどれ…」

「ほむらちゃんに名前で呼んでほしいです。まどか」

さやか「ふむ…これがまどかの願い事か」

さやか「もっとこう…ぬいぐるみが欲しいとか言うと思ったんだけどなぁ」

杏子「つーか、それってプレゼントできんのか?」




10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 19:13:06.87 ID:vzQxfTXqO
さやか「さあ?」

杏子「さあ?ってさやか…一応サンタさんなんだろ?」

さやか「サンタさんじゃないよ、さやかクロースだってば」

杏子「いや…まあいいや」

杏子「で、どうすんのさ?まどかの願い事叶えられるのか?」

さやか「うーん…とりあえず、ほむらの家に行ってみようか」

杏子「んー、わかった」

さやか「まどか、待っててね」

まどか「むにゃむにゃ…ほむらちゃん…」




11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 19:15:06.35 ID:vzQxfTXqO
ほむホーム

さやか「着いた着いた、ほむホーム」

杏子「なんだそりゃ?」

ほむら「ほむ…ほむ…」

さやか「…寝言だよね?まあいいや」

杏子「無視かよ?」

さやか「えーと?ほむらの願い事は…?」

杏子「おーい」




12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 19:18:35.60 ID:vzQxfTXqO
さやか「あった…なになに?」

「私に勇気をください。暁美ほむら」

杏子「ほむらの願い事は何なんだ?」

さやか「私に勇気をください。だってさ」

杏子「えっ?勇気?」

さやか「うーん…どういうことだ、おい?」

杏子「パクんな!…それにしても勇気かぁ」

さやか「なかなか難しいね、ほむほむは無理難題を仰る」




13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 19:22:07.07 ID:vzQxfTXqO
杏子「でも願い事を叶えるのがさやかクロースだろ?頑張れよ」

さやか「うん、わかってるって」

さやか「でも、勇気ねぇ…勇気…勇気…」

杏子「最近のほむらってどんな感じなんだ?」

さやか「えっ?どんな感じ?」

杏子「ああ、最近何かあったんじゃないか?」

杏子「勇気がいることがあったとかさ」

さやか「なるほど、そうだね…えーと」

さやか「最近あったことと言えば…」




18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 19:25:33.42 ID:vzQxfTXqO
さやか(さやかちゃんの回想始まり)

さやか「掃除めんどくさー…」

ほむら「…」オロオロ

さやか「ん?ほむらのやつ何やってんだろ」

ほむら「あ、あの…」

まどか「ほむらちゃん、どうしたの?」

ほむら「ま…」

まどか「ま?」

ほむら「ま…まど…まど…」

まどか「あっ!」




20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 19:27:47.52 ID:vzQxfTXqO
さやか「何言ってんだろ…?」

ほむら「まど…」

まどか「ほむらちゃん、がんばって!」

ほむら「…まど……か」

まどか「!」

ほむら「わ、私、窓拭いてくるね!」タタッ

まどか「…え?」

まどか「なんだ…私の勘違いかぁ…」シュン

さやか「?」

さやか(さやかちゃんの回想終わり)




22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 19:30:46.63 ID:vzQxfTXqO
さやか「うーん…あれはよく分かんなかったんだよねぇ」

杏子「いやいや!それじゃんか!」

杏子「ほむらはまどかを名前で呼びたいけど、勇気がなくて言えなかったんだろ?」

さやか「えっ?そうなの?」

杏子「そうなの!」

さやか「なるほど…ってか、何であたしの回想が分かったの?」

杏子「えっ?あー…き、気にすんな」

杏子「奇跡も魔法もあるんだろ?」

さやか「ふーん?わかった」




25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 19:34:43.54 ID:vzQxfTXqO
杏子「それよりもさ、まどかとほむらの願い事って一緒じゃないのか?」

さやか「と言うと?」

杏子「だからさ、まどかの願い事は『ほむらに名前で呼ばれたい』だろ?」

さやか「うん」

杏子「で、ほむらの願い事は『勇気がほしい』じゃんか」

さやか「ならまどかの願い事と違うよ?」

杏子「いやいや、『勇気がほしい』ってことは『まどかを名前で呼ぶ勇気』ってことじゃん?」

さやか「あー、なるほど!」




26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 19:38:20.10 ID:vzQxfTXqO
杏子「うん、だからあたしらでほむらを勇気付けて」

さやか「まどかの名前を呼ばせれば…」

杏子「2人の願い事は叶うってわけさ」

さやか「よし、じゃあ早速そうしよう!」

杏子「…それが難しいんだよな」

さやか「あー…そうかも」

杏子「どうする?ほむらを起こすか?」




28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 19:41:08.45 ID:vzQxfTXqO
さやか「んー、それでもいいんだけどさぁ、どうせならもっとこう…」

さやか「ちゃちゃっとやる感じでやらない?」

杏子「はぁ?どういう意味さ?」

さやか「こーゆーこと」

さやか「それー」

まどか「むにゃむにゃ…」

杏子「うわっ?ま、まどか?」




30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 19:44:25.83 ID:vzQxfTXqO
さやか「あたしが召喚したの」

杏子「召喚したのって…はぁ?どうやって?」

さやか「さやかクロースには奇跡も魔法もあるんだよ!」

杏子「よ、よくわかんねーけど凄いな…」

さやか「えへへ」

まどか「むにゃむにゃ…」

ほむら「ほむ…ほむ…」




32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 19:47:24.69 ID:vzQxfTXqO
杏子「…で、どうすんの?2人ともまだ寝てるぞ?」

さやか「うーん…考えてなかった、てへっ」

杏子「…」ジトー

さやか「も、もう!なんとかするわよ!」

さやか「杏子、あんたは隠れてて」

杏子「えっ?何でだよ」

さやか「いいから、ほら隠れた隠れた」

杏子「あーもう、わかったよ」コソコソ




33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 19:49:09.99 ID:vzQxfTXqO
さやか「さて…と」

まどか「むにゃむにゃ…」

ほむら「ほむ…ほむ…」

さやか「こほん、起きたまえ」

まどか「ん…むにゃ…」

ほむら「ほむぅ…」

さやか「おっきろー!」

まどか「ん…んん…」

ほむら「ほむ…?」

さやか「目が覚めたかい?」




34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 19:50:39.20 ID:jcI7ud2JO
さやかクロースすげぇ




35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 19:52:28.52 ID:vzQxfTXqO
まどか「あれ…さやかちゃん…?」

ほむら「美樹さん…?」

さやか「あれっ?」

まどか「それに、ほむらちゃんも?」

ほむら「か、鹿目さん…?」

さやか「あたし美樹さやか違う、さやかクロースね」

杏子(なんで片言?ってかサンタさんって言えよ!)




36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 19:54:12.95 ID:vzQxfTXqO
まどか「あっ!サンタさんなんだぁ!」

ほむら「この人が…サンタさん…」

さやか「んん?」

杏子(…寝ぼけてんのか知らないけど、2人がバカでよかった)

杏子(とりあえず、さやかとはバレてないみたいだな)

さやか「サンタさん違う、さやかクロースね」

杏子(もっとバカがいたー!?)





38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 19:56:25.96 ID:vzQxfTXqO
まどか「えっ?じゃあやっぱりさやかちゃん?」

ほむら「美樹さん…」

杏子(ほら、バレてるじゃんか!)

さやか「ち、違う、さやかクロース」

さやか「またの名を…えぇと?んー…そう!」

さやか「さやかダブルツインマークツーセカンドと言う」

杏子「2がいっぱいだー!」




39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 19:59:30.28 ID:vzQxfTXqO
まどか「えっ?杏子ちゃん?」

杏子「あっ…」

杏子(思わず突っ込んじまった)

さやか「ば、バカ!隠れててって言ったでしょ?」

杏子「おまえが意味不明なこと言うからだろ?」

さやか「あれで良かったのよ!」

杏子「よくねーよ!」

さやか「なにをー!」




41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 20:01:23.07 ID:vzQxfTXqO
ほむら「あ、あの…美樹さん、佐倉さん…私の部屋で何を…?」

ほむら「それに、鹿目さんも…」

まどか「あっ…そ、そうだね…なんでかな?」

まどか「私は目が覚めたらここに…」

ほむら「…?」

杏子「どうすんだよ?グダグダじゃねぇか」

さやか「あーもう!杏子、あたしの言うことに合わせて!」

さやか「絶対に突っ込まないでよ?」




43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 20:04:37.63 ID:vzQxfTXqO
杏子「仕方ないな、乗りきれるならそれでいいよ」

さやか「よーし…こほん」

さやか「まどかちゃん、ほむらちゃん、あたしは美樹さやかじゃない」

さやか「さやかクロース、オーケー?」

まどか「えっ?でもやっぱり…ねぇ?」

ほむら「うん…美樹さんだよね?」

さやか「オーケー?オーケー?」




44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 20:06:13.09 ID:vzQxfTXqO
まどか「…お、おっけー」

ほむら「…うん」

杏子(いやいやダメだろ…)

さやか「よしよし、それでこっちはトナカイのあんこちゃん」

杏子「えぇっ?」

さやか「ほら、トナカイのふりして」ボソッ

杏子「そんなのできるわけないだろ?」ボソッ

さやか「大丈夫、杏子ならやれる」

杏子「できないって、見たことねーし」




46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 20:10:03.58 ID:vzQxfTXqO
さやか「その辺は適当にでいいからさ」

まどか「トナカイのあんこちゃん…?」

さやか「ほら、早く早く」

杏子「ったく…仕方ねぇな…」

杏子「あ、あたしはトナカイのあんこだトナ!」

さやか「トナって…」

杏子「う、うっせー///」

ほむら「あはは…」




48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 20:13:28.60 ID:vzQxfTXqO
杏子「こ、これ以上グダグダにしてどうすんだよ、早く本題にいけって」

さやか「わかってるって、まぁそう焦らない焦らない」

杏子「だってさぁ」

さやか「こほん。えー…まどかちゃん、ほむらちゃん」

まどか「な、なに?」

ほむら「その…何を…?」

さやか「実はね、さやかクロースから君たちにプレゼントがあるのだ」




49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 20:17:11.25 ID:vzQxfTXqO
まどか「えっ?プレゼント?」

さやか「そうそう、プレゼント」

まどか「えへへ、よく分からないけど嬉しいなぁ」

まどか「ねっ?ほむらちゃん」

ほむら「う、うん…でも、み…さやかクロースさんは何も持ってないよ?」

まどか「あっ、ほんとだ」

さやか「だいじょーぶ、プレゼントはもうあるよ」

杏子「…一応、な」




50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 20:19:51.41 ID:vzQxfTXqO
まどか「プレゼントってなにかな?」

さやか「それは…ね」ポン

ほむら「え?私がなにか…?」

さやか「まどかへのプレゼントはこれだよ」

まどか「えっ?」

ほむら「えっ?えぇ…?わ、私?」

杏子「なんか違うだろ?誤解されるぞ?」

さやか「ん?あー…そうかも」




52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 20:22:26.56 ID:vzQxfTXqO
杏子「もう!あたしに任せなって」

杏子「ほむら、えーと…その、あのな?」

ほむら「あ、あの…?」

まどか「…どういうことなの?さやかちゃん」

さやか「うーん、まぁ見てなって」

さやか「…って、あたしはさやかクロースだからね?」

まどか「あっ、そうだったね」




53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 20:26:02.80 ID:vzQxfTXqO
杏子「まどかにさ、『まどか』って言ってやってくれないか?」

ほむら「…本当はね?私もそうしたいの…でもできないよっ…」

杏子「恥ずかしいから…だろ?」

ほむら「…うん」

杏子「大丈夫さ、ほんのちょっぴりでいい、勇気を出せば言えるよ」

ほむら「その勇気が私にはないから…だから…」

杏子「勇気が欲しいんだな?」

ほむら「うん…勇気が欲しい」




54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 20:30:32.80 ID:vzQxfTXqO
さやか「なに話してんだろうね?」

まどか「聞こえないよ」

杏子「でも、あたし達はほむらに勇気をプレゼントできないよ」

ほむら「うぅ…」

杏子「勇気は誰かから貰うもんじゃない、だってもう持ってるんだからな」

ほむら「持ってる…私も…?」

ほむら「私も勇気を持ってるの?」

杏子「ああ、そうさ」




56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 20:34:02.87 ID:vzQxfTXqO
ほむら「でも、そんなこと言われても…無理だよ」

ほむら「恥ずかしいよ…言えないよ…」

杏子「心配すんなって、絶対に大丈夫だからさ」

杏子「それに、まどかは凄く喜んでくれるよ」

ほむら「…ほんと?」

杏子「ああ、だから言ってみようぜ?『まどか』ってさ」

ほむら「…うん」




57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 20:36:59.20 ID:vzQxfTXqO
ほむら「あ、あのっ」

まどか「えっ?私かな?」

ほむら「うんっ…」

さやか「大丈夫なの?」

杏子「心配いらないよ、大丈夫さ」

ほむら「あの…えっと…えっとね?」

まどか「うん」

ほむら「ま…ま…」

ほむら(がんばれ私…がんばれっ)




59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 20:40:12.46 ID:vzQxfTXqO
まどか「あっ」

まどか(もしかして…?)

ほむら「ま、まど…」

まどか「ほむらちゃん」ギュッ

ほむら「えっ?」

まどか「えへへ、がんばろ?」

ほむら「…うん!」

さやか「あたし達がいなくても大丈夫そうだね」

杏子「うん、そうだな」

さやか「じゃああたし達は帰りますか?」

杏子「ああ」




63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 20:44:15.40 ID:vzQxfTXqO
ほむら「まど…」

まどか「うん」

ほむら「まどか…!」

まどか「てへへ、ほむらちゃん、やっと名前で呼んでくれたね?」

ほむら「…うんっ」

まどか「ありがと、とっても嬉しいなぁ」

ほむら「まどか…うん、私も嬉しい」

ほむら「やっと名前で呼べたよっ」




66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 20:47:46.14 ID:vzQxfTXqO
まどか「ありがとう、ほむらちゃんっ!」

まどか「私ね?ずっと前から名前で呼んでほしかったの」

まどか「だから、今すっごく嬉しいんだよ?」

ほむら「まどか…えへへ、そんなに喜んでくれるなんて」

ほむら「佐倉さん、ありがとう」

ほむら「私、ちゃんと名前で呼べたよ」




68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 20:51:08.29 ID:vzQxfTXqO
まどか「さやかちゃんにも一応感謝しなきゃね?」

ほむら「ふふ、そうだね」

まどか「…えーと、ここはほむらちゃんの部屋だよね?」

ほむら「うん、そうだよ?」

まどか「んっと…今は夜中だから…あはは、どうやって帰ろっかな?」

ほむら「あっ…そ、そうだよね」

まどか「歩いて帰るのは怖いかも…」

ほむら「あ、あのっ…まどか」




72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 20:53:49.93 ID:vzQxfTXqO
まどか「うん?」

ほむら「良かったら…良かったらでいいんだけど」

ほむら「そのっ、わ…私の部屋に…」

まどか「あっ!」

ほむら「んと…その…」

まどか「えへへ、ありがと、ほむらちゃん」

ほむら「えっ?」

まどか「お言葉に甘えて、お泊まりしてもいいかな?」

ほむら「…うんっ!」




74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 20:56:37.71 ID:vzQxfTXqO
ほむら「じゃ、じゃあその…狭いけど…」

ほむら「あっ、いや…やっぱり私は床で寝るから…」

まどか「えー?それじゃあほむらちゃんが風邪引いちゃうよ?」

ほむら「でも…ベッドは1つしかないから…」

まどか「じゃあさ、一緒に寝ちゃおうよ?」

ほむら「えっ?」

まどか「てへへ、ダメかな」

ほむら「う、ううん…ダメじゃないよ」




78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 20:59:10.49 ID:vzQxfTXqO
まどか「ありがと、ほむらちゃん」

ほむら「うんっ」

ほむら「その…狭いけど、どうぞ」

まどか「てへへ、なんだか修学旅行みたいだね?」

ほむら「うん」

まどか「来月は修学旅行だし、一緒に楽しもうね?ほむらちゃん!」

ほむら「うんっ!」

まどか「てへへ、おやすみなさい」

ほむら「おやすみなさい」

ほむら「…えへ」




80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 21:01:59.69 ID:vzQxfTXqO
さやか「うーん!いい仕事したなぁ」

杏子「さやかは殆ど突っ立ってただけじゃんか」

さやか「あたしはまどかを召喚したからそれでいいのー」

杏子「まあそうだけど…ってあれ?」

さやか「んー?」

杏子「まどかは帰さなくてもいいのか?」

さやか「うん」

杏子「えっ?でもさ…」

さやか「ああすれば、2人はもっと仲良くなれるわけよ」




81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 21:04:26.86 ID:vzQxfTXqO
杏子「どういうことさ?」

さやか「この夜中にまどか1人を帰すわけにはいかないでしょ?」

さやか「だから、ほむらの部屋に泊まることになる」

さやか「イコール2人の仲はもっとよくなるってわけ!」

さやか「我ながら冴えるね、さーすがさやかちゃん」

杏子「…うーん、そういうもんかな」

さやか「そういうもんなの!」




83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 21:06:33.93 ID:vzQxfTXqO
さやか「んじゃ次行ってみよー」

杏子「あんま時間ないし、次でラストな?」

さやか「はいはい、次はマミさんだよ」

杏子「おっ、マミか」

さやか「どんな願い事だろうね?」

杏子「さぁ?わかんないや」


さやか「んじゃ気になるし、早速しゅっぱーつ」




84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 21:10:03.35 ID:vzQxfTXqO
マミホーム

さやか「ついたついたマミホーム」

杏子「だからそれは何なんだよ?」

さやか「分かりやすいでしょ?」

杏子「んー…」

さやか「そんなことより、マミさんは…と」

マミ「すぅー…」

さやか「いたいた、よく寝てるね」

さやか「しかもサンタさんの帽子被ってるし」




85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 21:14:02.30 ID:k+UHPXNg0
マミさんきた




86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 21:14:18.47 ID:vzQxfTXqO
さやか「こうして見ると幼く見えるね」

杏子「願い事はこの靴下の中か?…あった」

さやか「なんて書いてある?」

杏子「つーかサンタさん信じてるのか、意外だな…」

さやか「いいじゃん、かわいいし」

さやか「で、なんて書いてあるの?」

杏子「えーと…ま、マミ…あんた…」

さやか「んー?」

「サンタさんへ。親友が欲しいです。マミ」




87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 21:17:42.04 ID:vzQxfTXqO
さやか「…」

杏子「…」

マミ「すぅー…んっ…」

さやか「よっし!杏子、これはもう私たちがやるしかないよね!」

杏子「あ、ああ!そうだな!」

杏子(マミ…あんた…)

さやか「マミさーん?起きてくださーい」

マミ「んん…あれ?美樹さん?」

さやか「うん、そうだよ」




88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 21:20:31.56 ID:vzQxfTXqO
マミ「えーと…?」ボーッ

マミ「はっ!あっ…ごめんね?寝ちゃってて」

さやか「いや、あたし達が急に来ちゃっただけですし」

杏子「だから気にすんなよな?」

マミ「佐倉さんまで…待ってて?今紅茶の準備をしてくるから」

さやか「あっ、いいですよ、大丈夫」

マミ「でも」

杏子「いいっていいって」

マミ「…そう」




90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 21:22:42.23 ID:vzQxfTXqO
マミ「それで…どうして私の家に?」

さやか「あはは!いやぁー急にマミさんの顔が見たくなっちゃって」

マミ「えっ?そ、そうなの?」

さやか「そうそう、そうなんですよー」

さやか「ねー?杏子」

杏子「ああ、マミのやつ元気にしてるかなーって」

マミ「ふふ、ありがとう」




92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 21:26:09.99 ID:vzQxfTXqO
マミ「でもダメよ?こんな夜中に来ちゃ」

さやか「あはは、すんません」

マミ「あ、でも嬉しいんだけどね?」

マミ「でも…そう言うのは…」

マミ(もっと仲の良い人同士でないといけないわよね?)

マミ(仲の良い人…美樹さんや佐倉さんにとって、私はなんなんだろう…?)

マミ(ただの先輩…なのかしら…?)

マミ(お友だちって思ってたりは…してないわよね?)




95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 21:29:27.94 ID:vzQxfTXqO
マミ(美樹さんや佐倉さん…もっと仲良くなるにはどうすればいいのかな?)

マミ(私は…そういうのが苦手だから、分からないの…)

マミ(仲良くしたいって思ってるのに…自分から距離を作っちゃって…)

マミ(ダメだな、私…こんなんじゃいけないのに)

さやか「ね、マミさん?」

マミ「…どうしたの?」




96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 21:32:12.44 ID:vzQxfTXqO
さやか(マミさん…あたし達のこと、少なくとも親友とは思ってないんだよね?)

さやか(たしかに、親友と言える程の仲じゃないかもしれないけど)

さやか(あたしにとってマミさんは、大切な先輩で)

さやか(大切な友達なんだから)

さやか(だったら、マミさんに親友って思われる仲になりたい)

さやか(マミさんの為にも、あたしの為にもね!)




97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 21:36:21.26 ID:vzQxfTXqO
さやか「マミさん、もう冬休みじゃないですか」

マミ「ええ、そうだけど…それが何か…?」

マミ(冬休み…今年もひとりぼっちで年明けするのかしら…)

マミ(みんな、家族や友達、恋人と冬休みを過ごすのよね?)

マミ(でも、私は家族も恋人もいないし…友達はいるけど、そこまでの仲は…)

マミ(羨ましいなぁ…私もそんな冬休みを過ごしてみたい…)

マミ(みんなと一緒に)




98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 21:40:04.49 ID:vzQxfTXqO
さやか「冬休みは、あたしと一緒に遊びませんか?」

マミ「…えっ?」

さやか「いやぁ、ほんとはクリスマスとかも恭介…じゃなくて、えと…」

さやか「と、とにかく!あたし冬休み暇なんだよねー」

さやか「杏子、あんたも暇でしょ?」

杏子「ん?まああたしは何時でも暇だけどさ」

さやか「だからさ、3人で遊ぼうよ、マミさん!」

さやか「あたし達3人で…いや、まどかとほむらも誘って5人でさ!」




101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 21:44:21.59 ID:vzQxfTXqO
マミ「美樹さん…でもいいの?」

さやか「えっ?」

マミ「私なんかと過ごすより、他の友達と過ごした方が楽しいと思うわ」

マミ(…まただ、私のバカ)

マミ(せっかく美樹さんが誘ってくれたのに…なんでこんなこと言っちゃうんだろ)

さやか「えー?そんなことないですよ!」

さやか「あたし達の仲じゃないですか、ね?杏子もそうでしょ?」

杏子「ああ!」




102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 21:48:04.80 ID:vzQxfTXqO
マミ「私の仲?」

マミ(ただの先輩と後輩じゃ…)

マミ(もしかして、私を友達だって思ってくれてるの?)

杏子「なんだよ?それてもあたし達と遊ぶのは嫌かい?」

マミ「そ、そんな!嬉しいわ!」

さやか「えへへ、やっぱり嬉しいんじゃないですか」

マミ「あっ…」

杏子「なーに遠慮してんのさ?あたし達の仲じゃんか」




103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 21:50:24.82 ID:vzQxfTXqO
マミ「私の…仲…」

さやか「そうそう!私にとってはマミさんも杏子も大切な友達なんだからね!」

マミ「えっ?」

杏子「えっ?」

さやか「えっ?」

マミ「み、美樹さん…ほんと?ほんとに私のことを大切な友達って思ってくれてるの?」

さやか「…うん、もちろん」

さやか(そうだけど…なんで杏子も驚いてんのさ?)

杏子「さやか…」




104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 21:52:45.85 ID:vzQxfTXqO
杏子(さやか…あたしのこと友達だって思ってくれてたのか?)

杏子(…マジかよ?)

さやか「杏子?どうかした?」

杏子「えっ?あっ?いや、なにも?」

さやか「?」

杏子(そっか…さやかのやつ、あたしのこと友達って思っててくれたんだな)

杏子「ははっ」




108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 21:55:43.64 ID:vzQxfTXqO
さやか(杏子がなんか変だな…どうしたんだろ?)

マミ「美樹さん…ありがとう!」

さやか「マミさん?」

マミ「私…やっぱりダメな子よ…美樹さんは私のこと友達だって思っててくれたのに」

マミ「私は…美樹さんのこと友達って心から思えてなかったの…」

さやか「へっ?」

さやか(えっ?なにそれ?もしかして嫌われてんの?)




109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 21:58:50.00 ID:vzQxfTXqO
さやか「マミさん、それってどういう…」

マミ「私は…ずっと、あなた達と友達になりたいって思ってたの」

さやか「あっ…」

マミ「でも、なかなか友達になってだなんて言えなくて…」

マミ「私は、美樹さん達にとってただの先輩なんだろうなって」

マミ「そう思ってたの…」

杏子「マミ…」

杏子(あたしもそうかもな…)




111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 22:01:47.82 ID:vzQxfTXqO
杏子(あたしも、さやかからしてみれば仲間程度で)

杏子(友達だとは思ってないって…そう考えてたからな)

杏子(だからマミ、分かるよあたしもその気持ちがさ)

さやか「…マミさんはちょっと頭が硬いかもね」

マミ「えっ?」

さやか「友達なんて、そんな難しいもんじゃないでしょ?」

さやか「いちいち友達になってなんて言うやつそうそう居ないっての」




114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 22:05:12.62 ID:vzQxfTXqO
マミ「でも…」

さやか「それに、友達じゃない人と一緒に帰ったり」

さやか「一緒にケーキ食べたりしないでしょ?」

マミ「それは…」

さやか「それは、あたし達が友達だからなんですよ、マミさん」

マミ「友達…」

さやか「それに、あたしにとっちゃマミさんと杏子は大切な友達だからね!」

マミ「美樹さん…!」

杏子「さやか…!」




116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 22:09:17.31 ID:vzQxfTXqO
さやか(なんで一々杏子が反応するんだろ?)

さやか(なんかさっきから妙におとなしいし)

マミ「あはは…そっか…そうだよね」

マミ「私…やっぱりダメだ…おバカさんよ…」

さやか「あはは、大丈夫!マミさんはダメでもおバカさんでもないって」

さやか「マミさんは、大切な友達で大切な先輩」

さやか「あたし、これでもマミさんのこと尊敬してるんですからね?」

マミ「美樹さん、ありがとう…」




117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 22:11:12.83 ID:vzQxfTXqO
さやか「えへへ、わかってくれましたか?」

マミ「…うんっ」

さやか「よーし、ならいっそのこと、もっと仲良くなってみませんか?」

マミ「もっと仲良く?」

さやか「そう、例えば…親友とか?」

マミ「!?」

さやか「親友…うん、いいねぇ」

さやか「どう?悪くないでしょ?」




119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 22:14:47.04 ID:vzQxfTXqO
マミ「み、美樹さん…でも私なんかでいいの?」

さやか「そんなの関係ないって、自分が親友と思えば相手は親友なんですよ」

さやか「私はまどかの親友だって思ってるしね、まどかがどう思ってるかは知らないけど」

マミ「…」

さやか「だからさ、なっちゃおうよ、親友にさ!」

さやか「杏子、あんたも一緒にだよ?」

杏子「えっ?えっ?あ、あたしがか?」

杏子「あたしがその…親友になっていいのか?」

さやか「?」




122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 22:17:41.48 ID:vzQxfTXqO
さやか「何言ってんのよ、あんたもなるんだよ?マミさんの親友に」

杏子「いや、マミはわかるけど…その…」

さやか「ん?」

杏子「さやかの親友にも…?」

さやか「え?今さら?」

杏子「へっ?」

さやか「何言ってんのかわかんないけど、とにかくマミさんともっと仲良くなるの!」

杏子「あ…ああ…」

マミ「…美樹さん?」




123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 22:21:19.97 ID:vzQxfTXqO
さやか「はい?」

マミ「その…無理しなくていいのよ?無理して私なんかと仲良くしなくても…」

マミ「…そう言ってくれただけで、私は嬉しいから」

さやか「なに言ってんすか、そんなんじゃダメだって」

マミ「でも…」

マミ(私…なんでこんな事言ってるんだろう…)

さやか「じゃあ、明日から一緒に遊びましょうよ」

さやか「時間はたっぷりあるんだしさ」




124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 22:23:54.80 ID:vzQxfTXqO
マミ「ほんとにいいの?他の予定は?他の友達は?」

マミ(バカ…私のバカ…なんで素直になれないの…?)

さやか「もー!あたしがマミさんと遊びたいって言ってるんじゃないですか!」

さやか「だから、あたしの予定はマミさんと遊ぶことなの!」

さやか「それとも、あたしと遊ぶのは嫌ですか?」

マミ「そんな!すっごく嬉しいわ!でも…」

マミ「でもっ…」




126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 22:27:11.93 ID:vzQxfTXqO
さやか「うーん…どうもマミさんは遠慮がちだなぁ」

さやか「…そうだ!名前だよ名前!」

マミ「名前?」

さやか「あたしのこと、美樹さんじゃなくて、さやかって呼んでくださいよ?」

マミ「えっ?」

さやか「年下にさんなんて付けなくていいですし、名前で呼ばれた方があたしも嬉しいし」

マミ「私は…」




127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 22:31:27.38 ID:vzQxfTXqO
マミ(私も…美樹さん達のこと名前で呼びたいって思ってたわ)

マミ(でも…勇気が足りなくて、そう言えなかった…)

マミ(暁美さんが私に相談しに来てくれて…2人で頑張ろうって約束したのに…)

マミ(結局、私は何もできなかったのよ…)

さやか「実はさっき、ほむらがやっと名前で呼んだんですよね」

さやか(見てはないけど、絶対言ったはずだよ)

マミ「えっ?」

さやか「まどかのことを『鹿目さん』じゃなくて『まどか』ってね」

マミ「暁美さんが…?」




130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 22:34:14.81 ID:vzQxfTXqO
さやか「まどかは名前で呼ばれて絶対喜んでた」

さやか「だって名前で呼ばれた方が嬉しいもんね」

さやか「だから、マミさんも呼んでくださいよ」

マミ「…」

さやか「『さやか』『杏子』ってね」

杏子「あっ…」

さやか「杏子、いつまで黙ってんのよ?あんたも一緒なんだからね?」




131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 22:36:50.16 ID:vzQxfTXqO
杏子「えっ?あ、うん、わかった」

さやか「?」

さやか(杏子のやつ、さっきからどうしたの?)

杏子「マミ、あたし達は…友達!そう友達なんだからさ!」

マミ「佐倉さん…」

杏子「その、『佐倉さん』ってのやめて、『杏子』って呼んでくれよ」

杏子「なっ?」

さやか「そうそう、あたしも『さやか』ってね!」




132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 22:39:15.27 ID:vzQxfTXqO
マミ「…!」

マミ(暁美さんも勇気をだして名前で呼べたのよね)

マミ(なら…先輩の私も負けてられないわ)

マミ(それに…親友になってくれるって言ってくれてるのよ?)

マミ(こんなに嬉しいことはないわ…!)

マミ(だから…頑張るのよ!巴マミ!)

マミ「…」ゴクッ




134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 22:42:28.05 ID:vzQxfTXqO
マミ「…さやか、杏子」

さやか「おっ!」

杏子「!」

マミ「その…明日から一緒に遊びましょう?」

マミ「だって私たちは…」

マミ(頑張れ私…っ!)

マミ「し、親友になるんだから!」

さやか「はい!よろしく!」

杏子「ああ、頑張ろうな!」

杏子(あたしも頑張って、さやかとマミの親友になってやる!)




136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 22:45:51.87 ID:vzQxfTXqO
マミ(てへへ、やったぁ!)

マミ(やっと…やっと素直になれたわ!)

さやか「よーし!明日はまどかとほむらも誘って、遊びに出掛けよう!」

マミ「ええ!」

杏子「わかった!」

さやか「あははっ、これで冬休みの予定は決まったね!」

さやか「この冬休みはとことん遊ぶよ!」

マミ「そうしましょう」

杏子「へへっ!」




138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 22:48:45.10 ID:vzQxfTXqO
マミ「今日はありがとう、サンタさん」

さやか「へっ?」

マミ「ふふ、だって私が欲しかったものをくれたんだもの」

さやか「あぁ…でもちょっと違うんだよね」

さやか「サンタクロースかと思った?残念!さやかクロースでした!」

さやか「で、こっちがトナカイのあんこだトナ!」

杏子「う、うるせー!」




139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 22:51:39.64 ID:vzQxfTXqO
マミ「ふふっ、じゃあありがとう」

マミ「さやかクロースとあんこちゃん」

杏子「なっ、マミまで!」

さやか「いいじゃん、こうやって冗談言うのが楽しいんだからね」

マミ「ええ、そうね」

杏子「…まぁ、そうだな」

さやか「よし、じゃあ私たちはここらで一旦帰りますわ」

さやか「あと一人行かなきゃいけないんで」




140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 22:53:23.40 ID:vzQxfTXqO
杏子「えっ?」

マミ「そう、わかったわ」

さやか「じゃあ明日は4人でマミさんの家に行くから待っててくださいね」

マミ「うん、楽しみに待ってるわね?」

さやか「えへへ、それじゃ」

マミ「またねー」

杏子「またな」




141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 22:55:25.56 ID:vzQxfTXqO
さやか「いやー、明日から忙しくなるね」

杏子「ああ、でもさ」

さやか「んー?」

杏子「あと一人行かなきゃいけないってなんだよ?マミでラストじゃないのか?」

さやか「あぁ、実はそれ嘘」

杏子「はぁ?嘘ってどういうことだよ!」

さやか「あと一人ってのはさ、杏子」

さやか「あんただよ」

杏子「…え?」




144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 22:58:45.71 ID:vzQxfTXqO
さやか「さやかクロースは杏子の願い事も叶えてあげる!」

杏子「さやか…ありがとな」

さやか「何でも言ってくれたまえ?」

杏子「でも、あたしはもう大丈夫だよ」

さやか「えー?なんで?」

杏子「なあ…さやか」

さやか「なに?」

杏子「あたし達って…と、友達だよな」

さやか「え?違うよ」

杏子「…え?」




146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 23:02:14.16 ID:vzQxfTXqO
杏子「な…あたしとさやかは友達じゃないのか…?」

杏子「なんだよそれ…」

さやか「友達じゃないって言うかさ」

杏子「…」ウルウル

さやか「ちょっ!なに涙目になってんのさ?」

杏子「うるさいっ!」

さやか「あぁーごめん、言い方悪かったわ」

杏子「え…?」

さやか「あたしとあんたは友達じゃくって親友」

杏子「えっ?」




147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 23:04:26.71 ID:vzQxfTXqO
杏子「あたしとさやかが親友?」

さやか「うん、だからこうやって今も2人でいるんじゃん」

さやか「杏子がいなかったら、あたしは1人でやらなくちゃいけなかったんだし」

さやか「なんだかんだで、あんたには感謝してるよ?」

杏子「さやか…」

さやか「ん?」

杏子「あっ、いや…そ、そうだよな!そうなんだもんな!」

さやか「うん、今日はありがと」




149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 23:06:27.69 ID:vzQxfTXqO
杏子「へへっ…!」

さやか「だからさ、そのお礼も含めて杏子の願い事を叶えてあげるって言ってんのよ」

杏子「ありがとな、でもやっぱり大丈夫だよ」

さやか「遠慮しなくていいよ?」

杏子「そうじゃないんだ、あたしの願い事はもう叶ったんだよ」

さやか「え?そうなの?」

杏子「ああ!」




150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 23:08:23.26 ID:vzQxfTXqO
杏子(だってさ、あたしの願い事は…)

杏子(さやかと仲良くなりたい、だからな)

杏子(友達どころか親友だなんてな…へへっ)

杏子「さやか!」

さやか「ん?」

杏子「ありがとな、あたしのサンタさん」

杏子「いや、さやかクロース!」

おわり




151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 23:10:11.25 ID:Jd1fYI5R0
イイハナシダナーーー!




152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 23:11:52.55 ID:1hZDBNFg0





158 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 23:14:39.43 ID:jcI7ud2JO

さすがみんなのさやかちゃ……さやかクロースだ




170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 23:41:52.34 ID:nfy/OSr9P
乙!







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コメント
この記事へのコメント
  1. 名前: 通常のナナシ #K4hmh3UY: 2011/12/27(火) 01:18: :edit
    華麗なる1ゲット
  2. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/12/27(火) 01:50: :edit
    この流れでうしじまはどうよ……
  3. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/12/27(火) 01:51: :edit
    感動した!
    さやかはさやカスとか言われてるけど、普通にいいやつだよな
  4. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/12/27(火) 02:11: :edit
    さやかのふとももにおにんにんはさみたいよぉ
  5. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/12/27(火) 02:13: :edit
    久々にいい話しだったw
    ほむほむがめっちゃかわええw
    三つ編みメガネだった頃を想像して読んでたw
  6. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/12/27(火) 04:15: :edit
    amazon…
  7. 名前: 通常のナナシ #mQop/nM.: 2011/12/27(火) 08:21: :edit
    >杏子「2がいっぱいだー!」

    ボーボボか! と思ったけどそういえば杏子=ビュティだったね。
  8. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/12/27(火) 08:55: :edit
    会話のテンポがよくない
    お前ならもっとサクサクいけるて
  9. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/12/27(火) 10:25: :edit
    ※5
    これ絶対メガほむだよ、呼び方とかその辺からして
    しかしさやかクロース凄いな

    みんないい子でかわいかった
  10. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/12/27(火) 11:14: :edit
    さやかクロスファイヤーハリケーンスペシャル!!かわせるか!
  11. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/12/27(火) 21:20: :edit
    Amazon…おい
  12. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/12/28(水) 00:45: :edit
    あんこ「イイハナシダトナー」
  13. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/12/28(水) 03:21: :edit
    ヨカッタトナー
  14. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/12/28(水) 10:14: :edit
    タイトルだけで満足
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