垣根「『ていとくん』って何?」その1

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2011/08/11(木)
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 00:10:20.45 ID:GI0PprxTO
垣根「『ていとくん』って何?」

心理定規「あだ名でしょ」

垣根「誰の?」

心理定規「あなたの」

垣根「……」

垣根「え?マジで??」




2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 00:12:05.27 ID:GI0PprxTO
垣根「てっきり何かのマスコットキャラクターの名前かと思ってたぞ。
平仮名5文字で語尾が『くん』とか」

心理定規「帝督に『ん』を付けて『ていとくん』なんでしょ」

垣根「なるほど」

垣根「……」

垣根「何かバカにされてるような気がする…」

心理定規「どっちかと言うと愛称じゃ?可愛らしい名前じゃない」

垣根「ダメだ。どうしたって蔑称にしか思えねえ」

心理定規「あなたってそんなにネガティブだったっけ」




6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 00:17:24.71 ID:GI0PprxTO
垣根「どうしてこうなった!?第1位じゃないから、こんなわけわからん蔑称が付いたのか!?
はっ、何もかも一方通行のせいというわけか。やっぱあいつは殺す必要があるな」

心理定規「何その責任転嫁(というか一方通行にもあだ名はあるけど。敢えて言ったりはしないけど)」

垣根「というわけで第1位を潰す」

心理定規「いってらっしゃい」

垣根「え?お前は?」

心理定規「買い物でもしてくる」

垣根「俺たち同じスクールじゃなかったか」




7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 00:19:33.72 ID:GI0PprxTO
心理定規「だってそれ、単にあなたの私的な問題じゃない。私まで動く義理はないわ」

垣根「あのな。前にも言ったと思うが、いずれ俺はあいつを潰す予定だった。
1位の座をもぎ取り、アレイスターとの交渉権を握るためにもな。もちろん、そのときには
俺のみならずスクールにとっても良い条件を、あいつから引き出すつもりだ。お前にだって利益はあるぞ」

心理定規「だとしてもパス」

垣根「つれないこと言うなよ…」

心理定規「一方通行に私のメジャーハートが効くとは思えないから。知っての通り、私の能力は
対象の『他人に対して置いている心理的な距離』を識別し、その心理的距離を自在に調整できるもの。
普通の超能力者や一般人ならともかく、あんなイレギュラーには使いたくないわ」

垣根「…ははっ。お前、もしかして、あいつには『攻撃を躊躇させるほどの親しみのある他人』がいないって、
そう思ってんだな?確かに、あいつには黒い噂がいろいろあるからな。そう思うのも無理はねえ。けどなぁ…
俺は知ってんだよ。あいつにも一応『守ってやらなきゃいけねえ存在』はあるってことが。
アレイスターもそう言ってたぜ。確か打ち止めとかいう小さな少女だったか」

心理定規「いや、知ってるけど」




9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 00:25:10.42 ID:MfcOJGJ30
垣根「え?」

心理定規「知ってて敢えて言ってんのよ。そもそもあいつの反射に効くかどうかもわかんないし、
仮に効いたにせよ、『可愛さ余って憎さ百倍』って言葉があるじゃない?だからパスって言ったの」

垣根「あぁそう。もういいわ、俺一人で潰す。っていうか、元からお前は宛てにしちゃいねえんだよ」

心理定規「(え?逆切れ?こんなんだから『ていとくん』って呼ばれんのよ)

垣根「お前の手がなくても、俺には人質って手があるからな。これであの一方通行も終わりだ」

心理定規「人質がないと勝てないってのも、何か情けないわね」

垣根「感情を操作するお前には言われたくねえよ!っていうか、別になくても勝てる」

心理定規「…強がり?」

垣根「おいコラふざけんな。俺の未元物質をお前も知ってんだろう??常識が通じないだけに
反射も効かねえんだからな。1位1位言うが、本来あんなヤツ俺の敵でもねえ」

心理定規「じゃあ、正々堂々戦ったら?」




13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 00:29:57.29 ID:MfcOJGJ30
垣根「…冷蔵庫」

心理定規「え?」

垣根「あいつと戦ってたら、いつのまにか冷蔵庫になってた」

心理定規「それ日本語?」

垣根「人の話を最後まで聞け!!とにかくな、そんな夢を昨日見たんだよ」

心理定規「(どういうリアクションをとれば良いのかしら)」

垣根「何かとてつもなく嫌な予感がするんだよ…普通に戦ったらやばいと、俺の本能が告げてる」

心理定規「意味がよくわからないけど、そうなら戦うのやめたら?」

垣根「そういう問題じゃねーんだよ。たとえ死んでも『ていとくん』ってだけは呼ばれたくねえ!」

心理定規「難儀な人ね…」




15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 00:33:07.24 ID:MfcOJGJ30
垣根「というわけで、俺はこれから打ち止めってのをさらってくる」

心理定規「そう。頑張ってね」

垣根「マジで手伝う気ねえんだな」

心理定規「そんなに手伝ってほしかった?」

垣根「結局お前はどうしたいのよ…」

心理定規「買い物」

垣根「いってらっしゃい」

……

垣根「いやいや、俺も出かけねえと」




17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 00:36:35.05 ID:MfcOJGJ30
垣根「確かアレイスター情報だと、大体この時間帯ならこのコンビニ周辺にいるはず。
最近は『おっとっと』に『キャベツ太郎』、『バブルソーダガム』や『たけのこの里』にはまってるとか何とか。
…純粋に思うんだが、何で商品の銘柄まで知ってんの?詳しすぎじゃね?
ストーカーの域がじゃねえかアレイスター。プライバシーも糞もねえな」

打ち止め「あれぇ!?どうして今日に限って『おっとっと』も『キャベツ太郎』も
『バブルソーダガム』も『たけのこの里』も売り切れなの!?ってミサカはミサカはひどく憤慨してみる!!」

垣根「しかも当たってるし。…にしても4つともピンポイントで売り切れとは。運が悪いにもほどがあんぞ」

打ち止め「うぅ…どうしよう。他のお店に行けばあるかもってミサカはミサカは自分を奮い立たせてみる!!」

垣根「あきらめて外に出てきたか。よし、捕まえるなら今だな。
どういうわけかは知らんが、ちょうど一方通行もいないし」

打ち止め「あ!あなたは10032号!!ってミサカはミサカはとりあえず確認してみる!」

垣根「!?」

御坂妹「おや、こんな所で会うとは奇遇ですねと、ミサカは挨拶代わりにそう言い放ちます」




18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 00:39:58.15 ID:MfcOJGJ30
打ち止め「どうしてあなたはここに?」

御坂妹「今から夕食の買い出しに行くところです。そう言うあなたは?とミサカは聞き返します」

打ち止め「ここのコンビニに立ち寄らなかったってことは、近くのスーパーに行こうとしてるんだよね!?
私も買いたいお菓子があるから、そこまで一緒に行こうよってミサカはミサカは提案してみる!!」

御坂妹「とりわけ拒む理由もありませんと、ミサカはその提案を承諾します」

垣根「邪魔が入ったか…。まぁ、一人増えたところで俺の能力をもってすれば簡単にさらえるが…
対象とは関係のない人物まで巻き込むのは俺の流儀に反する。明確に邪魔してくるなら容赦はせんが。
なぁに、時間はまだあるんだ。余裕をもって、その隙をうかがうさ」

その頃

黄泉川「あれー?また打ち止めいなくなってんじゃん。というわけで、一方通行!」

一方通行「…まったくもって嫌気がさすぜェ。すっかりお決まりのパターァンになっちまった」

黄泉川「私の言いたいことは伝わったようだね」

一方通行「ったりめーだろォ!?何回同じやり取り繰り返してると思ってんですかァ!?
探しに行けばいィんだろ探しに行けば。ったく、すぐ目ェ離せばこれだ…」




20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 00:43:20.49 ID:MfcOJGJ30
そして、再びその頃

上条「ったく、インデックスのやつ…おやつが切れたからって菓子を買い占めてこいなんて
狂気の沙汰じゃねえぞ!?おかげで上条さんの財布は底をついてしまいましたよ」

??「キャ!」

上条「うお!?すみません!ケガはありませんでしたか!?」

心理定規「あ、はい、大丈夫です。こちらこそよそ見をしててすみません。
(あれ?この人…もしかしてアレイスターが言ってた幻想殺しの少年?
顔写真で見た人と一致してるわ。へぇ…彼があの一方通行を)」

上条「?どうしたんですか?」

心理定規「あぁ、何でも。…ねえ、せっかくですし、どこかでお茶なさらない?」

上条「…え?今…何と?」

心理定規「どこかに食べに行きません?とお誘いしてるんですよ。…ご迷惑でなければ。
(垣根が倒そうとしてる第1位を倒した少年。どういう人間なのか、純粋に興味があるわね)」




22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 00:47:01.95 ID:MfcOJGJ30
上条「い、いやいや!ご迷惑とかとんでもないですよ!(これって…あれか?まさかの逆ナンってやつか??
まさかこんな日が来るなんて…。不幸体質だっただけに明日にでも空から隕石降ってきそうで怖いぜ…
あ!ちょっと待て!?今俺の財布の中身って…)」

上条「…あの、お誘いいただいて悪いんですが…。というのも、さっき買い物したばかりで
お金がほとんど残ってないんです…(やっぱ不幸だった)」

心理定規「あら、そうだったんですか。通りでそんなに買いこんでらしたのね。
…もしかしてお菓子ですか?」

当たり前だが、あまりに買いすぎてしまったためか、ビニール袋がパンパンになってしまってる。
その入り口からスナック菓子の先が覗いてるというのは、決しておかしなことではない。

上条「そうですね…ははっ…。ちなみに、全部お菓子なんですよ。知り合いに頼まれまして…」

心理定規「そういうことでしたらそのお菓子、私に少し分けていただけるかしら?
代わりに食事代は私が出しますので」

上条「えぇ!?(菓子少しと食事って、明らかに値段釣り合わなくないか!?
いや、万一釣り合ってたにせよ女性に奢らせるというのは何とも気分が…)」

??「こぉら!!見つけたわよッ!!ゲコ太シールを買い占めたのは…あんたねぇ!?
あんたでしょ!?その手に持ったはち切れんばかりの菓子袋がその証拠よッ!!」




23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 00:51:45.48 ID:MfcOJGJ30
上条「いぃ!?御坂!?いや、俺は決してシール目当てではなく中身のチョコレーt」

美琴「言い訳はいいわ!!今日という今日は…許さないんだからぁ!!」

上条「うおおおお!?落ちつけ!電撃はやめろって!!…くそ!」

彼の右手がそれを打ち消す

心理定規「(今のが幻想殺しね。そして向こうは…第3位の超電磁砲か。
彼女ともできればお茶したいとこだけど、この様子じゃ無理そうね)」

上条「くっ!逃げましょう!」

上条は、心理定規の手を取り走り出す。別に一緒に逃げる必要はなかったのだが…
いつもの彼の人を助ける癖か、つい反射的に手を取ってしまっていた。




24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 00:55:15.67 ID:MfcOJGJ30
一方通行「どこ行きやがッたあのクソガキ。最寄りのコンビニと言えば
この辺だよなァ?中にはいねェっぽいが」

海原「僕としたことが…美琴さんを見失ってしまった」

一方通行「……」

一方通行「(見なかったことにしよう)」

と思いかけた一方通行だったが、コンビニでうろうろしていたのなら
打ち止めを目撃している可能性もある。癪だったが、とりあえず話しかけた。

海原「!?見つかった!?トラウィスカルパンテクウトリの槍!」

一方通行「無差別に口封じですかこの野郎ォ」

海原「はっ、いけない。正気に戻らなくては」

とっさに取りだした黒曜石のナイフをしまう海原

一方通行「ストーカーしてる時点でもはや正気じゃねェけどな」

海原「一方通行さんじゃないですか。何か用ですか?」

一方通行「切り替わり早ェなお前…。この辺で打ち止め見なかッたか?」




25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 00:58:09.47 ID:MfcOJGJ30
海原「あぁ、彼女なら見ましたよ。方向から察するに…
近くのスーパーにでも行ったんじゃないですかね」

一方通行「そォか。報告ご苦労さン」

海原「あの、僕からも聞きたいんですが美琴さんを見かk」

一方通行「知らねェよッ!!!」

その頃、彼の探す打ち止めは

打ち止め「ちょっとー!どういうこと!?何でここにも『たけのこの里』がないのかなぁ!?
ってミサカはミサカは地団太を踏んでみる!」

御坂妹「『バブルソーダガム』だけでも、あっただけ良かったではないですか。それに『たけのこの里』の
代わりとなる『きのこの山』ならたくさんありますと、ミサカは購入の検討を薦めてみます」

打ち止め「『きのこの山』も嫌いじゃないけど…この前食べすぎちゃったからいいのって
ミサカはミサカはその検討を拒否してみたり」

御坂妹「しかし、味は同じチョコレート味ですと、ミサカは」

垣根「食感が全然違うだろ!?」

御坂妹「えっ」

垣根「えっ」




27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 01:00:13.20 ID:MfcOJGJ30
垣根「(!?思わず突っ込んじまいやがった…)」

垣根はそばを離れる

打ち止め「?どうしたの10032号?」

御坂妹「…いえ、それでも食感が違うと、ミサカは
愉快な誰かさんの助言により訂正させていただくとします」

垣根「(やべえ…今のはマジで危なかった。打ち止めのほうに気付かれてないだけでもよかったか)」

打ち止め「それにしても『おっとっと』も『キャベツ太郎』も無いってどういうことなのかな!?
ってミサカはミサカはあまりの事態のありえなさに困惑してみる!!」

御坂妹「売り切れ…というわけではないようです。おそらく、そもそも入荷自体されていない
商品だったのではないかと、ミサカは静かに分析してみます。コーナーやそれと思しき棚もありませんし」

打ち止め「スーパーって何でもあるわけじゃないんだね…とミサカはミサカは落胆してみたり」

御坂妹「私は買い出しが終わりましたが、あなたはこれからどうするので?」

打ち止め「うーん、まだ(外が)明るいし、他のお店にも行って探してみようと思う!」

御坂妹「わかりました。あなたの健闘を祈って、ミサカはこれを別れの言葉とさせていただきます」

打ち止め「ここまで付き合ってくれてありがとねー!ってミサカはミサカはお礼を言ってみたり!」

垣根「(これでようやく一人になったな。期は訪れたというわけだ)」




29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 01:07:13.81 ID:MfcOJGJ30
上条「…すみません、思わず手を取って走ってしまって」

心理定規「それはいいのだけれど、走ったから汗をかいてしまったわね」

上条「あ、それならハンカチを…!あれ、ない…(ポケットに入れ忘れた…不幸だ…)」

心理定規「いいわ、私もってるもの。それより走らされた分、本来しようと思ってた買い物が
できなくなっちゃった。お店も離れたし、時間も奪われたものね。だから、私の言うこと聞いてくれる?」

上条「それはそれは、何なりと…」

心理定規「食事代を私に支払わせる気にはなったかしら?」

上条「ええ!?でも」

心理定規「言うこと聞いてくれるんじゃなかったのかな」

上条「う、うーむ(なるほど、逆手に取られた。…さすがに、ここまで親切にされて突っぱねんのは失礼だよな)
じゃあその好意、ありがたくいただこうと思います!」

その頃

一方通行「スーパーの中にもいないみてェだが…。一体どこまで行ったんだァあのクソガキは」

結標「……」





32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 01:11:33.49 ID:MfcOJGJ30
一方通行「…何だァありや」

結標がスーパーの看板近くで腰を下ろしていた。ただし、何かから隠れるように。

一方通行「(見なかったことにしよう…)」

と思いかけた一方通行だったが、スーパーの外でたむろってたのなら打ち止めを目撃している可能性もある。
癪だったが、とりあえず話しかけた。デジャヴなのは気にしない。

一方通行「お前、何してンだ?」

結標「っ!!」

一方通行「あ」

結標のそばにあった看板が消滅していた

結標「ちょ、ちょっと!?あなたが驚かすから!うっかり看板をどっかに飛ばしちゃったじゃない!?」

一方通行「うっかりってレベル超えてンぞそれ…お前危険すぎ」

結標「って、やば!今顔を出したら…って、どうやらもういないようね」

一方通行「面倒だが聞いてやる。何やッてたのお前?」




35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 01:15:48.01 ID:MfcOJGJ30
結標「…私が以前、とある空間移動能力者の風紀委員と対峙したのは知ってるわよね?
さっきまでそいつが近くにいたから。だから隠れてた。だって気まずいでしょ?何んとなく」

一方通行「ところで話は変わるけどよォ」

結標「今の私の話、聞いてなかったでしょ」

一方通行「打ち止めを見なかッたか?こっちに来たみたいなんだがなァ」

結標「あの小さな女の子のこと?スーパー出て駅の方へと行ったけど?」

一方通行「…ため息が出るな。一体どこまで捜索範囲広げるつもりなんですかねェあのガキは」

その打ち止めはというと

打ち止め「だ、大丈夫!?ってミサカはミサカはとても心配してみたり!」

垣根「いってええええええぇぇぇぇぇぇぇえええええぇぇぇええぇぇっ!!!」

頭をさすり、のたうち回る垣根を心配していたのであった。

垣根「(な、何が起こった!?今!何が起こった…ッ!?)」

突然頭上から看板が降ってきた




38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 01:20:01.74 ID:MfcOJGJ30
いつもの彼なら未元物質で打ち消すこともできたのだろうが…なんせタイミングが悪すぎた。というのも、
打ち止めを背後から捕まえようとした直後の出来事だったのである。彼は一方通行とやり合うまで
人質に傷をつけるようなマネはしない。であるがゆえに、害が及ぼす可能性のある未元物質の機能を意図的に
この時シャットアウトしていたのであるから。もちろん完全にではないが(打ち止めにも電気攻撃があるので)

垣根「(この看板が小さかったからよかったものを…。もし大きく打ちどころが悪かったら
俺今頃昇天だぜ?誰の仕業かはわからんが、この学園都市第2位様に一撃を加えたことだけは誉めてやる)」

垣根は無駄にダイナミックな動きで、急いでその場から離れた

打ち止め「ちょ、ちょっと!ケガしてるみたいだったけど大丈夫なの!?ってミサカはミサカは…
っていなくなっちゃった。まぁ、あんなに元気よく跳び上がれるんなら大丈夫だよね?って
ミサカはミサカは安心して心を落ち着けてみる」

??「ど、どうしたんですか!?今こっちの方から悲鳴が聞こえたんですが…」

打ち止め「?お姉ちゃんは?」

初春「風紀委員の初春飾利っていいます。お譲ちゃん、今何があったのか見てたかな?」

打ち止め「うーん、よくわかんないけど、たぶん何でもないと思うってミサカはミサカは告げてみたり」

初春「そっか。教えてくれてありがとね。(おかしいなぁ…どう考えても悲鳴が聞こえた気がしたんだけど)」

そのときだった。不意に、打ち止めの目が初春の手提げ袋からはみ出してるものに釘付けとなった。

初春「?どうしたのお譲ちゃん?」

打ち止め「そ、それ、もしかして…っ!」




39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 01:25:10.59 ID:MfcOJGJ30
初春「ん?もしかして、このお菓子のことかな?」

それも、打ち止めが探してる一つである『キャベツ太郎』だったのだ。

初春「…はい!」

打ち止め「え!?このお菓子くれるの!?」

初春「もちろんです。(ホントは佐天さんに頼まれたものだったけど…まぁ、たまにはいいよね)」

打ち止め「ありがとうお姉ちゃん!!ってミサカはミサカは目を輝かせて感謝の意を伝えてみる!!」

そしてその頃、上条たちはとあるファミリーレストランへといた。

上条「(本当はインデックスもここに連れてきたかったが…いやいや、そんなことをしたら彼女の
金銭的負担が増えて申し訳ないし、というか、いつもいつも俺が買い出しに走らされ料理をやらされ、
そして噛みつかれてんだから…たまには良い思いをしたっていいはずだろう!?うむ、そう言い聞かせよう)」

心理定規「ところで、そのお菓子袋見せてくれないかな。さっきから気になってたの」

上条「え?あ、あぁ、そっか。そういやお菓子をあげる約束でしたね。どうぞ。…しっかし」

どうにも、こんなどこにでもありそうな駄菓子と『彼女』との釣り合いが取れない。
金銭的な意味ではない。ようやく落ち着いた今だからこそわかるのだが、彼女は派手目のドレスを着ている。
顔もどこか日本人離れしていて、いかにもなお嬢様と見えたからだ。もっとも、同じお嬢様といっても
その雰囲気は美琴やどこぞやの風紀委員とは違うものだったが。




40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 01:31:39.59 ID:MfcOJGJ30
上条「(こんな庶民っぽい食べ物を…ね)」

心理定規「あら?私がこのお菓子に興味を示すことがそんなに不思議かしら?」

どうやら顔に出てたらしい

心理定規「確かに、普段私はこういった類の物は食べないわ。だからこそ興味があるの」

上条「(なるほど…彼女からすれば珍しいわけか。ま、何にせよ気に入ってもらえたのなら何よりだ)
好きなものがあるなら、自由に取ってもらっても構いませんよ。さすがに全お菓子の半分はきついですが…」

いくらなんでも、そこまでインデックスを足蹴にはできない。

心理定規「最初に言ったでしょ?『少し』だって。そんなに心配しなくても大丈夫よ」

さすがに外食店なだけあってその場で菓子袋を開封することはなかったが、その袋の外見、パッケージや
イラストを彼女はくまなく見ていた。中身以外であったとしても、その様は珍しかったのかもしれない。

心理定規「♪」

上条「(あぁ…この楽しそうな笑顔が見れただけでも、今日上条さんは
ココに来た甲斐があったというものですよ。あれ?そう言えばまだ名前すら聞いてなかったな…)」

自己紹介をしようかと思った、その時だった。近くの席から怒声のごとく声が発せられる。

麦野「はーまーづーらあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁあああああッ!!!」




41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 01:37:21.06 ID:MfcOJGJ30
嗚呼…。まさに、こういうのをKYって言うんだろうなと噛みしめた上条少年だった。

麦野「頼んでたはずのロールケーキがないって、どういうことだコラアァ!?」

浜面「いや、だって売り切れだったし…」

麦野「だったら他の店へにでも行け!てめえについてるその足は何だ??ただの飾りか!?
それくらいの機転はな!小さな子供にだってできることなんだよォー!!」

打ち止め「はっくしょん!」

誰かが噂したような気がしたが…。まぁ気のせいだろう。

打ち止め「うーん、暗くなってきたってのもあって少し冷えてるのかも。
これは早くお菓子を買え揃えないとまずいかも!ってミサカはミサカは少し焦ってみたり」

というわけで、駅前のコンビニへと急ぐ打ち止めなのであった。そして場面は戻る。

浜面「これでも俺、頑張ってきた方だと思うんだけどな…」

フレンダ「確かに、見事にロールケーキ以外は買い占められてるね」




42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 01:42:44.63 ID:MfcOJGJ30
絹旗「『たけのこの里』だってこんなにいっぱいあるし…浜面のくせに生意気です」

麦野「いやいや、こんなの子供のお使い程度だから。誉めるに値しないっての」

絹旗「そういうことを言ってるのではなく。浜面程度が『たけのこの里』を
大人買いしてみたという、その豪快極まりない事実が問題なんですよ」

浜面「もうなんか意味不明なんだが…。お前、俺を叩こうと思えば理論すら壊すだろ?」

滝壺「大丈夫。私はそんな大人買いする浜面を応援してる」

浜面「毎回毎回大人買いする人間って、何か嫌なヤツっぽくね!?
っていうか俺は違うからな!?基本的にはこいつらの指示なんだからな!?」

フレンダ「でも、浜面だって嫌々大人買いしてるわけじゃないんでしょ?」

絹旗「それを人のせいにするとか、マジ最低ですよねー」

浜面「何このひどい仕打ち」

その頃

美琴「結局あいつはどっかに行っちゃったし…。ええい!!こうなったら甘いもんでも食べて
ストレス発散するわよ!!というわけで今スーパーにいるわけだけど…何だこりゃ。
なにゆえ『たけのこの里』が売り切れで『きのこの山』がこんな大量に余ってるわけ…?
何かしらの陰謀を感じるわ。…まさか!これは、私に『きのこの山』を買えっていう何かしらの
お告げ!?そりゃ私だってどっちかと言うとたけのこよりきのこのが好きだけどさ…」




43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 01:48:03.19 ID:MfcOJGJ30
黒子「お姉さまの好物を、また一つ発見いたしましたわーっ!!お姉さまは
『きのこの山』派だったんですね!頭の中に刻んでおきます!!もう、お姉さまったら…
そうならそうとこれまででも私に言ってくださればよかったのに」

美琴「あんたどこから!?」

黒子「とにかく買い占めましょう!!」

美琴「え??ちょ、ちょっと、待」

棚の『きのこの山』を全部カートに乗せ、レジへと突撃する黒子

美琴「あんなに買いこんで一体どうするつもりよ…」

ふと思った。そういえばあいつはどっちの派なんだろうなって。気付いた時には電話をしていた。
まぁ、よしんば買いすぎたのを食べてもらおうかなって算段もあったんだけど。

上条【ん?お、御坂じゃねえか。お前から電話って珍しいな。どうしたんだ?】

ここでふと、美琴は我に返った。私は一体何をやってるのかと。
今から自分がこいつに聞こうとしてることは、相当にくだらないことなんじゃないかと…




44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 01:51:31.16 ID:MfcOJGJ30
美琴「あ…え、ええっと…??私は何を言おうとしてたんだっけ…」

上条【おいおい、さっきはあんなに怒り飛ばしておいて今度はそれか。よくわからんやつだな】

美琴「よくわからないですって…?!」

そこで美琴の闘争本能に再び火をつけた

美琴「誰のせいでこんなことになっとると思ってんだゴルアアァァァァァ!?
いいから教えなさい!!あんたは『たけのこの里』と『きのこの山』、どっちが好きなの!!?」

上条【み、御坂…?】

黒子「お姉さま…?ど、どうされたので…?」

買い終わったのか黒子が戻ってきていた。とても心配そうな目をしていた。

美琴「(やってしまった…)」




45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 01:56:55.42 ID:MfcOJGJ30
上条【え、ええっとだな…。質問の意図はわからんが、敢えて言うなら『きのこの山』かな】

美琴「!!」

それを聞いた瞬間だったろうか、これまでのフラストレーションが一気に引いていくのがわかった。

美琴「そ、そうよねー!私さ、あんたなら『きのこの山』って言うと思ってたのよ!!
ちょうどいいわ!!買いすぎちゃったからあんた食べていいわよ!!」

上条【え?え?】

美琴「というわけで、今から例のいつもの公園まで来ること!!待ってるから!!」

そして唐突に電話は切られる

上条「何なんだ一体…」

心理定規「どうしたの?」

上条「自分にもよくわかんないんすけど、何か用事ができたっぽくて。あのビリビリめ…」

心理定規「ビリビリって、もしかしてお相手はさっきの超電磁砲さんかしら?」

上条「そうですね。ホント、いつもいつも破天荒なやつで…」

心理定規「仲がよろしいのね」

上条「い、いや…仲が良い…のか?無関心ではないのは確かっぽいけど。たぶん悪い意味で…」




46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 01:58:49.09 ID:MfcOJGJ30
一方通行「さて。駅前近くに来たはいいものの、あいつはどこ行きやがッた?
まさか電車乗っちゃったとか、そんな愉快な話はねェよなァ?骨が折れるってレベルじゃねェぞ」

小萌「土御門くーん!どこに行ったんですかー?先生怒りますよー!」

土御門「いいぃぃ!?おいステイル!人払いの術が効いてねえぞ!?どういうことだにゃぁ!?」

ステイル「僕に言われても困る!人払いはちゃんとやってるぞ!?術式範囲から逃れるたびに
彼女が僕たちのほうを捕捉してくるんだから、どうしようもないだろう!?」

一方通行「……」

一方通行「(見なかったことにしよう…)」

と思いかけた一方通行だったが、駅前近くを闊歩してたのなら打ち止めを目撃している可能性もある。
癪だったが、とりあえず話しかけた。もはやデジャヴを気にしてしまっては負けだろう。

土御門「お!一方通行!ちょうどいいところに!ちょっと頼みがあるんだにゃー」

話しかけようと思ったら、逆に捕捉されてしまった

土御門「確かお前、小萌先生と知り合いだったよな!?
俺たちはあっちに行ったって彼女にそう伝えてくれないかにゃー!」

一方通行「はァ!?どうして俺がそンなことしなくちゃなら」

土御門「後は頼んだにゃー!」

一方通行「後で殺す」




47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 02:00:12.22 ID:MfcOJGJ30

小萌「あ!一方通行君じゃないですか!この辺で金髪でグラサンかけた少年見ませんでした??」

一方通行「…逃げてるらしィそのアホなら、向こうの繁華街へと行ッたぜ」

小萌「おお!それは本当ですか!?ありがとうございます一方通行君!」

と言い、土御門たちとは違う方向へと足を運ぶ小萌先生。

土御門「いや~助かったにゃー。やればできるじゃないか一方通行!」

一方通行「そォか。じゃ、死ぬ準備はできたか?」

土御門「ステイル助けてー!!」

ステイル「冗談じゃないッ!!これ以上君のくだらんプライベートに付き合ってられるか!!
そもそも、ここまで助力してもらえただけでもありがたく思え!!僕は帰らせてもらうぞ!!」

土御門「は、薄情者ー!ろくでなしー!」

ステイル「もとはと言えば、君が僕を巻き込んだんだろうがッ!!」

そう言い残し、立ち去るステイル

一方通行「遺言でも聞かせろやァ。お前は何をやッてたワケ?」




48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 02:02:36.26 ID:MfcOJGJ30
土御門「いやー、補習サボっちゃってな。そのせいで小萌先生から追いかけ回されてたとこなのよ!
ステイルとは途中偶然出会って、助けてもらってたってとこだにゃー」

一方通行「…血液でも逆流させるかァ」

土御門「ま、待て!交換条件だ!お前がわざわざこんな遠方まで出向いてるってことは
打ち止めとかいう…お前の保護下にある少女だったか??彼女でも探してたんだろう!?」

一方通行「だったらどォした?」

土御門「ここから近くのコンビニに向かってったぞ!」

一方通行「だからァ?」

土御門「じょ、情報を提供したんだ…ここは見逃してくれないかにゃー…」

一方通行「……」

一方通行「ケッ。ここでお前を殺ッて、返り血浴びたまんまガキに会うわけにもいかねェからな。
今度会ったら、そのガキに感謝でもしとくんだなァ三下ァァァ!!」




72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 18:09:33.93 ID:MfcOJGJ30
そしてその頃。店を出る二人、辺りはすっかり夕方である。

上条「今日は奢っていただいて本当にありがとうございました!!」

心理定規「ふふっ、別に気にしてくれなくても結構ですよ」

上条「そういえばまだ名前を伺ってませんでしたよね。本当に今更なんですが…」

心理定規「…そうね。それに関しては、今度また会ったときにお教えしますわ」

上条「え?そ、そうですか(本人が言いたくないんだったら無理言っても仕方ねえよな…
なんというか、掴みどころのないミステリアスな女性だったな)」

心理定規「(一方通行を倒したこの少年とはまたどこかで会うような気がするから、
私が言ったことも強ち間違いではないんだけど。私が暗部に潜み続ける限りは…ね)」

別れの挨拶をした後、少年からもらった菓子の入ったビニール袋を手に、彼女は歩き出した。

心理定規「幻想殺しの上条当麻。まぁ第一印象から薄々気付いてはいたけど、まさか本当に
どこにでもいそうなごく普通の高校生だったとはね。いろいろ構えてただけに拍子抜けしちゃった。
まぁ、ごく普通とは言っても人間関係はいろいろと複雑そうだったけど。性格的な意味では、
とてもじゃないけど闇に生きる人間の類じゃなかったわね…。それと対極の立ち位置にある一方通行に
勝ったっていうのも常人には理解し難い。暗部に潜む私には、もしかしたら一生理解できないのかも
しれない。ま、視野が広がっただけでも彼と邂逅したのは収穫だったかしら。それと…」

持っている袋に目を向ける




73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 18:14:53.51 ID:MfcOJGJ30
心理定規「こういう収穫もあったことだしね。せっかくだし、垣根に少し分けてやろうかな。
…そういえばあいつ、打ち止めの誘拐には成功したのかしら?…ふふっ、何を心配してるんだか。
レベル3相手の打ち止め一人に、第2位が手こずる道理がないじゃない。
それこそ『ていとくん』って呼ばれても仕方ないわよ」

その彼はというと

垣根「ようやく頭の痛みが取れてき…いや、やっぱまだ痛ぇ。
って、もう夕方じゃねえか!?急がねえとやべえ!?」

あわてていた

打ち止め「時間的にこのコンビニで最後かなぁって、ミサカはミサカは深く感慨にふけてみる!」

『バブルソーダガム』は前のスーパーで確保した。『キャベツ太郎』も期せずして先ほど確保した。
後は『たけのこの里』と『おっとっと』が見つかれば彼女にとっては万々歳なのだが…

打ち止め「っ!!」

お菓子コーナーに最後の一枚であったのだろうか…『たけのこの里』が残っていたのだ。まるで彼女が
その最後の一枚を手にするまで、ココで待っていたかのように…。打ち止めはある種の運命を感じた。

打ち止め「見つけられて感激!!ってミサカはミサカははしゃいでみt」

??「お!『たけのこの里』残ってんじゃん!?いっただき~!」

打ち止め「!?」




74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 18:22:26.56 ID:MfcOJGJ30
佐天「いやー、わたし運がいいわ!最後の一枚だもんねこれ。初春から電話で目当てのおやつを
食べられなかったときはどうしようかと思ってたけど…。これで結果オーライ!」

打ち止め「う…うぅぅ…」

佐天「さーて、レジにレッツゴー!」

打ち止め「…ぅ…」

佐天「……」

打ち止め「……」

佐天「(もしかして…)」

佐天涙子も、さすがにそのいたいけな視線に気付かないほど鈍感ではない。
振り返るとそこには、目をウルウルとさせ今にも崩れてしまいそうな小さな女の子がいた。

佐天「ええっと…もしかしてこれ、買おうとしてたのかな?」

打ち止め「っ!」

パアァッと彼女の顔が明るくなったように思えた。いや、実際にそうだったのだろう。




75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 18:28:19.53 ID:MfcOJGJ30
打ち止め「譲ってくれるの!?あ、ありがとう!!ってミサカはミサカはー」

そこでふと気付く。ここまで優しくされてしまっていいのだろうかと。というのも、
つい先ほど風紀委員のお姉さんから『キャベツ太郎』をタダで恵んでもらったばかりなのだ。
あまりに人の好意に頼りっきりというのも…何だか申し訳ない。そう思ったせいだろうか、

打ち止め「こ、交換しよ!代わりにこの『きのこの山』をあげるから!」

佐天「っ?」

実はスーパーのとき、打ち止めは『きのこの山』を一つ買っていたのだ。
食傷気味だとは言っていたが、せっかく遠征してまで出向いたのだから。

垣根「(食感が違うからな…できればこいつだってきのこじゃなくたけのこを買いたかったはずだ)」

佐天「…これ、いいの?」

打ち止め「もしかして、お姉ちゃんは『きのこの山』が嫌い?まさかの急進的たけのこ派?
ってミサカはミサカは恐る恐る聞いてみたり…」

佐天「い、いや、そうじゃなくて!もちろん嬉しいよ!(急進的たけのこ派って何??過激派っすか?!?)
今日は気分的にたけのこだったってだけでいつもこればっかり食べてるばかりじゃないからね。
じゃ、ちょっと待っててねお譲ちゃん!」

と言い、佐天はすぐさまレジへと『たけのこの里』を持っていき、会計を済ませた。




77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 18:41:00.03 ID:MfcOJGJ30
佐天「はい!じゃぁ、改めて交換だね!」

打ち止めは『たけのこの里』を手に入れた!

打ち止め「わーい!ありがとうお姉ちゃん!ってミサカはミサカは全力でもって嬉しさをぶつけてみたり!」

垣根「(これで念願のブツが手に入ったじゃねえか。よかったな打ち止め)」

用事を済ませた打ち止めはコンビニへ出て、佐天と別れる

打ち止め「もう家に帰らなきゃ…。一方通行だって心配してるもんね」

帰ろうとしているようだったが、何やらその表情は優れない。

垣根「あれ?」

ふと垣根は気付く

垣根「俺ってそもそも何でこんなことしてんだっけ…」

何かをしなければならない気がする。何かを見落としてるような気がする。
このまま打ち止めがまっすぐ家に帰りゃ、それでハッピーエンドだというのに。

垣根「!!」

垣根「まだこいつ…!『おっとっと』を買えてねえじゃねえか!?!」




78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 18:42:50.30 ID:CkhDblHT0
何で打ち止めのお使い見守ってんだwww




79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 18:50:41.32 ID:MfcOJGJ30
アレイスターも言っていたではないか。そして、冒頭で打ち止め自身も言っていたではないか。
『おっとっと』、『キャベツ太郎』、そして『バブルソーダガム』、『たけのこの里』にはまっていると。
その内の三つは手に入った。しかし、後一つの『おっとっと』をまだ彼女は入手できていないのだ。

垣根「完璧主義の俺様からすりゃ、許されねえ事態だよこれ。何とかしねえと」

なるほど、彼女の顔が優れないのもそれが原因なのだろう

垣根「だが、こればっかは俺にもどうしようも…。『俺の未元物質に常識は通用しねえ』とは言うが、
あれはあくまで相手を刺すときだけの台詞でしかない。ここに『おっとっと』が無いのなら、
物理的距離や物理的手段においてそれが手に入らない=つまりそれが今の真実。常識というわけだ。
その常識を、今の俺は打ち破ることはできねえ」

垣根「……」

垣根「何か、自分でも何言ってんのかわかんなくなってきた…さっきとは違う意味での頭痛が」

そう言ってる間にも、打ち止めは帰ろうとしている




80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 18:58:35.18 ID:MfcOJGJ30
垣根「情けねえな。何が『俺の未元物質に常識は通用しねえ(キリッ』だ」

心理定規「ええっと…垣根?あなた何やってんの?」

垣根「うぁ?」

気付くと、目の前に心理定規がいる。買い物からの帰りなのだろうか…片手にはビニール袋が提げてある。

心理定規「打ち止めは?いないみたいだけど…」

垣根「ハッ!」

油断していた。すでに打ち止めとの距離は、200メートルは優に超えてしまっている。

垣根「まずい!見失っちまう!」

心理定規「……」

一体、学園都市第2位の垣根帝督に何があったのかなぁと、
一瞬ではあったが真面目に考えちゃった心理定規なのであった。




81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 18:59:05.40 ID:Twv/RgGA0
さすがていとくんw




82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 19:09:50.23 ID:MfcOJGJ30
心理定規「とりあえず聞いていい?今のあなたの目的って何だったかしら…
なんかヤな予感がするんだけど」

垣根「目的っつうか、最優先は『おっとっと』をどうやって手に入れるか、だッ!!」

心理定規「……」

心理定規「日本語でオーケーよ?」

垣根「ぁ?どう考えたって日本語だろうがコラ」

心理定規「……」

心理定規「文脈が完全に意味不明だけど、一応話だけは聞いてはあげる。
私にだって慈悲の心はあるものね」

垣根「バカにされてるような気がすんのは気のせいか…」

心理定規「(気がしてるとかじゃなく実際にバカにしちゃったんだけど)
『おっとっと』ってお菓子の銘柄のことよね?」

垣根「当たり前ぇだろ。っていうかそれ以外に何かあるのなら、むしろ俺はそっちを知りたいわ」

心理定規「私それ持ってるんだけど。今」




88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 20:09:08.20 ID:MfcOJGJ30
その頃公園では

上条「確かに凄い量の『きのこの山』だな」

美琴「そ。だから一緒に食べましょうって言ってんの」

黒子「(ズーン」

美琴「ちょ…あんたどうしたの?なんか沈んでるけど」

黒子「本来、このお菓子は全てお姉さま一人の物だったはずですのに…」

上条「ええっと、別に俺は食わなくてもいいんだぞ?
(というか御坂に無理やり…それも例の女性とファミレスで食事したばっかなんだ)」

美琴「あんたは黙っててッ!!」

上条「はい」




89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 20:15:33.94 ID:MfcOJGJ30
美琴「あのねえ黒子。本気で私一人にこんだけの量、食べさせるつもりだったの??」

黒子「何も今全部食べろなどとは。賞味期限は長いのですし」

美琴「そ、そうだけど!私の物ってことは、私がどう使ったっていいんでしょ!?」

黒子「う…。た、確かにその通りですわね。お姉さまがどう使おうとご自由…。キッ」

上条「いぃ!?」

殺意の眼光を放たれる上条

黒子「あなた、わかっておりますの?これはただのお菓子ではありませんわよ…
言うなれば、『美琴お姉さまの施し』DEATH!!極限まで味わってごらんあそばせッ!!」

美琴「買ったのはあんただけどね」

黒子「はっ…そう思うと、何やら背筋に悪寒が走りましたわ…。キッ!」

上条「(また睨みつけられた…)」

黒子「勘違い、なさらぬよう…!」

上条「え?何が?」




90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 20:20:31.50 ID:MfcOJGJ30
黒子「私が買ったお菓子が、これからあなた様の胃袋に収まるみたいですけど、
それはあくまで結果論です!!私はあなたに対し、親密の情は一切抱いてはおりませんから!」

上条「せうですか…」

美琴「黒子ー。変なこと言ってないで食べるわよ」

黒子「私も食べてよろしいのですか?」

美琴「当たり前じゃない。というか、私とこいつが食べてる間、あんたは何しとくつもりだったのよ?」

黒子「え?それは…お邪魔でしたら寮まで一人で帰ろうかなと…。本当に!!本当に残念ですけれど!!」

美琴「いや、何を考えてんのかは知らないけど、せっかくあんたと会ったんだから
一緒に寮まで帰りましょ?だから、あんたはここにいなさい」

黒子「!お姉さまはそこまで黒子のことを…!!わかりましたわ!お姉さまがそこまで言うのであれば、
この不肖白井黒子!お姉さまのそばを離れません!見つめたり観察したり凝視したり目を合わせたr」

美琴「やっぱ帰れッ!!」

上条「(なんとも賑やかな二人だな…。って、俺もインデックスとのこと言えないか…)」




93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 20:26:45.58 ID:MfcOJGJ30
そして場面は戻る

垣根「なん…だと…」

心理定規は袋から『おっとっと』を取り出していた

心理定規「これがどうかしたの?」

垣根「な、なぜお前がそれを手にしてるのかは知らんが…ッ!頼む!それを俺に譲れッ!!」

心理定規「は?」

垣根「それがあれば、俺は常識を打ち破ることができる!」

心理定規「何を言ってるのかよくわかんないんだけど…」

垣根「安心しろ。俺自身も何を言ってるのかわからない」

心理定規「……」




94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 20:32:05.51 ID:MfcOJGJ30
心理定規「(いや、別にお菓子の一つくらいいいんだけど、タダであげるってのも何か癪なんだけど)」

垣根「時間がない!一方通行が来たら、それでタイムアウトだ!だから、早く俺によこせ!」

心理定規「(え?打ち止めを誘拐することと『おっとっと』に何の関係が??
まさかお菓子で釣るって戦法??この垣根が??仮にも学園都市第2位の垣根が??)」

垣根「早く!」

心理定規「はいはい、あげるわよ(あまりの必死さにうざくなってきたから)」

で、上条さん達はというと

上条「久々にチョコ食ってみたけど、やっぱオイシイもんだな」

美琴「でしょー?!やっぱ『きのこの山』は最高よねー!」

上条「そうだけど、別に『きのこの山』にこだわる必要はないと思うけどな。他にもチョコ味の菓子はあるんだし」

美琴「あんたさぁ…ホント空気ぶち壊すの得意よね」

上条「(俺何か言った!?)」




95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 20:39:49.84 ID:MfcOJGJ30
美琴「食感が全然違うでしょうがーっ!!それに『きのこの山』は
白いスナック部分をつまんで食べられるから、他のチョコと違って手を汚さずに食べられるわ!」

上条「…別に板チョコとかでも、上手く銀紙はがしながらならイケルけど」

美琴「私は『たけのこの里』に対して言ってんの!!」

上条「(え?まさかの対抗意識持ち??)」

黒子「ま、いずれにしろこの黒子の手にかかれば、両者とも口の中へとテレポートすればそれで終わりですけれど」

美琴「空間移動能力者を一般例に当てはめんなッ!!」

上条「あれ?でも御坂から聞いた話だと、お前手に触れたものじゃなきゃ移動できないんじゃなかったか?
なら、どのみち菓子にさわっちゃうんじゃ」

黒子「!」

美琴「確かにそうだわ」




97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 20:46:07.02 ID:MfcOJGJ30
黒子「ま、まさかこの白井黒子がぁ…ッ!この白井黒子がッ!このような類人猿に一本取られてしまうなんて!!
我が人生一生の不覚ですわああああああああああああああああああーッ!!!!!」

美琴「ちょ、どこ行くの黒子!!?」

美琴「…行っちゃった」

上条「(ビリビリと二人っきりになっちまったな)」

そんなわけで、視点をこの物語の主人公へと移す

垣根「そこのお前、待て!地味に歩くの速いぞこらぁ!」

打ち止め「あれ?あなたは…。あっ!看板の人!」

垣根「看板の人って…」

打ち止め「看板に頭ぶつけた人だよね?大丈夫だった?ってミサカはミサカは一応聞いてみる!」

垣根「(まずいぞ…『ていとくん』も嫌だが、『看板の人』も嫌だ…ッ)
あのな、俺にもちゃんとした名前があるんだぜ?垣根帝督って名前がなぁ!」

心理定規「(暗部の人間が易々と本名名乗っちゃってどうすんの…)」




98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 20:53:51.25 ID:MfcOJGJ30
打ち止め「ま、いいや。それでどうしたの?私に何か用?ってミサカはミサカは確認してみたり」

垣根「(スルーされた…)ええっと、渡すもんがあってだな。これだ」

打ち止め「!!『おっとっと』!?これくれるの!?ってミサカはミサカは興奮してみたり!!」

垣根「探してるみたいだったからな。快く、俺様が譲ってやるぜ」

心理定規「(私があんたに譲ったんだけど)」

打ち止め「あ…でも私、アクセラレ…、家の人から、知らない人から物をもらっちゃダメだって…」

垣根「!」

打ち止め「でも、あなたは悪い人じゃなさそうだから、
もらっても大丈夫かも!ってミサカはミサカは告げてみる!」

垣根「そ、そうか」

打ち止め「本当にありがとう!このご恩はいつか返したいかもってミサカはミサカは」

一方通行「ラストオオオオオオダアアアアアアアアアアアァァァァァッ!!!」




100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 21:05:56.61 ID:MfcOJGJ30
打ち止め「っ!!」

垣根「!?」

一方通行「てめェ…散々俺を歩きさせやがって、覚悟はできてンだろうなァ?あァ!?」

打ち止め「お、怒らないでほしいかも…今日はいろんなお店に行ったりして
ちょっとした冒険だったんだよ?ってミサカはミサカは許しを乞うてみたり」

一方通行「とりあえず帰るぞガキ。説教は家でみっちりやってやらァ。
…そういえばお前、今誰かと一緒にいなかッたか?」

打ち止め「あ!そうなんだよ!今親切な人が…って、あれ?いない…」

そこから100メートルほど離れた場所にて

垣根「(ゼェ…ハァ…、あんなに全力疾走したのは久々だったぜ…)」

心理定規「あなたも散々だったわね」

ゆっくりとしたスピードで、彼女が垣根に近付いてくる




101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 21:09:45.11 ID:MfcOJGJ30
垣根「…何でお前は息あがってねえの?」

心理定規「いや、だって元々あなたとは距離をとってたし(二つの意味で)走る必要もなかったもの」

垣根「そうかい。にしても、まさかこのタイミングで来るとは…。一方通行の野郎…」

心理定規「第1位が来ちゃったし今日はあきらめるしかないわね。にしても、まさかあなたが失敗するなんて」

垣根「ぁ?失敗?何言ってんだお前。最後の最後で大成功だぜ」

心理定規「私には、あなたが何を言ってんのかわからないけど」

垣根「打ち止めはな、今日お菓子集めをやってたわけだ。『おっとっと』もその中の一つだったんだが…
今の今までそれは手に入らなかった。だからくれてやったというわけだ。ハッピーエンドってやつだな」

心理定規「えっ」

垣根「えっ」

心理定規「!?真顔で返されても困るんだけど…。あなたの本来の目的って何だったっけ」

垣根「そういや何だったっけ」




103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 21:18:25.67 ID:MfcOJGJ30
公園にて

上条「ふいー、食った食った。上条さんはもうこれ以上は食せないのですよ。
(甘いもんは別腹ってのは本当だったんだな。例の女性と食事した後だったから、あんま食べれんとばかり)

美琴「随分とおいしそうに食べてたわね。あんたの幸せそうな顔なんて久々に見た気が」

上条「…はぁ、誰のせいだと思ってんだか。いつもいつも電撃かまされ、挙句に追いかけ回されるんじゃ
そりゃーな。お前の前じゃ愉快な顔すんのも難しいって話だぜ」

美琴「な、何よ!?私のせいだって言うの!?」

上条「ほら。すぐそうやってムキになるじゃねえか」

美琴「うぅ…」

上条「俺はさ、お前とは仲良くやっていきたいんだよ。怒った顔なんてできれば見たくない」

美琴「そりゃ私だってその…あんたとは仲良くしたい…し」

上条「だからさ、きっかけになるかはわかんねえけど…これやるよ」

美琴「え?この飴、くれるの?」




105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 21:26:16.35 ID:MfcOJGJ30
上条「あぁ、『きのこの山』をくれたってお礼も兼ねてな。『かわりんぼ』っていうんだけど、
なかなか美味いんだぜこれ。表はソーダ味、裏はレモン味、一緒に舐めればメロン味だ!」

美琴「知ってる知ってる!めっちゃオイシイのよねこれ!
中のラムネやガムも含めて♪ …さっそく舐めてもいい?」

上条「もちろんいいけど(そんなに『かわりんぼ』が好きだったとは。凄く上機嫌だ)」

美琴「ペロペロ(ソーダ味)、…レロレロ(レモン味)」

美琴「……」

美琴「二つ堪能しきったところで、メロン味!はむ♪」

上条「…っ」

上条「(御坂ってこんなに可愛かったっけ…?)」

美琴「?どうしたのよ?私のほうジロジロ見つめて?」

上条「いや、可愛いなぁって思ってたんだよ。お前もそんな顔できるんじゃねえか」

美琴「な、な、ななななな、何言ってんのよあんた!?可愛いとか、バ、バカじゃないの!?」




106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 21:33:37.19 ID:MfcOJGJ30
上条「変なことを言ったつもりはないんだけどな。だって、なんか良いじゃんこの空気。
いつもこんな感じだといいよな」

美琴「バ…バカじゃないの…」

上条「(うーん、やっぱ可愛い。ビリビリは今日はどうしてしまったんでせうか?
…いかんいかん、何か変な気分になってきた。話題出して切り上げよう)
他にも菓子あるんだけどいるか?わたパチに北海道スルメ、白アンパンまであるぜ?」

美琴「随分とまあ、豊富な種類の食べ物を持ってるのね…」

美琴「(…あれ?)」

美琴「ってか、何であんたそんな大量の食べ物持ってんのよ?それに間食に使いそうなばかりの…」

上条「あぁ…それはだな、インデックスに頼まれたからだよ。あいつ結構食うからな…
おやつのストックが切れたせいなのか、俺に大量買いしてこい!って言われてさ」

美琴「インデックスって、あの銀髪のシスターのことよね?へぇ…結構仲良いのね」




107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 21:41:00.54 ID:MfcOJGJ30
上条「というか今それ(大量の食糧)に気付いたわけでもねーだろ?今日初めて俺と会ったときから、
全力でお前はその(大量の食糧)ことで追っかけてきたんじゃねえか」

美琴「そういやそうだったわね。あれ、何で追いかけ回してたんだっけ?
…ま、いっか。今おいしいお菓子が手元にあるなら、それで十分よ!」

上条「(ゲコ太のチョコレートがどうとか言ってなかったっけ?
まぁ別に言う必要もないか…。今あいつは楽しそうだしな)」

美琴「♪」

スクールのアジトにて同時刻

垣根「!」

心理定規「どうしたの?」

垣根「終わりよければ全てよしの、俺と思考回路が似通った人がいたような気がする」

心理定規「気のせいじゃない?」

垣根「そうかもな」




110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 21:50:00.67 ID:MfcOJGJ30
心理定規「それで、当初の目的は思い出した?」

垣根「ああ。1分前にだけど、思い出した」

心理定規「ついさっきまで思い出せなかったのね(遠い目」

垣根「正直自己嫌悪で死にそうなんだが。打ち止めの誘拐を忘れるとかありえねえ…」

心理定規「私だって、あなたがそんなミスを犯したなんて信じられないわ。でも…」

垣根「でも?」

心理定規「嫌じゃなかったんでしょ?…人助け」

垣根「…かもな」

心理定規「一方通行はどうするの?殺すの、やめる?」

垣根「はっ、舐めてんじゃねえぞテメェ。あいつはいずれ潰す。ただ、それが今日明日じゃなかったってだけだ」

心理定規「そうなんだ。でも、一方通行が死んだらあのコは悲しむでしょうね」

垣根「何が言いたい?」

心理定規「別に。ただ、事実を言っただけよ」

垣根「……」





111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 22:00:51.94 ID:MfcOJGJ30
垣根「そうだな、そりゃ今すぐには殺さねえ。あいつが存在することで、
それが誰かの幸せになってる限りはなぁ。逆を言えば、それが無くなったときこそあいつの死ぬ時だ」

心理定規「…大丈夫?」

垣根「ぁ?何がだ?」

心理定規「私には、あなたの中で『殺しの線引き』ってやつが随分と変化したように思われたんだけど」

垣根「だから?」

心理定規「暗部」

垣根「ッ」

心理定規「そういう価値観で、暗部続けられるのかなって。私の言ってる意味、わかるわよね?」

垣根「……」

垣根「仕事は選ぶかもしれねえな」

心理定規「……」

心理定規「(え…。ま、マジで??)」




112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 22:02:07.93 ID:bqbD0GvB0
なんなんやこの丸っこい冷蔵庫は…




113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 22:05:31.08 ID:MfcOJGJ30
心理定規「…考えられないわね。以前のあなたなら、絶対にそんなこと言わなかったのに」

垣根「ほっとけ」

心理定規「でもまぁ、不思議とそんなに驚きはないかも。私怨憎悪陰謀が渦巻く裏世界…
そんな暗部に潜む人間の中でも、あなたはどこか優しかったものね」

垣根「は?優しいだぁ?お前、頭イカれちまったのか」

心理定規「確かに、あなたは敵対する人間に対しては、容赦なくいつもいつも無慈悲だったわね。
一方で、友好的、好意的、理解ある人間に対しては一切手を付けていなかったのもまた事実」

垣根「随分と高い評価をしてくれてるようだが、俺はただ『流儀』に従い生きてただけだ。
わかるか?それ以上もそれ以下もねえんだよ」

心理定規「それでも、極力殺しを控えてたことに変わりはないわ。暗部の人間が皆々そうしてるわけじゃないもの」

垣根「勝手に言ってろ」




115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 22:09:51.84 ID:MfcOJGJ30
心理定規「ええ、勝手にするわ。…けどね、私だって暗部の人間のはしくれ。
あなたの言葉を完全に信じきったわけじゃないわ」

垣根「言葉って…仕事を選ぶってやつか?いや、別に俺はお前にどう思われようが
知ったこっちゃねえんだが。思いあがるなよ」

心理定規「それでも、一方では信じたいって気持ちもあるの。だから、私に信じさせてくれないかしら」

垣根「信じさせるだぁ?メンドくせー女だな」

心理定規「…ちょっと試させてもらうわ。ゴメンね」

垣根「は?」

垣根「……」

垣根「…!?」

心理定規「……」

垣根「テ…テメェ…ッ!!どういうつもりだ!?アァ!?」

心理定規「あなたは今、このとき未元物質を意図的に解除してたってことかしら?…そうよね、
そうじゃなきゃ『メジャーハート』が『常識の通じない』あなたに効いてるはずがないもの」




117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 22:18:00.82 ID:MfcOJGJ30
垣根「ふ…ざけんじゃねえぞッ!!?死にてえのかッ!?!」

心理定規「あなたには、昔からそういう傾向があったわ。信頼してる、ないしは傷つけまいって
思ってる人の前では能力を切るところが。だから、私はさっき優しいってあなたに言ったのよ?
…もっとも、私までその範疇にある人間だってことは、今初めて知ったけどね。素直に嬉しいわ」

垣根「何のマネだって聞いてんだよッ!!?自分を『一方通行』に見立てて何がしてえんだ!?」

心理定規「最初に言ったじゃない、試させてもらうって。あなたの言葉が本当かどうかを…ね」

垣根視点「最初に言っただろうが試すってよォ?てめえの言葉が嘘か誠かなァ!!」

心理定規「言葉通りなら、『今の一方通行』はあなたには殺せないんだったわよね。どう?殺せる?」

垣根視点「言葉通りなら、俺様は殺れないんだったかなァ?ま、てめェにそんな度胸があるはずもねェかァ」

垣根「殺す」

そのとき。垣根の能力『未元物質』が発動したのだった。この世には存在しないはずのダークマターの塊は
心理定規に向かって一直線に突き進んだ。

ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン…




122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 22:28:23.58 ID:MfcOJGJ30
突き進んだはずだった

心理定規「…?」

彼女は生きていた。代わりに延長線上にあった壁が崩壊している。…わずかのところで、攻撃はそれていた。

垣根「…これで十分かよ?メジャーハート」

常識の通じない未元物質発動により、垣根の視点も元に戻っていた。いつもの心理定規が目の前にいる。

心理定規「あなた、いつからエンターテイナーになったのかしら?最初から殺すつもりがないのなら、
ハッタリでも攻撃するのはやめてほしいものね。危うく心臓が止まりかけちゃった」

言うまでもないが、攻撃がそれたのは彼女によるものではない。垣根帝督が、敢えて軌道をそらしたのだ。

垣根「自分から綱渡りしだしたくせに何言ってやがる。そのスリルは、俺からてめえへの見物料だコラ」

心理定規「ふふっ、ありがたくもらっておくわ」

結局、垣根には心理定規(一方通行)に攻撃をできなかった。ただただ、その事実だけが残る。




124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 22:36:02.85 ID:MfcOJGJ30
垣根「で?お前は信じることができたのか?」

心理定規「…聞くまでもないでしょ?言わば、さっきの状況は極限状態。私のメジャーハートは生半可なもの
じゃないの。それでその結果を信じられないなら、もはやそれ以上の証明環境は私には思い浮かばないわね」

垣根「随分な自信だな」

心理定規「伊達にスクールやってないから」

つまり、彼女は信じたということなのだろう。

垣根「しかし腑に落ちねえな。俺の言ってたことが嘘なら、今頃お前は四肢が存在してたかも怪しいぜ?
それだけのイカれたリスクを背負ってまで、俺の言葉を信じたかったってのか?お前はよ」

心理定規「そうね。ちょっと馬鹿げてたかもね」

垣根「かもじゃなくて十分馬鹿げてんだよ。稀に見るhighリスク・lowリターンだったぜ。
…いや、その表現も間違いか。そもそもリターンが存在したかどうかも怪しい」




129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 22:46:45.88 ID:MfcOJGJ30
心理定規「何をプラスマイナスと見るかは、所詮その人の価値観次第だわ。
あなたの中で起こった変化を感じとり、それを信じられたというのは私にとって十分な見返りだった」

垣根「…つまりどういうことなんだ?」

心理定規「今ならあなたのこと好きになれるかもって思ったの」

垣根「……」

垣根「普通に言ったな」

心理定規「そうね」

垣根「ストレートだな」

心理定規「そうね」




132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 22:52:47.22 ID:MfcOJGJ30
垣根「…ため息がでるな。その手のやりようで、一体何人の男をこれまで籠絡してきた?」

心理定規「あら。あなただって人のことは言えないんじゃない?」

垣根「一緒にすんな。俺の場合は、向こうから女が寄ってくんだよ。
誰かみたく積極的に落としにかかってるわけじゃねえ」

心理定規「嫌み?」

垣根「さあな」

心理定規「信じられない?」

垣根「ああ」

心理定規「嘘ね。本当は信じたくてたまらないくせに」

垣根「その過剰な自信はどっから来るんだか」

心理定規「じゃあ、さっき能力を解除してたのはどうしてかしら。私を特別扱いしてたから…。違う?」

垣根「……」




136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 23:02:01.10 ID:MfcOJGJ30
垣根の手が彼女の腰後ろへと伸びる。第三者から見れば、抱きしめるような格好となっている。

心理定規「まだ返事を聞いてないんだけど?」

垣根「テメェの事情なんざどうでもいい。それより…」

心理定規「?」

垣根「散々さっき俺を試したんだ。なら、今度は俺が『試す側』になったって、問題はねえはずだよな?
拒否権はねえぞ。本当に好きだってんなら、俺にそれを信じさせてみろ」

心理定規「…もしかして、わざと言ってる?これまでの男たちと同様、利用価値があるか否か…。
そういう即物的欲求の目でしかあなたを見てないって、本気でそう思ってる?
そんな刹那的でしかないものと自分の命を天秤にかけるような真似を…。私がするって、本当にそう思ってた?」

垣根「……」

心理定規「さっきのメジャーハートで、それはわかるわよね」

垣根「…あぁ。そこまで鈍くねえし」

心理定規「やっぱり知ってて言ってたんだ。意地悪な人」

そう言うと彼女は、低くかがんだ垣根の首後ろで、両手を交差させる。異性との接触に慣れていたせいだろうか、
二人とも、その動きには手慣れたものがあった。後は自然と顔が近づき、当然ともいえる行為に及ぶ。




137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 23:03:32.26 ID:Gj2cKmfM0
oh...




140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 23:08:48.42 ID:Gj2cKmfM0
心理さんに踏まれたい




141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 23:09:08.43 ID:MfcOJGJ30
唇が触れた。一回目は表面をなぞるだけの上品なキス。互いの目線が合う。

……

一回だけでは物足りなかった。
特に合図を送るわけでもなく、再びが顔が近づいた。考えてることは同じらしかった。

二回目。今度は一回目よりも深かった。相手の唾液に触れたような…気がした。
意図したわけではないが、無意識の内に唇を強く押しつけてしまっていたらしい。
どちらがかはわからない。双方ともにだったのかもしれない。

三回目。二回目からすぐのキスだった。一回目から二回目のキスへと移る、その間隔より短かったのは
言うまでもない。秒単位で、互いを求める欲求は高まっていた。そして…このキスは長かった。

心理定規「ぁ…む…ぅん、はぁ…ぁ…ん」

こういう経験には慣れていたはずの彼女だったが、その顔は火照っていた。
これまでの打算的要素を一切排した本物の接触。普段の冷静さを装いつつも、やはり緊張の色は隠せなかった。
一方の垣根も、表立って表情には出さないものの相手を意識しているせいか…その顔はどことなく強張っている。
彼からすれば、彼女はこれまでのような単に遊びの延長線上で付き合ってたような女とは…ワケが違うのだから。
意識するなというほうが無理だろう。




142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 23:12:54.95 ID:MfcOJGJ30
いつから垣根は彼女を『特別な人』という位置付けで括っていたのだろうか。スクールで行動を共にするにつれ、
情が移ってしまっていたのか。そうにせよ、決定的な理由が思い浮かばない。正直な話、彼女のどこに惹かれた
のかもわからない。変な話だ。女なら他にいくらでもいるのに。いる…はずなのに。

垣根「(…知ったことか)」

結局のところ、『好きになった人が、結果として自分の好きな人だった』これが全てだった。
ひどく稚拙なものには違いないが、彼にはそれで十分だった。
むしろ、一つ一つに詳らかに理由付けされてるほうが不自然なんじゃないか。

垣根「(抑えられねえ)」

本命の女が自分の『女』となった、それを自覚してしまったがゆえの衝動

心理定規「っ!?」

垣根は、自分の舌を彼女の口内へと突き出していた。




143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 23:14:59.08 ID:MfcOJGJ30
心理定規「(何…これ、いきなりこんな…激しく…っ!?)」

おかしい。世に言うディープキスに、全く経験がなかったわけではない彼女だが、相手が垣根帝督だと
どうしてこうも快感が違って見えるのか。気持ちよさに、頭の中が真っ白になりそうだった。
くちゃくちゃと音が鳴っている。舌を絡めたり唾液の感触を確かめたりと…とにかくいやらしい音だった。

心理定規「ぁ…ん、や…ぁっ、あ…ぅぅ、はぁ…ぁ、ん…っ」

時間の感覚もわからなくなっていた。一体何秒が過ぎたのか…。いや、分単位だったかもしれない。
そのへんはもう曖昧だった。というか、そんなことはもはやどうでもよかった。唇をくっ付け合い、
舌と舌とを絡めるその深いキスに全神経を奪われていた。それだけだった。
…その弊害か、呼吸することも忘れてしまっていたその行為に、当然のごとくストップがかかる。

心理定規「はぁ…っ!ゴホっ、コホっ…」

垣根「!大丈夫か?すまん、やりすぎたな…」

唇が離れる。新鮮な空気が、改めて肺の中へと送り込まれる。

心理定規「…はぁ。ちょっと油断すればこれなんだから…。でも、嫌じゃなかったっ」

激しいキスからは一転、二人は静かに抱き合った。しかし、決して弱くはないその力で。

心理定規「……」




144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 23:17:39.79 ID:MfcOJGJ30
心理定規「気持ち…よかった。」

垣根「俺もだ」

心理定規「そんなこと言って、どうせ他の女とも同じように感じてたんでしょ…?」

垣根「おいおい…この期に及んでまさかの嫉妬か」

心理定規「あなたは?私に嫉妬しない?」

垣根「ぁ?むかつくに決まってんだろ」

心理定規「素直な人。でも、今までのキスの中で
一番感じたっていうのは本当…。それだけは信じてね?」

垣根「舌で上手く性感帯をつついたからな。そんな俺が相手なら、感じたのも当然だろ」

心理定規「へー、手慣れてるのね。そんな不粋なこと言う人嫌い」

垣根「はき違えんな。ここまで必死に舌動かしたのはお前が初めて、ってことくらい気付け」

心理定規「…ありがとう」




145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 23:19:18.07 ID:MfcOJGJ30
落ち着いた二人は腕の拘束をほどき、傍にあったソファーへと腰かける。

心理定規「…ふふっ、今のあなたなら、もしかしたら一方通行にも勝てるかもね」

垣根「っ!?」

突然の『一方通行』の名に、垣根は舌を噛みそうになる。

垣根「オイ、お前は今どういうつもりでヤツの名前を出した?10字以内で懇切丁寧に説明しろや」

心理定規「別に。素直に思ったことを口にしただけ」

垣根「10字超えてんぞコラ」

心理定規「本心を言っただけ」

垣根「懇切丁寧とは程遠いな」

心理定規「イジメ?」

垣根「第1位の名を脈絡もなく出すテメェが悪い」




146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 23:21:04.47 ID:MfcOJGJ30
心理定規「怒っちゃった?」

垣根「怒るも何も、わけがわかんねーんだよ」

心理定規「今日私、上条当麻に会ったの」

垣根「いきなり話題変わりすぎだろ」

心理定規「あら?私は話題をつなげてるつもりだけど」

垣根「…なんかもうメンドくせえ。聞いてやるから好き勝手話せ」

心理定規「ええ、好き勝手話すわ。上条当麻…あなたなら聞いたことあるわよね?」

垣根「幻想殺しのレベル0だったか」

心理定規「そして、一方通行を倒したことでも知られてる」

垣根「…上条当麻ねえ。そいつと会って何してた?」

心理定規「一緒に食事してたの。おまけにお菓子までもらっちゃった」

垣根「テメェが『おっとっと』持ってたのはそれが理由か…」




148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 23:27:36.70 ID:MfcOJGJ30
心理定規「食事は私が奢ってあげたんだけど、それを承諾するまでの彼は随分と頑なだったわ。
後ろめたさがあったのね。それを受け入れた後、今度は私から言い出したとはいえ、お菓子まで譲ってくれた」

垣根「だから?」

心理定規「優しいとは思わない?彼」

垣根「何が言いたいのかわからん」

心理定規「あなたが今日打ち止めに施した優しさと、何か差異があるかしら」

垣根「…おいおい。まさかとは思うが、俺を上条とかいう野郎と同一視してんじゃねえだろうな?
ヤツが一方通行を倒せたから俺にもそれができるとかいう、くだらねえ方程式を唱えるつもりかテメェは」

心理定規「そんなにおかしい?」

垣根「正気かよ」

心理定規「じゃあ、上条当麻が一方通行を倒したことに関して、あなたはどう分析してる?」

垣根「幻想殺しでもうまく使ったんじゃねえのか」

心理定規「それだけで第1位に勝っちゃうなら、この学園都市の序列も有名無実よね」




153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 23:34:47.70 ID:MfcOJGJ30
垣根「…よっぽど運がよかったか奇跡でも起こったんだろ」

心理定規「真面目に考えてる?『運』や『奇跡』というのは思考停止した愚者が吐く言葉よ」

垣根「おうおう、言ってくれるじゃねえの。じゃあ何か?『優しさ』のおかげで勝ったとかそんな夢物語か?」

心理定規「ええ」

垣根「…ホントにお前暗部の人間かよ」

心理定規「私だって、あの戦闘を詳細に知らされてるわけじゃない。状況や環境がどうだったかなんてね。
けれど、レベル0の上条当麻がレベル5の第1位に挑むなんていう馬鹿げた無謀な行い…
それをさせるにいたった動機だけは何となく予想できるわ。今日初めて彼と出会った私、でもね」

垣根「言ってみろ」

心理定規「誰かのために戦ったんじゃないかしら」

垣根「……」




155 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 23:39:18.78 ID:MfcOJGJ30
垣根「…単純極まりないな」

心理定規「そうね。けど、あまりにストレートすぎて力強いとは思わないこと?」

垣根「はっ、くだらねえ。そんなんで強くなれるなら誰も苦労しねーよ」

心理定規「満更ってわけでもなさそうな顔してるけど」

垣根「気のせいだ」

心理定規「結構重要なファクターよこれ。だって、それがなきゃ私はあなたを好きになっては
いなかったかもしれない。同時に私だって、あなたに『一人の女』とは見てもらえなかったかもしれない」

垣根「最初からテメェは『一人の女』だろうが。無駄にエロい体つきしやがって」

心理定規「語弊があったわね。そうじゃなくて、『特別な人』って意味でね」

垣根「それこそ思いあがりも甚だしいな」

心理定規「違うの?」

垣根「上から目線なのが気に食わねえだけだ。てめえはすでに『俺の女』なんだからな」

心理定規「玩具扱いってわけ?優しくしてね」

垣根「…なかなかトリッキーな回答するのな」




158 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 23:45:12.26 ID:MfcOJGJ30
心理定規「もちろん性奴隷になり下がる気はないわ。ただ、私は黙ってあなたについていくだけ。
何となくわかるのよ…。あなた、これからどんどん強くなるわ。やがては一方通行も目じゃなくなるくらいにね。
強い人は好き…っ!だから、私をそんなあなたの手元へと置いていてほしいの。あなたが強くなれるなら…。
そのために、あなたにとって私が『特別な人』でいられるなら。私はなんだってしてあげたいの」

垣根「何でもするだぁ?軽々しく口にしやがって。後悔しても知らねえぞ?
俺は、お前が思ってるほど良いやつじゃねえからな」

そう言うと、垣根はいたいけな彼女の首根っこをつかみ、勢いよく自分の顔へと近づけさせる。
淡いピンク色の唇に、垣根はむしゃぶりついた。

心理定規「っ!?は…む、ぅっ!?ぁん、ぁ…っ!や…ぁ…っ!う…ぅぅ、ぁっ…っ!
優しく…ぁ、やぁ…んっ!してって…むぅ、ぁぁん!言ったのに…っ、ぁっ…!」

垣根「…感じまくってんじゃねえか。体は正直だな」




161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/09(水) 23:49:48.26 ID:GI0PprxTO
心理定規「はぁ…はぁ…っ。性奴隷になるつもりはないって、さっき言ったばかりなんだけど…?」

垣根「安心しろ。俺だって、そこまで肉欲に飢えた獣になり果てる気はねえ」

そうは言いつつ、垣根の手は彼女の肩から下へと落ちてゆく。そこにあるのは…。柔らかく、
ふくよかに丸みを帯びた『女性』特有の性感帯。それををまさぐろうとしていた、まさにそのときだった

ドガッ!!

部屋のドアが、勢いよく蹴り飛ばされる

一方通行「垣ィィィ根帝督ゥゥゥゥゥゥゥゥン!!」




168 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 00:04:38.97 ID:rMi+jP/X0
その頃

美琴「噛み切れねえええええええっ!!」

美琴はスルメと格闘していた

上条「あ、あの、御坂さん?別に無理してスルメを食べる必要はないんですよ?
『ひもQ』や『もぎもぎフルーツ』とか、ここは心機一転してグミでもー」

美琴「ごくん!」

上条「あれ?まさかとは思うけど、ろくに噛まずに飲み込んじゃったのでせうか」

美琴「私が、スルメごときで平伏すると思った!?こんなの胃に収めちゃえば同じことよッ!」

上条「お前の消化器官がじょうぶであることを祈るばかりだよ」

美琴「しっかし、さっきからあんたにはもらってばかりね…」

上条「そうか?そうは言ったってお前チマチマ食べるほうだから、量だってそこまで減ってるわけじゃねえぞ」

美琴「(いや、お菓子の量がどう考えたって尋常じゃないと思うんだけど…。
あのシスターはどんだけ食べるつもりなの。あ、そういえば)」

美琴はカバンからお菓子を取り出す




169 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 00:11:25.67 ID:rMi+jP/X0
上条「あれ?お前、『きのこの山』以外にも持ってたのか?」

美琴「…あのねえ、あれは実質的には黒子が買ったもんだから。私だって自分のおやつくらい持ってるっての」

そのお菓子とは、ストロベリー味のポッキーだった

美琴「…食べる?」

上条「ん?食っていいのか?」

美琴「もらいっぱなしってのも嫌なのよ。これでお相子ね」

上条「そっか。じゃあ、ありがたくいただくぞ」

美琴「……」

美琴「(そういえば昨日、ポッキーについてみんなが何か言ってたっけ…)」

回想

黒子「お、お姉さま!その手に持っておられるものは、もしや、まごうことなきポッキーでは!?」

美琴「まごうことなきポッキーだけど。どうかした?」

黒子「黒子にも分けていただきたいのですが…」




171 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 00:14:14.36 ID:rMi+jP/X0
美琴「欲しいの?別に構わないわよ」

そう言って袋から一本取り出し、黒子に渡そうとする

黒子「そ、そうではなく…私は片半分をっ!!」

美琴「半分…って??半分に折ったポッキーが食べたいわけ?変なことするわねあんたも…」

黒子「Noooooooooo!!!お姉さまの鈍感ぶりも、ここまでくれば筋金入りですわああぁぁぁ!!!」

美琴「ええっと…誰か通訳してほしいんだけど」

佐天「つまり、白井さんは御坂さんとポッキーゲームがしたいんですよ!」

美琴「ポッキー…ゲーム?」

美琴「……」

美琴「ってポッキーゲームって!?二人で両端から食べていくっていう、あのポッキーゲーム!?」

黒子「そうですわよーん!さぁさぁ!どうかこの白井黒子とめくるめく時間を堪能してくださいまs」

美琴「誰がするか!!」




173 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 00:17:29.39 ID:rMi+jP/X0
初春「そうですよね。あれって、普通は恋人同士がするものですよね」

美琴「恋…人…」

美琴「…!?」

顔がカアァっと赤くなる。不意に、『あいつ』の顔が脳裏に浮かんできたのはどういうこと…!?

佐天「あっれー?もしかして御坂さん、気になる人でもいる感じ?」

美琴「ちょ!か、からかわないでよ!別に私はそんな…」

と言いながらも美琴の顔は赤面したままだった

黒子「!?お姉さまのこの反応は…。明らかに気になる殿方がいらっしゃる様子ですの…(ズーン」

肩を落とし、テンションをガタ落ちさせる黒子

初春「私も、今日はお菓子を持ってきたんですよ♪」

石化してる黒子は放っといて、カバンからうまい棒を取り出す初春。ちなみにエビマヨネーズ味だった。




175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 00:25:57.85 ID:rMi+jP/X0
佐天「お!初春!美味そうなもん持ってんじゃん!…もしかして、私のために買ってきてくれた??」

初春「え?ど、どういうことです?」

佐天「白井さんがしようとしたように、あんたも私とポッキーゲームがしたかったんでしょ?ってこと!」

初春「えぇー!?何ですかその超飛躍理論!?いや、それ以前に無茶ですよ!確かに同じ棒状のお菓子
ですけど、うまい棒でポッキーゲームは無理です!もろいんですから、途中で崩れちゃいます!!」

佐天「そんなの、やってみなきゃわかんないじゃーん?」

黒子「はっ!!」

二人の会話を聞いていて、黒子のテンションが復活する

黒子「ということは!お姉さまは私とポッキーゲームがしたいがゆえにわざわざポッキーを持参して
くださったというわけなんですね!?もう、でしたら始めからそう言ってくださればよかったのに…。
さっきの拒絶はお姉さまナリの照れ隠しだったというわけですね、よくわかりましたわ」

美琴「勝手に妄想して勝手に納得すんなッ!!!!」




178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 00:34:11.66 ID:rMi+jP/X0
回想終了

美琴「(って、思い出すんじゃなかった!!どうしてよりにもよって
『こいつ』がいる目の前でポッキーゲームなんて恥ずいものを…っ!)」

美琴「……」

上条「もしもーし?美琴さーん?」

美琴「!な、何よ!?」

上条「あ、いや、何かボーっとしてるみたいだったから。大丈夫か?」

美琴「…別に、何でもないわよ」

上条「ふーん。あ、もしかして…」

ここで少年は、意図したわけでもないのに爆弾を投下してしまう

上条「ポッキーなだけにポッキーゲームを連想してたりとか?まっさかな~」

美琴「!!!!!!」

上条「(え…??)」




179 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 00:39:32.22 ID:8yKBj1O40
流石上条さんだ




180 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 00:43:18.15 ID:rMi+jP/X0
『そんなわけないでしょこのバカ!』と言われビリビリ攻撃をされる展開を予想してただけに。
右手を前に差し出した、その行為が無意味だとわかったときには…正直驚きを隠せなかった。
はっきり言って予想外だった。なぜ御坂がこんなにも顔を赤くして頭から湯気をだしてるのか??
ふと、上条の頭から浮かんだある一つの結論。それは、一連の状況を理解するには最適とも言えた。

上条「ええっと…もしかして、もしかしなくても図星だったり…?」

美琴「…コクン」

上条「……」

上条「(やっちまった…っ!!!!)」

時すでに遅し。だが後悔先に立たず…今更悔やんでもどうしようもない。
とりあえずは今、この凍りついた状況をなんとかせねば…そう頭をフル回転させる上条だったが

美琴「な…何よ!?文句ある!?」

上条「いや、な、ない…けど」

何を言っていいのかすらわからなかった




182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 00:46:36.36 ID:rMi+jP/X0
美琴「…もしかしてあんた、興味あったり…すんの?」

上条「は、はぁ!?何言ってんだお前??」

美琴「ちょ、何って何よ!?私にそれを言わせるつもり!?」

泥沼だった

上条「何って…。ポッキーゲームのこと…だよな?」

美琴「う、うん…」

上条「(あれ?可愛い…)」

上条「……」

上条「(って、元々ポッキーゲームについて考えてたのはこいつだよな!?ってことはまさか…)」

このまま黙っていてもラチがあかない。上条は…思い切って聞いてみた。

上条「御坂お前…してみたいのかよ?」

美琴「え…ええ!?えええぇぇぇぇぇぇえ!!?」

両手をあたふたさせる美琴




183 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 00:52:30.81 ID:rMi+jP/X0
美琴「ち、違うわよ!!絶対にしたいとか、そ、そんなこと思ってるわけないじゃなくて、
ぁ…で、でもちょっとは興味があったりなかったり…!?」

上条「(御坂ってこんなに可愛かったっけ…)」

美琴「そ、そうね、どっちかと言うと興味があっ…たりするのかなぁ?なーんて!はははっ…!」

上条「よし!じゃあ一回やってみっか!」

美琴「…は?」

そう言い終えると、上条は口にポッキーをつったて、先端の先っちょを美琴に向ける。

上条「ひふでもひゅんひはいいそ?(いつでも準備はいいぞ?)」

美琴「ちょっ…!!あんた、本気!?ば、ばばば、バカじゃないの!!?」

彼の意図。別段美琴に対して明確な恋愛感情があったわけではないし、それを自覚してたわけでもない。
ただ…『可愛いから、ついついからかいたくなってしまった』それが全てだった。
良くも悪くも、上条はこの状況を楽しんでいたのだった。




184 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 00:56:30.59 ID:rMi+jP/X0
美琴「う…ぅぅ…」

上条「(慌てふためいている御坂は、どうしてこんなに可愛いんでせうか)」

美琴「わ、わかったわよ!やりゃいいんでしょう!?」

ついに観念し、ポッキーの先をくわえる美琴。余裕をもって臨んでいた上条も…さすがにドキッとした。

美琴「……っ」

目をつぶりながら静かに、美琴は口を動かし上条との距離を縮めていく。ここで彼は重大なことに気付く。

上条「(もしかして、俺は今とんでもないことをしようとしてんだろうか…!?)」

このポッキーゲームの結末について、彼は深く考えていなかった。もし失敗しなかったらどうなるのか?
言わずもがな、唇と唇とがゼロ距離になるだけだ。それはつまり…

上条「(!!御坂とキス…っ!?)」

この状況がいかに深刻か、それを自覚したときにはすでに手遅れだった。
今更『はい、やめます』と言えるような空気でもない。

美琴「…んっ」

気付くと美琴の顔は紅潮しきっている。そういう上条も、人のことは言えなかったかもしれない。




185 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 01:01:56.82 ID:rMi+jP/X0
上条「(キスってのは…本来恋人同士がするもんなんじゃないのかっ!?そりゃ、異性であっても親しい人間となら
じゃれ合ったりはするだろう…。するだろう…けど!!それでも!キスはちょっとまずいんじゃ…っ!?)」

距離は刻々と近づいていた。考えてる間にも、どんどん時間は過ぎてゆく。

上条「(当の御坂はどう考えてんだ…??俺とキスしてもいいって、マジでそう思ってんのか??)」

美琴は若干震えていた。その振動が…彼の唇にも伝わってくる。
その震えが何を意味しているのか。緊張?興奮?焦燥?恐怖?皆目見当もつかなかった。

上条「…っ!」

一本のポッキーが無くなろうとしている。少年は、覚悟を決めた。

……

とある修羅場にて

一方通行「挨拶しにきてやったぜ帝督ゥゥゥゥゥゥゥゥン!!」

垣根「…おい」

心理定規「な、何よ?」

垣根「まさかお前、また俺にメジャーハートかけてんじゃねえだろうな?」




186 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 01:05:01.64 ID:rMi+jP/X0
心理定規「変なこと言わないでくれる??私だって今混乱してんだから…っ」

どうやら本物の一方通行らしい

なぜ?なぜここに一方通行が??何の用があってココに来た??どうして??なぜ??
ただただクエスチョンマークのみが、頭の中で浮かんでは消え、浮かんでは消える垣根だった。

一方通行「おうおう、イチャついてる最中だったかァ?女を侍らすとは、良い御身分だなァ第2位さんよォ?」

垣根「…さがってろ」

心理定規「え、ええ…」

彼女を背にし、突然の侵入者に眼(ガン)をとばす垣根帝督。

垣根「まさか、テメェの方から出向いてきてくれるとはな。探す手間がはぶけたぜ?」

一方通行「あ?何怒ってンですかァ?そんなにイチャイチャタイムを邪魔されたのが癪だったかァ?」

垣根「どうやら愉快な死体になりてぇと見える」

一発触発だった。突然戦闘が始まり、どちらかが肉塊と化していてもおかしくない状況。危険すぎる状況。
…そんな極限状態を解いてくれたのは、とある一人の少女だった。

??「一方通行!?私たちは喧嘩しにきたんじゃないんだよ!!ってミサカはミサカは説教してみる!」




187 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 01:10:37.20 ID:rMi+jP/X0
一方通行「チッ」

彼の背後から聞こえる、その声の持ち主は打ち止めだった。

垣根「テメェはあのときの…」

そのまま、彼女は垣根の方へと近づいていく。

打ち止め「私はね、あなたにお礼をしにきたの!ってミサカはミサカは暴露してみたり!!」

一方通行「暴露も何も、最初からそのつもりで来たんだろうがお前はよォ」

垣根「(お礼って、お菓子をあげたことに関しての…か?というか、それしか思い浮かばねぇが)」

心理定規「淡々とあなたたち話してるけど、よくこの場所がわかったわね…」

忘れられがちだが、仮にもここはスクールのアジトのはずである。彼女の疑問ももっともだろう。

打ち止め「一方通行がね!『垣根帝督』って名前を出しただけでこの場所を突き止めてくれたの!
ってミサカはミサカは彼の働きっぷりに感謝してみたり!!」




188 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 01:15:50.91 ID:rMi+jP/X0
垣根「……」

心理定規「暗部経由でデータバンクにハッキングでも仕掛けたのかしら。にしても、よくプライベートな理由で
彼ら(暗部)が動いてくれたわね…。さすが学園都市第1位と言ったとこかしら。人脈様様ね」

一方通行「…正直、骨が折れた(土御門と結標に頭下げたのはマジ屈辱だった)」

打ち止め「それと、ゴメンなさい。さっき、あなたたちお取り込み中だったよね?それを邪魔しちゃって…」

心理定規「っ!」

垣根「!」

一方通行「(明らかに動揺してンなこいつら)」

打ち止め「ホントはこんな急に来るつもりなかったんだけど、一方通行が明日から仕事が忙しくて
なかなか時間が取れそうになかったから…。ここに来るには彼の案内が必要!
だから、急遽予定が前倒しになっちゃったの!ってミサカはミサカは申し訳なく弁明してみる…」

もちろん仕事とは、グループ関連である。

垣根「いや、まあ…別にいいぜ。むしろ、その律義さは評価に値するだろうよ」




189 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 01:22:20.47 ID:rMi+jP/X0
打ち止め「評価されちゃったよ一方通行!」

一方通行「そォかそォか。よかったなァ(顔を見ずに」

打ち止め「ところで、あなたたちは結局さっき何してたの?ってミサカはミサカは聞いてみる!!」

垣根「ガキにはまだ早い」

心理定規「お譲ちゃんは知らなくていいことよ?」

一方通行「だそうだ」

打ち止め「うーっ!なんか私だけ除け者にされた感じ!!ってミサカはミサカは憤慨してみる!」

一方通行「っつゥか、お前は何しにココに来たワケ?さっさとやることやッて
ウチに帰るぞ。黄泉川や芳川が指くわえて待ってッからな」

打ち止め「そうだね。うっかり目的を忘れそうになったり!ええっと…はい!」

そう言って、打ち止めが垣根に差し出したのは

垣根「これは…」




190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 01:30:04.72 ID:eAKM1G2B0
お礼を言いに来てこの態度www
一通さんマジパネェっす




191 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 01:30:54.72 ID:rMi+jP/X0
『ねるねるねーるね』だった

垣根「(あ、でもなんかおいしそう)」

打ち止め「それ、ネーミングはひどいかもなんだけど、味はとっても良いんだよ!
ってミサカはミサカは胸を張って保障してみる!!」

垣根「そりゃぁ何よりだ。けど、ホントにコレもらってもいいのか?
100円近いって、お子様からすりゃ結構な額っぽいが」

打ち止め「いいのいいの!これは私の気持ちだから、
受け取ってくれたら嬉しいかも!ってミサカはミサカは主張してみる!」

垣根「そういうことなら仕方ねえな。このお菓子は味わって食べるとするぜ」

打ち止め「それでよろしい!」

一方通行「じゃ、帰るか」




192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 01:34:27.93 ID:rMi+jP/X0
打ち止め「え、ちょ、待ってよ一方通行!!じゃ、急だけどこれでバイバイ!って
ミサカはミサカは二人に向かってさよならの挨拶をしてみたり!!」

垣根「おう。じゃあな」

心理定規「また会えたらいいわね」

ドア付近まで足を運んだところで、不意に一方通行が垣根たちの方を振り向く。

一方通行「お前もまぁ、随分と丸くなったなァ?」

垣根「はっ。そっくりそのままテメェに返すぜ」

一方通行「うるせェ野郎だ」

その台詞を最後に、ドアは閉まる

垣根「……」

心理定規「楽しいお客さんたちだったわね」




196 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 01:40:16.16 ID:rMi+jP/X0
垣根「それ以上に、とんだサプライズだ」

心理定規「…続き。どうする?」

垣根「悪いが、そんな気分じゃなくなっちまった」

心理定規「じゃあ、どうする?」

垣根「『ねるねるねーるね』を作ってみる」

心理定規「あなた、そんなキャラだったっけ」

垣根「たまにはこういうのもいいだろ。いつもいつも暗部ばかりじゃ疲れる」

心理定規「本当にあなた変わったわね…。でも、だからこそ私は好きになったんだけどっ」

垣根「あのガキには感謝しねぇとな」




197 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 01:46:25.13 ID:rMi+jP/X0
打ち止め「ちょっと!本当に待ってってば一方通行!まだ寄るところがあるの、
忘れてるわけじゃないよね!?ってミサカはミサカは一応確認を取ってみたりっ!!」

一方通行「ア?初春飾利とかいう、風紀委員のとこに差し入れに行けばいいンだろ?」

打ち止め「ちゃんと覚えててくれてミサカは感激かも!」

一方通行「ただし、177支部とかいう部屋にはお前一人で入れ」

打ち止め「えーどうしてどうして?あなたも一緒に入ればいいのに。
もしかして恥ずかしいの?ってミサカはミサカは聞いてみる!」

一方通行「恥ずかしい云々の問題じゃねェんだよ(どう考えても場違いすぎだろッが…)」

打ち止め「むー。まぁそこまで頑ななら無理は言わないけど。じゃ、家に早く帰るためにも
177支部へとレッツゴー!!ってミサカはミサカは思いっきり叫んでみたり!!」

一方通行「近所迷惑だコラ」

そんな、打ち止めと一方通行なのであった。




198 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 01:57:55.28 ID:rMi+jP/X0
そして。場面は公園へと戻る。

上条と美琴をつなぐ一本のポッキーは、完全に消滅していた。

美琴「……」

上条「……」

美琴「その…なんかゴメン…」

上条「いや、き、気にしなくていいって」

美琴「……」

確かにポッキーは無くなっていた。折れた欠片がベンチの上や、ましてや地面に落ちているわけでもない。
ならば、本来ならそのポッキーをくわえる両端はゼロ距離となり、唇と唇とが触れていないとおかしい。
だが、結果として二人はキスをしなかった。なぜか?

上条「(右手を御坂の肩に置いてて正解だったかも…)」




199 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 02:01:20.27 ID:rMi+jP/X0
ポッキーは二人の腹の内に収まるようにして消えたわけではない。
正しくは、唇が触れる直前で『御坂美琴の電撃により消し炭になった』のだ。
例の右手により感電することはなかった上条は運が良かったといえる…が、
本来できるはずの行為ができなかったという点では、相変わらず彼は不幸だったのかもしれない。

美琴「(私の…バカ…っ!!)」

切実に、彼女は自分に訴えかけていた。まさか極度の緊張状態のせいで、
能力を無自覚に発動してしまうとは…。想定外だった。

上条「(っていうか、いつのまにか日が暮れてるのな…)」

さらに悪いことに、上条は家に帰らねばならなくなった。これ以上インデックスを待たせるわけには
いかないからである。もっとも、それは寮の門限が差し迫ってる美琴にも言えたことなのだが。

上条「御坂。俺そろそろ…」

美琴「そ、そうね。もうこんな時間だもね…」

かと言って、こんな沈んだ空気のまま別れを告げるのも上条は嫌だった。
だから、思ってることをそのまま美琴に伝えることにした。




231 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 21:16:57.95 ID:rMi+jP/X0
上条「残念…だったよな。その、できなくて…さ」

美琴「え!?あ、うん、そ、そうよね…ゴメン」

上条「いいって。…でもさ、一方で『できなくてホっとした自分』がいたのも事実なんだよな…」

美琴「ぁ…。私も、そうかも…しれない」

二人とも思ってることは同じだった。恋人というわけでもない、付き合ってるわけでもない二人の男女が
遊びの延長線上とはいえ、キスをするのは…。あまりに抵抗があった。そして、二人のこれまでの距離感が
劇的に変化するのを恐れたのも、また事実だった。つまり、それだけの覚悟や心構えができていなかった。
ゆえの安心感。

上条「…でも、俺嬉しかったんだぜ?お前がポッキーゲームをやろうなんて言いだしてさ」

美琴「ちょっ!べ、別に私が率先して言いだしたわけでもないでしょ!?どっちかっていうとあんたが…」

上条「じゃあそれでいいよ。…それでさ、なんというか、嫌とは思わなかったんだ。御坂はどうだった?」

美琴「どうだったって…。したくもないことを、私がするとか言うわけないでしょっ!!?」

上条「わかった。それが聞けりゃ十分だ」

美琴「?それってどういう…」




232 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 21:31:50.44 ID:rMi+jP/X0
上条「だって、いくら自分がよくても相手が嫌がることをするってのは、なんか嫌じゃんか」

美琴「…うん」

上条「ただ、正直…。まだ自分の気持ちに確信がもてない。突然のことだったからさ」

美琴「(あんたにとっては突然でも、私にとっては全然そうじゃなかったけど!)」

上条「だからさ、今日のところはひとまず置いといて…。また近いうち、今日みたく遊ぼうぜ!
…。ああ、わかってる。いつかちゃんとした答えを、自分の中で出すからさ」

美琴「…わかった。私、待ってる」

上条「……」

美琴「……」




233 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 21:46:27.52 ID:rMi+jP/X0
美琴「って、ちょぉぉぉぉっと待ったあああああああああぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

上条「!?」

美琴「危ない危ない…危うく雰囲気にのみ込まれるとこだったわ。
ちょっとあんた!!どういうつもり!?!私を待ちぼうけさせようなんて、イイ度胸じゃない!!?
そもそも、そんなの私のキャラじゃないんだけどぉ!?」

上条「いぃ!?そ、そんなこと言われましてもね!!って、
何でビリビリさせてるんでせうか??危険だからやめなさい!!」

美琴「ちょっと!後ずさりしてどこ行くつもり!!?逃げるのあんたっ!!?」

上条「そうさせてるのはお前だろーがあああああああああぁぁぁぁーっ!!!!」

同時刻

垣根「『ねるねるねーるね』の完成だ」

心理定規「よくできました♪」

垣根「ガキか俺は」

こっちは平和だった




236 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 21:54:52.54 ID:rMi+jP/X0
垣根「これって、いろいろ種類があるみたいなんだよな。打ち止めが俺にくれたのはメロン味だったが、
他にもバナナ味、フルーツ牛乳味とかあるらしいぜ。携帯でさっき調べた」

心理定規「おいしそうね。私にも今度買って食べさせてほしいかも」

垣根「あ?テメェはトリュフ、フォアグラ、キャビアでも奢られてろ。
どさくさに紛れてガキのお菓子ねだりたぁ、ギャップでも狙ったつもりか?」

心理定規「困った人。私という人間を、そんなステレオタイプにはめて考えてほしくはないわね。
そもそも本当にそんなキャラなら、彼から『おっとっと』や『ハバネロ』『ハイチュウ』をもらったりは
しないもの。…そう言えば、打ち止めにあげた『おっとっと』も、もとはと言えば彼からもらったものだったわね」

垣根「そういやそうだったか。上条当麻…ね」

心理定規「第1位を倒した男が、気になる?」

垣根「はっ。俺は俺、そいつはそいつだ。俺は自分のやり方で強くなる」




238 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 22:01:31.47 ID:rMi+jP/X0
心理定規「そのためなら何でも言ってね。私、頑張るからっ」

垣根「はっ、そんな健気なテメェにご褒美だ。コレ、お前も食ってみろ?案外いけるぜ…」

心理定規「私も食べていいんだ?じゃぁいただこうかな。ぱくっ♪」

垣根「(こいつも人のこと言えねえだろ…ぜってぇ俺とキスしてからキャラ変わってるし。
何が『ぱくっ♪』だ。可愛いじゃねぇかクソっ)」

心理定規「メロン…味っぽくはないわね」

垣根「どっちかっつうとブドウに近い感じだよな」

心理定規「どっちでもいいわ。おいしいから♪」

そんな、垣根帝督と心理定規なのであった。

そして、上条さんは全力疾走だった。

上条「お願いっ!!!砂鉄や電撃乱発すんのやめて!!!上条さんからの切実なお願いですっ!!!
ってか、他の人や公共物に当たったらどうすんの!?お前責任取れんのか!?」

美琴「そのへんは大丈夫よ。私、これでもコントロールには自信あるから!!!
超電磁砲の御坂美琴をなめるんじゃないわよッ!?」

上条「なめてない!!なめてないからーっ!!!」




239 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 22:13:49.74 ID:rMi+jP/X0
美琴「あ、私、寮こっちだから!じゃ、またねー!今度は私のほうからお菓子もっていくからー♪」

上条「へ…?お、おう!?またなビリビリ!」

美琴「ビリビリ言うな!」

別れを済ませ、二人はそれぞれの帰路へとつく。

上条「(なんだ…。あいつ、なんだかんだいって楽しそうなんじゃん。あれ?ってことは
一連の攻撃も、言わば鬼ごっこ感覚で楽しんでたってこと?…なんだかなぁ)」

美琴「(今日も楽しかったな。悔しいけど、あいつのおかげなんでしょうね…どう考えても。
それにしても、なぁにが『いつかちゃんとした答えを、自分の中で出すからさ』よ!?
そんなの…。待ってなんかあげない。そのためにも、今度買っていくお菓子を考えなきゃね!)」

上条「(でも、あいつが楽しいと思ってくれてるなら…。それでいいじゃねえか)」

そんな、御坂美琴と上条当麻なのであった。




240 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 22:23:08.11 ID:rMi+jP/X0
上条「ただいまーっと」

??「とうま…遅すぎなんだよ…出て行ってから4時間も経過してるんだよ…空腹で死にそうなんだよ…」

変わり果てたインデックスの姿が、そこにはあった

上条「ほ、本当にすまんかったインデックス…ッ!!いろいろありすぎて帰りが遅くなっちまったんだ…。
今すぐ夕食作るからな!!それまで菓子でも食って生きつなぐんだ!!ほら、大量に買ってきたんだぞ!!
上条さんの財布を空にしてまでの、この(上条さんにしては)大奮発した豪勢なおやつの山を見よ!!!」

インデックス「お菓子!!(キラーン」

上条「(相変わらず分かりやすいお方ですねこの人は…)」

そんな、インデックスと上条当麻なのであった。




241 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 22:34:03.43 ID:rMi+jP/X0
あ と が き

垣根「結局、俺は冷蔵庫にはならなかったぽいぞ。ハッピーエンドじゃねえか…」

心理定規「ねえ、せっかく恋人の関係になったんですもの。
あなたのこと…下の名前で呼ばせてくれない?」

垣根「そんなの聞くまでもねえだろ。呼んでみせろ」

心理定規「ていとくん♪大好き…っ!」

垣根「おい待てコラ。大好き!でごまかすんじゃねえッ!!今、帝督の後に『ん』を付けただろテメェッ!!?」

心理定規「ダメ?私、この呼び方気に入ってるのに」

垣根「はぁ…。わかった、もう勝手にしろ」

心理定規「ていとくん♪」

垣根「……」

垣根「(ちょっといいかも)」

おわり




243 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 22:36:05.34 ID:6BhB75lL0





244 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 22:39:07.87 ID:rMi+jP/X0
実は後日談もあります。夕食を食べてからまた投下しにきます。




245 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/10(木) 22:40:10.91 ID:6BhB75lL0
機体








その2へ






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コメント
この記事へのコメント
  1. 名前: 通常のナナシ #SFo5/nok: 2011/08/11(木) 15:30: :edit
    1?
  2. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/08/11(木) 15:30: :edit
    古い

  3. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/08/11(木) 16:11: :edit
    心理定規のふとももにおにんにんはさみたいよぉ
  4. 名前: anz #-: 2011/08/11(木) 16:23: :edit
    ていとう庫
  5. 名前: な #-: 2011/08/11(木) 16:30: :edit
    これはまた懐かしいSSを引っ張ってきたなwwww
  6. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/08/11(木) 16:37: :edit
    006getだぜ!
  7. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/08/11(木) 16:53: :edit
    スレタイ見て中2だからの人かと思ったら
    違うのか
  8. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/08/11(木) 17:34: :edit
    ひとけた
    今から読む
  9. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/08/11(木) 18:15: :edit
    いまからよむヒトケタン
  10. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/08/11(木) 19:33: :edit
    9ゲット
  11. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/08/11(木) 19:57: :edit
    長い
  12. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/08/11(木) 22:00: :edit
    つーか
    こういうのってどんな心境で書き込むんだろ?
    あ・・・読んでないパチモンですらないし
  13. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/08/11(木) 22:05: :edit
    長いうえに視点がコロコロ変わるから
    読みづらいことこの上ない
    ただでさえ登場人物多いんだから・・
  14. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/08/12(金) 00:49: :edit
    えっと…看板で頭打ったせいかな…
  15. 名前: 駄目人間名無しさん #-: 2011/08/12(金) 08:28: :edit
    アクセロリータの語感の良さは異常
  16. 名前: 名無しさん@ニュース2ちゃん #-: 2011/08/12(金) 13:17: :edit
    10032号は別名捨てミサカだってんだろダラズ
    スク水着たり猫耳つけたりしようとして上条さんに拾われるんだぞ
  17. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/08/12(金) 13:28: :edit
    危ないレベル5の面々を穏やかにして、場を平和にするだがしのちからってすげーー!
  18. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/08/12(金) 22:20: :edit
    提督+ん=ていとくん
    (ん)が付くだけでイメージが変わる。
    日本語って面白い!
  19. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/08/13(土) 01:24: :edit
    ペリー・テイトクンというキャラがいてだな
  20. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/08/13(土) 08:41: :edit
    むぎのん
    あわきん
  21. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/08/14(日) 12:43: :edit
    一方さんは「ッ」じゃなくて「っ」だぞ…?
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俺の妹がこんなに可愛いわけがない 黒猫 白猫Ver.
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