薔薇水晶「私、お父様の力になりたい」

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2011/07/09(土)
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 21:43:36.85 ID:H0I1SHtB0
槐「ハァ……」

薔薇水晶「お父様……ため息なんかついてどうかなさったのですか?」

槐「最近店の売り上げが悪くてね。ちょっとピンチなんだ」

薔薇水晶「ピンチ……」

槐「GTOで例えるなら何度もクレスタを壊されたせいで保険が効かなくなったくらいピンチだね」

薔薇水晶「ネタが少し古いです」

槐「いずれにせよ、この状況が続けば店を畳むかもしれないな」

薔薇水晶「つまり閉店?」

槐「ああ」

薔薇水晶「そんな……」




2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 21:45:25.33 ID:H0I1SHtB0
――

真紅「今日もくんくんは面白いのだわ」ボリボリクッチャクッチャ

雛苺「真紅、中年のメタボ腹のおじさんの様に横になってお菓子を食べながらくんくんを見るのは薔薇乙女としてはしたないのよ」

真紅「たまにはいいじゃない」ボリボリ、ブッ!
翠星石「臭っ!! 屁ェこくなですぅ!!」
真紅「あら、うっかり」ボリボリ

ピンポーン

蒼星石「チャイムだ。誰か来たのかな?」

真紅「ジュンー! 誰か来たのだわー! 出なさーい!」クッチャクッチャ

JUM「うるさいなぁ。聞こえてるよ」




3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 21:46:25.47 ID:H0I1SHtB0
ピンポーンピンpブブッブー!

JUM「オナラの音の方が勝ってるし。ハイハイ今出ますよ」ガチャ

薔薇水晶「こんにちは……」

JUM「薔薇水晶? どうしたんだよ?」

薔薇水晶「実は……」




4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 21:48:09.25 ID:H0I1SHtB0
JUM「閉店?」

蒼星石「ガラガラ」

翠星石「出た、ワァオ!」

ブッ!

真紅「また屁が出たのだわ」ボリボリクッチャクッチャ

薔薇水晶「はい。売れ行きが下がって……このままだともしかしたら」

JUM「まあ不景気だしなあ。しかもドールショップなんて来る人が限られてるし」

薔薇水晶「そのせいで我が家の食卓も寂しくなりました。節約するためにお肉や魚を控えて、たまごふりかけご飯もやめて今ではお坊さんの様な食事をしています」

翠星石「いっその事もう店を畳んでnのフィールドで暮らせば良いじゃないですか。そっちの方が楽だと思うですよ」

薔薇水晶「それもあるけど……お父様も人形師。人形に関わってきた身としては店を最後まで経営したいんだと思うんです」

JUM「意地みたいなものか」

薔薇水晶「はい」




5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 21:48:26.09 ID:4JQGA0Bo0
俺の真紅はおならなんかしない




6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 21:49:27.50 ID:m9yImLR30
真紅になんてことやらすんだ




7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 21:49:37.30 ID:H0I1SHtB0
薔薇水晶「でも……お父様のお店が潰れるのは嫌」

蒼星石「そういえばラプラスの魔は? 彼はどうしたの? 一緒に住んでたよね? 助けを求められないのかい?」

薔薇水晶「彼は音信不通です。だから協力も無理」

ブルルン!!

真紅「ボハハハハハ!!! 屁がよー出るのだわ!!!」

翠星石「まあ気まぐれなウサギに頼るのも気が引けますしね」

JUM「それで、何で僕達に相談しに来たんだ?」

薔薇水晶「相談相手があなた方しかいないから……」

JUM「でも僕達に言われてもなあ」

翠星石「ここには人形と学生と働いた事の無い引きこもりしかいないですからねえ」

ブピュピピーーー!!!

真紅「かっー!! 我ながら臭い屁なのだわ!!」ボリボリクッチャクッチャ




8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 21:51:11.82 ID:H0I1SHtB0
薔薇水晶「お父様の負担を出来るだけ軽くしたいんです。私も見てるだけじゃ駄目なんです」

蒼星石「……もしかして働くの?」

薔薇水晶「はい」

薔薇水晶「私、お父様の力になりたい」

JUM「働くって言っても人形雇う所なんてあんのか?」

薔薇水晶「わかりません……でも私も働かなきゃ……」

JUM「うーん……」

蒼星石「ねえ、水銀燈に聞いてみるのはどうかな?」

翠星石「水銀燈?」

蒼星石「彼女、常にサバイバル生活みたいなのしてるから良い情報とかあるんじゃないかな?」

JUM「んー、まあ聞くだけ聞いてみるか」




9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 21:52:45.45 ID:H0I1SHtB0
――

水銀燈「働いてるわよ。バイトだけど」

JUM「マジ?」

雛苺「水銀燈すごーい」

ドォブルルルルン!!!!!

真紅「ゼハーハハハ!!! こいつは最高記録なのだわ!!!」

翠星石「でもよく人形を雇ってくれたですね」

水銀燈「でも最初は酷かったわよ。中々採用してくれないんですもの」

JUM「そりゃ人形だしな」

水銀燈「でも、雑草や生ゴミばっかの食事は抜け出したいし、めぐの病院食を恵んでもらうのもめぐに悪いから諦めなかったわぁ。それで努力が実ってお陰で今ではバイトを掛け持ち。都会のターちゃんからバイト戦士にランクアップよ」

JUM「もうローゼンメイデンとしての義務忘れてるな」




10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 21:54:25.69 ID:H0I1SHtB0
水銀燈「失礼ね。忘れてなんかないわよ」

水銀燈「私の人生はアリスになってお父様に会う事とヤクルトを飲む為にあるのよ!」シャキーン!

JUM「一つ余計なのが入ってるぞ」

水銀燈「それで、どうしてそんな事聞くのよ?」

蒼星石「薔薇水晶が働きたいんだって」

水銀燈「薔薇水晶が?」

薔薇水晶「はい……水銀燈なら何か良い案があると思って」

水銀燈「ふぅん、どうして?」

蒼星石「お店が経営難でこのままじゃ潰れちゃうから薔薇水晶が働いて店の負担を軽くしたいんだって」

水銀燈「そう。でもバイトとは言え甘く見ちゃダメよ。私だって慣れるのに時間が掛かったんだから」

薔薇水晶「それでも……働きたいんです!」




11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 21:56:12.00 ID:H0I1SHtB0
水銀燈「やる気はあるみたいね。」

水銀燈「薔薇水晶、貴女、今すぐにでも働きたいのよね?」

薔薇水晶「はい」

水銀燈「となると、自分一人の力でバイトの面接を受けるのは厳しいわ。私だってやっとの思いで受かったんだから」

水銀燈「しかも貴女、口数は少ないしコミュ不足だし、受かる可能性がかなり低いわ。絶望的よ」

薔薇水晶「で、でも……貴女達とはそれなりに上手く話してます」

水銀燈「身近な人間と赤の他人とじゃ違うわ。しかも面接と言う名の試験場。初めての人は緊張しまくるわぁ」

水銀燈「貴女、緊張しない自信ある?」

薔薇水晶「……無いです」ショボン

水銀燈「でしょうね。まあそれ以前にさっきも言った様に人形だから受かる事はほぼ無いでしょうね」

JUM「じゃあどうすんだよ」

水銀燈「コネよ」




12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 21:58:00.93 ID:H0I1SHtB0
JUM「コネ?」

水銀燈「私が働いてる所の人に話して貴女を働ける様にしてあげるわぁ」

薔薇水晶「! 本当ですか?」

JUM「お前コネとかいつの間に」

水銀燈「バイト戦士だからよ。まあ、私が何とかしてあげる」

薔薇水晶「ありがとう……水銀燈」

水銀燈「その代わり、貴女のバイトがOKだってわかったら、報酬としてヤクルト5本パックをいただくわよ」

JUM「安い報酬だなオイ」

水銀燈「じゃあ、バイトOKかどうかはそのうち連絡するから」

薔薇水晶「はい……」




13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 21:59:26.85 ID:H0I1SHtB0
ブンブンブブブン!!!

真紅「ん~、屁をするのは健康に良いわね」

真紅「あ、それ!」ブッブビブ----!!!

真紅「カッーカッカッカッカ!!」ブブブビビ

ブチュ!

真紅「!? ……ちょっと身が出たのだわ……」




14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 22:01:14.46 ID:H0I1SHtB0
――

薔薇水晶「良かった。まだ決まったわけじゃないけど、働ける……お父様の力になれる……!」

ガチャ

薔薇水晶「お父様……只今帰りました」

槐「ああ、お帰り。薔薇水晶」ゴロゴロ

薔薇水晶「お父様、私……!」

薔薇水晶(やめよう……お金が入ったらお父様を驚かせて喜んで貰おう……)

槐「どうかしたのかい?」

薔薇水晶「いえ……何でもないです」

槐「薔薇水晶、一緒にくつろがないか? 結構気持ち良いぞ」

薔薇水晶「はい……お父様」




15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 22:02:32.25 ID:H0I1SHtB0
nのフィールド

ラプラスの魔「もっと……もっと叩いて下さい」

雪華綺晶「女王様に命令ですか?」バシィン!

ラプラスの魔「ブヒィン!? すみません女王様……でも、快感!」

雪華綺晶「それそれ」ビシバシ

ラプラスの魔「ああっ!! 女王様、私はどうしようもない屑です!犬です!!豚です!!!」

雪華綺晶「オーホホホ」

ラプラスの魔「ブヒィイイイイイン!!!」ジョロロ-




16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 22:04:22.24 ID:H0I1SHtB0
桜田家

真紅「プヤ~、今日ものりの飯が美味しかったのだわ。お陰で糞の尾(ウンチテイル)がブリブリ出たのだわ」

翠星石「ブリブリ臭い事言うなです! この屁こきいもりが!!」

雛苺「なんだか今日の真紅は下品すぎるのよ」

真紅「別にいいじゃない。ティヒヒwww」

真紅「あっ、また」ドビュルルルン!

翠星石「ヴォエエエエ!! また屁こきやがったです!!」

雛苺「これじゃあ灰色狼の子を産ませる気にもなれないのよ」

真紅「ミミモトwwwデwwサーサーヤーキーwwwwww」




18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 22:06:46.37 ID:H0I1SHtB0
一週間後

薔薇水晶「良かった……バイト決まって……」

水銀燈「感謝しなさぁい」

薔薇水晶「これ、ヤクルトです」スッ

水銀燈「ありがと」

薔薇水晶「ところで水銀燈……ここはアキバですけど……どこにあるんですか?」

水銀燈「来ればわかるわ」




19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 22:08:13.56 ID:H0I1SHtB0
メイクイーン+ニャン2

薔薇水晶「お帰りなさいませ……ご主人様……」

ダル「ばらしー萌え~。僕はフェイリスたんが好みだけどばらしーもまた良いですなー。眼帯とか僕に新たな属性が付きそうだお」ハアハア

薔薇水晶「ご主人様……ご注文は……?」

ダル「口数の少ないメイドとかミステリアスで堪んないだお。これはもうブヒるしかないっしょ」ハアハア

水銀燈「ちょっと、さっさと注文しなさいよ」

ダル「ハァウ! 銀様、今日もツンデレのデレがこれっぽっちも無さそうな鋭い目つき。そのSっぷりが堪らないですな」

水銀燈「いいから早く注文しなさいよ。このくそみそ豚メガネ野郎」

ダル「ブヒィイイイイイン!!! 銀たまもっとおおおおおお!!!!」




20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 22:10:16.49 ID:H0I1SHtB0
まっちょしぃ「ばらしーちゃん、初めてのバイトはどう?」

薔薇水晶「凄く……緊張します……でも、一生懸命頑張ります」

まっちょしぃ「頑張ってね」

薔薇水晶「あの……一つ聞きたい事があるんですけど……」

まっちょしぃ「?」

薔薇水晶「水銀燈の接客態度、あれはマズイのでは?」

まっちょしぃ「大丈夫だよ~。最初はマズかったけどそれが逆に好評になって今ではドSメイドとして大人気なんだよ!」

水銀燈「オラオラオラオラオラ! メイドがいつまでもご主人様の言うことを聞くと思ってんじゃないわよ!」

ダル「もっと罵って銀たまあああああああああああ!!!!!!!」




21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 22:11:39.33 ID:H0I1SHtB0
――

水銀燈「ふぅ、今日もバイトが終わったわぁ。貴女も初めてにしては中々良かったじゃない」

薔薇水晶「でも……少し疲れました。お金を稼ぐって大変なんですね」

水銀燈「そうよぉ。でも、確かに大変かもしれないけど、その分喜びも大きいわよ」

薔薇水晶「大きい……」

グギュルルルルル!

薔薇水晶「あ……」

水銀燈「貴女お腹空いてるの?」

薔薇水晶「……///」カアアア

水銀燈「しょうがないわねぇ。奢るわ」




22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 22:14:25.65 ID:H0I1SHtB0
ムシャムシャ

水銀燈「吉○家の牛丼は美味いわぁ」ムシャムシャ

薔薇水晶「……」モグモグ

水銀燈「? どうしたのよ? 元気が無くなったみたいな顔をして。もしかしてす○屋の牛丼の方が好みだったかしら?」

薔薇水晶「う、ううう……」ジョバー

水銀燈「!? ちょっと! 何泣いてるのよ!? てか涙の量スゴッ!! 眼帯からも漏れ出す量ってどんだけよ!」

薔薇水晶「ご、ごめんなさい……でも、お肉を食べるのは久しぶりでつい感動して……」

水銀燈「大袈裟ねぇ。私でもそこまで喜ばないのに」

薔薇水晶「早く、お金を手に入れてお父様と一緒に美味しいご飯を食べたい」

水銀燈「それならジャンジャン働きなさぁい。お金がガポガポ手に入るわよ」




24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 22:18:31.32 ID:H0I1SHtB0
――

水銀燈「んー、ご飯も食べて薔薇水晶とも別れたし、めぐの所に行こうかしら」

蒼星石「やあ。水銀燈」

水銀燈「あら、蒼星石じゃない? 何か用?」

蒼星石「別に。ただの散歩さ」

水銀燈「あっ、そ」

蒼星石「……水銀燈、君はやっぱりお姉さんだね」

水銀燈「ハァ? 何よ急に?」

蒼星石「薔薇水晶はローゼンメイデンではないとは言え、色々と薔薇水晶の為に手助けをした君は、姉妹の、長女としての優しさを持ってると言うべきなんだろうね」

水銀燈「べ、別にそんなんじゃないわよ。ただ社会の厳しさを教えてあげようと思っただけよ! わ、私、めぐの所に行くから」バサッ




25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 22:19:44.25 ID:H0I1SHtB0
病院

水銀燈「めぐ~、来てあげたわよー。相変わらず辛気臭い顔してるぅ?」

めぐ「……」

水銀燈「? どうしたのよ? もしかして本当に気分悪い?」

めぐ「死にたい」

水銀燈「え」

めぐ「もう生きるのかったるいわ。あー、死にたい。超死にたい。死なないかなー?」

水銀燈「め、めぐ?」

めぐ「ヤッバ。マジ死にてー。水銀燈、ぶっちゃけ私の事殺してくんない?」

水銀燈「ねえめぐどうしたのよ!」




26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 22:21:22.75 ID:H0I1SHtB0
めぐ「死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい
死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい
死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい
死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたいヌキたい死にたい死にたい死にたい
死にたい死にたい死にたい死にたい
死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい
死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい」

水銀燈「め……ぐ……?」ガタガタ

めぐ「生きてるってつまんねー」

水銀燈「わ、私、明日新聞配達のバイトで朝早いからもう帰るわね」バサッ

めぐ「死ーにーたーいなー」




28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 22:22:58.66 ID:H0I1SHtB0
槐宅・作業場

薔薇水晶「お父様……ただいま」トコトコトコ

シーーーーン……

薔薇水晶「いない。お父様は……お休み中?」

薔薇水晶「……違う。今日仕事をした形跡がない。そういえば閉店時間じゃないのにもう店が閉まってた……?」

トコトコトコ

薔薇水晶「お父様……今日は仕事はもう終わりです……か…………!!!?」

ボリボリクッチャクッチャ

槐「ああ、お帰り。薔薇水晶」クッチャクッチャ

薔薇水晶「お父様……部屋が食べカスやゴミでいっぱい……!?」

槐「ん? ああ、処分するのが面倒臭かったからそのままにしてるんだよ」




29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 22:25:27.51 ID:H0I1SHtB0
薔薇水晶「そ、そんな!? ……そうだ、お父様、今日店がいつもより早く閉まってたのは何故ですか?」

槐「面倒臭かったから。営業」ボリボリクッチャクッチャ

薔薇水晶「え……?」

槐「というか、もうどうでもいいや。これからは店の営業とかはやめてパチンコとか競馬を楽しんだり家でゴロゴロしてたりするよ」

薔薇水晶「お父……様………………」




30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 22:26:54.14 ID:H0I1SHtB0
翌日

真紅「ヴィクトリカよりくんくんの方が優秀なのだわ」ホジホジ

真紅「あっ、でっかい鼻糞が取れたわ」

翠星石「堕落っぷりに拍車がかかってるです」

雛苺「ヒナはあんな糞野郎になりたくないのー」

蒼星石「薔薇乙女としての誇りなんてもうどこにも無いんだろうね」

のり「ジュンくーん、これジュン君のー?」

雛苺「どうしたの? のり」

のり「実はね、家にお届け物がいっぱい来たの」

ドッサリ

蒼星石「これって、通販の?」

のり「ええ。でも、どうして急に……」




31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 22:28:27.77 ID:H0I1SHtB0
JUM「腹減ったな」スタスタ

のり「あっ、ジュン君、これジュン君が頼んだの?」

JUM「ああ。それもう返品していいから」

のり「えっ?」

JUM「やっぱりクーリング・オフはスリルがあっていいよ」

のり「ジュ、ジュン君?」

JUM「それと学校やめて立派な引きこもりになるよ。学校行くのバカバカしい」

JUM「姉ちゃん、飯はまだ?」

のり「」パリーン

雛苺「眼鏡が割れたのー」

蒼星石「ジュン君、それ本気で言ってるの?」

JUM「本気も何も僕は普通に自分の願望を言っただけだよ」




32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 22:30:02.77 ID:H0I1SHtB0
翠星石「チ、チビ人間が屑チビ人間になったです……!?」

翠星石「し、真紅ゥ!」

真紅「なーによ、騒がしいわね」ホジホジ

翠星石「チビ人間が生涯引きこもり宣言をしやがったですぅ! 真紅も何か言ってやれです!」

真紅「別に良いんじゃない? 好きにさせたら?」ホジホジ、ブッ!

翠星石「なっ!?」

蒼星石「驚いたな。まさかそこまで腐ってたなんて」

雛苺「さ、桜田家が家庭崩壊なのよ」

ピンポーン

翠星石「こんな時に誰です?」

薔薇水晶「ジュン……開けて……ジュン!」

蒼星石「薔薇水晶?」




34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 22:31:12.96 ID:H0I1SHtB0
蒼星石「槐さんが!?」

薔薇水晶「お父様が……ダメ人間になりました」シクシク

翠星石「うわぁ、夢も希望もねえです」

薔薇水晶「私、どうすればいいかわからない」シクシク

蒼星石「実はジュン君もダメ人間になったんだ。まあ元々半分はダメ人間なんだけど」

薔薇水晶「ジュンが!? どうして急に?」

翠星石「真紅も想像以上にカスになってますし、何か変です」

雛苺「これはきっと裏があるのー」




35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 22:32:53.53 ID:H0I1SHtB0
雪華綺晶「こんにちは。お姉様方+α」

翠星石「おわぁ! 白薔薇!? いきなり出てくるなです!」

薔薇水晶(+αって私?)

蒼星石「神出鬼没だね君は」

雪華綺晶「……やはり、感染してましたか」

蒼星石「感染?」

雪華綺晶「ええ。実は最近、nのフィールドである生き物が生まれました」

翠星石「ある生き物?」

雪華綺晶「その生き物の名前は
『堕落の王-ダメニンゲンバンザイ-』。
この生き物は負のエネルギーを撒き散らし、それに感染した者は色々と何か失い、負の部分が増幅します」

蒼星石「何かって?」

雪華綺晶「例えば仕事熱心な人は、仕事へのやる気を無くし、人としてダメになる」

薔薇水晶「!! お父様」




38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 22:42:12.41 ID:H0I1SHtB0
雪華綺晶「理性、実は僅かに残っていた生きたいと言う願望、気品さ、目標、その他諸々。とにかくプラスのイメージがあるものはみんな失われます」

雪華綺晶「ちなみにドールも例外ではありません」

翠星石「じゃあ真紅やチビ人間もそいつのせいで……」

雪華綺晶「はい」

雪華綺晶「ラプラスの魔もこれにうっかり感染しました。それによって彼は理性を失い、趣味であるSMプレイが過激になりました」

雪華綺晶「私は彼に付き合わされて大変でした。彼の小さなラプラスを踏み付けたり、彼の陰毛を剃ってツルピカにしたり、
裸にして首にロープを付け公衆の面前で脱糞させたりと……疲れました」ウットリ

蒼星石「その割には嬉しそうだね」

雪華綺晶「それともう一人、■薔薇のお姉様……やっぱり駄目ですか」

蒼星石「? 今なんて?」

雪華綺晶「……■■■が」

翠星石「え? よく聞き取れなかったです」
雪華綺晶「……■番目のお姉様……数字も駄目ですか」




39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 22:43:23.19 ID:H0I1SHtB0
蒼星石「一体何が言いたいんだい?」

雪華綺晶「……草笛みつのドールです」

翠星石「ああ、チビ■■の……」
翠星石「あれ? 今何か遮られたような……」

蒼星石「■■■の事? ……これは一体?」

雪華綺晶「彼女は『出番』を失われ、台詞はもちろん、名前を出す事すら出来なくなりました」

蒼星石「つまり空気化の悪化か」

翠星石「どうすれば治るんですか?」

雪華綺晶「堕落の王を倒せばそのうち。庭師の力を使って心の樹を治療すればもっと早く」




40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 22:44:52.23 ID:H0I1SHtB0
薔薇水晶「よくもお父様を……」ギリッ

水銀燈「話は聞いたわぁ」

雛苺「あっ、水銀燈なの」

水銀燈「めぐの性格が変わったのはそいつのせいね。ならすぐに行くわよ! ぶち殺してやるわ!」




41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 22:46:23.92 ID:H0I1SHtB0
nのフィールド(雛苺はお留守番)

蒼星石「堕落の王はどこにいるんだい? 雪華綺晶」

雪華綺晶「もうすぐだと思います。強い負のオーラを感じます」

翠星石「そういえば何か寒気がするです」

蒼星石「そういえば水銀燈は何故僕達を先に行かせたんだろう? あんなに張り切ってた(?)のに」

翠星石「怖じけついたんじゃないですか?」

薔薇水晶「お父様を助けなきゃ……」

雪華綺晶「見えました。あれが堕落の王です」

堕落の王「グルル……」

蒼星石「あれが」

雪華綺晶「大きさ約3メートル。体はデブの人間。足はタコ。腕はゴリラ。顔はとある魔術の禁書目録2巻に出てきた竜王の顎-ドラゴンストライク-。あれこそが堕落の王です」

翠星石「気持ち悪いです」




42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 22:48:06.52 ID:H0I1SHtB0
堕落の王「ナエエエエエエエエエエ!!!!」

ワラワラワラ

蒼星石「! あれは?」

雪華綺晶「あれは堕落の王の子供達、
『堕落の子供達-ダメニンゲンヨビグン-』です」

雪華綺晶「顔がデブでメガネでハゲのキモオタなのを除けば1メートル程度の小さな堕落の王だと思えばいいです」

翠星石「いっぱいいるです!」

雪華綺晶「私は巻き込まれたくないので逃げます」ピュピューン

翠星石「ちょっ、逃げるなですぅ!」

蒼星石「しょうがない。ここは僕達だけでやるしかない。レンピカ!」

翠星石「うう、スィドリーム!」

薔薇水晶「……倒す」シャキン




43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 22:52:21.75 ID:H0I1SHtB0
堕落の子供達「ブヒィイイイイイイン!!!」

翠星石「ヒイイイ!! 寄るなです!」メキョミキョ

堕落の子供達「オレノヨメガアアアア!!!」ブチブチ

ブシュブシュ!

蒼星石「しかし数が多い。子供達が邪魔で堕落の王の所まで行けない」

翠星石「しかもこの戦力差、EW(エンドレスワルツ)並です!」

子供達「ア゛ア゛ア゛ア゛ギモヂイイイイイイ!!!!!」

薔薇水晶「うるさい……!!」

ドシュシュシュシュシュ!(水晶を召喚する)

子供達「ウスイホンゥウウウウウ!!!」グサグサグサ

蒼星石「! 今ので道が出来た」

薔薇水晶「チャンス……!」シュバ!




45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 22:53:53.34 ID:H0I1SHtB0
堕落の王「!」

翠星石「殺っちまえです!」

薔薇水晶「これで終わり」シャキン

堕落の王「……オワコーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!」ビリビリ

薔薇水晶「えっ?」

ギィイイイイイイイン!!!

蒼星石「ぐわあああああああ!!!?」

翠星石「う、うるさいです!」

堕落の王「オワコン! ローゼンハオワコン!! オワコオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!」ビリビリ

蒼星石「気力が失われてく……」

翠星石「いやぁ! 聞きたくないです!」

薔薇水晶「あ……あ……」ガクガク




46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 22:55:13.01 ID:H0I1SHtB0
堕落の王「オワコンニヨウハナイイイイイイイ!!!!!!」ビリビリ

蒼星石「もうどうでもよくなってきたよ。何もしたくない」

翠星石「翠星石もです。性奴隷でも何でもいいです」

子供達「ドウテイソツギョウドウテイソツギョウ」ワラワラ

蒼星石「ハハハ、君達の好きにしなよ」

子供達「ガマンジルモレール」ワラワラ

薔薇水晶「……」ガクガク

堕落の王「オワコンニアスハナイ。ローゼンハカコノモノオオオオオオオオ!!!!!!!」

薔薇水晶「……所詮………私…………は…………………」




48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 22:57:23.41 ID:H0I1SHtB0
シュピピピピ! グサグサ!!

子供達「ヒギイイイイイイイ!!! ムスコガアアアアアア!!!!」

堕落の王「ナエエエエエエエエエエ!!!!!!」

蒼星石・翠星石・薔薇水晶「!!!」

水銀燈「何やってるのよ貴女達。情けないわね」

蒼星石「水銀……燈」

水銀燈「それにしても何? この気持ち悪いの? ああ、こいつらが雪華綺晶の言ってた堕落何とかね」

堕落の王「グルル……オワコン! ローゼンハオワコオオオオオン!!!」ビリビリ

水銀燈「ぐっ!?」

翠星石「ああ……力が抜けてゆく……」

堕落の王「オワコンオワコンオワコン! ローゼンハオワッタコンテンツ!! ワダイニスラナラナイイイイイイイイイイイ!!!!」ビリビリ

水銀燈「オワコンですってぇ? それが何よ!!!」クワッ!
堕落の王「!?」




49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 22:59:09.92 ID:H0I1SHtB0
水銀燈「元都会のターちゃんのバイト戦士をなめるんじゃないわよ。オワコンって言われたくらいで絶望する私じゃないわぁ」

水銀燈「お父様に会えないのと比べるとこんなもの、屁でもないわ!」

子供達「ブヒィイイイイイイン!!!!」ワラワラ

水銀燈「すごい数ね。私一人じゃキツイわね」

水銀燈「念のため助っ人を呼んどいて正解だったわ」

水銀燈「まゆり!」

まっちょしぃ「トゥットゥルー」




50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 23:00:50.10 ID:H0I1SHtB0
翠星石「ギャアアアアアアア!!!! マッチョオオオオオオオ!!!!?」

まっちょしぃ「銀ちゃん、あのウネウネしたのはなぁに?」

水銀燈「あれは私達を病気にさせる悪い虫よ。まゆり、貴女のお友達が病気になる前にあれを駆除するのよ。そうすればみんな助かるわぁ」

まっちょしぃ「よーし、オカリンや紅莉栖ちゃんの為にがんばるぞー!」

まっちょしぃ「トゥットゥルー♪」

子供達「マンマアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

グチャバキブチベチョ!!!!!

水銀燈「雑魚はまゆりに任せるわ。貴女達行くわよ」シュバ

蒼星石「言われなくても」シュバ

翠星石「わかってるです」シュバ



51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 23:01:55.09 ID:H0I1SHtB0
水銀燈「ん?」

薔薇水晶「……」

水銀燈「薔薇水晶、何やってるのよ。貴女も戦うのよ」

薔薇水晶「やる気が出ない……」

水銀燈「ハァ?」

薔薇水晶「いくらあがいたところでローゼンはオワコンなんです。もう話題にすらならない。私なんてローゼンメイデンですらない。パチモンですよ。原作以下です」

薔薇水晶「もう……無駄なんです………」

水銀燈「馬鹿言ってんじゃないわよ!」パチン




53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 23:04:48.13 ID:H0I1SHtB0
薔薇水晶「!? 痛い」

水銀燈「オワコン? 話題にすらならない? 寝ぼけた事言ってんじゃないわよ!」

水銀燈「なら何故私達は今ここにいるの?」

薔薇水晶「え……」

水銀燈「確かに今になっては昔程話題になる事は無くなったわ。でもね、私達はオワコンなんかじゃない」

水銀燈「真のオワコンと言うのは、記憶にすら残らない、思い出にすらならないという事よ!」

水銀燈「私達はまだ消えていない。まだ抗える。例え原作が終わったとしたとしても読んでくれた人、見てくれた人の心にローゼンメイデンが刻まれていればオワコンなんかじゃない!私達は存在する事が出来る!」

水銀燈「薔薇水晶、貴女をパチモンって呼ぶ人も確かにいるわ。でも! 貴女個人を、薔薇水晶と言う存在を好きな人は沢山いるわ!」

水銀燈「貴女自分の父親を助ける為にここまで来たんでしょう? なら戦いなさい。オワコンって言われたくらいでへこたれてちゃ、一生助けられないわよ」

水銀燈「抗いなさい。そして例え命(話題)の灯が小さくても、オワコンと言う名の闇を照らす気高き炎になりなさい!」

薔薇水晶「……私は戦う! 抗う! そしてお父様を助ける!」




54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 23:07:07.11 ID:H0I1SHtB0
堕落の王「オワコオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!」ビリビリ

蒼星石「勝手に……言ってろ!」

翠星石「翠星石達の事を好きな人達がいる限り……負けないです!」

まっちょしぃ「オワコンと馬鹿にされた者の怒りを思い知るのだ☆」メキメキ

子供達「ピギィイイイイイイイイイ!!!!!!」ブチボキ、プシャー!

水銀燈「このグロ豚野郎! とっとと消えなさい」シュピピピ

堕落の王「ナエエエエエエエエエエン!!!」

薔薇水晶「例えオワコンと言われても」ブシュ

堕落の王「ナエ!?」

薔薇水晶「話題にすらならないと言われても」ザシュ

堕落の王「ナエエエン!!?」

薔薇水晶「私達は生き続ける!!」ドシュドシュ
堕落の王「ナエエエエエエエン!!!?」




55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 23:08:44.24 ID:H0I1SHtB0
堕落の王「ナ……エ……」ガクガク
水銀燈「そろそろクライマックスね」

堕落の王「オ、オワコオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!」ビリビリ

蒼星石・翠星石「もう僕(私)達には効かない」

ゴゴゴゴゴゴ……(巨大な水晶が現れる)

薔薇水晶「ママのオッパイでもチュパチュパしてな。このポークピーナッツ野郎」

ドドドドドドドオオオオオオン!!!!!

堕落の王「ナエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエン!!!!!!」

ブシャアアアアアアアアアアアア!!!!

薔薇水晶「……勝った」フラッ

薔薇水晶(お父様……私はやりました……)バタン

蒼星石「薔薇水晶!?」

水銀燈「疲れたのよ。今はぐっすりと寝かせときなさい」




56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 23:10:27.78 ID:H0I1SHtB0
その後

JUM「いやぁ、危うくまた同じ過ちを繰り返すところだったよ」

翠星石「全くです。翠星石達がいなかったら家庭崩壊してたんですよ」

イヤ! ハナシテ!

JUM「で、あっちは何をしてるんだか」

真紅「邪魔をしないで雛苺。私は汚れすぎたのだわ! もう薔薇乙女どころか人として私は失格よ! 人形だけど!」

雛苺「真紅ー、家出は駄目なのー」

JUM「治っても記憶に残るって辛いよな」

翠星石「黒歴史ですよ。あれは」

真紅「人前で屁をして、鼻をほじって、いや! 思い出すだけで吐き気がするわ!
私は旅に出るわ! 修業するわ!
踊り子として生きてそのうちどっかの学校の寮長になってゴッドと呼ばれるまで帰りたくないのだわ!」

翠星石「って、言ってますよ」

JUM「好きにさせとけよ。どうせくんくんの時間になれば帰ってくるさ」




57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 23:11:03.78 ID:cDDviAnW0
そこは譲れないんだな




58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 23:12:08.16 ID:H0I1SHtB0
――

薔薇水晶「わあ……」

水銀燈「良かったわねぇ。初めてのお金」

薔薇水晶「はい。これでお父様の負担を軽く出来る」

水銀燈「これからも働きなさぁい。そして積み重ねてきた努力は明日へと繋がる。臭い台詞だけどこれは事実よ。覚えておきなさい」

薔薇水晶「はい」




59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 23:13:39.89 ID:H0I1SHtB0
槐「時ー空ー(とーきー)を超えーてーひーかれあーう」

薔薇水晶「お父様、ただいま」

槐「お帰り。薔薇水晶」

薔薇水晶「お父様……コレ……」スッ

槐「何だい? ……これは! 薔薇水晶、このお金はどうしたんだい?」

薔薇水晶「実は……お父様に内緒で働いて手に入れました……お父様に喜んで欲しかったから」

槐「僕に? どうして?」

薔薇水晶「最近……店が経営難だったから。それで……お父様の負担を軽くしたくて……」

槐「そうだったのか。……すまない、僕が君にお店の事を言ってしまったから」

薔薇水晶「そんな事ないです」

槐「それだけじゃない。感染してたとは言え、君を傷つけるような事をしてしまった」

薔薇水晶「お父様……謝らないで。お父様はこれっぽっちも悪くありません。だから……自分を責めないでください」




60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 23:14:47.55 ID:H0I1SHtB0
槐「ありがとう、薔薇水晶」

薔薇水晶「それと……私は働けて良かったと思います。社会の色々な事を勉強出来たから……」

槐「そうか。良かったなぁ」

薔薇水晶「ご主人様はメイドに罵られても良いということもわかりました」

槐「え?」




61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 23:16:08.43 ID:H0I1SHtB0
槐「と、とにかく薔薇水晶、僕の為に頑張ってくれてありがとう」

薔薇水晶「はい」

槐「でも、このお金は君が働いて手に入れたお金なんだ。貰えないよ」

薔薇水晶「えっ、でも……」

槐「大丈夫。実を言うと最近また売り上げが伸びてきね。なんとか乗り切れそうなんだ」

槐「だから薔薇水晶、このお金は自分の好きなように使いなさい」

薔薇水晶「……ではお父様」

槐「何だい?」

薔薇水晶「私、お父様と外食がしたいです」




66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 23:18:17.87 ID:H0I1SHtB0
テクテクテク(外出中)

薔薇水晶「忘れていたの? 自由になったキモチ、なんでもできる
この場所はー無敵のAMBIANCE(アンビエンス)」

槐「感じてみたい?
動きだすー理由にウソはない…」

槐・薔薇水晶「遊ぼうか!」

薔薇水晶「わかります言葉にしたらー」

槐「もっと」

槐・薔薇水晶「強くなる」

槐・薔薇水晶「謎と恋のテトラ次元(じげーん)」

槐・薔薇水晶「夜な夜なー旅立つ(たーびだーつ) キミダレイマドコー?」

槐・薔薇水晶「見るだけじゃ足りないね
何かしようよ こ・こ・でー☆」

槐・薔薇水晶「あんりあるOK! イマドコー?」




67 :まいぺーす ◆qgXEy7ZweA :2011/06/29(水) 23:21:01.49 ID:H0I1SHtB0
ファミレス

槐「美味しいかい? 薔薇水晶」

薔薇水晶「はい……和風ハンバーグ、とても美味しいです」

槐「でも良かったのかい? 初めて手に入れたお金を僕との外食に使って」

薔薇水晶「はい……私がそうしたかったから」

槐「そうか、僕は良い娘を持ったな。あっ、薔薇水晶、口の周りにタレが付いてるぞ」フキフキ

薔薇水晶「お父様ありがとう……お父様」

槐「ん?」

薔薇水晶「私の人生はローゼンメイデンを超える事。そして……」

薔薇水晶「お父様の笑顔を見る事です」ニコッ


終わり




68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/29(水) 23:22:09.27 ID:vvMQFOhk0
ソースが付いてるぞ。だろ
タレって、タレって…ww




69 :まいぺーす ◆qgXEy7ZweA :2011/06/29(水) 23:22:14.03 ID:H0I1SHtB0
ローゼンメイデンはこれからもどこかで生き続けると思う(まだ原作終わってないから変な言い方だけど)。










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コメント
この記事へのコメント
  1. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/07/09(土) 10:24: :edit
    ローゼンキター
  2. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/07/09(土) 10:32: :edit
    真・・・紅・・・?
  3. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/07/09(土) 10:50: :edit
    薔薇水晶のふとももにおにんにんはさみたいよぉ
  4. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/07/09(土) 11:08: :edit
    初ひとけたか

    ローゼンちょこちょこきてるねいいね
  5. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/07/09(土) 11:12: :edit
    これだから、薔薇水晶が好きなんだよっ!
    これだから真紅はやめられないwww
  6. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/07/09(土) 11:46: :edit
              _ _
             |ヽ._ v、,、,、        ,、r、   _            ___,..、
           __ \ l:::V::.j _ ___  j::::::| /Ll         ,ノノ「.:.:.:.:.:.:.lLL__
         < >─ _`,. -_ゝ-'          ` v_!/_∠_     ,∠.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノハ、
           ' ̄r / / -,          r_‐、ヽ‐‐<>   ,/水ヾ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハ、
         ノ  j  ' , '´           _ _ゝ \ ̄ \ (( z薔へ.:.:.::-‐-‐-、.:.:.:.:.:.l:.:ハ
        / _, イ  |             ー、    | `\ } こシ !        \.:.:.l.:.:.ハ
      //ー―|, - v  ハ \   l  | ヽ  ハ _.--、._ ,ノ ./ f      」L   ',:.:.:.〕´ ̄`))
    , -' ノ  !: : /: : : :|_ j__l ノ! \ハ__j.ィ |!   l>': : : : l/ ! /  ,'         7「   !:::::}r =くヽ
    .\\_ ム: : :: : : : .j |,イ=ミトl レ'γ=i=ゞ!  ノ: : : : _'/  /   !           !::/ハミミシVハ
      〉イ: : : : :.:.// N!|ゞ=彡N人;.人;人j::}リ jハ:/ /.   /  .!           l/ ト、_ノ ',
     /: : : : : : : :∠ へ| |     ゙;r‐===-、ー|ム 「||' .,'    ト、             ,/  i    ',
    . f: : : : : : : :/|: : : | ハ  f乞ソ ̄`i ___) ,ハ i':⌒| |, - !,   l::::` 、 __, r, '/   l    ',
     \ : : : : : : :: : : ノ ノ: :ゝ.`ニ〉‐ "::::::::::::::i「: :| !: : r/ |i   l:::::::::::::::::::::`Yノ /   |    i '、
        ーォ、_: ://: : : フ: :l::::::::::::::::::::::::|: ,ノ_i:/_  | l   l、::::::::::::::::::::::!.ノ    |    ',  '、
         /  フLヽ _:_:/、_‐iV:::::::::::::::::::::;〉、/ / `'‐|  l   l ` ー‐- /` ,、    |     ',.  \
        ノ   //(: : : : : |:ム`i:::::::::::/l! '  ./    ,|  l   i ', ー- / ./ `i   ',.     ',.   \
       , '′   ィ'   〉: : : : !::ヾl!l ヘl!!| l! l   /、  ./ |  ',  .l  '、 , / ./   }   ヘ      '、   \
    悪質な中国製は処分処分
  7. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/07/09(土) 12:03: :edit
    さすが銀様。マジ女神。
  8. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/07/09(土) 12:19: :edit
    ここのSSでも頻繁に湧く、
    ローゼンオワコン厨に対するアンチテーゼか、ぷん太よ

    ローゼンはやる夫スレではずっと主力であり続けてるけどな
  9. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/07/09(土) 12:41: :edit
    真紅ちゃんのお尻から天使の歌声がっ!?
  10. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/07/09(土) 12:42: :edit
    ぷん太はアンチの見方だろ
    でなきゃとっくにアク禁にしている
  11. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/07/09(土) 15:46: :edit
    とりあえず、真紅の屁が臭いということは分かった。
  12. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/07/09(土) 15:56: :edit
    ローゼンメイデン書くヤツはなんでキャラ崩壊させないと気が済まないんだ?
  13. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/07/09(土) 16:20: :edit
    カナ…カナ…
  14. 名前: 通常のナナシ #- #-: 2011/07/09(土) 18:48: :edit
    中の人繋がりであんりあるとは・・・
  15. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/07/09(土) 19:24: :edit
    面白かったっ

    で、3期まだなの?
  16. 名前: 通常のナナシ #pBoZlR9Y: 2011/07/09(土) 20:06: :edit
    槐の店の売り上げが落ちてたのって、もしかしてみっちゃんのやる気が
    無くなってたせいなんじゃ…?
  17. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/07/09(土) 23:11: :edit
    ヴィクトリカああああああああああああああ
  18. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/07/10(日) 00:46: :edit
    子供じゃねぇんだから
    おならとかウンチとかで喜んでんじゃねーよ
  19. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/07/10(日) 03:11: :edit
    ※18
    和田しく同意
  20. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/07/10(日) 10:13: :edit
    なぜ蒼い子を変態にしなかった
  21. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/07/11(月) 20:00: :edit
    ※18
    福浦しく同意
  22. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/07/12(火) 00:14: :edit
    流行廃りに関係なくローゼンを楽しむファンにとっては
    オワコンという言葉は無意味なものである
  23. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/07/14(木) 03:36: :edit
    まったくである。そしてローゼンまじ不滅。
  24. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/07/24(日) 02:38: :edit
    SRCでも久々にローゼンネタがあったな
    まどかと組んでだど
  25. 名前: 通常のナナシ #-: 2013/02/21(木) 11:35: :edit
    オワコンなもんか!
    時期は未定だが再アニメ化が決定したじゃねーか!
    もうオワコンとは言わせねェぞ!
  26. 名前: #: 2013/10/21(月) 18:49: :edit
    このコメントは管理者の承認待ちです
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p a s s
 
俺の妹がこんなに可愛いわけがない 黒猫 白猫Ver.
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