真紅「JUMを焼いてみたわ」

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2011/06/16(木)
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/29(日) 23:43:00.21 ID:QLgUmk1l0
ジュン「あちちち、おい、降ろしてくれよ」

真紅「いいえ、まだなのだわ」

翠星石「そうです真紅。降ろしちゃ駄目ですよ」

蒼星石「ゴメンねジュンくん、僕のせいで」

ジュン「いや、まぁ、お前のせいだけどさ… 、あちち」




※ちょいグロありなので注意

44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/29(日) 23:47:07.77 ID:QLgUmk1l0
真紅「ほーれほーれ」

フワフワ フワフワ

ジュン「うわ、おい、や、やめろ! 」

真紅「えい」

ジュッ

ジュン「うわああああ!? 熱っ! 何するんだ! 」

翠星石「可愛い妹に色目を使った罰です」

蒼星石「あんなこと言わなければよかったなぁ」




46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/29(日) 23:50:26.47 ID:QLgUmk1l0
翠星石「もっとです! もっとやれです! 」

真紅「言われずともやるのだわ」

ジュッ ジュッ ジュッ ジュッ

ジュン「うあ! うお! あぁ! わぁ!」

金糸雀「じ、地獄絵図かしら… 」




48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/29(日) 23:58:25.15 ID:QLgUmk1l0
真紅「反省の色のない下僕には、それ相応の罰が必要なのだわ」

翠星石「さっすが真紅、その通りです」

蒼星石「も、もう許してあげたらどうかな? ジュンくん気絶してるし… 」

ジュン「 」

真紅「翠星石」

翠星石「がってんです。それ、スイドリーム」

バシャアアアアア

ジュン「っぷは! な、何だ!? 」

真紅「それそれ」

ジュウウウウ

ジュン「うわああああああ!? 」


水銀燈「どうしてこうなったの? 」

金糸雀「カナも知りたいかしら」

蒼星石「あぁ、それはね… 」ヒソヒソ




50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 00:15:05.96 ID:EnRZRDc10
ジュン「この拷問はいつまで続くんだ… 」

翠星石「ちょっと真紅、代われです」

真紅「いいわ」

翠星石「ジュ~ン、その鬼も飛んで帰るような苦行から抜け出したいですかぁ~? 」

ジュン「もう解放してくれ… 」

翠星石「じゃあ条件があるです」




51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 00:22:05.70 ID:EnRZRDc10
ジュン「何だよ」

翠星石「す、す、翠星石の、手をにに握るです! 」

翠星石(この状況を利用してジュンと恋人つなぎをするです!くっくっくっ、これで翠星石はジュンと… )

ジュン「はぁ? そんなのでいいのか。ほらよ」ギュウゥ

翠星石「わ、鷲掴み… 」

ジュン「ほら、 握ったぞ。いい加減降ろしてくれよ」

翠星石「死ねです」ガチャンッ

ジュジュジュジュジュジュッ

ジュン「ぎゃああああああああああああ!!! 」

金糸雀「なるほど、それは蒼星石が悪いかしら」

蒼星石「ジュンくんには悪いことしたよ」

水銀燈「ちょっと真紅、もうちょっとそこ詰めなさいよ。邪魔ねぇ」

真紅「貴女もジュッするわよ」




52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 00:27:51.84 ID:EnRZRDc10
蒼星石「もうやめなよ翠星石」

蒼星石「きっと僕の気のせいなんだ、ジュンくんがあんなことするわけないよ」

蒼星石「ねぇ? ジュンくん」

ジュン「あ、当たり前だろ」

ジュン(言えない…寝てる蒼星石に勝手にほっぺすりすりしたなんて言えない… )

蒼星石「何だか頬がベタベタしてたけど、きっと僕の気のせいなんだ」

翠星石「まぁ、蒼星石がそう言うなら翠星石は何も言えんですけどぉ… 」


水銀燈「離しなさい」

真紅「いってらっしゃい」ガチャンッ

ジュッ

水銀燈「きゃあああああああ!? 」

雛苺「口は災いの元なのー」




53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 00:34:21.46 ID:EnRZRDc10
真紅「2人ともお仕置きなのだわ」ガチャンッ

水銀燈「とばっちりよぉ! あつっ! 」

ジュン「熱! これお仕置の温度じゃない! 」

ワーワー ガヤガヤ

翠星石「しばらくは続きそうですねぇ」

蒼星石「お茶でも飲むかい? 」

金糸雀「いただくかしら! 」

雛苺「ヒナもヒナもー! 」

【おわり】




54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 00:56:43.84 ID:c+wEBlsh0





55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 00:59:20.09 ID:/bYtt3u/0
ちょwwwもう終わりかよ…乙




61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 07:37:40.18 ID:c+wEBlsh0
真紅「JUMを焼いてみたわ」

ジュン「その心は?」

真紅「ミーディアム・レアなのだわ!」

ジュン「あっはっは!それ面白いよ真紅!」ゲラゲラ

真紅「ふふん♪アリスはギャグセンスも完璧なのだわ!」ドヤッ

翠星石(だとしたらおめえはアリスにはなれんですぅ)

ジュン「真紅はたまに面白い事言うよなぁ」
トスン(真紅を膝の上に乗せる)

真紅「場を和ませるのもたしなみなのだわ」

翠星石(あっ・・・真紅だけ、ズルいですぅ!)


翠星石(こうなりゃ翠星石も何か一発ギャグを・・・!)




62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 07:45:59.79 ID:T5BJcgthO
ほうほう




63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 07:47:44.03 ID:c+wEBlsh0
翠星石(しかし、いざとなると思いつかんですぅ・・・)

真紅「ジュン、そろそろお茶の時間なのだわ」

ジュン「お、そうか・・・今淹れるから、リビングでみんなで飲もう」

真紅「ええ、そうするのだわ」ダワダワ

翠星石(そもそも、アレで笑うジュンのツボが理解出来ねぇですぅ!)

ジュン「翠星石、お前もついて来いよ」ガチャ
(真紅は抱っこしている)

翠星石(く~~ッ!真紅ばっかりズルいですぅ!)

翠星石(こうなりゃ無理矢理でもなんかボケてやるですぅ!)




64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 07:55:44.90 ID:c+wEBlsh0
真紅「ほら、翠星石もついてらっしゃい」ふふん♪

翠星石(おのれ!正妻面しおって、ですぅ!)

翠星石(しかし!その地位は今から翠星石の物ですぅ♪)

翠星石(聞くがいいです!翠星石渾身のギャグを・・・!)




翠星石「の、のりが・・・ノリノリだった・・・ですぅ・・・」

ジュン「え?」
真紅「ん?」




65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 08:02:43.92 ID:c+wEBlsh0
翠星石(あ、アレ・・・?)

ジュン「あいつはいつもノリノリだよなぁ?」

真紅「ええ、だいたいノリノリね」

翠星石(これは・・・ギャグだとすら思われていない・・・!)

翠星石(スベるよりもキツイパターンですぅ・・・)トボトボ


真紅「さぁ!お茶の時間なのだわ!」パタパタ

ジュン「今淹れるって!お行儀よくまってろ!」

真紅「楽しみなのだわ!」パタパタ


翠星石(翠星石はこのまま愛人レベルで終わるのですか?)ずーん


雛苺「ティータイムなの~!」




67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 08:11:36.61 ID:c+wEBlsh0
翠星石(おっと、まだコイツが居たですぅ)

雛苺「ジュン~、今日のおやつは何なの~?」

翠星石(自分よりも下がいると思うと安心するですぅwwwww)

ジュン「今日は・・・クッキーかいちご大福だな」

雛苺「ううっ迷うの・・・」

真紅「2つはダメよ?雛苺」



雛苺「それじゃあ、うにゅ~とクッキーとシュークリームが食べたいの!」

ジュン「ん?」
真紅「え?」
翠星石「へ?」




68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 08:18:00.21 ID:c+wEBlsh0
ジュン「あっはっは!コレは一本取られたな!」ゲラゲラ

真紅「さすがは雛苺!やるのだわ!」くすくす

雛苺「ほえ~?」きょとん

翠星石(な、な!?)


ジュン「ゴメンなー?2つしかないんだよ」コトッ(皿)

雛苺「わ~~!うにゅ~とクッキーなの!」

ジュン「かわりに僕の分をあげるからなー」なでなで

雛苺「ジュン大好きなの~!」ギュッ

真紅「よかったわね、雛苺」くすくす


翠星石(そんな・・・なでなでって・・・!)

翠星石(翠星石は・・・された事ないですぅ・・・!)




70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 08:38:02.28 ID:c+wEBlsh0
雛苺「ジュンにも食べさせてあげるの~!」
ジュン「あーーん」あ~
雛苺「えいっ!」べちょ
ジュン「ブッ!」
真紅「まぁ、雛苺ったら」くすくす


翠星石(完全に幸せな家庭が築かれてるですぅ・・・)

翠星石(翠星石を除いて・・・!)


翠星石(く、悔しいですぅ!何か!何かないですか!?)


蒼星石「翠星石~?遊びに来たよ!」パリーン(窓)

翠星石(!!)




72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 08:51:17.42 ID:c+wEBlsh0
翠星石(コレは助け舟!)

翠星石(ケケケっ!双子の愛人姉妹丼で幸せな家庭を崩壊させてやるですぅ!)

蒼星石「よくわからないけど、ジュン君を笑わせるとイチャイチャできるシステムなんだね?」

翠星石「流石蒼星石ですぅ!理解が早いですぅ!」


蒼星石「じゃあ、さっそく・・・!」

翠星石「え?あ、いや、蒼星石は翠星石に協力をするで・・・

蒼星石「ジュン君、ちょっと耳をかして?」

ジュン「ん?」




74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 08:57:22.08 ID:c+wEBlsh0
蒼星石(ぼそり・・・)
ジュン「ブッ・・・!」

ジュン「こ、こら!蒼星石!///」




80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 14:18:30.56 ID:c+wEBlsh0
ジュン「まったく!イケナイドールはしばらく拘束しときます!」
むぎゅ(膝の上に抱きかかえ、口を手でふさぐ)

蒼星石「むむー!」

翠星石(あ、あー!あんなに密着して・・・!)


真紅「ジュン、そろそろくんくんが始まるのだわ!」ふん!ふん!

雛苺「ひなも観るの~!」

ジュン「ん、そんな時間か」

蒼星石「ふむむー!」

ジュン「蒼星石もみたいのか?それじゃあ、このまま観るか・・・」
どしっ(ジュンが蒼星石をかかえたままソファに座る)
トスントスッ(真紅と雛苺が隣に座る)

翠星石(むき~っ!くんくんが終わるまでくっついてるつもりですか!?)

翠星石(しかも出遅れたですぅ!ジュンの隣まですでに空いてないですぅ~~!)




81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 14:36:33.24 ID:c+wEBlsh0
TV『くんくん探偵、はじまるよ~』

真紅「・・・。」じー
雛苺「・・・。」じー
蒼星石「・・・。」じー

ジュン(こいつら超真剣に観てるな・・・)

翠星石(・・・。)しょんぼり


こそこそ
金糸雀(・・・。)


ジュン「ん?」
翠星石「お?」

金糸雀「あ、」


金糸雀「こ、このローゼンメイデン一の頭脳派!カナを見つけるとは
真紅「静かにするのだわ!!!」

金糸雀「ひっ!」びくぅ!

ジュン「プッ・・・!」




83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 14:48:59.58 ID:c+wEBlsh0
ジュン「あっはっは!やっぱり金糸雀は面白いよ!」

翠星石(え~~っ!?)

金糸雀「わ、笑われたのかしらー」

翠星石(コイツは存在自体がギャグって事ですか?)

ジュン「ゴメンゴメン、金糸雀もくんくん観るだろ?
ソファは空いてないから、座布団使いなよ」

金糸雀「・・・せっかくだから、甘えさせていただくかしら~!」
とすん



翠星石(ご覧ください、ジュン一家の幸せな家庭に新たな仲間が・・・)

翠星石(父・ジュン、母・真紅、娘・雛苺、イタズラっ子の弟・蒼星石・・・)

翠星石(そして、床に座ってるのはペットの金糸雀ですぅ)


翠星石(翠星石はさしずめ、居候ですぅ・・・)

翠星石(ホームなのにアウェイなんですぅ・・・)




87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 15:07:14.41 ID:c+wEBlsh0
翠星石(くっ・・・ホームがアウェイなのは本来ヒキコモリのチビ人間の方ですぅ!)

翠星石(何故翠星石がこんな疎外感を味わわねばならんのですか・・・)


翠星石(・・・翠星石も仲間に入れて欲しいですぅ・・・)


TV『次回もまた、よろし~
みんな「くんくん!」

真紅「今回のくんくんも最高だったのだわ!」
ジュン「終わった終わった・・・」パッ
蒼星石「ぷはっ!やっぱりくんくんは面白いね!」
雛苺「まさか、冒頭のガソリンスタンドの店員が犯人とは思わなかったの~」
金糸雀「ふふっ!カナにはわかってたかしら~!」

翠星石(ほとんど観なかったですぅ・・・)


ジュン「さてと、」




88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 15:16:10.17 ID:c+wEBlsh0
ジュン「部屋で勉強するから、しばらく入るなよ?」

真紅「わかったのだわ、ココで本を読んでいるから、夕食のころ呼びに行くのだわ」
雛苺「ひなもココでお絵描きしてるの~!」
金糸雀「すっかりお邪魔しちゃったかしら!また来るかしら~!」
蒼星石「それじゃあ、ボクも金糸雀をそこまで送って帰るよ」(イケメン)

翠星石「あ、バイバイですぅ蒼星石・・・」


ジュン「さー!勉強勉強!」

翠星石(あ、ジュンが行っちまうですぅ・・・)


ジュン「そうだ翠星石、ちょっと来いよ」

翠星石「えっ!?」




89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 15:27:52.53 ID:c+wEBlsh0
翠星石「なんですか?ジュン」

ジュン「いや、今日は全然かまってやれなかったろ?」

翠星石「べ、別にそんな事気にしてねぇですぅ!」
翠星石(・・・またやっちまったですぅ・・・)

ジュン「そうか?まあ、勉強してるあいだ・・・」
トスン

翠星石「・・・ッ!!」///

ジュン「静かにしてるなら、膝の上に座ってていいぞ?」

翠星石「な、な、なぁ・・・///」かぁぁぁぁ


ジュン「あれ?迷惑だったか・・・?」



翠星石「ふ、ふんっ///ジュンの勝手にすればイイですぅ!///」プイッ


おしまい




水銀燈「・・・。」




90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 15:29:45.19 ID:Uxi8dr3Z0
雪華綺晶「……」




43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/29(日) 23:46:45.94 ID:bZcMacGe0

翠  「このお肉おいしいですねぇ」 ハムハム

蒼  「味わい深い肉汁と絶妙な柔らかさがたまらないね。これは何の肉なんだい?」 ハムハム

のり 「これは真紅ちゃんが持ってきたお肉なのよ。ねえ」

紅  「え、ええ。そうよ」

のり 「それで真紅ちゃん、こんなおいしいお肉をどこで買ってきたの?」

紅  「そ、それは……」

苺  「ねえねえ、JUMはどこなのー?」

紅  「!」 ギクリ




114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 20:42:40.82 ID:gFC00tDg0
>>43の続きでも

真紅  「ジュ、JUMなら薔薇水晶を作ったあの男……ええっと……」

蒼星石 「槐さんかい?」

真紅  「そう! 槐のところに人形細工の勉強に行ったのだわ! 泊り込みで!!」

雛苺  「うゆ……。それじゃあ今日はJUMのぼりができないのー……」

のり   「あらあらそうだったの。それじゃ槐さんにお礼の電話しておかなきゃ」 ガタッ

真紅  「!?」

のり   「えーっと、槐さんちの電話番号は……っと」 ペラッ

真紅  「ま、待ちなさいのり!」

のり   「ふえ?」

真紅  「作業中の人形師に電話をするのはドールの眠りを妨げることに等しい、絶対に許されないことなのよ!!」 アセアセ




115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 20:45:23.26 ID:gFC00tDg0

のり   「でも……」

真紅  「でももヘチマもないのだわ! お礼なら後日改めてすればいいのよ!」

のり   「うーん……。真紅ちゃんがそういうなら、そうしましょうか」

蒼星石 「ボクはそんな話聞いたことないけどなぁ。それにこの時間ならきっとご飯を食べて――――」

真紅  「おだまりなさい!」 シュッ

蒼星石 「わっ」 サッ

翠星石 「しっかし大丈夫ですかねぇ。あの薔薇水晶のところなんて一人で泊まるだなんて」

のり   「でも一人でお泊りなんて、少しは男の子らしくなったという証でもあるから、ちょっぴり嬉しいかな」 ニコッ

真紅  「そ、そうよ! 家来として磨きをかけるための、これはいわば修行なのだわ!」 オドオド

蒼星石 「…………?」




117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 20:47:36.07 ID:gFC00tDg0

真紅  (ふぅっ、これで何とか誤魔化せそうね)

のり   「それで真紅ちゃん、このお肉はどこから?」

真紅  「!」

雛苺  「今度このお肉で花丸ハンバーグ作ってほしいなのー!」

のり   「ふふっ、もちろんよ雛ちゃん」

雛苺  「うわぁ~い!!」 キャッキャッ

翠星石 「こんなにうまい肉の出所をごまかそうだなんて思っても、そうはいかねーですよ真紅」 モグモグ

真紅  (くっ! せっかく話が逸らせたと思ったのに……! しつこいのだわ……!!) イライラ




118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 20:49:56.14 ID:gFC00tDg0

真紅  「こ、これは……。……その……そう! 槐よ! 槐からのお裾分けよ!」

蒼星石 「槐さんかぁ。けっこう気前いいんだねあの人」

翠星石 「店は閑古鳥にすら見放されてる有様なのに意外ですねぇ」

蒼星石 「あはははっ。確かに」

のり   「それじゃあJUM君がお世話になったのと合わせてお礼しなきゃ」

真紅  「そ、そうね。そうするといいのだわ……」 ドキドキ

蒼星石 「…………」




119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 20:52:01.98 ID:gFC00tDg0

――夜――

パカッ

真紅  「……」 スクッ

カチャリ ガラッ



蒼星石 「……ようやく動いたね」 パカッ

翠星石 「今日の真紅はどうも様子がおかしいですぅ」 パカッ

蒼星石 「うん。今から気付かれないよう彼女を尾行するよ」

雛苺  「何か隠し事をしてるみたいなのー!」 パカッ

翠星石 「しーっ! 声がでかすぎるですちびちび」

蒼星石 「明日、のりさんにも相談しよう。何か嫌な予感がするんだ……」




120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 20:57:48.43 ID:gFC00tDg0

真紅  「……」 スタスタ




蒼星石 「どうやら真紅は裏庭に向かっているらしい」

雛苺  「お外、まっくらなのー……」

翠星石 「すっ、すすす、翠星石はぜぜぜ、全然怖くねーですよ!」 ガタガタガタガタ

雛苺  「だったら、そんなに強く服を掴まないでほしいのー」

翠星石 「こ、これはですねぇ、ビビリなチビ苺のためを思って――――」

ワン!! ワンワン!!

翠星石 「ひいいいいいいいっ!?」 ビクッ!

蒼星石 「犬が吠えただけだよ。大袈裟だなあ」




121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 21:00:52.72 ID:gFC00tDg0

雛苺  「ビビリは翠星石の方なのー」

翠星石 「ちっ、ちげーですぅ! この私がまさかチビ苺より怖がりだなんてありえるわけが……!」

蒼星石 「しっ、二人とも静かに!」 サッ

翠星石 「蒼星石? 急にどうしたですかぁ?」

蒼星石 「あそこを見て。ほら、あそこ」 ピッ

翠星石 「?」

雛苺  「真紅が穴を掘ってるなの」





真紅  「……ふぅ……ふぅ……」 ザックザック




122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 21:04:05.93 ID:gFC00tDg0

翠星石 「これは大チャンスですぅ! のりに相談だなんて悠長なことはせずに、ここで一気に暴いてやるです!」 ガサッ

蒼星石 「翠星石!? ちょっと! 待ってよ!!」

雛苺  「ヒナも行くのー!」 ダッ

蒼星石 「ああもう! これじゃあ僕の計画が台無しじゃないか!」 バッ





ドサッ

真紅  「まだ肉が残ってるわね……。汁気が出てきたから早めに処理しないと腐ってしまうのだわ……」

翠星石 「し~ん~くぅ~。そ・こ・で・何をしてるですかぁ?」 ニタニタ

真紅  「ッ!!」 ビクッ!!




124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 21:07:46.29 ID:gFC00tDg0

真紅  「ち、ちがうのよ! これは私のせいじゃ……!」

翠星石 「何わけのわからねーこと言ってやがるですか! そこを退くですぅ!」

真紅  「! 待って! 見ては駄目よ! 翠星石!!」

翠星石 「隠しても無駄ですぅ! とっとと観念しやがれで――――ん?」


グチャァ…


翠星石 「ひいいいいいいいいいいいっ!? なっ、何ですかぁこれは!? 焼けた人間が転がってるですぅ!!」

真紅  「ああ…………。見てしまったのね。ならもう隠すこともないわ……」

雛苺  「な、何かその赤黒い塊から鉄錆のにおいがするの!」 ゴクリ

蒼星石 「黒縁のメガネにパーカー!? それはまさか……!」



真紅  「……ええ。それは紛れも無くJUM。いえ……JUM『だった』というのが正しいかしら」 ユラリ




125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 21:10:36.90 ID:gFC00tDg0

蒼星石 「真紅! まさか君が!?」

真紅  「そうよ。だから何?」

蒼星石 「なんて事を! 何でJUM君を殺したんだ!?」

真紅  「アリスになるためよ。でもJUMは死んでしまった。ただそれだけなのだわ」

蒼星石 「…………ッ!」 ギリッ

雛苺  「JUM……JUM~~!! うぇぇぇぇん!」 シクシク

翠星石 「そ、そんな事……あるはずねーです……チビ人間が……JUMが死ぬだなんて……ひぐっ……」 ポロポロ





真紅  「いくら泣いてみてもJUMは生き返らないわ。もう過ぎてしまったことなんだから」 クスッ




127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 21:14:34.34 ID:gFC00tDg0

真紅  「それよりもご覧なさい、JUMのその見事な焼き加減……これこそがアリスに求められる焼き加減。これこそ……」

蒼星石 「……」

真紅  「ミーディアム・レアなのだわ!」 ドヤッ

蒼星石 「……真紅。言いたいことはそれだけかい?」

真紅  「ずいぶんと怖い顔してるわね。感情に流されるのは貴女の悪い癖よ蒼星石。JUMの命一つがそんなに――――」

蒼星石 「違うんだ。僕が君に伝えたいのはそういうことじゃない」

真紅  「?」









蒼星石 「ミーディアムを焼いたのなら、それを食べるのがドールとしてあるべき姿なんじゃないか?」 クワッ

真紅  「!?」




128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 21:16:33.82 ID:W4fDzuvRP
そうなの?




129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 21:17:59.48 ID:gFC00tDg0

真紅  「……冗談言わないでちょうだい。人肉なんて食えるはずが無いでしょう」

蒼星石 「果たしてそうかな? 後ろを見てごらん」

真紅  「後ろ?」 クルッ

翠星石 「えぐっ……えぐっ……JUM……。JUMのお肉……柔くて食べやすいですぅ……」 クッチャクッチャ

雛苺  「ぐすっ……。JUMはヒナたちの中で生き続けるのよー……」 ムッシャムッシャ

真紅  「!? な、何をしてるの貴女たち!? ショックで気でもおかしくなったの!?」 ゾワワワ

蒼星石 「彼女たちはアリスになるため、ミーディアムの肉を喰らっているんだ。薔薇乙女の本能だよ。何もおかしいことじゃない」


ブシュゥッ!!

翠星石 「あむあむ……。んー、チビ人間の肝臓はやせぎすでイマイチですねぇ」 グッチャグッチャ

雛苺  「おめめはおいしいなのー! ちゅるっちゅるっしててとろーりなのよー!」 チュルルルル

翠星石 「あっ! ずるいですよチビ苺! 翠星石にも目玉をよこすですぅ!」

真紅  「うっ……! 吐き気が……!!」 ウプッ




130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 21:22:14.27 ID:gFC00tDg0

蒼星石 「さあ真紅。僕たちもご馳走になろうじゃないか」

真紅  「ふ、ふざけるのはよしなさ――――」

ガシッ

翠星石 「ほーれほれほれ。真紅のためにチビ人間の小腸を引きずり出してきてやったですよぉ」

真紅  「!?」

翠星石 「ちょーっと腐れかけですけどねぇ。いーっひっひっひ」 ズルリ

雛苺  「こっちはJUMの耳なのよー。軟骨こりこりしてておいしいなのー」 ベチャリ

真紅  「きゃあああああああああああああ!?」

蒼星石 「僕は……ああ、ここがいいかな。レンピカ!」 ザシュッ




131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 21:25:43.29 ID:gFC00tDg0

蒼星石 「さあ。僕たちでJUM君の身体を喰らい尽くそうじゃないか」

真紅  「嫌! 嫌よ! 止めて……!! こんなの絶対に間違ってるのだわ!」

蒼星石 「はい真紅、あーんして」 ガシッ

真紅  「はっ!?」

パクッ

真紅  「!? く、くさっ……!? 何よこれは!?」

蒼星石 「JUM君のペニスだよ。ボクの鋏で睾丸ごと切り落としてきたんだ」 シャキン

真紅  「」 ベチャッ

蒼星石 「おや? 真紅の口には合わなかったかな? この生臭さと食感が最高なのに」 クチャクチャ



雛苺  「JUMを食べ終わったらのりも食べるのー!」

蒼星石 「そうだね。新鮮なうちに食べたら人間はどんな味がするのか、僕も興味あるよ」

翠星石 「早めにシメて血抜きしといたほうがいいですぅ」

真紅  「こ、これは夢よ……!! こんな現実があってたまるものですか……きっと……きっと悪夢なのだわ……!!」 ガタガタ




132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 21:29:00.35 ID:lwtIqOWf0
(´・ω・`)




133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 21:31:02.52 ID:gFC00tDg0

のり   「――――というお話の演劇なんだけど、どうかしら?」

蒼星石 「流石にそれはちょっと……」

のり   「だめ?」

翠星石 「駄目に決まってるですぅ! チビ苺なんか片隅で縮こまってやがるじゃねーですか!」

雛苺  「怖いなの……怖いなの……」 ガタガタブルブル

真紅  「あきれてものも言えないわね」 ペラリ

のり   「えへへ、やっぱだめかぁ」


ガチャリ

JUM  「ただいまー……って、何だよお前ら、その目は? 僕の顔になんかついてるのか?」




134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 21:36:18.92 ID:gFC00tDg0

のり  「お帰りなさい、JUM君」

JUM  「……ん」 ズイッ

のり  「あら? これは何かしら?」

JUM  「槐さんから。お前らに土産だって」

のり   「わあ、おいしそー! これはお肉?」

JUM  「槐さんが近々うちに副業としてドールカフェやるらしくて、そこの看板メニューにするんだって」

蒼星石 「へえ。見事なステーキだね。おいしそう」

JUM  「だろ? それの名前ももう決まっててミーディアム・レアっていうんだってさ」

一同  「ミーディ……ッ!?」



JUM  「ん……? どうしたんだよお前ら、何で僕から離れていくんだ? おい」



めでたしめでたし




135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 21:38:12.46 ID:cBhCthBG0

のりの頭は大丈夫なのか…




136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 21:45:15.71 ID:lwtIqOWf0





138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 21:51:50.87 ID:VEMpIaV9O
乙!
ちょっとドールカフェが気になる




147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 22:30:59.28 ID:THZcLVpm0
ジュン「熱いっ、熱いよぉ…」

紅「我慢するのだわ」

翠「やめるですぅ、このままじゃ死ぬですぅ…」

苺「ジュン、しんじゃやなの…」

ジュン「助けて…助けて…熱いよ…」

紅(おいしく焼いてあげるからもうすこしの辛抱なのだわ)

翠「ジュン、絶対にたすけてやるですぅ」

苺「けっこういい匂いがしてきたの~」


おわり




148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/30(月) 22:34:14.94 ID:lwtIqOWf0
速すぎだろwwwwwwwwwwwwwwwwwww




199 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/31(火) 10:03:27.19 ID:rAiuIhhC0
水銀燈「・・・。」


真紅「くんくんは最高なのだわ!」
雛苺「まさか乗客全員が犯行に関わってるとは思わなかったの~」
蒼星石「あの回は以外だったね」
金糸雀「かしらー」


水銀燈「ふんっ!何よアイツら馴れ合っちゃって
バカみたぁい・・・!」

水銀燈「・・・。」


水銀燈「あら・・・?」

翠星石「そ、それじゃあ翠星石はもう行くですぅ!一人で勉強頑張りやがれですぅ!」
ジュン「ああ、ありがとな翠星石」
翠星石「べ、別に感謝されることじゃねえですぅ!」
ジュン「はいはい」
がちゃ バタ(ドア)


ジュン「・・・。」カリカリ(勉強)


水銀燈「ふーん、今ならミーディアム一人ねぇ?」




202 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/31(火) 10:10:46.70 ID:rAiuIhhC0
水銀燈「こんにちはぁ、真紅のミーディアム」

ジュン「おわぁっ!水銀燈!?」

水銀燈「一人で勉強だなんて、油断もいいとこねぇ?」

ジュン「あ、アリスゲームに来たのか!?」

水銀燈「それが貴方次第よぉ?私は何時だって構わないわぁ・・・!」

ジュン「そ、そうなのか・・・?それじゃあ」



ジュン「ちょっとお話でもしないか・・・?」

水銀燈「はぁ?」




203 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/31(火) 10:18:19.30 ID:rAiuIhhC0
ジュン「いや、水銀燈とはあんまり会話した事が無いなぁ、と」

水銀燈「ふぅん?意外にもいい度胸ねぇ?」バサッ

ジュン「ままま待て!暴力は無しだ!」バタバタ

水銀燈「くすくす、ええ、いいわぁ」
水銀燈「貴方の度胸に免じて、お話してあげるぅ・・・」

ジュン(今のはからかわれただけか・・・羽攻撃かと思った・・・)


水銀燈「私も貴方に訊きたい事があるわぁ・・・
貴方、以前真紅の腕を直したわよねぇ?」

ジュン「ああ、あの時か・・・」




204 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/31(火) 10:31:10.79 ID:rAiuIhhC0
水銀燈「貴方はマイスターの能力がある、そうなのねぇ?」

ジュン「まぁ、そんな事を真紅によく言われるかなぁ・・・」

水銀燈「・・・ふぅん・・・」



ジュン「水銀燈、君のお腹・・・」

水銀燈「ッ!!」ギロリ

ジュン「あ、いや・・・」


水銀燈「貴方も私の事をジャンクだと言いたいんでしょう!?」バサッ

水銀燈「ええ、確かに私はお腹が無いわぁ!
でもそれが何よ!?」

水銀燈「私は誇り高きローゼンメイデン第一ドール、それは変わらないわぁ・・・!」




206 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/31(火) 10:38:06.33 ID:rAiuIhhC0
ジュン「お、落ち着いてくれ・・・僕はただ、」

ジュン「ローゼンが君を完成させるまでの間、
君に仮のパーツを造ってあげられるかもしれない」

水銀燈「!!」

ジュン「そろそろ真紅たちが来る、もし興味が有るのなら・・・」


ジュン「夜、みんなが寝る時間にまたここに来てくれ・・・!」

水銀燈「・・・。」




水銀燈(罠、かもしれない・・・)

水銀燈(でも、私は・・・)

水銀燈(そろそろ、寝る時間ねぇ・・・)


水銀燈「・・・。」




207 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/31(火) 10:45:17.75 ID:rAiuIhhC0
ジュン「ぶはは!こいつホントに来やがったぜえ?」
真紅「プププてめえは一生ジャンクなんだよお!」
雛苺「恥知らずなのー」
翠星石「敵に頼るなんて頭までジャンクですぅ!」
蒼星石「見そこなったよwwww」
金糸雀「かしらーwwwwww」


水銀燈「うっく、えぐっ、ひっく」ポロポロ
水銀燈「ジャンクじゃないもん!私ジャンクじゃないもん!」

みんな「ジャンク!ジャンク!」

水銀燈「うえーん!ジャンクじゃないもーーん!」


(三たび中断)




208 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/31(火) 11:16:35.56 ID:3IzRDPCR0
絶対に許さない




209 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/31(火) 11:52:04.57 ID:rAiuIhhC0
ジュン「水銀燈!来てくれたか!」

水銀燈「ふん!私は利用出来るモノは利用するわぁ」

ジュン「真紅たちも今寝た所だ」
ジュン「僕には君を完成させる事はできない、だが、仮のパーツを造る事はできる。
いいね?」

水銀燈「・・・始めてちょうだい」



ジュン「え、えっと・・・まずはサイズを測ったりしないといけないから、その・・・」

ジュン「服を脱いで・・・くれないかな?」

水銀燈「・・・ふぅ~ん?」




211 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/31(火) 11:59:05.23 ID:rAiuIhhC0
水銀燈「それが目的だった、ってわけね。
汚らわしいわぁ、人間・・・!」

ジュン「そ、そんな訳ないだろっ!?」

水銀燈「ふふん、冗談よぉ?診断には必要な事だものねぇ?」
水銀燈「でも、服を脱ぐ姿を眺めるもは不躾よぉ?」

ジュン「は、はいっ!」くるっ(後ろを向く)
ジュン(またからかわれた・・・)バクンバクン


シュルッ シュル パサッ

ジュン(ドキドキドキドキドキドキドキドキ)


水銀燈「・・・脱いだわぁ」

ジュン「ひゃ、ひゃいっ!!」




213 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/31(火) 12:09:41.85 ID:rAiuIhhC0
水銀燈「どう?醜い姿でしょう?」

ジュン「そんな・・・事は・・・」ドキンドキン

ジュン(・・・正直、美しいという感想しかない)

ジュン(やはりローゼンは、この子を・・・)


ジュン「・・・少し、触るよ・・・?」

水銀燈「・・・ええ」

ひたっ

ジュン(僕は、真紅たちの体もよく見た事が無い。
ましてや肌に触れるなんて・・・!)

ジュン(天才造形士ローゼン、僕はこの作品にどう向き合う・・・?)


水銀燈(真剣ねぇ、罠では無かったようだけど・・・)

水銀燈(・・・私もどうかしてるわぁ)




214 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/31(火) 12:19:40.23 ID:rAiuIhhC0
ジュン「ミロのヴィーナスを知ってるかい?」

水銀燈「ええ、腕が紛失したまま発見された女性の像ね?」

ジュン「そうだ、後世の人間がどんな腕があったのか復元を試みるが、
何をしても像の美しさに見合わなかった。って話さ」

ジュン「今ちょうど同じ気分だ・・・!」

水銀燈「・・・。」

ジュン「お腹は服で隠せるし、後になれば取り外す仮のパーツだ」

水銀燈「・・・。」

ジュン「だが、ローゼンメイデンにそのような妥協は許されない・・・!」

水銀燈「・・・!」


ジュン「造ってみせるよ、君のお腹・・・!」

水銀燈「・・・お願い・・・するわぁ・・・」




215 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/31(火) 12:26:59.28 ID:rAiuIhhC0
ジュン「君の黒い羽を一枚もらうよ」
ジュン「コレが窓辺に置いてあったら、その日の晩に来てくれ」


水銀燈「私に、お父様以外の手が加わる・・・」

水銀燈「それで私は満足するの?ジャンクではなくなるの・・・?」

水銀燈「いいえ、お父様が私を完成させなかった事実にかわりは無いわぁ・・・」


水銀燈「それでも、私は・・・」


水銀燈(・・・。)


数日後、ジュンの部屋の窓辺に黒い羽が置かれた




216 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/31(火) 12:31:24.08 ID:rAiuIhhC0
ジュン「完成したよ、水銀燈
ピッタリはまるはずだ」

水銀燈「『完成』ではないわぁ・・・!」

ジュン「・・・そうだったね、言葉の綾だ」


ジュン「はめ込むよ、ここに寝て服をまくってくれ」

水銀燈「・・・。」シュルっ



水銀燈(お父様、私はこれで良いのでしょうか?)




217 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/31(火) 12:36:56.09 ID:rAiuIhhC0
ジュン「君は自分をジャンクだと言うが、僕はそうは思わない」カチャ

水銀燈「・・・。」

ジュン「僕はローゼンじゃないから、君を造ったときの彼の気持ちは想像するしかない」

ジュン「だが、同じマイスターを目指す者として彼の気持ちを察するなら・・・」

ジュン「彼は君を完成したく無かった様に思うんだ・・・」カポッ


水銀燈「どういう・・・意味?」




219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/31(火) 12:44:45.87 ID:rAiuIhhC0
ジュン「7体の究極のドールを造ろうと決意したローゼン
彼は最初の一体にも、もちろん全力を注いだ」

水銀燈「・・・。」

ジュン「彼はその出来栄えに満足しかけたんだ、
7体のドールを造ると決意したのに・・・」

水銀燈「・・・。」

ジュン「だからこそ最初のドールをあえて完成させないまま、
次のドールを造り始めた・・・一つのパーツを組み上げないままね」

水銀燈「・・・。」

かぽ
ジュン「よし!これで終了だよ!」

水銀燈「ふん、貴方がお父様の代弁だなんて・・・おこがましいわぁ・・・!」




220 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/31(火) 12:49:48.16 ID:rAiuIhhC0
ジュン「動きはどうだい?」

水銀燈「ええ、悪くは無いわぁ・・・!」

ジュン「それは何より」

水銀燈「くすくす、でも貴方はきっと後悔するわぁ!」
水銀燈「だって、敵に塩を送ったんですものぉ・・・!」

ジュン「・・・かもしれないね」

水銀燈「でも、今夜は見逃してあげるぅ・・・」


水銀燈「またいつか、アリスゲームで」

ジュン「ああ、またアリスゲームで」


水銀燈「くすくす、おやすみなさぁい『マイスター』」


おわり




221 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/31(火) 12:53:34.81 ID:qzDMhpwK0
おつぅ




222 : ◆WOzlYvh7m2 :2011/05/31(火) 12:55:58.34 ID:rAiuIhhC0
どう落ちをつけたもんかと考えたら雰囲気SSっぽくなっちまったwwwww
銀様のお腹wwwwダルマに片目入れない理論wwwwwwww

それは別として銀様と夜の密会とかエロ過ぎる
いちゃいちゃさせたかったけど、銀様だとこんなモンだよねー?

以上、終了




223 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/31(火) 12:57:09.89 ID:NgOmEC6H0






224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/31(火) 13:22:38.24 ID:ta1qWziP0
楽しいスレだったわ!







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コメント
この記事へのコメント
  1. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/16(木) 14:42: :edit
    ペットのカナ…ふぅ…
  2. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/16(木) 15:05: :edit
    おお!ついにこのスレがまとめられた
  3. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/16(木) 15:26: :edit
    うーん、やっぱローゼンはいいねぇ
    マエストロJUMはやっぱ輝いてるな

    しかしこののりのやばさは尋常じゃねぇぜ…
  4. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/16(木) 16:00: :edit
    >>147
    短くて吹いてもうたwwww
  5. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/16(木) 16:14: :edit
    禁書はそろそろバキとかいうゴミ漫画の呪いが解けてきたっぽいがローゼンは未だに解けそうにないな
  6. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/16(木) 16:31: :edit
    翠星石のふとももにおにんにんはさみたいよぉ
  7. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/16(木) 16:34: :edit
    雪華綺晶はどこへ・・・
    でも、不人気が情けなくて格好良いゼ。
  8. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/16(木) 16:37: :edit
    ローゼンはオワコン
  9. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/16(木) 16:54: :edit
    蒼い子への愛は不滅
  10. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/16(木) 17:06: :edit
    ※8
    だよな、俺も本気でそう思うわ
    ローゼンなんてどこのまとめブログでも、もはや話題にすら上らない

    けいおんやハルヒは幾らでも話題になるからオワコンでは無いが、
    ローゼンみたいに忘れ去られたコンテンツは、正に終わったコンテンツだな
  11. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/16(木) 17:18: :edit
    ぷん太が取り上げる限りこのサイトじゃあ活きたコンテンツだよ
    そして実際俺は読んでいる
  12. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/16(木) 17:42: :edit
    マイスターってガンダムかよ
  13. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/16(木) 18:26: :edit
    とりあえず人肉は美味くない
  14. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/16(木) 19:33: :edit
    ローゼン3期はやるのかな?
  15. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/16(木) 19:37: :edit
    いまだにローゼン書いてるヤツは相当好きなんだろうな
  16. 名前: 名無しさん@ニュース2ちゃん #-: 2011/06/16(木) 20:47: :edit
    ※13
    意外とうまいかも知れんぞ
    人の味を覚えた熊は片っぱしから人間襲いまくるらしい
  17. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/16(木) 20:58: :edit
    さぁ、喰い切るぜ!

    銀様の出番あって良かった。
  18. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/16(木) 21:02: :edit
    てっきりコアファイターでもプレゼントするのかと・・・・・
  19. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/16(木) 21:58: :edit
    久々のローゼンよかった。
  20. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/16(木) 22:54: :edit
    >コアファイター
    ちくしょうこんなので…
  21. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/17(金) 01:07: :edit
    願掛けが叶ったら銀ちゃんにお腹入れる簡単な作業
  22. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/17(金) 01:48: :edit
    久しぶりに面白いローゼンスレだったです 本当にありがとうございます
  23. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/17(金) 13:59: :edit
    冒頭のガソリンスタンドの店員ってペルソナ4だよな……
  24. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/17(金) 16:38: :edit
    ※16
    それは単に人間を獲物の分類に見据えたってことだろ

    鹿とか狸よりよっぽどトロいんだから捕まえやすいしそれで食っていけると思えば人間襲うのも無理ない
  25. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/17(金) 22:09: :edit
    俺得ローゼンキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

    ぷんた乙!
  26. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/17(金) 23:45: :edit
    ※16
    昔読んだ本では、どうも内蔵、というかその中の人間の食べ物が目当てらしい。
    調味料で味付けされ、煮炊き等の工夫を凝らした人間の料理というものは、自然にあるものとは比べものにならないくらい美味しい(当たり前だが)上に、柔らかく毛も薄い人間の肉は彼らにとって大変魅力のあるもののようだ。
  27. 名前: 通常のナナシ #-: 2013/03/01(金) 00:28: :edit
    ※8
    再アニメ化が決定致しました!
    もうオワコンなんて言わせません!!
  28. 名前: 通常のナナシ #-: 2013/03/24(日) 12:49: :edit
    お、おう………
  29. 名前: #: 2013/09/21(土) 17:28: :edit
    このコメントは管理者の承認待ちです
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俺の妹がこんなに可愛いわけがない 黒猫 白猫Ver.
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