草笛みつ、風邪を引く。

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2011/06/02(木)
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 22:14:13.35 ID:cAuMavvW0
☆桜田家・リビング・薔薇乙女定例会議『あんたの夢かなえたろかスペシャル』


真紅「大きな夢は置いといて!」

雛苺「小っちゃな夢からかなえちゃおう!」

水銀燈「う、嬉し恥ずかしドキドキの……」

金糸雀「みんなの夢が大公開!」

雪華綺晶「一人一人の力は小さくとも」

薔薇水晶「八人揃えば……末広がり」

蒼星石「いざ今こそ念願の!」

翠星石「ドリームズ・カム・トゥルー!!」




2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 22:16:21.43 ID:cAuMavvW0
真紅「さあ、そういうワケで今月もやってまいりましたなのだわ、選考会」

翠星石「アリスになるという、具体的なんだか抽象的なんだかよく分からない
     巨大な夢に向かって進み続ける日々に疲れた戦士達を癒すため……」

真紅「血塗られた修羅の道の途中にサービスエリアぐらいあったって
    きっと、お父様も許してくれるはず」

翠星石「こうした思いから生まれたのが、この企画」

真紅「薔薇乙女達が匿名で出しあった小さな夢から一つを選んで
    それをみんなの力で叶えて、で体験してみようというのが趣旨なのだわ」

水銀燈「……二人とも、誰に向かって説明してんの?」




3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 22:18:09.69 ID:cAuMavvW0
雛苺「ねえねえ? そう言えば前回は何したんだったっけ?」

金糸雀「あんだけハシャいでたのにもう忘れたのかしら、雛苺」

雪華綺晶「PN(ペンネーム)『恋する碧いウサギさん』の夢で『イルカに乗りたい』ですわ、お姉様」

雛苺「ああ~、思い出した! 思い出したのよ!」

薔薇水晶「けど、結局イルカには誰も乗れませんでした」

蒼星石「残念だったけど仕方ないよね。飼育員さんに羽交い絞めされて止められたもの」




4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 22:19:43.37 ID:cAuMavvW0
水銀燈「水族館のイルカショー中に強行突破して乗ろうって作戦が駄目駄目だったのよ。
     諸葛亮でも爆笑しながら馬謖を切るレベルよぉ」

金糸雀「今さらカナの立てた作戦にケチつける気かしら!?
     その時はみんな納得してたかしら! 八人で突っ込めば誰か一人ぐらいって!」

真紅「そうだけど、失敗してから、作戦のあまりの無謀さに気付いたのも確か。
    出来れば、みんなして正座で説教喰らう前に、そのことに気付きたかったわね」

翠星石「西洋人形の翠星石達に正座は地味にきつかったですぅ」

蒼星石「球体関節にも負荷かかりまくりだったしね。
     余談だけど最近のガンプラは正座できるのもあるらしい」

水銀燈「私達はガンプラ以下か」




5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 22:21:15.68 ID:cAuMavvW0
雛苺「それで結局、その後は『触れあいの磯コーナー』で
    ヒトデさんを引っくり返して遊んでいるうちに日が暮れたのよ!」

真紅「そうそう。ちゃんと覚えてるじゃないの雛苺」

雪華綺晶「イルカに乗るという夢は、まだまだ大き過ぎたということですわ」

翠星石「イカにもタコにも。だからこそ今回は
     もう少しレベルダウンした夢を選んでいきたいところです」

金糸雀「じゃあ、そろそろ選考会を始めなくちゃかしら」

真紅「その通りね、それじゃ……カモン! 花まるボックス!!」ぴょん

ジュン「やっと僕の出番が来たか」てくてく




6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 22:22:25.77 ID:cAuMavvW0
ジュン「え~、この空っぽのティッシュ箱、通称『花まるボックス』内には
     薔薇乙女達が実名を隠して各々の小さな夢を事前に投書しておりますです」

水銀燈「だから、誰に向かって説明してんのよ?」

ジュン「では早速、僕がこれから一つずつランダムで
     ティッシュ箱の中から投書を取り出して紹介していきます」

真紅「不正したら指を四本切り落とすわよジュン」

薔薇水晶「……」

ジュン「ティッシュ箱から紙を取り出すだけでどう不正しろっつーんだ」




7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 22:23:50.29 ID:cAuMavvW0
ジュン「冗談はさて置き……それでは一枚目。
     PN『恋する碧いウサギの逆襲』さんより『シャチに乗りたい』……」

水銀燈「いい加減にしなさいよ……蒼星石」

蒼星石「え!? PNなのにいきなり僕を名指し!?」

翠星石「流石に空気読め無さ過ぎですよ蒼星石」

薔薇水晶「これはひどい」

蒼星石「イ、イルカは駄目だったけどさ、シャチなら何とかなりそうな気がしない?」

雪華綺晶「しません」

金糸雀「イルカより難易度上がってるかしら」




8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 22:25:09.87 ID:cAuMavvW0
ジュン「……えーと、取り敢えず『シャチ』は保留ということで?」

真紅「保留じゃなくて却下でいいのだわ」

蒼星石「!?」

水銀燈「そうね。ほら早く、次の投書を出しなさい人間」

ジュン「お次は……PN『うにゅ~ダイスキ』さんの夢でで『苺狩りに行きたい』です!」

翠星石「苺狩りですか」

蒼星石「苺狩りかぁ……」

水銀燈「苺狩りねぇ……」

雛苺「うゅ!? みんな乗り気じゃないのよ!? どうして?」

真紅「悪くはないと思うけど」

薔薇水晶「いまいち華がありませんよね」




9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 22:27:14.31 ID:cAuMavvW0
ジュン「どうする? この夢は保留で次の投書に……?」

真紅「そうね」

雪華綺晶「ええ」

雛苺「待ってなの!! みんな、取れたての苺のおいしさを知らないから
    そんなことが言えるのよ!!」

金糸雀「いつになく食い下がるかしら、雛苺」

雛苺「その場で摘んだ苺を、甘~い練乳にたっぷりつけてほおばるの!!
    甘くてトロ~っとしてぷにゅ~なのよ!!」

真紅「取れたてのイチゴに……練乳を!?」

雛苺「うぃ!! その通りなの! 天上の美味、甘露なのよ!!」

真紅「ジュン、苺狩りは却下よ」

雛苺「!?」

ジュン「え? どうして急に?」




10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 22:28:21.71 ID:cAuMavvW0
真紅「甘露だなんて難しい言葉どこで覚えたかは知らないけど……
    取れたての苺にミルクをかけて味を殺すような人形とは
    ともに食事をするに値しないのだわ」

雛苺「ふぇえ!?」

真紅「美味しんぼを最初から読み直しなさい、雛苺。
    山岡さんと栗田さんが結婚するところまででいいから」

翠星石「厳しいですね真紅」

蒼星石「しかし真紅の言うことももっともだ」

薔薇水晶「雛苺の言ったことはまさに……
       上等の料理にハチミツをぶちまけるが如き思想。許されるものではありません」

ジュン「そこまでの失言だったんだ」

雪華綺晶「内閣だったら総辞職レベルの舌禍ですわ」




11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 22:30:14.82 ID:cAuMavvW0
ジュン「では次。PN『逆十字を捺された最凶の乙女』さんで『漫画を描きたい』……だそうです」

薔薇水晶「漫画……?」

真紅「え? どうしたの水銀燈? 急に漫画だなんて? 悪いものでも食べた?」

水銀燈「なんで匿名なのに、私を名指しすんのよ!?」

ジュン「PNが分かりやすすぎるからだろ」

翠星石「しかし、どうして漫画なのですぅ?
     翠星石も水銀燈が漫画に興味あるなんて知らなかったですよ」

金糸雀「ひょっとして副業として一発当てるつもりなのかしら?」

雪華綺晶「薄い本でも出すつもりで?」




12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 22:32:27.83 ID:cAuMavvW0
水銀燈「ちがーう!! 入院中のめぐに、暇だろうからって漫画の差し入れが多かったのよ。
     それを読んでいる内に、いつかは私もこういうのが描けたらな……て」

蒼星石「へぇ~」

雛苺「差し入れって、どんな漫画だったの?」

水銀燈「『ブラックジャック』とか『仁』とか、あとは『ベルセルク』や『シグルイ』」

ジュン「全部、内臓がチラリする漫画じゃねーか」

薔薇水晶「不治の病人にブラックジャック読ませるってのも、どうかと思いますが」

雪華綺晶「まあ、今は元気なのですから、いいのでは?」

水銀燈「あんたが半強制的にそうしたんでしょうが、末妹」




14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 22:34:38.11 ID:cAuMavvW0
真紅「兎も角、水銀燈が描きたい漫画ってのも
    内臓が出たり入ったりするような漫画だと考えていいのかしら?」

水銀燈「大雑把に言えばそうね」

ジュン「大雑把に言えばそうなっちゃうのかよ」

水銀燈「馬鹿にしないでよ。こう見えて内臓の描写には力入れようと思ってるんだから。
     ほら、こんな感じで」

金糸雀「スケッチブック?」

水銀燈「ずっと描く練習してたの。今日は特別に見せてあげる」

翠星石「おお!? なかなか上手なんじゃあないですか?
     翠星石は内臓なんて『こてっちゃん』ぐらいしか見たことないですが」

ジュン「……」




15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 22:35:21.99 ID:cAuMavvW0
水銀燈「そりゃそうよ、病院内の医学専門書に載ってる写真とか
     手術を盗み見して勉強したんだから」

真紅「確かに上手ね、けど……リアル過ぎて絶対に規制入るわよコレ」

水銀燈「え、マジで!?」

蒼星石「そうだね。ジュン君なんてチラ見しただけでゲロしそうになってるし……ほら」

ジュン「3.14159265358979……」

雪華綺晶「気分を落ち着かせるために円周率を暗唱してますわ」




16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 22:36:26.43 ID:cAuMavvW0
金糸雀「今時の漫画だと、人体切断シーンにはNGよ。
     もれなく切断面にはモザイクか海苔が貼られるかしら」

真紅「私の腕チョンパとか首チョンパのシーンはセーフだったわよ」

ジュン「お前、人形」

水銀燈「でも、個人で楽しむ範囲であれば何を描いても自由よね?」

雪華綺晶「それはそうですが」

薔薇水晶「だったら水銀燈が一人でやれ……てことになるのでは?」

雛苺「そのとおりなのよ」

水銀燈「え……?」

翠星石「わざわざ翠星石達まで巻きこまないで欲しいですよねぇ」

金糸雀「まったくかしら」




19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 22:38:11.29 ID:cAuMavvW0
水銀燈「ま、待って! ストーリーも大体は出来上がってるの!
     それを聞いてからでも遅くはないでしょ!」

蒼星石「悪あがきは君らしくないよ水銀燈」

真紅「でもまあ、話ぐらいは聞いてあげてもいいのだわ」

雛苺「水銀燈が考えるお話なら面白そうなのよ!」

水銀燈「では、オホン! ……時は23世紀の未来。
     生まれつき病魔に全身を冒されていた少年は延命治療として
     クローンを用いた臓器農場による内臓総とっかえ手術を持ち掛けられる」

ジュン「ふむふむ」

水銀燈「しかし病魔は少年の脳にも巣食っていた!
     果たして少年は脳も取り換えるのか!? 作られたクローン達の運命は!?
     ……と、こんな感じよぉ」

金糸雀「駆け足の説明だったけど、意外となかなか良い感じかしら」

真紅「何かのパクリじゃないの?」

水銀燈「失礼な!」




20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 22:39:29.18 ID:cAuMavvW0
翠星石「しっかし、そこまで案が出来ているのなら
     やぱり一人でやれるんじゃないですぅか?」

水銀燈「そ、そんな! だって、一人だけだと……」

ジュン「一人だけだと?」

水銀燈「トーン貼るのとか……面倒くさいし……」

蒼星石「ついに本音が出たか」

水銀燈「だってぇ……」

真紅「伊達も公子もないのだわ。薔薇乙女会議はアシスタント募集の場では無い」

水銀燈「う……」

雛苺「あやうくだまされるところだったのよ!!」

翠星石「まったくです! 夢という言葉でカモフラージュして
     他の薔薇乙女を労働力にしようだなんて、ふてぇヤローですぅ!」

水銀燈「……」

ジュン「それじゃ『漫画を描きたい』って夢も却下だな」

真紅「ええ。次の投書をお願い、ジュン」




21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 22:40:51.42 ID:cAuMavvW0
ジュン「ええと次は、PN『グリーングリーン』さんで『庭の草むしりがしたい』……と」

蒼星石「……」

金糸雀「……」

水銀燈「夢という言葉で飾って、労働力を募ろうだなぁんて
     ふてぇヤローよねぇ? 翠星石ぃ?」

翠星石「いやいやいやいやいや! こ、これは翠星石の投書では無いです!」

真紅「……」

雛苺「……」

翠星石「そ、そんな目で見るなです! ホントですってば、ホントに翠星石じゃ……」




22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 22:42:05.17 ID:cAuMavvW0


のり「あらぁ? 翠星石ちゃん、こんな所に居たの?
   今週中には約束していた草むしりお願いよ~
   じゃないと、お小遣い前貸ししたの返してもらうからね~
   それじゃジュン君、姉ちゃんは、ちょっとお出かけしてくるから~」すたすたすた



翠星石「……」

ジュン「……ええと、翠星石?」

翠星石「……」

雪華綺晶「却下でいいみたいですわよ、桜田ジュン」




23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 22:43:37.13 ID:cAuMavvW0
ジュン「で、では気を取り直して……次のお便りはPN『白い恋人』さん。
     リクエストは『プリクラを綺麗に撮りたい』……?」

水銀燈「プリクラて」

翠星石「今時、女子高生でもこんなフワフワしたお願い事しないですよ白薔薇」

雪華綺晶「い、いいじゃないですか。個人的な願望なんですから」

ジュン「プリクラのテクぐらいならananとか小悪魔アゲハとかの
     女性誌読めばなんとかなるだろ?」

雪華綺晶「浅慮ですわね桜田ジュン。それよりも根本的な問題があるのです」

ジュン「へ?」




24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 22:44:28.30 ID:HH+raiktP
写るのかしら




25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 22:44:50.94 ID:cAuMavvW0
金糸雀「この間、みっちゃんにみんなの集合写真を撮ってもらった時に発覚したのかしら。
     雪華綺晶は……」

蒼星石「写真うつりが凄く悪いんだ。いや、悪いって言うか……」

雪華綺晶「透けるんです。アストラルだから」

ジュン「……ぷっ」

雪華綺晶「あらあら、笑いましたね。笑いましたわよね。いけません、いけませんわ。
       そんないけない口は縫い合わせてしまいましょう」

ジュン「ままま、待て待て! 悪かった。悪かったってば」




26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 22:46:25.70 ID:cAuMavvW0
真紅「ここに、その写真があるのだけれども……見ての通り完全に白薔薇が透けてるのだわ。
    ものによっては顔や手の一部分だけ半透明で、他の部分は完全に透明というのまで」

雛苺「まるっきり心霊写真なのよ」

ジュン「実際、幽霊と似たようなもんだろうしな」

雪華綺晶「アストラルと幽霊は違います」

薔薇水晶「でも、雪華綺晶はお経を聞いたり、塩をかけられると溶けますよね?」

雪華綺晶「特異体質ですわ」きっぱり

ジュン「えぇ~? 普通そういうのは体質とは言わないんだけど……」

真紅「『バジリスク』に塩で溶ける体質の忍者いたわよ」

ジュン「すいませんでした」

雛苺「あと、雪華綺晶が溶ける塩って、すっごく美味しいのよ」




29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 22:49:57.71 ID:cAuMavvW0
水銀燈「……けど結局、それらの解決策は分からずじまいだったのよね」

雪華綺晶「はい。ですから今回の企画に持ち越しました。よろしくお願いしますわ」

真紅「よろしくお願いしますわって言われても」

翠星石「ここはお悩み相談コーナーでもないですし」

薔薇水晶「夢をかなえるコーナー……ですよね」

雪華綺晶「私にとっては写真にハッキリ映ることが夢なのです」

ジュン「写真をパソコンに取り込んでコントラスト上げるとかじゃ駄目か?」

雪華綺晶「駄目です。闇と同化した松崎しげるじゃあるまいし。
       手っ取り早い方法は他のドールの素体を提供してもらうことなのですが……」

蒼星石「それは嫌だ。雪華綺晶に体を貸すと、体中に変な痒みが残るから」

雛苺「うゅ!? ヒナもそうだったの! 何かおかしいと思ってたのよ!!」

雪華綺晶「と、このとおり。困ったものですわ」




30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 22:53:47.32 ID:cAuMavvW0
ジュン「あ、そうだ。思いつきだけど、バリウム飲んだらどうだ?」

真紅「バリウム?」

水銀燈「バリウムって、あの胃袋のレントゲン撮る時とかの造影剤の硫酸バリウム?」

ジュン「そうそう。流石に水銀燈はよく知ってるな。
     あれの用途はレントゲン撮影に写りやすくするためだろう?」

雪華綺晶「なるほど、バリウムとは盲点でしたわ」

金糸雀「確かに雪華綺晶も基本は色白だから
     バリウム飲んらクッキリハッキリになるような気がするかしら」




32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 22:56:54.38 ID:cAuMavvW0
雪華綺晶「何だかだんだんいけそうな気がしてきました。
       では、今度オディールに頼んで試してみます」

ジュン「ああ、頑張れ」

翠星石「……てことは、白薔薇の夢はこれで達成ですか?
     それとも翠星石達も病院に行ってバリウム飲むですぅ?」

蒼星石「僕達は必要ないだろ。写真うつり悪くないし」

雛苺「そうそう。かなえる夢はみんなで楽しめるものじゃないとダメなのよ」




33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 22:59:30.44 ID:cAuMavvW0
真紅「では白薔薇の夢は解決(?)ということで。ジュン、次を」

ジュン「へいへい。次はPN『槐先生の技術は世界一』さんの夢で
     『お嫁さんになりたい』……か。可愛らしいのが来たな」

薔薇水晶「……」

水銀燈「かーっ……ぺっ!」

金糸雀「ぺっ!」

翠星石「ぺっ!」

ジュン「お、お前ら室内で唾を吐くな!!」

水銀燈「お嫁さんになりたい……ですってぇ!?」

金糸雀「カマトトぶった夢に虫唾が走ってしょうがないかしら」

翠星石「反吐ぶち吐きそうですぅ」

薔薇水晶「!?」

ジュン「いきなり性格が荒れすぎだろ、お前ら」




34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 23:00:39.78 ID:cAuMavvW0
真紅「それも仕方ないことなのだわ。言うに事欠いて『お嫁さん』ですって~? 薔薇水晶!!」

薔薇水晶「は、はい……」

真紅「本当にお嫁さんになりたいの!?」

薔薇水晶「は、はい……!」

真紅「なればぁ?」

薔薇水晶「っ!?」

真紅「そして入籍しようとして自分に戸籍が無いことに気づけばぁー!?」

薔薇水晶「ひぃぃ……」




35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 23:01:35.00 ID:2DLR8qLz0
槐先生ならきっと、お嫁さんになるためのパーツも作ってくれる




36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 23:03:12.96 ID:cAuMavvW0
ジュン「や、やめろ。どうしてそんなに薔薇水晶をいじめるんだよ!
     そこまでバカげた夢でもないだろう!?」

蒼星石「じゃあ、ジュン君は薔薇水晶をお嫁さんに迎えられるのかい?」

ジュン「え!?」

薔薇水晶「……」

蒼星石「隣近所と親戚に薔薇水晶が僕の妻ですって、胸を張って言えるのかい?」

ジュン「……」

雛苺「人形をお嫁さんだと言い張るなんて、頭がイかれてるとしか思えないのよ」

ジュン「お前らって存在はふざけてるのに、言ってることは偶にまともでムカつく」




37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 23:05:40.56 ID:cAuMavvW0
薔薇水晶「み、みんな……ひどい」

雪華綺晶「ひどいのはそちらでしょうに」

薔薇水晶「え?」

真紅「ローゼンメイデン側がド低俗な夢を連ねる中、一人だけ生娘ぶった夢をあげて
    イメージアップを謀ろうだなんて、とんだ女狐なのだわ!!」

ジュン「ド低俗なローゼンメイデン側が悪いだけだろ」

雛苺「ヒナだって、お嫁さんなんて恥ずかしい夢はもう卒業したのよ!!」

薔薇水晶「そ、そんな……私は、ただ……」

雪華綺晶「ただ?」

薔薇水晶「ウ、ウェディングドレス着てみたいな……と」

水銀燈「ぺっ!」

蒼星石「かーっ……ぺっ!」

真紅「ぺっ!」

雛苺「ぺっ!」

ジュン「だから唾を吐くな! お前ら!」




38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 23:08:15.45 ID:cAuMavvW0
翠星石「ウェディングドレスたぁ、これまた超めんどくせぇこと言いだしたですね」

金糸雀「一人暮らししているとこに、
     ナマの栗をザルいっぱい差し入れされるぐらい面倒くさいかしら」

ジュン「それは確かにめんどくさそうだ……が、ウェディングドレスくらいなら
     槐先生に作ってもらうなり、買うなりすれば……」

真紅「それもそうね。それじゃあ私達から500円ずつカンパするから
    ウェディングドレスでも何でも買いなさい薔薇水晶」

薔薇水晶「!?」

ジュン「はした金で解決しようとすんな。
     と言うか、さっきから薔薇水晶に対して必要以上に辛辣すぎるってば」




39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 23:10:41.40 ID:cAuMavvW0
薔薇水晶「もう結構です……桜田ジュン。私の認識が甘過ぎました」

ジュン「薔薇水晶」

真紅「全くなのだわ。ひょっとして薔薇水晶、あなた、赤ちゃんとかの作り方も
    コウノトリやキャベツ畑を信じているんじゃないでしょうね?」

薔薇水晶「そ、それくらいは知ってます……!」

蒼星石「流石にそこまでウブで世間知らずではなかったか」

翠星石「もし知らなかったら、無修正のポルノでも見せつけてやるところだったです」

水銀燈「そんなのより、不妊治療関係の医学書の方がいいわよ。かなりドギツイから。
     あ、人間、よければ見る?」

ジュン「見ねーよ」





40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 23:11:11.51 ID:HH+raiktP
         /ィ'    //          \ `丶
       / ´\   / 〃  ̄ ̄ 丶、r~'_ー、,>>-\
       ` ー─`-' {   ̄ `丶 f´ 〃Y≠ミヽ  じ,
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            |i l   \  \ゝ_ ゞ ゝ=ーイ/ r┘ i
            !l |  __  \ __\弋_`  ̄´_,.仆  l|
              、い `ヾ   '´-‐ ̄`ヽ`Y´  l 〝
             ゝ',圷、、    , r 〒 ア Y ⌒Yl //
      ペ     〃´i `┘    ー┴'′ /ム^} /イ
       ッ       亅   ノ           / r‐ン 厶ヘ
              / \ `           , 「i/ /  \
             _く   ヽ.\ゝ,      /  |' /   ∠-┐
            ハト\ / Xヽ、 _,.  ´    |「    //  |
         /,. -‐≠、  /__r┴‐_- 、   j}^Y.//  _⊥、
          /   /   丁\: : ̄: : \:\_ノ:_人¨´__イノ  }
       ! /     l  Y´ ̄ ̄`Y⌒Y´ ̄`ヽ  ヽ  厶イ
        !/       '  l     ー廴 厂   }   ∨__ノ
.        イ            !  ゝ、_,ィ¬´7不`ー、___ハ    V´
     //          |  ヽ/  / /| ', ∨:.! `、  ゙、
.   / /              |   /  / /:.|  i ∨  `、   、
。ィ   〈           !   \   /`'|   /     ゙、   ヽ
じ    ヽ          イ       ヽ/ !イ        }    }
      `ァ= ‥    ィ、                     / _,/
        /       ハ ∨ _   -‐         ‐- /  





42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 23:12:59.71 ID:cAuMavvW0
真紅「やれやれ、いいように薔薇水晶に場を荒らされたけど
    ここでお口直しといきたいわねジュン。次の投書を……」

ジュン「はいはい。お次は……PN『くんくん探偵LOVE』さんで
     『くんくん探偵と結婚したい』……だそうです」


                                真紅「……!」ダダダッ


水銀燈「真紅が逃げた!?」

翠星石「追え! 追え~です!!」

蒼星石「逃がすな! 絶対に捕まえろ!」

金糸雀「逆さ吊りにして折檻かしら!!」

薔薇水晶「……」




43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 23:15:44.96 ID:cAuMavvW0
☆五分後


逆真紅「……違うのだわ。これは何かの間違いなのだわ。
     だから縄をほどいて降ろして頂戴。お願い、プリーズ」ぶらーんぶらーん

薔薇水晶「何が違うと言うのです。私の時はあれほど馬鹿にしておきながら」

雛苺「薔薇水晶の目がすわってるのよ。怖いの」

雪華綺晶「気持ちはよく分かりますわ」

逆真紅「薔薇水晶の『お嫁さんになりたい』は、漫然とした夢だったけど
     私の場合は、くんくん探偵の伴侶になりたいという具体的な夢を……」




44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 23:17:32.05 ID:cAuMavvW0
薔薇水晶「くんくん探偵はフィクションでしょうが」ゆっさっゆさ

逆真紅「ああ、揺らさないで~。吐きそうなのだわ~。
     ジュン! ジュン!? 黙って見てないで助けて頂戴!!」ぶらら~ん

ジュン「自業自得だろ」

水銀燈「ったく、こいつも学習しない妹ね」

翠星石「馬鹿丸出しですね」

蒼星石「馬鹿だからね」




45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 23:19:13.90 ID:cAuMavvW0
逆真紅「で、でも! この夢も却下にしたら、もう他の夢は無いのよ!
     全員の夢候補が不合格で終わるだなんて、それでいいの!?」

水銀燈「そう言われれば確かに」

翠星石「ここにきて企画が不発に終わるのはもったいないです」

ジュン「そうだな」

蒼星石「じゃあ、やっぱりここはシャチで。イルカに再挑戦でもいいけど」

雪華綺晶「いえ、みんなでバリウム飲みましょう」

薔薇水晶「……ウェディングドレス」

雛苺「苺狩りなの! 練乳は無しにするから~」




46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 23:20:15.11 ID:cAuMavvW0
金糸雀「あいや、ちょっと待たれーいっ! かしら!」

ジュン「?」

金糸雀「ま、まだティッシュ箱の中には投書が残ってるはずかしら!」

ジュン「そうか? 全員分が出ただろ?」

逆真紅「ええ」

金糸雀「……不正は指を四本落とすかしら、ジュン」

ジュン「ちっ……分かったよ。ええと、最後の夢は……
     PN『カナブンの鳴く頃に』さんで『弱っている人間を介抱したい』……?」

金糸雀「うんうん。それかしら、それ」




48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 23:22:26.07 ID:cAuMavvW0
水銀燈「弱っている人を介抱したい……て」

蒼星石「人助けってことかい、金糸雀?」

逆真紅「私は今、逆さに吊るされて、とても弱ってるのだわ。助けて頂戴」ぶらーん

金糸雀「カナが言ってるのは弱っている『人間』かしら」

逆真紅「……ちっ」ぶらら~ん

薔薇水晶「なんだかイマイチ話が見えません。もう少し詳しく説明してください金糸雀」

金糸雀「……薔薇乙女の中でも魅力の高い水銀燈と蒼星石!
     この二人に共通するのはマスターが弱者ということかしら!」

翠星石「チビ人間もなかなかの弱者ですよ」

ジュン「うるせぇよ」




49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 23:24:15.78 ID:cAuMavvW0
金糸雀「ジュンも弱いと言えば弱いけど、生命に関わるほどじゃないかしら。
     でも水銀燈と蒼星石のマスターは死にかけ(だった)かしら!
     それを支えようと戦う薔薇乙女は、実に魅力あふれてるかしら」

雪華綺晶「なんとなく分かって来ましたわ。
       人間の為に我が身を投げ打つ人形の……滅私奉公が美しいと」

金糸雀「その通りかしら! 存在が軽んじられているカナ達も
     人の命の重みを背負うことで……うんたらかんたら」



水銀燈「言わんとすることは大体分かった」

蒼星石「基本的に人間の生命を掠め取って生きている僕たちだ。
     偶には人形の本分に戻って、人間の為に尽くすことも大事だろう」

雛苺「良いことすると気持ちがいいのよ!」

薔薇水晶「それを、夢をかなえると言っていいのかどうかは分かりませんが」




52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 23:26:37.25 ID:cAuMavvW0
ジュン「でも、弱っている人なんて、そうそう簡単に見つかるのか?」

逆真紅「弱っている人形なら、さっきからここに居るわよ~」ぶらーん

ジュン「……真紅は、まだまだ元気みたいだな。しかし何かのボランティアに
     行こうにも、ズブの素人のお前らじゃあ逆効果だろ」

金糸雀「そうなのよ。お手軽にカナ達が介抱できる弱った人間が必要かしら」

水銀燈「とは言っても、うちの子は末妹のせいで元気ハツラツだし」

雪華綺晶「……」

蒼星石「僕のとこのマスターも妄執が晴れてからは
     それこそ憑き物が落ちたように元気だ」

翠星石「しょうがないですね。ここはチビ人間にちょろっと弱ってもらうですか」

ジュン「ちょろっと……て何する気だよお前?」




53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 23:30:32.39 ID:cAuMavvW0
翠星石「アバラの2~3本でも折らせてもらうです」

ジュン「っざけんな! そんなアホみたいな理由で!?」

水銀燈「ケチケチしないでよ。アバラぐらい、漫画とかでもよく折れてるし」

ジュン「漫画だからだよ!」

水銀燈「でも実際にアバラって折れやすいらしいわぁ。
     ただし、アバラ折れたら激痛で、漫画みたいにベラベラ喋れないそうよ」

ジュン「だったら尚更にダメェーッ!」

翠星石「じゃあ左腕でも折ってやるですか。利き腕じゃないから大丈夫ですよね」

ジュン「『じゃあ』じゃないし、利き腕じゃないから大丈夫なわけもないだろ!」

翠星石「綺麗に折るですから。それも、治ったら逆に丈夫になるぐらいに」

ジュン「何でお前がハンターのハンゾー並みの骨折りテクニック持ってんだよ!!」

雛苺「む~! さっきからジュンはケチンボなのよ!!」

ジュン「どんなに気前が良い人でもアバラや腕の骨は折らせてくれないっつーの!!
     もうお前ら、今日のところは諦めろ。解散だ、解散!!」

逆真紅「えぇ~!?」ぶらら~ん




55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 23:36:36.11 ID:cAuMavvW0
金糸雀「ちょっと待ってかしら!」

ジュン「?」

金糸雀「ちょ、ちょうどいいと言っていいのかどうかは分からないけど
     今、お家でみっちゃんが風邪で寝込んでるのかしら!」

逆真紅「え!?」ぶらーん

雛苺「みっちゃんさんが? 本当なの? 金糸雀」

金糸雀「ここで嘘ついても始まらないかしら。だ、だから
     みっちゃんをみんなで介抱すればいいんじゃないかしら……て」

水銀燈「金糸雀! あんたって本当に……お馬鹿さんよねぇ!」

金糸雀「ひ!? す、水銀燈!? 怒らないで欲しいかしら!!
     夢をかなえるコーナーで労働力を求めちゃいけないっていうのは
     重々承知かしら! で、でも……」




56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 23:37:45.01 ID:cAuMavvW0
水銀燈「そういうこっちゃないわよ! そんな大事なこと!
     こんな、おちゃらけた企画を通さずにサッサと言いなさいよ!!」

金糸雀「へ?」

翠星石「アリスゲームのライバルだからって
     マスターの看病を手伝ってやらないとでも思ってたですか!?」

金糸雀「そ、そういうわけじゃあ……」

蒼星石「金糸雀にも困ったもんだ。こんなヘンテコな策を弄しなくても……」

雛苺「みっちゃんさんは、みんなにとっても大切な人なのよ!」

薔薇水晶「その通りです」

雪華綺晶「ええ、将来は私のマスターにもなるかもしれませんし」

ジュン「雪華綺晶が言うと洒落にならんな」




58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 23:39:56.97 ID:cAuMavvW0
金糸雀「み、みんな……! ごめんかしら!!
     カナはみんなを騙して……みっちゃんの看病を手伝ってもらおうと……!」

逆真紅「策士、策に溺れるとは、このことね。困った時はお互い様
     いくらアリスゲームでは敵同士だとしても、私達は姉妹。
     助け合うのは当然のことよ。素直に頼めばみんな手を貸すのだわ」ぶらーん

翠星石「ま、そういうことです」

ジュン「僕もみっちゃんさんには世話になってるし、手伝うぞ」

金糸雀「ありがとうかしら!」




59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 23:41:55.50 ID:GRv5Moyf0
真紅いつまでぶら下がってんだw




60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 23:43:21.25 ID:cAuMavvW0
水銀燈「それじゃ早速、金糸雀のマスターの家に行きましょ。
     私だったら静脈注射までは見様見真似で出来るようになってるから」

金糸雀「さ、流石にそこまでのレベルは求めてないかしら」

翠星石「なら、翠星石はみっちゃんさんの汗を拭いてあげるです!」

蒼星石「じゃあ僕リンゴを剥く!」

ジュン「だったら僕は卵酒でも作るか」

薔薇水晶「私は……風邪に効く漢方を混ぜたお粥を作ります」

雪華綺晶「私は冷やっこいので、氷枕代わりに草笛みつの熱を冷ましますわ」

金糸雀「みんな、本当にありがとうかしら!」

雛苺「ヒナはネギをみっちゃんさんのお尻に挿してあげるの」

金糸雀「それは、丁重にお断りするかしら」

水銀燈「ほらほら、早く行くわよ。あんた達」




61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 23:47:30.70 ID:cAuMavvW0
逆真紅「みんな行っちゃったわね……」ぽつーん

逆真紅「困っている姉妹がいたら手を差し伸べるのが当たり前なのに」ぶらーん

逆真紅「誰も、私を逆さ吊りから地面に戻していかなかったのだわ」ぶらら~ん

逆真紅「でも、いいの! 真紅ちゃん泣かない!」ぶらーんぶらーん

逆真紅「ホーリエ! ちょっといらっしゃい! ホーリエ!?」ぶららーん

ホーリエ「……!」ばひゅーん

逆真紅「よく来たのだわホーリエ! この私を縛っている縄をほどいて頂戴」ぶら~ん

ホーリエ「……ッ! ……ッ!?」

逆真紅「何ですって? 固結びされていてウンともスンともいわない!?」ぶらら~ん

ホーリエ「……!!」

逆真紅「しかも今回のお話はここで終わり!?
     そんな馬鹿な! 全然オチはついてないじゃない!?」ぶらーんぶらーん

ホーリエ「……ッ!」

逆真紅「話はオチないし、私も地面に落とせないですって? やかましいわ!!」ぶらーん



草笛みつ、風邪を引く。『完』




62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/16(月) 23:48:19.49 ID:HH+raiktP
そういえばスレタイ完全に忘れてたわ







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この記事へのコメント
  1. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/02(木) 02:18: :edit
    ローゼンSSはありがてえありがてえ
  2. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/02(木) 02:24: :edit
    蒼星石のふとももにおにんにんはさみたいよぉ
  3. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/02(木) 02:46: :edit
    タイトルこれじゃなくてもいいだろ
    てかこれじゃないほうがいいだろwww
  4. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/02(木) 02:51: :edit
    テンポよかったし面白かった
    やっぱローゼンSSはいいな
  5. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/02(木) 03:02: :edit
    やっぱローゼンSS良いな
  6. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/02(木) 03:07: :edit
    銀ちゃんは内臓が好きなのか。
    グロサイト色々見せてみたい。
  7. 名前: 名無しさん #-: 2011/06/02(木) 03:14: :edit
    糞杉ィ
    ブログ閉鎖して、どうぞ(迫真)
  8. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/02(木) 03:30: :edit
    ひとけた?
  9. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/02(木) 04:54: :edit
    稲中ワロタ
  10. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/02(木) 08:02: :edit
              _ _
             |ヽ._ v、,、,、        ,、r、   _            ___,..、
           __ \ l:::V::.j _ ___  j::::::| /Ll         ,ノノ「.:.:.:.:.:.:.lLL__
         < >─ _`,. -_ゝ-'          ` v_!/_∠_     ,∠.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノハ、
           ' ̄r / / -,          r_‐、ヽ‐‐<>   ,/水ヾ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハ、
         ノ  j  ' , '´           _ _ゝ \ ̄ \ (( z薔へ.:.:.::-‐-‐-、.:.:.:.:.:.l:.:ハ
        / _, イ  |             ー、    | `\ } こシ !        \.:.:.l.:.:.ハ
      //ー―|, - v  ハ \   l  | ヽ  ハ _.--、._ ,ノ ./ f      」L   ',:.:.:.〕´ ̄`))
    , -' ノ  !: : /: : : :|_ j__l ノ! \ハ__j.ィ |!   l>': : : : l/ ! /  ,'         7「   !:::::}r =くヽ
    .\\_ ム: : :: : : : .j |,イ=ミトl レ'γ=i=ゞ!  ノ: : : : _'/  /   !           !::/ハミミシVハ
      〉イ: : : : :.:.// N!|ゞ=彡N人;.人;人j::}リ jハ:/ /.   /  .!           l/ ト、_ノ ',
     /: : : : : : : :∠ へ| |     ゙;r‐===-、ー|ム 「||' .,'    ト、             ,/  i    ',
    . f: : : : : : : :/|: : : | ハ  f乞ソ ̄`i ___) ,ハ i':⌒| |, - !,   l::::` 、 __, r, '/   l    ',
     \ : : : : : : :: : : ノ ノ: :ゝ.`ニ〉‐ "::::::::::::::i「: :| !: : r/ |i   l:::::::::::::::::::::`Yノ /   |    i '、
        ーォ、_: ://: : : フ: :l::::::::::::::::::::::::|: ,ノ_i:/_  | l   l、::::::::::::::::::::::!.ノ    |    ',  '、
         /  フLヽ _:_:/、_‐iV:::::::::::::::::::::;〉、/ / `'‐|  l   l ` ー‐- /` ,、    |     ',.  \
        ノ   //(: : : : : |:ム`i:::::::::::/l! '  ./    ,|  l   i ', ー- / ./ `i   ',.     ',.   \
       , '′   ィ'   〉: : : : !::ヾl!l ヘl!!| l! l   /、  ./ |  ',  .l  '、 , / ./   }   ヘ      '、   \
    10get!!!!!!
  11. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/02(木) 10:18: :edit
    ssがクソなのとブログはあんまり関係無いだろ!
  12. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/02(木) 12:18: :edit
    やかましいわ
  13. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/02(木) 14:11: :edit
    ローゼンSS久しぶりでなごみました ありがとう
  14. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/02(木) 14:34: :edit
    ローゼンSS少ないよぉおおお!
  15. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/02(木) 16:46: :edit
    悪かないよ面白かった


    ばらしー可愛い
  16. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/02(木) 17:32: :edit
    やはりローゼンは良いものだ...
  17. 名前: タマーンキン #-: 2011/06/02(木) 18:53: :edit
    よかったよ。よかったよ。
  18. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/03(金) 15:59: :edit
    米3
    それでアレ?と思わせる
    仕掛けなんじゃないのか。
  19. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/03(金) 16:57: :edit
    蒼星石のふとももにおにんにんはさみたいよぉ
  20. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/06/06(月) 15:46: :edit
    みっちゃんの出番かけらもねぇw
  21. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/12/15(木) 07:10: :edit
    みっちゃんwwwww
  22. 名前: 薔薇水晶 #-: 2012/02/16(木) 17:33: :edit
    おもしろい
    けど、意味
    わからなかったw


















































  23. 名前: 薔薇水晶 #-: 2012/03/07(水) 16:37: :edit
    真紅それから
    どうなったw

  24. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/03/18(日) 12:33: :edit
    真紅よ!
    アリスになるには艱難辛苦を
    乗り越えなくては
  25. 名前: NANASIX #-: 2012/05/10(木) 18:08: :edit
    ほのぼの看病はよ
  26. 名前: 名無しさんのシシ #-: 2012/09/30(日) 00:46: :edit
    みっちゃんwwwwwwwww
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俺の妹がこんなに可愛いわけがない 黒猫 白猫Ver.
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