上条「百合子?」 その1

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2011/04/01(金)
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 18:57:58.17 ID:wb6K3gTm0
上条「よ、一方通行!」

一方通行「あン? 三下か」

上条「こんなところで何してんだ?」

一方通行「コンビニの袋持ってりゃァ買い物に決まってンだろォが」

上条「そりゃそうか。って何だよその大量のコーヒーは!」

一方通行「なンだよ」

上条「そんなに飲んだら体に悪いぞ」

一方通行「……俺の勝手だろ」

上条「いやいや! 上条さんは心配なんですよ」

一方通行「はァ? 俺よりテメェの心配したらどうなンですかァ?」

一方通行「オマエなンでそンなボロボロなんだよ」



4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 19:00:04.04 ID:wb6K3gTm0
上条「あぁいやーこれはですね、いつもの不幸で」

一方通行「はァ、そォかよ。今日は何があったンだ?」

上条「落とした財布を猫が拾って行っちゃって、それを追いかけてたら溝にはまって」

上条「抜け出してまた財布探しを始めたらスキルアウトに絡まれて」

上条「そのあと御坂にも絡まれてビリビリされた、って感じだな」

一方通行「まさに不幸だな。で、財布はどォなったンだ?」

上条「あぁ、御坂が一緒に探してくれることになって、どうにか見つかったんだ。はぁ本当良かった……」




5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 19:02:20.27 ID:wb6K3gTm0
一方通行「そりゃ良かったですねェ。それよりオマエさっさと風呂入れよ、溝臭ェ」

上条「ガーン! それ御坂さんにも言われたばっかですよ」

一方通行「ならこンなとこで道草食ってンじゃねェ、早く帰れ」

上条「いや、それがですね……今うちの風呂、壊れてまして……」

一方通行「あン?」

上条「一生のお願い! 風呂貸して一方通行!」ガバッ

一方通行「わ、分かったからこンな街中で土下座すンな!!」




7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 19:05:19.72 ID:wb6K3gTm0
一方通行「と、言う訳だ」

打ち止め「だからあの人が一緒だったんだねってミサカはミサカは納得してみたり!」

一方通行「あァ。それより、アイツらはどォしたンだ?」

打ち止め「お出かけしてるよってミサカはミサカはお留守番してたことに胸を張ってみたり!」

一方通行「はいはい、えらいえらい」

打ち止め「むぅー、なんだか軽く流されてる気がするってミサカはミサカはいじけてみたり」

一方通行「……」

打ち止め「一応言っとくけど、ミサカは自分から言い出したんだからねってミサカはミサカは過保護なあなたに保険をかけてみたり」

一方通行「……あァ、そォですかァ」


<おーい! タオルどれ使えばいいんだ?

一方通行「あ、ちょっと待ってろ!」




8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 19:07:40.07 ID:wb6K3gTm0
一方通行「一番右に青いバスタオルねェか?」テクテク

<カエルのバスタオルだけど……

打ち止め「それミサカのだから使っちゃだめー! ってミサカはミサカは忠告してみたり!」

<悪い悪い

一方通行「じゃあ一番左」

<ピンクっぽいぞ?

一方通行「それ俺のだ使うンじゃねェぞ」

<ピンク!?

一方通行「うっせェ人の物にケチつけンじゃねェよ殺すぞコラ」

<ごごごめんなさい!




10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 19:10:07.65 ID:wb6K3gTm0
<てかここに掛かってるタオルに青いの無いぞ?

<面倒だから入ってきてくれませんかー?

一方通行「え! ……えっ!?」

打ち止め「こうやってあなたは大人の階段を上っていくのねってミサカはミサカは遠い目をしてみたり」

一方通行「上らねェよ!! どこでそンな言葉覚えたンだクソガキ!」

<あ、打ち止めは入って来ちゃだめだからな! 流石に上条さんも恥ずかしいので

打ち止め「分かってるよってミサカはミサカはリビングに戻ってみたり」タタタ

<一方通行ー、そろそろ寒いんだけ……はっくしゅん

一方通行「ああもう!! 入ればいいンだろ入ればァ!!」




14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 19:12:22.37 ID:wb6K3gTm0
一方通行「は、入るぞ」ガチャ

一方通行「えっと……うお、痛ェ」ガツン

上条「何で目瞑ってんだよ?」

一方通行「だってそうしなきゃ見えちゃう」

上条「見えなきゃどうしようもないのでは?」

一方通行「どうしようもない!? 何故!? もしかしてそれが目的だったンですかァオマエは!?」

上条「ど、どうしたんだ?」




16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 19:14:09.79 ID:wb6K3gTm0
上条「目が見えなきゃタオル取れないだろ?」

一方通行「……あァそういう意味か。あァうンそうですね。そうですけども」

一方通行「ええい! 覚悟決めろ俺!!」

上条「覚悟?」

一方通行「……」パチ

一方通行「あれ? オマエ風呂のドアから顔だけ覗かせてたのか」

一方通行「てっきり全裸で洗面所に堂々と居るのかと」

上条「俺にだって羞恥心と言うものはありますよ!!」




17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 19:17:20.83 ID:wb6K3gTm0
一方通行「そンじゃこれ。これ使っとけ」

上条「おう、ありがとな!」

一方通行「ン」バタン

打ち止め「ねぇねぇ!」

一方通行「うおっ! リビングに戻ったンじゃなかったのかよ」ビクッ

打ち止め「ラッキースケベとかあった? ってミサカはミサカは聞いてみたり!」

一方通行「何もねェっつの。つゥかあっても嬉しくねェ!」

打ち止め「ええーつまんなーい! ってミサカはミサカは他のミサカ達の代弁もしてみたり!」

一方通行「やっぱオマエの変な知識はネットワークからかよ! 何教えてンだアイツら!」




18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 19:19:38.62 ID:wb6K3gTm0
<あの、度々すみません……着替えを、

一方通行「あン? そォいやァアイツの制服汚ェからって洗ったンだったな」

一方通行「俺のでいいかァ?」

<何でもいいです

一方通行「ンじゃ待ってろ」

打ち止め「あなたの服、あの人には少し小さいんじゃないかなってミサカはミサカは不安に思ってみたり」

一方通行「スウェットなら大丈夫なンじゃねェ?」

打ち止め「あぁ! その手があったか! ってミサカはミサカは手をポンと打ってみたり」




19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 19:22:41.65 ID:wb6K3gTm0
上条「いやぁ悪いな、何もかも借りちゃって」ホカホカ

一方通行「別に構わねェよ」

打ち止め「ぱっつんぱっつんだねってミサカはミサカは指摘してみたり」

上条「ん? あぁ、スウェットか? ちょっとキツいかな。お前って細っこいんだな、改めて認識したよ」

打ち止め「肉食なのに太らないって罪だよねってミサカはミサカはあなたの体質を羨ましく思ってみたり」

一方通行「そォかよ」

打ち止め「あなたの食べるお肉ってどこに行ってるんだろうねってミサカはミサカは疑問に思ってみたり」

打ち止め「お腹につくわけでもないし、胸にもつかないしってミサカはミサいたぁーい!」

一方通行「うっせェ」チョップ




20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 19:26:06.15 ID:wb6K3gTm0
上条「まぁまぁ、そんな叩いてやるなって」

一方通行「ちっ」

打ち止め「そうだそうだー! ってミサカはミサカは抗議してみたり!」

一方通行「調子にのンな」

打ち止め「ぶーぶー」

上条「あははっ、本当仲良いな」

一方通行「そンなこと」

打ち止め「そうだよー! ミサカ達はとっても仲良しなのってミサカはミサカは堂々宣言してみたり!」

打ち止め「だからあなたもミサカ達ともっともっと仲良しになろうよってミサカはミサカは強制してみたり」

上条「強制なんだな、まぁ強制じゃなくても打ち止め達ともっと仲良くなりたいなって上条は上条は」

一方通行「それ止めろ」




22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 19:30:15.69 ID:wb6K3gTm0
打ち止め「と、言うことで、親睦をより深める為にゲームしようよってミサカはミサカは提案してみる!」

一方通行「オマエがゲームしたいだけだろ」

打ち止め「あ、バレちゃったってミサカはミサカは可愛らしく舌を出してみたり」テヘ

一方通行「はいはい。おい三下、手伝え」

上条「はいよ。って、今時コードかよ」

一方通行「コードが無いゲーム機なンて信じられねェ。不可思議すぎるだろ」

上条「おいおい学園都市第一位様が何言ってんだよ!?」

一方通行「いや理屈は分かる。分かるけどよ、信じたくねェっつゥか」

打ち止め「懐古趣味なんだよってミサカはミサカは説明してみる」

一方通行「趣味じゃねェよ」




23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 19:33:42.62 ID:wb6K3gTm0
ピコピコ ピコピコ

打ち止め「あー! またミサカの負けだー! ってミサカはミサカは床に寝っ転がってみたり」バタン

打ち止め「少しは手加減してよってミサカはミサカは二人に文句を言ってみたり」

一方通行「オマエ、移動とパンチしかしねェじゃねェか」

打ち止め「違うよ! たまにスタートボタン押してオプション画面に飛ばしちゃったりするよってミサカはミサカは」

一方通行「それ攻撃じゃねェ!」

打ち止め「精神攻撃?」

一方通行「確かに萎えるけどよ」

一方通行「はァ、そンなオマエにどォやって手加減しろって?」

上条「棒立ちしかないよな」

一方通行「俺たちただのサンドバックじゃねェか」




24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 19:37:36.14 ID:wb6K3gTm0
ピピ ピピ

一方通行「お、洗濯終わったか」

一方通行「ちょっと行ってくる、オマエらでゲーム続けてろ」

上条「あ、俺の服なのに悪いって」

一方通行「いいからオマエはクソガキの相手してろ」

上条「行っちゃった……本当なにもかもやってもらっちゃって恐縮ですよ」

打ち止め「あの人はああ見えても世話焼きだから大丈夫だよってミサカはミサカはフォロー入れてみたり」

上条「そうか?」

打ち止め「うん!」




25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 19:41:08.91 ID:wb6K3gTm0
一方通行「三下ァやっぱ手伝え」ヒョコ

上条「おお?」

一方通行「アイロンとアイロン台持てねェンだよそれ持て」

上条「え? 態々アイロンかけてもらわなくても」

一方通行「脱水したけどまだすぐに着れる状態じゃなかったンだ、アイロンかけた方が早く乾くだろ」

上条「そうか? じゃあ折角だしお願いしようかな? 色々悪いな」

一方通行「別に構わねェよ」

打ち止め「ミサカアイロン持つー! ってミサカはミサカはお手伝いしてみたり!」

一方通行「危ね……熱くねェから大丈夫か。オイ足の上に落とすなよ、結構重いからな」

打ち止め「そんな心配しなくても大丈夫だよってミサカはミサカはしっかりアイロンを抱えながら言ってみたり」




26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 19:45:50.34 ID:wb6K3gTm0
上条「じゃあ俺はアイロン台な」ヒョイ

一方通行「おゥ頼む」

上条「お前って結構家庭的だったんだな」

打ち止め「家庭的一方通行って珍しいんだよってミサカはミサカは教えてみたり」

上条「そうなのか? じゃあ今日は特別ってやつか。なんか嬉しいな」

一方通行「べっつにィ、今日はオマエの制服が乾かねェと帰らねェから仕方なくだ」

上条「すみません……」

一方通行「そう思うならその不幸体質治しやがれ」

上条「それが出来たら苦労しませんよー」




27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 19:49:09.41 ID:wb6K3gTm0
一方通行「おーし、始めますかァ」

打ち止め「ミサカ見てるーってミサカはミサカは花嫁修業をしてみたり!」

一方通行「花嫁修業だァ? 早いっつゥの、ガキは遊んでろ」

打ち止め「早くないもん! 今からやっといて損はないんだよってミサカはミサカは力説してみる!」

上条「なんだ? 打ち止めは好きな人でもいるのか?」

一方通行「!」ピク

打ち止め「そうじゃないよってミサカはミサカは否定してみたり」

上条「だってよ、よかったな一方通行」

一方通行「ふン」




28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 19:53:37.02 ID:wb6K3gTm0
上条「お前良い主婦になりそうだな」

一方通行「はァ?」スイースイー

上条「あ、主夫だな。……いやいや冗談ですって! そんな睨まないで!」

上条「でもさ、ほら、アイロンがけの手際良いし」

一方通行「そォか? 普通だろ」

打ち止め「あなたもあと少ししたらお嫁に行っちゃうのかなってミサカはミサカは寂しく思ってみたり」

一方通行「バカですかテメェはァ?」

上条「一方通行は貰う側だもんな」

一方通行「……」ゲシ

上条「何故無言で蹴るのでせうか!?」




29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 19:57:19.55 ID:wb6K3gTm0
一方通行「ほらよ」

上条「うおおお! すごい綺麗だ本当にありがとう!」

一方通行「そこまで言う程かァ?」

上条「言う程だって! いやぁアイロンかけてもらったのっていつ振りだ?」

上条「うん、本当ありがとな!」ニコ

打ち止め「喜んでくれてるみたいだし、素直に受け取ってあげなよってミサカはミサカはアドバイスしてみたり」

一方通行「お、おゥ……っ」

上条「ん? どうした俯いて?」

一方通行「なっなんでもない!!」




32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 20:01:59.55 ID:wb6K3gTm0
ガチャ

<ただいまー

上条「あら?」

打ち止め「あ、この声はヨシカワかなってミサカはミサカは玄関へ猛ダッシュしてみたり!」タタタ

一方通行「保護者だ」

上条「そうなのか。じゃあ、俺はそろそろお暇しようかな」

一方通行「そォか? このまま飯食ってくか?」

上条「いやいや今日はもうこれ以上お世話になりませんよ!」

一方通行「俺は気にしねェけどな」

上条「俺が気にするんです! じゃあさ、御礼と言っちゃなんだけど今度俺ん家に飯食いに来いよ」

一方通行「いいのか?」

上条「勿論だ、打ち止めも一緒にな」

一方通行「あァ」




33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 20:05:13.59 ID:wb6K3gTm0
上条「じゃあ、スウェット……洗って返した方がいいか?」

一方通行「あン? そのままでいいだろ面倒くせェ」

上条「ありがとな、それじゃあ」ヌギヌギ

一方通行「!? うっ……えっと、……っ」

一方通行「く……っ」カァァ

上条「? あれ、顔赤くないか? 具合悪かったり……大丈夫か?」ピト

一方通行(ち、近っ! てかデコ! デコ!!)

上条「熱は……んー微妙なところだな、ちょっと熱い、かな? んー……?」

一方通行「だっ大丈夫だ! それより服! 服着ろっつの!」

一方通行(クソッ、免疫ねェんだよ察しやがれ三下がァ!)




34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 20:08:42.01 ID:wb6K3gTm0
上条「あぁ悪いわる」

打ち止め「ヨシカワがあなたに挨拶したいってミサ―――!?」

上条「……い」

芳川「あら、上半身裸の彼が一方通行を今にも押し倒そうとしているところ、かしら?」

芳川「お邪魔したみたいね、一旦ここを出ましょう最終信号」

打ち止め「ミ、ミサカはミサカは驚愕のあまり何も言えなかったり」

打ち止め「でもいつかはこうなるのかなって予感はあったかもってミサカはミサカは内心思っていたことをついに口にしてみる」

芳川止め「ごゆっくり」

ガチャ

幻想通行「ちげえええええええええええ!!!!」




36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 20:12:47.08 ID:wb6K3gTm0
一方通行「何愉快な勘違いしてくれちゃってるンですかァァァ!?」

上条「貸してもらったスウェットを返そうとしてただけですから!!」

芳川「冗談よ冗談」ガチャ

打ち止め「そしたら何で二人は顔を近づけてたの? ってミサカはミサカは疑問に思ってみたり」

一方通行「そっそれは……」

上条「それは、一方通行が熱っぽかったからちょっと確かめてたんだ」

打ち止め「熱っぽい? 大丈夫なの? ってミサカはミサカは心配してみる」

一方通行「……心配要らねェよ」

芳川「熱っぽいねぇ……ふーん?」

一方通行「!」ビク




37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 20:17:16.37 ID:wb6K3gTm0
芳川「もしかして彼の上半身はだむぐっ!」

一方通行「それ以上言うなよそれ以上言うなよ!?」

芳川「ぷはっ、図星かしら? それか彼と急接近して照れちゃ」

一方通行「おいちょっとオマエ黙れ!!」

芳川「あ、分かったわ。 あなたって彼のこと好」

一方通行「ブ・チ・コ・ロ・シ・か・く・て・い・ね」

上条「ヒソヒソとどうしたんだあの二人?」

打ち止め「さあ? ってミサカはミサカはただならぬ空気を感じ取ってみたり」



麦野「はっくしゅん! あー! 誰だよ私の噂してる奴……はーまづらぁ!!」




38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 20:20:40.87 ID:wb6K3gTm0
上条「それじゃあ、お邪魔しました。本当色々お世話になっちゃって」

一方通行「別に」

上条「今度はうちに来いよな! あとで連絡するからさ」

一方通行「おゥ」

打ち止め「ミサカも遊びに行きたいってミサカはミサカはピョンピョン跳ねてみたり!」ピョンピョン

上条「もちろんだ! じゃあまたな」

芳川「ほら、下まで送ってあげなきゃ」

一方通行「……ちっ」

上条「いやいや大丈夫ですよ!」

一方通行「いいから行くぞ」

打ち止め「ミサカもー!」





39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 20:25:12.03 ID:wb6K3gTm0
打ち止め「あなたの家に行くの楽しみだなってミサカはミサカは今からウキウキしてみたり!」

上条「おう! インデックスも打ち止めに会いたがってるぞ」

打ち止め「うんうん! ミサカも会いたいってミサカはミサカは今から何して遊ぼうが考えてみたり!」

打ち止め「あれ? さっきからどうしたの? ってミサカはミサカはボーッとしてるあなたの顔を覗き込んでみたり」

一方通行「あン?」

上条「やっぱり風邪引いたんじゃねぇか? あの時から何かおかしいぞ?」

打ち止め「あの時って? ってミサカはミサカは聞いてみる」

上条「スウェット返した時」

一方通行「!」




41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 20:27:37.79 ID:wb6K3gTm0
上条「今日は早く寝ろよ? 何かあったら俺を呼んでもいいからな?」

一方通行「誰が呼ぶか」

上条「打ち止めも保護者の人も居るから大丈夫だろうけど、おつかいとか俺するし。ポカリ買って来てやるよ」

一方通行「まだ風邪だと確定したわけじゃないンですけどォ」

打ち止め「じゃあもしもの時はよろしくねってミサカはミサカはお願いしてみたり」

上条「おっし、まかせろ!」

上条「でも顔色はよくなったかな?」ピト

一方通行(だからデコ!!)カァァ

打ち止め「!」ピコーン




42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 20:31:03.14 ID:wb6K3gTm0
上条「あ、ここまででいいぞ」

上条「今日は本当お世話になりました。ありがとな!」

一方通行「……っ」

打ち止め「どういたしましてってミサカはミサカは一応礼儀なので答えてみたり!」

上条「それじゃ」

打ち止め「バイバーイ! ってミサカはミサカは大きく手を振ってみたり」フリフリ

上条「」フリフリ

打ち止め「ほらあなたもってミサカはミサカは手を振ることを推薦してみたり」

一方通行「……」フリフリ

打ち止め「そんなに小さな振り方だと向こうから見えないよってミサカはミサカはあなたの手を掴んで一緒に手を振ってみたり!」ブンブン

一方通行「うわっ! お、おい」




43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 20:35:00.54 ID:wb6K3gTm0
打ち止め「見えなくなっちゃったねってミサカはミサカは遠くを見つめてみる。ねぇ一方通行?」

一方通行「あン?」

打ち止め「あなたは本当に熱があるのかもってミサカはミサカは全て見透かした口調で言ってみる」

一方通行「別に具合悪くねェぞ」

打ち止め「うん、そうだねってミサカはミサカは肯定してみる」

一方通行「はァ?」

打ち止め「もし、ミサカの考える別の感情ってやつなら……ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ寂しいかなってミサカはミサカはあなたの手を握ってみたり」ギュ

一方通行「……」ギュ




44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 20:37:18.14 ID:wb6K3gTm0
上条「ただいまー」

禁書目録「あっおかえりとうま! お腹すいたんだよ!」

上条「はいはい、今から作るから待っててな」

上条「そうだインデックス、今度一方通行と打ち止めが遊びに来るぞ」

禁書目録「本当に!? 最近一緒に遊んでなかったからかなり楽しみかも!」

禁書目録「またあの格闘ゲームをやってみたいんだよ!」

上条「あれ結構燃えるよな、持ってきてもらうように頼むか。……アイツ持って来れるかな。俺が運ぶか」

禁書目録「あとあれ! 車のやつ!」

上条「あぁ打ち止めがいつも逆走するやつか」

禁書目録「そうそう!」




45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 20:42:17.58 ID:wb6K3gTm0
禁書目録「一日中ずっと皆でゲームやってたいかも!」

上条「あはは、目悪くなるぞー」

上条「……ん? それいいかもしれない」

禁書目録「なにが?」

上条「あいつらがよければ家に泊まってくかなって思ってさ。休日なら俺も学校休みだし」

禁書目録「お泊り! お泊り会やってみたいかも!」キラキラ

上条「じゃあそれも伝えておくな」

禁書目録「うんうん! 楽しみ感がぐーっと増倍したんだよ!」

禁書目録「あ、そうだ、とうま!」

上条「ん? なんだ?」




48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 20:47:16.26 ID:wb6K3gTm0
禁書目録「明日お風呂直るんだよね? だから今日、お風呂代わりになるものを用意したんだよ!」

禁書目録「じゃじゃーん! 私の知識で考案された……って、どうしたのとうま?」

上条「……」ダラダラ

禁書目録「なにかな、その変な汗は? も、もしかしてとうま! くんくん、くんくん」

上条「うわっ! あっちょっと、インデックスさん!?」

禁書目録「石鹸の匂い……とうまー!?」ゴゴゴゴ

上条「うわあああごめんなさい!! 色々あって一方通行に風呂借りたんだよ。そ、それで、えっと……すっかり忘れ」

禁書目録「自分だけお風呂に入ってくるなんてズルイんだよ!」ゴゴゴゴ

上条「ま、待てインデックス! 銭湯行こう。うん、一人分の銭湯代なら大丈夫だ! 家計に問題は無い!」

禁書目録「問答無用なんだよ!」ガブッ

上条「不幸だあああああああああ!!」




49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 20:51:39.40 ID:wb6K3gTm0
翌日

美琴「この時間、この場所はアイツの通学路だったわよね」

美琴「昨日お風呂はどうなったのか聞きたいし、それから派生して今度お、温泉とか一緒に……な、なんちゃって」テレテレ

美琴「あ、でも流石に一緒に温泉はハードルが高いわね……恋人同士になれたら、って恋人!?」カァァ

美琴「うーうー、こ、恋人かぁ」ニヤニヤ

垣根「お前、ついに幻想殺しのストーカーに成り果てたんだな」

美琴「ストーカーじゃないわよ何言って……ってえええええええ!? なに! だれ!!」

美琴「あ、第二位の未元物質か」

垣根「おっす第三位」

美琴「久しぶり」




50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 20:53:07.49 ID:o22EtsVg0
お前ら知り合いかよww




51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 20:55:06.05 ID:wb6K3gTm0
美琴「って違ああああああう!! 何普通に挨拶してんのよ意味分かんない!!」

垣根「は? なに?」

美琴「ちょっとアンタ、さっきの私の独り言聞いてた? って聞いてたわよね第一声的に!」

垣根「聞いてたけどさ。まぁ落ち着けって」

美琴「落ち着いていられるもんですか!」

美琴「いい? さっきの私の姿は忘れなさい! じゃないと……」

垣根「殺すってか? 学園都市第三位が第二位に勝てると思ってんのか」

美琴「アンタの秘蔵アルバム、一方通行日誌を一方通行自身に公開してやるわ」

垣根「すいませんでしたー!!」




53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 20:58:21.58 ID:wb6K3gTm0
垣根「マジでそれだけは止めてくださいお願いします!」

垣根「俺、一方通行の前ではイケメンで通ってるからそのイメージ崩したくねぇし」

美琴「そんなイメージ元々無いと思うわよ」

垣根「それにそんなん見せたら今度こそ確実に殺されちまう! ってそれも本望だな……やっぱ無し! 生きたい!」

美琴「あれ? コイツこんなに気持ち悪かったっけ?」

垣根「! やべっ」ファサ

美琴「え? ちょっと急にどうしたのよ何処行くのー!?」

黒子「ジャッチメントですの!」

美琴「く、黒子!?」




55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:01:45.34 ID:wb6K3gTm0
黒子「お姉様!?」

黒子「柱に隠れてブツブツと独り言を発している怪しい人物が居ると通報があったのですが」

美琴「もしかしてアイツ、これを見越して……」ブツブツ

ガシッ

美琴「な、何? 何でがっちり私の腕掴んじゃってるわけ!?」

黒子「と、言う事で黒子はお姉様を引き連れて支部へと戻りますの」

美琴「ちょ、ちょっと冗談でしょ!? その怪しい奴って私じゃないわよ多分! あのさっき逃げてったメルヘン野郎よ!」

美琴「六枚の羽で空飛んでいったホストみたいな奴!」

黒子「? そのような方は見かけませんでしたの」

美琴「……アイツ、能力で透明人間化したとかそんな感じなのかしら」ムカー




56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:05:03.72 ID:wb6K3gTm0
黒子「ではお姉様、詳しい話は支部で聞きますので」

黒子「まぁ、大方あの類人猿を待ち伏せしていたってところなのでしょうが」ハァ

美琴「なっななななに言ってるのよ!? だ、大体何で私がアイツを待ち伏せしないといけないわけ!?」カァァ

黒子「やっぱり。くっ許すまじ類人猿! わたくしのお姉様がそう易々と取られて堪るものですか!」

美琴「いつ私が黒子のものになったのよ!?」

黒子「では行きますわよ! わたくし達の愛の巣へ!」ビシッ

美琴「ちょ、支部よね? 支部に行くのよね? 変な所に飛ばさな」シュン


上条「ありゃ? さっき御坂と白井が居たような気がするんだけど……気のせいか」




57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:08:57.42 ID:wb6K3gTm0
上条「あっ、おーい! やっぱり居たか」タタタ

一方通行「またか。風呂はもォ直ったのか?」

上条「直りましたよー! いやぁ本当助かった」

上条「だけどさ、昨日インデックスの風呂について完全に忘れてて、頭かじられちゃったんですよ」トホホ

一方通行「そりゃご愁傷様」

一方通行「で、俺に何か用でもあるのか? てかやっぱりって何で俺の行動把握してンですかァ?」

上条「この時間このコンビニの前通るといつも一方通行に会うから日課なのかなって」

上条「それで、用と言うのはですね! 昨日のお礼の話をしたくて」

一方通行「あァ、オマエン家行くってやつか?」




58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:12:14.72 ID:wb6K3gTm0
上条「そうそう。お前休日暇だったりする?」

一方通行「仕事がなければ」

上条「えっ仕事してんのか? てっきり平日も休日も家でゴロゴロしてるか打ち止めと遊びに行ってるかだと思ってた」

一方通行「どこぞのニートかよ俺は!」

上条「じゃあ無理?」

一方通行「今ンとこ今週と来週の休日は入ってねェ」

上条「そっかそっか! それじゃあ今週俺ん家泊まっていかないか?」

一方通行「泊まりだァ? ……まァクソガキも喜ぶだろォし」

上条「あぁ良かった! インデックスもすごい楽しみにしてるからさ!」




61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:15:34.46 ID:wb6K3gTm0
一方通行「あ、ちょっと待て。お泊りセット」

上条「お泊りセット?」

一方通行「今から暇か? 暇だよな。買い物に付き合え」

上条「上条さんに拒否権は……ないですよね」

一方通行「何が必要だ? 着替えとタオルと歯ブラシ? それからパジャマと……あ、シャンプーとかあるか? 買ってやろうか?」アタフタ

上条「シャンプーくらいありますよ! 上条家はそこまで貧乏じゃねぇって!」




63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:17:38.52 ID:wb6K3gTm0
一方通行「そォか。じゃあ、あとは……。布団、は持って行けねェから寝袋か? あ、枕もいるか?」

上条「……なぁ、お前泊まりするの初めて?」

一方通行「まァ……うン」テレテレ

上条「……お前って案外可愛いところあるよな」

一方通行「は、はァ!?」ドキ

一方通行(か、可愛い!? ……、)

上条「あ、すすすいませんでした! そういうあの、深い意味はないです! 気分悪くしたならごめん!」

一方通行「別、に……っ」




67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:21:03.33 ID:wb6K3gTm0
上条「え、えっとそれでだ。特にそういう寝袋だとか枕だとかは必要ないぞ?」

一方通行「……そォなのか? じゃあ何がいるンだ?」

上条「うーん、歯ブラシくらいでいいかな? あ、そうだ! あのゲーム持ってきて欲しいんだった!」

一方通行「あァあの格闘ゲームか?」

上条「あとスマブラと、マリカーとかあの辺! 俺が運ぶからさ」

一方通行「おゥいいぜェ」ワクワク

上条「あははっ結構楽しそうでなによりだ」

一方通行「べ、別に楽しみだとか思ってねェし! ただ初めてだからちょっと浮かれてるだけで」

上条「それ同じ意味だぞ」ニヤニヤ

一方通行「はっ!」

上条「まぁ俺も楽しみだしな」




71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:25:02.06 ID:wb6K3gTm0
上条「じゃあ買い物はいいよな? 俺そろそろ帰らないとインデックスがまたうるさいから」

一方通行「おゥ、じゃあまたな」

上条「! ああ! またな!」


一方通行「……俺も帰るか」

ドン

一方通行「あ、悪い……なンだオマエか。謝って損した」

垣根「損したってなんだよ、人にぶつかったら例え知り合いでも謝るのが礼儀だろうが」

垣根(こっちに戻って来てみれば、一方通行と幻想殺しが楽しそうに会話してるしどうしてこうなった?)




72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:27:43.67 ID:wb6K3gTm0
一方通行「オマエが常識語ってンじゃねェよ」

垣根「俺に常識は通用しねぇが一般常識くらいはあるっつーの」

垣根(しかも一方通行から「またな」って、そうそう聞ける言葉じゃねぇぞ)

一方通行「あァそォですかァ、そンじゃあ俺は帰るンでそこどいてくれませンかァ?」

垣根「はあ? 何で俺がテメェの為に道開けなきゃなんねぇんだよふざけんな、テメェが避ければいいだろ」

垣根(もしかして付き合ってたりしねぇよな? いやない。ないない……と信じたい)

一方通行「はァ? こっちだってお断りだ。早くどけよクソメルヘン。こっちは杖ついてンだぞ」

垣根「はっ、お前は考慮するに値しねぇな」

垣根(一応、心理定規にこいつらの心の距離調べてもらうか)




73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:31:00.83 ID:wb6K3gTm0
一方通行「くっ……オマエはつくづく癇に障るやつだなオイ」

垣根「俺からすればテメェもそうなんだがな」

垣根(はあ。あー! 何でこうも上手くいかないのか。一方通行日誌は日々功績を残しているっつーのによ!)

一方通行「……っ」ギリギリ

垣根「お? やるか?」

垣根(あああああーモヤモヤする! 俺の前では怒った表情しかしないことや、最終信号以外の奴に照れた表情することとか)

一方通行「ちっ……くっだらねェ」

垣根(楽しそうだったり拗ねてみたり、コロコロと表情が変わってよお。しかもそれが幻想殺しの前っつーのが気に入らねぇ)

垣根「むかつく」

一方通行「は?」




74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:31:37.45 ID:NTDZS+OS0
かわいい




75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:32:32.31 ID:QzdRAJHB0
なにこれ。冷蔵庫かわいい




76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:34:31.27 ID:wb6K3gTm0
垣根「むかつく。イライラする。何でアイツなんだよ、俺に向けろよクソッたれ!」

一方通行「どォしたンだオマエ? ついに能力だけでなく頭の中までメルヘンになっちまったってか?」

垣根「今の俺なら内側から爆発出来る。そんくらいむかつくわ」

一方通行「そォかい、なら今すぐ爆発して死ね」

垣根「……っ。はぁ、悪ぃ。今の俺ちょっとおかしいわ。帰る」

一方通行「?」

垣根「またな」

垣根「……」

一方通行「??」

垣根「ちっ」テクテク


一方通行「な、何なンだよ……?」




77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:37:32.59 ID:wb6K3gTm0
ホテル

垣根「うわああああああああああああ!!」

心理定規「う、うるっさいわね! 静かにしてくれないかしら」キーン

垣根「おいちょっと聞いてくれ。俺やっちまった。やっちまったんだよ!」

心理定規「何? 百合子ちゃんのこと? まさか早まったんじゃないでしょうね」

垣根「俺が手を出せるとでも思ってんのか? 俺のヘタレ具合舐めんじゃねぇぞコラ」

心理定規「……あぁ、うん……ごめんなさい?」

垣根「はああああ、実は」

カクカクシカジカ

心理定規「それはあなたが悪いわね」

垣根「心配するな。自覚はある」




79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:40:38.61 ID:wb6K3gTm0
垣根「どうすりゃいいと思う?」

心理定規「どうって何が?」

垣根「もっと百合子と仲良くなりたい」

心理定規「それじゃあ、あなたからもっと友好的になったらどう? あなた以前と変わらず喧嘩腰に突っ掛かっているんでしょう」

心理定規「そのままのあなたを見せれば、きっと向こうも心を開いてくれるはずよ?」

垣根「そのままの俺ね……さっき第三位に気持ち悪いって言われてきたんだが、大丈夫だと思うか?」

心理定規「駄目ね」

垣根「そ、そんなバッサリと」




80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:43:29.10 ID:wb6K3gTm0
心理定規「大人しく諦めて全てを受け入れてくれる人を探したらどう? ほら、私とか?」

垣根「……」ジトー

心理定規「……。あ、私の能力でも使ってみる?」

垣根「ふん、今のアイツなら不意を突けばお前の能力使えそうだけどさ」

垣根「そんなことされても嬉しくねぇ。お前には分かんねぇかもしれねぇけど」

心理定規「……分かるわよ」

垣根「あ?」





82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:46:02.87 ID:wb6K3gTm0
心理定規「……ずっとそばに居るのに、あの人よりも前からずっと一緒なのに」

心理定規「はぁ、近すぎると駄目ね」

心理定規「でもね、今更離れられないの。このポジション、結構居心地がいいから」

垣根「昔何かあったのか? 悪いな、俺が変なこと言ったばっかりに思い出させちまって」ナデナデ

心理定規「撫でないでくれるかしら変態」

垣根「え? あれ? そこ毒づくところかよ!」

心理定規「……本当、離れたくない」ボソ

心理定規(あなたと一緒に居られるなら、このポジションは絶対誰にも渡さない)

垣根「?」




83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:48:48.58 ID:wb6K3gTm0
休日

打ち止め「早く早く! ってミサカはミサカは急かしてみたり!」ピョンピョン

一方通行「なァにそンなにはしゃいじゃってるンですかァ?」

打ち止め「もうすぐ迎えに来てくれるからに決まってるじゃない! ってミサカはミサカは理由を即座に提示してみたり!」

打ち止め「ミサカはお泊りって言うのは初めてだから、とーっても楽しみなのってミサカはミサカは喜びを表現してみたり!」ピョンピョン

一方通行「はいはい」

打ち止め「むう、あなたも初めてで楽しみのくせにってミサカはミサカは素直じゃないあなたの本心を言い当ててみたり」

一方通行「何が本心だ」

打ち止め「ねぇ早く行こうよってミサカはミサカはマンションの下まで行くことを推薦してみたり」

一方通行「三下が玄関まで迎えに来るっつってンだろォ? 別に部屋で待っててもいいじゃねェか……外寒いし」

打ち止め「だめー! ってミサカはミサカは常識を振りかざしてみたり」




84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:51:44.41 ID:wb6K3gTm0
黄泉川「そうじゃんよ、一方通行」ヒョコ

一方通行「あァ?」

黄泉川「これからお世話になる人に荷物を持ってもらう上、ここまで往復させるのって失礼じゃん」

打ち止め「ほら! ってミサカはミサカは得意気に言ってみたり!」エッヘン

一方通行「ちっ」

黄泉川「あ、これ持って行くじゃんよ」

一方通行「なンだこのデカイ袋」

黄泉川「お菓子じゃん、昨日安売りしてたからついねー」

打ち止め「やったあ! ってミサカはミサカはインデックスの食べっぷりを想像してみたり」




85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:54:28.79 ID:wb6K3gTm0
黄泉川「ほら、行ってくるじゃん」グイグイ

一方通行「押すなって」

打ち止め「行ってきまーす! ってミサカはミサカはヨミカワに手を振ってみたり!」フリフリ

黄泉川「楽しんでくるじゃん」フリフリ

バタン

一方通行「そういやァ芳川と番外個体はどォしたンだ?」

打ち止め「まだ寝てるんじゃない? ってミサカはミサカは推測してみる」

一方通行「アイツらは……」ハァ




86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 21:57:25.96 ID:wb6K3gTm0
打ち止め「待ち合わせ時間まであと五分あるねってミサカはミサカは時計を確認してみたり」

一方通行「あの不幸体質を考えるともっと遅く着きそうだけどな。あー、寒い」

打ち止め「そうだねってミサカはミサカはあの人の不幸体質に同情してみたり」

打ち止め「お? ありゃ?」

一方通行「あン? どォした?」

打ち止め「おーい!」タタタ

一方通行「おいどこ行くンだクソガキ! ……ったく」テクテク




87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:00:22.61 ID:wb6K3gTm0
打ち止め「お姉様だー! ってミサカはミサカは抱きついてみたり!」

美琴「わわっ打ち止め!? どうしてここに?」

打ち止め「ミサカ達はこの辺に住んでるんだよってミサカはミサカはお姉様に教えてみたり!」

打ち止め「お姉様こそ何でここに? ってミサカはミサカは聞いてみる」

美琴「さ、散歩?」

打ち止め「何で疑問系なの? ってミサカはミサカは首を傾げてみたり」

一方通行「打ち止めァ!」

打ち止め「ああ! あの人置いてきちゃったんだったってミサカはミサカは一方通行に歩み寄ってみたり!」タタタ

美琴「忙しい子ね」




88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:03:49.98 ID:wb6K3gTm0
美琴「よっす」

打ち止め「お姉様はこの辺散歩してたんだってってミサカはミサカは説明してみたり」

一方通行「……オリジナルか」

美琴「何よ面倒な奴に会ったって言う顔しちゃって」

一方通行「してねェよ」

美琴「いいけど。ねえ、これからどっか行くの? 遠足?」

一方通行「遠足だァ?」

美琴「だって……くくっ、二人揃ってリュックって! しかも一方通行溢れんばかりのお菓子持ってるし、あははっ!」

美琴「仲の良い姉妹が張り切って遠足に行く様子しか想像がつかないわよっ」

美琴「打ち止めは可愛いけど、一方通行は似合わなっふははは」

打ち止め「確かにあなたの格好は普段とギャップありすぎてってミサカはミサカは笑いを必死に堪えてみたり」プクク




89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:06:05.03 ID:IiejYvNc0
黒子さーん回収お願いしまーす




90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:07:14.91 ID:wb6K3gTm0
一方通行「……」ピキピキ

美琴「あぁごめんごめん、そんな怒んないでよ」ニヤニヤ

一方通行「全然誠意を感じないンだが?」

美琴「まぁいいじゃない。それで、どこ行くの? 公園? それとも海?」

一方通行「海ってこの時期寒すぎるだろ死ぬわ」

美琴「海に入れなんて言ってないじゃない」

一方通行「まァ、うン」

打ち止め「これからお泊り会をしに行くんだよってミサカはミサカは報告してみたり」

美琴「お泊り会? アンタ友達居たの?」

一方通行「失礼な奴だな」




91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:09:36.37 ID:wb6K3gTm0
美琴「あ、未元物質のところ? それとも原子崩し?」

一方通行「オマエ俺の事舐めてンだろ」

美琴「うん。未元物質のところなら気をつけなさいよ? お風呂とか寝るときとか」

一方通行「はァ?」

打ち止め「大丈夫だよ! カキネの魔の手からはミサカが守るからってミサカはミサカはファイティングポーズをしてみたり」

打ち止め「でも、泊まる家はカキネのところじゃないよってミサカはミサカはお姉様の幻想を壊してみたり」

美琴「ん?」

打ち止め「ミサカ達が泊まる家は」


上条「おーい!」





93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:12:51.93 ID:wb6K3gTm0
打ち止め「なんというグットタイミング! ってミサカはミサカは勢いよく振り返ってみたり!」

打ち止め「おーい! ってミサカはミサカはあの人の真似をしてみる!」

上条「悪いな、遅くなって……って御坂?」

美琴「アンタ……な、なんで居るのよ!?」

打ち止め「ミサカ達が泊まる家の家主なのです! ってミサカはミサカは紹介してみる」ジャーン

上条「え? あぁどうも? 上条でーす!」

美琴「」

上条「何か反応してくれよ! ノリノリで言った俺が恥ずかしいじゃねぇか」




95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:16:34.59 ID:wb6K3gTm0
上条「とりあえず一方通行、荷物持つよ」

一方通行「あァ頼むわ」

上条「よいしょ。やっぱゲーム機は重いな」ズシン

上条「打ち止めのその荷物も持とうか?」

打ち止め「ミサカのは平気! ってミサカはミサカは中に軽い物しか入ってないことを伝えてみたり!」

上条「そうか? ってこのお菓子の山すげぇな、わざわざありがとな」

一方通行「昨日安売りしてたんだと」

上条「安売り!? え、どこで? そこどこ!?」

一方通行「貧乏人め。あとで買ってきた奴に聞いてやるよ」

上条「おお! よろしくお願いします!!」




96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:19:29.59 ID:wb6K3gTm0
打ち止め「ねえ、早くあなたの家に行きたいってミサカはミサカは暖かい部屋が恋しかったり」

上条「そうだな! じゃあ行くか。それじゃ御坂、俺達は」

美琴「わ、わたしも……」

上条「うん?」

美琴「私も! い、行きたい!!」

上条「おおう!?」

上条「だっ駄目ですよ! 女の子が簡単に男の家に泊まるとかそんなこと言っちゃいけません!」

美琴「じゃ、じゃあ打ち止め達はどうなのよ!?」ビリビリ

上条「ビリビリすんなって! ほら、打ち止めは小さいだろ? それに保護者の一方通行もいるから」




97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:22:16.46 ID:wb6K3gTm0
美琴「それじゃあ一方通行は?」

上条「はい?」

美琴「一方通行は高校生でしょ!?」

上条「そうだけど……え? ちょっと待て、性別考えてくださいよ御坂さん!」

美琴「え!?」

美琴「アンタ、知らないの?」

上条「ん?」

打ち止め「ちょっと危なそうだよってミサカはミサカはあなたに耳打ちしてみたり」ヒソヒソ

一方通行「別に隠してるつもりねェし」




100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:25:56.89 ID:wb6K3gTm0
打ち止め「今バレたらお泊りが帳消しになっちゃうってミサカはミサカは焦ってみたり!」ヒソヒソ

一方通行「そ、それはまずいっ」ワタワタ


一方通行「えー、ごほんっ」

美琴「ちょっと一方通行、アンタ勘違いされてるわよ? いいの?」

上条「えっ? あれ?」

一方通行「あー、あー、」

打ち止め「もうちょっと低めに」ヒソヒソ

一方通行「げほっ。あァー、あァー、」


一方通行「俺は男だ」キリッ

美琴「えええええええええええ!?」




102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:28:18.67 ID:wb6K3gTm0
上条「ほら、何も問題ないじゃねぇか」

美琴「な、なんで? えっなんで!?」

上条「御坂は何でそんなに焦ってるんだ? 一方通行はどっからどう見ても男だろ?」

一方通行「……ど、どっからどう見ても?」

美琴「何ちょっとショック受けてんのよ自分で言ったくせに」ヒソヒソ

一方通行「くっ、それとこれとは話が別だァ」ヒソヒソ

美琴「アンタ本当に、あの、あれよね? ちょっと確かめさせて」モニュ

一方通行「! おい!」




103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:30:28.96 ID:wb6K3gTm0
打ち止め「お、お姉様が一方通行の胸を……!? ミ、ミサカもちょっと心配になってきたから触るってミサカはミサカは手を伸ばしてみたり」

一方通行「っ! クソガキまで!?」

美琴「うん、ぺっちゃんこだけど私の思ってる通りね」

一方通行「余計なお世話だコラ」

打ち止め「よかったってミサカはミサカは安心してみる」

上条「じゃあ俺も俺も」ソー

バチコーン

上条「うぅ、冗談ですよー……そんな、三人一斉に殴らなくても」ボロッ




104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:33:27.75 ID:wb6K3gTm0
美琴(一方通行は何で男と偽ってるのかしら……あ、今回みたいにアイツの家に泊まれないから?)

美琴(ってことはもしかして、一方通行も狙ってる!?)

美琴(いやいや、それはないか。そしたら男だと断言しちゃったら逆効果じゃない。打ち止めの為なのかなやっぱ)

上条「さて、俺たち行くけど……あ、そうだ」

上条「泊まりは駄目だけど、俺ん家で遊んでいくか?」

美琴「!! い、いいの!?」

打ち止め「お姉様も来てくれるの!? ってミサカはミサカは大歓迎!」

上条「人数多い方が楽しいだろ。一方通行もいいか?」

一方通行「おゥ」

上条「じゃあ決まりだな!」




105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 22:36:34.94 ID:wb6K3gTm0
上条家

上条「ただいまー」

禁書目録「おかえりなんだよ! あれ? 何で短髪もいるのかな?」

上条「そこで会ってな、泊まりはしないけど一緒に遊ぶことになって」

禁書目録「ふーん、そうなんだ」

美琴「な、なによ」

禁書目録「ううん、ゲーム最大四人までだからどうしようかと思って」

一方通行「なら俺は見てるから四人でやれよ」

禁書止め「ええー!」

上条「その辺はローテーションにしようぜ。とりあえず中入れよ」




114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:13:19.42 ID:wb6K3gTm0
美琴(ふおおおおベット! ベットがあああ)フカフカ

美琴(ここでアイツが寝てるのよね……ふふ、うふふ)ニヤニヤ

打ち止め「な、なんだかお姉様が怖いかもってミサカはミサカは怯えてみたり」

禁書目録「早くゲームしたいんだよ! まずはとうまが抜けてね! 強いから!」

上条「俺? いいけど」

一方通行「おい三下手伝え」

上条「はいよ。インデックス、飲み物とお菓子用意してくれないか?」

禁書目録「それもとうまがやればいいんだよ!」

上条「お前もそろそろお手伝いと言うものをだな……」




115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:15:52.19 ID:wb6K3gTm0
打ち止め「じゃあミサカがお手伝いする! ってミサカはミサカは手を挙げてみたり!」

美琴「打ち止めだけじゃ心配だから私も手伝うわよ」

上条「おう悪いな。……インデックスさーん?」

禁書目録「むむむ、分かったんだよ。私だってお手伝いくらい出来るんだよ!」タタタ

一方通行「おいクソガキ共、最初何のゲームやりてェンだァ?」

打ち止め「ミサカはスマブラがいいってミサカはミサカは意見を言ってみたり」

禁書目録「私も賛成なんだよ!」

一方通行「超電磁砲は?」

美琴「私にも聞くの? 何でもいいわよ」

一方通行「ン」




118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:19:19.24 ID:wb6K3gTm0
ピコピコ ピコピコ

禁書目録「短髪結構強いかも。私と良い勝負なんだよ」

美琴「ふっふーん。美琴さんを舐めてもらっちゃ困るわよー」

美琴「一方通行は意外に弱いわね」

一方通行「うっせェ」

打ち止め「でもミサカより強いよってミサカはミサカはフォローを入れてみる」

美琴「打ち止めは弱すぎるのよ」

一方通行「あー、目がしょぼしょぼする。三下、交代だァ」ポス

上条「もう!?」




120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:22:39.95 ID:wb6K3gTm0
ピコピコ ピコピコ

美琴「ちょっとアンタ強すぎない!?」

上条「そうか?」

美琴「くぅーっ! 悔しい!」

禁書目録「短髪、協力してとうまを倒すんだよ!」

美琴「分かったわ! じゃあ私が雷落としまくってるから、ビリビリなってる最中に連続攻撃お願い」


打ち止め「あれー? また自分から落っこちちゃったってミサカはミサカはあなたに助けを求めてみたり」

一方通行「なンでオマエはフィールド外で下B押すんですかァ?」




121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:25:27.66 ID:wb6K3gTm0
一方通行「なンかもう目が疲れた」

打ち止め「あなたまだ一回しか戦ってないのに? ってミサカはミサカは、あー! また落ちたー!」

一方通行「ちょっと休憩」モフ

美琴「!!? ベットに寝るの!?」

一方通行「他にどこで寝ろっつゥんだよ」

打ち止め「じゃあミサカはあなたに寄りかかりながらゲームを続けるってミサカはミサカはベットにダーイブ!」ボフン

一方通行「うおっ!」

禁書目録「私もらすとおーだーの隣にダイブしてみるんだよ!」ボフン

一方通行「ちょっ」

美琴「わ、私も」

一方通行「もォ無理……重い」

美琴「……」




122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:28:21.42 ID:wb6K3gTm0
美琴(……ああ、いいなぁベット。私もベットに寝たい)

上条「微笑ましいな、あの状況」

美琴「え?」

上条「あの三人、兄弟みたいだよな」

美琴「そうね、ふふ。じゃあ私達はその兄弟を見守る……ふ、夫婦、とか……」カァァ

上条「あははっ! そうかもな」

美琴「!!」

美琴(もしかしてこれ、結構良い雰囲気なんじゃないの!?)




123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:31:33.00 ID:wb6K3gTm0
美琴(ちょっとだけ、近づいてみたり)ススス

一方通行「……」チラ

一方通行「……っ」ムッ

上条「あ、でも年齢的に御坂は兄弟の方に入るのか?」

上条「よーしっ! お父さん男手一つで頑張っちゃうぞー!」

美琴「……アンタは」ビリビリ

上条「あ、あれれ?」

一方通行「……」ホッ


一方通行(うン?)




126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:34:55.59 ID:wb6K3gTm0
打ち止め「どうしたの? 変な顔してるよってミサカはミサカはあなたの顔を覗き込んでみたり」

禁書目録「ほんとだー! ってわたしはわたしはあくせられーたのほっぺを引っ張ってみるんだよ!」ビヨーン

一方通行「ひゃ、ひゃめろくしょがき」ビヨーン

打ち止め「あははっもっと変な顔になったー! ってミサカもミサカも参戦してみたり!」ビヨーン

一方通行「おりゃ」ビヨーン

打ち止め「みしゃかのほっへひっぱらなひでーってみしゃかはみしゃかは」ビヨーン

一方通行「オマエもこうひてやる」ビヨーン

禁書目録「うひゃっ!」ビヨーン


上条「あれ、止めた方がいいのか?」

美琴「面白いから写メ撮ってからにしない?」




128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:37:59.30 ID:wb6K3gTm0
―――…

美琴「あ、そろそろ私帰らないと」

上条「もうか? あぁ完全下校時刻か」

打ち止め「えー! お姉様帰っちゃうの? ってミサカはミサカは寂しく思ってみたり」

美琴「うん。今日は楽しかったわ、ありがと」

禁書目録「またみんなでゲームしたいんだよ!」

美琴「勿論よ! 今度こそコイツをぶちのめしてやるんだからっ!」

上条「うわあ、目の仇にされてるー……」




131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:40:45.98 ID:wb6K3gTm0
美琴「あ、……ねぇ、一方通行」

一方通行「あン?」

美琴「……」ジー

一方通行「な、なンだよ」

美琴(一方通行はアイツのこと何とも思ってないみたいだし)

美琴(うん、ライバルにはならないわよね。よし、それなら)

美琴「やっぱなんでもない! あのほっぺ引っ張り合ってる写メ超能力者勢にメールしておくわね」

一方通行「ふざけンな! 消せっつっただろォが!」

美琴(未元物質には五万で売ろっと!)




135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:58:17.01 ID:wb6K3gTm0
美琴「じゃあね」

一方通行「おい、無視すンなよおい。写メ消せ」

美琴「へへへ」

上条「あ、送っていくよ」

美琴(!! こ、これは二人っきりで居られるチャンスだったり!?)

上条「一方通行、俺が帰ってくるまでインデックス達を頼むよ」

一方通行「……おゥ」

打ち止め「また遊ぼうねお姉様! 今度はミサカを買い物に連れてってほしいなってミサカはミサカはお願いしてみる!」

美琴「そうね、何か買ってあげるわ」ナデナデ

打ち止め「やったあ」エヘヘー




137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/27(日) 23:59:11.91 ID:wb6K3gTm0
禁書目録「仲の良い姉妹っていいなぁ」

一方通行「……そォだな」

上条「……!」

上条(一方通行でもこんな顔出来るんだな)

上条(最近は色んな表情してくれるし、意外な行動したりするし)

一方通行「どォした?」

上条「あっ、なななんでもない!」

上条(本当にもう、小さなことで一喜一憂する、ただの高校生なんだな)ニコッ

一方通行「……っ!?」ドキ




138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:01:18.68 ID:HrYQSezJ0
打ち止め「バイバーイ! ってミサカはミサカは手を大きく振ってみたり!」

禁書目録「またねー!」

美琴「またね」

バタン

上条「さて、と。お前の寮ってここからどのくらいかかったっけ?」

美琴(コイツと二人きり二人きり二人きり……!)

上条「み、御坂さーん?」




140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:03:30.20 ID:HrYQSezJ0
上条「ええっと……取り合えず、こっちだったよな?」

美琴「う、うん」

美琴(何か喋らなくちゃ! 出来れば二人で出かける約束を取り付けたいけど……)

美琴(でも誘う理由がないし……何とかして理由を探して)

美琴(ああもう! 理由をつけなくちゃ誘えないだなんてもっと素直になりなさいよ御坂美琴!)

上条「大丈夫か? さっきより大人しくなったというか……」

美琴「だ、大丈夫よ!」




142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:06:32.87 ID:HrYQSezJ0
美琴「あ、あのね! 今度は……あの、うぅ……」

上条「ん? あぁ、次回も楽しみだな!」

美琴「そ、そうね! そうよ! 今度こそアンタをボッコボコにしてやるんだし!」

美琴(そうだわ! 子ども達を見守る私とコイツ……ふ、夫婦っていう感じで)

上条「ボコボコにされないように俺も練習しとくかな」

美琴「練習!? ずるいわよそんなの! 私練習出来ないのに!」

上条「ふっふっふ、ずるいなんて関係ないのですよ。女子中学生にゲームで負けるなど男としてな!」

美琴「んにゃあー! 大人気ないわよ!」




143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:08:23.34 ID:HrYQSezJ0
テクテク テクテク

上条「お、見えてきたな」

美琴「本当だ、態々その……ありがと」

上条「いえいえ」

美琴「……あの、聞きたいことがあるんだけどさ。保険として、一応。へ、変な意味はないから!」

上条「ん? 何だ?」

美琴「一方通行のこと、どう思ってる?」




145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:11:31.50 ID:HrYQSezJ0
上条「……あぁ、お前はアイツのこと許してるわけじゃないんだよな。まぁそれは俺も」

美琴「そういう重い話じゃなくて」

上条「へ? どういう話?」

美琴「その…………恋愛的な話」

上条「……お前、一方通行のこと」

美琴「んなわけないでしょ! アンタよアンタ!」

上条「お、俺?」




146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:13:05.55 ID:HrYQSezJ0
上条「ちょっと待て御坂、よく考えろ。いやよく考えなくても分かるだろ、それはありえないことだ!」

美琴(ほっ、そう言えばコイツは一方通行のこと男だと思ってたんだっけ。忘れてたわ)

美琴「そうよね、安心した」

上条「安心?」

美琴「なっ! ち、違う!」

上条「?」




147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:16:04.07 ID:HrYQSezJ0
上条「でも一方通行って時々女の子に見えたりするよな、ちょっと可愛いなって」

美琴「な、に?」

上条「いや変な意味はねぇよ!? なんとなく、小動物系かな。外見もあるけど兎っぽいから案外一人になると寂しそうだから一緒に居てあげたくなるし」

美琴「ちょっと待ちなさいよ……なにそれ」

上条「だから変な意味はないって! ペットみたいな感覚? あ、これ本人に言ったら殺されるな」

上条「でもちょっと違うな、何と言うか、守るじゃなくて支える? というか、うーん難しいな」

美琴「……っ」ビリビリ

上条「あ、あれ……?」




149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:19:35.96 ID:HrYQSezJ0
美琴「甘く見ていたわ、立派なライバルじゃない」ブツブツ

上条「あのー?」

美琴(でも男だと思ってる時点で私の方が有利、これでバレなきゃいいんだけど)

美琴(一方通行にはその気はないし、コイツだって完全にそう想ってるわけじゃないしまだまだ大丈夫、うん、大丈夫よ!)

美琴「私がもらってみせるんだから!」グッ

上条「何を?」





150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:22:07.78 ID:HrYQSezJ0
―――…

上条「ただいまー」

禁書目録「とうまーご飯はー?」

上条「もう食べるのか?」

禁書目録「うーん、私はいつでも食べられる状態なんだよ」

打ち止め「おかえりなさい! ってミサカはミサカは出迎えてみたり!」

上条「おう、ただいま。打ち止めはご飯食べられるか?」

打ち止め「ミサカもいつでもいいよってミサカはミサカはお腹の具合を確かめてみたり」

上条「じゃあ作ろうか! リビングで待っててな」

禁書止め「はーい!」タタタ




151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:25:02.55 ID:HrYQSezJ0
上条「ほらお前も」

一方通行「……手伝う」

上条「まさかの家庭的一方通行発動!?」

一方通行「はァ?」

上条「あーだめだめ。今日はこの間のお礼の為にご飯を作るんだから、一方通行には座って待っててもらわなくちゃ」

一方通行「じゃあ俺は今日泊まらせてもらうお礼に料理手伝う」

上条「え、えーと……そうなると、また上条さんはお礼をしなければならないわけで」




159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:51:00.25 ID:HrYQSezJ0
一方通行「別に無理してすることねェよ」

上条「無理はしてないですよ! ただ俺がお礼しないと気が済まないんだ」

一方通行「そォか。じゃあ手伝う」

上条「はい?」

一方通行「そのお礼に、夜中ガキ共が寝静まったらちょっと付き合え」

上条「……は、はい!?」




160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:53:13.44 ID:GCoQLty/0
おやおや?




161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:55:10.44 ID:HrYQSezJ0
上条「えっと……どっか買い物か?」

一方通行「買い物だァ? どこの店も開いてねェだろ。じゃなくてだ」

一方通行「どこにも行かねェ。ただガキ共に見られなきゃそれでいい」

上条「見られたくないこと……?」

一方通行「本当はオマエにも見られたくねェが……でも見て欲しいし」カァァ

上条(……な、何故照れるのですか!? 何故ちょっと俯いて……これは、)

上条(御坂にさっき変なこと言われたからちょっと意識しちまうじゃねぇかよ! 不幸だ!)




162 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:56:54.98 ID:o8uoXcVNP
ホモ条さん・・・




163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 00:58:02.19 ID:HrYQSezJ0
上条「夜中、インデックス達に見られたくないこと、俺にも見られたくはないけど見て欲しくて……それでいて、照れること? 恥ずかしいこと?」

上条「き、聞くけど……な、何、ナニに? 突き合え!?」

上条(いやちょっと待てよ上条当麻!? 俺は今ナニを想像しましたか!?)

上条(ちょっと俺おかしい。どうした。俺はそんな属性はまるっきりないはずだ。と言うか無い! 断言する!)

上条(確かに時々可愛いなって思ったり、さっき御坂を送ったときに変な感想言っちまったり、女の子疑惑が浮上したりしたけど!)

上条(本人が男だと言っていたんだから、それは間違いない。うん、そうだ。だから俺は何とも思わない! そうだ!)

一方通行「何って―――」

上条「……」ゴクリ




165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:00:34.46 ID:HrYQSezJ0
一方通行「―――そりゃあ、」

禁書目録「あくせられーたはこっちに来ないのー!?」

一方通行「ン? 俺は夕食の手伝いするからオマエらだけで暇潰してろォ」

打ち止め「あなたもご飯作るんだねってミサカはミサカは楽しみにしてみたり」

一方通行「おう」

一方通行「そンじゃあ、始めようぜ?」

上条(何って? そりゃあ? き、気になるー!!)モヤモヤ




167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:03:21.10 ID:HrYQSezJ0
一方通行「で、何作るんだ?」

上条(いいですよもう……夜のお楽しみにしておきますよー)

上条(ん? た、楽しみ? ち、違う違う!)

一方通行「おい」

上条「あ、あぁ! 今日はオムライスにしようと思って!」

上条「お前料理作れるのか? あ、でもアイロン綺麗にかけてたし」

一方通行「出来ねェよ?」

上条「何でだよ!?」




168 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:06:20.30 ID:HrYQSezJ0
一方通行「オマエの言われた通りに動けばいいんだろ?」

一方通行「なら楽勝だな」フフン

上条「なぜそんなに得意気なのでせうか……」

上条「じゃあ早速ソースを、って材料切るのと炒めるのどっち出来る?」

一方通行「そンくらいはどっちも出来るわ」

上条「うーん、でも何となく心配だし……あ、そうだ! 米洗ってくれよ!」

一方通行「完全に舐めてやがるなオマエ」




172 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:09:07.48 ID:HrYQSezJ0
一方通行「……」シャコシャコ

一方通行「出来た」

上条「炊飯器に入れて、スイッチ入れてくれ」トントン

一方通行「ン」ピ

一方通行「出来た」

上条「次は卵割って混ぜてて。あ、殻入れないように気をつけろよ?」ジュージュー

一方通行「ン」パカッ

一方通行「……」シャカシャカ


上条(犬みたいだなこいつ)




173 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:12:28.33 ID:HrYQSezJ0
上条「おまたせしましたー!」コト

禁書止め「わああ!」キラキラ

打ち止め「こんなに本格的な手作りオムライス初めて! ってミサカはミサカは感激してみたり!」

禁書目録「今日はいつもより気合入ってるように見えるんだよ!」

上条「そりゃあな? お客さんが来てるわけだし、やっぱり美味しいものを食べていってほしいわけですよ!」

打ち止め「あなたは何を作ったの? ってミサカはミサカは質問してみたり」

一方通行「米洗って炊飯器のスイッチ押して卵溶いた」

打ち止め「……うん、知ってたよ。ミサカはあなたが料理出来ないことくらい知ってたよってミサカはミサカは何とも言えない気持ちになってみたり」




174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:15:38.46 ID:HrYQSezJ0
禁書目録「とうま! もう食べていいのかな!?」

上条「おう、どうぞ召し上がれ」

禁書止め「いっただっきまーす!」

打ち止め「んーっ! 美味しー! ってミサカはミサカはほっぺが落ちそう!」トローン

禁書目録「とうま、おかわりはちゃんとあるのかな!?」

上条「ちゃんとあるから、ゆっくり食えよ?」

禁書目録「やったあ!」ガツガツ

上条「ほら、一方通行もどうぞ召し上がってください」

一方通行「……いただきます」パク




176 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:19:16.16 ID:HrYQSezJ0
上条「どうだ?」

一方通行「ン……うま、……わ、悪くはねェな!」

打ち止め「もう素直じゃないんだからってミサカはミサカはとても美味しいみたいだよって翻訳してみる!」

上条「そうなのか? あーよかった!」ホッ

一方通行「ふン」

禁書目録「おかわり!」

上条「早っ!?」




178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:21:48.93 ID:HrYQSezJ0
禁書止め「ごちそうさまでしたー!」

一方通行「ごちそうさま」

上条「お粗末さまでした」

打ち止め「はあ、お腹いっぱい! ってミサカはミサカはお腹を叩いてみたり」ポンポン

禁書目録「私はまだまだ入るけど、でも満足なんだよ!」

一方通行「オマエは本当によく食べるよな」

禁書目録「ふふんっ私に大食いで勝てる人なんていないんだよ!」

一方通行「だろォな。もし居たらソイツは人間じゃねェ」




181 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:24:38.04 ID:HrYQSezJ0
禁書目録「あくせられーた、それって私が人間外とでも言いたいのかな?」ゴゴゴ

一方通行「待て、噛み付きって俺にも有効なのか?」アセアセ

禁書目録「うがーっ!」

一方通行「!! ってさっきのは三下がそう言ってたンですゥ!」

禁書目録「そうなの?」ピタ

上条「えっ? えっ!?」

禁書目録「とうまー!!」ガブッ

上条「不幸だあああああああ!!」




182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:28:14.86 ID:HrYQSezJ0
―――…

上条「……許さん、まじで許さん一方通行」ヒリヒリ

一方通行「まだ言ってンのかよ。あーもうしょうがねェな、謝ってやンよ」

一方通行「しゃーしたー」ガツン

上条「痛い痛い! それ頭下げてるのと違う! 頭突きって言うの!」

ガツン ガツン

上条「うおっ!」ヨロッ

一方通行「わっ」

ドスン


禁書目録「とうまー! お風呂上がったん……!?」ホカホカ

打ち止め「あらら? 今度は逆パターン押し倒しシーン? ってミサカはミサカはびっくりしてみたり」ホカホカ




186 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:52:03.22 ID:HrYQSezJ0
禁書止め「ごゆっくり」

幻想通行「ちげえええええええええええ!!!!」

上条「なにこれすごくデジャブなんですけど!!」

禁書目録「なんてね! あくせられーただけとうまを独り占めなんてズルいんだよ!」ボフン

上条「ぐえっ! イ、インデックスさん・・・・・・勢いつけて飛び込んで来ないでくださいよ」

打ち止め「ミサカも仲間に入れてー! ってミサカはミサカはみんなに飛びついてみたり!」ボフン

上条「」チーン

一方通行「大丈夫かこいつ」

禁書目録「とうまは丈夫だから平気なんだよ!」




188 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:54:26.29 ID:HrYQSezJ0
一方通行「そォいう問題かよ……」

禁書目録「そういう問題なんだよ! あくせられーたもお風呂入って来ちゃったらどうかな?」

打ち止め「暖かくて気持ちよかったよってミサカはミサカは感想を述べてみたり!」

一方通行「……。じゃあ入ってくる」

打ち止め「? 今の変な間は」

打ち止め「あ、もしかしてこの人のことが心配なのかなってミサカはミサカはあなたの心を読んでみたり」

上条「」チーン

一方通行「し、心配なンかしてねェ!!」

禁書目録「ふふんっ、やっぱりあくせられーたは優しいんだよ!」ニコニコ

一方通行「……そンなことねェよ。入ってくる」




193 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 01:57:38.48 ID:HrYQSezJ0
禁書目録「それじゃあ私達はとうまにいたずらするんだよ!」

打ち止め「それはズバリ!? ってミサカはミサカは次の言葉に期待してみる!」

禁書目録「ズバリ! らくがきなんだよ!」

打ち止め「おお! ってミサカはミサカは拍手をしてみたり」パチパチパチ

禁書目録「では早速始めるんだよ! ペンはー」ガサゴソ

禁書目録「はいこれ! まずはオーソドックスに額に肉って書くんだよ!」カキカキ

打ち止め「ミサカは瞼に目を描くってミサカはミサカは目の色を赤にしてあの人とお揃いにしてみたり!」カキカキ

禁書目録「あとは口髭と顎鬚も描いてー……あ、顎は青くするのもいいかも!」

打ち止め「それいいねってミサカはミサカは同意してみたり!」




195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:00:44.10 ID:HrYQSezJ0
打ち止め「ほっぺは渦巻きを描いてー」カキカキ

禁書目録「眉毛は太くして繋げてー」カキカキ

打ち止め「丸眼鏡も描いてー」カキカキ

禁書目録「口紅も塗ってー」カキカキ


禁書目録「ぷぷっ、変な顔!」

打ち止め「こんなに酷いらくがきしたの初めてってミサカはミサカは笑いを堪えながら達成感を感じてみたり!」

禁書目録「ねぇ! ここまできたなら、とうまが起きるまでやってみようよ!」

打ち止め「大賛成! ってミサカはミサカはこれからどうなるのか想像してみたり!」ワクワク




199 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:03:54.12 ID:HrYQSezJ0
数分後

上条「うーん……」パチ

禁書目録「あ、とうま!」

上条「あれ? 俺なんで寝てたんだ?」

打ち止め「ミサカ達からタックル喰らって倒れちゃったんだよってミサカはミサカは説明してみたり」

上条「あぁそっか。ってインデックスさん? 何故ペンをこちらに向けているのでせうか」

禁書目録「べっ別にこれは何でもないんだよ! ふっ、くくっ」

打ち止め「笑っちゃ駄目だよってミサカはミサカは小声で伝えてみたり……ふふ」




200 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:06:49.82 ID:HrYQSezJ0
上条「も、もしかして! うわっ! 手の平に真っ黒い丸が描いてある! ……なにこれ?」

打ち止め「あ、それは風穴だよってミサカはミサカは説明してみたり! ……あ!」ハッ

上条「やっぱり。尻尾を出しましたね打ち止めさん! 手まで落書きが侵食しているってことは顔はもう攻略済み」

禁書目録「とうま! はい、これ鏡!」

上条「……ふはっ! なにこの顔酷っ! あははっ」

上条「ってそうじゃねぇ! 何自分でも笑ってるんだ俺は!」

打ち止め「ねぇねぇ! 写真撮ってもいい? ってミサカはミサカは携帯を準備してみたり」

上条「よしこい」ピース

打ち止め「はいチーズ」カシャ

禁書目録「とうま結構ノリノリだね」

上条「いやなんか面白くて」




202 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:08:17.08 ID:Nb3L/snsO
上条さんノリ良すぎワロタwww




203 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:10:20.75 ID:HrYQSezJ0
上条「じゃあ落としてくる」

禁書目録「えー! 落としちゃうの?」

上条「落としますよそりゃあ! 洗面所で洗ってくる!」タタタ

打ち止め「……あの、今更だけど水性だよね? ってミサカはミサカは恐る恐る聞いてみたり」

禁書目録「あ」

打ち止め「もももしかして!? ってミサカはミサカは」

禁書目録「だ、大丈夫だよ! ただ確認してないだけで、神様に祈ればきっとこのペンは水性のはず」

禁書止め「……ゆ、油性」

<不幸だあああああああ!!

禁書目録「気付いたみたいだね」

打ち止め「油性でも落ちないことはないし大丈夫だよねってミサカはミサカは自分を勇気付けてみたり」




205 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:14:31.37 ID:HrYQSezJ0
少し時間を戻して洗面所

一方通行(……優しい、か)

一方通行(本当にそンなことはねェのに)

一方通行(このまま、このぬるま湯に浸かってていいンだろォか)

一方通行「このまま、ここにいていいのかな」

上条「何言ってるんだ? お前はここにいて良いに決まってるだろ」ガチャ

一方通行「あ?」ホカホカ




206 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:18:42.70 ID:HrYQSezJ0
上条「お前はすぐにネガティブに考える癖があるよな。善人だとか悪党だとか関係ねぇんだよ」

上条「立ち位置なんてもんも関係ねぇ。お前が守りたいってものの傍に居てやればいいんだ」

上条「俺はお前の傍にいる。だからお前がまたネガティブに考えて自爆していくようなら」

上条「俺は何度でも、その幻想をぶち殺す」

一方通行「は? 何度でも俺を救うってか? 正気か?」

上条「当たり前だ。お前は俺の守るべき枠、守りたい人の枠に入ってる。お前から手を伸ばす気がなくても、俺は勝手にお前を助ける」




207 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:20:45.78 ID:HrYQSezJ0
一方通行「……その顔で言われても説得力皆無だけどな」

上条「あ」

一方通行「でもまァ…………ありがとよ」ニコ

上条「お、おう!」ドキ

一方通行「……それより、オマエはいつまで俺の裸を見てるンですかァ?」

上条「は? え、えっ!?」

一方通行「出てけ変態!!」

上条「ちょ、ちょちょちょっと待ってくださいって! 桶を大きく振りかぶらなっ」

一方通行「おりゃァ!」

上条「不幸だあああああああ!!」




208 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:24:38.94 ID:HrYQSezJ0
一方通行「おい着替えたから入ってきていいぞ」ガチャ

上条「はーい……うぅ、まだ後頭部がぐわんぐわんいうんですよー」

一方通行「悪ィな、ちょっとやりすぎちまったか?」クカカ

上条「絶対楽しんでますよね一方通行さん」

一方通行「オマエが弱ってるとな、笑いたくなるンだわ」

上条「ひ、酷い!」

一方通行「オマエの顔の方が酷ェよ。早く洗え」

上条「ああそうでした。上条さんは一方通行の裸を見に来たのではなく顔を洗いに来たのでした」

一方通行「……は、裸」

一方通行(い、今更ながら、ちょっと……)カァァ




209 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:28:18.01 ID:HrYQSezJ0
一方通行(ン? ってことはバレた、のか?)

一方通行「み、見たか?」

上条「え? み、見てないです! いやごめんちょっと見たけど覚えてないし!」

上条「熱くなって喋ってた時は一方通行の顔しか見てないし、指摘されたときに一瞬見たけどすぐに恐怖の桶へ目を奪われたし!」

一方通行「……ならいいけど」

上条「そんな気にするなって! 別に俺は短小でも馬鹿にしないぞ?」

一方通行「死ね!」ガツン

上条「おうふっ! ず、図星」

上条「あ、すみまっぎゃあああああああああ!!」




210 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:32:36.13 ID:HrYQSezJ0
一方通行「おいガキ共、あのバカ洗面所に寄越すンじゃねェよ」

打ち止め「そういえばってミサカはミサカはあなたがお風呂に入っていたことを思い出してみたり」

禁書目録「私も忘れてたんだよ。でも男同士なんだし大丈夫でしょ?」

一方通行「男同士でも嫌なもンは嫌だろ」

打ち止め「も、もしかしてバレちゃった? ってミサカはミサカは危惧してみたり」ヒソヒソ

一方通行「バレてねェ」ヒソヒソ

禁書目録「ふーん、とうまは?」

一方通行「顔と腕洗ってる」


上条「あれ? 何で取れないんだ?」ゴシゴシ




214 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:42:10.10 ID:qeyyJBxJO
じゃあ俺も





216 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:52:35.15 ID:DH7JCXoH0
んじゃ俺もー。右が百合子。


 


217 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 02:55:22.91 ID:HrYQSezJ0
一方通行「能力使えば取れるンじゃねェ?」カチ

上条「確証はないんですね」

一方通行「いいから顔貸せ。絶対ェ右手で触るなよ」ピト

打ち止め「ほっぺを両手で固定して、キスする寸前みたいだねってミサカはミサカはおちょくってみたり」ヒソヒソ

一方通行「だ、黙ってろマセガキ!」カァァ


禁書目録「おお! マジックが浮いてきたんだよ!」

上条「まじで? うおおー! ありがとうありがとう一方通行様ぁ!」




247 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 09:06:07.92 ID:HrYQSezJ0
上条「でも右手だけはこのままか……」

一方通行「顔じゃないだけマシだろ。明後日には自然に消えるだろォよ」

上条「そうだな。今日はもう外に出るわけじゃねぇし、いっか」

上条「あ、大丈夫だからな? 俺も写真撮ったり結構ノリノリだったから気にすんなよ?」ワシャワシャ

禁書目録「と、とうまがそう言うんなら」

打ち止め「よかったってミサカはミサカは安堵してみる!」

上条「よし! じゃあゲーム再開しますか!」

上条「って、俺まだ風呂入ってないや。三人で先やってていいぞ」

禁書目録「うん! あくせられーた、準備お願いするかも!」

一方通行「おゥ」




249 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 09:09:56.60 ID:HrYQSezJ0
ピコピコ ピコピコ

打ち止め「うーん、ずっとゲームやってると目が疲れてきちゃうかもってミサカはミサカは目を擦ってみたり」ゴシゴシ

一方通行「休憩しとけ。目ェ悪くなるからゲームはそろそろ止めだな」

禁書目録「えー! 今日は一日中ずっとやるって思ってたのに」

一方通行「って言ってるオマエも眠そうな顔してるぞ」

禁書目録「うっ。見透かされてるかも」

一方通行「ほらガキはもう寝る時間だ」

禁書目録「むぅ、まだ十一時なのに」

一方通行「もう十一時だろ。今日は泊まりだからって寛容に見てたがもうガキが起きてる時間ギリギリだな」




250 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 09:12:13.62 ID:HrYQSezJ0
打ち止め「ミサカはオールって言うのをしてみたいって、ミサカは……ミサ、カ……ふわぁ」

一方通行「欠伸してンじゃねェか、もう寝ろ。」

禁書目録「じゃあ寝るかも。明日はもっといっぱい遊ぶんだよ!」

一方通行「あァ、そォだな」

禁書目録「らすとおーだーは私のベットで一緒に寝るから、あくせられーたは多分とうまと一緒かな?」

禁書目録「布団ってあったんだっけ……?」

一方通行「その辺はアイツに聞くからもう横なってていいぞ」

禁書目録「うん、ありがとね。ふわぁ」

禁書止め「くーくー」




251 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 09:15:44.17 ID:HrYQSezJ0
一方通行「……」ピコピコ

上条「あら? 子ども達は寝てしまったのか」

一方通行「もう遅いからな。眠くなったんだと」

上条「まぁそうだよな」

一方通行「そンじゃ、クソガキ達が寝静まったよォだから付き合ってもらおうか。時間も丁度いいし」

上条「!?」

上条「そ、そんなっ! いくら俺が許容範囲とはいえ、色々すっ飛ばしすぎだと思うんですよ!」

一方通行「ゲーム消すぞ。えっと、リモコンはっと……」

上条「……ほ、本気なんだな。それなら……上条さんも、覚悟ってもんを」




252 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 09:19:45.31 ID:HrYQSezJ0
一方通行「お、あったあったリモコン。チャンネルは確か」ピッ

上条「―――決め、……んん?」

一方通行「これだこれ。今日丁度見たい映画がやってて、結構オススメだからオマエにも見せたくてな」

一方通行「……あン? なンか元気なくねェか?」

上条「そ、そうか!? 上条さんはいつでも元気もりもりですよ!」ヘナヘナ

一方通行「あァそォ」

上条(何でこういう考え方をしちまったんだ俺は!? あのいつもの紳士上条さんが!)

上条「違う、これはこの時期特有のなんというかアレで……」ブツブツ

一方通行「何ぶつぶつ言ってンだ気持ち悪ィ」

上条「うぅ」




253 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 09:19:48.78 ID:RnF8Bo1d0
許容範囲なのかよwwwwww




256 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 09:22:45.15 ID:HrYQSezJ0
上条「あれ? 映画なら別に子ども達起きてても問題ないと思うんですけど」

一方通行「夜遅いしそれに……これ感動ものなンだよ」

上条「も、もしかして」

一方通行「涙もろくて悪かったなァ!」

上条「悪くない悪くない! てか別にいいじゃねぇか、泣いてるところ見られても。そこまで恥ずかしがらなくても」

一方通行「クソガキにあなたの感動のツボが分からないってバカにされンだよ」

上条「……え?」




257 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 09:25:04.40 ID:HrYQSezJ0
上映終了

上条「へぇ、中々のアクションだったな。最後のどんでん返しがすごいスッキリした!」

一方通行「うっ、うぅ……。第七位じゃねェが、アイツらまじでいい根性してやがる。……ぐずっ」

上条「あ、あれ? な、何故泣いてるのでせう」

一方通行「はァ? オマエ感動しなかったのかよ、アイツらの勇気に乾杯だろ……うぅっ……」

上条「……感動、なのか? まぁ最後の世界を救えたところは感動というか感激というかしたけど、泣きどころって訳じゃあ」

一方通行「最後もそうだが、途中で主人公がパンを貪るところとか」

上条「えぇっ!?」




258 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 09:27:38.63 ID:HrYQSezJ0
―――…

上条「落ち着いたか?」

一方通行「わ、悪いな」

上条「全然。いやぁ、あの一方通行がわんわん泣くとは上条さんちょっと得しちゃいましたよ」

一方通行「くっ。おい、絶対ェ他言するンじゃねェぞ」

上条「どうしよっかなー?」

一方通行「オマエなァ……!」

上条「涙目で、しかも照れながら凄まれても怖くないってごめんごめん!! 他言しませんって!」

一方通行「ならいいけどよォ」




259 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 09:30:41.92 ID:HrYQSezJ0
上条「あ、一方通行、痕付いてるぞ? 涙の」

一方通行「ど、どこ!?」フキフキ

上条「そこじゃなくて、もうちょっと下」

一方通行「ここか?」

上条「いやこっち」フキフキ

一方通行「……っふ……ン」

上条「」

上条(今俺の中の幻想が壊れかけるような音が聞こえ……)


上条「し、静まれ俺の右手!」グググ

一方通行「?」




264 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 09:52:58.79 ID:HrYQSezJ0
上条「じゃ、じゃあそろそろ寝るか! ってもう……二時?」

一方通行「このガキが布団あるかどうか分からないっつってたけどよ、俺は別に床でもいいからな」

上条「悪いな、布団はないけど慣れれば結構いける場所があってだな……まぁついてこいよ」

一方通行「?」


一方通行「ここ、風呂場なンだが?」

上条「そうですお風呂場です。バスタブが上条さんのベットなのです」

一方通行「はァ!?」




266 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 09:54:43.31 ID:HrYQSezJ0
上条「インデックスがベット使ってるからな。同じ部屋で寝るわけにもいかないし」

一方通行「だからってここかよ」

上条「廊下は寒いし、リビングとの区切りもないだろ? ここしかないわけで」

一方通行「……」

上条「そんな可哀相だなって言う目で見ないでください!」

一方通行「本当オマエ、憐れだなァ」

上条「しみじみ言われるとちょっと……くるものが」グス

一方通行「あーよしよし、嘘泣きはやめよォな」ナデナデ

上条「……はい」




268 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 09:57:47.86 ID:HrYQSezJ0
一方通行「で、どォやって寝ればいいンだ?」

上条「どうしようか……向かい合う、のもちょっと恥ずかしいよな」

上条「背中合わせ? 安定しないか」

上条「……やっぱ、この格好しかないような」

上条「一旦入ってみるか」ヨイショ

上条「はい! 一方通行! 俺の胸に飛び込んでおいで!」

一方通行「出来るかァ!!」




269 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 10:00:24.59 ID:HrYQSezJ0
上条「ですよね。うん、俺もちょっと抵抗あるっていうか」

一方通行「俺こっちの床に寝るからいい」

上条「だめだめ! そっち痛いし! 俺がそっちに寝る!」ガシッ

一方通行「別に俺はどこで寝てもいいから、オマエがそっちで寝とけ」

上条「お客さんなんだからちょっとは良いベットで寝てほしいんだって」グイッ

一方通行「うわやめろ、引っ張るなって」ヨロッ

一方通行「……はいはい、もうこンなパターンうんざりなンですけどォ」

上条「一方通行がどんだけ強引か分かるな」

一方通行「オマエだろォがよ」




270 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 10:03:58.90 ID:HrYQSezJ0
上条「で、すっぽり俺の腕の中に納まってしまったのですが」

上条「あーもうこれでいいか?」

一方通行「……はァ、もうどォでもいいですゥ」

上条「じゃあこれで。さっき抵抗あるって言ったけど、抱き枕みたいだから俺は平気だな」

一方通行「人を抱き枕にすンじゃねェ」

上条「ははっ、でも本当俺の腕にぴったりはまってるし。案外小さいんだなお前」

一方通行「うっせェ黙れ寝ろ」

上条「えー、泊まりで夜中と言えば定番の話題があるだろ? それしないで寝ちゃうのか?」

一方通行「……定番の話題?」

上条「お、食いついてきた食いついてきた」

一方通行「うぜェ寝る」

上条「ごめんごめん!」




272 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 10:07:00.97 ID:HrYQSezJ0
一方通行「泊まるのって初めてだから分かンねェンだよ」

上条「ほらほら修学旅行とかでさ、誰が好きかとか、女の子の前で言えないような下ネタ話とか」

上条「どさくさに紛れて女の子の下着を見る方法を探ったりとか、こんな感じで!」

一方通行「バカだろ」

上条「自覚してるんで」

上条「じゃあオーソドックスにまずは、一方通行の好きな人はズバリ!」

一方通行「女子かよ。オマエはどォなんだ?」

上条「そうやってはぐらかすってことは、いるんですね!」ワクワク

一方通行「っ!?」




273 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 10:10:06.75 ID:HrYQSezJ0
一方通行「……いねェ」

上条「そうなのか? でも今ビクッてしたよな? くっついてるんだからバレバレですよー?」

一方通行「ち、違! 今のはだな……」

一方通行(今誰の顔が思い浮かンだ? 何で俺は動揺してるンだ?)

一方通行(別に特別な感情なンか……いや、抱いてるがそれは尊敬とかそういう類のものであって)

一方通行「オマエなンか、別に」ボソッ

上条「ん? なんだ?」

一方通行「なンでもねェよ! 違うからな! これは絶対ェ違う!」

上条「おう?」




274 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 10:15:12.02 ID:HrYQSezJ0
一方通行「で、オマエはどォなンだよ」

上条「俺か? んー、まぁ実はいないんですよねこれが」

一方通行「……あっそ」

上条「どっちもいないんじゃ話広がんねぇな。ま、一方通行はいそうな雰囲気ですけど?」

一方通行「黙れ。違うって言ってンだろォが」ギチギチ

上条「痛ててててて! 腕引きちぎられる! すいませんでした!!」

上条「……はぁ、痛かった。うぅ、痛みで眠気が吹っ飛びましたよ」

一方通行「じゃあオマエだけ起きてろ。俺はもう眠い寝る」

上条「え、えぇー……俺を一人にすんなよー」

一方通行「……すーすー」

上条「早いって!」




275 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 10:18:08.99 ID:HrYQSezJ0
上条「一方通行さーん? 本当にもう寝ちゃったんですかー?」

一方通行「すーすー」

上条「寝てるか?」

上条「……」

上条「寝顔は素直なんだな」

上条「こうしてみると、女の子みたいだし……お、女の子……」

上条「……」

上条「いつも眉間に皺を寄せなければいいのに」

上条「あー、でもそこがまた一方通行って感じだし」

上条「……この顔を知ってるのって、俺くらいかな。ふふ」ツンツン

上条「あ、打ち止めがいるか。……寝よ」




276 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 10:22:08.48 ID:HrYQSezJ0
チュンチュン

打ち止め「おっはよーございまーす!! ってミサカはミサカはお風呂場に突撃してみる!」ババーン

上条「むぅ……ん、打ち止め? おはよう」フワァァ

打ち止め「あ、ありゃりゃ? ってミサカはミサカはあなた達の体勢から夜何があったのか想像してみたり……」

上条「え? 特に何もなかったけど……っておうあっ!? 顔ちかっ」

上条「こ、これは違うんです! えっと、最初は俺が後ろから抱きつくような感じだったんだけど」

上条「多分これは一方通行が寝返り打ってこんな、俺に縋り付くような感じに……あの、うー」

打ち止め「とても幸せそうな顔してるね」

上条「え?」




278 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 10:24:57.76 ID:HrYQSezJ0
打ち止め「こういう時は女の子にしか見えないのにってミサカはミサカは寝顔を観察してみたり」

上条「……そ、そうだな」

打ち止め「あなたならこの人を幸せにしてくれそうってミサカはミサカは小さな声で呟いてみる」

打ち止め「……この人の同意なしで手を出しちゃダメだからねってミサカはミサカは狼さんに忠告してみたり!」ビシッ

上条「出しませんよ! 上条さんは紳士ですからね! って違う! 俺は男だし!」

打ち止め「そんな性別の壁なんてあなたらしく壊してしまえばいいじゃないってミサカはミサカは」

上条「壊しちゃいけない幻想もあるんです!」

上条(昨日壊れかけたけど……うん、あれは違う。夜中のノリってやつだし、絶対気の迷いだ! そうだ!)

打ち止め「……泊まる為の嘘が裏目に出たかもってミサカはミサカはちょっと反省してみたり」




280 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 10:28:24.20 ID:HrYQSezJ0
一方通行「ンー」

打ち止め「あ! おはようございます! ってミサカはミサカはあなたに元気よく挨拶してみたり!」

上条「お? おはようございますって上条さんも続けて挨拶してみます」

一方通行「……朝からうっせェ」ムク

上条「あ、ちょっ今顔上げたらっ、んっ」


打ち止め「わ、わぁあ……はわわわっ」

一方通行「っ!!!?」カァァア

上条「!!!!」カァァア




282 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 10:30:45.18 ID:HrYQSezJ0
打ち止め「生ちゅー初めて見たってミサカはミサカはネットワークに」

一方通行「っは、流すなァああ!!」

一方通行「さ、三下ァ!」カァァ

上条「いやあの……っ。ふ、触れただけだし! ノーカン! そうだ、ノーカン!」カァァ

一方通行「~~~っ!」ポコポコ

上条「殴るな殴るな! 元はと言えばお前が顔を上げたのが」

一方通行「ね、寝起きだから分かるわけねェだろォが!」

一方通行「あァー!」カァァア




289 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 11:00:12.38 ID:HrYQSezJ0
一方通行「あァー……分っかンねェ」ポスン

上条「あ、あの一方通行さん? 上条さんの胸に納まってしまうと、また事故が起きかねないし、っていうか俺動けないし」

一方通行「……洗ってくる」ヨイショ

上条「はい。あの、何かごめん」

一方通行「いや、うン。俺も悪かった」テクテク

上条「……なぁ、打ち止め」

打ち止め「だ、大丈夫? ってミサカはミサカは少し心配になってきたり」

上条「俺、幻想ぶち殺されたかもしれない」

打ち止め「え?」

上条「嫌じゃなかったというか。もう昨日から何かもう……いや、なんでもない」




290 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 11:02:49.80 ID:HrYQSezJ0
一方通行「ふう」フキフキ

一方通行(何だ何だよ何ですかァ!? 本当……)

一方通行(胸焼けみたいになってやがる。なンかこう、ムカムカする)

一方通行「クソッ、分かンねェ」

一方通行(俺はただ尊敬してるだけで、それ以上には思ってねェ)

一方通行(想ってねェンだよクソ! そうだろォがよ!)

一方通行「……はァ」

上条「ちょいっと失礼しますよー」

一方通行「!?」




292 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 11:05:56.62 ID:HrYQSezJ0
上条「そ、そんなに驚かなくても」

打ち止め「混乱してるようだから言っておくけど、お風呂場からリビングに行くには洗面所通らないと行けないんだよ?」

打ち止め「ってミサカはミサカは当たり前の事実を述べてみたり」

一方通行「そ、そォだよな」

一方通行「ほら洗面所」

上条「?」

一方通行「洗わねェのかよ」

上条「あ、あぁ。……洗う」




294 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 11:08:25.16 ID:HrYQSezJ0
パシャパシャ

一方通行「オマエは、何でそンな普通にいられるンだよ」

上条「上条さんからしたら一方通行こそ普通に見えるんですけど……俺は結構緊張してたり」

一方通行「は、はァ!?」

上条「あ、あははー……さて、朝ごはんは何がいいですかね」

一方通行(あァ、コイツはさっきのことは無かったことにしようとしてンのか)

一方通行(なンか一人で舞い上がってバカみたいだな俺……いや、舞い上がってねェし!!)

打ち止め「ミサカハンバーグがいい! ってミサカはミサカは希望を言ってみる!」

一方通行「朝からハンバーグかよ」

打ち止め「あなただって朝からステーキのときあったじゃないってミサカはミサカは反論してみたり!」プクー

上条「重っ!」




295 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 11:10:23.53 ID:RnF8Bo1d0
もどかしい
だがそれがいい




296 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 11:11:33.21 ID:HrYQSezJ0
上条「まぁ別に朝からでも。インデックスも食べられるだろうし……って貧乏学生の上条さんにはお肉というものが家にないのでした! 申し訳ない」

一方通行「じゃあ食べに行くか」

上条「だからお金が」

一方通行「俺が奢ってやるっつってンだよ」

上条「いいんですか!?」

一方通行「ンなこと言ってると奢ってやンねェぞ」

上条「ああすいません! ありがとうございます! 本当にありがとうございますごちになります!!」

打ち止め「やったー! ってミサカはミサカはバンザイしてみる!」ワーイ




299 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/28(月) 11:14:09.72 ID:HrYQSezJ0
上条「おーい! インデックス!」

禁書目録「うーん?」ウトウト

打ち止め「あ、ミサカが起こしたあとにまた寝ちゃったみたいってミサカはミサカは推測してみたり」

一方通行「だから座って寝てンのか」

上条「インデックス起きろー! 久々の肉が食べられるぞ!」

禁書目録「お肉!?」パチッ

通行止め「!?」

上条「早く仕度だ! 我等が一方通行さんが奢ってくれるぞ!」

禁書目録「おお! ありがとね!」

一方通行「一言かよ」






その2へ



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コメント
この記事へのコメント
  1. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/04/01(金) 22:40: :edit
    1ゲト
  2. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/04/01(金) 22:42: :edit
    ひょえー
  3. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/04/01(金) 23:07: :edit
    3ゲト
  4. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/04/01(金) 23:07: :edit
    3ゲト
  5. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/04/01(金) 23:27: :edit
    一方通行のふとももにおにんにんはさみたいよぉ
  6. 名前: 適当なナナシ #-: 2011/04/01(金) 23:44: :edit
    もうおにんにん爆ぜろ!
  7. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/04/02(土) 00:16: :edit
    絵上手過ぎだろjk
  8. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/04/02(土) 01:32: :edit
    ゴロゴロしちゃうやばww
  9. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/04/02(土) 02:42: :edit
    あれ?おかしい
    絵の一通さん両方許容範囲だわ?
  10. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/04/02(土) 02:55: :edit
    俺の腕の中にすっぽり収まった百合子は小さな寝息をたてながらその細い身体をわずかにくねらせる。白く透き通るような肌に瑞々しく濡れる柔らかそうな唇に俺は……


    うわああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!

    はっ!夢か…
  11. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/04/02(土) 04:08: :edit
    ※5
    偽者めっ!

    打ち止めのふとももにおにんにんはさみたいよぉ
  12. 名前: 名無しさん #-: 2011/04/02(土) 14:10: :edit
    ジャッチメント……
  13. 名前: a #-: 2011/04/03(日) 01:54: :edit
    ジャッちメントですの!!!!111
  14. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/04/03(日) 18:55: :edit
    米9
    いや、おかしくねえよ?
    君も今日からこっち側(百合子&一通好き)だb

    んー、久しぶりにスマブラやりたくなったなー
    やっぱスマブラはゲームキューブのがいいよね

    俺のフォックスを倒せると思うならかかってこい!!

    ……ww


    さて、その2みよーっと
  15. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/04/10(日) 23:25: :edit
    ※10
    そのゲームキューブの方のカービィがお相手しようか…空中上Aのロマンを食らわせてやる!

    しかしほのぼのSSもたまにはいいよね
  16. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/05/30(月) 18:33: :edit
    通行止めwwww
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俺の妹がこんなに可愛いわけがない 黒猫 白猫Ver.
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