2010/12/25(土)
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 04:53:59.94 ID:3QEytq2H0
講堂の壇上にパイプ椅子が二つ並べられている。
片方には古泉が、もう片方には俺が座っている。
下半身は下着すら身に着けておらず、それを全校生徒に見られているこの現実を思うと死にたくなる。
ハルヒが俺の横に。
朝比奈さんが古泉の横に。
二人は両膝を床につけ、それぞれのパートナー、そう、俺と古泉の陰茎を握っていた。
国木田のアナウンスが始まった。
「さあ! 第一回SOS団手コキ大会、これよりスタートです!」
異様なほどの歓声が講堂に響く。
いつも頼りにしている宇宙人は、今回は審判としての役目をハルヒから言い渡されていた。
長門は壇上の中間地点に立って、俺たちを空ろな目で見つめている。
俺と古泉は、今から全校生徒の目の前で、手コキをされるのだ。
ああ、こんちくしょう!
一体、どうしてこうなった?
講堂の壇上にパイプ椅子が二つ並べられている。
片方には古泉が、もう片方には俺が座っている。
下半身は下着すら身に着けておらず、それを全校生徒に見られているこの現実を思うと死にたくなる。
ハルヒが俺の横に。
朝比奈さんが古泉の横に。
二人は両膝を床につけ、それぞれのパートナー、そう、俺と古泉の陰茎を握っていた。
国木田のアナウンスが始まった。
「さあ! 第一回SOS団手コキ大会、これよりスタートです!」
異様なほどの歓声が講堂に響く。
いつも頼りにしている宇宙人は、今回は審判としての役目をハルヒから言い渡されていた。
長門は壇上の中間地点に立って、俺たちを空ろな目で見つめている。
俺と古泉は、今から全校生徒の目の前で、手コキをされるのだ。
ああ、こんちくしょう!
一体、どうしてこうなった?
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 04:57:03.95 ID:qRLHPtb4O
南部朝から何してんだ
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 05:04:51.88 ID:3QEytq2H0
そう、あれは昨日の団活での事だった。
ハルヒと朝比奈さんがちょっとした口論になった。
口論とは言っても、ハルヒが一方的に喋るだけなのだが。
とはいえ、朝比奈さんも珍しく自分の意見を曲げなかった。
まあ、女性としては、自分の乳首がドス黒いなんて肯定できるわけがないからな。
業を煮やしたハルヒは、こう言った。
「こうなったら、手コキ勝負で決着をつけましょう! 早くイかせた方の勝ちよ!」
そんなわけで、俺と古泉が手コキされる側になり、長門は審判とされた。
しかし、何故に俺がハルヒで古泉が朝比奈さんなのか。
納得いかず、一応抗議してはみた。
しかし、これといった理由は教えてはもらえなかった。
あれよあれよという間に、いつのまにか手コキ勝負は手コキ大会となり、全校生徒の前でご披露する事になってしまった。
古泉によれば、これもハルヒの力らしいのだが、何故に見せる必要があるのか。
その問いにも古泉は答えてくれた。
「ご自分の手コキのテクニックを大勢に見せたいのではないでしょうか?」
そんな事に俺を巻き込まないでくれ、頼むから。
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 05:06:23.97 ID:/c0v43d90
全校生徒はやばいだろw
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 05:14:26.72 ID:3QEytq2H0
さて、現在俺たちは講堂の壇上に居るわけだが、SOS団ではない協力者もいる。
アナウンサーの国木田、そして解説の谷口だ。
「どうですか谷口さん。今回の手コキ勝負、どちらが勝つと思いますか?」
「うーん、そうだねえ。キョンが有利だと、俺は思うね」
「それはどういう……おっと、もう時間です。それでは審判の長門さん、お願いします!」
長門は俺たちを眺めると、右手を挙げ、言った。
「手コキ勝負、始め」
歓声と嬌声の聞こえる中、ハルヒは俺の陰茎を玩んでいた。
いい匂いがすると思ったら、こいつの髪の匂いだったのか。
香水でもなさそうだし、シャンプーの匂いだろう。
正直、俺の鼓動は高鳴っていた。
だってそうだろ?
ただで女子高生に手コキされるんだ、期待しない男なんていない。
ハルヒの鼻息吐息を太ももに感じる。
こいつ、見た目はいいからなぁ。
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 05:16:23.16 ID:cCyCkVOQP
教師は一体なにをしているので…?
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 05:20:04.18 ID:H6pRrAcPP
>>16
応援に決まってる
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 05:20:43.93 ID:3QEytq2H0
「痛ってっ、痛いって!」
俺は叫んだ。
「ななななな、なんでよ!」
「何でと言われても、そんなに握り締めたら痛いに決まってるじゃないか!」
そう、こともあろうかハルヒは俺の陰茎を、そのご自慢の握力で思い切り握り締めたのだ。
「そ、そんな事言われても、初めてなんだから仕方ないじゃない!」
「手コキ初めてなのに勝負に選んだのか? 馬鹿かお前!」
「うるさい! あんたはとっととチンチン固くしなさいよ!」
全く、男心ってものが分かっていない奴だ。
それに引き換え、古泉の方は朝比奈さんだ。
優しく、丁寧な手コキをしていることだろう。
俺は妬ましく思いながら、隣の手コキ場を見た。
そこには意外な光景が広がっていた。
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 05:30:46.27 ID:3QEytq2H0
「あっ、あっあっ、あの、どうですか?」
「そ、そうですね……もっと強めにお願いできますか?」
「あっ、はいっ、こ、こうですか?」
朝比奈さんも、手コキは初めてのようだ。
もの凄くテンパっているのがよく分かる。
しかし。
問題は古泉だ。
あの朝比奈さんに手コキされているというのに、らしくもなく眉間に皺を寄せ、貧乏揺すりをしている。
例え技術が無くとも、朝比奈さんレベルの美少女に手コキされれば、健全な男子高校生なら二秒で勃起するだろうに。
一体、どういう事だ?
国木田の声が講堂内に響き渡る。
「えー、今のところ、どっちも上手くいってないようですね」
「だろうねえ。キョンと涼宮選手の方はともかく、古泉と朝比奈選手は問題があるからねえ」
「問題、と言いますと?」
「古泉、ねえ。彼、ホモなんだよ、ホモ。いくら美少女の手コキでも、ホモじゃ意味ないよねえ?」
「な、なんと! 古泉一樹はホモだという事実が判明しました! だから先程、涼宮選手の方が有利だと仰ったのですね!」
成る程……そういえばそうだったな。
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 05:33:29.58 ID:f+PnwSW3P
あぁーそういえば
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 05:39:06.14 ID:3QEytq2H0
ホモの古泉にとって、朝比奈さんに手コキされるのは苦痛以外の何物でもないだろう。
俺は、そこに勝機を見出した。
「おい、ハルヒ」
「なに? 早くチンチン立てなさいよ」
「そんな調子じゃ、いくら俺が健全な異性愛者でも勃起は望めんぞ」
「じゃあ、どうしたらいいのよ!」
「つまりだ……優しく、恋人にしてあげるような感じで頼む」
「こっ! バッ、バカ! 何言うのよ!」
「よく聞け、ハルヒ! 古泉はホモだから朝比奈さんの手コキでは勃起もしないだろう。
しかし何らかの作戦を立ててくることはありうる! 今がチャンスなんだ!
だから、俺が勃起して、射精すればお前の勝ちなんだ! 勝ちたくないのかよ!」
ハルヒは、真面目な表情になり、言った。
「そうね……戸惑ってる余裕は無さそうね。いいわ、教えてちょうだい……あんたの望む、手コキを」
俺とハルヒが見つめ合う。
手コキ大会という名の戦場での、戦友が交わす視線。
ハルヒの、手コキが変わった。
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 05:45:56.00 ID:sEvL5joQ0
目つきが変わったみたいに言うなwwwwwwww
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 05:49:31.77 ID:3QEytq2H0
しっかりと俺を見つめながらも、優しく陰茎をしごく。
涎を陰茎に垂らし、ローション代わりにする。
ねっちゃ、ねっちゃと音を立て、俺の陰茎とハルヒの右手に、白いカスが付着する。
「いいぞ、ハルヒ……そうだ、それでいいんだ……勃起してきた」
「キョン、気持ちいいのね。これがいいのね?」
「ああ……そのまま、強弱をつけてくれ……」
既に勝利を確信し、朝比奈さんたちの方を見る。
……!?
どういうことだ?
古泉が……勃起している?
何故だ? 何故、古泉が勃起を?
そんな馬鹿な! 俺は叫びそうになった。
「ふふ……僕を甘く見ましたね」
古泉がニヤリと笑い、言う。
「全校生徒の前で、自分の性癖を暴かれる……こんなに感じることがあるでしょうか?」
そうだ、しまった。
古泉は、変態でもあったのだ! この状況はまずい! 古泉の性感空間になっちまってる!
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 05:58:45.57 ID:3QEytq2H0
既に朝比奈さんは古泉の陰茎をただ触っているだけになっていた。
古泉は、状況だけで射精する気なのだ。
負ける……!
俺はそう思った。
しかし。
「キョン……キョン……」
ハルヒは、今もなお、俺の陰茎をしごいていた。
負けが視え、萎えかけた俺の陰茎を。
……そうだな。
負けるわけには行かないよな。
「……ハルヒ」
「ん」
「左手で、してくれないか?」
これは賭けだった。
利き手じゃない分、その手コキはぎこちなくなるだろう。
しかし、俺は何故か確信していた。
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 06:07:59.47 ID:3QEytq2H0
左手にスイッチしたハルヒは、懸命に俺の陰茎をしごいた。
その技術は稚拙で、頼りないものだ。
だが。
だからこそ、俺は興奮した。
慣れない手でされる手コキ。
妹に初めて手コキさせた時の事を思い出す。
手コキはテクニックじゃない。
心だ。
相手を気持ちよくさせようとする、その気持ちが大切なんだ。
いつの間にか唾液は乾いていたが、陰茎は濡れていた。
そう、カウパーが出ていたのだ。
唾液と違い、ぬるぬる感はこちらが数倍上……。
これで、何とか行く事ができれば!
国木田の声。谷口の解説。
「おおっと、朝比奈選手、転んだ! 古泉一樹を巻き込んで盛大に転びました!」
「これはとんだハプニングですねえ。古泉の脳内で築き上げられた『観られるシチュエーション』が崩れる可能性がある」
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 06:09:40.13 ID:H6pRrAcPP
妹ェ…
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 06:14:53.92 ID:3QEytq2H0
その通りだった。
古泉は立ち上がり、パイプ椅子に座りなおして朝比奈さんに手コキさせたものの、
既にその陰茎はぐったりとし始めていた。
変態にとって、現実は敵であり、妄想を破壊された古泉は明らかに憔悴していた。
勝てる。
そう思った。
だが、俺は、古泉という男の底力を侮っていた。
朝比奈さんに手コキさせながら、俺を見つめる古泉。
いや、俺の陰茎を見つめる古泉。
なんて奴だ!
ホモだという弱点をひっくり返しやがった!
あいつは俺の陰茎を見て興奮していやがる!
「ハルヒ! 急ぐんだ!」
「で、でも! もう左手が動かない! 腱鞘炎になっちゃったみたい!」
「な、なら右手でいい! 何でもいいから俺の陰茎を刺激しろーっ! 間に合わなくなっても知らんぞーーっ!」
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 06:21:51.62 ID:3QEytq2H0
「くっ……うぇぇぇぇぇ……」
俺の股間の前でハルヒが泣いている。
あの、ハルヒが泣いている。
俺は、言いようのない感覚に襲われた。
ハルヒが、泣いているんだ。
自分の無力さに。技術の無さに。無謀さに。
これほど興奮する出来事があるだろうか?
否、無い。
俺はハルヒの手首を掴み、思い切り上下にしごかせた。
目を見開くハルヒ。
髪の毛を掴み、その顔面めがけて、俺は思いっ切り、ぶっかけた!
審判の長門が笛を鳴らす。
ピリリリリと、はっきり聞こえる笛の音。
「キョン、射精確認。勝者、涼宮ハルヒ」
大歓声が、講堂を支配した。
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 06:32:33.44 ID:3QEytq2H0
「……勝った? あたし、勝ったの?」
「……ああ。お前の勝ちだ」
古泉と、朝比奈さんがこちらに来た。
「ごめんなさい、古泉君……」
「いえ、僕もまだまだ修行が足りませんね」
「みくるちゃん……」
「涼宮さん。認めます、わたしの乳首はドス黒いんです。……ほら」
朝比奈さんが豊満な乳から覗かせた乳首は、確かにドス黒く、乳輪が馬鹿でかかった。
「いいのよ、みくるちゃん。あたしも、悪かったから」
「雨降って地固まる、というやつですね」
国木田が、谷口が喋っている。
半ばから聞いてはいなかったが、俺たちの手コキ勝負をずっと実況してたらしい。
「いやー、いい勝負でしたね。次回が楽しみです」
「まさかホモや変態を逆手に取った作戦を取るとは思わなかったねえ。どちらもいい仕事してたよ、うん」
大団円に終わろうとしていたその時。
大きな衝撃が全員を襲った。
45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 06:40:43.39 ID:3QEytq2H0
「地震だ!? でかいぞ!?」
「な、なんて揺れだ!」
「慌てずに! 落ち着いて!」
後で知ったところによると、十年以上昔の大震災と同じくらいの地震が、北校にだけ起こったらしい。
しかし、今の俺にはそんな事はどうでもいいことであった。
地震よりも大変な事が起こってしまったのだ。
下半身全裸の男が二人。
一人は、勃起したままの状態。
そう。
俺の肛門に、古泉の陰茎が、ずっぽりと差し込まれてしまったのだ。
「おぉうっ!? 古泉、お前……!」
「地震のせいです! 不可抗力です!」
「腰を振るのを止めろ!」
「地震のせいです! 不可抗力です!」
「何故、俺の陰茎をまさぐる!? 止めろ!」
「地震のせいです! 不可抗力です!」
――結局、この後、俺は、六回も中出しされた。
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 07:00:16.79 ID:3QEytq2H0
―― 手コキ大会から一ヵ月後。
北高は見る見るうちに復興を遂げた。
我らがSOS団室も、新築校舎とまではいかないが、かなりリフォームされ綺麗になった。
そうだ、変わった事は他にもある。
長門は、あの手コキ大会での審判っぷりを見込まれ、本場アメリカでの舞台にスカウトされ、学校を出て行った。
朝比奈さんは、ドス黒く大きすぎる乳首を、ピンク色の綺麗な乳首にする美容手術の為、風俗で働くそうだ。
ハルヒは、俺が思いっきり顔射した事に感動したのか、インドへ顔射巡礼に旅立った。
その巡礼の賜物かどうかは分からんが、どうやらハルヒの不思議パワーも減少しつつあるそうだ。
それから。
俺と古泉は恋人となった。
今や俺たち二人だけの愛の巣となったSOS団団室で、毎日のように愛を交わしている。
お陰で俺の肛門はゆるゆるになり、常時オムツをしめなければならなくなっちまったがな。
……もしかしたら、俺たちは本来の生き方を逸脱しているのかもしれない。
しかし、これは俺たちが、それぞれ選んだ道だ。
誰にも文句は言わせないし、俺たちも文句は言わない。
ただ、一つ言いたいことは。
何がきっかけで人生が変わるか、分からないってことだけだ。
-End-
53 :南部十四朗 ◆pTqMLhEhmY :2010/12/11(土) 07:00:58.74 ID:3QEytq2H0
最近、寒くなりましたね。
震災の時の夢を見て飛び起きて、眠れなくなってPCをONにしました。
たまには古泉もハッピーエンドがあっても良いと思い書きました。
読んで下さった方々、ありがとうございました。
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 07:05:17.00 ID:ZrCgn/TeO
どうしてこうなった乙
古泉「クリスマスイブ、ですね」
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:08:45.81 ID:1p1IUxzx0
古泉「クリトリス愛撫、ではありませんよ」
キョン「分かってる」
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:10:14.94 ID:1p1IUxzx0
古泉「イエス・キリストの誕生日に日本では子種を仕込むなんて、
逆に素晴らしい事だとは思いませんか」
キョン「リア充は爆発してほしいよな」
古泉「貴方が言いますか」
キョン「童貞だから言う権利はある」
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:11:16.39 ID:1p1IUxzx0
古泉「イブに男が二人だけ」
キョン「貞操だけは守らせてくれ」
古泉「保障しかねます」
キョン「頼むから理性を保て」
6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:12:02.61 ID:1p1IUxzx0
古泉「女性陣は何故いないのでしょうか」
キョン「お前がセクハラしまくったせいだよ」
古泉「ただ、全裸でいただけなのに」
キョン「お前はもう、服を着ててもセクハラだ。存在自体がセクハラだ」
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:12:48.75 ID:1p1IUxzx0
古泉「あーもう。二人でクリトリスパーティでもしますか」
キョン「だな。せっかくのクリスマスだもんな」
古泉「クリトリスがないのにクリトリスパーティ……シュールですよね」
キョン「全裸の男と二人きりでロッカーの中にいる俺の状況のほうがシュールだよ」
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:13:29.70 ID:1p1IUxzx0
古泉「ベリークリトリース!」
キョン「メリークリスマース!」
古泉「クリトリース!」
キョン「……クリトリース」
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:14:25.73 ID:1p1IUxzx0
古泉「少し肌寒いです」
キョン「安心しろ。馬鹿は風をひかない」
古泉「僕は馬鹿ではないのですが」
キョン「そうだな。馬鹿の人に失礼だ」
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:15:48.38 ID:1p1IUxzx0
古泉「実はケーキや御馳走を用意してあるんですよ」
キョン「ケーキ、チキン、ロウソク、ムチ、ギャグボール、三角木馬……。
どんなクリスマスを展開する気だ」
古泉「ギャグボールを噛ませられ、
三角木馬に乗せられて、
ムチで叩かれ、
ロウソクで熱くさせられる、
僕を鑑賞しながら、
貴方がケーキを食べるのです」
キョン「お前とSMしてるの誰だよ。
ってかロッカーの中に良くそれだけ入ったな」
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:17:19.89 ID:1p1IUxzx0
古泉「女体の神秘、と申しましょうか」
キョン「ロッカーって女だったのか」
古泉「いえ、先ほどの品々は、僕の直腸に入れてあったのです」
キョン「お前の直腸、半端ねぇな」
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:25:09.75 ID:1p1IUxzx0
古泉「ケーキ、食べますか」
キョン「ああ。チョコケーキか。あんまり好きではないが」
古泉「それはチーズケーキです」
キョン「ご馳走様でした」
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:30:24.78 ID:1p1IUxzx0
古泉「しかし、クリトリス愛撫なんて、我々日本人には関係ありませんよね」
キョン「そんな事はないだろ。キリスト教を信仰している人も多い」
古泉「でもズッコンバッコンするのはおかしいと思いませんか」
キョン「それは、確かにな。欧米では家族と過ごす日らしいし」
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:32:17.58 ID:1p1IUxzx0
古泉「やはり、真の信仰の姿を思い出してほしいものです」
キョン「リア充の交尾の口実になるのは悔しいからな」
古泉「話は変わりますが、男色というのをご存知ですか?」
キョン「変わりすぎだろ、おい」
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:33:46.22 ID:1p1IUxzx0
古泉「世界各地で行われてきた事です。つまり、ホモは別におかしい事では無いのです」
キョン「それは認めてもいい」
古泉「じゃあ、アナルセックスをしましょう。このロッカーの中で」
キョン「それは認められない」
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:35:43.78 ID:1p1IUxzx0
古泉「何故です? 片方は認め、片方は認めない。
エゴですよ、それは!」
キョン「ああ、俺のエゴだ! おかしいか!?」
古泉「このっ!」
キョン「ぐっ、……殴ったね、親父にも打たれた事が無いのに!」
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:41:48.35 ID:1p1IUxzx0
古泉「殴って何が悪いんです!」
キョン「おかしいだろ! 俺にも拒否する権利はある!」
古泉「おかしいと思ったのなら、僕を殴ればいいじゃありませんか!」
キョン「お前にとってはご褒美だろ、この変態が!」
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:44:05.73 ID:1p1IUxzx0
古泉「全く……殴りもしない、ホモセックスもしない。
貴方は何をしにこのロッカーに入っているんです?」
キョン「というかハルヒたちに押し込められただけだがな」
古泉「全裸でセクハラなのは僕だけだったというのに。
巻き添えを食わせて、申し訳ありませんね」
キョン「いいさ。俺も、下半身は露出させていたから、ついでだったんだろ」
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:46:17.57 ID:1p1IUxzx0
古泉「それは気がつきませんでした。まさか貴方がでん部を露出させる趣味があろうとは」
キョン「趣味じゃない。朝、制服のズボンが無かったからはいて来なかっただけだ」
古泉「充分、変態じゃないですか」
キョン「故意と偶然とは違うよ、君ィ」
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:51:37.62 ID:1p1IUxzx0
古泉「まあ、深く追求はしないでおきましょう」
キョン「助かる」
古泉「しかし、話を本題に戻すと、クリトリス愛撫です」
キョン「だな……何で日本はこうなっちまったんだか」
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:54:17.75 ID:1p1IUxzx0
古泉「元々、日本人は『取り込む』事が上手い人種なんですよ」
キョン「ああ、昔からそうだったようだな」
古泉「農耕方法や冶金技術など、そのまま使うのではなく、自分たちなりのアレンジを加えるのです」
キョン「その最たるものが、言語……日本語だな」
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:56:52.99 ID:1p1IUxzx0
古泉「例えば現代の僕たちが、仮に江戸時代に時間旅行したとして。
スムーズに溶け込む事ができるでしょうか」
キョン「江戸時代は閉鎖的だからな。上手くはいかんだろう」
古泉「では、明治時代ではどうでしょう」
キョン「そのあたりなら何とかいけそうな気がするな。
というか、今更だけど、朝比奈さんも苦労してるんだろうなぁ」
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 19:05:34.16 ID:1p1IUxzx0
古泉「時代とともに、変化は目まぐるしいです。
現代では、そのスピードは昔より更に速くなっているようですね」
キョン「以前は十年一昔、と言っていたが、今では五年一昔でも足りないくらいだしな」
古泉「ちょっと、陰茎を膝に当てないでください」
キョン「……当ててるんだよ」
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 19:07:23.55 ID:1p1IUxzx0
古泉「……それは、一体どういう事なのですか?」
キョン「つまり、だ。
俺も変化していってるって事だ」
古泉「貴方の、変化……と、言う事は!」
キョン「ああ。ホモセックスも、悪くないと思い始めてる」
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 19:08:44.01 ID:1p1IUxzx0
古泉「おお……おおお……っ!」
キョン「泣くなよ、みっともない」
古泉「しかし、しかしこれは……」
キョン「……随分と待たせちまったな。
さあ、古泉。尻を貸してくれ」
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 19:16:51.90 ID:1p1IUxzx0
古泉「っ! ……んっ、お手柔らかにお願いします……!」
キョン「きついな。初めてなのか?」
古泉「ええ。アナルバージンは貴方に、と決めてましたから」
キョン「古泉の 尻の穴に 入れてみたら 文明開化の音がする ってか? ははは!」
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 19:18:36.07 ID:1p1IUxzx0
古泉「あっあっ、前立腺に当たってますよぅ!」
キョン「すげえ締め付けだ……根元ごと、持ってかれそうだぜ」
古泉「んっ、乳首、乳首も弄って下さいっ!」
キョン「やれやれ……コリコリじゃないか」
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 19:25:25.67 ID:1p1IUxzx0
古泉「んあっ、んあっ、んはぁっ!」
キョン「俺、もう、もうっ!」
古泉「来て下さいっ! 僕とっ! 僕と一緒にぃっ!」
キョン「あぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁっっ!」
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 19:27:47.44 ID:1p1IUxzx0
古泉「……はぁーっ、はぁーっ、はぁーっ」
キョン「はっ、はっ、はっ、はっ……」
古泉「ん……キス……?」
キョン「ん。あむねむねろむろれろなむ、ちゅっぱっ」
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 19:28:37.70 ID:1p1IUxzx0
古泉「ふぅ……」
キョン「……なあ」
古泉「はい?」
キョン「……何してんだろうな、俺たち」
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 19:38:05.04 ID:1p1IUxzx0
古泉「ホモセックスですが、何か?」
キョン「生産性、皆無だよな」
古泉「まあ、残念ながら子供は産まれませんが……。
得るものはありませんでしたか?」
キョン「俺が得たのは陰茎に付いたお前の糞だけだよ」
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 19:39:49.01 ID:1p1IUxzx0
古泉「もう一戦、どうですか?」
キョン「……いや、もういい。帰る」
古泉「え?」
キョン「妹と、家でクリスマスパーティする。帰る」
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 19:41:16.63 ID:1p1IUxzx0
古泉「ちょ、ちょっと、待ってください! 僕たち、付き合うんですよね?」
キョン「え? 何で?」
古泉「何でって……ホモセックスしたじゃないですか!」
キョン「一回したくらいで彼氏面されるのは困る」
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 19:54:32.84 ID:1p1IUxzx0
古泉「そん……そんな……」
キョン「ま、気が向いたらまた挿入してやるよ」
古泉「……」
キョン「あばよ」
ズシャッ!
キョン「な、に……?」
古泉「男心を弄ぶなんて、許せない」
キョン「これ、は……チキン……?
お前の、糞で、固まった、チキンで、俺を、刺した、のか……」
古泉「僕も、後を追いますよ、ぬっふ」
キョン「……とんだ、メリークリスマスだぜ……」
――大晦日。
忘れ物を忘れて学校に来た谷口によって、二人は発見される。
二人は尻と陰茎でつながっていて、決して離れる事は無かったと言う。
終わり
39 :南部十四朗 ◆pTqMLhEhmY :2010/12/24(金) 19:55:56.59 ID:1p1IUxzx0
メリークリスマス!
甘く楽しい時間は、あっという間に過ぎてしまいます。
一瞬一瞬を、大事に過ごしたいですね。
リア充爆発しろ。
では。
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 20:06:36.90 ID:gLUBTiiI0
お、乙…
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 20:09:33.89 ID:RlN6Doju0
乙…
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 20:10:53.24 ID:C/DS4zKi0
なんか切ねぇ…
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当ブログについて
※欄139さんありがとうです。
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2~3日以内にSSランキングをします。
これかなーっというのを探しておいてください。
季節物なのでクリスマスネタを優先にしていきます。
読み物:ハルヒ
お絵かき掲示板
画像掲示板
南部朝から何してんだ
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 05:04:51.88 ID:3QEytq2H0
そう、あれは昨日の団活での事だった。
ハルヒと朝比奈さんがちょっとした口論になった。
口論とは言っても、ハルヒが一方的に喋るだけなのだが。
とはいえ、朝比奈さんも珍しく自分の意見を曲げなかった。
まあ、女性としては、自分の乳首がドス黒いなんて肯定できるわけがないからな。
業を煮やしたハルヒは、こう言った。
「こうなったら、手コキ勝負で決着をつけましょう! 早くイかせた方の勝ちよ!」
そんなわけで、俺と古泉が手コキされる側になり、長門は審判とされた。
しかし、何故に俺がハルヒで古泉が朝比奈さんなのか。
納得いかず、一応抗議してはみた。
しかし、これといった理由は教えてはもらえなかった。
あれよあれよという間に、いつのまにか手コキ勝負は手コキ大会となり、全校生徒の前でご披露する事になってしまった。
古泉によれば、これもハルヒの力らしいのだが、何故に見せる必要があるのか。
その問いにも古泉は答えてくれた。
「ご自分の手コキのテクニックを大勢に見せたいのではないでしょうか?」
そんな事に俺を巻き込まないでくれ、頼むから。
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 05:06:23.97 ID:/c0v43d90
全校生徒はやばいだろw
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 05:14:26.72 ID:3QEytq2H0
さて、現在俺たちは講堂の壇上に居るわけだが、SOS団ではない協力者もいる。
アナウンサーの国木田、そして解説の谷口だ。
「どうですか谷口さん。今回の手コキ勝負、どちらが勝つと思いますか?」
「うーん、そうだねえ。キョンが有利だと、俺は思うね」
「それはどういう……おっと、もう時間です。それでは審判の長門さん、お願いします!」
長門は俺たちを眺めると、右手を挙げ、言った。
「手コキ勝負、始め」
歓声と嬌声の聞こえる中、ハルヒは俺の陰茎を玩んでいた。
いい匂いがすると思ったら、こいつの髪の匂いだったのか。
香水でもなさそうだし、シャンプーの匂いだろう。
正直、俺の鼓動は高鳴っていた。
だってそうだろ?
ただで女子高生に手コキされるんだ、期待しない男なんていない。
ハルヒの鼻息吐息を太ももに感じる。
こいつ、見た目はいいからなぁ。
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 05:16:23.16 ID:cCyCkVOQP
教師は一体なにをしているので…?
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 05:20:04.18 ID:H6pRrAcPP
>>16
応援に決まってる
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 05:20:43.93 ID:3QEytq2H0
「痛ってっ、痛いって!」
俺は叫んだ。
「ななななな、なんでよ!」
「何でと言われても、そんなに握り締めたら痛いに決まってるじゃないか!」
そう、こともあろうかハルヒは俺の陰茎を、そのご自慢の握力で思い切り握り締めたのだ。
「そ、そんな事言われても、初めてなんだから仕方ないじゃない!」
「手コキ初めてなのに勝負に選んだのか? 馬鹿かお前!」
「うるさい! あんたはとっととチンチン固くしなさいよ!」
全く、男心ってものが分かっていない奴だ。
それに引き換え、古泉の方は朝比奈さんだ。
優しく、丁寧な手コキをしていることだろう。
俺は妬ましく思いながら、隣の手コキ場を見た。
そこには意外な光景が広がっていた。
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 05:30:46.27 ID:3QEytq2H0
「あっ、あっあっ、あの、どうですか?」
「そ、そうですね……もっと強めにお願いできますか?」
「あっ、はいっ、こ、こうですか?」
朝比奈さんも、手コキは初めてのようだ。
もの凄くテンパっているのがよく分かる。
しかし。
問題は古泉だ。
あの朝比奈さんに手コキされているというのに、らしくもなく眉間に皺を寄せ、貧乏揺すりをしている。
例え技術が無くとも、朝比奈さんレベルの美少女に手コキされれば、健全な男子高校生なら二秒で勃起するだろうに。
一体、どういう事だ?
国木田の声が講堂内に響き渡る。
「えー、今のところ、どっちも上手くいってないようですね」
「だろうねえ。キョンと涼宮選手の方はともかく、古泉と朝比奈選手は問題があるからねえ」
「問題、と言いますと?」
「古泉、ねえ。彼、ホモなんだよ、ホモ。いくら美少女の手コキでも、ホモじゃ意味ないよねえ?」
「な、なんと! 古泉一樹はホモだという事実が判明しました! だから先程、涼宮選手の方が有利だと仰ったのですね!」
成る程……そういえばそうだったな。
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 05:33:29.58 ID:f+PnwSW3P
あぁーそういえば
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 05:39:06.14 ID:3QEytq2H0
ホモの古泉にとって、朝比奈さんに手コキされるのは苦痛以外の何物でもないだろう。
俺は、そこに勝機を見出した。
「おい、ハルヒ」
「なに? 早くチンチン立てなさいよ」
「そんな調子じゃ、いくら俺が健全な異性愛者でも勃起は望めんぞ」
「じゃあ、どうしたらいいのよ!」
「つまりだ……優しく、恋人にしてあげるような感じで頼む」
「こっ! バッ、バカ! 何言うのよ!」
「よく聞け、ハルヒ! 古泉はホモだから朝比奈さんの手コキでは勃起もしないだろう。
しかし何らかの作戦を立ててくることはありうる! 今がチャンスなんだ!
だから、俺が勃起して、射精すればお前の勝ちなんだ! 勝ちたくないのかよ!」
ハルヒは、真面目な表情になり、言った。
「そうね……戸惑ってる余裕は無さそうね。いいわ、教えてちょうだい……あんたの望む、手コキを」
俺とハルヒが見つめ合う。
手コキ大会という名の戦場での、戦友が交わす視線。
ハルヒの、手コキが変わった。
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 05:45:56.00 ID:sEvL5joQ0
目つきが変わったみたいに言うなwwwwwwww
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 05:49:31.77 ID:3QEytq2H0
しっかりと俺を見つめながらも、優しく陰茎をしごく。
涎を陰茎に垂らし、ローション代わりにする。
ねっちゃ、ねっちゃと音を立て、俺の陰茎とハルヒの右手に、白いカスが付着する。
「いいぞ、ハルヒ……そうだ、それでいいんだ……勃起してきた」
「キョン、気持ちいいのね。これがいいのね?」
「ああ……そのまま、強弱をつけてくれ……」
既に勝利を確信し、朝比奈さんたちの方を見る。
……!?
どういうことだ?
古泉が……勃起している?
何故だ? 何故、古泉が勃起を?
そんな馬鹿な! 俺は叫びそうになった。
「ふふ……僕を甘く見ましたね」
古泉がニヤリと笑い、言う。
「全校生徒の前で、自分の性癖を暴かれる……こんなに感じることがあるでしょうか?」
そうだ、しまった。
古泉は、変態でもあったのだ! この状況はまずい! 古泉の性感空間になっちまってる!
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 05:58:45.57 ID:3QEytq2H0
既に朝比奈さんは古泉の陰茎をただ触っているだけになっていた。
古泉は、状況だけで射精する気なのだ。
負ける……!
俺はそう思った。
しかし。
「キョン……キョン……」
ハルヒは、今もなお、俺の陰茎をしごいていた。
負けが視え、萎えかけた俺の陰茎を。
……そうだな。
負けるわけには行かないよな。
「……ハルヒ」
「ん」
「左手で、してくれないか?」
これは賭けだった。
利き手じゃない分、その手コキはぎこちなくなるだろう。
しかし、俺は何故か確信していた。
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 06:07:59.47 ID:3QEytq2H0
左手にスイッチしたハルヒは、懸命に俺の陰茎をしごいた。
その技術は稚拙で、頼りないものだ。
だが。
だからこそ、俺は興奮した。
慣れない手でされる手コキ。
妹に初めて手コキさせた時の事を思い出す。
手コキはテクニックじゃない。
心だ。
相手を気持ちよくさせようとする、その気持ちが大切なんだ。
いつの間にか唾液は乾いていたが、陰茎は濡れていた。
そう、カウパーが出ていたのだ。
唾液と違い、ぬるぬる感はこちらが数倍上……。
これで、何とか行く事ができれば!
国木田の声。谷口の解説。
「おおっと、朝比奈選手、転んだ! 古泉一樹を巻き込んで盛大に転びました!」
「これはとんだハプニングですねえ。古泉の脳内で築き上げられた『観られるシチュエーション』が崩れる可能性がある」
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 06:09:40.13 ID:H6pRrAcPP
妹ェ…
39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 06:14:53.92 ID:3QEytq2H0
その通りだった。
古泉は立ち上がり、パイプ椅子に座りなおして朝比奈さんに手コキさせたものの、
既にその陰茎はぐったりとし始めていた。
変態にとって、現実は敵であり、妄想を破壊された古泉は明らかに憔悴していた。
勝てる。
そう思った。
だが、俺は、古泉という男の底力を侮っていた。
朝比奈さんに手コキさせながら、俺を見つめる古泉。
いや、俺の陰茎を見つめる古泉。
なんて奴だ!
ホモだという弱点をひっくり返しやがった!
あいつは俺の陰茎を見て興奮していやがる!
「ハルヒ! 急ぐんだ!」
「で、でも! もう左手が動かない! 腱鞘炎になっちゃったみたい!」
「な、なら右手でいい! 何でもいいから俺の陰茎を刺激しろーっ! 間に合わなくなっても知らんぞーーっ!」
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 06:21:51.62 ID:3QEytq2H0
「くっ……うぇぇぇぇぇ……」
俺の股間の前でハルヒが泣いている。
あの、ハルヒが泣いている。
俺は、言いようのない感覚に襲われた。
ハルヒが、泣いているんだ。
自分の無力さに。技術の無さに。無謀さに。
これほど興奮する出来事があるだろうか?
否、無い。
俺はハルヒの手首を掴み、思い切り上下にしごかせた。
目を見開くハルヒ。
髪の毛を掴み、その顔面めがけて、俺は思いっ切り、ぶっかけた!
審判の長門が笛を鳴らす。
ピリリリリと、はっきり聞こえる笛の音。
「キョン、射精確認。勝者、涼宮ハルヒ」
大歓声が、講堂を支配した。
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 06:32:33.44 ID:3QEytq2H0
「……勝った? あたし、勝ったの?」
「……ああ。お前の勝ちだ」
古泉と、朝比奈さんがこちらに来た。
「ごめんなさい、古泉君……」
「いえ、僕もまだまだ修行が足りませんね」
「みくるちゃん……」
「涼宮さん。認めます、わたしの乳首はドス黒いんです。……ほら」
朝比奈さんが豊満な乳から覗かせた乳首は、確かにドス黒く、乳輪が馬鹿でかかった。
「いいのよ、みくるちゃん。あたしも、悪かったから」
「雨降って地固まる、というやつですね」
国木田が、谷口が喋っている。
半ばから聞いてはいなかったが、俺たちの手コキ勝負をずっと実況してたらしい。
「いやー、いい勝負でしたね。次回が楽しみです」
「まさかホモや変態を逆手に取った作戦を取るとは思わなかったねえ。どちらもいい仕事してたよ、うん」
大団円に終わろうとしていたその時。
大きな衝撃が全員を襲った。
45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 06:40:43.39 ID:3QEytq2H0
「地震だ!? でかいぞ!?」
「な、なんて揺れだ!」
「慌てずに! 落ち着いて!」
後で知ったところによると、十年以上昔の大震災と同じくらいの地震が、北校にだけ起こったらしい。
しかし、今の俺にはそんな事はどうでもいいことであった。
地震よりも大変な事が起こってしまったのだ。
下半身全裸の男が二人。
一人は、勃起したままの状態。
そう。
俺の肛門に、古泉の陰茎が、ずっぽりと差し込まれてしまったのだ。
「おぉうっ!? 古泉、お前……!」
「地震のせいです! 不可抗力です!」
「腰を振るのを止めろ!」
「地震のせいです! 不可抗力です!」
「何故、俺の陰茎をまさぐる!? 止めろ!」
「地震のせいです! 不可抗力です!」
――結局、この後、俺は、六回も中出しされた。
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 07:00:16.79 ID:3QEytq2H0
―― 手コキ大会から一ヵ月後。
北高は見る見るうちに復興を遂げた。
我らがSOS団室も、新築校舎とまではいかないが、かなりリフォームされ綺麗になった。
そうだ、変わった事は他にもある。
長門は、あの手コキ大会での審判っぷりを見込まれ、本場アメリカでの舞台にスカウトされ、学校を出て行った。
朝比奈さんは、ドス黒く大きすぎる乳首を、ピンク色の綺麗な乳首にする美容手術の為、風俗で働くそうだ。
ハルヒは、俺が思いっきり顔射した事に感動したのか、インドへ顔射巡礼に旅立った。
その巡礼の賜物かどうかは分からんが、どうやらハルヒの不思議パワーも減少しつつあるそうだ。
それから。
俺と古泉は恋人となった。
今や俺たち二人だけの愛の巣となったSOS団団室で、毎日のように愛を交わしている。
お陰で俺の肛門はゆるゆるになり、常時オムツをしめなければならなくなっちまったがな。
……もしかしたら、俺たちは本来の生き方を逸脱しているのかもしれない。
しかし、これは俺たちが、それぞれ選んだ道だ。
誰にも文句は言わせないし、俺たちも文句は言わない。
ただ、一つ言いたいことは。
何がきっかけで人生が変わるか、分からないってことだけだ。
-End-
53 :南部十四朗 ◆pTqMLhEhmY :2010/12/11(土) 07:00:58.74 ID:3QEytq2H0
最近、寒くなりましたね。
震災の時の夢を見て飛び起きて、眠れなくなってPCをONにしました。
たまには古泉もハッピーエンドがあっても良いと思い書きました。
読んで下さった方々、ありがとうございました。
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/11(土) 07:05:17.00 ID:ZrCgn/TeO
どうしてこうなった乙
古泉「クリスマスイブ、ですね」
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:08:45.81 ID:1p1IUxzx0
古泉「クリトリス愛撫、ではありませんよ」
キョン「分かってる」
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:10:14.94 ID:1p1IUxzx0
古泉「イエス・キリストの誕生日に日本では子種を仕込むなんて、
逆に素晴らしい事だとは思いませんか」
キョン「リア充は爆発してほしいよな」
古泉「貴方が言いますか」
キョン「童貞だから言う権利はある」
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:11:16.39 ID:1p1IUxzx0
古泉「イブに男が二人だけ」
キョン「貞操だけは守らせてくれ」
古泉「保障しかねます」
キョン「頼むから理性を保て」
6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:12:02.61 ID:1p1IUxzx0
古泉「女性陣は何故いないのでしょうか」
キョン「お前がセクハラしまくったせいだよ」
古泉「ただ、全裸でいただけなのに」
キョン「お前はもう、服を着ててもセクハラだ。存在自体がセクハラだ」
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:12:48.75 ID:1p1IUxzx0
古泉「あーもう。二人でクリトリスパーティでもしますか」
キョン「だな。せっかくのクリスマスだもんな」
古泉「クリトリスがないのにクリトリスパーティ……シュールですよね」
キョン「全裸の男と二人きりでロッカーの中にいる俺の状況のほうがシュールだよ」
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:13:29.70 ID:1p1IUxzx0
古泉「ベリークリトリース!」
キョン「メリークリスマース!」
古泉「クリトリース!」
キョン「……クリトリース」
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:14:25.73 ID:1p1IUxzx0
古泉「少し肌寒いです」
キョン「安心しろ。馬鹿は風をひかない」
古泉「僕は馬鹿ではないのですが」
キョン「そうだな。馬鹿の人に失礼だ」
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:15:48.38 ID:1p1IUxzx0
古泉「実はケーキや御馳走を用意してあるんですよ」
キョン「ケーキ、チキン、ロウソク、ムチ、ギャグボール、三角木馬……。
どんなクリスマスを展開する気だ」
古泉「ギャグボールを噛ませられ、
三角木馬に乗せられて、
ムチで叩かれ、
ロウソクで熱くさせられる、
僕を鑑賞しながら、
貴方がケーキを食べるのです」
キョン「お前とSMしてるの誰だよ。
ってかロッカーの中に良くそれだけ入ったな」
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:17:19.89 ID:1p1IUxzx0
古泉「女体の神秘、と申しましょうか」
キョン「ロッカーって女だったのか」
古泉「いえ、先ほどの品々は、僕の直腸に入れてあったのです」
キョン「お前の直腸、半端ねぇな」
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:25:09.75 ID:1p1IUxzx0
古泉「ケーキ、食べますか」
キョン「ああ。チョコケーキか。あんまり好きではないが」
古泉「それはチーズケーキです」
キョン「ご馳走様でした」
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:30:24.78 ID:1p1IUxzx0
古泉「しかし、クリトリス愛撫なんて、我々日本人には関係ありませんよね」
キョン「そんな事はないだろ。キリスト教を信仰している人も多い」
古泉「でもズッコンバッコンするのはおかしいと思いませんか」
キョン「それは、確かにな。欧米では家族と過ごす日らしいし」
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:32:17.58 ID:1p1IUxzx0
古泉「やはり、真の信仰の姿を思い出してほしいものです」
キョン「リア充の交尾の口実になるのは悔しいからな」
古泉「話は変わりますが、男色というのをご存知ですか?」
キョン「変わりすぎだろ、おい」
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:33:46.22 ID:1p1IUxzx0
古泉「世界各地で行われてきた事です。つまり、ホモは別におかしい事では無いのです」
キョン「それは認めてもいい」
古泉「じゃあ、アナルセックスをしましょう。このロッカーの中で」
キョン「それは認められない」
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:35:43.78 ID:1p1IUxzx0
古泉「何故です? 片方は認め、片方は認めない。
エゴですよ、それは!」
キョン「ああ、俺のエゴだ! おかしいか!?」
古泉「このっ!」
キョン「ぐっ、……殴ったね、親父にも打たれた事が無いのに!」
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:41:48.35 ID:1p1IUxzx0
古泉「殴って何が悪いんです!」
キョン「おかしいだろ! 俺にも拒否する権利はある!」
古泉「おかしいと思ったのなら、僕を殴ればいいじゃありませんか!」
キョン「お前にとってはご褒美だろ、この変態が!」
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:44:05.73 ID:1p1IUxzx0
古泉「全く……殴りもしない、ホモセックスもしない。
貴方は何をしにこのロッカーに入っているんです?」
キョン「というかハルヒたちに押し込められただけだがな」
古泉「全裸でセクハラなのは僕だけだったというのに。
巻き添えを食わせて、申し訳ありませんね」
キョン「いいさ。俺も、下半身は露出させていたから、ついでだったんだろ」
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:46:17.57 ID:1p1IUxzx0
古泉「それは気がつきませんでした。まさか貴方がでん部を露出させる趣味があろうとは」
キョン「趣味じゃない。朝、制服のズボンが無かったからはいて来なかっただけだ」
古泉「充分、変態じゃないですか」
キョン「故意と偶然とは違うよ、君ィ」
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:51:37.62 ID:1p1IUxzx0
古泉「まあ、深く追求はしないでおきましょう」
キョン「助かる」
古泉「しかし、話を本題に戻すと、クリトリス愛撫です」
キョン「だな……何で日本はこうなっちまったんだか」
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:54:17.75 ID:1p1IUxzx0
古泉「元々、日本人は『取り込む』事が上手い人種なんですよ」
キョン「ああ、昔からそうだったようだな」
古泉「農耕方法や冶金技術など、そのまま使うのではなく、自分たちなりのアレンジを加えるのです」
キョン「その最たるものが、言語……日本語だな」
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 18:56:52.99 ID:1p1IUxzx0
古泉「例えば現代の僕たちが、仮に江戸時代に時間旅行したとして。
スムーズに溶け込む事ができるでしょうか」
キョン「江戸時代は閉鎖的だからな。上手くはいかんだろう」
古泉「では、明治時代ではどうでしょう」
キョン「そのあたりなら何とかいけそうな気がするな。
というか、今更だけど、朝比奈さんも苦労してるんだろうなぁ」
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 19:05:34.16 ID:1p1IUxzx0
古泉「時代とともに、変化は目まぐるしいです。
現代では、そのスピードは昔より更に速くなっているようですね」
キョン「以前は十年一昔、と言っていたが、今では五年一昔でも足りないくらいだしな」
古泉「ちょっと、陰茎を膝に当てないでください」
キョン「……当ててるんだよ」
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 19:07:23.55 ID:1p1IUxzx0
古泉「……それは、一体どういう事なのですか?」
キョン「つまり、だ。
俺も変化していってるって事だ」
古泉「貴方の、変化……と、言う事は!」
キョン「ああ。ホモセックスも、悪くないと思い始めてる」
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 19:08:44.01 ID:1p1IUxzx0
古泉「おお……おおお……っ!」
キョン「泣くなよ、みっともない」
古泉「しかし、しかしこれは……」
キョン「……随分と待たせちまったな。
さあ、古泉。尻を貸してくれ」
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 19:16:51.90 ID:1p1IUxzx0
古泉「っ! ……んっ、お手柔らかにお願いします……!」
キョン「きついな。初めてなのか?」
古泉「ええ。アナルバージンは貴方に、と決めてましたから」
キョン「古泉の 尻の穴に 入れてみたら 文明開化の音がする ってか? ははは!」
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 19:18:36.07 ID:1p1IUxzx0
古泉「あっあっ、前立腺に当たってますよぅ!」
キョン「すげえ締め付けだ……根元ごと、持ってかれそうだぜ」
古泉「んっ、乳首、乳首も弄って下さいっ!」
キョン「やれやれ……コリコリじゃないか」
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 19:25:25.67 ID:1p1IUxzx0
古泉「んあっ、んあっ、んはぁっ!」
キョン「俺、もう、もうっ!」
古泉「来て下さいっ! 僕とっ! 僕と一緒にぃっ!」
キョン「あぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁっっ!」
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 19:27:47.44 ID:1p1IUxzx0
古泉「……はぁーっ、はぁーっ、はぁーっ」
キョン「はっ、はっ、はっ、はっ……」
古泉「ん……キス……?」
キョン「ん。あむねむねろむろれろなむ、ちゅっぱっ」
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 19:28:37.70 ID:1p1IUxzx0
古泉「ふぅ……」
キョン「……なあ」
古泉「はい?」
キョン「……何してんだろうな、俺たち」
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 19:38:05.04 ID:1p1IUxzx0
古泉「ホモセックスですが、何か?」
キョン「生産性、皆無だよな」
古泉「まあ、残念ながら子供は産まれませんが……。
得るものはありませんでしたか?」
キョン「俺が得たのは陰茎に付いたお前の糞だけだよ」
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 19:39:49.01 ID:1p1IUxzx0
古泉「もう一戦、どうですか?」
キョン「……いや、もういい。帰る」
古泉「え?」
キョン「妹と、家でクリスマスパーティする。帰る」
37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 19:41:16.63 ID:1p1IUxzx0
古泉「ちょ、ちょっと、待ってください! 僕たち、付き合うんですよね?」
キョン「え? 何で?」
古泉「何でって……ホモセックスしたじゃないですか!」
キョン「一回したくらいで彼氏面されるのは困る」
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 19:54:32.84 ID:1p1IUxzx0
古泉「そん……そんな……」
キョン「ま、気が向いたらまた挿入してやるよ」
古泉「……」
キョン「あばよ」
ズシャッ!
キョン「な、に……?」
古泉「男心を弄ぶなんて、許せない」
キョン「これ、は……チキン……?
お前の、糞で、固まった、チキンで、俺を、刺した、のか……」
古泉「僕も、後を追いますよ、ぬっふ」
キョン「……とんだ、メリークリスマスだぜ……」
――大晦日。
忘れ物を忘れて学校に来た谷口によって、二人は発見される。
二人は尻と陰茎でつながっていて、決して離れる事は無かったと言う。
終わり
39 :南部十四朗 ◆pTqMLhEhmY :2010/12/24(金) 19:55:56.59 ID:1p1IUxzx0
メリークリスマス!
甘く楽しい時間は、あっという間に過ぎてしまいます。
一瞬一瞬を、大事に過ごしたいですね。
リア充爆発しろ。
では。
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 20:06:36.90 ID:gLUBTiiI0
お、乙…
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 20:09:33.89 ID:RlN6Doju0
乙…
42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/24(金) 20:10:53.24 ID:C/DS4zKi0
なんか切ねぇ…
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この記事へのコメント
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名前: 通常のナナシ #-: 2010/12/25(土) 06:28: :edit以下ゲッター金糸雀かしら!
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名前: 通常のナナシ #-: 2010/12/25(土) 06:33: :edit南部のふとももにおにんにんはさみたいよぉ
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名前: 通常のナナシ #-: 2010/12/25(土) 06:46: :editまーた南部かwww
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名前: 通常のナナシ #-: 2010/12/25(土) 06:53: :editクリスマスに期待したら南部だったw
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名前: 通常のナナシ #-: 2010/12/25(土) 07:11: :editこれはひどいさすが南部
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名前: 通常のナナシ #-: 2010/12/25(土) 07:51: :edit余裕の6ゲットおおお!!!
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名前: 通常のナナシ #-: 2010/12/25(土) 08:20: :editひとけた
タイトルで南部余裕 -
名前: 通常のナナシ #-: 2010/12/25(土) 08:38: :editタイトル見てから南部余裕でした
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名前: 通常のナナシ #-: 2010/12/25(土) 09:00: :edit今年のクリ○○スも変態ジャンルを持ってきたかしら!
ぷん太&南部乙!! -
名前: 通常のナナシ #pBoZlR9Y: 2010/12/25(土) 09:17: :editあ~、これ途中で読むのやめてたけど南部だったのか。納得。
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名前: 通常のナナシ #-: 2010/12/25(土) 09:23: :editまたおまえか
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名前: 通常のナナシ #-: 2010/12/25(土) 09:49: :edit澪の下痢便といいこれといい
なんでどいつもこいつも糞まみれなんだ -
名前: 通常のナナシ #-: 2010/12/25(土) 10:02: :editぷん太ホント南部好きだな
この勢いだと南部×ぷん太のスレたっちまうぞ -
名前: 通常のナナシ #-: 2010/12/25(土) 10:22: :edit乳輪小さくするとかやめろ
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名前: 通常のナナシ #-: 2010/12/25(土) 10:47: :edit>>3の南部朝から何やってんだでクソフイタwwwwwwww
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名前: 通常のナナシ #-: 2010/12/25(土) 11:22: :editはい、よ~いスタート(棒読み)
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名前: 通常のナナシ #-: 2010/12/25(土) 11:41: :editクソスマスにふさわしい、清々しいSSでした
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名前: 通常のナナシ #-: 2010/12/25(土) 12:17: :edit※2
偽者めっ!
ハルヒのふとももにおにんにんはさみたいよぉ -
名前: 通常のナナシ #-: 2010/12/25(土) 12:43: :edit蛇口から澪の下痢便のやつマダー?
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名前: 通常のナナシ #-: 2010/12/25(土) 13:55: :edit2つ目の方はキレがないな
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名前: 通常のナナシ #-: 2010/12/25(土) 14:03: :edit南部はもういい
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名前: 通常のナナシ #-: 2010/12/25(土) 14:03: :editもうSOD団に改名したらいいんじゃない
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名前: 通常のナナシ #-: 2010/12/25(土) 15:52: :editクリスマスの朝から糞SS読ませやがって…
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名前: 通常のナナシ #-: 2010/12/25(土) 23:29: :editタイトルで南部特定余裕w
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名前: 通常のナナシ #-: 2010/12/26(日) 00:18: :edit南部がいつも通りで安心した
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名前: 通常のナナシ #-: 2010/12/26(日) 10:47: :editメリー振り切るぜ!!
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名前: 通常のナナシ #-: 2011/08/20(土) 20:32: :edit三行で作者がオヤジってのはわかった
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名前: 通常のナナシ #-: 2011/10/08(土) 22:19: :edit乙・・・・・・

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 黒猫 白猫Ver.