2010/11/05(金)
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 19:18:54.81 ID:giMXLOMcO
キョン♀「そうだな」
キョン「いいのか、そんな軽くて」
キョン♀「なにが?」
キョン「お前一応女だろ。俺だが」
キョン♀「別に気にならないだろ。お前は俺だし」
キョン「俺的にはお前は別人なんだがな、見た目的に」
キョン♀「気にするな。何かを期待しているようだが確実にお前はがっかりする」
キョン「何がだ」
キョン♀「俺の体にだ」
キョン♀「そうだな」
キョン「いいのか、そんな軽くて」
キョン♀「なにが?」
キョン「お前一応女だろ。俺だが」
キョン♀「別に気にならないだろ。お前は俺だし」
キョン「俺的にはお前は別人なんだがな、見た目的に」
キョン♀「気にするな。何かを期待しているようだが確実にお前はがっかりする」
キョン「何がだ」
キョン♀「俺の体にだ」
2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 19:22:28.02 ID:giMXLOMcO
キョン「お前ブラもしてないのかよ」
キョン♀「必要ないだろ。これだぜ?」
キョン「…」
キョン♀「ほらな、がっかりした」
キョン「…お前こそ俺に期待すんなよ?」
キョン♀「お前の体は知ってんだよ。元は俺もついてたんだからな」
キョン「そうか。まあそれならいいか」
キョン♀「……あれ、デカくなった?」
キョン「なってねぇ」
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 19:26:09.75 ID:giMXLOMcO
キョン♀「しかしなつかしいな。元気してたかー?」ピン
キョン「おいっ俺の息子で遊ぶんじゃねぇ」
キョン♀「子供が親離れした親の気分って奴だ。たまに無性にあいたくなる」
キョン「…」
キョン♀「よしよし」
キョン「握んなっ」
キョン♀「いてぇっ」
キョン「いいかげん風呂入ろうぜ」
キョン♀「そうだな」
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 19:30:27.42 ID:giMXLOMcO
キョン♀「…」シュル バサ
キョン「なぁ」
キョン♀「ん?」
キョン「お前がポニーテールなのって」
キョン♀「ああ。これが一番しっくりきた」
キョン「…そうか」
キョン♀「他も試してみたんだがな、違和感と嫌悪感で自我を失うところだった」
キョン「それでポニーテールか。お前のポニーテール好きには驚かされる」
キョン♀「風呂あがったらまたしてやるよ」
キョン「おう」
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 19:30:54.04 ID:uNgbIysbO
なにこれこわい
6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 19:35:52.02 ID:giMXLOMcO
ガラララ…
キョン「…」
キョン♀「…」
キョン「…先入っていいぞ。一応お前の家だしな」
キョン♀「気にすんなよ。正真正銘ではないがここは確実お前の家なんだ。扱いは彼氏だが」
キョン「親に彼氏さんって呼ばれるのは思いの外ダメージがでかかったぜ」
キョン♀「ははっ。まあ少しの間だ我慢しろ」
キョン「まったく。やれやれだ」
ザバー…
キョン♀「…」キュッ
シャアアア…
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 19:42:04.18 ID:giMXLOMcO
キョン「…」
キョン♀「ワシャワシャ」
キョン「なぁ」
キョン♀「ん」ワシャワシャ
キョン「お前妹にキョンちゃんて呼ばれてんのな」
キョン♀「ああ」ワシャワシャモコモコ
キョン「姉なのか」
キョン♀「そうだな。一緒に風呂も入るぞ」
キョン「…」
キョン♀「…気持ちはわかるが、なるようになってるから大丈夫だ」
キョン「…いつまで髪洗ってんだ」
キョン♀「長いからな。それと朝比奈さんに髪の洗い方を教わった」
キョン「なんだと!?」
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 19:42:40.87 ID:ASV9H8g+0
どういう事なんだ…
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 19:45:56.62 ID:jXc65AV2O
キョン♀はいわゆるキョン子でいいんだよな?
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 19:46:10.09 ID:giMXLOMcO
キョン「てめぇ」
キョン♀「ちなみに朝比奈の俺への呼び方は『キョンちゃん』だ」
キョン「ぶっ!」
キョン♀「…」ワシャワシャワシャワシャ キュッ
シャアアア
キョン「…」
キョン♀「っっ」バシャバシャ
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 19:49:53.07 ID:giMXLOMcO
キュッ
キョン♀「ぷはっ」
キョン「髪を洗うだけで大変だな」
キョン♀「全くだぜ。世の中のロングヘアー女子全員に毎日お疲れ様と言ってやりたい」
キョン「お疲れ様」
キョン♀「体洗うからもうちょっと浸かっててくれ」
キョン「……なあ」
キョン♀「ん」ガッシュ ガッシュ
キョン「背中洗ってやろうか?」
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 19:55:32.55 ID:giMXLOMcO
キョン♀「……」
キョン「……」
キョン♀「いいなそれ」
キョン「だろ。この状況でしない方が嘘だぜ」
キョン♀「俺を女として見てるお前に引くがお前は俺なんだと思うと自分にドン引きだぜ」
キョン「お前からすれば俺はお前なのかもしれんがな、俺からはお前はどう見ても別人にしか見えん。自分だってのはわかってるんだが」
キョン♀「まあせっかくのこの状況だしな」
キョン「お前以外とはこんなことできねぇしな」
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 19:59:49.54 ID:giMXLOMcO
キョン♀「…」
キョン「…」ザバァ…
キョン♀「まて。前がまだ」
キョン「…どうせなら前も」
キョン♀「だが断る」
キョン「冗談だ。口に出した自分が気持ち悪くて吐きそうだ」
キョン♀「むしろ俺がお前の前を洗ってやりたい」
キョン「なに?」
キョン♀「なつかしいんだよ。女になって一番違和感があるのはそこだからな」
キョン「…胸ないしな」
キョン♀「うるせぇ」
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 20:04:45.47 ID:giMXLOMcO
キョン♀「…で、どうなんだ」
キョン「ん?何がだ」
キョン♀「前だよ。チンコ洗ってもいいのか?」
キョン「おまっ…!マジだったのかよ!」
キョン♀「だから何度も言わせんな。俺はチンコが欲しいんだよ」
キョン「お前っ…その面でなんてこと言いやがる」
キョン♀「前洗わせてやるから。等価交換だ」
キョン「等価じゃねぇ。お前、もっと女としての自分の体をいたわれよ」
キョン♀「いたわってるさ。相手がお前だから言ってるんだ」
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 20:12:00.41 ID:giMXLOMcO
キョン「…わかった」
キョン♀「そうか!」
キョン「じゃまずは先にお前だ。背中流すぞ」
キョン♀「ああ」
ワシャワシャ
キョン「……細いな」ゴシゴシ
キョン♀「女だからな」
キョン「うなじ」
キョン♀「?」
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 20:14:10.47 ID:giMXLOMcO
キョン「やべぇな。お前鏡見たことあるか」
キョン♀「鏡には毎日誰だお前って語りかけてるよ」
キョン「顔もそうだが、うなじもなかなかだ」
キョン♀「黙れ。気持ち悪い」
キョン「うぷっ」
キョン♀「ああ!?」
キョン「すまん、自分のキモさに吐きそうになった…」
キョン♀「目の前の俺に失礼すぎるだろ!?ったく、ムカつくなお前」
キョン「俺はお前だが」
キョン♀「だからなおのことムカつくんだよ」
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 20:18:58.91 ID:giMXLOMcO
キョン「…終わったぞ」
キョン♀「やっぱ体は自分で洗う方がいいな。心もとない」
キョン「…」
キョン♀「じゃ、前洗うか?」
キョン「……やっぱいい」
キョン♀「だと思ったぜ」
キョン「なっ、なんだよそれ。まるで俺がヘタレみたいじゃねぇか」
キョン♀「変態の間違いだろ。普通のヘタレはこんな状況に遭遇しない」
キョン「…それで」
キョン♀「だがお前の体は俺が洗う」
キョン「……なんだかお前が可哀想になってきたぜ」
キョン♀「実際可哀想なんだよ…」
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 20:23:39.78 ID:giMXLOMcO
キョン♀「よし、邪魔だからもう一回湯船入ってろ」
キョン「ああ」ザバー…
キョン♀「……」ゴシゴシ
キョン「…」
キョン♀「……」ゴシゴシ
キョン「…」
キョン♀「……これが噂の視k」
キョン「言うなよ」
キョン♀「ジロジロ見んなよ。洗いにくすぎる」
キョン「胸と股の窪みの泡がいい感じだな」
キョン♀「黙れ」
キョン「うぷっ」
キョン♀「だから失礼だろそれ!?」
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 20:28:10.84 ID:giMXLOMcO
ザバー
キョン♀「…はぁ」
キョン「終わったか」
キョン♀「ああ、交代だ。待たせたな」
キョン「気にすんな」ザバー…
キョン♀「ふぃー…」ザバー…
キョン「その面でおっさんみたいなことやってんじゃねぇ」
キョン♀「心労が溜まると出ちまうんだよ」
キョン「この状況で萎えなければいけない俺の心をこれ以上折らないでくれ」
キョン♀「やれやれだ…さっさと髪洗ってくれ」
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 20:31:15.31 ID:giMXLOMcO
キョン「…」ワシャワシャ
キョン♀「…」
キョン「…」キュッ シャアアア
キョン♀「…」
キョン「ふぅ、終わったぞ」
キョン♀「はやいな!」
キョン「普通だ」
キョン♀「…そうだな」
キョン「…ほら、来いよ」
キョン♀「ん、ああ」ザバー…
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 20:33:45.24 ID:giMXLOMcO
キョン「…」
キョン♀「…」
キョン「…」
キョン♀「…」
キョン「やっぱり、後ろから手をまわした方が」
キョン♀「…そうだな」
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 20:37:37.60 ID:giMXLOMcO
キョン♀「…っ…」ゴシ ゴシ
キョン「…」
キョン♀「っ…どうだ、気持ちいいか」ゴシ ゴシ
キョン「ああ」
キョン♀「やっぱ男はごついな…洗いにくいぜ」ゴシ ゴシ
キョン「人の背後に立って体の前洗ってりゃ体系関わらずキツいだろうよ」
キョン♀「それもそうだな」ゴシ ゴシ
キョン「…(当たってないな…)」
キョン♀「よっ……ほっ……」ゴシ)ゴシ
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 20:42:42.32 ID:giMXLOMcO
キョン♀「だー!洗いにくすぎる!こんな面倒くさいのはやめだ!前行くぞ!」
キョン「おっおい」
キョン♀「だいたいなんで俺の体を洗うのに俺が四苦八苦せねばならんのだ」
キョン「…」
キョン♀「…ぶふっ」
キョン「っ」
キョン♀「やっぱ後ろからにするわ」
キョン「くそ…自信なくなるからはやくしてくれ…」
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 20:45:44.86 ID:giMXLOMcO
キョン♀「……よし」
キョン「…」
キョン♀「握るぜ」
キョン「洗うんだよ」
キョン♀「そうだったな……ん…どうやって洗うんだっけ?」
キョン「はぁ?」
キョン♀「いかん、忘れた」
キョン「お前…」
キョン♀「つーかなんで勃ってんだよコレ!」ギュウッ
キョン「ばっ…やめろ!」
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 20:50:27.15 ID:giMXLOMcO
キョン♀「いてぇ!?」
キョン「ビビッたじゃねーか!」
キョン♀「なんでだよ!いつも自分で握ってんだろ!」
キョン「他人に握らせたことなんか俺に物心がついて以来記憶にねぇんだよ!」
キョン♀「はぁ…馬鹿だな…安心しろよ。俺はお前だろ」
キョン「納得できるか!!」
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 20:56:24.50 ID:giMXLOMcO
キョン♀「だいたいこの体のどこに息子を反応させる魅力があるんだよ…」
キョン「お前はもう忘れたかもしれんがな、男子高校生ってのは女の股の形をした人参を見て勃たせてしまう生き物なんだよ」
キョン♀「最低だな」
キョン「うるせえ」
キョン♀「……で、強く握らなきゃ大丈夫だろ?」
キョン「握らずに洗う選択肢はねぇのかよ」
キョン♀「…軽くな、軽く」ニギ…
キョン「っ…」ゾワ…
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 21:00:44.36 ID:giMXLOMcO
キョン♀「おお…おお……!」ニュ…ニュル…
キョン「…っ」
キョン♀「これだ!表面がゴム製の鉄棒を握る感じ!」ギュッ
キョン「おっ…」
キョン♀「おお……」ニュル…ニュル…
キョン「うっ…」
キョン♀「…」ニュル…
キョン「…っ」
キョン♀「…気持ちいいか?」ニュル
キョン「ぶふっ!」
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 21:06:00.11 ID:giMXLOMcO
キョン「将来俺に彼女が出来て一緒に風呂入って勃たなかったらお前のせいだ」
キョン♀「悪かったよ。ふざけた」
キョン♀「大体これ体洗ってるっていうかさ、完全にオナニー」
キョン「言うな」
キョン♀「…」
キョン「はぁ…」
キョン♀「……気持ちよかった?」
キョン「襲うぞお前」
キョン♀「ぶふっ」
キョン「くそっ!なんの罰ゲームだよ!?ふざけんなよ!?」
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 21:09:54.46 ID:giMXLOMcO
キョン♀「ははは!くっ……はぁ…笑った」
キョン「ちくしょう……」ドヨーン
キョン♀「まぁ落ち込むなって。お前が俺の立場なら絶対笑うぜ」
キョン「慰めになってねーんだよちくしょう…」
キョン♀「…さて、久しぶりに息子と触れあえたし、そろそろ上がるか」
キョン「……はぁ」
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 21:14:33.30 ID:4GdIZSPRO
これ世界観どうなってんの?
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 21:30:46.11 ID:hc4j9xXWO
>>40
キョンが♀になっちゃった世界にキョンがキョン♀の世界にやってきた。じゃね?
キョンは自宅じゃないと言ってるから、長門のマンションか機関辺りに世話してもらってるんだろ
46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 21:47:10.91 ID:giMXLOMcO
キョン♀「はーさっぱりしたな」
キョン「ああ、まったくな!」
キョン♀「…なんだよ、気にしすぎだろお前」
キョン「…」イラッ
キョン♀「ま、ないだろうがムラムラしてきたら言ってくれ。手伝ってやらんこともない」
キョン「…そうかい」
キョン♀「さて、扇風機扇風機…」
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 21:50:53.36 ID:giMXLOMcO
キョン「…」
ガバッ
キョン♀「うわっ!?」バフッ
キョン♀「なにしやがる!!」
キョン「…手伝うって言ったよな」
キョン♀「はぁ?……ってお前っ!正気か!」ジタバタ
キョン「ハルヒ以外の女になら力では負けない自信はあるぜ」ググッ…
キョン♀「くっ…」ググッ…
キョン♀「目を覚ませ!これじゃセルフファッk」
キョン「オェェ!!」
キョン♀「またこのパターンかよ!?」
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 21:59:30.30 ID:giMXLOMcO
キョン「くそ…お前が俺じゃなきゃこんなことには…」
キョン♀「俺じゃなきゃお前は人を押し倒したりしねぇだろ」
キョン「…まあな」
キョン♀「…まぁ、お前の気持ちはわかる」
キョン「…」
キョン♀「せっかく女の自分がいるんだし、色々やってみたいんだろ」
キョン「…」
キョン♀「俺も女として色々やってみたい」
キョン「お前俺より変態じゃねーか」
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 22:05:33.76 ID:giMXLOMcO
キョン♀「まあ幸か不幸か、時間はたっぷりある」
キョン「それなら間違いなく不幸だと言い切れる」
キョン♀「……なぁ」
キョン「……ああ」
キョン♀「…やるか?」
キョン「…おう」
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 22:10:18.16 ID:giMXLOMcO
キョン♀「……お前服脱がせたいよな?ブラつけた方がいいか?」
キョン「雰囲気も何もあったもんじゃねーな…」
キョン「いいよ、そのままで。パジャマもなかなかだ」
キョン♀「そうか」
キョン♀「…しかしあれだな」
キョン「今度は何だ」
キョン♀「俺ってあんな力強かったんだな。押さえつけられてるときビクともしなかったぞ」
キョン「そうか?そんなに強くしたつもりはなかったんだが…」
キョン♀「…」
キョン「…」
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 22:11:55.38 ID:giMXLOMcO
キョン♀「…よし、こい」
キョン「なんだそりゃ…まあいいか、電気消すぞ」
キョン♀「ああ…」
パチン…
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 22:14:29.25 ID:giMXLOMcO
キョン♀「……」ドキドキ
キョン「……」
スッ
キョン♀「っ…」ドキドキ
キョン「……」
キョン♀「っ…」
キョン「……」
キョン♀「…」
キョン「……」
キョン♀「…おい」
キョン「ボタン外れねぇんだよ!逆側からのボタン外しにくいんだよ!」
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 22:18:41.72 ID:giMXLOMcO
キョン♀「…俺が外すか?」
キョン「やめろ。男の沽券に関わる」
キョン♀「…女は童貞をこういう目で見てんのかな」
キョン「…よし!外れた!」
キョン♀「…(哀れだな…俺)」
57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 22:22:36.58 ID:giMXLOMcO
キョン「……それじゃ、いくぜ」
キョン♀「あ、ああ」
キョン「……」ドキドキ
フニ
キョン「!」
キョン♀「…っ」ドキドキ
キョン「…」
フニフニ
キョン♀「…っ」ドキドキ
キョン「…」フニ フニュ
キョン「…なあ、全然揉めないんだg」
キョン♀「わかってるよ!電気消してもわかるくらいがっかりしてんじゃねぇ!」
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 22:30:44.96 ID:giMXLOMcO
キョン「…お前、一応女として胸が小さいことに思うところとかあるのか」
キョン♀「…色々あんだよ」
キョン「…まあいいか。続けるぞ」
キョン♀「…ああ」
キョン「…」フニフニ
ッ
キョン♀「っ」ピクン
キョン「…」
キョン♀「(なんだこれ…た、他人の指やばいぞ…)」
キョン「…」
クリ…
キョン♀「っ…あっ」ピクンッ
キョン♀「~~っ!(くそ、ビクッてなんなよ!恥ずかしいにもほどがある!)」
キョン「…(演技か…?反応良すぎないか?)」
60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 22:36:22.17 ID:giMXLOMcO
キョン♀「はっ…くっ!」ピクッ ピクン
キョン「…」クリクリ
キョン♀「っ……」
キョン「…」コリッ
キョン♀「んっ!」ビクッ
キョン「…(楽しいなこれ…)」フニフニ
キョン♀「っ…(恥ずかしすぎるぞこれ…!)」
62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 22:42:27.11 ID:giMXLOMcO
キョン♀「はぁ…はぁ…」
キョン「…」
キョン♀「…?」
キョン♀「!」
キョン♀「おまっ…完全に勃ってんじゃねぇか」
キョン「この状況で勃たん方がおかしいだろ」
キョン♀「さっきまでえずいてたくせに」
キョン「やめろ思い出させるな。今いい感じに集中できてんだよ」
キョン♀「…そうか」
キョン「…なぁ」
キョン♀「…ん」
キョン「やたらビクビクしてたが、感じてたのか?」
63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 22:48:04.77 ID:giMXLOMcO
キョン♀「まあ、結構…」
キョン♀「ってお前からムードぶち壊してんじゃねーか!普通女にそんなこと聞かねーよ!」
キョン「お前だから聞いてんだよ!」
キョン♀「…それもそうか」
キョン「納得すんのはえーな!?」
キョン「…で、どんな感じだった」
キョン♀「…股の内側が潤ってくる感じだ」
キョン「…」
キョン♀「なんだこれ…恥ずかしすぎるぞ…」
65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 23:00:24.37 ID:giMXLOMcO
キョン「…濡れたのか」
キョン♀「耳ついてんのか。聞き返すんじゃねぇ」
キョン「…」
ガバッ
キョン♀「おわっ!」バフッ
キョン「…」レロッ
キョン♀「あひぃ!?」
キョン「…(どんな声だよ…)」チュウッ…
キョン♀「まっ!いあっ!っ!」ビクッ
キョン「…」レロレロッ チュウッ
キョン♀「っ!…っ!(こいつ調子に乗ってんな!)」
キョン「…(左手で右の乳首…)」クリッ
キョン♀「んんッ!(なにこれめちゃくちゃ感じるんですけど!?)」ビクッ
69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 23:09:04.78 ID:giMXLOMcO
キョン♀「…っ!(くそ…押さえつけやがって…!)」
キョン「…」チュ チュク…
キョン♀「は…あっ…!(勝手に暴走しやがってタマ蹴り上げんぞこいつ!)」
キョン「…」チュウ クリクリ
キョン♀「んあっ!(…だめだできねぇ!タマを蹴るなんて出来るわけがない!想像したら俺までタマのあったところが痛くなってきやがる!)」
キョン「…(ずっとこうしててもいいな)」フニフニ クリッ
キョン♀「…おい、もういいんっ!…はっ…はぁ…はぁ…」
キョン「ん、あ、ああ、そうだな…」
74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 23:17:11.01 ID:giMXLOMcO
キョン「…」
キョン♀「はぁ…はぁ…」
キョン「…なぁ」
キョン♀「あん?」
キョン「楽しいなこれ」
キョン♀「次勝手に何かしやがったら潰すからな」
キョン「でも気持ち良かっただろ?」
キョン♀「エロゲ主人公みたいなこと言ってんじゃねえよ。無理やりの陵辱ゲーとか勘弁してくれ」
キョン「いや、そんなつもりはなかったんだが…」
キョン♀「あー?」
キョン「…お前まさか女としてMに」
キョン♀「待て。やめろ。駄目だ。少し黙れっててくれ」
88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 00:55:23.36 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「……」
キョン「おい、どうした」
キョン♀「(こいつは軽く愛撫したつもりで)」
キョン「…?」
キョン♀「(俺は無理やり押さえつけられてる感じで…)」
キョン「おい」
キョン♀「おいお前」
キョン「なっなんだ」
キョン♀「少しタマを握るぞ。悪く思うな」
キョン「なっ何…を゛っ!?」
89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 00:59:34.01 ID:DX2HDy7rO
ギュ…
キョン「お゛っ…お前なんのつもりだ…!」
キョン♀「……ぐっ…」
キョン「はな…せ…!馬鹿野郎っ!」スパァン!
キョン♀「うぶっ!」ドサッ
キョン「はぁ…!はぁ…!なにしやがんだ!」
キョン♀「……痛かった…」
キョン「俺の方が痛かったわ!」
キョン♀「違う…股がキュンってな…大丈夫…俺はまだ男なんだ!」
キョン「はぁ…?」
キョン♀「ハルヒのデタラメパワーなんかに俺は負けねぇ!」
キョン「……ハルヒか」
キョン「なあ、ハルヒが俺が女だったら良かったとか思いやがったのが原因でお前はそうなったんだったっけ?」
90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 01:07:25.84 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「ああ。男が女に性転換する漫画を読んで影響されたとかいうあまりに馬鹿馬鹿しすぎてやりきれん理由だ」
キョン♀「タイトルは…なんだったかな…かしまし三人娘…とかそんな感じだ。お前知ってるか?」
キョン「いや、知らん」
キョン♀「だよなぁ…男が女になるとか…」
キョン「…」
キョン♀「女が胸を揉まれただけで感じるとかAVだけだと思ってたぜ」
キョン「……」
キョン♀「ん、どうした?」
キョン「ハルヒを思い出したらこの状況に萎えた」
キョン♀「ああ…そこね…」
92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 01:12:04.86 ID:DX2HDy7rO
キョン「いい感じに欲情できてたのに……くそっ……」
キョン♀「お前俺が自分だってこと忘れんなよ…?」
キョン「だってお前女じゃねぇか!俺だけど」
キョン♀「俺にセルフの素質があるとは思いたくないぜ」
キョン「お前、鏡見てなんとも思わねぇの?」
キョン♀「別に」
キョン「嘘つけ。お前は俺だろう。俺なら別にとは思わない」
キョン♀「…まぁ、ハルヒに似てるとは思ったな」
キョン「…だよな」
キョン♀「…ああ」
93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 01:16:01.21 ID:wQLrxYFVO
キョン子は最初から女だから女口調
キョン♀は元男だから男口調なわけか
94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 01:20:34.76 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「……もう服着てもいいか?」
キョン「え?あ、ああ、さっきは悪かったな」
キョン♀「いや、いい」シュル…
キョン♀「結構気持ちよかったしな」
キョン「…これが俺の台詞だと思うとさっきの俺の行動が黒歴史確定で今すぐ飛び降りたい」
キョン♀「まあまあ」
キョン♀「…あ、パンツがぬるぬるだ…」
キョン「…」
キョン♀「あー、これはな、なんつーか、この体、濡れ方が普通じゃないんだよ」
キョン「…お前ってその体でオナニーすんのか?」
キョン♀「ぶっ!?」
95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 01:26:43.28 ID:DX2HDy7rO
キョン「男なら誰もが考えるテーマだ」
キョン「女の体だったら男より感度が……だろ?」
キョン♀「…まあ、確かに感度は確実に女の体の方が強いな」
キョン♀「だが普通じゃないからな。この体は」
キョン「…で、してるのか、オナニー」
キョン♀「してない」
キョン「マジか?」
キョン♀「…ちょっとだけ」
キョン「ちょっととは?」
キョン♀「パンツの上から擦る…くらい…」
キョン「ほう…」
キョン♀「お前女にセク質してるつもりなんだろうが俺はお前だということを忘れるな」
96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 01:34:56.58 ID:DX2HDy7rO
キョン「ん…もうこんな時間か…そろそろ帰るか」
キョン♀「なんだ?お前の家だ、寝ていけよ」
キョン「俺はお前の彼氏らしいからな。泊まると親が何やら思うだろ」
キョン♀「ないと思うがな…帰るってのは長門のマンションか?」
キョン「ああ」
キョン♀「長門はお前のことを知っていて…ん、朝比奈さんと古泉も知ってるんだよな?」
98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 01:41:37.92 ID:DX2HDy7rO
キョン「ハルヒ以外俺とお前を含めて全員長門のマンションに集まっただろうが」
キョン♀「あ、ああ…いや、あの時は少し放心してて…」
キョン「…まあ、仕方ないな」
キョン♀「…で、どうすんだ。親なら大丈夫だと思うが」
キョン「…彼氏か…」
キョン♀「妹にはハルヒにこぼしたりせんよう口止めはしとくぞ」
キョン「…そうだな、今日はここで寝てくか。邪魔になるな」
キョン♀「気にすんな。ベッド使わせてやるよ」
101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 01:53:41.41 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「よし、決まりだな。気にかけずくつろいでくれ」
キョン「ああ、そうさせてもらう」
キョン♀「…」ヌギ…
キョン「っ」ビクッ
キョン♀「ぱんつ、とりかえねぇとな」ヒラヒラ
キョン「水やらなにやら吸ってひらひらできてない」
キョン♀「あ…どうすっかなこれ…洗濯機はマズいぞ…」
キョン「…さっき洗濯終わって洗濯機は空か」
キョン♀「…ベッドの下に置いとくか」
キョン「…そうだ」
キョン♀「ん?」
102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 01:57:07.40 ID:DX2HDy7rO
キョン「ベッドの下といえば、エロ本はどうしてるんだ」
キョン♀「どう、とは」
キョン「お前そうなってもまだエロ本とかに興味あるのか?」
キョン♀「あー…どうだろうな。最近そんな余裕がなかったからな…見てみんことにはわからん」
キョン「…じゃ、見るか」
キョン♀「…エロ本を?」
キョン「エロ本を」
103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 02:02:25.81 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「パンツ脱いだ方がいいか」
キョン「もう脱げてんじゃねーか」
キョン♀「…つーかさ」
キョン「…」ギクッ
キョン♀「お前、今抜きたいだろ」
キョン「…はい」
キョン♀「やっぱりかよ…」
キョン「溜まってんだよ。長門の家じゃ絶対出来ないし…お前とのさっきのあれでもかなりきたしな…」
キョン♀「…」
キョン「…」
105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 02:10:22.05 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「…」
キョン「…」
キョン♀「…」
キョン「…」
キョン♀「さすがに、マズいよな…」
キョン「…そうだな」
キョン♀「拒否反応で死ぬかもしれないしな」
キョン「自分だから大丈夫とかそういう問題じゃねえしな」
キョン「…そもそもゴムがないだろうからな。ないよな?」
キョン♀「…ある」
キョン「なんであるのか400字以内で説明しろ」
107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 02:16:07.49 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「親からのプレゼントだ。はい10文字」
キョン「うちの親は娘に何をやってやがるんだ…」
キョン♀「娘に男の気配を感じたら親は普通こうするらしいぞ」
キョン「マジかよ…。そんなもんかのか」
キョン♀「そういうもんらしい。…で、どうするんだ」
キョン「そうだな…とりあえずベッドの中で考えるか」
キョン♀「ヤる気満々じゃねーか…」
108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 02:22:27.41 ID:DX2HDy7rO
キョン「お前だからな。実験感覚だ」
キョン♀「なんの実験だ。お前そのうち俺を使って痴漢の冤罪対策とかするつもりだろ」
キョン「なるほど、それいいな」
キョン♀「よくねぇよ」
キョン「…で、ゴムはどこに?」
キョン♀「……机の引き出し。2番目の奥」
キョン「……」
キョン「……あった」
キョン♀「…」
キョン「極薄タイプ…」
キョン♀「…」
111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 02:29:33.23 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「…なぁ、トイレでしてこいよ」
キョン「…お前、彼氏になんてこと言うんだ」
キョン♀「彼氏じゃねーし」
キョン「…トイレか…まあいい」
キョン♀「…俺は別にここでもいいが」
キョン「…見たいのか」
キョン♀「そういうわけじゃねーよ」
112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 02:33:30.27 ID:DX2HDy7rO
キョン「……やっぱトイレでいい。エロ本貸してくれ。持っていく」
キョン♀「……わかった」
キョン「…」
キョン♀「俺がしてやる。ただし、勝手な真似はするな」
キョン♀「身の危険を感じたらマジで握り潰すかもしれんからな」
キョン♀「それでいいな?」
キョン「……いや、俺はトイレでもいいぞ」
キョン♀「!?」
113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 02:37:22.97 ID:DX2HDy7rO
キョン「不安はあるがお前も『行為』として興味がある」
キョン「違うか?」
キョン♀「…違わねぇ」
キョン「じゃ、とりあえずベッド上がろうぜ」
キョン♀「…ああ」
ギシ…
115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 02:42:43.71 ID:DX2HDy7rO
ギギ… ギギギ…
キョン♀「二人乗ると軋むな…」
キョン「まずいな…この音は部屋の外に聞こえたらアウトだ」
キョン♀「激しく動かなければ大丈夫だろう」
キョン「激しく動かないようにヤるのか…」
キョン♀「…」
キョン「とりあえず、寝ようぜ」
117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 02:46:04.35 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「よっと…」ギシ…
キョン「ん…」ギシ…
シーン…
キョン「…」
キョン♀「…」
キョン「…」モゾ…
キョン♀「っ」ピクッ
キョン「…」モゾモゾ…
キョン♀「…っ…」
118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 02:52:17.00 ID:DX2HDy7rO
キョン「おい」
キョン♀「どうした」
キョン「向こう向いてくれ」
キョン♀「なぜだ」
キョン「正直後ろからの方がいい」
キョン♀「…まあわかるが」
キョン「…だろ」
キョン♀「…」モゾ…
119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 02:59:05.44 ID:DX2HDy7rO
キョン「…」
キョン♀「…これでいいか?つーかバックっつっても横になってるから挿れにくく」
ギュッ
キョン♀「なっ…」
キョン「…」モゾモゾ…
キョン♀「…っ(また愛撫かよ…)」
キョン「…」モゾモゾ…
キョン♀「っ…んっ(まあそうか…流れは大事だろうな、こいつからしたら)」
キョン「…」モゾモゾ
キョン♀「っ…っ!(胸があれば揉んだりするんだろうが…ないから快感責め一直線だな…)」
120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 03:05:27.11 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「っ…(また濡れて…あ、やべ…パンツ穿いてないからベッドが汚れる…)」
キョン「…」
ツツ…
キョン♀「ふひっ!」ビクッ
キョン「…」ツツツ…
キョン♀「(指で!腹をなぞるな!こそばい!)」
キョン「…」ツツ…
キョン♀「…っ…」
キョン♀「!」
キョン♀「(そうだ!こいつの狙いは腹じゃねぇ!)」
キョン「…(……もうちょいか)」ツツ…
キョン♀「…っ!(く、くる!)」
121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 03:08:47.69 ID:DX2HDy7rO
キョン「…」ツツ…
サワ…
キョン♀「っ!(うわっ!)」ビクッ
キョン「…」サワ…サワ…
チュプ…ピチャ
キョン「(びちゃびちゃじゃねーか!)」
キョン♀「…っ!…っ!(ゆ、指が!やばい!入る!入る!)」
123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 03:14:59.98 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「……なぁ」
キョン「……ん」
キョン♀「俺的には、挿れられたときどんな感じなのか体験できればいいんだが」
キョン「……さっさとしろってことか」
キョン♀「俺をイかせる必要はねーだろ。十分濡れてるはずだ」
キョン「…俺は男としてリードして」
キョン♀「お前はさっさと抜いて賢者に転職しろ」
キョン「……わかったよ」
キョン「抜くっつーか出すだな、この場合」
キョン♀「言わんでいい」
124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 03:25:29.81 ID:DX2HDy7rO
キョン「じゃあ、こっち向け」
キョン♀「なに?」
キョン「この体勢で後ろからは無理だ」
キョン♀「お前…さっき後ろがいいって言ってたじゃねーか」
キョン「後ろからのほうが触りやすい」
キョン♀「ただ触りたかっただけかよ…俺はあまり顔を見たくないからだと思って」
キョン♀「そうか!お前から見たら俺は女だから!」
キョン「いいからこっち向け。乾いちまうだろ」
キョン♀「んな馬鹿な。つーかさっきからなんでそんな偉そうなんだお前は」
キョン「支配欲?」
キョン♀「頼むから冷静にな…」
125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 03:29:24.29 ID:JaRBJnyWO
自分を一番理解してくれる奴が相手か
いいよー
126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 03:31:31.27 ID:DX2HDy7rO
キョン「顔なんか暗くてよく見えない。大丈夫だ」
キョン♀「…まあそうだな」
キョン「……」
キョン♀「…」
キョン「やっぱ横じゃ無理だ。上になるか下になるか」
キョン♀「どっちも嫌だ!」
キョン「…じゃあとりあえず下になっとけ!」
ガバッ
キョン♀「っ!」
キョン「暗くてよく見えないがなんとかなるだろ…」ヌル…
キョン♀「おいっ…勝手にやるなって…んむっ!?」
127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 03:36:31.02 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「~~~!!!(!?!?)」
キョン「…っ…ぷあ」
ヌリュッ
キョン♀「ぷあ!?あ!?(ひい!入る!入る!)」
キョン「…これか…腰を立てて…こうか…?」クイ
ニュプッ
キョン「!」
キョン♀「いいいい!!」
128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 03:40:20.30 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「まて!!ゆっくり!!ゆっくりな!!」
キョン「……ん…」
ズプ…プ
キョン♀「つ…あっ…!」
キョン「…痛いのか?」
キョン♀「痛い…!めっちゃ痛いぞ…なんだこれ…っ!」
キョン「…あんま長引かせないほうがいいか」
キョン♀「くそっ…全然気持ちよくねぇ…!」
156 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 15:16:22.57 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「つっ…駄目だ…おいっ…一回抜け…!」
キョン「まだ半分くらいなんだが」ズズッ
キョン♀「☆#%$¥§@!!痛い!痛いって!」
キョン「なるほど、こうかっ」ズブッ
キョン♀「ッ!?」ビクッ
キョン「お?やっぱ奥はいいんじゃねぇか」クイッ クイッ
キョン♀「あっ!ああっ!」ビクッ ビクッ
キョン「っ…っ…(中あったけぇな)」クイッ クイッ
キョン♀「っあ…はっ…!(奥っ…奥やばいっ!)」
159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 15:34:13.98 ID:DX2HDy7rO
キョン「…(奥を突くといいのか…)」グッ
キョン「(エロ漫画だとコツンッてなるが)」
コツン
キョン♀「っっ!!」ビクビクッ
キョン「ぅおっ」
キョン♀「はっ…あっ…わ、悪い、イきそ…」ブルッ
キョン「…」
キョン「よし、イっちまえ」グッ
キョン♀「いっ……!(来るっ!)」
キョン♀「ぁ~~~~!!!」ビクッ ビクッ
キョン「!(締め付けがっ!)」
160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 15:39:54.46 ID:DX2HDy7rO
キョン「俺もイきそうだ…!」ズッ ズッ
キョン♀「っ…ひぁ…やめろ…!いまイって……っ!ああっ!」ビクビクッ
キョン「……っ!!」ブルブルッ
キョン♀「あーー………」ビクッ ビクッ…
キョン「ふぅ……」
ヌク…ニュル…
キョン♀「うっ……」
キョン「…抜いたぞ」
162 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 15:51:23.11 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「はぁ……はぁ……」クタ…
キョン「はぁ……はぁ……疲れるな…結構…」
キョン♀「……最初痛くて死ぬかと思ったぞ……」
キョン「はぁ……はぁ……」
キョン♀「……やばいな……想像以上だった……」
キョン「……すげーよかったぞ……」
キョン♀「……そうかい……」
キョン「……ああ……」
キョン♀「……お前、イったのか……?」
キョン「ん……?ああ……気づかなかったのか……お前がイったのはわかったが…」
キョン♀「……恥ずかしいぐらい体が反応したからな……筋肉に電極を刺されたカエルの気持ちがわかった……」
166 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 16:03:30.54 ID:DX2HDy7rO
キョン「なんだその感想…もっとなにかねぇのかよ」
キョン♀「痛くて死にそうだった」
キョン「気持ちよかったって言ってください」
キョン♀「気持ちよかった。いや、普通に良かったぞ。自信持っていいな俺」
キョン「はぁ……やっぱお前は俺なんだな…」
キョン♀「なんだよ。『すごくよかった…好き』とでも言ってほしいのか」
キョン「やめろ。くそ、してる最中はあんなに可愛かったのに」
キョン♀「やめろ。可愛いとか言うんじゃねぇ」
キョン「すげー可愛かった」
キョン♀「ここ…照れるとこ?」
キョン「照れんでいい」
キョン♀「だよな」
168 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 16:08:21.23 ID:DX2HDy7rO
キョン「あー…眠い…目がしぱしぱする…悪い…俺寝るわ…」
キョン♀「賢者様か…転職おめでとう」
キョン「おう……すげーよかった……ぞ…」
キョン♀「……おやすみ、俺」
キョン「……」
キョン♀「……」
キョン♀「……俺も寝るか…」
174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 16:50:37.25 ID:DX2HDy7rO
………
……
…
キョン♀「…zzz」
キョン「…zzz」
バーン!
妹「おっはよー!キョンちゃん!」ボフッ
キョン♀「うぐぅっ!」
キョン「ん……」
妹「彼氏さんもおはよー!」ニコニコ
キョン「…ああ、おはよう」
キョン♀「降りなさい」
妹「キョンちゃん起きたー?」
キョン♀「起きた起きた。もうバッチリ。あと12時間は起き続けられそうだ」
175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 16:57:26.06 ID:DX2HDy7rO
妹「12時間もー?すごーい!」ヒョイ
キョン♀「…あー…腰がいてぇ…」
キョン「…」
妹「毛布もとらないとダメー!」
バサァ
キョン♀「あー毛布がー…」
キョン「………あっ」ギョッ
妹「あれー?なんでキョンちゃんパンツはいてないの?」
キョン♀「え…?」
キョン♀「……あ!?」
妹「彼氏さんもパンツはいてなーい!二人でえっちなことしてたんだー!おかーさーん!」
キョン♀「まっ、待て!待ちなさい!」
キョン「(あのまま寝ちまったのか…)」
176 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 17:09:53.59 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「妹!そこで止まったらお前の願いを3つだけ叶えてやろう」
妹「ホントー?」
キョン「そういや最近はPS3版超リアル人生ゲームを欲しがってたな」
キョン♀「お前も止めるの手伝えよ!」
キョン「…思ったんだがな、俺は彼氏だし隠す必要はないんじゃないかって」
キョン♀「てめぇ!…あっ、コラ、待ちなさい!人生ゲーム買ってあげるから!株でたくさん貢いであげるから!」ドタドタ
キョン「…」
キョン「あ…ゴム床に起きっぱなしだった…」ヒョイ
キョン「…ゴミ箱じゃ匂いが残るか…?」
178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 17:19:48.48 ID:DX2HDy7rO
キョン「…」
キョン♀「はぁ………」
キョン「口止めできたのか」
キョン♀「映画のチケット3枚で手を打ってきた」
キョン「そうか。ところでコレなんだが」
キョン♀「うわっ?よせ、んなもん見せんじゃねぇ」
キョン「どこに捨てりゃあいい?ゴミ箱はまずいと思ってな」
キョン♀「あー?……そうだな……持って帰れ」
キョン「長門にバレる」
キョン♀「あー……もう帰る途中ゴミ箱にでも捨てちまえ」
キョン「……そうするか」
179 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 17:26:30.51 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「あと俺は学校があるから、お前はとりあえず帰れ。長門はお前のこと待ってるだろ」
キョン「そうだな。じゃあもう行くか」
キョン♀「ああ。朝からドタバタしちまったな」
キョン「おう。じゃ、またあとでな」
キョン♀「ああ。またあとでな」
185 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 18:32:49.94 ID:DX2HDy7rO
キョン「…」
長門「…」
キョン「ただいま」
長門「…」
186 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 18:38:56.57 ID:DX2HDy7rO
キョン「…悪い、色々あってな…電話する時間がなかったんだ」
長門「…そう」
キョン「学校、行くのか」
長門「…」コク
キョン「楽しんでこいよ」
長門「…」
長門「…いってきます」
キョン「おう、行ってこい」
長門「…」
ガチャ……バタン
188 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 18:52:46.67 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「ふぁぁ……眠いぜ……くぁぁ」
谷口「よっ!キョーンっ!」
キョン♀「あふ」
谷口「なんだその間抜けな面は。登校くらいシャキっとしやがれシャキっと」
キョン♀「…朝からやかましい奴だ」
国木田「おはよう、キョン」
キョン♀「ああ、おはよう」
谷口「おはようキョン!」
キョン♀「おやすみ。良い夢をな」
谷口「あー?なんだ親友におはようも言えなくなっちまったのかよ?昔のお前はもっと可愛げがあったのによぉ…」
キョン♀「…そうだったか、国木田」
国木田「キョンは前からこうだよ」
189 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 19:03:09.50 ID:DX2HDy7rO
国木田「それに僕の方がキョンとの付き合いが長いから、谷口より僕の方がキョンと親友な気がするなぁ」
キョン「もちろんだ国木田。今日の化学の時間も頼むぜ」
谷口「親友ってのなはぁ、付き合った時間じゃねぇ、過ごしてきた密度なんだよ!」
国木田「そういえば谷口は最近キョンにベタベタだね」
キョン♀「鬱陶しいことこの上ないぜ」
谷口「なんだと!?」
谷口「……なんか最近よぉ、以前にもまして涼宮がお前とくっていて離れねぇからよ」
国木田「なにそれ嫉妬?谷口はキョンのことが好きなの?」
谷口「はっ、誰がこんな男みたいな女を好きになるかよ」
キョン♀「悪かったな」
谷口「キョンは恋人じゃねぇ、親友だ!だろ?」
キョン♀「赤の他人を前提にお付き合いしたいです」
192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 19:18:03.52 ID:DX2HDy7rO
ガラッ
女子A「あ、おはよー」
キョン♀「ん、おはよう」
男子A「おはよっ」
キョン♀「ああ」
男子B「おはよう」
キョン♀「ん」
キョン♀「……ふぅ」ガタ
193 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 19:24:38.66 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「…」ボー…
ガラッ!
ズカズカズカッ
ハルヒ「おはよー!キョーン!」ムギュー
キョン♀「あ、ああ、おはよう…」
谷口「…ふん、女同士でベタベタと気持ち悪いことだぜ」
ハルヒ「何、何か言った?」
谷口「別にー何も言ってねーよ」
キョン♀「…」
194 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 19:30:06.19 ID:DX2HDy7rO
ハルヒ「ふん。何よ谷口の奴、醜い嫉妬だわ」
キョン♀「…」
ハルヒ「…キョン、何か疲れてない?」
キョン♀「ん?いや、別に」
ハルヒ「……」ジー
キョン♀「……なっ、なんだよ」
ハルヒ「キョン、あんた昨日」
キョン♀「……っ」
196 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 19:46:48.90 ID:DX2HDy7rO
ハルヒ「オナニーしたでしょ!」
キョン♀「ぶふぅっ!?」
谷口「!?」
ざわざわ…!
キョン♀「おまっ…直球すぎんだろうが!」
ハルヒ「やっぱり!してたのね!」
キョン♀「してねぇよ!ってそうじゃなくて質問がおかしいだろ!」
谷口「キョン…」
キョン♀「その顔で話しかけるな。通報するぞ」
男子A「してないのかよ…」ボソ…
男子B「なんだ…」
キョン♀「くっ…!」
ガラッ
岡部「おはよー席につけー」
キョン♀「先生!さすが担任は頼りになります!」
200 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 19:58:40.82 ID:DX2HDy7rO
……
…
キョン♀「はぁー……長い1日だった……」
キョン♀「今日1日の谷口の俺を見る目のキモさだけで1年はアレしなくてすむぜ…」
ハルヒ「キョーンっ!」ダキツキッ
キョン♀「うぐっ」
ハルヒ「部室いきましょ!」
キョン♀「………帰りたい」ボソ
ハルヒ「…何、キョン、まだ疲れ残ってるの?昨日そんな激しく…」
キョン♀「やめてくださいしんでしまいます」
ハルヒ「それじゃ、行きましょ♪」
キョン♀「……はぁ…」
202 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 20:07:34.12 ID:DX2HDy7rO
ガチャ!
ハルヒ「みんなやっほー!
みくる「あ、涼宮さん、キョンちゃん。今お茶淹れますね」
キョン♀「……」スタスタ
キョン♀「…」ドカッ
古泉「……お疲れのようですね」
キョン♀「……悪いが朝比奈さんのお茶を飲むまでお前に話すことは何もない」
古泉「それはそれは。すみません。ごゆっくりどうぞ」
長門「…」ペラ
ハルヒ「~♪」
みくる「はいキョンちゃん、どうぞ♪」
キョン♀「…ありがとうございます…」ジワッ
204 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 20:16:47.11 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「……はぁ~…美味い……」
みくる「ふふっ」
キョン♀「これだ…これがあるから俺は生きていられる…」
みくる「おかわり持ってきますね♪」
ハルヒ「だらしないわね、キョン。オナニーした翌日の過労死寸前アピールなんて30代過ぎた男がするものよ」
ガチャン!
みくる「す、すみません!」
古泉「…」
長門「…」
キョン♀「それでも僕はやってない」
205 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 20:28:21.24 ID:DX2HDy7rO
みくる「キョンちゃん…」
キョン♀「朝比奈さん誤解です。狼少女のいつもの大ホラです!」
古泉「……」
キョン♀「……」
長門「…」
キョン♀「…」
ハルヒ「嘘じゃないわよ。今日のキョン、ホルモンがすごいもん」
206 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 20:29:21.94 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「なんだって俺の体からそんな虫が集まってきそうな得体の知れない化学物質がすごいことになってんだ」
ハルヒ「それは違うホルモンよ。キョンのは、女性ホルモン」
キョン♀「…っ…いや、わかるはずかない…古泉」
古泉「はい、なんでしょう」
キョン♀「わかるか」
古泉「わかりません。申し訳ない限りです」
キョン♀「いや、お前はよくやった」
キョン♀「長門、わからんよな」
長門「わかる」
キョン♀「!」
207 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 20:33:09.56 ID:DX2HDy7rO
長門「外部から感知されるあなたの女性ホルモンが通常時の1.52倍ある」
キョン♀「な……」
古泉「…」
みくる「…」
長門「…」
ハルヒ「♪」
210 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 20:39:05.98 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「…っ」ダラダラ
古泉「…少しお手洗いに」ガタ
キョン♀「お、俺も行く!」ガタッ
ハルヒ「キョンが行くなら私も!」
キョン♀「用がないのに来ちゃいけません」
ハルヒ「なによぅ!」
古泉「では、失礼…」
キョン♀「…」
ガチャ… バタン
217 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 20:54:01.73 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「…助かったぜ…」
古泉「…」
キョン♀「くそ…長門まで何のつもりだ」
キョン♀「…古泉」
古泉「はい」
キョン♀「お前、ハルヒにもある程度の常識はあると言ったな」
古泉「ええ、言いました」
キョン♀「あれのどこが有識者なんだ。完全にモラルハザードじゃねぇか」
古泉「…これは先日に長門さんのマンションで説明したことですが」
古泉「今、涼宮さんはこの世界を夢のようなものだと考えています」
キョン♀「……夢?」
古泉「はい。現実世界での涼宮さんは間違いなく常識人です。人前であのようなことを口にすることはまずないでしょう」
古泉「ですが夢ならば。夢の中ならば少しくらいはっちゃけても何も問題ない。むしろはっちゃけたほうが楽しいことは多い」
古泉「それで涼宮さんはあのような行動をとったのだと思います」
キョン♀「…」
219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 21:00:19.11 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「なんであいつはこの世界を夢だと思ってやがるんだ」
古泉「え?」
キョン♀「…なんだその顔は」
古泉「いえ…すみません。…そうですか、これは少し急がないといけないかもしれませんね」
キョン♀「一人で納得してんじゃねぇ」
古泉「…今あなたは、女性ですね?」
キョン♀「…ああ」
古泉「…わかりませんか?今あなたは、自分が女性だということに違和感を感じませんでしたか?」
キョン♀「…まさか」
220 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 21:07:40.43 ID:DX2HDy7rO
古泉「涼宮さんは、あなたが女性になってしまったこの世界を現実とは認めなかった」
古泉「いままで男性だった人間が翌日女性になったということを夢だと思うのは普通の常識人です」
古泉「しかし、今僕が気になったことは…」
キョン♀「…大丈夫だ。今お前が気になったことは気のせいだ」
古泉「…そうですか。安心しました」
キョン♀「やれやれだな」
古泉「…ふふっ」
キョン♀「なんだ、気色悪い」
古泉「いえ、性別が変わっても変わらないあなたに、安堵してみただけです」
キョン♀「……戻るか」
古泉「ええ」
222 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 21:16:03.53 ID:DX2HDy7rO
ガチャ
キョン♀「…」
古泉「…」ニコニコ
ハルヒ「……キョン、古泉くん。あなたたちはトイレに行ったのよね?」
古泉「はい」
キョン♀「…なんだよ」
ハルヒ「男のつれしょんでもないのにどうして二人同時に帰ってきたの!」
キョン♀「…たまたま終わる時間が同じだったんだよ」
古泉「彼…彼女の言った通りです。トイレを出たら彼…彼女とはちあわせになりまして」
ハルヒ「……キョン、あんた男子トイレでなにやらしてたんじゃないでしょうね」
キョン♀「しねーよ。つーか疑うなら普通男の古泉の方だろ」
ハルヒ「古泉くんがそんなことするわけないじゃない」
キョン♀「俺はする可能性があるって見られてんのか」
223 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 21:19:57.43 ID:DX2HDy7rO
ハルヒ「だってあんた元は男だったじゃない」
キョン♀「…!」
みくる「…!」
古泉「…」
長門「…」ペラ
キョン♀「…二人同時だったのは本当にたまたまだよ」
ハルヒ「ふーん……ま、いいわ」
ハルヒ「さてみくるちゃん、キョンの着せ替えしましょう!」
みくる「!」
みくる「はい♪」キラキラ
キョン♀「……やれやれだ」
224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 21:26:16.18 ID:DX2HDy7rO
長門「…」パタン
ハルヒ「それじゃ、解散ー!みんなまた明日ねー!」
キョン♀「…………」
古泉「…お疲れ様です」
みくる「キョンちゃん、困ったことがあったら私に言ってね?いつでも力になるから…!」
キョン♀「朝比奈さん…」
古泉「…では、僕は先に失礼します」
みくる「じゃあねキョンちゃん、また明日!」
バタン…
キョン♀「…」
226 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 21:36:22.22 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「…」
長門「…」
キョン♀「…」
長門「…」
キョン♀「…もう一人の俺は元気か」
長門「元気」
キョン♀「そうか…変なこととかされてないか?」
長門「変なこととは」
キョン♀「いや、ないならいいんだ。よかった」
長門「――」
キョン♀「…何?」
長門「なんでもない。私は帰って彼に食事を作る必要がある」
キョン♀「あ、ああ。俺ももう帰るよ…」
227 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 21:41:22.92 ID:DX2HDy7rO
……
…
キョン♀「……」
ピッ
prrrrrr…
キョン♀「…」
キョン♀「もしもし」
「…」
キョン♀「そこにあいつはいるか」
「いる」
キョン♀「あいつは今何してる」
「カレーを食べている」
キョン♀「そうか。すまんがあいつと代わってくれ」
「わかった」
228 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 21:44:54.86 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「…」
「もひもひ」
キョン♀「一言いっておく。昨日のことが長門にバレている可能性がある」
「ぶーっ!!」
「うぉお!すまん長門!!すぐ拭く!すまん!!」
「――――」
「――――」
キョン♀「…」
「…もしもし」
キョン♀「…」
「…今の話、マジか?」
229 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 21:48:28.25 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「確信はない。だが、白ってわけでもなさそうだ」
「…っ」
キョン♀「今から来れるか?」
「ん、お前の部屋か」
キョン♀「ああ」
「…ちょっと待て」
「――」
「……」
「―――」
「………」
「…オーケーだ。30分くらいで行く」
キョン♀「わかった。待ってる」
230 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 21:50:32.29 ID:DX2HDy7rO
「…」
キョン♀「すまんな長門、俺が世話になって」
「いい」
キョン♀「…じゃあ、切るぞ」
キョン♀「…」
ピッ
キョン♀「…」
キョン♀「シャワー浴びとくか」
239 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 22:14:46.47 ID:DX2HDy7rO
キョン「…よぉ」
キョン♀「ああ」
キョン「外で待ったのか」
キョン♀「落ち着かなかっただけだ」
キョン♀「まあ入れ」
キョン「…ただいま」
240 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 22:21:53.39 ID:DX2HDy7rO
キョン「夕飯は何食ったんだ?」
キョン♀「サバの味噌煮だ」
キョン「いいな、和食か。こっちは毎日インド料理しか出てこない」
キョン♀「…カレーか。長門…」
キョン「あとキャベツの千切り山脈」
キョン♀「ああ、あれか…お前大丈夫か?」
キョン「あとはよくわからん長門製薬のサプリを飲んでる」
キョン♀「そうか。なら安心だな」
キョン「楽しい食事がしたいぜ…」
242 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 22:26:59.27 ID:DX2HDy7rO
キョン「…さっさと本題に入ろう」
キョン「長門にバレたってマジか?」
キョン♀「たぶんだがな、バレてると思うぜ」
キョン「……」
キョン♀「……」
キョン♀・キョン「お前のせいだ」
キョン♀「なに?」
キョン「なんだと?」
243 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 22:32:46.11 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「お前、あれだけやっといてとぼける気か」
キョン「お前が、俺がしてやるって言ったんじゃねぇか」
キョン♀「…」
キョン「…」
キョン♀「これからどうするか考えよう」
キョン「だな。長門の視線が痛くなるのだけは何よりも避けたい」
キョン♀「そうだ、朝比奈さんも危なかったぜ」
キョン「何?お前学校で何してやがるんだ」
244 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 22:38:54.49 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「今日ハルヒがな、かくかくしかじか…」
キョン「四角いムーブ……なるほどな」
キョン♀「朝比奈さんのことだから」
キョン♀『キョンちゃんも女の子になって、きっとストレスが溜まって…』
キョン♀「とか可愛らしく考えてるに違いない」
キョン「まぁ、一人遊びと思ってくれてるのは救いだな」
キョン♀「…朝比奈さんに引かれるのだけは絶対に嫌だ。そうなったら死んだ方がマシだ」
キョン「…だが長門にはもうバレている可能性があると」
キョン♀「…死にてぇ」
247 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 22:45:24.71 ID:DX2HDy7rO
キョン「だがな、今日の長門にそんな素振りはなかったぞ」
キョン♀「長門は何か言わなかったか?」
キョン「特には。普通に接してくれたぞ。カレーの量はいつもより多かった気はするが」
キョン♀「んー…」
キョン「……」
キョン♀「気を遣ってくれてるのか…」
キョン「確実に傷つくからな」
キョン♀「こんなことが人に知られたらその場でエアー首吊りして死ねる自信がある」
キョン「……バレてない、ということにしておこう」
キョン♀「…それしかないな」
248 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 22:55:21.46 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「…それでだ」
キョン「…ああ。俺たちの関係はもう終わりか」
キョン♀「寂しくなるな」
キョン「またここに来るくらいはいいんだろう?」
キョン♀「体を重ねたりしなきゃ大丈夫だ」
キョン「…体を重ねたりか」
キョン♀「…初体験が自分だもんな…」
キョン「自分だからノーカンだよな」
キョン♀「俺の初めてを奪っておいてなんてことを」
キョン「ウブっぽく言うな。お前なんてあらゆることが初めてだらけじゃねぇか」
キョン♀「まあそうだが」
250 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 23:00:48.77 ID:DX2HDy7rO
キョン「女子更衣室とか入ったのか?」
キョン♀「当然だ。男子の方に入ったら大問題になる」
キョン「女子トイレは」
キョン♀「あれほど落ち着かない場所はないな」
キョン「朝比奈さんの着替えは」
キョン♀「……」
キョン「おい!まさか一緒に部屋の中で見てんのか!」
キョン♀「…だって俺女の子だし」タハー
キョン「代われ!今すぐ俺と代わりやがれ!」
252 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 23:11:13.81 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「だが俺はやっぱ男の体の方がいいぜ」
キョン「…」
キョン♀「お前、寝るときチンコ握りながら寝るだろ?」
キョン「あ?ああ」
キョン♀「寝るときに握るチンコがないってのはな、ジャスコで迷子になった3歳児のような心細さなんだよ」
キョン「そうか」
キョン♀「股に間抜けなキノコが生えてるお前を俺は羨ましく思うぜ」
キョン「…ポニーテールにノーブラタンクトップの女を鏡で見れるってのもまぁ羨ましい話だがな」
254 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 23:18:26.58 ID:DX2HDy7rO
キョン「つーかそのラフすぎる格好はなんなんだ。夜外歩いたら変態じゃなくても踏みとどまるの大変だぞ」
キョン♀「胸がないから大丈夫だ。女に見えん」
長門「…」
キョン「んなわけあるか。自分自身だってわかってる俺ですらヤバいのに。まあ胸がないから大丈夫だが」
キョン♀「胸のことは言うなよ。傷つくだろ」
キョン「自分から振ったんじゃねーか」
キョン♀「他人に言われるのは嫌なんだよ」
キョン「なんだそりゃ」
255 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 23:20:04.11 ID:43gCA7HX0
>長門「…」
>長門「…」
>長門「…」
>長門「…」
>長門「…」
>長門「…」
>長門「…」
>長門「…」
>長門「…」
>長門「…」
257 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 23:26:21.55 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「つーか何だ、この格好ってそんなにヤバいか?普通だろ?」
キョン「部屋着か俺相手ならいいが、どうせお前その格好でコンビニとか行ってるだろ」
キョン♀「ああ」
キョン「いいか、その服で屈むと、乳首が見えんだよ」
キョン「普通に立ってると、乳首がポッチンしてんだよ」
キョン♀「……まぁ…否定はしないが…」
キョン「お前そのうち近所の中学生に襲われんぞ」
キョン♀「ああ?なんでだよ。襲われても中学生なんか楽勝だろ」
キョン「お前昨日自分の力の弱さ確認したばかりだろうが」
258 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 23:30:42.22 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「……やべ、急に男が怖くなった」
キョン「気をつけろよ。お前女なんだからな」
キョン♀「ああ…気をつける」
キョン♀「とりあえず着替えるか」
キョン「まあ服を気にするのは明日からでいいな」
キョン♀「お前…」
259 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 23:33:32.93 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「駄目だぜ。俺たちはもう健全な関係なんだ」
キョン「わかってる」
キョン♀「健全な関係だから健全な遊びをしないとな」
キョン「遊ぶのか?」
キョン♀「だって気兼ねなく話せるのお前くらいしかいねーんだよ」
キョン「まぁ…そうか」
キョン♀「何照れてんだよ」
キョン「うるせぇ」
260 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 23:35:34.55 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「じゃ、ゲームでもするか」
キョン「おう。何する?」
キョン♀「ぷよぷよとかどうだ」
キョン「いいな。やるか」
261 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 23:40:02.77 ID:DX2HDy7rO
プヨ プヨ ピチューン
ファイヤー アイスストーム
ピチューン
キョン♀「……カエル詰みやめろよ」
キョン「……お前こそ」
ピチューン ピチューン
キョン♀「画面左右まったく同じ動きじゃねえか」
キョン「……こちょこちょ」
キョン♀「うっ!?」
キョン「くくっずれたな」
キョン♀「卑怯者!あっ!ああっ…」
262 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 23:43:16.19 ID:DX2HDy7rO
キョン「マリオカートやろうぜ」
キョン♀「よーし」
ピッ ピッ
キョン♀「…」
キョン「…ノコノコゲッt」
キョン♀「させるか!」コチョコチョ
キョン「おおうっ!?」
ピコン
キョン♀「ノコノコゲットだぜ」
キョン「くそっ…」デッテイウ!
264 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 23:46:39.24 ID:KnCgxOKX0
これまたやっちゃうよなー
265 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 23:46:48.14 ID:+gNIIvogO
早くキノコをぷよぷよに突っ込もうぜ
266 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 23:48:17.55 ID:KnCgxOKX0
>>265
そういうことか!!
271 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 00:32:52.24 ID:9OD11K63O
キョン「日本の力士を舐めるなよ」
キョン♀「こっちだって伊達にトゲ付きの首輪してないぜ」
キョン「いけっ本田!百烈張り手だ!」ファ ファ ファ
キョン♀「やれチュンリー!百烈キックだ!」ヤッ ヤッ ヤッ
バキィッ
キョン「くっ…やるな」
キョン♀「ふふんっ」
キョン「…だがこの本田、ガップリからの投げ技では負けん!」
キョン♀「な、しまった!」
キョン「さば折りだ!」
パンッ パンッ パンッ…
キョン「…」
キョン♀「…」
272 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 00:39:43.99 ID:9OD11K63O
キョン「…ガキのころさ、これで」
キョン♀「言うな、わかってる」
キョン「…」
キョン♀「…」
キョン♀「昔は……本田側だった」
キョン「…そうか」
キョン「…」カチャカチャ
キョン♀「…」カチャ…
キョン「無抵抗かよ」
キョン♀「いや、なんとなく」
キョン「じゃあ、遠慮なく…」カチャカチャ
パンッ パンッ パンッ
274 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 00:42:54.91 ID:9OD11K63O
キョン♀「少し休むか」
キョン「ああ」
キョン♀「目疲れたし…散歩でもいくか」
キョン「いいね。ただし」
キョン♀「わかってるよ」
キョン「ん」
275 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 00:44:53.76 ID:9OD11K63O
キョン♀「いってきまーす」
妹「いってらっしゃーい!きをつけてね!」
キョン♀「おー」
キョン「…いい空気だな」
キョン♀「そうだな」
277 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 00:47:49.25 ID:9OD11K63O
ザッ ザッ ザッ
キョン♀「どこ行く?」
キョン「てきとーに町内一周して帰るか」
キョン♀「そうだな」
ザッ ザッ ザッ
キョン「…」
キョン♀「…」
ザッ ザッ ザッ
278 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 00:55:12.17 ID:9OD11K63O
キョン「…」
キョン♀「…」トトトッ
キョン「…」
キョン♀「…」
キョン「…」
キョン♀「…」トトトッ
キョン「…」
キョン♀「…なあ」
キョン「ん?…ああ、悪い、歩幅小さいんだったな」
キョン♀「対等として見てくれるのは嬉しいんだがな」
キョン「ハルヒの早足に引っ張られるのに馴れすぎたな」
キョン♀「女の歩幅に気を使うのは重要だぜ」
280 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 01:00:01.73 ID:9OD11K63O
キョン「……」
キョン♀「……」
キョン「…なあ」
キョン♀「…やっぱり、か?」
キョン「…嫌か?」
キョン♀「…まあ、なんだ」
キョン「…ほら」スッ
キョン♀「ん…」
ギュッ…
281 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 01:02:38.10 ID:9OD11K63O
キョン「……」ザッ ザッ
キョン♀「……」ザッ ザッ
キョン「……」ザッ ザッ
キョン♀「……」ザッ ザッ
キョン「……」ザッ ザッ
キョン♀「……」ザッ ザッ
キョン「…汗かいてるのか」
キョン♀「…そっちがだろ」
キョン「…まあ、少し」
キョン♀「…俺も、少し」
282 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 01:05:56.49 ID:9OD11K63O
キョン「…公園、寄ってくか?」
キョン♀「んー…そうだな。ベンチで休むか」
キョン「…よっと」ドス
キョン♀「…っと」トス
シーン……
キョン「…静かだな」
キョン♀「…ああ」
283 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 01:08:24.17 ID:9OD11K63O
キョン「…」
キョン♀「…」
キョン・キョン♀「「なあ」」
キョン「なんだ」
キョン♀「先いいぞ」
キョン「……手」
キョン♀「……離すか?」
キョン「…別にこのままでもいいか」
キョン♀「…そうだな」
285 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 01:13:22.95 ID:9OD11K63O
キョン♀「……」
キョン「……」
キョン♀「このシチュエーション」
キョン「……」
キョン♀「夜の公園のベンチで、手をつないで互いに見つめ合う」
キョン「……」
キョン♀「相手が俺じゃなかったら迷うことなくGOなんだがな」
キョン「俺は今激しく迷っている」
キョン♀「…誓いを忘れるな」
キョン「わかってるさ。もうそういうのは…なしだ」
キョン♀「……そろそろいくか」
キョン「…おう」
287 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 01:21:41.07 ID:9OD11K63O
キョン♀「…ただいまー」
妹「おかえりー!」
キョン「…」
キョン♀「…」
妹「…?どうしたの?キョンちゃんけんかした?」
キョン♀「え?なんでだ?」
妹「だってふたりともへんなかおしてるよー?」
キョン♀「…そんなことないぞ?」
キョン「ああ、いつもと同じだろ?」
妹「えー?」
キョン♀「…と、とりあえず部屋いくぞ」
キョン「ああ」
妹「…へんなのー」
288 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 01:30:53.65 ID:9OD11K63O
キョン♀「……」
キョン♀「(おかしいぞ…)」
キョン♀「(昨日は自分相手に何かする想像をしただけで吐き気すらしたってのに)」
キョン♀「(散歩のときの気分に…今のこの感じは何だ)」
キョン♀「(これじゃまるで…)」
289 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 01:36:26.61 ID:9OD11K63O
キョン♀「(くそっ、どうなってやがる)」
キョン♀「(……ハルヒか?)」
キョン♀「(あいつが、俺が女だって思いをより強くしたってことか?)」
キョン♀「(なんで……まさか)」
キョン♀「(俺が女として自慰したってことであいつは…)」
キョン「…おい、大丈夫か?」
キョン♀「ん!ああ、大丈夫だ」
292 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 01:44:45.83 ID:9OD11K63O
キョン「…俺、そろそろ帰るわ」
キョン♀「え?」
キョン「長門の件もあるし、さすがに今日泊まるのはまずいからな」
キョン♀「そう、だな」
キョン「……じゃ、またな。楽しかったぜ」
キョン♀「あ、ああ…。またな…」
294 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 01:52:33.13 ID:9OD11K63O
キョン♀「…」
キョン♀「…」
キョン♀「なんだよ、これ」
キョン「(あいつの様子が明らかにおかしかった)」
キョン「(俺が引かなかったら…やばかったな)」
キョン「(とりあえず今日は帰ろう。…長門には気をつけねぇとな)」
295 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 01:55:55.35 ID:9OD11K63O
キョン♀「…」
キョン♀「…」
キョン♀「…寝るか」
パチン
キョン♀「…」
キョン♀「…」
キョン♀「…」
キョン♀「…」モゾ…
キョン♀「…っ」
299 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 02:27:27.45 ID:9OD11K63O
……
…
妹「キョンちゃんおはよー!」
キョン♀「ん。おはよう」
妹「キョンちゃん起きてる!」
キョン♀「おう、起きてるぞ」
妹「おかーさーん!キョンちゃんが起きてるよー!」ドタドタドタ
キョン♀「……まあ寝れなかっただけだが」
300 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 02:31:41.01 ID:9OD11K63O
キョン♀「…」ボー…
キョン♀「…」
ハルヒ「おはよー!キョン!」
キョン♀「…」
ハルヒ「…キョン?」
キョン♀「ん、ああ、おはよう」
ハルヒ「…朝から元気ないわね。どうかしたの?」
キョン♀「…別に」
ハルヒ「…」
キョン♀「…」
302 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 02:37:35.95 ID:9OD11K63O
ハルヒ「キョン、お昼食べましょ」
キョン♀「…はぁ」
ハルヒ「…何よその溜め息…」
キョン♀「別に…なんとなくだよ」
ハルヒ「あっそ…あ、それおいしそう」パク
キョン♀「こら。人の弁当を勝手に」
ハルヒ「おいしい!このサバの味噌煮なかなかね!」
キョン♀「サバの味噌煮……」
ハルヒ「ごちそーさま!」
ハルヒ「…キョン、お弁当残してたの?」
キョン♀「ああ、ちょっとな」
304 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 02:43:47.15 ID:9OD11K63O
ハルヒ「残すくらいなら私にちょーだい。そのサバの味噌煮おいしいのに」
キョン♀「だめだ。これはやらん」
ハルヒ「ケチ」
キョン♀「…」
ハルヒ「…ねぇ、キョンあんた大丈夫?」
キョン♀「ん?何がだ?」
ハルヒ「……何でもない」
キョン♀「なんだそれ。つーか珍しいな、お前が俺のこと心配するなんて」
ハルヒ「……だって今日のキョン、何かおかしいじゃない」
キョン♀「俺はいつもと同じだぜ。何もおかしくねぇ」
306 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 02:51:15.69 ID:9OD11K63O
キョン♀「はぁ…」
古泉「…」
みくる「…」
長門「…」
ハルヒ「…」
キョン♀「……ん、なんだよ、みんなして」
古泉「いえ…あなたらしくない溜め息をついているので」
みくる「心ここにあらず…みたいで…」
長門「…」
ハルヒ「…」
307 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 02:57:46.92 ID:9OD11K63O
ハルヒ「…今日ははやいけど解散!みんなお疲れ様!」
キョン♀「どうしたんだよ」
古泉「……では僕はお先に失礼します。ちょうどバイトのシフトが入ったようなので」
みくる「……あの、キョンちゃん」
キョン♀「はい、なんでしょう」
みくる「…何かあったら、いつでも相談してね」
キョン♀「…朝比奈さん?」
ハルヒ「……じゃあね、キョン。また明日」
キョン♀「ああ、じゃあな」
308 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 03:03:19.06 ID:9OD11K63O
キョン♀「長門」
長門「…」
キョン♀「これから、お前ん家寄ってってもいいか?」
長門「…やめたほうがいい」
キョン♀「…?なぜだ?」
長門「…推奨はできない」
キョン♀「…この弁当を、あいつに渡すだけなんだが」
長門「…」
キョン♀「…いいだろ?玄関で渡してすぐ帰るよ」
309 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 03:06:06.45 ID:9OD11K63O
長門「…」スタスタ
キョン♀「長門、あいつにカレーしか食べさせてないだろ?だからちょっとわけてやろうとおもってさ」スタスタ
長門「…そう」
キョン♀「この前食いたがってからさ、喜ぶかなと思って」
長門「…そう」
310 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 03:08:55.72 ID:9OD11K63O
長門「ここで…少し待っていて」
キョン♀「ああ、待ってる」
長門「…」
バタン
キョン♀「…」
キョン♀「…」
キョン♀「…」
ガチャ…
キョン♀「お」
長門「彼はあなたに会いたくないと言っている」
キョン♀「……何だって?」
312 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 03:17:50.16 ID:9OD11K63O
キョン♀「どういうことだ?体調でも悪いのか?」
長門「そうではない。体調は良好」
キョン♀「なら、なんで」
長門「…」
キョン♀「……じゃあさ、長門」
キョン♀「これ、あいつに渡してくれないか」
長門「…わかった」
キョン♀「…悪いな。それじゃ、俺は帰るよ。弁当箱は明日取りに来る」
長門「…」コク
313 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 03:24:28.95 ID:9OD11K63O
キョン♀「…」
キョン♀「…」
キョン♀「…はぁ」
パチン
その日、俺はあっさり眠りについた。
前日寝れなかった疲労のツケがまわってきたのだろう。
いつもよりかなり早めにベッドに入ったにもかかわらず、目を覚ましたのは次の日の朝、いつもの妹ののしかかりだった。
「キョンくんー!起きてー!朝だよー!」
315 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 03:41:43.73 ID:9OD11K63O
いつも通りの日常。
ハルヒはなにやら朝からぶつぶつと独り言を言っていたが、昼を過ぎる頃にはいつものハルヒに戻っていた。
放課後の団活ではむしろいつもよりはしゃぎ気味だったかもしれない。
日も暮れ、いつも通り長門の本を閉じる動作で解散した団活後の部室。
長門が何か言いたそうだったので俺はさっさと帰らずに部室に残った。
すると長門から空の弁当箱を渡された。
身に覚えがなかったのだが、長門がこれは間違いなく俺の弁当箱だと言うので俺はしぶしぶそれを受け取った。
そしてもう一つ。
「うまかったよ、ごちそうさん」
この言葉も一緒に受け取れということだった。
317 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 03:47:51.29 ID:9OD11K63O
その日家に帰った俺は、なんだか無性にエロ本が読みたくなって
ベッドの下に隠してあったお宝本を取り出すことにした。
すると、ベッドの下から身に覚えのないカピカピに乾いたコンドームが一つ、出てきたのだった。
終わり
318 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 03:54:13.58 ID:tuy35gRT0
終わり・・・・だと・・・?
319 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 03:54:20.08 ID:YDfWXecG0
えっ
320 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 03:55:26.18 ID:sno+HRJM0
>>317
乙
楽しかった
321 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 03:56:25.08 ID:9OD11K63O
シリアスにするつもりはなかった
でもハルヒが出てきてからいつの間にかシリアスになってた
佐々木と会うキョン&キョン♀とか朝倉に笑われるキョン&キョン♀とか書きたかったけど急いで終わらせた
番外編
恋人がいたことがないキョンとキョン♀が恋人ごっこで街中デート
を書きたかった
スレ残ってたら書きたい
ここまで読んでくれた人、ありがとうございました!
351 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 16:17:20.85 ID:0WQ6BnkUP



※その2へ
キョン「お前ブラもしてないのかよ」
キョン♀「必要ないだろ。これだぜ?」
キョン「…」
キョン♀「ほらな、がっかりした」
キョン「…お前こそ俺に期待すんなよ?」
キョン♀「お前の体は知ってんだよ。元は俺もついてたんだからな」
キョン「そうか。まあそれならいいか」
キョン♀「……あれ、デカくなった?」
キョン「なってねぇ」
3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 19:26:09.75 ID:giMXLOMcO
キョン♀「しかしなつかしいな。元気してたかー?」ピン
キョン「おいっ俺の息子で遊ぶんじゃねぇ」
キョン♀「子供が親離れした親の気分って奴だ。たまに無性にあいたくなる」
キョン「…」
キョン♀「よしよし」
キョン「握んなっ」
キョン♀「いてぇっ」
キョン「いいかげん風呂入ろうぜ」
キョン♀「そうだな」
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 19:30:27.42 ID:giMXLOMcO
キョン♀「…」シュル バサ
キョン「なぁ」
キョン♀「ん?」
キョン「お前がポニーテールなのって」
キョン♀「ああ。これが一番しっくりきた」
キョン「…そうか」
キョン♀「他も試してみたんだがな、違和感と嫌悪感で自我を失うところだった」
キョン「それでポニーテールか。お前のポニーテール好きには驚かされる」
キョン♀「風呂あがったらまたしてやるよ」
キョン「おう」
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 19:30:54.04 ID:uNgbIysbO
なにこれこわい
6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 19:35:52.02 ID:giMXLOMcO
ガラララ…
キョン「…」
キョン♀「…」
キョン「…先入っていいぞ。一応お前の家だしな」
キョン♀「気にすんなよ。正真正銘ではないがここは確実お前の家なんだ。扱いは彼氏だが」
キョン「親に彼氏さんって呼ばれるのは思いの外ダメージがでかかったぜ」
キョン♀「ははっ。まあ少しの間だ我慢しろ」
キョン「まったく。やれやれだ」
ザバー…
キョン♀「…」キュッ
シャアアア…
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 19:42:04.18 ID:giMXLOMcO
キョン「…」
キョン♀「ワシャワシャ」
キョン「なぁ」
キョン♀「ん」ワシャワシャ
キョン「お前妹にキョンちゃんて呼ばれてんのな」
キョン♀「ああ」ワシャワシャモコモコ
キョン「姉なのか」
キョン♀「そうだな。一緒に風呂も入るぞ」
キョン「…」
キョン♀「…気持ちはわかるが、なるようになってるから大丈夫だ」
キョン「…いつまで髪洗ってんだ」
キョン♀「長いからな。それと朝比奈さんに髪の洗い方を教わった」
キョン「なんだと!?」
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 19:42:40.87 ID:ASV9H8g+0
どういう事なんだ…
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 19:45:56.62 ID:jXc65AV2O
キョン♀はいわゆるキョン子でいいんだよな?
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 19:46:10.09 ID:giMXLOMcO
キョン「てめぇ」
キョン♀「ちなみに朝比奈の俺への呼び方は『キョンちゃん』だ」
キョン「ぶっ!」
キョン♀「…」ワシャワシャワシャワシャ キュッ
シャアアア
キョン「…」
キョン♀「っっ」バシャバシャ
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 19:49:53.07 ID:giMXLOMcO
キュッ
キョン♀「ぷはっ」
キョン「髪を洗うだけで大変だな」
キョン♀「全くだぜ。世の中のロングヘアー女子全員に毎日お疲れ様と言ってやりたい」
キョン「お疲れ様」
キョン♀「体洗うからもうちょっと浸かっててくれ」
キョン「……なあ」
キョン♀「ん」ガッシュ ガッシュ
キョン「背中洗ってやろうか?」
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 19:55:32.55 ID:giMXLOMcO
キョン♀「……」
キョン「……」
キョン♀「いいなそれ」
キョン「だろ。この状況でしない方が嘘だぜ」
キョン♀「俺を女として見てるお前に引くがお前は俺なんだと思うと自分にドン引きだぜ」
キョン「お前からすれば俺はお前なのかもしれんがな、俺からはお前はどう見ても別人にしか見えん。自分だってのはわかってるんだが」
キョン♀「まあせっかくのこの状況だしな」
キョン「お前以外とはこんなことできねぇしな」
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 19:59:49.54 ID:giMXLOMcO
キョン♀「…」
キョン「…」ザバァ…
キョン♀「まて。前がまだ」
キョン「…どうせなら前も」
キョン♀「だが断る」
キョン「冗談だ。口に出した自分が気持ち悪くて吐きそうだ」
キョン♀「むしろ俺がお前の前を洗ってやりたい」
キョン「なに?」
キョン♀「なつかしいんだよ。女になって一番違和感があるのはそこだからな」
キョン「…胸ないしな」
キョン♀「うるせぇ」
18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 20:04:45.47 ID:giMXLOMcO
キョン♀「…で、どうなんだ」
キョン「ん?何がだ」
キョン♀「前だよ。チンコ洗ってもいいのか?」
キョン「おまっ…!マジだったのかよ!」
キョン♀「だから何度も言わせんな。俺はチンコが欲しいんだよ」
キョン「お前っ…その面でなんてこと言いやがる」
キョン♀「前洗わせてやるから。等価交換だ」
キョン「等価じゃねぇ。お前、もっと女としての自分の体をいたわれよ」
キョン♀「いたわってるさ。相手がお前だから言ってるんだ」
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 20:12:00.41 ID:giMXLOMcO
キョン「…わかった」
キョン♀「そうか!」
キョン「じゃまずは先にお前だ。背中流すぞ」
キョン♀「ああ」
ワシャワシャ
キョン「……細いな」ゴシゴシ
キョン♀「女だからな」
キョン「うなじ」
キョン♀「?」
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 20:14:10.47 ID:giMXLOMcO
キョン「やべぇな。お前鏡見たことあるか」
キョン♀「鏡には毎日誰だお前って語りかけてるよ」
キョン「顔もそうだが、うなじもなかなかだ」
キョン♀「黙れ。気持ち悪い」
キョン「うぷっ」
キョン♀「ああ!?」
キョン「すまん、自分のキモさに吐きそうになった…」
キョン♀「目の前の俺に失礼すぎるだろ!?ったく、ムカつくなお前」
キョン「俺はお前だが」
キョン♀「だからなおのことムカつくんだよ」
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 20:18:58.91 ID:giMXLOMcO
キョン「…終わったぞ」
キョン♀「やっぱ体は自分で洗う方がいいな。心もとない」
キョン「…」
キョン♀「じゃ、前洗うか?」
キョン「……やっぱいい」
キョン♀「だと思ったぜ」
キョン「なっ、なんだよそれ。まるで俺がヘタレみたいじゃねぇか」
キョン♀「変態の間違いだろ。普通のヘタレはこんな状況に遭遇しない」
キョン「…それで」
キョン♀「だがお前の体は俺が洗う」
キョン「……なんだかお前が可哀想になってきたぜ」
キョン♀「実際可哀想なんだよ…」
25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 20:23:39.78 ID:giMXLOMcO
キョン♀「よし、邪魔だからもう一回湯船入ってろ」
キョン「ああ」ザバー…
キョン♀「……」ゴシゴシ
キョン「…」
キョン♀「……」ゴシゴシ
キョン「…」
キョン♀「……これが噂の視k」
キョン「言うなよ」
キョン♀「ジロジロ見んなよ。洗いにくすぎる」
キョン「胸と股の窪みの泡がいい感じだな」
キョン♀「黙れ」
キョン「うぷっ」
キョン♀「だから失礼だろそれ!?」
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 20:28:10.84 ID:giMXLOMcO
ザバー
キョン♀「…はぁ」
キョン「終わったか」
キョン♀「ああ、交代だ。待たせたな」
キョン「気にすんな」ザバー…
キョン♀「ふぃー…」ザバー…
キョン「その面でおっさんみたいなことやってんじゃねぇ」
キョン♀「心労が溜まると出ちまうんだよ」
キョン「この状況で萎えなければいけない俺の心をこれ以上折らないでくれ」
キョン♀「やれやれだ…さっさと髪洗ってくれ」
27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 20:31:15.31 ID:giMXLOMcO
キョン「…」ワシャワシャ
キョン♀「…」
キョン「…」キュッ シャアアア
キョン♀「…」
キョン「ふぅ、終わったぞ」
キョン♀「はやいな!」
キョン「普通だ」
キョン♀「…そうだな」
キョン「…ほら、来いよ」
キョン♀「ん、ああ」ザバー…
28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 20:33:45.24 ID:giMXLOMcO
キョン「…」
キョン♀「…」
キョン「…」
キョン♀「…」
キョン「やっぱり、後ろから手をまわした方が」
キョン♀「…そうだな」
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 20:37:37.60 ID:giMXLOMcO
キョン♀「…っ…」ゴシ ゴシ
キョン「…」
キョン♀「っ…どうだ、気持ちいいか」ゴシ ゴシ
キョン「ああ」
キョン♀「やっぱ男はごついな…洗いにくいぜ」ゴシ ゴシ
キョン「人の背後に立って体の前洗ってりゃ体系関わらずキツいだろうよ」
キョン♀「それもそうだな」ゴシ ゴシ
キョン「…(当たってないな…)」
キョン♀「よっ……ほっ……」ゴシ)ゴシ
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 20:42:42.32 ID:giMXLOMcO
キョン♀「だー!洗いにくすぎる!こんな面倒くさいのはやめだ!前行くぞ!」
キョン「おっおい」
キョン♀「だいたいなんで俺の体を洗うのに俺が四苦八苦せねばならんのだ」
キョン「…」
キョン♀「…ぶふっ」
キョン「っ」
キョン♀「やっぱ後ろからにするわ」
キョン「くそ…自信なくなるからはやくしてくれ…」
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 20:45:44.86 ID:giMXLOMcO
キョン♀「……よし」
キョン「…」
キョン♀「握るぜ」
キョン「洗うんだよ」
キョン♀「そうだったな……ん…どうやって洗うんだっけ?」
キョン「はぁ?」
キョン♀「いかん、忘れた」
キョン「お前…」
キョン♀「つーかなんで勃ってんだよコレ!」ギュウッ
キョン「ばっ…やめろ!」
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 20:50:27.15 ID:giMXLOMcO
キョン♀「いてぇ!?」
キョン「ビビッたじゃねーか!」
キョン♀「なんでだよ!いつも自分で握ってんだろ!」
キョン「他人に握らせたことなんか俺に物心がついて以来記憶にねぇんだよ!」
キョン♀「はぁ…馬鹿だな…安心しろよ。俺はお前だろ」
キョン「納得できるか!!」
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 20:56:24.50 ID:giMXLOMcO
キョン♀「だいたいこの体のどこに息子を反応させる魅力があるんだよ…」
キョン「お前はもう忘れたかもしれんがな、男子高校生ってのは女の股の形をした人参を見て勃たせてしまう生き物なんだよ」
キョン♀「最低だな」
キョン「うるせえ」
キョン♀「……で、強く握らなきゃ大丈夫だろ?」
キョン「握らずに洗う選択肢はねぇのかよ」
キョン♀「…軽くな、軽く」ニギ…
キョン「っ…」ゾワ…
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 21:00:44.36 ID:giMXLOMcO
キョン♀「おお…おお……!」ニュ…ニュル…
キョン「…っ」
キョン♀「これだ!表面がゴム製の鉄棒を握る感じ!」ギュッ
キョン「おっ…」
キョン♀「おお……」ニュル…ニュル…
キョン「うっ…」
キョン♀「…」ニュル…
キョン「…っ」
キョン♀「…気持ちいいか?」ニュル
キョン「ぶふっ!」
36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 21:06:00.11 ID:giMXLOMcO
キョン「将来俺に彼女が出来て一緒に風呂入って勃たなかったらお前のせいだ」
キョン♀「悪かったよ。ふざけた」
キョン♀「大体これ体洗ってるっていうかさ、完全にオナニー」
キョン「言うな」
キョン♀「…」
キョン「はぁ…」
キョン♀「……気持ちよかった?」
キョン「襲うぞお前」
キョン♀「ぶふっ」
キョン「くそっ!なんの罰ゲームだよ!?ふざけんなよ!?」
38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 21:09:54.46 ID:giMXLOMcO
キョン♀「ははは!くっ……はぁ…笑った」
キョン「ちくしょう……」ドヨーン
キョン♀「まぁ落ち込むなって。お前が俺の立場なら絶対笑うぜ」
キョン「慰めになってねーんだよちくしょう…」
キョン♀「…さて、久しぶりに息子と触れあえたし、そろそろ上がるか」
キョン「……はぁ」
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 21:14:33.30 ID:4GdIZSPRO
これ世界観どうなってんの?
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 21:30:46.11 ID:hc4j9xXWO
>>40
キョンが♀になっちゃった世界にキョンがキョン♀の世界にやってきた。じゃね?
キョンは自宅じゃないと言ってるから、長門のマンションか機関辺りに世話してもらってるんだろ
46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 21:47:10.91 ID:giMXLOMcO
キョン♀「はーさっぱりしたな」
キョン「ああ、まったくな!」
キョン♀「…なんだよ、気にしすぎだろお前」
キョン「…」イラッ
キョン♀「ま、ないだろうがムラムラしてきたら言ってくれ。手伝ってやらんこともない」
キョン「…そうかい」
キョン♀「さて、扇風機扇風機…」
48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 21:50:53.36 ID:giMXLOMcO
キョン「…」
ガバッ
キョン♀「うわっ!?」バフッ
キョン♀「なにしやがる!!」
キョン「…手伝うって言ったよな」
キョン♀「はぁ?……ってお前っ!正気か!」ジタバタ
キョン「ハルヒ以外の女になら力では負けない自信はあるぜ」ググッ…
キョン♀「くっ…」ググッ…
キョン♀「目を覚ませ!これじゃセルフファッk」
キョン「オェェ!!」
キョン♀「またこのパターンかよ!?」
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 21:59:30.30 ID:giMXLOMcO
キョン「くそ…お前が俺じゃなきゃこんなことには…」
キョン♀「俺じゃなきゃお前は人を押し倒したりしねぇだろ」
キョン「…まあな」
キョン♀「…まぁ、お前の気持ちはわかる」
キョン「…」
キョン♀「せっかく女の自分がいるんだし、色々やってみたいんだろ」
キョン「…」
キョン♀「俺も女として色々やってみたい」
キョン「お前俺より変態じゃねーか」
52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 22:05:33.76 ID:giMXLOMcO
キョン♀「まあ幸か不幸か、時間はたっぷりある」
キョン「それなら間違いなく不幸だと言い切れる」
キョン♀「……なぁ」
キョン「……ああ」
キョン♀「…やるか?」
キョン「…おう」
53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 22:10:18.16 ID:giMXLOMcO
キョン♀「……お前服脱がせたいよな?ブラつけた方がいいか?」
キョン「雰囲気も何もあったもんじゃねーな…」
キョン「いいよ、そのままで。パジャマもなかなかだ」
キョン♀「そうか」
キョン♀「…しかしあれだな」
キョン「今度は何だ」
キョン♀「俺ってあんな力強かったんだな。押さえつけられてるときビクともしなかったぞ」
キョン「そうか?そんなに強くしたつもりはなかったんだが…」
キョン♀「…」
キョン「…」
54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 22:11:55.38 ID:giMXLOMcO
キョン♀「…よし、こい」
キョン「なんだそりゃ…まあいいか、電気消すぞ」
キョン♀「ああ…」
パチン…
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 22:14:29.25 ID:giMXLOMcO
キョン♀「……」ドキドキ
キョン「……」
スッ
キョン♀「っ…」ドキドキ
キョン「……」
キョン♀「っ…」
キョン「……」
キョン♀「…」
キョン「……」
キョン♀「…おい」
キョン「ボタン外れねぇんだよ!逆側からのボタン外しにくいんだよ!」
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 22:18:41.72 ID:giMXLOMcO
キョン♀「…俺が外すか?」
キョン「やめろ。男の沽券に関わる」
キョン♀「…女は童貞をこういう目で見てんのかな」
キョン「…よし!外れた!」
キョン♀「…(哀れだな…俺)」
57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 22:22:36.58 ID:giMXLOMcO
キョン「……それじゃ、いくぜ」
キョン♀「あ、ああ」
キョン「……」ドキドキ
フニ
キョン「!」
キョン♀「…っ」ドキドキ
キョン「…」
フニフニ
キョン♀「…っ」ドキドキ
キョン「…」フニ フニュ
キョン「…なあ、全然揉めないんだg」
キョン♀「わかってるよ!電気消してもわかるくらいがっかりしてんじゃねぇ!」
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 22:30:44.96 ID:giMXLOMcO
キョン「…お前、一応女として胸が小さいことに思うところとかあるのか」
キョン♀「…色々あんだよ」
キョン「…まあいいか。続けるぞ」
キョン♀「…ああ」
キョン「…」フニフニ
ッ
キョン♀「っ」ピクン
キョン「…」
キョン♀「(なんだこれ…た、他人の指やばいぞ…)」
キョン「…」
クリ…
キョン♀「っ…あっ」ピクンッ
キョン♀「~~っ!(くそ、ビクッてなんなよ!恥ずかしいにもほどがある!)」
キョン「…(演技か…?反応良すぎないか?)」
60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 22:36:22.17 ID:giMXLOMcO
キョン♀「はっ…くっ!」ピクッ ピクン
キョン「…」クリクリ
キョン♀「っ……」
キョン「…」コリッ
キョン♀「んっ!」ビクッ
キョン「…(楽しいなこれ…)」フニフニ
キョン♀「っ…(恥ずかしすぎるぞこれ…!)」
62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 22:42:27.11 ID:giMXLOMcO
キョン♀「はぁ…はぁ…」
キョン「…」
キョン♀「…?」
キョン♀「!」
キョン♀「おまっ…完全に勃ってんじゃねぇか」
キョン「この状況で勃たん方がおかしいだろ」
キョン♀「さっきまでえずいてたくせに」
キョン「やめろ思い出させるな。今いい感じに集中できてんだよ」
キョン♀「…そうか」
キョン「…なぁ」
キョン♀「…ん」
キョン「やたらビクビクしてたが、感じてたのか?」
63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 22:48:04.77 ID:giMXLOMcO
キョン♀「まあ、結構…」
キョン♀「ってお前からムードぶち壊してんじゃねーか!普通女にそんなこと聞かねーよ!」
キョン「お前だから聞いてんだよ!」
キョン♀「…それもそうか」
キョン「納得すんのはえーな!?」
キョン「…で、どんな感じだった」
キョン♀「…股の内側が潤ってくる感じだ」
キョン「…」
キョン♀「なんだこれ…恥ずかしすぎるぞ…」
65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 23:00:24.37 ID:giMXLOMcO
キョン「…濡れたのか」
キョン♀「耳ついてんのか。聞き返すんじゃねぇ」
キョン「…」
ガバッ
キョン♀「おわっ!」バフッ
キョン「…」レロッ
キョン♀「あひぃ!?」
キョン「…(どんな声だよ…)」チュウッ…
キョン♀「まっ!いあっ!っ!」ビクッ
キョン「…」レロレロッ チュウッ
キョン♀「っ!…っ!(こいつ調子に乗ってんな!)」
キョン「…(左手で右の乳首…)」クリッ
キョン♀「んんッ!(なにこれめちゃくちゃ感じるんですけど!?)」ビクッ
69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 23:09:04.78 ID:giMXLOMcO
キョン♀「…っ!(くそ…押さえつけやがって…!)」
キョン「…」チュ チュク…
キョン♀「は…あっ…!(勝手に暴走しやがってタマ蹴り上げんぞこいつ!)」
キョン「…」チュウ クリクリ
キョン♀「んあっ!(…だめだできねぇ!タマを蹴るなんて出来るわけがない!想像したら俺までタマのあったところが痛くなってきやがる!)」
キョン「…(ずっとこうしててもいいな)」フニフニ クリッ
キョン♀「…おい、もういいんっ!…はっ…はぁ…はぁ…」
キョン「ん、あ、ああ、そうだな…」
74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 23:17:11.01 ID:giMXLOMcO
キョン「…」
キョン♀「はぁ…はぁ…」
キョン「…なぁ」
キョン♀「あん?」
キョン「楽しいなこれ」
キョン♀「次勝手に何かしやがったら潰すからな」
キョン「でも気持ち良かっただろ?」
キョン♀「エロゲ主人公みたいなこと言ってんじゃねえよ。無理やりの陵辱ゲーとか勘弁してくれ」
キョン「いや、そんなつもりはなかったんだが…」
キョン♀「あー?」
キョン「…お前まさか女としてMに」
キョン♀「待て。やめろ。駄目だ。少し黙れっててくれ」
88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 00:55:23.36 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「……」
キョン「おい、どうした」
キョン♀「(こいつは軽く愛撫したつもりで)」
キョン「…?」
キョン♀「(俺は無理やり押さえつけられてる感じで…)」
キョン「おい」
キョン♀「おいお前」
キョン「なっなんだ」
キョン♀「少しタマを握るぞ。悪く思うな」
キョン「なっ何…を゛っ!?」
89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 00:59:34.01 ID:DX2HDy7rO
ギュ…
キョン「お゛っ…お前なんのつもりだ…!」
キョン♀「……ぐっ…」
キョン「はな…せ…!馬鹿野郎っ!」スパァン!
キョン♀「うぶっ!」ドサッ
キョン「はぁ…!はぁ…!なにしやがんだ!」
キョン♀「……痛かった…」
キョン「俺の方が痛かったわ!」
キョン♀「違う…股がキュンってな…大丈夫…俺はまだ男なんだ!」
キョン「はぁ…?」
キョン♀「ハルヒのデタラメパワーなんかに俺は負けねぇ!」
キョン「……ハルヒか」
キョン「なあ、ハルヒが俺が女だったら良かったとか思いやがったのが原因でお前はそうなったんだったっけ?」
90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 01:07:25.84 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「ああ。男が女に性転換する漫画を読んで影響されたとかいうあまりに馬鹿馬鹿しすぎてやりきれん理由だ」
キョン♀「タイトルは…なんだったかな…かしまし三人娘…とかそんな感じだ。お前知ってるか?」
キョン「いや、知らん」
キョン♀「だよなぁ…男が女になるとか…」
キョン「…」
キョン♀「女が胸を揉まれただけで感じるとかAVだけだと思ってたぜ」
キョン「……」
キョン♀「ん、どうした?」
キョン「ハルヒを思い出したらこの状況に萎えた」
キョン♀「ああ…そこね…」
92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 01:12:04.86 ID:DX2HDy7rO
キョン「いい感じに欲情できてたのに……くそっ……」
キョン♀「お前俺が自分だってこと忘れんなよ…?」
キョン「だってお前女じゃねぇか!俺だけど」
キョン♀「俺にセルフの素質があるとは思いたくないぜ」
キョン「お前、鏡見てなんとも思わねぇの?」
キョン♀「別に」
キョン「嘘つけ。お前は俺だろう。俺なら別にとは思わない」
キョン♀「…まぁ、ハルヒに似てるとは思ったな」
キョン「…だよな」
キョン♀「…ああ」
93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 01:16:01.21 ID:wQLrxYFVO
キョン子は最初から女だから女口調
キョン♀は元男だから男口調なわけか
94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 01:20:34.76 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「……もう服着てもいいか?」
キョン「え?あ、ああ、さっきは悪かったな」
キョン♀「いや、いい」シュル…
キョン♀「結構気持ちよかったしな」
キョン「…これが俺の台詞だと思うとさっきの俺の行動が黒歴史確定で今すぐ飛び降りたい」
キョン♀「まあまあ」
キョン♀「…あ、パンツがぬるぬるだ…」
キョン「…」
キョン♀「あー、これはな、なんつーか、この体、濡れ方が普通じゃないんだよ」
キョン「…お前ってその体でオナニーすんのか?」
キョン♀「ぶっ!?」
95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 01:26:43.28 ID:DX2HDy7rO
キョン「男なら誰もが考えるテーマだ」
キョン「女の体だったら男より感度が……だろ?」
キョン♀「…まあ、確かに感度は確実に女の体の方が強いな」
キョン♀「だが普通じゃないからな。この体は」
キョン「…で、してるのか、オナニー」
キョン♀「してない」
キョン「マジか?」
キョン♀「…ちょっとだけ」
キョン「ちょっととは?」
キョン♀「パンツの上から擦る…くらい…」
キョン「ほう…」
キョン♀「お前女にセク質してるつもりなんだろうが俺はお前だということを忘れるな」
96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 01:34:56.58 ID:DX2HDy7rO
キョン「ん…もうこんな時間か…そろそろ帰るか」
キョン♀「なんだ?お前の家だ、寝ていけよ」
キョン「俺はお前の彼氏らしいからな。泊まると親が何やら思うだろ」
キョン♀「ないと思うがな…帰るってのは長門のマンションか?」
キョン「ああ」
キョン♀「長門はお前のことを知っていて…ん、朝比奈さんと古泉も知ってるんだよな?」
98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 01:41:37.92 ID:DX2HDy7rO
キョン「ハルヒ以外俺とお前を含めて全員長門のマンションに集まっただろうが」
キョン♀「あ、ああ…いや、あの時は少し放心してて…」
キョン「…まあ、仕方ないな」
キョン♀「…で、どうすんだ。親なら大丈夫だと思うが」
キョン「…彼氏か…」
キョン♀「妹にはハルヒにこぼしたりせんよう口止めはしとくぞ」
キョン「…そうだな、今日はここで寝てくか。邪魔になるな」
キョン♀「気にすんな。ベッド使わせてやるよ」
101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 01:53:41.41 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「よし、決まりだな。気にかけずくつろいでくれ」
キョン「ああ、そうさせてもらう」
キョン♀「…」ヌギ…
キョン「っ」ビクッ
キョン♀「ぱんつ、とりかえねぇとな」ヒラヒラ
キョン「水やらなにやら吸ってひらひらできてない」
キョン♀「あ…どうすっかなこれ…洗濯機はマズいぞ…」
キョン「…さっき洗濯終わって洗濯機は空か」
キョン♀「…ベッドの下に置いとくか」
キョン「…そうだ」
キョン♀「ん?」
102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 01:57:07.40 ID:DX2HDy7rO
キョン「ベッドの下といえば、エロ本はどうしてるんだ」
キョン♀「どう、とは」
キョン「お前そうなってもまだエロ本とかに興味あるのか?」
キョン♀「あー…どうだろうな。最近そんな余裕がなかったからな…見てみんことにはわからん」
キョン「…じゃ、見るか」
キョン♀「…エロ本を?」
キョン「エロ本を」
103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 02:02:25.81 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「パンツ脱いだ方がいいか」
キョン「もう脱げてんじゃねーか」
キョン♀「…つーかさ」
キョン「…」ギクッ
キョン♀「お前、今抜きたいだろ」
キョン「…はい」
キョン♀「やっぱりかよ…」
キョン「溜まってんだよ。長門の家じゃ絶対出来ないし…お前とのさっきのあれでもかなりきたしな…」
キョン♀「…」
キョン「…」
105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 02:10:22.05 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「…」
キョン「…」
キョン♀「…」
キョン「…」
キョン♀「さすがに、マズいよな…」
キョン「…そうだな」
キョン♀「拒否反応で死ぬかもしれないしな」
キョン「自分だから大丈夫とかそういう問題じゃねえしな」
キョン「…そもそもゴムがないだろうからな。ないよな?」
キョン♀「…ある」
キョン「なんであるのか400字以内で説明しろ」
107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 02:16:07.49 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「親からのプレゼントだ。はい10文字」
キョン「うちの親は娘に何をやってやがるんだ…」
キョン♀「娘に男の気配を感じたら親は普通こうするらしいぞ」
キョン「マジかよ…。そんなもんかのか」
キョン♀「そういうもんらしい。…で、どうするんだ」
キョン「そうだな…とりあえずベッドの中で考えるか」
キョン♀「ヤる気満々じゃねーか…」
108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 02:22:27.41 ID:DX2HDy7rO
キョン「お前だからな。実験感覚だ」
キョン♀「なんの実験だ。お前そのうち俺を使って痴漢の冤罪対策とかするつもりだろ」
キョン「なるほど、それいいな」
キョン♀「よくねぇよ」
キョン「…で、ゴムはどこに?」
キョン♀「……机の引き出し。2番目の奥」
キョン「……」
キョン「……あった」
キョン♀「…」
キョン「極薄タイプ…」
キョン♀「…」
111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 02:29:33.23 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「…なぁ、トイレでしてこいよ」
キョン「…お前、彼氏になんてこと言うんだ」
キョン♀「彼氏じゃねーし」
キョン「…トイレか…まあいい」
キョン♀「…俺は別にここでもいいが」
キョン「…見たいのか」
キョン♀「そういうわけじゃねーよ」
112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 02:33:30.27 ID:DX2HDy7rO
キョン「……やっぱトイレでいい。エロ本貸してくれ。持っていく」
キョン♀「……わかった」
キョン「…」
キョン♀「俺がしてやる。ただし、勝手な真似はするな」
キョン♀「身の危険を感じたらマジで握り潰すかもしれんからな」
キョン♀「それでいいな?」
キョン「……いや、俺はトイレでもいいぞ」
キョン♀「!?」
113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 02:37:22.97 ID:DX2HDy7rO
キョン「不安はあるがお前も『行為』として興味がある」
キョン「違うか?」
キョン♀「…違わねぇ」
キョン「じゃ、とりあえずベッド上がろうぜ」
キョン♀「…ああ」
ギシ…
115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 02:42:43.71 ID:DX2HDy7rO
ギギ… ギギギ…
キョン♀「二人乗ると軋むな…」
キョン「まずいな…この音は部屋の外に聞こえたらアウトだ」
キョン♀「激しく動かなければ大丈夫だろう」
キョン「激しく動かないようにヤるのか…」
キョン♀「…」
キョン「とりあえず、寝ようぜ」
117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 02:46:04.35 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「よっと…」ギシ…
キョン「ん…」ギシ…
シーン…
キョン「…」
キョン♀「…」
キョン「…」モゾ…
キョン♀「っ」ピクッ
キョン「…」モゾモゾ…
キョン♀「…っ…」
118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 02:52:17.00 ID:DX2HDy7rO
キョン「おい」
キョン♀「どうした」
キョン「向こう向いてくれ」
キョン♀「なぜだ」
キョン「正直後ろからの方がいい」
キョン♀「…まあわかるが」
キョン「…だろ」
キョン♀「…」モゾ…
119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 02:59:05.44 ID:DX2HDy7rO
キョン「…」
キョン♀「…これでいいか?つーかバックっつっても横になってるから挿れにくく」
ギュッ
キョン♀「なっ…」
キョン「…」モゾモゾ…
キョン♀「…っ(また愛撫かよ…)」
キョン「…」モゾモゾ…
キョン♀「っ…んっ(まあそうか…流れは大事だろうな、こいつからしたら)」
キョン「…」モゾモゾ
キョン♀「っ…っ!(胸があれば揉んだりするんだろうが…ないから快感責め一直線だな…)」
120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 03:05:27.11 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「っ…(また濡れて…あ、やべ…パンツ穿いてないからベッドが汚れる…)」
キョン「…」
ツツ…
キョン♀「ふひっ!」ビクッ
キョン「…」ツツツ…
キョン♀「(指で!腹をなぞるな!こそばい!)」
キョン「…」ツツ…
キョン♀「…っ…」
キョン♀「!」
キョン♀「(そうだ!こいつの狙いは腹じゃねぇ!)」
キョン「…(……もうちょいか)」ツツ…
キョン♀「…っ!(く、くる!)」
121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 03:08:47.69 ID:DX2HDy7rO
キョン「…」ツツ…
サワ…
キョン♀「っ!(うわっ!)」ビクッ
キョン「…」サワ…サワ…
チュプ…ピチャ
キョン「(びちゃびちゃじゃねーか!)」
キョン♀「…っ!…っ!(ゆ、指が!やばい!入る!入る!)」
123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 03:14:59.98 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「……なぁ」
キョン「……ん」
キョン♀「俺的には、挿れられたときどんな感じなのか体験できればいいんだが」
キョン「……さっさとしろってことか」
キョン♀「俺をイかせる必要はねーだろ。十分濡れてるはずだ」
キョン「…俺は男としてリードして」
キョン♀「お前はさっさと抜いて賢者に転職しろ」
キョン「……わかったよ」
キョン「抜くっつーか出すだな、この場合」
キョン♀「言わんでいい」
124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 03:25:29.81 ID:DX2HDy7rO
キョン「じゃあ、こっち向け」
キョン♀「なに?」
キョン「この体勢で後ろからは無理だ」
キョン♀「お前…さっき後ろがいいって言ってたじゃねーか」
キョン「後ろからのほうが触りやすい」
キョン♀「ただ触りたかっただけかよ…俺はあまり顔を見たくないからだと思って」
キョン♀「そうか!お前から見たら俺は女だから!」
キョン「いいからこっち向け。乾いちまうだろ」
キョン♀「んな馬鹿な。つーかさっきからなんでそんな偉そうなんだお前は」
キョン「支配欲?」
キョン♀「頼むから冷静にな…」
125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 03:29:24.29 ID:JaRBJnyWO
自分を一番理解してくれる奴が相手か
いいよー
126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 03:31:31.27 ID:DX2HDy7rO
キョン「顔なんか暗くてよく見えない。大丈夫だ」
キョン♀「…まあそうだな」
キョン「……」
キョン♀「…」
キョン「やっぱ横じゃ無理だ。上になるか下になるか」
キョン♀「どっちも嫌だ!」
キョン「…じゃあとりあえず下になっとけ!」
ガバッ
キョン♀「っ!」
キョン「暗くてよく見えないがなんとかなるだろ…」ヌル…
キョン♀「おいっ…勝手にやるなって…んむっ!?」
127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 03:36:31.02 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「~~~!!!(!?!?)」
キョン「…っ…ぷあ」
ヌリュッ
キョン♀「ぷあ!?あ!?(ひい!入る!入る!)」
キョン「…これか…腰を立てて…こうか…?」クイ
ニュプッ
キョン「!」
キョン♀「いいいい!!」
128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 03:40:20.30 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「まて!!ゆっくり!!ゆっくりな!!」
キョン「……ん…」
ズプ…プ
キョン♀「つ…あっ…!」
キョン「…痛いのか?」
キョン♀「痛い…!めっちゃ痛いぞ…なんだこれ…っ!」
キョン「…あんま長引かせないほうがいいか」
キョン♀「くそっ…全然気持ちよくねぇ…!」
156 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 15:16:22.57 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「つっ…駄目だ…おいっ…一回抜け…!」
キョン「まだ半分くらいなんだが」ズズッ
キョン♀「☆#%$¥§@!!痛い!痛いって!」
キョン「なるほど、こうかっ」ズブッ
キョン♀「ッ!?」ビクッ
キョン「お?やっぱ奥はいいんじゃねぇか」クイッ クイッ
キョン♀「あっ!ああっ!」ビクッ ビクッ
キョン「っ…っ…(中あったけぇな)」クイッ クイッ
キョン♀「っあ…はっ…!(奥っ…奥やばいっ!)」
159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 15:34:13.98 ID:DX2HDy7rO
キョン「…(奥を突くといいのか…)」グッ
キョン「(エロ漫画だとコツンッてなるが)」
コツン
キョン♀「っっ!!」ビクビクッ
キョン「ぅおっ」
キョン♀「はっ…あっ…わ、悪い、イきそ…」ブルッ
キョン「…」
キョン「よし、イっちまえ」グッ
キョン♀「いっ……!(来るっ!)」
キョン♀「ぁ~~~~!!!」ビクッ ビクッ
キョン「!(締め付けがっ!)」
160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 15:39:54.46 ID:DX2HDy7rO
キョン「俺もイきそうだ…!」ズッ ズッ
キョン♀「っ…ひぁ…やめろ…!いまイって……っ!ああっ!」ビクビクッ
キョン「……っ!!」ブルブルッ
キョン♀「あーー………」ビクッ ビクッ…
キョン「ふぅ……」
ヌク…ニュル…
キョン♀「うっ……」
キョン「…抜いたぞ」
162 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 15:51:23.11 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「はぁ……はぁ……」クタ…
キョン「はぁ……はぁ……疲れるな…結構…」
キョン♀「……最初痛くて死ぬかと思ったぞ……」
キョン「はぁ……はぁ……」
キョン♀「……やばいな……想像以上だった……」
キョン「……すげーよかったぞ……」
キョン♀「……そうかい……」
キョン「……ああ……」
キョン♀「……お前、イったのか……?」
キョン「ん……?ああ……気づかなかったのか……お前がイったのはわかったが…」
キョン♀「……恥ずかしいぐらい体が反応したからな……筋肉に電極を刺されたカエルの気持ちがわかった……」
166 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 16:03:30.54 ID:DX2HDy7rO
キョン「なんだその感想…もっとなにかねぇのかよ」
キョン♀「痛くて死にそうだった」
キョン「気持ちよかったって言ってください」
キョン♀「気持ちよかった。いや、普通に良かったぞ。自信持っていいな俺」
キョン「はぁ……やっぱお前は俺なんだな…」
キョン♀「なんだよ。『すごくよかった…好き』とでも言ってほしいのか」
キョン「やめろ。くそ、してる最中はあんなに可愛かったのに」
キョン♀「やめろ。可愛いとか言うんじゃねぇ」
キョン「すげー可愛かった」
キョン♀「ここ…照れるとこ?」
キョン「照れんでいい」
キョン♀「だよな」
168 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 16:08:21.23 ID:DX2HDy7rO
キョン「あー…眠い…目がしぱしぱする…悪い…俺寝るわ…」
キョン♀「賢者様か…転職おめでとう」
キョン「おう……すげーよかった……ぞ…」
キョン♀「……おやすみ、俺」
キョン「……」
キョン♀「……」
キョン♀「……俺も寝るか…」
174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 16:50:37.25 ID:DX2HDy7rO
………
……
…
キョン♀「…zzz」
キョン「…zzz」
バーン!
妹「おっはよー!キョンちゃん!」ボフッ
キョン♀「うぐぅっ!」
キョン「ん……」
妹「彼氏さんもおはよー!」ニコニコ
キョン「…ああ、おはよう」
キョン♀「降りなさい」
妹「キョンちゃん起きたー?」
キョン♀「起きた起きた。もうバッチリ。あと12時間は起き続けられそうだ」
175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 16:57:26.06 ID:DX2HDy7rO
妹「12時間もー?すごーい!」ヒョイ
キョン♀「…あー…腰がいてぇ…」
キョン「…」
妹「毛布もとらないとダメー!」
バサァ
キョン♀「あー毛布がー…」
キョン「………あっ」ギョッ
妹「あれー?なんでキョンちゃんパンツはいてないの?」
キョン♀「え…?」
キョン♀「……あ!?」
妹「彼氏さんもパンツはいてなーい!二人でえっちなことしてたんだー!おかーさーん!」
キョン♀「まっ、待て!待ちなさい!」
キョン「(あのまま寝ちまったのか…)」
176 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 17:09:53.59 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「妹!そこで止まったらお前の願いを3つだけ叶えてやろう」
妹「ホントー?」
キョン「そういや最近はPS3版超リアル人生ゲームを欲しがってたな」
キョン♀「お前も止めるの手伝えよ!」
キョン「…思ったんだがな、俺は彼氏だし隠す必要はないんじゃないかって」
キョン♀「てめぇ!…あっ、コラ、待ちなさい!人生ゲーム買ってあげるから!株でたくさん貢いであげるから!」ドタドタ
キョン「…」
キョン「あ…ゴム床に起きっぱなしだった…」ヒョイ
キョン「…ゴミ箱じゃ匂いが残るか…?」
178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 17:19:48.48 ID:DX2HDy7rO
キョン「…」
キョン♀「はぁ………」
キョン「口止めできたのか」
キョン♀「映画のチケット3枚で手を打ってきた」
キョン「そうか。ところでコレなんだが」
キョン♀「うわっ?よせ、んなもん見せんじゃねぇ」
キョン「どこに捨てりゃあいい?ゴミ箱はまずいと思ってな」
キョン♀「あー?……そうだな……持って帰れ」
キョン「長門にバレる」
キョン♀「あー……もう帰る途中ゴミ箱にでも捨てちまえ」
キョン「……そうするか」
179 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 17:26:30.51 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「あと俺は学校があるから、お前はとりあえず帰れ。長門はお前のこと待ってるだろ」
キョン「そうだな。じゃあもう行くか」
キョン♀「ああ。朝からドタバタしちまったな」
キョン「おう。じゃ、またあとでな」
キョン♀「ああ。またあとでな」
185 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 18:32:49.94 ID:DX2HDy7rO
キョン「…」
長門「…」
キョン「ただいま」
長門「…」
186 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 18:38:56.57 ID:DX2HDy7rO
キョン「…悪い、色々あってな…電話する時間がなかったんだ」
長門「…そう」
キョン「学校、行くのか」
長門「…」コク
キョン「楽しんでこいよ」
長門「…」
長門「…いってきます」
キョン「おう、行ってこい」
長門「…」
ガチャ……バタン
188 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 18:52:46.67 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「ふぁぁ……眠いぜ……くぁぁ」
谷口「よっ!キョーンっ!」
キョン♀「あふ」
谷口「なんだその間抜けな面は。登校くらいシャキっとしやがれシャキっと」
キョン♀「…朝からやかましい奴だ」
国木田「おはよう、キョン」
キョン♀「ああ、おはよう」
谷口「おはようキョン!」
キョン♀「おやすみ。良い夢をな」
谷口「あー?なんだ親友におはようも言えなくなっちまったのかよ?昔のお前はもっと可愛げがあったのによぉ…」
キョン♀「…そうだったか、国木田」
国木田「キョンは前からこうだよ」
189 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 19:03:09.50 ID:DX2HDy7rO
国木田「それに僕の方がキョンとの付き合いが長いから、谷口より僕の方がキョンと親友な気がするなぁ」
キョン「もちろんだ国木田。今日の化学の時間も頼むぜ」
谷口「親友ってのなはぁ、付き合った時間じゃねぇ、過ごしてきた密度なんだよ!」
国木田「そういえば谷口は最近キョンにベタベタだね」
キョン♀「鬱陶しいことこの上ないぜ」
谷口「なんだと!?」
谷口「……なんか最近よぉ、以前にもまして涼宮がお前とくっていて離れねぇからよ」
国木田「なにそれ嫉妬?谷口はキョンのことが好きなの?」
谷口「はっ、誰がこんな男みたいな女を好きになるかよ」
キョン♀「悪かったな」
谷口「キョンは恋人じゃねぇ、親友だ!だろ?」
キョン♀「赤の他人を前提にお付き合いしたいです」
192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 19:18:03.52 ID:DX2HDy7rO
ガラッ
女子A「あ、おはよー」
キョン♀「ん、おはよう」
男子A「おはよっ」
キョン♀「ああ」
男子B「おはよう」
キョン♀「ん」
キョン♀「……ふぅ」ガタ
193 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 19:24:38.66 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「…」ボー…
ガラッ!
ズカズカズカッ
ハルヒ「おはよー!キョーン!」ムギュー
キョン♀「あ、ああ、おはよう…」
谷口「…ふん、女同士でベタベタと気持ち悪いことだぜ」
ハルヒ「何、何か言った?」
谷口「別にー何も言ってねーよ」
キョン♀「…」
194 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 19:30:06.19 ID:DX2HDy7rO
ハルヒ「ふん。何よ谷口の奴、醜い嫉妬だわ」
キョン♀「…」
ハルヒ「…キョン、何か疲れてない?」
キョン♀「ん?いや、別に」
ハルヒ「……」ジー
キョン♀「……なっ、なんだよ」
ハルヒ「キョン、あんた昨日」
キョン♀「……っ」
196 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 19:46:48.90 ID:DX2HDy7rO
ハルヒ「オナニーしたでしょ!」
キョン♀「ぶふぅっ!?」
谷口「!?」
ざわざわ…!
キョン♀「おまっ…直球すぎんだろうが!」
ハルヒ「やっぱり!してたのね!」
キョン♀「してねぇよ!ってそうじゃなくて質問がおかしいだろ!」
谷口「キョン…」
キョン♀「その顔で話しかけるな。通報するぞ」
男子A「してないのかよ…」ボソ…
男子B「なんだ…」
キョン♀「くっ…!」
ガラッ
岡部「おはよー席につけー」
キョン♀「先生!さすが担任は頼りになります!」
200 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 19:58:40.82 ID:DX2HDy7rO
……
…
キョン♀「はぁー……長い1日だった……」
キョン♀「今日1日の谷口の俺を見る目のキモさだけで1年はアレしなくてすむぜ…」
ハルヒ「キョーンっ!」ダキツキッ
キョン♀「うぐっ」
ハルヒ「部室いきましょ!」
キョン♀「………帰りたい」ボソ
ハルヒ「…何、キョン、まだ疲れ残ってるの?昨日そんな激しく…」
キョン♀「やめてくださいしんでしまいます」
ハルヒ「それじゃ、行きましょ♪」
キョン♀「……はぁ…」
202 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 20:07:34.12 ID:DX2HDy7rO
ガチャ!
ハルヒ「みんなやっほー!
みくる「あ、涼宮さん、キョンちゃん。今お茶淹れますね」
キョン♀「……」スタスタ
キョン♀「…」ドカッ
古泉「……お疲れのようですね」
キョン♀「……悪いが朝比奈さんのお茶を飲むまでお前に話すことは何もない」
古泉「それはそれは。すみません。ごゆっくりどうぞ」
長門「…」ペラ
ハルヒ「~♪」
みくる「はいキョンちゃん、どうぞ♪」
キョン♀「…ありがとうございます…」ジワッ
204 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 20:16:47.11 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「……はぁ~…美味い……」
みくる「ふふっ」
キョン♀「これだ…これがあるから俺は生きていられる…」
みくる「おかわり持ってきますね♪」
ハルヒ「だらしないわね、キョン。オナニーした翌日の過労死寸前アピールなんて30代過ぎた男がするものよ」
ガチャン!
みくる「す、すみません!」
古泉「…」
長門「…」
キョン♀「それでも僕はやってない」
205 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 20:28:21.24 ID:DX2HDy7rO
みくる「キョンちゃん…」
キョン♀「朝比奈さん誤解です。狼少女のいつもの大ホラです!」
古泉「……」
キョン♀「……」
長門「…」
キョン♀「…」
ハルヒ「嘘じゃないわよ。今日のキョン、ホルモンがすごいもん」
206 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 20:29:21.94 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「なんだって俺の体からそんな虫が集まってきそうな得体の知れない化学物質がすごいことになってんだ」
ハルヒ「それは違うホルモンよ。キョンのは、女性ホルモン」
キョン♀「…っ…いや、わかるはずかない…古泉」
古泉「はい、なんでしょう」
キョン♀「わかるか」
古泉「わかりません。申し訳ない限りです」
キョン♀「いや、お前はよくやった」
キョン♀「長門、わからんよな」
長門「わかる」
キョン♀「!」
207 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 20:33:09.56 ID:DX2HDy7rO
長門「外部から感知されるあなたの女性ホルモンが通常時の1.52倍ある」
キョン♀「な……」
古泉「…」
みくる「…」
長門「…」
ハルヒ「♪」
210 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 20:39:05.98 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「…っ」ダラダラ
古泉「…少しお手洗いに」ガタ
キョン♀「お、俺も行く!」ガタッ
ハルヒ「キョンが行くなら私も!」
キョン♀「用がないのに来ちゃいけません」
ハルヒ「なによぅ!」
古泉「では、失礼…」
キョン♀「…」
ガチャ… バタン
217 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 20:54:01.73 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「…助かったぜ…」
古泉「…」
キョン♀「くそ…長門まで何のつもりだ」
キョン♀「…古泉」
古泉「はい」
キョン♀「お前、ハルヒにもある程度の常識はあると言ったな」
古泉「ええ、言いました」
キョン♀「あれのどこが有識者なんだ。完全にモラルハザードじゃねぇか」
古泉「…これは先日に長門さんのマンションで説明したことですが」
古泉「今、涼宮さんはこの世界を夢のようなものだと考えています」
キョン♀「……夢?」
古泉「はい。現実世界での涼宮さんは間違いなく常識人です。人前であのようなことを口にすることはまずないでしょう」
古泉「ですが夢ならば。夢の中ならば少しくらいはっちゃけても何も問題ない。むしろはっちゃけたほうが楽しいことは多い」
古泉「それで涼宮さんはあのような行動をとったのだと思います」
キョン♀「…」
219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 21:00:19.11 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「なんであいつはこの世界を夢だと思ってやがるんだ」
古泉「え?」
キョン♀「…なんだその顔は」
古泉「いえ…すみません。…そうですか、これは少し急がないといけないかもしれませんね」
キョン♀「一人で納得してんじゃねぇ」
古泉「…今あなたは、女性ですね?」
キョン♀「…ああ」
古泉「…わかりませんか?今あなたは、自分が女性だということに違和感を感じませんでしたか?」
キョン♀「…まさか」
220 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 21:07:40.43 ID:DX2HDy7rO
古泉「涼宮さんは、あなたが女性になってしまったこの世界を現実とは認めなかった」
古泉「いままで男性だった人間が翌日女性になったということを夢だと思うのは普通の常識人です」
古泉「しかし、今僕が気になったことは…」
キョン♀「…大丈夫だ。今お前が気になったことは気のせいだ」
古泉「…そうですか。安心しました」
キョン♀「やれやれだな」
古泉「…ふふっ」
キョン♀「なんだ、気色悪い」
古泉「いえ、性別が変わっても変わらないあなたに、安堵してみただけです」
キョン♀「……戻るか」
古泉「ええ」
222 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 21:16:03.53 ID:DX2HDy7rO
ガチャ
キョン♀「…」
古泉「…」ニコニコ
ハルヒ「……キョン、古泉くん。あなたたちはトイレに行ったのよね?」
古泉「はい」
キョン♀「…なんだよ」
ハルヒ「男のつれしょんでもないのにどうして二人同時に帰ってきたの!」
キョン♀「…たまたま終わる時間が同じだったんだよ」
古泉「彼…彼女の言った通りです。トイレを出たら彼…彼女とはちあわせになりまして」
ハルヒ「……キョン、あんた男子トイレでなにやらしてたんじゃないでしょうね」
キョン♀「しねーよ。つーか疑うなら普通男の古泉の方だろ」
ハルヒ「古泉くんがそんなことするわけないじゃない」
キョン♀「俺はする可能性があるって見られてんのか」
223 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 21:19:57.43 ID:DX2HDy7rO
ハルヒ「だってあんた元は男だったじゃない」
キョン♀「…!」
みくる「…!」
古泉「…」
長門「…」ペラ
キョン♀「…二人同時だったのは本当にたまたまだよ」
ハルヒ「ふーん……ま、いいわ」
ハルヒ「さてみくるちゃん、キョンの着せ替えしましょう!」
みくる「!」
みくる「はい♪」キラキラ
キョン♀「……やれやれだ」
224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 21:26:16.18 ID:DX2HDy7rO
長門「…」パタン
ハルヒ「それじゃ、解散ー!みんなまた明日ねー!」
キョン♀「…………」
古泉「…お疲れ様です」
みくる「キョンちゃん、困ったことがあったら私に言ってね?いつでも力になるから…!」
キョン♀「朝比奈さん…」
古泉「…では、僕は先に失礼します」
みくる「じゃあねキョンちゃん、また明日!」
バタン…
キョン♀「…」
226 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 21:36:22.22 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「…」
長門「…」
キョン♀「…」
長門「…」
キョン♀「…もう一人の俺は元気か」
長門「元気」
キョン♀「そうか…変なこととかされてないか?」
長門「変なこととは」
キョン♀「いや、ないならいいんだ。よかった」
長門「――」
キョン♀「…何?」
長門「なんでもない。私は帰って彼に食事を作る必要がある」
キョン♀「あ、ああ。俺ももう帰るよ…」
227 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 21:41:22.92 ID:DX2HDy7rO
……
…
キョン♀「……」
ピッ
prrrrrr…
キョン♀「…」
キョン♀「もしもし」
「…」
キョン♀「そこにあいつはいるか」
「いる」
キョン♀「あいつは今何してる」
「カレーを食べている」
キョン♀「そうか。すまんがあいつと代わってくれ」
「わかった」
228 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 21:44:54.86 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「…」
「もひもひ」
キョン♀「一言いっておく。昨日のことが長門にバレている可能性がある」
「ぶーっ!!」
「うぉお!すまん長門!!すぐ拭く!すまん!!」
「――――」
「――――」
キョン♀「…」
「…もしもし」
キョン♀「…」
「…今の話、マジか?」
229 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 21:48:28.25 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「確信はない。だが、白ってわけでもなさそうだ」
「…っ」
キョン♀「今から来れるか?」
「ん、お前の部屋か」
キョン♀「ああ」
「…ちょっと待て」
「――」
「……」
「―――」
「………」
「…オーケーだ。30分くらいで行く」
キョン♀「わかった。待ってる」
230 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 21:50:32.29 ID:DX2HDy7rO
「…」
キョン♀「すまんな長門、俺が世話になって」
「いい」
キョン♀「…じゃあ、切るぞ」
キョン♀「…」
ピッ
キョン♀「…」
キョン♀「シャワー浴びとくか」
239 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 22:14:46.47 ID:DX2HDy7rO
キョン「…よぉ」
キョン♀「ああ」
キョン「外で待ったのか」
キョン♀「落ち着かなかっただけだ」
キョン♀「まあ入れ」
キョン「…ただいま」
240 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 22:21:53.39 ID:DX2HDy7rO
キョン「夕飯は何食ったんだ?」
キョン♀「サバの味噌煮だ」
キョン「いいな、和食か。こっちは毎日インド料理しか出てこない」
キョン♀「…カレーか。長門…」
キョン「あとキャベツの千切り山脈」
キョン♀「ああ、あれか…お前大丈夫か?」
キョン「あとはよくわからん長門製薬のサプリを飲んでる」
キョン♀「そうか。なら安心だな」
キョン「楽しい食事がしたいぜ…」
242 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 22:26:59.27 ID:DX2HDy7rO
キョン「…さっさと本題に入ろう」
キョン「長門にバレたってマジか?」
キョン♀「たぶんだがな、バレてると思うぜ」
キョン「……」
キョン♀「……」
キョン♀・キョン「お前のせいだ」
キョン♀「なに?」
キョン「なんだと?」
243 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 22:32:46.11 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「お前、あれだけやっといてとぼける気か」
キョン「お前が、俺がしてやるって言ったんじゃねぇか」
キョン♀「…」
キョン「…」
キョン♀「これからどうするか考えよう」
キョン「だな。長門の視線が痛くなるのだけは何よりも避けたい」
キョン♀「そうだ、朝比奈さんも危なかったぜ」
キョン「何?お前学校で何してやがるんだ」
244 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 22:38:54.49 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「今日ハルヒがな、かくかくしかじか…」
キョン「四角いムーブ……なるほどな」
キョン♀「朝比奈さんのことだから」
キョン♀『キョンちゃんも女の子になって、きっとストレスが溜まって…』
キョン♀「とか可愛らしく考えてるに違いない」
キョン「まぁ、一人遊びと思ってくれてるのは救いだな」
キョン♀「…朝比奈さんに引かれるのだけは絶対に嫌だ。そうなったら死んだ方がマシだ」
キョン「…だが長門にはもうバレている可能性があると」
キョン♀「…死にてぇ」
247 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 22:45:24.71 ID:DX2HDy7rO
キョン「だがな、今日の長門にそんな素振りはなかったぞ」
キョン♀「長門は何か言わなかったか?」
キョン「特には。普通に接してくれたぞ。カレーの量はいつもより多かった気はするが」
キョン♀「んー…」
キョン「……」
キョン♀「気を遣ってくれてるのか…」
キョン「確実に傷つくからな」
キョン♀「こんなことが人に知られたらその場でエアー首吊りして死ねる自信がある」
キョン「……バレてない、ということにしておこう」
キョン♀「…それしかないな」
248 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 22:55:21.46 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「…それでだ」
キョン「…ああ。俺たちの関係はもう終わりか」
キョン♀「寂しくなるな」
キョン「またここに来るくらいはいいんだろう?」
キョン♀「体を重ねたりしなきゃ大丈夫だ」
キョン「…体を重ねたりか」
キョン♀「…初体験が自分だもんな…」
キョン「自分だからノーカンだよな」
キョン♀「俺の初めてを奪っておいてなんてことを」
キョン「ウブっぽく言うな。お前なんてあらゆることが初めてだらけじゃねぇか」
キョン♀「まあそうだが」
250 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 23:00:48.77 ID:DX2HDy7rO
キョン「女子更衣室とか入ったのか?」
キョン♀「当然だ。男子の方に入ったら大問題になる」
キョン「女子トイレは」
キョン♀「あれほど落ち着かない場所はないな」
キョン「朝比奈さんの着替えは」
キョン♀「……」
キョン「おい!まさか一緒に部屋の中で見てんのか!」
キョン♀「…だって俺女の子だし」タハー
キョン「代われ!今すぐ俺と代わりやがれ!」
252 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 23:11:13.81 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「だが俺はやっぱ男の体の方がいいぜ」
キョン「…」
キョン♀「お前、寝るときチンコ握りながら寝るだろ?」
キョン「あ?ああ」
キョン♀「寝るときに握るチンコがないってのはな、ジャスコで迷子になった3歳児のような心細さなんだよ」
キョン「そうか」
キョン♀「股に間抜けなキノコが生えてるお前を俺は羨ましく思うぜ」
キョン「…ポニーテールにノーブラタンクトップの女を鏡で見れるってのもまぁ羨ましい話だがな」
254 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 23:18:26.58 ID:DX2HDy7rO
キョン「つーかそのラフすぎる格好はなんなんだ。夜外歩いたら変態じゃなくても踏みとどまるの大変だぞ」
キョン♀「胸がないから大丈夫だ。女に見えん」
長門「…」
キョン「んなわけあるか。自分自身だってわかってる俺ですらヤバいのに。まあ胸がないから大丈夫だが」
キョン♀「胸のことは言うなよ。傷つくだろ」
キョン「自分から振ったんじゃねーか」
キョン♀「他人に言われるのは嫌なんだよ」
キョン「なんだそりゃ」
255 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 23:20:04.11 ID:43gCA7HX0
>長門「…」
>長門「…」
>長門「…」
>長門「…」
>長門「…」
>長門「…」
>長門「…」
>長門「…」
>長門「…」
>長門「…」
257 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 23:26:21.55 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「つーか何だ、この格好ってそんなにヤバいか?普通だろ?」
キョン「部屋着か俺相手ならいいが、どうせお前その格好でコンビニとか行ってるだろ」
キョン♀「ああ」
キョン「いいか、その服で屈むと、乳首が見えんだよ」
キョン「普通に立ってると、乳首がポッチンしてんだよ」
キョン♀「……まぁ…否定はしないが…」
キョン「お前そのうち近所の中学生に襲われんぞ」
キョン♀「ああ?なんでだよ。襲われても中学生なんか楽勝だろ」
キョン「お前昨日自分の力の弱さ確認したばかりだろうが」
258 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 23:30:42.22 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「……やべ、急に男が怖くなった」
キョン「気をつけろよ。お前女なんだからな」
キョン♀「ああ…気をつける」
キョン♀「とりあえず着替えるか」
キョン「まあ服を気にするのは明日からでいいな」
キョン♀「お前…」
259 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 23:33:32.93 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「駄目だぜ。俺たちはもう健全な関係なんだ」
キョン「わかってる」
キョン♀「健全な関係だから健全な遊びをしないとな」
キョン「遊ぶのか?」
キョン♀「だって気兼ねなく話せるのお前くらいしかいねーんだよ」
キョン「まぁ…そうか」
キョン♀「何照れてんだよ」
キョン「うるせぇ」
260 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 23:35:34.55 ID:DX2HDy7rO
キョン♀「じゃ、ゲームでもするか」
キョン「おう。何する?」
キョン♀「ぷよぷよとかどうだ」
キョン「いいな。やるか」
261 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 23:40:02.77 ID:DX2HDy7rO
プヨ プヨ ピチューン
ファイヤー アイスストーム
ピチューン
キョン♀「……カエル詰みやめろよ」
キョン「……お前こそ」
ピチューン ピチューン
キョン♀「画面左右まったく同じ動きじゃねえか」
キョン「……こちょこちょ」
キョン♀「うっ!?」
キョン「くくっずれたな」
キョン♀「卑怯者!あっ!ああっ…」
262 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 23:43:16.19 ID:DX2HDy7rO
キョン「マリオカートやろうぜ」
キョン♀「よーし」
ピッ ピッ
キョン♀「…」
キョン「…ノコノコゲッt」
キョン♀「させるか!」コチョコチョ
キョン「おおうっ!?」
ピコン
キョン♀「ノコノコゲットだぜ」
キョン「くそっ…」デッテイウ!
264 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 23:46:39.24 ID:KnCgxOKX0
これまたやっちゃうよなー
265 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 23:46:48.14 ID:+gNIIvogO
早くキノコをぷよぷよに突っ込もうぜ
266 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 23:48:17.55 ID:KnCgxOKX0
>>265
そういうことか!!
271 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 00:32:52.24 ID:9OD11K63O
キョン「日本の力士を舐めるなよ」
キョン♀「こっちだって伊達にトゲ付きの首輪してないぜ」
キョン「いけっ本田!百烈張り手だ!」ファ ファ ファ
キョン♀「やれチュンリー!百烈キックだ!」ヤッ ヤッ ヤッ
バキィッ
キョン「くっ…やるな」
キョン♀「ふふんっ」
キョン「…だがこの本田、ガップリからの投げ技では負けん!」
キョン♀「な、しまった!」
キョン「さば折りだ!」
パンッ パンッ パンッ…
キョン「…」
キョン♀「…」
272 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 00:39:43.99 ID:9OD11K63O
キョン「…ガキのころさ、これで」
キョン♀「言うな、わかってる」
キョン「…」
キョン♀「…」
キョン♀「昔は……本田側だった」
キョン「…そうか」
キョン「…」カチャカチャ
キョン♀「…」カチャ…
キョン「無抵抗かよ」
キョン♀「いや、なんとなく」
キョン「じゃあ、遠慮なく…」カチャカチャ
パンッ パンッ パンッ
274 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 00:42:54.91 ID:9OD11K63O
キョン♀「少し休むか」
キョン「ああ」
キョン♀「目疲れたし…散歩でもいくか」
キョン「いいね。ただし」
キョン♀「わかってるよ」
キョン「ん」
275 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 00:44:53.76 ID:9OD11K63O
キョン♀「いってきまーす」
妹「いってらっしゃーい!きをつけてね!」
キョン♀「おー」
キョン「…いい空気だな」
キョン♀「そうだな」
277 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 00:47:49.25 ID:9OD11K63O
ザッ ザッ ザッ
キョン♀「どこ行く?」
キョン「てきとーに町内一周して帰るか」
キョン♀「そうだな」
ザッ ザッ ザッ
キョン「…」
キョン♀「…」
ザッ ザッ ザッ
278 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 00:55:12.17 ID:9OD11K63O
キョン「…」
キョン♀「…」トトトッ
キョン「…」
キョン♀「…」
キョン「…」
キョン♀「…」トトトッ
キョン「…」
キョン♀「…なあ」
キョン「ん?…ああ、悪い、歩幅小さいんだったな」
キョン♀「対等として見てくれるのは嬉しいんだがな」
キョン「ハルヒの早足に引っ張られるのに馴れすぎたな」
キョン♀「女の歩幅に気を使うのは重要だぜ」
280 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 01:00:01.73 ID:9OD11K63O
キョン「……」
キョン♀「……」
キョン「…なあ」
キョン♀「…やっぱり、か?」
キョン「…嫌か?」
キョン♀「…まあ、なんだ」
キョン「…ほら」スッ
キョン♀「ん…」
ギュッ…
281 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 01:02:38.10 ID:9OD11K63O
キョン「……」ザッ ザッ
キョン♀「……」ザッ ザッ
キョン「……」ザッ ザッ
キョン♀「……」ザッ ザッ
キョン「……」ザッ ザッ
キョン♀「……」ザッ ザッ
キョン「…汗かいてるのか」
キョン♀「…そっちがだろ」
キョン「…まあ、少し」
キョン♀「…俺も、少し」
282 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 01:05:56.49 ID:9OD11K63O
キョン「…公園、寄ってくか?」
キョン♀「んー…そうだな。ベンチで休むか」
キョン「…よっと」ドス
キョン♀「…っと」トス
シーン……
キョン「…静かだな」
キョン♀「…ああ」
283 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 01:08:24.17 ID:9OD11K63O
キョン「…」
キョン♀「…」
キョン・キョン♀「「なあ」」
キョン「なんだ」
キョン♀「先いいぞ」
キョン「……手」
キョン♀「……離すか?」
キョン「…別にこのままでもいいか」
キョン♀「…そうだな」
285 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 01:13:22.95 ID:9OD11K63O
キョン♀「……」
キョン「……」
キョン♀「このシチュエーション」
キョン「……」
キョン♀「夜の公園のベンチで、手をつないで互いに見つめ合う」
キョン「……」
キョン♀「相手が俺じゃなかったら迷うことなくGOなんだがな」
キョン「俺は今激しく迷っている」
キョン♀「…誓いを忘れるな」
キョン「わかってるさ。もうそういうのは…なしだ」
キョン♀「……そろそろいくか」
キョン「…おう」
287 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 01:21:41.07 ID:9OD11K63O
キョン♀「…ただいまー」
妹「おかえりー!」
キョン「…」
キョン♀「…」
妹「…?どうしたの?キョンちゃんけんかした?」
キョン♀「え?なんでだ?」
妹「だってふたりともへんなかおしてるよー?」
キョン♀「…そんなことないぞ?」
キョン「ああ、いつもと同じだろ?」
妹「えー?」
キョン♀「…と、とりあえず部屋いくぞ」
キョン「ああ」
妹「…へんなのー」
288 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 01:30:53.65 ID:9OD11K63O
キョン♀「……」
キョン♀「(おかしいぞ…)」
キョン♀「(昨日は自分相手に何かする想像をしただけで吐き気すらしたってのに)」
キョン♀「(散歩のときの気分に…今のこの感じは何だ)」
キョン♀「(これじゃまるで…)」
289 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 01:36:26.61 ID:9OD11K63O
キョン♀「(くそっ、どうなってやがる)」
キョン♀「(……ハルヒか?)」
キョン♀「(あいつが、俺が女だって思いをより強くしたってことか?)」
キョン♀「(なんで……まさか)」
キョン♀「(俺が女として自慰したってことであいつは…)」
キョン「…おい、大丈夫か?」
キョン♀「ん!ああ、大丈夫だ」
292 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 01:44:45.83 ID:9OD11K63O
キョン「…俺、そろそろ帰るわ」
キョン♀「え?」
キョン「長門の件もあるし、さすがに今日泊まるのはまずいからな」
キョン♀「そう、だな」
キョン「……じゃ、またな。楽しかったぜ」
キョン♀「あ、ああ…。またな…」
294 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 01:52:33.13 ID:9OD11K63O
キョン♀「…」
キョン♀「…」
キョン♀「なんだよ、これ」
キョン「(あいつの様子が明らかにおかしかった)」
キョン「(俺が引かなかったら…やばかったな)」
キョン「(とりあえず今日は帰ろう。…長門には気をつけねぇとな)」
295 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 01:55:55.35 ID:9OD11K63O
キョン♀「…」
キョン♀「…」
キョン♀「…寝るか」
パチン
キョン♀「…」
キョン♀「…」
キョン♀「…」
キョン♀「…」モゾ…
キョン♀「…っ」
299 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 02:27:27.45 ID:9OD11K63O
……
…
妹「キョンちゃんおはよー!」
キョン♀「ん。おはよう」
妹「キョンちゃん起きてる!」
キョン♀「おう、起きてるぞ」
妹「おかーさーん!キョンちゃんが起きてるよー!」ドタドタドタ
キョン♀「……まあ寝れなかっただけだが」
300 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 02:31:41.01 ID:9OD11K63O
キョン♀「…」ボー…
キョン♀「…」
ハルヒ「おはよー!キョン!」
キョン♀「…」
ハルヒ「…キョン?」
キョン♀「ん、ああ、おはよう」
ハルヒ「…朝から元気ないわね。どうかしたの?」
キョン♀「…別に」
ハルヒ「…」
キョン♀「…」
302 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 02:37:35.95 ID:9OD11K63O
ハルヒ「キョン、お昼食べましょ」
キョン♀「…はぁ」
ハルヒ「…何よその溜め息…」
キョン♀「別に…なんとなくだよ」
ハルヒ「あっそ…あ、それおいしそう」パク
キョン♀「こら。人の弁当を勝手に」
ハルヒ「おいしい!このサバの味噌煮なかなかね!」
キョン♀「サバの味噌煮……」
ハルヒ「ごちそーさま!」
ハルヒ「…キョン、お弁当残してたの?」
キョン♀「ああ、ちょっとな」
304 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 02:43:47.15 ID:9OD11K63O
ハルヒ「残すくらいなら私にちょーだい。そのサバの味噌煮おいしいのに」
キョン♀「だめだ。これはやらん」
ハルヒ「ケチ」
キョン♀「…」
ハルヒ「…ねぇ、キョンあんた大丈夫?」
キョン♀「ん?何がだ?」
ハルヒ「……何でもない」
キョン♀「なんだそれ。つーか珍しいな、お前が俺のこと心配するなんて」
ハルヒ「……だって今日のキョン、何かおかしいじゃない」
キョン♀「俺はいつもと同じだぜ。何もおかしくねぇ」
306 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 02:51:15.69 ID:9OD11K63O
キョン♀「はぁ…」
古泉「…」
みくる「…」
長門「…」
ハルヒ「…」
キョン♀「……ん、なんだよ、みんなして」
古泉「いえ…あなたらしくない溜め息をついているので」
みくる「心ここにあらず…みたいで…」
長門「…」
ハルヒ「…」
307 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 02:57:46.92 ID:9OD11K63O
ハルヒ「…今日ははやいけど解散!みんなお疲れ様!」
キョン♀「どうしたんだよ」
古泉「……では僕はお先に失礼します。ちょうどバイトのシフトが入ったようなので」
みくる「……あの、キョンちゃん」
キョン♀「はい、なんでしょう」
みくる「…何かあったら、いつでも相談してね」
キョン♀「…朝比奈さん?」
ハルヒ「……じゃあね、キョン。また明日」
キョン♀「ああ、じゃあな」
308 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 03:03:19.06 ID:9OD11K63O
キョン♀「長門」
長門「…」
キョン♀「これから、お前ん家寄ってってもいいか?」
長門「…やめたほうがいい」
キョン♀「…?なぜだ?」
長門「…推奨はできない」
キョン♀「…この弁当を、あいつに渡すだけなんだが」
長門「…」
キョン♀「…いいだろ?玄関で渡してすぐ帰るよ」
309 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 03:06:06.45 ID:9OD11K63O
長門「…」スタスタ
キョン♀「長門、あいつにカレーしか食べさせてないだろ?だからちょっとわけてやろうとおもってさ」スタスタ
長門「…そう」
キョン♀「この前食いたがってからさ、喜ぶかなと思って」
長門「…そう」
310 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 03:08:55.72 ID:9OD11K63O
長門「ここで…少し待っていて」
キョン♀「ああ、待ってる」
長門「…」
バタン
キョン♀「…」
キョン♀「…」
キョン♀「…」
ガチャ…
キョン♀「お」
長門「彼はあなたに会いたくないと言っている」
キョン♀「……何だって?」
312 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 03:17:50.16 ID:9OD11K63O
キョン♀「どういうことだ?体調でも悪いのか?」
長門「そうではない。体調は良好」
キョン♀「なら、なんで」
長門「…」
キョン♀「……じゃあさ、長門」
キョン♀「これ、あいつに渡してくれないか」
長門「…わかった」
キョン♀「…悪いな。それじゃ、俺は帰るよ。弁当箱は明日取りに来る」
長門「…」コク
313 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 03:24:28.95 ID:9OD11K63O
キョン♀「…」
キョン♀「…」
キョン♀「…はぁ」
パチン
その日、俺はあっさり眠りについた。
前日寝れなかった疲労のツケがまわってきたのだろう。
いつもよりかなり早めにベッドに入ったにもかかわらず、目を覚ましたのは次の日の朝、いつもの妹ののしかかりだった。
「キョンくんー!起きてー!朝だよー!」
315 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 03:41:43.73 ID:9OD11K63O
いつも通りの日常。
ハルヒはなにやら朝からぶつぶつと独り言を言っていたが、昼を過ぎる頃にはいつものハルヒに戻っていた。
放課後の団活ではむしろいつもよりはしゃぎ気味だったかもしれない。
日も暮れ、いつも通り長門の本を閉じる動作で解散した団活後の部室。
長門が何か言いたそうだったので俺はさっさと帰らずに部室に残った。
すると長門から空の弁当箱を渡された。
身に覚えがなかったのだが、長門がこれは間違いなく俺の弁当箱だと言うので俺はしぶしぶそれを受け取った。
そしてもう一つ。
「うまかったよ、ごちそうさん」
この言葉も一緒に受け取れということだった。
317 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 03:47:51.29 ID:9OD11K63O
その日家に帰った俺は、なんだか無性にエロ本が読みたくなって
ベッドの下に隠してあったお宝本を取り出すことにした。
すると、ベッドの下から身に覚えのないカピカピに乾いたコンドームが一つ、出てきたのだった。
終わり
318 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 03:54:13.58 ID:tuy35gRT0
終わり・・・・だと・・・?
319 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 03:54:20.08 ID:YDfWXecG0
えっ
320 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 03:55:26.18 ID:sno+HRJM0
>>317
乙
楽しかった
321 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 03:56:25.08 ID:9OD11K63O
シリアスにするつもりはなかった
でもハルヒが出てきてからいつの間にかシリアスになってた
佐々木と会うキョン&キョン♀とか朝倉に笑われるキョン&キョン♀とか書きたかったけど急いで終わらせた
番外編
恋人がいたことがないキョンとキョン♀が恋人ごっこで街中デート
を書きたかった
スレ残ってたら書きたい
ここまで読んでくれた人、ありがとうございました!
351 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/14(木) 16:17:20.85 ID:0WQ6BnkUP



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この記事へのコメント
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名前: 通常のナナシ #WCF/cBcM: 2010/11/05(金) 00:15: :edit可愛すぎワロタw
-
名前: 通常のナナシ #-: 2010/11/05(金) 00:23: :editキョン子のふとももにおにんにんはさみたいよぉ
-
名前: 通常のナナシ #-: 2010/11/05(金) 00:42: :editだめだキョン二人(男)の絡みにしか見えねぇ……
-
名前: イオ君の友達です #-: 2010/11/05(金) 00:48: :edit普通に楽しそう・・・
-
名前: 通常のナナシ #-: 2010/11/05(金) 00:54: :edit以下ゲッター中三
-
名前: 通常のナナシ #-: 2010/11/05(金) 01:05: :editこんな同人誌を見たことある・・・
-
名前: 通常のナナシ #-: 2010/11/05(金) 02:05: :edit以下ゲッターロリコン
-
名前: 通常のナナシ #-: 2010/11/05(金) 02:08: :editイイハナシカナー?
-
名前: 通常のナナシ #-: 2010/11/05(金) 02:08: :editろくでな詩じゃねえか
-
名前: 通常のナナシ #-: 2010/11/05(金) 02:54: :edit9
別にあそこが発端じゃねえだろ -
名前: 通常のナナシ #-: 2010/11/05(金) 03:13: :edit※10
煽りとかじゃなく純粋な質問なんだけど、キョン×キョン♀って他にどんなとこある? -
名前: 通常のナナシ #-: 2010/11/05(金) 03:24: :edit性転換自体は糞ニコから拡散したんだろうけど
>キョン×キョン♀はろくでなし以外なら
一枚絵以外見たことないな -
名前: 通常のナナシ #-: 2010/11/05(金) 03:28: :edit性転換ハルヒのバリエーションの一つだろ
それともこのSSの内容がその同人サークルのものと一致してんの? -
名前: 通常のナナシ #-: 2010/11/05(金) 03:29: :edit中身は元のままで体だけ女性化ってのはTSものの定番だよ
-
名前: 通常のナナシ #-: 2010/11/05(金) 04:43: :edit素晴らしき日々
-
名前: 通常のナナシ #-: 2010/11/05(金) 09:22: :editイイネ
-
名前: 通常のナナシ #-: 2010/11/05(金) 10:23: :editみんなキョン♀は、どの声優で脳内再生されてるの?
-
名前: #JalddpaA: 2010/11/05(金) 10:30: :edit\ / .::::::::::::::::::::::::;;:;;::,ッ、:::::: ) く ホ す
\ l ,ッィrj,rf'"'"'" lミ::::::: く れ モ ま
Y ,!ミ::::::: ヽ な 以 な
`ヽ、 | くミ:::::::: ノ い 外 い
|、__ ャー--_ニゞ `i::::,rく か は
``''ー- ゝ、'l  ゙̄´彑,ヾ }::;! ,ヘ.) ! 帰
゙ソ """"´` 〉 L_ っ
/ i , /| て r
≡=- 〈´ ,,.._ i 't-'゙ | ,へ ,r┘
,、yx=''" `ー{゙ _, -、 ; l レ' ヽr、⌒ヽ'
゙、`--─゙ /! `、
_,,、- ゙、 ー'' / ; `、
-''"_,,、-''" ゙、 /;;' ,' / 、\
-''" / `ー─''ぐ;;;;' ,' ノ
// / ヾ_、=ニ゙ -
名前: 通常のナナシ #-: 2010/11/05(金) 10:37: :editやっぱり朝倉は可愛いなあ
-
名前: 通常のナナシ #-: 2010/11/05(金) 10:59: :edit画像を一番上に載せてくれていたらもう少しいい気分で読めたはずだ
-
名前: おにんにんはさみたいお! #-: 2010/11/05(金) 13:16: :editおっぉっぉっぉっぉっぉっぉっぉっぉっ!!!!!!!
-
名前: 通常のナナシ #-: 2010/11/05(金) 14:08: :edit>13
一致してるつーかこないだに多様な展開の同人誌出たばっかりだ。
作者が読んで影響されたのは間違いないくらい空気が似てる。
面白けりゃいいと思うがな。 -
名前: 通常のナナシ #-: 2010/11/05(金) 15:25: :editろくでなしの詩を思い出した
-
名前: 通常のナナシ #-: 2010/11/05(金) 16:16: :editこれってキョン♀が消えてもとの日常に戻ったってことでいいの?
-
名前: 名前なし #-: 2010/11/05(金) 18:17: :editてか一緒に風呂に入る意味なくね?
-
名前: 通常のナナシ #-: 2010/11/05(金) 19:13: :edit究極の自己愛
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名前: 通常のナナシ #-: 2010/11/05(金) 21:38: :edit313で男に(一人に)戻ってるんだな、キョン
-
名前: 通常のナナシ #-: 2010/11/06(土) 00:09: :edit※17
林原めぐみ
それか巴投げ嬢 -
名前: 名無しさん@ニュース2ちゃん #-: 2010/11/06(土) 10:04: :edit自分はキョン♀の画像を見たことがあるから読めたが
そうでない人は大変だろうな -
名前: 通常のナナシ #-: 2010/11/06(土) 16:09: :editキョン♀を知ってはいたが
いざ脳内再生するとただのキョンとキョンの絡みしか想像できなかった -
名前: 名無しさん@ニュース2ちゃん #-: 2010/11/06(土) 16:22: :editろくでな詩だな
-
名前: 通常のナナシ #-: 2010/11/06(土) 22:43: :edit先立つ俺を許してくれ皆w
-
名前: 通常のナナシ #-: 2010/11/09(火) 06:00: :edit俺的どストライク過ぎてやばい
flyableheartっつーエロゲにはこういう展開を期待してたのに・・・ -
名前: 通常のナナシ #-: 2010/11/13(土) 23:16: :edit>>33
偶然以外の何物でもないが、あっちものいぢだな
確かに主人公とヒロインの一人がこんな感じの関係だが、あれ以上シナリオ重くされてもなあって気がする -
名前: 通常のナナシ #-: 2010/12/05(日) 20:43: :editろくでなしだけじゃなくpixivにもこのSSの挿入絵が投稿されてた
ぷん太タグなんてあったんだなwww -
名前: 通常のナナシ #-: 2011/04/05(火) 15:27: :edit米20に激しく同意
-
名前: 通常のナナシ ♯ #-: 2011/09/30(金) 09:21: :editキョン子割と可愛いお
-
名前: 通常のナナシ #dxe..R9k: 2012/02/03(金) 14:31: :edit男の身体相手するのすごくキモいよな。
ハルヒでもみくるでも長門でもいいのに何が楽しくて男の身体相手しなければならんのかね。
みくるを男にするとか明らかに余計 -
名前: 通常のナナシ #-: 2012/04/04(水) 13:25: :editろくでなしの詩を読む前、読んだ後だと感想が別物になるな。面白かったわ
中身が男のままのキョン子って意味じゃあそこが一番しっくり来る。
最初から全員が性別反転してるパターンだと門瀬粗とか面白いが

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 黒猫 白猫Ver.