2009/12/24(木)
249 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 16:54:27.43 ID:CNSG/MAu0
その2です。
その2です。
249 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 16:54:27.43 ID:CNSG/MAu0
両手を頭に添え、不運を嘆く運動。
「不幸だー!」
☆ ☆ ☆
上条当麻は考えました。幸福が欲しいと。
幸福さえあれば、もっと楽な人生が送れるはずだと。
だから当麻は願いました。幻想殺しの右手を無視して能力が宿りますように。
「うおおおお、幸福を呼ぶ能力が欲しいいいい!」
「幻想殺しがあるから無理だと思うんだよ?」
翌日、左手に能力が宿りました。
人間に触れると、その者の心が読める能力でした。
253 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 17:27:41.15 ID:CNSG/MAu0
能力に気づいたのは早朝、当麻が何気なくインデックスに触れた瞬間だった。
「お腹へった…」
「俺もだ…」
「トウマは昨日食べてるじゃん…ここままだと私、空腹で死んじゃうかも…」
「そしたら食費が浮くな…」
「トウマ…」
ピンポーン
「ん…誰…?こんな朝早く…」
「さあ……新聞勧誘かな…」ヨッコラセッ…ト
ピッ
「…どちら様でしょうか?」
『・・・み、御坂・・・ですけど』
257 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 17:38:06.69 ID:CNSG/MAu0
「……御坂?」
『・・・あ、朝ご飯、作りにきたよ』
「…朝ごはん…?……あっ!そういや昨日味噌汁作りに来るって言ってたっけ」
『・・・そう、いや・・・ですって・・・?』
「あ、いや、待ってたんだぜ!!御坂が来るのを寝ないでずっと待ってた!!」
『・・・・・・』
「いい、今鍵開けるから!!」
ガチャッ
美琴「………」ジトッ…
当麻「お、おはようございます、御坂さんっ」
美琴「…はぁー…浮かれてたのは私だけだったってワケだ…ははっ」ボソッ
当麻「え、何?」
美琴「何でもないわよ。じゃ、上がわせてもらうわね。おじゃましまーす」
当麻「い、いらっしゃーい…」
258 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 17:47:05.89 ID:CNSG/MAu0
美琴「…へー、結構いい家じゃない」
当麻「ああ、ありがとう…?」
美琴「……あ」
イン「……あ」
美琴「……」
イン「……」
259 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 17:48:05.49 ID:CNSG/MAu0
____
,.-‐ ´ ` .
/ /_、_ \_
' / / ̄' 7= ァ
/ / 。 / / / /!
/ -=彡=…─--...__j
/ |.イハトi、∧ / \
i .:/ | ! 'ィ=z`'’V! :ト .ゝ
| .:/ ノ ! ヽ ト! i/レリ
| ' イ ! `′ 、
j/ / | | /
/ ,ハ | | __/
/ ィ'⌒!: :L_.| | / ……何しに来たの…短髪
/ / ト j : :! | |〉‐-r‐'
i ', \j ,' /| ,' l ∧V / l l i |
l ' | i ! /-|-/―|―-、〉〈 / _j i |
| ', | l l/l// j/-―ト、' / `‐r仏ィ´ l i |
| i l | l l/才オ゚゚¨卞マjメ仏, ノイ !rf卞Til l |
| l A j fli l l イ{ iY^Y1 i |rク iイ /j/
| l i rヘ イ刈 l | `弋_ 衣 . ' 弋ン !j/
|! j l iヽV(__rヘ、ト、| `゚゚¨´ 、 ^` l
l! ,イ ヽ. `=仏rヘ、` ′ |
∥ i | \ l
!| i | `ー―rヘ / …朝ごはん作りに
! | | ` . ィオ /
l l i | | \ ,ィ
l/! | l > ,, /| |
| / イ ,イ_ `Τ !´ | |
260 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 17:48:59.49 ID:QyDIqxWE0
こえええええええ
262 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 17:53:32.43 ID:CNSG/MAu0
_人_ ,. -―――-、
`Y´ / ,. -―――-\
/ |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ _人_
/ 厶r ァ: TT T <:.:.} `Y´
/ イ: : !./|⌒|メ /|ハr: : > はぁあああああ♪
,' |/!,ィf穴 fハハ: :| _!_
| i |: | r.リ r.リ iV .! , -―-っ r‐┐r‐┐
| ん|: | " ' ` ,;| * /  ̄三ア ̄ ̄ ̄ ̄ア
| / /|: | {⌒ 7 ,从 /7 , -―<_____,/
/! ,/∧.|: | 、__ ,. rく|: :| /!:::/ /| /「 --r―‐'´
/ /厶__|: ト、/ヽ.:././ |: :|/ |:::|/ |イ:::::i /|
. / / \!.::.:r个く__|イ |::::| / !:::::|/ ,|
/ / ―' ´ ̄ ̄>彳 |::::| ,' !:::::! /
/ 〃 ー' /\:| ! |:::::! /
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/ | \__/ {:::::|/ |::::| !
|\ | / /  ̄|T7' <_____,>'ー―‐┴┴'
|::::::\ | |:::|: :|::|| |: :|
「\::::::`::| |:::|: ハ.|| |: :|
当麻「…何あれ、コンビニ弁当?」
美琴「アイツががっついてくるのはわかってたから、とりあえずね」
当麻「…悪いな」
美琴「いいよ。約束したの私だし…。それじゃ、台所借りるわね」
当麻「…え、これから作るの?」
263 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 18:03:56.74 ID:CNSG/MAu0
美琴「え?」
当麻「あ、いや…俺もコンビニ弁当、かと思った…から、さ」
美琴「……あのさぁ…アンタ私のこと何だと…」
当麻「本当に作りに来てくれたんだなぁ…って」
美琴「…っ…ふ、ふん!私が男にご飯作ってあげるなんてあんたが始めてなんだから」
美琴「ありがたく思いなさいよ」
当麻「ああ、ありがとうな」
美琴「っ…」
インデックス「んんーーーー!!何コレ美味ーーー!!!」
当麻「……アイツ超空腹だったからな。そりゃ何食ってもうまいだろうな」
美琴「…いつもああなの?」
当麻「…残念ながら、その通りだ…」
美琴「…アンタも大変なのねぇ…」
当麻「…まあな……グゥゥゥ…あっ」
美琴「…ぷっ。それじゃちゃちゃっと作りますか!」
265 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 18:17:59.22 ID:CNSG/MAu0
トントントントン・・・・・・
当麻「ほー…手つきいいな…プロの料理人みてえ」
美琴『っ…ジロジロ見ないでよっ…』
インデックス「~♪」モグモグ
当麻「…で、お前は何食ってても幸せそうだな」
インデックス「そんな目で見てもあげないんだよ!」
当麻「いりませんよ。俺には新妻の朝食が待ってるからな。なんつって」
ガシャアアン!!
当麻「お、おい、何の音だ!?」
美琴『なっ、なんでもないっ!』
当麻「……大丈夫かアイツ…」
インデックス「~♪」モグモグ
当麻「…手が止まらねえな、そんなに美味いか」
インデックス「~~♪~~♪…あっ」ポロッ
当麻「あ、落っ…床が汚れるっ!」バッ
268 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 18:25:18.10 ID:CNSG/MAu0
(しまった、落としちゃった!)
(あっ、トウマが落ちたニンジン食べようと手を伸ばして!)
(渡さない!これは私のなんだからっ!!)
パシィッ・・・…!
_.. :::==ニ>⌒ヽ
// / . ! _人_/// ___
, ' / { ノ } ( _/ ̄ ̄ ̄ Γl
/ ./左手l } } ハ ( // ノ弋' l l
{ { l└1 .} ( / __ 二 \_ l l
', ', ---| { |.Y⌒ ( く /ヽ } !
\二二ハ `ー┴‐┐ ./\_) ィ >-┬1 !
,. --―‐" | 下二ニニ__. ヽ, Y〈 { / V /
`ト----‐く‐┘ ヽノ ヽ. 〈 ∨ __
. `  ̄ ̄´ \ノ\_)  ̄
(よしっ、トウマの手を弾いた!)
(今の隙にニンジンをキャッチして…!)
(食べるっ!!)
インデックス「…もぐもぐ」
当麻「!?」
インデックス「あげないんだよっ!」モグモグ
当麻「あれ…今何か変な感じが……?」
270 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 18:30:17.84 ID:CNSG/MAu0
当麻「……なんだったんだ今の…」
当麻「まるでインデックスの心の声が聞こえたような…」
インデックス「~♪」モグモグ
当麻「…」
インデックス「~♪」
当麻「…」
当麻「手持ち無沙汰だ…」
当麻「料理でも手伝ってくるか…」
271 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 18:32:22.09 ID:227czpI00
美琴危ない!
273 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 18:34:26.83 ID:5GU1nGpp0
美琴にげてー!!
274 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 18:35:49.15 ID:CNSG/MAu0
トントントントン・・・
当麻「よう、何か手伝うよ」
美琴「ん、いいわよ、向こうで待ってて」トントントン
当麻「暇なんだ、手伝わせてくれよ」
美琴「…じゃあ、タマネギの皮剥いてくれる?」
当麻「任せろ!」
当麻「…あっ」ポロッ
美琴「あっ、もう何やってんのよ」
当麻「悪い、落としちまった…」テヘッ
美琴「ったくもう……」スッ
当麻「悪い悪い、すぐ洗うからさ…」スッ
276 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 18:41:36.91 ID:CNSG/MAu0
`¨ - 、 __ _,. -‐' ¨´
| `Tーて_,_` `ー<^ヽ
左手 | ! `ヽ ヽ ヽ
r / ヽ ヽ _Lj
、 /´ \ \ \_j/ヽ
` ー ヽイ⌒r-、ヽ ヽ__j´ `¨´
 ̄ー┴'^´
美琴「あっ…」
当麻「…」
(!?)
(なっ、ななっ…!?)
(タマネギ拾おうとして何で手握ってくるのよ!?)
(え、ちょっ…何、何これ!?)
(ていうか何で手離さないの!?)
(いつまで握ってるの!?)
(え!?え!?)
パシィッ・・・…!
_.. :::==ニ>⌒ヽ
// / . ! _人_/// ___
, ' / { ノ } ( _/ ̄ ̄ ̄ Γl
/ ./左手l } } ハ ( // ノ弋' l l
{ { l└1 .} ( / __ 二 \_ l l
', ', ---| { |.Y⌒ ( く /ヽ } !
\二二ハ `ー┴‐┐ ./\_) ィ >-┬1 !
,. --―‐" | 下二ニニ__. ヽ, Y〈 { / V /
`ト----‐く‐┘ ヽノ ヽ. 〈 ∨ __
. `  ̄ ̄´ \ノ\_)  ̄
277 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 18:47:59.67 ID:CNSG/MAu0
美琴「っ……!!」ドキドキ
当麻「……やっぱり…この左手…」
美琴「なっ…なんで…手、握ってきたの…?」ドキドキ
当麻「……もう一回試してみるか」
美琴「へ…試す…?」ドキドキ
当麻「御坂」
美琴「なっ、なにっ!?」ドキンッ
当麻「もう一回、手、握っていいか?」
美琴「は、はぁ!?」ドキッ
当麻「手、出してくれ」
美琴「……な、何なのよ…ドキドキ」スッ
当麻「…」スッ
279 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 18:52:58.55 ID:CNSG/MAu0
/ :ヽ
. / :∧
/ :/ ハ
. / :/ :ヽ '
| ,、 :/ | }=-、 :ハ
| :ヽヽ| } :| | | :ハ
| :ヽ| | / / ::| | .} ハ
| ハ | /| ,イ :| リ | :ハ | r‐、 __
. | _ハ :| | | / / | / :/| / ,/ハ :| N / },ィ )
' r' .ヽ :|、:_|_|_ ,イ /|/ | ./'|/ _|ム≦ァ ' /|/ ./ / ./
. / | r'⌒i ヽ | ヾ_|_≧!ム、 |/ ' ィ代_ノf '{ | ' _ / /_ ./____ ・・・っ!
/ ヽ .!、_{_ ヾ.´マ^代云} ` / 乏〃 i | く `ヽ  ̄ ___ ノ
. / ィ :\_ 、乏:ノ j | 〉 ノ、  ̄ー 、
/ ' | ハ |ヽ //////// ./ :|ヾ、 f i r‐‐---'
' .| /| :| ヽ |、 .\ __ ,イ /:| | .| /
|:/ .ヾ| }ハ :| ヽ ヽ、 -´-‐ ' /| |/ヽ| | ' __ノ
r'⌒、 ' ヽ:| \ > 、 __ / | ┴‐、 | {
/ヽ ヽ .リ `ー、__ノ、 .| .| { | |
. / ヽ .∧ ヽ ,/| O }.ヽ、.|. | `'! |
, ∨∧ .\ .ハ .| ̄Ⅵ /. | ,' |
. i ∨∧  ̄ ヽヽ! O |{,' r‐| , .|
. | ∨∧ ヽ.\ イ ( .| ,.イ .|
. | 、 .∨ } \ノ .`∧ / .{ |
/ ヽ |/ ./ / ヽ ∧ .! |
./ \// , / ヽ \ヽ ./
i |' / ./{、 ヽ、_ ヽ _./
|、 .| / / / .}ヽ  ̄
282 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 19:01:06.56 ID:CNSG/MAu0
. / :/ ハ/ / | :| ハ
/ :/ 〈./ ,ィ / /: ,ィ :} :|ー、 ハ
. / :/:: ,' :/ /:/ / / } :,イ | ヽ '
| イ :| :/ /:/ ,イ / / ' / | :リ | |
|' | | / |ム ̄`X / ,イ / / :/ | / | |
| .| |:イ _/:>´__./> '/ ' / /__|'__ | |
| :r‐{ マ乏テノヽ/ ./ '≧_-_ ` .| |
| :|(〉| `  ̄ ' 了乏テヽ、 | |
| ハヾ| ` ー' ´ ム´ヽ :| ギュッ・・・
| ヽ| ////////// /iく / |
| :∧ /r'-'./ {
| :ヽ _ ム ィ' i |
| | :| :\ ` / | | :|
|ハ |、: __|ヽ , < :| | :|
_|___ヽ| ヽ ノ ヾ、 \__ , <./ | | :|
(な、何考えてんのかしらこのバカ!)ドキドキ
(手、握っていいか、ですって…?)ドキドキ
(プロポーズだとしても聞いたことないわよそんなの)
(いや、意外とあるかも…?)ドキドキ
(いやいやそんなことよりこの状況の判断を…!)
(やばっ…顔がジンジンする…!)ドキドキ
(目合わせられないし…こっち見てるのかな…)ドキドキ
(ていうか断ったほうが自然だったかなぁ…)ドキドキ
(でもアイツから言ってきた事だし!)ドキドキ
(ただ私と手、繋ぎたくて言ってきただけかも…!)ドキドキ
,...:´::::::::/.:::::::::::::::::::::::::::::/ |::::: ハ::::::::::::::::::::::::::/ !::/.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>
 ̄ ̄/.::::::::::::::::::::::::::::/l/ >|:/ |:iハ:::::i:::::::::/ j/ハ::::/!::::::::::::::::::::::::<
/.:::::::::::::.イ:::::::::::::/<でうラ'ヘ`}:ト::∧:l::::/厶イ´.::::∨::|:::::::::::::\ー―一
ー‐ァ.:::::::::{ 厶イ:::ハ/ `ニ ノ.:::jノ.::::::八/.:::'でうラヽ/.:::|:::::::::::::::::::\
/___::∧ (|/ 〈::::::::::::::::::::::://.:::::::::::::ー一'.:::::::j/!::::::::::\ ̄
/.:::::ハ ∧ \::::::::::::::/ {::::/ ̄ ̄\::::::::::/ }:::::::「 ̄
∠::::::::::::八 :. \:::::/ }::j\ /.::::::/ ∧ハ|
厶イ:::::::::ーヘ ´/ノ.::::::\_/.::::::/イ }
ノイ::/i:::ハ {:::::::::::::::::::::::::::∧丿 ・・・・・・
|/ |::::::|\ , -‐='::、::::::::::::::::::::/
x≦ハ| ::\ ー‐.:::::::::::::::::::/
/ ∨//| ::::\ `7.::::::::::::.イ\
/ ∨/j \:::\ ;::::. .<:::::'///\
/ ∨′ \:::::: ̄::::::::::::::::'/////⌒ヽ、
297 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 20:12:26.85 ID:CNSG/MAu0
当麻「……」
美琴「…っ…!」ドキドキ
『はー!おいしかった!!ごちそうさまー!!』
美琴「っ!」ビクッ
パシッ
当麻「…」
美琴「も、もういいでしょ…?」ドキドキ
当麻「…ああ、ありがとな」
美琴「う、うん……」ドキドキ
当麻「じゃ、タマネギの皮でも…」
『あれ、トウマどこー?』
美琴「…も、もう戻ってもいいわよっ」
当麻「え?いやまだタマネギ…」
美琴「いいからっ!タマネギは私が剥くから、アンタはもう戻れっ!」
当麻「お、おう」
299 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 20:18:40.87 ID:CNSG/MAu0
美琴「…」ドキドキ
美琴「…」ドキドキ
美琴「ふぅ…」
美琴「いきなり手握られて…」
美琴「…隣に居られたら集中できないっての…」
トントントントン・・・
300 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 20:24:02.56 ID:CNSG/MAu0
当麻「……(この左手…)」
インデックス「…どうしたの?トウマ」
当麻「……(手と手が接触した状況に限られるのか…?)」
インデックス「……トウマ?」
当麻「……(それとも…)」
インデックス「トウマ!」
当麻「うわっ、何」
インデックス「どうしたのさ、ボーっとして」
当麻「…いや、なんでもないよ」
インデックス「…そう?そうれならいいけど…」
当麻「……(もう一度試してみたいけど…)」
301 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 20:30:51.92 ID:CNSG/MAu0
インデックス「…」
インデックス「トウマ、さっきから左手を気にしてるね」
インデックス「何か隠してるでしょ」
インデックス「ちょっと見せて」
ズイッ
当麻「…やめろ!!」
インデックス「えっ」
当麻「(もしこの左手が、手を握った相手の心の声が聞こえる能力なら)」
当麻「(インデックスの手だけは触っちゃいけない)」
当麻「(俺の中に10万3000冊が逃れこんでくる可能性がある…!」」
インデックス「…トウ、マ…?」
303 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 20:35:56.71 ID:CNSG/MAu0
インデックス「…トウマ……」
インデックス「私に見せたくないくらい美味しい飴とか隠し持ってるんでしょ!!」
当麻「はぁ!?うわっ…こら、やめろって!!」
インデックス「独り占めは駄目なんだよ!!」
当麻「おいっ…馬鹿…よせっ!!」
ガシッ
当麻「あっ…!」
306 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 20:44:30.47 ID:CNSG/MAu0
(サイダー味 コーラ味 ミルクチョコ味
リンゴ味 レモン味 サラダ味
桃味 ミルク味 バレンシアオレンジ味
マンゴー味 みかん味 ハッカ味
パイナップル味 梨 チョコ
バニラ 苺 ぶどう味 キャラメル味
ミント チョコミント メロン味
スイカ味 栗 ブルーベリー味 ヨーグルト味)
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::.::. !: : :.ノ! ::.:. !::.::.! ! |::.::.::.:/: .!:::| ヽ:ノ ` - ´ 人: :'’ イ:: }\::::
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ー‐ァ.:::::::::{ 厶イ:::ハ/ `ニ ノ.:::jノ.::::::八/.:::'でうラヽ/.:::|:::::::::::::::::::\
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∠::::::::::::八 :. \:::::/ }::j\ /.::::::/ ∧ハ|
厶イ:::::::::ーヘ ´/ノ.::::::\_/.::::::/イ }
ノイ::/i:::ハ {:::::::::::::::::::::::::::∧丿 ・・・・・・
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/ ∨′ \:::::: ̄::::::::::::::::'/////⌒ヽ、
307 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 20:46:31.00 ID:By64R22v0
飴のことばっかwww
308 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 20:48:29.67 ID:CNSG/MAu0
ト、 ト、 ∧
|\i:.:.ヽ|:.∨:.:.V|/|
弋´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.フ
<:.:.:.:.::.:.:/^.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.>
<:.:.:./:.:..:/!:.:.:.:ハ:.:.:.:.:.:..!.::.:.:.>
厶:.:.:.!:/V┼!:.:| ┼!、!:.:.|:.:.:.:...>
厶小 rャ‐ !V rャ‐ぃ小::..::之
八,!  ̄ ,!  ̄ |f .}.:.::ト、
ハ ` ' ムィ.:|ヽ!
\ - 、 ,イⅣV
ム|` - Ⅳ
__i {
,. -<ヽ `ー―― 予-、_
/  ̄ ̄ ̄ ̄ / >、
∧ \
/ ! / ハ
. / V ◇ / !:|
/ / ◆ ! / .!:|
インデックス「…あれ、何もない…」
当麻「…」
インデックス「…」
当麻「手、離してくれるか?ちょっとうるさい」
インデックス「あ、うん…」
当麻「…」
310 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 20:50:43.80 ID:QyDIqxWE0
ちょっとうるさいwwwww
313 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 20:57:22.69 ID:CNSG/MAu0
当麻「…」
インデックス「…」
´ . : : : : : : : : : :, : : : : : : : : : : : . .\
/ . : : : ノ: : : : : : /: : : :/: : : : : : : : : : . ヽ
' : : : ,く: :/: : : : :/ : : : / : : : /: : : : :ヽ : . i
i: : :/>'': : : : : :ハ: : :/: : : :/: : : / : ハ! : |
|:ノ/: : :ソ: : : : :ア≧=―メ㍉ハ: : ハ:/ }!:. :| ご飯できたわよー
|ノ: /:人: : : :ソ ァ≧='ム/`ノ:// .ノ⌒ハ: : |
. } : ム⌒ハ: : :| ((ノ.::i}`ヾ ム /,斗-、/: ハ: } …ってどしたの?あんたら
j: : : :{ ( {ヽ: { 乂ソ r'::i} 〉):{ リ 二人で黙りこくって…
}: : : :込_ N ヒ;ソ j.: :|
. ル': : : / : `ヽ、 ' 人: |
/: / : :/ : /: : :._ト、 -‐ イ: : : |
. /..:/ : : : : /: : ,< > _ <: : : : : |
. ノ|: ハ: :/ : /: / 丶、 / : : , : : /: ハ! :!
. レ'从: : : _,く \ ハ : /: : : : / i!:|
当麻「いや、なんでもねえ」
インデックス「……飴なかった」
美琴「…?」
315 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 21:07:02.46 ID:CNSG/MAu0
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l三三三三三三三三三三三三三三三三三|
美:はい、どーぞ召し上がれ
ト:おお…!
美:朝食ってことで、一応栄養のバランスを考えて作ったんだけど…
ト:ん…うん、美味い
美:そ、そう?パァァァ
ト:美味い!!美味いぞーー!!
美:な、何よ大げさな…テレテレ
ト:美味いもんは美味いと言わせてもらう!!モグモグ
美:…っ テレテレ
禁:……グゥゥゥ~
316 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 21:11:18.42 ID:CNSG/MAu0
{≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡}
\ ┃○ /
ヽ | _,. Z、━┏┛ ━━┛ ┃ /
.| ./´ 七_ oノ ┃┃┃ ━┏┛ ┏┛_ |
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l. ┌──┐ .| ┌─┐ |
| |木木|‐三|三l‐ ├─┤人 二} |
| |二二| .二|二 ├─┤干.‐┬'ー |
| |/.」 ヽ.| l三l └─┘小 ヽ|/ |
| └──┘イ ン テ゛ッ ク ス亠 /」\ .|
| がぷっ ._ぃ、、,.. __, ___。 __, |
| _ __ _ゞ `ヾ,. ナ ッ ノ _,人_ |
| /´ .r___ヽZw'レvィ, ,ゞ |
.|. { ィ|irwi}. 、っ゚;l)ノ○ |
.| _,ノ` l|.⌒(ニ[ ^Y^,}/ / ̄ ̄ ̄ ̄\. |
/ ゝ__,ノリ.史リ′〈_人,,} ( と う ま 味 ) !
/ く_,ノ 八{. /_,∧_| \____/ ',
/ <,__,んソゝ ヽ
{≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡}
美:…アンタにはこれ、あげるから
禁:やったあ!
禁:~♪
美:…それ、おいしい…?
禁:おいしいよ!美琴も食べる?
美:(とうま味…)…いや、遠慮しとこう…かな
禁:そう?おいしいのに… バリバリ
美:(私は……そのうち本物を…なんちゃってっ!)
317 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 21:13:04.63 ID:kYE5Qtwt0
なに言ってんすかww美琴さんwww
318 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 21:13:08.88 ID:j4l33yfT0
美琴さんwwwwwwwwwwww
321 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 21:28:22.12 ID:CNSG/MAu0
当麻「いやー、ご馳走様っ!」
美琴「ん」
当麻「すげー美味かったよ。ありがとな」
美琴「…うん」テレッ
当麻「…ほら、お前も礼くらい言えっ」
インデックス「はひはとー、ひほほ」バリバリ
美琴「…うん」クスッ
当麻「はー……でもなぁ…」
インデックス「んー…そうだねー…」
美琴「…何、どうしたの?」
当麻「昼と夜、どうしようかなーって…」
インデックス「ねー…」
美琴「…ああ、もう1食分も食べるお金ないんだっけ…」
323 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 21:38:55.45 ID:CNSG/MAu0
美琴「……じゃあ、さ」
当麻「ん?」
美琴「…昼の分は朝作り置きして、夜はまた作りに来てあげよっか?」
当麻「え?」
インデックス「うんうん!!」
当麻「いいのか?さすがにそこまでしてもらうのは悪いような…」
インデックス「トウマ!!美琴が作ってくれるって言ってるんだか……ん…?」
インデックス「…美琴、もしかして」
美琴「何、文句があるならあんたの分」
インデックス「何でもないんだヨー」
美琴「そうよね」ニコッ
当麻「……なあ」
美琴「ん?」
当麻「なんでそこまでしてくれるんだ?」
美琴「え?」
355 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 22:55:00.00 ID:CNSG/MAu0
美琴「なんでって…」
美琴「それは…」
美琴「k」
<<待った!>>
美琴「りっ!?」
当麻「理由を当ててみる」
美琴「…はぁ?」
当麻「お前がどうしてこんなに世話やいてくれるのか」
当麻「一字一句違わず当ててみせる」
美琴「…はぁ……まあ、どうぞお好きに…」
当麻「…いくぞ」
美琴「なんでそんな真剣なのよ…」
364 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 23:02:21.87 ID:CNSG/MAu0
当麻「その前にお手を拝借」グイッ
美琴「ひゃっ!?」
当麻「えーっと……?」
………
……
…
パッ
当麻「……」
美琴「…な、なによ」
当麻「……」
美琴「アンタ、私の手握るために変な占いみたいな真似したんじゃないでしょうね…?」
当麻「…あ、いや……うん、そう、それ!」
美琴「…それ、って」
当麻「占い!これ占いでさ!!ズバリわかったぜ!お前の考えが!」
美琴「…な、何よ…言ってごらんなさいよ」
367 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 23:09:36.50 ID:CNSG/MAu0
当麻「借りを返すついでに、ひそかに貸しも作っておく!」
当麻「コレだろ!」
美琴「……」
美琴「よ、よくわかったわねー」
美琴「そうよ、そのとおりよ」
当麻「だろー!はっはっは!」
美琴「ま、毎日来てたくさん貸し作ってあげるから」
美琴「今からでも返す準備しときなさいよね」
当麻「お、おう」
美琴「…」
当麻「…」
美琴「…どうしたの?」
当麻「あ、いや…別に…」
373 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 23:24:26.94 ID:CNSG/MAu0
/: : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : :|\: : : : : :ヽ: : : : : : : : : :ヽ
/: : : : : : : : ,': : : : : : : : : : : : : :| \: : : : : ヽ: : : : : : : : : l
. /: : : : : : : : :.l: : : : : i: !: : :.|: :l: : | \: : : : :V: : : : : : : ::|
/: : : : : : :.ハ: ::|: : : : : | |: : : |: :l : :| ヽ: : : :}: : : : : : : ::|
|: : : : : : : | |: ::!: :从: :| |: : :.ハ: |: iリ ___ 》: :>-、: : : : :i: :|
|:ハ: : : : : :| |::/ !::| l: | l: : //斗七´ ∨ ィ^ V: : : :l: :|
|:l !: : : : :.:| l/ |/ト、八j: // ノ ,孑ヤた圷 〉 }l: : : ::l: :|
l:l |: : : : : : ', ィf坏≧ト / 弋トz少 y'__ノノ: : : : !: | (え、何この雰囲気…)
|l V: : : :ト、:ヘ 弋zり / / / / / _ /: : : : : l八 (まるで私の…)
l! ゝ: : :|: :ゞ\// / /: : : : : : : : : ::l: : ヽ (ううん、そんなわけないじゃない)
\|:.:.:.fヽ` 〈 u イ:..:..:..:..:..:..:..:..:..:.l:..:..:.ト\
|:.:.:.| 圦 / ト、:..:./|:..:..:..:..:..:l:..:..:.| \
|:.:.:.! |:.:.:> 丶 ‐ / l V |:..:..l:..:..:..l:..:..:.|
|:.:/ ,':.:.:.:.:.:.:.:> イ イ \!:..:..|:..:..:..l:..:..:.|
|/ /:.:.:.:r 、:.:.:.:.:.:._「 ´ l_ r─<´ V |:..:..:八:..:..|
ノ⌒ー'<: ! |:.:.:.:.,ォ' r=┴ 、 /: :\:/ \:|
. f' ー- 、 ! |:.// / o } ヘ /: . : . :>、_ \
} ー─、 }-' .|´: / / l! V /: . : . : . : . : .>、_
| ーゥ l‐' .}: .:L.イ or‐' \_,.ィ: . : . : . : . : . : . : /: .>、
| /{_/ /: . l: .| } /::/: . : . : . : . : . : . :/: ./ \
} } /: . : l: .| ,' /::/: . : . : . : . : . : . : ./: . :/ / ヽ
. | ノ /: . : . l: .| / /::/: . : . : . : . : . : . : . :/: . :/ / |
(…でも、今コイツに手を握られてたとき)
(何か変な感じが…)
(そう、まるでコイツの考えが)
(私の頭の中に聞こえてきた…みたいな…)
452 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 16:46:50.03 ID:M5vAZHdY0
/: : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : :|\: : : : : :ヽ: : : : : : : : : :ヽ
/: : : : : : : : ,': : : : : : : : : : : : : :| \: : : : : ヽ: : : : : : : : : l
. /: : : : : : : : :.l: : : : : i: !: : :.|: :l: : | \: : : : :V: : : : : : : ::|
/: : : : : : :.ハ: ::|: : : : : | |: : : |: :l : :| ヽ: : : :}: : : : : : : ::|
|: : : : : : : | |: ::!: :从: :| |: : :.ハ: |: iリ ___ 》: :>-、: : : : :i: :|
|:ハ: : : : : :| |::/ !::| l: | l: : //斗七´ ∨ ィ^ V: : : :l: :|
|:l !: : : : :.:| l/ |/ト、八j: // ノ ,孑ヤた圷 〉 }l: : : ::l: :|
l:l |: : : : : : ', ィf坏≧ト / 弋トz少 y'__ノノ: : : : !: | (…占い?)
|l V: : : :ト、:ヘ 弋zり / / / / / _ /: : : : : l八 (…手相…とか…?)
l! ゝ: : :|: :ゞ\// / /: : : : : : : : : ::l: : ヽ
\|:.:.:.fヽ` 〈 u イ:..:..:..:..:..:..:..:..:..:.l:..:..:.ト\
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} } /: . : l: .| ,' /::/: . : . : . : . : . : . : ./: . :/ / ヽ
. | ノ /: . : . l: .| / /::/: . : . : . : . : . : . : . :/: . :/ / |
(…なんだろう、今日のコイツは、なんていうか…)
(やたら接近してくるっていうか…)
(手を握ってくるというか…)
(ん…手を、握る…?)
(…もしかして今の感覚って…)
(……うん、ちょっと試してみよう)
(一瞬よ、一瞬手を握ってみるだけ…!)
455 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 16:56:03.91 ID:M5vAZHdY0
美琴「…ねえ」
当麻「ん?」
美琴「ちょっと手、借りるわよ」
当麻「は?お、おいっ」
ガシッ
美琴(何でかはわからないけど)
美琴(コイツの手を握れば、思考が読める)
美琴(たぶんそんな感じだと思う…)
当麻(なんだよ、いきなり手握ってきやがって)
当麻(さっき俺が握ったからその仕返しか?)
当麻(占いくらい私にだってできるのよー!とか?)
美琴(能力かしら?でも相手に思考を伝える能力なんて)
美琴(テレパシー…?ううん、でもコイツ、たしか無能力者だって…)
当麻(テレパシーねぇ、ああ、これテレパシーなのか)
当麻(相手の心を読める能力ってことか?いやでもレベル0の俺が能力なんて…)
美琴(そうよね、レベル0のあんたに能力が発現するわけ…)
当麻(そうさ、レベル0の俺に能力なんか…)
当麻・美琴((………え?))
456 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 16:56:50.43 ID:oA6tO1by0
\(^o^)/
457 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 16:59:05.89 ID:M5vAZHdY0
当麻(あれ…)
美琴(これって…)
当麻(相手の心の声が聞こえる)
美琴(だけじゃなくて…)
当麻・美琴((こっちの声も相手に聞かれてる!?))
458 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 17:02:45.66 ID:M5vAZHdY0
バッ!
…
美琴「……ねぇ」
当麻「……おう」
美琴「もう一回……手握ってもいいかしら?」
当麻「……おう」
ソー……
ガシッ
美琴(…)
当麻(…)
美琴(…聞こえてる?)
当麻(…ああ)
美琴(…本当に?)
当麻(…本当に)
当麻・美琴(……)
459 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 17:03:10.69 ID:hwhhFXjt0
以心伝心きたー
461 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 17:07:41.42 ID:M5vAZHdY0
美琴(…まだわからないから、じゃんけんしましょう)
当麻(…じゃんけん?)
美琴(私、グーだすから)
当麻(…じゃあ俺はパー出す)
美琴(あんたはチョキ出しなさいよ)
当麻(なんでだよ。別にパーでいいじゃねえか)
美琴(よくないわよ。いいからチョキ出しなさいよ)
当麻(だから別にパーでもいいだろ)
美琴(いやいや)
当麻(いやいや)
美琴「この負けず嫌い!」
当麻「そりゃこっちの台詞だ!」
当麻・美琴「「………!!」」
467 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 17:17:56.68 ID:M5vAZHdY0
当麻「お、おい…これって、やっぱり…」
美琴「やっぱり…!」
インデックス「…ねえ、君たち」
当麻「!」
美琴「!」
インデックス「さっきから君達は二人で何をしているのかな?」
当麻「いい、インデックス…いや、これはだな…」
美琴「あ、これはね、コイツの能力が…いや、うん」
インデックス「仲良く手繋いでおしゃべりしてるのは見てればわかるんだよ!!」
当麻「うわっ」
美琴「ひゃっ」
インデックス「そんなに二人で手繋いでいたいなら…」
インデックス「もうずっと繋いでいればいいよ」
インデックス「二度と離れないようにね」
473 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 17:28:49.79 ID:M5vAZHdY0
ビチャビチャッ
当麻「えっ…」
美琴「何これ?」
インデックス「はい、手繋いで」グイッ
当麻「お、おいっ」ガシッ
美琴「ちょっと!」ガシッ
インデックス「よかったね、これでもう二人の手は二度と離れないよ。ふーんだ!」スタスタ
当麻「お、おい、インデックス!」
美琴「…何なのよ……ってあれ?」
当麻「お、おい…引っ張るなって」グイッ
美琴「あんたこそ、さっさと手離しなさいよ」グイグイ
当麻「いや、お前が強く握ってて離せな…い……」
美琴「強く握ってんのはアンタ…でしょ…う…」
当麻・美琴「……」
当麻・美琴「……瞬間…接着剤……?」
484 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 17:40:58.27 ID:M5vAZHdY0
当麻「お、おい、冗談だろ!?」
美琴「え、ちょっと、ホントに離れないんだけど…!」
当麻「あの馬鹿…!」
美琴「…」
当麻(なんだよインデックスのやつ、妬いてんのか…?)
美琴(…この状況、瞬間接着剤が手についてあわてる状況とは違う…)
当麻(…ん、あれ、これって…)
美琴(アンチ接着剤を使えば簡単に手は離れる…でも)
当麻(アンチ接着剤って…そんなもんうちにはねーぞ)
・ ・ ・
美琴(そう…問題は、今すぐにコイツと手を離さないとマズイということ…!)
当麻「げっ」
美琴「冗談キツイってーの…!」
486 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 17:49:32.91 ID:M5vAZHdY0
(れれれ冷静になるのよ美琴)
(ここここの常態で変なこと考えたらららら)
(コイツに全部伝わっちゃちゃちゃちゃyたyた)
(おいおい、これじゃお互いの考えが丸聞こえじゃねーか)
(早くアンチ接着剤用意しねーと)
(ああああ何も考えちゃだめと何も考えちゃ駄目何も考えちゃ駄目何m)
(…落ち着けよ御坂、別に変なこと考えなきゃ大丈夫…って、そういやさっき…)
(さっき?さっきって何?さっき何かやったけ私。さっき、さっき…さっき……)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
当麻「理由を当ててみる」
美琴「…はぁ?」
当麻「お前がどうしてこんなに世話やいてくれるのか」
当麻「一字一句違わず当ててみせる」
美琴「…はぁ……まあ、どうぞお好きに…」
当麻「…いくぞ」
美琴「なんでそんな真剣なのよ…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
489 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 17:54:21.44 ID:M5vAZHdY0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
美琴「…な、なによ」
当麻「……」
美琴「アンタ、私の手握るために変な占いみたいな真似したんじゃないでしょうね…?」
当麻「…あ、いや……うん、そう、それ!」
美琴「…それ、って」
当麻「占い!これ占いでさ!!ズバリわかったぜ!お前の考えが!」
美琴「…な、何よ…言ってごらんなさいよ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
美琴(………ッ!!)ゾワッ
当麻(あ……いや、あれは、その…)
美琴(………まさか…あの時……私の心……読んだ……?)
当麻「いや、読んでねえ」
当麻(読んだ)
美琴(~~~~~ッッ!!)
500 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 18:09:25.64 ID:M5vAZHdY0
美琴「じ、じゃあ、あんた、私の、気持、ち、」
当麻「いや、俺は何も知らない」
当麻(世話をやくのは、御坂は、俺のことが……)
御坂「は、はは……!あはは……あははは…!!」
御坂(もう駄目だコイツを殺して私も死ぬ)
当麻「お、おい、何考えてんだよ!!」
美琴「電撃が効かないなら首絞めて死ねえええええ!!」
当麻「うわっ!おい、やめろって!」グラッ
美琴「あーもう片手じゃ首絞めれないよう!!」ジタバタ
当麻「うぐっ、おいっ、危なっ、バランスがっ!」グラッ
美琴「うわああああああああん!!」ジタバタ
503 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 18:17:37.83 ID:M5vAZHdY0
当麻「ぐっ…!」
当麻(転ぶっ…なんとかベッドに着地を…!)
御坂「うわああああああああん!!」
当麻「っ………うおおおっ!」グイッ
美琴「きゃっ!」
ボフッ・・・
当麻「…ふぅ…危ねえ…」
美琴「…」
当麻「…」
美琴「…///」ボッ
当麻(こ、この状況は…)
美琴(お、犯されるっ!)ヒィッ
509 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 18:23:06.65 ID:M5vAZHdY0
当麻「ねえよ!!」
美琴「…」
当麻「…」
当麻(お、犯すって…まぁ、たしかにこの馬乗りの状態じゃありえなくは…)
美琴「な、何考えてんのよっ!!」
当麻「おっ、お前が変なこと言…考えるからだろうがっ!!」
美琴「…」
当麻「…」
美琴「ちょ、ちょっと、どこ見て何妄想してんのよっ!!」
当麻「お前が『でも…今日の下着地味かも…』とか考えるからっ!!」
美琴「…っ」
当麻「…っ」
519 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 18:35:44.02 ID:M5vAZHdY0
美琴(マズいマズいマズい!)
美琴(何か別のことに思考を逸らさないと!)
美琴(えーっと、えーっと…そうだ!)
美琴「ねえ、今日の朝食何食べたー?」
当麻「え…」
美琴「……あ」
美琴(なに墓穴掘ってんのよ私ぃぃいいいい!!)
当麻(今日の飯は美味かったな…御坂が作ってくれたご飯…御坂ご飯…食べる…御坂…っておい!)
美琴(いやああああああああああああああ!!)
当麻(うおおおおおおおおおおおおおおお!!)
522 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 18:45:01.45 ID:M5vAZHdY0
当麻「はぁ…!はぁ…!」
美琴「はぁ…!はぁ…!」
当麻・美琴「「この変態!!」」
当麻「ぐっ…!」
美琴「うっ…!」
当麻(ていうかコイツの中の俺はなんでそんなに勇…獰猛なんだよ!)
美琴(コイツいつまで馬乗りのままなのよ…ひょっとして本気で!)
当麻(まあ実際にそんなことができたら俺としてはラッキー…)
美琴(私はまだ準備っていうか…成り行きでこういうことするっていうのは…)
当麻・美琴「「待って今の無し!!」」
美琴「うわあああああああああああああ!!」
当麻「ぬおおおおおおおおおおおおおお!!」
535 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 19:38:57.38 ID:M5vAZHdY0
(好き) (嫌い)
(好き)
(好き) (変態)
(バカ)
(好き) (好き)
(嫌い)
(アホ)
(大好き)
当麻「…っ」
(下着) (中学生)
(犯罪) (短パン)
(スカート) (髪留め)
(白) (可愛いな) (馬乗り)
(御坂) (制服)
(ミサカ) (妹は短パン穿いてないんだっけ)
(ビリビリ)
美琴「……」
538 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 19:50:23.98 ID:M5vAZHdY0
美琴「………あーあ、何なのかしらね、これ」
当麻「…」
美琴「…もう、最悪」
当麻「……ごめん」
美琴「ホント、何なのかしら」
当麻「……ごめん」
美琴「アンタはいつも通りで…私は隠してたもの全部出ちゃった」
当麻「……ごめん」
美琴「…」
当麻「…」
美琴「…ごめんなさい、気まずいわよね、これじゃ」
当麻「あ……いや…俺は…」
540 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 19:58:09.60 ID:M5vAZHdY0
美琴「…」
当麻「……あ、あのs」
美琴「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
当麻「っ!?」ビクッ
美琴「はぁ、スッキリしたっ!」
当麻「……御坂」
美琴「何かもう吹っ切れちゃったっ!」
美琴「ふふふ、今ならこんなことも考えちゃうわ!くらえっ!!」
当麻「…うわっ!?うわわ!おい!何考えてんだよ!!」
美琴「あはははは!どう、興奮した?」
当麻「興奮って…お前なあ!!」
美琴「ふふっ」クスクス
549 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 20:10:33.48 ID:M5vAZHdY0
美琴「…ま、アレよね」
当麻「ん?」
美琴「まだ答え聞いてないのよね」イッテモイナイケド
当麻「ギクッ」
美琴「あんたってば、私が好きだ、って言ってんのに答え出さないし」イッテナイケド
当麻「む…むむむ……」
美琴「ねえ、とうま」
当麻「はいっ!?」
美琴「私のこと、好き?」
562 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 20:24:31.10 ID:M5vAZHdY0
当麻「…っ!」
……
…
美琴「……そっ、か」
美琴「…なんて言うか」
美琴「…アンタらしいっていうか」
美琴「…はぁ」
当麻「なっ、なんだよ…」
美琴「…」
美琴『好きかどうかはわからない』
美琴『でも、どうでもいい奴ってわけでもない』
美琴「…これってどうリアクションとればいいわけ?」
当麻「い、いや、俺に言われても…」アセアセ
564 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 20:29:40.65 ID:M5vAZHdY0
美琴「…あんたはいないの?」
当麻「え、何が」
美琴(好きな人)
当麻(なぜ念話にした)
美琴「好・き・な・人」
当麻「ぐっ…」
美琴「さあ、考えてっ!」
当麻「お、俺は…」
568 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 20:36:27.78 ID:M5vAZHdY0
………
……
…
当麻「……っ」
美琴「……あんた」
当麻「……なんだよ」
美琴「好きな人いないのね!」
当麻「ううっ!」グサッ
美琴「やったーー!!」ヒャッホイ!
当麻「お、俺にだって好きな人ぐらい…!」
美琴『…そ、そういえば、彼女の前に…俺…好きだって思える女の子がいねぇ…!』
美琴「ですって!!ひゃっひゃっひゃ!!」
当麻「ううっ…中学生に馬鹿にされたっ…!」
571 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 20:42:36.32 ID:+CyuVGiYO
さすが上条さん他のフラグも壊さない見事な答え方ですね
573 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 20:48:24.33 ID:M5vAZHdY0
美琴「ふう…ちょっと元気出たかもっ」テカテカ
当麻「俺は中学生に馬鹿にされて落ち込みまくりだよ…」ズーン…
美琴「まあ、いいじゃない」
当麻「何がいいんだよ…」
美琴「好きな人は、これから作ればさ!」
当麻「……お前」
575 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 20:57:17.17 ID:M5vAZHdY0
美琴「…アンタの場合、好きな人ってより」
美琴「大切な人、とかなのかしら?」
当麻「…大切な人…ねえ」
(御坂) (御坂妹) ( )
(父さん) (母さん) ( ) ( )
(あれや) ( ) (これや) (なんや)
(かんや) ( ) (あーでもない) (こーでもない)
(あの人) (この人) (どの人) (その人)
( ) ( ) ( ) ( ) ( )
( ) ( ) ( ) ( )
etc…
美琴「な、なるほど…」
577 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 20:59:10.83 ID:n4KvSaLS0
あれ?インデックスは?
582 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 21:05:44.90 ID:M5vAZHdY0
美琴「…好きな人っ」
当麻(……)
美琴「…大切な人っ」
当麻:(御坂) (御坂妹) ( )
(父さん) (母さん) ( ) ( )
(あれや) ( ) (これや) (なんや)
(かんや) ( ) (あーでもない) (こーでもない)
(あの人) (この人) (どの人) (その人)
( ) ( ) ( ) ( ) ( )
( ) ( ) ( ) ( )
美琴「好きな人っ」
当麻(……)
美琴「大切な人っ」
当麻:(御坂) (御坂妹) ( )
(父さん) (母さん) ( ) ( )
(あれや) ( ) (これや) (なんや)
(かんや) ( ) (あーでもない) (こーでもない)
(あの人) (この人) (どの人) (その人)
( ) ( ) ( ) ( ) ( )
583 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 21:10:44.26 ID:M5vAZHdY0
美琴「…好きな人っ」
当麻(……)
美琴「…大…好きな人ッ!」
当麻:(美琴…) (あっ…)
美琴「わーい、引っかかったー!」キャッキャッ
当麻(が、ガキだ…ガキがここにいる…)
美琴「何ですって…?」イラッ
当麻「……ガキンチョ」
美琴「…っ…好きな人もいない奴にガキだなんて言われたくないってーの!」ビリビリビリ
当麻「お゛お゛お゛お゛お゛っ!?!?」ビリビリビリ
美琴「………えっ?」
585 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 21:18:52.59 ID:M5vAZHdY0
当麻「お゛……お゛お゛……!」シュゥゥゥ…
美琴「な、なんでアンタに電撃が…」
ズルッ…
美琴「あっ?」
美琴「手……取れた…」
当麻「…」
美琴「…そっか、今の電撃で接着剤が飛んだんだ…」
当麻「…」
美琴「……おーい」
当麻「……っぇ」
美琴「っぇ?」
当麻「痛ってえええええええ!!!」
美琴「わっ!」
591 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 21:33:21.62 ID:M5vAZHdY0
当麻「何すんだよおおおおおおおお!!!」
美琴「い、いやあ、電撃効かないと思って、つい…」
当麻「ついって何だよ!?お前のついで俺の心臓が……あれ?手が」
美琴「うん。今ので取れたみたい」ブラブラ
当麻「…そっか」
美琴「…」
当麻「…」
美琴(…)
当麻(…)
美琴「もう聞こえない…ね」
当麻「…そうみたいだな」
593 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 21:41:47.85 ID:M5vAZHdY0
美琴「……ねえ」
当麻「…ん」
美琴「じゃんけんしましょう」
当麻「…いいぜ」
美琴「いくわよ」
当麻「ああ」
じゃーん!
けーん!
……
…
597 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 21:50:16.08 ID:M5vAZHdY0
インデックス「じゃじゃーん!インデックスだよー!」
インデックス「……ん、あれ?なんで手取れてるの」
美琴「ん?」
当麻「ああ…俺の左手の痛みと引き換えに、な」
インデックス「ふーん…」
インデックス「……なんか、二人とも前より仲良くなった?」
当麻「ん?」
美琴「…もう左手がなくても、お互いのことがわかる程度に、ね」
インデックス「?」
当麻「……不幸だ」
美琴「んふふー」ニコニコ
600 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 21:58:09.49 ID:M5vAZHdY0
負 や ( / 、__>::.: :.:.: : : : : . : : :.: / /
け だ ( _ll_||_ _ ゝ:::::.:. :.:ハ: . : .ヘ : .丶∠-_- / じ
惜 >  ̄ ̄|| ̄|| ̄ _ゝ:::::/:.:.:./ ハI:.:.:.:.ヘ .ヽ 丶:.< / ゃ
し ( || \::::/ハ/-‐‐l、:::.|,r‐\ハ:.:.< │ ん
み _> 〃 ll ll〃 >::Vィ'fJ` ヽ fJ,ハ:.:.ヘ一` ! だ け
? (ヽ、 ~ -'" フヘハ ´ { 小、ヾ / け ん
(⌒ 、`丶 / / jム ∧! / だ で
⌒Vヘ ,へ/⌒⌒ / }ヽ`, (( ( Vゝ、 ‐ ‐ イ_ <_ ろ 勝
i:.:.:∨ / i i イハハ} ` ー ─ _厂} `ー介‐'^! \ っ
,l:.:.:.:{ ∧」 ァネノノrリ ノ //〉丶 |八 ∧, \ た
ノィ:.:.:..リ八{ ,イアj ソ! ノイ、く{、_┌斗へ / `ヽ、 . )
イイ:.:.:.ノ( r ` ゝ└' ' } ,f´r ヾヽ | ノ 丶 _ /\/
{{:.イ小ー'ヽ、 ´´ , 、 イ l l 〉 / ´ / {
`/二刈. \ >ーイ√j | , . ∨′-_─_ 、 / 〕
,' ヘ{ 介、/〃 ,ノ /l 丶| 〈 {  ̄ ',| /
{ 、.. }へ/{く ノ{.:' ハ 〉 .:| l | : l: / /
1 冫`V// 〈 /\ .:| l l : . } ' {
} [:. .::. :〕 l `ヽ、二{ l ! ..:| |
{ ∨::.:ト--rzー┘ / :| j l _ { 、__|
 ̄ヘ-一く:.:../ /、 / j| l ノ -‐ : . /|7ー\
とある左手と超電磁砲 完
601 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 21:58:13.20 ID:nZ1h+woGO
やばい…胸がトキメイちまったぜ…
605 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 22:00:39.10 ID:x0iLQQUC0
いやーよかった乙!
606 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 22:01:30.28 ID:bM8UZZutO
面白かったです乙!
632 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 22:38:18.16 ID:Tj15VZwR0
>>1じゃないけど保守ついでに軽いSS投下してもいい?
634 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 22:38:57.03 ID:XStgRqEx0
>>632
やってくれ
638 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 22:40:47.10 ID:Tj15VZwR0
ありがとう
美琴(31)の話
美琴(31)「クリスマスのイルミネーションがまぶしいなあ・・」
美琴(31)「やっぱこの時期はカップルが多いわね」
美琴(31)「ケーキでも買っていって一人で食べるか」
639 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 22:41:43.61 ID:Tj15VZwR0
美琴(31)「ポストに何か入ってる」
美琴(31)「披露宴の招待状・・ しかも佐天さんの」
美琴(31)「はぁー」ビリビリ
美琴(31)「ただいま・・」
美琴(31)「ただいまを言う相手もいない」
640 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 22:42:32.94 ID:Tj15VZwR0
美琴(31)「結局私だけ残っちゃったな」
美琴(31)「まさかあの黒子まで結婚しちゃうとは思わなかったわ。はは」
美琴(31)「別にいいんだけどさ・・」
美琴(31)「結婚かー やっぱアイツとは無理だろうなー」
641 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 22:43:23.60 ID:Tj15VZwR0
美琴(31)「インデックスって子もいつかはアイツの所から離れていくと思ってたけど、
同棲がここまで続いちゃうなんて・・」
美琴(31)「いっそのこと付き合ってるってハッキリと言ってくれれば
諦めもつくんだけどな」
美琴(31)「あれ?なんで私泣いてるんだろ・・」
643 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 22:44:14.75 ID:Tj15VZwR0
ピンポーン
美琴(31)「いけない、誰か来た」ゴシゴシ
美琴(31)「はーい」
ガチャ
黒子(30)「お姉さまー♪
愛しの黒子がクリスマスプレゼントをお持ちしまたわ」
美琴(31)「黒子!?あんた旦那ほっぽり出して何してんの」
黒子(30)「旦那さまは今夜は忘年会ですわ。上らせてもらますわね」
644 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 22:45:06.34 ID:Tj15VZwR0
黒子(30)「あらあら、部屋をまたこんなに散らかして」
美琴(31)「うるさいなー それよりプレゼントって何よ?」
黒子(30)「ふふ、黒子が特選した
お姉さまにふさわしい殿方たちのお見合い写真ですわ」
美琴(31)「げっ、あんたおばさん臭さに磨きがかかったわね」
黒子(30)「30超えておばさん臭さも何もありませんわ
さあ今日こそお姉さまを独り身の呪縛から解放させていただきます」
645 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 22:45:56.20 ID:Tj15VZwR0
美琴(31)「うう・・」
黒子(30)「この>>649 という方なんていかがです?」
649 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 22:49:39.02 ID:I8SYKlwo0
上条さん
652 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 22:54:56.08 ID:Tj15VZwR0
黒子(30)「この上条という方なんていかがです?」
美琴(31)「えっあいつなの?」
黒子(30)「いえ同姓の別人ですわ・・
というかお姉さまは未だにあの男のことが忘れられないのですね」
それはともかく、さっそくこの殿方とのお見合いの段取りを・・」
美琴(31)「ちょっと!ちょっと!」
美琴(31)「行っちゃった・・」
美琴(31)「でも、もう私もそういう年齢なんだよね」
美琴(31)「美容院でも予約しとくか」
653 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 22:55:53.93 ID:Tj15VZwR0
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/.:::::::::::::.イ:::::::::::::/<でうラ'ヘ`}:ト::∧:l::::/厶イ´.::::∨::|:::::::::::::\ー―一
ー‐ァ.:::::::::{ 厶イ:::ハ/ `ニ ノ.:::jノ.::::::八/.:::'でうラヽ/.:::|:::::::::::::::::::\
/___::∧ (|/ 〈::::::::::::::::::::::://.:::::::::::::ー一'.:::::::j/!::::::::::\ ̄
/.:::::ハ ∧ \::::::::::::::/ {::::/ ̄ ̄\::::::::::/ }:::::::「 ̄
∠::::::::::::八 :. \:::::/ }::j\ /.::::::/ ∧ハ|
厶イ:::::::::ーヘ ´/ノ.::::::\_/.::::::/イ }
ノイ::/i:::ハ {:::::::::::::::::::::::::::∧丿 なんだって!
|/ |::::::|\ , -‐='::、::::::::::::::::::::/ アイツが無理やり
x≦ハ| ::\ ー‐.:::::::::::::::::::/ 結婚させられそうだと!?
/ ∨//| ::::\ `7.::::::::::::.イ\
/ ∨/j \:::\ ;::::. .<:::::'///\
/ ∨′ \:::::: ̄::::::::::::::::'/////⌒ヽ、
/ >x:::.、 \::::::::::::::::::::{'/////////\
659 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 23:03:50.26 ID:Tj15VZwR0
黒子(30)「そうですの。子供たちを人質に取られたうえに
ビルに爆薬を仕掛けたと脅されて・・」
上条(33)「許せねえ、そんな結婚俺がぶち壊す!」
黒子(30)「できるだけ派手にぶち壊してくださいね
これが現在お見合いが行われている場所です」
上条(33)「わかった!」タッタ
黒子(30)「それにしてもあの男何も変わっていませんわね」
インデックス(30)「トーマーご飯はー?」
660 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 23:04:56.13 ID:oDKeNKGqO
インデックス(30)wwwww
661 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 23:05:24.58 ID:Tj15VZwR0
美琴(31)「こっくりこっくり・・」
上条(別人)「・・・・」
黒子(30)「あれですわ」
上条(33)「ぶち壊す!!」ガッ
上条(別人)「グハッ!」
美琴(31)「って!?何やってんのよ!あんたは!!」
663 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 23:06:28.52 ID:Tj15VZwR0
上条(33)「何って?白井から話を聞いて・・」
美琴(31)「えっ?それってつまり、わ、私のことが気になって」
上条(33)「当たり前だろ」
美琴(31)「///(ちょっと何真顔で恥ずかしいこと言ってんのよコイツは)
黒子(30)「ほほほ、こちらの殿方はわたくしが責任をもって連れていくので
お二人はどうぞご歓談を」
黒子(30)「(本当に世話のかかる二人ですこと)」
664 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 23:07:51.79 ID:Tj15VZwR0
美琴(31)「あんた人のお見合いこんなんにしといて責任はとってくれるんでしょうね」
上条(33)「責任?ああ子供たちなら黒子が既に解放し・・
ってなんで抱きついているんですかぁ!」
美琴(31)「馬鹿ぁああ!もう一生離さない!」
おわり 正直すまんかった
666 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 23:11:21.22 ID:oDKeNKGqO
いやいや乙
667 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 23:16:13.40 ID:HH1V3ZvZO
インヴィジブル(30)にはワロタw
682 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 00:18:56.25 ID:s56G7KoE0
佐天 涙子は頭を悩ませていました。
せっかくの休みの日なのに宿題が溜まっていると。
佐天「うう~、体がたくさんあればいいのに」
初春「いくらここが学園都市でも無理ですよ。夢じゃないんですから」
翌日、佐天 涙子は増殖していました。
夢オチ疑惑でした。
685 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 00:27:50.73 ID:s56G7KoE0
初春「さ、サテンサン?」
佐天「「「「どうしよう?初春?」」」」
とは言うものの、こんな非日常的な事を相談できる人など限られています。
佐天「「「「ど、どうしよう」」」」
そういいながら4人になった佐天さんは頭を抱えながら、初春の方へと向かいます。
そして、4人で初春のスカートをめくります。青の縞パンが見えます。
初春「って! 何してるんですか!」
佐天「「「「いや~、夢なら初春がいつもとは違うパンツを穿いてるかと」」」」
686 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 00:35:34.86 ID:s56G7KoE0
初春「とりあえず、現実逃避はここまでにして、誰かに相談を」
しかし、そこで佐天さんは待ったをかけます。
佐天「「「「ちょっと待った! これだけのあたしが居れば宿題が早く終わるかも」
初春「何言ってるんですか! もし、大変なことだったら」
そういって止めようとしますが、一人の佐天さんが初春を取り押さえます。
初春「さ、佐天さん!」
佐天×3「「「よくやった! えらいぞ、あたし!」」」
そういいながら、他の三人はイソイソと宿題を取り出します」
佐天×3「「「3人集まれば文殊の知恵。こんな宿題……」」」
687 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 00:45:07.81 ID:s56G7KoE0
結果は全滅でした。解けない問題は解けないのです
ゼロは何を掛けてもゼロなのです。
佐天×4「というわけで、どうしよう。初春」
初春「いきなり、掌を返さないでください」
さすがの初春も少しお怒りです。
初春「さすがに他に人に相談しないといけないと思います」
佐天「だよねぇ」
佐天「う~ん。とはいっても、頼りになりそうな人って」
初春「う~ん」
5人で頭を悩ませます。そして、最初に思いついたのは。
1.御坂 美琴
2.白井 黒子
3.脱ぎ女
安価>>690
690 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 00:48:21.50 ID:Q2PQkudm0
4の上条
695 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 00:57:48.75 ID:s56G7KoE0
ぴきーんと某ニュータイプのように頭にある噂がよみがえります。
佐天×4「「「「そういえば、都市伝説で面白いのがあったよね」」」」
初春「え?」
佐天×4「「「「ほら、何でも能力が打ち消せるって能力ってやつ」」」」
いつかどこかで見たような都市伝説
初春「ええ! もしかして、それを探すんですか?」
佐天「御坂さんや白井さんに聞いても分からないだけでしょ?」
初春「まぁ、そうですけど」
佐天×4「というわけで、しゅっぱーつ」
でも、とりあえず全員一緒で居ると怪しまれるので、とりあえず、手分けして探すことにしたようです。
697 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 01:11:02.43 ID:s56G7KoE0
便宜上、増えた3人の佐天さんにはABCDとつけました。そして、変装した後、二人ずつに分かれて捜索するそうです。
佐天A「う~ん、とはいってもどこに居るんだろ?」
佐天B「その内、見つかるよね」
とりあえず、初春のハッキング、もとい調査によって怪しい場所を探します。
彼女達が探したのは路地裏でした。
佐天A「でも、一体、どんな人なんだろ?」
そういいながら、配られた似顔絵を頼りに探します。
その時です。後ろからトン佐天さんたちにぶつかる子が居ました。
佐天×2「「え?」」
振り返ると、そこには……
698 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 01:15:40.35 ID:ircglNrx0
,.‐''´ ̄`ヽ、
/ \
,.‐'´ ̄ ̄`ヽ' ヽ
/ `‐、
! iヘヘ ヽ
レ イ | ヽ
/ /ノ ト i
,' _,. ‐'´ ヽ、.___ l
. i / /´ ̄` ´ ̄`\`i !
| ,/ ‐++++、 ,:++++‐ ヽ !
| ,r‐、 l. "ヽ、._゚ノ , 、ヽ.゚__,ノ゙ .| r‐ 、 .!
| ! r、| !. / ヽ .| |,ヘ | |
. │| ト |.| / ヽ | ! ン ! |
. │ヽ.__|.| ト、.__`ー^ー^ー'__,.ノl !.!__,ノ .|
. |. |.ヽ`lココココココココココ,フ/ ! !
. | !. ヽヽlココココココココフ'ノ .! |
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L__|__l l !` ‐ 、.__,. ‐' ´| |__L.. -┴''´
 ̄ ̄`| | ̄
___, o‐7 ヽo、.____
,. ‐''| | 8 8 | |ー-
| l ┌──────┐ l l
! ! │ 美琴 14歳 | / /
. ヽ ゙└──────┘' /
699 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 01:18:05.61 ID:Q2PQkudm0
>>698
お前というやつはwwww
704 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 01:31:24.94 ID:s56G7KoE0
佐天A「?毛布」
なにやら、お化けみたいな毛布が二人に当たってます。
チビ毛布「うわ! ごめんなさいとミサカはミサカは誠心誠意謝ってみたり」
佐天B「御坂?」佐天A「御坂さんって……」
二人は、聞き覚えのある名前に反応します。
そういって、その毛布お化けの毛布を少しだけ取ります。
その中には、おね……ゲフンゲフン……御坂さんに良く似た可愛い小さい子が居ます。
ちなみに、下には服を着ています。あの下が裸だったらうpと思った人は腹筋の刑です。
毛布お化け「追われてたから、前を見てなくてとミサカはミサカは言い訳してみたり」
佐天×2「追われて……」
705 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 01:48:39.55 ID:s56G7KoE0
′ /:三::/ ‐ァ= _三三三三三三三 /
l /三/ / , イ / 丁 ̄¨へ三三三,イ
i /::/ .':/ //_.′ / ′ ノ ヘ三/ ヽ
| //:::::: / /:/ / ̄7/ `,.く / / / / ′ V '.
| | | イ一、:::/ /::|:. / __/_|/-、 ,X / ′ / / |/ |::: |
’ レ′⌒Ⅴイ !/|:イテ:::::::ヾ ゞ// / イ .'__/.. -‐ ! :: | | |
/ | r'⌒ト、| / |!::::::::::i:! '´ ////|_/-_ ,:'´:: | | | |
′::::/ 人 ヽ : | 弋____,ノ / / 'テ:/iTヾ! '::::::/:| | ∧!
/ ::::/ ! ::::| ハ \ i::::::!! イ'/:::. /|: ! イ.′下克上の時間です
-=彡/ ::/ ::| | :::| !:.:.:ゝ-、 ー'′/:.::: ' !:/ 今こそ革命を
. / イ :::| | :::| !:.:.:.:.:.:.:! !: /:./ |′
/ | ::::|∧ :::! :::::::::::: i '. ′ ′
! :ハ!:::ヽ| !::::r―ノ \ ___ ∧
! / |::: ハ:从ハ.′ ` イ:: '.
'′ !:/ 乂 ` 、 \ イ:.:.:.∧: i
イ ` 、 ` rー<::::::::::::|::: / ヽ |
_..‐ ´: : | \. /| ヽ `:、:::::| / ノ
. -‐ ¨: : : : : : : ハ. \ !ノ \ `ー'、
佐天A「御坂さん!」佐天B「いや、これは……」
見つかった二人は必死に言い訳を考えます。というか、変装してるのを忘れてるんでしょうか?
706 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 01:50:46.69 ID:s56G7KoE0
でも、そんなことは心配は不要でした。だって、その後、同じ顔が20も30も出てきたのですから。
佐天「「え?ええええええ?」
毛布お化け「見つかったとミサカはミサカは現状を把握しつつ逃げてみたり」
ミサカ「逃がさず捕らえますとミサカは共に宣言します」
そして、一目散に逃げる毛布お化け。そして近づいてくる、クローン集団。
そこには、佐天さんたちも居るわけで……
佐天A「え?ちょっと」佐天B「ちょっと……うわぁぁぁぁぁ」
雪崩に巻き込まれていきました。どうやら、上には上が居るようです。
最近は増えるのがはやりなのでしょうか?
707 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 02:02:12.98 ID:s56G7KoE0
さて、所変わって、こちらは初春を含むもう一つのチームがいる公園です。
そこでは、初春と二人の佐天さんが居ます。そして、もう一人。
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/ イ^Y´:/ : : : : : : : \ ヽ う コ
{ /(_ う : : : : /\: : : : : ヽ '、ふ 太
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ヘ/ >く⌒Y^ヽ、__〉 }_
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あられもない姿のおね……ゴホン……御坂さんが。
初春「何をしてるんですか?」
美琴「へぇ?……う、ううううう初春さん!!」
大慌てできっちりとしますがときすでに遅し。
708 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 02:10:10.39 ID:s56G7KoE0
すこし、おねえ……ごほんごほん……御坂さんが落ち込んだ後に、佐天さんたちが協力を求めます。
美琴「あたし、そいつに心当たりがある」
そういいながら、3人をつれてあるマンションまで行きました。
あの男の家です。
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ー‐ァ.:::::::::{ 厶イ:::ハ/ `ニ ノ.:::jノ.::::::八/.:::'でうラヽ/.:::|:::::::::::::::::::\
/___::∧ (|/ 〈::::::::::::::::::::::://.:::::::::::::ー一'.:::::::j/!::::::::::\ ̄ 食費が切れた
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∠::::::::::::八 :. \:::::/ }::j\ /.::::::/ ∧ハ|
厶イ:::::::::ーヘ ´/ノ.::::::\_/.::::::/イ }
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711 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 02:23:54.18 ID:s56G7KoE0
シリアスな顔をしながら、玄関の前に立っています。
上条「ん? ビリビリ。何でお前がここに居るんだ?」
美琴「あたしの名前は御坂 美琴だっていってるでしょうが!」
とりあえず、レールガンが一撃。もう日常茶飯事です。
というわけで、事情を話しています。
佐天C「よ、よろしくお願いします」
上条「それはいいけど、後の2人はどこに居るんだ?」
佐天D「それは……と、今見たらちょうどこっちに向かってるはずです」
初春「はぁ、良かったです。もう、体がいくつも欲しいとか言わないでください」
佐天C「え?ああ……ごめんね。ついさ……」
佐天D「あたしなんかが増えても意味なかったね」
少し陰りを出しながら佐天さんが言います。
713 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 02:35:32.52 ID:s56G7KoE0
初春「佐天さん?」
佐天D「あたしってさ、あんまり特技とかないから、うん」
初春「そんな考えは駄目だって言ったはずです」
佐天D「あはは、ごめんごめん」
佐天C「あ、そろそろ後の二人がこっち……に……」
そのまま、彼女は黙ってしまいます。彼女達に向かって土ほこりが立ちそうな集団が向かってくるからです。
毛布お化けを先頭に御坂シスターズの集団。そして、それは上条さんへと向かって生きます。
上条「って! 何でこっちに来る……のわぁぁぁ、不幸だぁぁぁぁ」
そのまま、部屋の前で押しつぶされる上条さん。
そして、おきる混乱。今にも手すりからはみ出しそうなくらいぎゅうぎゅうになる廊下。
案の定、一人小柄な少女が押し出されます。そして、その花飾りをつけた子は、手すりの……外へ?
ここは、地上階ではありません。マンションの廊下です。その子、初春は手すりの外、すなわち……。
714 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 02:52:47.32 ID:s56G7KoE0
初春「えっ?」 佐天CD「初春!」美琴「初春さん!」
初春の体が重力に引かれます。とっさに上条さんが手を伸ばして初春を捕まえますが、その瞬間に手すりが外れます。
そのまま、落ちそうになったので御坂さんが手を伸ばします。
御坂シスターズが通り去り、ようやく混乱が収まった中の状況は最悪でした。
重力に引かれる初春の手を握る上条さん、そして、その上条さんの足を必死に押さえる御坂さん。
佐天C「初春! 御坂さん! 上条さん!」
美琴「佐天さん!手を貸して!」
(このままだと落ちてしまう。助けなければ。でも)
「あたしなんかが……」
(怖気づく。一歩を踏み出せない)
でも、そんな彼女に声が響きました
716 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 03:02:52.09 ID:s56G7KoE0
上条「そんな言葉で諦めるな!」
佐天「!」
上条「やっても見ないことで諦めるな!お前はまだ何もやってないだろ!」
佐天「……(そうだ、あたしは、まだ何もやってない。今なら出来ることがある……だって)」
そうして、彼女、いえ、彼女達が立ち上がります。
佐天A「ゼロはいくら足してもゼロだけど」
佐天B「0.1は足せば」
佐天C「自分を無力と感じなければ」
そして四人は……
佐天D「プラスになる!」
717 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 03:11:08.47 ID:s56G7KoE0
そのおかげで、初春は無事に引っ張りあげられました。
佐天×4「はぁ……はぁ……やった」
上条「意味……」
佐天×4「え?」
上条「意味。あっただろ? 駄目だって思ってたお前でも、意味が」
佐天×4「あ、は、はい」
初春「さ、さてんさ~ん」
瞬間に初春が佐天さんたちの胸に飛び込んできます。
美琴「やったじゃん」
お姉…じゃなくて御坂さんも親指を立てます。
佐天「はい!」
それに彼女は4つとも同じ笑みで答えました。
718 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 03:14:47.95 ID:s56G7KoE0
その後、上条さんの右手に触れると、彼女は一人に戻りました。
そして、別れ際に。
佐天「か、上条さん」
上条「ん?なんだ?」
佐天「さっきは一押ししてくれてありがとうございました」
上条「最後の一歩を踏み出したのはお前だろ?」
佐天「でも、やっぱりお礼は必要だし、その、ありがとうございました!」
そういって、彼女は頭を下げます。夕日に照らされた彼女の顔は少しうれしそうでした。
719 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 03:19:16.86 ID:s56G7KoE0
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r ヽ-‐ '7ヽ____{ l i |:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_, ------ ' ̄{ リ.!ノノトハ|ノ !|リ| ト リ イ: .:.:./ ハ,ノ .ノ 。/´/,イ:: ::::ノ
ヽ、__.〈: : : :.:.| !i イ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :_:_:ノ--、_i_i_, -'-'-、_i_i ノノ_!--く_/┘`┴-ァ '彡:::::::: ::::{
`ー-┴‐┴―――――---------― '´ ` ̄  ̄彡-イノヾヽ
以上が私が縛られてる間に起こった出来事ですの。
まぁ、今回、薬を間違って佐天さんの飲み物に入れてしまったことは不覚でしたわ。
今後はちゃんと確認しようと思いますの
~終われ~
駄文失礼
721 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 03:44:54.14 ID:Yrnc680G0
>>719
おつ
そういやテレパシー自体無くなったとか書いてないよな
787 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:40:30.63 ID:NxuZ9sNt0
佐天「私にもバストアッパーがあればなー」
美琴「バストアッパー?」
佐天「ええ、今女の子の間でけっこう噂になってますよ。
なんでも胸が大きくなるとか」
美琴「そんな馬鹿げた話、どうせ都市伝説でしょ?」
佐天「いやでも実際にそれで胸が大きくなったって子がいて、
同じ学校なんですけど、
中学生とは思えないナイスなバディになってるんですよ。これが」
美琴「マジ?」
佐天「やっぱり御坂さんも興味あるんですか?」
788 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:41:17.17 ID:NxuZ9sNt0
美琴「いやいやいや、
ただちょっと信じられないというか……」
佐天「確かにそうですよね。
そもそもバストアッパーが男ってのが怪しすぎるんですよ」
美琴「どういうこと?」
佐天「なんでもこの辺に出現する
ツンツン頭の垂れ目の男子高校生におっぱい……
いや胸を触らせると大きくなるって話で」
美琴「なんですって……」
佐天「胸は大きくなりたいですけど、そんな見ず知らずの男に
触られたくはないですよねー」
美琴「ごめん、ちょっと用事思い出した」
佐天「あれ?御坂さん」
789 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:43:11.63 ID:NxuZ9sNt0
上条「不幸だー!!」
上条「なんだってこの俺が見ず知らずの女の子たちに
追いかけまわされなければならないんだ。
おまけに胸をさわれとはいったい……」
上条「上条さんだって健全な男の子ですよー!
その誘惑をはねのけるのに、
どれだけの忍耐を必要とすると思っているんですかー!!」
美琴「見ーつけた」
上条「げっ、ビリビリ女、
まさかお前も胸をさわれとかいいだすつもりじゃ……」
美琴「んなワケあるかー!」パチン
上条「グハッ」
791 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:46:19.46 ID:NxuZ9sNt0
美琴「あんた佐天さんの学校の子の胸をさわったんですって?」
上条「佐天さんが誰かは知らんが、この間、
俺に倒れ掛かってきた女子中学生のことならただの事故だ」
美琴「そんなことだろうとは思ったけど、
あんた今、女の子の間で変な噂になっているわよ」
上条「詳しい話を聞かせてくれ」
貧乳「いた!」
貧乳「ツンツン頭だ!」
貧乳「あたしの胸を触って!」
美琴「へ!?」
上条「よくわからんが追われている!逃げるぞ」タッタ
美琴「ちょ、ちょっと待ってよ」
793 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:47:41.91 ID:NxuZ9sNt0
上条「ここまでくれば大丈夫だろ」
美琴「はあはあ、なんで私まで一緒に逃げなくちゃいけないのよ」
上条「ともかく噂とやらを聞かせてくれ」
美琴「う、うん、私もさっき聞いたばかりなんだけど、
あんたに……む、胸を触られると大きくなるって噂が」
上条「はあ?上条さんの幻想殺しにはそんな力は無いぞ」
美琴「だ、だから私だってそんなバカな話信じてないわよ!
でも、実際にそれで大きくなったって子もいるらしいし……」
上条「試してみるか」
美琴「そうね……」
795 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:48:46.47 ID:y0ZA1Jm00
豊胸御手(バストアッパー)だな
796 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:49:06.28 ID:NxuZ9sNt0
美琴「って!えー!?」
上条「もしかしたら上条さんの絶え間ない戦いの日々が
能力のレベルを上げたのかもしれない」
美琴「だからって普通、人の胸大きくする能力なんて生まれないでしょ」
上条「試してみる価値はある!」
美琴「あんたいつなく真剣な顔ね
っていうかどうやって試すの?」
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798 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:51:00.66 ID:NxuZ9sNt0
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、′・ ’、.・”; ” ’、 . : :´ ヘ√. ;. ' 7.l l
,;′ ’、 (;;ノ;; (′‘ ・. ’、′”; . : :´ ,’ .' ,' ! l
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弋 ̄.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::. ̄フ
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∠ イ:.:/:.!:.:.:.:T,..::'! .:|:.:/ 代:!:..ト、_:.::>
厶イ|:/|:.:/ _, 。ィ' li:.、ヒァ' ト、!:..\
i人从. `ヾ、.:'.::`ミ/゙'、 ハハ`¨´
!込 ⌒';,゙i, ri:.:i' メ、ム' 仕方がない、ならインデックスにでも……
/:/ハ ,:' /,';;;}:.ヾ:. 人_
,. -<: : : :|.:! \ ' {;!゙' ィ い: : >‐- 、
/: : : : : : : : :.ヾヽ ー ' /:/: : : : : : : ∧
/\: : : : : : : : : : :.>ミ ー--‐:ソ:: : : : : : : /: :ヽ、
/: : : ヽ: : : : : : : : /  ̄ ̄ ヽ: : : : : :./: : : :.∧
|: : : : : \: : : : / ∨: : :/: : : : : : :ヘ マエガミエネエ
799 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:52:24.43 ID:NxuZ9sNt0
美琴「もう一回死ぬ?」
上条「と、ともかく俺にその力があると思われている以上、
彼女たちの追跡は止まらないわけだ!」
美琴「確かに……でもどうするの?」
上条「いい考えがある。それにはお前の協力が必要だが」
美琴「?」
上条「いいか。貧乳を気にかけた御坂さんは俺を見つけ出して
その貧乳を無理やり俺の手に触らせた。
しかしそんなことをしても御坂さんの胸が大きくなることはなく
ぺったんこのままでした。
と、こう言いふらしてくれれば……」
美琴「あんたね~」ビリビリ
802 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:54:30.60 ID:NxuZ9sNt0
「楽しいおしゃべりもそこまでだ」
美琴「誰よ!」
能力者「ククク、私のことは
脂肪吸収(クロウーロンティー)とでも言えばわかってもらえるかな?」
美琴「誰?」
上条「さあ?」
脂肪「……
まあいい、ともかくそこの男!
よくも私の計画を邪魔してくれたな」
上条「なんの話だ?」
脂肪「妹のことだ。
私が日々スキンシップと称してこの能力を使い
妹の胸の成長を少しずつ遅らせていたのがすべて水の泡になった」
803 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:56:50.09 ID:GmD/pq4g0
脂肪wwwwwwwwww
804 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:59:13.51 ID:rcKxFMFuO
黒烏龍茶だろうがww
805 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 23:00:23.53 ID:kzqTuDI/0
黒ウーロンwwwwwwwwwwww
806 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 23:01:12.30 ID:NxuZ9sNt0
上条「妹?ひょっとして俺が触ったら胸が大きくなったとかいう女の子のことか?
でも何のためにそんなことを?」
脂肪「もちろん可愛い妹の貧乳を守るためだ!
おまえだってわざわざ貧乳の彼女を連れているのならわかるだろ」
美琴「……」ピクピク
上条「彼女はおいとくとして、たかが胸をしぼませる能力のお前が
何をするっていうんだ」
脂肪「侮るな。私の能力は触れた人体のありとあらゆる脂肪を吸収する。
今から貴様をミイラに……
,.ヘ、 /イ :::ハ|ヽ! !ヽ::::!:::::::::::::::\ `
! ト、 / l::,イ !7::ヽ!::::::::::: '. ̄
/ \ |/ ヽ - ィ\!::::::::.ト、::::!
脂肪 ,/ /} _..-‐¬‐- . ,rー≦マ,. イ Y⌒',、! \!
↓ , - 、 / ,.r:´ ヘ イ イ ヘ厶イ.! ヘ
{ \ Y . : :´ }、 ',. h_, .< 〈 /.l ./ D ! ハ
、 、 ’、 ′ ’ ; ∧ | . : :´ 1 ;r‐' _, -‐ `ヽ.' l/ l ハ, バッ
.. ’ ’、 ′ ’ . { \. : :´ \ ,ノ } ~廴ぅ'´ i l.-‐Tフ
、′・ ’、.・”; ” ’、 . : :´ ヘ√. ;. ' 7.l l
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’、 ・ .(; (´;^`⌒)∴⌒`.・ ” ; . : :´ 厶イ / ム ! l
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、(⌒ ;;;:;´'从 ;' ;:;;) ;⌒ ;; :) )、 ̄ ̄ ̄ ヘ / 〉 | √ }ー-.. __,.∠.イ ! l_,∠
( ´;`ヾ,;⌒)´ 从⌒ ;) `⌒ )⌒:`.・ Y く_,ノ ∨⌒′ / ! l ! ヘ ! l,.イ
‘:;゜+° ′、:::::. ::: ´⌒(,ゞ、⌒) ;;:::)::ノ /. l l ', ∨l !
807 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 23:02:17.32 ID:NxuZ9sNt0
上条「い、生きてるかな」
美琴「知らない」
上条「しかしアンチスキルに届けるにしても微妙な男だったな」
美琴「いいんじゃない。どの道この話が知れれば
こいつは妹さんにも手出しできなくなるだろうし」
上条「それで晴れて上条さんの豊胸御手伝説もさようならですか……」
美琴「なによ?女の子の胸がさわれなくて残念?」
上条「あのなー、相手が誰でもいいってわけでもないぞ
そういうことはやっぱり好きな相手とだな」
美琴「へー、あんた以外にロマンチストなのねー
でも、さっき私の胸にさわりたそうにしてたけど……あれは?」
上条「うっ」
美琴「ぷっ、やっぱ可愛いわねあんた。
あれ?そういえばあんたインデックスの胸もさわろうとしてたような」ビリビリ
上条「ふ、不幸だー!!」 end
812 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 23:17:35.09 ID:BLD8stHR0
どうでもバストアッパーの原作のきちんとした表記は巨乳御手だぞ
豊胸御手じゃない
814 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 23:20:15.42 ID:SN0dsQ42O
>>812
バストアッパーって原作にあるのかよw
815 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 23:26:05.56 ID:BLD8stHR0
>>814
超電磁砲SS第一話参照
880 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 17:31:02.18 ID:cXS/XHEz0
美琴「ねえ」
当麻「ん?」
美琴「アンタのその左手」
美琴「一方通行に使ったら面白そうじゃない?」
当麻「……はぁ?」
美琴「ほら、アイツって普段何考えてんのかわかんないじゃない」
当麻「…人の思考をむやみに詮索するんじゃありません」
美琴「アンタも気になるでしょ?あの一方通行が何考えてるのか」
885 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 17:37:24.58 ID:cXS/XHEz0
当麻「気になりません」
美琴「本当に~?」
ガシッ
当麻(めっちゃ気になるけど左手だと殺される可能性が…)
美琴「ほら、あんたも気になるんじゃない」
当麻「…」
美琴「それじゃ、行きましょ!」
当麻「…駄目だ」
美琴「はぁ?なんでよ」
当麻「他人に心を読まれるっていうのは、相当嫌なことだぞ」
美琴「タマネギ拾う振りして私の心覗いてきた奴がよく言うわね」
当麻「あ、いや…あれは……っ、とにかく駄目なのっ!人様に迷惑をかけるんじゃありません!」
美琴「…むぅ~」
886 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 17:46:37.95 ID:cXS/XHEz0
当麻「お前だって、俺に心覗かれるの嫌だったんだろ?」
美琴(あれのおかげで、今の関係があるし…)
当麻「…」
美琴「…もう心読まれても動揺しないし」
当麻「…」
美琴「…なによ」
当麻「すっごい恥ずかしい質問されてもか?」
美琴「…った、例えば…?」
当麻「…美琴さんの今夜のオカズ」
バッ!
美琴「…ッ!」
当麻「んー、まだ恥ずかしい質問してないんだけどなぁ」
美琴「!」
887 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 17:51:52.45 ID:cXS/XHEz0
当麻「御坂が作ってくれる晩御飯の予定を聞いただけなんだけど?」
美琴「くっ……」
当麻「…な、もう諦めろ」
美琴「………じゃあ」
当麻「ん?」
ガシッ
美琴「…今晩、何食べたい?」
当麻「…」
バッ!
当麻「…ッ!」
美琴「ん~?どうしたのかしら~?」
当麻「お前…!」
美琴「私は『今日の晩御飯、何が食べたい?』って聞いただけなんだけど~?」
890 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 17:58:09.22 ID:cXS/XHEz0
当麻「……参りました、上条さんの負けです」
美琴「んんー、素直でよろしいっ」
美琴「それじゃ、さっさと一方通行…」
当麻「でも、いや、だからこそ駄目なんだ」
美琴「何が?」
当麻「今俺たちは、お互いが心を読まれることを拒否した」
美琴「…」
当麻「自分が嫌なことを、人にしてはいけません」
美琴「……はぁ」
当麻「わかってくれたか」
美琴「わかったわ…」
当麻「うむ。素直でよろしい」
美琴「…じゃ、やることもなくなったし」
美琴「晩御飯でも食べましょうか」
当麻「!」
895 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 18:07:02.47 ID:cXS/XHEz0
美琴「えーっと、上条さんは今日の晩ご飯、何が食べたいんだっけ?」
当麻「お…俺、ハ・・・」
美琴「…手を握って、確かめてもいいかしら?」
当麻「…っ!……っ!」
美琴「今日のオ・カ・ズ」
美琴「何が食べたい?」
当麻「いっ…」
美琴「…い?」
当麻「行きましょう……一方通行のところへ……」
美琴「あらまあ!」
美琴「思い直してくれたのね、嬉しいっ!帰ってきたら、晩ご飯、大盤振る舞いしてあげる!」
当麻「大盤振る舞い……」
美琴「……それじゃ、行きましょうか」
当麻「…はい」
900 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 18:14:49.05 ID:cXS/XHEz0
当麻「…で、出てきたはいいけど」
美琴「うーん…一方通行ってどこに住んでるのかしら」
当麻「さあ…」
美琴「こういうときはタウンページで…」
御坂妹「…ニャー」
当麻「あ、御坂妹」
美琴「ん?アイツあんなとこで座り込んで何して……そうだ!」
当麻「どうした」
美琴「ミサカネットワークで探してもらいましょう!」
当麻「…タウンページは?」
美琴「今思えば私一方通行の本名知らなかったわ!」
当麻「…そっか」
904 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 18:23:44.88 ID:cXS/XHEz0
当麻「おーい!」
御坂妹「………あ」
当麻「よう、こんなとこに座り込んで何してんだ?」
御坂妹「まずは挨拶、とミサカはこんばんはの礼をします」ペコリ
当麻「こんばんは」ペコリ
美琴「アンタこんなとこに座り込んで何してるの?」
御坂妹「………猫の国に」
当麻「…猫の」
美琴「国…?」
909 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 18:32:08.48 ID:cXS/XHEz0
猫「ニ゛ャー」
御坂妹「……このデブネコが猫の国に連れて行ってくれる、とミサカは期待に胸踊らせています」
当麻「…たしかにデカいな…」
美琴「っていうか猫の国って何よ…」
御坂妹「ニャーニャー…」
当麻「相変わらず何考えてんだかわからない奴だな……」
当麻「…ちょっと覗かせてもらうぜ」
ガシッ
美琴「あっ」
御坂妹「……いきなり手を握られると少し照れます、とミサカは少し動揺しながら手を握り返します」
御坂妹(……お姉さまの前で……フフ…)
当麻「…」
美琴「…どう?コイツ何考えてた?」
当麻「…いや、なんでもなかったよ」
910 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 18:41:14.71 ID:cXS/XHEz0
御坂妹(…猫の国に行ったら)
御坂妹(ううん、まずはマタタビを用意してから…)
御坂妹(私も猫になって…猫たちと一緒に…)
御坂妹(ネコじゃらしで…ニャー…ニャー…)
当麻「……可愛いな」ボソッ
美琴「ああ!?」
ガッ
当麻「痛っ!」
御坂妹「…」
美琴「いつまで手握ってんのよ!さっさと用件済ませるわよ!」
当麻「…なんだよいきなり…」
御坂妹「……嫉妬ですね?とミサカはお姉さまに心地よい優越感を感じながら聞いてみます」
美琴「…イラッ」パリッ パリパリッ
当麻「やば…っなあ、御坂妹、ちょっと聞きたいことがあるんだが!」
御坂妹「…?なんでしょう、とミサカは手を握ってくれたお礼に何でも答えるつもりで言ってみます」
当麻「あの、実はさ…」
912 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 18:52:32.78 ID:cXS/XHEz0
御坂妹「……」
当麻「…どうだ、わかるか?」
御坂妹「一方通行……」
当麻(な、なあ、御坂妹に一方通行の話するのって…)ヒソヒソ
美琴(…ちょっと酷だったかも…)ヒソヒソ
御坂妹「一方通行は…」
当麻「む、無理しなくていいんだ、悪かった、変なこと聞いちまって」
御坂妹「打ち止めと一緒にあそこにいますが、とミサカは対象に指をさして答えます」
当麻「え?」
美琴「え?」
一方通行「今日の晩飯何食う?」
打ち止め「いつものハンバーグがいい!ってミサカはミサカは即答してみたり!」
当麻「いたよ…」
美琴「いたわね…」
913 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 19:01:11.82 ID:cXS/XHEz0
……
美琴「おーい、一方通行ー!」
一方「…あァ?」
美琴「やっほっ、元気してた?」
一方「…」
美琴「無視しないでよ」
一方「…なンだよ」
美琴「あのさ、ちょっと頼みがあるんだけどっ!」
一方「…だからなンだよ」
美琴「ちょっとコイツ(上条当麻)と、手、繋いでくれない?」
一方「……」
一方「……BLか?そういうのはコイツ(打ち止め)の前では…」
美琴「ちょっとだけでいいからっ、お願いっ!」
一方「……」
916 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 19:09:10.95 ID:9/q2EdAFO
手を繋ぐ=BLの一方さんっていったい
917 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 19:11:35.48 ID:UJAyzv2w0
初春さんが喜びそうですね
920 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 19:14:08.03 ID:cXS/XHEz0
一方「断る」
当麻「よし」
美琴「……どうしても駄目?」
一方「駄目だ」
美琴「ふーん……そう……じゃあ手を握らざるを得ない状況ならどうかしらっ!」バッ
打ち止め「うわあ!捕まった!ってミサカはミサカは人質に取られちゃったり!」
一方「なっ…!?てめェ…!」
美琴「ふふ…!さあどうする…?そいつと手を握ればこの子は解放してあげるわ…」
922 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 19:26:50.40 ID:cXS/XHEz0
一方「…はっ!そんなチビがどうなろうと俺の知ったこっちゃねェ」
打ち止め「…そんなあ…」シュン
一方「…」
美琴「…はぁ。わかったわ。それじゃこの子は連れて帰るから」
一方「…っ」
美琴「なに、やっぱり返してほしい?」
一方「…いらねェよ、ンな奴ァ」
美琴「…そ。じゃ、帰ってこの子で遊ぶとしますか。私そっくりのこの子なら黒子も喜ぶでしょ」スタスタ
一方「……待てよ」
美琴「ん?何?まだ何か用?」
一方「コイツの手を握りゃあいいンだろ。やってやるよ。だからそいつを離しやがれ」
打ち止め「!」
美琴「へえ、案外優しいじゃない」
一方(…GLも教育に悪ィからな…しかたねェ)
924 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 19:34:43.84 ID:cXS/XHEz0
当麻「…絶対に能力使うなよ。いいか、絶対にだ」スッ
一方「効かねェじゃねえかよ…てめえには」スッ
ガシッ
美琴「やった!」
打ち止め「ねえ、なんで二人の手を繋がせるの?ってミサカはミサカは当たり前の疑問をぶつけてみる」
美琴「ああ、あのツンツン頭の奴はね、手を握った相手の心が読めるのよ」
一方「なンだと!?」
美琴「おっと!駄目よ、手を離しちゃ。離したらこの子は黒子に汚されることになるから」
一方「ぐっ…!」
当麻「…悪いな…。なんていうかさ…」
当麻「オマエ本当についてねーよな」
925 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 19:38:01.16 ID:0y/OyPlu0
黒子・・・w
928 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 19:43:39.19 ID:cXS/XHEz0
美琴「それじゃあ、一方通行の心の底からの本音を引きずり出してみましょうか!」
美琴「質問その1!」
一方「…っ」
美琴「好きな食べ物は?」
一方(……)
当麻(しょうもねえ……)
一方「…缶コーヒーだよ」
一方(…チビと一緒に食べるハンバーグ)
当麻「ブフォッ!!?」
929 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 19:45:34.14 ID:uZvFubLc0
一方さんww
930 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 19:45:51.52 ID:PfVvuK180
これは・・・
935 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 19:52:06.42 ID:cXS/XHEz0
一方「あァ!?きったねェな!!」
美琴「!?何!?心の中で何て答えたのコイツ!?」
一方「いっ…言ったら殺す!」
美琴「駄目よ。能力使った瞬間黒子呼ぶから」
一方「…っ!」
当麻「…チビと」
打ち止め「!」
一方「てっ、てめェ!」
当麻「チビと一緒に食べる…ハンバーグ」
美琴「ブフォッ!!?」
打ち止め「はあああ…!」パァァァ
一方「っ!?」
一方(本当に心を読みやがった!?)
当麻「能力使うなよ。マジで。あの子のためにもさ」
936 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 19:55:16.93 ID:CRKThGJx0
悪魔かお前らwww
937 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 19:56:31.05 ID:ovHNSSuxO
一方さん…(;∀;)
939 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 20:02:14.66 ID:8nboMj5w0
公開処刑すぎるwwwwwwwww
940 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 20:04:49.37 ID:cXS/XHEz0
美琴「あっはっはっはっは!!!!!ひーーーー!!!」ゲラゲラ!
一方「ッ…!」
打ち止め「本当に…?本当ならすっごく嬉しいって、ミサカはミサカは今すぐ抱きつきたいのに…!」
一方「っ…本当なワケねェだろうが!何言ってやがる」
一方(あの女がいるせいで抱きついてこれねェのか…)
当麻「……一方通行、お前」
一方「うるせェ!勝手に人の心読んでんじゃねェ!!」
一方(殺す!!)
当麻「ひっ…!!み、御坂さんっ!!」
美琴「あー、もしもし黒子?あのさー、今から言うところに大至急…」
一方「わかったよ!!能力を使わなきゃいいんだろォ…!」
美琴「よし。」
当麻「…ホッ」
一方「くそがッ…!」
941 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 20:07:18.69 ID:s10Y2uV90
これが学園都市最強のロリコンッ・・・・・・!!
951 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 20:18:09.92 ID:cXS/XHEz0
美琴「ヤバい…お腹いたい…!!」プルプル
打ち止め「~♪」ウキウキ
一方「…っ」
一方(どうにかしてあの女からチビを取り返さねェと…)
当麻「……がんばれよ」ボソッ
一方「あァ?」
当麻「なんでもない。俺も早く帰りたいからがんばれよ」
一方「…」
美琴「はぁー、笑った。爆笑しちゃった…」
美琴「さて、気を取り直してまだまだいくわよ!」
美琴「第二問!」
一方「…っ!」
美琴「妹達のこと、どう思ってる?」
一方「…!」
当麻「…好きな人とか聞かねえの?」
955 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 20:32:55.04 ID:cXS/XHEz0
一方「……」
一方「……シスターズには」
打ち止め「う……」フラ…
ドサッ・・・
美琴「…え?」
一方「おい!!」バシッ ダッ
当麻「…」
一方「おい、どうした!!」
打ち止め「……あんまり嬉しくて…立っていられなくなっちゃったって…ミサカはミサカは…」
一方「もう喋ンな!!病院いくぞ!!」グッ
打ち止め「あっ……お姫様だっこなんて初めてかも…ってミサカはミサカはちょっと恥ずかしい…」
一方「喋ンなっつってんだろ!!邪魔だ、どけェ!!」
ダッダッダッダ…
当麻「…」
美琴「…」
968 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 20:44:45.38 ID:cXS/XHEz0
美琴「…」
当麻「…」
美琴「…目的もなくなったし」
美琴「…帰ろっか」
当麻「…ああ」
美琴「…あ、今日の晩ご飯どうしよっか?せっかくだし外で食べてく?」
当麻「…ハンバーグがいいな」
美琴「…!」
美琴「……そうね、たまには外食でも」
当麻「デザートは、帰ってからにしよう」
美琴「……馬鹿っ///」
とある左手と双方通行
完
969 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 20:45:48.69 ID:1Dp7ldjk0
うわあああああああああああああああああああああああ
おわったああああああああああああああああああああああ
でも最後がなんか良かったwww
970 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 20:47:39.46 ID:Tf5LNEZ7O
>>1乙!楽しかった!
972 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 20:48:08.82 ID:UJAyzv2w0
乙
最後ニヤニヤした
973 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 20:48:22.49 ID:axhnBujnO
乙乙
988 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 21:21:26.79 ID:cXS/XHEz0
一方通行「おい、コイツは大丈夫なのか!」
冥土返し「……」
一方通行「お、おい…!」
冥土返し「この子が犯されている病気……病名は…」
冥土返し「アイジョウブソク」
一方通行「なンだァ…そりゃ…?」
冥土返し「もっと話しかけたり、笑ってあげると、すぐに元気になるだろう」
一方通行「…そうかい。アンタが言うなら、そうなンだろうな」
冥土返し「ふふ。それでは、失礼するよ」
ガチャ・・・ バタン
打ち止め「…えへへ…」
一方通行「…ったく…今日は散々だった…」
打ち止め「…はい」スッ
一方通行「あァ…?」
990 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 21:32:48.74 ID:cXS/XHEz0
打ち止め「手を握って以心伝心!ってミサカはミサカは今日の出来事を振り返ってみる」
一方通行「はっ、握らねェよ、オマエの手なンざ」
打ち止め「どうして?今なら以心伝心できるかも!ってミサカはミサカは一人で手をニギニギしてみる」ニギニギ
一方通行「…」
打ち止め「…」ニギニギ
一方通行「…」
打ち止め「…」ニギニギ
一方通行「…手を握らなくても」
打ち止め「…?」
一方通行「…以心伝心できるかもなァ。今日に限っては」
打ち止め「!」パァァァ
キュッ
一方通行「あァ?だから握らなくていいって…」
打ち止め「…あれれ?以心伝心できてない?ってミサカはミサカはさっそく疑ってみる」
991 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 21:38:56.54 ID:cXS/XHEz0
一方通行「……ったく…本当に」
一方通行「今日はツイてねェ」
ギュッ…
おまけ ~fin~
994 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 21:40:33.63 ID:Bw/TIPn8O
乙です
マジでよかった
995 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 21:42:02.36 ID:otaFKUw+0
乙
1000 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 21:45:22.03 ID:fsishRSM0
_ハ,_yv-∧/} -――- _ /: / : : / : : : ヽ:\ヾ、:\: : : : : : >
{\∠ >┘ o└r'^V⌒)/.:.::.::.::.::.::.::..:.::.::.::.`丶/: / : : : |: : :| : :│i小、\: ヽ: : :\\
く(⌒V⌒)<人_>v< >::.::./.:.::.::.::.::.::.::.:⌒∨|: : :i: :|: : :| : : j∧i:_| `V^\ : ∨:\ーァァ=-、
乙(_ O 人__〈_人__x< `⌒>V.:./.::.::.::.::.::.::}.:.::ヽ:ヘ|: : :i:八 : :i: : //j斗-、 }: : \__∨/ >―yヘ、
∧ (V厂:∨::::/:::::/:::::∨勹 )゚ ∨.::./::.::.::.::.:| :.::.::';ハ: : l:⌒\|∨ 弋沁 ′_>v'´ ̄: : : : :`丶/⌒}_/ >
///::V/:::/::::/|::::/|:::::i::|∨:\人∧>メ::.::/.:: /|::.::.i::.}:: | : ⅣYr芯 ¨´/: : :〃: : : : : :く⌒\{ /: : :`ヽ/
<::::::::i:::::厶::L 土|-」 |:::::i::|:::::::::〈__ レ仏イ.::.:;'.::.:/=ト/::|.::|:: |\小ゝ)沙 , /: : : : :⌒\ : : : : 〉 入 :`ヽ: : : \
/ :: /|::::::|fア示ミ \|人:::/::/:::::V'::}ヾV/厶‐くⅣ ;'::.:|\ヽハ /⌒7 : : : : : : : : : \: :{__/ ∧: : :\: : :
厶イ.八::从弋)ソ =ミ\/::/:::::::ノ-'' r'::リ ル /::.i::| V| : ゝ { /´ /: : : ムヘ: : : : : ヽ: : :ん-{_入: : : : \
. 八{. ` r尓ハ ∨::::// , ヽン厶イ ::.:i::| | : {:.: :{>イ: : ' : {: :{ `\: : : ∧ : 从: :ノ : \: : : : :\
_厶::::ハ ' ヾ)ンノ/:::::乂 、 ∧::.::.::i::| |: ∧: :∨:.|: : i: 八: : 、 ∨/匕∨ ∨⌒ヽノ\_: : : :
_∠...∧ f^ 、 厶イ::(丶 ー' .::.::.!\/:/ ∨ 〉∨: :|: 八: : ヽ:ィ\ 弋芯^ }∧: : :ヽ>‐
:::::::::::「 ー イ::.ヽ∧:ゝ > _. <|::.::.i::.|: ∨ {__{: : :Ⅵ: :ヽ: : Yf示 `¨´ rヘ ゙̄ヽ: : : :
:::::::::::| >r--:::::< │::.::i::.:| ー}:::::::::::/|::.::.i::.| | │: : : {\: \ハゞ'' , /∨ } ̄ ̄
:::::::::::マ ー|::::::::::::::/\|::.:| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| / ノ |
.\::::::::\__/:::::::::: /}/ V| ト _ ⌒ />く__ノ
\:::::::ヽ/:::::::::/厶-―ヘ| | /  ゙̄「 ノ \ jj i
\__>、厶___ノ | |/⌒\ しヘ、 く || i
亡〕 /'⌒ | | `\} i\ || 〔
//∧ 人 __| |-―…―ヘ i \iリ
/{ /ハイ⌒ } ∧ | ト、 ‐-=-ム i
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当ブログについて
※欄712さんありがとうです。
読み物:その他
お絵かき掲示板
画像掲示板
両手を頭に添え、不運を嘆く運動。
「不幸だー!」
☆ ☆ ☆
上条当麻は考えました。幸福が欲しいと。
幸福さえあれば、もっと楽な人生が送れるはずだと。
だから当麻は願いました。幻想殺しの右手を無視して能力が宿りますように。
「うおおおお、幸福を呼ぶ能力が欲しいいいい!」
「幻想殺しがあるから無理だと思うんだよ?」
翌日、左手に能力が宿りました。
人間に触れると、その者の心が読める能力でした。
253 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 17:27:41.15 ID:CNSG/MAu0
能力に気づいたのは早朝、当麻が何気なくインデックスに触れた瞬間だった。
「お腹へった…」
「俺もだ…」
「トウマは昨日食べてるじゃん…ここままだと私、空腹で死んじゃうかも…」
「そしたら食費が浮くな…」
「トウマ…」
ピンポーン
「ん…誰…?こんな朝早く…」
「さあ……新聞勧誘かな…」ヨッコラセッ…ト
ピッ
「…どちら様でしょうか?」
『・・・み、御坂・・・ですけど』
257 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 17:38:06.69 ID:CNSG/MAu0
「……御坂?」
『・・・あ、朝ご飯、作りにきたよ』
「…朝ごはん…?……あっ!そういや昨日味噌汁作りに来るって言ってたっけ」
『・・・そう、いや・・・ですって・・・?』
「あ、いや、待ってたんだぜ!!御坂が来るのを寝ないでずっと待ってた!!」
『・・・・・・』
「いい、今鍵開けるから!!」
ガチャッ
美琴「………」ジトッ…
当麻「お、おはようございます、御坂さんっ」
美琴「…はぁー…浮かれてたのは私だけだったってワケだ…ははっ」ボソッ
当麻「え、何?」
美琴「何でもないわよ。じゃ、上がわせてもらうわね。おじゃましまーす」
当麻「い、いらっしゃーい…」
258 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 17:47:05.89 ID:CNSG/MAu0
美琴「…へー、結構いい家じゃない」
当麻「ああ、ありがとう…?」
美琴「……あ」
イン「……あ」
美琴「……」
イン「……」
259 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 17:48:05.49 ID:CNSG/MAu0
____
,.-‐ ´ ` .
/ /_、_ \_
' / / ̄' 7= ァ
/ / 。 / / / /!
/ -=彡=…─--...__j
/ |.イハトi、∧ / \
i .:/ | ! 'ィ=z`'’V! :ト .ゝ
| .:/ ノ ! ヽ ト! i/レリ
| ' イ ! `′ 、
j/ / | | /
/ ,ハ | | __/
/ ィ'⌒!: :L_.| | / ……何しに来たの…短髪
/ / ト j : :! | |〉‐-r‐'
i ', \j ,' /| ,' l ∧V / l l i |
l ' | i ! /-|-/―|―-、〉〈 / _j i |
| ', | l l/l// j/-―ト、' / `‐r仏ィ´ l i |
| i l | l l/才オ゚゚¨卞マjメ仏, ノイ !rf卞Til l |
| l A j fli l l イ{ iY^Y1 i |rク iイ /j/
| l i rヘ イ刈 l | `弋_ 衣 . ' 弋ン !j/
|! j l iヽV(__rヘ、ト、| `゚゚¨´ 、 ^` l
l! ,イ ヽ. `=仏rヘ、` ′ |
∥ i | \ l
!| i | `ー―rヘ / …朝ごはん作りに
! | | ` . ィオ /
l l i | | \ ,ィ
l/! | l > ,, /| |
| / イ ,イ_ `Τ !´ | |
260 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 17:48:59.49 ID:QyDIqxWE0
こえええええええ
262 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 17:53:32.43 ID:CNSG/MAu0
_人_ ,. -―――-、
`Y´ / ,. -―――-\
/ |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ _人_
/ 厶r ァ: TT T <:.:.} `Y´
/ イ: : !./|⌒|メ /|ハr: : > はぁあああああ♪
,' |/!,ィf穴 fハハ: :| _!_
| i |: | r.リ r.リ iV .! , -―-っ r‐┐r‐┐
| ん|: | " ' ` ,;| * /  ̄三ア ̄ ̄ ̄ ̄ア
| / /|: | {⌒ 7 ,从 /7 , -―<_____,/
/! ,/∧.|: | 、__ ,. rく|: :| /!:::/ /| /「 --r―‐'´
/ /厶__|: ト、/ヽ.:././ |: :|/ |:::|/ |イ:::::i /|
. / / \!.::.:r个く__|イ |::::| / !:::::|/ ,|
/ / ―' ´ ̄ ̄>彳 |::::| ,' !:::::! /
/ 〃 ー' /\:| ! |:::::! /
/ | | \/:| ,' |::::i /
/ | \__/ {:::::|/ |::::| !
|\ | / /  ̄|T7' <_____,>'ー―‐┴┴'
|::::::\ | |:::|: :|::|| |: :|
「\::::::`::| |:::|: ハ.|| |: :|
当麻「…何あれ、コンビニ弁当?」
美琴「アイツががっついてくるのはわかってたから、とりあえずね」
当麻「…悪いな」
美琴「いいよ。約束したの私だし…。それじゃ、台所借りるわね」
当麻「…え、これから作るの?」
263 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 18:03:56.74 ID:CNSG/MAu0
美琴「え?」
当麻「あ、いや…俺もコンビニ弁当、かと思った…から、さ」
美琴「……あのさぁ…アンタ私のこと何だと…」
当麻「本当に作りに来てくれたんだなぁ…って」
美琴「…っ…ふ、ふん!私が男にご飯作ってあげるなんてあんたが始めてなんだから」
美琴「ありがたく思いなさいよ」
当麻「ああ、ありがとうな」
美琴「っ…」
インデックス「んんーーーー!!何コレ美味ーーー!!!」
当麻「……アイツ超空腹だったからな。そりゃ何食ってもうまいだろうな」
美琴「…いつもああなの?」
当麻「…残念ながら、その通りだ…」
美琴「…アンタも大変なのねぇ…」
当麻「…まあな……グゥゥゥ…あっ」
美琴「…ぷっ。それじゃちゃちゃっと作りますか!」
265 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 18:17:59.22 ID:CNSG/MAu0
トントントントン・・・・・・
当麻「ほー…手つきいいな…プロの料理人みてえ」
美琴『っ…ジロジロ見ないでよっ…』
インデックス「~♪」モグモグ
当麻「…で、お前は何食ってても幸せそうだな」
インデックス「そんな目で見てもあげないんだよ!」
当麻「いりませんよ。俺には新妻の朝食が待ってるからな。なんつって」
ガシャアアン!!
当麻「お、おい、何の音だ!?」
美琴『なっ、なんでもないっ!』
当麻「……大丈夫かアイツ…」
インデックス「~♪」モグモグ
当麻「…手が止まらねえな、そんなに美味いか」
インデックス「~~♪~~♪…あっ」ポロッ
当麻「あ、落っ…床が汚れるっ!」バッ
268 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 18:25:18.10 ID:CNSG/MAu0
(しまった、落としちゃった!)
(あっ、トウマが落ちたニンジン食べようと手を伸ばして!)
(渡さない!これは私のなんだからっ!!)
パシィッ・・・…!
_.. :::==ニ>⌒ヽ
// / . ! _人_/// ___
, ' / { ノ } ( _/ ̄ ̄ ̄ Γl
/ ./左手l } } ハ ( // ノ弋' l l
{ { l└1 .} ( / __ 二 \_ l l
', ', ---| { |.Y⌒ ( く /ヽ } !
\二二ハ `ー┴‐┐ ./\_) ィ >-┬1 !
,. --―‐" | 下二ニニ__. ヽ, Y〈 { / V /
`ト----‐く‐┘ ヽノ ヽ. 〈 ∨ __
. `  ̄ ̄´ \ノ\_)  ̄
(よしっ、トウマの手を弾いた!)
(今の隙にニンジンをキャッチして…!)
(食べるっ!!)
インデックス「…もぐもぐ」
当麻「!?」
インデックス「あげないんだよっ!」モグモグ
当麻「あれ…今何か変な感じが……?」
270 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 18:30:17.84 ID:CNSG/MAu0
当麻「……なんだったんだ今の…」
当麻「まるでインデックスの心の声が聞こえたような…」
インデックス「~♪」モグモグ
当麻「…」
インデックス「~♪」
当麻「…」
当麻「手持ち無沙汰だ…」
当麻「料理でも手伝ってくるか…」
271 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 18:32:22.09 ID:227czpI00
美琴危ない!
273 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 18:34:26.83 ID:5GU1nGpp0
美琴にげてー!!
274 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 18:35:49.15 ID:CNSG/MAu0
トントントントン・・・
当麻「よう、何か手伝うよ」
美琴「ん、いいわよ、向こうで待ってて」トントントン
当麻「暇なんだ、手伝わせてくれよ」
美琴「…じゃあ、タマネギの皮剥いてくれる?」
当麻「任せろ!」
当麻「…あっ」ポロッ
美琴「あっ、もう何やってんのよ」
当麻「悪い、落としちまった…」テヘッ
美琴「ったくもう……」スッ
当麻「悪い悪い、すぐ洗うからさ…」スッ
276 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 18:41:36.91 ID:CNSG/MAu0
`¨ - 、 __ _,. -‐' ¨´
| `Tーて_,_` `ー<^ヽ
左手 | ! `ヽ ヽ ヽ
r / ヽ ヽ _Lj
、 /´ \ \ \_j/ヽ
` ー ヽイ⌒r-、ヽ ヽ__j´ `¨´
 ̄ー┴'^´
美琴「あっ…」
当麻「…」
(!?)
(なっ、ななっ…!?)
(タマネギ拾おうとして何で手握ってくるのよ!?)
(え、ちょっ…何、何これ!?)
(ていうか何で手離さないの!?)
(いつまで握ってるの!?)
(え!?え!?)
パシィッ・・・…!
_.. :::==ニ>⌒ヽ
// / . ! _人_/// ___
, ' / { ノ } ( _/ ̄ ̄ ̄ Γl
/ ./左手l } } ハ ( // ノ弋' l l
{ { l└1 .} ( / __ 二 \_ l l
', ', ---| { |.Y⌒ ( く /ヽ } !
\二二ハ `ー┴‐┐ ./\_) ィ >-┬1 !
,. --―‐" | 下二ニニ__. ヽ, Y〈 { / V /
`ト----‐く‐┘ ヽノ ヽ. 〈 ∨ __
. `  ̄ ̄´ \ノ\_)  ̄
277 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 18:47:59.67 ID:CNSG/MAu0
美琴「っ……!!」ドキドキ
当麻「……やっぱり…この左手…」
美琴「なっ…なんで…手、握ってきたの…?」ドキドキ
当麻「……もう一回試してみるか」
美琴「へ…試す…?」ドキドキ
当麻「御坂」
美琴「なっ、なにっ!?」ドキンッ
当麻「もう一回、手、握っていいか?」
美琴「は、はぁ!?」ドキッ
当麻「手、出してくれ」
美琴「……な、何なのよ…ドキドキ」スッ
当麻「…」スッ
279 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 18:52:58.55 ID:CNSG/MAu0
/ :ヽ
. / :∧
/ :/ ハ
. / :/ :ヽ '
| ,、 :/ | }=-、 :ハ
| :ヽヽ| } :| | | :ハ
| :ヽ| | / / ::| | .} ハ
| ハ | /| ,イ :| リ | :ハ | r‐、 __
. | _ハ :| | | / / | / :/| / ,/ハ :| N / },ィ )
' r' .ヽ :|、:_|_|_ ,イ /|/ | ./'|/ _|ム≦ァ ' /|/ ./ / ./
. / | r'⌒i ヽ | ヾ_|_≧!ム、 |/ ' ィ代_ノf '{ | ' _ / /_ ./____ ・・・っ!
/ ヽ .!、_{_ ヾ.´マ^代云} ` / 乏〃 i | く `ヽ  ̄ ___ ノ
. / ィ :\_ 、乏:ノ j | 〉 ノ、  ̄ー 、
/ ' | ハ |ヽ //////// ./ :|ヾ、 f i r‐‐---'
' .| /| :| ヽ |、 .\ __ ,イ /:| | .| /
|:/ .ヾ| }ハ :| ヽ ヽ、 -´-‐ ' /| |/ヽ| | ' __ノ
r'⌒、 ' ヽ:| \ > 、 __ / | ┴‐、 | {
/ヽ ヽ .リ `ー、__ノ、 .| .| { | |
. / ヽ .∧ ヽ ,/| O }.ヽ、.|. | `'! |
, ∨∧ .\ .ハ .| ̄Ⅵ /. | ,' |
. i ∨∧  ̄ ヽヽ! O |{,' r‐| , .|
. | ∨∧ ヽ.\ イ ( .| ,.イ .|
. | 、 .∨ } \ノ .`∧ / .{ |
/ ヽ |/ ./ / ヽ ∧ .! |
./ \// , / ヽ \ヽ ./
i |' / ./{、 ヽ、_ ヽ _./
|、 .| / / / .}ヽ  ̄
282 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 19:01:06.56 ID:CNSG/MAu0
. / :/ ハ/ / | :| ハ
/ :/ 〈./ ,ィ / /: ,ィ :} :|ー、 ハ
. / :/:: ,' :/ /:/ / / } :,イ | ヽ '
| イ :| :/ /:/ ,イ / / ' / | :リ | |
|' | | / |ム ̄`X / ,イ / / :/ | / | |
| .| |:イ _/:>´__./> '/ ' / /__|'__ | |
| :r‐{ マ乏テノヽ/ ./ '≧_-_ ` .| |
| :|(〉| `  ̄ ' 了乏テヽ、 | |
| ハヾ| ` ー' ´ ム´ヽ :| ギュッ・・・
| ヽ| ////////// /iく / |
| :∧ /r'-'./ {
| :ヽ _ ム ィ' i |
| | :| :\ ` / | | :|
|ハ |、: __|ヽ , < :| | :|
_|___ヽ| ヽ ノ ヾ、 \__ , <./ | | :|
(な、何考えてんのかしらこのバカ!)ドキドキ
(手、握っていいか、ですって…?)ドキドキ
(プロポーズだとしても聞いたことないわよそんなの)
(いや、意外とあるかも…?)ドキドキ
(いやいやそんなことよりこの状況の判断を…!)
(やばっ…顔がジンジンする…!)ドキドキ
(目合わせられないし…こっち見てるのかな…)ドキドキ
(ていうか断ったほうが自然だったかなぁ…)ドキドキ
(でもアイツから言ってきた事だし!)ドキドキ
(ただ私と手、繋ぎたくて言ってきただけかも…!)ドキドキ
,...:´::::::::/.:::::::::::::::::::::::::::::/ |::::: ハ::::::::::::::::::::::::::/ !::/.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>
 ̄ ̄/.::::::::::::::::::::::::::::/l/ >|:/ |:iハ:::::i:::::::::/ j/ハ::::/!::::::::::::::::::::::::<
/.:::::::::::::.イ:::::::::::::/<でうラ'ヘ`}:ト::∧:l::::/厶イ´.::::∨::|:::::::::::::\ー―一
ー‐ァ.:::::::::{ 厶イ:::ハ/ `ニ ノ.:::jノ.::::::八/.:::'でうラヽ/.:::|:::::::::::::::::::\
/___::∧ (|/ 〈::::::::::::::::::::::://.:::::::::::::ー一'.:::::::j/!::::::::::\ ̄
/.:::::ハ ∧ \::::::::::::::/ {::::/ ̄ ̄\::::::::::/ }:::::::「 ̄
∠::::::::::::八 :. \:::::/ }::j\ /.::::::/ ∧ハ|
厶イ:::::::::ーヘ ´/ノ.::::::\_/.::::::/イ }
ノイ::/i:::ハ {:::::::::::::::::::::::::::∧丿 ・・・・・・
|/ |::::::|\ , -‐='::、::::::::::::::::::::/
x≦ハ| ::\ ー‐.:::::::::::::::::::/
/ ∨//| ::::\ `7.::::::::::::.イ\
/ ∨/j \:::\ ;::::. .<:::::'///\
/ ∨′ \:::::: ̄::::::::::::::::'/////⌒ヽ、
297 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 20:12:26.85 ID:CNSG/MAu0
当麻「……」
美琴「…っ…!」ドキドキ
『はー!おいしかった!!ごちそうさまー!!』
美琴「っ!」ビクッ
パシッ
当麻「…」
美琴「も、もういいでしょ…?」ドキドキ
当麻「…ああ、ありがとな」
美琴「う、うん……」ドキドキ
当麻「じゃ、タマネギの皮でも…」
『あれ、トウマどこー?』
美琴「…も、もう戻ってもいいわよっ」
当麻「え?いやまだタマネギ…」
美琴「いいからっ!タマネギは私が剥くから、アンタはもう戻れっ!」
当麻「お、おう」
299 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 20:18:40.87 ID:CNSG/MAu0
美琴「…」ドキドキ
美琴「…」ドキドキ
美琴「ふぅ…」
美琴「いきなり手握られて…」
美琴「…隣に居られたら集中できないっての…」
トントントントン・・・
300 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 20:24:02.56 ID:CNSG/MAu0
当麻「……(この左手…)」
インデックス「…どうしたの?トウマ」
当麻「……(手と手が接触した状況に限られるのか…?)」
インデックス「……トウマ?」
当麻「……(それとも…)」
インデックス「トウマ!」
当麻「うわっ、何」
インデックス「どうしたのさ、ボーっとして」
当麻「…いや、なんでもないよ」
インデックス「…そう?そうれならいいけど…」
当麻「……(もう一度試してみたいけど…)」
301 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 20:30:51.92 ID:CNSG/MAu0
インデックス「…」
インデックス「トウマ、さっきから左手を気にしてるね」
インデックス「何か隠してるでしょ」
インデックス「ちょっと見せて」
ズイッ
当麻「…やめろ!!」
インデックス「えっ」
当麻「(もしこの左手が、手を握った相手の心の声が聞こえる能力なら)」
当麻「(インデックスの手だけは触っちゃいけない)」
当麻「(俺の中に10万3000冊が逃れこんでくる可能性がある…!」」
インデックス「…トウ、マ…?」
303 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 20:35:56.71 ID:CNSG/MAu0
インデックス「…トウマ……」
インデックス「私に見せたくないくらい美味しい飴とか隠し持ってるんでしょ!!」
当麻「はぁ!?うわっ…こら、やめろって!!」
インデックス「独り占めは駄目なんだよ!!」
当麻「おいっ…馬鹿…よせっ!!」
ガシッ
当麻「あっ…!」
306 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 20:44:30.47 ID:CNSG/MAu0
(サイダー味 コーラ味 ミルクチョコ味
リンゴ味 レモン味 サラダ味
桃味 ミルク味 バレンシアオレンジ味
マンゴー味 みかん味 ハッカ味
パイナップル味 梨 チョコ
バニラ 苺 ぶどう味 キャラメル味
ミント チョコミント メロン味
スイカ味 栗 ブルーベリー味 ヨーグルト味)
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:/|::.::.:.::.!:.:.:.:.::.:.:.:.::.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:..: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
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:::.::.:.:.! : : :i::.::.::.!::.: ! ! !::.::.::.::.:|::.:.::.:ノ ゝ イ ! ::|::::::
::.::.::.::!: : :..:.!:.:.:.:.|.::.!! !:.:.:.:.::.:.! /イ !: : :1 . イ: : :/ 人 :!::::::
::.::. !: : :.ノ! ::.:. !::.::.! ! |::.::.::.:/: .!:::| ヽ:ノ ` - ´ 人: :'’ イ:: }\::::
,...:´::::::::/.:::::::::::::::::::::::::::::/ |::::: ハ::::::::::::::::::::::::::/ !::/.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>
 ̄ ̄/.::::::::::::::::::::::::::::/l/ >|:/ |:iハ:::::i:::::::::/ j/ハ::::/!::::::::::::::::::::::::<
/.:::::::::::::.イ:::::::::::::/<でうラ'ヘ`}:ト::∧:l::::/厶イ´.::::∨::|:::::::::::::\ー―一
ー‐ァ.:::::::::{ 厶イ:::ハ/ `ニ ノ.:::jノ.::::::八/.:::'でうラヽ/.:::|:::::::::::::::::::\
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∠::::::::::::八 :. \:::::/ }::j\ /.::::::/ ∧ハ|
厶イ:::::::::ーヘ ´/ノ.::::::\_/.::::::/イ }
ノイ::/i:::ハ {:::::::::::::::::::::::::::∧丿 ・・・・・・
|/ |::::::|\ , -‐='::、::::::::::::::::::::/
x≦ハ| ::\ ー‐.:::::::::::::::::::/
/ ∨//| ::::\ `7.::::::::::::.イ\
/ ∨/j \:::\ ;::::. .<:::::'///\
/ ∨′ \:::::: ̄::::::::::::::::'/////⌒ヽ、
307 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 20:46:31.00 ID:By64R22v0
飴のことばっかwww
308 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 20:48:29.67 ID:CNSG/MAu0
ト、 ト、 ∧
|\i:.:.ヽ|:.∨:.:.V|/|
弋´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.フ
<:.:.:.:.::.:.:/^.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.>
<:.:.:./:.:..:/!:.:.:.:ハ:.:.:.:.:.:..!.::.:.:.>
厶:.:.:.!:/V┼!:.:| ┼!、!:.:.|:.:.:.:...>
厶小 rャ‐ !V rャ‐ぃ小::..::之
八,!  ̄ ,!  ̄ |f .}.:.::ト、
ハ ` ' ムィ.:|ヽ!
\ - 、 ,イⅣV
ム|` - Ⅳ
__i {
,. -<ヽ `ー―― 予-、_
/  ̄ ̄ ̄ ̄ / >、
∧ \
/ ! / ハ
. / V ◇ / !:|
/ / ◆ ! / .!:|
インデックス「…あれ、何もない…」
当麻「…」
インデックス「…」
当麻「手、離してくれるか?ちょっとうるさい」
インデックス「あ、うん…」
当麻「…」
310 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 20:50:43.80 ID:QyDIqxWE0
ちょっとうるさいwwwww
313 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 20:57:22.69 ID:CNSG/MAu0
当麻「…」
インデックス「…」
´ . : : : : : : : : : :, : : : : : : : : : : : . .\
/ . : : : ノ: : : : : : /: : : :/: : : : : : : : : : . ヽ
' : : : ,く: :/: : : : :/ : : : / : : : /: : : : :ヽ : . i
i: : :/>'': : : : : :ハ: : :/: : : :/: : : / : ハ! : |
|:ノ/: : :ソ: : : : :ア≧=―メ㍉ハ: : ハ:/ }!:. :| ご飯できたわよー
|ノ: /:人: : : :ソ ァ≧='ム/`ノ:// .ノ⌒ハ: : |
. } : ム⌒ハ: : :| ((ノ.::i}`ヾ ム /,斗-、/: ハ: } …ってどしたの?あんたら
j: : : :{ ( {ヽ: { 乂ソ r'::i} 〉):{ リ 二人で黙りこくって…
}: : : :込_ N ヒ;ソ j.: :|
. ル': : : / : `ヽ、 ' 人: |
/: / : :/ : /: : :._ト、 -‐ イ: : : |
. /..:/ : : : : /: : ,< > _ <: : : : : |
. ノ|: ハ: :/ : /: / 丶、 / : : , : : /: ハ! :!
. レ'从: : : _,く \ ハ : /: : : : / i!:|
当麻「いや、なんでもねえ」
インデックス「……飴なかった」
美琴「…?」
315 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 21:07:02.46 ID:CNSG/MAu0
,.,、-------::、..
,.-'''`.,、' '' ' '' ' '' ' -,,``:、
( ,i'。'゙ ο ο ο ゙'';:、,)
.| ゙-..;;_'' ο ''''',, ''_,,..-'゙|
l,  ̄ ̄ ̄ ̄ .|
'l, ,/
\ /
゙l'-、..,,,,,,,,,,,,..,、-'l゙
゙'-、..,,,,,,,,,,,..、-'゙
l三三三三三三三三三三三三三三三三三|
美:はい、どーぞ召し上がれ
ト:おお…!
美:朝食ってことで、一応栄養のバランスを考えて作ったんだけど…
ト:ん…うん、美味い
美:そ、そう?パァァァ
ト:美味い!!美味いぞーー!!
美:な、何よ大げさな…テレテレ
ト:美味いもんは美味いと言わせてもらう!!モグモグ
美:…っ テレテレ
禁:……グゥゥゥ~
316 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 21:11:18.42 ID:CNSG/MAu0
{≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡}
\ ┃○ /
ヽ | _,. Z、━┏┛ ━━┛ ┃ /
.| ./´ 七_ oノ ┃┃┃ ━┏┛ ┏┛_ |
.| (__,. (乂 ) ┛┛┛ ━┛ ┛ (丿 ) |
l. ┌──┐ .| ┌─┐ |
| |木木|‐三|三l‐ ├─┤人 二} |
| |二二| .二|二 ├─┤干.‐┬'ー |
| |/.」 ヽ.| l三l └─┘小 ヽ|/ |
| └──┘イ ン テ゛ッ ク ス亠 /」\ .|
| がぷっ ._ぃ、、,.. __, ___。 __, |
| _ __ _ゞ `ヾ,. ナ ッ ノ _,人_ |
| /´ .r___ヽZw'レvィ, ,ゞ |
.|. { ィ|irwi}. 、っ゚;l)ノ○ |
.| _,ノ` l|.⌒(ニ[ ^Y^,}/ / ̄ ̄ ̄ ̄\. |
/ ゝ__,ノリ.史リ′〈_人,,} ( と う ま 味 ) !
/ く_,ノ 八{. /_,∧_| \____/ ',
/ <,__,んソゝ ヽ
{≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡}
美:…アンタにはこれ、あげるから
禁:やったあ!
禁:~♪
美:…それ、おいしい…?
禁:おいしいよ!美琴も食べる?
美:(とうま味…)…いや、遠慮しとこう…かな
禁:そう?おいしいのに… バリバリ
美:(私は……そのうち本物を…なんちゃってっ!)
317 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 21:13:04.63 ID:kYE5Qtwt0
なに言ってんすかww美琴さんwww
318 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 21:13:08.88 ID:j4l33yfT0
美琴さんwwwwwwwwwwww
321 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 21:28:22.12 ID:CNSG/MAu0
当麻「いやー、ご馳走様っ!」
美琴「ん」
当麻「すげー美味かったよ。ありがとな」
美琴「…うん」テレッ
当麻「…ほら、お前も礼くらい言えっ」
インデックス「はひはとー、ひほほ」バリバリ
美琴「…うん」クスッ
当麻「はー……でもなぁ…」
インデックス「んー…そうだねー…」
美琴「…何、どうしたの?」
当麻「昼と夜、どうしようかなーって…」
インデックス「ねー…」
美琴「…ああ、もう1食分も食べるお金ないんだっけ…」
323 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 21:38:55.45 ID:CNSG/MAu0
美琴「……じゃあ、さ」
当麻「ん?」
美琴「…昼の分は朝作り置きして、夜はまた作りに来てあげよっか?」
当麻「え?」
インデックス「うんうん!!」
当麻「いいのか?さすがにそこまでしてもらうのは悪いような…」
インデックス「トウマ!!美琴が作ってくれるって言ってるんだか……ん…?」
インデックス「…美琴、もしかして」
美琴「何、文句があるならあんたの分」
インデックス「何でもないんだヨー」
美琴「そうよね」ニコッ
当麻「……なあ」
美琴「ん?」
当麻「なんでそこまでしてくれるんだ?」
美琴「え?」
355 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 22:55:00.00 ID:CNSG/MAu0
美琴「なんでって…」
美琴「それは…」
美琴「k」
<<待った!>>
美琴「りっ!?」
当麻「理由を当ててみる」
美琴「…はぁ?」
当麻「お前がどうしてこんなに世話やいてくれるのか」
当麻「一字一句違わず当ててみせる」
美琴「…はぁ……まあ、どうぞお好きに…」
当麻「…いくぞ」
美琴「なんでそんな真剣なのよ…」
364 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 23:02:21.87 ID:CNSG/MAu0
当麻「その前にお手を拝借」グイッ
美琴「ひゃっ!?」
当麻「えーっと……?」
………
……
…
パッ
当麻「……」
美琴「…な、なによ」
当麻「……」
美琴「アンタ、私の手握るために変な占いみたいな真似したんじゃないでしょうね…?」
当麻「…あ、いや……うん、そう、それ!」
美琴「…それ、って」
当麻「占い!これ占いでさ!!ズバリわかったぜ!お前の考えが!」
美琴「…な、何よ…言ってごらんなさいよ」
367 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 23:09:36.50 ID:CNSG/MAu0
当麻「借りを返すついでに、ひそかに貸しも作っておく!」
当麻「コレだろ!」
美琴「……」
美琴「よ、よくわかったわねー」
美琴「そうよ、そのとおりよ」
当麻「だろー!はっはっは!」
美琴「ま、毎日来てたくさん貸し作ってあげるから」
美琴「今からでも返す準備しときなさいよね」
当麻「お、おう」
美琴「…」
当麻「…」
美琴「…どうしたの?」
当麻「あ、いや…別に…」
373 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/14(月) 23:24:26.94 ID:CNSG/MAu0
/: : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : :|\: : : : : :ヽ: : : : : : : : : :ヽ
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. /: : : : : : : : :.l: : : : : i: !: : :.|: :l: : | \: : : : :V: : : : : : : ::|
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|: : : : : : : | |: ::!: :从: :| |: : :.ハ: |: iリ ___ 》: :>-、: : : : :i: :|
|:ハ: : : : : :| |::/ !::| l: | l: : //斗七´ ∨ ィ^ V: : : :l: :|
|:l !: : : : :.:| l/ |/ト、八j: // ノ ,孑ヤた圷 〉 }l: : : ::l: :|
l:l |: : : : : : ', ィf坏≧ト / 弋トz少 y'__ノノ: : : : !: | (え、何この雰囲気…)
|l V: : : :ト、:ヘ 弋zり / / / / / _ /: : : : : l八 (まるで私の…)
l! ゝ: : :|: :ゞ\// / /: : : : : : : : : ::l: : ヽ (ううん、そんなわけないじゃない)
\|:.:.:.fヽ` 〈 u イ:..:..:..:..:..:..:..:..:..:.l:..:..:.ト\
|:.:.:.| 圦 / ト、:..:./|:..:..:..:..:..:l:..:..:.| \
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ノ⌒ー'<: ! |:.:.:.:.,ォ' r=┴ 、 /: :\:/ \:|
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. | ノ /: . : . l: .| / /::/: . : . : . : . : . : . : . :/: . :/ / |
(…でも、今コイツに手を握られてたとき)
(何か変な感じが…)
(そう、まるでコイツの考えが)
(私の頭の中に聞こえてきた…みたいな…)
452 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 16:46:50.03 ID:M5vAZHdY0
/: : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : :|\: : : : : :ヽ: : : : : : : : : :ヽ
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|:ハ: : : : : :| |::/ !::| l: | l: : //斗七´ ∨ ィ^ V: : : :l: :|
|:l !: : : : :.:| l/ |/ト、八j: // ノ ,孑ヤた圷 〉 }l: : : ::l: :|
l:l |: : : : : : ', ィf坏≧ト / 弋トz少 y'__ノノ: : : : !: | (…占い?)
|l V: : : :ト、:ヘ 弋zり / / / / / _ /: : : : : l八 (…手相…とか…?)
l! ゝ: : :|: :ゞ\// / /: : : : : : : : : ::l: : ヽ
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. | ノ /: . : . l: .| / /::/: . : . : . : . : . : . : . :/: . :/ / |
(…なんだろう、今日のコイツは、なんていうか…)
(やたら接近してくるっていうか…)
(手を握ってくるというか…)
(ん…手を、握る…?)
(…もしかして今の感覚って…)
(……うん、ちょっと試してみよう)
(一瞬よ、一瞬手を握ってみるだけ…!)
455 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 16:56:03.91 ID:M5vAZHdY0
美琴「…ねえ」
当麻「ん?」
美琴「ちょっと手、借りるわよ」
当麻「は?お、おいっ」
ガシッ
美琴(何でかはわからないけど)
美琴(コイツの手を握れば、思考が読める)
美琴(たぶんそんな感じだと思う…)
当麻(なんだよ、いきなり手握ってきやがって)
当麻(さっき俺が握ったからその仕返しか?)
当麻(占いくらい私にだってできるのよー!とか?)
美琴(能力かしら?でも相手に思考を伝える能力なんて)
美琴(テレパシー…?ううん、でもコイツ、たしか無能力者だって…)
当麻(テレパシーねぇ、ああ、これテレパシーなのか)
当麻(相手の心を読める能力ってことか?いやでもレベル0の俺が能力なんて…)
美琴(そうよね、レベル0のあんたに能力が発現するわけ…)
当麻(そうさ、レベル0の俺に能力なんか…)
当麻・美琴((………え?))
456 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 16:56:50.43 ID:oA6tO1by0
\(^o^)/
457 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 16:59:05.89 ID:M5vAZHdY0
当麻(あれ…)
美琴(これって…)
当麻(相手の心の声が聞こえる)
美琴(だけじゃなくて…)
当麻・美琴((こっちの声も相手に聞かれてる!?))
458 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 17:02:45.66 ID:M5vAZHdY0
バッ!
…
美琴「……ねぇ」
当麻「……おう」
美琴「もう一回……手握ってもいいかしら?」
当麻「……おう」
ソー……
ガシッ
美琴(…)
当麻(…)
美琴(…聞こえてる?)
当麻(…ああ)
美琴(…本当に?)
当麻(…本当に)
当麻・美琴(……)
459 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 17:03:10.69 ID:hwhhFXjt0
以心伝心きたー
461 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 17:07:41.42 ID:M5vAZHdY0
美琴(…まだわからないから、じゃんけんしましょう)
当麻(…じゃんけん?)
美琴(私、グーだすから)
当麻(…じゃあ俺はパー出す)
美琴(あんたはチョキ出しなさいよ)
当麻(なんでだよ。別にパーでいいじゃねえか)
美琴(よくないわよ。いいからチョキ出しなさいよ)
当麻(だから別にパーでもいいだろ)
美琴(いやいや)
当麻(いやいや)
美琴「この負けず嫌い!」
当麻「そりゃこっちの台詞だ!」
当麻・美琴「「………!!」」
467 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 17:17:56.68 ID:M5vAZHdY0
当麻「お、おい…これって、やっぱり…」
美琴「やっぱり…!」
インデックス「…ねえ、君たち」
当麻「!」
美琴「!」
インデックス「さっきから君達は二人で何をしているのかな?」
当麻「いい、インデックス…いや、これはだな…」
美琴「あ、これはね、コイツの能力が…いや、うん」
インデックス「仲良く手繋いでおしゃべりしてるのは見てればわかるんだよ!!」
当麻「うわっ」
美琴「ひゃっ」
インデックス「そんなに二人で手繋いでいたいなら…」
インデックス「もうずっと繋いでいればいいよ」
インデックス「二度と離れないようにね」
473 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 17:28:49.79 ID:M5vAZHdY0
ビチャビチャッ
当麻「えっ…」
美琴「何これ?」
インデックス「はい、手繋いで」グイッ
当麻「お、おいっ」ガシッ
美琴「ちょっと!」ガシッ
インデックス「よかったね、これでもう二人の手は二度と離れないよ。ふーんだ!」スタスタ
当麻「お、おい、インデックス!」
美琴「…何なのよ……ってあれ?」
当麻「お、おい…引っ張るなって」グイッ
美琴「あんたこそ、さっさと手離しなさいよ」グイグイ
当麻「いや、お前が強く握ってて離せな…い……」
美琴「強く握ってんのはアンタ…でしょ…う…」
当麻・美琴「……」
当麻・美琴「……瞬間…接着剤……?」
484 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 17:40:58.27 ID:M5vAZHdY0
当麻「お、おい、冗談だろ!?」
美琴「え、ちょっと、ホントに離れないんだけど…!」
当麻「あの馬鹿…!」
美琴「…」
当麻(なんだよインデックスのやつ、妬いてんのか…?)
美琴(…この状況、瞬間接着剤が手についてあわてる状況とは違う…)
当麻(…ん、あれ、これって…)
美琴(アンチ接着剤を使えば簡単に手は離れる…でも)
当麻(アンチ接着剤って…そんなもんうちにはねーぞ)
・ ・ ・
美琴(そう…問題は、今すぐにコイツと手を離さないとマズイということ…!)
当麻「げっ」
美琴「冗談キツイってーの…!」
486 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 17:49:32.91 ID:M5vAZHdY0
(れれれ冷静になるのよ美琴)
(ここここの常態で変なこと考えたらららら)
(コイツに全部伝わっちゃちゃちゃちゃyたyた)
(おいおい、これじゃお互いの考えが丸聞こえじゃねーか)
(早くアンチ接着剤用意しねーと)
(ああああ何も考えちゃだめと何も考えちゃ駄目何も考えちゃ駄目何m)
(…落ち着けよ御坂、別に変なこと考えなきゃ大丈夫…って、そういやさっき…)
(さっき?さっきって何?さっき何かやったけ私。さっき、さっき…さっき……)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
当麻「理由を当ててみる」
美琴「…はぁ?」
当麻「お前がどうしてこんなに世話やいてくれるのか」
当麻「一字一句違わず当ててみせる」
美琴「…はぁ……まあ、どうぞお好きに…」
当麻「…いくぞ」
美琴「なんでそんな真剣なのよ…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
489 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 17:54:21.44 ID:M5vAZHdY0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
美琴「…な、なによ」
当麻「……」
美琴「アンタ、私の手握るために変な占いみたいな真似したんじゃないでしょうね…?」
当麻「…あ、いや……うん、そう、それ!」
美琴「…それ、って」
当麻「占い!これ占いでさ!!ズバリわかったぜ!お前の考えが!」
美琴「…な、何よ…言ってごらんなさいよ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
美琴(………ッ!!)ゾワッ
当麻(あ……いや、あれは、その…)
美琴(………まさか…あの時……私の心……読んだ……?)
当麻「いや、読んでねえ」
当麻(読んだ)
美琴(~~~~~ッッ!!)
500 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 18:09:25.64 ID:M5vAZHdY0
美琴「じ、じゃあ、あんた、私の、気持、ち、」
当麻「いや、俺は何も知らない」
当麻(世話をやくのは、御坂は、俺のことが……)
御坂「は、はは……!あはは……あははは…!!」
御坂(もう駄目だコイツを殺して私も死ぬ)
当麻「お、おい、何考えてんだよ!!」
美琴「電撃が効かないなら首絞めて死ねえええええ!!」
当麻「うわっ!おい、やめろって!」グラッ
美琴「あーもう片手じゃ首絞めれないよう!!」ジタバタ
当麻「うぐっ、おいっ、危なっ、バランスがっ!」グラッ
美琴「うわああああああああん!!」ジタバタ
503 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 18:17:37.83 ID:M5vAZHdY0
当麻「ぐっ…!」
当麻(転ぶっ…なんとかベッドに着地を…!)
御坂「うわああああああああん!!」
当麻「っ………うおおおっ!」グイッ
美琴「きゃっ!」
ボフッ・・・
当麻「…ふぅ…危ねえ…」
美琴「…」
当麻「…」
美琴「…///」ボッ
当麻(こ、この状況は…)
美琴(お、犯されるっ!)ヒィッ
509 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 18:23:06.65 ID:M5vAZHdY0
当麻「ねえよ!!」
美琴「…」
当麻「…」
当麻(お、犯すって…まぁ、たしかにこの馬乗りの状態じゃありえなくは…)
美琴「な、何考えてんのよっ!!」
当麻「おっ、お前が変なこと言…考えるからだろうがっ!!」
美琴「…」
当麻「…」
美琴「ちょ、ちょっと、どこ見て何妄想してんのよっ!!」
当麻「お前が『でも…今日の下着地味かも…』とか考えるからっ!!」
美琴「…っ」
当麻「…っ」
519 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 18:35:44.02 ID:M5vAZHdY0
美琴(マズいマズいマズい!)
美琴(何か別のことに思考を逸らさないと!)
美琴(えーっと、えーっと…そうだ!)
美琴「ねえ、今日の朝食何食べたー?」
当麻「え…」
美琴「……あ」
美琴(なに墓穴掘ってんのよ私ぃぃいいいい!!)
当麻(今日の飯は美味かったな…御坂が作ってくれたご飯…御坂ご飯…食べる…御坂…っておい!)
美琴(いやああああああああああああああ!!)
当麻(うおおおおおおおおおおおおおおお!!)
522 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 18:45:01.45 ID:M5vAZHdY0
当麻「はぁ…!はぁ…!」
美琴「はぁ…!はぁ…!」
当麻・美琴「「この変態!!」」
当麻「ぐっ…!」
美琴「うっ…!」
当麻(ていうかコイツの中の俺はなんでそんなに勇…獰猛なんだよ!)
美琴(コイツいつまで馬乗りのままなのよ…ひょっとして本気で!)
当麻(まあ実際にそんなことができたら俺としてはラッキー…)
美琴(私はまだ準備っていうか…成り行きでこういうことするっていうのは…)
当麻・美琴「「待って今の無し!!」」
美琴「うわあああああああああああああ!!」
当麻「ぬおおおおおおおおおおおおおお!!」
535 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 19:38:57.38 ID:M5vAZHdY0
(好き) (嫌い)
(好き)
(好き) (変態)
(バカ)
(好き) (好き)
(嫌い)
(アホ)
(大好き)
当麻「…っ」
(下着) (中学生)
(犯罪) (短パン)
(スカート) (髪留め)
(白) (可愛いな) (馬乗り)
(御坂) (制服)
(ミサカ) (妹は短パン穿いてないんだっけ)
(ビリビリ)
美琴「……」
538 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 19:50:23.98 ID:M5vAZHdY0
美琴「………あーあ、何なのかしらね、これ」
当麻「…」
美琴「…もう、最悪」
当麻「……ごめん」
美琴「ホント、何なのかしら」
当麻「……ごめん」
美琴「アンタはいつも通りで…私は隠してたもの全部出ちゃった」
当麻「……ごめん」
美琴「…」
当麻「…」
美琴「…ごめんなさい、気まずいわよね、これじゃ」
当麻「あ……いや…俺は…」
540 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 19:58:09.60 ID:M5vAZHdY0
美琴「…」
当麻「……あ、あのs」
美琴「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
当麻「っ!?」ビクッ
美琴「はぁ、スッキリしたっ!」
当麻「……御坂」
美琴「何かもう吹っ切れちゃったっ!」
美琴「ふふふ、今ならこんなことも考えちゃうわ!くらえっ!!」
当麻「…うわっ!?うわわ!おい!何考えてんだよ!!」
美琴「あはははは!どう、興奮した?」
当麻「興奮って…お前なあ!!」
美琴「ふふっ」クスクス
549 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 20:10:33.48 ID:M5vAZHdY0
美琴「…ま、アレよね」
当麻「ん?」
美琴「まだ答え聞いてないのよね」イッテモイナイケド
当麻「ギクッ」
美琴「あんたってば、私が好きだ、って言ってんのに答え出さないし」イッテナイケド
当麻「む…むむむ……」
美琴「ねえ、とうま」
当麻「はいっ!?」
美琴「私のこと、好き?」
562 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 20:24:31.10 ID:M5vAZHdY0
当麻「…っ!」
……
…
美琴「……そっ、か」
美琴「…なんて言うか」
美琴「…アンタらしいっていうか」
美琴「…はぁ」
当麻「なっ、なんだよ…」
美琴「…」
美琴『好きかどうかはわからない』
美琴『でも、どうでもいい奴ってわけでもない』
美琴「…これってどうリアクションとればいいわけ?」
当麻「い、いや、俺に言われても…」アセアセ
564 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 20:29:40.65 ID:M5vAZHdY0
美琴「…あんたはいないの?」
当麻「え、何が」
美琴(好きな人)
当麻(なぜ念話にした)
美琴「好・き・な・人」
当麻「ぐっ…」
美琴「さあ、考えてっ!」
当麻「お、俺は…」
568 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 20:36:27.78 ID:M5vAZHdY0
………
……
…
当麻「……っ」
美琴「……あんた」
当麻「……なんだよ」
美琴「好きな人いないのね!」
当麻「ううっ!」グサッ
美琴「やったーー!!」ヒャッホイ!
当麻「お、俺にだって好きな人ぐらい…!」
美琴『…そ、そういえば、彼女の前に…俺…好きだって思える女の子がいねぇ…!』
美琴「ですって!!ひゃっひゃっひゃ!!」
当麻「ううっ…中学生に馬鹿にされたっ…!」
571 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 20:42:36.32 ID:+CyuVGiYO
さすが上条さん他のフラグも壊さない見事な答え方ですね
573 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 20:48:24.33 ID:M5vAZHdY0
美琴「ふう…ちょっと元気出たかもっ」テカテカ
当麻「俺は中学生に馬鹿にされて落ち込みまくりだよ…」ズーン…
美琴「まあ、いいじゃない」
当麻「何がいいんだよ…」
美琴「好きな人は、これから作ればさ!」
当麻「……お前」
575 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 20:57:17.17 ID:M5vAZHdY0
美琴「…アンタの場合、好きな人ってより」
美琴「大切な人、とかなのかしら?」
当麻「…大切な人…ねえ」
(御坂) (御坂妹) ( )
(父さん) (母さん) ( ) ( )
(あれや) ( ) (これや) (なんや)
(かんや) ( ) (あーでもない) (こーでもない)
(あの人) (この人) (どの人) (その人)
( ) ( ) ( ) ( ) ( )
( ) ( ) ( ) ( )
etc…
美琴「な、なるほど…」
577 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 20:59:10.83 ID:n4KvSaLS0
あれ?インデックスは?
582 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 21:05:44.90 ID:M5vAZHdY0
美琴「…好きな人っ」
当麻(……)
美琴「…大切な人っ」
当麻:(御坂) (御坂妹) ( )
(父さん) (母さん) ( ) ( )
(あれや) ( ) (これや) (なんや)
(かんや) ( ) (あーでもない) (こーでもない)
(あの人) (この人) (どの人) (その人)
( ) ( ) ( ) ( ) ( )
( ) ( ) ( ) ( )
美琴「好きな人っ」
当麻(……)
美琴「大切な人っ」
当麻:(御坂) (御坂妹) ( )
(父さん) (母さん) ( ) ( )
(あれや) ( ) (これや) (なんや)
(かんや) ( ) (あーでもない) (こーでもない)
(あの人) (この人) (どの人) (その人)
( ) ( ) ( ) ( ) ( )
583 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 21:10:44.26 ID:M5vAZHdY0
美琴「…好きな人っ」
当麻(……)
美琴「…大…好きな人ッ!」
当麻:(美琴…) (あっ…)
美琴「わーい、引っかかったー!」キャッキャッ
当麻(が、ガキだ…ガキがここにいる…)
美琴「何ですって…?」イラッ
当麻「……ガキンチョ」
美琴「…っ…好きな人もいない奴にガキだなんて言われたくないってーの!」ビリビリビリ
当麻「お゛お゛お゛お゛お゛っ!?!?」ビリビリビリ
美琴「………えっ?」
585 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 21:18:52.59 ID:M5vAZHdY0
当麻「お゛……お゛お゛……!」シュゥゥゥ…
美琴「な、なんでアンタに電撃が…」
ズルッ…
美琴「あっ?」
美琴「手……取れた…」
当麻「…」
美琴「…そっか、今の電撃で接着剤が飛んだんだ…」
当麻「…」
美琴「……おーい」
当麻「……っぇ」
美琴「っぇ?」
当麻「痛ってえええええええ!!!」
美琴「わっ!」
591 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 21:33:21.62 ID:M5vAZHdY0
当麻「何すんだよおおおおおおおお!!!」
美琴「い、いやあ、電撃効かないと思って、つい…」
当麻「ついって何だよ!?お前のついで俺の心臓が……あれ?手が」
美琴「うん。今ので取れたみたい」ブラブラ
当麻「…そっか」
美琴「…」
当麻「…」
美琴(…)
当麻(…)
美琴「もう聞こえない…ね」
当麻「…そうみたいだな」
593 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 21:41:47.85 ID:M5vAZHdY0
美琴「……ねえ」
当麻「…ん」
美琴「じゃんけんしましょう」
当麻「…いいぜ」
美琴「いくわよ」
当麻「ああ」
じゃーん!
けーん!
……
…
597 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 21:50:16.08 ID:M5vAZHdY0
インデックス「じゃじゃーん!インデックスだよー!」
インデックス「……ん、あれ?なんで手取れてるの」
美琴「ん?」
当麻「ああ…俺の左手の痛みと引き換えに、な」
インデックス「ふーん…」
インデックス「……なんか、二人とも前より仲良くなった?」
当麻「ん?」
美琴「…もう左手がなくても、お互いのことがわかる程度に、ね」
インデックス「?」
当麻「……不幸だ」
美琴「んふふー」ニコニコ
600 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 21:58:09.49 ID:M5vAZHdY0
負 や ( / 、__>::.: :.:.: : : : : . : : :.: / /
け だ ( _ll_||_ _ ゝ:::::.:. :.:ハ: . : .ヘ : .丶∠-_- / じ
惜 >  ̄ ̄|| ̄|| ̄ _ゝ:::::/:.:.:./ ハI:.:.:.:.ヘ .ヽ 丶:.< / ゃ
し ( || \::::/ハ/-‐‐l、:::.|,r‐\ハ:.:.< │ ん
み _> 〃 ll ll〃 >::Vィ'fJ` ヽ fJ,ハ:.:.ヘ一` ! だ け
? (ヽ、 ~ -'" フヘハ ´ { 小、ヾ / け ん
(⌒ 、`丶 / / jム ∧! / だ で
⌒Vヘ ,へ/⌒⌒ / }ヽ`, (( ( Vゝ、 ‐ ‐ イ_ <_ ろ 勝
i:.:.:∨ / i i イハハ} ` ー ─ _厂} `ー介‐'^! \ っ
,l:.:.:.:{ ∧」 ァネノノrリ ノ //〉丶 |八 ∧, \ た
ノィ:.:.:..リ八{ ,イアj ソ! ノイ、く{、_┌斗へ / `ヽ、 . )
イイ:.:.:.ノ( r ` ゝ└' ' } ,f´r ヾヽ | ノ 丶 _ /\/
{{:.イ小ー'ヽ、 ´´ , 、 イ l l 〉 / ´ / {
`/二刈. \ >ーイ√j | , . ∨′-_─_ 、 / 〕
,' ヘ{ 介、/〃 ,ノ /l 丶| 〈 {  ̄ ',| /
{ 、.. }へ/{く ノ{.:' ハ 〉 .:| l | : l: / /
1 冫`V// 〈 /\ .:| l l : . } ' {
} [:. .::. :〕 l `ヽ、二{ l ! ..:| |
{ ∨::.:ト--rzー┘ / :| j l _ { 、__|
 ̄ヘ-一く:.:../ /、 / j| l ノ -‐ : . /|7ー\
とある左手と超電磁砲 完
601 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 21:58:13.20 ID:nZ1h+woGO
やばい…胸がトキメイちまったぜ…
605 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 22:00:39.10 ID:x0iLQQUC0
いやーよかった乙!
606 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 22:01:30.28 ID:bM8UZZutO
面白かったです乙!
632 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 22:38:18.16 ID:Tj15VZwR0
>>1じゃないけど保守ついでに軽いSS投下してもいい?
634 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 22:38:57.03 ID:XStgRqEx0
>>632
やってくれ
638 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 22:40:47.10 ID:Tj15VZwR0
ありがとう
美琴(31)の話
美琴(31)「クリスマスのイルミネーションがまぶしいなあ・・」
美琴(31)「やっぱこの時期はカップルが多いわね」
美琴(31)「ケーキでも買っていって一人で食べるか」
639 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 22:41:43.61 ID:Tj15VZwR0
美琴(31)「ポストに何か入ってる」
美琴(31)「披露宴の招待状・・ しかも佐天さんの」
美琴(31)「はぁー」ビリビリ
美琴(31)「ただいま・・」
美琴(31)「ただいまを言う相手もいない」
640 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 22:42:32.94 ID:Tj15VZwR0
美琴(31)「結局私だけ残っちゃったな」
美琴(31)「まさかあの黒子まで結婚しちゃうとは思わなかったわ。はは」
美琴(31)「別にいいんだけどさ・・」
美琴(31)「結婚かー やっぱアイツとは無理だろうなー」
641 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 22:43:23.60 ID:Tj15VZwR0
美琴(31)「インデックスって子もいつかはアイツの所から離れていくと思ってたけど、
同棲がここまで続いちゃうなんて・・」
美琴(31)「いっそのこと付き合ってるってハッキリと言ってくれれば
諦めもつくんだけどな」
美琴(31)「あれ?なんで私泣いてるんだろ・・」
643 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 22:44:14.75 ID:Tj15VZwR0
ピンポーン
美琴(31)「いけない、誰か来た」ゴシゴシ
美琴(31)「はーい」
ガチャ
黒子(30)「お姉さまー♪
愛しの黒子がクリスマスプレゼントをお持ちしまたわ」
美琴(31)「黒子!?あんた旦那ほっぽり出して何してんの」
黒子(30)「旦那さまは今夜は忘年会ですわ。上らせてもらますわね」
644 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 22:45:06.34 ID:Tj15VZwR0
黒子(30)「あらあら、部屋をまたこんなに散らかして」
美琴(31)「うるさいなー それよりプレゼントって何よ?」
黒子(30)「ふふ、黒子が特選した
お姉さまにふさわしい殿方たちのお見合い写真ですわ」
美琴(31)「げっ、あんたおばさん臭さに磨きがかかったわね」
黒子(30)「30超えておばさん臭さも何もありませんわ
さあ今日こそお姉さまを独り身の呪縛から解放させていただきます」
645 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 22:45:56.20 ID:Tj15VZwR0
美琴(31)「うう・・」
黒子(30)「この>>649 という方なんていかがです?」
649 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 22:49:39.02 ID:I8SYKlwo0
上条さん
652 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 22:54:56.08 ID:Tj15VZwR0
黒子(30)「この上条という方なんていかがです?」
美琴(31)「えっあいつなの?」
黒子(30)「いえ同姓の別人ですわ・・
というかお姉さまは未だにあの男のことが忘れられないのですね」
それはともかく、さっそくこの殿方とのお見合いの段取りを・・」
美琴(31)「ちょっと!ちょっと!」
美琴(31)「行っちゃった・・」
美琴(31)「でも、もう私もそういう年齢なんだよね」
美琴(31)「美容院でも予約しとくか」
653 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 22:55:53.93 ID:Tj15VZwR0
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/.:::::::::::::.イ:::::::::::::/<でうラ'ヘ`}:ト::∧:l::::/厶イ´.::::∨::|:::::::::::::\ー―一
ー‐ァ.:::::::::{ 厶イ:::ハ/ `ニ ノ.:::jノ.::::::八/.:::'でうラヽ/.:::|:::::::::::::::::::\
/___::∧ (|/ 〈::::::::::::::::::::::://.:::::::::::::ー一'.:::::::j/!::::::::::\ ̄
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∠::::::::::::八 :. \:::::/ }::j\ /.::::::/ ∧ハ|
厶イ:::::::::ーヘ ´/ノ.::::::\_/.::::::/イ }
ノイ::/i:::ハ {:::::::::::::::::::::::::::∧丿 なんだって!
|/ |::::::|\ , -‐='::、::::::::::::::::::::/ アイツが無理やり
x≦ハ| ::\ ー‐.:::::::::::::::::::/ 結婚させられそうだと!?
/ ∨//| ::::\ `7.::::::::::::.イ\
/ ∨/j \:::\ ;::::. .<:::::'///\
/ ∨′ \:::::: ̄::::::::::::::::'/////⌒ヽ、
/ >x:::.、 \::::::::::::::::::::{'/////////\
659 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 23:03:50.26 ID:Tj15VZwR0
黒子(30)「そうですの。子供たちを人質に取られたうえに
ビルに爆薬を仕掛けたと脅されて・・」
上条(33)「許せねえ、そんな結婚俺がぶち壊す!」
黒子(30)「できるだけ派手にぶち壊してくださいね
これが現在お見合いが行われている場所です」
上条(33)「わかった!」タッタ
黒子(30)「それにしてもあの男何も変わっていませんわね」
インデックス(30)「トーマーご飯はー?」
660 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 23:04:56.13 ID:oDKeNKGqO
インデックス(30)wwwww
661 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 23:05:24.58 ID:Tj15VZwR0
美琴(31)「こっくりこっくり・・」
上条(別人)「・・・・」
黒子(30)「あれですわ」
上条(33)「ぶち壊す!!」ガッ
上条(別人)「グハッ!」
美琴(31)「って!?何やってんのよ!あんたは!!」
663 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 23:06:28.52 ID:Tj15VZwR0
上条(33)「何って?白井から話を聞いて・・」
美琴(31)「えっ?それってつまり、わ、私のことが気になって」
上条(33)「当たり前だろ」
美琴(31)「///(ちょっと何真顔で恥ずかしいこと言ってんのよコイツは)
黒子(30)「ほほほ、こちらの殿方はわたくしが責任をもって連れていくので
お二人はどうぞご歓談を」
黒子(30)「(本当に世話のかかる二人ですこと)」
664 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 23:07:51.79 ID:Tj15VZwR0
美琴(31)「あんた人のお見合いこんなんにしといて責任はとってくれるんでしょうね」
上条(33)「責任?ああ子供たちなら黒子が既に解放し・・
ってなんで抱きついているんですかぁ!」
美琴(31)「馬鹿ぁああ!もう一生離さない!」
おわり 正直すまんかった
666 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 23:11:21.22 ID:oDKeNKGqO
いやいや乙
667 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/15(火) 23:16:13.40 ID:HH1V3ZvZO
インヴィジブル(30)にはワロタw
682 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 00:18:56.25 ID:s56G7KoE0
佐天 涙子は頭を悩ませていました。
せっかくの休みの日なのに宿題が溜まっていると。
佐天「うう~、体がたくさんあればいいのに」
初春「いくらここが学園都市でも無理ですよ。夢じゃないんですから」
翌日、佐天 涙子は増殖していました。
夢オチ疑惑でした。
685 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 00:27:50.73 ID:s56G7KoE0
初春「さ、サテンサン?」
佐天「「「「どうしよう?初春?」」」」
とは言うものの、こんな非日常的な事を相談できる人など限られています。
佐天「「「「ど、どうしよう」」」」
そういいながら4人になった佐天さんは頭を抱えながら、初春の方へと向かいます。
そして、4人で初春のスカートをめくります。青の縞パンが見えます。
初春「って! 何してるんですか!」
佐天「「「「いや~、夢なら初春がいつもとは違うパンツを穿いてるかと」」」」
686 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 00:35:34.86 ID:s56G7KoE0
初春「とりあえず、現実逃避はここまでにして、誰かに相談を」
しかし、そこで佐天さんは待ったをかけます。
佐天「「「「ちょっと待った! これだけのあたしが居れば宿題が早く終わるかも」
初春「何言ってるんですか! もし、大変なことだったら」
そういって止めようとしますが、一人の佐天さんが初春を取り押さえます。
初春「さ、佐天さん!」
佐天×3「「「よくやった! えらいぞ、あたし!」」」
そういいながら、他の三人はイソイソと宿題を取り出します」
佐天×3「「「3人集まれば文殊の知恵。こんな宿題……」」」
687 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 00:45:07.81 ID:s56G7KoE0
結果は全滅でした。解けない問題は解けないのです
ゼロは何を掛けてもゼロなのです。
佐天×4「というわけで、どうしよう。初春」
初春「いきなり、掌を返さないでください」
さすがの初春も少しお怒りです。
初春「さすがに他に人に相談しないといけないと思います」
佐天「だよねぇ」
佐天「う~ん。とはいっても、頼りになりそうな人って」
初春「う~ん」
5人で頭を悩ませます。そして、最初に思いついたのは。
1.御坂 美琴
2.白井 黒子
3.脱ぎ女
安価>>690
690 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 00:48:21.50 ID:Q2PQkudm0
4の上条
695 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 00:57:48.75 ID:s56G7KoE0
ぴきーんと某ニュータイプのように頭にある噂がよみがえります。
佐天×4「「「「そういえば、都市伝説で面白いのがあったよね」」」」
初春「え?」
佐天×4「「「「ほら、何でも能力が打ち消せるって能力ってやつ」」」」
いつかどこかで見たような都市伝説
初春「ええ! もしかして、それを探すんですか?」
佐天「御坂さんや白井さんに聞いても分からないだけでしょ?」
初春「まぁ、そうですけど」
佐天×4「というわけで、しゅっぱーつ」
でも、とりあえず全員一緒で居ると怪しまれるので、とりあえず、手分けして探すことにしたようです。
697 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 01:11:02.43 ID:s56G7KoE0
便宜上、増えた3人の佐天さんにはABCDとつけました。そして、変装した後、二人ずつに分かれて捜索するそうです。
佐天A「う~ん、とはいってもどこに居るんだろ?」
佐天B「その内、見つかるよね」
とりあえず、初春のハッキング、もとい調査によって怪しい場所を探します。
彼女達が探したのは路地裏でした。
佐天A「でも、一体、どんな人なんだろ?」
そういいながら、配られた似顔絵を頼りに探します。
その時です。後ろからトン佐天さんたちにぶつかる子が居ました。
佐天×2「「え?」」
振り返ると、そこには……
698 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 01:15:40.35 ID:ircglNrx0
,.‐''´ ̄`ヽ、
/ \
,.‐'´ ̄ ̄`ヽ' ヽ
/ `‐、
! iヘヘ ヽ
レ イ | ヽ
/ /ノ ト i
,' _,. ‐'´ ヽ、.___ l
. i / /´ ̄` ´ ̄`\`i !
| ,/ ‐++++、 ,:++++‐ ヽ !
| ,r‐、 l. "ヽ、._゚ノ , 、ヽ.゚__,ノ゙ .| r‐ 、 .!
| ! r、| !. / ヽ .| |,ヘ | |
. │| ト |.| / ヽ | ! ン ! |
. │ヽ.__|.| ト、.__`ー^ー^ー'__,.ノl !.!__,ノ .|
. |. |.ヽ`lココココココココココ,フ/ ! !
. | !. ヽヽlココココココココフ'ノ .! |
. |. ! ` ‐-----------‐ ' / |
. | | `' ‐ 、. ==== , ‐' ´ l | !
L__|__l l !` ‐ 、.__,. ‐' ´| |__L.. -┴''´
 ̄ ̄`| | ̄
___, o‐7 ヽo、.____
,. ‐''| | 8 8 | |ー-
| l ┌──────┐ l l
! ! │ 美琴 14歳 | / /
. ヽ ゙└──────┘' /
699 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 01:18:05.61 ID:Q2PQkudm0
>>698
お前というやつはwwww
704 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 01:31:24.94 ID:s56G7KoE0
佐天A「?毛布」
なにやら、お化けみたいな毛布が二人に当たってます。
チビ毛布「うわ! ごめんなさいとミサカはミサカは誠心誠意謝ってみたり」
佐天B「御坂?」佐天A「御坂さんって……」
二人は、聞き覚えのある名前に反応します。
そういって、その毛布お化けの毛布を少しだけ取ります。
その中には、おね……ゲフンゲフン……御坂さんに良く似た可愛い小さい子が居ます。
ちなみに、下には服を着ています。あの下が裸だったらうpと思った人は腹筋の刑です。
毛布お化け「追われてたから、前を見てなくてとミサカはミサカは言い訳してみたり」
佐天×2「追われて……」
705 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 01:48:39.55 ID:s56G7KoE0
′ /:三::/ ‐ァ= _三三三三三三三 /
l /三/ / , イ / 丁 ̄¨へ三三三,イ
i /::/ .':/ //_.′ / ′ ノ ヘ三/ ヽ
| //:::::: / /:/ / ̄7/ `,.く / / / / ′ V '.
| | | イ一、:::/ /::|:. / __/_|/-、 ,X / ′ / / |/ |::: |
’ レ′⌒Ⅴイ !/|:イテ:::::::ヾ ゞ// / イ .'__/.. -‐ ! :: | | |
/ | r'⌒ト、| / |!::::::::::i:! '´ ////|_/-_ ,:'´:: | | | |
′::::/ 人 ヽ : | 弋____,ノ / / 'テ:/iTヾ! '::::::/:| | ∧!
/ ::::/ ! ::::| ハ \ i::::::!! イ'/:::. /|: ! イ.′下克上の時間です
-=彡/ ::/ ::| | :::| !:.:.:ゝ-、 ー'′/:.::: ' !:/ 今こそ革命を
. / イ :::| | :::| !:.:.:.:.:.:.:! !: /:./ |′
/ | ::::|∧ :::! :::::::::::: i '. ′ ′
! :ハ!:::ヽ| !::::r―ノ \ ___ ∧
! / |::: ハ:从ハ.′ ` イ:: '.
'′ !:/ 乂 ` 、 \ イ:.:.:.∧: i
イ ` 、 ` rー<::::::::::::|::: / ヽ |
_..‐ ´: : | \. /| ヽ `:、:::::| / ノ
. -‐ ¨: : : : : : : ハ. \ !ノ \ `ー'、
佐天A「御坂さん!」佐天B「いや、これは……」
見つかった二人は必死に言い訳を考えます。というか、変装してるのを忘れてるんでしょうか?
706 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 01:50:46.69 ID:s56G7KoE0
でも、そんなことは心配は不要でした。だって、その後、同じ顔が20も30も出てきたのですから。
佐天「「え?ええええええ?」
毛布お化け「見つかったとミサカはミサカは現状を把握しつつ逃げてみたり」
ミサカ「逃がさず捕らえますとミサカは共に宣言します」
そして、一目散に逃げる毛布お化け。そして近づいてくる、クローン集団。
そこには、佐天さんたちも居るわけで……
佐天A「え?ちょっと」佐天B「ちょっと……うわぁぁぁぁぁ」
雪崩に巻き込まれていきました。どうやら、上には上が居るようです。
最近は増えるのがはやりなのでしょうか?
707 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 02:02:12.98 ID:s56G7KoE0
さて、所変わって、こちらは初春を含むもう一つのチームがいる公園です。
そこでは、初春と二人の佐天さんが居ます。そして、もう一人。
__ __
/ `ヽ _____ /´ \
( 〓 ´ ` 〓 )
\ _ -――‐- 、 _/ ゲ
/ イ^Y´:/ : : : : : : : \ ヽ う コ
{ /(_ う : : : : /\: : : : : ヽ '、ふ 太
//:(ノ: :/: :/ / \ ヾ: : : : :゚o }ふ )
/イ:./:/ |: /|/ ミ: : : : :i / (
|/l/彡 |/ ミ ⌒ヽ: :|/
/ イ/// r ヘ /// f^゛}八___
. /: i人 、_ノ ィーく: : : \__〉
{/}弋_>‐y-rv‐y< Tフ:∧\| ̄
. '⌒└-/ ∨∨n {-┘V |
/⌒7  ̄ .::{_ '⌒\
ヘ/ >く⌒Y^ヽ、__〉 }_
\__,rく__,.ィく_{ ̄}_\\_,、 )
`┘ ̄´└'⌒´ ̄ ー‐'"
あられもない姿のおね……ゴホン……御坂さんが。
初春「何をしてるんですか?」
美琴「へぇ?……う、ううううう初春さん!!」
大慌てできっちりとしますがときすでに遅し。
708 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 02:10:10.39 ID:s56G7KoE0
すこし、おねえ……ごほんごほん……御坂さんが落ち込んだ後に、佐天さんたちが協力を求めます。
美琴「あたし、そいつに心当たりがある」
そういいながら、3人をつれてあるマンションまで行きました。
あの男の家です。
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ー‐ァ.:::::::::{ 厶イ:::ハ/ `ニ ノ.:::jノ.::::::八/.:::'でうラヽ/.:::|:::::::::::::::::::\
/___::∧ (|/ 〈::::::::::::::::::::::://.:::::::::::::ー一'.:::::::j/!::::::::::\ ̄ 食費が切れた
/.:::::ハ ∧ \::::::::::::::/ {::::/ ̄ ̄\::::::::::/ }:::::::「 ̄
∠::::::::::::八 :. \:::::/ }::j\ /.::::::/ ∧ハ|
厶イ:::::::::ーヘ ´/ノ.::::::\_/.::::::/イ }
ノイ::/i:::ハ {:::::::::::::::::::::::::::∧丿
|/ |::::::|\ , -‐='::、::::::::::::::::::::/
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711 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 02:23:54.18 ID:s56G7KoE0
シリアスな顔をしながら、玄関の前に立っています。
上条「ん? ビリビリ。何でお前がここに居るんだ?」
美琴「あたしの名前は御坂 美琴だっていってるでしょうが!」
とりあえず、レールガンが一撃。もう日常茶飯事です。
というわけで、事情を話しています。
佐天C「よ、よろしくお願いします」
上条「それはいいけど、後の2人はどこに居るんだ?」
佐天D「それは……と、今見たらちょうどこっちに向かってるはずです」
初春「はぁ、良かったです。もう、体がいくつも欲しいとか言わないでください」
佐天C「え?ああ……ごめんね。ついさ……」
佐天D「あたしなんかが増えても意味なかったね」
少し陰りを出しながら佐天さんが言います。
713 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 02:35:32.52 ID:s56G7KoE0
初春「佐天さん?」
佐天D「あたしってさ、あんまり特技とかないから、うん」
初春「そんな考えは駄目だって言ったはずです」
佐天D「あはは、ごめんごめん」
佐天C「あ、そろそろ後の二人がこっち……に……」
そのまま、彼女は黙ってしまいます。彼女達に向かって土ほこりが立ちそうな集団が向かってくるからです。
毛布お化けを先頭に御坂シスターズの集団。そして、それは上条さんへと向かって生きます。
上条「って! 何でこっちに来る……のわぁぁぁ、不幸だぁぁぁぁ」
そのまま、部屋の前で押しつぶされる上条さん。
そして、おきる混乱。今にも手すりからはみ出しそうなくらいぎゅうぎゅうになる廊下。
案の定、一人小柄な少女が押し出されます。そして、その花飾りをつけた子は、手すりの……外へ?
ここは、地上階ではありません。マンションの廊下です。その子、初春は手すりの外、すなわち……。
714 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 02:52:47.32 ID:s56G7KoE0
初春「えっ?」 佐天CD「初春!」美琴「初春さん!」
初春の体が重力に引かれます。とっさに上条さんが手を伸ばして初春を捕まえますが、その瞬間に手すりが外れます。
そのまま、落ちそうになったので御坂さんが手を伸ばします。
御坂シスターズが通り去り、ようやく混乱が収まった中の状況は最悪でした。
重力に引かれる初春の手を握る上条さん、そして、その上条さんの足を必死に押さえる御坂さん。
佐天C「初春! 御坂さん! 上条さん!」
美琴「佐天さん!手を貸して!」
(このままだと落ちてしまう。助けなければ。でも)
「あたしなんかが……」
(怖気づく。一歩を踏み出せない)
でも、そんな彼女に声が響きました
716 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 03:02:52.09 ID:s56G7KoE0
上条「そんな言葉で諦めるな!」
佐天「!」
上条「やっても見ないことで諦めるな!お前はまだ何もやってないだろ!」
佐天「……(そうだ、あたしは、まだ何もやってない。今なら出来ることがある……だって)」
そうして、彼女、いえ、彼女達が立ち上がります。
佐天A「ゼロはいくら足してもゼロだけど」
佐天B「0.1は足せば」
佐天C「自分を無力と感じなければ」
そして四人は……
佐天D「プラスになる!」
717 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 03:11:08.47 ID:s56G7KoE0
そのおかげで、初春は無事に引っ張りあげられました。
佐天×4「はぁ……はぁ……やった」
上条「意味……」
佐天×4「え?」
上条「意味。あっただろ? 駄目だって思ってたお前でも、意味が」
佐天×4「あ、は、はい」
初春「さ、さてんさ~ん」
瞬間に初春が佐天さんたちの胸に飛び込んできます。
美琴「やったじゃん」
お姉…じゃなくて御坂さんも親指を立てます。
佐天「はい!」
それに彼女は4つとも同じ笑みで答えました。
718 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 03:14:47.95 ID:s56G7KoE0
その後、上条さんの右手に触れると、彼女は一人に戻りました。
そして、別れ際に。
佐天「か、上条さん」
上条「ん?なんだ?」
佐天「さっきは一押ししてくれてありがとうございました」
上条「最後の一歩を踏み出したのはお前だろ?」
佐天「でも、やっぱりお礼は必要だし、その、ありがとうございました!」
そういって、彼女は頭を下げます。夕日に照らされた彼女の顔は少しうれしそうでした。
719 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 03:19:16.86 ID:s56G7KoE0
___
, -, 'ニ二:::::::::::\
///__>::::::`ヽ:::::}
, -――-(^ヽ、_ ____, -,-rriY^ハ</{\ : :::::,:イ_>イー、
ヽ r ァ /: : : : : : : : :ヽ リi^Yi^X´V iヘ リ i ヘ V .}:.:.`K Y´Y、::::\ノーく
, --、_}}/イ-―――-、_/_, --、: : : : : : : ヽ! .| ! iヘ V! ヘV.! i.ヘ| !:.:.:>-/Y i! 彡ァ::::::::::\
, '⌒/: : : : /i イ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ii !.| N iヘ| ト! ヘV.|i.リi .l/ / } i| !手:::::: : ::::}
r' {: : : : /i i |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :} ト|iト リ ! V.!リ ヘVリi iイ`ー‐ヘ ' 川 -=三:::::〈
r ヽ-‐ '7ヽ____{ l i |:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_, ------ ' ̄{ リ.!ノノトハ|ノ !|リ| ト リ イ: .:.:./ ハ,ノ .ノ 。/´/,イ:: ::::ノ
ヽ、__.〈: : : :.:.| !i イ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :_:_:ノ--、_i_i_, -'-'-、_i_i ノノ_!--く_/┘`┴-ァ '彡:::::::: ::::{
`ー-┴‐┴―――――---------― '´ ` ̄  ̄彡-イノヾヽ
以上が私が縛られてる間に起こった出来事ですの。
まぁ、今回、薬を間違って佐天さんの飲み物に入れてしまったことは不覚でしたわ。
今後はちゃんと確認しようと思いますの
~終われ~
駄文失礼
721 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 03:44:54.14 ID:Yrnc680G0
>>719
おつ
そういやテレパシー自体無くなったとか書いてないよな
787 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:40:30.63 ID:NxuZ9sNt0
佐天「私にもバストアッパーがあればなー」
美琴「バストアッパー?」
佐天「ええ、今女の子の間でけっこう噂になってますよ。
なんでも胸が大きくなるとか」
美琴「そんな馬鹿げた話、どうせ都市伝説でしょ?」
佐天「いやでも実際にそれで胸が大きくなったって子がいて、
同じ学校なんですけど、
中学生とは思えないナイスなバディになってるんですよ。これが」
美琴「マジ?」
佐天「やっぱり御坂さんも興味あるんですか?」
788 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:41:17.17 ID:NxuZ9sNt0
美琴「いやいやいや、
ただちょっと信じられないというか……」
佐天「確かにそうですよね。
そもそもバストアッパーが男ってのが怪しすぎるんですよ」
美琴「どういうこと?」
佐天「なんでもこの辺に出現する
ツンツン頭の垂れ目の男子高校生におっぱい……
いや胸を触らせると大きくなるって話で」
美琴「なんですって……」
佐天「胸は大きくなりたいですけど、そんな見ず知らずの男に
触られたくはないですよねー」
美琴「ごめん、ちょっと用事思い出した」
佐天「あれ?御坂さん」
789 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:43:11.63 ID:NxuZ9sNt0
上条「不幸だー!!」
上条「なんだってこの俺が見ず知らずの女の子たちに
追いかけまわされなければならないんだ。
おまけに胸をさわれとはいったい……」
上条「上条さんだって健全な男の子ですよー!
その誘惑をはねのけるのに、
どれだけの忍耐を必要とすると思っているんですかー!!」
美琴「見ーつけた」
上条「げっ、ビリビリ女、
まさかお前も胸をさわれとかいいだすつもりじゃ……」
美琴「んなワケあるかー!」パチン
上条「グハッ」
791 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:46:19.46 ID:NxuZ9sNt0
美琴「あんた佐天さんの学校の子の胸をさわったんですって?」
上条「佐天さんが誰かは知らんが、この間、
俺に倒れ掛かってきた女子中学生のことならただの事故だ」
美琴「そんなことだろうとは思ったけど、
あんた今、女の子の間で変な噂になっているわよ」
上条「詳しい話を聞かせてくれ」
貧乳「いた!」
貧乳「ツンツン頭だ!」
貧乳「あたしの胸を触って!」
美琴「へ!?」
上条「よくわからんが追われている!逃げるぞ」タッタ
美琴「ちょ、ちょっと待ってよ」
793 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:47:41.91 ID:NxuZ9sNt0
上条「ここまでくれば大丈夫だろ」
美琴「はあはあ、なんで私まで一緒に逃げなくちゃいけないのよ」
上条「ともかく噂とやらを聞かせてくれ」
美琴「う、うん、私もさっき聞いたばかりなんだけど、
あんたに……む、胸を触られると大きくなるって噂が」
上条「はあ?上条さんの幻想殺しにはそんな力は無いぞ」
美琴「だ、だから私だってそんなバカな話信じてないわよ!
でも、実際にそれで大きくなったって子もいるらしいし……」
上条「試してみるか」
美琴「そうね……」
795 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:48:46.47 ID:y0ZA1Jm00
豊胸御手(バストアッパー)だな
796 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:49:06.28 ID:NxuZ9sNt0
美琴「って!えー!?」
上条「もしかしたら上条さんの絶え間ない戦いの日々が
能力のレベルを上げたのかもしれない」
美琴「だからって普通、人の胸大きくする能力なんて生まれないでしょ」
上条「試してみる価値はある!」
美琴「あんたいつなく真剣な顔ね
っていうかどうやって試すの?」
>.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶、
,...:´::::::::/.:::::::::::::::::::::::::::::/ |::::: ハ::::::::::::::::::::::::::/ !::/.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>
 ̄ ̄/.::::::::::::::::::::::::::::/l/ >|:/ |:iハ:::::i:::::::::/ j/ハ::::/!::::::::::::::::::::::::<
/.:::::::::::::.イ:::::::::::::/<でうラ'ヘ`}:ト::∧:l::::/厶イ´.::::∨::|:::::::::::::\ー―一
ー‐ァ.:::::::::{ 厶イ:::ハ/ `ニ ノ.:::jノ.::::::八/.:::'でうラヽ/.:::|:::::::::::::::::::\
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∠::::::::::::八 :. \:::::/ }::j\ /.::::::/ ∧ハ|
厶イ:::::::::ーヘ ´/ノ.::::::\_/.::::::/イ }
ノイ::/i:::ハ {:::::::::::::::::::::::::::∧丿 ジー
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798 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:51:00.66 ID:NxuZ9sNt0
,.ヘ、 /イ :::ハ|ヽ! !ヽ::::!:::::::::::::::\ `
! ト、 / l::,イ !7::ヽ!::::::::::: '. ̄
/ \ |/ ヽ - ィ\!::::::::.ト、::::!
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, - 、 / ,.r:´ ヘ イ イ ヘ厶イ.! ヘ
{ \ Y . : :´ }、 ',. h_, .< 〈 /.l ./ D ! ハ
、 、 ’、 ′ ’ ; ∧ | . : :´ 1 ;r‐' _, -‐ `ヽ.' l/ l ハ, バッ
.. ’ ’、 ′ ’ . { \. : :´ \ ,ノ } ~廴ぅ'´ i l.-‐Tフ
、′・ ’、.・”; ” ’、 . : :´ ヘ√. ;. ' 7.l l
,;′ ’、 (;;ノ;; (′‘ ・. ’、′”; . : :´ ,’ .' ,' ! l
’、 ・ .(; (´;^`⌒)∴⌒`.・ ” ; . : :´ 厶イ / ム ! l
.、 ’・ 、´⌒,;y'⌒((´;;;;;;ノ、"'人 ,.r: ´ ___弖丕二ニ=/1-- ‐ \¨  ̄ 〈 ハ,_! l__
、(⌒ ;;;:;´'从 ;' ;:;;) ;⌒ ;; :) )、 ̄ ̄ ̄ ヘ / 〉 | √ }ー-.. __,.∠.イ ! l_,∠
( ´;`ヾ,;⌒)´ 从⌒ ;) `⌒ )⌒:`.・ Y く_,ノ ∨⌒′ / ! l ! ヘ ! l,.イ
‘:;゜+° ′、:::::. ::: ´⌒(,ゞ、⌒) ;;:::)::ノ /. l l ', ∨l !
弋’.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.フ
弋 ̄.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::. ̄フ
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_≧:.:.:.:./:.:.:.:.:.:./:.:.!:.:.:.:.:!.:.:.:.:.:.::\:.:.:く
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∠ イ:.:/:.!:.:.:.:T,..::'! .:|:.:/ 代:!:..ト、_:.::>
厶イ|:/|:.:/ _, 。ィ' li:.、ヒァ' ト、!:..\
i人从. `ヾ、.:'.::`ミ/゙'、 ハハ`¨´
!込 ⌒';,゙i, ri:.:i' メ、ム' 仕方がない、ならインデックスにでも……
/:/ハ ,:' /,';;;}:.ヾ:. 人_
,. -<: : : :|.:! \ ' {;!゙' ィ い: : >‐- 、
/: : : : : : : : :.ヾヽ ー ' /:/: : : : : : : ∧
/\: : : : : : : : : : :.>ミ ー--‐:ソ:: : : : : : : /: :ヽ、
/: : : ヽ: : : : : : : : /  ̄ ̄ ヽ: : : : : :./: : : :.∧
|: : : : : \: : : : / ∨: : :/: : : : : : :ヘ マエガミエネエ
799 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:52:24.43 ID:NxuZ9sNt0
美琴「もう一回死ぬ?」
上条「と、ともかく俺にその力があると思われている以上、
彼女たちの追跡は止まらないわけだ!」
美琴「確かに……でもどうするの?」
上条「いい考えがある。それにはお前の協力が必要だが」
美琴「?」
上条「いいか。貧乳を気にかけた御坂さんは俺を見つけ出して
その貧乳を無理やり俺の手に触らせた。
しかしそんなことをしても御坂さんの胸が大きくなることはなく
ぺったんこのままでした。
と、こう言いふらしてくれれば……」
美琴「あんたね~」ビリビリ
802 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:54:30.60 ID:NxuZ9sNt0
「楽しいおしゃべりもそこまでだ」
美琴「誰よ!」
能力者「ククク、私のことは
脂肪吸収(クロウーロンティー)とでも言えばわかってもらえるかな?」
美琴「誰?」
上条「さあ?」
脂肪「……
まあいい、ともかくそこの男!
よくも私の計画を邪魔してくれたな」
上条「なんの話だ?」
脂肪「妹のことだ。
私が日々スキンシップと称してこの能力を使い
妹の胸の成長を少しずつ遅らせていたのがすべて水の泡になった」
803 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:56:50.09 ID:GmD/pq4g0
脂肪wwwwwwwwww
804 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 22:59:13.51 ID:rcKxFMFuO
黒烏龍茶だろうがww
805 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 23:00:23.53 ID:kzqTuDI/0
黒ウーロンwwwwwwwwwwww
806 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 23:01:12.30 ID:NxuZ9sNt0
上条「妹?ひょっとして俺が触ったら胸が大きくなったとかいう女の子のことか?
でも何のためにそんなことを?」
脂肪「もちろん可愛い妹の貧乳を守るためだ!
おまえだってわざわざ貧乳の彼女を連れているのならわかるだろ」
美琴「……」ピクピク
上条「彼女はおいとくとして、たかが胸をしぼませる能力のお前が
何をするっていうんだ」
脂肪「侮るな。私の能力は触れた人体のありとあらゆる脂肪を吸収する。
今から貴様をミイラに……
,.ヘ、 /イ :::ハ|ヽ! !ヽ::::!:::::::::::::::\ `
! ト、 / l::,イ !7::ヽ!::::::::::: '. ̄
/ \ |/ ヽ - ィ\!::::::::.ト、::::!
脂肪 ,/ /} _..-‐¬‐- . ,rー≦マ,. イ Y⌒',、! \!
↓ , - 、 / ,.r:´ ヘ イ イ ヘ厶イ.! ヘ
{ \ Y . : :´ }、 ',. h_, .< 〈 /.l ./ D ! ハ
、 、 ’、 ′ ’ ; ∧ | . : :´ 1 ;r‐' _, -‐ `ヽ.' l/ l ハ, バッ
.. ’ ’、 ′ ’ . { \. : :´ \ ,ノ } ~廴ぅ'´ i l.-‐Tフ
、′・ ’、.・”; ” ’、 . : :´ ヘ√. ;. ' 7.l l
,;′ ’、 (;;ノ;; (′‘ ・. ’、′”; . : :´ ,’ .' ,' ! l
’、 ・ .(; (´;^`⌒)∴⌒`.・ ” ; . : :´ 厶イ / ム ! l
.、 ’・ 、´⌒,;y'⌒((´;;;;;;ノ、"'人 ,.r: ´ ___弖丕二ニ=/1-- ‐ \¨  ̄ 〈 ハ,_! l__
、(⌒ ;;;:;´'从 ;' ;:;;) ;⌒ ;; :) )、 ̄ ̄ ̄ ヘ / 〉 | √ }ー-.. __,.∠.イ ! l_,∠
( ´;`ヾ,;⌒)´ 从⌒ ;) `⌒ )⌒:`.・ Y く_,ノ ∨⌒′ / ! l ! ヘ ! l,.イ
‘:;゜+° ′、:::::. ::: ´⌒(,ゞ、⌒) ;;:::)::ノ /. l l ', ∨l !
807 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 23:02:17.32 ID:NxuZ9sNt0
上条「い、生きてるかな」
美琴「知らない」
上条「しかしアンチスキルに届けるにしても微妙な男だったな」
美琴「いいんじゃない。どの道この話が知れれば
こいつは妹さんにも手出しできなくなるだろうし」
上条「それで晴れて上条さんの豊胸御手伝説もさようならですか……」
美琴「なによ?女の子の胸がさわれなくて残念?」
上条「あのなー、相手が誰でもいいってわけでもないぞ
そういうことはやっぱり好きな相手とだな」
美琴「へー、あんた以外にロマンチストなのねー
でも、さっき私の胸にさわりたそうにしてたけど……あれは?」
上条「うっ」
美琴「ぷっ、やっぱ可愛いわねあんた。
あれ?そういえばあんたインデックスの胸もさわろうとしてたような」ビリビリ
上条「ふ、不幸だー!!」 end
812 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 23:17:35.09 ID:BLD8stHR0
どうでもバストアッパーの原作のきちんとした表記は巨乳御手だぞ
豊胸御手じゃない
814 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 23:20:15.42 ID:SN0dsQ42O
>>812
バストアッパーって原作にあるのかよw
815 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/16(水) 23:26:05.56 ID:BLD8stHR0
>>814
超電磁砲SS第一話参照
880 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 17:31:02.18 ID:cXS/XHEz0
美琴「ねえ」
当麻「ん?」
美琴「アンタのその左手」
美琴「一方通行に使ったら面白そうじゃない?」
当麻「……はぁ?」
美琴「ほら、アイツって普段何考えてんのかわかんないじゃない」
当麻「…人の思考をむやみに詮索するんじゃありません」
美琴「アンタも気になるでしょ?あの一方通行が何考えてるのか」
885 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 17:37:24.58 ID:cXS/XHEz0
当麻「気になりません」
美琴「本当に~?」
ガシッ
当麻(めっちゃ気になるけど左手だと殺される可能性が…)
美琴「ほら、あんたも気になるんじゃない」
当麻「…」
美琴「それじゃ、行きましょ!」
当麻「…駄目だ」
美琴「はぁ?なんでよ」
当麻「他人に心を読まれるっていうのは、相当嫌なことだぞ」
美琴「タマネギ拾う振りして私の心覗いてきた奴がよく言うわね」
当麻「あ、いや…あれは……っ、とにかく駄目なのっ!人様に迷惑をかけるんじゃありません!」
美琴「…むぅ~」
886 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 17:46:37.95 ID:cXS/XHEz0
当麻「お前だって、俺に心覗かれるの嫌だったんだろ?」
美琴(あれのおかげで、今の関係があるし…)
当麻「…」
美琴「…もう心読まれても動揺しないし」
当麻「…」
美琴「…なによ」
当麻「すっごい恥ずかしい質問されてもか?」
美琴「…った、例えば…?」
当麻「…美琴さんの今夜のオカズ」
バッ!
美琴「…ッ!」
当麻「んー、まだ恥ずかしい質問してないんだけどなぁ」
美琴「!」
887 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 17:51:52.45 ID:cXS/XHEz0
当麻「御坂が作ってくれる晩御飯の予定を聞いただけなんだけど?」
美琴「くっ……」
当麻「…な、もう諦めろ」
美琴「………じゃあ」
当麻「ん?」
ガシッ
美琴「…今晩、何食べたい?」
当麻「…」
バッ!
当麻「…ッ!」
美琴「ん~?どうしたのかしら~?」
当麻「お前…!」
美琴「私は『今日の晩御飯、何が食べたい?』って聞いただけなんだけど~?」
890 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 17:58:09.22 ID:cXS/XHEz0
当麻「……参りました、上条さんの負けです」
美琴「んんー、素直でよろしいっ」
美琴「それじゃ、さっさと一方通行…」
当麻「でも、いや、だからこそ駄目なんだ」
美琴「何が?」
当麻「今俺たちは、お互いが心を読まれることを拒否した」
美琴「…」
当麻「自分が嫌なことを、人にしてはいけません」
美琴「……はぁ」
当麻「わかってくれたか」
美琴「わかったわ…」
当麻「うむ。素直でよろしい」
美琴「…じゃ、やることもなくなったし」
美琴「晩御飯でも食べましょうか」
当麻「!」
895 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 18:07:02.47 ID:cXS/XHEz0
美琴「えーっと、上条さんは今日の晩ご飯、何が食べたいんだっけ?」
当麻「お…俺、ハ・・・」
美琴「…手を握って、確かめてもいいかしら?」
当麻「…っ!……っ!」
美琴「今日のオ・カ・ズ」
美琴「何が食べたい?」
当麻「いっ…」
美琴「…い?」
当麻「行きましょう……一方通行のところへ……」
美琴「あらまあ!」
美琴「思い直してくれたのね、嬉しいっ!帰ってきたら、晩ご飯、大盤振る舞いしてあげる!」
当麻「大盤振る舞い……」
美琴「……それじゃ、行きましょうか」
当麻「…はい」
900 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 18:14:49.05 ID:cXS/XHEz0
当麻「…で、出てきたはいいけど」
美琴「うーん…一方通行ってどこに住んでるのかしら」
当麻「さあ…」
美琴「こういうときはタウンページで…」
御坂妹「…ニャー」
当麻「あ、御坂妹」
美琴「ん?アイツあんなとこで座り込んで何して……そうだ!」
当麻「どうした」
美琴「ミサカネットワークで探してもらいましょう!」
当麻「…タウンページは?」
美琴「今思えば私一方通行の本名知らなかったわ!」
当麻「…そっか」
904 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 18:23:44.88 ID:cXS/XHEz0
当麻「おーい!」
御坂妹「………あ」
当麻「よう、こんなとこに座り込んで何してんだ?」
御坂妹「まずは挨拶、とミサカはこんばんはの礼をします」ペコリ
当麻「こんばんは」ペコリ
美琴「アンタこんなとこに座り込んで何してるの?」
御坂妹「………猫の国に」
当麻「…猫の」
美琴「国…?」
909 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 18:32:08.48 ID:cXS/XHEz0
猫「ニ゛ャー」
御坂妹「……このデブネコが猫の国に連れて行ってくれる、とミサカは期待に胸踊らせています」
当麻「…たしかにデカいな…」
美琴「っていうか猫の国って何よ…」
御坂妹「ニャーニャー…」
当麻「相変わらず何考えてんだかわからない奴だな……」
当麻「…ちょっと覗かせてもらうぜ」
ガシッ
美琴「あっ」
御坂妹「……いきなり手を握られると少し照れます、とミサカは少し動揺しながら手を握り返します」
御坂妹(……お姉さまの前で……フフ…)
当麻「…」
美琴「…どう?コイツ何考えてた?」
当麻「…いや、なんでもなかったよ」
910 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 18:41:14.71 ID:cXS/XHEz0
御坂妹(…猫の国に行ったら)
御坂妹(ううん、まずはマタタビを用意してから…)
御坂妹(私も猫になって…猫たちと一緒に…)
御坂妹(ネコじゃらしで…ニャー…ニャー…)
当麻「……可愛いな」ボソッ
美琴「ああ!?」
ガッ
当麻「痛っ!」
御坂妹「…」
美琴「いつまで手握ってんのよ!さっさと用件済ませるわよ!」
当麻「…なんだよいきなり…」
御坂妹「……嫉妬ですね?とミサカはお姉さまに心地よい優越感を感じながら聞いてみます」
美琴「…イラッ」パリッ パリパリッ
当麻「やば…っなあ、御坂妹、ちょっと聞きたいことがあるんだが!」
御坂妹「…?なんでしょう、とミサカは手を握ってくれたお礼に何でも答えるつもりで言ってみます」
当麻「あの、実はさ…」
912 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 18:52:32.78 ID:cXS/XHEz0
御坂妹「……」
当麻「…どうだ、わかるか?」
御坂妹「一方通行……」
当麻(な、なあ、御坂妹に一方通行の話するのって…)ヒソヒソ
美琴(…ちょっと酷だったかも…)ヒソヒソ
御坂妹「一方通行は…」
当麻「む、無理しなくていいんだ、悪かった、変なこと聞いちまって」
御坂妹「打ち止めと一緒にあそこにいますが、とミサカは対象に指をさして答えます」
当麻「え?」
美琴「え?」
一方通行「今日の晩飯何食う?」
打ち止め「いつものハンバーグがいい!ってミサカはミサカは即答してみたり!」
当麻「いたよ…」
美琴「いたわね…」
913 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 19:01:11.82 ID:cXS/XHEz0
……
美琴「おーい、一方通行ー!」
一方「…あァ?」
美琴「やっほっ、元気してた?」
一方「…」
美琴「無視しないでよ」
一方「…なンだよ」
美琴「あのさ、ちょっと頼みがあるんだけどっ!」
一方「…だからなンだよ」
美琴「ちょっとコイツ(上条当麻)と、手、繋いでくれない?」
一方「……」
一方「……BLか?そういうのはコイツ(打ち止め)の前では…」
美琴「ちょっとだけでいいからっ、お願いっ!」
一方「……」
916 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 19:09:10.95 ID:9/q2EdAFO
手を繋ぐ=BLの一方さんっていったい
917 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 19:11:35.48 ID:UJAyzv2w0
初春さんが喜びそうですね
920 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 19:14:08.03 ID:cXS/XHEz0
一方「断る」
当麻「よし」
美琴「……どうしても駄目?」
一方「駄目だ」
美琴「ふーん……そう……じゃあ手を握らざるを得ない状況ならどうかしらっ!」バッ
打ち止め「うわあ!捕まった!ってミサカはミサカは人質に取られちゃったり!」
一方「なっ…!?てめェ…!」
美琴「ふふ…!さあどうする…?そいつと手を握ればこの子は解放してあげるわ…」
922 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 19:26:50.40 ID:cXS/XHEz0
一方「…はっ!そんなチビがどうなろうと俺の知ったこっちゃねェ」
打ち止め「…そんなあ…」シュン
一方「…」
美琴「…はぁ。わかったわ。それじゃこの子は連れて帰るから」
一方「…っ」
美琴「なに、やっぱり返してほしい?」
一方「…いらねェよ、ンな奴ァ」
美琴「…そ。じゃ、帰ってこの子で遊ぶとしますか。私そっくりのこの子なら黒子も喜ぶでしょ」スタスタ
一方「……待てよ」
美琴「ん?何?まだ何か用?」
一方「コイツの手を握りゃあいいンだろ。やってやるよ。だからそいつを離しやがれ」
打ち止め「!」
美琴「へえ、案外優しいじゃない」
一方(…GLも教育に悪ィからな…しかたねェ)
924 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 19:34:43.84 ID:cXS/XHEz0
当麻「…絶対に能力使うなよ。いいか、絶対にだ」スッ
一方「効かねェじゃねえかよ…てめえには」スッ
ガシッ
美琴「やった!」
打ち止め「ねえ、なんで二人の手を繋がせるの?ってミサカはミサカは当たり前の疑問をぶつけてみる」
美琴「ああ、あのツンツン頭の奴はね、手を握った相手の心が読めるのよ」
一方「なンだと!?」
美琴「おっと!駄目よ、手を離しちゃ。離したらこの子は黒子に汚されることになるから」
一方「ぐっ…!」
当麻「…悪いな…。なんていうかさ…」
当麻「オマエ本当についてねーよな」
925 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 19:38:01.16 ID:0y/OyPlu0
黒子・・・w
928 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 19:43:39.19 ID:cXS/XHEz0
美琴「それじゃあ、一方通行の心の底からの本音を引きずり出してみましょうか!」
美琴「質問その1!」
一方「…っ」
美琴「好きな食べ物は?」
一方(……)
当麻(しょうもねえ……)
一方「…缶コーヒーだよ」
一方(…チビと一緒に食べるハンバーグ)
当麻「ブフォッ!!?」
929 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 19:45:34.14 ID:uZvFubLc0
一方さんww
930 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 19:45:51.52 ID:PfVvuK180
これは・・・
935 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 19:52:06.42 ID:cXS/XHEz0
一方「あァ!?きったねェな!!」
美琴「!?何!?心の中で何て答えたのコイツ!?」
一方「いっ…言ったら殺す!」
美琴「駄目よ。能力使った瞬間黒子呼ぶから」
一方「…っ!」
当麻「…チビと」
打ち止め「!」
一方「てっ、てめェ!」
当麻「チビと一緒に食べる…ハンバーグ」
美琴「ブフォッ!!?」
打ち止め「はあああ…!」パァァァ
一方「っ!?」
一方(本当に心を読みやがった!?)
当麻「能力使うなよ。マジで。あの子のためにもさ」
936 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 19:55:16.93 ID:CRKThGJx0
悪魔かお前らwww
937 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 19:56:31.05 ID:ovHNSSuxO
一方さん…(;∀;)
939 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 20:02:14.66 ID:8nboMj5w0
公開処刑すぎるwwwwwwwww
940 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 20:04:49.37 ID:cXS/XHEz0
美琴「あっはっはっはっは!!!!!ひーーーー!!!」ゲラゲラ!
一方「ッ…!」
打ち止め「本当に…?本当ならすっごく嬉しいって、ミサカはミサカは今すぐ抱きつきたいのに…!」
一方「っ…本当なワケねェだろうが!何言ってやがる」
一方(あの女がいるせいで抱きついてこれねェのか…)
当麻「……一方通行、お前」
一方「うるせェ!勝手に人の心読んでんじゃねェ!!」
一方(殺す!!)
当麻「ひっ…!!み、御坂さんっ!!」
美琴「あー、もしもし黒子?あのさー、今から言うところに大至急…」
一方「わかったよ!!能力を使わなきゃいいんだろォ…!」
美琴「よし。」
当麻「…ホッ」
一方「くそがッ…!」
941 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 20:07:18.69 ID:s10Y2uV90
これが学園都市最強のロリコンッ・・・・・・!!
951 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 20:18:09.92 ID:cXS/XHEz0
美琴「ヤバい…お腹いたい…!!」プルプル
打ち止め「~♪」ウキウキ
一方「…っ」
一方(どうにかしてあの女からチビを取り返さねェと…)
当麻「……がんばれよ」ボソッ
一方「あァ?」
当麻「なんでもない。俺も早く帰りたいからがんばれよ」
一方「…」
美琴「はぁー、笑った。爆笑しちゃった…」
美琴「さて、気を取り直してまだまだいくわよ!」
美琴「第二問!」
一方「…っ!」
美琴「妹達のこと、どう思ってる?」
一方「…!」
当麻「…好きな人とか聞かねえの?」
955 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 20:32:55.04 ID:cXS/XHEz0
一方「……」
一方「……シスターズには」
打ち止め「う……」フラ…
ドサッ・・・
美琴「…え?」
一方「おい!!」バシッ ダッ
当麻「…」
一方「おい、どうした!!」
打ち止め「……あんまり嬉しくて…立っていられなくなっちゃったって…ミサカはミサカは…」
一方「もう喋ンな!!病院いくぞ!!」グッ
打ち止め「あっ……お姫様だっこなんて初めてかも…ってミサカはミサカはちょっと恥ずかしい…」
一方「喋ンなっつってんだろ!!邪魔だ、どけェ!!」
ダッダッダッダ…
当麻「…」
美琴「…」
968 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 20:44:45.38 ID:cXS/XHEz0
美琴「…」
当麻「…」
美琴「…目的もなくなったし」
美琴「…帰ろっか」
当麻「…ああ」
美琴「…あ、今日の晩ご飯どうしよっか?せっかくだし外で食べてく?」
当麻「…ハンバーグがいいな」
美琴「…!」
美琴「……そうね、たまには外食でも」
当麻「デザートは、帰ってからにしよう」
美琴「……馬鹿っ///」
とある左手と双方通行
完
969 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 20:45:48.69 ID:1Dp7ldjk0
うわあああああああああああああああああああああああ
おわったああああああああああああああああああああああ
でも最後がなんか良かったwww
970 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 20:47:39.46 ID:Tf5LNEZ7O
>>1乙!楽しかった!
972 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 20:48:08.82 ID:UJAyzv2w0
乙
最後ニヤニヤした
973 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 20:48:22.49 ID:axhnBujnO
乙乙
988 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 21:21:26.79 ID:cXS/XHEz0
一方通行「おい、コイツは大丈夫なのか!」
冥土返し「……」
一方通行「お、おい…!」
冥土返し「この子が犯されている病気……病名は…」
冥土返し「アイジョウブソク」
一方通行「なンだァ…そりゃ…?」
冥土返し「もっと話しかけたり、笑ってあげると、すぐに元気になるだろう」
一方通行「…そうかい。アンタが言うなら、そうなンだろうな」
冥土返し「ふふ。それでは、失礼するよ」
ガチャ・・・ バタン
打ち止め「…えへへ…」
一方通行「…ったく…今日は散々だった…」
打ち止め「…はい」スッ
一方通行「あァ…?」
990 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 21:32:48.74 ID:cXS/XHEz0
打ち止め「手を握って以心伝心!ってミサカはミサカは今日の出来事を振り返ってみる」
一方通行「はっ、握らねェよ、オマエの手なンざ」
打ち止め「どうして?今なら以心伝心できるかも!ってミサカはミサカは一人で手をニギニギしてみる」ニギニギ
一方通行「…」
打ち止め「…」ニギニギ
一方通行「…」
打ち止め「…」ニギニギ
一方通行「…手を握らなくても」
打ち止め「…?」
一方通行「…以心伝心できるかもなァ。今日に限っては」
打ち止め「!」パァァァ
キュッ
一方通行「あァ?だから握らなくていいって…」
打ち止め「…あれれ?以心伝心できてない?ってミサカはミサカはさっそく疑ってみる」
991 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 21:38:56.54 ID:cXS/XHEz0
一方通行「……ったく…本当に」
一方通行「今日はツイてねェ」
ギュッ…
おまけ ~fin~
994 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 21:40:33.63 ID:Bw/TIPn8O
乙です
マジでよかった
995 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 21:42:02.36 ID:otaFKUw+0
乙
1000 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/12/17(木) 21:45:22.03 ID:fsishRSM0
_ハ,_yv-∧/} -――- _ /: / : : / : : : ヽ:\ヾ、:\: : : : : : >
{\∠ >┘ o└r'^V⌒)/.:.::.::.::.::.::.::..:.::.::.::.`丶/: / : : : |: : :| : :│i小、\: ヽ: : :\\
く(⌒V⌒)<人_>v< >::.::./.:.::.::.::.::.::.::.:⌒∨|: : :i: :|: : :| : : j∧i:_| `V^\ : ∨:\ーァァ=-、
乙(_ O 人__〈_人__x< `⌒>V.:./.::.::.::.::.::.::}.:.::ヽ:ヘ|: : :i:八 : :i: : //j斗-、 }: : \__∨/ >―yヘ、
∧ (V厂:∨::::/:::::/:::::∨勹 )゚ ∨.::./::.::.::.::.:| :.::.::';ハ: : l:⌒\|∨ 弋沁 ′_>v'´ ̄: : : : :`丶/⌒}_/ >
///::V/:::/::::/|::::/|:::::i::|∨:\人∧>メ::.::/.:: /|::.::.i::.}:: | : ⅣYr芯 ¨´/: : :〃: : : : : :く⌒\{ /: : :`ヽ/
<::::::::i:::::厶::L 土|-」 |:::::i::|:::::::::〈__ レ仏イ.::.:;'.::.:/=ト/::|.::|:: |\小ゝ)沙 , /: : : : :⌒\ : : : : 〉 入 :`ヽ: : : \
/ :: /|::::::|fア示ミ \|人:::/::/:::::V'::}ヾV/厶‐くⅣ ;'::.:|\ヽハ /⌒7 : : : : : : : : : \: :{__/ ∧: : :\: : :
厶イ.八::从弋)ソ =ミ\/::/:::::::ノ-'' r'::リ ル /::.i::| V| : ゝ { /´ /: : : ムヘ: : : : : ヽ: : :ん-{_入: : : : \
. 八{. ` r尓ハ ∨::::// , ヽン厶イ ::.:i::| | : {:.: :{>イ: : ' : {: :{ `\: : : ∧ : 从: :ノ : \: : : : :\
_厶::::ハ ' ヾ)ンノ/:::::乂 、 ∧::.::.::i::| |: ∧: :∨:.|: : i: 八: : 、 ∨/匕∨ ∨⌒ヽノ\_: : : :
_∠...∧ f^ 、 厶イ::(丶 ー' .::.::.!\/:/ ∨ 〉∨: :|: 八: : ヽ:ィ\ 弋芯^ }∧: : :ヽ>‐
:::::::::::「 ー イ::.ヽ∧:ゝ > _. <|::.::.i::.|: ∨ {__{: : :Ⅵ: :ヽ: : Yf示 `¨´ rヘ ゙̄ヽ: : : :
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この記事へのコメント
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名前: 通常のナナシ #-: 2009/12/24(木) 14:39: :edit不幸だー
-
名前: 通常のナナシ #-: 2009/12/24(木) 14:49: :editやはり今年もイヴ更新来たか
待ってたぜ -
名前: GOG団 #-: 2009/12/24(木) 15:02: :editそれよりバトル虎イアル
-
名前: 通常のナナシ #-: 2009/12/24(木) 17:13: :edit打ち止めかわゆすなぁ
-
名前: J.J #-: 2009/12/24(木) 17:13: :editくMERI-KURISUMASU>
-
名前: 田村くん #-: 2009/12/24(木) 17:21: :editいいですね
-
名前: 通常のナナシ #-: 2009/12/24(木) 17:28: :editアクセロリータさんに死角はなかった
-
名前: 通常のナナシ #-: 2009/12/24(木) 17:50: :editニヤニヤしながら見てしまった
クリスマスなのに悔しい -
名前: 通常のナナシ #-: 2009/12/24(木) 17:57: :edit9リスマス
-
名前: #-: 2009/12/24(木) 18:18: :edit素晴らしい…
-
名前: 通常のナナシ #-: 2009/12/24(木) 18:25: :editさすがは学園都市最強のロリコンw
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名前: 通常のナナシ #-: 2009/12/24(木) 19:48: :edit伸びるSSってこういう和むのだよな...
伸びないSS書きとして本当に羨ましい
とくに
「チビと一緒に食べるハンバーグ」
の和みっぷりは異常
これはレスせざるをえない -
名前: 通常のナナシ #-: 2009/12/24(木) 20:08: :editアクセロリータさんまじパネェっすwww
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名前: 通常のナナシ #SFo5/nok: 2009/12/24(木) 20:57: :editアクセロリータの名は伊達じゃなかった…。
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名前: 通常のナナシ #-: 2009/12/24(木) 21:09: :editかわいすぎる
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名前: 通常のナナシ #-: 2009/12/24(木) 21:37: :editその1で吹いて
その2で萌えた -
名前: 通常のナナシ #-: 2009/12/24(木) 22:27: :editとあるのSSが増えてミサカはミサカははしゃいでみたり
-
名前: 通常のナナシ #-: 2009/12/24(木) 23:00: :edit一方さんかわえー
-
名前: 通常のナナシ #-: 2009/12/24(木) 23:30: :edit一回しかとある~を見たことないから
一方通行とか打ち止めの読み方がわからないと
俺は俺はひとりごちてみたり!! -
名前: 通常のナナシ #-: 2009/12/24(木) 23:47: :editアクセラレータとラストオーダーだけど
「いっぽうつうこう」と「うちどめ」って読んでる -
名前: 通常のナナシ #-: 2009/12/25(金) 00:01: :editアクセラレータは「いっぽうさん」
ラストオーダーは「うーちゃん」―――…自分の中でどうしてそうなったか解らない。/(^o^)\
というか、「チビと一緒に食べるハンバーグ」の破壊力は異常。なにあの可愛い奴ら。 -
名前: 通常のナナシ #-: 2009/12/25(金) 00:12: :editイヴにいいもの見れたぜ
あともう2,3作溜まったら、禁書のカテゴリーを作ってほしいな -
名前: 通常のナナシ #-: 2009/12/25(金) 02:59: :edit最近ビリデレ見ると元気出るようになった
何の能力かな?これ -
名前: 通常のナナシ #-: 2009/12/25(金) 13:41: :edit今日がクリスマスってことを忘れていました
-
名前: 七氏の巌窟王 #-: 2009/12/25(金) 16:40: :editすっばらしいいいいいいいいいいいい
ニヤニヤがとまらんぜよ
作者&ぷん太に感謝を
>>1000もイイネ! -
名前: 名無すZ #-: 2009/12/25(金) 17:58: :edit不幸なのはわかったけど楽しそうに「不幸だー」って言われてもただイライラする
レールガンはおもしろいですはい -
名前: 通常のナナシ #-: 2010/10/12(火) 21:09: :edit筒井康隆ァァァァァァ最高ォォォォ

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 黒猫 白猫Ver.