長門「朝倉涼子を孕ませてほしい……」その3

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2009/11/15(日)
7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/31(土) 18:40:37.51 ID:TZkzA673O

その3です。


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/31(土) 18:40:37.51 ID:TZkzA673O
………

……



二人は、真っ白な空間を並んで歩いていた。

鶴屋「いやー。瞬間移動だなんて、本当に便利な能力だねぽんじっち!
そろそろ髪が金色になったり、手のひらから気功波も出せるようになるんじゃないかなっ!?」

藤原「ふん、九曜の能力を利用しているだけだ。この空間もな」

鶴屋「まるでそのまんま精神と時の部屋っ!だけど居るのはドクターゲロみたいなっ!?」

藤原「精神……ドクターゲロ……なんだそれは?」

鶴屋「ぽんじっちは男の子なのにDBを知らないのかいっ!?」


藤原「何故そんなに驚く」

鶴屋「遥か未来でも、愛読されていると信じていたにょろ……これは、鶴屋家が全力で後世に残す努力をしなければいけないにょろ」

藤原「さっきから何が言いたいんだ君は……」

鶴屋「うーん……くーたんの力を利用しても、やっぱりお仲間達には敵わないのかい?」

藤原「ふん、無駄な労力をなるべく避けたいだけさ……だから存在しないはずの朝倉涼子を利用する」





13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/31(土) 18:49:53.43 ID:TZkzA673O


鶴屋「りょこにゃんを利用して終わったら、どうするつもりにょろ?」

藤原「ふっくっく……勿論、僕の物にするのさ」

鶴屋「にゃはは♪谷口かわいそ、かわいそなのですっ!」

藤原「…………にぱー……」

鶴屋「……何でDB知らなくて、それを知ってるっさ!?」

藤原「……ふん、別にどうだって良いだろう」

藤原は、小さな建造物の前に立ち止まって扉に手をかけた。

二人が向かっていたのは、この小さな研究施設。
真っ白な空間には、まるで四角い箱のようなこの小さな研究施設しか存在していない。

藤原「それではようこそ、次期鶴屋家当主殿。僕の研究施設へ──」

藤原は、少し演技じみた動作と歪な笑みを浮かべて扉を開いた。





16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/31(土) 18:53:23.50 ID:TZkzA673O


研究施設の奥へと二人は進んでいく。

鶴屋「いつもながら、凄い設備だねーぽんじっち」

藤原「ふん、涼宮ハルヒの能力を完全に解析するには、これでも足りないぐらいだ」

鶴屋「谷口やりょこにゃんにしてた話も、半分は本当だもんね」

藤原「半分はな……ふっくっく、ここで涼宮ハルヒの肉体と能力を一時的に凍結。そして……」

鶴屋「僕は新世界の神となるっ!?」

藤原「……何だそれは」

鶴屋「……ぽんじっちはジャンプ系に疎いにょろ……ハルにゃんの力を手に入れるんなら、それと似たようなもんっさ」

藤原「ふん……そう解釈しても構わん……僕が望んでいるのは、神とはまた違うのだがな……」

そう呟きながら、藤原は研究施設の一番奥にある部屋の扉を開く。



大きな匣

その部屋には、三つの大きな匣が均等に並べられていた。

匣の中には、それぞれ三人の四肢の無い少女がぴっつりと入っている。




17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/31(土) 19:01:32.98 ID:TZkzA673O


鶴屋「やっほーいっ♪
ささにゃん、くーたん、きょこたん、みんな元気にしてたかなっ!?」

佐々木「殺して……はやく殺して……」

鶴屋「ささにゃんはいっつもこれしか言わないねー。ま、それはそれで良いんだけどさっ!」

佐々木「はやく……殺して……殺して……」

鶴屋「……にゃはっ♪ささにゃん、良い事教えてあげるにょろ。この前えっちいな事しながら、写真やビデオ撮ったの覚えてるかなっ?」

佐々木「お願い……はやく私を殺して……」

鶴屋「……あれ、全部キョン君に見せちゃったにょろ」

佐々木「いっ……いやあああああああああああああああああっ!?
もう殺してっ!?殺してぇっ!?うああっ!?
お願いいっ!!お願いだから誰かはやく私を殺してえええぇぇっ!!」

鶴屋「あっはっはっ!冗談にょろっ!
びっくりさせちゃったねぇ!?ごめんねぇ、ささにゃんっ!」

佐々木「ああっ、あっ……ううっ……うああっ……」

鶴屋「あーあ、ささにゃん泣いちゃったにょろ。にゃはは♪」




18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/31(土) 19:10:32.88 ID:TZkzA673O


鶴屋「くーたんは元気かな?」

九曜「元──気──」

鶴屋「うんうん。くーたんが一番聞き分けが良いっさ!」

藤原「ふっくっく、洗脳状態にあるからな」

鶴屋「……そこの短針銃かい?」

藤原「……驚いたな。何故君がそれを知っている?」

鶴屋「にゃはは♪かまをかけただけにょろ。まぁ直感的にそう思っただけっさ!」

藤原「ふん……成る程、確かに鶴屋家の一族は代々鋭い直感力に長けていたな……それは一種の予知能力と言っても過言では無い」

鶴屋「で、どう使うのかなっ?」

藤原「禁、則」

鶴屋「けちけちさんだねーぽんじっちは」

九曜「けち──けち──さん──?」




19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/31(土) 19:13:13.64 ID:TZkzA673O


藤原「知ったところで、君がこれを使う事は無いだろう?ならば無意味だ」

鶴屋「そんなのわかんないっさ?何故なら、試すのはくーたんに決めたにょろ。
今夜はくーたんに思いっきり試すから、もしそれで洗脳が解けたりでもしたらどうするんだいっ?」

藤原「ふっくっく、今日も九曜か。君は本当に九曜が好きなんだな」

鶴屋「しょうがないっさ!ささにゃんはあんなんだし、きょこたんは……」


橘「……はやく……はやくぅ……」





24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/31(土) 19:25:22.27 ID:TZkzA673O


藤原「ふっくっく、どうした橘京子?」

橘「はやく……はやくおちんぽくださいなのですっ!?
藤原くんのおちんぽはやくぅ!?」

鶴屋「ぽんじっちに、ぞっこんにょろ」

橘「ああっ!?はやくぅ!?ずっと我慢してたのですっ!
京子はいっぱい我慢してたのですっ!でも、もうらめえっ!?
ほしいのっ!?ふじわらくんのおちんぽほしいのぉ!?」

藤原「どこに欲しいんだ橘京子?」


橘「おまんこぉ!きょうこのおまんこにっ!
きょうこのいやしいおまんこにひぃっ!?
くださいっ!くださいなのれすっ!?ふじわらくんのおちんぽぉ!
はやくきょうこのいやしいおまんこにくらひゃいなのれすぅっ!!」

鶴屋「きょこたん、おちんぽなら私にもあるにょろよ?」

橘「ふああっ!?」





25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/31(土) 19:29:41.95 ID:TZkzA673O

藤原「……おい」

鶴屋「いやんっ!?恥ずかしいにょろっ!?あんまり見ないでぽんじっち!?」

藤原「見せ付けるようにしておいて、何を言っているんだ君は……」

橘「あっ……ああっ……おちんぽ……鶴屋さんにもおちんぽがっ!?」

鶴屋「にゃはっ♪きょこたん、どうにょろ?」




26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/31(土) 19:31:13.34 ID:TZkzA673O

橘「きょ、きょうこのいやしいおまんこはふじわらくんせんようなのれすぅ。
れも、れもこんなおっきなちゅるやおちんぽぉ……」

橘京子は、チラリと藤原を見た。

藤原「ふっくっく、橘京子。僕の事は気にしなくて良いぞ」

橘「……りょ」

鶴屋「りょ?」

橘「りょうほうっ!りょうほうくらひゃいなのれすっ!?
ふじわらくんのおちんぽはおまんこにぃ!ちゅるやにゃんのおっきいおちんぽはおしりにはめてぇ!?しょうれす!これがいちばんらのれひゅっ!?
ふたりできょうこをいじゅめりゅりょれしゅぅ!?きょこのぉ!きょこのおまむことおひりをふらりれおきゅまれいじゅめれくらひゃいらろれひゅぅ!?」

鶴屋「欲張りさんだねーきょこたんは」

九曜「欲──張り──さん──?」

藤原「ふん、どうするのだ?僕は構わないが……」

鶴屋「うーん、やっぱり最初はくーたんにょろ!
筆下ろしが宇宙からの使者なんて、一度しか体験出来ないっさ!」

橘「ひあうあっ!?じゃあっ!じゃあちゅぎはわらしらろれひゅ!?しゅおうきゅようのちゅぎはわらしっ!わらひったちばにゃきょこにちゅるやおちんぽぉ!?」




27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/31(土) 19:33:48.11 ID:TZkzA673O
鶴屋「……ぽんじっち、きょこたんに早くしてあげたほうがいいと思うにょろ。さっきから大変な事になってるにょろ」

藤原「ふっくっく、もう暫く我慢させたかっのだが……まぁ頃合いか」

鶴屋「じゃあ、くーたんは私が連れてくにょろ」

藤原「ああ、あちらの寝室を使うがいい」

鶴屋「……あ、思い出したにょろ。それ、教えて欲しいっさ!?」

藤原「……ふん、その可能性は皆無だがな……持っていくがいい。何かあったら、九曜に向かって撃つだけでいい」

鶴屋「さんきゅーぽんじっち!こう見えて、心配性なのさ!
初めてだから安心したいのっ!でも優しく無いみたいなっ!にゃはっ!?」

藤原「ふん……」




28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/31(土) 19:37:25.25 ID:TZkzA673O
………

……



鶴屋「みゃはあっ!?またいっちゃうにょろっ!くーたんっ!?」

九曜「あはっ──あっ──」

鶴屋「でるぅ!?みるくっ!みるくびゅーびゅーでるにょろぉっ!?」

九曜「おちんぽ──みるく──あっ──なかに──」

鶴屋「んみゃあっ!?」

九曜「ひうっ──みゅ──ん──」



鶴屋「はぁ……んっ……結局、一晩中やってしまったにょろ……くーたん、くーたん起きるっさ」

九曜「ふ──みゅ──?」

鶴屋「……そろそろ決行するにょろ」

九曜「──わか──った──」

鶴屋「……にゃはっ♪」




29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/31(土) 19:49:03.83 ID:TZkzA673O
………

……



藤原「……涼宮ハルヒの時空改変能力が、僕の本来の時間平面よりも遥か先の物による産物だと仮定すると……」

コンコンッ

藤原「……開いている。気にせずに入りたまえ」

鶴屋「いやーっ!ついつい一晩中も試しちゃったにょろっ!」

藤原「ふん……僕も先程終えたばかりだ」

橘「んっ……せいしぃ……藤原くんのおちんぽせいしぃ……京子にいっぱぁい……」

鶴屋「それにしても精が出るねーえっちも研究も?にゃはっ♪」

藤原「……九曜を置いたら、少し向こうで休むがいい。暫くしたら送る」

鶴屋「邪魔してごめんねぽんじっち。でも、それ多分間違っているにょろ」




30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/31(土) 19:54:09.83 ID:TZkzA673O


藤原「む……それは君の直感か?」

鶴屋「そうにょろ。何が書いてあるのか、ほとんどわかんないけどさっ!?」

藤原「ふむ……君がそう言うのなら、そうかも知れんな……」

鶴屋「あらら外すのかいっ?眼鏡をかけたぽんじっちも素敵だったのにさっ!?」

藤原「ふん、伊達だよ。気持ちの切り替えに便利だからな」

鶴屋「へぇー、進化したはずの未来人でもそういうもんなのかいっ?」

藤原「ふん、進化したのは道具だけさ。人間はそれほど進化しちゃいない。だからこそ、彼女達は進化の可能性を……いや、この話を君にしても無意味だな」

鶴屋「なんとなくわかるっさ」

藤原「直感力……か。
どうだ?君も朝比奈みくるを手に入れたら、僕の研究に協力してくれないか?」

鶴屋「にょろ?」




31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/31(土) 19:56:55.10 ID:TZkzA673O


藤原「直感や閃きは、この研究に重要な要素だ。君程の直感力があれば」

鶴屋「うーん、良い話なんだけどさっ!丁重に御断りするにょろ」

藤原「……束縛されるのが嫌なのか?そんな事はしないさ。君の好きな時間に」

鶴屋「そう言う事じゃないっさ、ぽんじっち。
確かにこの研究は魅力的っさ。だから私はね……」

藤原「!?」

鶴屋「……奪う事にするよ」


──ケラケラケラケラケラケラケラケラケラケラケラケラ──





35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/31(土) 20:21:42.73 ID:TZkzA673O
九曜「力を──返して──」

周防九曜の黒く長い髪が、藤原にまとわりつく。

藤原「九曜止めろ……ぐうっ……力が……鶴屋、君はっ!?」

鶴屋「ぽんじっちはくーたんを完全に洗脳は出来てなかったにょろ。
にゃははっ♪だからドクターゲロがいるって私は言ったじゃないか?」

藤原「何故……まさか直感力だとでも言うのか……だから君は九曜を……くあっ……」

鶴屋「完全と思われた洗脳に隙間があったからねっ!
ぽんじっちが気付かないように、少しずつ、みつしりと、くーたんにいろいろと詰め込んでおいたにょろ」

藤原「くっ……馬鹿な……?」

鶴屋「探し物はこの短針銃かなっ?
もう一度撃てばなんとかなるかも知れない……ってとこかな?にゃははっ♪」

藤原「ぐうっ……もう力が……殆ど……」

鶴屋「ぽんじっち……せめて苦しまないように、楽に殺してあげるにょろ。
くーたん、殺るにょろ」




41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/31(土) 20:49:07.94 ID:TZkzA673O


藤原「ぐっ……おおっ!?」

ズバッ

九曜「────っ!?」

鶴屋「くーたんの髪を切断する力が残ってたなんてね……でも、もう力は残って無いじゃないかな?」

藤原「…………」

鶴屋「今のぽんじっちは非力な未来人っさ」

藤原「……君の言う通りだ」

藤原はそう呟き、意識が朦朧としている橘京子を抱き上げた。




44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/31(土) 21:23:18.90 ID:TZkzA673O


鶴屋「……にゃはっ♪一番のお気に入りを抱いて死ぬつもりかいっ?」

藤原「…………」

鶴屋「それも一つ選択っさ。でも心配する事ないにょろ。
ぽんじっちが死んだら、きょこたんは私がたーっぷり愛してあげるっさ」

藤原「……ふっくっく」

鶴屋「!?」




48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/31(土) 22:23:47.66 ID:TZkzA673O


藤原「非力な未来人……確かにそうだ」

鶴屋「……くーたん、さっさと」

藤原「直感力……大した物だ……これから僕がする事もわかるのだろうな」

鶴屋「くーたんっ!」

九曜「──橘京子は──どうするの──?」

藤原「ふっくっく、九曜は特化し過ぎているのさ。正常な状態でも不安定だ。応用が効かない。付け入る隙は幾らでもある……禁則を破らせてもらうぞ」

鶴屋「くーたん!?もう二人一緒に」

藤原「ふん、もう遅い。僕からすれば過去だが、君達からすれば未来だ……追ってこれるかな?」




58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/31(土) 23:38:53.37 ID:TZkzA673O


鶴屋「くーたんっ!?ぽんじっちを早く止めるっさっ!?」

九曜「──了──解──」

藤原「ぐうっ!?」



バシュッ



鶴屋「あ……消え……」

藤原と橘京子は、時間を越えて姿を消した。

九曜「大丈──夫──」

鶴屋「くーたん?」

九曜「72時間後──光陽園駅前公園──それが──移動先──」

鶴屋「……三日後だね」

九曜「彼の──肉体の──停止は──成功──」

鶴屋「……つまりどうなるにょろ?」




59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/31(土) 23:39:48.90 ID:4MewalCAO
おお!つながった!




61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/31(土) 23:52:39.08 ID:TZkzA673O


九曜「──今から──71時間──58分47秒後──」

鶴屋「そこまで細かなくてもいいにょろ」

九曜「活動を──停止した──彼と──橘京子は──光陽園駅前公園に──」

鶴屋「……きょこたんは生きているんだねっ!?」 

九曜「最終的に──貴女が──命じた──のは」

鶴屋「くーたん、つまり三日後の光陽園駅前で死んだぽんじっちときょこたんが時空を越えて現れるんだねっ!?」

九曜「そう────」

鶴屋「三日後……にゃはっ♪くーたん、良くやったにょろ」

九曜「おり──こう──さん──?」

鶴屋「うんうん。くーたんはおりこうさんっさ!」

九曜「──ご褒──美──ちょう──だい──」

鶴屋「……にゃはっ♪くーたん、しっかりくわえるにょろ」

九曜「んっ──む──」




65 : ◆HLR2b16n72 :2009/11/01(日) 00:11:03.42 ID:rQorNUuvO


鶴屋「んみゃっ……くーたん、もっと舌をつかうっさ……」

九曜「んっ──んくっ──」

鶴屋「あんんっ!?くーたんは、本当におりこうさんだねっ!ささにゃんもそう思うにょろ?」

佐々木「…………」

鶴屋「ささにゃんは、本当は解っているんでしょ?私の気持ちをさっ?」

佐々木「……もう……考えくない……だから殺して……私を殺して……」

鶴屋「だーめだよ、ささにゃんっ?次はきょこたんの予定だったけど、ぽんじっちが禁則を破るなんて考えてなかったからね。
だから、くーたんにご褒美あげたら……次はささにゃんだねっ!?三日もあるしねぇ!?」

佐々木「うっ……ああっ……誰か……お願い……私を殺して……早く私を殺して……」

鶴屋「にゃはっ♪にゃはにゃははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははっっ♪♪♪」




66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 00:14:56.36 ID:jFTc+4orO
つ、鶴屋さんが…




67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 00:16:32.04 ID:rQorNUuvO
また 少し 休憩 マジでごめん七部おしまいみたいな




92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 06:59:07.09 ID:rQorNUuvO
………

……



夜。光陽園駅前公園。

普段人気の無いこの公園のベンチの上で、一人の男性が少女を抱き締めて座っていた。

四肢の無い少女を抱き締めて座っていた。

藤原「うぐっ……無理……だったか……」

橘「んっ……藤原……くん……?」

藤原「橘……京子……僕は……もう……」

橘「え……?」

藤原「今まで……すまなかった……僕は……本当は……君を……」

橘「藤……原……く……」


──ケラケラケラケラケラケラケラケラケラケラ──




93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 07:00:08.10 ID:rQorNUuvO


九曜「橘──京子──貴女を──迎えに──」

橘「何が……何があったのですか……どうして……藤原君が……いやっ!?いやよぉ!?」

九曜「────?」

橘「藤原君……うっ……うああっ……」

九曜「何が──悲しい──の──?」

橘「お願い九曜さんっ!?藤原君を生き返らせてっ!?九曜さんなら出来るでしょう!?お願いっ……お願いよぉ!!」

九曜「それは──出来ない──彼女は──活動──停止を──私に──」

橘「お願い……お願いよぉ……」





94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 07:03:15.03 ID:rQorNUuvO


九曜「どうして──泣くの──?」

橘「うあっ……ああっ……」

九曜「どう──して──?」

橘「……藤原君……京子も……京子も一緒に……」

九曜「────?」




ブツッ







95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 07:05:46.96 ID:rQorNUuvO


橘「ふっ……ぐっ……っ!」

九曜「橘──京子──どうして──どう──して──」

橘「ぎっ……うっ……」

既に冷たくなっている藤原の腕の中。橘京子は自ら噛みきった舌と大量の血液で気管が閉塞された。橘京子は、その苦しみに身体中を震わせて堪えていた。

九曜「──このまま──だと──駄目──気道──」

『……お願い……お願いなのです……このまま……逝かせて……』

九曜「────?」




96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 07:07:30.40 ID:rQorNUuvO


『藤原君が……生き返る事が出来ないなら……私も……橘京子も……一緒に逝かせて欲しいのです……』

九曜「どうして──どう──して──理解──不能── 」

『私は……橘京子は……藤原君を……藤原君を本当に……愛していたのです……』

九曜「愛──あ──い──?」

『互いに……口には出さなかった……屈折した愛……けど……それでも……私は……私達は……』




98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 07:15:33.73 ID:rQorNUuvO


九曜「わから──ない──どう──して──」

『藤原君……京子は……橘京子は……今逝きますのです……どこまでも……一緒……に……愛し…………』












九曜「わから──ない──あ──い──愛──どうして──愛し──愛──死──理解──不能──どう──して──……」




102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 07:32:49.44 ID:rQorNUuvO
………

……



九曜「────……」

鶴屋「あっ!おかえりくーたん!遅かったねー?
あ、これ私に似合ってるかなっ?死んだぽんじっちの眼鏡なんだけどさっ!にゃははっ♪」

九曜「わから──ない──」

鶴屋「うーん、くーたんには眼鏡っ娘属性は無しかい?ってあれ?きょこたんは?」

九曜「──活動──停止──」

鶴屋「んにゃっ……あー、もしかして舌を噛んで自殺でもしたのかい?」

九曜「そう────」

鶴屋「ぽんじっちに、ぞっこんらぶだったからねーきょこたん。
あーあ……こんな事なら、もっと遊んであげたら良かったにょろ」

鶴屋「それにしても良く出来たねーきょこたん。舌を噛みきるなんて、実際はただの窒息死なのにさっ。相当苦しんで死んだんじゃないかなっ?」

九曜「──最期は──笑って──」




111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 09:32:40.55 ID:rQorNUuvO
鶴屋「くっはーっ!?最期は笑ってぇ!?にゃはっにゃはははははっ♪
本当に愛してたんだねぇ?にゃははははははっ♪」

九曜「愛して──た──?」

鶴屋「らぶだねっ!らぶっ!にゃはっ♪
きょこたんはぽんじっちを愛していたからねー。勿論、ぽんじっちもねっ!」

九曜「ら──ぶ──?」

鶴屋「ん?どうしたんだいくーたん?」




113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 09:44:52.36 ID:rQorNUuvO


九曜「私には──わから──ない──」

鶴屋「んー?なにがわからないのさ、くーたん」

九曜「愛──らぶ──橘──京子は──どう──して──」

鶴屋「くーたんは愛を知りたいのかいっ?だったら私がベッドの上で、いっぱい教えてあげるっさ!」

九曜「──それは──違う──私が──理解──不能──なのは──」

鶴屋「んー、ようするに、本気で愛するって事が知りたいのかな?くーたんはさっ」

九曜「愛する──愛す──あいす──アイス──あ──い──す──?」

鶴屋「くーたんは、愛したい人はいないのかなっ?」

九曜「────……?」

鶴屋「じゃあ質問を変えるにょろ。
一番、えっちいな事をしたいのは誰かなっ?」

九曜「────……」

鶴屋「にゃ?」

九曜「──長門──有希──」




115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 09:57:52.74 ID:rQorNUuvO


鶴屋「ゆきっこ!?意っ外だねーっ!キョン君かと思ったのにさっ!?」

九曜「──貴女は──いるの──?」

鶴屋「もちろんさっ!私はみくるを愛してるからねっ!
そんな事より、ねえねえくーたん?なんで、一番えっちいな事したいのはゆきっこなんだい?」

九曜「──どちらの──技術が──勝っているのか──確認──したい──」

鶴屋「……えっちいな技術で勝負って事かい?」

九曜「そう────」

鶴屋「……うんうん。くーたんはゆきっこと勝負したいんだねっ♪
どっちが先にイッちゃうかセックス勝負っ!だけど互いに異能宇宙人みたいなっ!?
にゃははっ♪」

九曜「セックス──勝負──?」

鶴屋「これは是非とも生で観戦したいにょろ」




117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 10:11:33.64 ID:rQorNUuvO
鶴屋「うーん、残念だけど、これは愛では無いねくーたん」

九曜「愛──じゃない──……」

鶴屋「でも、そこから生まれる愛もあるのさっ!大抵の愛は時間をかけて作られるもんだからねっ!特にくーたんみたいなタイプはさっ!?」

九曜「生ま──れる──更に──理解──不能──」

鶴屋「くーたんは、自分の愛をゆっくり探すといいっさ!」

九曜「愛──探す──?」

鶴屋「そ。とりあえずさ?ゆきっこをくーたんの物にしちゃえば何かわかるんじゃないかなっ?」

九曜「私の──物に──?」

鶴屋「あっちで二穴にばいぶ突っ込まれてひぃひぃ言ってる、ささにゃんみたいにさぁ?
ゆきっこをさらって、四肢切断して、匣に入れて、たっくさん愛でてあげれば、何かわかるかも知れないねぇ?にゃはっ♪にゃはははははっ♪」




119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 10:29:11.84 ID:rQorNUuvO


九曜「匣──愛でて──わかる──……」

鶴屋「きっとわかるっさっ!
んー、そのために、ささにゃんで練習しておこっかくーたんっ?」

九曜「練習────?」

鶴屋「ゆきっこに試したい事をさっ!私も教えてあげるから、ね?くーたん?」

九曜「了──解──」

鶴屋「よかったねぇ、ささにゃあん?
くーたんがささにゃんで試したいんだってぇ?」

佐々木「うあっ……あっ…殺しっ……てぇっ……お願っ……」

鶴屋「にゃはっ♪びくびくって感じながらさぁ?言われても困るにょろぉ?
それに、ささにゃんはかーんたんには殺してあげないっさ」

佐々木「ひあっ……あっ……殺っ……して……はやっ……くうっ……」

鶴屋「ささにゃんのその姿をキョン君に直接見せてあげるまで、ぜーったいに殺してなんかあげないっさ。キョン君に絶対に見せつけてあげるからねぇ、ささにゃあんっ!?
にゃはっ♪にゃはははははははははははははっ♪♪」




121 : ◆HLR2b16n72 :2009/11/01(日) 10:32:55.60 ID:rQorNUuvO
第7部?部より話だよな
おはり




124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 10:39:23.74 ID:rQorNUuvO
………

……



鶴屋さんと藤原さんから話を聞いてから三日目の夜。

あれから二人は、連絡どころか姿すら見えない。

藤原さんならともかく、鶴屋さんも……連絡してみようかな?

朝倉「……きっと二人共、準備で忙しいんじゃないかな?。邪魔しちゃ悪いわよ」

谷口「そうだよな……涼子の言う通りだな」




125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 10:41:48.93 ID:iAAQHbXDO
何も知らない二人




126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 11:08:50.37 ID:rQorNUuvO


朝倉「それより谷口、もう少し練習しましょう?」

谷口「またかよ……この三日間、散々やったじゃねぇか。もう完璧だろ?」

朝倉「何だか、気持ちが落ち着かないのよ……ね?涼子のお願い♪」

谷口「やれやれ、仕方ねぇな……」

俺は座っていたソファーから立ち上がり、一旦部屋の外に出た。




127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 11:14:29.65 ID:rQorNUuvO


谷口「涼子ー準備はいいかー?」

朝倉『いつでも良いわよ谷口ー』

谷口「…………」


ガチャッ


谷口「あーあ、本当につまんないわねっ!何か面白い事でも起きないかしらっ!?」

俺は自分でも聞いていて気持ち悪い裏声で、涼宮の真似をしながら部屋を歩く。

谷口「ったく!それにしても、あのバカキョ」

朝倉「ばあっ!」

谷口「きゃっむぐっ……!?」


ボスッ


はい。練習終わり。





128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 11:23:13.58 ID:rQorNUuvO


朝倉「完璧ね!」

谷口「当然だろう……」

拉致の方法はこうだ。昼休みに一人で歩いている涼宮の前に、涼子が瞬間移動で目の前に出現。
そのまま即効性の睡眠薬を嗅がせながら、体当たり。(涼子の瞬間移動は、誰かと同時に行う場合は触れなければいけないらしいのだ。)
そしてこの部屋のベッドに涼宮と瞬間移動ってわけだ。

谷口「……これで本当に上手くいくのかな」

涼子「大丈夫よ!それに、これは私が適任なんだし」

そうなのである。涼宮を拉致する絶対条件として、先ずは涼宮を守るように監視している宇宙人未来人超能力者達の無力化。
これが一番困難なのだが

藤原「今すぐにでも出来る。ふっくっく、禁則だがな」

らしい。




130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 11:30:52.41 ID:rQorNUuvO
そして涼宮の拉致。一瞬で思考停止、もしくは混乱させて眠らせる必要がある。

朝倉「いくら涼宮さんだって、突然目の前に四肢の無い私が現れたら混乱するわよ」

確かに。俺も今は涼子の存在を知っているからこそであって、昔の俺の目の前に突然涼子が現れたら……下手をすれば気絶するだろうな。

朝倉「私、本番では全裸になろうと思うの」

谷口「へ?」

朝倉「もっと涼宮さんを混乱させる為よ!
飛び込んで来た処理出来ない情報は、より多い方が更に混乱するわよ」




131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 11:40:46.39 ID:rQorNUuvO


朝倉「と、言うわけで。するわよ谷口」

涼子は服を脱いで全裸になった。四肢の無い真っ白な身体……意外に豊満な胸……ピンク色の乳首に、つるつるの……

谷口「……好きだ涼子っ!?」ガバッ

朝倉「そう言う意味で言ったんじゃないわよっ!?」

ゴスッ

谷口「がはっ!?」

部屋に置いてある、高級な壺が猛スピードで俺の後頭部に直撃っ!

朝倉「練習よ練習っ!もうっ!」

……能力を復元してから、涼子のツッコミは俺を一撃で黙らせる物と変化していた。

谷口「しかし壺はやり過ぎだ涼子……割れたらどうする……この壺は……いい壺だ……」

朝倉「言ってる意味がわかんないわよ谷口?ほら、本番だと思って睡眠薬も嗅がせるから、準備してよ」




132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 11:46:34.14 ID:rQorNUuvO
………

……



朝倉「谷口……谷口起きてよ……」

谷口「……んあ?」

朝倉「鶴屋さん来てるわよ!」

鶴屋「おめめは覚めたかい谷口?にゃはっ♪」

なんで眠ってるんだ俺……あ、そうか。さっきの本番を意識した練習で睡眠薬を嗅がされたっけ……。

谷口「……あ、おはようございます鶴屋さびゅっ!」

やべ。よだれ出てる。

鶴屋「今は真夜中だけどねー。うんうん。練習熱心なのは良い事にょろ」




133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 12:03:12.26 ID:rQorNUuvO


俺はよだれを拭きながら、急いで跳ね起きた。

部屋には涼子と鶴屋さん。そして……誰?カオナシ?

鶴屋さんの隣には……真っ黒なマントを羽織りって首から下は何も見えない。黒く長い髪はマントとほぼ同じ長さまである。
その黒く長い髪の中心に、まるで暗闇の中でぽつんと浮いている瞳を閉じた少女の顔があった。

なんでこんな格好と髪型をしているんだ……これで夜中歩かれたら、さっきも言ったように空中に顔だけが浮いているようにしか見えんぞ?

その少女は、ゆっくりと瞳を開けた。

九曜「周防──九曜──」

ぞわっ

声を聞いた瞬間、何故か全身に鳥肌が立った。




135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 12:10:28.01 ID:rQorNUuvO


朝倉「谷口?」

谷口「つ、鶴屋さん?この人は……?」

鶴屋「にゃは♪私の友人の周防九曜。気軽にくーたんと呼んで欲しいっさ!」

……くーたん?

朝倉「へ?あれ?誰の話をしているのよ?」

谷口「はぁ?」

鶴屋「……あ、そっか!くーたん、りょこにゃんはお仲間だからさ、りょこにゃん『だけ』認識出来るようにしてくれないかいっ?」

九曜「────了──解──」

朝倉「あの、鶴屋さん。誰と話を……ひっ!?」

九曜「はじめ──まして──朝倉──涼子──」

朝倉「あ、あ、あ、はじっ、はじめっ、まして……」

涼子はガチガチと歯を震わせて呟いた。




137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 12:17:39.94 ID:rQorNUuvO
谷口「涼子っ!?大丈夫かっ!?」

朝倉「た、谷口、私を抱きし、めて。ど、どうしてここに、こんな、存在が……」

鶴屋「くーたん、怖がらせちゃ駄目じゃないかっ?」

九曜「────……」

俺はガクガク震える涼子の身体を抑えるように抱きしめた。

朝倉「はっ、はぁっ、はっ」

谷口「涼子、ゆっくり息を整えるんだ」

朝倉「はぁっ、あっ、はっ……」

涼子がこんなに脅えるなんて……




142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 12:49:33.73 ID:rQorNUuvO


鶴屋「りょこにゃん、ゆっくり深呼吸して落ち着くっさ?
くーたんは、私達の仲間だからさっ!」

朝倉「あ、は、はい、鶴屋さん……」

谷口「涼子、大丈夫か?」

朝倉「う、うん。もう大丈夫……ありがとう谷口……」

涼子は、一度深呼吸して呟いた。

朝倉「は、はじめまして、くーたんさん……」

……くーたんさん?




143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 13:06:15.15 ID:rQorNUuvO
鶴屋「にゃはっ♪くーっ♪たんっ♪さんっ♪りょこにゃんは面白いねー。
でも、気軽にくーたん、って呼んであげるっさ」

朝倉「は、はい。それで、くーたんさ……くーたんは、一体なんの目的で……」

九曜「秘密──兵器──」

朝倉「へ?」

鶴屋「ふっふっふ……くーたんは私達の秘密兵器なのさっ!」

谷口「秘密兵器?」

鶴屋「そうっ!ゆきっこをくーたんが何とかしちゃうのさっ!」

谷口「……長門を……くーたんが……?」




144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 13:12:01.74 ID:rQorNUuvO


くーたんは、ふわふわ浮きながらあらぬ方向を見ている。

……本当にこのくーたんが秘密兵器なのか?長門を何とか出来ると言われても……

朝倉「そっか……藤原さんの言う、禁則ってくーたんの事だったのね……」

谷口「?」

朝倉「谷口、くーたんなら長門さんを無力化出来ると思うわ」




146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 13:32:22.18 ID:rQorNUuvO


谷口「……マジで?」

鶴屋「天蓋領域から派遣されたヒューマノイドインターフェース!それが、くーたんさっ!」

谷口「ヒューマノイド……インターフェース……」

じゃあ、涼子や長門と同じ……?

朝倉「ううん。谷口、くーたんさ……くーたんは私と長門さんとは、まるっきり別の宇宙から来た存在よ……」

谷口「別の宇宙から来た存在……」

朝倉「谷口も感じたでしょ?あの圧力。くーたんが相手なら、いくら長門さんでも……」

鶴屋「そう言う訳っさ!準備は万全にょろ!」

鶴屋さんは、一度くるっと回って親指を立てた。

朝倉「じゃあ、決行の日は……」

鶴屋「決行は明日の北高の昼休みっ!名付けて
『ハルにゃん拉致監禁大作戦っ!!』
それでは各自、明日に備えて充分に休むにょろっ!」

谷口「拉致『監禁』って鶴屋さん……あ、そう言えば藤原さんは……?」




147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 13:36:52.59 ID:rQorNUuvO


鶴屋「……にゃはっ♪ぽんじっちは、
『ふっくっく、遠い場所で、らぶらぶしてくる』
そう言って、くーたんを私に任せて何処か遠い場所に、らぶらぶしに行ったにょろ!」

なんだそりゃ。

鶴屋「ぽんじっちが居なくても、作戦に支障は無いからさっ!」

まぁ、確かにそうだが……遠い場所か……海外にでも行ったのか?

鶴屋「それじゃあ、私とくーたんも休むからさ……二人共、明日の分の体力はちゃんと残しておくにょろ」

谷口「あう」

朝倉「……もうっ!鶴屋さんったら!?」

鶴屋「にゃははっ♪じゃっねー♪くーたん、行こうっ!」

九曜「赤──面──どうして──?」


バタンッ


鶴屋さんとくーたんは、部屋から出ていった。




148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 13:38:44.46 ID:rQorNUuvO
第はち終わり 次はキョン




149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 13:45:11.86 ID:CkCzhGRVO
がんばれ




150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 14:00:37.32 ID:rQorNUuvO
………

……



佐々木「……して……殺して……」

キョン「佐々……木……」

「…………ひ、あ、あ、あ、あ」

佐々木は、俺を認識した瞬間

「いやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
もう殺してっ!キョン!?私を殺してぇ!?はやく私を殺してええええぇぇっっ!?
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

狂ったように泣き叫んだ。




151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 14:09:49.96 ID:rQorNUuvO


キョン「う、ああ、あ」

佐々木佐々木佐々木佐々木佐々木

匣の中の佐々木が泣き叫ぶ。殺して殺して俺に殺せと。

九曜「はやく──愛でて──」

愛でてめでてメデテ

キョン「うっ、ああっ!?」

九曜「そして──その時を──」

頼む。黙れ。頭が割れる。俺の頭の中が割れるわれるワレル。

九曜「観測──させて──愛シアウ姿──」

キョン「ぐうっ!?」

ジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリ

警報器が鳴り響く 誰かあの警報器を止めろっ!?




152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 14:22:01.25 ID:rQorNUuvO
九曜「藤原──橘京子──この──二人の──ように──」

キョン「うっ……ぐっ……!?」

死体

二人の死体

四肢の無い死体

四肢のある死体

殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して

佐々木 佐々木 佐々木 佐々木 黙って 黙ってくれ 今は黙ってくれ

九曜「そして──この──二人の──ように──」

目の前の空間が曲がるまがるマガル

キョン「うあぁっ!?」




153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 14:22:54.63 ID:rQorNUuvO


空間から 死体 二人の 死体

頭の穴から 血を流している 死体

四肢の無い 死体

死体 死体 死体 死体

死体が四つ

藤原の死体

四肢の無い橘京子の死体

頭に穴の空いた生徒会長の死体

四肢の無い喜緑江美里の死体

死体 死体 死体 死体




156 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 14:29:40.37 ID:rQorNUuvO


古泉「そんな……会長……喜緑さん……」

黙れ古泉。黙ってくれ。

九曜「はやく──観測──させて──」

キョン「ぐっ……うっ……」

──ケラケラケラケラケラケラケラケラケラケラケラケラケラケラケラケラケラケラケラケラ──

黙れ。笑うなわらうなワラウナ。

九曜「──どう──した──の──?」

キョン「あぁっ!?」

喋るな。喋るな。頭が狂う。狂ってしまう。狂う。狂う。狂う。狂う。

九曜「貴方は──佐々木じゃ──ない──?」




158 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 14:36:02.04 ID:rQorNUuvO
九曜「だったら──」

ジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリジリ

煩い。警報器を止めろ。

九曜「──どうして──そこに──眠って──?」

殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して

黙れ佐々木。黙れ。

九曜「でも──私には──無意味──」

ケラケラケラケラケラケラケラケラケラケラケラケラケラケラケラ

笑うな。笑うな。

九曜「貴方が──愛シアイたいのは──」

目の前の空間が曲がるまがるマガル

くるくる曲がるくるくるくるくる。くるう。くるう。狂う。狂う。狂う。狂う。





「──涼宮──ハルヒ──」




160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 14:47:36.27 ID:rQorNUuvO


ハルヒは眠っていた

突然、目の前の空間に現れて

ハルヒは静かに眠っていた

「スズミヤ──ハルヒト──アイシアッテ──」

誰かが呟いた

ハルヒの右腕が ポトリと落ちた

ハルヒの左腕が ポトリと落ちた

ハルヒの右足が ポトリと落ちた

ハルヒの左足が ポトリと落ちた

四肢が落ちた

四肢の無い ハルヒ


『────好きな人が四肢切断の目に合っても、以前と変わらず接する事が出来る────?』


「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」




161 : ◆HLR2b16n72 :2009/11/01(日) 14:48:31.69 ID:rQorNUuvO
第9 おはり 次は谷口




162 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 14:49:23.67 ID:RHcJog2sO
どうなる谷口!




174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 17:12:04.14 ID:rQorNUuvO
………

……



決行の日の朝が来た。鶴屋さんの言う通り、体力を充分に残したかは……皆様の御想像にお任せするとしてだ。
涼宮ハルヒ拉致監禁大作戦。決行の日の朝を、俺は涼子と一緒にベッド上で迎えた。

谷口「……よしっ!」

涼子の安らかな寝顔を見ながら、俺は気合いを入れた。

……俺が何かする訳でも無いがな。





183 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 20:22:36.96 ID:rQorNUuvO


朝倉「んっ……おはよう……谷口……」

谷口「あ、すまん涼子。起こしちまったか?」

朝倉「ううん……大丈夫……」

涼子は、寝ぼけ眼でふわふわ動いて、洗面室に向かって行った。

谷口「俺も行くか……」




187 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 20:43:03.10 ID:rQorNUuvO
二人で並んで歯みがき。そういや昔、寝惚けて朝食前に食べたあとにとか、意味不明な事を呟いていた気がするが、多分気のせいなのだろう。

朝倉「んー♪んんー♪」

涼子は電動歯ブラシを空中で器用に動し、鼻歌まじりに磨いている。

正直、便利だよなぁ……

ガラガラガラ……ぺっ

二人仲良くうがい。さて、朝食を取るか……。




193 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 21:58:26.24 ID:rQorNUuvO


箸や茶碗を宙に浮かせて、ひょいひょい食べる涼子の姿にはもう慣れたわけだが。

なんか寂しい気が……

朝倉「谷口、あーん♪」

谷口「あ、あーん」

嘘です。幸せですまん。

いやいやまだまだ謝るべきではないな、うん。俺と涼子は、幸せでごめんなさいなんて台詞はまだ吐けない。

今日の作戦の成功。俺達が幸せになれるかなれないかは、これにかかっている。

もしかしたら、失敗するかも知れない……

そんな不安を打ち消すように、俺と涼子は二人で何度もじゃれあった。甘えた。甘えられた。決行の時間ギリギリまで、何度も何度も。

朝倉「ねぇ、谷口。絶対、絶対幸せになろうね」

谷口「あぁ、絶対にな。約束だ」

朝倉「約束ね」




195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 22:26:37.49 ID:rQorNUuvO
………

……



鶴屋「それではみんなっ!?準備はいいかいっ!?」

朝倉「はいっ!」

谷口「うっし!」

九曜「────……」

返事無しかよ。くーたん。

鶴屋「くーたんのゆきっこの無力化。これは既に始まっているにょろ」




197 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 22:40:00.95 ID:rQorNUuvO


朝倉「既に……いくらくーたんさ……くーたんでも、長門さんにはそれほど時間を……」

谷口「……本当に大丈夫なんですか?いえ、疑ってるわけじゃないっすけど」

鶴屋「なーんか、邪魔者がいるみたいっさ」

朝倉「邪魔者?」

鶴屋「私達の事は、全く感付いて無いらしいけどねっ!二人同時だと時間がかかるみたいにょろ」

朝倉「二人同時……まさか他のヒューマノイドインターフェースが長門さんと!?」

鶴屋「りょこにゃん、心配する事ないっさ!その人にはゆきっこより力は無いみたいだからねっ!
ワカメのような物だと考えればいいっさ!にゃはっ♪」

うーん。鶴屋さんには悪いが、例えがいまいち良くわからんぞ。




198 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 22:42:10.05 ID:lisy82gu0
ワカメwwwwwwww




199 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 22:50:07.69 ID:cSROmvUNO
歯磨き気にしてたのかwww




200 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 22:52:08.75 ID:rQorNUuvO


鶴屋「少し時間がかかるみたいだから、くーたんの準備が終わるまで待つにょろ」

谷口「は、はい」

朝倉「わかりました」

そして、北高の昼休みの時間になる……手に汗握る緊張感とはこの事か。

九曜「────……」

五分経過

十五分経過

二十分経過

二十五分経過

三十分経過……

谷口「……あのー」

鶴屋「うーん……もしかしたら、明日に変更かも知れないねー」




202 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 23:09:25.00 ID:rQorNUuvO
鶴屋「ねぇ、くーたん。あとどれくらいかなっ?」

九曜「────……」

鶴屋「……明日に変更なら、準備をし直さなきゃいけないんだけとなぁ?」

九曜「────……」

うあ……なんか鶴屋さん怖いんですけど。まぁ、そりゃあいくら鶴屋さんでも、これだけ待たされた上、無視されたらな……。

鶴屋「くーたん、聞いてるかなぁ?」

九曜「────……」

鶴屋「くーたんっ!?」

朝倉「ひっ!?」

バンッとテーブルを叩いて、鶴屋さんは大声でくーたんを呼んだ。

九曜「────……」

……無視。

鶴屋「……私、自分の部屋に行ってるからさっ。
どうせ作戦は一瞬で終わるし、成功でも変更でも直ぐに連絡してくれるかなぁ?」

谷口「は、はひ、鶴屋さんっ!必ず直ぐにっ!?」

……鶴屋さんは俺の返事を無視して、バンッと思いっきり扉を閉めて出て行った……鶴屋さん、怒ると目が怖えーっすよ……。




203 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 23:20:24.98 ID:rQorNUuvO
そして、三十五分経過

そろそろ休み時間が……。

──ケラケラケラケラケラケラケラケラケラケラケラケラケラ──

朝倉「ひっ!?くっ、くーたんさん……?」

涼子、ここはくーたんさん。気持ちはスゲー解るぞ。
つーか、それ笑い声?夜中に聞いたら、絶対にチビるんですけど。

九曜「完──了──」

谷口「本当ですかっ!?涼宮はどこにっ!?」

九曜「そこで──校舎──裏と──呼ばれる──場所──」

校舎裏は校舎裏以外に呼び方があるのかと言うツッコミは置いといて、

谷口「涼子っ!」

朝倉「う、うん。ちょっと待って。
驚かせて……この布に染み込ませた睡眠薬を嗅がせて……体当たり……瞬間移動……」




204 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 23:33:03.03 ID:rQorNUuvO


九曜「私は──先に──長門──有希──を──」

そう機械的な声を残して、くーたんは姿を消した。

朝倉「谷口っ!」

谷口「りょう……!」

ちゅっ

朝倉「絶対、ここに涼宮さんを連れて来るからねっ!」

谷口「ああ、頑張れ涼子!」

朝倉「うんっ!」

涼子は全裸になり、そして……姿を消した。

結果は一瞬でわかる。

俺はまばたきをしないように、涼子と涼宮が現れるであろうベッドを凝視した。

頼むぞ涼子。




207 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 23:50:30.86 ID:rQorNUuvO
………

……



北高……何もかもが懐かしい……って思ってる場合じゃないわよっ!?

ハルヒ「あーあ、本当につまんないわねっ!何か面白い事でも起きないかしらっ!?」



いたいた……よし。落ち着いて。落ち着いてやるのよ私。




210 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 23:51:49.35 ID:rQorNUuvO
睡眠薬を染み込ませたハンカチは、鼻と口にそえるだけ……


ハルヒ「ったく!それにしても、あのバカキョ……ふえっ……へっ……」

今よっ!涼宮さんの眼前にっ!

朝倉「ばあっ!」

ハルヒ「!?」

睡眠薬を染み込ませたハンカチを顔にっ!そして体当たりと瞬間移動はほぼ同時にっ!

ハルヒ「へっくしゅっ!?」

朝倉「へっ?」

くしゅっ?

あ、ハンカチ、額に、え?

ハルヒ「……あ」


ドンッ





212 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/01(日) 23:55:02.93 ID:lisy82gu0
なんで谷口の練習とセリフが全く同じなんだよwwwwwwwwww




230 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 05:45:48.27 ID:KUtcd7WdO
………

……



「……もう、俺は、駄目、だ」

ハルヒ

涼宮ハルヒ

「愛でて────愛して────愛死あって────」

愛でて 愛して

愛死て 愛死たら 愛死愛されよう

愛死い 愛死の 愛死ている

ハルヒと

俺はゆっくり

ハルヒを抱き寄せた




231 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 05:50:27.87 ID:KUtcd7WdO


「ハル、ヒ」

ポタポタと

ハルヒの頬に滴が落ちた


俺の涙

「うあ、あ、ああ」

どうして

俺は泣いているんだ




232 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 06:02:53.82 ID:KUtcd7WdO


「呆けている場合ですか」

鈍い音と共に

俺の頬に痛みが走った

キョン「……古泉」

古泉「しっかりしてくださいっ!」

しっかり?

何をしっかりしろと言うんだ?

古泉「……もう諦めるんですか貴方は」

じゃあ、どうすればいいんだ

教えろ

教えて

教えてくれ




235 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 06:07:51.45 ID:KUtcd7WdO


誰か

誰でもいいから

俺は

俺達は

どうすれば

絶望

絶望しか残っていない

絶望しか残っていないんだよ




236 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 06:09:36.69 ID:2zA7ADel0
ハルヒはどうなったんだ?




237 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 06:16:07.06 ID:KUtcd7WdO


望みは絶えた

絶えたんだ望みは

もう、俺達しか残っていない

俺達で

最後だ

最後なんだよ





『WAWAWA忘れ物~♪』






238 : ◆HLR2b16n72 :2009/11/02(月) 06:17:43.21 ID:KUtcd7WdO
次、谷口




239 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 06:20:19.06 ID:2zA7ADel0
谷口wwwwwwwwww




241 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 06:33:51.00 ID:KUtcd7WdO
…………

……



谷口「…………」

朝倉「…………」

ハルヒ「…………」

三点リーダの多さに絶望したっ!?
いや違うだろっ!?そんな事言ってる場合かっ!?と自身にツッコミを入れつつ現実から逃避しようとしたところで何とか踏みとどまる。

待て落ち着け。落ち着けって。あれだ。あれだよ。ええっと現状確認だっ!

俺は今、高級ホテルの一室で涼子が涼宮を連れて来るのを待っていた。うん。これは間違いない。間違っているなら誰か教えろ。

そして涼子。涼子はちゃんと連れて来た。涼宮の奴をな。偉いぞ涼子。流石は涼子だ。俺の涼子だ。自慢の涼子だ。今日は出来なかったから、後でゆっくり愛し合おうな涼子。

で、涼宮。

何でお前は目を丸くして口をぽかんと開けているんだ。その額に付いているハンカチは何だ。




244 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 06:45:11.65 ID:KUtcd7WdO


それはどうみても睡眠薬を染み込ませたハンカチです。
ありがとうございました。

え?なに?これってあれ?あれですか?あれですよね?

『作戦失敗』

なにそれこえーよ。え?待って?マジで?マジか?マジなのですね?いやいやいやいや待て待て待てって。

まだ決めるのは早いと思うぜっ!?お前もそう思うだろ?俺もそう思いたいぜっ!

例えばだな。こう、涼宮の額にあるハンカチをゆっくり下におろして行ってだな

ハルヒ「……朝倉さんっ!?朝倉さんよねっ!?」

涼宮は額にべったり付いていたハンカチを払い除けて叫びました。




245 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 06:54:55.20 ID:oinynBvIO
谷口サイドとキョンサイドの落差が激しいなw




247 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 07:13:05.67 ID:KUtcd7WdO
朝倉「あ、う、は、はい」

誰か

誰でもいいから

俺は

俺達は

どうすれば

ってこれ誰の台詞だよっ!?

ハルヒ「そして谷口……」

何だよ。何を睨んでるんだ涼宮……ああ思い出した。お前のその目。

中学の時、クラスで何人かの女子の体操着が無くなった時に俺をじっと見ていた目にそっくりだ。
あれ、マジで俺じゃねーぞ。

って、今それ考える事じゃねーっ!?つーかマジでどーすりゃいいんだっつ!?誰か教えろっ!?




248 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 07:28:04.15 ID:KUtcd7WdO


朝倉「えと、その、すずみ」

ハルヒ「朝倉さんっ!」

朝倉「ふえ?」

ぎゅっ

涼宮は涼子を抱きしめた?なんでだよ。
涼宮、お前は何がしたいんだ。

朝倉「あ、あの」

ハルヒ「朝倉さん……いいの。何も言わなくていい。私には全部わかったから」

朝倉「え?」

谷口「え?」

ハルヒ「こんな……辛かったでしょう朝倉さん……でも、もう大丈夫。後は私にまかせて」

朝倉「涼宮さ……」

ハルヒ「私にも責任はあるわ……」




250 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 07:30:52.34 ID:KUtcd7WdO


おいおいおいおいおい。

ハルヒ「五年間ずっと同じクラスにいながら、彼の心の闇を見抜けなかった私にも責任はある……」

涼宮。お前まさか……

ハルヒ「谷口っ!!全部あんたがやったのねっ!?」

谷口「ちょっと待て涼宮!先ずは話を聞きやがれっ!?」

ハルヒ「問答無用よっ!光陽園駅前公園の事件もあんたが犯人ねっ!?」

いっつもいっつも言ってる意味わかんねーんだよ涼宮!だから俺はお前と関わりたくねーんだよっ!?

ハルヒ「覚悟なさい谷口……この私が地獄すら生ぬるいって事を教えてあげるわ……」




251 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 07:33:37.45 ID:Rw+NhyixO
もうメチャクチャだwwww




254 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 07:48:01.34 ID:KUtcd7WdO


谷口「待て涼宮マジで待てって!どんな勘違いしてんだよっ!?」

ハルヒ「谷口っ!年貢の納め時よっ!あんたが変態だとは昔っから気付いてたけど、こんな猟奇事件まで起こすとはねっ!?」

谷口「変態は変態でも俺は変態と言う名の紳士だっつの!?猟奇事件なんか起こすかっ!?」

ハルヒ「言ってる意味がわかんないわよっ!?」

俺だってお前が言ってる意味がわかんねーよっ!!

ハルヒ「谷口、言いたい事は私じゃなくて法廷で存分に語りなさいっ!さぁ、大人しくお縄につくのよっ!」

ダッ

涼宮は一直線に俺に向かって来た。




255 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 07:56:03.76 ID:KUtcd7WdO


朝倉「涼宮さん待って!」

ハルヒ「!?」

涼子が俺と涼宮の間に割って入った。

朝倉「お願い涼宮さん!私と谷口の話を聞いてっ!?」

谷口「涼子……」

ハルヒ「朝倉さんが浮いてるっ!?」

谷口「あ」

朝倉「あ」




……マジでどうなるんだ俺と涼子の運命は。




257 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 08:19:26.22 ID:Rw+NhyixO
気付くの遅えwwwwwwww




265 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 09:59:26.17 ID:KUtcd7WdO


ハルヒ「それに私、学校にいたはずなよ?えっ?どういう事よっ!?」

谷口「…………」

朝倉「…………」

遅い。何もかもが遅いぞ涼宮。

さて、どう言い訳すりゃいいんだこりゃ。

……実は涼子は、とある特殊機関が造った汎用人型決戦MSでありまして。アホか。誰が信じるかバカ。もっと真剣に考えろ俺っ!?

全て話すか?

いやいや待て。鶴屋さんと藤原さんの話を聞いた分には、必ず眠らせなきゃいけなかったはずだ。

うむ。今は涼宮を眠らせる事が先ずは何より優先……?
何をブツブツ呟いているんだ涼宮?

ハルヒ「……涼子ング……いえ、朝倉・アジール……?」

朝倉「あじーる……?」

谷口「…………」




266 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 10:10:16.56 ID:KUtcd7WdO


谷口「……涼宮、正直に話そう。落ち着いて聞いてくれるか?」

朝倉「た、谷口?」

谷口「涼子。ここは俺に任せてくれ……涼宮、立ち話もなんだ。その辺に腰掛けてくれ」

ハルヒ「そうね……谷口、全部話してちょうだい」

そう言って涼宮は、ベッドに腰掛けた。本来なら、今頃そこでお前が眠っているはずのベッド……ハンカチは……よし。近くにあるな

ハルヒ「先ずは、一年前にカナダに行ったはずの朝倉さんが何故こんな姿になったのか。
そして谷口、あんたが行方知れずになっていた約一ヶ月、何があったのか……全部話してちょうだいっ!」

よーしその目だ涼宮。お前は何か面白い物を発見した時、その大きい瞳をキラキラ輝かせる。

涼子……早く気付け……

お前の能力で、涼宮にもう一度嗅がせるんだっ!




267 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 10:25:08.30 ID:KUtcd7WdO


谷口「涼宮……驚かないで聞いてくれ」

ハルヒ「うんっ!」

谷口「実はな……その……なんだ……」

ハルヒ「……早く話なさいよっ!」

谷口「あ、待て涼宮。涼子に服を着せたいから、ちょっと待っててくれないか?」

よし。これで涼子に……

ハルヒ「いいからさっさと話なさいよっ!」

谷口「お、おい涼宮。涼子の身体は……」

ハルヒ「浮遊してるんだから、それぐらい自分で出来るんじゃないの?朝倉さん?」

朝倉「あ、はい。涼宮さん。それぐらいは自分で……」

涼子おおおおおぉぉぉっ!?




269 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 10:32:40.80 ID:KUtcd7WdO
今は服を着ている場合かっ!?
いや、全裸もどうかと思うがそれより重要な事があるだろうっ!?
今は服よりハンカチだっつの!

谷口「涼子、ハンカチで!ハンカチで隠せばいいと思うぞ。ハンカチでな。うんハンカチはいいものだ」

朝倉「何を言ってるのよぉ谷口」

ハルヒ「谷口、あんた馬鹿じゃないの?」

気付けえええぇぇぇっ!?




270 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 10:33:37.87 ID:U5ckNSZZ0
駄目だこりゃ




271 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 10:47:38.78 ID:KUtcd7WdO


涼子頼む。頼むから気付け。気付いてくれ涼子。

ハルヒ「で、どうして朝倉さんはあんな姿なの?」

谷口「そ、それは……」

くそっ!どうするどうするどうするどうするっ!?

何か話を引き延ばす方法はないか?何かネタは……そうだっ!!




272 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 10:48:46.14 ID:KUtcd7WdO
谷口「……涼宮、その前にお前に聞きたい事がある」

ハルヒ「質問を質問で返さないでよっ!?」

谷口「落ち着け涼宮。お前がさっき言っていた事件……あれが深く関わってくるんだよ」

ハルヒ「……やっぱりね」

なーにがやっぱりだ。関わりがあるわけねーだろ。

谷口「その事件……どこまで涼宮が知っているか聞かせてくれ」

ハルヒ「……まぁ、いいわ。私も聞いただけなんだけどね」

聞いただけかよ。それで良く俺を犯人扱いしたな涼宮。

ハルヒ「昨夜、光陽園駅前公園で男女二人の死体が発見されたわ。
そして女性の方は、朝倉さんと同じように……四肢が綺麗になかったのよっ!」

谷口「………え?」




280 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 13:09:11.78 ID:KUtcd7WdO


……自分自身の姿で想像してしまった。
俺と涼子が……何を考えているんだ俺はっ!?絶対幸せにって約束しただろうがっ!?

ハルヒ「ふふん、やっぱり何か関係があるのねっ!?」

谷口「い、いや、待て。もう少し詳しく聞かせろ涼宮っ


……しかしだ。これは引っ掛かる。俺達以外にもいたのか?

ハルヒ「それで……へっくっしゅ!」

……涼子と一緒に話を聞いてみたほうが良いか?

ハルヒ「あー、さっきからくしゃみが止まんないわ……谷口、ハンカチ借りるわね」

谷口「あぁ」

もしかしたら長門の奴、涼子の前にも似たような事を……

涼宮は近くにあったハンカチをってハンカチ?ハンカチぃ!?




281 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 13:15:37.38 ID:KUtcd7WdO


ハルヒ「あ……んんっ……?」


ドサッ


涼宮はベッドの上にそのまま倒れ込んだ。

谷口「おい涼宮待て!話を最後まで聞かせろっ!?」

ハルヒ「くー……」

谷口「ええいっ!寝るなら話してから寝ろっ!?
おい涼宮っ!?涼宮っ!?起きねぇと犯すぞコラ!?」



朝倉「犯……す……?」

りょっ……

朝倉「谷口……何を……してるの……?」




282 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 13:18:35.76 ID:qKDSUAdMO
谷口人生終了のお知らせ




283 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 13:23:28.19 ID:7psfHSyZO
ちょwwwwwwwwwwwww




284 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 13:27:34.30 ID:Pv5o4R2LO
谷口ィィィィィィィィ!!




286 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 13:47:00.63 ID:KUtcd7WdO
………

……



朝倉「谷口ごめんっ!本当にごめんねっ!?」

谷口「勘違いは誰でもあるが……あれはもう止めてくれ。マジで死ぬかと思った」

そう。俺は死ぬ寸前だった。いやマジで。

勘違いした涼子が

「谷口の馬鹿ぁ!?」

と叫んだ瞬間、物凄いスピードで部屋に置いてあった壺やら皿やらが俺に向かって飛んで来たのだ。

軽傷で済んだのは奇跡に近い。ナイフやフォークも飛んで来たからな……それにしても、良く避けれたな俺。




291 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 13:58:37.60 ID:KUtcd7WdO
朝倉「でも、本当に勘違いでよかったぁ……」

谷口「因みに、もし勘違いじゃなかったらどうしてたんだ?」

朝倉「うふふ、それは勿論」

朝倉「谷口を殺してぇ、私も死ぬわよぉ?」

谷口「…………」

涼子。目がマジで怖いっす。

朝倉「本当にごめんね、谷口……実はさっきね、ちょっと嫉妬してたのよ」

谷口「へ?」

朝倉「涼宮さんにね」

谷口「ちょ……意味がわからんぞ涼子?なんでお前が涼宮に嫉妬しなきゃならねーんだ?」




292 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 14:12:50.11 ID:KUtcd7WdO
朝倉「……中学から、五年間も同じクラスなんでしょ?」

谷口「まぁ、そうだな」

朝倉「その間に、涼宮さんの事をちょっと良いかなーとか思ったりしたでしょ?
あ、怒らないわよぉ。涼宮さん、私から見ても素敵だもん」

谷口「…………」

朝倉「それに、中学から……いえ、涼宮さんの能力が発現してからずっと同じクラスメイトってのはね、単なる偶然じゃないんじゃないかな?」

谷口「まさか……」

朝倉「私の想像なんでけどね、もしかして涼宮さんって……」

谷口「いやいやいやっ!?涼宮が俺の事を好きとかっ!?それはねーって!?」

朝倉「うん。私もそれは確実に無いと思う」

あ、そこは即否定なんだ。涼子には悪いがちょっとだけ悲しかったり。




294 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 14:24:32.94 ID:KUtcd7WdO
朝倉「多分、『いてほしいクラスメイトの一人』って無意識に思ってるんじゃないかな?」

谷口「…………」

そういや、中学も高校も似たような面子だな。俺のクラスって。

朝倉「ちょっとそんな事を考えてたら、あの場面に出くわしちゃったから……本当にごめんね」

谷口「うーん……そう言うもんなのか……あ、そんな事よりだ涼子」

朝倉「そんな事?」

谷口「ひっ……ま、待て。落ち着け。涼宮が少し気になる話をしてたんだよ!?」

朝倉「涼宮さんが……?」

谷口「だ、だから落ち着けって」

朝倉「……話して」

涼子は、ぶっきらぼうに言い放った……うーん。女心は難しい。




295 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 14:44:29.76 ID:KUtcd7WdO


谷口「昨夜、光陽園駅前公園で────」

朝倉「…………」

俺の話を聞いて、涼子は愕然とした表情を見せた。

谷口「……涼子?」

朝倉「あ、待って……うん、そう……なる……?」
谷口「涼子、どうした?」

朝倉「……谷口、涼宮さんを置いて逃げたほうが良いかも知れない……」

谷口「何を言ってるんだ?せっかく……」

朝倉「聞いて谷口。あ、憶測なんだけど、もしかしたらそれ、私達かも……」

谷口「はぁ?なんで今、生きている俺達の死体が」

朝倉「……可能なの。それ」

谷口「なっ……?」

朝倉「……最悪の可能性なんだけど、でも、やろうと思えば出来ちゃう。長門さんと、古泉君と」

涼子は、一拍置いてその名を言った。

朝倉「未来人の朝比奈みくるさんなら……」





302 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 15:48:28.30 ID:KUtcd7WdO


谷口「朝比奈先輩……まさか、あの朝比奈先輩が?殺人に加担するなんて」

朝倉「『今の』朝比奈みくるさんならそうかも知れないわ。
でも『未来』の朝比奈みくるさんなら……」

あ、そうか。『未来』の……成長した朝比奈先輩……?
じゃあ、おっぱいは

朝倉「谷口?」

谷口「……え?」

朝倉「……なんか、いやらしい顔してたんだけど」

谷口「ん?そ、そうか?」

朝倉「……まぁ、いいわ。とにかく、最悪の可能性って事で頭に入れて行動したほうが良いと思うの」

谷口「そ、そうだな」




303 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 15:54:05.34 ID:7psfHSyZO
谷口のおかげで緊張感が緩和されている




305 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 16:02:09.74 ID:KUtcd7WdO


朝倉「……真剣に考えてるの?殺されるかも知れないのに」

谷口「考えてるって……でも、可能性の一つなんだろ?
それに、最悪の可能性って言うんなら……藤原さんや鶴屋さんやくーたんが、俺達を騙してるって可能性もあるぞ?そっちのほうが最悪だ」

朝倉「……そんな事……あるわけないじゃない……」

谷口「そうだ。悪い事は考えないほうがいいんだよ」

朝倉「でも……」

谷口「……涼子。何が不安なんだ?」




307 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 16:19:45.73 ID:KUtcd7WdO


朝倉「……わからないけど……このままじゃいけないって……本当にわからないけど……」

一体、どうしたんだ涼子。

朝倉「不安……別の何か……」

不安とは別?

朝倉「……虫の知らせ……?」

谷口「はぁ?」

朝倉「ご、ごめん。意味わかんないわよね……でも、該当するような言葉が……」

谷口「……それで、さっきから悪い事ばっかり考えているのか?」





310 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 16:32:11.18 ID:KUtcd7WdO


朝倉「大事な人は、目の前にいるのにね。やだやだ、何を考えてんだろ私」

谷口「もしかして……さっきの涼宮の話を聞いた時に、自分を投影しちまったか?」

朝倉「……う、うん」

谷口「俺もだよ……」

はぁ、と溜め息をついた。

……確かに今まで、涼子と幸せになる事しか考えていなかったし、最悪、長門に捕まっても殺されはしないだろうと心のどこかで思っていた。

二人は死ぬ。

二人は殺される。

……そんな世界に足を踏入れたつもりは全く無いのだが。

冷静に考えれば、涼子はキョンを殺そうとしたんだよな……自分の目的の為だけに。

騙し合い、殺し合いは、実は裏で平然と行わている世界じゃねーのか?




312 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 16:35:20.69 ID:heXD6dAH0
いつになったら
涼子「」
になるんだ




313 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 16:40:12.21 ID:KUtcd7WdO


涼子が不安感を抱くのも、当然と言えば当然か?

自分も一度、騙して殺そうとした訳だし……うあ。


『黒幕は涼子』


脳裏に過った言葉を強制削除。

涼子を疑う意味が無い。無意味。無駄。つうか、別に涼子になら殺されたって構わん。

ったく、やっかいな話をしやがって……だからお前とは関わりたくねーんだよ涼宮。

谷口「……とりあえずさ、鶴屋さんに連絡しようか」

朝倉「あ、そうだね。変な話してごめんね谷口……」

変な話をしたのは涼宮だ。あいつが悪い。多分。

俺は電話に手をかけた。




315 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 16:45:46.85 ID:KUtcd7WdO



『駄目………』


谷口「何が駄目なんだ涼子?」

朝倉「え?」

谷口「え?」

朝倉「なにそれ。私何も言ってないわよ?」

谷口「はぁ?今、駄目って」


『鶴……屋……幕……』

谷口「……つるやまく?」




316 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 16:54:16.68 ID:KUtcd7WdO


朝倉「え……?」


『生徒……会室……急いで……』


谷口「……涼子、この声聞こえてるか……?」

朝倉「う、うん。頭の中に直接……誰なの……?」


『貴女……と……同……じ……お願……い……はや……く……』

谷口「…………」

朝倉「……聞こえなく……なった……?」




318 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 16:59:38.08 ID:vZ8sqqybO
長門……?




321 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 17:09:56.72 ID:KUtcd7WdO


谷口「涼子……今のはなんだ?誰の声なんだ?」

朝倉「わからない……けど……今にも死んでしまいそうな……それに、鶴屋さんが黒幕って……」

谷口「へ?」

つるやまく 鶴屋まく 鶴屋幕 鶴屋黒幕 ああ、そう言いたかったのかさっきのは。

まぁ、今にも死にそうな声だったし、仕方がな……

谷口「死に……」

……鼓動が早まって来た……今にも死にそうな奴が、俺と涼子の頭の中に直接伝えた事。

駄目?鶴屋黒幕?生徒会室に急げ?あなたと同じ?お願い早く?

朝倉「わ、私、確認してくる……」

谷口「な、何を言ってんだよ涼子!?」




324 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 17:36:58.37 ID:KUtcd7WdO


朝倉「だって、あんな死にそうな声……この人……放っておけない……」

谷口「え、演技かも知れねーじゃねーかっ!?それに怪しすぎるぜ!頭の中に直接なんてよ!?
騙してんだよきっと……」

騙し騙して騙されて騙し合い

殺し殺して殺されて殺し合い

既に深く踏み込んでやがる。

朝倉「そ、そこなのよ……頭の中に直接……貴女と同じって言ってたから……もしかして、鶴屋さんの言ってた」

谷口「ワカメのような……」

朝倉「他のヒューマノイド・インターフェース……」




325 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 17:41:01.79 ID:S47tKocmO
わかめww




326 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 17:57:49.09 ID:KUtcd7WdO


谷口「でもよぉ!?鶴屋さんが黒幕とかありえねーだろっ!?」

朝倉「そ、それはそうだけど……」

谷口「鶴屋さんが黒幕だなんて、可能性は0だ。だったらそんな怪しい奴は無視して」


バンッ!!


突然、部屋の扉が勢いよく開かれた。

朝倉「あ……」

谷口「鶴屋さん……」




327 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 18:03:51.29 ID:2zA7ADel0
\(^o^)/




328 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/02(月) 18:07:21.90 ID:S47tKocmO
/(^O^)\








その4へ



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ネタバレ防止のためコメントは最後にあります。


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