ハルヒ「キョンキョンキョンキョンキョンキョンキョンキョンキョン」その1

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2009/10/18(日)
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 01:56:54.19 ID:qkpbg0QrO
ヤンデレを書きたい




7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 02:01:51.61 ID:qkpbg0QrO
ハルヒ「こらキョン!授業中に携帯弄るんじゃないの」

キョン「ん?良いだろ、バレやしないさ」

ハルヒ「そういう問題じゃないでしょうが。そもそも教壇から見たらバレバレよ」

キョン「そうなのか?ま、どっちにしろ見て見ぬフリしてるんなら良いじゃないか」

ハルヒ「アンタねぇ、教師どもは黙って平常点引いてんのよ?これ以上成績下げてどうする気?」

キョン「教師だって鬼じゃないんだ、許してくれるさ」

ハルヒ「……メール?」

キョン「うん?」

ハルヒ「誰とメールしてんのかって聞いてんの」




8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 02:06:54.70 ID:qkpbg0QrO
キョン「メールじゃない。ちょっとネット開いてただけだ」

ハルヒ「本当?ちょっと見せなさいよ」

キョン「馬鹿を言え。俺にだってプライバシーはある」

ハルヒ「たった今あんたのプライバシーは剥奪されたわ。見せなさい」

ばっ

キョン「あっ、こら。引ったくる事ないだろうが。返せ」

ハルヒ「べ!これもアンタの為よ。それとも何?いかがわしいサイトでも見てたの?」

キョン「そんな事お前に関係ないだろう。返せ」

ハルヒ「……何よ、私はあんたの事を思って言ってんのに」

キョン「俺の事を思うなら早く返してくれ。あまり見られたくないんだ」

ハルヒ「ふんっ、ますますあやしいわね。ちょっと待ってなさい、今見てるサイトだけでも……」

パカッ

キョン「あ、この野郎。見たらすぐに返せよ」




9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 02:10:38.61 ID:qkpbg0QrO
ハルヒ「……」

キョン「見てもつまらんだろう?さぁ、返してくれ。そろそろ先生の視線が痛い」

ハルヒ「何これ?通販?」

キョン「ああそうだ。もう気が済んだか?」

ハルヒ「マフラーねぇ。もうそろそろ寒くなってきたしね。はい」

すっ

キョン「全く……。人様の携帯を勝手に見るなよな」

ハルヒ「……怒ったの?」

キョン「いや、怒ってはいないが……次やったら怒るからな」

ハルヒ「わかった。ゴメン」

キョン「やけに素直だな……?」




11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 02:17:03.85 ID:qkpbg0QrO
ハルヒ「ねぇ、マフラー」

キョン「うん?」

ハルヒ「買うの?」

キョン「そのつもりだ。ちょっと早いかも知れんが、まぁすぐ良い季節になるだろ」

ハルヒ「ふぅん」

キョン「なんだ?俺がマフラー買ったら何か気になるのか」

ハルヒ「そういう訳じゃないわよ。……そうだ、次の日曜日」

キョン「?」

ハルヒ「それまで我慢しなさい。探索は休みだから、あたしがマフラー選んであげるわ」




12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 02:17:50.78 ID:qkpbg0QrO
キョン「なんだ、ついて来るのか?」

ハルヒ「そうよ、ありがたく思いなさい。そもそも通販なんかじゃ品物の質がわからないじゃない」

キョン「それもそうだな」

ハルヒ「やっぱり実際に見て決めなきゃ!アンタは見る目なさそうだから着いてってあげるの。感謝しなさい」

キョン「……やれやれ。頼んでもいないんだがな」

ハルヒ(……お揃い……ううん、それはあからさま過ぎか。色違いくらいなら良いわよね)

ハルヒ「ふふっ」




15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 02:22:05.25 ID:qkpbg0QrO
【日曜日】

ハルヒ「おっそいわよキョン!」

キョン「まだ待ち合わせ20分前だぞ」

ハルヒ「今日はアンタの買い物に付き合ってやるんだから、私より早く到着するのが礼儀ってもんよ!」

キョン「悪かったって。お前は一体何時から来てたんだよ」

ハルヒ「ん?えっと、4時半くらいだったかしら」

キョン「え?」

ハルヒ「それはそうと、今日も今日とてアンタの奢りよ!わかってるんでしょうね?」

キョン「わ、わかってるよ。もともとそのつもりだったしな」

ハルヒ「!」




16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 02:23:37.56 ID:826Co19g0
四時半って夕方・・・?
何時に待ち合わせたのかわからないからヤンデルかわからんな




17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 02:26:45.13 ID:Jb0LALAmO
探索が休みの日曜日って事は、早朝の4時じゃないか?




18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 02:29:15.24 ID:qkpbg0QrO
ハルヒ「ね、ねぇキョン。それってどういう……」

キョン「私事に付き合って貰ってるんだ、これくらいの礼はするさ」

ハルヒ「あ、そういう事ね」

キョン「他にどういう理由があるんだ。ほら、さっさと喫茶店行こうぜ」

ハルヒ「そうね」

キョン「今は……11時前か。昼飯も兼ねてゆっくりして行くか?」

ハルヒ「アンタがそうしたいならそうしましょ。私はどっちでも」

キョン「ん?珍しいな、俺に判断を任せるなんて」

ハルヒ「別に、今日はアンタのために付き合ってるんだから、あんたが決めれば良いのよ」

きゅるるるる……

ハルヒ「っ!」

キョン「はは、なんだ腹減ってるんじゃないか。決まりだな、昼飯にしよう」




19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 02:29:36.02 ID:ohiuqvb8O
朝だろ…




20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 02:33:03.77 ID:qkpbg0QrO
【喫茶店】

ハルヒ「あたしは……んー……これとコレね。あ、パスタも食べたいわ」

キョン「……一人分だと油断した俺が馬鹿だった」

ハルヒ「ふふん、このためにお腹空かせてきたんだから。覚悟しときなさい」

キョン「やれやれだ。程々にしといてくれよ」

ハルヒ(せっかくキョンと二人のご飯だもんね。昨日のお昼から我慢してたんだから)

キョン「嬉しそうだな」

ハルヒ「ん、そう?気のせいよ、気のせい」




21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 02:37:42.13 ID:qkpbg0QrO




ハルヒ「ふぁ、お腹いっぱいだわ」

キョン「そりゃそれだけ食ったら満腹にもなるだろ。残高マフラー代ぎりぎりだ」

ハルヒ「ちゃんと残してあげただけありがたく思いなさい」

キョン「はいはい。よし、と。早速だが百貨店行くか」

ハルヒ「うん。欲しいのはだいたい決まってるの?」

キョン「いや、全然。というよりも、どんなのが良いのかさっぱりわからんしな」

ハルヒ「じゃあやっぱり私が着いて来てあげて正解だったって訳ね」

キョン「はは、そういう事にしとくか」

ハルヒ(キョンとお揃いのマフラー……えへへ、どうしようかしら)

ハルヒ(やっぱり不自然に思われるかしらね。さすがに全く同じのは)

ハルヒ(色違いか……うう、悩むところだわ)




22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 02:41:58.29 ID:qkpbg0QrO
【百貨店】

キョン「うーん……やっぱりどういうのが1番良いのかわからん」

ハルヒ「そうねぇ。どれも似たようなもんじゃない?」

キョン「おい、それはないだろ。アドバイス期待してたのに」

ハルヒ(要はお揃いならなんでも良いんだからね。どれにしようかしら……)キョロキョロ

ハルヒ(値段も見た目もどうでも良いわ。色違いのがあれば……)きょろきょろ

ハルヒ「!」

ハルヒ「これなんて良いんじゃない?深緑と赤があるけど、まぁアンタには赤は似合わないわよね」




24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 02:48:51.19 ID:qkpbg0QrO
キョン「お、なかなか良いじゃないか。値段も手頃だし」

ハルヒ「でしょ?ふふん、私の目に狂いはないわ」

キョン「でもな、」

ハルヒ「私もついでに買っとこうかしら。せっかく来たついでだし、今日は持ち合わせもあるし」

ハルヒ「あ、でも私が良いと思ったやつアンタに選んじゃったんだった」

ハルヒ「キョンなんかの為に気に入ったマフラー諦めるのも癪よね。しかたないわ」

ハルヒ「アンタが深緑にするんなら私は赤にしとこうかしら。色違いになっちゃうけど勘違いしないでよ?」

ハルヒ「お揃いにしたい訳じゃなくて、たまたまだから。本当は嫌なんだけどね、アンタなんかと一緒なのは」

ハルヒ「でも選んじゃったものはしかたないわ、せっかく」

キョン「おい、ハルヒ。聞いてたか?」

ハルヒ「何よ。言っとくけど、他意はないんだからね」

キョン「いや、そうじゃなくてだな。マフラーは俺が使うんじゃないんだ」




26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 02:52:35.26 ID:Jb0LALAmO
さすがフラグブレーカーKYON




27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 02:54:08.48 ID:Kx1pC0wci
キョン死亡のお知らせ




28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 02:54:12.93 ID:qkpbg0QrO
ハルヒ「えっ?」

キョン「あー、勘違いしてたのか。すまん、言ってなかったか?」

ハルヒ「?」

キョン「誕生日プレゼントなんだよ。だから俺が使うんじゃないんだ」

ハルヒ「だれ」

キョン「妹だよ。去年も貰ってるしな、お返しだ」

ハルヒ「去年もあげたの?その前は?」

キョン「だから恒例だって」

ハルヒ「私は?」

キョン「?」

ハルヒ「私は貰ってないわよ?」




30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 03:01:02.21 ID:qkpbg0QrO
キョン「あ?あー……お前誕生日いつだったっけな」

ハルヒ「覚えてないの?」

キョン「……すまん、忘れた。というか聞いた事あったか?」

ハルヒ「……」

キョン(俯いて表情が見えないが……怒ってるんだろうなぁこれは)

キョン「お、おい。そんなに怒るなよ。悪かった」

ハルヒ「……」

キョン「悪かったって。な?機嫌治してくれ」

ハルヒ「妹ちゃんにはあげたのに、私にはないの?」

キョン「だから悪かった。次からは期待しててくれ」

ハルヒ「……プレゼントくれるの?」

キョン「ああ、約束する。だから許してくれ」

ハルヒ「うん。期待してる」

キョン(ほ……機嫌は治ったみたいだな。よかったよかった)

キョン(でも誕生日忘れたくらいでなんであんなに怒ってたんだ……?)





31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 03:04:12.90 ID:qkpbg0QrO
ハルヒ「さ、そうとなったら早くマフラー買っちゃいましょ」

キョン「あ、ああそうだな。ん?お前マフラーは?」

ハルヒ「ああ、あれ?いらない」

キョン「なんでだよ、欲しかったんじゃないのか?」

ハルヒ「気が変わったのよ。また今度、私が買う時は付き合いなさいよね」

キョン「そうだな。今回の礼もあるし」

ハルヒ「ふふんっ」ニコニコ




33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 03:07:20.04 ID:qkpbg0QrO
【翌日・昼休み】

キーンコーンカーンコーン

キョン「やっと昼飯か……」

谷口「よっと。おいおい、シケた面してんじゃねぇよ、こっちまで気が滅入っちまう」

国木田「なんか悩み事でもあるのかい?」

キョン「いや、そういう訳でもないんだがな……まぁ良いや、さっさと弁当食おうぜ」

谷口「そうだな。もう腹ぺこだ」

国木田「あはは、それ死語だよ谷口」





ハルヒ「……」じーっ




35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 03:09:43.54 ID:qkpbg0QrO
国木田「ねぇキョン」

キョン「うん?」

国木田「涼宮さん、なんかあったの?」

谷口「今日は学食行かないみたいだな。体調でも悪いのか」

キョン「いや、さっきまで元気だったからそんな事はないと思うが……」

国木田「そう?」

キョン「たぶん腹減ってないんだろうよ。気にしなくても良いさ」

谷口「ま、お前がそういうなら良いけどよ」




ハルヒ「……」じーっ




36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 03:12:41.09 ID:YhTVPBPk0
こえーw




37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 03:15:35.18 ID:qkpbg0QrO
谷口「親が作ってくれる弁当も美味いけどよ」

キョン「なんだ唐突に」

谷口「いやな?たまには彼女が作ってくれた弁当ってやつを食べてみたいよな」

国木田「男子の夢だね。僕も機会があれば食べてみたいな」

キョン「確かになぁ。ま、作ってくれる彼女がいないんじゃどうにもならないよな」

谷口「ははは、そりゃそーだ!」



ハルヒ「……」じーっ




38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 03:19:42.77 ID:qkpbg0QrO
キーンコーンカーンコーン

キョン「おっと、雑談してたら昼休み終わっちまったな」

国木田「楽しかったし良いんじゃない?たまにはこんなのも」

谷口「弁当談義にしては盛り上がったよな!」

キョン「はは、まったくだ。じゃあ俺は自分の席に戻るよ」

谷口「おー」

スタスタ

スタスタ

がたっ

キョン「よっと。ハルヒ、どうした?腹でも痛いか?」

ハルヒ「別に?あんまりお腹空いてないだけよ」

キョン「そうか、それなら良いんだが」

ハルヒ「ねぇ、キョン?」

キョン「うん?」

ハルヒ「明日、お弁当持って来ちゃ駄目よ。絶対だからね。良い?」





41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 03:22:57.02 ID:qkpbg0QrO
【夜】

キョン「なんだってんだ、ハルヒの奴……弁当持ってくるな、って」

キョン「なんのつもりだよ。まさか手作り弁当持って来るってか?」

キョン「はは、まさかな。有り得ん有り得ん」

どたどたどたどた
ガチャ!

妹「キョンくーん!ごはんだよっ!」

キョン「こら、ノックをしろっていつも言ってるだろ?」

妹「きゃはは、ごめんなさぁい!」

キョン「あ、お袋に明日の弁当いらないって言わなきゃな」




42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 03:26:51.08 ID:qkpbg0QrO
スタスタ
どたどた

妹「お母さーん、キョン君来たよー!」

母「はいはい、ありがと。キョン、お茶出しといて」

キョン「あいよ。あ、明日弁当いらないから」

母「あら、まさか彼女でもできた?」

妹「えー!?誰だれ!?みくるちゃん!?」

キョン「そうだったらありがたいんだがな……」

ガタッ

妹「ん?今何か……」

キョン「ほら、早く座りなさい。食べるぞ」

妹「あ、はぁーい!わぁ!今日はハンバーグ!ハンバーグ~、ハンバーグ~、ウッ!」




44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 03:29:47.09 ID:52ldQSQyO
家まで来てんのかよw




45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 03:32:22.96 ID:qkpbg0QrO
【翌日・昼休み】

キーンコーンカーンコーン

キョン「昼休みか……弁当ないし、どうしたもんか」

キョン「ハルヒの命令通り、弁当持って来てないが……しょうがない、学食行くか」

ちょんちょん

キョン「ん?」

ハルヒ「ん」すっ

キョン「……ん?」

ハルヒ「んっ!」ぐいっ

キョン「あ、あのー、これは?」

ハルヒ「お弁当よ。見てわかんない?」

キョン「そのお弁当をなぜハルヒが俺に渡すんだ?」

ハルヒ「作って来てやったんじゃない!!バカ!」かぁぁ

キョン「す、すまん!いただきます!!」




50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 03:36:39.18 ID:qkpbg0QrO
ハルヒ「要らないなら私が食べるわよ!?」

キョン「いや、いるいる!ありがたくいただきます!」

ハルヒ「ふんっ、さっさと食べなさいよ。言っとくけど、ついでだからね、つ!い!で!」

キョン「……お前、目の下に隈出来てるのって、まさかこれの為に……」

ハルヒ「そうよ。大変だったんだから!腐らないようにとか、昨日の晩御飯と被らないようにとか」

キョン「そっか。……ありがとな、ハルヒ」

ハルヒ「ふんっ」




51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 03:38:23.33 ID:+qmCMSO1O
…ん?なんでハルヒが晩飯知ってんだ?




56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/07(水) 03:43:26.34 ID:qkpbg0QrO




谷口「で?言い訳は?」

国木田「ひがみは良くないよ谷口。キョンの言うままの通りなんだよね?」

谷口「要するに、涼宮が昨日弁当持ってくるなっつって、今日手作り弁当持って来たと」

キョン「ま、そんなところだな」

谷口「平等なんて嘘なんだな……」

国木田「はは、きっと谷口にもいつかそんな彼女が出来るよ」

谷口「くっそぉ……それにしても、だ」

キョン「ん?」

谷口「さっきの弁当の渡し方といい、この中身と言い、理想の弁当とはなーんか違うんだよなぁ……」




ハルヒ「……」じーっ




199 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 02:02:42.57 ID:sbmVW8za0
国木田「なにが違うの?せっかく作ってくれたお弁当にケチはつけないほうがいいよ」

谷口「いやな?涼宮の性格ならしょうがないかも知れんが、あの渡し方はないだろ」

キョン「そうか?あんなもんだろ」

谷口「女の子に弁当作ってもらってんだぞ?もっとこう、照れながらというか、恥ずかしそうにだな」

キョン「ハルヒがそんな事しても気味が悪いだけだ」

国木田「あはは、確かにそうだね。で、中身は何が不満なの?」

谷口「それなんだけどよ……」






ハルヒ「……」じーっ




203 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 02:08:20.71 ID:sbmVW8za0
谷口「国木田、お前も見てみろよ」

国木田「うん。いたって普通のお弁当だね。美味しそうじゃないか」

キョン「俺も国木田に同意だな。きんぴらにしょうが焼きに……卵焼きに、健康的なメニューじゃないか」

谷口「ちげぇんだよなぁ。これじゃ普通のお袋弁当じゃねえか」

国木田「それが良いんじゃないの?家庭的って感じで」

谷口「いやいや、せっかく同世代の女の子が作ってくれるんだぞ?もっとこう、美味しいものばかりを」

キョン「たとえば?」

谷口「ソーセージとか、焼肉とかさ」

国木田「栄養偏りすぎだけどね。まぁ確かに言いたいことはわかるかな」

キョン「ん、確かにな。ウィンナーは俺も好きだし」




ハルヒ「………」じーっ




205 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 02:12:18.93 ID:sbmVW8za0
谷口「だろ?それからな、やっぱりこう、女の子が作ってくれたんなら指に怪我とかして」

国木田「それはゲームのやりすぎじゃない……?」

谷口「それから、指に絆創膏巻いてるのを隠して照れながら渡すんだよ。これが女の子が作ってくれる弁当の醍醐味だろ」

国木田「そんなだから谷口は作ってくれる彼女が出来ないんだよ。ねぇキョン?」

キョン「はは、そうだな。まぁ男があこがれるシチュエーションではあるけどな」

谷口「だろ?お前もそう思うかキョン!ロマンのわかる奴だな!」

キョン「いちいち大げさなんだよお前は。それに、この弁当に不満なんてない。大満足だ」

谷口「けっ、なんだよ。結局惚気か……」





ハルヒ「……」じーっ




206 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 02:19:32.63 ID:sbmVW8za0
国木田「そうそう。大事なのは見た目とか渡し方よりも愛情だよ」

谷口「まぁそうなんだけどよ……」

キョン「そうだぞ谷口。せっかく作ってくれた弁当に文句つけるんじゃない」

谷口「あーあ、いいよな作ってくれる女が居る奴はよ」

キョン「おい、誤解を招くような言い方はよせ。別に俺とハルヒはなんでもない」

国木田「ふふ、それはどうかなぁ?」

キョン「お、おい。お前までなに言ってんだ国木田」

国木田「涼宮さんもキョンの為に一生懸命作ってくれたんだから。いつまでもそんなこと言ってちゃ彼女がかわいそうだよ」

キョン「……」





ハルヒ「……」




207 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 02:23:07.97 ID:sbmVW8za0
【その夜】
ハルヒ「そうかぁ、失敗したわね。キョンはソーセージが好きだったかぁ……」

ハルヒ「きんぴらなんか入れちゃったのは失敗だったわ。確かにあれじゃ色気も可愛げもないじゃない」

ハルヒ「渡し方も……あの谷口が言ってたのは癪だけど、キョンも同意してたし……。指に怪我、ね」

すーっ

ハルヒ「ふふん、これでアイツも満足するでしょ。団長が身を挺して作った弁当なんだから」

ズキ……ズキ……

ハルヒ「これでまだ文句言うようなら死刑なんだから……」

ドクン……ドクン……

ぽた……ぽた……

ハルヒ「あとは、愛情……だっけ?ふん、あんな奴の為に注ぐ愛情なんてもったいないわ。少しくらいは注いでやったけど」

ハルヒ「……あれじゃ、愛情足りなかったかぁ」

ハルヒ「……」

ハルヒ「……ソーセージが好きだったわよね。ソーセージね。愛情愛情」


ぐりっ




210 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 02:25:01.39 ID:WUtt7Dlw0
ぐりってwwwwwwwwwwww




212 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 02:29:27.72 ID:sbmVW8za0
【翌日・昼休み】

キョン「おいハルヒ。お前今日体調悪いのか?ずっと顔色悪いぞ」

ハルヒ「べ、別に?それより、ほら……お弁当」

キョン「お、おう。ありがとう」

ハルヒ「……」

キョン「おい、本当に大丈夫か?なんだ、腹なんか押さえて。痛むのか?」

ハルヒ「大丈夫よ。大丈夫。ほら、お弁当。受け取りなさいよ」

キョン「ありがとう……ん?」

ハルヒ「っ」

キョン「お前、指怪我したのか?絆創膏、赤くなってるじゃないか」

ハルヒ「アンタには関係ないでしょ。ほっときなさいよ」

キョン「まさかとは思うが、俺の弁当作ってるときに……?」

ハルヒ「そ、そうよ。文句ある?」かぁぁ





213 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 02:31:20.10 ID:3WHpm9N10
え?まさか…ソーセージって…




215 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 02:35:26.75 ID:sbmVW8za0
キョン「珍しいな、料理上手なお前が怪我するなんて」

ハルヒ「たまたまよ、たまたま。ソーセージ切ってる時に包丁持ってる手が滑ったの」

キョン「怪我してまで、俺の弁当作ってくれたのか。そんなに一生懸命に」

ハルヒ「か!勘違いしないでよね!こんなのたまたまなんだから。たまたまミスっただけで……うっ」

ズキン……ズキン……

キョン「お、おいハルヒ?大丈夫かよ」

ハルヒ「大丈夫だって言ってるでしょ。でもちょっと体調悪いのは確かね。早退しようかしら」

キョン「悪いことは言わん、そうしとけ。顔色が尋常じゃないぞ。なんなら病院まで送ってってやろうか?」

ハルヒ「い、良いわよそんなの。一人で行けるわ。じゃあアンタ、岡部に伝えといてくれる?」

キョン「ああ。皆にも伝えとく。今日は団活休みでいいな?」

ハルヒ「そうね。じゃあ、よろしくね。あたし帰る……帰るから……」




220 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 02:41:10.75 ID:sbmVW8za0
【放課後】

キョン「って訳だ。今日は部活休みな」

古泉「……ふむ?」

キョン「なんだ。なんかまた問題でもあるのかよ」

古泉「いえ、少し気になる事がありましてね。それよりも、涼宮さんの体調はそんなによろしくなかったのですか?」

キョン「ああ。朝からずっと顔面蒼白だったな、ずっと腹押さえてたし」

古泉「気になりますね。大事に至らなければ良いのですが」

キョン「ま、一応見舞いには行っとくよ」

古泉「よろしくお願いします。なにか変わったことがあれば連絡をください」

キョン「何を大げさになってんだよ。たかが腹痛で早退しただけだ、そう気にするもんでもないさ」

古泉「だと良いのですがね。やはり少しばかり気にかかります。嫌な予感とでも言いましょうか」

キョン「お前はいちいち何でも大げさに捕らえすぎなんだよ。例のバイトも今のところないんだろ?」

古泉「いえ、それが最近は少し変わった閉鎖空間が出現しています」

キョン「なに?」





224 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 02:45:51.91 ID:sbmVW8za0
キョン「変わったって、どんな風に変わってるんだ」

古泉「実に不気味です。神人が現れるには現れるのですが……」

キョン「なんだ。いつもみたいに暴れるだけじゃないのかよ」

古泉「いえ、言葉では説明しにくいですね。とにかく、不気味な動きを繰り返すんです」

キョン「……なんだよ、それ」

古泉「原因はまったくわかりません。彼女のストレスによるものなのか、それとも内面を反映しているものなのか」

キョン「……まぁ、たまにはそんな事もあるだろうよ。気にするな」

古泉「ですね。気にしたところでどうしようもありませんし、僕の思い過ごしかも知れません」

キョン「だろうよ。何か変わったことがあったらまた連絡するから」

古泉「そうですね。よろしくお願いします」




225 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 02:49:48.41 ID:sbmVW8za0
【放課後・病院】

キョン「入院!?」

受付「涼宮ハルヒ様ですね。はい、確かに入院されております」

キョン「そんなに重い病気だったんですか……?」

受付「いえ、それほどではないようですよ。一般病棟ですし、じきに退院できます」

キョン「面会したいんですが、できますか?」

受付「はい、できますよ。四階の403号室です」

キョン「ありがとうございます……!」




227 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 02:53:46.57 ID:sbmVW8za0
【一般病棟・403号室】

キョン「ハルヒ!」

ハルヒ「キョン……?お見舞い?」

キョン「入院だって?おい、一体なにしたんだよ?大丈夫なのか?」

ハルヒ「うん、大丈夫。塞がったらすぐに退院できるわ」

キョン「塞がったらって、手術したのかよ?」

ハルヒ「うん。って言っても、内蔵とか洗浄して傷ついたところを塞いだだけよ」

キョン「……そうか。なんでまたそんな急に悪くなったんだろうな」

ハルヒ「さぁ?ま、あたしも詳しくは聞いてないけど、たいしたことないわ」

キョン「だったら良いんだけどな……」

ハルヒ「そんな事どうでもいいのよ。それより、キョン」

キョン「うん?」

ハルヒ「お弁当。美味しかったでしょ?」




229 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 02:54:09.55 ID:jqB15BxjO
マジで自分の腸を詰めたのか…




230 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 02:54:55.61 ID:S5ML7zZ/0
え…え?




234 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 03:00:40.58 ID:sbmVW8za0
キョン「ああ。美味しかったよ。最高の昼飯だった」

ハルヒ「ふふん。当然よ。団長自ら作ったお弁当なんだから」

キョン「そうだな。手作り感があって良かったよ」

ハルヒ「でしょ?感謝しなさいよね。で、あんた他に好きな食べ物とかないの?」

キョン「ん?また作ってくれるのか?」

ハルヒ「アンタがいつも探索の時に奢りになってるんだから、食事代くらい浮かせてやろうって言ってんのよ」

キョン「そう言うなら奢り制度をなくして欲しいんだがなぁ」

ハルヒ「なによ、文句あるなら作らないわよ?」

キョン「いや、すまん。ありがたく頂くよ」

ハルヒ「それでいいのよ。で、何が好きなの?」

キョン「まぁ、色々だ。また考えとくよ。どの道お前が入院中じゃ作ってもらえないしな」

ハルヒ「それもそうね。あたしが退院するまでに考えときなさいよ」

キョン「まぁ、なんだ。お前が作ってくれるものはなんでも美味いしな」

ハルヒ「な……!」かぁぁ




235 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 03:02:32.84 ID:ViBB1E9zP
発想がアンパンマンと同じかよw




239 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 03:05:52.57 ID:sbmVW8za0
ハルヒ「な、なに気色悪いこと言ってんのよ」

キョン「すまん、妄言だ。忘れてくれ」

ハルヒ「……ふん」

キョン「じゃあ俺はそろそろ帰るよ。お大事にな」

ハルヒ「ちょっと、待ちなさいよ!」

キョン「ん?」

ハルヒ「その……病院って退屈なのよね。だからアンタ、私が退屈しないようになんとかしなさい」

キョン「そう言われてもだな……」

ハルヒ「命令よ!なんとかしなさい!」

キョン「そうだなぁ。病院って携帯電話禁止だったか?」

ハルヒ「知ったこっちゃないわ!他にこの部屋には入院患者も居ないし、別にいいでしょ」

キョン「じゃあ夜になったらメールくらい送るよ。それで良いか?」

ハルヒ「まぁそれくらいで許しといてあげるわ。くだらないメール送ったら承知しないからね」

キョン「善処するよ。じゃあな」

ハルヒ「……」





242 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 03:09:06.05 ID:sbmVW8za0
【午後10時・403号室】
『メール問い合わせ中・・・・・・新着なし』
『メール問い合わせ中・・・・・・新着なし』
『メール問い合わせ中・・・・・・新着なし』
『メール問い合わせ中・・・・・・新着なし』
『メール問い合わせ中・・・・・・新着なし』
『メール問い合わせ中・・・・・・新着なし』
『メール問い合わせ中・・・・・・新着なし』
『メール問い合わせ中・・・・・・新着なし』
『メール問い合わせ中・・・・・・新着なし』
『メール問い合わせ中・・・・・・新着なし』
『メール問い合わせ中・・・・・・新着なし』
『メール問い合わせ中・・・・・・新着なし』
『メール問い合わせ中・・・・・・新着なし』
『メール問い合わせ中・・・・・・新着なし』
『メール問い合わせ中・・・・・・新着なし』
『メール問い合わせ中・・・・・・新着なし』
『メール問い合わせ中・・・・・・新着なし』
『メール問い合わせ中・・・・・・新着なし』
『メール問い合わせ中・・・・・・新着なし』
『メール問い合わせ中・・・・・・新着なし』





244 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 03:10:58.50 ID:jqB15BxjO
KOEEEEEE!!




246 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 03:13:17.11 ID:sbmVW8za0
ハルヒ「……いつになったらメールしてくるのよ。ずっと待ってんのに」

ハルヒ「団長を5時間も待たせるなんて、厳罰ものだわ……」

prrrr

ハルヒ「!!」

パカッ

『元気にしてるか?退屈してないか?早く良くなって、また弁当作ってくれよな』

ハルヒ「ふふ、もっと気の利いたメール送ってきなさいよね。しょうがないわね、返信してあげようかな」

ハルヒ「うーん……。まぁまぁね、っと。作ってあげるからちゃんと感謝しなさいよ……送信っ」

『メール問い合わせ中・・・・・・新着なし』
『メール問い合わせ中・・・・・・新着なし』
『メール問い合わせ中・・・・・・新着なし』
『メール問い合わせ中・・・・・・新着なし』
『メール問い合わせ中・・・・・・新着なし』
『メール問い合わせ中・・・・・・新着なし』
『メール問い合わせ中・・・・・・新着なし』




247 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 03:14:25.00 ID:r+gll6pj0
ハルヒに自覚がないらしいのがまた恐ろしい




250 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 03:18:54.29 ID:mlUePTkM0
やんでれでさえキョンにはかなわぬのか




251 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 03:20:57.36 ID:sbmVW8za0





『メール問い合わせ中・・・・・・新着なし』
『メール問い合わせ中・・・・・・新着なし』
『メール問い合わせ中・・・・・・新着なし』
『メール問い合わせ中・・・・・・新着なし』
『メール問い合わせ中・・・・・・新着なし』
『メール問い合わせ中・・・・・・新着なし』
『メール問い合わせ中・・・・・・新着なし』

ハルヒ「なんっでっ……返信来ないのよ……!もう10分にもなるじゃない……」

ハルヒ「なによ、こんな時間にどこか出かけたっての?誰の所によ?こんな時間に」

ハルヒ「何?誰かに会ってんの?団長の許可もなしに?」

ハルヒ「駄目ね、許されざる行為だわ。これはSOS団に対する背信行為よ」

ハルヒ「確かめに行かなきゃ、確かめに……団の規律を乱すわけにはいかないもんね」

すっ

ガチャ

スタスタ……





254 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 03:25:07.32 ID:jqB15BxjO
たかが10分…

されど10分なんだな…




255 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 03:26:16.57 ID:sbmVW8za0
スタスタ……

ハルヒ「どういうつもりかしら。団員としての自覚がまるでないわ」

スタスタ……

ハルヒ「誰かしら?こんな時間に会う人なんて、普通いないわよね」

ハルヒ「女の子?私の知らない女の子と会ってたりしたら……」

ハルヒ「……罰金じゃ済まさないわよ。許さないから」

ハルヒ「SOS団の雑用係りに手を出すなんて、こんな時間に会ってる奴も良い度胸だわ」

ハルヒ「私の団が所有するものは、たとえ湯のみ一つでも絶対に奪わせないんだから」

ハルヒ「ましてや、キョンをたぶらかそうなんて……!!」

がりがりがりがり
ガシガシガシガシ

ハルヒ「許せないわ」

スタスタ……

ぽた……ぽた……




256 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 03:28:06.10 ID:H8zgLk5HO
なんという狂気




262 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 03:32:20.72 ID:sbmVW8za0
【午後11時半・キョン宅】

ガチャ

ハルヒ「……靴は置いてあるわね。居るのかしら?それとも他の靴で出かけたの……?」

ハルヒ「相手がこの家に来てるって可能性もあるわね」

ハルヒ「これが妹ちゃんの靴、これは……たぶんおばさんの、これがおじさんの……」

ハルヒ「……これは?」

ハルヒ「誰の靴よ?ねぇキョン、これ誰の靴なのよ……?女物じゃない?誰か来てるのね?」

ハルヒ「どうしてくれようかしら」

ハルヒ「キョンを誑かそうなんて、どこのどいつがそんなバカな事をしてるのかしら」

ハルヒ「相当なバカね。救いようがないわ。私がどうにかしなくちゃ」

スタ……スタ……

ハルヒ「キョンの部屋……二階だったっけ……?まってなさいよ……」

ぽた……ぽた……





269 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 03:35:50.52 ID:sbmVW8za0
妹「キョーンくーん!お風呂の前にパンツ置いとくねー。裸で出てきちゃだめだよー」

キョン『おー、ありがと。そういやミヨキチが来てるんだっけか』

妹「うんっ。今日は私と一緒に寝るのー」

キョン『そうかそうか。わかったから向こうに行ってなさい。俺もうすぐ出るから』

妹「はーいっ!」

キョン『やれやれ……。さっさと出てハルヒにメール返してやるか。退屈してるだろうしな』

ざぱっ……




271 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 03:37:12.89 ID:WCnmtT53O
ミヨキチ、後ろ、後ろ!




272 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 03:37:25.05 ID:aOSuno0a0
ミヨキチ逃げてー!




274 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 03:40:55.96 ID:sbmVW8za0
【キョンの部屋】

ハルヒ「ふっ……ふっ……ふっ……」

ハルヒ「この部屋の中に……相手が……」

ガチャッ!!

ハルヒ「ころっ……って、あれ?誰もいないじゃない……」

ハルヒ「……誰も居ない……電気はついてんのに」

ハルヒ「どこ?キョン?どこに居るのよ?」

ハルヒ「あ。携帯置きっぱなしじゃない。じゃあどこかに出かけてるって訳じゃなさそうね」

ハルヒ「お風呂にでも入ってんのかしら?……あはは、私としたことが、とんだ勘違いだったわ」

ハルヒ「……キョンの部屋……キョンのベッド……」




278 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 03:45:32.32 ID:6gc3BveWO
ハルヒ「ころすけなりー!」




279 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 03:46:32.38 ID:sbmVW8za0
ハルヒ「へぇ。意外に綺麗にしてるのね。ここまで入るのは初めてだし、なんだか新鮮だわ」

ハルヒ「私服も制服も……下着まで置いてる」

ハルヒ「ご、ゴミ箱……キョンの部屋のゴミ箱……」

ハルヒ「……」

ハルヒ「すぅ…………はぁ…………」

ハルヒ「すぅ……はぁ……」

ハルヒ「ティッシュのゴミがいっぱい……アイツ、こんなに……」

ハルヒ「キョンの使ったゴミ……えへへ、ゴミ……」




スタスタ…

スタスタ…

キョン『んー?俺の部屋で遊んでるのかー?』

ハルヒ「!」




284 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 03:52:18.10 ID:sbmVW8za0
キョン『早く寝なさい。ミヨキチも。明日も学校だろ』

スタ…

スタ…

ハルヒ「ミヨキチ……?」

ハルヒ「って、あのキョンの恋愛小説に出てきた、妹ちゃんの同級生の……?」

ハルヒ「あの靴はそいつのかぁ……なんでこんな時間にこんな場所にいるのかしら?」

ハルヒ「小学生が遊びに来て良い時間じゃないでしょ?」

ハルヒ「へぇ、そうかぁ。キョンを誑かそうとしてたのはそいつだったとはね、盲点だったわ」

ハルヒ「てっきり私達の同級生かと思ってたわ」



キョン『おーい、早く出てきなさい。人の部屋に勝手に入るなって何度言ったら……』

ガチャ

キョン「あれ?……誰もいない」




285 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 03:53:26.69 ID:QuNqKH9hO
上かっ




286 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 03:55:52.89 ID:sbmVW8za0
キョン「ん?おかしいな、誰か部屋に居るかと思ったんだが」

キョン「気のせいだったかな?まぁ良いか。早いとこハルヒにメール返信しなきゃな」

キョン「アイツのことだ、ちょっとでも待たせたら直接文句言いに来るかもしれんしな」

キョン「なんてな、いくらなんでもそれはないか。さて、と」

キョン「……よし、内容はこれでよし。送信、と」




ブゥゥゥン……ブゥゥゥン……

キョン「ん?」




287 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 03:57:32.28 ID:epAgzLVYO
ひいいいいいい




288 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 03:58:05.04 ID:mwwgvl/vO
なんというホラーww




292 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 04:02:23.85 ID:sbmVW8za0
キョン「なんだ?どっかで携帯のバイブみたいな音が……」

ブゥゥゥン……ブゥゥゥン……ブゥゥ

キョン「止まった?気のせいだったかな」

キョン「まぁ良いか。あとはのんびり寝転がりながらメールを楽しむとするかな」

ぽふっ

キョン「……ハルヒの奴も、いきなり入院なんてかわいそうにな。あんな騒がしい奴でも、居ないとなると寂しいもんだ」

チ…

キョン「また何か音が……なんだ、この音……?」

チ…カチカチ…カチカチ……

キョン「何の音だよ?雨でも降ってるのか……?」

カチカチ……カチカチ……

カチッ

キョン「おっ。また止んだ」

prrrrrrr

キョン「!返信来たか。良かった、まだ起きてたんだな」




293 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 04:03:38.14 ID:QTPKUS+bO
ハルヒどこいるし




304 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 04:15:22.95 ID:sbmVW8za0
『退屈はしてないわよ。アンタはもう寝るの?』

カチカチ……

キョン「へぇ、病院に居るのに退屈してないか。なんか暇つぶしでも見つけたかな」

カチカチ……

キョン「俺はもうちょっと起きとくつもりだったが……アイツが暇してないなら寝るとするか」

カチカチ……

キョン「もう寝るつもりだ。お前も早く寝て元気になれよっと」

カチカチ……

キョン「よし、電気消すかな。妹達ももうそろそろ寝る頃だろ」

カチカチ……

キョン「……」

カチカチ……

カチカチ……

カチカチ……

キョン「……何の音だよ……さっきから……」





306 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 04:18:09.14 ID:QuNqKH9hO
さすがは鈍感さに定評のあるキョン




307 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 04:19:36.26 ID:WCnmtT53O
どこだ、どこにいるんだ




308 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 04:20:18.66 ID:sbmVW8za0
キョン「……なんか怖いな。ミヨキチ達が下で遊んでるのか……?」

キョン「それとも雨の音か……」

カチカチ……

カチカチ……

キョン「うう、いかん。怖い夢見そうだ。さっさと寝よう」

カチカチ……

カチカチ……

prrrrrr

キョン「おわっ!?び、びっくりした……返信か。いやに早いな……」

『おやすみ』

キョン「……音が止んだな。なんだったんだ?」

キョン「……まぁ良いか。寝れば忘れるだろ」

キョン「……」




310 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 04:21:55.31 ID:QuNqKH9hO
四文字でカチカチいいすぎだろw




312 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 04:24:07.87 ID:sbmVW8za0
【30分後】

キョン「ぐがー……ぐー……」

ハルヒ「……」

ハルヒ「寝たかしら」

ハルヒ「……意外に寝相いいのね、キョン」

ハルヒ「退屈はしてないわよ。だってアンタの下に居るんだから」

ハルヒ「よいしょ…っと」もぞもぞ

ハルヒ「ふふん、結構可愛い寝顔してるじゃない」

ハルヒ「間抜け面。いくら見てても飽きなさそうね、この寝顔」

ハルヒ「……」

ハルヒ「……」じーっ




313 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 04:26:48.93 ID:jqB15BxjO
ハルヒさっさと帰れよw




314 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 04:27:57.72 ID:WCnmtT53O
ベッドの下でカチカチやってるのに気付かない男の人って……キョン




325 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 04:39:22.96 ID:sbmVW8za0
【翌日・午前7時】

ガチャ!

妹「キョーン君っ!!朝ー!起きてー!……うわっ!?」

妹「な、なにこれ……?血……?」

妹「キョン君の部屋に血の跡がいっぱい……ねぇキョンく……」

キョン「んー……?なんだ……?」

妹「キョ、きょんくん……どっか怪我したの?痛い?ねぇ痛い?」

キョン「怪我?どこにも怪我なんか……ってうわ!?」

妹「じゃあなんで、なんでキョン君のお布団血まみれなの!?」

キョン「な、なんだよこれ……」




463 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 22:44:52.08 ID:sbmVW8za0
キョン「……なんなんだ一体」

妹「ホントにどっこも痛くないの?だいじょうぶ?」

キョン「ああ、大丈夫大丈夫。心配するな」

妹「でもでも……お布団に血が……」

キョン「まぁこれくらい洗濯すりゃどうにでもなるよ。鼻血でも出たんだろ」

妹「……うん」

キョン(……とは言え、これは……またなにか面倒ごとに巻き込まれたかな)

妹「キョンくん……」

キョン「ほら、ミヨキチも起きてるんだろ?一緒に朝ごはん食べてきなさい」

妹「ミヨちゃん、まだ寝てるよ?起こしたんだけど……」

キョン「そうなのか?まぁまだ早いしな、もうちょっと寝かしてやっても良いんじゃないか」

妹「ミヨちゃんいっつも朝早いんだけどなぁ……」




464 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 22:45:24.31 ID:knsiGlih0
まさか…




466 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 22:47:17.22 ID:qN2KPxKw0
そんな・・・




469 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 22:49:20.39 ID:sbmVW8za0




キョン「たまには早く行くか。いつも遅刻ぎりぎりだとハルヒにどやされるしな」

妹「あれー?キョンくん、もう行くの?ごはんは?」

キョン「ああ、パン食べたよ。お前達も遅刻せずに学校行くんだぞ?」

妹「あははー、キョン君に遅れちゃ駄目って言われたー」

キョン「俺が言ったらおかしいか」

妹「だぁってぇ、キョン君いっつも寝坊してるのに!」

キョン「ぐ、まぁそれはいい。ミヨキチは?」

妹「まだ起きてないー」

キョン「そうか。昨日散々遊びに付き合わせたんだろ?早めに起こしてやれよ?」

妹「はぁい。いってらっしゃーい」フリフリ

キョン「おう。じゃあな」




473 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 22:57:57.74 ID:sbmVW8za0
【学校】

キョン「まだ8時前か。さすがにまだ来てる奴も少ないな」

キョン「朝練に精を出してる運動部くらいか、いま学校にいるのは」

キョン「……SOS団の誰かなら誰か来てるだろ」

キョン「長門……いや、この際古泉でも良い。誰かに説明しなきゃな」

キョン「昨日の不可解な音といい、血のついたベッドと言い……」

キョン「とりあえず連絡とってみるかな。まず長門にでも」

キョン「ん?そういや今日はまだ携帯開いてなかったな」

ぱかっ

『着信あり:262件』
『新着メールあり:1件』




476 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 23:03:53.95 ID:qN2KPxKw0
メールは1件だけか・・・




480 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 23:10:37.74 ID:sbmVW8za0
キョン「なっ……」

キョン「着信誰だよ……。こんなにガンガン携帯鳴らされてたのに気づかなかったのか」

キョン「げっ。……着歴に残ってるの全部非通知か。まったく、手の込んだいたずらだな」

キョン「いや……昨日の事も考えると、ただのいたずらって訳でもなさそうだな」

キョン「いかん、なんか怖くなってきたぞ」

キョン「……メールの方は」カチッ
――――――――――――――――――――――――
from:涼宮ハルヒ
Sub:無題
本文:おはよう。よく眠れたみたいね。アンタってば全然起きないんだから。
こっちは退屈よ。病院食はまずいし、やることもないし。
あ、そうそう。傷口開いちゃったからちょっと退院延びちゃうみたいなのよ。
だから今日もお見舞い期待してるわよ!来なかったらわかってるんでしょうね?
アンタが学校で惰眠貪ってる間私は病院でぼーっとしてなきゃいけないんだから。
もし来なかったらあれくらいじゃ済まさないわよ!
そうだ、アンタねぇ、ちょっと寝るの早すぎない?小学生じゃあるまいし。
それから、団員の皆には私が退院するまで部活は自由参加だって言っておいて。
団長が居なくちゃなかなか活動も出来ないしね。あ、アンタは別よキョン。
あたしが居ない間にしっかりとSOS団員としての自覚と資質の育成に努めること!いいわね?



それでね、病院の事なんだけど、私は別に一人とか気にしないんだけど、なんだかんだ退屈なのよね。
だから、退院するまであん
――――――――――――――――――――――――




483 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 23:12:41.43 ID:woZOCBmhO
これは気付くw
さすがに気付くwww




484 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 23:13:21.69 ID:PLjfShCk0
キョンが気づくわけなかろう




488 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 23:18:59.01 ID:sbmVW8za0
キョン「うわ……なんだこりゃ……」

キョン「なんでこんな中途半端なところで切れてるんだ」

キョン「……容量不足か。容量足りないメールなんて初めて見た」

キョン「それにしてもよっぽど退屈だったんだな。こんな長いメール打つとは」

キョン「起きないんだからって、どういう意味だよ。まるで寝てるとこ見てたような言い方だな」

キョン「ん?あ、なるほどな。朝からあんなに電話かけてきてたのはコイツか。それでも起きなかったってことか」

キョン「あれくらいで済まさないってなんだよ……。こっちの方がわけがわからん」

キョン「アレってなんだ?心当たりがありすぎてわからんぞ。……まぁ良い、とりあえず長門に連絡してみるか」

カチカチ

prrrrr

長門『……』

キョン「おう、長門」




490 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 23:21:40.44 ID:woZOCBmhO
うぉいwww
なんと素晴らしい解釈w




491 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 23:23:55.28 ID:sbmVW8za0
長門『……』

キョン「おう、長門。朝早くにすまんな。今どこだ?」

長門『部室』

キョン「そうか、良かった。ちょっと相談したいことがあるんだ。行って良いか?」

長門『いい』

キョン「サンキューな。じゃあ今から行くよ」

長門『……』

プツッ
ツーツーツー

キョン「……今のは肯定ととって良いんだよな。よし、いくか」




493 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 23:26:50.71 ID:sbmVW8za0
ガラガラ

スタスタ
スタスタ

古泉「おや、おはようございます」

キョン「おう、ちょうどよかった。お前もちょっと部室まで付き合ってくれないか」

古泉「部室に?わかりました。またなにか問題でも?」

キョン「ああ、ちょっとな」
古泉「それは涼宮さん絡みのことで?」

キョン「いや、それはわからんのだが……まぁ詳しくは部室についてから話す。長門も居るからな」

古泉「そうですか。僕で力になれることがあれば良いのですが」

キョン「昨日からちょっとした恐怖体験をしててな。頼りにしてるぞ」

古泉「おや、これは珍しい。どうやら本当に怖い体験をされたようですね。幽霊でも見ましたか?」

キョン「うーん、なんとも言えん。似たようなもんだ」




496 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 23:33:54.93 ID:sbmVW8za0
【部室】

ガチャ……

キョン「よう。おはよう長門」

古泉「おはようございます、長門さん」

長門「……」こくっ

古泉「では長門さんも居ることですし、説明をしていただいてもよろしいですか?」

キョン「そうだな。まず一番気になることなんだが、今朝起きたら俺のベッドとその周りが血まみれになってた」

古泉「え……?」

長門「……」

キョン「俺も起きるまで気づかなかったんだが、布団の中までびちゃびちゃだったんだ。生臭くて大変だった」

古泉「それは……なんとも不可解な……」

キョン「どこか怪我でもしてるかと思ったんだが、別段変わったところもない。これ、お前らはどう思う?」




498 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 23:38:32.81 ID:sbmVW8za0
古泉「……僕にはなんとも……」

キョン「だよな。なんだったんだあれは。もしかして俺の家に幽霊とか居るのか?」

長門「居ない」

キョン「お、そうなのか。でもそうなると……」

長門「生身の人間」

キョン「そのほうが怖いよな……。一体誰の血だ」

長門「不明。あなたの身体に付着していた血液を調べた結果、それはヒトの血である可能性が高い」

古泉「という事は、あなた以外の誰かの血液、ということになりますね」

キョン「そうなんだよな。なんとかして誰の血かわからないか?」

長門「わからない。サンプルの摂取量が微量であるのと、照合サンプルがない」

古泉(ふむ……?)




501 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 23:46:04.57 ID:sbmVW8za0
キョン「そうか……。他にもだな、夜寝てると変な音が聞こえてきたり、誰かの視線を感じたり」

古泉「丸きり霊体験ですね。本当に貴方の家は曰くつきとかじゃありませんよね?」

キョン「俺の知る範囲ではな。これと言って不気味な事が起こることも今までなかったし」

長門「そう」

キョン「それで今日お前達に相談したんだ。朝比奈さんに言ったら怖がるだろうしな」

長門「賢明」

古泉「そうですね。しかしどうも不可解ですね。一体誰の血なんでしょうか」

キョン「それがわかったら苦労しねぇよ。ったく、なんでこう毎度毎度面倒ごとに巻き込まれるかね……」

古泉「ふふ、それもまた良いではありませんか。今のところこれといった実害もないのですし」

キョン「それもそうなんだがな……。やれやれ、お前らにもわからないんじゃお手上げだ」




502 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 23:47:20.69 ID:sbmVW8za0
キョン「このままじゃいつ実害が出るかわかったもんじゃない」

長門「大丈夫。私がさせない」

キョン「……長門、ありがとな。頼りにしてるよ」

古泉「では、そろそろ戻りましょうか。もうすぐ始業ですし」

キョン「それもそうだな。ありがとな、二人とも。またなんかあったら話聞いてくれ」

古泉「ええ、もちろんです。お力になれなくて申し訳ありません」

長門「……」

キョン「あ、そうだ。今日からは部活自主参加だそうだ。たまにはゆっくりしろよ」

古泉「ふふ、お心遣い痛み入ります。では後ほど」

キョン「ああ、またな」

ガチャ

バタン





505 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/08(木) 23:53:13.19 ID:sbmVW8za0
古泉「さて」

長門「涼宮ハルヒ」

古泉「やはり……ですが、一体なぜ?昨日の入院の原因といい……」

長門「動機は私にもわからない。わかるのは事実だけ」

古泉「ふむ。それで、昨日の彼女の行動は?」

長門「まず彼の家に向かった。涼宮ハルヒは家族に気づかれることなく彼の家に侵入し、部屋に到達した」

古泉「……なるほど。ですが、一体なぜ……」

長門「彼が入浴を終え部屋に入ってくるのに気づき、ベッドの下に隠れた」

古泉「それはいつまでです?」

長門「さっき」

古泉「え?」




507 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 23:54:07.17 ID:kNy8zlmc0
え?




509 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/08(木) 23:55:31.64 ID:KwrPVKJw0
え?さっき?




517 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 00:07:17.93 ID:YTJkCmpe0
長門「彼が家を出た直後、涼宮ハルヒもそれを追う形で家を出ている」

古泉「では、今は……」

長門「自分の教室に居る。彼を先回りして掃除箱の中に隠れている」

古泉「……」ぞくっ

長門「……」

古泉「なぜそんな行動に……。では、彼のベッドの血と言うのは」

長門「彼女が術後の傷跡を自ら引き裂いて出た血液と思われる。彼の家に向かう際、喉や髪、傷跡を掻き毟っている」

古泉「ベッドの中にも血があったと言うのは?」

長門「彼が寝ている間にベッドに潜り込んだ。彼の妹が起こしに来る直前まで」

古泉「そう……ですか……」




525 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/09(金) 00:13:13.48 ID:YTJkCmpe0
古泉「なるほど、ありがとうございます。彼女の健康状態はどうなんでしょう」

長門「命に別状はない」

古泉「腹部の傷の出血は?」

長門「収まりつつある。出血多量による嘔吐感などは現れる可能性がある程度」

古泉「そうですか……ではそのように病院には伝えます」

長門「そう」

古泉「さっき、彼の前で出血の正体を言わなかったのは……」

長門「ドアの前に涼宮ハルヒが居たから」




526 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 00:13:49.79 ID:X/fRhuXm0
こええぇ…




527 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 00:14:27.24 ID:pc8n45pj0
KOEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE




528 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/09(金) 00:14:30.12 ID:YTJkCmpe0
古泉「わかりました。彼も幸いまだ涼宮さんが犯人だとは気づいていないようですしね」

長門「そう。しかし、解決策は早めに出した方がいい」

古泉「……彼女を無理やり病院に引っ張っていくわけにもいきませんしね」

長門「……」

古泉「今のところ、現状を放置するしかありません。彼に被害が及ばない事を祈るばかりです」

長門「私がさせない」

古泉「……長門さんがそう言ってくれるなら安心ですね。僕達も早急に解決策を出しましょう」

長門「……」こくっ




533 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/09(金) 00:18:45.86 ID:YTJkCmpe0
【放課後・文芸部室】

キョン「俺はハルヒの見舞いに行くけど、お前はどうする?」

古泉「ぼ、僕は少し用事がありますので今回は見送ります」

キョン「そうか。行ったらアイツも喜ぶと思うけどな」

古泉「申し訳ありません。彼女にはよろしくお伝えください」

キョン「ああ、わかったよ。お前もどうせ機関絡みだろ?ご苦労さん」

古泉「え、ええ」

キョン「じゃあ俺は行くよ。後戸締りとかよろしくな」

古泉「了解しました」

古泉(こうしている間にも……涼宮さんはどこかで……)

キョン「おい、どうした?顔色悪いぞ?」

古泉「そ、そうですか?いや、最近寝不足気味でして。ご心配をおかけして申し訳ありません」

キョン「そうなのか。ま、無理はしないようにな」

古泉「はい。ありがとうございます。お気をつけて」

キョン「おう、じゃあな」





547 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/09(金) 00:26:04.46 ID:YTJkCmpe0
【校門前】

みくる「あ、キョンくぅん」

キョン「朝比奈さん。朝比奈さんも今帰りですか?」

みくる「うん。キョン君も?」

キョン「いや、俺はハルヒの見舞いに行こうかと思って」

みくる「あ、そうなんですかぁ。私もそうしようかなって思ったんです」

キョン「そうなんですか。じゃあ一緒に行きます?」

みくる「そうですねっ。古泉君たちも誘おうかなって思ったんですけど……忙しいかな?」

キョン「あいつはなんか機関の仕事があるみたいで行けないみたいなんですよ」

みくる「そっかぁ。しょうがないですね。長門さんも?」

キョン「アイツは聞いてないですけど、来るんじゃないでしょうか?」

みくる「じゃあ呼びに戻りましょうか?」

キョン「うーん。あんまり遅くなるとハルヒがヘソ曲げそうだし、一応電話だけ入れて行きましょう」

みくる「うふ、それもそうですね。キョン君が来るの、楽しみにしてるでしょうし」




548 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 00:27:08.05 ID:Tp0kvi6W0
みくる終わったな…




558 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 00:33:03.28 ID:YTJkCmpe0
スタスタ

トテトテ

キョン「……」

みくる「キョンくん?どうかした?」

キョン「いや、長門からの返信が来ないのが気になりまして。アイツがこんなに返信遅いなんて珍しい」

みくる「ふぇ?」

キョン「まぁ、アイツだって忙しいこともあるでしょうしね。たまの休みに誰かと遊んでるのかも知れないし」

みくる「そうなのかなぁ?うーん……」

キョン「長門はどうやらクラスにも友達がいるみたいですからね」

みくる「そうですね。ふふ、なんだか長門さんが普通の女の子と遊ぶのなんて想像できないなぁ」

キョン「ですね。でもああ見えて意外とうまくやってたりするのかも知れませんよ」

みくる「そうかもしれませんね。あ、もう着きますね。あれが病院でしょ?」

キョン「ええ。ハルヒの奴退屈してるだろうなぁ」




566 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/09(金) 00:39:35.04 ID:YTJkCmpe0
【病院・受付】

キョン「なんだか騒然としてますね」

みくる「ホントだ。救急車から患者さんが運ばれてきてますよ」

キョン「みたいですね。……うっ」

ガラガラガラ

救急隊員「そこどいてっ!!道を開けてください!!!」

ガラガラガラ……

みくる「う……うあ……」

キョン「今の……男?女か?……だいじょうぶですか、朝比奈さん」

みくる「うっ……顔、顔が……!キョン君、は、はやく涼宮さんの部屋にいきましょう……はやく……」

キョン「朝比奈さん、しっかりしてください。気分が悪いならトイレに……」

みくる「ううん、だいじょうぶ。だいじょうぶだから……」

キョン「ホントに大丈夫ですか……?」




574 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 00:42:31.03 ID:b5ZTWc2+0
あれ…古泉?




577 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 00:44:29.26 ID:S+s0bZ6G0
男か女かわからないってことは、ショートカット?




580 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 00:48:11.34 ID:HcbPubki0
長門ってショートカットじゃね?




582 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 00:48:56.63 ID:YTJkCmpe0
【403号室】

ハルヒ「遅い!!!」

キョン「うわっ」

みくる「ひゃああああ!?」

ハルヒ「アンタねぇ、昨日のメール覚えてないの?退屈で退屈で死にそうだったんだから!!」

キョン「は、入るなりいきなり怒鳴るなよ。びっくりするだろ」ドキドキ

みくる「でも元気そうで良かったですぅ……体調はどうですか、涼宮さん」

ハルヒ「うん、もうだいぶ楽よ。傷口は開いちゃったけど、これ塞がっちゃえば退院できるらしいわ」

キョン「そうか、そりゃ良かった。でもあんまり無理して長引かせるなよ」

ハルヒ「当然よ。あたしが居なかったらSOS団が成り立たないじゃない!」

キョン「それだけ怒鳴れたら上等だな」

みくる「ふふっ……よかったぁ、いつも通りの涼宮さんで」




591 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/09(金) 01:00:02.10 ID:YTJkCmpe0



キョン「ああそうだ、古泉もお前によろしくってさ」

ハルヒ「そう。皆に心配かけちゃったわね」

キョン「そりゃそうだ、誰だって心配するさ。さて、と。そろそろ帰るかな」

みくる「あ、もうこんな時間かぁ。そうですね、そろそろお暇しなくちゃ」

ハルヒ「えっ、もう帰るの?」

キョン「もうこんな時間だしな。あんまり長く居ても迷惑だろ?」

みくる「そうだ、キョン君。今日は急ぎの用事ありますか?」

キョン「はい?いや、特にないですけど」

みくる「じゃあキョン君は残ってあげてください。私、今日は鶴屋さんとご飯食べに行くから」

ハルヒ「そうなの?じゃあ仕方ないわね。キョン、アンタはもうちょっと私の退屈しのぎに付き合いなさいよ」

キョン「やれやれ……しょうがないな」

みくる「じゃあ、あたしはお先に失礼しますね。涼宮さん、早くよくなってくださいね?」

ハルヒ「ありがと!私もついでにトイレ行って来ようかしら」

キョン「そうか、じゃあ俺はここで待ってるよ」





592 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 01:00:29.07 ID:eDZfD+Yb0
え、みくるはやめてえええええええ




596 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 01:01:59.78 ID:u59Y5boHO
みくる良いこと言ったのに!言ったのに!




600 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 01:03:49.22 ID:Y7cum45l0
>>596
珍しく空気じゃなかったのに・・・




603 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 01:06:48.40 ID:YTJkCmpe0




ハルヒ「ただいま」

キョン「おう、遅かったな。大丈夫か?」

ハルヒ「平気よこれくらい。みくるちゃんは帰ったわよ。あんたによろしくだって」

キョン「そうか……ん?お前、服に血ついてるぞ。どうした?」

ハルヒ「え?あ、やだ。またちょっと傷口開いちゃったかしら」

キョン「おいおい、またか?大丈夫なのかよそんなんで。ナースコールするか?」

ハルヒ「平気よ、出血自体はよくするもの。どうせ呼んでも消毒とかされるだけだし」

キョン「そうなのか?」

ハルヒ「そうよ。そんな小さい事いちいち気にしないの!アンタだって指切ったくらいで救急車呼ばないでしょ?」

キョン「まぁそりゃそうだけどな」

ハルヒ「でしょ?わかったらさっさと私の退屈しのぎになんか話しなさい!」




625 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/09(金) 01:18:23.35 ID:YTJkCmpe0
ハルヒ「最近学校はどう?私が居なくて寂しいんじゃないの?」

キョン「ん?そうだなぁ……そういえば今日、昼休みの時に谷口にそんな事言われたな」

ハルヒ「ふぅん?どんな風に?」

キョン「たしか、いつも騒がしい奴でも居なくなるとかえって寂しいんじゃないのか?とかなんとか」

ハルヒ「ふふん、そうだったわね確か。アンタも図星つかれてうろたえてたんじゃないの?」

キョン「バカを言え」

ハルヒ「なによ、私が居なくてもたいして変わらないっての?」

キョン「そういうわけじゃない。そうは言ってないだろ」

ハルヒ「じゃあなによ。はっきり言ってみなさいよ?寂しいの?寂しくないの?」

キョン「な……卑怯だぞ、そういう聞き方は」

ハルヒ「いいから答えなさい。寂しいか、寂しくないか!」

キョン「……さ、寂しい……かな。まぁちょっとくらいはな」

ハルヒ「そ、そんなに照れる事ないでしょ。中学生じゃないんだから……」かぁぁ

prrrr

キョン「?」ハルヒ「?」





629 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 01:25:32.74 ID:3uyfMcKNO
そうだったわね…


その時もいたのか!




630 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/09(金) 01:26:38.73 ID:YTJkCmpe0
ハルヒ「なによ、電話?誰からよ?」

prrrrr

キョン「お、電話みたいだな。佐々木からだ」

prrrrr

ハルヒ「……ふぅん?出ないの?」

キョン「一応病院だしなぁ……。まぁいいか、お前も使ってるんだし」

ハルヒ「……」ぎりぎりぎり……

ピッ

キョン「おう、どうした?」

佐々木『くつくつ、いきなりご挨拶だな。久しぶりの会話だというのに』




631 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/09(金) 01:27:46.01 ID:YTJkCmpe0
キョン「悪いな、今病院なんだ。長くなるなら後でかけ直す」

佐々木『そうだったのか、済まない事をしたね。では用件だけで済ませてしまおう』

キョン「なんだ?」

佐々木『明日の放課後に少し時間をいただけないだろうか?』

キョン「明日か?別にいいけど、どうした?」


ハルヒ「……」ぎりぎりぎり
ハルヒ「……」ぶちっぶちぶちっ




632 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 01:28:11.27 ID:BjcUZ8SvO
佐々木逃げてー




633 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/10/09(金) 01:29:30.91 ID:un5iIrqFO
200件以上電話したハルヒの前で1回のコールで出てもらった佐々木さん…さよなら




649 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/09(金) 01:42:50.46 ID:YTJkCmpe0
佐々木『なに。ちょっとした世間話さ』

キョン「そうなのか。別に構わないんだけどな」

佐々木『くくっ、そうか。それはありがたい。では明日放課後に駅前の喫茶店でいいかな』

キョン「ああ、構わないんだが、5時くらいになっても良いか?」

佐々木『ああ、僕は一向に構わないよ。ちょうどそっちでする用事もあるしね。もしかして都合が悪いのかな?』

キョン「いや、ちょっとな。まぁ良いならそれで良いんだ。じゃあ明日な」

佐々木『ああ。それでは久しぶりの再会を楽しみにしているよ、キョン』

キョン「おう。じゃあな」

ピッ

ハルヒ「あ、電話終わったの?」

キョン「ああ、まぁな。明日話がしたいんだと。ん?何持ってんだ?」

ハルヒ「ん?ふふ、なんだと思う?」

キョン「いや、さっぱりだ。何だよ、なんで隠すんだ?」

ハルヒ「んふふ、内緒」





655 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/09(金) 01:56:12.80 ID:YTJkCmpe0
ハルヒ「で、明日はなんで5時なの?もっと早く行こうと思えば行けるでしょ?」

キョン「お前の見舞いが最優先だろ。……わかってるくせに言わせるな」

ハルヒ「……アンタ、よくそんなこっ恥ずかしい台詞堂々といえるわね」

キョン「……じゃあ今日はここらで帰るよ。お大事にな」

ハルヒ「……うん。アンタも、あたしが居ないからって学校生活蔑ろにしてたら承知しないからね」

キョン「わかってるよ。今日も遅刻してないしな」

ハルヒ「明日からもそうとは限らないでしょ?なんなら私がおはようコールくらいしてあげるわよ?」

キョン「目覚ましは間に合ってるから遠慮しとくよ」

ハルヒ「なによ、親切心でいってあげてんのに。で、今日の夜もわかってるんでしょうね?」

キョン「退屈だからメールして来い、ってか」

ハルヒ「わかってんなら良いのよ。別にメールじゃなくて電話でも良いけどね」




656 : ◆r3yksmPHg2 :2009/10/09(金) 01:57:11.37 ID:YTJkCmpe0
キョン「はいはい、わかったよ。じゃあまた明日な」

ハルヒ「ん。今日は……その、ありがとね」

キョン「おう、団長の見舞いも雑用の仕事なんでな。じゃあな」

ハルヒ「うん。ばいばい」

ガチャ

バタン!

カチャ……

パタン……








その2へ





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コメント
この記事へのコメント
  1. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/10/18(日) 13:10: :edit
    1(σ・∀・)σ
  2. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/10/18(日) 13:14: :edit
    2?
    ヤンデレこわいです^q^
  3. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/10/18(日) 13:22: :edit
    3ばん
  4. 名前:   #-: 2009/10/18(日) 13:27: :edit
    こわすぎて一旦読むの中断したぞw
  5. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/10/18(日) 13:28: :edit
    デレデレデレ
  6. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/10/18(日) 13:29: :edit
    怖すぐる
  7. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/10/18(日) 13:35: :edit
    7げっと
    おっきした俺はどうしたら・・・
  8. 名前:    #-: 2009/10/18(日) 13:36: :edit
    ふぅ…
  9. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/10/18(日) 13:40: :edit
    ガチャ

    バタン!

    カチャ……

    パタン……

    志村後ろーーーーーー!
  10. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/10/18(日) 13:46: :edit
    長門と古泉の会話のとこなんかぞわっときたわ


    妹がいつまで生き残れるかが怖い
  11. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/10/18(日) 13:47: :edit
    長門がヤンでるように見える・・・
  12. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/10/18(日) 13:55: :edit
    ヤンデレって、こんなに怖かったっけ?
  13. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/10/18(日) 14:09: :edit
    とりあえず、「最近のコメント」を見てぞっとした
  14. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/10/18(日) 14:16: :edit
    弁当渡すシーンでカンタ思い出したよ
  15. 名前: 通常のナナシ #TNMtb/9k: 2009/10/18(日) 14:19: :edit
    ハルヒソーセージとか怖ェよ…。

    ※8はこの話で抜いたのか?
  16. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/10/18(日) 14:42: :edit
    真面目にこれくらい束縛されたい
  17. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/10/18(日) 15:09: :edit
    ファイナルアタックライドゥ…キョキョキョキョン!
  18. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/10/18(日) 15:13: :edit
    これくらいヤンデレじゃない
  19. 名前:   #-: 2009/10/18(日) 15:49: :edit
    疑問。
    グロ無しのヤンデレてある?
    ホラー系にも言えるけど血だの凶器だのに頼るうちは三流というイメージが、、。
  20. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/10/18(日) 15:52: :edit
    よりにもよって豚焼肉弁当食いながら読むんじゃなかった・・・orz
  21. 名前: m.A #-: 2009/10/18(日) 16:13: :edit
    初めて長い小説よみましたぁ!

    わ…わたしっ
    こういうグロイの怖いんで
    なんともいえませんッ泣
  22. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/10/18(日) 17:19: :edit
    これって小説なのか………?
  23. 名前: VIPPERな名無しさん #-: 2009/10/18(日) 17:22: :edit
    あぁお腹が痛い
  24. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/10/18(日) 17:25: :edit
    ていうかこれは半分ヤンデレと違うだろ。
    スイーツ(笑)が言ってるツンデレみたいな解釈の違いがある。
  25. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/10/18(日) 18:42: :edit
    ヤンデレハルヒおいしいです。(^q^)
  26. 名前: VIPPERな名無しさん #-: 2009/10/18(日) 20:45: :edit
    腹ぺこって死語なの?
    普通に使ってるけど
  27. 名前: 通常の名無し #-: 2009/10/18(日) 20:57: :edit
    てか、最近のぷん太は厳選だな
    中の下くらいのやつも載せてやれよ
    二週間前ぐらいにVIPで見たこなキョンとか面白かったぞ
  28. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/10/18(日) 22:46: :edit
    みゆきちはどうなった
  29. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/10/18(日) 22:47: :edit
    ↑怖くて名前間違えたがな…w
  30. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/10/18(日) 23:00: :edit
    グロは除き自分も同じような感じなのだと実感した
  31. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/10/18(日) 23:05: :edit
    前半だけで本気で怖い

    初めてgkbrをリアルに体験した
  32. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/10/18(日) 23:50: :edit
    最後なに持ってたんだ………
  33. 名前: ファンガイア #-: 2009/10/19(月) 00:48: :edit
    こええええええよおおおおおお
  34. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/10/19(月) 01:17: :edit
    ヤンデレはスプラッタじゃなくてホラーが魅力だと思うんだけどな
    最初の方とかかなりよかったのに
    言葉様だって刺すのは最後の一度だけなんだぜ
  35. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/10/19(月) 01:29: :edit
    マジコワ
  36. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/10/19(月) 10:56: :edit
    人ソーセージからもう怖すぎる
  37. 名前:   #-: 2009/10/19(月) 14:51: :edit
    これはツンヤンデレだな・・・怖い
  38. 名前: オレンジレモン #-: 2009/10/24(土) 20:51: :edit
    その2のほうにコメントしてからこっちにコメるのどーかと思うけどコメントするにょろ。
    えーと、前半にょろね。
    まだ後半読んでない人はこの先長い(とあたしは思う)にょろ~~  by鶴屋さん
  39. 名前:   #-: 2009/11/13(金) 20:54: :edit
    これはwktkするな。
  40. 名前: 通常のナナシ #-: 2010/01/15(金) 22:11: :edit
    oh...ヤンデレはやっぱ怖い・・・。
    だが面白い。
  41. 名前: あ #-: 2010/09/23(木) 07:26: :edit
    KOEEEEEEEEEEEEE
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俺の妹がこんなに可愛いわけがない 黒猫 白猫Ver.
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