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ハルヒ「はあ?セールスなんてお断りよ!!」

***
2009/09/09(水)
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 03:25:30.73 ID:aFt+mesa0
喪黒「ほっほっ、セールスと言ってもお代はいただきません」

ハルヒ「とにかく邪魔なのよ!あたしたちは今不思議探ししてるんだから!」

喪黒「ほほう、不思議ですか……」




3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 03:28:05.70 ID:aFt+mesa0
ハルヒ「おじさんには関係ないわよ!行きましょう、みくるちゃん、古泉くん」

古泉「はい、では失礼します」

みくる「ま、待ってください」

喪黒「またお会いしましょう、涼宮さん」

ハルヒ「……」




8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 03:32:49.66 ID:aFt+mesa0
数日後

ハルヒ「最近面白いことがないわね……なんかイライラするわ」

喪黒「これはこれは涼宮さん、奇遇ですな」

ハルヒ「!あんたこの間の……」

喪黒「ほっほっ、覚えていてくださいましたか」

ハルヒ「言っておくけど、あたしにはセールスなんて」

喪黒「いえ、あなたには心の隙間がおありのようですな」

ハルヒ「こ、心の隙間……?」

喪黒「その隙間をお埋めするために、私は手助けしたいだけなのです」





9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 03:35:38.01 ID:aFt+mesa0
喪黒「申し遅れました、私こういう者です」

ハルヒ「ふん……セールスマンの名刺なんてもらってもね……」ぴらっ
ハルヒ「ココロのスキマ、お埋めします……喪黒福造……あからさまに怪しいわ」
ハルヒ(でも、よく考えると不思議な存在かも……!)




12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 03:38:48.91 ID:aFt+mesa0
ハルヒ「話くらい聞いてあげてもいいわ。で、あたしのどこに心の隙間があるっていうの」

喪黒「それは涼宮さんが一番わかってらっしゃるでしょう」
喪黒「あなたはSOS団という集まりを通して、この世の不思議なことを探し出そうとしてらっしゃる」

ハルヒ「そ、そうよ」

喪黒「普通がつまらない、毎日がつまらないと思っている」

ハルヒ「それが心の隙間ってわけ?」

喪黒「いえ、問題はそのつまらない毎日を受け入れ始めていることに関してですよ、おーほっほっ」

ハルヒ「!?」




14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 03:43:34.59 ID:aFt+mesa0
喪黒「そのSOS団の仲間と一緒にいると居心地がいい……そう思っている自分が許せないのではないですか?」

ハルヒ「……」
ハルヒ「たしかにそうかもね、あたしは当たり前な毎日から抜け出したくて、SOS団を作ったのに」
ハルヒ「いつの間にか、きょ……団員たちと一緒にいるだけで楽しく感じるようになっていた」
ハルヒ「そんな自分が……変わっていく自分が怖くて……妙に最近いらついてきて……」

喪黒「ほっほっ、いいですなぁ、青春ですな」
喪黒「しかし友だちと仲良く遊ぶのは……」

ハルヒ「普通の学生生活よ。それが我慢ならない!!」





15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 03:46:33.44 ID:aFt+mesa0
喪黒「やはり、あなたは相当心に隙間風を吹かせているようです」
喪黒「だから私がここにいるわけなんですがね」

ハルヒ「で、傷心の女子高生をつかまえておじさんは何を売りつけるつもり?」

喪黒「その心配はありません、前にも言ったとおりお代はいただきません、ボランティアですから」

ハルヒ「……それでセールスマンっていえるの?」

喪黒「細かいことは気にしない気にしない、おーほっほっほっ」

ハルヒ「……」




16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 03:51:56.32 ID:aFt+mesa0
喪黒「そうですな、あなたのような方にはこれが一番でしょうな」

ハルヒ「なにこれ……?ファッション誌?」

喪黒「あなたも年頃の娘ならこういうものはご覧になるでしょうが、それは私が特別なルートから手に入れた一般には出回ってないものです」
喪黒「その雑誌に書いてある通りにすれば、あなたは意中の相手と結ばれるでしょう」

ハルヒ「はあ!?な、なに言ってんの、あたしべつに好きな相手なんて……」

喪黒「いえ、あなたには好きな男性がいるはずです、その相手と恋仲になれば、あなたの超常を願う心はきれいさっぱりなくなります」

ハルヒ「で、でも恋愛なんて精神病の一種で」

喪黒「それはあなたが恋愛から逃げているだけです」
喪黒「恋をするのです、そうすればあなたは救われます」




20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 03:56:43.51 ID:aFt+mesa0
ハルヒ「で、でも……」

喪黒「恋をするべきです、青春を謳歌するのです」
喪黒「恋せよ乙女、恋に燃えて生きるのです」

喪黒「ドーン!!!」

ハルヒ「きゃあああああ!!」




21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 03:58:21.25 ID:ONS5ODEh0
  _へーへ_
  /     丶
 [二二二二二二]
/_______\
(」 /o|∩|o\ L)
(/〈_,(_)、_〉ヘ)
|ヽ工工工工工7|
`/ ̄\エエエエノ /
(   |___/
|\_/ヽ ∧∧∧∧
| __( ̄|<ドーン!!>
| __)_ノ VVVV
丶__)ノ

ド━m9(゚∀゚)━ン!!





22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 03:58:45.08 ID:aFt+mesa0
翌日

キョン「よう」

ハルヒ「おはよう、キョン」にこっ

キョン(う……ハルヒが俺に微笑みかけてる……今日は雹か、豚でも降るのか)

ハルヒ「どうしたの?」

キョン「い、いや」




23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 04:00:48.95 ID:aFt+mesa0
キョン(ふう……まあ機嫌がいいならそれでいいさ、またよからぬことでも考えてるんだろう)
キョン(こちとらだてにハルヒの起こす厄介ごとに巻き込まれて……)
キョン(……なんかいい匂いがする)スンスン

ハルヒ「♪」

キョン(ハルヒから……?なんだこの匂い、香水か?)




24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 04:03:45.74 ID:aFt+mesa0
ハルヒ「キョン、次は移動教室よ」

キョン「あ、ああ……」ぽーっ
キョン(すげえいい匂いだ……ハルヒってこんなにいい匂いだったっけ)
キョン(よく見ると今日はすごく可愛く見えるし……いつもの棘がないからか……いや、化粧か?)

ハルヒ「早く早く」ぎゅっ

キョン「!!」どきっ
キョン「ま、待ってくれよ」どきどき

ハルヒ「ふふっ」

キョン(ハルヒ相手になに緊張してるんだ俺は!)




26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 04:07:09.44 ID:aFt+mesa0
放課後

ハルヒ「ねえ、今日は活動お休みにして、二人でどこか行かない?」

キョン「え」

ハルヒ「ねえ、いいでしょう?」

キョン「は、ハルヒがそれでいいなら……」

ハルヒ「うんっ、じゃあみくるちゃんたちには連絡しておくわね」

キョン「……」どくんどくんどくん




27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 04:12:43.39 ID:aFt+mesa0
キョン「な、なあ、腕組むのはやっぱり……」

ハルヒ「え……いやだった?」

キョン「そ、そんなことないが……やっぱり周りの目とか、あるしな」

ハルヒ「……やだ」ぎゅっ

キョン「は、ハルヒ!?」
キョン(胸が……!これはまずいだろ!!)

ハルヒ「あたし、キョンとこうしていたいもん……」

キョン(こ、これは夢か、幻か、それとも世界改変か!?)
キョン(ハルヒが変だ!!)




29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 04:15:10.26 ID:aFt+mesa0
キョン(し、静まれ……俺の息子よ、ハルヒ相手になにやってんだ!)

ハルヒ「ねえ、キョン……」
ハルヒ「たまにはさ、二人でこうして歩くのもいいわね」

キョン「」
キョン「ああ……」

ハルヒ「これからも、こうしたいときは付き合ってくれる?」

キョン「そ、それって」

ハルヒ「あ、あたしと……恋人として付き合って欲しいの……」




31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 04:20:31.32 ID:aFt+mesa0
数日後

ハルヒ「喪黒さん、本当にありがとうございました」

喪黒「ほーっほっ、うまくいったようでなによりですな」

ハルヒ「全部あのファッション誌のおかげです、化粧の仕方から香水の選び方まで……」
ハルヒ「おまけにアプローチの方法まで」
ハルヒ「今では彼と仲むつまじくお付き合いしています」

喪黒「これであなたは不思議探しなどしなくても幸福を純粋な気持ちで感じ取れるようになったわけです」

ハルヒ「ええ、おかげさまで」

喪黒「しかし涼宮さん、ひとつ忠告があります」

ハルヒ「え?」




34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 04:25:14.24 ID:aFt+mesa0
喪黒「今のあなたはあのファッション誌の指示通り、素直な気持ちを彼にぶつけているからうまくいっているのです」
喪黒「けっして、彼に対して意地を張ったり、心にもないことを言って傷つけてはいけませんよー」

ハルヒ「そ、そんなことあたしがするわけありませんっ」
ハルヒ「彼に対してきつい態度を取るのはもうやめたんです」
ハルヒ「これからは素直な気持ちで彼と接していきます」

喪黒「……」




35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 04:30:13.31 ID:aFt+mesa0
ハルヒ「ちゃんと雑誌に書いてある……『ツンツンした態度で気持ちを誤魔化すのはいけません』」
ハルヒ「『相手にはストレートに好意を向けましょう、けっして暴言を吐いてはいけません』」
ハルヒ「あたしのキョンへの今までの接し方だと、ここで前みたいな態度を取ると破滅するみたいね」
ハルヒ「大丈夫、あたしはけっしてこの雑誌を裏切らないわ」
ハルヒ「絶対に……」




37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 04:34:14.93 ID:aFt+mesa0
土曜日

キョン「すっかり土曜に遊ぶのが当たり前になっちまったな、不思議探しはいいのか?」

ハルヒ「だって……今はキョンと遊んでるほうが楽しいんだもん」

キョン(か、可愛いこと言ってくれるな)

ハルヒ「でももう日も暮れちゃったし、今日は」

キョン「な、なあハルヒ」
キョン「明日は日曜だし、その……」

ハルヒ「?」

キョン「友だちのところに泊まるって、親には連絡できないかな……?」

ハルヒ「そ、それって……」

キョン「……」

ハルヒ「……うん、いいよ」




40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 04:47:51.21 ID:aFt+mesa0
ラブホテル

ハルヒ(あ、あたし、いよいよキョンとしちゃんだ……)どきどき
ハルヒ(えっと……『経験がなさそうな男とエッチするときは、相手に自信を与えること』)
ハルヒ(あ、でもあたしもやったことない……その場合はどうすれば)

キョン「なにしてるんだ?」

ハルヒ「あ、キョン……!」
ハルヒ(は、裸のキョン……バスタオルの下にはキョンの……あれが)

キョン「しゃ、シャワーも浴びたし……そろそろな」

ハルヒ「……うん」





44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 04:54:56.66 ID:aFt+mesa0
キョン「ん……」

ハルヒ「……」
ハルヒ(なんかキョン、キスやり慣れてるって感じだな……)

キョン「ハルヒ……」すっ

ハルヒ「や……いきなり胸は……」

キョン「ハルヒの胸……やっぱり大きいな」

ハルヒ「ん……」びくっ

キョン「感じやすいのか?ここもこんなに……」ぬるっ

ハルヒ「いや……!」
ハルヒ(なんか変よ……キョンって本当に経験がないの……?)




45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 04:58:41.30 ID:aFt+mesa0
ハルヒ「ちょ、ちょっと待ってよ……!」

キョン「ハルヒ……ハルヒ……」

ハルヒ「ま、待てって言ってるのよ、エロバカキョン!!」げしっ

キョン「いて!!」
キョン「ハルヒ……?」

ハルヒ「な、なによ、あんた、随分手馴れているじゃない」
ハルヒ「もしかして、もう経験済みだったりするの?」

キョン「な、なに言ってんだ、俺は初めてで」

ハルヒ「うそよ……初めての男がこんなに積極的に……」




47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 05:01:37.18 ID:aFt+mesa0
ハルヒ「そうよ、そうだわ、あんた、みくるちゃんあたりと盛ってたんじゃないの?」

キョン「な……!?」

ハルヒ「ず、図星なのね……わかった、有希ともやってたんじゃないの?ほら、あの子あんたのこと随分と信用してたみたいだし」

キョン「……いい加減にしろよ、ハルヒ」

ハルヒ「いい加減にするのはそっちよ!!なによ、純情なふりして、あたしを弄んでたのね!」

キョン「なんでそんなこと言うんだ、俺はお前を……」

ハルヒ「言うなバカー!!」

キョン「は、ハルヒ!!」

ハルヒ「もうあんたの顔なんか見たくないわよ!!」




49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 05:04:02.64 ID:aFt+mesa0
ハルヒ「なによ……キョンのばか……」とぼとぼ

喪黒「涼宮さん」

ハルヒ「!!喪黒……さん」

喪黒「あなた私の忠告を無視しましたね?」

ハルヒ「ち、違うわ、あれはキョンが悪いのよ、キョンが」




52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 05:12:52.35 ID:aFt+mesa0
喪黒「ほっほっ、あなたの彼は本当に過去に女性経験はなかったのですよ」

ハルヒ「う、うそよそんなの!!」
ハルヒ(どうしてあのホテルでのことを……?)

喪黒「うそではありません。あなたは彼の純情を踏みにじり、疑い、裏切ったのです」

ハルヒ「そんなの……全部雑誌に書いてある通りにいくわけないじゃない!!」
ハルヒ「そうよ、はじめからこんなのに頼るからいけなかったのよ」
ハルヒ「こんなもの……!!」びりびり




53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 05:15:02.90 ID:aFt+mesa0
喪黒「ほっほっ、困った人ですねえ」
喪黒「ならあなたは、これから一生そうやって生きていけばいいでしょう」
喪黒「なににも頼らず、あなた自身の力で!!」

喪黒「ドーン!!!」

ハルヒ「あひゃああああ!!!」




54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 05:17:42.35 ID:aFt+mesa0
キョン「……ここは」
キョン「閉鎖空間?」
キョン「そんな……長門!古泉!朝比奈さん!」

しーん

キョン「ハルヒの仕業……いや、俺のせいなのか……」

きょーん
きょーん

キョン「ハルヒ……?ハルヒ!!」




55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 05:19:18.35 ID:aFt+mesa0
きょーん
きょーん

キョン「ハルヒ……どこだぁ!!」

ここにいるじゃない

キョン「……あれは、神人?」
キョン「い、いや……あ、あれは……!!」

きょん、ずっといっしょにいましょ

キョン「うわあああああああ!!!!!」




56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 05:20:01.67 ID:9l/e8Ip3O
キョン巻き込まれた




57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 05:28:19.52 ID:aFt+mesa0
喪黒「いやはや、素直に相手に好意を向けられないとはなんとも悲しいものですね」
喪黒「ツンデレ!かなにか知りませんが、鈍感な男性には、ストレートに愛を囁かないと伝わらないものです」
喪黒「しかし、これで二人は相手の気持ちを嘘偽りなく受け取ることができるでしょうなぁ、おーほっほっ」


喪黒「私の名は喪黒福造、人呼んで笑ゥせぇるすまん」
喪黒「ただのセールスマンじゃございません」
喪黒「私の取り扱う品物は〝ココロ〟、人間の〝ココロ〟でございます」




58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 05:29:28.01 ID:gZu71cQTO
あひゃああwww




60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 05:36:59.96 ID:aFt+mesa0
この世は老いも若きも、男も女も、ココロの寂しい人ばかり
そんなみなさんのココロのスキマをお埋めいたします
いえ、お金は一銭もいただきません
お客様が満足されたら、それがなによりの報酬でございます
さて、今日のお客様は

長門有希(3)対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース




61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 05:37:43.07 ID:n1b6Au5n0
続くのかwwww




63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 05:39:20.14 ID:yQ06efklO
長門キタ━━━(゚∀゚)━━━




65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 05:40:08.47 ID:aFt+mesa0
長門「……」

でさー、そんときそいつがぁ

がやがや
わいわい

長門「……」

ぺちゃくちゃ
ざわざわ

長門「……」




66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 05:42:08.51 ID:aFt+mesa0
図書館

長門「……」すっ

喪黒「……」すっ

長門「……」

喪黒「おや、これは失礼しました。どうぞ、この本はあなたが読んでください」

長門「……」ぷいっ

喪黒「おーほっほっ」




67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 05:44:18.68 ID:aFt+mesa0
つぎはカラオケっしょー

えーボーリングだよー

ぎゃははははは

長門「……」すたすた

うわ、なんかすげえキモくね?

暗すぎ、ってかこんなところ制服でうろつくなよな!!

長門「……」すたすた




68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 05:44:32.86 ID:jXgTeLMF0
うまいなwww




69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 05:48:39.32 ID:aFt+mesa0
公園

長門「……」

喪黒「おや、あなたは先ほどの」

長門「……」

喪黒「いやはや、図書館ではどうも」

長門「……」こくり

喪黒「じつはあれから気になって、あなたのあとをつけさせていただきました」

長門「……」

喪黒「どうやらあなたは、心に大きな隙間を持っているようですな」

長門「……隙間?」




71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 05:52:50.93 ID:aFt+mesa0
喪黒「申し遅れました、私こういう者でございます」すっ

長門「……」

喪黒「いえね、セールスマンなんですが、ボランティアでやってるので、お金は一切いただいておりません」
喪黒「あなたのような方の手助けをするのが、私の喜びなのです」

長門「……」

喪黒「あなたは今、孤独によって深い悲しみに包まれているようです」

長門「!……」すたすた

喪黒「おや、どうかされましたか」

長門「……あなたは」
長門「……なんでもない」

喪黒「ほーっほっほっ」




72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 05:55:29.36 ID:aFt+mesa0
マンション

長門「……」
長門「……」
長門「……」つーっ
長門「……これは、涙?」
長門「……」

喪黒「なかなかご立派なマンションですな」

長門「!!」

喪黒「失礼、不法侵入は私の得意技でして」ずいっ

長門「……」




74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 06:00:35.40 ID:aFt+mesa0
喪黒「無口なあなたから色々聞きだすのは酷な話でしょうから」
喪黒「本日はこれをお渡しするために来ました」

長門「……携帯電話?」

喪黒「その携帯電話には、ありとあらゆるネットコミュニティへアクセスできるようになっています」
喪黒「見たところ機械にお強いあなたになら、他者と交流する絶好の練習になるのではないですか?」

長門「……なぜ」
長門「わたしがそんなことを」

喪黒「ほっほっ、言ったはずですよ、孤独によって深い悲しみに包まれていると」




75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 06:03:30.73 ID:aFt+mesa0
長門「……」

喪黒「否定されるのなら、その携帯電話はお使いならなくて結構です」

長門「……」

喪黒「ただ、使用されるのであれば」
喪黒「その携帯電話に登録されているコミュニティ以外のサイトにはアクセスしないことをお誓いください」

長門「……」

喪黒「では、私はこれで」

長門「……」




77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 06:04:57.07 ID:aFt+mesa0
翌日

わいわい
がやがや

長門「……」

またひとりでべんとう
さそってもへんじもしないからしかたない
かおだけはいいからおたかくとまって

長門「……」




79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 06:06:28.31 ID:aFt+mesa0
長門「……」すっ

ぴっぴっぴっ

けいたいいじってる
あいているのかよ
SOSだんだろ
きゃはははは

長門「……」




80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 06:08:48.10 ID:aFt+mesa0
文芸部室

長門「……」ぴっぴっ

暇な人あつまれ!!
自分のプロフィールを入力して、どんどん友だちを作っちゃおう!!

長門「……」

名前:長門有希
趣味:なし
好きな異性のタイプ:なし
血液型:なし
暇な時間:わりと
自己アピール:なし




81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 06:11:53.67 ID:aFt+mesa0
長門「……メール?」ぴりり


名前:ハッピーメイカー

はじめまして!!長門有希さん!!
登録したばかりのようだったので、メール送りました!!
自分も登録したばっかりで、まだ一人も友だちいません><
よかったら、いろいろお話しませんか?




83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 06:13:22.55 ID:aFt+mesa0
長門「……」


名前:長門有希

なに




84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 06:13:40.25 ID:YQwM/7LbO
モバゲーとかmixiみたいだなwwww




85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 06:14:49.35 ID:aFt+mesa0
名前:ハッピーメイカー

文短っ!!
長門さん、プロフィールも味気なかったし、もっと自分を出していったほうがいいよ!!


長門「自分を……出す?」
長門「どういうこと……?」




87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 06:17:15.78 ID:aFt+mesa0
名前:長門有希

どうすればいいか、説明を求める


名前:ハッピーメイカー

そうだなぁ、長門さんの好きなものとか、やりたいこととか、色々あるでしょ?


長門「わたしの好きなもの……やりたいこと……」




89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 06:21:29.56 ID:aFt+mesa0
数週間後

国木田「なんか、長門さん変わったよね」

谷口「ああ、すげえ社交的になった。あれじゃあもうマイナーじゃないな」

キョン「……なんか気に入らんが」

長門「なになに?なんの話?」

国木田「な、長門さん」

長門「わたしがどうかしたって?」

谷口「な、長門ぉ!俺と付き合ってくれ!!」

長門「あはは!ごめんね!!」

谷口「」

キョン「瞬殺か」




90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 06:23:32.92 ID:aFt+mesa0
女子「長門っちー、お昼食堂で食べない?」

長門「うん、食べる食べるー!!」
長門「じゃあね、キョンくん!!」

キョン「あ、ああ……」

国木田「本当に別人みたいだ、なにかあったの?」

キョン「さあな、宇宙人に性格変えられたんじゃないの?」

国木田「?」

キョン「……」




91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 06:29:07.45 ID:aFt+mesa0
古泉「ですから、原因は不明です」
古泉「涼宮さんの能力によるものではないと、それだけは断言できますがね」

キョン「ハルヒの仕業じゃないって……まだそんなこと言ってるのか」

古泉「そうです。なぜなら涼宮さんは長門さんの豹変を快く思っていない」
古泉「彼女が望んでいないことを、どうして実現させる必要があるのでしょうか」
古泉「このところ閉鎖空間の発生頻度がすさまじい……下手すれば、世界改変が起きるレベルですよ」

キョン「じゃあ、また長門自身が」

古泉「そちらのほうがまだ可能性がありますが、原因不明なことには変わりありませんね




93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 06:33:05.08 ID:aFt+mesa0
長門「あ、ハルちゃんじゃん!」

ハルヒ「……有希」

長門「どったの?浮かない顔して」

ハルヒ「……べつに」

女子「有希ー、はやく行こうよ」

長門「はーい」
長門「そうだ、今度の不思議探索はわたし行かないから」

ハルヒ「……なんでよ」

長門「だって行きたくないんだもん」
長門「あ、ついでにキョンくんも行かないから、一緒に図書館行くんだっ」

ハルヒ「!!」

長門「じゃあ、そういうことだから」

ハルヒ「……」イライラ





96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 06:35:41.22 ID:aFt+mesa0
長門「あはははは!!楽しいな!!自分を出すってことがこんなに気持ちいいなんて!!」
長門「全部この携帯電話のおかげだよ」

喪黒「これはこれは長門さん、お元気そうでなによりですな」

長門「あ、もぐちゃん!!」

喪黒「ほーっほっ、もぐちゃんですか、随分とフレンドリーになりましたねぇ」

長門「えへへ」




97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 06:38:20.52 ID:YzCuxre9O
かわいいけど、これはもはや長門ではないなw




98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 06:39:25.26 ID:aFt+mesa0
長門「もぐちゃんのおかげで友だちはいっぱいできたし、嫌なことは嫌って言えるようになったし、良いこと尽くめだよっ!」

喪黒「それはそれは、あなたの心の隙間が埋まったようで私も嬉しいですよ」
喪黒「しかし、約束は守ってくださいね、その携帯電話に登録されているサイト以外にはアクセスしないと」

長門「わかってるよ、むしろリアルでの友だち付き合いで忙しくて、こっちはもうほとんどやってないしね」

喪黒「それならいいのですが……」




100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 06:42:30.24 ID:gZu71cQTO
嫌だ…こんな長門いやだ!
嫌だぁあぁああああぁあぁああぁあああ付き合ってくれえええ!!!




101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 06:43:08.79 ID:aFt+mesa0
女子A「うそーっ、有希ってば彼氏いないの?」

長門「う、うん、そうだけど」

女子B「マジでぇ?普通にいると思ってたし」

長門「な、なんか男の子と付き合うのって恥ずかしいからさ」

女子A「へーきで男子と話してるじゃん。、好きな人は?」

長門「い、いることはいるけど」

女子B「だったらアタックして」

長門「だ、だから恥ずかしいんだって!!」
長門「普通に話したりするのはいいんだけど」

女子A「ふーん」




102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 06:46:43.79 ID:aFt+mesa0
女子A「ちょっと有希、携帯貸して」

長門「えっと……あ、今日忘れてきたかも」

女子A「えー……って、そのポケットにあるのはなにさ」

長門「あ、これは」

女子A「なんだ、ちゃんと持ってるじゃん、ちょっと貸してみ」ぱっ

長門「あ……」

女子A「……」ぴっぴっ
女子A「ほい、登録完了」

女子B「あ、出会い系?」

女子A「そう、こういうので会えば気楽に付き合えるし、お小遣いも稼げるよ」

女子B「うわー、問題発言!」

女子A「あんたもやってるでしょ!」

女子B「まあね」

長門「……」




104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 06:49:32.97 ID:aFt+mesa0
長門(どうしよう、この携帯で登録されているところ以外はアクセスしちゃいけなかったのに)

女子A「あ、さっそくメールきてるよ、ほら」

長門「え?あ……うん……」

女子B「まあ危ない男だったら逃げればいいんだから、ちょっとした火遊びも必要よ?」

長門「う、うん……」
長門(そうだよ……ちょっとくらいいいじゃないか、やってることは今までとそう変わらないし……)




105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 06:50:04.47 ID:ELnLbn5uO
各キャラのエピソードはリンクしてないの?

ハルヒがドーンされたけどこの話には普通に登場してるし




106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 06:52:12.44 ID:gZu71cQTO
>>105
みんな同時期にドーンドーンなってたらやばいだろwww




107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 06:52:37.13 ID:aFt+mesa0
数ヶ月後

男「ありがとう、はいこれお礼」

長門「ありがとー♪」
長門(ふう、結局バレなきゃいいんだよね、今が楽しければそれで)
長門「あ、メール。最近多くて参っちゃうよ」
長門「まあその分稼げるけどね☆」




108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 06:53:07.38 ID:UySZ74hy0
宇和ああああああああああああああああああああああ

やっぱりこういう展開だったああああああああああああ

有希ちゃん諭吉5枚でどうだああああああああああああ




111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 06:55:47.50 ID:aFt+mesa0
長門「え?ハッピーメイカー?」


名前:ハッピーメイカー

もしかして長門さんじゃないですか?
プロフィール欄があまりにも似てたもので……
よかったら、一度お会いしたいですが


長門「ぷっ、真面目ぶってたわりには、この人もヤりたいだけなのかぁ」
長門「まあいいよ、相手してあげるよ☆」




114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 06:57:30.07 ID:aFt+mesa0
長門「待ち合わせ場所は……」

喪黒「ほーっほっ、長門さぁん」

長門「!!も、もぐちゃん……」

喪黒「あなた約束を破って、その携帯で出会い系サイトにアクセスしてましたね」

長門「こ、これは、その……」

喪黒「いけませんねぇ、未成年が売春など」




118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 07:06:09.18 ID:aFt+mesa0
長門「も、もぐちゃんには関係ないよ、なんならパケット代くらい払ったって」

喪黒「そういう問題ではありません」
喪黒「あなたは私との約束を破り、男漁りに精を出していた」
喪黒「私はあなたにこんなことをさせるために手助けしたのではないのですよ」

長門「……ちがうよ、これがわたしなんだ」
長門「今まで知らなかったことを、つぎつぎと体験できる喜び!」
長門「それを知ったわたしの、これが真実の姿なんだよ!」
長門「そうだ、なんならもぐちゃんも知ろうよ、わたしって結構いい身体してるんだよ?」

喪黒「ほーっほっ、反省の色なしですか」
喪黒「よろしい、ならあなたは自身の快楽に溺れていなさい」
喪黒「好きなだけ男遊びに没頭するのです」

喪黒「ドーン!!!」

長門「ぴぎゃああああ!!!!!」





120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 07:08:18.26 ID:UySZ74hy0
長門「そうだ、なんならもぐちゃんも知ろうよ、わたしって結構いい身体してるんだよ?」




……ふぅ




121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 07:09:07.18 ID:aFt+mesa0
長門「……」

おぎゃあ

長門「……」

おぎゃあおぎゃあ

長門「……だれかたすけて」

おぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあ

おぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあ

おぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあ

おぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあ




125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 07:10:23.97 ID:aFt+mesa0
おぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあ
おぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあ
おぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあ
おぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあ
おぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあ
おぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあ
おぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあ
おぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあ
おぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあ
おぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあ
おぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあおぎゃあ

長門「あああああああああああああああああああ!!!!!!!!」




126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 07:11:20.63 ID:0CfIGHIg0
はらんだのか




129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 07:15:53.84 ID:aFt+mesa0
喪黒「ネットを通して知らない相手と交流できるとは、便利な世の中になりましたね」
喪黒「しかし素性の知れない相手と実際に会うなど、現代人は危機管理がなってませんねえ」
喪黒「もっとも、私のようなセールスマン相手には必要以上に警戒されますけど……おーっほっほっ」




136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 07:22:48.64 ID:aFt+mesa0
この世は老いも若きも、男も女も、ココロの寂しい人ばかり
そんなみなさんのココロのスキマをお埋めいたします
いえ、お金は一銭もいただきません
お客様が満足されたら、それがなによりの報酬でございます
さて、今日のお客様は

朝比奈みくる(?)未来人




138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 07:24:38.87 ID:aFt+mesa0
ハルヒ「みくるちゃん、今日も可愛いわね」もみもみ

みくる「ひゃああ……や、やめてください……」

キョン「ハルヒ!いい加減セクハラはよせ!」

ハルヒ「うっさいわねえ、みくるちゃんはあたしのおもちゃなんだから!!」

みくる「ひーん」




140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 07:29:10.79 ID:aFt+mesa0
みくる(今日も涼宮さんにいろいろされちゃったな……)
みくる(でも、これくらい平気……ただじゃれあってるだけ……)
みくる(でも、キョンくんや古泉くんがいる前でやるのは……)

喪黒「おーほっほっほっ、だいぶお疲れのご様子」

みくる「え?あ、あたしですか?」

喪黒「ええ、そんな暗いと、美しい顔が台無しですよ」

みくる「そんな、あたしなんて」

喪黒「どうです、近くに私の行きつけの店があるんですが、ちょっと付き合いませんか」

みくる(これって……ナンパ……?)




141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 07:32:44.22 ID:aFt+mesa0
魔の巣

みくる(うう……ついてきちゃった……)

喪黒「あなたは未成年ですから、本当はこんなバーに入っちゃいけないんですけどね」
喪黒「今回は私が無理にお連れしたので、マスターには目を瞑っていただきましょう」

マスター「……」

みくる「あ、これおいしい……」

喪黒「特性のドリンクですよー。疲れが取ります」




144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 07:39:27.80 ID:aFt+mesa0
喪黒「で、どうしてそんなに疲れた顔をしていたんですか」

みくる「……実はあたし、学校の部活……じゃないサークル活動で、ちょっと」

喪黒「ほほう、イジメですか」

みくる「ち、違います!イジメなんかじゃありません!!」

喪黒「ではどんな嫌なことがあるというのです?」

みくる「……そのサークルで一番偉い人が、私のむ、胸とかを触ってくるんです」
みくる「同性だからそれ自体はまだ我慢できるんですけど、男の子がいる前でも構わずやってくるのでちょっと……」

喪黒「それは立派なセクハラですよ、嫌なら嫌とはっきり言うべきです」

みくる「そうなんですが……」




145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 07:44:04.03 ID:aFt+mesa0
喪黒「よろしい、これも何かの縁です、私が協力してさしあげましょう」

みくる「協力って……?あなたはいったい」

喪黒「申し遅れましたが、私こういう者です」すっ

みくる「ココロのスキマお埋めします……喪黒福造……さんですか……」

喪黒「ボランティアですから、お金は一銭もいただきません」

みくる「でもぉ……」

喪黒「私にお任せください」




146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 07:49:30.11 ID:aFt+mesa0
翌日

みくる「はあ……」がちゃっ

ハルヒ「きたわねみくるちゃん!さっそくこれに着替えなさい!」

みくる「あ、あのこれは」

ハルヒ「ボンテージよボンテージ!手に入れるのに苦労したんだから」

みくる「……で、でもそれ、胸のところが」

ハルヒ「ん?ああ、乳首丸見えだけど、まあいいでしょ」

みくる「よ、よくありません」

ハルヒ「なあに?あたしに逆らうって言うの?」

みくる「あうあう……」




147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 07:53:00.39 ID:aFt+mesa0
みくる「……」ぶつぶつ

ハルヒ「はあ?なによ、聞こえないわよ」

みくる「みくるんみくるんみらくるるん~」

ハルヒ「?」

みくる「あたしはぁ……〝上級生です!!〟」

ハルヒ「!?そ、それがどうしたのよ、あたしはSOS団団長……」

みくる「〝上級生なんですよ!!〟」

ハルヒ「う、うう……」




151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 07:54:42.98 ID:aFt+mesa0
ハルヒ「わ、わかったわよ、みくるちゃ」

みくる「〝先輩〟っていってください、涼宮さん」

ハルヒ「はあ!?なんであたしが」

みくる「……」

ハルヒ「う……」
ハルヒ「朝比奈……先輩」

みくる「それでいいんですよ、涼宮さん」




152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 07:56:30.47 ID:aFt+mesa0
みくる「そうだ、涼宮さん、たまにはお茶でもいれてくださいよ」

ハルヒ「それはみく……朝比奈先輩の役目でしょ!!」

みくる「あたしは〝上級生〟ですよ?」

ハルヒ「……ぐっ」
ハルヒ「わ、わかりました」




154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 07:59:36.38 ID:aFt+mesa0
数日後

みくる「ハルヒ、早くお茶ください」

ハルヒ「はい……」しずしず

みくる「……味が薄いです!なんで教えたとおりにできないんですか!?」

ハルヒ「す、すみません」

みくる「はやく一人前の〝メイド〟になってくださいよ」

ハルヒ「……はい」

キョン「どうなってるんだこれは」

古泉「……」




159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 08:03:18.64 ID:aFt+mesa0
みくる「喪黒さん、すごいですよ、このペンダント」
みくる「呪文を唱えてから命令すれば、思うように相手を動かせます」

喪黒「ほーっほっ、これでセクハラはなくなったようですね」
喪黒「では、ペンダントは返してもらいます」

みくる「え……」

喪黒「最初に約束したはずですよ、セクハラをやめさせることが出来たら返してもらうと」
喪黒「これは人の心を操る危険なものですから」

みくる「でも……」




160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 08:05:16.13 ID:aFt+mesa0
みくる「またすぐ戻っちゃうかもしれませんし……」

喪黒「……そうですか、それならあと一週間だけお貸ししましょう」
喪黒「ただし、セクハラをしてくる彼女以外には使わないこと、でないととんでもないことになりますよ」

みくる「わ、わかってます」




162 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 08:08:40.63 ID:aFt+mesa0
キョン「ハルヒ、どうしたんだ?」

ハルヒ「わかんない……なんかみくるちゃん……じゃなかった、朝比奈先輩のいうことに段々逆らえなくなってきたのよ」

キョン「いまさら朝比奈さんが先輩だって思いだしたのか?」

ハルヒ「それもあるけど……そうじゃない、これはきっと超能力よ!」

キョン「ちょ、超能力?」

ハルヒ「そうよ、みくるちゃんは超能力者だったのよ!超能力であたしを操っているんだわ!!」




163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 08:10:01.98 ID:QYTQ+l8+O
流石に鋭いなwww




164 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 08:11:28.02 ID:aFt+mesa0
キョン「落ち着けよ、ハルヒ」

ハルヒ「……そうとでも考えないと、怖いのよ」

キョン「まあ、最近の朝比奈さんはちょっと横暴かな、って気はしてたし」
キョン「一度話し合ってみようぜ」

ハルヒ「……うん」


みくる「…………」




165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 08:13:14.61 ID:aFt+mesa0
みくる「ねえ、キョンくん」

キョン「朝比奈さん……」

みくる「今日の放課後、部室じゃなくて体育館裏にきてください」

キョン「……わかりました」
キョン「ちょうど俺も言いたいことがありましたから」




168 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 08:18:20.16 ID:aFt+mesa0




ハルヒ「あ、キョン」
ハルヒ「遅いわよ、今日活動なしみたいなのに、あんたは知らなかったみたいだから」
ハルヒ「古泉くんと有希は帰らせたのに、朝比奈先輩はあたしだけメイドの格好させて残らせるし」
ハルヒ「ねえ、聞いてるの?」

キョン「ウルサイ」

ハルヒ「……え?」

キョン「ウットウシインダヨ、オマエ」

ハルヒ「きょ、キョン?」

キョン「ナニガSOSダンダ、フザケヤガッテ」ばしっ

ハルヒ「きゃっ……」

キョン「ニドドハナシカケルナ、クソガ」

ハルヒ「……な、なんで……」





170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 08:24:12.67 ID:aFt+mesa0
みくる「ぷくくっ、いい気味、キョンくんに味方してもらおうなんて、ムシが良すぎるんですよ」
みくる「ちょっと今まで以上に無理矢理洗脳したから、話し方とか怪しいけど、これで……」

喪黒「おや、実に楽しそうですなぁ」

みくる「も、喪黒さん!!」

喪黒「あなた、約束を破りましたね」

みくる「……こ、これは」

喪黒「復讐にしても度を超えています、あなたはしかるべき罰を受けることになるでしょう」

みくる「あ、あたしは被害者です!なんで罰なんか」

喪黒「いーえ、あなたには罰を受けなければいけない、受けるのです、絶対に受けるのです」

喪黒「ドーン!!!」

みくる「ひょああああああああ!!!!!」




171 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 08:24:20.92 ID:IFL/6Zbm0
ああああああああああああああ




174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 08:32:46.82 ID:aFt+mesa0
みくる「……」

みくる(大)「バカね、なんのために涼宮ハルヒの観察を言い渡されてるのか」
みくる(大)「圧縮冷凍の刑……この時代からあたしたちの時代までどれだけ眠ったままか」
みくる(大)「その責任をすべて果たすのはいつになるのか、あたしだってわからないわ」
みくる(大)「いつになったら終わるのか」




175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 08:36:39.66 ID:aFt+mesa0
喪黒「今の時代すぐにセクハラだと騒ぎ立てる女性がいますが」
喪黒「自意識過剰、自身の姿を省みて、防ぐ方法を考えていくべきなのです」
喪黒「でも私だってあんな大きな胸なら揉んでみたい……なんて思っちゃったりして!!」
喪黒「おーほっほっほっ」




176 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 08:43:38.23 ID:pe3Ej0Qr0
次は誰だ?




177 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 08:44:25.46 ID:t6QIB4GW0
困ったものです




212 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 14:59:14.57 ID:aFt+mesa0
この世は老いも若きも、男も女も、ココロの寂しい人ばかり
そんなみなさんのココロのスキマをお埋めいたします
いえ、お金は一銭もいただきません
お客様が満足されたら、それがなによりの報酬でございます
さて、今日のお客様は

古泉一樹(16)超能力者




215 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 15:01:54.14 ID:aFt+mesa0
古泉(今日も神人狩り……このところ涼宮ハルヒの機嫌は最悪だからな)
古泉(ともすれば、やはり彼に機嫌をとってもらうのが最良)
古泉(どうしたものか……)




216 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 15:04:14.42 ID:aFt+mesa0
コンビニ前

まじちょーうけるな
ぎゃはははははっ

古泉(気楽でいいな……)

すぱーっこれがなきゃやってらんねえよ

古泉(……煙草か)

店員「……」

古泉(客に無関心そうな店員……今は私服だし、年齢確認はされないだろうな)
古泉(……)




217 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 15:06:49.89 ID:aFt+mesa0
古泉「……」
古泉「う……げほっげほっ」
古泉「なんだこれ、全然美味くない……」

喪黒「ほーっほっ、未成年が煙草などお吸いになってはいけませんなあ」

古泉「!!あ……」

喪黒「驚かせてしまって申し訳ありません、あなたのような心に隙間のある方を私は探していたのですよ」

古泉「あ、あなたはいったい……」

喪黒「私、こういう者です」すっ




219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 15:09:40.19 ID:aFt+mesa0
古泉「『ココロのスキマ』……どういう意味ですか」

喪黒「あなた、大変深いお悩みをお持ちでしょう?」

古泉「いえ、僕はべつに」

喪黒「うそはよくありません、あなたが煙草を買う様子を見ていましたが、単なる好奇心で煙草を吸いたいようには見えませんでしたよ」
喪黒「なにか辛いことから逃げ出したい、そのための煙草なのではないですか?」

古泉「……」




221 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 15:13:47.99 ID:aFt+mesa0
魔の巣

喪黒「まま、ここは私のおごりですから、遠慮せずに飲んでください」

古泉「は、はあ」
古泉(なんで付いてきてしまったんだろう)

喪黒「ささ、ぐいっといっちゃってくださいな」

古泉「は、はい」ちびっ
古泉「!これは美味ですね、なんというジュースなんですか?」

喪黒「ほーっほっ、それはお酒です、口当たりさわやかでまるでジュースのようでしょう?」

古泉「こ、これがお酒……?で、でも僕は未成年だって」

喪黒「煙草がダメなら、お酒ですよ。さっきはあんなこと言いましたが、未成年が酒や煙草に興味を持ったりするのは当然のことなのです」




222 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 15:19:25.09 ID:aFt+mesa0
古泉「……しかし」

喪黒「お酒を飲むとリラックスできますよ」

古泉「……」ごくごく

喪黒「ほーっほっ」

古泉「ぷはーっ……じつは、僕はあるきついアルバイトをしていまして」

喪黒「アルバイトですか、いいですなあ学生のうちのアルバイトはいい社会経験になりますよ」

古泉「……ところがそのアルバイトというのは強制的にやらされているもので」
古泉「呼び出しがあれば昼夜を問わず出向しなければなりませんし、学校生活に支障が出るほどなんです」

喪黒「それはいけませんな、アルバイトはもと時間に余裕のあるものをするべきです」

古泉「わかってはいるんですが、僕には自由にアルバイトをやめる権利はないんです」




223 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 15:22:27.64 ID:aFt+mesa0
喪黒「やめたくてもやめられないアルバイトですか」

古泉「はい……まあそのアルバイトの内容とは直接関係ないのですが……そのおかげで楽しい思いをできるのが唯一の救いですね」
古泉「……それがなければ、ただ辛いだけで……」

喪黒「なるほど、しかしこのままではあなたは潰れてしまいますよ」

古泉「わかっています……だから煙草で気を紛らわせようと……」

喪黒「ほーっほっほっ」




224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 15:25:58.43 ID:aFt+mesa0
喪黒「よろしい、なら私がアルバイトに耐えられるように最高の気晴らしをさせてさしあげましょう」

古泉「最高の気晴らし?いえ、しかし」

喪黒「お代の心配はいりません、ボランティアですからただで結構です」

古泉「お金の問題じゃあ……あなたの素性もよく知りませんし」

喪黒「一緒にお酒を飲んだ仲ではありませんかあ」

古泉(たしかに、お酒を飲んだのは事実……弱みを握られたみたいだ……)




226 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 15:29:13.95 ID:aFt+mesa0
喪黒「準備ができたら連絡しますので、それまではアルバイト頑張ってくださいね」

古泉「は、はあ」





ハルヒ「……」イライラ

古泉(呼び出しですか)
古泉「すみません、バイトが入ってしまいました」

キョン「そうか……がんばれよ」

古泉「……はい」





228 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 15:35:46.10 ID:aFt+mesa0
古泉「これで三日間連続……さすがに身体も精神もボロボロ……」ふらっ

喪黒「アルバイトの帰りですか」

古泉「も、喪黒さん!?」

喪黒「遅くなりましたが、あなたにとって最高の気晴らしができる場所を用意しましたよ」

古泉「ほ、本当に最高の気晴らしが?」

喪黒「はい、どうぞ付いてきてください」




234 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 16:02:00.14 ID:aFt+mesa0
古泉「こ、ここは?」

喪黒「ワンルームマンションです、疲れたときはこの部屋を自由にお使いください」

古泉「し、しかし……」

喪黒「ここにはあなたが必要とされるものはなんでも揃っていると思いますよ」

古泉「は、はあ」

喪黒「ここで心身ともにリフレッシュして、アルバイトも学業もがんばってください」




236 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 16:05:19.30 ID:aFt+mesa0
古泉「と、言われたものの、こんな高そうな部屋を無料で貸してもらっていいのだろうか」
古泉「それに、いくらこんな場所を用意されても気晴らしなんて……」
古泉「……だめだ、眠い、とりあえずここで一眠りさせて……もらって……」
古泉「……」スヤスヤ




237 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 16:06:55.73 ID:oFt/3xLB0
古泉「俺はカートコバーンの生まれ変わり」




238 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 16:11:12.08 ID:aFt+mesa0




古泉「……は!」
古泉「い、今何時だ!?」ばっ

PM11:00

古泉「午後11時?たしかここに連れてこられたのは10時くらいだったような……」
古泉「一時間しか寝てないってことなのか……?しかし……」
古泉「ま、まさか時計が壊れてる?それとも丸一日寝てしまった?」




240 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 16:20:18.31 ID:aFt+mesa0
古泉(日付も変わっていない……ということは、本当にまだ一時間しかたってないのか)
古泉(でもここしばらく味わっていなかった心地よい目覚めだ、たっぷり睡眠を取れた気がする)
古泉(まさか、これが最高の気晴らし……?)

翌日

古泉「こんにちは」

キョン「古泉、なんだ、元気そうだな」

古泉「おやそうですか?」

キョン「ああ、なんか最近閉鎖空間がすげえ発生してたみたいだし、無理してるように見えたんでな」

古泉「ご心配かけて申し訳ありません」




241 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 16:22:49.96 ID:aFt+mesa0
森「古泉、大丈夫?ここのところずっと神人と戦ってみたいだし……」

古泉「ええ、ご心配なく。きちんと身体も精神も休ませていますから」

森「それなら、いいんだけど……」

古泉(今日も早くあの部屋に行かなければ)




242 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 16:26:27.47 ID:aFt+mesa0
マンション

古泉「ふう……シャワーを浴びてすっきりできた」
古泉(不思議なところだな、ここにいるときだけ時間がゆっくり流れているみたいだ)
古泉(もしかして、疲れている僕に神様がくれたプレゼントなのかも)

ぴんぽーん

古泉(誰だろう?)

喪黒「おーっほっほっほっ、こんばんは」

古泉「喪黒さん!」




243 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 16:33:00.98 ID:HVj4y9rU0
古泉はすごく苦労してるから…あんまりドーン!しないであげて……




247 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 16:41:25.17 ID:aFt+mesa0
古泉「いやあ、喪黒さんのおかげで、最近はすこぶる身体の調子がよくて」

喪黒「ほーっほっ、そういえば顔色がよくなりましたな」

古泉「ええ、この部屋で眠ると、少ない睡眠時間でもなぜか調子がいいんです」

喪黒「それはそれは」
喪黒「しかし一つだけ約束してください」

古泉「約束……ですか?」

喪黒「この部屋はあなたがアルバイトと学業をきっちり両立できるようにお貸ししたのです」
喪黒「ですから、肝心のアルバイトや学業をおろそかにすることがあってはなりません」

古泉「わ、わかっています、そのくらいの節度は持ち合わせているつもりです」

喪黒「……」




248 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 16:44:16.02 ID:aFt+mesa0
森「古泉、最近調子いいわね」

古泉「ええ、実はある方から非常にリラックスできる部屋を提供していただいて」

森「リラックスできる部屋?」

古泉「なんというか、時間の流れが遅く感じて、ゆっくりと過ごせるんですよ」

森「……へえ、そんないいところ、あなた独り占めしてたんだ」

古泉「え……いや、べつにそんなつもりでは」

森「わたしにも紹介してくださいよ、その部屋」

古泉「は、はあ、構いませんが」




250 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 16:47:54.62 ID:aFt+mesa0
森「素敵な部屋ね、高校生が一人で使うにはもったいないわ」

古泉「……」

森「ねえ、わたしにも使わせてよ、この部屋」

古泉「え……」

森「ねえ、いいでしょう?」

古泉「……たしかに鍵は二つありますが」

森「じゃあきまりね。疲れているのは古泉だけじゃないの、わたしだってリフレッシュしたいんだから」

古泉「……」




252 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 16:53:22.10 ID:aFt+mesa0
数週間後

森「シャワー浴びてくるから、待っててね」

古泉「はい」
古泉(一緒にこの部屋を使っているうちに、こんな関係になってしまった……)
古泉(おかげで前より少し睡眠時間は減ってしったけど……まあここでは時間はゆっくり流れるからたいしたことは)

ぴりりりぴりりり

古泉「!?呼び出し……こんな時間に」
古泉「いや、あと二時間後に集合か……なんだろう、閉鎖空間が発生したわけじゃないのか?」

森「お・ま・た・せ」

古泉「も、森さん……」




254 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 17:03:24.39 ID:aFt+mesa0
森「明日は学校休みでしょう?」

古泉「し、しかし機関から呼び出しが」

森「え?」

古泉「二時間後に集合だそうです」

森「なら余裕じゃない、いつも三回くらいした後でもここじゃ一時間もたってないもの」

古泉「ということは……」

森「今日もがんばってね♪」




256 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 17:06:46.98 ID:Z2TC1lv60
相変わらず森さんはエロいな




260 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 17:21:12.67 ID:aFt+mesa0




森「はあはあ……ふふ、古泉も上手になったわね」

古泉「それは、森さんが……」

森「こんなハンサムをわたしが独占しちゃって、なんだか悪いわね」
森「ずいぶん長いことやってたみたいだけど、まだ時間はじゅうぶん……」
森「え?」

古泉「どうかしたんですか?」

森「う、うそ……もうすぐ明け方じゃない……」

古泉「そんな……カーテンを!」
古泉「ひ、日が昇り始めている」

森「二時間なんてとっくに過ぎてるわ……」




263 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 17:22:47.37 ID:aFt+mesa0
古泉「で、でも、あれ以来連絡はなかったし、そんな重要なことではなかったのでは」

森「それならいいんだけど」

喪黒「おーほっほっ、ちっともよくありませんなぁ」

古泉「も、喪黒さん!」

森「きゃああ!!だ、誰ですかあなた!!」




265 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 17:27:08.15 ID:aFt+mesa0
喪黒「古泉さんにこの部屋をお貸しした者です」

森「この部屋の持ち主……?」

喪黒「古泉さん、あなた私との約束を破ってアルバイトをすっぽかしましたね」

古泉「ち、違います、いつもと時間の流れが……」

喪黒「ほーっほっ、女性を連れ込むのは結構ですが、時間を忘れて楽しんではいけません」

古泉「す、すみません、魔が差したんです」

喪黒「もう遅いのです、あなたはこれからリフレッシュする暇もなく勉学に勤しみ、アルバイトに励むのです」

喪黒「ドーン!!!」

古泉・森「「はきゃああああああ!!!!」」




267 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 17:31:47.36 ID:aFt+mesa0




キョン「よう、こ……いずみ?」

古泉「おやぁ、あなたでしたか」

キョン「な、なんだ、その顔……どんどんやつれていくぞ……」

古泉「眠れないんです、次から次へとバイトバイトバイト」
古泉「ふふふ……しかも学校を休もうものなら涼宮さんの精神のバランスを崩しまい、またバイト」
古泉「休む暇がないんですよぉおおおお」ぼろぼろ

ぽろっ

古泉「あああああ、目が腐り落ちてしまいましたかぁ」

キョン「うわあああああああああああああああああ!!!」




269 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 17:33:03.04 ID:HVj4y9rU0
古泉…




275 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 17:39:24.21 ID:aFt+mesa0
喪黒「リラックスできる時間は必要ですが、それにかまけて本来するべきことをおろそかにしてはいけませんな」
喪黒「私なんてもう40年以上も働き詰めですからなぁ、おーっほっほっ」




277 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 17:45:29.40 ID:aFt+mesa0
喪黒「ちょっとあなた」

キョン「?俺ですか」

喪黒「ええ、あなたです。なにか悩み事でもあるのではないですか?」

キョン「……いえ、特に」

喪黒「おーっほっほっ、そうですか、いやそれは失礼」
喪黒「でももし悩みを相談したくなったら、私のことでも思い出してください」すっ

キョン「『ココロのスキマお埋めします喪黒福造』」

喪黒「よろしくお願いしますよ」
喪黒「きっと、あなたのお役に立ってみせますからねえ」


おーっはっほっほっはっはっ

おわり




279 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 17:46:45.57 ID:hfHp5bQs0
キョン一レスかよ!




280 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 17:48:38.48 ID:sEPP4YtcO
キョン無しかよw




283 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 17:54:44.82 ID:Pso8G9lr0
一番の見所かと思ったらwwwwww




288 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/31(月) 18:44:15.79 ID:1qkQBrBEO
さすがキョンww









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コメント
この記事へのコメント
  1. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/09(水) 21:49: :edit
    1?
  2. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/09(水) 21:49: :edit
    二番煎じ
  3. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/09(水) 21:52: :edit
    三つ巴
    ぷん太に載ると思ってました

    とりあえずどんな話か今から読んでみる
  4. 名前: VIPPERな名無しさん #LkZag.iM: 2009/09/09(水) 21:52: :edit
    四面楚歌
    前にもこんなんあったよね。
  5. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/09(水) 22:01: :edit
    あったね
    まぁでも違う作品だし
    いいんじゃないか?
  6. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/09(水) 22:03: :edit
    同じようなのあったよな
  7. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/09(水) 22:04: :edit
    似たようなのあった
  8. 名前: 奈々氏 #-: 2009/09/09(水) 22:04: :edit
    おほほほほほ
  9. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/09(水) 22:11: :edit
    あったけど、前のは面白かった
    面白ければOK
  10. 名前: VIPPERな名無しさん #-: 2009/09/09(水) 22:12: :edit
    みくるくらいから落ちが適当に感じられたんだが・・・
    でもサクサク読めたのはよかった
  11. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/09(水) 22:16: :edit
    一桁
  12. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/09(水) 22:24: :edit
    なんか悲しくなっちゃうな・・・
    ていうか喪黒は幸せをもたらすこと自体が少ないからなぁ
  13. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/09(水) 22:28: :edit
    小泉がゾンビ化w
    バイト疲れより森さんとヤリ過ぎたって事だよね
  14. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/09(水) 22:31: :edit
    前のやつのほうが数倍面白かったな
  15. 名前: deleted #-: 2009/09/09(水) 22:32: :edit
    悪くはない
  16. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/09(水) 22:34: :edit
    五里霧中
  17. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/09(水) 22:43: :edit
    こういうの好きだな、俺

  18. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/09(水) 22:49: :edit
    女連中は自業自得の範疇だけど、古泉は酷すぎるだろう。完全にはめられてる・・・・・・・いや、そういう意味じゃなくて。罠にだな
  19. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/09(水) 22:53: :edit
    ハルヒや長門でさえこのおっさんの前には無力・・・
    藤子ぱわーを感じた
  20. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/09(水) 23:14: :edit
    ※18
    はめたのは古泉の方だろ?
  21. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/09(水) 23:32: :edit
    >>22
    晴れ時々ブタかw
    なついな~
  22. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/09(水) 23:37: :edit
    ※18
    ぶっちゃけ笑うセールスマンは善人悪人条理不条理関係なく
    酷い目に合うから
  23. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/09(水) 23:49: :edit
    次はゴルゴ辺りが絡んでくるのかな
    と思ったらもうぷん太にあるなw
  24. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/09(水) 23:51: :edit
    前にこんな感じでかがみんのがあったな
    今思えば笑うせぇるすまんってドラえもんのアダルト版だよな
    人間の欲は恐ろしい
  25. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/09(水) 23:54: :edit
    ハルヒ「はぁ?セルなんてお断りよ!!」
    セル「ぶるぁぁぁあああああああ!?」
  26. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/10(木) 00:09: :edit
    キョン空気だなぁ。
  27. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/10(木) 00:28: :edit
    久々の喪黒シリーズか
  28. 名前:   #VWFaYlLU: 2009/09/10(木) 00:48: :edit
    こういうの好きだけど個人的にはこれはちょっと不条理。
    落ちは罰じゃなくて自滅でもいいんじゃないかとも思う。
  29. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/10(木) 00:50: :edit
    久々にさらっと読めと面白いSSだった
  30. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/10(木) 01:10: :edit
    キョンが一般人すぎでわろたw
  31. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/10(木) 01:27: :edit
    喪黒さん怖い('A`)
    小さなころからアニメ見て15でトラウマうえられキニシナイキニシナイおやすみよもう許しませんおっほっほ
  32. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/10(木) 01:35: :edit
    原作自体が大体理不尽な落ちばかりだから仕方ない。
    でも古泉可哀そうだなー
  33. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/10(木) 01:38: :edit
    喪黒は偏ってるよなあ
    そんな人間が力を持っているから登場人物は理不尽に不幸へと導かれる
    喪黒にドーンってやりたい
  34. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/10(木) 02:42: :edit
    一番かわいそうなのはキョンだろ
    ほとんど巻き添え食ってる
  35. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/10(木) 02:49: :edit
    偶には良いなこういう話も
    キョンの話が無いのもなんか良いね
    俺的には好きな話
  36. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/10(木) 03:16: :edit
    キョンはどくんどくんしてるって事は勃っちゃったの?
  37. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/10(木) 03:27: :edit
    ※欄で言っている前のやつってどれのことだっけ?
    らきすたのやつなら読んだことあるけどあれはいまいちだったし
  38. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/10(木) 04:31: :edit
    >>※37
    喪黒福造の憂鬱

    ※2はもっと評価されてもいいと思う。
  39. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/10(木) 05:10: :edit
    やっぱり悪い友達とは早々に縁を切るべきだな。
    何かに巻き込まれてからじゃ遅い。
  40. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/10(木) 05:34: :edit
    A先生風なエログロの混ぜ込み具合
  41. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/10(木) 06:54: :edit
    圧縮冷凍ってどこの未来戦隊だよw
  42. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/10(木) 08:03: :edit
    いくらハルヒがデレデレになったからっていきなり盛るとか…
    キョンはもうちょっと慎み深いだろ。

    まぁでもそんなこと言い始めると
    長門は性格変わったからって
    糞ビッチと遊んだりなんかしないだろうし、
    朝比奈さんだってハルヒに復讐なんか考えるわけねぇわな。
  43. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/10(木) 09:34: :edit
    さすが我らのフラグクラッシャー
    キョンにかかれば喪黒福造などそこいらのセールスマンと大差ないわ!
  44. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/10(木) 14:47: :edit
    キョンは悩みがないってのがオチだったんだね。
    しかし、喪黒ってたしかにこんなかんじの話ばっかりだったよな。よくあんなブラックな話をアニメにしたもんだ。
  45. 名前: 名はあるが決して口にしないキョン子LOVE☆なVIPER #-: 2009/09/10(木) 15:35: :edit
    古泉の場合は森さんが悪いんzy…ん?誰か来た様だ………
    (数分後)『ドーン!!!!』×400
  46. 名前: 通常のナナシ #SFo5/nok: 2009/09/10(木) 16:19: :edit
    ホラー映画によくある、「悲劇はまだ終わっていない」だろ>キョン
  47. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/10(木) 16:35: :edit
    円光長門(*´д`*)ハァハァ
    エロい森さん(*´д`*)ハァハァ
  48. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/10(木) 17:12: :edit
    キョンに折れないフラグはない!
  49. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/10(木) 18:24: :edit
    まさかタイトルから想像できんかったわw

    ひとつひとつが短くまとまって原作っぽさが出てて良かった
    久しぶりに笑ゥせぇるすまん読みたくなったわw

  50. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/10(木) 18:40: :edit
    喪黒福造の憂鬱の方が面白かったがこれもなかなかだな
    とりあえず作者乙
  51. 名前: VIPPERな名無しさん #-: 2009/09/10(木) 19:03: :edit
    喪黒福造の憂鬱よりこっちのほうが「笑ゥせぇるすまん」っぽいけどな
  52. 名前: VIPPERな名無しさん #-: 2009/09/10(木) 19:20: :edit
    前の喪黒の方がいいっていうから読んでみたら
    あっちの喪黒の完成度高すぎだろ
  53. 名前: VIPPERな名無しさん #-: 2009/09/10(木) 19:25: :edit
    最後のおーっはっほっほっほ
    に誰も突っ込まない件について
  54. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/10(木) 19:34: :edit
    違和感なかった
  55. 名前: VIPPERな名無しさん #-: 2009/09/10(木) 19:51: :edit
    >最後のおーっはっほっほっほ
    アニメで笑ってるの聞いたら、なんとなくそう聞こえたぞw
  56. 名前: VIPPERな名無しさん #-: 2009/09/10(木) 20:02: :edit
    古泉は可哀相だ・・・・・
    日頃ボロボロになって世界を守っているんだからこのくらい許してやれよ・・・・・・
    つーか笑うせぇるすまんってトラウマだ・・・・・
  57. 名前: ナナシ #-: 2009/09/10(木) 20:23: :edit
    つーか喪黒こわいYO
  58. 名前: VIPPERな名無しさん #-: 2009/09/10(木) 20:47: :edit
    二番煎じで旧作に劣るSSって…
  59. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/10(木) 21:38: :edit
    しかし喪黒さんって沢山の罪のない人を陥れといてよくアンチいないな
  60. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/10(木) 21:49: :edit
    喪黒をSOS団でドーンってするSSないかな。
  61. 名前: VIPPERな名無しさん #-: 2009/09/10(木) 21:59: :edit
    せめて全て失っても、また元に戻る
    だけという希望が残るならいいんだがな。
    悪化するなんて結末を受け入れられる
    人は今の世相の中じゃそう多くない。
  62. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/11(金) 03:24: :edit
    なにこれおもしろい
  63. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/11(金) 11:03: :edit
    悪くはないけど前の喪黒が完璧すぎた
    どうも喪黒の行動に違和感ありまくる
     
    ※59
    陥れてるわけでなくたった一つの約束を守らず
    みんな勝手に落ちていってるだけ
  64. 名前: 名無しさん #-: 2009/09/11(金) 13:05: :edit
    ※63
    喪黒の行動は大差ないと思うよ
    比べたがるのはわかるが、「前のほうがよかった」とかいう感想はどうなんだ
  65. 名前: 通常のナナシ #tTYmAbMw: 2009/09/11(金) 17:09: :edit
    sos団のキャラの性格もっとかんがえろよ。これじゃ別にハルヒのキャラじゃなくてもいいだろ。
  66. 名前: 竜君 #QW6cPpbA: 2009/09/11(金) 18:08: :edit
    この二つのコラボって前にもあったよな。喪黒福造の憂鬱とかいう奴が…

    まぁどうでもいいけど
  67. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/11(金) 23:00: :edit
    これ、普通に笑うセールスマンの話を
    ハルヒのキャラにしただけじゃん。
    転載というか盗作レベルだぞ
  68. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/12(土) 03:29: :edit
    これ読んでる間中、脳内で笑ゥせぇるすまんのBGMが流れ続けていたw
    アッサリ終わる短編感覚とか、容赦も救いも無いところとか、エログロ具合とか、
    本当に喪黒っぽいw
    難解さも無く、一気に読めて楽に楽しめる、いいSSだった
  69. 名前: 通常のナナシ #ySqaUe.6: 2009/09/13(日) 07:24: :edit
    喪黒が「またお会いしましょう」
    って言わなかったってことは、キョンは心の隙間が無かったってことなのか?
  70. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/13(日) 19:30: :edit
    みくると小泉はオチに無理があったな。
  71. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/15(火) 18:31: :edit
    これって、かがみの人とは違う作者?
  72. 名前: 通常のナナシ #aYDccP8M: 2009/09/16(水) 22:50: :edit
    >陥れてるわけでなくたった一つの約束を守らず
    >みんな勝手に落ちていってるだけ
    でも約束を守れないよう誘導しているように見えるんだよね?喪黒さんって・・・

    キョンに関しては悩みを先送りにして忘れるタイプだから、
    余程の事がないと現れないだろうなぁ・・・多分。
  73. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/18(金) 16:28: :edit
    最初フリーザかゲマかと思った…。

    元ネタ知らないとホントに損するね。
  74. 名前: 通常のナナシ #yiuBdmr2: 2009/09/19(土) 08:50: :edit
    これって元ネタは藤子Fの笑うセールスマンか
  75. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/10/05(月) 07:58: :edit
    でも本編でちゃんと幸せになって終わった奴もいるよ。
    かなりのレアケースだけど。
    喪黒が「私だって普通に人助けくらいします」みたいな事言ってた気がする。
    あと、本人が幸せならそれでいいでしょうみたいなバッドエンド気味のやつもあったな。
    古泉みたいなやつで、逆に使用期限みたいなのを破ってリラックスできるカプセル使いすぎて
    起きたら時間たちまくってて、人類滅亡してたなんてのあったな。
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俺の妹がこんなに可愛いわけがない 黒猫 白猫Ver.
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