2009/09/06(日)
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:03:59.21 ID:yYf09/040
キョン「ん?え?」
古泉「どうかしましたか?(なんだよその反応は)」
キョン「あ…いや、別に」
古泉「そうですか(相変わらず変な奴だな)」
キョン「お前に言われたくない!」
古泉「え?」
キョン「あれ?」
古泉「…大丈夫ですか?(変な物でも食ったのか?)」
キョン「食っ…だ、大丈夫だ!」
古泉「なら、いいのですが」
キョン「ん?え?」
古泉「どうかしましたか?(なんだよその反応は)」
キョン「あ…いや、別に」
古泉「そうですか(相変わらず変な奴だな)」
キョン「お前に言われたくない!」
古泉「え?」
キョン「あれ?」
古泉「…大丈夫ですか?(変な物でも食ったのか?)」
キョン「食っ…だ、大丈夫だ!」
古泉「なら、いいのですが」
2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:05:24.53 ID:yYf09/040
キョン「長門、あれは一体…」 ぼそり
長門「古泉一樹の心の声」
キョン「お前にも聞こえてるんだよな?」 ぼそり
長門「聞こえている」
キョン「ハルヒや朝比奈さんにも聞こえるのか?」 ぼそり
長門「分からない。が、おそらく聞こえるはず」
キョン「俺達以外の奴には…?」 ぼそり
長門「聞こえない、と思う」
キョン「原因は…言わずもがな、か?」 ぼそり
長門「………」 こくっ
キョン「ったく、混乱しちまうぞこれ」
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:07:50.24 ID:yYf09/040
古泉「何かあったんですか?(喉渇いた…朝比奈さんまだかな)」
キョン「いや、何もないぞ」
古泉「そうですか(まぁ何かあったとしても教えてはくれないんだろうけど)」
キョン「………」
古泉「(僕のことを友達だなんて思ってなさそうだし)」
キョン「………」
古泉「(別に思ってなくてもいいけど)」
キョン「………」
古泉「(でも、今の僕にはこの人しか友達と呼べる人がいないんだよな)」
キョン「………」
古泉「(仮に友達が出来たとしても休みの日に遊びに行ったり出来ないし…)」
キョン「………」
古泉「(閉鎖空間が発生しなきゃそれでいいや)」
キョン「耐えられん」
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:07:55.66 ID:Zg1oGN7R0
サトラレ古泉
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:09:48.97 ID:yYf09/040
古泉「具合でも悪いんですか?(うつすんじゃねーぞ)」
キョン「悪くないぞ、元気だぞ」
古泉「今日はトランプのババ抜きでもしましょう」
キョン「ああ」
古泉「(ちっ、ババはこっちか)」
キョン「………」
古泉「(それだ、それを引け!)」
キョン「ぐっ…!」
古泉「(引け!)」
キョン「どうすりゃいいんだ」
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:11:47.23 ID:yYf09/040
古泉「今日も僕の負けですね(なんでババの位置をあんな的確に…)」
キョン「あ、ああ…そうだな」
古泉「涼宮さんと朝比奈さん、遅いですね(静かでいいけど)」
キョン「ハルヒは掃除当番だ。朝比奈さんは知らん」
みくる「こんにちはぁ」
キョン「こんちは」
古泉「どうも(やっときたぁ)」
みくる「えっ?」
長門「朝比奈みくる、昨日借りたハンカチを返す」 すっ
みくる「は、ハンカチなんて貸しましたっけ…」
長門「ごにょごにょごにょ」
みくる「ふえぇっ?心のこっ……むぐぐ」
長門「古泉一樹に聞こえる」
古泉「(意外と仲良いんだ、この二人)」
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:14:15.82 ID:yYf09/040
みくる「あ、あの、着替えるので…」
キョン「分かりました。廊下に出ていますね」
古泉「(めんどくせーな、いちいち)」
みくる「ごめんなさいっ!」
古泉「はい?」
みくる「え?あ、いや、そのぉ」
キョン「古泉、早く行くぞ」
古泉「分かりました(意味が分からん)」
みくる「む、難しいです…どっちかどっちか分かんなくなっちゃって」
長門「………」
みくる「涼宮さんが来る前に何とかしたほうが良いんじゃ…」
長門「今、考えている」
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:17:15.93 ID:yYf09/040
キョン「………」
古泉「今日はなんだか、ギクシャクしていませんか?」
キョン「そ、そんなことはない」
古泉「(やりづれーなぁ…)」
キョン「こっちの台詞だ、それは」
古泉「? 何か言いましたか?」
キョン「何もねーよ」
古泉「本当ですか?」 ずいっ
キョン「顔が近いぞ、気持ち悪い」
古泉「ふふ(また気持ち悪いって言われた)」
キョン「………」
古泉「(そんなに気持ち悪いのかな、僕って)」
キョン「きっ…う、くそ…」
古泉「(喉渇いた…)」
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:18:52.77 ID:0XchmQpaO
古泉って結構どうでもいいこと考えてそう
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:19:27.56 ID:yYf09/040
ガチャ
みくる「ど、どうぞぉ…あ、お茶淹れますね」
古泉「(よっしゃー、やっと飲める)」
みくる「そっ…あ、うぅん」
古泉「(たまには冷たいのも淹れてくれないかな)」
みくる「……ど、どうぞ」
古泉「ありがとうございます、朝比奈さん」
キョン「ありがとうございます」
古泉「(美味しい…やっぱり温かいのもいいな)」
みくる「ありがとう、古泉くん」 ぼそぼそ
古泉「(ねみーなオイ)」
バァンッ
ハルヒ「へいっ!おっまちー!」
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:23:02.58 ID:yYf09/040
古泉「こんにちは、涼宮さん(ビビった…)」
ハルヒ「…ん?」
古泉「どうしました?(もっと静かに開けられないのか、この人は)」
ハルヒ「ごめんね、びっくりさせちゃったかしら?」
古泉「いえ、別に…(なんでバレたんだ、ビビったこと)」
ハルヒ「???」
みくる「すっ、涼宮さん!お茶淹れますね!」
ハルヒ「うん…お願いね、みくるちゃん」
キョン「長門、いいのかこの状況」 ぼそぼそ
長門「これは涼宮ハルヒが望んだこと。涼宮ハルヒが望むことをやめる以外解決策はない」
キョン「古泉が何を考えているのか、知りたくなったのかハルヒは」
長門「………」
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:28:44.67 ID:yYf09/040
ハルヒ「んんー…?」
古泉「(今日は静かだな、涼宮さん)」
みくる「あうぅ…」 ハラハラ
キョン「心臓に悪いな…」
古泉「(今度の休みの日はまた市内探索なんだろうな)」
ハルヒ「………」
古泉「(涼宮さんが彼と二人で周れる日は来るんだろうか)」
ハルヒ「!??!?!?」
キョン「あえ?」
古泉「(さっさと告白すればいいのに…めんどくさい人たちだな)」
ハルヒ「………」
みくる「わっ、わっ…」
キョン「な…、え???」
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:36:32.03 ID:yYf09/040
古泉「(彼も鈍いんだよなー、世界で一番鈍いんじゃないか?)」
キョン「………」
古泉「(涼宮さんが嫉妬してるのにも気づかないし。馬鹿だよほんと)」
キョン「は、ハルヒが俺を…?」
古泉「(デートか…SOS団がなかったら今頃僕にも彼女が居て、デートしてたのかな)」
ハルヒ「…古泉くん」
古泉「はい、なんでしょうか?(また何か思いついたのか?)」
ハルヒ「あなた、さっきから何を言ってるの」
古泉「え?(何も言ってねーよ)」
ハルヒ「言ってるじゃない、さっきから!」
ハルヒ「あ、あ、あたしがキョンに告白すればいいのにとか!」
古泉「!?」
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:42:15.25 ID:yYf09/040
ハルヒ「全部聞こえてるんだから!」
古泉「(な、なんで…声には出してないはず…)」
キョン「ハルヒ、落ち着け」
ハルヒ「キョンは黙ってて!あんたにも聞こえてたんでしょ!?」
キョン「ま、まぁ聞こえてたが」
ハルヒ「うぅ…!最低だわ、人が知られたくないことを平気で…!」」
ハルヒ「それに、SOS団がなかったらとかも言ってわね」
古泉「そ、それは…(思ってたけど)」
ハルヒ「そんなにSOS団が嫌ならもう来なくていいわよ!」
古泉「………」
ハルヒ「出てけっ!」
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:46:28.19 ID:yYf09/040
古泉「(追い出されてしまった)」
ピリリリリ
古泉「(げっ…、閉鎖空間か…)」
キョン「古泉!」
古泉「(なんで来たんだよ)」
キョン「すまん、その…」
古泉「(ずっと聞こえてたんだろ、教えろよ)」
キョン「タイミングを逃してしまってな」
キョン「お前の本音が聞けるなんて滅多にないだろ、だから」
古泉「(心の声と会話してるんじゃねー)」
キョン「すまん!!」
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:52:20.20 ID:yYf09/040
古泉「《神人》が出現しました…僕のせいです」
キョン「お、お前のせいじゃないだろ」
古泉「僕のせいですよ。涼宮さんを怒らせてしまうなんて、大失態です」
キョン「俺なんてしょっちゅう怒らせてるし」
古泉「(自覚してんなら気をつけろよ)」
キョン「あ…いや、えっと」
古泉「いえ、すみません」
キョン「………」
古泉「………あの」
古泉「友達と呼べる人はあなたしかいないと思っていたことも、聞こえていたんですか?」
キョン「ああ」
古泉「そうですか」
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:55:51.70 ID:yYf09/040
キョン「今は何も聞こえん」
古泉「心を無にしてますから。大変ですよ、これ」
キョン「そ、そうか」
古泉「僕はあなたのことを友達だと思っていますよ」
キョン「…なんだよ、気持ち悪い」
古泉「ふふ。それでは、閉鎖空間へ向かわなければならないので」
キョン「あ、ああ」
古泉「(さようなら)」
キョン「え?」
キョン「…古泉?」
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:02:46.52 ID:yYf09/040
森「もう一度言ってくれる?」
古泉「ですから…涼宮さんが僕の心の声を聞いてしまって」
森「…どんなことを聞かれたの?」
古泉「さっさと彼に告白しちゃえ、などです」
森「その場に彼も?」
古泉「はい。居ました」
森「だからこんなに大規模なのね…」
古泉「すみません」
森「なんで心の声が聞こえてたのかは分からないけど」
森「どんなときでも気を抜くなといつも言っているでしょう」
古泉「(うるせーババア)」
森「特に涼宮さんが側に居るときは…」 ガミガミ
古泉「(森さんには聞こえないのか)」
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:03:25.87 ID:Eg0oLKI00
婆w
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:05:09.93 ID:BQ7iPkht0
実は聞こえています
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:08:03.69 ID:yYf09/040
次の日
キョン「よぉ」
ハルヒ「…何よ」
キョン「相変わらずご機嫌ナナメだな」
ハルヒ「うるさいわね」
キョン「何かあったのか?」
ハルヒ「別に、なんでもないわよ!」
キョン「そうかい」
ハルヒ「結局、来なかったわね」
キョン「何が?」
ハルヒ「……転校生」
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:11:10.67 ID:oUGjOmar0
なん・・・だと・・・!?
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:11:46.52 ID:p5wy2TyLO
えっ?
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:12:09.16 ID:/31bD21p0
存在否定wwwwwwww
71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:19:04.51 ID:yYf09/040
古泉「こんばんは、長門さん」
長門「………」
古泉「実は、あなたにお願いがあって来ました」
長門「なに?」
古泉「僕に関わった全ての人の記憶から、僕を消去してもらいたいんです」
長門「…なぜ?」
古泉「もう涼宮さんのお側には居られなくなってしまいましたので」
長門「………」
古泉「すみません、僕の責任なので本当は僕一人でなんとかしたかったのですが」
古泉「あいにく僕にはそういう能力を持ち合わせていません」
古泉「なので、長門さんの手を借りるという形に…」
長門「あなたは、それでいいの?」
81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:27:06.75 ID:yYf09/040
古泉「よくなかったとしても、『機関』が…」
長門「あなたの気持ちを聞いている」
古泉「僕の気持ち、ですか」
長門「………」
古泉「(……僕は、
長門「分かった」
古泉「ありがとうございます」
古泉「長門さん、あなた自身の記憶からも消去してくださいね」
長門「………」
古泉「それでは…、さようなら長門さん」
長門「………」
87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:34:38.87 ID:yYf09/040
ハルヒ「あ~~~!もう!」
キョン「なんだよ」
ハルヒ「何かが引っかかってるのよ!スッキリしないわ!」
キョン「どんな事なんだ?」
ハルヒ「…誰かにひどいことを言ってしまった気がする」
ハルヒ「だから、謝らなきゃいけないような、そんな…」
ハルヒ「でも…誰になのかしら?分からないわ」
ハルヒ「ん~~~~~!!!」
キョン「ジタバタすんな」
キョン「そういや、俺も誰かに何かを伝えたかった気がするんだが…」
ハルヒ「誰よ?」
キョン「………分からん。誰だろう」
95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:45:12.18 ID:yYf09/040
ハルヒ「心にもないことを言ってしまった気がするわ」
ハルヒ「自分でもよく分かんないけど…戻ってきてほしい、そんな気分よ」
キョン「ふうん」
キョン「お前が変なこと言うから俺までスッキリしなくなっちまった」
ハルヒ「知らないわよ、そんなこと」
キョン「…SOS団って4人だったよな?」
ハルヒ「そうよ。そんなことも忘れたの?」
キョン「忘れてないが…、んん…」
ハルヒ「………」
98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:52:10.48 ID:yYf09/040
放課後
キョン「こんにちは」
みくる「あ、こんにちはぁ」
長門「………」
みくる「お茶、淹れますねっ」
キョン「いつもすみません。…あれ?俺いつも何してたんだっけ?」
長門「………」
キョン「そうだ、ボードゲームとかチェスとか将棋とか…」
キョン「ん?これ、俺が持ってきたんだっけか?」
長門「…あなたが持ってきたのはオセロだけ」
キョン「じゃあ、これは…」
みくる「…ひっく…」
101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:57:04.87 ID:yYf09/040
キョン「朝比奈さん?どうしたんですか?」
みくる「…うぅ…、あたし……この、湯のみ…」
キョン「………」
みくる「美味しいって、言ってくれた…なのに、あたし…忘れっ…」
キョン「…馬鹿野郎、朝比奈さんを泣かすんじゃねえよ。こいz」
バァンッ!
ハルヒ「………」
キョン「…ハルヒ?」
ハルヒ「団長に何の連絡もなしに部活を休むなんて、許しがたいことだわ」
ハルヒ「さ、行くわよ。準備しなさい」
キョン「行くって、どこに?」
ハルヒ「古泉くんの家に決まってるじゃない!」
117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 21:11:17.98 ID:yYf09/040
古泉「……あれ?」
キョン「寝てたのか、お前」
ハルヒ「寝癖、ついてるわよ」
古泉「な、なんでここへ?というか、え?」
長門「………」
古泉「長門さん…どうして?」
長門「あなたの言う通りにした」
古泉「でも…」
長門「ただし、わたしは朝比奈みくる、涼宮ハルヒ、そして彼に鍵を用意した」
古泉「鍵?」
長門「あなたの記憶を開放する、鍵」
121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 21:17:48.37 ID:yYf09/040
古泉「ど、どういうことですか?」
長門「ボードゲーム類、湯のみ、部室。それが、それぞれの鍵」
古泉「………」
長門「消去するという約束は守った。他のことは何も言われていない」
長門「わたしが勝手にやったこと」
古泉「あなたの記憶は…?」
長門「わたしの中の古泉一樹の記憶を消せと言われたとき、わたしは頷いていない」
古泉「僕は…忘れてほしいと言ったはずです」
長門「それは、あなたの本心ではない」
124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 21:20:43.16 ID:yYf09/040
長門「あなたの気持ちを聞いている」
古泉「僕の気持ち、ですか」
長門「………」
古泉「(……僕は、忘れて欲しくない。でも…)」
古泉「かまいません」
長門「分かった」
古泉「ありがとうございます」
古泉「長門さん、あなた自身の記憶からも消去してくださいね」
長門「………」
古泉「それでは…、さようなら長門さん」
長門「………」
132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 21:27:29.95 ID:yYf09/040
古泉「(そうか、あのとき…無意識にそんなことを思ってしまったんだ)」
長門「無意識だったということのは、心からそう思っていたということ」
古泉「あ、またっ…」
ハルヒ「古泉くん」
古泉「す…涼宮さん」
長門「大丈夫。昨日の記憶はロックしてある」
古泉「…ありがとうございます」
ハルヒ「あたし、あなたにひどい事、言ったわよね」
ハルヒ「SOS団に来なくていい、って」
ハルヒ「なんでそんなこと言っちゃったかは思い出せないんだけど…」
古泉「………」
198 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 22:45:49.65 ID:yYf09/040
ハルヒ「ごめんね!」
ハルヒ「古泉くんはSOS団の大事な副団長だから…その、」
古泉「僕のほうこそ、すみませんでした」
ハルヒ「い、いいのよ!許してあげるわ!」
ハルヒ「その代わり、これからもずっとSOS団の副団長でいなさいよね!」
古泉「僕なんかでいいですか?」
ハルヒ「古泉くんじゃなきゃダメなの!」
古泉「ありがとうございます…嬉しい、です」
古泉「(僕は、SOS団のことを心から大切に思っています)」
ハルヒ「…ありがと、古泉くん」 ぼそり
古泉「涼宮さん?」
ハルヒ「ううん、なんでもないわ♪」
217 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 23:01:32.68 ID:yYf09/040
みくる「ふえぇ…古泉くぅん」 ぎゅむっ
古泉「あ、朝比奈さん!?」
みくる「良かったよぅ…古泉くんのこと思い出せてっ…ふえぇん」
みくる「お茶、美味しいって、言ってくれて…ありがとおぉ」
古泉「朝比奈さんは、昨日の事を覚えているんですか?」
長門「涼宮ハルヒが来てからのことは覚えていない」
みくる「あんなに、あたしのお茶を待っていてくれてるなんて…嬉しいですぅ」
古泉「あはは…恥ずかしいですねこれは」
みくる「ひっく、ひっく」
キョン「おい。古泉」
220 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 23:05:30.83 ID:yYf09/040
古泉「はい」
キョン「あー…なんだ、その…」
古泉「なんでしょうか?」
キョン「俺もお前のこと、友達だと思ってるから」
古泉「え…」
キョン「それだけだっ!」
古泉「……ありがとうございます」
キョン「別に、思ってることを言っただけだ。礼を言われるような事じゃない」
古泉「それでも、ですよ」
キョン「明日また、ババ抜きするぞ」
古泉「今度は負けませんよ」
キョン「どうだか」
228 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 23:11:59.67 ID:yYf09/040
長門「もう今後、あのような頼み事はしないでほしい」
古泉「本当にすみませんでした。ご迷惑を…」
長門「そういうことじゃない」
長門「あなたに関する記憶を消すということを、わたしはもうしたくない」
古泉「………」
長門「なに?」
古泉「い、いえ…少し、意外だったもので」
長門「そう」
古泉「ありがとうございます」
長門「…いい」
234 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 23:21:40.95 ID:yYf09/040
キョン「そういえば、もう心の声は聞こえなくなったな」
古泉「本当ですか?」
キョン「試しに、何か思ってみろ」
古泉「む……」
キョン「うん、聞こえんな」
みくる「良かったですね、古泉くん」
古泉「はい…安心しました」
キョン「お前の本音が聞けて、ハルヒも満足したんじゃねーの」
長門「『僕は、SOS団のことを心から大切に思っています』」
古泉「涼宮さんも、不安になることがあるんですね」
みくる「うふふ」
238 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 23:27:09.91 ID:yYf09/040
キョン「さっき試しに何を思ったんだ?」
古泉「秘密です」
キョン「教えろよ」
古泉「心の声を聞かれるなんて、もうこりごりですよ」
ハルヒ「みんな、そろそろ帰るわよ!古泉くん、また明日ね!」
古泉「はい。また明日」
みくる「またね、古泉くん。明日とっておきのお茶を淹れるから、飲んでね」
古泉「それは楽しみですね。喜んで飲まさせて頂きます」
長門「…また」
古泉「また」
キョン「じゃーな、古泉(あー腹減ったな…)」
古泉「!?」
完!
240 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 23:28:03.74 ID:ysrhzy5r0
乙
面白かった
243 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 23:28:58.60 ID:+Kjbaz2AO
乙です
読み物:ハルヒ
お絵かき掲示板
画像掲示板
キョン「長門、あれは一体…」 ぼそり
長門「古泉一樹の心の声」
キョン「お前にも聞こえてるんだよな?」 ぼそり
長門「聞こえている」
キョン「ハルヒや朝比奈さんにも聞こえるのか?」 ぼそり
長門「分からない。が、おそらく聞こえるはず」
キョン「俺達以外の奴には…?」 ぼそり
長門「聞こえない、と思う」
キョン「原因は…言わずもがな、か?」 ぼそり
長門「………」 こくっ
キョン「ったく、混乱しちまうぞこれ」
4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:07:50.24 ID:yYf09/040
古泉「何かあったんですか?(喉渇いた…朝比奈さんまだかな)」
キョン「いや、何もないぞ」
古泉「そうですか(まぁ何かあったとしても教えてはくれないんだろうけど)」
キョン「………」
古泉「(僕のことを友達だなんて思ってなさそうだし)」
キョン「………」
古泉「(別に思ってなくてもいいけど)」
キョン「………」
古泉「(でも、今の僕にはこの人しか友達と呼べる人がいないんだよな)」
キョン「………」
古泉「(仮に友達が出来たとしても休みの日に遊びに行ったり出来ないし…)」
キョン「………」
古泉「(閉鎖空間が発生しなきゃそれでいいや)」
キョン「耐えられん」
5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:07:55.66 ID:Zg1oGN7R0
サトラレ古泉
8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:09:48.97 ID:yYf09/040
古泉「具合でも悪いんですか?(うつすんじゃねーぞ)」
キョン「悪くないぞ、元気だぞ」
古泉「今日はトランプのババ抜きでもしましょう」
キョン「ああ」
古泉「(ちっ、ババはこっちか)」
キョン「………」
古泉「(それだ、それを引け!)」
キョン「ぐっ…!」
古泉「(引け!)」
キョン「どうすりゃいいんだ」
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:11:47.23 ID:yYf09/040
古泉「今日も僕の負けですね(なんでババの位置をあんな的確に…)」
キョン「あ、ああ…そうだな」
古泉「涼宮さんと朝比奈さん、遅いですね(静かでいいけど)」
キョン「ハルヒは掃除当番だ。朝比奈さんは知らん」
みくる「こんにちはぁ」
キョン「こんちは」
古泉「どうも(やっときたぁ)」
みくる「えっ?」
長門「朝比奈みくる、昨日借りたハンカチを返す」 すっ
みくる「は、ハンカチなんて貸しましたっけ…」
長門「ごにょごにょごにょ」
みくる「ふえぇっ?心のこっ……むぐぐ」
長門「古泉一樹に聞こえる」
古泉「(意外と仲良いんだ、この二人)」
13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:14:15.82 ID:yYf09/040
みくる「あ、あの、着替えるので…」
キョン「分かりました。廊下に出ていますね」
古泉「(めんどくせーな、いちいち)」
みくる「ごめんなさいっ!」
古泉「はい?」
みくる「え?あ、いや、そのぉ」
キョン「古泉、早く行くぞ」
古泉「分かりました(意味が分からん)」
みくる「む、難しいです…どっちかどっちか分かんなくなっちゃって」
長門「………」
みくる「涼宮さんが来る前に何とかしたほうが良いんじゃ…」
長門「今、考えている」
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:17:15.93 ID:yYf09/040
キョン「………」
古泉「今日はなんだか、ギクシャクしていませんか?」
キョン「そ、そんなことはない」
古泉「(やりづれーなぁ…)」
キョン「こっちの台詞だ、それは」
古泉「? 何か言いましたか?」
キョン「何もねーよ」
古泉「本当ですか?」 ずいっ
キョン「顔が近いぞ、気持ち悪い」
古泉「ふふ(また気持ち悪いって言われた)」
キョン「………」
古泉「(そんなに気持ち悪いのかな、僕って)」
キョン「きっ…う、くそ…」
古泉「(喉渇いた…)」
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:18:52.77 ID:0XchmQpaO
古泉って結構どうでもいいこと考えてそう
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:19:27.56 ID:yYf09/040
ガチャ
みくる「ど、どうぞぉ…あ、お茶淹れますね」
古泉「(よっしゃー、やっと飲める)」
みくる「そっ…あ、うぅん」
古泉「(たまには冷たいのも淹れてくれないかな)」
みくる「……ど、どうぞ」
古泉「ありがとうございます、朝比奈さん」
キョン「ありがとうございます」
古泉「(美味しい…やっぱり温かいのもいいな)」
みくる「ありがとう、古泉くん」 ぼそぼそ
古泉「(ねみーなオイ)」
バァンッ
ハルヒ「へいっ!おっまちー!」
19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:23:02.58 ID:yYf09/040
古泉「こんにちは、涼宮さん(ビビった…)」
ハルヒ「…ん?」
古泉「どうしました?(もっと静かに開けられないのか、この人は)」
ハルヒ「ごめんね、びっくりさせちゃったかしら?」
古泉「いえ、別に…(なんでバレたんだ、ビビったこと)」
ハルヒ「???」
みくる「すっ、涼宮さん!お茶淹れますね!」
ハルヒ「うん…お願いね、みくるちゃん」
キョン「長門、いいのかこの状況」 ぼそぼそ
長門「これは涼宮ハルヒが望んだこと。涼宮ハルヒが望むことをやめる以外解決策はない」
キョン「古泉が何を考えているのか、知りたくなったのかハルヒは」
長門「………」
23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:28:44.67 ID:yYf09/040
ハルヒ「んんー…?」
古泉「(今日は静かだな、涼宮さん)」
みくる「あうぅ…」 ハラハラ
キョン「心臓に悪いな…」
古泉「(今度の休みの日はまた市内探索なんだろうな)」
ハルヒ「………」
古泉「(涼宮さんが彼と二人で周れる日は来るんだろうか)」
ハルヒ「!??!?!?」
キョン「あえ?」
古泉「(さっさと告白すればいいのに…めんどくさい人たちだな)」
ハルヒ「………」
みくる「わっ、わっ…」
キョン「な…、え???」
30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:36:32.03 ID:yYf09/040
古泉「(彼も鈍いんだよなー、世界で一番鈍いんじゃないか?)」
キョン「………」
古泉「(涼宮さんが嫉妬してるのにも気づかないし。馬鹿だよほんと)」
キョン「は、ハルヒが俺を…?」
古泉「(デートか…SOS団がなかったら今頃僕にも彼女が居て、デートしてたのかな)」
ハルヒ「…古泉くん」
古泉「はい、なんでしょうか?(また何か思いついたのか?)」
ハルヒ「あなた、さっきから何を言ってるの」
古泉「え?(何も言ってねーよ)」
ハルヒ「言ってるじゃない、さっきから!」
ハルヒ「あ、あ、あたしがキョンに告白すればいいのにとか!」
古泉「!?」
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:42:15.25 ID:yYf09/040
ハルヒ「全部聞こえてるんだから!」
古泉「(な、なんで…声には出してないはず…)」
キョン「ハルヒ、落ち着け」
ハルヒ「キョンは黙ってて!あんたにも聞こえてたんでしょ!?」
キョン「ま、まぁ聞こえてたが」
ハルヒ「うぅ…!最低だわ、人が知られたくないことを平気で…!」」
ハルヒ「それに、SOS団がなかったらとかも言ってわね」
古泉「そ、それは…(思ってたけど)」
ハルヒ「そんなにSOS団が嫌ならもう来なくていいわよ!」
古泉「………」
ハルヒ「出てけっ!」
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:46:28.19 ID:yYf09/040
古泉「(追い出されてしまった)」
ピリリリリ
古泉「(げっ…、閉鎖空間か…)」
キョン「古泉!」
古泉「(なんで来たんだよ)」
キョン「すまん、その…」
古泉「(ずっと聞こえてたんだろ、教えろよ)」
キョン「タイミングを逃してしまってな」
キョン「お前の本音が聞けるなんて滅多にないだろ、だから」
古泉「(心の声と会話してるんじゃねー)」
キョン「すまん!!」
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:52:20.20 ID:yYf09/040
古泉「《神人》が出現しました…僕のせいです」
キョン「お、お前のせいじゃないだろ」
古泉「僕のせいですよ。涼宮さんを怒らせてしまうなんて、大失態です」
キョン「俺なんてしょっちゅう怒らせてるし」
古泉「(自覚してんなら気をつけろよ)」
キョン「あ…いや、えっと」
古泉「いえ、すみません」
キョン「………」
古泉「………あの」
古泉「友達と呼べる人はあなたしかいないと思っていたことも、聞こえていたんですか?」
キョン「ああ」
古泉「そうですか」
43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 19:55:51.70 ID:yYf09/040
キョン「今は何も聞こえん」
古泉「心を無にしてますから。大変ですよ、これ」
キョン「そ、そうか」
古泉「僕はあなたのことを友達だと思っていますよ」
キョン「…なんだよ、気持ち悪い」
古泉「ふふ。それでは、閉鎖空間へ向かわなければならないので」
キョン「あ、ああ」
古泉「(さようなら)」
キョン「え?」
キョン「…古泉?」
49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:02:46.52 ID:yYf09/040
森「もう一度言ってくれる?」
古泉「ですから…涼宮さんが僕の心の声を聞いてしまって」
森「…どんなことを聞かれたの?」
古泉「さっさと彼に告白しちゃえ、などです」
森「その場に彼も?」
古泉「はい。居ました」
森「だからこんなに大規模なのね…」
古泉「すみません」
森「なんで心の声が聞こえてたのかは分からないけど」
森「どんなときでも気を抜くなといつも言っているでしょう」
古泉「(うるせーババア)」
森「特に涼宮さんが側に居るときは…」 ガミガミ
古泉「(森さんには聞こえないのか)」
50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:03:25.87 ID:Eg0oLKI00
婆w
51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:05:09.93 ID:BQ7iPkht0
実は聞こえています
55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:08:03.69 ID:yYf09/040
次の日
キョン「よぉ」
ハルヒ「…何よ」
キョン「相変わらずご機嫌ナナメだな」
ハルヒ「うるさいわね」
キョン「何かあったのか?」
ハルヒ「別に、なんでもないわよ!」
キョン「そうかい」
ハルヒ「結局、来なかったわね」
キョン「何が?」
ハルヒ「……転校生」
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:11:10.67 ID:oUGjOmar0
なん・・・だと・・・!?
58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:11:46.52 ID:p5wy2TyLO
えっ?
59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:12:09.16 ID:/31bD21p0
存在否定wwwwwwww
71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:19:04.51 ID:yYf09/040
古泉「こんばんは、長門さん」
長門「………」
古泉「実は、あなたにお願いがあって来ました」
長門「なに?」
古泉「僕に関わった全ての人の記憶から、僕を消去してもらいたいんです」
長門「…なぜ?」
古泉「もう涼宮さんのお側には居られなくなってしまいましたので」
長門「………」
古泉「すみません、僕の責任なので本当は僕一人でなんとかしたかったのですが」
古泉「あいにく僕にはそういう能力を持ち合わせていません」
古泉「なので、長門さんの手を借りるという形に…」
長門「あなたは、それでいいの?」
81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:27:06.75 ID:yYf09/040
古泉「よくなかったとしても、『機関』が…」
長門「あなたの気持ちを聞いている」
古泉「僕の気持ち、ですか」
長門「………」
古泉「(……僕は、
長門「分かった」
古泉「ありがとうございます」
古泉「長門さん、あなた自身の記憶からも消去してくださいね」
長門「………」
古泉「それでは…、さようなら長門さん」
長門「………」
87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:34:38.87 ID:yYf09/040
ハルヒ「あ~~~!もう!」
キョン「なんだよ」
ハルヒ「何かが引っかかってるのよ!スッキリしないわ!」
キョン「どんな事なんだ?」
ハルヒ「…誰かにひどいことを言ってしまった気がする」
ハルヒ「だから、謝らなきゃいけないような、そんな…」
ハルヒ「でも…誰になのかしら?分からないわ」
ハルヒ「ん~~~~~!!!」
キョン「ジタバタすんな」
キョン「そういや、俺も誰かに何かを伝えたかった気がするんだが…」
ハルヒ「誰よ?」
キョン「………分からん。誰だろう」
95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:45:12.18 ID:yYf09/040
ハルヒ「心にもないことを言ってしまった気がするわ」
ハルヒ「自分でもよく分かんないけど…戻ってきてほしい、そんな気分よ」
キョン「ふうん」
キョン「お前が変なこと言うから俺までスッキリしなくなっちまった」
ハルヒ「知らないわよ、そんなこと」
キョン「…SOS団って4人だったよな?」
ハルヒ「そうよ。そんなことも忘れたの?」
キョン「忘れてないが…、んん…」
ハルヒ「………」
98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:52:10.48 ID:yYf09/040
放課後
キョン「こんにちは」
みくる「あ、こんにちはぁ」
長門「………」
みくる「お茶、淹れますねっ」
キョン「いつもすみません。…あれ?俺いつも何してたんだっけ?」
長門「………」
キョン「そうだ、ボードゲームとかチェスとか将棋とか…」
キョン「ん?これ、俺が持ってきたんだっけか?」
長門「…あなたが持ってきたのはオセロだけ」
キョン「じゃあ、これは…」
みくる「…ひっく…」
101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 20:57:04.87 ID:yYf09/040
キョン「朝比奈さん?どうしたんですか?」
みくる「…うぅ…、あたし……この、湯のみ…」
キョン「………」
みくる「美味しいって、言ってくれた…なのに、あたし…忘れっ…」
キョン「…馬鹿野郎、朝比奈さんを泣かすんじゃねえよ。こいz」
バァンッ!
ハルヒ「………」
キョン「…ハルヒ?」
ハルヒ「団長に何の連絡もなしに部活を休むなんて、許しがたいことだわ」
ハルヒ「さ、行くわよ。準備しなさい」
キョン「行くって、どこに?」
ハルヒ「古泉くんの家に決まってるじゃない!」
117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 21:11:17.98 ID:yYf09/040
古泉「……あれ?」
キョン「寝てたのか、お前」
ハルヒ「寝癖、ついてるわよ」
古泉「な、なんでここへ?というか、え?」
長門「………」
古泉「長門さん…どうして?」
長門「あなたの言う通りにした」
古泉「でも…」
長門「ただし、わたしは朝比奈みくる、涼宮ハルヒ、そして彼に鍵を用意した」
古泉「鍵?」
長門「あなたの記憶を開放する、鍵」
121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 21:17:48.37 ID:yYf09/040
古泉「ど、どういうことですか?」
長門「ボードゲーム類、湯のみ、部室。それが、それぞれの鍵」
古泉「………」
長門「消去するという約束は守った。他のことは何も言われていない」
長門「わたしが勝手にやったこと」
古泉「あなたの記憶は…?」
長門「わたしの中の古泉一樹の記憶を消せと言われたとき、わたしは頷いていない」
古泉「僕は…忘れてほしいと言ったはずです」
長門「それは、あなたの本心ではない」
124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 21:20:43.16 ID:yYf09/040
長門「あなたの気持ちを聞いている」
古泉「僕の気持ち、ですか」
長門「………」
古泉「(……僕は、忘れて欲しくない。でも…)」
古泉「かまいません」
長門「分かった」
古泉「ありがとうございます」
古泉「長門さん、あなた自身の記憶からも消去してくださいね」
長門「………」
古泉「それでは…、さようなら長門さん」
長門「………」
132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 21:27:29.95 ID:yYf09/040
古泉「(そうか、あのとき…無意識にそんなことを思ってしまったんだ)」
長門「無意識だったということのは、心からそう思っていたということ」
古泉「あ、またっ…」
ハルヒ「古泉くん」
古泉「す…涼宮さん」
長門「大丈夫。昨日の記憶はロックしてある」
古泉「…ありがとうございます」
ハルヒ「あたし、あなたにひどい事、言ったわよね」
ハルヒ「SOS団に来なくていい、って」
ハルヒ「なんでそんなこと言っちゃったかは思い出せないんだけど…」
古泉「………」
198 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 22:45:49.65 ID:yYf09/040
ハルヒ「ごめんね!」
ハルヒ「古泉くんはSOS団の大事な副団長だから…その、」
古泉「僕のほうこそ、すみませんでした」
ハルヒ「い、いいのよ!許してあげるわ!」
ハルヒ「その代わり、これからもずっとSOS団の副団長でいなさいよね!」
古泉「僕なんかでいいですか?」
ハルヒ「古泉くんじゃなきゃダメなの!」
古泉「ありがとうございます…嬉しい、です」
古泉「(僕は、SOS団のことを心から大切に思っています)」
ハルヒ「…ありがと、古泉くん」 ぼそり
古泉「涼宮さん?」
ハルヒ「ううん、なんでもないわ♪」
217 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 23:01:32.68 ID:yYf09/040
みくる「ふえぇ…古泉くぅん」 ぎゅむっ
古泉「あ、朝比奈さん!?」
みくる「良かったよぅ…古泉くんのこと思い出せてっ…ふえぇん」
みくる「お茶、美味しいって、言ってくれて…ありがとおぉ」
古泉「朝比奈さんは、昨日の事を覚えているんですか?」
長門「涼宮ハルヒが来てからのことは覚えていない」
みくる「あんなに、あたしのお茶を待っていてくれてるなんて…嬉しいですぅ」
古泉「あはは…恥ずかしいですねこれは」
みくる「ひっく、ひっく」
キョン「おい。古泉」
220 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 23:05:30.83 ID:yYf09/040
古泉「はい」
キョン「あー…なんだ、その…」
古泉「なんでしょうか?」
キョン「俺もお前のこと、友達だと思ってるから」
古泉「え…」
キョン「それだけだっ!」
古泉「……ありがとうございます」
キョン「別に、思ってることを言っただけだ。礼を言われるような事じゃない」
古泉「それでも、ですよ」
キョン「明日また、ババ抜きするぞ」
古泉「今度は負けませんよ」
キョン「どうだか」
228 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 23:11:59.67 ID:yYf09/040
長門「もう今後、あのような頼み事はしないでほしい」
古泉「本当にすみませんでした。ご迷惑を…」
長門「そういうことじゃない」
長門「あなたに関する記憶を消すということを、わたしはもうしたくない」
古泉「………」
長門「なに?」
古泉「い、いえ…少し、意外だったもので」
長門「そう」
古泉「ありがとうございます」
長門「…いい」
234 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 23:21:40.95 ID:yYf09/040
キョン「そういえば、もう心の声は聞こえなくなったな」
古泉「本当ですか?」
キョン「試しに、何か思ってみろ」
古泉「む……」
キョン「うん、聞こえんな」
みくる「良かったですね、古泉くん」
古泉「はい…安心しました」
キョン「お前の本音が聞けて、ハルヒも満足したんじゃねーの」
長門「『僕は、SOS団のことを心から大切に思っています』」
古泉「涼宮さんも、不安になることがあるんですね」
みくる「うふふ」
238 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 23:27:09.91 ID:yYf09/040
キョン「さっき試しに何を思ったんだ?」
古泉「秘密です」
キョン「教えろよ」
古泉「心の声を聞かれるなんて、もうこりごりですよ」
ハルヒ「みんな、そろそろ帰るわよ!古泉くん、また明日ね!」
古泉「はい。また明日」
みくる「またね、古泉くん。明日とっておきのお茶を淹れるから、飲んでね」
古泉「それは楽しみですね。喜んで飲まさせて頂きます」
長門「…また」
古泉「また」
キョン「じゃーな、古泉(あー腹減ったな…)」
古泉「!?」
完!
240 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 23:28:03.74 ID:ysrhzy5r0
乙
面白かった
243 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/27(木) 23:28:58.60 ID:+Kjbaz2AO
乙です
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この記事へのコメント
-
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/06(日) 17:13: :edit1だ
-
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/06(日) 17:17: :edit2かな?
-
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/06(日) 17:17: :edit一げっと
-
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/06(日) 17:17: :edit一げっと
-
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/06(日) 17:23: :edit5ゲット
-
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/06(日) 17:25: :edit短くて読みやすかった
(ゲッター飽きた) -
名前: な #-: 2009/09/06(日) 17:26: :edit一げっと
-
名前: VIPPERな名無しさん #-: 2009/09/06(日) 17:26: :edit以下ゲッター禁止
-
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/06(日) 17:27: :edit古泉は受難の人だな
ハルヒは自分勝手すぎ、死んどけ -
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/06(日) 17:27: :edit(ゲッターうぜぇな、ゲッター禁止もうぜぇ)
-
名前: な #-: 2009/09/06(日) 17:30: :edit何これつまんね
かいてる奴頭おかしいだろ(うおっ!?やっべマジで面白い、キョンの場合も観たかったな) -
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/06(日) 17:31: :edit面白かったぜ
-
名前: VIPPERな名無しさん #-: 2009/09/06(日) 17:34: :edit米10も同類
俺も同類 -
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/06(日) 17:35: :edit考えてる事が回りにわかるとかwwww(まぢかやべぇ)
-
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/06(日) 17:35: :edit古泉って色々とため込んでそうだからなぁ
それにしても森さんに「ババア」は、聞こえてしまうかも知れないリスクを考えると頭に浮かべないようにすると思うんだがw -
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/06(日) 17:37: :editやっぱり落ちがある話はいいね。
-
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/06(日) 17:38: :edit古泉「何かあったんですか?(喉乾いたな…朝比奈さんまだかな)」
みくるミルクは俺のもんだ古泉てめぇには渡さねえ -
名前: #-: 2009/09/06(日) 17:42: :edit面白かった(古泉が脳内でハルヒ達を脱がしてたらなお良かった)
-
名前: VIPPERな名無しさん #-: 2009/09/06(日) 17:44: :edit涙ぐんだしwww(やべぇ、結構本気で感動した)
-
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/06(日) 18:01: :editするが
-
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/06(日) 18:03: :editもう少し練ったほうが良かったと思うなぁ
(やばい、最高だよこの作品)
まあ乙かな
(感動した 乙です) -
名前: #BIEnVpUQ: 2009/09/06(日) 18:11: :editオチが良いな
-
名前: VIPPERな名無しさん #-: 2009/09/06(日) 18:26: :edit面白かったけど米欄自重
(俺の心を読んでるだろ・・・読んでるだろ・・・こっちは気付いてるんだよ・・・) -
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/06(日) 18:35: :editぷん太最近つまんねー
(ぷん太大好き!愛してる!) -
名前: 奈々氏 #-: 2009/09/06(日) 18:52: :editんだよ、この作品クソすぎて嫁ねぇよwww作者だwせwwwコラwww(ちくしょう。感動しちまったじゃねぇか。作者に会いたい…)
-
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/06(日) 18:52: :edit最後の古泉の心の声は聞きたかったなぁ。
-
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/06(日) 19:00: :editなんか米蘭がツンデレ化してるんだが…
その点俺は無我の境地極めてるから問題なしだな(ざまぁwwww) -
名前: #-: 2009/09/06(日) 19:28: :editwwww(wwww)
-
名前: VIPPERな名無しさん #-: 2009/09/06(日) 19:29: :editとても良かった、古泉はいい子だ
(とても良かった、古泉はいい子だ) -
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/06(日) 19:44: :edit久々にほのぼのしたの見たわ~(ほのぼのどころじゃねーぞガチで泣きそうになったろうがぁぁ!!)
-
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/06(日) 19:57: :edit古泉の態度は演技というより、
元の性格があったとしても
もう完全に移行しちまってるような気がする。
誰にでもある成長に伴う性格の変化みたいな感じでさ。
だから素でもあんな感じだろう。
心の声も徹頭徹尾敬語だと見た。 -
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/06(日) 20:08: :editよい作品でした。
乙です! -
名前: VIPPERな名無しさん #-: 2009/09/06(日) 20:17: :editネオなんてあったんだ・・・
-
名前: #-: 2009/09/06(日) 21:24: :editまあまあだな
(この小泉の本心、意外とサッパリしていい流れだなー…) -
名前: 通常のナナシ #JnoDGgPo: 2009/09/06(日) 22:01: :edit>>31
原作で同級生相手に敬語は結構疲れる、って愚痴ってるから素は違うんじゃないか -
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/06(日) 22:04: :editハルヒしね(ハルヒしね)
-
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/06(日) 22:15: :editキョンのは読者なら毎回わかるしなぁ。
相変わらずハルヒうぜぇ。 -
名前: J.J #-: 2009/09/06(日) 22:17: :editThis is very good.(作者乙)
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名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/06(日) 22:38: :editお前ら面白く無いんだよ
どんな良作でも米欄がこれじゃな・・・(俺、ちゃんとできてるかな?) -
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/06(日) 22:46: :editハルヒマジで氏ね、本当にクズだなあいつは。
あんな嫌なキャラ翠星石以外には見たことないわ -
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/06(日) 22:47: :editとりあえず長門は俺の嫁
これ確定事項
(まゆげ結婚してくれ) -
名前: VIPPERな名無しさん #-: 2009/09/06(日) 23:05: :editこんな糞みたいなSS書いて恥ずかしくないのか(読みやすくてとてもよかった。この夏一番のSSだな)
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名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/06(日) 23:28: :editハルヒ生きろ(ハルヒしね)
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名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/06(日) 23:49: :edit落ちは予想できたが、
キョン編も見たいと思ったし、
かなり楽しめたので良かったです。
(あれ?作文?) -
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/06(日) 23:58: :editキョン編見てーな(キョン編見てーな)
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名前: 七氏 #-: 2009/09/07(月) 00:19: :editキョン編見てーなあ(キョン編見てーなぁ)
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名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/07(月) 00:29: :edit古泉君は苦労してるからね・・・
(涼宮イラネ) -
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/07(月) 01:02: :editツンデレ多すぎワロタwww(お前らつまんねーんだよ自重しろよ)
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名前: 通常のナナシ #S6hFmIps: 2009/09/07(月) 01:08: :editサトラレか懐かしいな・・・
てか キョンのはいつもテレビの前の皆が聞いてるだろうがwww -
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/07(月) 01:23: :edit続きがあってもいいよな
そうなるとキャラ追加しないと
(当然俺の嫁の朝倉をだな) -
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/07(月) 01:34: :editなかみからっぽ
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名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/07(月) 01:42: :editスレ観てた。良作乙。
あとハルヒアンチはマジで自重
さすがにうざい -
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/07(月) 05:25: :editキョン編は要するにモノローグが駄々漏れで独り言状態ってことか
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名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/07(月) 11:31: :edit定番のオチだが面白かったw
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名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/07(月) 13:28: :editハルヒアンチまじうぜぇ、嫌なら見にくんなよ(ハルヒしね)
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名前: #NrynFG3w: 2009/09/07(月) 15:44: :edit古泉の本音がいやにリアルww
実際こんな感じだろうとおもう。 -
名前: VIPPERな名無しさん #-: 2009/09/07(月) 15:51: :editハルヒもなかなか可愛いじゃないかw
(長門以外総じて馬の糞以下!!) -
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/07(月) 15:55: :editまあ、普通だな
(面白ぇ! 1乙だな) -
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/07(月) 16:39: :edit古泉SS多すぎわろたww
(古泉ss最近豊富で非常にうれしい) -
名前: 松鶴 #-: 2009/09/07(月) 17:07: :edit小泉がエロいことでも考えるのかと思ってハラハラしていたが、いい話だった。また書いて欲しいな。
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名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/07(月) 18:34: :edit1げっととか言ってるやつなんなの?すごい目障りなんだけど・・・・
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名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/07(月) 19:26: :editぶっひゃひゃひゃひゃひゃ(ゲラゲラゲラゲラ)
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古泉って性格オモロイ
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名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/07(月) 22:28: :edit長門は俺の嫁!(とりあえずこう言っておけば眉毛大好きってバレないよね)
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名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/07(月) 22:29: :editハルヒぶっ殺してぇ
氏んじまえよあんなクズ -
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/08(火) 00:34: :edit逆転シリーズみたく草生やしてるかと思ったが、案外まともだったな。
(ぬるぽ) -
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/08(火) 00:54: :edit面白かった(あ? 聞いてるんだろ? 俺は知ってるぞ)
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名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/08(火) 14:03: :editこれはキョンバージョンも見たいな
(ガッ) -
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/09(水) 19:36: :editすげーおもしろかった
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名前: 通常の名無し #-: 2009/09/10(木) 22:24: :editこの続き…気になるな…
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名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/11(金) 00:59: :edit普通に面白かったぜ(携帯でみているが、長いSSは表示されないねよなぁ……だれか解決法を…)
虚んバージョンも見たいな(にしてもなんで表示されないんだろう) -
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/13(日) 22:07: :edit米71ググレカス(Proxy 携帯)
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名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/16(水) 01:35: :editアイデアがいいね(続き読みてー)
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名前: 以下、名無しにかわりましてワロタがお送りします #-: 2009/09/18(金) 21:19: :editどうなることかと思ったけど、綺麗に終わって良かったぜ
(キョンは裏表ないから変化ないし、あそこで終わったのは上手いな) -
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/20(日) 17:08: :editサトラレかあ。懐かしい。
良作乙でした。 -
名前: 通常のナナシ #-: 2009/09/20(日) 19:35: :editお前らこういうときの気持ち悪い連帯感すごいよな
(嫌いじゃないけどな) -
名前: 通常のナナシ #-: 2009/11/09(月) 23:00: :editおつです!面白かった!!
古泉の本音も周りの反応も良かった。キョンのやりにくさハンパねぇなww -
名前: 通常のナナシ #-: 2010/04/17(土) 18:54: :editキョンの心の声って地の文じゃん
(やべ、KYなこと言っちゃった?) -
名前: 通常のナナシ #-: 2010/05/07(金) 07:55: :edit思考だだ漏れでSOS団にモノローグ全開のキョン
朝比奈さんなんか赤面しまくりだろうな -
名前: んっふ #-: 2010/08/11(水) 22:31: :editんっふ こまったものです (古泉です よろしく)
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名前: 通常のナナシ #-: 2010/12/17(金) 21:30: :editあんまり面白くない(おもれえよおおおおおおお)
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名前: 通常のナナシ #-: 2012/12/29(土) 21:26: :edit面白かったぜ!キョン編読みたかったな・・・
(ハルヒ界に俺の嫁と呼べるキャラができねぇ・・・うぅむ・・・キョン子か?いやこれは公式じゃないし・・・だがキョン子かわええ・・・ブツブツ)

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