ハルヒ「時代はふたなりよ!」

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2009/06/05(金)
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 01:05:00.41 ID:u0HgOqrBO

古泉「と言う訳で、僕が『ふたなり』になってしまいました」

キョン「スマン、言ってる意味がわからない」




2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 01:06:56.08 ID:v1QyXXUN0
男の汚い体にマンコとおっぱいがついたってふたなりとは思えないのです
女の子のキレイな体におちんちんがくっつくからふたなりは素晴らしいのです




3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 01:07:24.35 ID:iMqJ/h52O
(^q^)!?




5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 01:09:28.40 ID:u0HgOqrBO
古泉「ですから、僕がふたなり化したんですよ」

キョン「お前何も変わってないじゃないか。ふたなりってのはだな」

古泉「んっふ、男性器と女性器両方付いてますよ?」

キョン「違う。言いたいのはそういう事じゃない。胸はどうなってる?」

古泉「見ればわかるでしょう?変わってませんよ?顔も声も体も特に変化はありません。性器だけですね。改変されているのは」

キョン「俺は認めんぞ……そんなの認めんっ!>>2も言ってるじゃないか!!」




8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 01:11:27.09 ID:u0HgOqrBO
古泉「んっふ、涼宮さんが望んだ結果ですよ」

キョン「だからなんでお前なんだ!普通『ふたなり』ってのはだなあ!」

古泉「涼宮さんに普通を求めてはいけませんよ?」

キョン「そりゃあそうだが、でもこれは無いだろう……昨日俺がどれだけ期待した事か……ちくしょう……!」

古泉「昨日涼宮さんが『時代はふたなりよ!』と叫んだ時、朝比奈さんは何かを覚悟した顔をしていましたからねぇ」

キョン「長門もな……!」




9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 01:12:51.87 ID:u0HgOqrBO
古泉「もしかすると、二人共ふたなり化を回避するために昨日の夜にいろいろと策を講じたのだと考えられますね。
その結果、涼宮さんの願望が回りに回って僕に来たのではないでしょうか?」

キョン「なんて事だ……!」

古泉「ちょっと泣かないでくださいよ」

キョン「これが泣かずにいられるか!せめてお前が女体化さえしてれば何とか……いや、国木田なら……ちくしょう!」

古泉「こういうジャンルもありますからねぇ」

キョン「どんなジャンルだ!ふざけんな!俺は認めん!」




10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 01:13:40.32 ID:v1QyXXUN0
あぁ、国木田きゅんにおまんこつくならふたなりと十分認められると思いますよね




11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 01:15:12.50 ID:u0HgOqrBO
古泉「近いのはFtMゲイとかですかねぇ」

キョン「日本語で喋れ。あと興味ねえ」

古泉「酷い御方だ」

キョン「酷いのはハルヒだろう?……ちょっと、ふたなりがなんたるかをハルヒに教えてくる」

古泉「落ち着いてくださいよ」

キョン「これが落ち着けるか!俺はこんなふたなりは認めん!」

古泉「冷静に考えて見て下さい。最悪の場合、僕がこのまま『おちんぽみるく』とか『けちゅまんこ』とか、叫び出す可能性がですね」

キョン「……それは嫌だ」

古泉「でしょう?僕も嫌ですよ」




12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 01:16:30.13 ID:u0HgOqrBO
キョン「……実際、性欲が強まったりはしてないのか?」

古泉「今のところは無いですね。貴方を見て性欲が抑えきれなくなるのかと予想もしましたが、特に変わりませんね。んっふ、今まで通りですよ」

キョン「意味深な言い方をするな!あと近寄るな!」

古泉「深い意味はありませんよ。考え過ぎです」

キョン「……ちょっと、いろいろ質問していいか古泉?」

古泉「構いませんよ。逆の立場なら、僕も質問責めをすると思いますから」




14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 01:18:37.13 ID:u0HgOqrBO
キョン「トイレとかどうなんだ?」

古泉「男性器から出ますねぇ……女性器に陰核と尿道口はありません。男性器が補っているのだと考えられます。
有るのは膣と……多分子宮も付いているかと」

キョン「やっぱあれか、玉は無くなったか」

古泉「無くなったと言うよりは、体内に有ると言う表現が正しいのだと思われます。今日、朝勃ちをしてましたからねぇ。まあ、あれですよ。貴方が想像する『二次元的ふたなり性器』です」

キョン「……じゃあ、射精とかしたら」

古泉「大変な事態になると思います。まだ試していませんが」

キョン「まだしてないのか?」

古泉「怖くて出来ませんよ」

キョン「そうだな……試すなら風呂場だよなぁ」

古泉「んっふ、そうですねぇ」

キョン「それにしても冷静だな古泉」

古泉「焦っても仕方ありませんからね。涼宮さんがふたなりに興味を無くせば、元に戻ると考えられます。それまでの我慢ですよ」

キョン「成る程なぁ。じゃあ、ハルヒには秘密にしておくべきか」




15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 01:20:25.88 ID:u0HgOqrBO
古泉「そうして下さい。涼宮さんに知られたら、大変な事態が安易に予想出来ますから。
朝比奈さんや長門さんには……貴方から伝えて置いて貰えませんか?ちょっと今回の件は自分の口で言うのは……」

キョン「わかったよ。伝えておく」

古泉「では、放課後部室で」

キョン「ああ……なぁ古泉」

古泉「なんでしょう?」

キョン「ちょっと見せてくれとか言ったら怒るか?」

古泉「言ってるじゃないですか……んっふ、まぁ考えておきましょう」




16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 01:22:30.64 ID:u0HgOqrBO
………

……



みくる「古泉君がですかぁ!?」

長門「……ユニーク」

放課後、部室に急いだ俺はハルヒが来る前に先に来ていた二人に事情を話した。

キョン「ええ、昼休みに古泉自身が言っていました。そういう事なんでハルヒには内緒に」

みくる「わかりました……今、古泉君は?」

キョン「放課後部室でって言っていたからそろそろ来ると……ん?」

携帯に着信、古泉からだ。




18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 01:25:04.58 ID:u0HgOqrBO
キョン「もしもし?」

古泉「大変な自体になってしまいました。緊急を要します。朝比奈……いえ、長門さんに代わって貰えませんか?」

電話の向こうでかなり焦った様子の古泉。珍しいなと思いながら長門に電話を渡した。

長門「もしもし……そう……わかった……落ち着いて……私は今、持っていない……朝比奈みくるなら……」

何の話だ? 長門は朝比奈さんに電話を渡した。

みくる「あ、もしもし……ふえぇっ!?えっと……その……持ってますけど……はわわ、ど、どうしましょう……え?長門さんとキョン君にですかぁ……わかりました」

何故か顔を赤くしながら、朝比奈さんは電話を切って俺に返した。




20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 01:27:22.65 ID:u0HgOqrBO
みくる「長門さんちょっと……」

朝比奈さんは鞄から小さなポーチのような物を長門に渡した。

みくる「古泉君大変みたい……長門さん、お願いします」

長門「……わかった」

キョン「一体どういう事ですか?」

みくる「その……あれですよぅ……えっと……女の子の」

長門「生理」

キョン「へ?」

長門「医学的には月経……古泉一樹は極度の生理痛を起こし、更に経血の対処も出来ずにトイレの個室で困っている。そこで朝比奈みくるのナプキンと痛み止めの薬を」

みくる「なっ長門しゃん!?」

長門「なに?」

みくる「言い方があるじゃないですかぁ!その、あの日とか」

長門「あの日……?」

キョン「ま、まあ朝比奈さん。事情はわかりましたから」

古泉が生理……ふたなり化したとは言え……何だか複雑な気分だ。
俺と長門は、急いで古泉の居る男子トイレに向かった。




22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 01:31:06.71 ID:u0HgOqrBO


キョン「このトイレか?」

長門「……彼は一番奥の個室にいる」

長門が言うなら間違い無いが、念のためノックする。


コンコン


古泉「……はい」

キョン「古泉、大丈夫か?」

古泉「……結構辛いですね」

長門「とりあえず薬を」

キョン「ああ……って長門?男子トイレだぞここは!ちょっと出てろ!」

長門「……何故?」

キョン「何故って……まぁいろいろとだ。誰かに見られたら俺が困る。ちょっと外で待っててくれ」

長門「……わかった」

本当にわかっているのか長門……。




23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 01:32:20.11 ID:rGBztToz0
やっと時代が俺に追いついたか・・・




24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 01:32:47.41 ID:u0HgOqrBO
キョン「古泉、痛み止めと水だ。あとナプキンもな。受け取れ」

古泉「少しドアを開けます……覗かないでくださいよ」

キョン「俺はそこまで変態じゃない」

――ガチャ

俺はドアの隙間から古泉に手渡した。

古泉「やれやれです……まさか、ナプキンを付けるハメになるとは」

キョン「お前のほうが変態だなナプキン野郎」

古泉「仕方ないでしょう……」




26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 01:34:16.97 ID:u0HgOqrBO
ガサガサと音が聞こえる。古泉の事は暫くナプキン野郎と呼んでやるか。

古泉「……問題が発生しました」

キョン「なんだナプキン野郎」

古泉「……いい加減、怒りますよ?長門さんを呼んで貰えませんか」

キョン「わかったナプ泉」

古泉「………」




28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 01:36:05.82 ID:xt7FUmZh0
ナプ泉wwwwww




29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 01:36:30.79 ID:u0HgOqrBO
キョン「長門、ちょっと来てくれ」

長門「……何か問題でも?」

キョン「ああ。俺が人が来ないか見張ってるから、古泉の元へ行ってくれ。問題が発生したようだ」

長門は静かに頷いて、古泉の元へ向かった。




30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 01:38:40.98 ID:u0HgOqrBO
長門「……古泉一樹」

古泉「ああ、長門さん」

長門「……どのような問題が?」

古泉「その……上手く付けれません。邪魔な物がありまして」

長門「……古泉一樹、貴方にはタンポンが向いていると思われる」

古泉「タンポン……ですか……」




31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 01:40:11.60 ID:u0HgOqrBO
長門「……タンポンとナプキンなら、少しぐらい隙間があっても問題無いと思われる」

古泉「ちょっと抵抗ありますね……タンポン以外で選択肢は?」

長門「……オムツ」

古泉「オムツ……僕がオムツ……長門さん……タンポンでお願いします……」

長門「……わかった。貰って来る」

古泉「貰って来るって一体誰からですか?」

長門「鶴屋。校内で私の知る人物で、月経時にタンポンを使用しているのは涼宮ハルヒと鶴屋の二人のみ。それに鶴屋は周期的には朝比奈みくると同じ」

古泉「長門さんに任せますよ……」

長門「……わかった」

古泉「……貴方も彼と一緒で、内心僕を笑っているんでしょうね」

長門「……そんな事は無い」

古泉「フフ……正直に答えても構いませんよ……くそっ……なんで……なんで僕がこんな目に……ううっ……!」

長門「………」




32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 01:41:48.17 ID:u0HgOqrBO




キョン「長門、一体なんだったんだ?」

長門「……彼にはタンポンが必要」

キョン「………」

長門「……彼を余り刺激しないで欲しい。初潮により、精神的に不安定」

キョン「……わかったよ長門」

長門「……では、少し待ってて欲しい。鶴屋から貰って来る」

そう言って、長門は廊下を走って行った。




33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 01:42:51.68 ID:6yGDAHrFO
何故長門は他人の月経についてこんなに詳しいんだwwwwwwww




34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 01:45:31.10 ID:u0HgOqrBO
キョン「……古泉」

古泉「……なんですか?また馬鹿にしにきたんですか?」

キョン「……いや、もう馬鹿にしたりはしないさ。さっきは言い過ぎた。謝るよ」

古泉「………」

キョン「痛みは引いたか?」

古泉「ええ、少しは落ち着いて来ました。痛み止めが効いてるようです……ここまで大変だとは思いませんでしたよ。正直、生理痛なんて女性の甘えだと思っていました」

キョン「そんなに辛いのか」

古泉「肉体的にも、精神的にもね」

キョン「………」

古泉「……一つ、聞いて下さい」

キョン「なんだ」

古泉「これから僕はタンポンを挿入するんですよ。フフ……可笑しいでしょう?笑ってくださいよ」

キョン「いや、笑えないよ。一歩間違ってたら、俺がそうなっていたかも知れないからな」

古泉「それは有り得ませんね。涼宮さんは貴方をパートナーとして認識し始めていますからね。肉体的変化は貴方には望みませんよ」

キョン「………」




37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 01:50:59.40 ID:u0HgOqrBO
古泉「それにしても僕が選ばれるとは……普通は朝比奈さんでしょう?こういうのはキャラ的に!
なんで僕なんですか!?くそっ……今回ばっかりは……僕は涼宮さんを」

キョン「落ち着け古泉!」

古泉「落ち着ける訳ないじゃないですか!ちくしょう……ちくしょう!
なんで……なんで僕がこんな目に……!」

ドンッ!ドンッ!とトイレの壁を叩きつける古泉。昼間の冷静さが微塵も感じられんぞ。生理でイラつくと言うのは本当だったのか……?



とりあえず、長門ー早く来てくれー!ちょっとこの空気耐えられねー!




38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 01:53:16.15 ID:xt7FUmZh0
読んでるだけでも耐えられん・・・・




39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 01:55:29.67 ID:u0HgOqrBO
長門「……お待たせ」

キョン「長門!」

長門「……古泉一樹、これを」

古泉「………」

長門からタンポンを受け取った古泉は、

古泉「……暫く一人に……涼宮さんには今日は帰ったと伝えて下さい」

と静かに呟いた。

長門「……古泉一樹」

古泉「………」

長門「……返事はしなくて良い。何か困った事があれば、連絡して欲しい。私なら力に成れると思う」

古泉「……ありがとうございます。長門さん」

長門の言葉に、少し涙声で古泉は返答した。




40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 01:59:19.38 ID:u0HgOqrBO
………

……



ハルヒ「あ、キョン、有希。古泉君大丈夫?体調が悪いってみくるちゃんから聞いたけど」

キョン「……ああ、帰ったよ。病院に行って来るってさ」

ハルヒ「病院?そんなに悪いの?」

長門「風邪。うつすと大変だからと」

ハルヒ「ふーん……風邪、ねぇ」

そう言ってハルヒは自分の机に座ると、PCを立ち上げた。

キョン「なあ、ハルヒ」

ハルヒ「なに?」

キョン「昨日のふたなりの話なんだが、どこまで本気なんだ?」




42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 02:01:21.66 ID:u0HgOqrBO
ハルヒ「……あれから有希やみくるちゃんに聞いて自分で調べたんだけど、やっぱり漫画みたいなふたなりっ娘は存在しないようなのよ。
実在するのは仮性半陰陽ばっかり。真性の存在も確認されてるみたいだけど、随分昔の資料だしね。あーあ、完璧なふたなりって居ないかしらね」

キョン「居ないだろうな」

みくる「私も居ないと思いますよぉ?」

長門「……居ないと思われる」

ハルヒ「うわ、全員で否定!?」

キョン「否定と言うか、現実だハルヒよ」

ハルヒ「あーあ、つまんないわねみんな。一人ぐらいSOS団に居ても良いじゃない!ふたなりっ娘が!」

キョン「しかしだな」

ハルヒ「夢が無いわねぇ。例えばこうよ!ある組織が作った薬の副作用で」

キョン「どこの名探偵の話だ!」

とまあ下らない会話をしつつ、何とかふたなりから興味を反らすようにしたが、一度興味を示したハルヒは頑としてふたなりっ娘を否定する事は無かった。

まあ、時間はたっぷりあるさ。他に興味を持つ物を探せばいい。




43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 02:03:50.88 ID:u0HgOqrBO
………

……



キョン「ふーっ……古泉の奴、大丈夫かな」

俺は自宅に戻り、晩飯を食べてから風呂に入っていた。

キョン「まあ、明日考えるか」

湯船に浸かって、何度も聞かされて覚えた妹作詞作曲『ごはんのうた』を鼻歌などで唄っていると、いきなり風呂場の扉が開いた。

妹「キョンくんーでんわー!」

あれ?デジャヴ?

妹は子機を振り回しながら、

妹「森園生さんって女の人からだよー!」

……森さん?

嫌な予感がする。俺は妹から子機を受け取った。




46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 02:09:00.78 ID:u0HgOqrBO
キョン「もしもし?」

森「うふふ、可愛い妹さんですね」

キョン「森さんは会った事ありませんでしたっけ?」

森「会って無いような会った事あるような……まぁ、その辺の話は後ほど致しましょう。
それより、古泉の事でお話が」

キョン「どうかしたんですか?」

森「電話ではなんですので。これから外出は可能でしょうか?夜分遅くて申し訳ありませんが……」

キョン「大丈夫ですよ。ウチはそこまで厳しくありませんから」




47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 02:11:26.96 ID:u0HgOqrBO
森「では、これから長門有希さんの自宅マンションに来て頂けませんか?」

キョン「長門の?」

森「事情は来てから話します。それではお待ちしておりますので」

……いったいどういう事だ?何故長門の部屋?
俺は直ぐに風呂からあがった。




49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 02:13:24.63 ID:u0HgOqrBO
急いで自転車を走らせ、長門のマンションに到着。
マンション前には森さんが立っていた。メイド服姿で。この人はこれが私服なのだろうか?

森「お待ちしておりました」

キョン「もしかして、ずっと待ってました?」

森「いえ、そろそろ着く頃だと長門有希さんが教えてくれまして。では、行きましょうか」

それからエレベーターに乗り、長門の部屋の前に到着するまで森さんは無言だった。

……何か、思い詰めた表情をしているのは気のせいだろうか。




52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 02:20:27.70 ID:u0HgOqrBO
長門の部屋、708号室に到着。ここに来るのも久しぶりだな。

森さんが、インターホンを鳴らした。

長門「……あがって」

キョン「お邪魔します……!?」

長門の部屋に入るなり、俺の目の前に飛び込んで来たのは……

ベッドの上で目を閉じて静かに寝ている、どこか見覚えのある美少女……っていうか、これってまさか……!?

森「……御察しの通り、古泉です」

ハンカチで涙を拭いながら、森さんが呟いた。




53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 02:21:45.48 ID:dzS1yhqyO
ェ´)ピャー…




55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 02:28:39.17 ID:u0HgOqrBO
キョン「古泉って……一体どういう事ですか森さん!?」

森「……朝比奈みくるさんを拉致しようとした組織を覚えていますか?」

橘京子の属する組織か……!

森「古泉は今日、帰宅途中にその組織から襲撃に会ったようです。その時、何か薬物を注射され……」

キョン「ちょっと待って下さい森さん。薬物って……」

長門「……涼宮ハルヒの影響の可能性が高い」

キョン「長門……!」




63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 03:48:54.79 ID:u0HgOqrBO
キョン「……いくらハルヒの影響だからって、短時間でそんな」

長門「天蓋領域」

キョン「……周防九曜か?」

長門は頷きながら続ける。

長門「……涼宮ハルヒの影響を受けたのは、古泉では無く天蓋領域のTFEI端末。周防九曜と呼ばれる個体であると情報統合思念体は判断した。
前日から始まった古泉一樹の肉体の変化は、彼女の力による物。
注射された薬物のせいでは無い。それは肉体を改変された古泉一樹の意識を失わせ、身柄を確保するのが目的」

キョン「また拉致が目的かよ……」

森「古泉は意識を失う寸前に、機関に緊急連絡をしました。偶然にも私と新川が近くに居まして。何とか救出する事が出来ました」

またカーチェイスでもしたのだろうか。




64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 03:50:43.62 ID:u0HgOqrBO
キョン「しかしハルヒの影響とは言え、古泉をふたなり化させて拉致なんて一体何が目的……あ」

森さんが少し、赤くなりながら

森「敵対組織……女体化……拉致……察して下さい」

キョン「す、すいません……ところで何故長門の部屋に?」

森「長門有希さんなら、古泉を元に戻せるのではないかと思いましたが……」

森さんがチラリと長門に視線をうつした。

長門「……情報統合思念体の解析待ち。現時点で無理な肉体改変は危険と判断」

今は無理、か。




66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 03:53:25.98 ID:u0HgOqrBO
キョン「じゃあ、これから古泉はどうするんですか?」

森「暫く長門有希さんと一緒に、この部屋で待機してもらいます。
長門有希さんの話を聞く限り、私達機関では天蓋領域と呼ばれる存在が本気を出した場合に古泉を守りきれ無いと考えられます。
ここが一番安全だと機関は判断しました」

ふむ、確かに長門と一緒に居たほうが安全だな。

森「そういう事ですのて……涼宮ハルヒさんには貴方から上手く言って置いて下さい」

キョン「わかりました」

森「あ、私の連絡先を教えておきますね。二人共、何かあれば連絡して下さい。直ぐに駆けつけますから」

森さんは、俺と長門に携帯番号の書かれた紙を渡した。

森「では私はこの辺で失礼します。長門有希さん……古泉の事を宜しくお願いします」

長門は静かに頷いた。




69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 04:01:32.90 ID:u0HgOqrBO
キョン「……面倒な事になったな長門」

長門「……貴方は涼宮ハルヒの説得を急ぐべき」

キョン「ああ、わかっている……長門、もしかして古泉が生理で苦しんでいる時からこの事に気付いていたのか?」

長門「……確証が得られたのは今夜。可能性の一つとして考えていた」

キョン「どうりでなぁ」




70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 04:04:55.11 ID:u0HgOqrBO
ふと、静かに眠っている古泉に視線を移した。

はっきり言って、かなりの美少女である。谷口が「AA+だ!」とでも評価しそうな程。
古泉の面影は残っているが、全くの別人と言っても過言では無い。

ふたなり美少女古泉ねぇ……そして同じく美少女の長門と今日から暮らすのか……何か間違いがあってもおかしくないぞコレは。
いや、目覚めたら間違いをおかしてくれ古泉!長門!出来れば俺の目の前で!

長門「……何を考えているの?」

キョン「えっ?いや、何も考えてないぞ?
うん、考えてなんかいない。気のせいだ長門」

長門「………」




72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 04:16:13.29 ID:u0HgOqrBO
長門「……貴方も今日のところは帰って」

キョン「ああ、わかった。古泉が目覚めたら知らせてくれ」

長門は少し考えるようにしてから頷いた。
……どうやら、さっき変な事を妄想している時に顔に出てたようだ。いや、長門さん。男なら誰でも考えますから。

キョン「じゃあ、学校で……ってここで待機するんだったな」

長門「……そう、暫く学校は休む」

キョン「じゃあ放課後だな。先ずはハルヒに二人が休んでる、上手い言い訳から考えないとな」

長門「……変な事は考えず、それを優先して欲しい」

やっぱりバレてたか。

キョン「活動が終わったら朝比奈さんと一緒に来るさ。じゃあ長門、また明日な」

長門「……わかった」

――バタンッ




74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 04:21:17.42 ID:u0HgOqrBO
………

……



古泉「んっ……ここは……?」

長門「……古泉一樹」

古泉「長門さん?ここは……んんっ……あれ、声が……?」

長門「……落ち着いて聞いて欲しい。貴方の身体は今、ほぼ女性化している」

古泉「……え?」




75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 04:27:15.77 ID:u0HgOqrBO
長門「……原因は、涼宮ハルヒの影響を受けた私とは別のTFEI端末の能力による肉体の改変」

古泉「肉体の改変、ですか」

長門「……そう」

古泉「成る程……長門さん、鏡はありますか?」

長門「……洗面所に」

古泉「少しお借りしても?」

長門「……私も一緒に」




78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 04:34:44.48 ID:u0HgOqrBO
古泉「これが……今の僕の姿ですか……」

長門「………」

古泉「んっふ、完璧に別人になってしまいましたねぇ」

長門「………」

古泉「……長門さん、今の僕、どう思います?」

長門「……泣かないで」

古泉「泣きますよ……こんな……こんな事って……ううっ……!」

長門「……元に戻る方法を皆で模索している。暫くの我慢」

古泉「してくれないと困りますよ……一生このままなんて、僕は耐えられません」




79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 04:38:44.72 ID:kcLL4dofP
九曜がなに考えてんのか気になるな




80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 04:43:58.08 ID:gLBniC9hO
>>79「こくまろ――――みるく――――でちゃいまひゅ――――――」




81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 04:44:43.01 ID:u0HgOqrBO
古泉「僕はこれからどうすれば……」

長門「……元に戻るまで、ここで私と一緒に待機。これは貴方の属する機関の決定」

古泉「そうですか……」

長門「……機関に連絡を。森園生は貴方をずっと心配していた」

古泉「森さんが……?」

長門「そう」

古泉「……その前に、シャワーを借りても宜しいですか?少し頭を冷やしたいので」

長門「……構わない」

古泉「……ありがとうございます長門さん」




83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 04:52:56.19 ID:u0HgOqrBO


――シャワーを浴びながら、僕は自分の身体を確認した。

細くなった腕と足。

膨らんだ両胸と臀部。
そして男性器、女性器、両方付いている股間。
膣からは、血が流れて来る。

僕はこの現実を受け止めなければいけない――




86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 05:00:32.48 ID:u0HgOqrBO
シャワーを浴び終え、身体を拭きながら、僕は冷静さを取り戻していく。

優先すべきは涼宮さんのふたなりへの興味を失くす事と、敵対組織から身を守る事。

長門さんが解析出来ても、涼宮さんが望む限り僕はこの姿を維持する事になってしまうだろう。

朝比奈さんは……今はこれが既定事項とでもなっているトコでしょうか。

やれやれ、毎度彼女はこういう時には役に立ちませんねぇ。

――ガチャ

古泉「うあ!?」

急に洗面所の扉が少し開いた。




90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 05:12:49.28 ID:u0HgOqrBO
長門「……古泉一樹、着替えを」

古泉「着替え、ですか?」

渡されたのは、北高の制服だった。あと、女性物の下着。

古泉「……これは長門さんの?」

長門「……そう」

古泉「……今はバスタオルだけで構いませんよ。森さんに連絡して、着替えを持ってこさせますから」

長門「……下着は?」

古泉「ああ、そうでしたね……では下着だけお借りします」

――バタンッ

んっふ、長門さんらしいと言えば長門さんらしいですねぇ。




116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 09:30:25.41 ID:u0HgOqrBO
トイレでタンポンを挿入し、ナプキンを下着に合わせて装着。
これもいい加減にふっ切れて慣れなければ。身体が戻らないと仮定して、あと一週間はしなければいけませんからね。

古泉「……ふむ、成る程」

どうやら、ナプキンと言うのは女性用下着と一緒にしてこそ、効果を発揮するようですね。

僕はバスタオルを身体に巻き、洗面所から出た。

古泉「ふぅ、ありがとうございます、長門さん」

長門「………」

古泉「長門さん?」

長門「……何でもない。私もお風呂に」

古泉「ええ、その間に機関に連絡して置きますよ」

長門「……飲み物は自由に。冷蔵庫にある」

古泉「何から何まですいません長門さん……暫くお世話になります」




117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 09:32:35.01 ID:u0HgOqrBO
長門「……気にしないで」

そう言って、長門さんは風呂場に向かった。
――さっきの一瞬の間はなんだったんだろうか?――




118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 09:33:56.57 ID:u0HgOqrBO

古泉「さて、森さんに連絡しますか」

冷蔵庫にあった冷水をコップに注ぎ入れながら、森さんの携帯番号に発信。




森「もしもし!?古泉!?」

古泉「はい、僕です。こんな声になってしまいましたが」

森「……良かった、このまま目覚め無いかと」

古泉「心配をかけてしまって、申し訳ありません」

森「過ぎた事を責めるつもりはありませんが……古泉、今回の件は」

古泉「わかってます。完全に僕の失態ですね。敵対組織への影響も視野に入れておくべきでした」

森「それがわかっていれば宜しいです……で、用件はなんでしょうか?お洋服?可愛いの選んで来ますよ?あ、もしかしてお気にの枕じゃないと寝れないとか?」




121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 09:44:08.25 ID:u0HgOqrBO
古泉「……洋服はボーイッシュな感じでお願い致しますよ森さん。後は日常生活用品ですね」

森「そんな……今の古泉に似合いそうな、可愛い服をチェック済みなのに……!」

古泉「そういうのは……そうですね、長門さんにプレゼントって言うのはどうでしょう?お世話になる事ですし、それに彼女は学校の制服以外の服を持っていないようなんですよ」

森「ほほう、それはそれは。選びがいがありますね」

古泉「……現状を楽しまないでください森さん」

森「うふふ、ごめんなさい」

古泉「……とにかく、必要と思われる物を全て揃えてください。暫く、外出は無理ですので」

森「わかってますって。そうですね……明日の午前中には全て揃えて、そちらに行きますので」

古泉「宜しくお願いしますよ」

森「……古泉」

古泉「なんですか?」

森「ぐれぐれも変な気は起こしちゃ」

古泉「起こしません!」

まったく、困ったもんですね森さんも……。




123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 09:58:57.24 ID:u0HgOqrBO
下腹部にシクシクする痛みを感じた僕は、朝比奈さんから貰った痛み止めを飲み、少しソファの上で横になる。

……先ずは涼宮さんの閉鎖空間発生の阻止……インフルエンザという事に……マスコミによる情報操作……そして生徒会長を使ってふたなりへの興味を……

古泉「はぁ……」

溜め息が自然に漏れる。冷静さを取り戻したものの、解決すべき問題が今回は多すぎる。




125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 10:06:19.58 ID:u0HgOqrBO
それに、敵対組織の動向も考えなければ行けない。

……それにしても、肉体を容易に改変出来る力を持つ存在が仲間にいながら、何故僕の拉致に失敗したのか……朝比奈さんの時と同じく既定事項だったのだろうか? いや、それでは矛盾が……

――ガチャ

長門「……お待たせ」

考えを遮るように、長門さんが風呂からあがって来た。

……風呂あがりも制服姿ですか長門さん。




127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 10:14:44.00 ID:u0HgOqrBO
長門「……痛みが辛いの?」

横たわる僕を見て、長門さんが呟いた。

古泉「いえ、痛み止めを飲みましたから。大丈夫ですよ」

長門「……そう」

古泉「……では、今後の対策を考えましょう長門さん」

僕を起き上がり、ある程度頭の中でまとめた対策を長門さんに伝えようとしたが、

長門「……今日は休んだほうが良い」

古泉「えっ?」

意外な返答が返って来た。




130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 10:25:37.13 ID:u0HgOqrBO
長門「……明日、彼と朝比奈みくると一緒に考えたほうが良い……機関に連絡は?」

古泉「あ、ええ、先程森さんに。明日の午前中にこちらに伺うようです」

長門「……その時に、夕刻に対策を皆で練る旨を伝えて」

古泉「そうですね……」

確かに、関係する人間全てを使わなければ解決は難しい……生徒会長にも連絡を取ってみますか……。

長門「……古泉一樹。貴方は以前の身体では無い。無理をせず、休める時に休んだ方が良い」

古泉「……わかりました。長門さんがそう言うなら」

長門「……今日はもう、就寝を」

そう言って長門さんは布団の準備をし始めた。




131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 10:38:23.79 ID:u0HgOqrBO
古泉「手伝いますよ長門さん」

長門「……いい、休んでて」

古泉「いえ、そういう訳には……自分で寝る場所ぐらいはですね」




132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 10:39:59.89 ID:u0HgOqrBO
長門「……貴方はベッド。私がここに」

古泉「えっ?」

長門「……貴方はベッドで」

古泉「……長門さん?」

長門「………」

それから長門さんは無言で黙々と布団を敷き、制服姿のまま布団に入った。

長門「……おやすみ」

古泉「ちょっと、長門さん……!」

長門「……寝る時は電気を消して。スイッチはあそこに」

古泉「………」

こんな強引な長門さんは初めて見ますね……何か目的があるのかと思うのは、僕の考え過ぎだろうか?

古泉「……仕方ありませんね」

部屋の電気を消し、僕はベッドに横たわった。

古泉「……じゃあ、長門さん。おやすみなさい」

長門「……おやすみなさい」




148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 12:27:21.80 ID:u0HgOqrBO
いったい、長門さんはどういうつもりなのだろうか……考えても仕方ない、か。

暗い部屋の中、僕は静かに目を閉じた。

………

……



――ギシッ

古泉「?」

突然、ベッドの軋む音がした。

――スッ

ふいに頬に触れる手の感触。

長門「……古泉一樹」

古泉「長門……さん……?」

長門「……怖がらないで」

古泉「えっ……んんっ!?」

長門さんは、いきなり僕に口付けをした。




149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 12:28:08.77 ID:dWp/sDToO
ちょwwwwwww




150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 12:28:25.85 ID:sy15935RO
ちょおおおwwww




154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 12:33:55.82 ID:u0HgOqrBO
古泉「んっ……!」

いったい何故……こんな……身体が全く動かない……!?

そのまま、布団とハスタオルを剥ぎ取られ、あらわになった僕の身体。

古泉「長門さん……どうして……ああっ!?」

長門「………」

長門さんは無言のまま首すじから下に向けて舌を這わせ、そのまま下腹部に手を……。

古泉「長門……さん……やめて……ください……っ!」

長門「……大丈夫」

古泉「大丈夫って……いったい……ひああっ!?」

長門さんが……隆起した僕の物を口の中に……!

長門「んっ……んぶっ……はぁっ」

古泉「やめてください……こんな事……僕は……!」

長門「……全部出して」

口に含み、じゅぷじゅぷと音をたてて激しく動く長門さん……ダメ……こんなにされたら……僕は……もう……!




156 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 12:35:58.11 ID:6yGDAHrFO
ながとwwwwwwwww




157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 12:37:21.01 ID:G4JAK9IfO
え?
ええ?




158 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 12:41:17.71 ID:u0HgOqrBO
古泉「ダメです……長門さん……あっ……ああっ……ひあっ……んっ……だっ……だしてしまうぅ……ああっ!?」

――ドクンッ

長門「んくっ……んっ……ふぁっ」

古泉「はぁ……あっ……長門さん、どうして……?」

キョン「いっぱい出したなあ古泉」

古泉「えっ?」

ハルヒ「本当ねぇ、こんなに大量に出すなんて!」

みくる「はわわ、古泉君すごいですぅ!」

古泉「なっ……みんないつから……!?」

長門「……次はここに」

キョン「頑張れよ古泉!」

ハルヒ「副団長として良いトコ見せてよね!」

みくる「ふぁいとですぅ!古泉君!」

長門さんが上に乗り、僕の物に手を添えて……

古泉「やめて……やめてくださいっ!?」




159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 12:42:07.20 ID:kcLL4dofP
なんだ夢か




160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 12:42:39.92 ID:s3YHxRKhO
( ゚д゚)

(゚д゚ )


( ゚д゚ )




161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 12:42:56.40 ID:09pyjS+mO
     ____
   /      \
  /  ─    ─\
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|       (__人__)    |
/     ∩ノ ⊃  /
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
  \ /___ /




162 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 12:45:18.80 ID:u0HgOqrBO



――ガバッ!


古泉「はぁっ……はぁっ……ゆっ……夢……?」

身体はバスタオルを巻いてまま。長門さんは床で静かに寝ている……勿論、みんなも居るわけない。

古泉「夢……よかったぁ……!?」


――ニチャッ


古泉「あっ……」

下腹部のこの感触……僕は……最低だ……




165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 12:51:08.05 ID:63V1U9CfO
夢精www




166 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 12:51:58.04 ID:u0HgOqrBO
不幸中の幸いと言うべきか、バスタオルに身を来るんでいたおかげでベッドのシーツを汚さずにすんだようだ。

外は朝日が昇り始めている。長門さんが起きる前に処理しなくては……自然に涙が溢れて来た。

僕はいったい何をしているんだろう……長門さんの部屋で……夢精なんて……。

静かにベッドを立ち、泣きながら風呂場に僕は向かった。




170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 12:59:38.43 ID:u0HgOqrBO


――ザアァァァッ

シャワーを浴びながら、汚れたバスタオルを洗う。

皆さん、経験ありますかねぇ?他人の家で夢精ですよ?

んっふ、どうぞ笑って下さい……今の僕を……お願いしますよ。

古泉「それにしてもこの量は……危険ですね」

下着とバスタオルには、尋常では無い量の精液が付着していた。これはまさに、

古泉「おちんぽ……みるく……」

長門「……古泉一樹」

古泉「ひあっ!?」

急に長門さんに呼ばれて、僕はすっとんきょうな声を出してしまった。

って、いつから洗面所に!?




173 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 13:05:13.60 ID:u0HgOqrBO
古泉「な、長門さんっ!?」

長門「……大丈夫?」

古泉「な、何がでしょうか!?」

長門「……今朝、凄くうなされていた」

古泉「起きてたんですか長門さん……」

長門「……貴方の叫び声で目が覚めた」

古泉「……叫び声、ですか」

長門「……そう」

どんな叫び声をあげていたのか、今の僕には聞く勇気はありません。

長門「……新しい下着とバスタオルを置いておく。使って」

古泉「ありがとう……ございます……」

これは、バレバレですねぇ……泣いていいですか?




178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 13:11:08.80 ID:u0HgOqrBO
シャワーから上がり、身体を拭いた後、トイレで新しいタンポンとナプキンを装着。

古泉「二日目は多いと言いますからね……これで良しっと……」

新しいバスタオルで身体を包み、僕は部屋に戻った。

長門「………」

古泉「………」

正直、かなり気まずいです。

森さん早く来てくれませんかね……。




182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 13:21:36.12 ID:u0HgOqrBO
会話が無いまま、TVに映る色黒で初老の男性の的外れな発言をぼーっと聞いていた。

長門「………」

無言のまま長門さんが立ち上がり、台所に向かう。

コンロの上にあった鍋に火を付け、火力を調整しながらかき混ぜている……この匂いは……カレー?




183 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 13:22:50.21 ID:u0HgOqrBO
長門「……古泉一樹」

古泉「あ、はい」

長門「……ご飯をよそって」

古泉「……わかりました」

朝からカレーライス、ですか。

長門さんは無表情のままカレーを温めている。

仕方ありませんね……言われるまま、ご飯を皿によそう。

古泉「これぐらいですか?」

長門「……私のはもっと」

古泉「……これぐらいで?」

長門「……それの2倍は必要」

古泉「2倍……わかりました」

ここは、宇宙人だからと無理矢理納得する事にしましょうか。




185 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 13:30:06.86 ID:u0HgOqrBO
古泉「では、いただきます」

長門「……いただきます」

大量のカレーライスを黙々と食べ始める長門さん。

小さな口で、一定の速さを維持したまま……

昨夜の生々しい夢が、一瞬僕の頭を過った。

古泉「んっもっふ!」

打ち消すように、僕は急いでカレーライスを頬張った。

森さん……早く来て下さい……このままでは、僕はおかしくなりそうです……




219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 16:03:09.13 ID:u0HgOqrBO


一足先に食べ終えた僕は、ソファに座って森さんに電話をかけた。

古泉「もしもし、おはようございます」

森「おはよう古泉、昨夜は良く眠れましたか?」

古泉「えっと、まぁ、その」

森「うふふ、実は私、今部屋の前に居るんです」

古泉「本当ですか?」

――ピンポーンッ

長門「………」

長門さんが食事を中断して玄関に向かった。

良かった……これで何とかなりますね。




220 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 16:08:15.42 ID:u0HgOqrBO
森「お待たせしました」

古泉「凄い荷物ですね……森さん」

生徒会長「古泉。変わってしまったな」

古泉「貴方は……!」

森さん「生徒会長兼、荷物持ちです」

生徒会長「まぁ、そういう事だ」

古泉「ちょ、ちょっと待って下さい!」

生徒会長「?」

古泉「あっち向いて貰えませんか!?」

生徒会長「何を恥ずかしがっているんだ古泉?お前は元は男性……」

古泉「いいからあっち向いて下さい!森さん、とりあえず服を!」

森「あらあら……これはこれは」

生徒会長「おい古泉、まさかお前……!」




224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 16:15:36.39 ID:u0HgOqrBO
森「貴方が今、思っている通りの事態まで進んでいるようですね」

生徒会長「森さん?」

森「貴方はそのまま帰った方が宜しいかと。後ほど連絡致しますので」

生徒会長「……森さん、古泉は元に戻るのだろうか?」

森「その為には貴方の協力も必要だと覚えて置いて下さい」

生徒会長「……正直このままでも良いような」

森「機関の一員として、それを口にしてはいけません。例え貴方が外陣であろうと」

生徒会長「……すいません」

森「では、後ほど」

生徒会長「ええ、僕は学校で待機してますので何かあれば直ぐに連絡を」


――バタンッ




225 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 16:21:54.38 ID:kcLL4dofP
精神まで女性化してしまったか




226 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 16:26:26.48 ID:u0HgOqrBO
森「古泉、彼は帰しましたよ……へぇ、美形は何を着ても絵になるわね」

古泉「帰ったんですか……急いで着替えなくても良かったかな」

何故、僕は彼に身体を見られて不快感を感じてしまったのだろうか。
まさか、僕の精神はもう……?

長門「……深く考えない方がいい」

古泉「長門さん」

森「そうです、古泉。今は他に考えるべき事があるでしょう?」

森さんは荷物から大量の衣類を並べ始めた。

森「要望通り揃えたつもりだけど、今の古泉にはスカートも似合うと思うのよ!
で、こっちが古泉のお洋服、そっちに並べてあるのが長門有希さんの……」

長門「………」

古泉「………」




227 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 16:34:16.06 ID:vJWRWISLO
流石森さん、頼りになるなぁ(棒読み)




228 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 16:40:04.48 ID:u0HgOqrBO
森「ほら古泉、ちょっとこれに着替えてみない?」

古泉「僕はこのままでいいですよ」

森「駄目です。Tシャツとジーパンのみなんて、私が許しません。それにほら、下着だっていろいろと揃えて着たのよ?」

古泉「そんな事、後でもいいでしょう!?」

長門「……古泉一樹の言う通り」

森「あら、そうなの?」

長門「……そう」


森「……そうですか、わかりました。では、対策会議にしますか」

なんだろう、今の長門さんと森さんの『一瞬の間』は。
何かを確認しあったような……気のせいでしょうか……。




229 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 16:53:25.45 ID:u0HgOqrBO
それから、今後の事について僕達は話し合った。

涼宮さんの団員不足で感じるストレスを最小限に抑える事。その為の方法。

敵対組織の動向の把握。

長門さんの天蓋領域に対する解析の進行状況。

そして最も重要な、涼宮さんのふたなりへの興味を失わせる方法。

全て、僕の身体を戻す為に……森さんと長門さんは真剣に話し合っている……けど。

僕は何かを見落としているような気がする……重大な何かを。




231 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 16:56:40.08 ID:24jYHzvg0
なんでミステリー調w




235 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 17:09:50.45 ID:u0HgOqrBO
確証は全く無いのに……僕が感じるこの違和感の正体は……確か、これは……


――シクッ


古泉「……っ!」

何かを思い出しそうになったが、激しい生理痛が僕を襲った。

森「古泉、大丈夫?」

長門「……痛み止めを」

長門さんから痛み止めを渡される。水で一気に飲み込む。

森「古泉……重いほうなのね」

古泉「えぇ……どうやらそのようです。少し、横になってもいいですか?」

森「そのまま暫く休んでて。私も一旦機関に戻るわ」




236 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 17:18:36.73 ID:u0HgOqrBO
森「では、また夕刻に」

そう言って森さんは部屋から帰って行った。

長門「……大丈夫?」

心配そうに、長門さんが僕の手に触れる。

古泉「少し横にしてれば……」

長門「……私は昼食の準備をする。貴方は休んでいて」

古泉「また、カレーですか?」

長門「……おでん」

昼におでんですか……痛みが治まったら、森さんに連絡して食材を購入しなければいけませんねぇ。




238 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 17:32:01.72 ID:u0HgOqrBO
………

……



長門「……古泉一樹」

古泉「んっ……長門……さん……?」

いつの間に僕は眠ってしまったのか。長門さんの声で目を開いた。

古泉「……また、夢ですか?」

一糸纏わぬ姿の長門さんが、僕の手を握りしめている。

長門さんは昨夜の夢と同じように、動けない僕に口付けをし、身体をゆっくり舐めて行く。

古泉「んっ……あっ……!」

これは夢……そのまま身を委ねればいい……。

長門さんは、僕の下着を下ろし、膣に挿入していたタンポンをゆっくり引き抜いた。

長門「……次はここで」

古泉「長門さん……んんっ!?」

長門さんの指が、僕の中に挿入されて来る。




243 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 17:45:24.82 ID:u0HgOqrBO
古泉「つっ……あっ……!」

長門「……痛い?」

古泉「少し……あっ……あっ……長門さん……ゆっくり……してください……ああっ!?」

グチュグチュと音が聞こえる。

長門「……拒否しないの?」

古泉「だって……これは夢……んあっ!」

長門「……夢か現実かは……貴方が決める事」

古泉「長門さん……?
それはいったい……うあっ!?」

膣内を、さらに激しく長門さんが指で責めてくる。

古泉「うあっ……あっ……もう……ひあっ!」

長門「……出して」

古泉「あっ……ああっ出るっ!出るぅ!?」


――ドクンッ


古泉「はあっ……あっ…あっ……」




245 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 17:52:58.49 ID:u0HgOqrBO


長門「……これは夢?現実?」

古泉「こんなの……夢に……決まってます……」

長門「……そう」

長門さんは少し悲しそうな顔をして、精液と経血まみれの僕の身体をタオルで綺麗に拭き始めた。

古泉「長門……さん……?」

長門「……そろそろ、時間」

古泉「えっ?」




246 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 17:57:14.02 ID:u0HgOqrBO


――ガバッ!


古泉「あっ……やっぱり夢……はっ!?」

下腹部を手で触れる……良かった……今回はしてない……。

長門「……起きた?」

古泉「あ……すいません。いつの間にか眠ってしまいました」

長門「……気にしないで」




250 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 18:11:14.17 ID:u0HgOqrBO
時計で確認すると、三時間近く僕は眠ってしまっていた。

痛みはもう治まっている。

長門「……食べる?」

古泉「おでん、ですよねぇ」

長門さんは静かに頷いた。




262 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 19:23:16.17 ID:u0HgOqrBO
――さて、すっかりと忘れられているようだか、暫く俺に付き合ってくれ――


キョン「ふあっ……眠ぃ」

生徒会長「フーッ……もう少し緊張感を持ったらどうだね」

キョン「生徒会室でタバコ吸ってる奴に言われたくないな……で、用件はなんだ?手短に頼むぞ。せっかくの昼休みを無駄に過ごしたくない」

生徒会長「どうだ?あの頭の中、年中花畑女のようすは?」




263 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 19:23:44.53 ID:24jYHzvg0
ミステリーなのかSFなのかエロSSなのか




271 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 19:43:51.82 ID:u0HgOqrBO
>>263
頭の中で、風呂敷がどんどん広がっていろんな意味で限界だー

ここから自分のペースで落ちるまで黙々とやる

終わりが俺にも見えない




264 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 19:26:27.58 ID:u0HgOqrBO
キョン「今のところ、大きなリアクションは無いな。ハルヒが何か行動するのは大抵放課後だ」

生徒会長「ふむ、意外とまともな所もあるんだな」

生徒会長はタバコの灰を慣れた手付きで灰皿に落としながら続けた。

生徒会長「放課後、古泉と長門有希がインフルエンザで入院した事についてあの女に絡む。上手く合わせてくれ」

キョン「例えば?」




265 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 19:32:57.82 ID:u0HgOqrBO
生徒会長「機関の計画では、SOS団の活動の一時休止。感染の疑いがあると言う事で、あの女を息のかかった病院で検査まがいの事を時間をかけてする事になっている。
その方が、君たちも行動しやすいだろう?」
キョン「なるほど」

生徒会長「その後、入院させる」

キョン「入院!?」

生徒会長「ああ、退屈な入院生活をさせ、退院とインフルエンザの撲滅を最優先的に望まさせるのが狙いらしい。
古泉も元に戻り、世界の安定にも繋がる一石二鳥の計画だ」

キョン「良く考えたな……」

生徒会長「計画の発案者は森さんだ。あの人、ああ見えて機関内でかなりの権力を持っているぞ」

キョン「マジで?」

生徒会長「まぁ、そういう訳だ。放課後寄るから上手く合わせてくれ」

キョン「わかった。上手くやるさ。古泉の為だ」

生徒会長「頼むぞ」




267 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 19:39:11.47 ID:u0HgOqrBO
森さんも良く考えた物だ……これなら全て上手く行きそうだな。


――ガチャッ

キョン「うあ」

喜緑「お久しぶりです」

生徒会室の扉を開けると、目の前に喜緑さんが微笑を浮かべながら立っていた。

キョン「もしかして、今の話聞いてました……?」

喜緑「……これを」

キョン「!?」

一冊の本を手渡された。確かこの本は……!




269 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 19:41:24.52 ID:u0HgOqrBO
キョン「喜緑さん!?」

喜緑「帰ったら、直ぐに家で読んで下さい。あともう一つ」

喜緑さんは俺に近付き、耳元で囁いた。

喜緑「貴方が思った事と、逆の行動をするのが鍵です」

キョン「……え?」

喜緑「フフ、ではまた後ほど」

そう言って、喜緑さんは生徒会室に入っていった。

思った事と逆の行動?いったいどういう事だ?




270 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 19:42:58.48 ID:USQa75dCO
喜緑?ああ、あのワカメか




279 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 20:20:12.41 ID:u0HgOqrBO
………

……



ハルヒ「なんか、寂しいわね」

みくる「仕方ありませんよぉ。インフルエンザは直ぐに治る訳ではありませんし」

ハルヒ「インフルエンザね……まったく、本当迷惑な存在ね」

朝比奈さんも話を聞いたようだな……上手く話を誘導させている。しかしだ。昼休みからずっと、喜緑さんの言葉が頭の中から離れない。

思った事と逆の行動……喜緑さんを信じ、生徒会長に話を合わせない選択肢もあるわけだ。

しかし、それこそ現在思っている事だろう?

それと逆の行動って事は、最初に戻って生徒会長に話を合わし……いやいやそれも今、思った事だからそれと逆って事はだ……?

キョン「ああ、意味わかんねー!」




280 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 20:29:19.84 ID:u0HgOqrBO
ハルヒ「キョン!?」

みくる「キョン君!?」

――ガラッ

生徒会長「失礼する」

喜緑「失礼します」

ハルヒ「何よいきなり!?」

生徒会長「団員がインフルエンザに発症したようだな」

みくる「あ、はい……古泉君と長門さんが」

ハルヒ「みくるちゃん!?」

生徒会長「ふむ、それがどういう事か理解しているかね涼宮ハルヒ」

なんてタイミングで来やがる……目線を送るな!朝比奈さん貴方も!……おい、ハルヒ。お前まで俺に何を期待していやがる。

くそっ……逆……逆の行動……だからわかんねーって!




284 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 20:48:12.62 ID:u0HgOqrBO
キョン「……喜緑さん」

喜緑「はい」

三人の視線が俺と喜緑さんに集まる。

キョン「逆、なんですよね」

喜緑「はい、私にはここまでしか言えません」

ハルヒ「キョン?」

逆の行動……今まで俺達のしていた事と逆の行動……だったらこれしかないじゃないか。

キョン「ハルヒ、ふたなりっ娘はいるぞ」

ハルヒ「はあ?」

キョン「しかも、長門の部屋に居る。古泉と長門が休んでいるのもそれが原因だ」

生徒会長「お、おいっ!?」

みくる「キョン君っ!?」




291 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/18(月) 20:59:58.11 ID:u0HgOqrBO
キョン「そういう訳だ。行くぞハルヒ」

俺はハルヒの腕を掴んだ。

ハルヒ「ちょ、ちょっとキョン!?」

キョン「いいから長門の元へ行くぞ……これでいいんだろう、喜緑さん?」

喜緑「はい。全てが終わったらあの本を。
私の権限で出来るのはここまで……長門さんをお願いします」

混乱する生徒会長と朝比奈さんを後目に、俺はハルヒの腕を引っ張って部室を飛び出した。




389 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 13:14:59.85 ID:F5Jju+mdO
長門「……美味しかった?」

古泉「ええ、とても」

長門「……そう」

昼食を食べ終えた僕は、ソファに座ってTVを観ていた。

長門「……これを」

古泉「……また痛み止めですか?」

長門「……二日目は特に痛みが辛い」

古泉「……じゃあ、いただきます」


――ゴクンッ


古泉「……長門さん、少し横になってもいいですか?」

長門「……構わない」

古泉「では、少し失礼して」

僕はベッドの上で横になって目を閉じた。

――僕の意識が遠くなる――




393 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 13:21:45.30 ID:F5Jju+mdO
………

……



古泉「長門……さん……ああっ!」

長門「……あっ……んっ……!」

意識を取り戻した時、既に僕と長門さんは一つに繋がっていた。
僕の上に股がり、頬を赤く染めて恍惚の表情で長門さんが腰を動かしている……いつの間に……?

長門「はぁっ……気持ちいい?古泉一樹」

古泉「長門さんっ……んあっ!?」

長門さんは激しく動いていく。

古泉「はっ……あっ……もう……でっ……ひあっ!」

長門「……私に……出して……」

古泉「ああっ……んっ……もうっ……だめぇ……ああっ!?」


――ドクンッ


長門「――んっ!」




394 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 13:27:14.04 ID:F5Jju+mdO
古泉「はぁ……あっ……」

長門「……これは夢?現実?」

古泉「あっ……僕は……もう……どちらでも……構わない……」

長門「……そう」


――ガチャ


古泉「えっ……?」

森「うふふ。古泉、それならもっと続けましょうか」

古泉「森さん……どうして……?」

森さんは、まだ繋がっている僕と長門さんの元に近付き

森「古泉、深く考えないで……思うがままに」
微笑を浮かべながら呟いた。




395 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 13:32:38.89 ID:l5PibmoBO
(゚д゚ )

( ゚д゚)


( ゚д゚ )




396 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 13:33:49.08 ID:F5Jju+mdO

森「うふふ、古泉。女の子になっちゃったトコも、気持ち良くしてあげますね」

森さんは男性器の形をした物を手にしていた。

森「汚れないようにゴムを付けて……っと。古泉、このバイブも入れてあげる」

古泉「あっ……そんな……大きいの……入らな……ああっ!?」


――ズプッ


古泉「あっ……いっ……やあっ……!」


――ズププッ


古泉「ひああっ!?」

森「女の子のトコで、いっぱい感じなさい古泉」




398 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 13:39:16.05 ID:F5Jju+mdO



――ズチュッ ズチュッ


古泉「森さんっ……あっ……やあっ……動かさないでっ……くださ……ああっ!?」


――ズチュッ ズチュッ


長門「……また……硬く……!」


――クチュッ


古泉「だめです長門さんっ……やっ……あっ……あはぁっ!?」


――グチュッ ズチュッ

古泉「ああっ……んっ……あっ……やらぁ……僕は……ひっ……ああっ!?」

長門「……あっ……ふっ……んんっ……!」

森「うふふ……!」

こんな……このままじゃ……僕は……おかしくなってしまう……!





400 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 13:46:30.76 ID:F5Jju+mdO
古泉「んっ……あっ……あっ……長門さん……森さん……あっ……もうっ……ああっ」

森「また、イッちゃうの古泉?」

長門「……んっ……古泉一樹……もう一度私に……あっ!」

古泉「はあっ……あっ……もうっ……だめぇっ……ああっ!?」

森「出しちゃうのね古泉……みるくいっぱい!?」

古泉「……あっ……はいっ……出します……出してしまいますっ……!」

森「何を出してしまうのか、ちゃんと言いなさい古泉ぃ!?」

古泉「あっ……くっ……みるくっ……おちんぽ……みるく……出しますっ……おちんぽみるく出してしまいますっ!」

長門「……いっぱい……出して……」

森「うふふ……堕ちたわね古泉一樹……!」

古泉「ひあっ!出すっ!僕もう出しますっ!おちんぽみるくっ!んあっ!出るぅ!出してしまうぅっ!?
いっぱい長門さんにぃっ!ああっ!僕のおちんぽみるくぅ!ひあっ!?ああああああああっ!!」

――ドクンッ ドクンッ

古泉「あはぁっ……いっぱい……出てるぅ……長門さんにぃ……!」

長門「は――あっ――!」




401 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 13:47:55.86 ID:F5Jju+mdO


古泉「長門さん……してぇ……ちゅうしてぇ……んっ……ちゅっ……ふぁ……」

長門「んんっ――ちゅっ――――あっ――?」

古泉「飲んでぇ……僕の唾液も……おちんぽみるくも……長門さんの身体にぃ……」

長門「んっ――!」


――ゴクンッ




402 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 13:49:02.10 ID:xIKcQCml0
       ヽ|/
     / ̄ ̄ ̄`ヽ、
    /         ヽ
   /  \,, ,,/    |
   | (●) (●)|||  |
   |  / ̄⌒ ̄ヽ U.|   ・・・・・・・・ゴクンッ
   |  | .l~ ̄~ヽ |   |
   |U ヽ  ̄~ ̄ ノ   |
   |    ̄ ̄ ̄    |




403 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 13:52:51.88 ID:F5Jju+mdO
森「気持ち良かった……古泉?」

古泉「森さん……」

森「もっと気持ち良くなりたくない?」

古泉「もっと……気持ち良く……?」

森「そうよ古泉……もっともっと出したいでしょう?」

古泉「はい……」

森「うふふ、古泉にはいっぱいお友達がいるでしょう?」

古泉「お友達……?」




404 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 13:54:42.03 ID:F5Jju+mdO
森「お友達にも、おちんぽみるくいっぱい出してあげなさい……みんなで気持ちよくなりましょう……ね?古泉」

古泉「でも……どうやって……」

森「私と長門有希さんが手伝ってあげる……そうね……先ずは涼宮ハルヒさんとかどうかしら?
今、病院に居ると思いますけど?」

古泉「涼宮さん……?」

森「そうよ……涼宮ハルヒさんの身体の自由を奪うわ……あとは古泉の好きなようにしなさい……」






古泉「……それが目的ですか」

森「えっ!?」

――ドスッ!

森「うぐっ……!?」

僕は森さんの腹部に、思いっきり蹴りを一発お見舞いした。




406 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 13:59:22.02 ID:uyeXNFc10
古泉Cool!




407 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 14:03:14.99 ID:F5Jju+mdO
古泉「そんな事は僕がさせませんよ」

森「くっ……九曜!」

長門「う――あ――?」

古泉「なるほど、洗脳ではなく化けていたんですね……と言う事は貴方は橘京子ですね」

橘「ちっ……!」

森さんの姿で、橘京子が舌打ちをした。

古泉「やはりそうでしたか……長門さんの姿をしているのは周防九曜と呼ばれるTFEI端末とう訳ですか」

橘「九曜、何をしているの?さっさと古泉を……」

古泉「無駄です。あの痛み止め……いえ、あれは痛み止めなんかじゃありませんね?
恐らく、時間を置いて身体の自由を奪う物……さっき口移しで飲ませてあげましたから」

橘「……いつから気付いていたのかしら?」

古泉「んっふ、今ですかねぇ。最初から貴方達二人に疑惑を感じていたんですよ。
虎穴に入らずんば虎子を得ず、と言う訳です。
目的が僕の洗脳と言う事だけは、分かっていましたからね」

橘「さっきのは……演技だった訳ね……」

古泉「んっふ……さて、どうですかねぇ……」




408 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 14:05:06.35 ID:ZRAv6uI2O
古泉wwww




409 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 14:07:59.17 ID:F5Jju+mdO
橘「……で、どうするつもり?」

古泉「……長門さんと森さんはどこですか?」

橘「私が簡単に教えると思って?」

古泉「そうですね……では、こういうのはどうですか?」

橘「!?」

――ドンッ

僕は橘京子を押し倒した。馬乗りになり、両腕を頭の上で交差させて片手で押さえ付けた。

古泉「特殊樹脂のマスクですか……機関の使用するのと同じ物ですねぇ。んっふ、素顔を晒してください橘京子」


――ビリッ!


橘「痛っ……!」




411 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 14:12:11.49 ID:F5Jju+mdO


古泉「貴女には散々恥ずかしめを受けましたからねぇ……貴女も受けてみます?」

橘「やめてっ……あっ……!?」

古泉「んっふ……」

橘京子の首に舌を這わして行く。そして、残っている片手で……!

橘「やめて……お願いっ……やっ……そこはっ……教える!教えますからっ!?」




412 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 14:18:31.69 ID:F5Jju+mdO
古泉「……どこですか?」

橘「光陽園学院……敷地内にある取り壊し予定の旧校舎一階……保健室だった部屋に監禁しているわ……」

古泉「嘘じゃないですよねぇ?」


橘「ひあっ……やっ……ホントってばぁ!」

古泉「……とりあえず今は貴女の言葉を信じましょう」

僕は急いで着替え、長門さんの部屋から飛び出した。




413 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 14:19:45.55 ID:F5Jju+mdO
僕は急いで階段を駆け降りる。

……あの薬がどれくらい周防九陽に効くのか分からない……それに、森さんと長門さんがどういう状況なのかも。

僕一人が向かって……二人を救出する事が果たして……?

階段を駆け降り、マンションの前に到着。

古泉「はあっ……はあっ……!」

少し息を整えている時だった。

「ちょっと!?ホントにいるの!?」

「ああ、お前が望むふたなりっ娘がな」

この声は……!?




416 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 14:30:26.05 ID:F5Jju+mdO
キョン「お、ほらハルヒ。あいつだ」

ハルヒ「えっ!?」

古泉「どうして貴方と涼宮さんがここに……?」

キョン「細かい説明は後だ古泉」

ハルヒ「古泉!?この娘が!?どういう事よキョン!?」

何を考えているんですか貴方は……くっ……今、正体を知られるのは不味い……!

古泉「ええ、古泉一樹君の遠縁にあたる、古泉一樹と……あっ……言え、古泉一姫と申します。
涼宮さんと……キョン君でしたね。はじめまして、お噂は一樹君から聞いてます」

ハルヒ「……えっ?」

キョン「……なにそれこわい」




418 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 14:39:57.54 ID:F5Jju+mdO
ハルヒ「……いつき?」

古泉「えと、『一』と言う字に『姫』です。偶然同じ名前なんですよ」

ハルヒ「………」

キョン「………」

苦しい言い訳に、場の空気が一瞬で固まる……

キョン「……それでいいのか古泉」

古泉「ちょっと黙っててください。大体なんで連れて来たんですか?」

キョン「だから後で説明するって言ってるだろう?」

ハルヒ「キョン、ホントにこの娘なの?」

キョン「ああ、古泉お前は……」

――ギキィッ!

ハルヒ「きゃっ!?」

キョン「うおっ!?」

古泉「!?」

いきなり、僕達三人の前に突然リムジンが急停止した。




419 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 14:46:48.31 ID:F5Jju+mdO
古泉「このリムジンは……!」

ゆっくり運転席の窓が開く……

新川「お待たせ致しました」

古泉「新川さん?」

みくる「私もいますよぉ」

助手席から、朝比奈さんが降りて来た。

みくる「キョン君、古泉君、急いで乗って。今すぐ行かなければ間に合わなくなっちゃう」

古泉「朝比奈さん……今すぐ行くってどこに……?」

みくる「光陽園学院です。古泉君と一緒ですよぅ」




420 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 14:58:32.52 ID:F5Jju+mdO
古泉「朝比奈さん……どうして……?」

みくる「今は禁則事項です」

古泉「やれやれ、貴方もですか朝比奈さん」

みくる「とにかく、急いで下さい」

ハルヒ「ちょっとみくるちゃん、どういう事?」

みくる「涼宮さんはですねぇ……えっと……これですね」

朝比奈さんは、小さい缶スプレーのような物をポーチから取り出すと、

みくる「ごめんなさいっ!」


――シュッ!


ハルヒ「きゃっ!?」

涼宮さんの顔に向かって、いきなり吹き付けた。




423 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 15:03:07.38 ID:F5Jju+mdO


ハルヒ「ちょっとみく……る……ちゃ……?」

キョン「ハルヒ!?ちょっと朝比奈さん!?」

涼宮さんはその場に倒れこんだ。これはもしかして……

古泉「睡眠薬ですか?」

キョン「睡眠薬って朝比奈さん……」

みくる「はい……時間がありませんので……こうでもしないと」

新川「急ぎましょう」

新川さんが眠っている涼宮さんを助手席に乗せる。
僕達三人も、後ろに乗り込んだ。

新川「……では、出発致します」




438 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 16:05:12.53 ID:F5Jju+mdO
………

……


新川さんの運転するリムジンは、猛スピードで光陽園に向かっている。
30分以内では到着しますね……


古泉「何故、新川さんと朝比奈さんが?」

みくる「私が機関に連絡をしました……監禁されている長門さんと森さんを救うために」

キョン「なっ!?」

みくる「あ、キョン君は知りませんでしたね……でも、キョン君と喜緑さんのおかげなんですよぉ。この機会が得られたのは」

キョン「俺と喜緑さんの?」

古泉「……詳しく説明してもらえますか?朝比奈さん」

みくる「はい。キョン君も聞いて下さい。あ、でもちょっとその前に……」




440 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 16:13:36.66 ID:F5Jju+mdO


古泉「?」

朝比奈さんは持っていたポーチからデジカメを取り出すと……


――カシャッ! カシャッ! カシャッ!


古泉「ちょっと朝比奈さん!?」

みくる「だってぇ、こんな可愛い古泉君の姿をデジカメに収めるのは、今しかないんですよぅ」

古泉「今しか……?」

みくる「はい。上手く行けば、あと3時間以内に全て元に戻りますから」

古泉「まったく……貴女って人は……」

キョン「朝比奈さん。後で俺にもくれないか」

新川「私にもお願い致します」

古泉「………」

やれやれ、困ったものです。





441 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 16:20:59.14 ID:F5Jju+mdO
みくる「では、説明しますね。キョン君、今回の件の黒幕は橘京子さんと天蓋……周防九陽さんです。
キョン君が昨日、長門さんの部屋で会った時には既に入れ替わっていました」

キョン「入れ替わっていたって……それはいつからですか朝比奈さん?」

みくる「一昨日からだと考えられます。昨日、部室にいたのは長門さんじゃなかったんです」

キョン「いったい何故……」

みくる「目的はその……古泉君、お願い出来ますかぁ?」




444 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 16:40:12.60 ID:F5Jju+mdO
古泉「……僕の性奴隷化……ですか?」

キョン「おい、性奴隷ってお前……」

みくる「そういう事です……」

古泉「しかし、それは敵の本来の計画では無かったはずです。なんらかの原因で修正に修正を重ねた結果なのでは?」

みくる「流石は古泉君ですね。その通りです。あちら側の本来の計画では、古泉君と長門さんの動きを封じ込める事。
そしてその後、涼宮さんを拉致する事が目的でした」

古泉「計画が狂った原因はやはり……」

みくる「周防九曜の暴走です」

古泉「なるほど、ね」

キョン「どういう事だ?」

古泉「そもそも、最初っからおかしかったんですよ。
僕と長門さんを同時に涼宮さんから離すなんて、機関が決定するわけありません。例えこのような身体になってもね」

新川「その通りです」




446 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 17:04:11.31 ID:F5Jju+mdO
古泉「更に、敵対組織も僕と長門さんが、涼宮さんの側にいないと言う絶好の機会に動かなかった。
これは、今考えれば動けなかったと考えられますね。原因は頼みの綱の周防九曜の暴走」

みくる「ええ、暴走の原因は……」

古泉「僕、ですか」

みくる「はい……周防九曜は、今の古泉君を……その、凄く気に入ってしまったみたいです。本来の目的すら忘れてしまう程に」

キョン「……それで計画に狂いが生じたって訳か」

みくる「はい、それに……これは、えっと、教えて貰って無いんですが、もしかすると喜緑さんが周防九曜になんらかの行為をしたのかも知れません。
TFEI端末がここまでおかしくなってしまうのは、えっと、あの、あっ……ごめんなさい。禁則事項になってます」

古泉「……朝比奈さんはどこまで知って、どこまで話す事が出来るんですか?」

みくる「一昨日から、これから長門さんと森さんを救う事までです。
話せる事は……今回の件以外は禁則事項になってますね。これでも、かなりの禁則解除なんですよぉ」




447 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 17:14:52.58 ID:F5Jju+mdO
キョン「それにしても古泉、良く二人が偽者だって気付いたな」

古泉「ええ、かなりおかしかったですからね。あの部屋での一日は……明らかに僕を洗脳する為の物でしたよ。
それで、初めは森さんと長門さんも洗脳されているのかと疑いましたが」

みくる「それでも思いっきり蹴ったんですね……」

古泉「……朝比奈さん、貴女が知るってどういう範囲で知るんですか?」

みくる「えっ?そ、そるは禁則事項ですぅ!?」

古泉「……誰にも言わないで貰えませんか?お願いしますよ」

みくる「は、はいぃ(古泉君目が怖いです……)」




448 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 17:16:31.67 ID:xTmV4MnrO
おちんぽみるく見られてたのか…ゴクリ




452 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 17:36:05.29 ID:F5Jju+mdO
キョン「朝比奈さん、俺と喜緑さんのおかげって言うのは?」

みくる「はい、今回の件は実は既定事項になりつつあったんです。
涼宮さんの能力以外で……禁則事項なんで上手く言えませんが、私達に影響を及ぼす力が働いた場合、事前に私は知る事が出来るんです。
でも今回は、既定事項になりつつあって……それを私が知る為には、えっと、既定事項から外れた行動を世界の中心……涼宮さんがしなければいけなくて……
えっと、キョン君があの時涼宮さんを連れ出さなければ、改変の機会どころか知る事さえ出来なかったと思います。
そして、こういう事が出来るのは多分あの人……」

キョン「藤原、か」

みくる「はい。けど、キョン君が涼宮さんをあの時連れだしたおかげで……私にも未来から情報と禁則事項の一部解除、改変の権限が与えられたんです」

キョン「なるほどねぇ……それで逆って訳だ」




453 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 17:43:57.27 ID:F5Jju+mdO
みくる「喜緑さんの立場……あっ……えっと……禁則事項ですね。そういう立場だって想像して置いてください」

キョン「朝比奈さんは知ってるんですか?」

みくる「はい。でも……今回の件が終わったら、それは記憶から消されるんだと思います。
禁則事項の一部解除ってそういう事なんですよ。古泉君とキョン君も……新川さんも多分……」

古泉「んっふ、僕は大賛成ですねぇ。それには」

新川「私も構いませんよ」

キョン「森さんと長門を救うためだしな……で、朝比奈さん。その為に俺達はどんな行動を取ればいいんだ?」

みくる「はい、それには……あ、古泉君。そろそろ電話が来ます。橘京子さんからです」

古泉「えっ?」

朝比奈さんの言う通り、僕の携帯が鳴り響いた。




455 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 17:54:22.61 ID:F5Jju+mdO
森さんの携帯番号……

みくる「電話を取ってもらえますか?」

古泉「ええ、わかりました……もしもし?」

橘「……九曜も光陽園学院に向かっているわ」

古泉「……でしょうねぇ。で、何故それをわざわざ僕に?」

橘「……計画は大失敗。それで私達の出した結論は……わかるでしょ?」

古泉「何も無かった事に。ですかね」

橘「ええ、その方が貴方の為でもあると思うの」




457 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 18:07:10.10 ID:F5Jju+mdO
古泉「やれやれです……撮ってあるんでしょうねぇ」

橘「ええ、もちろん」

古泉「……で、僕はどうすれば?」

橘「裏切れなんて言わないわ。目的は一緒ですもの。私が来るまで、九曜の相手をして欲しいのよ」

古泉「言ってる意味がわかりかねますが」

橘「九曜を行動不能にする最も簡単な方法ですよ。下手に刺激すると、涼宮ハルヒにまで危害及ぼしてしまう可能性がありますからね
九曜はそちらのTFEI端末を簡単に拉致や行動不能に出来る力を持っているんですよ?」

古泉「………」




459 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 18:18:38.43 ID:F5Jju+mdO
古泉「……あの薬は?」

橘「それを持って私が来るから。それまで時間を稼いでくれないかしら?」

古泉「……なるべく急いでくださいよ」

携帯を切った僕を、朝比奈さんが見つめながら呟いた。

みくる「それが最善策なんです古泉君……その間に、長門さんも森さんも私達が連れ出しますから」

古泉「……相手をするって言うのは……」

みくる「言葉の通りです……」

古泉「………」




462 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 18:41:06.98 ID:F5Jju+mdO
朝比奈さんが彼に、長門さん森さん奪還計画の説明をする……チラチラ見ないでもらえますか。

キョン「……まあ、なんだその……頑張れよ古泉」

古泉「言われなくても頑張りますよ……朝比奈さん、記憶改竄の方は大丈夫なんでしょうね?」

みくる「終わってみなければ……でも、長門さんもいるじゃないですかぁ」

古泉「そうですね……」





キョン「古泉」

古泉「なんですか」

キョン「今の気持ちは?」

古泉「そうですねぇ……思い付きで広げた風呂敷を、ぐちゃぐちゃに無理矢理強制的に下手くそながらたたんだってところでしょうか」

キョン「小さいのは無視してな」

みくる「なんの話ですかぁ?」

キョン「なんでもありませんよ朝比奈さん」

古泉「ええ、なんでもありません」




463 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 18:43:41.77 ID:aDTxa9xlO
がんばれw




465 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 18:50:17.05 ID:FdIgODWDO
>>1=古泉だというのか・・・
俺は凄い秘密を知ってしまったかもしれ

うわなんだやめ




468 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 18:57:40.36 ID:F5Jju+mdO



――そういう訳で、ここから俺の記憶を頼りに話を進めよう。これは、古泉の希望でもある――


新川「……到着です」

光陽園学院……ここに来るのはあの時以来か。

みくる「それでは、長門さん、森さん奪還作戦を開始致します!」

キョン「よし、頑張るか!」

新川「老体に鞭を打ってみますか」

古泉「……皆さん、絶対に見ないでくださいよ」

古泉は涙目で呟いた……ちょっと可愛いぞ古泉。




469 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 19:00:59.80 ID:F5Jju+mdO
みくる「先ずは旧校舎に行きましょう。キョン君、涼宮さんを」

キョン「ああ、よいしょっ……と」

俺はハルヒをおんぶするように担いだ。新川さんが紐で俺とハルヒを固定する。

ハルヒ「んっ……バカキョン……そんなにきつくしちゃ……」

いったいどんな夢を見ているんだお前は。

みくる「ちょっとやそっとじゃ今の涼宮さんは起きません……車内で話した通り、涼宮さんは最終手段です。しっかり担いでいてくださいね」

キョン「ええ、わかってますよ朝比奈さん」

ハルヒは最終手段だ。万が一計画が失敗した場合、俺の切り札を使って世界改変を行わせる。
その為には、常にハルヒと一緒に居なければ……ってヨダレを首に垂らすな!あとダイエットしやがれ!




471 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 19:11:28.38 ID:F5Jju+mdO
旧校舎の元保健室に到着。

キョン「長門……森さん……」

みくる「今はまだ保健室には入らないでください……もうすぐですから」

古泉「………」

古泉はあらからずっと無言だ。

新川「……あれはなんでしょうか?」

目の前の空間が少し歪み始める。そこに黒い小さな点が出現し、次第に大きくなり形を変えて……

みくる「現れました。時間通りです」

九曜「古泉――一樹――」

周防九曜……!




487 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 20:25:43.23 ID:F5Jju+mdO
みくる「古泉君……」

朝比奈さんが顔を赤くしながら、古泉に視線を移した。

古泉「……九曜さん。待ってましたよ」

九曜「待って――た――私を――?」

古泉「ええ、僕は貴女を待っていました」

九曜「嬉――しい――」

周防九曜は、笑顔で浮いているのか立っているのかよくわからない動きで古泉の元へ近付いた。

九曜「私も――貴方を――」

古泉「わかってますよ九曜さん」

九曜「もっと――欲しい――おちんぽ――みるく――」

キョン「ぶっ!?」




488 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 20:26:28.02 ID:F5Jju+mdO
古泉「……耳を塞いで貰えませんか?」

古泉は俺達を睨み付けた。

俺達は耳を塞ぐ……フリをする。朝比奈さんも、新川さんも明らかに隙間があるぞー。




491 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 20:34:00.59 ID:F5Jju+mdO
九曜「今日は――いっぱい――くれる――?」

古泉「ええ、今日はたくさん……あげますよ」

九曜「ちゃんと――言って――古泉一樹――」

古泉がチラッと俺達を見る。

古泉「……んっふ、たくさんあげますよ九曜さんに。僕のおちんぽみるくをね」

笑うな……笑ってはいけない……新川さんが下を向いて震えている……朝比奈さんもだ。

九曜「好き――古泉―樹――」

古泉「んっ……!」

いきなり、周防九曜が古泉に口付けをした。

九曜「んっ――ちゅっ――」

古泉「ふぁ……九曜さん待って……みんな見てるから……」




492 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 20:35:01.98 ID:F5Jju+mdO

九曜「私は――構わない――」

古泉「僕が少し恥ずかしいんです……理解してください」

九曜「では――あそこに――」

周防九曜は長門と森さんが監禁されている、元保健室を指差した。

古泉「んっふ、良いですね……行きましょうか九曜さん」




497 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 20:44:08.04 ID:F5Jju+mdO
明らかに手動のはずの、元保健室の扉が自動で開いた。

九曜「行きましょう――はやく――」

周防九曜は古泉の手を嬉しそうに引っ張る。

古泉は、俺達に目で合図して一緒に元保健室に入っていった。

扉は開いたままだ……

みくる「突入は10分後です。私とキョン君が長門さんを、新川さんは森さんをお願いします」

新川「承知しました」

キョン「わかりました朝比奈さん」





「ひああっ!?」

キョン「!?」

「あんっ……あっ……あっ……」

古泉……声が大きいぞ……!





498 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 20:47:39.64 ID:F5Jju+mdO

古泉のあえぎ声を聞きながら10分経過。

みくる「しょ、しょれでは作戦開始です!」
新川「了解」

キョン「……了解」

真っ赤な顔の朝比奈さんの合図と同時に、俺達は元保健室にゆっくり歩きだした。




504 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 20:55:55.94 ID:F5Jju+mdO
「やあっ……吸っちゃあ……九曜さぁん」

――ちゅっ ちゅっ

「んっ――ぷぁっ――私のも――あんっ――」

あえぎ声と生々しい音が聞こえる元保健室の部屋には、ベッドが三つ並べられていた。
手前から長門、森さんが動かない人形のように寝ている。
そして一番奥のベッドはカーテンで仕切られて……

「あっ……んっ……んっ……」

「もっと――舐めて――あっ――」

……二人の影がいやらしく動く。

みくる「長門さん……森さん……急ぎましょう」

小声で朝比奈さんが呟き、俺と新川さんは静かに頷いた。




506 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 21:02:36.13 ID:F5Jju+mdO
新川さんが森さんの元へ。
俺は長門の上半身を、朝比奈さんは足を持つ。

キョン「いっせーの、で行きましょうか」

みくる「はい」

キョン「じゃあ行きますよ」

ハルヒ「んっ……キョン見て……凄いわね……」

キョン「!?」

みくる「大丈夫ですキョン君、寝言です。気にしないで」

キョン「寝言、ですか……」

ハルヒ「キョン……私達も……んっ……はあっ……キョンのも舐めてあげるね……」

おいおいおいおいハルヒー!なんて夢みてんだー!




508 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 21:12:32.45 ID:F5Jju+mdO
みくる「寝言ですキョン君」

キョン「いや、しかし……」

「九曜さぁん……あっ……あんっ……!」

――ズプッ ズプッ

「あっ――はあっ――突いて――もっと――」

ハルヒ「キョン……ゆっくりして……あっ……あっ……」

ハルヒの息が耳に……これは不味いぞ!

みくる「キョン君、急いで!」

キョン「いえ、朝比奈さん今ちょっと動けないと言うか、何と言いますか」

みくる「キョン君……最低です」

そんな目で見ないでください朝比奈さん……仕方ないですって……。

ハルヒ「いいよ……キョンなら……中に……あんっ」

だから耳に息をかけるなハルヒ!
どーすりゃいいんだ……くそっ朝比奈さんが睨んでらっしゃる……そのまま行くしかないのか俺は!?




509 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 21:18:18.49 ID:F5Jju+mdO
新川「やれやれ、お若いですね」

森さんを担いだ新川さんが、俺に近付いて耳元で囁いた。

新川「目を閉じて下さい……谷、細木、瀬戸内、野村、デヴィ、妹は高見盛、お前実は女だったのかドルジ!?」

キョン「……行きましょう朝比奈さん」

みくる「えっ?は、はい」

キョン「いっせーの」

みくる「せっ!」

俺達は静かに二人を運び出した。

ありがとう新川さん。




511 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 21:20:53.83 ID:2TWB3kiH0
新川がwwwww




512 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 21:23:35.43 ID:F5Jju+mdO
そのままリムジンまで、二人を運ぶ。

みくる「上手く行きましたね……では、北高に戻りましょう。後は古泉君次第です」

キョン「ええ」

新川「では、出発します」





帰り道、一台のワンボックスカーとすれ違った。

確かあの車は……橘京子が朝比奈さんを……。




514 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 21:32:01.88 ID:F5Jju+mdO
………

……



北校の前で、生徒会長と喜緑さんが俺達を待っていた。

キョン「喜緑さん!」

喜緑「どうやら、上手く行ったようですね」

喜緑さんは、車内に居る長門と森さんの姿を確認して微笑んだ。

みくる「あと15分……古泉君がここに来なければ……」

喜緑「大丈夫です」

みくる「えっ?」

喜緑「『二人』が行動不能になったのを確認しました。全て、計画通りです」

キョン「じゃあ……!」

喜緑「ええ……接続……周防九曜のプロテクトの解除を開始……」

喜緑さんが長門と森さんに触れ、高速で詠唱し始めた……。




517 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 21:38:53.36 ID:F5Jju+mdO
キョン「……で、お前も騙された口か」

生徒会長「ああ、すまなかったな」

キョン「いや、あれはしょうがないさ。俺も騙されたしな」

生徒会長「しかし、喜緑君がなぁ……」

生徒会長は、喜緑さんを見つめながら呟いた。

キョン「……俺は応援するぞ。いいじゃないか。宇宙人に恋したって」

生徒会長「ふん……さて、どうだろうな」

照れ隠しなのか会長モードの口調になりながら、眼鏡を指で動かした。




519 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 21:45:54.39 ID:F5Jju+mdO


喜緑「……これで大丈夫です。長門さん、森さん」

長門「………ここは?」

森「……あれ?」

みくる「長門さん!」

目覚めた長門に、朝比奈さんが抱きついた。

みくる「よかったぁ……本当に……!」

長門「朝比奈……みくる……?」

新川「森さん……!」

抱きつこうとした新川さんを、森さんはヒラリとかわした。

森「私は大丈夫ですから……で、これはいったい……?」

キョン「実はですね」

俺達は二人に今までの経緯を話した。




521 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 21:55:12.56 ID:F5Jju+mdO
森「……そうだったんですか」

長門「……すまない。私のせいで」

みくる「いえ、長門さんは悪くないですよぉ」

キョン「そうだぞ長門。さて、後は古泉だけか……」

朝比奈さんが宣言した時間まで残り5分。本当に大丈夫か?

喜緑「心配しないで下さい……ほら、あのタクシーです」

キョン「えっ?」

タクシーが校門前に到着。そしてドアが開き……



古泉「お待たせしました」




522 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 22:01:50.03 ID:F5Jju+mdO
キョン「古泉……上手くやったようだな」

古泉「そういう言い方をしないで下さいよ……二人を相手にするのは大変だったんですから……では、長門さんお願いします」

長門「……え?」

古泉「え?じゃないですよ長門さん」

キョン「いや、もう少し」

みくる「このままでも」

生徒会長「良いと思うぞ」

森「せっかくの機会だから古泉」

新川「もう、このまま」

喜緑「ふたなりっ娘で」

長門「……暮らしたら?」

ハルヒ「むにゃ……団長命令よ……」

古泉「ちょっと皆さん!?」





524 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 22:04:36.51 ID:KdvzIaQD0
ハルヒ起きてるだろw




525 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 22:07:29.87 ID:F5Jju+mdO
キョン「冗談だ古泉」

古泉「冗談でも言っていい冗談がありますよ!?」

みんな本心だと思うがな……

キョン「長門、頼むぞ」

長門「……服を」

古泉「あ、そうですね……」

みくる「ちゃんと用意してありますよ、古泉君」

古泉「ありがとうございます朝比奈さん。今回は貴女がいなければ……」

みくる「その気持ち、忘れないでくださいね。私もやる時はやるんですから」

古泉「はい、これからも宜しくお願いします」

二人は、しっかりと握手を交わした。




528 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 22:09:45.80 ID:aDTxa9xlO
このままでも良いよなw




529 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 22:11:32.85 ID:41HHCzlyO
このままがいいよなw




530 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 22:12:19.32 ID:KdvzIaQD0
このままでいいですw




531 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 22:13:46.58 ID:/HJRRjR7Q
今までの苦労を全否定するのかwww




533 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 22:20:58.00 ID:F5Jju+mdO
………

……



その後、長門が古泉を元に戻し、長門と朝比奈さんでこの二日間を改竄する事になった。

全てを無かった事にし、全員一昨日の朝から変わらない生活が始まるらしい。

キョン「やれやれ……これで解決、か」

自宅に戻った俺は、ベッドの上で横になった。

一度眠り、目覚めたらこの二日間が無かった事になる……。

朝比奈さんがあの場にいた全員に配った、即効性の睡眠スプレーをカラカラと音を立たせて振りながら、俺は鞄から本を取り出した。

あの時、喜緑さんが渡した本……長門が、最初に俺に渡した本と同じだ。




535 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 22:26:07.45 ID:F5Jju+mdO
本をパラパラと開いていく。

キョン「……あった」

あの時と同じ栞が挟んであった。
覚えていないが、挟んであった場所も一緒だろうな。

その栞には、俺の良く知っている人の書いたであろう文字でこう書かれてあった。


『20時ちょうどに、あの公園で』


……朝比奈さん(大)だ。




538 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 22:33:38.11 ID:F5Jju+mdO
俺は自転車を走らせ、公園に急いだ。

……着いたのは19時58分。ギリギリセーフ……いや、ここまで計算してあるんだろうな。俺は公園のベンチに座り、一息ついた。




539 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 22:35:33.88 ID:F5Jju+mdO

朝比奈(大)「……キョン君、今回はお疲れさま」

喜緑「本当にお疲れさまです」

キョン「……喜緑さん?」

朝比奈(大)と喜緑さんが、一緒に居る……どういう事だ?




543 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 22:43:12.62 ID:F5Jju+mdO
朝比奈(大)「協力者ですから」

キョン「協力者?」

朝比奈(大)「ええ、今回だけの、ね。
彼女の協力が無ければ、こうやって私とキョン君が話す事も無かったはずですから」

喜緑「そういう事です」

キョン「ふむ……で、用件はなんでしょうか朝比奈さん。まだやるべき事があるんですか?」

朝比奈(大)「いえ、全ては上手くいきました。ただ……」

朝比奈さん(大)は、喜緑さんに視線を移した。

喜緑「うふふ、貴方に私の力になって欲しいの」




550 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 22:58:09.15 ID:F5Jju+mdO
キョン「俺が……喜緑さんの……?」

喜緑「はい。立場上、私がする事は出来ませんから」

朝比奈(大)「喜緑さんは、ある事を黙認する事を協力の条件として提示しました。私達は世界の安定の為に、それを飲まざるを得ませんでした……」

キョン「条件?」

喜緑「それはですね……」

喜緑さんは微笑を浮かべながら呟いた。

喜緑「それでは提示しますね。
選択肢は二つ。貴方と私の記憶を残し、古泉一樹を自由に改変出来る能力を貴方に与える事。
もう一つは予定通り、全てを無かった事にする事です」

キョン「……なんだそれ」




551 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 23:00:06.09 ID:yVdixA7U0
?!?




552 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 23:03:49.84 ID:F5Jju+mdO
喜緑「だって、勿体無いじゃないですか。それに、私がそういう事をすると消されちゃうんですよ上から」

朝比奈(大)「私は反対ですキョン君……選択権は、貴方にあるんです」

キョン「……また俺かよ」

喜緑「私は今、提示と助言する事しか権限がありません。決めるのは貴方なんですよ」

朝比奈(大)「どちらを選んでも、この二日間の改変に影響はありません。
けど、喜緑さんの提示した事を選んだ場合、それ以降の世界に不安材料を与えてしまうんです。だからキョン君……」

喜緑「決めるのは、貴方ですよ。どちらを選びますか?」

キョン「……黒幕は貴女じゃないんですか?」

喜緑「いいえ、漁夫の利です。さあ、選んでください」

キョン「………」

そんなの決まっているさ……誰だってこれを選ぶだろう……。

俺は二人に選んだ選択肢を伝えた……。




553 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 23:04:54.27 ID:w5QuY43NO
古泉…




556 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 23:06:01.34 ID:+6ku1dQLO
まさか…




560 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 23:13:14.75 ID:yVdixA7U0
友情と性欲の間に




564 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 23:25:07.29 ID:F5Jju+mdO
………

……



俺は自宅に戻り、古泉に電話をかけた。

古泉「もしもし?」

キョン「まだ起きてたようだな」

古泉「ええ、なかなか寝れなくて」

キョン「今回は災難だったな古泉」

古泉「ええ……もうこういう事はこりごりですよ」

キョン「……なぁ古泉」

古泉「なんでしょう?」




565 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 23:27:52.09 ID:F5Jju+mdO

キョン「これからも宜しくな古泉一姫」

古泉「んっふ、なんですかいきなり」

キョン「いや、特に意味は無いさ。ただ……たまにはフルネームで呼ぶのもいいだろう?」

古泉「……僕の方こそ、これからも宜しくお願いします」

キョン「ああ、じゃあ起きたらまた学校でな」

古泉「ええ、学校で」

俺は電話を切り、ベッドに横になって目を閉じた。

古泉……一姫……か。

明日から忙しくなりそうだな。

先ずは喜緑さんの元にでも行くか……時代はふたなりだ。

ハルヒ、かなり遠回りになったが、やはりお前が望んだ通りになったぞ……。



ハルヒ「時代はふたなりよ!」



おはり




566 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 23:29:57.94 ID:ZRAv6uI2O
>>565
おつ!
おもしろかったよ




567 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 23:30:20.31 ID:VuTOTvKb0

キョンは出来る子




568 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 23:30:33.01 ID:6nei7w5V0
乙でした!




569 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 23:31:13.05 ID:yVdixA7U0
おつでした!古泉カワイソスwwwww




588 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 23:39:26.09 ID:F5Jju+mdO
以下、書いて思った事。

思い付きで広げると死ぬ。

20回ぐらい、もういいや知るかと思った。

回収出来て無いのは脳内保管お願い。もう無理。


古泉「アナルを責められたら、完璧に堕ちて性奴隷になってましたよ。んっふ」

これ入れるの忘れてた。

あと、こんな糞オナニーを全部読んでくれたり、長時間保守してくれた人に土下座したい。

いろいろと、ありがとうございました。




589 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 23:39:50.04 ID:/HJRRjR7Q
うっ ふぅ…

>>1
おまいは大きな仕事をやり遂げた





590 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/19(火) 23:43:08.83 ID:2kIFI7TB0
>>588
その台詞が何処に挿入される予定だったのか実に気になる

すごく面白かったです
乙でした




書き手さんが代わります。

607 :>>1じゃないけど:2009/05/20(水) 03:17:31.88 ID:ADYyMcEJ0
>>1の作品があまりに素晴らしかったので
暇つぶしにこんなものを作ってしまった
今は反省している



国木田「くそっ……なんでこんなことに……」

こんなに気分の悪い朝は初めてだった

国木田「……こんな気分でもこの坂はやっぱり登らないと駄目なんだなぁ……」

谷口「おっす、国木田!どうした?そんなトボトボ歩いてたら学校遅れるぞ」

国木田「できることなら行きたくないくらいだよ」

谷口「?」

ことの発端は今朝だった




608 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 03:19:23.63 ID:ADYyMcEJ0
………

……



国木田「ふあぁぁ……あれ?」

胸のあたりに違和感があった、それはいつもと比較してもそう大差はないものだったが
確実に違和感を僕に伝えてきた

国木田「なんだろう……胸が……」

胸を触ってみる、そこには大きくは無いが確実に男性には無いものが付いていた
一瞬夢かと思ったがそうではないようだ

国木田「な!?まさか」

一瞬嫌な考えが脳裏をよぎった僕は寝巻の下を軽く捲ってみた

国木田「……ある……か」

それを見て僕は若干安心した、ただ同時にもう一つの違和感に気がついた





609 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 03:20:32.24 ID:ADYyMcEJ0
国木田「ん?モノはあるけどタマが……」

手を当てると明らかに僕が今まで感じたことの無いものがそこにあった

国木田「え!?えぇぇぇぇぇ!?」

………

……



谷口「どうした?疲れてるのか?そーいうときはだな!可愛い女の子のこととか……」

国木田「それは今一番考えたくない!!」

僕は谷口を思いっきり睨みつけた

谷口「う、うぉ!?なんだ?どうした?気に障ったか?」

国木田「ご、ごめん……なんでもない」

なぜだろうか?僕はイライラしている
確かに今この体で女の子の話なんて聞きたくないことは間違いないけどそれにしてはおかしい
ふと、胸に手を当ててみる




610 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 03:21:19.59 ID:ADYyMcEJ0
国木田「……思ったより小さくて助かったな……家族にもバレなかったし」

谷口「何のこと言ってるんだ?」

国木田「う、うぅん……なんでもないよ。それより早く行かないと本当に遅刻しちゃうよ」

谷口「おぉっと!本当だな、じゃぁ先に行ってるぞ」

国木田「うん、僕はちょっと体が重いからあとから追いつくよ」

谷口「大丈夫か?ほら鞄貸せよついでにもってってやるから」

国木田「え、いいの?」

谷口「友人が苦労しているのにそれに手を差し伸べないほど俺は腐って無い!」

国木田「じゃあお願いするよ」

谷口「お安いご用……って重!?」

国木田「ハハハ、君と違って僕は学校に教科書を保存しない主義なんでね」

谷口「なんか、すげぇ安請け合いしたな……昼休みにパン一個奢れよ」




611 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 03:21:59.80 ID:ADYyMcEJ0
国木田「タダより安いものは無い……か」

谷口「おうよ、手助けはするけど慈善事業の趣味は無いんでね」

谷口に荷物を持ってもらい僕は学校になんとか着くことができた
この坂……こんなにきつかったっけ?

谷口「なんか今日のお前変だぞ」

国木田「え?」

谷口「なんというか、匂い?みたいな?お前ってこんな感じだったっけ」

国木田「あー!あー!荷物持ってくれてありがとう!ここからは自分で持つから!」

僕は谷口から鞄を奪い取って校舎に駆け込んだ

谷口「……変な奴」




612 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 03:22:53.42 ID:ADYyMcEJ0
…………

……



事件はその日の放課後に起こった

国木田「!?」

おなかのちょっと下あたりが猛烈に痛い
なんだ……これ……ま、まさか
僕には何となく思い当たる節があった

谷口「お、おい!?国木田だいじょうぶか!?」

谷口が駆け寄ってくる

国木田「だいじょうぶ……ちょっと……トイレに行きたいんだけど……手、貸してくれない……かな……?」

谷口「お、おう!」

谷口の肩を借りてなんとか男子トイレたどり着いた
僕は個室に入りズボンを下げて確認する

国木田「やっぱりか……」

なんとなく分かってはいた、この体になってまだ全然時間は経ってないけど
朝から続いてる倦怠感、このイライラ、そして……血
間違い無かった




613 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 03:23:38.19 ID:ADYyMcEJ0
国木田「……月経」

考えたくも無かった、なんで僕がこんなことに……

谷口「おい国木田!本当に大丈夫か!?先生呼んでこようか!?」

まずい、ここで先生なんて呼ばれたら終わりだ
助けを呼ぶ……ってのも難しいだろうし
そもそもこんなこと誰に相談したら……

谷口「じゃ、じゃあ先生呼んでくるから!!」

国木田「まって!!」

谷口「え?」

国木田「とにかく待って、谷口……周りに人はいない?」

谷口「人って……俺とお前しかココにはいないぞ」

国木田「ちょっと待ってて、今ドア開けるから」

キィ……
谷口「おぉ、大丈夫だったか。結構心配したんだぞ」

国木田「その前に谷口……今から僕の言うこと信用してくれる?」

谷口「は?なんだよいきなり……まぁ大抵の事なら信じられる器量は俺には備わってるぜ!」

国木田「そうか……そうだよね、君ならそういうと思った」




619 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 04:03:21.09 ID:ADYyMcEJ0
僕は今の僕の状況を洗いざらい谷口に話した

…………

……



谷口「マジ……か?」

国木田「大マジだよ」

僕は胸元を軽くはだけさして谷口に見せる

谷口「うおぉぉい!女の子がそんなことをしたらいかーん!」

国木田「僕は男だよ」

谷口「それでも今は女の体だ、若干男も残ってるようだが」

谷口の視線が僕の股間に落ちてきたように感じて僕は軽く内股になってしまった

谷口「と、とりあえずだ!この状況をなんとかしよう!」

国木田「どうするの?」

谷口「ふっ……このナンパ百戦錬磨の谷口様をなめるなよ……」




620 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 04:05:37.43 ID:ADYyMcEJ0
そうすると谷口は胸元から何かを取りだした
タンポンだった

国木田「……」

谷口「おっと、変な眼で見るなよ。これはもしもの時の備え!どんな状況でも臨機応変に対応できるように俺はこの手の装備を大量に持っている」

国木田「ヘー スゴイヤ タニグチ クン」

谷口「本来ならナプキンの方が良いんだがな、その下着じゃ無理だろ?」

国木田「……そうだろうね、恩にきるよ谷口」

谷口「しかし、こういう状況も考えられるのか……次は女性物の下着も持ち歩かないとなウン」

国木田「それはやめて、補導された時とか言い訳できないから」

…………

……



四苦八苦しながらもなんとかタンポンを装着できた
正直股の違和感が半端じゃない

国木田「とりあえず、帰ろうか?」

谷口「そうだな、そういえばさっき向こうの男子トイレでも一悶着あったみたいだぞ」




621 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 04:07:01.73 ID:ADYyMcEJ0
国木田「何があったんだろうね?」

谷口「さぁな?でも話によるとあの無言系美少女A+の長門有希が全速力で廊下を突っ走ってったらしい」

国木田「なにそれ?トイレと全然関係なくない?」

谷口「俺も聞いた話だからよく分からないけどな」

国木田「じゃあ帰ろうか?」

谷口「だな」

校舎を出て二人で坂を下っていると谷口が話しかけてきた

谷口「しかしお前は軽い方なんだな」

国木田「何が?」

谷口「生理だよ、酷い奴は壁を殴りつけるくらいイライラするらしいぜ」

国木田「そうなんだ……でも僕も目の前が歪む位辛かったんだけど……」

谷口「そう考えると女ってのは凄いな」

国木田「そうだね……あ、そういえば」

谷口「どうした?」

国木田「谷口は思ったより驚かなかったね、僕はこの状況に気がついたときに一瞬気を失いそうになったのに」




622 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 04:08:26.91 ID:ADYyMcEJ0
谷口「ま、急いでたしな……それに……」

国木田「それに?」

谷口「変なことには慣れっこだ、中学の時からな」

国木田「涼宮さん関連で?」

谷口「やめてくれ、あまり思い出したくは無い」

国木田「ハハハ……ってあれ?」

坂のかなり下の方……あれは……

谷口「お、ありゃあ女子に大人気のイケメン度AAランクの古泉じゃないか」

国木田「そ、そんなことまで調べてるの……」

谷口「不本意だがな、女子の好みの調査はモテ男になるための必須条件なのさ」

国木田「もうそれで商売でもしなよ」

谷口「ふっ、趣味は仕事にしない志向なのさ」




623 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 04:09:10.13 ID:ADYyMcEJ0
国木田「へー……それはいいとして彼もかなりトボトボ歩いてるね」

谷口「イケメンにも悩み事の一つや二つあるんだろう、それこそ贅沢なことを悩んでるんだろうぜ」

国木田「それはどうだろうね」

そんなことを話していると

ブロロロロロロロ……バンッ!

国木田「車……って!?」

僕は目の前で起こってることを理解できなかった
古泉君が車の中に押し込まれたのだ

谷口「な、なんだ!?誘拐か!?」

国木田「う、うん!早く警察に連絡を……」

僕が携帯を取ってもう一度車を見たとき

国木田「!?」

目が会った
距離は遠いけど確実にお互いを認識した
そんな感じだった





624 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 04:11:48.99
谷口「おい!早く連絡しろよ!」

国木田「ちょ、まってよ!今やってるから!!」

そうやって携帯のコールを聞いているときに

ブロロロロロロロロ……

谷口「!?」

先に気がついたのは谷口だった
今、古泉君をさらった車と全く同じ車種の車がこちらに近づいて来る
たいしたスピードでは無かったが確実に身の危険を感じさせるものだった

国木田「や、やばい!」

谷口「俺達を狙ってるのか!?」

谷口が僕の手を握ってきた

国木田「なっ!」

谷口「逃げるぞ!」




626 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 04:13:28.72 ID:ADYyMcEJ0
谷口は僕の手を引いて一気に脇道に入っていた
車は付いて来てるんだろうか?
細い路地裏を僕と谷口は走り抜ける

谷口「ここを抜ければ駅前だ!あそこなら人も多いし交番も近い!」

国木田「ちょっと……痛いって……」

谷口「男だろ、そのくらいちょっと我慢しろよ」

国木田「今は半分以上女だって……っ!」

路地裏を抜けるところに僕は見つけてしまった

谷口「道が……車で塞がれてる……」

カツカツカツ
後ろから足音が聞こえてきた

国木田「まさに前門の虎後門の狼だね、この場合は前門も後門も車か」

谷口「冗談言ってる場合かよ!どうするんだ」

すると前方の車のドアが開かれた




627 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 04:14:36.83 ID:ADYyMcEJ0
???「ほらほらー!何してるのー!早く乗りなよー!!」

そこには見たことのある人物が立っていた

…………

……



始めて乗った高級車にちょっと肩が縮こまる

国木田「あの……本当に助かりました」

???「いいの、いいのー、困った時はお互い様ってね?そうにょろ、谷口君?」

谷口「は、はぃい!名前まで覚えていて頂いて本当にありがとうございます!鶴屋さん!!」

鶴屋「んー、そだね、他人名前を覚えるのくらい基本だよ、ところでさー?なんで追っかけられてたの?」

僕はハッと思いだした

国木田「そ、そうなんです!」

僕は自分の見たことを話した

鶴屋「ふーん……つまりその古泉君ってのが誘拐されて、それを目撃した君たちも誘拐されそうになった……と?」




628 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 04:15:59.56 ID:ADYyMcEJ0
国木田「はい……」

鶴屋「なるほどねー、めがっさ理解したよー!」

谷口「はやく警察に連絡を!」

鶴屋「そだね、多分だけど警察には伝えない方が良いかもね……」

国木田「え?」

鶴屋「ぅん、こっちの話さー、それよりさ、多分相手はプロだからこれからも君たちを狙って来ると思うんだよねー」

谷口「そう……なんですか?」

鶴屋「おねーさんはそういうことに詳しいのさっ!で、提案なんだけど私の家に来ない?」

谷口「い、いいんですか!?」

国木田「迷惑とかじゃないんですか?」

鶴屋「全然、全然―、それにセキュリティなら他の家より断然安心だしね!大船に乗ったつもりになればいいさっ!」

鶴屋さんは僕の体を上から下まで一度眺めた

鶴屋「それに、その方が君にもいいんじゃないかなー?」




631 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 05:01:01.60 ID:RVNBdV/rO
同時間軸の話なのか面白そう
あんだけ>>1が辛かったって言ってたのにチャレンジャーだな
ぜひ最後まで頑張ってくれ




645 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 10:20:40.98 ID:ADYyMcEJ0
国木田「!?」

谷口「そ、それは……」

鶴屋「ふふふ、皆までいうなーぃ!おねーさんは全部知ってるのさっ!」

結局僕たちは先輩である鶴屋さんの家に転がり込む形になった

…………

……



鶴屋「これでよかったのかい?」

喜緑「えぇ、流石に我々でも二つのものは守れませんもの」

鶴屋「ふーん、宇宙人ってのも色々と大変なんだねぇ?」

喜緑「ふふふ、そうですね、でも多分これも規定事項なのでしょう」

鶴屋「んー、みくるはあんまり教えてくんないからさー」

喜緑「別に聞かなくたって分かるくせに」

鶴屋「相手から直接聞くってのが大切なのさっ!」

喜緑「私には良く分かりませんわ」




646 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 10:22:04.04 ID:ADYyMcEJ0
鶴屋「とりあえず、向こう様には連絡してあるからね」

喜緑「後は彼次第……いえ、彼女次第ということでしょうか?」

鶴屋「そっちも分かってるんだね、じゃあ助ければ良いのに」

喜緑「それでは駄目ですわ、それにイレギュラーな存在が私たちにはありますから」

鶴屋「うんっ!彼ならちゃんとやってくれるって信じてるさ!」

喜緑「随分不確定な考え方ですね、ただ私たちも彼の天の邪鬼がキーになってるので人の事は言えないですけど……」

鶴屋「まーお互い頑張ろうよ」

喜緑「ふふふ、そうですね」

…………

……



国木田「すみません、お風呂まで頂いちゃって」

僕はなるべく自分の体を見ないようにしてお風呂に入った
正直お風呂に入るだけでこんなに疲れたのは初めてだった

谷口「なんだかんだで着替えまで用意していただいて、本当に感謝してます鶴屋さん」

鶴屋「いいの、いいの、私一人の時だとこの家なんて無駄に広いだけなんだからさっ!」




647 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 10:22:47.51 ID:ADYyMcEJ0
国木田「そういえばご家族の方は?」

鶴屋「今日は居ないのさっ!」

谷口「え?じゃあこの料理は?」

鶴屋「ある程度は作り置きだけどおねーさんが作ったのさ!今日はこの前と違って料理は無料でおかわり自由っさ!」

谷口「うぅ……うぅ……」

国木田「谷口……何泣いてるの?」

谷口「まさか、あの鶴屋さんの手料理が!手料理が食べれるなんて!!うぅ!嬉しすぎる!今なら死んでもいいぞぉぉぉぉぉぉぉ!!」

国木田「じゃあ死ね」

谷口「へぶぅ!」

国木田「すみませんね、コイツいつもこんな感じなんで……」

鶴屋「いいの、いいの!いやーこんなに楽しく家で料理を食べるなんて、おねーさん久しぶりだよー」

国木田「じゃあいただきます」

鶴屋「めしあがれー!」

谷口「て……てりょう……り……グハッ!」




648 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 10:24:55.92 ID:ADYyMcEJ0
それから3人でご飯を食べて谷口は離れで僕は部屋を一つ借りて寝ることになった

鶴屋「おやすみー!」

国木田「はい、おやすみなさい」

鶴屋さんが襖を閉じると部屋は真っ暗になった

国木田「明日になったら……治ってるかな……コレ」

襖を閉めるとき鶴屋さんの顔がわりと真剣だったのが印象に残る

鶴屋「……明日からが本当に大変かもしれないね……」

…………

……



国木田「ふわぁぁぁ、あれ?」




649 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 10:29:15.66 ID:YpxMYF9SO
ドキドキ




650 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 10:31:25.75 ID:ADYyMcEJ0
なんだか胸が重たい……というかもはや息がし辛い

国木田「う、うぅん」

目を開けるとそこには大きな二つの物体が……

国木田「ひ!?ひぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

谷口「ど、どうした国木田!?って……うぉぉい!!」

鶴屋さんから借りた寝巻が完全にはち切れていた
そして裂けた服からは大きな胸が存在をアピールしていた

国木田「あはははは……なんか……おっきくなっちゃった……」

ここまで大きくなると逆に隠すという発想が出てこないのが不思議だ

鶴屋「おぉ!これは凄いねぇ!神様も凄いお願いをしたもんだねっ!」

倒れた谷口の向こうから声が聞こえてとっさに胸を布団で隠してしまった




652 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 10:41:12.89 ID:ADYyMcEJ0
国木田「どういうことですか?」

鶴屋「あぁこっちの話、それよりさ、早くそのみくるもびっくりなモノをしまって、ここで出血多量で倒れてる子を一緒に運んで欲しいのさ」

国木田「あ、はい」

鶴屋「着替えはそこにあるよ、ブラとかも用意してあるからちゃんと着けるんだよー?型崩れっていうか単純に痛いだろうしねっ」

僕は急いで立ち上がり部屋の隅にある鶴屋さんが指さしたタンスに近づいた
驚いたことに鶴屋さんが用意してくれた服が入ったタンスには僕の今の体にベストフィットな下着や服が入っていた

鶴屋「ふふふ、おねーさんは何でもお見通しなのさっ!」

国木田「これが女性物の下着……」

パンツに手をかけたところでふと思い出した
なんて体になってしまったものだろう

国木田「あ、あの鶴屋さん……」

鶴屋「なにかな?なにかな?」




654 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 10:43:41.88 ID:ADYyMcEJ0
国木田「ちょっと向こう向いてもらってもいいですか……その」

早朝の男性特有の現象が起こっているのだ

鶴屋「もう、そんなの全然きにしないのにー」

国木田「僕が気にするんですよ……」

鶴屋「おっと、それは気付かなかったにょろ」

着替えが終わった僕と鶴屋さんはなんとか谷口を運んで寝かせることができた
なんか力も落ちてるな……僕

鶴屋「あ、そうそう」

国木田「なんですか?」

鶴屋「古泉君の一件だけど本人は無事に見つかったそうだよ」

国木田「そうですか!よかったぁー」

鶴屋「万事解決!安心していいのっさ!」

万事解決……それはつまり

国木田「……じゃあ、僕たちは帰った方が良いですかね?」




656 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 10:45:30.30 ID:ADYyMcEJ0
鶴屋「うーんどうだろうねー?彼は良いとしても君はちょっと問題があるんじゃないかーい?」

国木田「そう……です……よね」

この恰好を家族にどうやって説明するのか
昨日ならまだ隠せたかもしれないけど
家族を心配させたくもない
そんなことを僕が考えていると

鶴屋「そんな暗い顔しないのー」

国木田「でも……僕の体だって一生このままかもしれないし……」

俯いてみると足元が見えないことに気がついた
胸が大きいとこんなことにも困るんだぁと
一瞬現実逃避してしまう程だった

鶴屋「まー体の件に関しては今日中になんとかなんちゃうかもねー」

国木田「えっ!?なんでそんな……」

鶴屋「ふふふ、おねーさんは……」

国木田「何でもお見通しなんですよね」

鶴屋「そのとーり!ま、とりあえずさ、今日一日はここでゆっくりしていきなよ、それからの事はそれから考えよう」




673 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 15:07:45.58 ID:ADYyMcEJ0
国木田「そうですね」

谷口「……うーん」

国木田「あ!」

僕は谷口に駆け寄った

国木田「ほら、大丈夫かい?」

僕は畳に正座する形で谷口の頭を軽く持ち上げる

谷口「うん……あれ……なんだこれ……前が見えな……あ、なんか良い匂いが……」

国木田「あぁごめん、これじゃ見えないか」

谷口の頭をパッと放して僕は少し後ろに下がった

谷口「え、じゃあ今の感触は……うむ!もう出る鼻血も無さそうだしはっきり言おう!ごちそうさまでした!!」

国木田「そうか、死にたいのか」

谷口「あぁ!いや何でもないですマジで、ほんと許してください」




674 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 15:09:29.17 ID:ADYyMcEJ0
国木田「それより、よくそれだけ流血したものだね……」

谷口「思春期の男の子にその胸は強烈すぎるだろうAAランク2+くらいあるぞ」

国木田「はぁ、もういいよ、じゃあ服を汚しちゃったお礼にお風呂で体流してやるからちょっと来てよ」

鶴屋「おーし!じゃあ二人が朝風呂あがってくるまでにおねーさんの特製朝ごはん……いや、ブランチかな?特製料理をプレゼントしちゃうのっさ!」

谷口「ほ、ほんとうですか!!ありがとうございます!!」

国木田「あ、そういえば学校は良いんですか?」

鶴屋「そっちの方はもう連絡してるのさっ!安心していいよ!」

国木田「何から何までありがとうございます」

…………

……



喜緑「流石に情報操作で二人の人間を居ても違和感が無いようにするのは疲れるわ……」




675 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 15:10:44.90 ID:ADYyMcEJ0
…………

……



谷口「じゃー俺は先に入ってるからなー」

国木田「わかったよ」

谷口「お先ー」

国木田「……あれ?」

服を脱いでブラが見えたところでふと思い出した
僕の体って今女じゃん!!
なんでこんな簡単なことを忘れていたのか分からないけど
流石にこの体で入るわけには行かないだろうと思い谷口に声をかけようとすると
ふとあるものが目に入った

国木田「み、水着?」

学校指定のスクール水着のようなものがそこにはあった
明らかに鶴屋さんのものとはサイズが違う
おねーさんはなんでもおみとおしなのさっ!
という声が聞こえた気がした




676 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 15:11:27.69 ID:ADYyMcEJ0
国木田「まぁ谷口には今回の事で色々世話になったしこれくらいはいいか……」

そう思ってスクール水着を着てみた
かなり胸の部分に余裕のある作りだったのだろうが
それでもかなり胸を抑えつけられる感覚がある
さらにすっかり忘れていたが下半身にいきり立つものがあるため
その部分が盛り上がっているのだ

国木田「朝立ち……の延長みたいなものだろうなぁ……」

とはいったものの自分の姿に興奮していることも若干否めない

国木田「とりあえず、入るか……」

意を決して扉を開ける
そこには谷口の後ろ姿があった




677 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 15:12:46.19 ID:ADYyMcEJ0
谷口「おー来たか、とりあえず背中流してくれよ」

全く緊張していないところを見るとこいつも気が付いていない様子だ
僕の中で悪い考えが頭をよぎった

国木田「しょうがないなー、じゃあ背中洗ってあげるよ」

僕は大きな胸がじゃまになりながらも谷口の背中を洗った

谷口「うーん、その辺がかゆいな!もっとこう念入りにだな!!」

執拗に支持をしてくる谷口にそろそろイライラしてきた
ちょっと驚かせてやるか

国木田「たーにぐち」

僕は自分の大きな胸を谷口の背中に当てる

谷口「ひっ!」

谷口は気がついたようだ
恐る恐るふりかえる

谷口「お前……まさか……」




678 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 15:13:52.51 ID:ADYyMcEJ0
振り返った谷口のちょうど目の前に僕の大きな胸があったため
谷口は僕の胸に埋もれる形となった

谷口「ぶほぉ!……あぁ……死んだおじいちゃん……俺は幸せ者です……」

谷口は鮮血を上げながら倒れた

国木田「ハハハ、これは面白かったよハハハ」

ただ、流石にこのままにしておくわけにもいかず谷口の体を軽く洗い流して
洗面台まで引きずって置いておいた

国木田「さすがに裸じゃまずいか……」

谷口の体にバスタオルをかけて僕はその場を去った




679 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 15:16:40.44 ID:ADYyMcEJ0
鶴屋「二人ともーご飯できたよー!めがっさ急いできてよ」

国木田「はーい」

その後意識を取り戻した谷口と僕と鶴屋さんで楽しい一日を過ごした
トランプ、UNO、麻雀、懐かしのゲーム

谷口「あぁ!鶴屋さんそこには置かないでください!!」

鶴屋「うーんそうだねぇ……どうしよっかなー、ねー?国木田君」

国木田「どうぞ、やっちゃってください」

谷口「ひょわー!?」

僕は自分の体が今後どうなるのかの不安も吹き飛ぶほど楽しんだ

…………

……



谷口「ぐーぐー」

国木田「すぅすぅ……」




681 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 15:25:07.02 ID:ADYyMcEJ0
二人が寝静まったのを確認して鶴屋さんは襖を閉めた

朝比奈(大)「もう寝ちゃったの?」

鶴屋「おー!おっきいみくるちゃん、久しぶりー」

朝比奈(大)「お久しぶり、例のお薬良く効いた見たね」

鶴屋「もらったのはいつものみくるなんだけどねー、ちょっとジュースに混ぜるだけでココまでめがっさ良く効くとは思わなかったよー」

朝比奈(大)「未来印のお薬ですから」

鶴屋「こうして会えたってことは上手く行ったんだねー」

喜緑「そうですね、正直危険でしたけど」

朝比奈(大)「向こうの彼には悪いことしちゃったわね」

喜緑「あれは記憶が消えても残るかもしれませんね色々と」




682 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 15:26:22.16 ID:ADYyMcEJ0
鶴屋「おー、なにやら楽しそうな話をしてるねー」

喜緑「それよりこっちには変化は無かったのですね?」

鶴屋「そだねーもしかしたら天蓋さんの効果で変身したのかと思ったけどどうやらこっちは本当に神様仏様の影響みたいだねー」

朝比奈(大)「で、どうするんですか?」

喜緑「古泉一樹のようにはいかないでしょうね、こちらは情報の改編ではないようなので」

鶴屋「で、どうするのっさー?」

喜緑「私に当てがあるんです、たぶん朝比奈さんも同じことを考えてると思うのですけど」

朝比奈(大)「彼はこのこと知ったら怒るでしょうねぇ……」

喜緑「情報の変化自体を戻すことは難しいですかそれを事象、または特性、能力などに変化させてその対象を変えればあるいは……」

朝比奈(大)「その特性は誰に?」




683 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 15:27:34.60 ID:ADYyMcEJ0
喜緑「ご存じでしょう?これも規定事項なので」

鶴屋「また世界の命運を彼に握らせちゃうのかーい?」

喜緑「ふふふ、どうでしょうね?一応選択肢は与えるつもりです」

鶴屋「彼が選ばなかったらどうするんだい?」

喜緑「その時には国木田さんは最初からちょっと変わった女の子だった……ということで」

朝比奈(大)「選びますよ……彼は」

喜緑「それは未来を知っている者の意見ですか?」

朝比奈(大)「禁則事項です♪」

…………

……



『20時ちょうどに、あの公園で』

                END




684 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 15:29:22.88 ID:Pa+j6IvH0
乙ですノ




685 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 16:02:31.95 ID:JPMzkyY30
乙 乙




686 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/20(水) 16:03:08.40 ID:YpxMYF9SO

面白かった









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ふたなりッ娘High! (MDコミックス)
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読み物:ハルヒ
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コメント
この記事へのコメント
  1. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/06/05(金) 21:27: :edit
    以下(ry
  2. 名前: 通常のナナシ #wLMIWoss: 2009/06/05(金) 21:27: :edit
    いかげったーry
  3. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/06/05(金) 21:36: :edit
    ゲッター禁止
  4. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/06/05(金) 21:39: :edit
    面白かったぜ

    ・・・・・ふぅ
  5. 名前: VIPPERな名無しさん #-: 2009/06/05(金) 21:46: :edit
  6. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/06/05(金) 22:11: :edit
    ひとけた
  7. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/06/05(金) 22:21: :edit
    キョン鬼畜だなw
  8. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/06/05(金) 22:34: :edit
    谷口×国木田…だと
  9. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/06/05(金) 22:37: :edit
    ハルヒは絶対起きている
  10. 名前: 通常のナナシ #TNMtb/9k: 2009/06/05(金) 22:40: :edit
    最初は「古泉かわいそ過ぎる…」と思っていたが、読んでいくウチに…



    ふぅ…。


    あとは絵師の人達に期待!
    特に国木田の方!
  11. 名前: PT #-: 2009/06/05(金) 22:42: :edit
    俺が





































    10
  12. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/06/05(金) 22:47: :edit
    キョンよ、テメーは選択を間違えた
    小泉ルートより国木田ルートだろwww
  13. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/06/05(金) 22:50: :edit
    なんか色々と予想外だった
  14. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/06/05(金) 23:06: :edit
    >谷、細木、瀬戸内、野村、デヴィ、妹は高見盛、お前実は女だったのかドルジ!?

    なんという魔法の呪文!俺にも効果が。
  15. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/06/05(金) 23:08: :edit
    一姫に会いたい
  16. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/06/05(金) 23:09: :edit
    男をふたなりにしてどうすんよ・・・

    長門かみくるか朝倉か鶴屋さんか喜緑さんか佐々木か橘か九曜で書き直しを要求する!!
  17. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/06/05(金) 23:13: :edit
    こ れ は エ ロ い
  18. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/06/05(金) 23:16: :edit
    古泉の貴重な童貞が…
    二次創作だとしても許せぬ。
  19. 名前: 通常のナナシ #PP8ITAOY: 2009/06/05(金) 23:23: :edit
    最後よく意味わかんなかった

    でも面白かった乙
  20. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/06/05(金) 23:29: :edit
    これなんてエロゲ?
  21. 名前: VIPPERな名無しさん #-: 2009/06/05(金) 23:43: :edit
    ふむふむ
    ガチエロが続くってことはぷん太は欲求不満ってことか・・・

    橘との絡みを見たかったけどおもしろかったよ!!
  22. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/06/06(土) 00:08: :edit
    面白かった。GJ!
    一姫可愛いよ一姫
  23. 名前:    #-: 2009/06/06(土) 00:09: :edit
    とりあえず、せっかくの貧乳をでかくするなんて
    鶴屋さんにしては頭がおかしいとしか言い様がないねがっかり
  24. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/06/06(土) 00:11: :edit
    やっぱ古泉だな
  25. 名前: VIPPERな名無しさん #-: 2009/06/06(土) 00:22: :edit
    その後なんだかんだで古泉はビッチになりましたとさ
  26. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/06/06(土) 00:26: :edit
    ふたなりってコチンポが2本ある二刀流のことだと今まで解釈してた

    まさかぷん太で真実を知ることになるとは……

    古泉&ぷん太乙
  27. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/06/06(土) 00:40: :edit
    米26
    なんと奇遇なっ!!

    まずなぜこんな話を思いついたのか、>>1の脳内が気になる
  28. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/06/06(土) 01:09: :edit
    にゃぞにゃぞみたいぃに
    地球儀を解き明かしたら
    みんにゃれどこまれもいぃけりゅね

    時間のぉおお果てまれブーン

    ワープれループにゃこのぉおお思いぃは
    何もかも巻き込んら想像れ遊ぼう

    アル晴レタ日ノコト
    魔法以上のぉおおユカイが
    限りにゃく降り注ぐ
    不可能に゛ゃにゃいぃわ

    明日また会うとき
    笑いぃにゃがらハミング
    うれししゃを集めよう

    カンタンにゃんらよ こんにゃのぉおお
    追いぃかけてね ちゅかまえてへぇええぇ゙みて
    大きにゃ夢&夢
    スキれしょう?

    みさくら語ジェネレータをかけてみた
    原型ないなこれ
  29. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/06/06(土) 01:22: :edit
    ハルヒってそんなに重いのかwwwwww
  30. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/06/06(土) 01:59: :edit
    NANANA無くしもの~…

    俺の無くしもの…(玉的な意味で
  31. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/06/06(土) 02:00: :edit
    >お前実は女だったのかドルジ
    これは効く
  32. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/06/06(土) 02:32: :edit
    ttp://www3.airnet.ne.jp/htomi/eva/toukou2/pdx/index.htmlと
    ttp://www.ne.jp/asahi/uriel/undead/homepage/foradult/lucifer_room.htmと
    稀有馬屋の同人誌が頭の中でバターになった
  33. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/06/06(土) 06:45: :edit
    なんだ、時代はふたなりだったのか
  34. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/06/06(土) 07:20: :edit
    国木田の話は邪魔だな
  35. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/06/06(土) 08:01: :edit
    SSとしては国木田編の方が面白かった。

    それにしても女の子の国木田か…
    佐々木をもっとフレンドリーにした感じになるのかな。
  36. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/06/06(土) 09:38: :edit
    ようやく時代が俺に追いついたようだな
  37. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/06/06(土) 11:09: :edit
    男ベースだったら胸にはサラシだろぉおおお!!
  38. 名前: VIPPERな名無しさん #-: 2009/06/06(土) 12:33: :edit
    国木田はそのまんまショタでありだよ
  39. 名前: VIPPERな名無しさん #-: 2009/06/06(土) 12:48: :edit
    喜緑さんが渡した本は『ヒキコモリ健康法』かと思ったらそんなことはなかったぜ!!
  40. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/06/06(土) 14:01: :edit
    みくるが空気じゃない…だと…?
  41. 名前:   #-: 2009/06/06(土) 15:49: :edit
    コロ助「ふたナリ」
  42. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/06/06(土) 16:48: :edit
    俺は時代の波には乗り切れない
  43. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/06/06(土) 22:31: :edit
    こんな濃い内容だとはタイトルから想像できませんでした
  44. 名前: VIPPERな名無しさん #dvUYBDnY: 2009/06/07(日) 00:45: :edit
    みくるが空気じゃない・・・だと!?
    空気じゃないからか。違和感を感じたwww


    中々斬新だったな。
  45. 名前: 思考停止の名無しさん #-: 2009/06/07(日) 17:09: :edit
    ふぅ・・・
    >>1と国木田の人と管理人さん乙です
  46. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/06/09(火) 01:07: :edit
    ※41
    はじめてぇのぉお×××
    そぉれがぁあ×××ですねw

    あ、×××はチューですよ?それ以上のものではありませんよ?
  47. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/06/13(土) 17:06: :edit
    時代はふたなり?わかってるじゃあないの。
  48. 名前: 通常のナナシ #VWFaYlLU: 2009/08/06(木) 11:50: :edit
    男向き萌えゲー主人公の女版的
    立場を希望したハルヒとしては
    好み(萌えヒロイン)に反さず
    キョンには手の出ない事が重要
    特に二人目のみくるはいらない
    キョンが女ふたなりもOKなら
    古泉は女好きか男ふたなりだな
      キョン、がっかりだな
  49. 名前: 異常なナナシ #VWFaYlLU: 2009/08/06(木) 12:41: :edit
    【アナザーエンド 『尊い犠牲』】
    ―あれから君以外全員気まぐれな
     神の犠牲に…もうこれしか…!―

    ハルヒ読書中…『最大級の悪寒!』
    ―足元に【薄い本】が落ちた…。―

    (準)朝比奈】っ『生理用品一式』
    (備)古泉】っ『乙字湯』
    (済)長門】っ『某女装手引本』

    「ハ、ハルヒ?…何時にもまして
     力強くないか?…何をす(ry」
    (…?何だか…力が入らない…ゎ)
    ※薄い本=
    【特集:女ふた×男ふた/男の娘】
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