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佐々木「バレンタイン……か………」その2

***
2009/03/13(金)
568 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 04:22:42.51 ID:8ysY19qpO

※その2です。


568 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 04:22:42.51 ID:8ysY19qpO


―――

「ですから、SOS団から除名されたいま、あなたは佐々木団にこそ入るべきなんですよ」

 ですからじゃねぇよ。
筋が通ってないだろ全然、アホかお前は?

「失礼ですねキョンさん、可愛い女の子には優しく対応しないといけないんですよ?」
「黙れ超能力者ならぬちょい能力者」
「酷い! 確かに私はスプーンも曲げられないですし、変身もできないですけど、そんな言い方ないじゃないですか!」

 黙れ、頼むから。妹が来襲したらどうやってお前達を隠せばいいんだよ。

「お友達でいいじゃないですか。隠す必要ないですよ」
「能天気お気楽キャラはしゃべるな」
「ひどいです~」




574 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 04:33:24.78 ID:8ysY19qpO


「大体なんでお前ら居るんだよ? どうやって入ったんだおい?」
「それは私の超能力で……」
「周防、お前の仕業だろ?」
「――そう―――空間を――少し、いじった―」

 少しいじったってなんだよ。
俺の部屋を異次元空間にしやがったのか? そんなのは部室だけで十分だろ。

「――大丈夫――― 一時的、だから」
「そうかい」
「くすん、キョンさんが冷たいですよーう」




576 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 04:44:17.11 ID:8ysY19qpO

 俺の部屋は決して広くはない、が狭くもない。
三人程度なら普通に談笑できるスペースは日々の整理整頓により確保されている。
…と、今更だが俺が佐々木、そして古泉と別れて自室に入るとすでにこいつらがいた。
こいつらとは即ち、ハルヒでなく佐々木を神とする超能力者組織に属する橘京子と、長門と同様、天蓋領域と呼ばれる情報生命体に作られた周防九曜の二名だ。

「ったく、これにさらに藤原までいたら即刻退場だぜ」
「キョンさんがそういうだろうと思って藤原君は今日不在なんですよね」
「あぁそうかい」




637 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 12:10:15.47 ID:8ysY19qpO

 一人で二杯も三杯も同時に飲む訳ないので、お茶の一つもだして場を濁す事もできない状況。
詰まれた気分だ。昨日から色々ありすぎる。

「キョンさん」

 ベットに腰掛けて笑顔で話描けて来る橘、男の部屋でベットに上がるとはなにを思っての所業なのか。
押し倒されても文句は言えんぞ? 俺はそんなことしないが。

「いつかお話したことを覚えてますか?」
「……愛?」
「それは覚えていてもいなくてもいいですよ。…ほら佐々木さんが正規の神であり、涼宮さんの超常の力を佐々木さんに移行させると言う話をしましたよね?」

 あぁ、そんなこともあったかね。当時はまともにとりあわなかったし曖昧だがな、俺がキーだのなんだの騒いで居たのは覚えてるさ。




641 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 12:28:32.54 ID:8ysY19qpO

「はいそうです、あの時は断られましたが……。いま、同じ事を提案したらあなたはどうします?」
「いまいち話が見えないな」
「つまり、あの時あなたが力の移行の手伝いをすることを拒否したのは、結局私達に協力する必要性がないからですよね? ですが、いまのあなたには協力する理由がある、そうする利点がある。あなたの立場の変動による意志の変化の是非を問うてるわけです」

 なんだろう、超能力者はなにか物事を説明する際にはできるだけややこしく話を捩じるのがデフォなのだろうか?
非常に迷惑な所にニュートラルがかかってやがる。

「お前の考える俺の利点、理由とはなんだ?」
「ずばり佐々木さんと恋愛関係ですよ」




651 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 13:11:04.42 ID:8ysY19qpO

 指を立てて愉快そうに空中に円を描く橘。
なんとなく目を逸して周防を見てみる。

「―?」
「……」

 首を僅かに傾げただけだった。こいつは長門以上に感情が未発達だからな。

「ちょっとキョンさん聞いてます?」
「あぁ、続けてくれ」
「ですから、今日がそうだったように。あなたと佐々木さんが付き合うようになったことを涼宮さんは気に食わない。だから巨大な閉鎖空間を作り出し、あなた側の超能力者は奔走しそこに確執が生まれます」

 知ったようなことを言う。見ていたのかおい。




658 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 13:35:56.85 ID:8ysY19qpO

「まさか、ただの推測ですよ。そんなに難しいことではありません。さて、あなたは佐々木さんとこのまま上手くやっていきたい。しかし涼宮さんの機嫌しだいでは明日にも世界は改変されて全てがなくなる、もしくは佐々木さんの存在が消されたりするかもしれないわけです、それはマズい。
明らかに誰の利にもなりません。しかし涼宮さんから力を奪い佐々木さんに移行させればその可能性は潰えます。彼女は力の制御ができる、力の存在を知った上でコントロールできますから」

 だから俺は手伝うと?
それがお前の言う利点で理由か?




662 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 13:46:54.14 ID:8ysY19qpO

「まぁそんな所です、あなたは涼宮さんと言う神様から、それを取り巻く環境から、あなたは逃げ出したい訳でしょう? 涼宮さんがただの一少女に成り果てれば、もうあなたは涼宮さんのご機嫌とりをする必要も彼女の一喜一憂にビクビクすることもありません。普通の学生生活に戻れますよ?」

 橘はのべつ幕無しに語る。
俺はその口を手でふさぐ、もごもごと暴れる橘を無視してこんどは俺の番だと話出す。

「俺はな橘、ハルヒに愛想を尽かした訳じゃない。古泉や朝比奈さん達との毎日に嫌気が差した訳でもねぇ。ただ少し一般人の俺は超常に居続けた所為で少し息苦しくなったから、息継ぎに通常に戻っただけだ。それに僅かな反発心がこの結果なだけで、抜けるのも閉鎖空間も俺の意思や意向じゃない、ハルヒが俺に好意を持ってくれるのもありがたいし嬉しい。ただ答えられないだけだ」




666 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 14:05:56.68 ID:8ysY19qpO

 俺の手を両手でどうにか退して、してやったような顔でまた話始める。

「だからですよ。涼宮さんが自身の気に食わない事があるように、あなたにも自分の考えややり方がある。それは当然です、思想の自由は法律によって万人に認められている。なのに涼宮さんは他人に自分の主張を押し付け他人の行為を捩じ曲げ、変質させる。
だと言うのに自分の思い通りに物事が進まなければ世界を壊そうとする。そんな彼女があなたの答え、"答えられない"と言う答えを受けて、あなたが自身以外の女性と親しくしているのを見て平静でいられるわけがない」

「…だからって、俺はハルヒをどうこうしたいとは思わない。ハルヒに対して俺以外のSOS団の連中がいるように、佐々木にはお前らがいる。力を移行させて佐々木といても、結局状況は変わってないんじゃないのか?」

「しかし不可思議な事件に巻き込まれることはありませんし、涼宮さんが暴れる心配がなくなれば古泉一樹さん達ともゆっくり仲直りもできるでしょう?」

「……」




671 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 14:16:00.85 ID:8ysY19qpO

「どうしますか? 私は向こうの機関の人達と違い強制はしません、お願いするだけです」

 『これはお願いではありません』
古泉の台詞が無意識に反芻される。

「…わかった、協力する」
「本当ですか!?」
「あぁ、…だがお前の口車に乗せられた訳じゃない」

 俺は俺の意思で。

「ふふっ、わかりました」
「……自分の存在をちっぽけだと感じた事はあるか?」
「はい?」
「いや、なんでもない…帰ってくれ」








キョン「バレンタイン……だな………」
14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 14:45:53.14 ID:8ysY19qpO

 佐々木の常時発生している黄のかかった閉鎖空間。
そこでハルヒを連れて行き、俺が一対一でハルヒと会話を行う。
その先のことはわからんが俺の役割はそれだけだった。

 一体なんと言ってハルヒを連れてくるつもりなのか?
そもそもあいつらがハルヒに接触できるのか、そんな余念がつらつらと、……少し早い晩飯にしよう。




30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 15:19:27.36 ID:8ysY19qpO

――

 次の日、俺は学校を休もうかと思ったが。
しかしこれ以上ハルヒのフラストレーションを溜める訳にはいかず、多分ハルヒ自体が来てないんじゃないかと思いながらも一応登校した。

 この鬱々の頂点の中、それでも救われるのはハルヒ以外はクラスが違う事か、古泉に言われるまでも無く部室には行かずじまいになるだろう。




34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 15:32:25.06 ID:8ysY19qpO


 やたら重い教室の扉をあける。

「……はぁ」

 予想通り、窓際最後尾の席は空っぽだった。
出鼻を挫かれた気分だ。
俺は少しその場で立ち止まり、自席に向かい腰を下ろす。
話す相手がいないと時間をもてあますな。




45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 16:40:58.95 ID:8ysY19qpO

 自分でも知らない内に早足にでもなったのか、いつもより時間が多く余ってる。
一時間目の授業の用意をするにはまだ早いし…と、いないハルヒの代わりに俺が肘をついて窓の外をなにくれとなく眺めていると、珍しい人物に声を掛けられた。

「今日は涼宮さん休み?キョン君が退屈そうなのはその所為なの?」
「……阪中か、ハルヒは多分休みで間違いないな」

 何時かの犬事件で親しくなったクラスメートの女子、間延びした喋り方が可愛らしい少女だが、俺単体に声を掛けてくるとは思わなかった。

「えと、迷惑だったかな?」
「いや、ハルヒとは別の次元ではあるが退屈なのは事実だ。まぁ席も空いてるし座ったらどうだ?」




47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 16:47:37.00 ID:Uz2TOek60
予想外の人物の登場にwktk




49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 17:05:33.80 ID:8ysY19qpO

「ん、いいのかな?」
「持ち主不在だからな、どうしてもってんなら俺が許可するよ」

 俺の言葉を聞いて、阪中は微笑をたたえてハルヒの座席に遠慮がちに座った。
俺はいつもハルヒと会話してるときにするように、窓に寄り掛かり後ろに顔を向ける。

「あっ」
「どうした?」

 じっとこっちを見て来たかと思ったら、急に声をあげる阪中。

「えと、いまさらだけどおはようキョン君」
「……おはよう」

 どこかテンポがずれてるのだ阪中と言う少女は、またそれが余計に可愛らしいと思うのは阪中に対する男子の共通認識だったりする。

「キョン君と二人で話すの実は初めてだよね」
「そうだっかな、いつも騒がしいのがいたからな。今日は鬼の撹乱だ」




62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 17:52:07.88 ID:8ysY19qpO

 クスクスと微笑み続ける阪中にささくれだつ精神を癒しながら、
たまにはこうやってクラスメートと普通に交流することがこんなに楽しいのかとも思った。
いままで俺はクラスメートとはあまり接して無かったが、これを期にもう少し交友を広げるか。

「なぁ阪中」
「? なにかなキョン君」
「そういや携帯のアドレスハルヒしか知って無いし、交換しないか?」

 いまクラスでアドレス帳に乗ってるのはハルヒと谷口と国木田だけだったりする。切ないなあ。

「いいよ、じゃあ赤外線で送るのね~」
「応」

 こうして、携帯の電話帳に記名されてる名前が一人増え、俺から阪中にメールを返すと同時に担任のご登場となった。




79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 19:11:17.34 ID:8ysY19qpO
――

 昼休みは、ハルヒも不在。文芸部室にもいけないということで久し振りに国木田、谷口と机を寄せて弁当を食べた。
谷口の馬鹿の話しに突っ込みを入れ、国木田と苦笑をして飯を終え。

 午後の授業もつつがなくこなし、ホームルームが終わればクラスメートとしばらく雑談し別れる。
そのうちこれがデフォルトと化すのかと思うと少々寂しく、多少切なかったが。
それは多大な愉悦がかき消した。

 これは、これでいいと思えた。




83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 19:21:19.85 ID:8ysY19qpO

 教室から部室に寄らずに直接下駄箱に向かうのは一体どれだけぶりになるだろうか?
昨日に続いて早い時間に帰宅した俺に妹はさてなんと言って来るかね。

 明日は金曜で休日、次いで土日と3連休。
橘はその間に力の移行を行うと言っていた。土曜は佐々木とでかける予定だし、
充実した休みになりそうだ。




88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 19:48:35.23 ID:8ysY19qpO

 自分のために時間を使い、自分のやりたいことを好きにやるなんてのもやはりいつ振りになるだろう。
バイトでもしようか、基本的に俺はあまり金を使わないから奢らされなければ金もたまるだろうし。

 そしたら最近ご無沙汰だったゲームや漫画を買い集めようか、谷口達と遊びに行くのも良い、カラオケとかボーリングをやったり。

「……やりたいこと多いな俺」

 つまりそれはいままでやってこれなかった、我慢してたと言う事なのか。
SOS団の活動は確かに楽しんでいた、昨日橘と話してた時に言った。
戻れることなら戻りたいと言う気持ちも仲直りしたいという思いも嘘じゃない。

 なのに一日行かないだけで思いではこんなにも色褪せて見えるのはなぜだろう。
たった一日で、こんなにもSOS団から気持ちが離れてる。




91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 20:00:29.21 ID:8ysY19qpO

 腹筋に力を入れて玄関をあける、俺にも学習能力がある。

「……おや?」

 しかしいくら待っても妹は飛んでこなかった。
訝しみながらもとりあえず靴を脱ぐ、と見慣れた我が家のでは無い靴があった。
なるほど、そう言う事なら妹が特攻してこなかった訳を把握できる。

「キョン君おかえりー!」
「お帰りなさいお兄さん」
「あぁ、ただいま。…久し振りだなミヨキチ」
「はい」




92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 20:01:46.94 ID:BECsuZKxO
ミヨキチ…だと…?




99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 20:19:40.82 ID:8ysY19qpO

 今日は久し振りばかりだな。
妹の横に立つミヨキチは本当に同級生なのかと不思議になる程大人びていた。
「キョン君今日は昨日よりも早いねー」などと言ってる幼い妹とは比べられん。

「いまミヨキチとUNOやってたのー」
「お兄さんも如何ですか?」
「ん~、そうだな久し振りにミヨキチと遊ぶのも――」

 ピリリと携帯が鳴る。
手を翳して、待ってくれとジェスチャーをして電話にでる。
一瞥した画面には佐々木の名前、でないわけにはいかない。




100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 20:20:21.64 ID:YWbBuSfj0
よくわかる解説

ミヨキチ

・「涼宮ハルヒ」シリーズの登場キャラクター
 キョンの妹の同級生で小学五年生(「分裂」より小学六年生)、年齢より幼く見えるキョンの妹とは逆で、とても小学生には見えないほど大人びた容貌の美少女であるらしい。

 挿絵が現在のところ一切無く、容貌に関しては想像するしかない。

 アニメ版「憂鬱」でキョンの妹を呼びに来ていた友人二名のどちらかでないかとも噂されるが、小柄で幼い感じであったので別人と思われる。

 「編集長一直線」でキョンの書いた小説内小説で初登場し、キョンと共に映画を見に行ったエピソードが書かれる、また「分裂」でも回想に登場しキョンに賞賛されていた。

 これらのエピソードを見る限り、キョンに対して少なからぬ好意を持っているようである、また純情で奥手な性格であるようだ。




112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 21:06:22.27 ID:8ysY19qpO


『もしもし?』
「なんだ突然」
『いや、昨日は橘さんが邪魔したようで、色々とすまなかったね』

 長くなりそうな上内容がややこしくなりそうなので、断りを入れて二階にあがる。

「その事か…あぁ、気にするな。突然で驚きはしたが、大して気にして無いぞ。用件はそれだけか?」
『まったくせっかちだな君は、まぁそれだけじゃないよ。
土曜の予定を明日に繰り上げたいと思ってね』
「…別に構わないが、何故だ?」
『橘さんから、昨日キョンと彼女の会話の内容はすでに聞いた。そして土曜、だそうだよ。決行の日は』

 


115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 21:18:29.30 ID:8ysY19qpO

 早いな、まぁ不必要に時間をかける方が確執は広がり、そしてその状態で固定される。
俺とハルヒはすれ違ったって話すことも無くなるだろう。
閉鎖空間で面と向かって会話を行うのが条件なその辺りがタイミングが良いのだろう。

『キョン、どうかしたかい?』
「…いや、わかった明日だな」
『無理を言ってごめんよ』
「気にするな、愛する恋人のためならへでもない」
『馬鹿』




117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 21:21:16.69 ID:vO5BWjs70
俺も佐々木にこんな風に馬鹿って言われたいな




118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 21:21:20.74 ID:b3XBjObGO
佐々木かわいい




120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 21:35:42.41 ID:8ysY19qpO

 通話終了を意味する電子音が流れる。
それを三回まで聞いてから、ポケットに携帯をしまう。
バレンタインを皮切りに怒濤の展開だ、ついていけない。

「お兄さん?」
「おぅ、どうしたミヨキチ。妹が暴れてるのか?」
「いえそうじゃありません」

 二階の廊下、自室のドアの前で。朝比奈さんと並べば同い年と言えそうな美少女は暗い表情を顔に張り付けて立っている。

「えっと、……なんでもないです」
「…そっか」
「はい」

 なんでもある表情のまま頷いて、階下に戻ろうとするミヨキチに

「ミヨキチ」
「なんでしょう?」
「笑った方が可愛いから、笑っとけ」

 そう言い捨てて俺は部屋に戻った。
明日はどんな服を着ていくか、ね。




121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 21:39:03.54 ID:vO5BWjs70
何このイケメン




122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 21:39:07.18 ID:QlgFllm70
聞いたのか・・・




133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 22:14:04.12 ID:8ysY19qpO


―――

「すまん佐々木、待たせた」
「いや、今来た所だよ。……と言えば恋人同士らしいかな?」
「恋人同士らしいかはわからないが、佐々木らしくはあるな」

 短いスカートをはいて、ウエーブをかけた新鮮な佐々木と言葉を交わす。

「そもそも、さっきのは男であるキョンが先にいた場合の会話だろう?」
「まだ待ち合わせ時間の前なんだけどな…」

 対して俺は赤のカットソーに黒のジャケットを羽織っている。
一応髪も普段使わない整髪剤を使って整えて、それなりに外見に気をつけたが。
いまの佐々木と並ぶと若干気後れするのは仕方なかろう。

「ほらキョン行こうか」
「あぁ…」




141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 22:37:28.13 ID:8ysY19qpO

 デートの内容は至って普通。
ハルヒが言った飽き飽きする程まともで代わり映えの無いルート。
映画館に美術館、ファーストフードで食事をとり見て回った場所の感想を言い合う。

「ねぇキョン、僕は一つだけ解せない事があるんだ」

 店内最奥の席、食事中に佐々木はそう語り始める。

「橘さんから又聞いた話でどうこう言うのも嫌だけれどしかし君が彼女に協力する理由がわからない、橘さんが君に言った事は確かに一理あるが、しかし君がそれに言いくるめられた訳じゃないだろう」

 デート中になんとも色気の無い話だ。
まぁなにもかも忘れて楽しむなんてのは無茶難題だが。




143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 22:47:25.18 ID:8ysY19qpO

「橘さんは協力さえしてくれれば意図はなんでもいい訳だから大して気にしてないみたいだけど、僕は君の恋人だからね。正直な所が聞きたいんだ」

 照れるくらいならわざわざ恋人と言わなければ言いのに、まったく可愛い奴だ。
紙コップのコーヒーを飲み時間稼ぎをしながらそう思う。
正直な所……か、いま思ったことを正直に言ったら佐々木はどんな反応を見せてくれるだろう?
想像するだけで顔が緩む。

「なんとなく…かな」
「なんとなくかい?」
「あぁ、それじゃ駄目かな?」

 佐々木は怪訝そうにこちらを伺う。
俺は続ける。

「佐々木は自分のことをちっぽけな存在だと思ったことがあるか?」




153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 23:12:04.28 ID:8ysY19qpO

 佐々木はイチゴシェイクを置いて俺の話しに耳を傾ける姿勢を作る。
話上手に聞き上手が佐々木のアビリティには備わってる。

「これはいつかハルヒに言われた台詞だ」

 踏切前で淡々と自身の過去の記憶を語るハルヒに俺は「そうか」としか返せなかった。

「だがな佐々木、この数日で俺はわかった。俺はちっぽけだ。ハルヒのおまけとして周囲の注目を集め、いつの間にか巻き込まれて選んだ場所は超能力者や宇宙人に未来人に神様の集まり、俺自身にはなにもないのにハルヒの前の席でつい話しかけた結果、俺は神に気に入られて。気に入られた所為で知らなくていい事実を知らされ、右往左往させられて、対処する力も無いのに、気に入られてしまった所為でいつも超常の中心で苦労して。
知ってるだけで理解はしてないのに、選ばれたからハルヒに付き合って、振り回されて、挙げ句には自身の我が儘を一つ通した結果、散々振り回して来た異能者には切り捨てられ用済み扱い。世界のためだとハルヒのご機嫌を取り続け、一度嫌われれば世界のためだとハルヒに近付くな我々に近付くなと言う。……佐々木、俺は疲れたんだよ」




157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 23:18:03.31 ID:QlgFllm70
こうやってまとめると、キョンの苦労がわかるな




163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 23:38:41.61 ID:8ysY19qpO

 佐々木と向かいあっていた筈の俺はいつの間にか両腕を机について俯いていた。
指先が白くなるほど拳を握り締めて、言いたい事を言ったあとに残ったのは後悔だった。
佐々木に、もしこれで佐々木に拒絶されたらどうしようかと、俺は恐怖していた。
だから顔をあげて佐々木を見る事ができず、俺は佐々木がなにかを言い出すのを待っていた。

 ガタッと佐々木が立ち上がる音に、肩が竦んだ気がした。
佐々木がこのままどこかへ行き、取り残される錯覚を見た。
でも佐々木はどこに行く訳でも無く、
ただそっと俺の傍らに立ち、そっと抱き締めてくれた。

「大丈夫だよキョン、僕は君の事が好きだ。心から愛している。辛かったね、苦しかったね。僕が全部受け止めるよ。僕が君を必要としてるのは君が君だから、それだけだよ?見捨てない、愛してるよキョン」

 俺は、恥も外聞も無く、佐々木の胸に抱かれて何年ぶりかはわからない涙を流した。




164 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/23(月) 23:40:57.69 ID:YWbBuSfj0
これは泣く




175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 00:01:57.12 ID:pYrSCIO9O
―――

「じゃあまた明日キョン」
「…あぁ」

 恥も外聞も無く、等と言ってもことが終わり冷静になればあんなもの恥以外の何物でも無く、俺は気恥ずかしさから佐々木の目を見れないでいた。

「ねぇ、キョン」
「…なんだ?」

 腰に手を当てて少し頬を膨らませる佐々木。
動作は可愛らしいが、まともに見れないことに変わりはない。

「別れ際なのに君は顔も見せてくれないのかい?」
「…悪い」

 呼吸を整えて、佐々木を正面から見る。
佐々木は悪戯っぽく笑いそんな俺を見つめてくる。穴が開きそうだ。

「それじゃキョン、今度こそバイバイ」
「あぁ」

 別れの挨拶、をしてからもまだ佐々木は動かず。
やがて意を決したのか、一歩俺に接近し、一瞬のキスをした。




176 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 00:03:40.42 ID:O96eUiv50
ひゃっほーーーーーーーーーーーーい!!




178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 00:04:06.00 ID:pYrSCIO9O
唇が軽く触れ合う短いキス、なのに佐々木は暗がりの中でも分かる程酷く紅くなり、照れた様にはにかんでみせた。その表情は、俺の心を強く打って―。

「あはは、いまのは僕のファーストキスだったりするんだよね」

 頬を掻き、そう言う佐々木に、

「……"俺もだよ"」

 そう答えていた。

「ありがとう佐々木、お前のおかげで少しは吹っ切れた」
「ふふっ、気にしなくていいよ、僕達は恋人同士だからね」

 ウインクしてみせるご機嫌な佐々木に、今度は俺から、先程よりも少し長いキスをして、




「俺もお前を愛してるよ佐々木」

 佐々木の耳元でそう囁いた。




182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 00:06:12.65 ID:Wstf6R/5O
イヤな予感がする




184 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 00:10:20.38 ID:emR9wsOy0
これでバッドエンドだったらちんこをどうすればいいんだ




189 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 00:22:45.60 ID:pYrSCIO9O

―――

 頭が痛い。
 えっといまは何時だ?
 身体がやけに重い、全身に倦怠感が…。

 あれ、ここはどこだ?
 ベットも自分のじゃない。
 見慣れない部屋。
 頭に霧か靄がかかってる。
 状況の認識が円滑に行われない。




190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 00:23:11.91 ID:ptrlJ58l0
こ、これは・・・




193 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 00:24:39.42 ID:TdlcNHmW0
ついに……
閉鎖空間、に……?




194 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 00:29:48.52 ID:Ipae0xGc0
お・・・おい、まさか、冗談だろ?




199 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 00:38:28.22 ID:pYrSCIO9O

「うぅ…ん」

 声がして、自分の身体にかかっていた布団がもってかれた。
見れば、俺が現在最も愛してる人が全裸で布団に包まれて寝息を立てていた。

「あぁ…」

 刺激的な物を見たおかげか思考が一気にクリアになる。
霧は晴れて、明瞭だ。
見慣れない部屋で当然、ここは俺の部屋でも佐々木宅でもない、一人暮らしでない学生の恋人達が愛を語らう場所だ。

 俺は離れた位置に置かれた携帯をとり時間を確認する。
まだ朝早い、寝た時間を考えれば早すぎる時間だ。頭が痛くなってもやむかたなしだ。
頭を振り頭痛を払いシャワーを浴びに立ち上がる、チェックアウトするにはまだ早い。

「ふぁ…、キョン?」
「あぁすまん、起こしちまったか?」
「ん~、眠い」
「もう少し寝てていいぞ? まだ早いからな」
「……いや、起きる」

 起き上がり、かかっていた布団が落ちて上半身を露出させるも寝ぼけてる佐々木は気付かない。
絵画のようなその光景をこのまま眺めていてもよかったが、朝から疲れるのもなんというか、アレなので早々に目を逸してシャワールームに入る。




200 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 00:39:24.40 ID:JWVasJN/0
安心した




205 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 00:42:19.83 ID:emR9wsOy0
よかった…ちんこだしといて本当に良かった…




207 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 00:44:25.22 ID:dwT0KGsJO
>>205
もはや事後だろうがWWWW




210 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 00:56:26.42 ID:pYrSCIO9O

 熱いお湯が頭の天辺から足先までを流れ落ちる。
全身の毛穴が開いて、身体中の悪い物を流してくれるような感覚が、好きだ。

「今日の正午、か」

 橘との口頭約束など守る必要性はないが、これからも佐々木と共にいたいから、俺は、ハルヒを常人に戻す。
そう決めると気が軽くなった。ただひたすら高揚感が溢れる。

 蛇口を閉める、シャワーが止まる。
ガラス戸を開いて身体を拭いてバスローブに羽織る。
佐々木は裸のままだった。

「お前もシャワー浴びとけ」
「うん、そうさせてもらおうかな」

 てくてくと入れ違いにシャワールームに入る佐々木を見送って、ベットの縁に座る。
見れば携帯が緑の光を発していた、メールの受信を知らせる物だ。

 BGMに流れる水音を聞きながら携帯に手を伸ばす。
『古泉一樹』

 パチン。
俺は読まずに消した。




215 : ◆7SHIicilOU :2009/02/24(火) 01:09:40.47 ID:pYrSCIO9O

 …閉じた携帯を再度開き、メールを打つ。宛先は橘。
『今日は大丈夫なのか?』とだけ送る。
シャワーの音は続く、女の子はシャワーが長いのは一般常識。

 ピリリとすぐに返事が来る。
以下内容、
『苦労しましたけど涼宮さんを捕獲しました、現在は薬で眠ってますから安心してください。
予定通り今日の正午から作戦開始です。…と言ってもそこからはキョンさんの手腕しだいですけど。
一応私達も万一に備えて、即刻涼宮さんを抑えられる様に待機してますけどね。
では後ほど。


PS. 佐々木さんと幸せになれるといいですね♪』

 以上。




216 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 01:10:31.32 ID:RH30Jwgg0
捕獲とか穏やかじゃねーな




222 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 01:23:22.94 ID:pYrSCIO9O

 捕獲とは少々不穏な響きを持っているものの、状況は把握できた。
このメールに返信する必要はなし、なので携帯はまた机に畳んで置かれる。

 現在時刻は七時半、佐々木がシャワーから上がって一息ついたらここをでて、朝飯でものんびり食ってれば大体時間は潰せるな。


 キュッと蛇口を捻る音がしてシャワールーム佐々木がでてくる。
バスタオルで頭を拭きながらそのままこちらに歩いてくる佐々木に俺の方が恥ずかしくて顔を逸す。




224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 01:30:47.76 ID:pYrSCIO9O


 くっくっくっと笑い声が聞こえてから衣擦れの音。
服を着てるのは即座にわかったので逸した目線はずっと壁を行き来する。

「キョー、ン」

 俺の名を甘えたような声で呼びながら、唐突にに後ろから抱き付いてくる佐々木。昨日からやたらとスキンシップをとってくる。
…決して嫌じゃないが、最初は少し驚いたのも事実。

「なんだ?」
「少し君と触れ合いたくて」
「……そっか、気の済むまでくっついてていいぞ」
「勿論そうするよ」

 ぎゅうと胴に回された腕に力が籠る。




238 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 01:49:32.68 ID:pYrSCIO9O

 しばらく、会話もなくそのままの体勢でお互いじっとしていた。
佐々木が触れてる所だけが、凄く暖かくて、心地よかった。

「キョンは、怖くないの?」

 沈黙を破ったのは、やはりと言うか佐々木だった。
…しかし怖い? 意味がわからないな。

「僕が涼宮さんの力を受け取った後のことについて」

 …どういうことだ?

「僕は力を認識してる、だから力をコントロールできてる。涼宮さんの力が加算された僕は完全な意味で全知全能になれる、意識的にその圧倒的な力を扱えるようになる。怖くないの?」

 なにを言ってるんだ、怖い訳がないじゃないか。

「なんで? 僕は怖いよ、君を強く想う気持ちが君の嫌う拘束になりはしいかと不安でしょうかない。意識的に力を扱えることが無意識に力を使わないと言う訳じゃないんだ」

 佐々木の腕が微かに震えてるのを感じる。
昨日と立場が逆だな。

「そんな事いったら俺だってお前を束縛するぞ? ずっと一緒に居て欲しい、俺だけを見て欲しい、それは結局普通の恋人が思う感情とそう居ない物だ佐々木」




255 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 02:56:49.44 ID:pYrSCIO9O

 振り向き頭を撫でる。

「…それに、そうやって不安になれる佐々木なら大丈夫だ」
「…だといいね」
「大丈夫だ、…腹減ったな。飯食いに行こうぜ」
「そうだね、…とりあえずキョンには服をきてもらわなくちゃだけど」
「そういえば……」

 



257 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 03:12:32.61 ID:pYrSCIO9O

―――

 二度目の佐々木の閉鎖空間訪問。
橘に手を引かれて俺は薄ぼんやりと発光するその空間にインした。
橘は、ハルヒを捕まえる際の抗争が原因なのか所々に包帯やらガーゼやらが巻かれて居て。
少し、消毒液の匂いがした。

「この先の広場に眠っている涼宮さんがいますから、行って彼女を起こしてきてくださいね」
「……お前は?」
「ここで有事の際に備えて待機なんですよ」

 繋いだ手を離し、背中を軽く押されて俺は歩き出す。
三日ぶりのハルヒの顔を拝むために。

「すぅー…」

 一人で歩いたのは50メートル程度。
一つのベンチにハルヒは横たわっていた。
最後に見た時より少し痩せた様に見える。




259 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 03:22:54.88 ID:pYrSCIO9O

 如何なる理由か、肌は青いまでに白く。痩身と相俟って、呼吸してなければ死体とも見紛う程だった。
数秒逡巡してから、ハルヒの肩を揺らす。

「おいハルヒ、起きろ馬鹿者。風邪を引くぞ」

 起きる気配は無し。
ため息してから、頬をたたく。
二度三度、さらに続けて何度もたたく。

「ん~、なによ一体」

 久しいハルヒの声、やっと起きたか…。

「キョン? ………キョン!?」

 そうだが声量を落とせ。お前の声で鼓膜がやばい。
大体起きて早々なんて元気なんだ。

「あんたなんで、……てかここどこよ?」
「さてね」

 ハルヒと会話をしろ、と言われたが。一体どうしたらいいんだろう?
なにか特定のワードを言わせるのか? それともこの環境がキーで俺は時間稼ぎか?
イマニほど状況を把握してない、不親切だ。




261 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 03:30:46.26 ID:pYrSCIO9O


「前にも似た様なことがあった気が…」
「ほぅ」

 と言うか、この異常事態(ハルヒ的)でのんびりと談笑する流れにはならないだろ。
どうすんだよ?

「…あー、ハルヒとりあえず落ち着け。そこに座ってくれ」
「なによあんた、馴々しいわね。あんたはもうSOS団員じゃないんだから私に話しかけないで頂戴」

 いいつつも、一応さっきまで横になっていたベンチの端に座るハルヒ。
俺は反対の端に腰掛けて少し黙る。
さて、どうしようね?




335 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 13:24:30.66 ID:pYrSCIO9O

 意外や意外、この無言の時間を破ったのはハルヒで、思ってたよりも穏やかな口調で話しかけてきたのだった。

「ねぇあんたさぁ」

 そっぽを向いて、視線をキョロキョロとあちこちに巡らせながら独り言のようにしゃべる。
まぁ相手をみないでしゃべるのはいつも通りか。
「これって、また夢なのかしら…? どう思う?」

 夢、そういえばいつかハルヒの暴走により世界が作り替えられようとした時、あれも俺とハルヒの二人で閉鎖空間に。それは最終的に夢だと言う事になったが、ハルヒは似た様なこの状況も夢だと思ってるのだろうか? なら好都合だが。

「さて、ただの登場人物Aにはわかりかねるな。ただこれが現実でないのはわかるが」

 現実の確執を一時的に排除して話し合うには、ご都合主義の通る夢幻としたほうが楽だ。

「……そっか」

 ハルヒもこの環境を調査するよりも、俺とのいざこざを見ない振りをする方を選んだのか、質問責めにしたりするわけでもなく、すんなりと俺の言葉を受け入れた。

「これが夢か、なら色々あんたと話したかったのよね。良い機会」
「話したい事?」
「市内探索を休んだ理由は? その予定ってなんだったのよ」




351 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 14:41:34.05 ID:pYrSCIO9O

 前言撤回、どうやら忘れるのではなく解決、ないし追求するのに都合が良いと
どうやらハルヒは考えた様だった。

「ムカつくけど、それだけじゃダメじゃない。あんたの用事もキチンと聞いて納得させてみなさいよね…」
「あ~…」

 どうすっか、なにも考えていなかった。
と言うより今日がその市内探索の日なのだが、ハルヒの中での時系列はどうなってるのやら?




356 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 15:13:07.45 ID:pYrSCIO9O

「そのだな、妹と田舎に行くんだよ…」

 咄嗟に嘘をつく、嘘の上塗りだ。
だがどうすればいい、なにもない、ただ行きたくなかっただけと言うか?
そんな訳には行かない、佐々木と遊ぶ予定の事は?
考えるまでもない、アウトだ。

「ふぅん…、なんで最初からそう言わなかったの? 家族での用事に私が口出しするとでも?」
「いや、忘れててさ」
「………き」
「…は?」

 ボソボソとして聞こえないぞ。

「嘘つき」




357 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 15:15:52.98 ID:8FwK/ydO0
うひょお、いい修羅場




358 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 15:20:22.54 ID:y9CB7vhs0
これはキョンが悪い。
このへたれめ




363 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 15:30:26.09 ID:pYrSCIO9O

 …え?
ハルヒがなにを言ってるのかわからなかった訳じゃない。
だがおかしい、ハルヒはだってこの世界を夢と認識…。いや、気付いてるのか?
だが都合いいから見て見ぬ振りをしてた、そうだ俺もさっきそう判断した。
しかし、ハルヒはなぜ嘘だと? ハルヒを拒絶した日に佐々木と遊んでるのは知られてる。
だが今日の事は知られてるはずが…。

「2月18日土曜日」

 ハルヒは憤怒の表情でこちらを睨む。

「昨日の10時からあんた今日の朝まで家に帰ってなかったでしょ」

 なんだ、どういう事だ? 橘達はなにも言ってなかった。
情報はどこから? またハルヒが俺達を見掛けて?
いや、それは理由にならない。時間の把握はできない筈だ。じゃあ尾行でもされてたのか?
そんなまさか、だったらわかる。なら、どうやって? 古泉達が吹聴するとも思えん。

「私ね、昨日あんたと話そうと思ってあんたの家行ったの。私も悪い部分あったし、内容によっては明日は市内探索なしにするからって言おうと思って。そしたらあんたのお母さんが出かけてるって、仕方ないからその日は帰って、次の日、今日の朝また行ったの。そしたらまだ帰ってないって言われたわ」




366 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 15:42:32.79 ID:pYrSCIO9O

 ハルヒの追求を交わす事がいまの俺にはできない。
こんな会話で本当に大丈夫なのか? 世界の寿命が果てない加速度で削れてる気がする。
だが、周りからの干渉も慌てる様子もないから大丈夫なんだろう。
俺は大丈夫でないが。

「あんた、あの佐々木って子と付き合ってるの?」
「……あぁ」

 他に言い様がなかった。
はいかいいえの二者択一の質問をいなせる程詐欺には向いてない。




375 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 16:04:31.09 ID:pYrSCIO9O

「やっぱりそうなんだ…、あんたは気付いてないだろうけど。あの日あんたがあの子と公園で会って喫茶店に向かうのも見てたのよね。あれからもしかしてと思ってたけど…。昨日からでかけてたのも?」
「お察しの通りだよ…」

 そして沈黙、この佐々木の閉鎖空間の外でハルヒの閉鎖空間が出没してないかを心配する権利はきっといまの俺にはない。

「ねぇキョン聞いて、私、あんたのことが、多分…」
「ハルヒ」

 続きが予想できたので遮る。

「お前はいつだったか俺に自分のちっぽけさを語ったな」
「…うん」
「俺も感じた事ある。感じ続けてる、いつもいつも俺の周りで流れてく物語に俺は毎度取り残されてた。古泉に長門に朝比奈さんにお前、たまたま紛れた文芸部室だけじゃない。中学時代のクラスメートの一人は古泉のお仲間でたった一人の親友はお前と同じ神様で…」
「あんたなにを言ってんの?」
「聞けハルヒ、世界は辛辣だ楽しくあってもその裏は痛みだらけだ。俺もお前の事は結構好きだったんだ、だがお前は明るすぎたんだ。太陽は与えない、欲しい物は与えない。ただ善も悪もない良も不もなく全てを一方的に放つだけなんだよハルヒ。ただの一般人な俺は沈まぬ太陽の下じゃ生きられないんだ。
そうわかっているのに、俺はたまたま太陽に好かれたから、太陽が機嫌を損ねて落ちない様に自ら太陽を持ち上げてた。古泉達超能力者の、与えられた蝋の羽根すら持たない俺が太陽の一番近くにいるなんてそもそも無理だったんだよハルヒ。……俺は月が見たかったんだ、それだけなんだ」




379 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 16:12:20.08 ID:pYrSCIO9O

 長々と喋った言葉を、
ハルヒはなんどかこちらと地面を見ながらゆっくりと理解して、聞く。

「つまり、どういうこと?」
「俺と佐々木は恋人同士でお前とは友達同士ってことだハルヒ」

 そう言った時のハルヒはこれまで見たどんな表情よりも悲痛で沈痛で切なかった。

「なんで、よ」
「悪いがハルヒ、俺はお前とは仲良し以上になれない」
「どうして、よ」
「どうしてもだ」
「嫌だよ、キョン、もうこんなじゃ一緒に話すのもできない。こんな気持ちを抱えてあんたと仲良くなんかできるわけない!」




386 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 16:23:21.96 ID:pYrSCIO9O

 ぶわっと全身の毛が逆立つかと思った。
この感覚を俺は知ってる、ハルヒによる世界の再構成が、行われようとしてる。

「おいハルヒ! 落ち着け馬鹿!」
「………………」

 ハルヒは立ったまま動かず、目を見開いて小さくなにかを呟いている。
ハルヒを中心に風がふき、閉鎖空間の壁面がちらつき明度が変わる。

 どうしたら、これでいいのか? それとも橘達はもう消されたのか?
作戦は失敗なのか? 俺は俺は、……だから無力は嫌なんだ。

「――情報構成力―――解析終了、分解――再構成を―――行う」

 声が聞こえて、ハルヒがその場に崩れ落ちる。
駆け寄りはしない、振り向き俺のすぐ後方にいる橘と周防を見る。

「ご協力ありがとうございます、キョンさん」
「―――」

 …説明しろ。




394 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 16:35:57.07 ID:pYrSCIO9O

「つまりですね、あなたと涼宮さんを会話させる。その結果彼女はかなりの規模の閉鎖空間とさらに情報操作による世界の改変を行いました。我々はそれを観察し、周防さんと協力して分析、解析して彼女からその能力を分解し排出、そして涼宮さんの体外で力を物質として再構成した訳です。あっ、キョンさんはコーヒーのおかわりは? あっじゃあ両方お願いします。…まぁ最後のタイミングはかなりギリギリでしたけどね」

 以上が橘による今回の事の説明。
ことを行った周防は黙って橘の奢りのアイスティーを飲んでいる。

「…で、これが神様の元か」

 俺の手の平には一錠の薬剤、現実に再構成されたハルヒの力の塊がある。
これを飲めば、望めば叶う神様の力を即日ゲット。どんな違法な薬物通販だよ。

「でもそれは実物で真実神の元ですよ、だからそれを佐々木さんに飲ませればオールコンプリートです」
「そうかい…」




397 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 16:42:52.82 ID:pYrSCIO9O

 青白い一粒の錠剤に姿を変えたハルヒの迷惑超パワー、なんとも感慨深いじゃないか。

「これで涼宮ハルヒはただの人間となりました。…満足ですか?」
「実感がわかないな、あっさりし過ぎてる。が、それなりに満足なんじゃないかね」
「なら、よかったです」
 砂糖もミルクも入れないコーヒーを飲む橘。
俺はまた手の平に視線を戻して、ため息をつく。
佐々木に連絡を取らなくちゃな。




403 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 16:54:25.81 ID:pYrSCIO9O


―――

 公園の時計の下、青天の空を見上げながら俺は佐々木を待つ。
前は待たせてしまったからな、今日は相当早く家をでた。
佐々木の編んでくれたマフラーに顔を埋めて息を吐く。春遠からず、けれども今日も寒い。

「やぁキョン待たせたね」
「いや今来た所だ」
「嘘つき、こんなに冷えてるじゃないか」

 頬を柔らかい手のひらで包まれて俺は困った様に笑う。
相変わらず佐々木には嘘がつけない、二秒でバレる。

「ねぇキョン、来週はどうするの?」
「ん、来週は市内探索だな。また佐々木も来いよ、ハルヒも歓迎するぞ」
「ふふっそうだね、SOS団、佐々木団合同探索も最近してないしね」
「佐々木の所は土曜も授業あったりするしな」




406 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 17:02:06.58 ID:pYrSCIO9O

 手を当たり前のように繋いで、いつもの喫茶店に向かう。
カランと涼やかなベルがなってクラシックの流れる店内に入ると店員がにこやかにやってきて、即座に座席に案内してくれる。俺と佐々木は珈琲と紅茶をそれぞれ頼む。

「それで学校はどうだい?」
「最近は大した事はないな、男女合同の体育でハルヒに思いっきり負けたのが悔しかったが」
「ははっ、相変わらず涼宮さんはパワフルだね」
「パワフルすぎる、セーブする事を知って欲しい」
「ふふっ」




414 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 17:19:35.06 ID:pYrSCIO9O

 あの日から、約一年が経った。
俺と佐々木は仲睦まじく恋人を続けている。

 ハルヒは橘の言った通りあれからただの人間になり、昔の佐々木のようにいまの俺の親友みたいな感じで同じクラスで過ごしている。
席は、まぁ窓際の後ろ二つではないけれど。

 古泉達も力は消えてただの人としてこの世界で生きてる。朝比奈さんも含めて。
SOS団は毎週のように今も市内探索をしたりと活動してる。

 佐々木団も、同じく活動してる。
やはり力を無くした橘と周防と一応藤原も合わせてな。
この二つの団はたまに合同で活動したりもする。市内探索とは名ばかりで電車使ってあちこちに行ったり、よく遊び惚けて居る。

 しかしなぜ橘達も能力が無くなったのか? ハルヒと関係のない佐々木団が能力を無くしたのは佐々木もまた力を無くしたからだ。

 何故か? 俺が望んだからだ。
全ての異能力者がいなくなるように、俺が望んだからだ。

 今日も俺は佐々木と共にこの事も無き世界を歩いている。




416 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 17:23:19.52 ID:XEIXc1Ou0
最初は酷いスカトロスレだったんだよなこれ… 書き手違うけど




417 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 17:23:28.06 ID:ptrlJ58l0
キョンが飲んだか・・・




418 : ◆7SHIicilOU :2009/02/24(火) 17:23:45.54 ID:pYrSCIO9O

というお話だったのさ
終わりって事で一つ




420 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 17:24:39.67 ID:g8vQYN3s0
よおぉぉぉぉぉっっっっっっし!

おもろかったぞぉぉぉぉぉおお!!




421 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 17:24:48.82 ID:ptrlJ58l0
乙!
これはいいハッピーエンド




422 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 17:24:55.73 ID:XEIXc1Ou0





423 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/24(火) 17:25:23.90 ID:xJUsIYii0
イイハナシダナー





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コメント
この記事へのコメント
  1. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 02:38: :edit

  2. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 02:42: :edit
    遂に佐々木がぁ!
  3. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 02:55: :edit
    やべえw
    久し振りに才能を感じるSSだわ
  4. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 03:06: :edit
    こうして見るとキョンって苦労人だよなぁ
    太陽云々、イカロスの喩えがよく出来てるよ
  5. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 03:18: :edit
    ※4
    イカロスがスカトロに見えた
    もうだめだ
  6. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 03:32: :edit
    ※3
    別に他にも才能あふれるSSは結構あるだろ
  7. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 03:55: :edit
    古泉も橘もウザイ。
  8. 名前: 通常のナナシ #NLJharc2: 2009/03/13(金) 03:58: :edit
    佐々木さんは最高です。

    僕もスカトロに一瞬だけみえてしまった…

    既に末期か…
  9. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 04:10: :edit
    悪いがこの古泉は立場が理解出来ても共感出来ん

    それにしても最初のスカトロはひどいw
  10. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 04:14: :edit
    最初あってのぷん太だよ

    スカトロでも佐々木好きだわ
  11. 名前: 通常のナナシ #aIcUnOeo: 2009/03/13(金) 04:38: :edit
    らきすたハルヒパロのまとめにあった七誌さんか?

    素晴らしかった
  12. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 04:54: :edit
    最初開いたときはどうなることかと思ったぞ
    まあ最初のも書き手変わってからのも面白かったがw
  13. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 05:44: :edit
    いつ鬱展開入るかビクビクしてたら綺麗に終わって良かった
    古泉はまあ…下手に建前で善人ぶるより本音っぽくて良かったじゃん
  14. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 06:04: :edit
    >長門「処女はわたしが貰う」
    カオスwww

    そこで読むの止めなくて本当に良かった
  15. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 06:13: :edit
    スカトロ話でその2まで行くのかと思ってわくわくもしたが
    さすがにそんな事はなかったな
    面白かった
  16. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 06:16: :edit
    むしろ俺はキョンに共感出来ないんだが…
    やっぱり少数派なのかな…


    そんなことより、>>1~>>37ってもしかしてぱいなぽぅ?
  17. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 07:01: :edit
    佐々木きたーっ!
    いただきました。
  18. 名前: ななし~ #-: 2009/03/13(金) 08:18: :edit
    ん~
    キョンならあの手の喩えはあの場では使わないと思ったのだが…まあ、終わり方は安定してたと思うよ。
  19. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 08:28: :edit
    正直ガッカリ感を含めて>>1-10が一番完成度高い
  20. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 08:45: :edit
    話は面白かったけど、正直>>1-37の方にセンスを感じてならない
  21. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 08:54: :edit
    ハルヒ拷問のおかげで佐々木が大嫌いになったから読まなかった。
    嫌なら見るなってハルヒ拷問の米に書かれたから見なかったけど・・・
    ハルヒ拷問の時もあったため一応米欄を見てみたら、
    ここの米欄にスカトロって書いてあるし、読まなくて良かったと、俺はそう思う。
  22. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 09:16: :edit
    だからなんでそんなクソみてぇな※をせずにはいられないんだよ
    チラシの裏に書けばいいじゃねえか
  23. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 09:55: :edit
    >>21
    で?だから何なの?
  24. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 10:28: :edit
    >>21
    だからどうしたのかと、俺はそう思う。
  25. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 10:38: :edit
    スカトロは酷かったが、恋愛編は良かった
  26. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 10:43: :edit
    スカトロは良かったが恋愛編が微妙だった
  27. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 10:44: :edit
    これ見て佐々木が好きになりました。
    ありがとう作者。
    後半見てからもう一度前半見ると佐々木可愛すぎる。
  28. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 10:49: :edit
    >>21
    批判ですらねえじゃんwww
    感想言いたいならせめて読めってのwwww
  29. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 11:01: :edit
    スカトロは良かったが恋愛編もまた良かった
  30. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 11:11: :edit
    とりあえずカストロ部分で避けたやつはもったいないってことで
  31. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 11:13: :edit
    ※21
    二次創作見てキャラ嫌いになるとか馬鹿なの?
  32. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 11:15: :edit
    米21に釣られてる奴はそろそろ米21の目的に気付け
    ぷん太の米欄のスルースキルのなさは異常
  33. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 11:16: :edit
    面白かったー
    途中の「涼宮ハルヒの捕獲」ってくだりでハルヒ+ポケモンの別SS思い出した
  34. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 11:27: :edit
    即興でこの構成力とこなれた文章、
    こいつは文筆で飯が食えるぞ。
    いや、もうプロなのか。
  35. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 11:58: :edit
    スカトロ編のがよかった。作者変わってからはキャラに感情移入できなかったよ
  36. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 11:59: :edit
    面白かったけど、
    スカトロの方もそれはそれで良かったと思うんだ。
  37. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 12:03: :edit
    >>34

    素人になにがわかるんだっていう・・・・


    確かにおもしろいが
  38. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 12:30: :edit
    ミヨキチと阪中は何のために出てきたんだ…

    つか、俺もこのキョンには共感出来ん。
    ちょっと自分本位すぎる。普通「世界が滅びる」と言われてんのに、ここまで我を通そうとするものか?
    原作のキョンはそのへん葛藤はあるが現実的選択も重視するから共感できるんだが…。

    まぁ面白かったんだけど…
  39. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 12:32: :edit
    文章表現と構成はまずまずと言ったところ。

    ただし、ストーリーは使い回しの古びた靴のような内容。1から読んだが、何ら盛り上がりも楽しみもなかった。オチもイマイチ。もう少しひねりが欲しかった。そこだけがマイナス要因。


    しかし、最近ぷん太に載る駄作ばかりのSSの中ではまだ読める内容だった。SS評価職人である私としてはとても気分が良いものだ。


    この作者にはこれからも頑張ってほしい。ということで、星一つプラス。


    星★★★☆☆
  40. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 12:33: :edit
    スカトロも良かったし恋愛もよかったぞ
    長門が空気だったけど
  41. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 12:34: :edit
    やはり佐々木は最高だ
  42. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 12:35: :edit
    腹立だ君はあんな恥晒してもまだ出没するのか
  43. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 12:38: :edit
    コメント指定は※か米

    >>は本スレのレス指定

    これぐらいROMっててわかってほしいね
  44. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 12:38: :edit
    佐々木の台詞部分はスカトロの方が自然でうまかった
    まともなSSも何本か書いてる人だと思う
    >>8までのわくてかを返してほしい

    後半の人は文章力はあるけど即興のせいかあんまり面白くなかった
  45. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 13:11: :edit
    バットエンド期待してたのに・・・
  46. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 13:39: :edit
    前半のスカトロの方が自然に読めたな。
    書き手代わってからは言い回しがくどいし、おちも何とも…。

    けど佐々木かわいい。かわいいは正義。
  47. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 13:46: :edit
    ハルヒざまぁwwww

    YAHOO!!!!!!!!!!!
  48. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 13:46: :edit
    このキョンの行動方針(やりたいようにやるだけで自分ではその後の対策をひとかけらも考えない)なら、バッドエンドが期待できるかと思ったのだが
  49. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 13:47: :edit
    ※39
    またお前かw
    きめぇww
  50. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 13:47: :edit
    なんというか釈然としない終わり方だったな………
  51. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 13:50: :edit
    やっぱり佐々木かわいい
  52. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 13:58: :edit
    佐々木スキーだからあえて言うけど


    オチがひどい
    結局自分の言いたい事言うだけ言った感が否めない
    ハルヒだって言いたい事あったろうに…、それなのに仲良く市内探索?
    それはちょっとね…、作者からは恋愛したこと無いオーラが感じられた
    古泉ともあそこまで仲違いしたのに何もないかのように市内探索できないと思う
    せめてそこらへん和解する話があればよかったかな



    さて俺も恋愛できるように外出てくる
  53. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 14:01: :edit
    キョンが今の状況から逃げるために佐々木を選んだみたいで佐々木カワイソス
  54. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 14:20: :edit
    スカトロ編でやめてりゃよかったのに」
  55. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 14:21: :edit
    ちょっと後味悪いかなあ
    やっぱハルヒや古泉に対する後日のフォローは必要だと思う
    それからストーリー的にそんな簡単にハルヒの能力移したり消したりできたら誰も苦労しねーよっていう…
    面白かったし好きなシーンも結構あるけど、釈然としない
  56. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 15:05: :edit
    ミヨキチ・・・
  57. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 15:18: :edit
    >>9あたりで気持ち悪くなって
    読むのを止めた
    気が狂ってるとしか言いようがない
    マジ気持ち悪いし吐き気がした

    スカトロ良かったとかって言ってる奴はそんなに食糞が好きなのか?
    スカトロ好きとかキモ過ぎ
  58. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 15:23: :edit
    米39ってコピペ?
  59. 名前: VIPPERな名無しさん #-: 2009/03/13(金) 15:26: :edit
    閉鎖空間でのハルヒとのキスはキョンの中ではノーカウントか・・・
    まあ佐々木を喜ばせる為についた嘘だとは思うけど少しハルヒが不憫だな   
  60. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 15:44: :edit
    SS評価職人腹立だ君評価あーざーす

    ミヨキチと阪中はハルヒを選ばなかった事により日常を取り戻して出来た友達と、佐々木を選んだ事により生じた失恋の演出じゃないかな
  61. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 16:19: :edit
    ミヨキチが可哀相でしかたがない

    まあ佐々木派のオレとしては
    とても良SS
  62. 名前: 通常のナナシ #TY.N/4k.: 2009/03/13(金) 16:40: :edit
    阪中さん…
  63. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 16:44: :edit
    佐々木可愛いよ
  64. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 17:05: :edit
    ※38
    俺は「世界が滅びる」って言われても我を通す。
    その世界が滅びるまでだけでも佐々木と居ようと思うが




    え?佐々木?俺の嫁に決まってんだろ
  65. 名前: あ #w2YPfsyE: 2009/03/13(金) 17:37: :edit
    実はローゼンとハルヒはぷんたのSSから入って原作はほんの少ししかみてないからわからないキャラもあったが面白かった。今度ちゃんと原作読もう。

    しかしハルヒは性格はキチガイワガママだよなあ…二次元だからこそだよなこれ
    そして佐々木も二次元だからこそだな 三次元だったら僕っ子はすごく気持ち悪いし
  66. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 17:57: :edit
    本当に腹立つなあ
  67. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 18:07: :edit
    君たちは本当に子供だな。

    言い返せないと揚げ足取りしか出来ない。まるでマスコミだな。

    正当な評価を下してやってる私と、君たちの稚拙の差はコメント欄を見れば歴然としている。本当に馬鹿馬鹿しい。指摘されないと分からないのだろうか。


    君たちのようなゆとりの相手をしてやってる私はまるで教師だ。ま、君たちのような子供を相手になどしたくもないが(笑)


    これからも誹謗中傷に負けずにSSの一刀両断をしていきたいと思う。
  68. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 18:11: :edit
    結局キョンはハルヒの想いも神様パワーでねじ曲げたの??

    キョンにとってのハッピーエンドだな
  69. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 18:18: :edit
    原正(はら ただし)
    職業・SS批評家
    所属・ぷん太

    というか、「腹立だしい」とか書くだけあって普通に※書いても絶望的な日本語力なんだな
    自分で気付いてるのかな
    指摘されないと分からないのだろうか
  70. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 18:21: :edit
    ※67
    原田さんマジ最高っすww
    一生ついて行きます キリッ
  71. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 18:21: :edit
    揚げ足ってのは些細なミスのことを言うんだよ
    「はらただし」とか日本人なら絶対やらないようなアホ丸出しの※しといて
    「揚げ足とるな!ゆとりめ!!」とかw

    >SSの一刀両断をしていきたいと思う。
    この文だけでも相当不自然だしな
    祖国帰れよ
  72. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 18:24: :edit
    米欄のスルースキルのなさは異常……みんな、スルーを覚えれ、頼むから
  73. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 18:25: :edit
    なんか言われてスルーできない時点で精神的に子供
  74. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 18:40: :edit
    素晴らしい世界改変エンド
    これなら後半のクソっぷりも納得だね!! 
  75. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 18:48: :edit
    みんなROM専になれば万事解決
  76. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 18:56: :edit
    ハラ・タダシー(1995~)

    大阪民国出身の在日朝鮮人。本名は「原正」。

    現役の中学二年生生だが、「SS評価職人」「SS批評家」と言う肩書きがある。2007年にSS評価職人大賞を受賞し、翌年には史上最年少でSS批評家大賞受賞。

    現在はまとめブログ「ぷん太のにゅーす」に所属し、日々更新されるSSを評価している。

    独特の切り口と辛口批評が売りで、在日ゆえに日本語力にはやや難点もあるも業界からは高い評価を得ている。



    受賞歴

    2007年:財団法人「全国SS批評家連盟」主催、第32回全国SS評価職人大会で大賞受賞


    2008年:在日新聞主催、SS評価大会にてSS批評家大賞受賞(史上最年少)


    2009年:ゴールデンぷん太賞受賞
  77. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 19:01: :edit
    最近面白いSSないなぁ
  78. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 21:04: :edit
    キモイの一言に尽きる
  79. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 21:19: :edit
    面白かった!
    それだけだ!

    原田さんもマジパネェッスwwww
  80. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 21:36: :edit
    原田wwwwwww
  81. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 21:36: :edit
    原田なんか悦に入ってるwww
  82. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 21:41: :edit
    キョンの自己中感を和らげるために、わざと古泉をウザくしたんだろうな

    オチ批判が多いのがちょっと不思議
    いいと思うんだがなー
  83. 名前: 通常の名無し #-: 2009/03/13(金) 21:56: :edit
    あー、つまりー……
    佐々木に移るはずだった能力はキョンにうつった、と?
    んで、キョンが望んだから、能力は消えた、とか?

    それか、キョンが異世界人をいなくして欲しい、と佐々木に頼んだからなのだろうか

    うーむ……わからん
    誰か回答を頼む
  84. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 22:00: :edit
    だらだらと長くて散漫とした感じがぬぐえないな。
    キャラの性格設定もちょっと不自然。
    いくら二次創作とはいえ、もう少し原作のキャラづけを大切にしてほしかった。
    決して下手ではないとは思うけど、手放しでは評価できない。
  85. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 22:10: :edit
    最初のスカものパイナポゥが書いたのかと思った。みくるがでしゅとか言ってるから…
  86. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 22:16: :edit
    なんかズルい終わり方だなー
    すっきりしないよね
    ハッピーエンドではあるけど
  87. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 22:22: :edit
    神様の機嫌次第で自分も仲間もいつ傷付くどころか命を落とすかも
    わからない古泉の立場も悪く言えんと思うけどな・・・。
    自分の気持ちに正直に生きるキョンはかっこ良く見えるけど
    せめて自分の言動次第で多くの人が傷付くということに対しての
    罪悪感みたいなのがもっと見えたら良かったと個人的には思う。
  88. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 22:26: :edit
    批判多すぎワロス
    こいつらリアルタイムで2ちゃんで見てたら『乙!面白かった』とか書き込んでんだろうな
  89. 名前: 名無しさん #-: 2009/03/13(金) 22:31: :edit
    普通に面白かったじゃないか
    スカトロ部分で引いて読むの止めなくて良かった

    史上ぷん太傑作最高ハルヒ部門10傑に入る

    キョンの選択は必然だろ
    俺がキョンだったらキレる場面が原作には何回もあるからな・・・

    分裂だけだと佐々木の本性が読みきれんからなんとも言えないが
    角川早く続き出せ
  90. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 22:38: :edit
    この原田ってやつさ、いつかの法人化ブログのやつじゃないの?
  91. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 22:50: :edit
    佐々木ランキングの人はいないのかな?
  92. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 23:06: :edit
    ※90
    たぶんそうだろwww
  93. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/13(金) 23:33: :edit
    >2009年:ゴールデンぷん太賞受賞

    これがあるからみんな書き込んでたのか…1000まで…

    作者&ぷん太乙!
  94. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/14(土) 00:11: :edit
    ゴールデンぷん太賞受賞ってアク禁だろ?wwww
    ってことは携帯からかwww
  95. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/14(土) 00:24: :edit
    大作なのは認めるけど、なんかすっきりしない読後感だな。
    終わらせ方がご都合主義すぎる。キョンが佐々木を選んだんなら、ハルヒはもっとドロドロしたものを抱え込んだまま終わってもいい筈。
    それがきれいさっぱり忘れたかのように仲良くいままでどおりお友達やってますwwwじゃ、いくら二次創作SSとはいえ、ご都合主義にも程があって逆に萎える。
  96. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/14(土) 00:33: :edit
    後半、キョンが
    自分本位な考えを押し出しすぎてて、
    疲れてるせいで極論にはしった
    ように見えた。

    せめて佐々木が力を
    不安に思ってることに対して、
    キョンが内心では共感している
    描写が欲しかった。
  97. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/14(土) 01:30: :edit
    このキョンの自由が欲しいという気持ちはもちろん同意出来るけど、根拠は無いがこのキョンだと最初からハルヒに選ばれなかったような気がする

    そして機関に所属し、世界の維持を第一に考える古泉なら仮にそれが本心であったとしてもキョンが古泉自身の意見を聞いたときにSS中の発言はしないと思う
    世界の維持に対する古泉の役目は新人との戦闘だけでなくハルヒの望むストーリーを円滑に進行させる事でもあるわけで、そのためには「世界の平和のために~」を繰り返すだけでは駄目だという事を古泉は知っているはずだ
    実際古泉との確執もキョンが佐々木団に協力する後押しになったとも言えるわけであの局面であの発言をするようでは古泉は機関のメンバーに相応しくないし、仮に古泉が暴走したとしても機関がフォローに回る(回させる)はずだと思うんだ
    結果的に世界は守られたがこれじゃあ機関側にしてみれば綱渡り過ぎる

    あと、これ程の事態であれば例え佐々木団の能力者が介入を阻止しようとしたとしてもハルヒを観察対象としている長門や朝倉の親玉が何もしないのは少し違和感がある
    まぁ観察すべき事例と判断した可能性もあるしそれに関しておかしいとまでは言わないけど
    未来人はこれが規定事項であれば何も行動を起こそうとはしないかもしれないが、この一連の事件が規定事項とは思えない
    規定事項なのであれば朝比奈さんがちょっと何もしてなさ過ぎる気もするし

    もちろんSSは原作とは違う世界観を持てる事も魅力の一つだから、原作の人物の言動や思想を完璧になぞる必要は全く無いけどね

    ラストは悪くないと思うけど、それ以前の気持ちに関する描写を考えると「1年後~」ではちょっと物足りないかな

    まぁ長々と意見したけど、このSSは作者がじっくり構想を練って書いたものではなくて、
    冒頭のまさかのスカトロSSの途中からという書きにくい状態から(多分)その場で書いたわけだから俺含む読み手各自の好みは別として作者はよく頑張ったと思う
  98. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/14(土) 10:14: :edit
    キョンあんたってやつは・・・
    いい話だった
  99. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/14(土) 12:01: :edit
    ※97どこを立て読み?
  100. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/14(土) 14:14: :edit
    人気者の真紅が100ゲットなのだわ
  101. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/14(土) 14:38: :edit
    米97
    それで?結局お前さん個人としては楽しめたのか楽しめなかったのかどっちなんだ?
    今度は3行以内で頼む
  102. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/14(土) 19:07: :edit
    二次創作に批評書いちゃう男の人って・・・
  103. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/14(土) 21:01: :edit
    この程度の長文読めないとか…
  104. 名前: ※97 #-: 2009/03/15(日) 00:41: :edit
    気分悪くさせて申し訳ない、空気読まずに長文書いてしまった
    作品についてはなかなか楽しませてもらいました
  105. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/15(日) 00:41: :edit
    米95
    オチはキョンが神様になったってことだろ
    だったらキョンの臨む通りになって当然だろ
  106. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/15(日) 03:29: :edit
    異能力者がいなくなるんだったら古泉はともかくみくるは未来に帰るんじゃねえの?
    長門も観察対象であるハルヒの能力がなくなったんだからいなくなると思うんだけど
    藤原や周防も同様にいなくなるはずじゃね?
    それともキョンが望んだからでまるくおさまるのか?
    どうにもすっきりしないんだが・・・
  107. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/15(日) 04:43: :edit
    キョンが力を手に入れたの?
    キョンが力を手に入れたとしても超能力者とかはいなくてはいけないんだから
    薬を誰にも飲ませなかったんじゃないの?
  108. 名前:   #-: 2009/03/15(日) 08:48: :edit
    ※107
    キョンが力を手に入れ、
    「異能力者からの異能力の消失」と「願望を実現する能力」の消失を願ったとか

    薬を誰にも飲ませてなかったとすれば、佐々木にもあった(と思われる)能力がどうなったのかが気になるな
  109. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/15(日) 17:13: :edit
    面白かったー!
    即興だし推敲できないなかでこのクオリティ・・・羨ましい。
    欲を言えば、推敲&プロット修正された完成版が読みたい。
    そう思わせるのも面白いSSの力だな
  110. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/15(日) 22:08: :edit
    スカトロで2まで行かなくてホント良かったー
    佐々木好きには素直に楽しめた
    ただ橘ってあんな喋り方やっけか?

    てか不人気100ゲットしすぎやろw
  111. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/15(日) 22:24: :edit
    だからなんでまる子の佐々木なんだ
  112. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/15(日) 23:33: :edit
    ※97
    長いわwでも言いたいことは
    分かる。たしかにそこまでの展開とラストのご都合主義がちょっともったいない。
    もっと後味悪くても良いと思う。
  113. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/16(月) 22:37: :edit
    なるほど、願望実現能力のあるキョンはSOS団の思考は変えたわけね。
    そうじゃなきゃハルヒはもっとどろどろして辛い。
    とりあえずこのキョンはなんか嫌い
  114. 名前: 書いた人 #-: 2009/03/19(木) 01:59: :edit
    米114

    そんな感じですね
    ラストはキョンが薬を飲み、
    神の力を手に入れて自分の都合のいい世界を構築した訳です

    作中で言及した「異能力の抹消」そして「周りの人間との関係を良好にする事」の二点がキョンの願った事

    この事も作中で書こうと思ったんですか、書き損ねました

    周りの人間を不自然なまでにフレンドリーにしたのはそう言う意図だったのですが、わかり辛かったようで…

    あとから注訳をつけるような作品は作りたくなかったんですがすみません
  115. 名前: 書いた人 #-: 2009/03/19(木) 02:00: :edit
    米番号ミスってましたね
    申し訳ない
  116. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/19(木) 02:26: :edit
    米114
    あーそれなら最後にひどい目に遭わされたハルヒがキョンと接するのも利に適ってると気づかされました

    「異能力の抹消」は気づけたけれど、
    「周りの人間との関係を良好にする事」もキョンが願ってたのは気づけなかった

    やっぱり即興でもマインドマップとか描いてストーリーを整理したりしたんですか?
  117. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/19(木) 08:09: :edit
    ※114後付設定ワロスw
  118. 名前: 書いた人 #-: 2009/03/19(木) 11:34: :edit
    米116

    あまりそう言ったことはしないものでして
    基本的に脳内での簡易フローチャートみたいなプロットだけしか使わないですね

    即興でなく、短編でもないときは少しメモ帳に書く位で
  119. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/03/19(木) 20:41: :edit
    異能力者として未来人を否定したということは、時間遡行という概念が無くなるわけで、

    だとしたら今回の一連の出来事は朝比奈さん(大)、藤原のどちらの側にとっても既定事項ではなかったということ・・・!?

    キョン・・・お前はすげえことをやらかしちまったみたいだぞ
  120. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/04/23(木) 23:03: :edit
    キョンはこんなに無能でも馬鹿でも無知でも感情的でもないし理解力低くもない
  121. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/05/11(月) 18:09: :edit
    確かにキョンが感情的過ぎる気がするね。ハルヒに睡眠薬使って捕獲するとか、乱暴なやり方は気に入らないだろうし。
  122. 名前: 通常のナナシ #bFO3MaYE: 2009/08/10(月) 02:14: :edit
    要するに、キョンが「もう色々面倒だから適当でいいや」って行動する話ってことでおk?
    選択肢を何も考えずにバッサバッサ切り捨ててるような
  123. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/08/22(土) 16:25: :edit
    この流れだといつ鬱展開に行くかが気になってた
    たまにはこういう終わり方があってもいいなって願ってたらそうなった
    長門やみくるの介入とか少し見たかった気がする
  124. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/11/21(土) 11:54: :edit
    見ろ、米欄がごみの様だ!
  125. 名前: . #-: 2009/12/23(水) 13:31: :edit
    キョンが錠剤飲んだのかと思った
  126. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/01/29(土) 00:12: :edit
    オチよかった。
    二つの団が合同で活動するとこ見てみたい。
  127. 名前: 通常のナナシ #-: 2011/07/04(月) 03:44: :edit
    〉〉「やっぱりそうなんだ…、あんたは気付いてないだろうけど。あの日あんたがあの子と公園で会って喫茶店に向かうのも見てたのよね。

    この手の話だといつもこんな感じ。
    ハルヒさん、ストーカーは良くないッスよ。
    キョンの選択とか結末はとても共感できました。
  128. 名前: 通常のナナシ #-: 2012/01/28(土) 21:12: :edit
    SOS団を否定的に取り過ぎてる感があるけど
    精神的に疲れちゃったらまあこうなるよな
    むしろ本編が冷静すぎるくらいだし、ありだろコレ
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俺の妹がこんなに可愛いわけがない 黒猫 白猫Ver.
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