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「被害者の氏名は涼宮ハルヒ。涼しいの涼に……」 その1

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2008/06/07(土)
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 02:21:29.33 ID:Ngbs0AT50
いつも通りの週末。SOS団の不思議探索は3年になっても続いていた。
今日は俺と長門がペアだ。長い付き合いもあってか最近長門の感情が大分わかるようになってきたのは気のせいではないだろう。

「……」
「どうした?……ん?この指輪が欲しいのか?」
「……」
ふと足を止めた長門の視線の先には露天商の売るアクセサリー。
長門にはいつも世話になってるしプレゼントでもしてやるか。
ああ、わかってるさ。俺が女性に気障なプレゼントを贈るタイプではないことは十分理解しているので批判は勘弁願いたいね。

「ほら。つけてみてくれ」
「……サイズは問題ない」

指輪をつける長門。心なしか表情が緩んでいるように見える。
そういえばこの後ハルヒと2人でこっそり居残り探索をする予定だったが少しぐらい遅れても問題無いだろう。






~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「さあて、今日はどこへ行こうかしら」
土曜日の不思議探索の後にキョンと二人で居残りをするようになったのは3年になってからだった。
「あっ、待ち合わせの時間をもう過ぎてるじゃない。今日もまたキョンの奢り決定ね」

キョンとのこれからの楽しい時間を夢想するハルヒの目には道を外れて迫るトラックの姿は映らなかった。
不意に大きなブレーキ音が聞こえ振り向いた時には全てが手遅れだった。
「えっ……」


「やれやれ。今日は災難だな」
ハルヒとの集合場所に向かう途中、交通事故でもあったのか野次馬が群がっている。これでは待ち合わせに更に遅れてしまいそうだ。

「被害者の氏名は涼宮ハルヒ。涼しいの涼に……」





7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 02:28:59.03 ID:FjzB6oWYO
俺のトラウマゲー…キョン…がんがれ…



25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 02:52:43.22 ID:Ngbs0AT50
ハルヒの事故からもう3年が経った。俺は今でも無気力な生活を続けていた。
そんな俺が曲がりなりにも大学へと進学する事ができたのは長門のおかげだろう。
あの事故の後、長門は主要な能力を失い普通の女の子としての生活を送っている。

「ハルヒはまだ……目を覚まさないのか?」
「……様態に変化は無い」
「そうか……。朝比奈さんも相変わらずか?」
「……ええ」

あの事故の後、精神的に不安定になった俺は傍にいた長門に救いを求めた。
そんな愚かな俺を優しく支え、今でも隣にいてくれるのは長門だけだった。

「明日は俺がお見舞いに行ってくる」
「……大丈夫?」
「ああ、朝比奈さんともいつかは正面から向き合わないといけない」

口ではそういいながらも今の状況に甘んじている自分に苛立ちながらも俺はどうすることもできなかった。




27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 02:59:19.42 ID:Ngbs0AT50
あの事故から3年もの年月が経ったが今でもハルヒは眠り続けている。
体は綺麗なもので今にでも起き上がり俺に文句の一つでも言ってきそうな感じだ。

「ハルヒ……。俺ももう大学生だぜ?おかしな話だよな」
「……」

ガチャとドアを開ける音がする。そこにはすっかり大人になり色気を増しながらもどこか疲れた表情の朝比奈さんの姿があった。
「よく平気でお見舞いに来れますね。世界の未来を滅茶苦茶にしてもまだ足りませんか?」
開口一番これである。以前のような愛らしいマスコットキャラであった一つ上の先輩の姿はどこにも無かった。
「……また来ます」
「もう二度と来ないで下さい」


俺達SOS団はあの日捻じ曲がったままなのかもしれない。
「……どうすりゃいいんだよ、教えてくれよ、団長さんよ」
俺の呟きも虚空に消えるのみであった。




28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 03:08:26.84 ID:Ngbs0AT50
「あら、キョン君じゃない?涼宮さんのお見舞い?」
「……ああ。朝比奈さんは毎日来てるのか?」
「そうね、あの人も大変みたい。あなたもあんまり思い詰めちゃ駄目よ?」

美人で人当たりのよい優等生であった朝倉は美人ナースへと変貌を遂げていた。
え?ナイフで刺されかけた?何の話だか全くわからないな。
「ハルヒは……ハルヒはもう駄目なのか?」
「それは神様だけが知っている事なのかもしれないわね」
「そうか……。じゃあまた」
「うん。長門さんによろしくね」
「ああ」

こうして俺はハルヒが眠り続ける病院を後にした。




29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 03:36:35.97 ID:Ngbs0AT50
カランカランと心地よい鐘の音が響く。
「いらっしゃいませ。おや、あなたですか。こちらのお席へどうぞ」
俺の姿を認めた瞬間、一瞬だけであるが古泉の表情が暗くなった気がする。
やはりあの日俺達の間にできた見えない溝は思っているよりも大きなものなようである。
古泉は今では普通の大学生活を送っているようだしあまり昔を思い出したくないのかもしれない。

「ハンバーグセットがお一つですね。それでは少々お待ち下さい」
お冷を飲みながらどうしてこうなってしまったのかについて考えてみる。
やはり全てはあの日、あの事故から始まったのだろう。
朝比奈さんはすっかり変わってしまった。古泉も普通の日常を楽しんでいる。
長門は……今でも俺の傍にいてくれる。ハルヒは変わらずに眠り続けている。


もう昔のような関係に戻る事はできないのかもしれない。それでも俺は……思い出を忘れることができない。




30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 03:44:13.82 ID:Ngbs0AT50

「……私はあなたにためなら何でもできる。涼宮ハルヒには負けない……」

「キョンくん、本当にあなたは最低です。それなのに私は……どうして」

「あなたは朝比奈さんがどんな気持ちかわかりますか?そして、僕の気持ちがどんな気持ちか……」

「……キョン?あの時の約束……覚えてる?」

「もう長門さんは助けに来ないわよ?あなたは私のもの。覚悟してね?」




44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 08:34:36.98 ID:QFvwHjxl0
指輪に時間を取られたために…




46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 08:54:49.60 ID:Ngbs0AT50
「ただいま」
「……おかえりなさい」

あの事故からしばらくして俺と長門は同棲を始めた。
今となって思い出すと自分自身が情けなくなるが事故直後は俺はまともに生活ができる状態ではなかった。
そんなこんなで長門とは妙な距離感のまま同棲生活を続けている。

「ん、この匂いはカレーか?長門の作るカレーは旨いからな、楽しみだ」
「……そう」

不意に長門が俺に近づき頭を下げてくる。
始めは長門の行動の意味がわからず随分戸惑ったものだがと思いながら頭を優しく撫でてやる。
「……んっ」
「……長門、いつも迷惑かけてすまんな」
「……そんな事はない。涼宮ハルヒの事故により統合思念体から切り離された私を救ってくれたのはあなた」
「そんな大層なことじゃないさ」
肩をすくめる俺に寄りかかる長門の体温。触れ合う瞬間に自分の生を強く感じる。
「今の私に生きる意味を与えてくれたのはあなた……」

前に進む事も全てを捨てる事もできず、俺達は今日もお互いの傷を舐めあう。
そうして俺達はお互いに溺れていった。




52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 09:12:26.75 ID:3XfFrSIBO
君が望む憂欝
涼宮ハルヒの永遠




53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 09:15:00.58 ID:oGty/4z50
>>52
後者じゃね




54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 09:24:16.03 ID:Ngbs0AT50
「さあっ、キョン。あの駅まで競争よ!」
「ったく、何の意味があるんだか……」
「ほら、ブツブツ言ってると置いていくわよ」

どこまでも青い原色の空を見上げ、俺達は見知らぬ駅のホームで笑っていた。
目的も何も無いが腹立たしいことにハルヒと過ごす時間は楽しかった。

「ほら、キョン。ミートパイを作ってきたわよ。たくさん食べなさい」
「やれやれ、ていうかミートパイ記念日ってなんだ。俺には全く理解できんね」
愚痴りながらもにやけてしまう。畜生、うまいじゃないかこのミートパイ。


「……起きた?」
「んっ、ぅう?長門?」

どうやら夢を見ていたらしい。随分と懐かしい夢だった。胸がズキズキと痛む。
「……?」
長門が首を傾げながら俺の髪を優しく梳いてくれる。手の感触が心地よい。
と思ったのもつかの間、頬を強く抓られる。
「……あなたは今、涼宮ハルヒの事を考えている」
「いてっ、痛いやめてくれ、長門」
「寝言で幸せそうにハルヒと口にしていた」
あの事故以来、長門は主要な能力を失ったわけだが最近ではすっかり普通の女の子らしくなっている。
服装にも少しずつ気をかけるようになったようだが未だに化粧はうまくいかないらしい。
長門ならば化粧など必要ないだろうと思うが女性と男性の感覚は違うのだろう。
「……朝食の用意はできている。着替え次第リビングへ」

今日もまた一日が始まる。胸の痛みもいつしか感じなくなっていた。
こうして少しずつ俺はハルヒを忘れていくのだろうか。





59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 09:45:03.22 ID:Ngbs0AT50
俺の心とは裏腹に澄んだベルの音。大学の講義も午前で終わり今日はバイトの日だ。

「……おはようございます」
「やあっ来たね、キョンくん。接客なんだからそんな暗い顔しちゃだめにょろ」
耳に心地よいハイテンションな声も今の俺には耳障りなだけだった。
「相変わらずキョンくんはダメダメにょろ。そんなキョンくんは猫のうんこ踏めにょろ!」
何か色々と無理がある気がするがいつもの事なので軽く聞き流す。
「仕方ありませんよ。今日も病院で朝比奈さんに門前払いされたようですし」
「一樹くん……みくるも大変にょろ。キョンくんもそれをわかってあげて」
「……仕方ないですよ、事故の原因は俺にもあるわけですから。4番テーブルが呼んでるので」

俺達の周りにはどうやっても重い空気が付きまとう。
仕事に没頭することでそれを頭から振り払うしか俺にはできなかった。

「いらっしゃいませ。って朝倉?」
「おはよう。あ、今日は食事じゃなくてあなたに用事なの」

朝倉の用事とは今日の夕方に食事をご馳走してくれるというものらしい。
何故そんな事になったのかよくわからないがどうやら最近の俺はいつも以上に病んだ空気を発しているようだ。
そういえば朝倉の家に行くのは初めてである。長門に小言を言われなければいいが。




60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 09:47:48.82 ID:3wWIg6byO
これは・・・・




62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 09:50:37.54 ID:Ngbs0AT50
1ですが今からバイトに行かなければいけないので落として構いません。
一発ネタのスレのつもりがまさかこんな展開になるとは。もし話がまとまれば書き溜めてまたスレを立てようと思います。

君望とハルヒのノリのどっちにあわせるかが難しい。みくる=茜とか意味不明ww




64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 09:53:02.81 ID:KZ/lINUp0
今来て読み終わったら>>1の終了宣言だなんて・・・・・・




65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 09:53:53.09 ID:qbl63EZuO
ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ





ここで違う書き手さんと代わるのですが、先に戻ってきた1さんをお楽しみください

353 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 02:59:09.16 ID:erqylV030
>>59の続き

「お待たせ、今日は和食にしようと思うんだけど大丈夫?」
「あぁ、全く問題ないね」
駅前での待ち合わせ。朝倉はスーパーで買ったであろう買い物袋を抱えていた。
袋から飛び出すネギからも朝倉の主婦っぷりが想像できて料理への期待が膨らむ。
「朝倉は一人暮らしなのか?」
「ええ。あなたは今は長門さんと同棲中だっけ?」
「で、家はどの辺りにあるんだ?」
朝倉の意味ありげな視線を振り切り歩き始める。別に照れてなんていないさ。

「……でも今は状況も変わった。長門さんも今となっては脅威じゃないわ」
「ん?何か言ったか?」
「うぅん、何も。行きましょ」




359 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 03:03:00.24 ID:erqylV030
とその時俺のズボンのポケットから電子音が響く。
「ん、メールか?」
送信者は長門だった。そのメールにはいつものように簡潔な文章でこう書かれていた。
【妊娠した】
ゴシゴシと目を擦り再度確認。その後一度メール画面を確認。
うん、今は夏だから間違っても4月1日ではない。
「……んな馬鹿な」
「どうしたの?わたしの家はこっちだけど?」
朝倉の声がどこか遠く聞こえる。確かに可能性はゼロではない。事実俺と長門は……。
「すまん、朝倉。急用ができた。本当にすまん、じゃ」
「あっ、ちょっと……。あーあ、また長門さんにやられちゃったか」
ホームセンターで買った縄、スーパーで買った長ネギを手に途方にくれる朝倉をキョンが振り返り見る事は無かった。




363 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 03:05:12.78 ID:nDvLs6U90
>>359
ハァ(*´Д`*)ハァ




365 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 03:06:14.79 ID:erqylV030
全力ダッシュで家まで駆け抜けドアを力一杯こじ開ける。
全身が悲鳴を上げている。あいにくと俺は運動は得意じゃないんだが。
「はぁ、ただいま! おい、長門さっきのメー」
「嘘」
思わず谷口並みの奇声を発しそうになった。嘘?良かったのか悪かったのか頭がグルグルする。
「何でそんな嘘をついたんだ?おかげで俺は」
「……敢えて言うならば勘」
全く普段の長門らしくない言葉のオンパレードである。いったいどうなってるんだ?
ともあれどうやら長門のユニークなジョークだったようでほっと一安心である。
「あなたがあなたでなくなるような気がした。おそらく環境情報を微弱ながらに観測する事に成功した」
「それが勘か。言い得て妙だがならそう言ってくれれば」
「女の気配がした……」
再度俺の言葉を遮る長門。何かひどく怖い気がするんだが俺の判断は間違いではなかったようだ。
本当に能力を失っているのかという疑問は残るが俺にそれを知る術も無かった。
「……これは罰」
そう呟きながら抱きついてくる長門を俺は優しく抱きしめた。




371 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 03:11:38.27 ID:erqylV030
「おい、長門。せめて食事中ぐらいは離れてくれ」
「……何故?」
つぶらな瞳の上目遣いが俺を捉える。皮肉にも事故以来一段と魅力を増したその顔に俺が逆らえるはずもない。
近頃の長門は高校時代を遥かに凌駕している。谷口風に言えばAAA+は下らないだろう。
「……」
「……んっ」
最近の長門は俺の頬に頬ずりすることがお気に入りらしい。
小動物のように俺に擦り寄る長門を見ていると全てがどうでもよくなってくる。
いかん、ここははっきりと男らしい所を見せなければ。
「長門! 俺は明日もバイトだ。飯も食ったし俺は寝る。お前も寝ろ」
「……そう」
何故か頬を赤らめ頷く長門。もしかすると俺はとんでもない事を言ってしまったのかもしれない。
「……今夜は私が上に」
「な、長門さん?」
次の日俺が腰痛になったのは言うまでも無い。長門は一体どこからそういった情報を得ているのだろうか。
この時の俺は長門の心の奥底に眠る思いに全く気付いちゃいなかった。




377 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 03:17:12.69 ID:erqylV030
照りつける夏の日差しがようやく落ち着き始めた頃、ハルヒが目を覚ました。
俺は連絡を受けた深夜家を飛び出し病院へ訪れたが親族でもない俺は当然の如く面会謝絶、そして今日仕切りなおしとなった。
医者の話によるとハルヒは事故直後の状態のまま、つまり高校3年生に一人取り残されているらしい。
そうしたわけで俺達はハルヒの安静を考え、なつかしの制服を身に纏い病院を訪れている。
SOS団を挙げて喜ぶべき日であったが団員全員が集合する事は無かった。
病院へ訪れたのは俺と長門、そして朝比奈さんだ。
古泉はサークルの試合という何とも大学生らしい理由で欠席だがようやく平穏を手に入れた古泉を責める事はできなかった。

「不本意ですが涼宮さんの体の事を考えて仲良しを演じましょう」
会った直後にそういった朝比奈さんであったが苛立ちは誰から見ても明らかだった。
「……」
そして、遂にハルヒとの面会の時間、そこにいたのは紛れも無くSOS団団長、涼宮ハルヒその人であった。




381 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 03:24:27.45 ID:erqylV030
「みんな心配かけたわね。でも、もう安心しなさい。体も頭もなんともないわ!」
思わず記憶がおかしいままのはずだがと突っ込みそうになったが朝比奈さんからのきつい視線で思いとどまる。

「ところでバカキョンはまだしも何で有希とみくるちゃんも制服着てるのよ?大学でコスプレでも流行ってるのかしら?」
「ふ、ふぇ?……」
ハルヒまさかの衝撃の発言であった。こいつの頭は本当にもう何ともないらしい。
それよりも俺の心は朝比奈さんの発した懐かしくも愛しい声に反応した。
おそらく余りの驚きに素が出てしまったのだろう。マイエンジェルはラブリーなままだったのだ。
今までのきつい態度はすっかり鳴りを潜め真赤な顔を隠すように俯いている。
「……あぁ、朝比奈さんはやはり可愛いと再確認した俺がそこにいた」
「……キョン?何恥ずかしい事言ってんのよ」

しまったと思った時には時すでに遅し。取り返しのつかない爆弾を俺は投下してしまったようだ。
「ふぇ?だって、キョンくんは長門さんと同棲してるんじゃ?」
「ちょ、ちょっとどういうことよ! キョン、有希、ちゃんと私に説明しなさい」
「……私と彼は一昨日も長時間に渡りお互いの体を」
「ちょ、ちょっと待て。長門、落ち着け。ほら深呼吸だ、な?な?」




385 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 03:30:17.91 ID:erqylV030
まさに一触即発の状況であった。
あぁ、神よ、何故俺にこれほどまでに過酷な運命を課すのだなどとぼやいても状況は何も変わりそうにない。
不意にガラガラと病室のドアを開ける音が響く。
「涼宮ぁ、目を覚ましたって聞いたからわざわざ遠路はるばる」
「ちょっとバカキョン! 私との約束は忘れたの? 溶けた心は離れないんじゃなかったの」
「……私が意地張って今まで怒ってたのはなんだったんですかー」
「……あの夜の詳細をここで公開すべき」

「うぉわっすまん。ごゆっくりいぃぃ」
谷口に対する憐れみを覚えつつ俺は途方にくれる。
「おやおや、気になったので急いで来てみれば早速修羅場ですか。全くあなたも罪深い男だ」
まあ、いいさ。ここから俺達、SOS団の新たな関係が始まるのかも知れん。
あの事故から捻じ曲がった俺達の関係はおかしな位置から再スタートする事となってしまったわけだが。
「……まあ、こんな滑稽な悲劇もありかもな」


「何一人で綺麗に締めようとしてんのよ。ほらキョン、手を出しなさい。あれやるわよ」
「……もう禁則事項は無いんですね。わたし頑張りましゅ」
「……妊娠した」

暗くなりきれない俺達の悲劇は終わった。そして俺にとっての永遠の苦悩の日々が始まったのだった。

君が望む楽園(ハーレム)   終わり?





386 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 03:32:47.48 ID:ZBiqRTdPO
>>385
お前飽きたろwwwwwwww




388 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 03:35:02.39 ID:VGTUmzuiO
>>385
乙www。




397 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 03:54:44.87 ID:B0fQj5PMO
>>385 これはこれで楽しかったwww乙





ここから書き手さんが代わります

104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 13:44:38.64 ID:sh6qFOhdO
みくる「私、知ってるんですよ?」
キョン「な、なにを?」
みくる「とぼけないでください…長門さんと付き合ってるんですよね?」
あの、優しい先輩だった朝比奈さんは…まるで氷のように冷たい視線をぶつけてきた

キョン「何言って…」
みくる「最低です…キョン君も、長門さんも」
キョン「………」
俺は…何も言えなかった

みくる「この前、仲良さそうに歩いてましたよね?人前で腕まで組んじゃって…」
キョン「あれは…」
みくる「とってもお似合いでしたよ」
キョン「違う、俺は!」
みくる「だからもう、凉宮さんには近付かないでください」
俺の全てを否定するような…そんな口調だった

キョン「くっ!俺は…」




続くかも





105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 13:47:09.23 ID:To6GrN6j0
>>104
続けれ




111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 13:53:30.79 ID:sh6qFOhdO
朝倉「あら?どうしました?」
キョン「あ…いえ、何でも…」
朝倉「何か…あったんですか?」
キョン「俺が…悪いんです…全部」
朝倉「よかったら、話してもらえませんか?誰かに話せば少しは…」
キョン「いえ、これは俺の問題なんで…それじゃ…」
朝倉さんの目を見ることすらできなかった
ハルヒが事故にあったのは俺のせいで…俺があの日、時間通りに駅前に行っていれば…

朝倉「………」



キョン「ただいま…」
体が重い…人の精神ってやつは、体にまで影響するんだな…
長門「おかえり…夕食の用意も入浴の用意もしてある」
キョン「あぁ…ありがとな…」
食欲がない、体が重い、何もしたくない
俺が、あの日約束を破らなければ…こんな思いはしないで済んだのにな……

長門「……」





112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 13:57:50.03 ID:sh6qFOhdO
適当に原作混ぜつつ書いているんだけれども…携帯だし書き溜めてないから遅いんだぜ…すまん

てか誰ルートにするか悩むんだが…一応今は序盤共通あたりだからどうにでもなるけど




117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 14:08:49.86 ID:sh6qFOhdO
キョン「おはようございます…」
バイトには出なきゃな…生活のためにも
鶴屋「おうおう、な~にシケた顔してんだい!ここはファミレスだよ!?」
キョン「はぁ…すいません…」
古泉「酷い顔してますよ…とても接客ができるとは思えないくらい…ね」

自分では気付かなかったが…そんなに酷い顔をしてるんだろうか
確かに、昨日は眠れなかったが…

キョン「いや、大丈夫…大丈夫だから…」
古泉・鶴屋「「………」」

カラン

キョン「いらっしゃいませ~って長門?」
長門「少し時間が有ったから…寄ってみた」
キョン「なんだよ…なんか用か?」
少し、突き放したような口調になってしまった…ただの八つ当たりにすぎないな…
長門「…これを」スッ
キョン「あぁ、テイクアウトか…980円だ」
長門「はい」
キョン「980円ちょうど…領収書は?」
長門「不要…」スッ
キョン「……?」
長門「体力の消耗が激しいようだから…あなたが食べて…それじゃ」
カラン

キョン「おい、長門…ったく…」
どうやら、長門は俺の心配をしてくれていたようだ




121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 14:25:52.52 ID:sh6qFOhdO
プルルルル プルルルル!
ん…電話…か? 誰だよこんな深夜に…
ガチャ

キョン「はい…」
朝倉「あ、あの…凉宮さんが…」
一瞬で、目が覚めた…ハルヒに何かあったのか!?
キョン「ハルヒがどうした!?まさか…」

朝倉「凉宮さんが………目を覚ましました…」


ガチャン! バタバタ…ガチャ!
長門「ん…どこへ?」
キョン「ハルヒが…目を覚ました…」
長門「……そう」
キョン「ちょっと病院に…」
長門「この時間は、電車が運行していない、明日の始発に」
キョン「走ってでも何でも行くんだ!!…行かなきゃ…ならないんだ…」
長門「………」
キョン「行ってくる」
キィ バタン

長門「凉宮…ハルヒ」





123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 14:28:34.59 ID:sh6qFOhdO
キョン「これ、タクシー代!」バタン!
俺はタクシーに乗って、病院までやって来た
もう、頭の中がゴチャゴチャで何がなんだかわからない…

ハルヒが起きたことは嬉しい。それは事実だ
だけど…今の俺や長門、朝比奈さんを見て
ハルヒはどう思うだろうか…

キョン「あ、あの!ハルヒは!?」
朝倉「こちらです…」
カツ カツ カツ

リノリウムの床を、一歩ずつ進む…
朝倉「今は少し落ち着いて、眠っているのでお静かに…」
キョン「落ち着いている?」
朝倉「……どうぞ」
キィ

キョン「あ……」
そこに、ハルヒがいた
記憶よりも長く伸びた髪、規則的な呼吸、少しやつれた顔…

唐突に、あの頃の思い出が襲ってきた




126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 14:42:53.73 ID:sh6qFOhdO
皆でバカ騒ぎしてたこと、毎日ハルヒがはしゃいで…俺が振り回されてたこと
学園祭でバニー姿で歌ってたこと、初めて会った時のこと……

色んな思い出があって…その中には必ず、ハルヒがいた

キョン「ハル…ヒ…」
思わず、声に出てしまった…そうか、俺はこんなにも…

みくる「…少し、いいですか?」
朝比奈さんの台詞に、俺は現実に帰ってきた
キョン「あ、あぁ…はい…」




127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 14:44:10.19 ID:sh6qFOhdO

みくる「…凉宮さんは……」
キョン「もう、目が覚めたんだろ?だったら…」

みくる「凉宮さんの記憶は、あの時のままです」

キョン「……え?」
みくる「目が覚めた時、言ってました…『今日はまだ夏休みよね』って」
キョン「えっと…それは…」
みくる「凉宮さんは今日がまだ、高校生だった頃の夏休みだと思っています」
キョン「そんな…バカなこと…」
みくる「私、あの頃とは少し違いますよね?顔も、髪型も…」
確かに朝比奈さんは少し大人になったし、化粧もしてる…でも
みくる「凉宮さんは私を見て…『みくるちゃん、何でメイド服じゃないの?』って…凉宮さんには私が変わっているのが認識できないんです」
キョン「そんなバカな!」
みくる「事実です」
じゃあ…じゃあ何か?ハルヒはまだ俺達が高校生で、まだSOS団でバカ騒ぎをしてるって…そう思っているのか?




128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 14:55:28.21 ID:sh6qFOhdO
みくる「医師が言うには、記憶の混濁だろう…と」
キョン「それは、治るんだろ?」
みくる「わからないそうです」
キョン「そんな…」
みくる「ショックを与えないためにも、キョン君や長門さんや古泉くんは…あの頃のままのフリをしてください」
キョン「な、なんだよそれ…」
みくる「私だって嫌です、キョン君みたいな人と仲が良いフリをしなきゃならないなんて」

グサッとくる台詞だった…でも、俺はそう言われても仕方ないのかも知れない
キョン「わかった…このことは」
みくる「古泉くんには私から言っておきます、キョン君は長門さんに」
キョン「あぁ…」
みくる「とりあえず、明日の午後…また来てください」
キョン「わかった…」
みくる「嫌なら、二度と来なくてもいいですから」
キョン「っ!!」
バタン


変わった…な…何もかも…俺も、長門も、朝比奈さんも古泉も
だけど、ハルヒだけはあの頃のまま…くそっ!何でこんなことに…




131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 15:07:46.90 ID:sh6qFOhdO
コンコン ガチャ
キョン「よう」
ハルヒ「………」
ハルヒは、ぼーっと窓の外を見ていた
その横顔は…あの頃、教室でつまらなそうに窓の外を見ていたハルヒと同じで
俺は少し、泣きそうになってしまった

みくる「あ、キョン君」
朝比奈さんは笑顔で、何故かメイド服を着ていた
その光景は…この病室がまるで、SOS団の部室であるかに見えた…

みくる「今、お茶いれますね」
ハルヒ「………あ」
キョン「よう、ハルヒ」
ハルヒは焦点の合わない瞳で、ゆっくりとこちらを向いた

ハルヒ「キョン…?」
キョン「あぁ、お前が入院したって聞いて…見舞いに来てやったぞ」
ハルヒ「私…入院してるの?……」
そして、また窓の外を見つめはじめた
キョン「……?」
ハルヒ「………」

ハルヒ「…あれ?キョン?」
キョン「あ、ああ…大丈夫か?」
ハルヒ「…なにが?」
キョン「なにがって…」
何かおかしい…俺はさっきからいたのに
みくる「あ、お茶っ葉が…ちょっとキョン君と一緒にお茶っ葉買いに行ってきますね?」
ハルヒ「…うん、わかった」




137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 15:20:00.11 ID:sh6qFOhdO
みくる「凉宮さんはまだ、記憶の混濁が激しくて…少し前にあったことも忘れてしまう時があります」
キョン「そうか…」
みくる「だから、できるだけ凉宮さんに話を合わせてください」
キョン「わかった」
みくる「今日はもう、帰ってください」
キョン「え?でも…」
みくる「一度に起きていられる時間は短いんです…あと数分も経てば、凉宮さんはまた眠ってしまうでしょうし…」

みくる「何より、私が耐えられません」

キョン「!!」
みくる「いくら凉宮さんのためとはいえ、キョン君と仲良しごっこなんて…本当は一分一秒でも嫌なんですよ」

キョン「わかった……」
みくる「できれば、二度と来ないでください…でも」
キョン「…?」
みくる「もし、凉宮さんのために何かしたいとか、償いたいって気持ちがあるなら…明日来てください」
キョン「わかった…絶対に来るよ…」
みくる「用はそれだけです…とっとと帰ってください」
キョン「………」




140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 15:34:06.12 ID:sh6qFOhdO
朝比奈さん…変わったな…前はあんな態度…
いや、変わったのは皆一緒か…もう、あの頃には戻れないんだ…

キョン「ただいま…」
長門「…病院?」
キョン「…ああ」
顔には出さないが、長門は非常に不機嫌なようだ

長門「夕食はつくってある」
キョン「ありがとな…長門」
長門「………」
キョン「長門?」

長門「凉宮ハルヒの状態の回復に伴い、総合情報思念体との再接続が可能」
キョン「え?」
長門「私の記憶及び状態を以前の状態へ置換することが可能」
キョン「それはつまり…長門はあの頃に戻れるってことか?」
長門「ただし、過去と現在の情報の非可逆性により、現在までの記憶は消去される」
キョン「おいおい…」
長門「命令を…」

長門を昔の、ちょっと人間らしい機械に戻す?
代わりに今までの記憶を消去?
冗談じゃない…俺は長門に救われたし、長門だって同じだろう

キョン「その命令は却下だ」
長門「了解、プログラム停止」

長門も変わったけど、変わったままでいいじゃないか…人間らしい長門のままで





145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 15:47:19.19 ID:sh6qFOhdO
コンコン
キョン「よう」
ハルヒ「キョン!遅い!罰金!」
キョン「何故俺がお前に罰金を払わなきゃならんのだ」
ハルヒ「遅かったから」

しばらく病院に通う内に、ハルヒはだんだんと元気になっていった
記憶は混濁したままだが

みくる「あ、お茶いれますね…」
ハルヒ「みくるちゃん、私も」
みくる「はい」

キョン「大分元気になったな、もうじき退院か?」
ハルヒ「なんか、検査入院だか何だかで、なっかなか退院させてくれないのよね…きっとヤブ医者よ」
キョン「ヤブ医者ってことは無いだろ」
ハルヒ「ね、そういえば有希は?」
キョン「え?」

顔に出ていただろうか?
ハルヒが不思議そうにこっちを見てる…何か答えないと…

みくる「今日はパソコン部の方で何かあるって言ってましたよ」
ハルヒ「ふ~ん、しっかし退屈ね~何か足に悪いから歩くなって言われるし…せめてネットくらいあればいいのに」

ハルヒには記憶の混濁のために厳しい情報規制がされている
ネットはおろか、週刊誌、漫画、新聞…全部当時のものだ





147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 15:58:11.42 ID:sh6qFOhdO
みくる「はい、よければ私が何か買ってきますか?」
ハルヒ「そうね、何か適当に面白そうなのがいいわ」
みくる「えっと…凉宮さんが気に入ってくれるかどうかわかりませんけど…ちょっと行ってきます」


キョン「………」
ハルヒ「………ねぇ」
キョン「ん?」
ハルヒ「本当に検査入院なの?」
キョン「ど、どうした急に」
ハルヒ「なんかおかしいのよね…頭打ったって割には全然痛くないし、痕だってない」
キョン「打ちどころが悪かっただけだ」
ハルヒ「それに、何で頭の怪我ごときで足に悪いから歩くなって言われるのかしら」
キョン「バランスがとれないからだろ、いいからおとなしくしてろ」
ハルヒ「やっば、外に出たいし…多分大丈夫よね」
キョン「おい馬鹿!無理するな!」
ハルヒ「大丈夫よこのくら…きゃっ!」ガシャ!
キョン「あぶねっ!」
ガシッ

キョン「ハ、ハルヒ?」
ハルヒ「……ん」
狭い病室で、抱き合ったまま…ハルヒは目を閉じた
俺は

→キスをする
 キスをしない




149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 15:58:46.03 ID:mQXKlIZ00
しない




150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 16:00:32.56 ID:oJFnyvNk0
キスだろjk
キスだろ
キスだろ
キスだろ
キスだろ


キスにして下さい! お願いしますっ><




151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 16:01:59.48 ID:pHQPIOuj0
キスしない




152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 16:02:07.97 ID:t4dQ3M5P0
修羅場フラグwwww




154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 16:02:57.96 ID:oJFnyvNk0
キスするよな普通、なぁ、頼むよ。





俺必死過ぎキメェw




158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 16:06:45.52 ID:sh6qFOhdO
>>149

キョン「ほら、ベッドに戻れよ…朝比奈さんが帰ってくるから」
ハルヒ「なんで?なんでみくるちゃんが出てくるの?」
キョン「誰かに見られたら…」
ハルヒ「キョンは…キョンは私のこと好き?」
キョン「は?なんだいきなり…」
ハルヒ「………なんでもない、もう寝るから帰って」
キョン「…あぁ」
バタン

ハルヒ「いくじなし…」


キョン「ふぅ…」
さっき、ハルヒにキスしようとした時…
ふと、長門の顔が浮かんだ
そうしたら、何故か…できなかった
ひどい罪悪感に襲われて…いや、ただの言い訳だな、こんなの
俺は長門が好きだし、それを裏切るような真似は…でも、ハルヒはあの頃のままで

くそっ!どうしろっていうんだよ…ハルヒは…長門は…





162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 16:13:56.82 ID:sh6qFOhdO
>>150他多数

ハルヒ「……ん」
キョン「……ん…」

ハルヒ「…ぷはぁ…」
キョン「………」
ハルヒ「キス…しちゃった…」
キョン「あぁ…」
ハルヒ「これで、あんたは責任を取らざるを得ない立場になったわ」
キョン「は?」
ハルヒ「私のファーストキスの価値は、全宇宙より重いわよ」
キョン「何言ってんだ…いいから戻れよ」
ハルヒ「んふふ~♪」
キョン「………」

ガチャ
みくる「戻りました~、あれ?何だか凉宮さんご機嫌ですね?」
ハルヒ「べっつに~♪」
キョン「あ、俺帰るわ…」
ハルヒ「明日も来なさいよね、団長命令よ!」
キョン「…あぁ」
バタン

俺は…くそっ!何であんなこと…でも、ハルヒはあの頃のままで…いや、長門はどうする…
ボロボロになった俺を救ってくれた長門は…




161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 16:12:23.68 ID:6RRV/2uF0
一体お前に何があったんだ?
痕で聞かせてくれないか・・・?




166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 16:16:01.59 ID:sh6qFOhdO
>>161
どっちにするか悩んだから聞いてみただけ
結局両方書いたけど。
読んでくれる人には二倍おいしいかなぁと思ったり思わなかったり




163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 16:14:49.86 ID:vGpAEpBQ0
どっちのルート進むんだよ




167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 16:17:49.86 ID:sh6qFOhdO
>>163
とりあえず共通ルートにできるから。てかあの選択肢はそんなに重要ではない




172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 16:25:07.04 ID:sh6qFOhdO

キョン「ただ…いま」
長門「………」
キョン「長門…」

長門は無言で本を読んでいた…その態度に、少し気が楽になった
これで、言い訳しないで済む

長門「バイタル、発汗量からあなたの現在の心理状況を推測、95%の確率で、非常に不安定な状態」
キョン「!?」

そういえば、再接続がどうのって…こんなこともできたんだよな…

キョン「あ、あぁ…ちょっと病院でな」
長門「…そう」
何も聞かない長門に、助かったと思う反面、長門は全部わかってるんじゃないかとも思う
俺の気持ちや、ハルヒの取り巻く状況全てを




176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 16:33:10.39 ID:sh6qFOhdO
ザーッ
キョン「すごい雨だな…」
ハルヒ「そうね」

夕立だからすぐに止むだろうが…俺の気分を重くするには十分だった

ハルヒ「ねぇ…」
キョン「ん?」
ゴロゴロゴロ ピシャーン!!
ハルヒ「   」

ハルヒが何か言ったが、雷の音でかき消されてしまった

キョン「すまん、もう一度言ってくれ」
ハルヒ「だから…」




177 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 16:34:33.09 ID:sh6qFOhdO
番組の途中ですが、バイト行かなきゃならん
夜まで残ってたら書くかもしれないが、本当にすいません
じゃ、行ってきます




214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 20:02:10.79 ID:QFvwHjxl0
君望しらないけど問題なく楽しめてる俺は勝ち




215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 20:03:19.02 ID:/KfqIkJ/0
ハルヒルートでも長門ルートでもキョン死ねって結果に行き着くの?





233 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 21:13:41.87 ID:U8agHvUO0
ウィキペディアで君望を見てきたんだが、
みくるがキョンを嫌う意味がイマイチ分からん




237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 21:48:10.18 ID:KZ/lINUp0
>>233
よく読もうぜ
茜じゃなくてみくるの言い分が書いてある
>>27あたり保守




246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 23:25:46.74 ID:sh6qFOhdO
>>1じゃないけどただいま。




248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 23:29:33.91 ID:pBzfgiFt0
>>246
まってたぞおおおおおおおおおおおお




249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 23:35:39.13 ID:sh6qFOhdO
ハルヒ「ねぇ…」
キョン「ん?」
ハルヒ「皆は元気?」
キョン「ああ、元気だ」
ハルヒ「皆に会いたいな…ここに集合って言ったら、皆来るのかな?」
キョン「来るだろ、団長命令っていえば」
ハルヒ「そっか、そうよね…じゃ、団長命令、皆で明日あたしのお見舞いに来なさい」
キョン「明日か…」

幸い明日は日曜だし、特別な事情が無い限り皆集まりそうだ

キョン「わかった、俺から皆に伝えとく」
ハルヒ「頼んだわよ」


キョン「…と言うわけなんだが」

古泉「凉宮さんの頼みなら仕方ありませんね」
鶴屋「そうだね~、てかあたしも行っていいの?」
みくる「………」
長門「………」

朝比奈さんと長門の間に、とてつもなく壁を感じる
だけど俺は、そんなものは見えていないように振る舞った

キョン「長門も…いいよな?」
長門「問題ない」
みくる「………なんで」

朝比奈さんは肩を震わせて…泣いている?いや、違う…





250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 23:39:22.29 ID:pBzfgiFt0
みくるがこわいな




253 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 23:50:29.61 ID:sh6qFOhdO
みくる「なんで、問題ないなんて言えるんですか!!」

朝比奈さんは怒りに肩を震わせていたのだ…長門に対して

長門「…特に問題は感じていない、私が凉宮ハルヒと接触して問題になるような事象は存在しない」
みくる「あなたが!あなたがいるから!!」
長門「理解不能」
みくる「っ!このっ!」
パァン!

渇いた音が響いた
朝比奈さんは長門の顔に、力一杯ビンタした…

キョン「ちょっ!落ち着いてくださいよ朝比奈さん!」ガシッ
みくる「触らないで!汚らわしい!!」
ガスッ!

キョン「うくっ!…痛った…」

朝比奈さんが振り回した手が、裏拳気味に俺の顔にあたった




254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/03(火) 23:51:00.92 ID:sh6qFOhdO
みくる「あ……いや…私…」
古泉「朝比奈さんは間違っていませんよ」
みくる「一樹くん…」
古泉「元はと言えば、この人のせいで凉宮さんが事故にあったんです、本来なら僕も殴り殺したいくらいですが…」

古泉はまるで虫でも見るかのような目で俺を見下ろした…

古泉「こんなクズのせいで、僕の人生まで台無しにされたのでは、たまったものではありません」
キョン「てめぇ…!」ギュッ
長門「…ダメ」

古泉「殴りたいならどうぞ?あなたに殴られたら、僕はすぐに警察を呼んで、ありのままを話しますから」
キョン「ちっ…」
古泉「殴らないんですか?本当にクズですね」
キョン「今は、そんなことよりハルヒのことの方が大事だ…」

俺は、腹の中からドス黒い何かが出てこようとするのを必死に抑えていた
長門が側にいてくれなければ、古泉を殴り倒して俺が捕まっていただろうな……




257 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 00:00:38.90 ID:J7Dw2mmzO
キョン「明日、ハルヒの病室に行かなきゃならない…」

俺は、ひどく重い気分だった。古泉に侮辱されたこともあるが…こんなにバラバラな状態で、果たしてハルヒの前で
あの頃の俺達を演じきれるのか…それが、不安でたまらない

キョン「あの中では、俺達はSOS団のままだ…嫌なのは分かる、だけど」

古泉「ええ、事情は把握していますよ。凉宮さんのために、きちんと演じきってみせます」
鶴屋「あたしは別にあんまり変わってないし~いつも通りでオッケー!」
みくる「私も大丈夫です…今までも演じてきたし」
長門「………」

長門だけは反応がない…てっきり、さっきのように問題ないと答えると思っていたが

キョン「長門?」
長門「私は……」

長門「…わからない」
キョン「なにがだ?」
長門「あの頃の私の記憶と、現在の私の記憶にひどく改変されている箇所がある」




260 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 00:05:48.81 ID:XY43tiSg0
古泉うぜぇ




261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 00:08:16.99 ID:nFv/GTUN0
長門がビッチなんですね




262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 00:13:07.27 ID:J7Dw2mmzO
キョン「それは?」
長門「………」

長門は、俺を無言で見つめてきた…やめてくれ…そんなに真っ直ぐ俺を見ないでくれ…

俺は、すぐに長門から目をそらして…気が付いた

キョン「まさか、俺のことか?」
長門「……(コクン)」

そうか、俺は長門に救われたと思っていたけど…それは違う
お互いが、お互いにもたれかかっていただけだ…今更…気付くなんてな…

長門「だから、あの頃の言動をトレースするのは不可能」
キョン「何も全部完璧にしろってわけじゃない、ハルヒが不審に思わない程度に…」
みくる「そうやって、また凉宮さんを騙すんですか?」
キョン「朝比奈さん…」
みくる「今の状況ですら、何もわからない凉宮さんを騙してるのに…また、嘘をつくんですか?」
キョン「嘘なんて…」
みくる「本当は、凉宮さんのことはどうでもいいって思ってるんじゃないですか?」
キョン「そんなこと!!」
みくる「あなたにとって、大事なのは…凉宮さんよりも長門さんじゃないんですか?」
キョン「っ!」

痛いところを突かれた…でも、ハルヒのことはどうでもいいなんて思っちゃいない…それだけは、少なくとも嘘じゃない…




264 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 00:15:02.28 ID:eRjxqIeI0
キョンの過失って待ち合わせの時間に遅れただけ?
それにしてはミクルとホモの見下し方が尋常じゃないな・・・




265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 00:17:03.33 ID:Zb3wnRa50
>>264
原作でもそうだけど
誰かを責めないと、気持ちが治まらないんだよ
この場合親族ってワケでもないから状況が違うけどね




266 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 00:17:39.94 ID:J7Dw2mmzO
>>264
その理由は後でわかる…ように書くつもり




278 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 00:32:44.37 ID:J7Dw2mmzO
キョン「でも、ハルヒをこのままにはしておけない…」
古泉「そうですね、誰が悪いかなんてわかりきった議論は必要ありませんし、まずは明日、ここにいる全員で凉宮さんの所へ行きましょう、長門さんもそれでいいですよね?」
長門「わかった」
古泉「じゃあ、今日は解散しましょう…あ、そうだ」

古泉は俺を真っ直ぐ見て…言った

古泉「あなたに長門さんを選ぶ権利はありません」
キョン「は?どういう意味だ?」
古泉「言葉通りの意味ですよ、それじゃ」
みくる「それじゃ、私も帰ります」
鶴屋「じゃ~ね~!」

この場に、俺と長門だけが残された
空気が重い…本当は、何もかも投げ出して…このまま消えてしまいたいくらいだ…

長門「……」
キョン「……」

俺が何をした?たかが少し、時間に遅れただけだろ?
何で俺ばかりこんな目に会わなきゃいけないんだ…誰か、教えてくれ




294 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 00:56:03.99 ID:J7Dw2mmzO
ハルヒ「あら、意外と早かったわね」
キョン「遅れたら罰金だからな」
古泉「団長命令ですから」
鶴屋「見舞いなんだから早くこなきゃ!」
みくる「私は前からいましたし…」
長門「………」

ハルヒの病室の中は、まるであの頃のSOS団そのものだった
長門は一切喋らなかったが、それはそれで好都合だった

古泉「あ、もうこんな時間ですね…バイトがあるのでお先に失礼させてもらいます」
鶴屋「私も~!じゃ、お大事に!」
ハルヒ「またね!」

ハルヒは生き生きとしていた…やはり、偽物とはいえSOS団の空気に触れたからだろうか?

ハルヒ「あ、有希?」
長門「……?」
ハルヒ「何かあったの?」
キョン「!!」

マズイ…何か感づいたか?




299 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 01:05:17.64 ID:J7Dw2mmzO
ハルヒ「有希さぁ、なんていうか…女っぽくなってない?」
長門「自分ではわからない」
ハルヒ「あれ?有希がそんなこと言うなんて、珍しい…」

俺は、長い間一緒にいたから慣れてしまっていたが…あの頃の長門と今の長門はまるで変わっていたのか?
…ハルヒですら気付くほどに

みくる「あ、あの!」
ハルヒ「ん?なに、みくるちゃん」
みくる「あの…お茶…飲みませんか?」
ハルヒ「うん、もらう!ちょうど喉渇いてたのよね~、さすがみくるちゃん!気が利くわ~」
みくる「あ、あはは…」

朝比奈さんに助けられた…か

キョン「あ、ハルヒ…俺は今日は帰るよ」
ハルヒ「ん、わかった…受験も楽じゃないわよね…」
キョン「あ、ああ…頑張ってはいるけどな」
ハルヒ「ま、仕方ないわね…また明日」
キョン「ああ…」

なんとか不審に思わない程度には切り抜けたか?
いや…しかし…

古泉「待ってましたよ」
キョン「古泉…?」
古泉「大事な話があります」
キョン「……」





303 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 01:17:49.76 ID:J7Dw2mmzO
キョン「話って何だ…また…」

病院の屋上には、俺と古泉以外に誰もいない
殴り合おうが怒鳴りちらそうが、誰も気にしないような…古泉にとっては好都合な場所だ

古泉「昨日も言いましたが、意味を理解していないようなので、簡単に説明しようと思いまして」
キョン「説明?」

何の話だ?意味を理解してない?
あ…昨日の最後のアレか…

キョン「俺には長門を選ぶ権利がないってやつか…」
古泉「えぇ」
キョン「確かに、ハルヒがあんな状態になったのは俺のせいだ…俺が、あの時遅れなければ…」
古泉「それは大して重要ではありません」
キョン「…?」

何だ…何を言いたいんだ古泉は…

古泉「僕と朝比奈さんの共通点と、長門さんに無くて僕らにあるものがあります」
キョン「…なんだいきなり」
古泉「…わかりませんか?」
キョン「さぁな…全然わかんねぇよ…」




309 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 01:32:31.36 ID:J7Dw2mmzO
古泉「長門さんは元々、単独で活動できます。でも、僕の場合は能力と組織、朝比奈の場合は時間移動と元の時代…」
キョン「何が言いたいんだ…」

古泉「僕らは、凉宮さんがいなければ成り立たないんですよ」
キョン「は?」
古泉「不思議だと思ったことはないですか?」
キョン「何が…お前が何を言っているのか全然わからないんだが…」
古泉「凉宮さんが倒れた後、朝比奈さんがこの時代にいる理由ですよ」

朝比奈さんがいる理由?
古泉と朝比奈さんと長門は…

キョン「ハルヒの観察に…」
古泉「そうですね、倒れる前までは」

古泉「朝比奈さんは、凉宮ハルヒが倒れたことで…しかも死ではなく昏睡状態のため…帰りたくても帰れないんですよ」

キョン「!!」

古泉「僕は…凉宮さんが倒れた直後に、能力が無くなりました。閉鎖空間自体、つくられることが無いですからね」
キョン「………」
古泉「組織も解体されました。凉宮さんがつくりだす世界が無いのに、組織が存在する意味は無いですから」
キョン「だから、朝比奈さんは…」
古泉「朝比奈さんには帰る家すら無かったんですよ…この数年間」
キョン「………」
古泉「その間、凉宮さんの家にいたらしいです。昏睡状態の娘の介護を交換条件に出されてね…だいぶ、辛かったようです」




310 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 01:36:20.43 ID:c0DvocSzO
みくる…ウゥッ…




316 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 01:47:14.23 ID:J7Dw2mmzO
古泉「だから、そもそもの発端であるあなたを憎んだ…そうでもしなければ、自分の精神が壊れてしまいますからね」

古泉「そして…僕も」

朝比奈さんが俺を憎むのはわかった…古泉だって、いきなり能力を失って組織は無くなって
行き場の無い怒りを俺にぶつけてるんだろう…でも

キョン「それと、長門を選ぶ権利ってのがどう関係するんだ?」




318 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 01:47:59.90 ID:J7Dw2mmzO
古泉は、一度空を見上げて…ゆっくりとこちらを向いた

古泉「実は…最近になって能力が戻ってきましてね…近々組織も再編するようです」
キョン「!…まさか…」

古泉「小規模ではありますが、各地に閉鎖空間が形成されています」
キョン「いや、でも…」
古泉「凉宮さんがストレスを感じる度に、閉鎖空間は広がります…もし、あなたが長門さんを選んだとしたら…」
キョン「………」
古泉「この世界を覆い尽して余りあるほど、巨大な閉鎖空間が出来上がるでしょうね」

バカな…世界の運命が俺の気持ち1つで…

古泉「だから、あなたには凉宮さんを選ぶ以外に選択肢は無いんですよ…凉宮さんだって満更じゃないみたいですし…いいんじゃないですか?」

キョン「長門は…長門の気持ちはどうなる…それに、俺の気持ちも」
古泉「世界の大きさに比べたら、そんなものは無いに等しいんですよ」

古泉「話はそれだけです」

古泉は、身を翻して出口へ向かい…止まった

古泉「僕はね…朝比奈さんを愛しています。だから…彼女を傷付けたあなたを許す気はありません」
バタン!

古泉は朝比奈さんのことを…?いや、それより長門は…ハルヒは…
くそっ!俺は……俺は…




332 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 02:38:17.81 ID:J7Dw2mmzO
俺は…どうしたらいいんだ…
フラフラと街をさまよい歩いていた…どこをどう歩いたのか、まるで覚えてなどいない…ただ、頭の中が真っ白だった…

長門を選べば世界の終わり、ハルヒを選べば長門が傷付く…俺は

キョン「選べるはず…無いだろ…」

ハルヒのことは、好きなんだと思う…あいつが倒れた直後、まともに生活すらできなかったのが何よりの証だ
長門は…そんな俺のそばで、俺を現実に…普通に生活できるようにしてくれた…

どうしようもないな、俺は…

フラフラと歩くうちに、見覚えがある場所に来てしまった

キョン「ここは…あの時の」

朝比奈さんの秘密を知った、あの遊歩道だった
街灯がぼんやりと辺りを照らす…周りに人影は無い

少し…休もう…何だかひどく疲れた…なにもかもが重すぎて、辛すぎて




344 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 02:47:30.86 ID:J7Dw2mmzO
キョン「……ふぅ」

重い、溜め息をついた
なにもかもが嫌になった…いっそ、死んでしまった方が楽になれるんじゃないか…
ずっと、そんな考えが渦巻いている

キョン「そういえば、このベンチだったよな…」

隣に、微妙な距離を置いて朝比奈さんが座ってて…自分が未来人だと打ち明けて、最後に

キョン「禁則事項…か」

口許に手を当てて、穏やかに笑っていた朝比奈さんの姿を思い出した
今の、あんなに冷たい態度からは想像も出来ない程…優しくて穏やかで…でも

キョン「俺の…せいで」

詳しい事情はよくわからないが、この数年間…ずっと辛い思いをしてきたんだろうな…
俺は、誰かを不幸にすることしかできないのか…やっぱり、俺みたいな人間は死んだ方がいいよな

思考が、ループする





338 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 02:41:22.24 ID:QwSVaM5IO
古泉は何故自分の家にみくるを泊めなかったの?




345 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 02:47:52.87 ID:c0DvocSzO
>>338
弱みに付け込む卑怯な手はしたく無かったか、ヘタレだからじゃね?




346 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 02:49:24.05 ID:yanKZ4mp0
>>338
女に興味がないからです




354 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 02:59:33.42 ID:J7Dw2mmzO
???「どうしまし…あ」
キョン「え?」

ボーッとしていた時に声をかけられて、ハッと我に返った
ここからでは暗くて相手が見えないが…

ザッ
???「なんで、こんな所にいるんですか?」
キョン「朝比奈さん…」

みくる「こんな時間まで、フラフラと夜遊びですか?いい身分ですね」

朝比奈さんの言葉にはトゲがある…でも、それは俺の責任だ

ズザッ
キョン「朝比奈さん…本当に…すまなかった…」
みくる「………」
キョン「さっき、古泉から聞いたよ…ハルヒが倒れてから…ずっと辛い目にあってたなんて…俺、知らなくて…」

俺は、ちっぽけなプライドも何もかも捨てて
朝比奈さんに土下座した
謝って済む問題じゃないのはわかっているが…謝らずにはいられなかった

みくる「…そんなこと…」
キョン「本当に…すいま…せんでした…」

気が付けば、俺は泣いていた…




360 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 03:03:56.45 ID:gYkhukcD0
キョンが一番悪いだろ、長門にも原因はある
ハルヒと古泉と朝比奈さんは悪くない




361 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 03:04:45.34 ID:ZbZN9wAZ0
一番悪いのは、車の運転sy……いや、なんでもない。




380 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 03:21:36.80 ID:J7Dw2mmzO
みくる「そんなことされても…私の時間は戻ってこないんですよ」
キョン「……」

わかってる…わかってるんだよ…これはただの自己満足なんだってことくらい
でも、自己満足でも何でも…謝らずにはいられなかったんだ

キョン「………」
みくる「顔を上げてください」
キョン「………」

できなかった…今、朝比奈さんの顔を見ることなんて…

みくる「私は…あなたに謝ってもらいたくないですから」
キョン「……え?」

顔を上げると…朝比奈さんは無表情で言った

みくる「悪いのは、凉宮さんですから」

ハルヒが悪い?朝比奈さんは何を言って…

みくる「あんな女、死んでくれた方がいいのに…キョン君もそう思いますよね?」

朝比奈さんは…あの時の穏やかな笑顔でそう言った
俺はもう、何がなんだかわからなくなってきた

悪い夢を見てるんじゃないか…そう思った
でも、地面に擦り付けた額はヒリヒリと痛む…つまり

夢じゃ…ない





383 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 03:25:23.39 ID:7epkK+Wl0
>>380

いやあああああ




384 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 03:28:15.37 ID:9H51/OC60
>>380
うわあああああああああああああ!



いいぞ、もっとやれ




389 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 03:37:14.59 ID:J7Dw2mmzO
みくる「全部、あの女のせいなんですよ」
キョン「朝比奈…さん?」

朝比奈さんはまるで、それがとても楽しいことであるかのように語りはじめた

みくる「そもそも、あの女さえいなければ、私はこんな時代に来ることもなく…ましてやあんな馬鹿なごっこ遊びに付き合う必要なんて無かったんです」
みくる「禁則事項って言われてましたけど、もう、私は自由なんです。本来なら絶対にやってはいけないことすら…何ら制約を受けないんですよ…その点だけは、あの女にも価値があったかもしれません」

誰だ…この人は…俺の知ってる朝比奈さんとは、まるで別人…いや、元の朝比奈さんなのか…これは…

みくる「例えば…殺人とか…未来から来た人間が過去の人間を殺しちゃいけませんよね?…でも、私なら許されるんですよ」

違う…未来とか過去とかじゃなく…そもそも殺人なんて…

みくる「だって、私はもうどの時代の人間でもありませんから」

みくる「本来なら凉宮ハルヒが倒れた時点で、私の仕事は終わりです。やっと下らない仕事が終わると思って、清々してたんですよ?」

みくる「そして、いざ帰ろうとしたら帰れないんですよ…凉宮ハルヒのせいで」

キョン「どうして…」

みくる「あのバカ女が、時間を止めたからです」




400 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 03:57:49.81 ID:J7Dw2mmzO
キョン「時間を…止めた?」
みくる「この時代の人間では理解しにくいかもしれませんが…そもそも時間というは一定ではありません」
みくる「今、この瞬間から無限に分かれて広がり、私たちに認識できるのはその中のたった1つ。それを積み重ねてできたのが今、この瞬間です」

俺には、朝比奈さんが何を言っているのか理解できない
どうやってハルヒは時間を止めたんだ?

みくる「そして、凉宮ハルヒは…その無限の広がりを有限にしました。事故の瞬間の、生存本能でしょうか?原因はよくわかりません」
みくる「そして、切り捨てられた時間軸上に、私の時代があったんです」

キョン「ちょっと待ってくれ…そしたら、朝比奈さんはいなくなってるんじゃ…」
みくる「えぇ、私もそう思ったんです…でも」

みくる「質の悪いことに、あの女はSOS団のメンバーをこの時間に固定させたんです」
キョン「固定?」

全く意味がわからない…つまり、どういうことだ?

みくる「分かりやすく説明するなら…川を時間の流れとして、その川の中に一本の棒を立てます」

みくる「それは、そのままなら流されて終わりです。それが通常の時間の流れ方」
みくる「でも、あの女がやったことは…その棒に、強制的に上からの圧力をかけたんです」
みくる「すると、棒は地面に刺さり…流されなくなります。もちろん、多少は動きますが」

キョン「でも…あれ?」

みくる「よく、実際の年より若く見られませんか?あの女の影響で、老化のスピードも下がっているはずです」
キョン「そんな…バカな…」

みくる「私は逆に、ここに固定されたことによって…本来よりも早い速度で老化が進みます。私の場合は下流に引っ張られながらも、上から圧力がかかっているのでなかなか下に進まない状態です…それでも、通常の1.5倍の速度で進んでいますけど」




410 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 04:13:18.23 ID:J7Dw2mmzO
みくる「本来の時間にはいるはずの無い人間ですし、その固定化の影響で私は」
みくる「認識可能な存在しないものになっているんですよ」

キョン「な、なにを言って…」

みくる「この状況をどうにかするためには、凉宮ハルヒが自らの意思で時間を元の状態に戻すか、凉宮ハルヒの死しかありません」
キョン「そんなこと言っても…」
みくる「そうですね、今のあの女には自らの意思で戻すことはできません、そもそも戻せないでしょうね」

みくる「だから、殺すしかないんですよ」

いきなりすぎてついて行けないが…何がどうなっているんだ…

みくる「古泉くんに話はしてあるんですよ、実行犯をお願いしたら…簡単に引き受けてくれましたよ。男なんて単純ですから」
キョン「なにを…あんたはさっきから何を言ってるんだ…」

みくる「それで、古泉くんは良いことも教えてくれました…キョン君に罪を被せればいいんだって」
キョン「!?」
みくる「キョン君…もう、辛いですよね?死にたいですよね?」

確かに辛いし、死にたくもなったが…まさか…

みくる「古泉くんはとても頑張ってくれました。あなたを追い詰めて追い込んで、遺書まで書いてくれたんですよ?」
キョン「まさか…最初から…」
みくる「あ、閉鎖空間の話は本当です。どのみち、あの女が死ねば済む話なのでどうでもいいですけど」




412 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 04:18:55.87 ID:butSXUF/O
キョン逃げてぇぇ




420 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 04:26:05.02 ID:J7Dw2mmzO
みくる「ここだと不自然かなぁとも思いましたが…都合よく誰もいませんね」

朝比奈さんは…ポケットから光る何かを取り出した
果物ナイフ…そうか…ここで俺を殺す気か…

キョン「そんなことしても…」
みくる「今更、命乞いですか?やっぱり見苦しいですね、キョン君は」

やめてくれ…そんな…そんな笑顔で言わないでくれ…もし、ここで俺が死んだら…

キョン「長門は…」
みくる「長門さんのことは心配しないでいいですよ?あんな人形一つ壊れたって、どうということは無いですから」
キョン「!!」

頭に、血が上った
俺は別に殺されたって構いはしない、でも長門は!!
長門だけは!

みくる「本当は自殺してもらえると助かるんですか、仕方ないですね…それじゃ、さようなら」
ダッ!

いつものおっとりした動きからは想像もつかない程、朝比奈さんは素早く、的確に俺の腹を突き刺…

ダッ!
ズブッ!!グチャッ!……ドサッ!




432 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 04:45:53.42 ID:J7Dw2mmzO
ビシャァッ!
ねっとりとした生暖かい液体が…俺の顔に降り注そぐ
それが少し口に入ると…鉄の味がした
これは血か?…痛みは無いが、俺は…刺されたのか?

俺の前に、誰かが割り込んだ気がする…誰かが

みくる「ゔぅ゙ぁ゙ぁ゙ぁぁああ゙!!!」

あれは…朝比奈さんと

キョン「古泉?」
古泉「……あなたは…逃げてください…」
キョン「ちょっと待て…お前…」
古泉「いいから早く!」

なぜ古泉が…それに朝比奈さんのあの唸り声にも似た悲鳴は…

見れば、朝比奈さんが握っていた果物ナイフは…古泉の腹に刺さっている
しかも、切っ先は貫通して…

古泉「朝比奈さん…あなたに殺されるなら…僕は…」
みくる「ゔぅあ゙ぁぁあ゙!!」

朝比奈さんの首筋に…ナイフが刺さっていた…古泉が握るナイフが…
さっきから、降り注いでいるこの血は…朝比奈さんのものだったんだと…気付いた
俺は、こんなにも非日常的な光景を見ても
何故か冷静だった





434 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 04:46:37.27 ID:J7Dw2mmzO
古泉「あなたは少し勘違いしています…凉宮ハルヒを殺したら…あなたという存在は消滅するんですよ…」
古泉「あなたはそれで良かったのかもしれない…でも、僕は…あなたが好きだから」
古泉「せめて、僕の手で」

みくる「ごぉ゙ぉ゙いずぅみ゙ぃ゙ぃぃ!!」

しばらくすると…二人とも動かなくなって…倒れた

ドサッ!
キョン「お、おい!古泉!?」
古泉「もう…ダメですね…」
キョン「古泉!もういい、喋るな!今病院に…」
古泉「ひとつだけ…言っておきます」

古泉「…朝倉が…朝比奈さんを……」
キョン「おい、おい!しっかりしろ、古泉!古泉!?」




461 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 05:03:08.40 ID:J7Dw2mmzO
結局、古泉は運ばれた病院で息を引き取った
朝比奈さんは…あれだけ流した血も…いや、そもそも存在自体が無かったことにされていた
SOS団メンバー以外には、誰も朝比奈さんの事を覚えていなかった

最後は狂気に染まり、古泉に殺されたとはいえ…俺にとって、複雑な心境ではあった


ハルヒ「ねぇ、最近みくるちゃん来なくなっちゃったんだけど」
キョン「あぁ、朝比奈さんな…引っ越したんだってよ」
ハルヒ「えぇ~!何よそれ、団長の許可も取らずに!」

ハルヒには、古泉が死んだことは伏せた
医者にも止められていた。今、ショックを与えるのはマズイと

ただ、長門にそのことを言ったら…顔には出さなくても悲しんでいることだけはわかった

それにしても、わからないのは古泉の最後の言葉だ
どうやら、朝比奈さんと朝倉には何か関係があるらしい…




466 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 05:13:22.08 ID:J7Dw2mmzO
キョン「あの…」
朝倉「はい、何か?」
キョン「少し、時間ありますか?」
朝倉「えぇ、外に出ましょうか」

俺は、朝倉から朝比奈さんの事や今回の件について、聞きたいことが山ほどあった

朝倉「来ると、思ってました」
キョン「え?」
朝倉「誰から聞きました?朝比奈さんですか?長門さんですか?」
キョン「何を…」
朝倉「とぼけなくてもいいですよ、私のことです」
キョン「いや、本当にわからないんだ」

朝倉は何か隠している?
そして、朝比奈さんと長門はそれを知っているようだが…

朝倉「朝比奈さんと古泉さんのことは、本当に残念でした」

ん?ちょっと待て…何かおかしいな…

朝倉「二人とも、いい人だったのに…」
キョン「あのさ…」
朝倉「はい?」

キョン「何で朝倉は朝比奈さんのこと覚えてるんだ?」

SOS団のメンバーでも無く、ハルヒにとってもそんなに深い付き合いはなかっただろう
なのに、なぜ朝倉は朝比奈さんのことを知っているんだ…皆、忘れたはずなのに




472 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 05:23:55.74 ID:J7Dw2mmzO
朝倉「あ、なんだ…本当に知らなかったんですか」
キョン「え?」

朝倉「私は…凉宮ハルヒです」

キョン「は?」

何を言ってるんだ朝倉は

朝倉「正確には、凉宮ハルヒの遺伝情報をインストールされた、有機生命体です」
キョン「いや、意味がわからない」
朝倉「あの事故の後、凉宮ハルヒを復元、複製できないかという試みがありました」
キョン「……」
朝倉「その時、全くのゼロから新しく凉宮ハルヒを生み出す方法と、既存のヒューマノイドインターフェイスに情報をインストールする手段がとられ、私は後者のプロトタイプに選ばれました」
キョン「つまり…え~と…」
朝倉「私は限り無く凉宮ハルヒに近い、けれど全く別の生命体です」




475 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 05:29:32.89 ID:J7Dw2mmzO
ハルヒ「次回!凉宮ハルヒの永遠第十二話!」

キョン「違う!次回、凉宮ハルヒの永遠第十話
『情報総合思念体?なにそれ、おいしいの?』お楽しみに!」
ハルヒ「テンションおかしいわね、もう寝なさい」
キョン「お前がな」


おやすみ ノシ




476 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/06/04(水) 05:31:25.18 ID:eCqtjw3tO
>>475
嘘…だろ…?







『情報総合思念体?なにそれ、おいしいの?』へ




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コメント
この記事へのコメント
  1. 名前: 通常のナナシ #-: 2008/06/07(土) 13:00: :edit
    久しぶりのどシリアス。
    にしても>>1は飽きたのかw
  2. 名前: 蒸発した名無し #-: 2008/06/07(土) 13:55: :edit
    面白くて一気に読んでしまった
    原作知らなくても楽しめるな
  3. 名前: 通常のナナシ #-: 2008/06/07(土) 14:55: :edit
    脳内再生でみくるが楓になっていたのは自分だけということにしておく。
  4. 名前: 通常のナナシ #-: 2008/06/07(土) 15:20: :edit
    途中から君のぞじゃくなってるぞww
  5. 名前: 通常のナナシ #8gfOIHpU: 2008/06/07(土) 18:10: :edit
    米3
    シャッフルもありだな
  6. 名前: 通常のナナシ #-: 2008/06/07(土) 19:38: :edit
    ※3
    まあ中の人同じだしな
  7. 名前: 蒸発した名無し #-: 2008/06/07(土) 20:03: :edit
    光浴~びて~♪
    (光浴~びて~)
  8. 名前: 通常のナナシ #-: 2008/06/07(土) 22:36: :edit
    最後が酷い打ち切り方ww
  9. 名前: 通常のナナシ #-: 2008/06/08(日) 10:42: :edit
    キョンがなぜ責任を取るのかわからんのだが。
    時間に遅れたことと事故が起きたことは別の話だろ。
  10. 名前: 通常のナナシ #-: 2008/06/08(日) 21:49: :edit
    ※9
    確かにそうだよな。キョンは待ち合わせ時間にちょっと遅れてきただけなのに、何故こんなに責められるんだ?
    悪いのはトラックの運転手だろ?
  11. 名前: VIPPERな名無しさん #-: 2009/04/02(木) 19:40: :edit
    >みくる「ゔぅ゙ぁ゙ぁ゙ぁぁあ゙!!!」
    >みくる「ごぉ゙ぉ゙いずぅみ゙ぃ!!」

    デスノしか思い浮かばなかった
  12. 名前: 通常のナナシ #-: 2009/04/02(木) 19:57: :edit
    みくる死ね地獄に落ちてしまえ蛆虫が
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俺の妹がこんなに可愛いわけがない 黒猫 白猫Ver.
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